究極超人あ〜る

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究極超人あ〜る
ジャンル ギャグ漫画SF漫画
漫画
作者 ゆうきまさみ
出版社 小学館
掲載誌 週刊少年サンデー
週刊ビッグコミックスピリッツ
月刊!スピリッツ
発表期間 1985年 - 1987年2012年2015年
巻数 単行本全9巻
ワイド版全4巻
文庫版全5巻
話数 全100話 + 読切4話
OVA
監督 知吹愛弓
キャラクターデザイン 杉山東夜美
メカニックデザイン 佐山善則
アニメーション制作 スタジオこあ
製作 バンダイ、メディアリング、小学館
発売日 1991年
テンプレート - ノート

究極超人あ〜る』(きゅうきょくちょうじんあーる)は、ゆうきまさみによる日本の漫画作品、およびそれを原作としたOVA作品。第19回星雲賞マンガ部門受賞。

作品概要[編集]

週刊少年漫画雑誌『週刊少年サンデー』(小学館)にて、1985年から1987年にかけて連載された(昭和60年34号 - 昭和62年32号)。単行本は小学館:少年サンデーコミックスより全9巻、同ワイド版より全4巻、小学館文庫より全5巻が刊行されている。他のメディアでの展開はその項を参照。

私立春風高校を舞台に「光画部」(こうがぶ。一般にいう写真部)に属する生徒・OBたちとその周辺で起きるさまざまな珍妙な(ある意味非常識な)出来事を描いた学園コメディ漫画。それまで部活動をテーマにした作品は体育会系のクラブ活動を熱く描くものが多かった中、派手な活躍の場が少なく、比較的地味とされていた文化系クラブにスポットライトを当てた。社会的には変人に分類される個性的な生徒や人々の感性や生態をユーモアをこめて肯定的に描いている。

本作の舞台である春風高校はごく普通の学校だがどこか変な人が集っており、中でも光画部は(OBも含めて)特に個性豊かな人々が集まっている。(一応)主人公であるR・田中一郎は、マッド・サイエンティスト世界征服のために作った、(あらゆる意味で)人間同等のアンドロイドという非常識極まりない存在であるが、登場人物たちにあっさりと受け入れられているばかりでなく、周りのあまりにも非常識な人々の前では、非常に影が薄い。作品中には当時の時事ネタや特撮アニメネタなどが豊富に織り込まれており、解る人は大笑いし、解らない人にも何となく笑えてしまう話の作りが人気の源である。

人間と同等のアンドロイドが実在すると言う点においてはSFに分類されるが、それが日常のものとして受け入れられていると言う意味ではエブリデイ・マジックの要素も持ち合わせる。

連載終了後[編集]

2010年に作者であるゆうきまさみの開業30周年を記念した様々な企画の1つとして単行本『ゆうきまさみ年代記』が発売され、書き下ろし読み切り「究極超人あ〜る EVOLUTION」が収録された。『究極超人あ〜る』がストーリーのベースになっており、そこに『鉄腕バーディー』のバーディー&つとむや『機動警察パトレイバー』の泉野明などのゆうきまさみ歴代キャラが登場する。

連載終了から25年後の2012年には週刊ビッグコミックスピリッツ49号で読み切り短編「究極戦隊コウガマン劇場版3D」が掲載された。これは前年に発生した東日本大震災の復興支援を目的としたチャリティー企画「ヒーローズ・カムバック」の一環として行われており、2013年4月30日に同企画の作品をまとめた単行本『3.11を忘れないために ヒーローズ・カムバック』を発売し、諸経費を除いた収益が寄付された[1][2]

2015年には作者であるゆうきまさみの画業35周年を記念した企画が小学館の雑誌で行われ、その中で『あ〜る』関連の企画も行われた。月刊!スピリッツ10月号に「『究極超人あ〜る』ほぼ週めくり!?“あ〜る”な究極カレンダー」が特別付録として添付され、前後編の新作読み切りの前編が週刊ビッグコミックスピリッツ42・43合併号、後編が月刊!スピリッツ11月号に掲載された[3]。また、電子書籍版の月刊!スピリッツ11月号に限り前編も特別掲載されており、前後編ともに掲載されている[4]。連載終了後からの続編となっており、扉絵はかつてスピリッツで連載されていた『美味しんぼ』のパロディとなっている。

2016年2月、バレンタインのエピソードを描いた「14日の土曜日」の巻で、椎子があ〜るに贈ったハート型のせんべいをモチーフにした“究極超人あ〜る メモリアルせんべい”がナタリーストアで販売された[5]。しかし、バレンタイン当日の14日を過ぎてからの発送である[6]

作品の背景と特徴[編集]

もともとこの漫画は全くの創作というわけではなく、その舞台は都立板橋高校の光画部[注 1]をモデルにしている。ゆうきまさみの友人である音楽ディレクター・とまとあきの出身校で、その高校の後輩の成原(ナリゲンと読む。成増に住む原人の意。とまとあきの3つ下)があ〜るの直接のモデルである[7]

それ以外にも、ゆうきの友人・知人をモデルにしたキャラクターや、明らかにモデルがわかるキャラクターが多数登場する。

ゆうきの友人・知人をモデルにした例:

  • たわば → 先に挙げたとまとあき[7]
  • 鳥坂 → 鳥坂(細川)司(とまとあきの後輩[7]、元東京都職員)
  • まりい → 川村万梨阿(声優)[8]
  • 伊東 → 伊藤和典(脚本家)[7]
  • 伊東の彼女→高田明美(イラストレーター、連載時は伊藤和典の妻(後年離婚))
  • 刑事さん → 福田孝(サンデーでの初代担当)
  • 島崎 → 島崎信行(OVAでのディレクターの一人)
  • 審判・島本[注 2]島本和彦(漫画家)[注 3]

明らかにモデルがわかる例:

両者に当てはまる例:

また、この漫画にはいたるところに特撮やその当時の時事ネタを基にしたパロディがちりばめられており、知っている人は思わずニヤリとしてしまう要素も数多い。例えば、さんごの苗字「大戸島」はゴジラが初めて出現した島の名前である。

台詞が時々、第二次世界大戦前を思わせるものになる(「なんでしょう?」→「なんでせう?」等)のも特徴の一つ。連載当初は誤植と思われないよう、現代仮名遣いのルビが振られていた(本作品の個性と認知されてからは、定番のセリフにおいてはルビ振りがなくなった)。

春風高校[編集]

