石黒正数

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石黒 正数
生誕 (1977-09-08) 1977年9月8日(40歳)
日本の旗 日本福井県
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家
活動期間 2000年 -
代表作 それでも町は廻っている
受賞 2000年アフタヌーン四季賞秋の四季賞受賞
2013年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞
公式サイト 石黒正数 公式サイト
『おかんの家』
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石黒 正数(いしぐろ まさかず、 1977年9月8日 - )は、日本男性漫画家福井県福井市出身。福井高等学校デザイン科[1]大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業[2]。既婚。

来歴・作風[編集]

2000年に「ヒーロー」でアフタヌーン四季賞秋の四季賞を受賞し、デビュー。2005年より『ヤングキングアワーズ』にて『それでも町は廻っている』、2009年より『週刊少年チャンピオン』にて『木曜日のフルット』、2012年より『別冊少年チャンピオン』にて『別冊 木曜日のフルット』を連載。このように連載を多数抱えながらもコンスタントに読み切りも発表しており、青年漫画誌から女性漫画誌まで幅広い漫画雑誌に作品が掲載されている。大阪芸術大学在学中に所属していた漫画研究会(CAS)のメンバーに佐藤利幸吉田仁郎などがいる。またイラストレーター中村佑介も同校の同級生であり、互いに意識しあって活動していて、現在でも親交がある。

影響を受けた漫画家として、藤子不二雄大友克洋小原愼司を挙げている。初めて読んだ漫画が藤子の『ドラえもん』であり、中学生の頃まで藤子の漫画ばかり読んでいたと語る。特に藤子・F・不二雄に受けた影響は大きく、自身の作風は藤子の作風である「S・F(すこし・ふしぎ)」を更にリスペクトしたものであるとしている[3]。その後、絵に関して大友の影響を受けたのち、小原の日常をベースにした作品に影響を受けた。『月刊アフタヌーン』に持ち込みをしたのも小原の『菫画報』の掲載誌だったためで、現在では本人とも親交がある。小原には直接「俺の『菫画報』を描かせてくれ!」と頼んだと言う[4]

かなりのレピッシュのファンであるようで、メンバーのソロ活動についても高く評価している[5]

2009年フジテレビ系『世にも奇妙な物語』で短編作品「スイッチ」がテレビドラマ化[6]2010年にはTBSテレビ他にて「それでも町は廻っている」がテレビアニメ化。また2011年にもBS11デジタルの『週刊コミックTVコミソンタイム』にて「なげなわマン」のコミソン[7]が放送されるなど、多数の執筆作品が様々な形でメディアミックスされている。

2013年、『それでも町は廻っている』で第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。

作品リスト[編集]

連載作品[編集]

作品集[編集]

  • Present for me(少年画報社2007年刊)
    • ヒーロー(『アフタヌーンシーズン増刊』No.5 Autumn 2000年) - 石黒正和名義。
    • バーバラ(『コミックフラッパー』2002年10月号)
    • カウントダウン(『コミックフラッパー』2002年10月号)
    • ススメ サイキック少年団(『コミックフラッパー』2003年1月号)
    • Present for me(『コミックフラッパー』2003年5月号)
    • なげなわマン(『コミックフラッパー』2003年12月号)
    • 泰造のヘルメット(未発表 2004年)
  • 探偵綺譚 (徳間書店、2007年刊)
    • 探偵綺譚(『コミックフラッパー』2003年8月号)
    • スイッチ(『COMIC MAGNA』2007年8月号) - 『世にも奇妙な物語』でのタイトルは「爆弾男のスイッチ」。
    • 14歳 性の相談室(『チャンピオンRED いちご』2007年1号)
    • 気の抜けたビールで…(『モーニング2』No.01)
    • カラクリ(『月刊コミックラッシュ』2006年8月号)
    • 血の連判状(『コミック戦国マガジン』2005年3号)
    • スペースレンジャー ゴーファイブ(『コミックフラッパー』2003年2月号)
    • 修学旅行(『コミックフラッパー』2003年9月号)
    • 薄暗い穴の底から(『月刊ガンガンWING』2005年7月号付録)
    • 南国ピクシー(『スーパーパチスロ777』2005年12月号)
    • 南国番長(『スーパーパチスロ777』2006年6月号)
  • ポジティブ先生 (徳間書店、2010年刊)
    • 種(雑誌未掲載)[9] - 第5回ビームマンガ大賞佳作。石黒正和名義。
    • ジャスティス・ジャスト(『ウルトラジャンプ』2009年12月号)
    • 夜は赤い目の世界(『コミックフラッパー』2002年8月号)
    • ポジティブ先生(『月刊少年ガンガン』2007年10月号)
    • ネジまで愛して(『コミックフラッパー』2002年12月号)
    • デーモンナイツ(『ヤングキング』2006年No.8)
    • 怪奇!透明人間が来る(『コミックフラッパー』2003年3月号)

