ミラクルジャンプ
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『ミラクルジャンプ』は、集英社が発行していた日本の月刊青年漫画雑誌。『週刊ヤングジャンプ』の増刊という扱い。
概要
[編集]2011年1月13日に隔月刊誌として創刊[1]。「SF&ファンタジー」をテーマにしている。『漫革』・『月刊ヤングジャンプ』の流れを汲んでおり、これらの雑誌同様『週刊ヤングジャンプ』の作品の番外編や、『週刊ヤングジャンプ』連載作家の読み切り漫画・ピンナップイラスト等も掲載される。
2013年6月25日発売のNo.15でリニューアルのため一時休刊。2014年4月15日より月刊誌として再開された[2][3]。同号は「2014年5月号(週刊ヤングジャンプ5月30日増刊号)」とされ、発売日の翌月付で月号表記されている。
2016年に初のグラビアコンテスト「ミラドル[注釈 1]」を実施[4]。同年12月号でグランプリが発表され、石塚汐花(アイドルカレッジ)が巻頭グラビアに掲載。また同号では初のW表紙として大暮維人(イラスト)とAKB48・小栗有以[注釈 2]が起用された。
2017年2月28日発売の3月号をもって、「リニューアルのため充電」と称し、再度休刊[5]。
連載作品
[編集]漫画
[編集]以下、2017年2月28日(2017年3月号)現在連載中の作品。
作品名 | 作者(作画) | 原作など | 開始号 | 備考 |
---|---|---|---|---|
レトルトパウチ! | 横槍メンゴ | - | 2014年5月号 | |
娘の家出 | 志村貴子 | - | 2015年1月号 | 『ジャンプ改』より移籍 |
恋のはじまりはレモン色 | 原克玄 | - | 2015年3月号 | |
ウザ姉!! | セレビィ量産型 | - | 2015年5月号 | |
タネも仕掛けもないラブストーリー | 伊藤正臣 | - | 2015年9月号 | |
GANTZ:G | イイヅカケイタ(作画) | 奥浩哉(原案) 大崎知仁(脚本) |
2015年12月号 | 「GANTZ」のスピンオフ |
ひもうと!うまるちゃんSS | ヒジキ(漫画) | サンカクヘッド(原作) | 2016年2月号 | 「干物妹!うまるちゃん」のスピンオフ |
めいしょう | 大和ケイスケ | - | 2016年3月号 | |
純物拾い ピュアコレクター | nojo | - | 2016年6月号 | |
悪童文庫 | 田中基 | - | 2016年9月号 | |
耐え子の日常 | そろそろ谷川 | - | 2016年9月号 | |
君に贈るロードショー | 内海瀬戸 | - | 2016年10月号 | |
ボーイミーツ仏ガール | 相島桃志郎 | - | 2016年12月号 | 短期集中連載 |
イラストコラム
[編集]- GANTZの素 -奥浩哉とSF映画物語- → 奥浩哉の素 ベストムービーレビューズ(奥浩哉、No.01 - )※月刊誌としての復刊時に改題
小説
[編集]- 東京喰種トーキョーグール[昔日](小説:十和田シン 原作・イラスト:石田スイ、2014年7月号 - )
過去の連載作品
[編集]漫画
[編集]- 神契り(鈴木央、No.01 - No.03)
- 群青ソード(野口友梨子、No.01 - No.06)
- 蛇衆(原作:矢野隆 漫画:長田悠幸、『月刊ヤングジャンプ』2010年4月号 - No.05)
- テラフォーマーズ(原作:貴家悠 漫画:橘賢一、No.01 - No.06)→『週刊ヤングジャンプ』へ移籍
- リターナーズ -赫の奇還者-(極楽院櫻子、No.01 - No.15)←『月刊ヤングジャンプ』より移籍
- 流刑島(ふなつ一輝、No.01 - No.04)
- 神歌(カミソン)ミラクル(もりしげ、No.02 - No.07)
- 這いよれ! ニャル子さん(原作:逢空万太 キャラクター原案:狐印 漫画:岡崎圭、No.03 - No.13)
- TIGER & BUNNY(作:吉田恵里香 企画・原作:サンライズ 画:上田宏 シリーズ構成・脚本:西田征史 キャラクター原案・ヒーローデザイン:桂正和、No.05 - 2016年10月号)
