月刊バーズ

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月刊バーズ』(げっかんバーズ)は、株式会社幻冬舎コミックスから出版されていた月刊漫画雑誌。毎月30日発売。単行本はバーズコミックスのレーベルで刊行されている。

沿革[編集]

  • 1986年 - 11月に同年11月25日号をもって『コミックバーガー』としてスコラ講談社より創刊[1]。当初は月2回発行だった。
  • 1988年 - 1988年7月26日号より発行元がスコラとなる。単行本レーベル「バーガーKC」を廃止し、同年7月以降の単行本レーベルは「バーガーSC」となる。
  • 1993年 - 1993年7号をもって一旦休刊。1993年7月号より月刊に衣替えして再出発。
  • 1996年 - 1996年4月号をもって再び休刊[1]。『コミックバーズ』 (BIRZ)に誌名を変更し、7月号から新創刊[2]
  • 1999年 - 3月23日にスコラが出版・営業を停止して経営破綻し、1999年5月号を最後に休刊[2]。スコラの漫画部門の編集部ごとボーイズラブアンソロジーの『ルチル』などとともにソニー・マガジンズ(現エムオン・エンタテインメント)へと移籍することが決まり、『コミックバーズ』はその名前のまま1999年7月に復刊[3]。同月単行本レーベル「バーズコミックス」を創刊。
  • 2001年 - ソニー・マガジンズがコミック関連から撤退を決定し、同社発行は2001年12月号が最後となった[3]。編集部は幻冬舎が新設した子会社の幻冬舎コミックスへと移り発行を継続され、2002年1月号(2001年11月発売)より同社発行となる[4]
  • 2015年 - 6月号(4月30日発売号)よりリニューアルし、誌名を『月刊バーズ』として新装刊[5]。無料Webマンガサイト『デンシバーズ』オープン。
  • 2016年 - 9月号(7月30日発売号)に創刊20周年を迎える。主要電子書店にて、2016年8月10日より電子版の配信を開始[6]
  • 2018年 - 8月号(6月30日発売号)をもって休刊[7]

以上のように『月刊バーズ』は3つの会社を渡り歩いた雑誌であり、企業の経営破綻や業績悪化による休刊の危機を移籍によって乗り切ることができた珍しい雑誌である。掲載作品に関しても、休刊・復刊のタイミングにより中断ないし終了した作品はあるものの、再創刊された新雑誌に移行して継続された作品も少なくない。マイナーな雑誌ではあるが、冬目景の『羊のうた』やPEACH-PITの『ローゼンメイデン』(のちに集英社週刊ヤングジャンプ』へ移籍)、星野リリィの『おとめ妖怪 ざくろ』、天乃咲哉の『このはな綺譚』など、アニメ化された連載作品も存在する。本誌を母体とする単行本レーベル「バーズコミックス」も、ソニー・マガジンズ発行の時代を経て、現在の幻冬舎コミックス発行へと引き継がれている。本誌の増刊として、『ルチル』(2003年 - 2015年)と『スピカ』(2003年-2009年)、『GIGA69』(2004年 - 2006年)『ねこメロ!』(2007年 - 2009年)がある。

月刊バーズ連載作品[編集]

2018年8月号時点。

  • 空電ノイズの姫君(冬目景)2016年9月号 - 2018年8月号

デンシバーズに移行[編集]

ルチルSWEETに移行[編集]

  • バリエ ガーデン(木々)2015年6月号 - ※『コミックスピカ』より移籍

各電子書店にて配信[編集]

連載終了の作品[編集]

コミックバーガー[編集]

※スコラ刊『コミックバーガー』にて連載が開始された作品、タイトル五十音順。

コミックバーズ(スコラ)[編集]

※スコラ刊『コミックバーズ』にて連載が開始された作品、タイトル五十音順。スコラによる刊行時期は【1996年7月号 - 1999年5月号】の期間。

『コミックバーズ』(ソニー・マガジンズ)[編集]

※ソニー・マガジンズ刊『コミックバーズ』にて連載が開始された作品、タイトル五十音順。ソニー・マガジンズによる刊行時期は【1999年7月号 - 2001年12月号】の期間。

コミックバーズ(幻冬舎コミックス)[編集]

※幻冬舎コミックス刊『コミックバーズ』にて連載が開始された作品、タイトル五十音順。幻冬舎コミックスによる刊行時期は【2002年1月号 - 2015年5月号】の期間。

バーズ(幻冬舎コミックス)[編集]

幻冬舎コミックス刊『コミックスピカ』より移籍してきた作品。
  • いとめぐりの素描(青井秋)2015年6月号
  • 猪吉とたま(くるねこ大和)2015年6月号 - 2016年2月号
  • 昨夜のカレー、明日のパン(原作:木皿泉 作画:渡辺ペコ)2015年6月号 - 2015年9月号
  • Hobgoblin(つばな)2015年6月号 - 2015年12月号
  • モアザンワーズ(絵津鼓)2015年6月号 - 2015年7月号
  • みみここもも( 美川べるの)2015年6月号 - 2016年4月号
  • むかしのはなし(三浦しをん&西田番)2015年9月号 - 2016年3月号
  • わたしは真夜中(糸井のぞ)2015年6月号 - 2015年9月号
  • 私・空・あなた・私(いくえみ綾)2015年7月号 -2018年4月号
  • トコナツ(月子)2015年6月号 - 2018年6月号
幻冬舎コミックス刊『バーズ』にて連載が開始された作品。刊行時期は【2015年6月号 - 】の期間。