舞台である春風高校は、東京都練馬区桜台羽沢の間にある架空の町・諌坂町(いささかちょう)に戦前から存在している私立高校。諌坂町の所在は、2010年11月に小学館から発売された『ゆうきまさみ年代記』により、明らかにされた(春風高校校歌にも「環七陸橋跨いで眺る京王ビル…」とある)。また、本編中では「いささか(東京都練馬区諌坂)」という駅が江古田駅桜台駅の間に存在している。

単行本第2巻で光画部の発行の雑誌「RanRam(乱々)」を各クラスに24部配布し、生徒会長選挙での投票数が966名である事から、各学年8クラス、クラス定員40名以上、全校生徒1,000名弱の学校規模である事が推測される。また、校長の奥さんが理事長を務めている。

作品内では、陸上短距離のインターハイ優勝経験者がいたり、中学野球で全国制覇を果たした曲垣が甲子園出場を目指して入学してくるなど、運動部の活動は活発なようであるが、実績は残せていないようである[注 4]。それと平行して、光画部を始めとする様々な文化部が自由奔放に活動するリベラルな校風も持ち合わせている。

主な登場人物[編集]

声優の後ろの記号は登場メディアの違い(ミニドラマは「D」、OVAは「A」)を表す。

光画部[編集]

一般で言う写真部のこと[注 5]

光画部に所属する部員は、現役とOBが入り交じっているため、ここでは入学年度にあわせて同学年ごとに紹介する。ただし、あ〜ると小夜子については転入生であるためその年度の入学生ではないが、ここでは便宜上該当年度の入学生として扱う。なお役員経験者には別に役職名を示す。

1980年度以前入学[編集]

たわば(束場[注 6][注 7])先輩
声 - とまとあき (D)
くわえタバコがトレードマーク。連載開始時からすでにOBでありながら、在校生徒と誤解を受けるほど部活の出席率が高い。アクの強い後輩の鳥坂を凌駕する発言力があるが、それに伴う実際の実行は現役部員たちに行わせる飄々とした人物。
女性に対して幻想を持っており、さんごの下品な発言に度々怒った。第1話で「20歳を過ぎている」と自称している。彼が行った修学旅行の回想であ〜るやさんごの担任である松浦が描かれていることから、あ〜るやさんごの3年(の倍数)先輩であるという推測もでき、年齢が20歳以上であるという裏付けとなっている。高校卒業後は写真学校に進学、しかし籍を置いているが通ってはいない模様。フルネームは作中では明らかにされていないが、撮った写真には「A.TAWABA」と書かれている[注 8]

1983年度入学[編集]

鳥坂先輩(とさか)"部長"
声 - 神谷明[注 9] (D、A)
光画部の暴君。常に眼鏡が微妙に光を反射している(眼鏡がないシーンもあるが、その際は前髪で目が隠れた。また1巻の1コマだけ眼鏡の奥に眼が描かれたシーンもある)。自称「19年間連勝を続けてきた男」、「ザ・OB」(ワイド版・文庫版では「ジ・OB」)、「敗北を知らぬ男」(たわば曰く「敗北を忘れる男」、「鳥頭」)。「生まれついての騒動屋」とも称される。性格は、押しが強くて厚顔無恥、かつ好戦的な性格。あ〜るに関節技をかけたり、右手中指を突き立てるポーズをとったりすることからもその性格が伺える。また無類の特撮スーパー戦隊好きである。
味覚も常人とはかなり異なり、カレーフラッペなど普通では考えられない奇異な食べ物も嗜好する。
呆れた表情をするとき、「カクン」と音を立てて口を大きくカパッと開ける癖がある。また、「と」という字の入った扇子を持って「よいよい、よいではないか」と発言することもあるが、これは「エルフ・17(山本貴嗣)」のキャラ「マスカット・タイラー(OVAのCVが同じ神谷明)」の影響。
愛用のカメラはニコンF3(モータードライブMD-4装備)。写真の腕は悪くないようだが、少なからず癖があるようである[注 10]
眼鏡を外すと殆んど見えなくなるため、特に喧嘩の際は相手との間合いを計れず、手加減ができなくなってしまう。
愛用のバイクはオフロードバイクのホンダXL250Rパリ・ダカール。ヘルメットはショウエイのVT-1R。
愛校心・愛部心は人一倍強く、部員からもそれなりに信頼されている。
卒業後は東京都職員になるが、卒業後も日常的に光画部に顔を出している。部室に布団や洗面道具を常備しており、寝泊りすることもある。
なお、原作では名前は表記されていないが、OVA版の資料集[10]では鳥坂司と表記されている[注 11]

1984年度入学[編集]

