Seventeen (日本の雑誌)

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セブンティーン
Seventeen
愛称・略称 ST
ジャンル ファッション
読者対象 女子中高生、10代女性
刊行頻度 週刊→月2回刊→月刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 集英社
発行人 原島綾子
編集長 崎谷治
刊行期間 1968年6月[1] -
発行部数 35万部(2008年10月IMG JAPAN[2]調べ)
ウェブサイト http://hpplus.jp/st/
特記事項 かつては少女向け総合週刊誌

Seventeen』(セブンティーン、略称ST)は集英社が発売している女性向けファッション雑誌情報誌。「Popteen」と並ぶ人気雑誌。

毎月1日発売(日祝日、年末年始などの場合は1 - 3日前倒しされる)。

概要[編集]

1968年6月に、総合少女週刊誌『マーガレット』のお姉さん雑誌『週刊セブンティーン』として創刊、アメリカで1944年に創刊された『Seventeen』の日本版として出発した。掲載内容はファッション少女漫画芸能等。

通巻1000号となる1988年1月3日号より、誌名の表記をアルファベットの『SEVENTEEN』としてリニューアル。判型は大きいサイズ、刊行は月2回の隔週刊(毎月1日・15日)に変更し、漫画部分が無くなった。 漫画雑誌としての部分は『月刊ティアラ』として新創刊され、引き継がれた。その後、ライバル誌だった小学館の『プチセブン』の廃刊後、急速に売り上げを伸ばし(公称35万部[2])、「ティーンのNo.1雑誌」と銘打っている。

2001年から徐々に芸能人の記事や表紙掲載が減り、表紙には当雑誌の専属モデルを起用、誌面にも多数の現役女子高生読者モデルを登場させ、女子中高生向けファッション雑誌に特化するようになった。

創刊40周年を機に2008年10月号より月刊化。表記も『Seventeen』に変更した。

上位誌は1971年創刊の『non-no』であるが、2004~09年にかけては系統の異なる上位誌として『PINKY』も発売された。

月刊セブンティーン[編集]

1969年に『別冊セブンティーン』として創刊(1969年12月号)。毎月24日発売。掲載内容は、少女漫画の他にファッションや芸能もあった。1973年6月号より『月刊セブンティーン』へと名称を変更し、新創刊する。『週刊』の「週セ」に対し、「月セ」と呼ばれ、以下のヒット作を生み出したが、1986年12月号を最後に廃刊。同時に、それまで「月刊セブンティーン特別編集」とされていた『ヤングユー』が隔月刊から月刊になった。

掲載されていた漫画[編集]

週刊セブンティーン時代[編集]

月刊セブンティーン[編集]

沿革[編集]

  • 1968年 ティーンのための総合週刊誌として、『週刊セブンティーン』創刊。
  • 1968年別冊セブンティーン』創刊。
  • 1973年 『別冊セブンティーン』が『月刊セブンティーン』として新創刊。
  • 1986年 『月刊セブンティーン』廃刊。同時に『ヤングユー』が月刊化。
  • 1988年 『週刊セブンティーン』がリニューアル。表記をアルファベットの『SEVENTEEN』に変更。週刊から月2回刊へ。内容もファッション雑誌となった。漫画雑誌としての部分は、『月刊ティアラ』として新創刊。
  • 2008年 10月号より月2回刊から月刊へ。表記を『Seventeen』に変更。

専属モデル[編集]

