テラフォーマーズ

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テラフォーマーズ
ジャンル バトルアクションSF青年漫画
漫画
原作・原案など 貴家悠
作画 橘賢一
出版社 集英社
掲載誌 ミラクルジャンプ(第1巻収録分)
週刊ヤングジャンプ(第2巻収録分以降)
レーベル ヤングジャンプ・コミックス
発表号 (ミラクルジャンプ)2011年1号 - 6号
(ヤングジャンプ)2012年22・23合併号 - 連載中
巻数 既刊8巻(2014年2月現在)
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テラフォーマーズ』(TERRA FORMARS)は、作:貴家悠、画:橘賢一による日本漫画作品。

2013年版『このマンガがすごい!』オトコ編で1位、『全国書店員が選んだおすすめコミック2013』で2位を獲得した。

2014年2月18日にテレビアニメ&OVA化が発表された[1]

概要[編集]

火星のテラフォーミングのため放たれ、人型へと進化したゴキブリ「テラフォーマー」達と、それを駆除するために特殊な手術を施された人々との戦いを描いたSF漫画。

原作者の貴家悠は、当初は不良漫画を持ち込んだが、それを一読した編集者から「次は潜水艦か宇宙船か火星の漫画を描いてきて」と言われ、昔TV番組で見て覚えていた苔とゴキブリを用いた火星のテラフォーミング計画をSF漫画のアイデアとして選んだと言及している[2]

単行本1巻の帯では『バクマン。』に登場する漫画家の新妻エイジから「本当にあった最高に面白い宇宙のゴキブリ漫画」とコメントを寄せられている、

2011年、『ミラクルジャンプ』(集英社)創刊号より連載を開始し、同年6号まで掲載された(第1巻収録)。同年、『週刊ヤングジャンプ』(同社)27号(2011年6月16日発売)にて、『ミラクルジャンプ』版の22年前のエピソードである西暦2577年が舞台の、『テラフォーマーズ1』(テラフォーマーズ イチ、TERRA FORMARS ONE)が掲載された。『ミラクルジャンプ』3号(3rd MISSION、2011年5月6日発売)と『ミラクルジャンプ』4号(4th MISSION、2011年8月11日発売)の間に公開された読切作品である。

2012年、『週刊ヤングジャンプ』22・23合併号より新たに『ミラクルジャンプ』版の20年後(2619年)を舞台にした後日談、『TERRA FORMARS テラフォーマーズ[注 1]の連載を開始した。

作中に登場する、高速脱出機および対テラフォーマー発射式蟲取り網のmechanical designとして金世俊の名前がクレジットされている[3]

ストーリー[編集]

本作では約600年後の地球を舞台としているが、科学技術の発達以外、国の力関係や貧富の差などは現代のものと近いものとして描写されている。

2577年[編集]

TERRA FORMARS1(webにて公開中[4])。

人口の激増に伴い火星のテラフォーミングのため、21世紀の中頃に最初の手段として特殊なとゴキブリを火星に大量に放ち、地表を黒く染め上げることで太陽光を吸収させ、火星を暖めようとする計画が実行された。

宇宙飛行士6人を乗せた有人宇宙艦バグズ1号は火星へと向かう。目的は生息するゴキブリの調査と捕獲、そして2500年以降に火星へ送られた無人機からの通信が途絶えていることの調査である。ところが、船外へ出た直後、人間大の姿に異常進化したゴキブリに襲われ、乗組員は全滅する。しかし死の間際にジョージがゴキブリのサンプルを地球へと送ることに成功し、後に「テラフォーマー」と呼ばれるこの生物のサンプルにより人類は新たな技術を得た。

2599年[編集]

1st MISSION - 6th MISSION(単行本1巻)。

火星のゴキブリを駆除・清掃するため宇宙船バグズ2号は地球を発つ。火星に降りると15人の乗組員達はテラフォーマーの襲撃に遭う。乗組員達は「火星の厳しい環境下で任務遂行」の名目で受けさせられた、「バグズ手術」によって昆虫人間へと変身し対抗するが、テラフォーマーの想像以上の力と、無数の敵に囲まれ次々に仲間を失っていく。さらにテラフォーマーの力を独占しようとする者達の思惑に翻弄され、ついに小町と蛭間の2名を残し壊滅する。辛うじて2人は火星を脱出する。

2620年[編集]

第1話 - (単行本2巻 - )。

2620年、バグズ2号の失敗を受け、U-NASAは長らく火星開発を凍結していた。しかし、図らずも小町達が持ち込んでしまった致死率100%の「A・Eウィルス」による被害者が増加する。流行する前にその治療薬を作るべく、ウィルス培養のためテラフォーマーの捕獲が計画され、大型宇宙艦アネックス1号によって補充兵94名、幹部(オフィサー)5名、艦長の計100名の乗組員を送り込む。火星到着間際テラフォーマーの襲撃に逢い、乗組員は六班に別れ火星の方々に不時着する。テラフォーマーの更なる襲撃を乗組員はバグズ手術を発展させた「M.O.手術」によって得た能力を駆使して撃退するが、テラフォーマーも20年前のバグズ手術技術を奪うことで強化されていた。各班はアネックス1号での合流を目指すが、中国・アジア第四班の裏切りによってアネックス1号は占拠され、窮地に立たされる。

登場人物[編集]

バグズ2号乗組員[編集]

2599年に、艦長、副艦長を含む15人の若い男女で構成されている。隊員全員が「バグズ手術」を受けているが、手術の成功率の低さ故に、前科者であったり、高額の債務を抱えていたりと、やむをえない事情で参加する事になった隊員が多い。U-NASAから事前に言い渡されていた建前上の任務はゴキブリの駆除と清掃となっている。「緊急時のため」と事前に訓練を受けていた。

