PEACH-PIT

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PEACH-PIT
生誕 千道 万里
(せんどう ばんり)
えばら 渋子
(えばら しぶこ)
日本の旗 日本千葉県
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家
イラストレーター
活動期間 1990年代 -
ジャンル ラブコメ
少年漫画
少女漫画
青年漫画
代表作 ローゼンメイデン
ZOMBIE-LOAN
しゅごキャラ!
受賞 第32回講談社漫画賞児童部門受賞(『しゅごキャラ!』)
公式サイト もものたね - PEACH-PIT on Web (日本語)
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PEACH-PIT(ピーチ・ピット)は、千道 万里(せんどう ばんり)とえばら 渋子(えばら しぶこ)の2人で構成される日本女性漫画家ユニット。ともに千葉県出身で小学校以来の付き合い。青年向け・少年向け・少女向けと幅広いジャンルで活躍している。

メンバー[編集]

千道 万里(せんどう ばんり)
全作品のシナリオ・プロットを担当。作画ではシャープな筆感の絵が特徴。誕生日は6月7日血液型はB型。双子座。身長は157cm。甘いものが好き。以前のペンネームに「ブランドン博士」がある。
ZOMBIE-LOAN』のメインキャラの作画、『ローゼンメイデン』の一部作画、『しゅごキャラ!』では、唯世・空海・海里・イクト・歌唄などを担当。
PEACH-PITのPEACH。
えばら 渋子(えばら しぶこ)
全作品のネームを担当。作画では繊細で柔らかい筆感の絵が特徴。誕生日は6月21日。血液型はA型。双子座。身長は150cm。辛いものが好き。以前のペンネームに「ディラン教授」がある。
『ローゼンメイデン』のメインキャラの作画、『ZOMBIE-LOAN』の一部キャラ作画、『しゅごキャラ!』では、あむ・なでしこ(なぎひこ)・やや・りま・ひかる・しゅごキャラ達などを担当。
PEACH-PITのPIT。

来歴[編集]

  • 1990年代後半 - 「PEACH-PIT」として作品を発表する。
  • 2000年 - ブロッコリー原作のゲーム『プリズムパレット』のコミカライズ作品の連載を開始し、漫画家として本格的にプロデビュー
  • 2001年 - 初のオリジナル長編作となる『DearS』の連載を開始(2005年完結)。その他、短編作品『みずたま』を執筆。この頃に、ブランドン博士・ディラン教授等の名義を、それぞれ千道万里えばら渋子に統一している。
  • 2002年 - 『Rozen Maiden』『ZOMBIE-LOAN』を立て続けに連載開始、3誌で執筆を掛け持つ。
  • 2006年 - 初の少女漫画『しゅごキャラ!』を連載開始。
  • 2007年 - 『Rozen Maiden』の執筆を一旦終了するも、2008年4月より掲載誌を移して新連載『ローゼンメイデン』として再開。
  • 2008年5月12日 - 『しゅごキャラ!』が第32回講談社漫画賞児童部門受賞。
  • 2011年 - 『クギ子さん』を予告なしで前後編掲載し、その後、同作を題材にした『クギ子ちゃん』を連載開始。
  • 2012年 - 『金魚坂上ル』を連載開始。
  • 2013年 - 『クギ子ちゃん』の新章『クギ子ちゃんがいる!』を連載開始。

作品リスト[編集]

イラストレーターとしての紹介は画集に留め、個別の依頼の詳細は省く。原作漫画のメディアミックス作品については各作品の項目を参照されたい。

現在連載中・刊行中の漫画作品[編集]

掲載誌および単行本の巻数は2014年1月現在。

作品名 メイン作画 掲載誌 単行本
クギ子ちゃん なかよし講談社 既刊3巻
金魚坂上ル 千道万里・えばら渋子 デザート(講談社) 既刊2巻
暁のヴァンピレス 一迅社[1] 既刊1巻

過去の漫画作品[編集]

作品名 メイン作画 掲載誌 単行本
Prism Palette[2] 千道万里 電撃コミックガオ!メディアワークス 全1巻
初期作品集『もものたね』
みずたま えばら渋子 月刊ヤングキングアワーズ少年画報社 初期作品集『もものたね』
DearS 千道万里 電撃コミックガオ!メディアワークス 全8巻
ZOMBIE-LOAN 月刊Gファンタジースクウェア・エニックス 全13巻
しゅごキャラ!
しゅごキャラ!アンコール!
千道万里・えばら渋子 なかよし講談社 全12巻
Rozen Maiden
ローゼンメイデン[3]
えばら渋子 コミックバーズ幻冬舎コミックス
週刊ヤングジャンプ集英社)に移籍
全8巻 / 新装版全7巻
全10巻