誌面に登場する専属モデルは「STモ」と呼ばれる。STモは一般公募のオーディション「ミスセブンティーン」で選出されたり[3]、大手芸能事務所からの編集部への売り込みなどで定期的に補充される「プロダクション組」がいる。特にプロダクション組は2010年以降ローティーン向け雑誌『nicola』(新潮社)からのトップモデルもしくはナンバー2モデルの移籍が続いており、2010年の西内まりや、2011年の立石晴香、2013年の古畑星夏を皮切りに、それ以降2016年までは毎年9月号で1~2名の移籍が発生している。当時西内まりやはトップモデルとし活躍し表紙25回在籍64ヶ月を誇ったが、ローティーン雑誌主催のモデルオーディション出身者は冷遇される傾向があり、立石晴香(在籍29ヶ月)や藤麻理亜(在籍20ヶ月)は表紙を経験せずに比較的短期間で『seventeen』を卒業しており、また在籍中の古畑星夏も同年代では唯一の表紙未経験である。2017年5月現在プロダクション組の9名中7名がローティーン雑誌からの移籍組が占めている。 人気モデルは頻繁にカバーガール(表紙)を務めたり、連載ページを担当するほか、ソロでフォトエッセイが発売されることもある。また、本誌に限らないが、『週刊プレイボーイ』、『MEN'S NON-NO』など集英社の男性向け雑誌に出演して、女性に限らず男性からも支持を集めるという手法も採られている。卒業後は、他のファッション誌に移籍し引き続きモデルとして活躍する者がほとんどだが、女優歌手に転向し人気を得る者もいる。

本誌は10代の女性向け雑誌であるため、専属モデルは大抵20歳近くになると卒業していくものの、近年では、高い人気を誇るモデルは成人してからもしばらくは留まる傾向にある[4]2010年4月号より専属モデルがすべて平成生まれになった。

現行の専属モデル[編集]

名前 よみ 生年月日(年齢) 初登場号 表紙
回数
所属事務所 出自 備考
三吉彩花 みよし あやか 1996年06月18日(20歳) 2010年10月号 14 アミューズ ミスST2010 元『ニコ☆プチ』専属
広瀬すず ひろせ すず 1998年06月19日(18歳) 2012年10月号 13 フォスター ミスST2012
江野沢愛美 えのさわ まなみ 1996年11月01日(20歳) 2013年07月号 4 エイベックス・マネジメント プロダクション組 ピチレモン』(専属)より移籍
下村実生 しもむら みき 1998年10月22日(18歳) 0 ライジングプロダクション フェアリーズのメンバー
古畑星夏 ふるはた せいか 1996年07月08日(20歳) 2013年09月号 0 レプロエンタテインメント ニコラ』(専属)より移籍
大友花恋 おおとも かれん 1999年10月09日(17歳) 2013年10月号 3 研音 ミスST2013
田辺桃子 たなべ ももこ 1999年08月21日(17歳) 0 スターダストプロモーション
飯豊まりえ いいとよ まりえ 1998年01月05日(19歳) 2014年09月号 2 エイベックス・マネジメント プロダクション組 ニコラ』(専属)より移籍
横田真悠 よこた まゆう 1999年06月30日(17歳) 2014年10月号 3 アジア・ビジネス・パートナーズ ミスST2014
川津明日香 かわづ あすか 2000年02月12日(17歳) 0 アービング
樫本琳花 かしもと りんか 2000年06月29日(16歳) 0 エヴァーグリーン・エンタテイメント
岡本夏美 おかもと なつみ 1998年07月01日(18歳) 2015年09月号 0 エヴァーグリーン・エンタテイメント プロダクション組 ニコラ』(専属)より移籍
黒崎レイナ くろさき れいな 1998年11月11日(18歳) 0 研音
マーシュ彩 まーしゅ あや 2000年09月29日(16歳) 2015年10月号 0 オフィスサカイ ミスST2015
坂井仁香 さかい ひとか 2001年07月25日(15歳) 0 スターダストプロモーション ときめき♡宣伝部のメンバー
松岡花佳 まつおか はなか 2001年08月05日(15歳) 0 スターダストプロモーション
紺野彩夏 こんの あやか 1999年06月24日(17歳) 2016年03月号 0 スペースクラフト プロダクション組
佐々木莉佳子 ささき りかこ 2001年05月28日(15歳) 0 アップフロントプロモーション ピチレモン』(専属)より移籍
アンジュルムのメンバー
永野芽郁 ながの めい 1999年09月24日(17歳) 2016年09月号 1 スターダストプロモーション ニコラ』(専属)より移籍
南乃彩希 みなみの さき 1999年04月27日(18歳) 2016年10月号 0 フォスター ミスST2016 元『ニコ☆プチ』専属
杉本愛里 すぎもと あいり 2000年12月21日(16歳) 0 アミューズ
八木莉可子 やぎ りかこ 2001年07月07日(15歳) 0 エイジアクロス
木内舞留 きうち まる 2002年01月03日(15歳) 0 研音
田鍋梨々花 たなべ りりか 2003年12月24日(13歳) 0 インセント