R・田中 一郎[注 12](R・28号)(あ〜る・たなか いちろう)"部長"
声 - 塩沢兼人[注 13] (D、A)
本作の主人公。万能工学博士成原成行によって作られたアンドロイドであり、ロボットと呼ばれると嫌がって訂正する。本来は成原博士が自分を追放した学会に復讐するため、世界征服計画の一環として作られたアンドロイドであり、あ〜る自身もそのことを自覚はしているものの、その気は全くない。
1985年の1学期終業式当日に春風高校2年D組に転入してくる。どこから編入してきたかは不明で、本人も聞かれて困惑する描写がある。
左目は前髪で隠れている。常に黒の詰め襟学生服下駄を着用。学生服は脱がしても脱がしても、たまねぎの如く際限なく着た状態で脱いだ学生服の下から現れる。
性格は至って人畜無害でおだやか。おとなしく、言動も行動も周りの流れからワンテンポ遅れていることが多い。「やぁ。」と、人差し指と中指をゆるく曲げた独特のVサインで挨拶をする。口癖は前述「やぁ。」の他に「やや?」、興奮すると「うきゃ、うきゃきゃ」と独特の声をあげる。
頭のネジが締まると、途端に冷徹な面を見せ始めるが、長続きしない。転んだり、頭部に衝撃を与えると耳からネジなどがこぼれ落ちることがあるが、すぐさま故障したり機能が停止するようなことはない。
あらゆる意味で人間同等の能力を持つが、コンピュータのような計算能力は持っていないので、数を数えるのに指を折る(軌道計算は出来るらしく、バスケットボールのゴールは外さない)。動力源はご飯(白米)、人間の食事のように口で咀嚼して体内に取り込みエネルギーに変換している。特にササニシキには目がなく好物。米が原料であれば、餅や素焼きの煎餅などの加工品も食べられる。甘酒を飲んだ際は酒乱であることが発覚[注 14]。それら以外のもの(パンや加工食品など)を食べると体が拒絶反応を起こして部品を吐き出すが、再び飲み込む事で体内で自動修復が可能。コンセントプラグを体に有しており、電気炊飯器を使って自力でご飯を炊くことができる。バイト等した際の給料はお米で支払って貰っているらしく、米穀通帳を持っている。
外道照身霊波光線」なる光線を駆使し、幽霊を探すこともできる。
愛車は轟天号というスポーツ型自転車(ベースはブリヂストンサイクルのロードマンと一部では言われているが、漫画版では数種類登場している)。あ〜るの脚力と相まって、新幹線をも上回る驚異的なスピードで走行可能[注 15]埼玉県の地図を常備しており、それを見れば全国どこでも道に迷わない。
まともに動かないガラクタ同然のR・26号やR・27号[注 16]などの兄・姉がいるほか、R・29号という妹(自称・アール・デコ[注 17]がいる。
愛用のカメラは自作の木造フレーム製で、オートフォーカス搭載だが、その赤外線照射装置はなぜか超大出力のレーザー光線や謎の怪光線を出してしまう。OVAではさらに改良(改造?)が加えられ、物質転送機やビームキャノンになっていた。一応カメラとしての機能は備えており写真も撮れるが、被写体はみんな破壊されている。
運動会の回で、徒競走に出場して1位を取るさんごの颯爽とした姿を「うつくしい」と認識して以降、彼女に対して特別な感情を持っているような描写が多々見受けられる。
前述のとおり計算能力が低いため高校ではほぼ全科目で単位不足に陥り、卒業後の1987年度以降も高校で補習を受ける描写が見られた。35周年記念読切では補習を受けたにもかかわらず留年した模様で「春風高校の4年生」として春高に通う様子が登場している。
後のゆうき作品にも度々モブキャラクターとして登場している。作者にとっては呪縛同然であり、また特別なキャラクターのひとりであるという。
大戸島 さんご(おおとじま さんご)"副部長"
声 - 笠原弘子(D、A)
元気さと明るさ、運動神経のよさが取り柄の天真爛漫な女子部員。足が速く、陸上部員をおさえて運動会で1位を総なめするほどの俊足。しばしば「何故陸上部に入らなかったのか?」と不思議がられる。走っても胸が揺れない幼児体形で、小学生扱いされることもあるが、コンプレックスに思っているわけではなく、プールや海に入る際には実に堂々とビキニを着用している。
現役部員とOBとの直接の調整に当たることが多く、両者がいい関係を保っていられることからも彼女の存在の大きさがわかる。あ〜るに対して恋愛感情とまでは至らないが好意を持って接している。全話に登場し、本人曰く「皆勤賞」。たまに「もっこりパンツ」「明るい家族計画」などエグい下ネタ発言をかまし、椎子に突っ込まれ、たわば先輩に怒られる。
主愛用カメラはキヤノンAE-1プログラム(シルバーボディ)。卒業後は区役所に就職。名前の由来は誕生日が3月5日であることから。
堀川 椎子(ほりかわ しいこ)"副部長"
声 - 冨永みーな (D、A)
通称「しいちゃん」。さんご曰く「防波堤」「光画部のお母さん」的存在。ショートヘア(連載開始当初はロングヘア)。顔にある点々はそばかすではなくにきび[11](下駄箱にクレアラシルを入れられていたことがある)。水泳部員を篭絡できる程のナイスバディの持ち主。光画部で唯一、真面目に写真を撮っていて進路を考えている。運動会では「さんごとしいちゃんで全得点の5割を」稼ぐほどの運動能力も保有。
どんな騒動がおきても、冷静沈着にそれを見守る。縁の下の力持ちとなって、光画部のピンチを救うことが多い。しかし彼女も光画部の一員、見事な演技で生徒会長の西園寺まりいを騙したり(西園寺曰く「女ペテン師」)、つい鳥坂の口癖が出てしまったりと、光画部にしっかりと染まっている。
卒業後は日本大学芸術学部写真学科に進学。
あさの
声 - 伊崎寿克(A)
メガネをかけているのが特徴。第3話から登場しているレギュラーだが直接名前を呼ばれることは一度もなく、物語の終盤まで名前が不明だった。名前の初出は、きしだと共に撮影会を欠席した時で、この時も「あさのときしだ」と呼ばれ、どちらがどちらなのか区別が出来なかった。下の名前は不明。きしだと一緒に行動していることが多い。愛用カメラはキヤノンAE-1(シルバーボディ)。練馬産業大学(練産大)を受験するも不合格となる。OVAでは、エンディングのクレジットでは「浅野」、ジャケットの作品紹介では「メガネ」と表記されている。
きしだ
声 - 長谷有洋(A)
リーゼントの髪型が特徴。第1話から登場しているが、名前の扱いはあさのと同様。どちらがどちらなのかは、撮影会を欠席したきしだのカメラを、曲垣が借りてきていることから判明。カメラの知識がない場合はOVAにおける声優の配役から判別するという方法もある。持っているカメラはペンタックス(機種不明)かオリンパス OM10。あさのと同じく練産大を受験し不合格となる。OVAでは、エンディングクレジットでは「岸田」、ジャケットの作品紹介では「リーゼント」と表記されている。

1985年度入学(転入)[編集]

天野 小夜子(あまの さよこ)"部長"
声 - 島田満(D)、 兵藤まこ (A)
光画部が新部室に移転した際に幽霊として登場。新部室を光画部と奪い合いになるが、共存共栄を図るべく光画部に部員として招き入れられる。幽霊の実体は、交通事故により入院していた[注 18]彼女の生き霊幽体離脱して部室に遊びに来ていた姿だった。肉体に戻ることを条件に祖母(天野セト)を説得し、1986年度の三学期に春風高校の2年B組に転入する。性格は、押しが強くてひねくれ者で先天的に偉そう。要するに「女鳥坂」だが、指摘されるまで自覚がなかった(思考的には鳥坂より手堅い傾向)。生霊のころは、あ〜るから発生する磁場が落ち着くといい纏わりつくように憑りついていた(肉体に戻ってからも磁気治療器がわりにしていた)。すでに部員だったこともあり、転入初日にあ〜るの後任として部長に就任。部の予算確保や機材の調達にかかるお金にもしっかりとうるさい。得意技は頭を壁にぶつける事による幽体離脱。

1986年度入学[編集]