小町 小吉(こまち しょうきち)
1巻での主人公。日本出身。屈強な体格と逆立たてた黒髪といういでたちの大柄な22歳の青年。15歳の時に奈々緒が義父から虐待を受けている現場に遭遇し、思わず殴り殺してしまい少年刑務所へ入所させられた。出所後、奈々緒の後を追いバグズ手術を受ける。気さくな性格で、バグズ2号の他の乗組員と積極的にコミュニケーションをとっていた。
手術ベースはオオスズメバチ。その習性にならい非常に獰猛になり、両腕から生える毒針を使いテラフォーマーの集団を圧倒した。新たに誕生した「スキンヘッドのテラフォーマー」には劣勢を強いられたが、その力を脅威と認識され、辛くも一郎と共に生還する。
2620年では42歳となり、顎鬚と薄い口髭を生やすようになった。U-NASAに残留し、火星探索チーム総隊長及びアネックス1号艦長に出世し、日米合同第一班班長となる。M.O.手術を受けていないが、長年の空手の鍛錬により並外れた戦闘力を得ている。マーズ・ランキングは4位で専用武器は日本の研究者が開発した小吉自身の毒に対する解毒剤。
蛭間 一郎(ひるま いちろう)
日本出身。肌が荒れ、醜い顔をした、ずんぐりとした体型の18歳の男性。一見、肥満体のようだが非常に屈強な肉体で、それに加えて強靭な精神力、優れた頭脳を持つ。11人兄弟の長男であり、年の離れた幼い弟妹(弟6人、妹4人)がいる。父の死後、家族を養うため、いじめも意に介さず苦学し大学に受かるものの、その矢先に担任教師によって女子生徒を妊娠させた事件のスケープゴートにされ、大学合格取り消しと退学処分を受けた。その後、実家を支えるためにバグズ計画に参加した。
手術ベースのネムリユスリカの能力により仮死状態になると急激な温度変化や放射線、真空状態にも耐えることを可能している。ウッドとともに本田博士と内通し、テラフォーマーの卵鞘を持ち帰ることを任務としていたが、卵鞘から孵った「スキンヘッドのテラフォーマー」により任務は頓挫。その圧倒的な戦闘力に苦戦するも、ティンとの連携により1体を殺害する。小吉と共に地球へ生還した。
2620年では第502代日本国内閣総理大臣に就任した。傀儡政権の意味合いでの就任であったが、M.O.手術とテラフォーマーのから得られる利益を独占しようとする各国に対しうまく立ち回り、牽制する政治力を発揮した。真実の究明を小吉や弟達に託した。
秋田 奈々緒(あきた ななお)
日本出身。黒髪のロングヘアで前髪は眉の上で切り揃えている22歳の女性。小吉の幼馴染。義父から虐待や暴行を受けていたが、小吉に助けられる。義父の借金を返すためにバグズ計画に参加した。小学生の時のあだ名は「ゴリラ」。
手術ベースのクモイトカイコガ[注 2]は1000mの鋼鉄の糸を紡ぐ能力を持つが、火星に到着後に遭遇したテラフォーマーと会話をしようと不用意に近づいた際、能力を発揮する前に首を折られ後に死亡した。
ドナテロ・K・デイヴス
アメリカ出身で30歳の男性。バグズ2号艦長。宇宙飛行士を目指していたが、母親から父親が過去にU-NASAに反逆して死刑になった事実を伝えられその道を閉ざされる。その後「参加すれば宇宙へ行ける」バグズ計画に志願した。乗組員全員の事情と能力を一応把握しており、乗組員の中で唯一、バグズ1号が知的生命体により攻撃を受けた可能性があることを伝えられていた。手術ベースのパラポネラの能力により、テラフォーマーの攻撃をものともしない頑強な身体とテラフォーマーの身体を素手で簡単に破壊できる程の怪力を発揮できるようになる。隊員達を逃すための囮となり、機内の酸素を遮断し艦内に侵入したテラフォーマーを全滅させる事に成功するが、自身も酸欠状態となり倒れていた所を裏切ったウッドにより射殺された。
張 明明(チョウ ミンミン)
中国出身で27歳の女性。バグズ2号副艦長。デイヴス艦長にバグズ2号から車で脱出した後の指揮を任される。手術ベースはカマキリの一種で、腕が鎌のような形状に変化し、その切れ味はテラフォーマーの身体を容易に切断できるほど鋭利である。突然のテラフォーマーとの戦闘に対応できた数少ないメンバーであり、バグズ1号に待ち伏せしていた10数匹のテラフォーマーとの交戦には生還するものの、新たに誕生した「スキンヘッドのテラフォーマー」には手も足も出ず、鎌状に変化した右手をもぎ取られその鎌で首を切断され瞬殺された。
ティン
タイ出身。短髪で右目と鼻と左頬に切り傷がある21歳の男性。ミャンマー国境沿いにある山岳地帯出身。戸籍を持たず、乗組員で一番の貧乏人と称している。10歳の頃に人身売買に出された幼馴染の少女プロイを探すため、都会へ出てストリートチルドレンとして生きていたが、数年後、プロイは既に感染症により命を落としていたことを知る。
手術ベースとなったサバクトビバッタの脚力を生かしたムエタイを扱い、その蹴撃はテラフォーマーの体を切断するほどの威力を持つ。大群に囲まれた際に、薬の連続投与により翅を発現させ群生相へと変化し、更に獰猛さと脚力を増した状態となり敵を殲滅するも、新たに誕生した「スキンヘッドのテラフォーマー」との戦闘時の負傷による内臓の機能障害で変異が解消できず、今際の際にはほぼ全身がサバクトビバッタに変容してしまった。普段は冷めているような態度を取っていたが、小吉たちと共に戦ううちに仲間意識に目覚め、彼らとの別離の際には思いを吐露し涙を流した。
ヴィクトリア・ウッド
南アフリカ出身。眉尻を細く整え、左の前髪を染色しているやや男性的な喋り方をする19歳の女性。13歳の頃に父親を感染症で亡くし、兄弟とともに親戚中をたらい回しにされ、貧しい暮らしをしていた。12歳の時に缶詰の蓋で施された女性器切除(FGM)を気にして売春を行わず、死体などを盗むことにより生活していた。
裏切りを画策している本多博士側の人間であり、火星でも携帯の通信機で連絡を取っていた。変装している雰囲気が出るとわざわざテラフォーマーの生皮を被って行動し、酸欠状態になって倒れていたデイヴス艦長を射殺した。
手術ベースのエメラルドゴキブリバチの能力で、毒針となった両手の人差し指の爪を刺すことでテラフォーマーを自在に操ることができる。本田博士の計画とは別に、自身の能力を用いて権力を獲得し、力ある者に復讐するという野心を持っていた。しかし、卵から誕生した「スキンヘッドのテラフォーマー」には毒の効果が無く、脚を切断されて行動不能となった後殺害された。
ゴッド・リー
イスラエル出身。薄く顎鬚を生やしており、やや長髪の26歳の男性。捨て子だった所を武装勢力に拾われ、以降ずっと戦い続けてきた。戦火の中で育った経験から斜に構えた所があり、又、自信家でもある。マントを羽織り、頭にはバンダナをしている。
手術ベースのミイデラゴミムシの能力で過酸化水素ハイドロキノンを体内で合成し両掌にある孔から超高温の爆炎ベンゾキノンを放出することができる。体にはカメラが内蔵されており、ニュートンはそれにより火星の情報を得ていた。
自分の命に価値が無いことを自覚しており、テラフォーマーの巣を突き止めるため単独で調査に向かうが、「何か」を発見した直後に1匹のテラフォーマーと遭遇する。出会い頭にベンゾキノンの爆炎を放つも効果は薄く、白兵戦へと移行するも、殺害される。
テジャス・ヴィジ
インド出身。緩くパーマのかかった淡い色の長髪に黒く太い眉毛、厚い唇、浅黒い肌という風貌の26歳の男性。
手術ベースのメダカハネカクシの能力で、変異時、細く尖った口からガスをジェット噴射のごとく発射し長い距離を超高速で移動することが可能。大量のテラフォーマーに囲まれたバグズ2号から車で逃走する際に動力代わりに使用し、超高速で車を移動させ乗組員を無事逃走させたが、噴出する際にテラフォーマーから頭部を掴まれており、自身はその勢いにより首が千切れて死亡した。
マリア・ビレン
ロシアハバロフスクから車で3時間かかる中国国境近くの貧しい村の出身の女性。10代前半の頃は妖精のように美しい風貌を活かし、観光客を相手に売春をして暮らしていた。15歳の頃、台湾の資産家の養女になるが、その男の死後に多額の借金が発覚し、それを返済するためにバグズ計画へ参加した。寒冷地で育ったためゴキブリを知らず苦手ではないと語るが、台湾で初めてゴキブリを見た時はパニックになり、真っ二つにして殺している。
手術ベースのニジイロクワガタの能力で両腕が盾状に変化するが、テラフォーマーに素手で盾もろとも体を真っ二つにされ即死した。
ジャイナ・エイゼンシュテイン
カザフスタン出身。ボブ風の髪型の19歳の女性。手術ベースのクロカタゾウムシの能力で両腕が盾状に変化する。銃を持ったテラフォーマーに囲まれ、銃弾を防いで安心するも、数匹のテラフォーマーに四肢を掴まれ身動きが取れなくなり、力任せに首をねじ千切られ死亡した。
トシオ・ブライト[注 3]、ルドン・ブルグスミューラー、ジョーン・ウェルソーク、陽 虎丸(ヤン フワン)
人為変態をすることもなく、テラフォーマーに殺された。彼らの手術ベースはアネックス1号編に登場した、バグズ型テラフォーマーによって明らかになった。