過去の専属モデル[編集]

ミスセブンティーン[編集]

1986年から1999年までの休止期をはさんで2期に分かれる。

旧オーディション[編集]

1970年から1986年まで、「ミスセブンティーン」と題したオーディション大会を開催していた。

1971年大会は坂口良子がグランプリ、1978年大会では松田聖子が地区大会でスカウトされた。中でも1984年大会は非常に水準の高い大会となり(応募総数歴代最大18万325人)、松本典子や網浜直子らがグランプリを受賞し、入賞者の全てが歌手ないしは女優としてデビューしている。また、国生さゆり、渡辺美里、工藤静香、渡辺満里奈、清原亜希などが出場していた。

1986年の大会では、おニャン子クラブを生み出したバラエティ番組夕やけニャンニャン』との合同オーディションを開催した(出場者の中から7名がおニャン子クラブのメンバー、及び、おニャン子クラブB組に選出された)。なお、募集要項に記されていたグランプリ獲得者への優勝特典“ソロデビュー”と、“おニャン子クラブ内の新ユニットへの参加”は実現されなかった。

コンテスト受賞者[編集]

現在のオーディション[編集]

1986年以降一時休止していたが、1999年からオーディションが再開され、現在は専属モデルの選出に特化したものとなっている(下記のテンプレートも参照)。

4月号にモデルの応募方法が記載され、8月号で最終選考で残った候補者による読者投票で決定する。

また、毎年夏には専属モデルが総出演するファッションショー「夏の学園祭」が開催され、そこで受賞者をお披露目するのが恒例となっている[5]

さらに,10月号の紙面にて全国の読者にお披露目する。

連動番組[編集]

BS-TBSでは、2008年から「夏の学園祭」の模様を放送するようになり、翌2009年4月からは本誌とのメディアミックスとして『恋とオシャレと男のコ』というテレビドラマが放送され、セブンティーンの専属モデルが主演を務めた。7月からは、メディアミックスの第2弾となる情報・バラエティ番組『激モテ!セブンティーン学園』が開始、やはり同誌の専属モデルがレギュラー出演していた。

Seventeenモデビュ[編集]

集英社と株式会社スナウトが共同で2011年からMobageで配信しているソーシャルゲーム[6]。「STモデル」が全員ゲーム内に登場するだけでなく、『Seventeen』監修のアバターやアイテムも用意され、人気ブランドとのコラボアイテムも登場している。プレイヤーは、『Seventeen』の専属モデル「STモ」になるための様々なミッションをこなしたり、モデルの仕事をこなしたりして、自分磨きを行っていくモデルを職業として体験するゲーム。フィーチャーフォン用に公開。

その他[編集]

  • SH-05B - Seventeenとコラボ(docomo
  • 中村昇 (写真家) - 1972年の入社から2008年の定年まで集英社に勤務したが、最初の配属先がセブンティーン編集部。

脚注[編集]

  1. ^ 集英社 小史 1968年『週刊セブンティーン』
  2. ^ a b IMG JAPAN NEWS RELEASE Licensing News 2008.10.27
  3. ^ 一般公募ではあるが、既に芸能事務所に所属しているモデル・女優も多い。
  4. ^ 例を挙げると、谷口紗耶香榮倉奈々佐藤ありさ桐谷美玲など。
  5. ^ 榮倉奈々、セブンティーンモデルを卒業 - 「セブンティーン 夏の学園祭」マイコミジャーナル』2009年8月19日付配信
  6. ^ 集英社、「Mobage」で『Seventeenモデビュ』題材のソーシャルゲームを提供 『SocialGameインフォ』2011年7月4日付配信

外部リンク[編集]