兵藤 信(ひょうどう まこと)
声 - ゆうきまさみ(D)、 鳥海勝美(A)
曲垣剛の幼馴染。女顔でベビーフェイス。女装と怪人「キングアラジン」の真似が特技。女装については諫坂商店会主催の「町内女装美人コンテスト」にて優勝したほど。見た目とは裏腹に、本人曰く「品性下劣」で下ネタも好き。露出狂的な一面もある。脛や脇の体毛が無いため、女装の際も剃る必要が無い。
写真の知識は皆無。撮影会の際に、110フィルムのトイカメラを持参して、光画部員を唖然とさせた[注 19]
物語後半で、あまりのキャラの多さに作者が出し忘れるというハプニングがあった。
曲垣 剛(まがき ごう)"会計"
声 - 知吹愛弓(D)、古谷徹(A)
信の幼なじみ。中学校時代(諫坂三中)は野球部のピッチャーとして、全国中学野球大会にてチームを優勝に導いた。本人は高校でも野球部に入るつもりであったが、鳥坂の挑発的な口車に乗ってしまい「負けたら光画部に入部する」という変則野球対決を光画部の面々と繰り広げることとなり、敗れて光画部員になる。
性格は真面目。上記の敗北が余程のトラウマになったのか、鳥坂に睨まれると時に悲鳴を上げてまでうろたえる。ショックを受けるとムンクの名画『叫び』のポーズをとる。群を抜いて高身長のため、レフ板持ち担当をやらされている。親を師匠として華道にも精通し、その特技を部活でも活かす。
信のことは「まことちゃん」と呼んでいる。幼稚園児のとき、うっかり結婚の約束をしてしまったため、高校生になっても弱みとしてチラつかせられている。
西園寺 えりか(さいおんじ えりか)
声 - 高田明美(D)、 かないみか(A)
生徒会長、西園寺まりいの妹。姉とは対照的に、言動はかなり幼く一般常識にも疎い[注 20]。あ〜るが転んだ拍子に廊下ですれ違ったえりかのスカートを咄嗟に掴んで引き下ろしてしまい、葉っぱのプリントのショーツが露出。しかし、えりかはその行為を大胆な求愛と受け取り、光画部に入る。私服の学校にも関わらず、初登場の時にはセーラー服を、後期にはあ~るとお揃いの詰め襟学生服を着用している(袖は長いためか折っている)。
特技は般若心経暗唱と姉まりいの物まね。鳥坂同様、驚異的な味覚の持ち主。
撮影会に家の物置から6×9cm判のマミヤユニバーサルプレスを持ち出し、鳥坂を唖然とさせた[注 21]

1987年度入学[編集]

荒又(あらまた)
下の名前は不明。性格は極めて短気で荒っぽい。同学年の近衛史喬(このえ ふみたか。西園寺姉妹の従兄弟)と光画部か写真部に入部するつもりでいたが、最初に光画部部員と接触したことで写真部を検討することなくその場で光画部に入部してしまう。近衛はその後写真部に入部する。
レオナルド 根岸(レオナルド ねぎし)
日系アメリカ人。外国人であることから鳥坂らに勝手に名前を推測され、ベンジャミン伊東の名を拝借し「ベンジャミン」と名付けられる。本名を名乗った後もそのままベンジャミンの名が定着してしまったため、本名で呼ばれることがない。短絡的に外国人というだけで戦力になると見なされ強制的に入部させられた。タコイカが大嫌い。普段は片言の日本語だが、怒りで他者を罵倒するときだけはなぜか流暢になる。愛国心が非常に強く、やや尊大な態度を取る。アメリカを馬鹿にされたと感じると烈火の如く怒る。「アメリカンコミックのまね」の持ち技があるが、本人は無意識に繰り出しているため、技の自覚がない。アメリカでは9年生(日本で言う中学3年生)までバスケアメフトをやっていた。しかし上手くはない。
国枝 千里(くにえだ せんり)
女子部員。鳥坂をも上回る特撮マニア。あ〜るや信の特撮関係のモノマネ(ケムラーの目、テレスドンの目、キングアラジンのまね)に対してダメ出しをしたことがある。写真作品は特撮風の合成ものが多い。

生徒会[編集]

西園寺 まりい(さいおんじ まりい)
声 - 川村万梨阿(D、A)
あ〜る達と同学年。初登場時には鰯水、鴨池とともに新聞部であるが、以後この設定は生かされていない。あ〜ると生徒会長選挙で闘い、一票差[注 22]で辛くも勝利を収めて生徒会長に就任した。強度の近眼だが、眼鏡をかけている自分の姿が好きではないため、読書時などを除いて基本的に裸眼。裸眼時はたびたび障害物に気付かず激突、その様を妹のえりかに真似される。仕草や表情はキュートなものの、性格は強烈で、別名「鉄の女」。高笑いは強烈。スポーツも堪能でバレーボールが得意。愛読書はアドルフ・ヒトラーの「我が闘争」。
生徒会長在任中の予算編成では、光画部を含む一部文化系クラブの部費削減を断行している。責任感の強さから、トラブルメーカーで実績の無い光画部を敵対視し、ありとあらゆる手で何度も光画部の取り潰しを画策するが、光画部に最後まで勝てなかった。『燃えるV』へ登場したことがある(燃えるV#エピソード参照)。
鰯水のことは憎からず思っている。また、生徒会長としては光画部を徹底的に敵視する一方で鳥坂があ〜るの誕生パーティー(にかこつけたクリスマスパーティー)に誘ってきた時には陰謀を疑いながらも積極的に参加する、春風高校占拠時には生徒会に対策本部を立ち上げて指揮を取る一方で鰯水に光画部のサポートを指示するなど、個人的には必要以上に光画部を嫌っているわけではない様子。
モデルは声を担当した川村万梨阿で、見た目や性格も色濃く反映されている。
鰯水 等[注 23](いわしみず ひとし)
声 - ぶらじる(D)、 鈴置洋孝(A)
まりいとともに登場。色男を自負しており、実際女生徒から人気がある。在校期間3年間を中心に前後2年、通算5年分の春風高校女子生徒の顔と名前を全員記憶しており、鴨池いわく「色魔」である。当初は生徒会サイドとしてまりいとともに光画部と敵対していたが、強制的に同行させられた撮影旅行でのうかつな一言をきっかけに光画部に強制入部させられ、以降は光画部と行動を共にすることも多くなる。遂にはまりいに「光画部のお仲間」と呼ばれ、開き直るにいたる。嘘と知らずに、一人だけ部費を払っている。
作品中では、必ず脚からコマに入ってくる。まりいに好意を寄せている。愛用のカメラはキヤノンF-1
鴨池(かもいけ)
声 - とまとあき(Dのまぬけ獣ガモイケ役として )
下の名前は不明。容貌はお世辞にも良いとは言えないが、メガネ男でクールな現実主義者にして、生徒会の参謀。光画部vs生徒会による光画部室攻防戦においては、生徒会狙撃隊に所属。エアソフトガンAR-7により、敵部隊大将R・田中一郎を『西部戦線異状なし』よろしく手元から転げ落ちたおにぎりを拾おうと身を乗り出したところを一撃で仕留め、生徒会側の勝利に大きく貢献した。趣味はクロスワードパズル
島崎(しまざき)
声 - 開田裕治(D)、 龍田直樹(A)
あ〜る達より1学年下。鳥坂の中学時代の後輩に当たる。生真面目で責任感が強い。瞳には黒目が四分割されるほどの大きな星が輝いている。特技はイルカの曲芸[注 24]。春風高校最強のクラブと呼ばれる「土木研究会」所属で、「壊れたところがほったらかしになっているのが我慢できない」として校内の営繕を密かに行っていたことをまりいに感心され、まりい自身によって後継の生徒会長に指名される[注 25]。しかし、生徒会の仕事よりも校内の営繕を優先しがちである。まりいは島崎が鳥坂の後輩であることを知らずに指名したため、鳥坂は当初は傀儡政権として利用できると思っていたが、鳥坂らの光画部優遇を求める要求や圧力にも「会長としての責任がある」と一切応じないなど実直で、鳥坂を悔しがらせた(ただし、出来る範囲で融通を利かせるなど、まりいよりは柔軟な面もある)。まりいが失敗した「春高祭名物・光画部暗幕強奪」の阻止に成功したが、その後光画部長になった小夜子には生き霊時代に脅かされており、苦手としている。執行部には信頼を寄せており、小夜子に押し切られて光画部の予算を増額した執行部をまりいが非難した際は「執行部はよくやっている」と庇い、その気迫でまりいをたじろがせた。
テレビアニメ「機動警察パトレイバー」第38話に土方とともにモブキャラクターとして登場。
苗場 健一(なえば けんいち)
執行部員。諌坂商店会主宰の「町内女装美人コンテスト」でまことに負けて準優勝に終わったという過去を持つ。文化祭の最中でも校内の営繕に出向いてしまう島崎には呆れ気味だが、執行部が島崎から全面的に信頼されていることについては、まんざらでもないようである。

