もののがたり

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もののがたり
ジャンル 青年漫画
オカルトファンタジー
バトルアクション漫画
漫画
作者 オニグンソウ
出版社 集英社
掲載誌 ミラクルジャンプ
ウルトラジャンプ
レーベル ヤングジャンプ・コミックス
発表号 2014年5月号 - 2016年1月号
(ミラクルジャンプ)
2016年2月号 - 連載中
(ウルトラジャンプ)
巻数 既刊8巻(2018年6月現在)
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もののがたり』は、オニグンソウによる日本漫画。『ミラクルジャンプ』(集英社)にて、2014年5月号から2016年1月号まで連載された。その後掲載誌を『ウルトラジャンプ』(集英社)に移し、2016年2月号から連載中。

概要[編集]

登場人物[編集]

主要人物[編集]

岐兵馬
本作の主人公。「塞眼」の一人。兄と姉を付喪神に殺されて以降、付喪神を恨んでいる。性格は真面目で頑固。焦ると口調が時代劇の言い回しになる。21話時点で21歳。
付喪神という存在を正しく認識するため、一年の期限で長月家で共に生活する。
長月ぼたん
本作のヒロイン。長月家の当主。京都の大学に通う大学生。共に暮らす付喪神を家族として接している。21話時点で20歳。初見の付喪神に懐かれる性質。大学では百人一首同好会に入っている。
稀人をその身に宿している。

門守家[編集]

門守椿
塞眼京都支部代表の娘。21話時点で22歳。兵馬に興味を抱いておりしばしば誘惑する。戦闘狂。
門守大樹
門守家代表。
門守松太
椿の長兄。
門守梅吉
椿の次兄。

岐家[編集]

岐隼人
自他共に認める戦闘の天才。16歳の頃には造兵を超えたと言われていたが、天日に殺害された。
岐鼓吹
唐傘に殺害された。
岐造兵
兵馬の祖父。現人神を管轄する。
岐主鷹
兵馬のはとこ。御三家の会合で造兵の護衛を務める。

辻家[編集]

辻豊穣
辻家の代表。見た目は大らかな老婆であるが食えない性格。御三家の次期当主によるぼたんの護衛を提案した。
塵外
御三家の会合で豊穣の護衛を務める。
辻白百合
豊穣の曽孫。辻家の次期当主である女子高生。出会った兵馬は塞眼の匂いが全くしないと評する。

八衢家[編集]

八衢黒檀
八衢家の代表。八衢側が婚礼調度をぼたんから引き離し、その際に部下・雅楽寮による兵馬らへの襲撃の発生という、一連の疑惑の渦中にいる人物で岐側から不信感を抱かれている。疑惑については知らないと一蹴し、部下の管理不備は棚に上げ、現人神や藁座廻の出現は自身の功績で賞賛すべしと言い放つ傲岸不遜な性格。好戦的であり敵意を向けた者には会合中であろうと攻撃の命を下す。
八衢菫
右眼が隻眼の少女。八衢家の次期当主。正義感が強いが融通の利かない面もある。
紅緋
御三家の会合で黒檀の護衛を務める。

その他[編集]

皐月
ぼたんの父方の叔母。ぼたんが7歳の頃、ある男と共にぼたんを引き取りに来た。その後、ぼたんを人間の世界へ戻そうと攫うが連れの男の襲撃を受け死亡した。
夏希、恵
ぼたんの大学の友人
田村
門守家の食堂で働いている。

付喪神[編集]

婚礼調度[編集]