アネックス1号[編集]

2620年に6人の幹部と、94人の乗組員で構成される。前回のバグズ二号の面々同様、金も仕事もない者たちが流れ着いたケースが多いが、A・Eウィルスに侵された身内や親しい人を救うために計画に参加している者もいる。

第一班[編集]

日米合同第一班で、班長は小町小吉。判明している班員は、シーラ・レヴィットマルコス・エリングラッド・ガルシア三条加奈子鬼塚慶次ジャレッド・アンダーソン開紀エリカ

小町 小吉(こまち しょうきち)
マルコス・エリングラッド・ガルシア
グランメキシコ出身。金髪で髪を立てている16歳の少年。シーラ、アレックスと幼馴染で、アレックスと共にアメリカへ不法入国した。極貧生活から抜け出すために渋々ギャングの仲間入りをするが、シーラの家族が同じ悲劇に会ったことを思い出しギャングに反抗し逃走した。その後、アレックスとと共にU-NASAに志願し、手術後に乗組員となった。子供っぽい性格だが、その戦闘力と責任感の強さを小吉から高く評価され信頼されている。
手術ベースはゴキブリの天敵・アシダカグモ。マーズランキングは9位で、アシダカグモの持つ凄まじい瞬発力と反射神経、筋力、獰猛さにより複数のテラフォーマーをものともせず蹴散らす。変異によって現れる空気の僅かな変化を感じ取る体表の毛と8つの目でテラフォーマーの動きに素早く反応する。ベースとなったアシダカグモと同様にスタミナには難点を抱えており、全力での戦闘可能時間は非常に短い。素手での戦闘の他、「アラクネバスターMKII」と名付けた専用武器である長棍を不良時代の喧嘩で鍛えた鉄パイプ術で巧みに扱い、人差し指から一本だけ出すことができる糸を活かして多節棍のようにして戦うこともできる。
三条 加奈子(さんじょう かなこ)
日本出身。後ろ髪を結んだ短髪の19歳の女性。
手術ベースのハリオアマツバメの能力で両腕が翼となり、陸上での行動や飛び立つ初速は遅いが、飛行速度においては通常のテラフォーマーを遥かに上回る。マーズランキングは15位で、専用武器の背中のバックパックに備え付けられたエアロパーツは飛行の補助と攻撃のためのブレードという二つの役割をもっている。縦横に空を飛び回りながら、衝撃波とともに高速飛行ですれ違い様にテラフォーマーを粉砕、両断する。日米合同班合流の際は燈とミッシェルの二人を運んでおり、人を乗せて飛ぶことも可能である。
鬼塚 慶次(おにづか けいじ)
日本出身。母親思いの実直な24歳の青年。地道な走りこみ練習を習慣のように続け、躱したら打つの教本のようなアウトボクシングでライト級を制した元世界王者。スーパーフェザー級世界一位となり二階級制覇の夢も目前という時に網膜剥離であることが発覚し引退する。目の手術は成功したが後遺症で遠くの物にピントが合わなくなってしまった。引退後に病床の母が亡くなったためもう戦う理由が無いと一度はU-NASAからのスカウトを断るも、もう一度本土から母の眠る故郷の島を見たいという素朴な願いが芽生え「目の良い生物」を手術ベースにする事を条件にアネックス計画に参加する。
手術ベースのモンハナシャコの能力で暗闇でもテラフォーマーの姿をはっきりと識別できる目とシャコ由来の高いパンチ力を備える。そのパンチ力は元々のボクシング技術と合わさり、全力で放てば強固な甲皮を持つクロカタゾウムシ型テラフォーマーを一撃で倒す威力がある。マーズランキングは8位。電磁波等も見ることができるため、それを用いた偵察を任されることもある。
ジャレッド・アンダーソン
アメリカ出身。仲間思いな性格をしている25歳の大柄な男。手術ベースのシャチの能力で、ハクジラ亜目特有のメロン器官を使った「反響定位」を利用した広範囲に亘る索敵が可能で、敵以外にも地中にある地雷なども発見することができる。
「テラフォーマー発射式蟲取り網」を打撃武器として使ったり、咄嗟に網を応用して爆撃の余波から仲間を護るなど巧みに扱う。
シーラ・レヴィット
グランメキシコ出身。セミロングの髪に髪留めを着けている16歳の女性。祖国ではいわゆる小金持ちの娘であり、父がアレックスとマルコスの親をそれぞれ雇用していた。子供の頃は3人で仲良く遊んでいた。長期の給料未払いを理由に従業員から暴動を起こされ、父は自殺。親類を頼ってアメリカへと渡るが、母は国境を横切る砂漠で死亡した。U-NASAに救助された後にM.O.手術を受け、無事成功し、乗組員となる。同時期に手術を受けた幼馴染や燈、エヴァと仲良くなり、小吉には片想いをする。マーズ・ランキングは89位と低いため非戦闘員であったが、脱出機に侵入したテラフォーマーを網で捕獲することに成功した。しかし、捕獲個体の両掌から射出されたベンゾキノンにより胸を貫かれ致命傷を受ける。声を発することは出来なかったが、最期は小吉の腕に抱かれ、涙を流しながら想いを伝えて死亡した。優しい性格で、マルコスからは異性というより一人の人間として深く尊敬されていた。

第二班[編集]

日米合同第二班で、班長はミッシェル・K・デイヴス。判明している班員は、膝丸燈アレックス・カンドリ・スチュワート柳瀬川八恵子ペギー・フォーティウォルフ・レッドフィールド。他6人で構成されている。