弱小クラブ部長連絡会[編集]

春風高校の文化系クラブによる連合組織。参加クラブは、漫画研究会、文芸部、映画研究会、演芸部、光画部、超常現象研究会、鉄道研究会(順不同)。まりいにより部費の削減を断行された文化系クラブが、生徒会に対抗するために組織された。組織結成の提唱者は、漫画研究会部長の有島。

有島(ありしま)
漫画研究会の会長。ハードなエロマンガを書いている。煙草と見せかけて禁煙パイプをくわえてまりいをおちょくったりする。鳥坂とは馬があっている模様。自分を差し置いて“があるふれんど”が出来た伊東に対しては嫉妬丸出しであり、不幸のチョコを下駄箱に忍ばせていた。
伊東(いとう)
文芸部の部長。顔もしぐさもどこか猫っぽい。彼女がいる。鉄道車両の網棚で寝ることができる。
新倉 俊哉[注 26](にいくら としや)
超常現象研究会の会長。幽霊(小夜子)にサインをせがんだり、「天岩戸作戦」で小夜子をおびき出すのに成功する。

土木研究会[編集]

通称「土研(どけん)」。春風高校のクラブの一つ。部費は生徒会に一切依存せず、春・夏・冬休みの「合宿」と称する土木工事のアルバイトによって捻出しているため、生徒会も内部干渉できない。また就職率100%を誇り、「春風高校最強のクラブ」と呼ばれている。なお、土木研究会の歌も存在する。

土方(ひじかた)
土木研究会の棟梁的存在。幽霊(正体が判明する前の天野小夜子)に怯える小心者であるが、同時に強がりな男であり、またなによりも土木工事の仕事が大好きな男である。柳校長を「社長」と呼ぶ。土木研究会内における肩書きは不明。
テレビアニメ「機動警察パトレイバー」第38話に島崎とともにモブキャラクターとして登場。

教職員[編集]

松浦先生(まつうら)
声 - 大徳哲雄(D )当時の月刊OUT編集長)
あ〜るやさんごたちのクラス担任。春風高校に6年間勤務する国語科の教諭。実直な性格で、あ〜るの論点がずれた言動に悩まされることが多いが、「新学期になったら(あ〜るの)進路相談をする」と宣言しておきながら、その後さんごに話を持ちかけられるまですっかり忘れていたという呑気な一面もある。
柳昇校長(やなぎ のぼる)"部長"
声 - 春風亭柳昇 (D)
春風高校の校長。始業式などに得意の落語を披露、朝礼の講話ですら落語調で行ない生徒を爆笑させ、アンコールを求められることもある。
実は光画部のOBで元部長。彼らのよき理解者でもある。妻が春風高校の理事長であるらしい。
毒島(ぶすじま)
声 - 出渕裕(D)
春風高校の用務員。校長は後輩に当たる。校長とは同時期に在学していたと見られる。光画部の第一期黄金時代を築いた。柳校長ともども光画部OBであることが知られてからは、OBらのリーダー役を務めるようになった。
光画部の見送りでは、主に死神博士のコスプレをする。
上述の通り天本英世をモデルにしたキャラクターだが、演者の出渕は小学生の頃から天本のモノマネをしていたという[12]
間宮 善三郎[注 27](まみや ぜんざぶろう)
教師生活60年にして、今なお非常勤講師で、校長や毒島のころからの光画部の顧問。リウマチ持ち。校長や毒島も恐れる横暴な性格で、太平洋戦争中に一喝で頭上のB-29を撃墜したという伝説を持つ。映画研究会によって、『ゴジラ』風の映画『マミヤ』が製作されたこともある(作品に登場したのはリメイク版)。
教頭先生
至って常識人。始業式での校長の落語をとめたり、春風高校の押さえ役である。

その他[編集]