デンシバーズ[編集]

※2015年4月30日オープンのweb版マンガサイト[8]。オープン当初は、『コミックバーズ』と『コミックスピカ』からの移籍作品が掲載されていた[5]。『月刊バーズ』に一部作品が出張掲載されることあった。

連載中の作品[編集]

  • アンバードロップス(斎藤岬)comicスピカ No.4 -
  • ストレーガ 双頭のゲルダ(上田信舟)コミックバーズ2014年5月号 -
  • なめこ文學全集 なめこでわかる名作文学(小鳩まり)comicスピカ No.7 -
  • ふたりべや(雪子)コミックバーズ2014年9月号 -
  • つくものはなし(原作:神奈木智 作画:山本小鉄子
  • 女騎士、経理になる。(原作 Rootport 作画 三ツ矢彰)
  • ご飯つくりすぎ子と完食系男子(揚立しの)
  • あたりまえのぜひたく。(きくち正太)※幻冬舎plusから移籍
  • Lily lily rose(紺野キタ)
  • 転生したら剣でした(原作:棚架ユウ、作画:丸山朝ヲ、キャラクター原案:るろお)
  • 愛され洋輔(いがわうみこ)
  • 澤飯家のごはんは長男の光がつくっている。(山田可南
  • 骸積みのボルテ(まつだこうた)
  • 異世界に来たみたいだけど如何すれば良いのだろう(原作:舞 作画:森ゆきなつ キャラクター原案:ときち)
  • クラスが異世界召喚されたなか俺だけ残ったんですが(原作 サザンテラス 作画 上田キク キャラクター原案 はねこと)
  • ヴァン子さんは無職(原案:Rootport 作画:つきぼしりょう)
  • 最強の黒騎士、戦闘メイドに転職しました(原作:百門一新 作画:風華チルヲ キャラクター)
  • おっさんのリメイク冒険日記〜オートキャンプから始まる理想の異世界生活〜(原作:緋色優希 作画:小池えいらく キャラクター原案:市丸きすけ)
  • 神さまSHOPでチートの香り(原作:佐々木さざめき 作画:金田正太郎 キャラクター原案:鈴木イゾ)
  • えれほん うめざわしゅんショートストーリーズ(うめざわしゅん)
  • 精霊達の楽園と理想の異世界生活(原作:たむたむ 作画:早見みすず キャラクター原案:門井亜矢)
  • 衝撃は防御しつつ返すのが当然です(原作:TO〜KU 作画:水玉 キャラクター原案:仁藤あかね)

連載終了作品[編集]

『コミックバーズ』から移籍してきた作品
コミックスピカ』から移籍してきた作品
  • 江戸モアゼル(キリエ
  • 結婚相手ってどこに落ちてるの?(花津ハナヨ
  • 交番PB(石川チカ
  • 新堂家の事情(村上真紀
  • 代官山町沖3哩(岡井ハルコ)
  • 探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて(原作:東川篤哉 作画:森ゆきなつ
  • ぼくたちダイアリー(原作:七尾すず 作画:山本小鉄子
  • ひとりじめプリマヴェラ(椿)
  • 猫の手はかりない!(紺野キタ)
他社から移籍してきた作品
『デンシバーズ』にて連載が開始された作品
  • 酩酊ガール(アザミユウコ)
  • 幕末ゾンビ(横山仁
  • ジグソークーソー 空想地図研究会(高舛ナヲキ)
  • ハイブリッド・ガールフレンド(まる寝子)
  • 彼女のひとりぐらし ツーアウト満塁(玉置勉強
  • くんくんガール(なぎみそ)
  • トーキョーグリモワールQMA(原作:セブンデイズウォー 作画:松原剛 原案・協力:コナミアミューズメント
  • 能面ちゃんと下僕さん(西荻亨)
  • 仏像パンク(横尾公敏)

脚注[編集]

  1. ^ a b 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|コミックバーガー(スコラ)1986
  2. ^ a b 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|コミックバーズ(スコラ)1996
  3. ^ a b 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|コミックバーズ(ソニー・マガジンズ)1999
  4. ^ 国立国会図書館サーチ|書誌詳細|コミックバーズ = Birz(幻冬舎コミックス)2002
  5. ^ a b 月刊バーズ新装刊&デンシバーズオープン!!”. コミックバーズ編集部ブログ (2015年4月28日). 2018年5月30日閲覧。
  6. ^ “『月刊コミックバーズ』が電子版を配信開始! 「電子化記念フェア」も同時開催!”. ダ・ヴィンチニュース (KADOKAWA). (2016年8月6日). https://ddnavi.com/news/315035/a/ 2018年5月30日閲覧。 
  7. ^ “月刊バーズが次号で休刊「現在の連載作品は続いていきます」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年5月30日). https://natalie.mu/comic/news/284242 2018年5月30日閲覧。 
  8. ^ 幻冬舎の無料漫画サイト「デンシバーズ」オープン 「有頂天家族」など掲載”. アイティメディア. 2018年6月30日閲覧。

外部リンク[編集]