ミッシェル・K・デイヴス
アメリカ出身。U-NASA火星探索チーム総隊・副長。日米合同第二班班長。眼鏡をかけた男勝りな性格の美女。火星到着後に25歳となった。
バグズ2号艦長、ドナテロ・K・デイヴスの娘であり、火星で亡くした父の仇討ちの為に生きている。飛び級で大学を卒業、空軍での訓練を経て22歳で火星探索チームの幹部となった。任務に対する強い意志、そしてテラフォーマーへの激しい怒りと憎しみを抱いている。
バグズ手術を受けた父からパラボネラの能力を遺伝しており、筋肉が高密度に発達した常人とは違う体のため、周りの人々からは距離を置いて生きてきた。素の状態でテラフォーマーの外皮や四肢を容易く粉砕する。さらにM.O.手術を受け、希少種・バクダンオオアリ[5]の能力、揮発性の液体を作り出し、攻撃と同時に敵体内に流し込むことで敵を内部から炸裂させる他、口から霧状にして噴出する事も出来る。手加減の困難な殺傷力の高さゆえに捕獲は苦手としており、マーズランキングは5位。専用武器は対テラフォーマー用起爆式単純加速装置『ミカエルズ・ハンマー』。スーツの肘やブーツの踵に仕込まれたブースター状のものを起動させることで文字通り、攻撃力やスピードを爆発的に上昇させることができる。反面身体にかかる負担も大きく、多用は出来ない。
生来のM.O.と手術による後天的M.O.を併せ持つ存在は彼女と燈だけであり、彼女らは探索チームにおいても最大の戦力、人類の希望になると目されている。
膝丸 燈(ひざまる あかり)
第2巻収録分以降の主人公。日本出身の20歳。人間離れした身体能力と屈強な肉体を持つ古流柔術の達人。見た目は東洋人だが、実の両親の素性や国籍は不明、孤児院で暮らしていた。ミッシェルと同じく「親がバグズ手術後に生まれた子供」であり、親の能力が遺伝しており、感情が高ぶると勝手に変異しM.O.の力を発揮してしまう。幼少の頃から度々変異が発現して異形の風貌となっていたため、「化物」「妖怪」と呼ばれ虐められていた。
A・Eウィルスの病に侵された幼馴染の百合子を救うため、タイ王国での非合法な地下闘技場の大会に出場し手術費用を稼いでいたが、治療が間に合わず死亡。失意の中、百合子と同じ病気の子供春風桜人を救うため小吉のスカウトを受け、M.O.手術を受けて火星探索チームに参加する。
手術ベースは絶滅危惧種・オオミノガ。生物界で最も強靭なオオミノガの糸を作り出し、自在に操る。その糸はテラフォーマーの筋力やニジイロクワガタ型の刃でも切る事が出来ず、燈の武術と合わせて多彩な用途・戦術に応用され、特に単独での戦闘・捕縛能力に秀でている。マーズランキングは6位で、専用武器は兵器に使われる合金を容易く切断する、対テラフォーマー振動式忍者刀『膝丸』。経験の浅い新米でありながら既に幹部に匹敵する実力を有している。生来のM.O.と手術による後天的M.O.を併せ持つ彼とミッシェルは、探索チームでも最大の戦力、人類の希望になると目されている。
アレックス・カンドリ・スチュワート
グランメキシコ出身。やや長い黒髪で垂れ目の男性。火星へ航行中の艦内で18歳となった。
シーラ、マルコスとは幼馴染で、マルコスと共にアメリカへ不法入国し、カリフォルニア州東部の町サニープールに住んでいた。速球に自信がありメジャーリーガーを目指していた。貧しさに喘ぎ、マルコスと共にU-NASAに志願兵として訪れた際にシーラと再会、M.O.手術に成功して無事乗組員となった。
手術ベースは鳥類最強の握力を誇るオウギワシで、人為変態時には両腕が翼に変わる。マーズランキングは12位で、専用武器は攻撃用に改良された野球ボール。本人の特技である投球と、強化された視力・腕力・握力を活かし、正確なコントロールと強烈な威力を併せ持った豪速球で長距離狙撃する。変化球も可能としている。その球威はテラフォーマーの肉体を貫き、球速は並のテラフォマーは反応することさえできない程である。飛ぶこともできるが本人曰く訓練もしていないためあまり得意ではない。

第三班[編集]

ロシア・北欧第三班で班長は、シルヴェスター・アシモフ。班員全員が戦闘員であり、判明している班員は、エレナイワン・ペレペルキナアレクサンドル・アシモフニーナ・ユージックアーロン・ユージックサーシャセルゲイ・セレズニョフ。班員数は12名。ピラミッドを他の班に先んじて調査するという任務のために、第四班の工作に協力していたが、第四班の裏切りを知り、日米側の味方に付く。研究のためアネックス1号を奪還すべく第四班と交戦したが、テラフォーマーの軍団・中国班の細菌型の前に撤退し、5名だけが生き延びた。

シルヴェスター・アシモフ
ロシア・北欧第三班班長。筋骨隆々の巨漢で、眉毛とモミアゲから生える顎鬚が濃く、前髪はオールバック、長い後ろの髪は一本縛りにしている51歳の男性。ロシア支部(旧ロシア連邦宇宙局)隊長で柔道7段の段位を持つ。葉巻を愛飲し、好きな酒はウォッカ。
「軍神」と呼ばれていた軍人で、元々は連邦ではない小国の陸軍に所属していたが政権の消滅を機に一線を退く。しかし身重の愛娘がA・Eウィルスに侵されたことを知り、自らアネックス計画に志願した。強面だが、冗談を好む茶目っ気のある性格で、班員からは「隊長」と呼ばれ、頻繁に漫才じみたやりとりが起こるなど慕われており、義理の息子のアレクサンドルの事も本当の息子同然に想っている。
手術ベースは世界最大の蟹・タスマニアン・キング・クラブ。通常のテラフォーマーの攻撃だけでなく、至近距離からの銃弾すらも防ぐ硬度の甲殻と、手足の防衛自切と再生能力を有する。複数のテラフォーマーに組み付かれても容易く振りほどいて押さえつける、自身の数倍もある巨大な物体を投げ飛ばす等膂力にも優れる。マーズランキングは3位。
イワン・ペレペルキナ
ロシア出身。ロシア支部所属。左目周りの頬から額にかけて大きな傷跡がある16歳の少年。明るく人懐っこい性格で、各国の思惑が交錯するアネックス計画を単なるワクチン製作のための作戦と考える純粋な一面がある。地球を離れ20日後、1班と4班の人間の喧嘩を止めに入り殴られ、治療してくれたシーラに一目惚れする。
手術ベースは、毒性が強い幻覚性物質を含む植物であるチョウセンアサガオ。アルカロイドを打ち込むことで幻覚症状をおこし行動不能に陥らせることができ、加減次第で鎮痛剤として用いる事もできるが毒性が強すぎるため、成分量の調整が難しい。マーズランキングは10位で、専用装備として左腕にチョウセンアサガオの成分を催涙弾のようなものに詰めることができる装置を装着しており、広範囲を制圧出来る。
同じ班員にエレナという姉がいたが、エレナは火星の密集ピラミッドで遭遇したテラフォーマーの捕獲を試みた際に予想していなかったメダカハネカクシの能力により返り討ちにされ殺された。
アレクサンドル・アシモフ
ロシア出身。ロシア支部所属。スキンヘッドにサングラス、右目に縦に走る傷という容貌の28歳の男性。現在の髪型は妻に髪を剃られたことに起因している。イワンの先輩にあたり、「アレキサンダー先輩」と呼ばれている。剽軽な性格で冗談を言ったり悪態をつくことが多い。幼少期から成績オールAと非常に優秀であったが中学卒業後、軍隊に入る。シルヴェスターの娘ジーナと結婚した為シルヴェスターの義理の息子にあたる。親の顔も知らず天涯孤独だったが、初めて出来た家族を護るためにアネックス計画へ参加した。
手術ベースのスマトラオオヒラタクワガタの能力で、両手はテラフォーマーすら両断するほどの切れ味を持つ。マーズランキングは7位で、専用武器は自らの大顎を充填、発射でき、弾切れの無いスペツナズ・ナイフ「カフカス・カリンカ」。
第四班との交戦中に襲来したオニヤンマ型テラフォーマーに左腕を切断され、さらに細菌型の特性の発動により第三班が撤退を余儀なくされる中、一人アネックス艦内に残り、片腕かつ細菌によって弱った状態ながらも即席トラップを用いて第四班の半数以上を制圧した。その後、西に圧倒されるも、薬の多量投与で全身を変容させ追い詰めるが、紅の願いに絆されてトドメを刺せず、力尽きて絶命した。