成原成行(なりはら なりゆき)"部長"
声 - 青野武(D、A)
自称「万能工学博士」にしてあ〜るをはじめとしたRシリーズのアンドロイドの生みの親。非常に目立ちたがりの性格で、サンデー本誌で2色刷りのページになると登場したがる。しかも2度ほどタイトルを乗っ取ってしまったことがある(「究極博士なりはら」)。鳥坂たちと度々対立するが、実は彼自身も光画部OB、しかも元部長である[13]
自律思考・二足歩行型アンドロイドを発明できるほどの大天才科学者ではあるのだが、自分の発明品について、その理論を説明できない。ただし、発明はするものの、その目的がどこかに行ってしまうものも少なくない。とどのつまりは、いわゆるマッドサイエンティストに分類される人物である。物語終盤では、本来の自分の役割を思い出し、世界征服に着手。その手始めとして春風高校の征服を企んだ。
家族は妻のキヨエと、息子のあきら。
ゆうきまさみの「三大博士」の一人である。
成原 キヨエ(なりはら きよえ)
声 - D(役者名表記無し)
成原博士の妻。自分の世界に入り込む癖があり、夫のやっていることをたきつけている節もある。かの夫あってこの妻ありというべき性格である。
成原 あきら(なりはら あきら)
声 - 塩沢兼人(D あ〜ると二役)
あ〜るにそっくり瓜二つ。と言うよりも彼があ〜るのモデルである[注 28]。あ〜るとの違いは左目が前髪に隠れていないところ。アール・デコからは"あきらお兄さま"と呼ばれている。
ある日、あきらは自転車で走行中にトラックと激突、成原博士の目の前で交通事故に遭遇した。悲しみに暮れた博士が、亡きあきらを偲び、代わりに造られたのがR・28号、つまり「あ〜る」の誕生秘話…と思いきや、あきらは健在。初登場時、あきらはあ〜るの存在を知らず、ひどく驚いていた[注 29]
R・29号(アール・デコ[注 30]
成原博士によって作られたあ〜るの妹。春風高校占拠時は、狂戦士たちの指揮を執って光画部と戦うが敗北。最後は光画部員になる。機械的な名前を嫌ってアール・デコと自称する。キャラ原案は伊藤和典、キャラクターデザインは高田明美の手による[14]
兄とは違いコンセントを持たず、食事もなんでも食べることができる。服を着替える事が出来るなど、人間に近い分「機械としての能力は低い」様だ。
刑事さん
成原博士の捜査を担当している刑事。一日平均21.4件ものタレコミ[注 31]にうんざりしながらも捜査を続けている。あ〜るたち光画部の面々のせいで酷い目に遭っているため、あまりいい印象を持っていない。
奈良森(ならもり)
諫坂総合病院の医師。自分で見たものよりも現代科学のほうを信じるという、成原博士とは対極の立場にいる人。そのため、幽体離脱した小夜子の生霊を見ても「目の錯覚」として全く信じない。
毛利 郷子(もうり さとこ)
京都奈良の修学旅行であ〜るたちのクラスのバスガイドを務めた、誰にでもプロレス技をかけてしまう問題ガイド。あ〜るが技をかけられても入院しなかったことから、春風高校一行のこと(特にあ〜る)を気に入り、次年度には春風高校の修学旅行先を調べ、わざわざ九州の観光会社を転職した。しかしあ〜る本人はその修学旅行に来なかったことから、自ら春風高校に乗り込んでくる。それが成原博士による春風高校占拠と重なり、成り行き上(本人は楽しみながら)光画部の増援として活躍する。
大の阪神ファン。
OBの人たち
春風高校を卒業した元光画部員たち。卒業後も後輩に関わっている。上記のOB以外の素性は全く不明。
現役部員が旅行に出かける際は、仮装をして万歳三唱で見送りをする伝統がある。メジャーなのは春の高校バレーバボちゃん)、はに丸、ゴジトラマン、モグちゃん(どっこん)死神博士など。イメージアルバムに収録された楽曲では「シマウマパンダコアラカニ、スポーツドリンク、ステッキじじい」と歌われている。
卒業に伴い物語中盤には鳥坂が、終盤にはさんごらもOB・OGとなった。あ〜るは出席日数不足のため留年または補習中。

メカニック[編集]

轟天号
あ〜るの愛用の自転車。作中では少なくとも4種類登場している。
劇中劇「究極戦隊コウガマン」では巨大ロボットに変型するが、その変型プロセスは不明。
R-26号、R-27号
あ〜るより先に成原博士に作られたロボット。あ〜るによる呼称は、R-26号が「お姉さん」、R-26号が「お兄さん」。
第2巻の初登場シーンでは、成原万能工学研究所敷地内のガラクタ箱から発見される。成原博士による春風高校占拠時は、基地の建設作業に従事していた。
狂戦士(バーサーカー)
アール・デコと共に成原博士によって作られたロボットたち。
外見は、フレッド・セイバーヘーゲンのSF小説『バーサーカー』シリーズの日本語翻訳版(刊:ハヤカワ文庫)の表紙や挿絵に描かれている殺戮機械(画:加藤直之)に、そっくりである。ほぼ同型同大の機体が大量に存在し、言葉をしゃべることはないが、「うひょひょ」「もけけけ」という鳴き声らしきものを発する。春風高校占拠時は成原博士やアール・デコの手足となって働き、光画部に敗北した後はアール・デコと共に光画部員になった。

他のメディアでの展開[編集]

本作は漫画以外のメディアでもその世界を展開している。イメージソングはインストゥルメンタルを含めれば実に30曲以上が制作されており、これは当時の他の漫画にはあまり見られない現象である。作者のゆうきまさみが音楽ディレクターとまとあきと長年の友人だったことから、その伝でゆうき自身がファンだったという作曲家山本正之にイメージソング(コウガマンの主題歌)の作詞・作曲を依頼し、それならついでにと、とまとが参加していたワーナーパイオニア「イメージカプセル」シリーズ(当時)からアルバムリリースを打診され、その勢いで数々のイメージアルバムが完成した。例えば、春高校歌は3日[9]で歌詞ができた。

最初の打ち合わせが1986年9月15日。ここから主要キャストとして招聘する声優の一部にゲリラ的な出演依頼が行われた。例えば塩沢兼人はたまたまタクシーに乗り込む際、いきなりとまとあきが一緒に乗ってきて、その場で『あ〜る』のコミックスを渡されて「これやってくれませんか?」と依頼されたという。また、特別ゲストとして校長先生のモデルである春風亭柳昇が招聘された。

翌1987年2月に発売された、最初のアルバムは製作期間2週間であるが、これがワーナーパイオニアの社内で「ヒット賞」を受賞するほどのセールス実績となり、ひいては当時低調だったイメージアルバム市場が息を吹き返すきっかけともなった。

このヒットを受けて、1987年6月にイメージアルバム第2弾が発売、続けて『究極超人あ〜る どらまSPECIAL』が制作・発売された。『どらまSPECIAL』はアニメ雑誌で脚本の伊藤和典が「2000円のアナログミュージックテープのみで8月25日発売」という情報を書いたが、直前で方針変更され、1987年9月10日に延期されアナログカセット・LP(2000円)ならびにCD(2500円)で発売された。「究極戦隊コウガマン コウガピンク危機一発!!の巻」で「裏返ったなA面B面!」というギャグが出てくるのは、当初のアナログカセットテープ版のみという企画を反映した名残である。この作品については、ワーナーパイオニアで1987年8月末-9月頭のリリースアイテムが無い[注 32]という事情から急遽企画されたアルバムであったことも一因となり、製作期間中に方針変更等の混乱があった模様である[15]

