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MiChao!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

MiChao!』(ミチャオ!)は、講談社が配信していた、パソコン向け無料ウェブコミック配信サイト。イラスト、ムービーなどのエンターテインメントコンテンツも配信していた。

概要

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講談社MouRa[1]のサイト内にて2005年12月にプレオープンし、2006年4月27日に本格オープン。掲載されている作品は少年漫画少女漫画青年漫画TLBLなど幅広いジャンルにわたっており、そのジャンルによって作品がグループ分けされている(しかし2009年以降の新連載作品は何故かジャンル分けされていない)。またほとんどの掲載作品が携帯コミックとして先行配信されており、その関係からか作品名の頭文字があ行か行の作品が多い。なお携帯コミックで先行連載されていた作品には、パソコンで本配信されていない作品も多く存在する。

サイト内の漫画やイラストは会員登録をすることで全て無料で閲覧可能であり、毎週金曜日に更新されていた。ただし更新ペースは各作品により異なり変則的であるが、大抵の作品は約1か月で最新話が配信されていた。また最新話の無料配信は、配信開始から3週間のみであった。

連載作品は電子書籍として発売されている他、一部人気作品はKCDX MiChao!KCレーベルより単行本でも発売されている。

更新終了の概要

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2009年5月15日に漫画家真鍋譲治のブログで、「MiChao!が閉鎖すると講談社から電話が来た」という旨の日記が更新された(現在は該当の日記自体は残っているが、『MiChao!』とは分からないようになっている)。

その後2009年11月13日に配信サイトにて公式に更新終了の情報が掲載され、11月27日に更新が終了した。その後は、2010年1月8日午前10時にサイト自体が閉鎖される予定であったが、しばらく存続していた。現在は、ドメインが手放された模様。掲載作品は、携帯コミック配信にて順次完結後、PCでは電子書籍として刊行・有料配信される予定(一部作品を除く)。作品情報については携帯コミックサイト『講談社コミックプラス(携帯版)』を参照。

なお、2010年7月7日に刊行を開始した『月刊少年シリウス』からの派生アンソロジーコミックネメシス』に、『MiChao!』で連載されていた「誘爆発作 ツナガレタ心臓」「ディザインド」「五大湖フルバースト ―大相撲“心・技・体”伝説2―」の3作品と、携帯コミックのみで連載されていた「ママはチャイドル!!」が移籍し第1話から再掲載を行なっている。

PC版連載作品

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※ただし「最終話」と宣言せずに長期にわたり更新されていない作品も存在する。

劇画座[1]

ひめちゅ[2]

LOVEめいく[3]

  • あしたの恋の空もよう 百葉箱(今日マチ子
  • アンバランスな関係(御茶まちこ
  • いきなり☆ラブばすマシーン(鈴里ハル※ニュー☆フェイスにも所属。
  • シゲキMAX!オンナ教師とハチミツ少年(カナエサト※ニュー☆フェイスにも所属。

男ディズム[4]

イケパラ[5]

ザ・怖[6]

  • ブラッドステイン 〜血液感染〜(速瀬羽柴

ニュー☆フェイス[7]

カレイドスコープ[8]

※所属無し

休載中

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※休載が告知されている作品のみ

連載終了

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など。

ピテカントロプス

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ピテカントロプス』は、『MiChao!』内で展開されていた子供向け漫画や絵本を中心に配信するウェブコミック誌。『MiChao!』内では前述した様々なジャンルと同等の扱いを受けていたが、このジャンルのみ個別の公式サイトが存在していた。

2008年11月28日に突如、更新終了の公式アナウンスがあり、各作品の今後および単行本の情報については引き続き公式サイトで発表していくとのことである。
しかし実際には「ファイアキング」「だんだら」「ディアボリカ」が『MiChao!』で連載再開、「手乗りマンモスのモウちゃん」などが書籍化されているにもかかわらず、公式サイトでの発表は一切無い状態にある。

概要

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掲載作品は「コミック絵本」と総称しており、編集部は『MiChao!』とは別のようであった。更新日は『MiChao!』と同じく毎週金曜日であったが、個々の作品の連載間隔により更新が無い日も存在した。また、ほぼ全ての作品が携帯コミックで先行配信されている。

『ピテカントロプス』掲載作品は『MiChao!』掲載作品とは違い、電子書籍での発売はされていない。しかし一部作品は講談社のKCDXKIDS宝箱まんがエネルギーKIDS宝箱おはなしエネルギーなどのレーベルから単行本として販売されている。

更新終了時に連載中だった作品

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連載終了

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読みきり

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主催賞

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デジタル環境での今までに無い新しい表現形式を求めたデジタル新人賞として「コロッセオ」を主催していた。2006年から2008年までに全8回が開催された。

マンガ部門、キャラクターイラスト部門、アニメーションムービー(フラッシュアニメーション)部門、テーマイラスト部門[9]の4つに分けられており、それぞれの部門で金賞から銅賞まで用意されている。金賞を受賞した作家には賞金60万円と『MiChao!』での掲載権が与えられていた。また銀賞以上を受賞した漫画作品、銅賞以上を受賞したイラスト作品とアニメーション作品は、選考結果発表のページで現在も無料で公開されている[10]。なお受賞作品の閲覧については会員登録の必要はない。

関連項目

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脚注

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  1. ^ 主に劇画風の漫画が所属しているジャンル。
  2. ^ 主に萌え系漫画が所属しているジャンル。
  3. ^ 主に女性向け漫画(少女漫画系)が所属しているジャンル。
  4. ^ 主に青年向け漫画が所属しているジャンル。
  5. ^ 主に女性向け漫画(レディースコミック系)が所属しているジャンル。
  6. ^ 主にホラー系漫画が所属しているジャンル。
  7. ^ 新人漫画家の作品が所属しているジャンル。
  8. ^ 主に上記のジャンル以外の漫画(ファンタジー、ギャグ、コミックエッセイなど)が所属しているジャンル。
  9. ^ 第4回から第7回にかけて行なわれた。
  10. ^ イラスト作品については募集枚数が3枚であり、銀賞以上の作品は全て公開されているが銅賞の作品は1枚のみである。

外部リンク

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