第四班[編集]

中国・アジア第四班で班長は劉翊武(リュウ イーウ)。現在名前が判明してる班員は爆致嵐(バオ ツーラン)ジェット西(シイ)ドルヂバーキ紅(ホン)李(リー)陳(チェン)高俊(ガオ ジュン)。班員数は18名。一日目の夜に全滅したように見せかけ、本来の目的である生まれつきモザイクオーガンを持つミッシェルと燈の捕獲を企む。隊員は手術ベースも含めたあらゆるプロフィールが偽装されており、総じてマーズ・ランキングは低く、アネックス1号内で破壊工作がしやすいように各隊員は表向きは「宇宙工学要員」として計画に参加している。実際は対人戦闘を想定しており、不完全変態手術を受けているため実力も高い。アレクサンドルの決死の反撃により劉、爆、ジェット、西、ドルヂバーキ、紅の6人を除いた班員が全滅し、残った班員も大きなダメージを受けた。

劉 翊武(リュウ イーウ)
中国出身。中国・アジア第四班班長。オフィサーで一番の長身で顔には立派な髭を蓄え、眼鏡をかけている42歳の男性。既婚者。
一人称は「僕」で配下の隊員たちからは「将軍」と呼ばれている。冗談まじりの軽い口調だが冷淡な性格をしている。
その後は偽物の死体を使った偽装工作で一時行方をくらまし、地雷や対空兵器などの近代兵器で完全武装した状態で日米合同班を待ち伏せしていた。
手術ベースはヒョウモンダコであるが、他国には手術ベースをアナコンダと公表していたので自身のマーズ・ランキングは44位と低いものとなっているが相当な実力を持った拳法家で、人為変態時に生える蛸足状の触手を利用した発勁を扱う。またタコ目(八腕目)の特徴である触腕の再生能力も持ち合わせている。フグ毒等で有名なテトロドトキシンを攻撃や自らの痛覚の遮断に使い、さらにテトロドトキシンが効かない甲殻類を麻痺させるハパロトキシンを霧状にして周囲に散布できる他、目潰しに口から墨を吐く事も出来る。不完全変態手術により、変異していない状態でも高い戦闘能力を持つ。
ジェット
タイ出身の男性。口が悪く、アネックス1号が航行中に第一班の隊員と揉めたりしている。
手術ベースのニシキテッポウエビの能力で、手や足から衝撃波を発生させることが出来る。それにより遠方の対象も攻撃でき、ミサイルを搭載した車両を浮かせるほどの衝撃波も放てる。マーズランキングは61位だが、その特性を活かした非公式の専用武器、全方位ソナー銀河蝦虎魚(ギンガハゼ)を持ち込んでいる。
西(シイ)
中国出身。両耳にリング状のピアスを着けた気の強い女性。肌の色を保護色のように変化させ周囲に溶け込む能力を持っており、切断された手足も能力により再生することができる。アレクサンドルとの戦闘では触手をおとりにする技術も見せた。アレクサンドルは変身ベースをイカの一種と推測した。格闘戦能力も高くアレクサンドルを圧倒したが、マーズランキングは99位に偽装されている。
紅(ホン)
中国出身。第四班の非戦闘員。元々軍人ではなく、手術ベースに適合するという理由で選ばれた少女で、貧しい家庭に孝行するために手術を受けた。
手術ベースは細菌型で、ベースとなった生物は地球では使用を制限されている細菌兵器である。不完全変態手術により通常の状態でも紅の全身からは常に毒素が撒き散らされており、変異状態になるとアネックス1号を囲む程度の範囲の空気中に毒素が拡がり、感染するとテラフォーマーは数秒で絶命し、人間もワクチンによる処置をとらなければ命を落としてしまう。
爆(バオ)
中国出身。坊主頭の太眉の男性。合理的な性格で判断に躊躇がない。マーズランキングは50位に偽装されているが、不完全変態手術により実力は高い。

第五班[編集]

ドイツ・南米第五班で班長はアドルフ・ラインハルト。判明している班員はエヴァ・フロストイザベラ・R・レオンワック・エリクソンサンドラ・ホフマンエンリケフリッツアントニオレイシェルジョハンミラピクス

アドルフ・ラインハルト
ドイツ出身。ドイツ支局所属。ドイツ・南米第五班班長。襟長の服を着て常に口元を隠した27歳の青年。心優しい性格故に、死別の悲しみを負うことを避けるため、普段は淡泊で冷酷な態度をとっているが、乗組員はその性格を理解しており、他班を基本的に信頼していないミッシェルからの信頼も厚い。愛妻家。
両親はバグズ手術の失敗で死亡しており、幼少時より軍に買われてM.O.手術の実験体として育った。自分の命に価値を見出だせず、絶望の中で生きていた時に現在の妻に出会う。自分を人間として接し愛してくれた彼女を「自分を人間にしてくれた」と深く尊敬し愛しているが、生まれた子供にM.O.器官がなかったことで妻の浮気を疑い、そんな己の弱い心を深く卑下している。
手術ベースは一属一種の電撃生物・デンキウナギ。全身の筋肉に発電器官を備え、その電撃の強さはテラフォーマーを殺傷するほどに強力。M.O.手術が確立する前の技術で手術されており、それ故ツノゼミによる身体強化はされていないものの、マーズランキングは2位で、専用武器である避雷針の効果を持つクナイ状の手裏剣を組み合わせて放電し攻撃する。薬をさらに吸引することでより強力な電撃を放つことができ、数十体のテラフォーマーを殺害する制圧力を誇るが、その出力に全身の安全装置は破損してしまい、自身も無事では済まない。
電撃の他にも、体表から分泌する粘液で相手の直接攻撃を逸らす、磁場を利用してレーダーのように敵の存在を感知する、電磁力を操って弾丸を逸らすなど、幅広い能力を持つ。
火星到着最初の夜に、数百のテラフォーマーの大軍による襲撃を受け、単騎で真っ向から迎え撃ち死闘を繰り広げ絶命した。その直後、アドルフ本人にも知らされていなかった体内内蔵の装置が起動し、第五班メンバーとテラフォーマーの軍勢を爆発を思わせる強大な閃光の中に巻き込んだ。
エヴァ・フロスト
ドイツ出身の18歳。アドルフにより連れてこられた補充兵。ロングヘアでネガティブ思考の持ち主。同時期に手術を受けることとなったシーラ達と仲良くなる。
アドルフが倒れた際には、人為変態をしていない状態にも関わらず、テラフォーマーに立ち向かった。