京都三大付喪神の一角。長月家に仕え、ぼたんと共に暮らす付喪神。婿候補として兵馬を見極めている。一方でぼたんを害する存在には激しい敵意を表す。

羽織(はおり)
羽織の付喪神。眼鏡を掛けた女性の姿をしている。正装時、しばしば羽織をまとっている。婚礼調度の中ではまとめ役を務める。普段は冷静沈着で、笑みを絶やさない温和な性格をしている。一方で、ぼたんに危害を加える存在には他の婚礼調度同様容赦はせず、ぼたんが唐傘の時雨の襲撃を受けた際は時雨に対し躊躇なくお前は殺すぞ、と言い放った。好きなお酒はウイスキー。兵馬をぼたんの婿にさせることに誰よりも熱心で、兵馬に積極的にアプローチしないぼたんを心配して恋愛遍歴質問用のカンペを渡したこともある。布を操る能力を持ち、戦闘時は自身がまとう羽織を自由自在に伸縮させて戦う。他にも、触れずに洗濯物を干したり、自身の身体を布に変化させて遠くの物を取ったりすることもできる。物語当初で、造兵から兵馬の長月家居候の申し出を受けた際、受け入れる条件としてぼたんの婿としての兵馬の値踏みを提案した。
匣(くしげ)
白髪に白髭の初老男性の姿をしている。婚礼調度の中でも最も大柄。町内会の人間と将棋を指していた事もある。
鏡(かがみ)
鏡の付喪神。幼女の姿をしており、婚礼調度の中でも最も小柄。活発で、感情を包み隠さない性格。兵馬のことはさん付け、羽織や結のことはちゃん付けで呼ぶ。好きなお酒はカルアミルク。外食時飲酒する際は、変化を使って大人の女性の姿になる(薙曰く「外飲みモード」)。煽に対しては苦手意識を持っている。真実を映し出す鏡『照妖鏡』により、人物の過去や物の性質といった、対象の真実を視通す能力を持ち、能力を発揮する際は額に円形の鏡が現れる。攻撃力は高くはなく、戦闘時は上記の能力の使用に加え、鏡を出現させ敵を欺くなどしてサポートに徹する。兵馬に対しては初め恐怖を抱いていたが、薬研の特例入り審査で薬研に襲われた時に彼に救われて以降、一転して好意的となった。他の婚礼調度と同様ぼたんを大切に思う気持ちは強く、兵馬が一度ぼたんに対し、お見合いの件でとんだ迷惑だ、と言い放った際は泣きながら彼を叱った。二十六話では、恋愛調査および兵馬自身の後学のために彼をデートに連れ出し、ぼたんに対し、恋愛対象としてではないにせよ好意を抱いているという彼の思いを明らかにし、その際に二人が結ばれることを願う気持ちを表明した。唐傘の襲撃後、ぼたんのもとを離れた際に他の婚礼調度と共に結界に閉じ込められるが脱出し、雅楽寮や唐傘との戦闘で傷ついた兵馬を守った。雅楽寮との戦闘終了後、爪弾の散り際に照妖鏡で過去を暴き出し、御三家の当主会議では雅楽寮がぼたん誘拐事件時からずっとぼたんに狙いを定めていたことを証言した。御三家当主三人がぼたんの出生に関して何らかを知っていることも突き止めたが、四十五話時点では周囲に明かしていない。
硯(すずり)
右目が髪で隠れている美青年の姿をしている。観光文化検定一級を所持している。
結(ゆう)
若い女性の姿をしている。ツンデレ。ぼたんを溺愛するあまり兵馬を警戒している。
薙(なぎ)
刀の付喪神。精悍な顔つきの青年の姿で、匣に次ぐ大柄な体格をしている。喧嘩早い性格で、言葉も荒い。その一方ぼたんをしばしば「お嬢」と呼び大切にし、ぼたんを気遣う者にも好意を示す。両腕を刀身に変化させる能力を持ち、婚礼調度の中では攻撃の中核を担う。これに加え、地中から巨大な刀身を出現させることも可能(発動時は中指を立てる)。好きなお酒は日本酒。酒には強く、麹箱の付喪神と飲み比べ勝負をして勝利し、幻の酒を勝ち取ったことがある。また、ぼたんの運動会の父兄リレーに参加して1位を獲った事もある。音楽はメタルが好きな模様。兵馬が長月家に初めて訪れた際は、ぼたんを誑かしているのでは、という兵馬の言葉に激怒し真っ向勝負を挑んだが、ぼたんを気遣う兵馬の想いを察知してからは歩み寄りを見せ、兵馬が求めた署名には誰よりも早く応じた。唐傘の襲撃後、ぼたんのもとを一時離れることになった際は、ぼたんを守り通すと誓った兵馬に再度勝負を挑み力量を確認し、兵馬の誓いの覚悟を問うた。唐傘の策略に遭い、他の婚礼調度と共に一時結界に封じられるも脱出し、雅楽寮との戦闘で爪弾にとどめを刺した。

大具足[編集]

京都三大付喪神の一角。

許可を得て兵馬に接触した。
玉垣の付喪神。挂を封印出来る数少ない存在。

雅楽寮[編集]

京都三大付喪神の一角。「ががくりょう」あるいは「うたつかさ」と名乗る。

爪弾
右目に眼帯を付けている老婆の姿をしている。一人称は婆(ババ)。
吹枝
少年の姿をしている。目つきが悪い。
現人神が顕現した際、破損し美しくないという理由で消滅させられた。

藁座廻[編集]

現人神に忠誠を誓う。全員が唐傘を所持している。

吹雪
天日
兵馬の兄・隼人の肉体を喰らいその体を奪った。
時雨
兵馬の兄姉を葬った事から岐殺の異名を持つ。

その他[編集]

麹箱の付喪神
非常に背の高い女性の姿をしている。酒造りを務めている特例付喪神。幻の酒を求めに来た薙と飲み比べ勝負をした。
手織機の特例付喪神。特別な反物を扱っている。
門守の付喪神。
門守の付喪神。
唐傘
兵馬の兄姉を葬った。
屋宇
門守家の屋敷を守る付喪神。

用語[編集]

塞眼
サエノメ。日本政府神祇省所轄。付喪神を鎮める役割を担う。
稀人
マレビト。付喪神の命の根源。
三大付喪神
一式を器とする強大な存在。塞眼と契約を交わしている特例の付喪神。
御三家
岐・辻・八衢からなる塞神直系。また、婚礼調度は岐、大具足は辻、雅楽寮は八衢というように特例付喪神は御三家の管轄となっている。

書誌情報[編集]

脚注[編集]

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出典[編集]

外部リンク[編集]