この他にも『高機動幻想ガンパレード・マーチ』のアンソロジーコミック『電撃ガンパレードマーチ THE COMIC』など、様々なアンソロジーコミックに参加して執筆している。その際は、千道、えばらそれぞれのソロ活動も多い。

画集[編集]

  • DearS - 主に『Prism Palette』『DearS』のイラストを収録。3誌合同で企画されたPEACH-PIT祭関連のもののみ『Rozen Maiden』『ZOMBIE-LOAN』も若干収録。
  • 水蜜鏡 - 『アクエリアンエイジ』他、主に2000 - 2007年にかけてイラストレーターとして活動した際のイラストを収録。
  • PEACH-PIT ART WORKS 「ZOMBIE-LOAN」 - 主に『ZOMBIE-LOAN』関連のイラストを収録。
  • しゅごキャラ!ILLUSTRATIONS - 『しゅごキャラ!』関連のイラストを収録。
  • しゅごキャラ!ILLUSTRATIONS 2 - 『しゅごキャラ!』関連のイラストを収録。
  • PEACH-PIT 画集 Rozen Maiden - コミックバーズ時代(2002 - 2007)の『Rozen Maiden』関連のカラーイラストを収録。

コンピュータゲーム[編集]

その他[編集]

  • 作画作業は作品ごとに分担しているが、上述のように完全に分かれているわけではなく、漫画完成までの行程には2人による打ち合わせが重ねられている。
  • 『しゅごキャラ!』のキャラクターの体は主に千道が描いている。『ZOMBIE-LOAN』、『ローゼンメイデン』は千道、えばらがそれぞれまるごと描いている。
  • 2人とも共通して造形の趣味を持ち、特にスーパードルフィーが気に入っており、『ローゼンメイデン』のヒロイン、「真紅」・「翠星石」・「蒼星石」・「雛苺」・「水銀燈」は限定発売されている。
  • コンビ名及び旧名は『ビバリーヒルズ高校白書』に由来している。
  • 多くの作品がエブリデイ・マジックの要素を持ち、『ローゼンメイデン』や『ZOMBIE-LOAN』でのラプラスの魔シュレーディンガーの猫アカシックレコードなどといった哲学的な世界観を持つ専門用語を交えての精神世界の描写や、『DearS』などからも、かなりのSF的センスをもっていることが窺え、人間の尊厳ジェンダーを問うような作風がみられる。また、妙に昭和的でベタなネーミング(桜田ジュンラン・ミキ・スゥ)を好む傾向がある。
  • ペンネームを和訳すると「もものたね」になる。これは公式サイトや初期作品集の名前などに使われ、本人らも「ももたね」と称する事があり、ファンからも「ももたね先生」・「桃種先生」と愛称されている。また、最近は『しゅごキャラ!』の読者(主に小中学生)から「ぴっとっち」や「ピーチャン」とも呼ばれている。
  • 『しゅごキャラ!』などの単行本の表紙の裏に載っているPEACH-PITの似顔絵の名前はピーチマン(しゅごキャラ!12巻より)。
  • 2人には幽霊が見えないらしいが、怪談話は大好きである。
  • えばらは酷い花粉症で、春先は例年仕事の効率が下がるのが悩みの種だったらしい。それゆえ、2008年は、避粉の為に沖縄県へ 長期滞在して執筆し、打ち合わせなどにのみ千葉に戻る生活を送った。
  • 2009年1月には講談社の『なかよし』、集英社の『週刊ヤングジャンプ』、スクウェア・エニックスの『月刊Gファンタジー』の連載を急病により休載した。
  • 第二のCLAMPと言われることもあるが、CLAMPが4人の「集団」なのに対し、こちらは2人の「ユニット」である。
  • 2010年9月で漫画家10周年を迎え、本人らのサイトで記念の企画をいくつかしている。
  • チャリティ活動にも取り組んでおり、東日本大震災の被災者を支援する為に他の漫画家と共同で東日本大震災チャリティ同人誌「pray for Japan」で執筆する[4]
  • 2013年4月に行われたあしや人形感謝祭の公式キャラクターを提供している。

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 同人誌として発表されていた作品を加筆修正し一迅社より商業作品として出版された。
  2. ^ 原作:ブロッコリー
  3. ^ 厳密には、『コミックバーズ』掲載分の内容は「Rozen Maiden」と英文字のタイトルであり、読み仮名として片仮名のタイトルが振られている(ただし、単行本の背表紙は片仮名のタイトルが目立つ)。『ヤングジャンプ』掲載分の内容は「ローゼンメイデン」と片仮名のタイトルが正式名である。
  4. ^ 東日本大震災チャリティ同人誌「pray for Japan」

外部リンク[編集]