第六班[編集]

ヨーロッパ・アフリカ第六班で班長はジョセフ。判明している班員はマルシア。火星に到着後、脱出機がテラフォーマーの集団に囲まれて以降、非戦闘員の班員は岩場に隠れており、ジョセフはテラフォーマーズたちを引き離す為、単独行動をしていた。

ジョセフ・G・ニュートン
ローマ連邦出身。ヨーロッパアフリカ第六班班長。プレイボーイな言動の24歳の美青年。独身。小吉からは「ジョー」と呼ばれている。
600年をかけて、容姿・能力・病気への抵抗を目的に人間として品種改良を行ってきた一族の本家の出で、輝かしい経歴を歩んできた。
火星到着直前にアネックス号にテラフォーマーが侵入した際、ミッシェルの部屋の鍵を切断して侵入して彼女に変異用の薬を届けたが、彼女にドン引きされたことには気づいていない能天気な性格。一見すると軽薄な人物にも見えるが、女性を足蹴にするような行為には怒りを露わにするなど、彼なりの美意識と信念を持つ。
手術ベースは不明だが、マーズランキング1位。剣を扱い、変異することなく数千体ものテラフォーマーの死体の山を築くほどの実力者。
さらにはテラフォーマーの生態について、MO手術の性質についてもそれなりに詳しいらしい。

U-NASA[編集]

アレクサンドル・グスタフ・ニュートン
白髪で顎鬚を多く蓄えた年老いた男性。両目の周りに大きく特殊な傷があり、いつも葉巻を咥え、怪しげな笑みを浮かべている。ジョセフ・G・ニュートンと同じ一族でバグズ1号乗組員ジョージの祖父でもある。「ラハブ」というものについて詳しいことを知っている。
2577年には既にU-NASAに関わっており、「バグズ1号計画」の惨事を公表しないことに憤慨する「バグズ1号計画」司令官M・K・デイヴスに彼自身の更迭を示唆した。
2599年にはU-NASA「バグズ2号計画」では最高責任者となり、バグズ手術において強力なボディを持つ昆虫を厳選した。テラフォーマーの卵鞘を破壊するよう小吉らに指示したが、一郎とウッドの裏切りにより失敗する。
本多晃(ほんだ こう)
2599年時、東工大教授の博士。国立城南高校出身。技術者として「バグズ2号計画」に関わっているが、核兵器が持てず国連で立場の弱い日本のために抑止力・戦力としてテラフォーマーを活用するため、彼等の卵鞘を秘密裏に持ち帰るという独自の計画を画策していた。バグズ手術の内幕に侵入して、一郎とウッドを自らの計画のために取り込んだ。携帯通信機で連絡を取りウッド達に指示を出していたが、進化した個体の誕生により計画は頓挫した。母校では火星についての講演なども行う。
2620年ではU-NASAから追われる身となっており、見つけ次第殺害せよと手配されている一方、燈という人工的にバグズ能力を持つ子供を生み出した唯一の科学者であるため、その技術を各国から狙われている。埼玉県字浦(あざら)市で名と姿を変えてバーのマスターをしているが、七星に保護された。燈の存在を知っている一方でミッシェルのことは知らなかった。
蛭間 七星(ひるま しちせい)
蛭間一郎の弟。14人いる「アネックス1号計画」副司令官の一人で日本航空自衛隊三等空佐。オフィサーを集め火星への任務とA・Eウィルスについて説明した。アネックス1号が地球を発った39日後に本多博士の居場所を突き止めた。日本の自衛を第一に考えており、本多の持つ情報を欲している。
燈を「何の罪もない日本の若者」として見ており、国家の利害だけではなく心情的にも守ってやりたいと考える好漢。

テラフォーマー[編集]

地球からテラフォーミングのために火星に放ったゴキブリが異常進化した生物の総称。地球人は主に「ゴキブリ」と呼ぶ。体長は約2メートル以上で筋骨隆々で、頭部から首の後ろにかけてパンチパーマ状の頭髪が生えている。顔立ちは鼻の下の溝が長く、原人のような顔をしており基本的に無表情である。痛覚こそないが、体内構造は人間に近く、脊椎を有し脳の形状や眼球も人間そっくりになっており、ゴキブリの形態的要素は甲皮、気門、触角、尾葉、羽くらいしか残されていない。腕力が高く、薬で変身した乗組員も無防備ならば素手で簡単に破壊される。体も強靭で熱に強く、多糖類アミロースでできた甲皮を全身の気門から入る酸素で直に燃焼させることで爆発的な運動量を得ているが、生命活動に必要な酸素は肺呼吸で得ている。身体のコントロールは胸部の食道下神経節に委ねられているため、呼吸及び食道下神経節が無事ならば、首が破壊されても活動することがある。逆に言えば喉を潰すか食道下神経節を破壊することで活動を止められる。普段は「じょう」「じじょう」「じょうじ」「じょうじょう」といった音声でコミュニケーションを取り、瀕死の際は「ギィ、ギィ」と鳴く。幼生の描写[6]もされており、体長は成虫の腰の高さほどとなっている。駆除される前にDNA情報の詰まった卵を隠す場合がある。

脳も進化しており、知性を持っている。銃器や網、旗などを使用する他、人間の機械の扱い方を理解し、初めて見るはずの高速脱出機を操縦することも可能としている。「ANNEX1 2620」では組織化が進んでおり、階級や役割のようなものを与えられた個体が存在し、腕に紐を巻いた個体がテラフォーマーの部隊を統率している。膝丸燈は「リーダーにはなんらかの明確な目標がある」と推測している。また、人間を狙う際の優先順位がある。

バグズ2号の遺したカイコガで養蚕を行い、布や食料としても利用している。また、カイコガという動物性タンパク質を摂取したことで、より筋肉質な肉体をした、両腕に紐を3本ずつ巻いているテラフォーマーも複数存在する。

火星では、原始的な移植手術によりバグズ2号で死亡した乗組員の能力を持った個体「バグズ型テラフォーマー」[7]が登場し、 更に88話からANNEX1号で死亡した乗員の能力を持った個体も登場している。体格は普通のテラフォーマーと同じ者が多いが、中にはカイコガを摂取したと思しきバグズ型テラフォーマーもいる。

外見のデザインは「絶滅した原人」等を造形の参考にして描かれている[2]