- 魔王様ちょっとそれとって!!(春野友矢、No.05 - 2016年3月号)→『ウルトラジャンプ』に移籍
- EX-VITA(古味慎也、No.06 - No.14)
- メガノッコ(設楽清人、No.07 - No.09、短期集中連載[注釈 3])
- レイチェル・ダイアル(皿池篤志、No.09 - 2014年7月号)※No.05掲載の読切『チェスターバレー1930』を連載化
- 君は淫らな僕の女王(原作:岡本倫 作画:横槍メンゴ、No.10 - No.12)←『週刊ヤングジャンプ』2012年8号、30号の読切を経て連載。同誌2013年11号にも特別編読切掲載あり
- 巫鎖呱 MISAKO(柴田ヨクサル、No.10 - No.15)
- KIG⊃R∩MI -キグルミ-(原作:黒形圭 作画:渡辺静、No.12 - No.15)
- まいてはいけないローゼンメイデン(原作:PEACH-PIT 作画:ちょぼらうにょぽみ、No.12 - No.15)→休刊後はWEBサイト『となりのヤングジャンプ』へ移籍。2014年5月号(復刊号)に読切『まいてはいけないローゼンメイデン 最後の特別編』を掲載
- 大木先生と小鮫さん(ふるかわしおり、2014年5月号 - 2015年4月号)
- D'z(原作:HiRock 漫画:古味慎也、2014年5月号 - 10月号)
- テキサスレディオギャング(榎屋克優、2014年5月号 - 10月号)
- もののがたり(オニグンソウ、2014年5月号 - 2016年1月号)→『ウルトラジャンプ』に移籍
- 潔癖男子!青山くん(坂本拓、2014年6月号 - 2014年10月号)→『週刊ヤングジャンプ』に移籍
- ガールズノート(KUJIRA、2014年7月号 - 2015年9月号)
- テラフォーマーズ妄想訓練記 教えて!ミッシェル教官(原案:貴家悠&橘賢一 漫画:セレビィ量産型、2014年7月号 - 12月号)
- ヤスミーン(畑優以、2014年8月号 - 2016年2月号)
- GODSPEED(高畠エナガ、2014年9月号 - 2015年6月号)
- 何してんの神様(シタラマサコ、2014年9月号 - 2017年1月号)
- ブルーグラリア(イイヅカケイタ、2014年11月号 - 2015年9月号)
- ポセイドンの財宝(作:泉福朗 画:岡遼子、2014年11月号 - 2015年12月号)
- ボーイ♂スカート(篠原知宏、2014年12月号 - 2016年5月号)
- 刻命のゴーレム(bose、2015年2月号 - 2016年12月号)
- かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜(赤坂アカ、2015年6月号 - 2016年2月号)→『週刊ヤングジャンプ』に移籍
- こども・おとな(福島鉄平、2015年10月号 - 2016年6月号)
- テラフォーマーズ外伝 鬼塚慶次(原案:貴家悠&橘賢一 漫画:ののやまさき、2016年1月号 - 5月号)
- サイハテドライブ(奥悠、2016年3月号 - 2017年2月号)
- 雑草家族(小路啓之、2016年4月号 - 11月号)
- スカアレッド(原作:熊谷純(シナリオ工房月光) 漫画:pako コンテ構成:降矢大輔 監修:レッド・エンタテインメント、2016年7月号 - 2017年2月号)→『となりのヤングジャンプ』に移籍
小説
[編集]- ALPHAS ZETMAN ANOTHER STORY(小説:古橋秀之 原作・表紙イラスト:桂正和 本文イラスト:こちも、No.02 - No.07)
新人賞
[編集]次世代のSF&ファンタジー作品を生み出すために創設され、読者の投票と審査員の評点を合算して、統一王者を決定するという通年募集型の新人賞。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ “ミライ”の“ミラ”クルアイ“ドル”の略。
- ^ 事実上の裏表紙だが、表紙面同様雑誌ロゴ、号数表記、値段表記などあり。
- ^ 当初は「新連載」表記であったが、第2話で「集中連載」へと変更された(「ミラクルジャンプ」NO.08発売! 集英社マンガネット S-MANGA.NET ニュース)。