これらイメージアルバム中にはプロの有名声優とゆうきまさみ本人や彼の友人を主体にした業界人の“素人声優”が入り混じって演ずるミニドラマも多数収録されており、これが後年のOVA企画への足がかりになった。なお、ゆうきたち“素人声優”はノーギャラでの出演で、これは第1弾において本来は低予算の小規模作品であったことを顧みずに人気声優を次々と出演させた上に特別ゲストとしてベテラン落語家の柳昇まで招聘した事からこれらのギャラが制作費を圧迫してしまい、その為に行われた窮余の策であったものの、元々ゆうきらには『魔法帝国ドロント』という同人サークルでの本格的なオーディオドラマの制作経験があり、それが活かされた形になった。第1弾・第2弾のライナーノートには「協力:DORONT」の表記がある。なお、後年のOVAでは全キャラクターが声優によって演じられている。その一方で原作において1987年度入学の光画部部員がイメージアルバムおよびOVAには一切登場しないが、これはキャラクターを多く登場させると収拾がつかなくなってしまう事を理由に「ベンジャミンらは出さない」という伊藤和典の方針によるものである[16]

また、このOVAも好評であったことから、R・田中一郎の声を担当していた塩沢兼人が不慮の事故で急逝するまでは、テレビアニメ化という噂も何度か上がったことがある。しかしゆうき自身は「この作品は会話劇であり、アニメになると台詞の間の取り方が難しくて面白くならない。音楽と歌を先に作って後から絵をつけたものが最も適した手段ではないか」として[17]、アニメ化はかたくなに断っていた。その様な状況の中でOVA企画が実現したのは、アニメーションの実制作をゆうきと旧知の間柄である[注 33]知吹愛弓が率いるスタジオこあが担当していたという事情があった。

イメージアルバム[編集]

究極超人あ〜る(1987年2月25日発売)
イメージカプセル会員予約特典として、予約者全員の名前が入った感謝状が作られて配布された。
究極超人あ〜る vol.2(1987年6月25日発売)
オリコン初登場20位
究極超人あ〜る どらまSPECIAL(1987年7月6日録音・1987年9月10日発売)
イメージカプセル会員予約特典として、特製あ〜るスタンプが付き、封入アンケート返送者から抽選で1000名にイメージ・カプセルSTAFF Tシャツがプレゼントされた。
究極超人あ〜る 真夏の一夜漬け(1991年7月10日発売)
後述のOVA「究極超人あ〜る」に先駆けて発売されたミニアルバム。「やあ²」等の楽曲と、衝撃の事実が明かされるミニドラマが収録されている。
究極超人あ〜る BOX(1991年11月18日発売)
OVA「究極超人あ〜る」のオリジナルサウンドトラックに加え、オリジナルCDドラマ「成原博士はオチャメっこ」を収録したCD2枚組のアルバム。特に、サウンドトラックの方は「80分でわかる日本の歌謡曲史」と銘打つほど、そのサウンドのジャンルは多岐にわたる。
アニメオリジナルカラオケ3 究極超人あ〜る(1992年8月25日発売)
  • やあ。
  • わたしのANDROIDくん
  • 光画部ユンタ
  • 究極超人あ〜るの歌
  • 鉄の円舞曲(ワルツ)
  • はっぴい・ぱらだいす
  • 春風高校 校歌
  • BOY'S SICK
  • 正しい青春
  • 正調・究極音頭
  • エクセレント・チェンジ! 究極戦隊コウガマン
  • ぼくはアンドロイド
  • 帰ってきてしまった、はっぴい・ぱらだいす
  • マジカル季節(シーズン)
  • 新・究極超人あ〜るの歌
  • やあ²
  • はっぴい・ぱらだいすの逆襲
  • くちびるにメモリー

イメージカプセルレーベルにおいてアルバムとして制作された漫画原作の作品群については、主要制作スタッフが共通している事から、起用される作曲家や歌手、構成[注 34]などに共通点が多い。特にドラマを収録した作品では、同じイメージカプセルの他作品の曲をBGMとして(場合によっては歌入りの曲から歌を抜いて)流用する例が多い。山本貴嗣エルフ17』や柊あおい星の瞳のシルエット』からは当作に、逆に当作からはあろひろし優&魅衣』に曲が流用されている。また『超新星フラッシュマン』のBGMも『あ〜る』『優&魅衣』に流用されているが、これは田中公平が前三者いずれの作品も担当していたため。

オリジナルビデオ[編集]

究極超人あ〜る ライブ・イン・ぱらだいす
イメージアルバム発売を記念したライブイベントを中心に収録したビデオ作品。アルバム制作の裏側も紹介しており、レコーディングする笠原弘子にウットリしているゆうきまさみ・とまとあきの姿や、ドラマ収録シーンなどは見物。また、冒頭では当時のゆうきまさみの仕事場の様子が出ており、貴重なシーンであるといえる。演出はとまとあきのイトコでもある須呂伴人(スローハンド)。
究極超人あ〜る番外編 光画部旅行マニュアル(1992年・制作)
OVAでキャラクター達が乗車した飯田線を、声優の冨永みーなと笠原弘子が、着ぐるみのR・田中一郎と共に実際に訪れる実写映像。
VHS、LDでは単品販売だったが、DVDではOVAと同時収録されている。

OVA[編集]

究極超人あ〜る(1991年・制作)
原作終了後の光画部撮影旅行を描くオリジナルストーリー。作中で描かれている東海旅客鉄道(JR東海)の飯田線は、本作のファンの間では聖地となっており、特に田切駅や、下山村-伊那上郷間のΩ(オメガ)カーブでの、電車との競争(地元では主に学生の間で「下山ダッシュ」と呼ばれている行為)などは語り草にもなっている。
後に関西の人気深夜番組『探偵!ナイトスクープ』に「究極超人あ〜るで行われた下山ダッシュが本当に出来るかどうかやってほしい」という依頼が届き、実際に番組内で行われ成功している[18]。鉄道雑誌『旅と鉄道』や、テレビ東京の番組『空から日本を見てみよう』でも同じ趣旨の企画が行われている。
2012年からは伊那市役所主催の自転車イベント[19]が実施されている。キャラのコスプレをする者、轟天号を模した自転車で参加する者も少なくない。この数年は『轟天号を追いかけて』をキャッチコピーに、毎年7月後半に行われる恒例ファンイベントのようになっている(作者もTwitterなどでその模様にエールを送っている)。これらのように、20年以上の時間を経過してなお、新たな試み[20]が行われている。
  • スタッフ
  • 主題歌
    • エンディングテーマ「くちびるにメモリー」
    • 作詞 - 冬社花代子 / 作曲 - 山本正之 / 編曲 - 田中公平 / 歌 - 笠原弘子
  • 挿入歌
    • 「飯田線のバラード」
    • 作詞 - 山本正之 / 作曲 - 山本正之 / 編曲 - 藤原いくろう / 歌 - 山本正之