手術ベース 特徴
ミイデラゴミムシ 左腕に紐を1本巻いている。
掌から超高温のガスを放出する。
サバクトビバッタ 両腕に紐を1本ずつ巻いている。
長距離をジャンプする等、強靭な脚力を持つ。
ゲンゴロウ 右腕に紐を1本巻いている。
両手が吸盤のようになっており、掴んだものを離さず、両脚もブラシ状で水中を自在に泳ぐ。
メダカハネカクシ 左腕に紐を2本巻いている。
背中にガス噴射口があり、高速移動が可能。
クロカタゾウムシ 褌をしている。「下がり」は4本。
カイコガを捕食した巨体に加え、高強度の甲皮を有し、鍛え抜かれた筋肉に裏付けされた腕力とスピードを併せ持つ。
クモイトカイコガ 褌をしている。「下がり」は6本
全身が毛に覆われている。1000メートルもの鋼鉄に匹敵する強度を持つ糸を紡ぎだす能力を持ち、その糸を攻守共に巧みに使いこなす。
力関係はクロカタゾウムシ型より上とマルコスは推測した。
ニジイロクワガタ 全身の甲皮が玉虫色に輝き、条件が揃えば高い迷彩能力を発揮する。また甲皮の強度もミッシェルの蹴りに耐えられるほど硬い。両腕にいくつもの刃がついてる。
オケラ 左腕に紐を3本巻いている。
背中を丸い前翅で覆っている。太く発達した腕とキャッチャーミットのような大きな掌、鋭い爪で地中に潜ることができる。
オニヤンマ 首から紐を3本下げている。
複眼と大きな翅を持ち、体には縞模様が入っている。飛行能力が発達しており、急発進、急停止等が可能な上、変異した人間の胴体も引きちぎることができる。
パラポネラ ビキニパンツを履いている。
前腕が肥大化しており、片腕で脱出機を持ち上げるほどの筋力を持つ。
マイマイカブリ 袴を履いている。
腐食性の酸を放出する。武術にも精通し、能力に頼らずとも高い戦闘力を持つ。
テッポウウオ 左腕に包帯を巻いており、鱗と鰭が生えている。
水を飲むことで、貫通性の高い水流を掌から放出することができる。

スキンヘッドのテラフォーマー[編集]

「BUGS2 2599」で卵鞘より新たに生まれた種。それまでのテラフォーマーと違い頭髪がなく、原作者は「スキンヘッドのテラフォーマー」と称している[2]。知能も高く不気味な笑顔を浮かべることもできる。より動作も素早く洗練されており格闘技のような技も繰り出し、より人間に近いとされる。1日と経たず孵化し、孵化直後でも体長は旧型の成虫と変わらず、すぐさま人間に対し敵意をもって戦った。ヴィクトリア・ウッドのエメラルドゴキブリバチの毒に対する耐性を持って産まれたが、小吉のスズメバチの毒はすぐさま危険と判断していた。

バグズ型を含む全てのテラフォーマー達の統率者的な立場にあり、「BUGS2 2599」で火星に残されたバグズ二号の乗組員達の遺体を使ってバグズ型テラフォーマー達を誕生させた。また額に、それぞれの個体によって異なる模様を持つ。

額の模様 登場 備考
・|・ BUGS2 2599 蛭間一郎とウッドが地球に持ち帰ろうとした卵鞘から誕生。相手の攻撃に合わせたカウンターも行い、いち早く小吉の両手の毒針を引き千切るなど知能が高い。最終的には小吉の渾身の一撃により窓を突き破り船外へ放り出されるが、小吉と一郎が地球へ逃走する際にはまだ生存していた。
ANNEX1 2620 腰布を巻いて銃を解体している様子が描かれた。左頬に、20年前に小吉に殴られた時の傷跡[2]が残っている。
\・/ BUGS2 2599 蛭間一郎とウッドが地球に持ち帰ろうとした卵鞘から誕生。首が折れても戦い、一郎を苦しめたが、ティンにより左腕をミンミンの鎌で切断され、落ちていたウッドの銃により一郎から止めを刺された。
\・|・/ ANNEX1 2620 右目が斜視となっており、腰布を巻いている。火星一日目の夜、大軍勢を前に満身創痍の第五班のもとに現れた。表情豊かで、より複雑な鳴き声で会話のように喋る。高いカリスマ性と明確なビジョンでテラフォーマー達を導いていたとされ、文字を開発し、テラフォーマーの社会システムを構築した。
アドルフとの戦いで重傷を負って逃げ出し、ジョセフによって切断された首が確認された。この個体の死亡により、指揮を頼り切っていたテラフォーマー側の足並みは数日間大きく乱れた。

用語解説[編集]