単行本未収録短編[編集]

  • 宇宙救命24時(雑誌未掲載) - コミックフラッパー第4回新人漫画大賞編集長特別賞。石黒正和名義。
  • ススメ サイキック少年団2(『コミックフラッパー』2003年7月号)
  • ネムルバカ番外篇 サブマリン(『月刊COMICリュウ』2008年5月号) - 同誌2010年3月号付録冊子「ネムルバカ1.5巻」に再録。
  • 初恋プレイボール(『制コレISM GP』)
  • 新築(『Eleganceイブ』2012年1月号) - 同誌2012年5月号付録冊子「はじめましてエレガンスイブ」に再録。
  • ずれ(『Eleganceイブ』2012年2月号) - 『もっと!』2012年夏号に再録。
  • 窓(『Eleganceイブ』2012年2月号) - 『もっと!』2012年夏号に再録。
  • パンホラー(『もっと!』Vol.1)
  • 限りなく透明に近い塩(『月刊COMICリュウ』2013年6月号)
  • プリズナー(『もっと!』Vol.7)
  • 命の水(『ミラクルジャンプ』2014年8月号)
  • 音速の箱(『Fライフ 3号』2014年11月刊)

アンソロジー等[編集]

書籍イラスト[編集]

その他[編集]

など。

アシスタント[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 公式サイト内「2011/01/06日記」より。同日記にて福井県立藤島高等学校出身であるとの情報を否定した(夕刊フジ 2010年12月21日付「ああ青春ギョーカイ有名高校人脈」にて藤島高校出身著名人とされていた)。
  2. ^ OBが語るマンガ家への道。大学漫画に石黒正数、小森陽一”. ナタリー. ナターシャ (2009年7月29日). 2012年7月31日閲覧。
  3. ^ CONTINUE』Vol.43 インタビューより。
  4. ^ 『Michao!』インタビューより。
  5. ^ 本人のBLOG「生活史」より(2007年以降は閲覧不可)。
  6. ^ 2009年3月30日放送・春の特別編「爆弾男のスイッチ」。
  7. ^ 『週刊コミックTVコミソンタイム 2月号』(2011年2月14日放送)より「見よ賞賛のなげなわマン」。作詞:谷藤まどか、作・編曲:亀山耕一郎、歌:速水けんたろう
  8. ^ 読み切り作品「ネムルバカ番外篇2 春香と父さん」収録。
  9. ^ 単行本化にあたり先頭4ページをカラー化。オリジナルままのものは『月刊COMICリュウ2010年11月号付録冊子に再録。
  10. ^ 石黒正数×小野寺浩二が心霊スポット巡る「ソレミテ」開始”. ナタリー. ナターシャ (2012年7月30日). 2012年7月31日閲覧。
  11. ^ 石黒正数×小野寺浩二「ソレミテ」サイン会、新宿でも開催”. ナタリー. ナターシャ (2013年6月29日). 2013年7月10日閲覧。

外部リンク[編集]