テラフォーミング計画
地球の人口激増によって起こりうる環境破壊やエネルギー問題を懸念し、火星を人の住める環境にする計画。火星の地中に大量の二酸化炭素が内在していることが判明したため、火星を暖めることで二酸化炭素を流出させ、それによる温室効果により次第に気温を上昇させることが目的。20世紀の科学者達はその最初の手段として、ストロマトライトを改良して生まれた特殊な苔(藻類)[注 4]とそれを食料とする改良したゴキブリを火星に大量に放ち、地表を黒く染めることで太陽光を吸収し暖めることが可能ではないかと考えた。2077年(バグズ2号が火星に向かう500年前)にゴキブリが放たれており、バグズ2号が火星に到着した時には乗組員が寒さを感じない気温になっていた。
U-NASA
アメリカワシントンD.C.にある国連宇宙局。バグズ計画を主導しており、バグズ手術の技術を独占している。バグズ1号から送られたテラフォーマーの首をサンプルとし、研究を重ねている。2619年にはクローン技術によりテラフォーマーの復元に成功しており、戦闘訓練や研究に使用されている。敷地内には手術用の病棟もある。2604年にアメリカ以外の加盟国からの圧力に負ける形で火星開発の計画を公表したが、バグズ1号、バグズ2号に関する詳細は隠蔽されている。
バグズ1号
2577年に火星へと向かった有人宇宙艦。乗組員は優秀な宇宙飛行士で構成されている。同年8月21日、火星到着後間もなく全滅し、地球との連絡が途絶える。その惨事は当時、何一つ公開されなかった。22年後も電力は残っており、バグズ2号の乗組員が中に入ることができた。地球に向かって飛ばせる小型ポッドが備えてあり、テラフォーマーのサンプルを送った。
バグズ2号
2599年にバグズ計画により火星へ向かった宇宙船。火星の大気圏に到着するまで39日要した。裏口には車庫があり10人ほど乗れる6輪の自動車が格納されている。U-NASAは車とも通信が可能。
マーズレッドPRO
屋外の広範囲に散布し害虫を駆除する薬品。バグズ2号の任務のために農業薬品メーカーにより製造された。テラフォーマーには全く効果がない。
カイコガ
絹糸や貴重な動物性タンパク質を得られる食料として、バグズ2号に積み込まれていた。2620年の火星ではテラフォーマーによって飼育されており、地球上では退化して飛べないカイコガが火星では普通に飛び回っているなど、わずか20年で著しい異常進化を遂げている描写がいくつか見られる。
アネックス計画
A・Eウィルスのワクチンを作り出すことを目的とする火星有人踏査計画。1人の司令官と14人の副司令官がいる。小吉が燈と出会った2619年時点では2年後の2621年に火星へ出発を予定していたが、主導権を握らんとする各国の思惑が交錯しており、2620年3月4日にアネックス1号の出発が早まった。アネックス1号では国・地域毎に6つの班に分かれている。
アネックス1号
2620年3月4日にアメリカ合衆国ネバダ州南部からM.O.手術を受けた100名の乗組員を乗せ火星へと打ち上げられた大型有人宇宙艦。バグズ2号と同じく到着までには39日を要する。艦内の居住エリアは人工的に低重力を作り出してある。幹部エリアは原則的に立ち入りが禁止されている。薬は倉庫、高速脱出機、幹部の個室に収納されている。ウィルス研究の設備が搭載されている。脱出機には薬の他に、40日分の飲み水、「虫籠」も装備されている。
オフィサー
艦長である小吉を含む6人で構成される幹部。人間側の“兵器”とまで称される主力陣であり、各国より選り抜かれた対テラフォーマー戦のプロフェッショナルであり、通常のテラフォーマーを全くよせつけない実力を有する。主に軍隊出身者であり、クルーたちを指揮する。
マーズ・ランキング
「火星環境下におけるゴキブリ制圧能力のランキング」の略称。テラフォーマーの生け捕りを前提にした制圧能力を各乗組員に対して格付けしたもの。上位には小吉を初めとしたオフィサーが名を連ねる。制圧能力には手術ベースの特性が影響している。下位の者は通常のテラフォーマーにも全く敵わない。
専用武器
マーズ・ランキング15位以内の者に限り、『己の技術』か『己の特性を最大限に活かすもの』という条件付きで携帯を許可された武器。これには武器がテラフォーマーに奪われた際のリスクも考慮されている。『より確実に効率よくゴキブリを制圧するため』という理由のもと『武器』と呼称されるが、小吉の解毒剤のように個人の能力によって開発され、制圧に向かない道具も含まれている。
プランα(プラン アルファ)
火星到着後、小吉の指揮により、アネックス1号を中心に全員で行うウィルス調査。オフィサーとマーズ・ランキング上位の者が前線に防衛線を張り、下位の者がその内側でサンプルの採取や研究を行い、目標数のウィルスを確保後に地球へと帰還する計画。
プランδ(プラン デルタ)
アネックス1号で帰還が不可能な際の予備プラン。100人を6つの班に分けて高速脱出機に乗り、全滅を避けるため別々の方向へ飛び火星へ着陸。着陸次第、アネックス1号へ集合し、ウィルス研究を続けながら、40日後に地球からの救助船により帰還する計画。独立した班の指揮は6人のオフィサーが行い、本艦の研究設備が大破していた場合は各班がテラフォーマーを捕獲する必要がある。
対テラフォーマー発射式蟲取り網
大型の銃のような形状で照準器を使用後に引金を引くことで大型の網を射出する。網は、ドイツがテラフォーマーの筋力の3倍でも千切れないよう開発した繊維でできている。銃口部分をハンマーのように扱い、テラフォーマーの頭部を破壊することも可能である。
バグズ手術
「テラフォーマーの免疫寛容臓移植術」および「骨肉細胞における昆虫のDNA配列とのハイブリッド手術」の総称。火星環境での長時間任務を可能とするための手術で、昆虫のDNA配列を後天的に組み込み、軟弱な人間の骨肉細胞を昆虫のものに変化させることを可能にした。実験段階では人と相性のいいショウジョウバエを使用すると他国の技術者には告げられていたが、強度が上がらず別の昆虫へ変更された。共存できない筈の昆虫の組織を人体が拒絶するのを防ぐための手術の成功生存率は30%。さらに注射器によって液体の薬剤を注入することで組織のバランスを崩し、昆虫人間に変身することでより昆虫の特性を引き出すことが可能となる。しかし、効果が長く続きすぎた場合、人間の体が持つ免疫によりショックを起こし死に至る。成分は肝臓と腎臓で分解されるため、臓器を損傷している場合は徐々に昆虫へと変化していく。テラフォーマーの免疫寛容能力が手術の基礎となっており、“開放血管系の併用”と“強化アミロースの甲皮が目玉である。
M.O.手術(モザイク オーガン オペレーション)
アネックス1号の乗組員に施された“人為変態”手術。原理自体はバグズ手術と同様だが、技術の進歩により、地球に現存する生物全種類がベースに使用できるようになった。さらに多様性に富んだツノゼミ類の甲皮・開放血管・筋力をベースの形状に合わせて「上乗せ」することも可能となっている。この技術はアドルフが実験体となってドイツ軍が開発した結果である。これにより昆虫型はより堅く強力に、昆虫型以外でもバグズ手術の強みである昆虫型の素体能力を有した状態で様々な生物の特長・能力を使用できる。
手術の成功生存率は36パーセント。女性の方が手術への適合性が高い。遺伝により手術の成功率が高いミッシェル、燈のベースには、現存数の少ない希少種・絶滅危惧種が用いられた。また、人為変態に使用する薬の形態や服薬方法は、注射器による注入・鼻から吸引する粉末・カプセル型の錠剤・葉巻や煙管風の筒から吸引など、ベースとなった生物の種類によって異なっている。マニュアルには、交戦するテラフォーマーが1匹の際は薬を節約するよう書かれている。
免疫寛容臓(モザイクオーガン)
テラフォーマーの持つ“選択的免疫寛容”能力を司る臓器。バグズ手術にも使用されていた。
不完全変態手術
別名「紅式手術」。「紅式」とは被験体となった紅(ホン)の名前からきている。中国が極秘に開発し、薬を使って変態しなくとも、ある程度手術ベースとなった生物の能力・筋力を引き出すことが出来る。それ故に通常の状態でもベースとなった生物が細菌の場合は長く共にいると人を発症させてしまい、感覚の鋭い生物の場合は発達しすぎた嗅覚や聴覚のせいで日常生活に不具合が及ぶなど、地球帰還後の生活を考慮していない。
ラハブ
彗星の衝突により失われた旧第5惑星。ニュートンによると火星にあるピラミッドに酷似した建造物「密集ピラミッド」はラハブの神々が建てたとされる。
A・Eウィルス(エイリアン エンジン ウィルス)
2619年の地球で流行が危惧されている新種のDNAウィルス。42年前に突然現れ、20年前に急激に増えたことから火星由来のものとされている。致死率は100%であり、作中の2620年の時点ではA・Eウィルスで死亡した遺体からのウィルスを培養することは不可能である。研究にはサンプルがなく、それを得るためにアネックス計画が実施される事となった。ワクチンを作るには大量の同種もしくは毒性の弱い近縁種が必要とされる。

単行本[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ テラフォーミングに従事する機械や人を指す『TERRA FORMERS』ではなく『TERRA FORMARS』となっている。
  2. ^ 現実にも、クモの糸と同程度の強度を持つ絹糸の生成を目指し、遺伝子操作によって人為的に作られたカイコガが存在している。[1]
  3. ^ 単行本第1巻に基づく表記。公式サイトのプロフィールではブライ“ド”となっている。
  4. ^ 単行本第1巻および『テラフォーマーズ1』では「苔」で統一され、『週刊ヤングジャンプ』からの新連載以降は「藻類」と書かれる場合もある。

出典[編集]

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  1. ^ 「テラフォーマーズ」TVアニメ&OVA化!8巻は本日発売”. コミックナタリー. 2014年2月18日閲覧。
  2. ^ a b c d 『このマンガがすごい! 2013』(宝島社)における著者のインタビューより。
  3. ^ 『週刊ヤングジャンプ』2012年33号56頁、第11話および同年35号51頁、第13話より。
  4. ^ * TERRA FORMARS1 ミラクルジャンプ
  5. ^ 一般的な和名・英名が現時点では存在しないため、「バクダンオオアリ」「爆弾アリ」共々ミッシェルの命名。
  6. ^ 単行本第1巻36頁に登場。
  7. ^ 24話にて呼称。

以下の出典は『集英社BOOK NAVI』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。

外部リンク[編集]