コンサートツアー[編集]

究極超人あ〜る ザ・夏祭り
上記OVA発売を記念した、全国7都市を巡るコンサートツアー。OVAの先行上映会と、イメージアルバム等に収録された曲のコンサート、トークショーで構成された。
主催:R PROJECT、運営:ムービック・プロモート・サービス。コニカが協賛していた(OVA本編に、光画部の備品カメラとしてコニカ製のコンパクトカメラが登場する、西園寺ツーリストの前にコニカAiBORG(アイボーグ)の広告看板がある、などが見られる)。
  • 開催都市・会場・日時(すべて1991年)
    • 8月10日 東京 九段会館(第1回 13:30- /第2回 17:00- )
    • 8月11日 東京 九段会館(第1回 13:30- /第2回 17:00- )第2回公演アンコールにゆうきまさみが(サンデー編集部には内緒で)登場。会場のボルテージは最高潮に。
    • 8月13日 札幌 共済ホール(第1回 13:30- /第2回 17:00- )
    • 8月15日 仙台 仙台市民会館大ホール(15:00- )
    • 8月17日 名古屋 名古屋市公会堂(15:00- )
    • 8月20日 福岡 メルパルクFUKUOKA(第1回 13:30- /第2回 17:00- )
    • 8月22日 広島 広島県民文化センター(第1回 13:30- /第2回 17:00- )
    • 8月23日 大阪 難波別院 御堂会館(第1回 13:30- /第2回 17:00- )
    • 8月24日 大阪 難波別院 御堂会館(第1回 13:30- /第2回 17:00- )

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2009年同好会からの部への再昇格の際に写真部と改称。
  2. ^ 島本和彦の『炎の転校生』OVAに登場する島本(ボクシング解説者の学生)と同じデザインのキャラクター。
  3. ^ 審判・島本を出した代わりに、西園寺まりいが『燃えるV』に登場。本作内でも西園寺まりいが『燃えるV』に登場していたことを触れる場面がある。
  4. ^ 部の予算折衝の際に小夜子が「予選もろくに勝ち抜けない野球部・サッカー部より文化系クラブの予算が少ないのはおかしい」と追求する場面や、明青学園が甲子園出場を決定した試合をラジオで聞きながら「うちの運動部は猛暑のときは練習を休む」という描写が登場する。
  5. ^ 1930年代、写真を光画としてとらえる先端的な流派があった。雑誌『光画』の項目参照のこと
  6. ^ 掲載誌での連載初期は「束場(たわば)先輩」と表記されていたが、改めてひらがな表記に変更された。単行本第一巻初版ではすでに「たわば」で統一されている。
  7. ^ たわばの由来はとまとあきの本名の苗字と当時人気のあった北斗の拳での悲鳴を掛けたもの
  8. ^ 名前の頭文字Aは、モデルであるとまとあきの本名に由来すると考えられる(イメージアルバムのディレクターの欄参照)。
  9. ^ 配役が神谷明となったのは、作者であるゆうきまさみが彼の性格設定を「貧乏な面堂終太郎」とした為である。
  10. ^ 。「基本はトライX、これを4号紙か5号紙で焼いてこそ味が出る」と鳥坂は述べているが、トライXは所定の感度通りにD-76処理を行った場合、やや硬調に仕上がる傾向がある。また、印画紙は号数が上がるほど硬調になり、標準としては2号紙や3号紙が用いられることが多い。鳥坂の説明どおりにすると、それの良し悪しは別問題として、非常にハイコントラストな写真に仕上がってしまう。ただしトライXとD-76処理は世界標準とも言え、さんごの言う「基本はネオパンSS」は日本でしか通用しない。また、ネオパンをフジドール/スーパープロドール処理した場合、軟調になる特性を持っている
  11. ^ この件についてゆうきまさみが2010年9月9日にtwitterでフォロワーの質問を受けて「実は考えたこともありませんでした。『パトレイバー』の劇場版1のエンドクレジットに出てくる「鳥坂司」が鳥坂のモデルなんですが、そもそも「とさか」という苗字が「つかさ」の変形もじりなので名前は司でもいいです」というツイートを行っている。
  12. ^ 名前の頭のRは『鋼鉄都市』などに登場するアンドロイドR・ダニール・オリヴォーに代表される、アイザック・アシモフのSF小説においてロボットを意味するRが元ネタ(『月刊OUT』1987年10月号、34頁)
  13. ^ 配役の塩沢兼人は、あ〜るの冷徹な状態と間の抜けた状態を逆算して決定したという。
  14. ^ 甘酒には二通りの製法があり、酒粕を使用したものと、米と米麹を使用したものがある。どちらの製法でも程度の差はあれアルコールをわずかに含む。「甘酒#製法」参照のこと。
  15. ^ 修学旅行の際、新幹線に乗って出発する同級生たちをホームから撮影しながら見送った後、高速道路を通って京都駅に先回りしていた(本人曰く「有無を言わせず通過した」とのことなので料金は払っていない模様)。鰯水と二人乗りした際は、そのあまりのスピードに鰯水が失神した。
  16. ^ 元ネタは「鉄人28号(実写版)」第1話。
  17. ^ 没ネタとして、うつろな目をした美少年(ゆうき曰く「風と木の詩にでてきそうな」)の弟キャラ、アール・ヌーボー(名前の由来はリンクを参照)がいた(『月刊OUT』1987年10月号、36頁)。
  18. ^ 事故といっても大したものではなく、徐行運転の車に引っ掛けられて膝をすりむいた程度のものである。
  19. ^ 110フィルムはフォーマットが小さいため大伸ばしに耐えられず、写真での作品作りに通常は不向きであり、彼の非常識さが伺える。
  20. ^ ゆうきまさみによると「高田明美の声の影響でえりかが幼くなった」とのこと。
  21. ^ 前述の110フィルムなら、まだ補助器具を使えば35ミリフィルム用の引き伸ばし機を使えるが、6×9cm判フィルムだと大きすぎて規格が合わない。不許可とされ、鳥坂から予備のカメラを借りていた。
  22. ^ 決めの一票はあ〜る自身がさんごに入れた無効票。
  23. ^ 名前の由来は『愛と誠』の岩清水弘(初登場時、岩清水の口癖を口にしていた)。
  24. ^ あ〜るに「島崎くんはいるかの曲芸?」という、「居るか」と「海豚」を引っ掛けた駄洒落を言われ、それをきっかけに土木研究会の部員で練習したため。
  25. ^ 本来生徒会長は立候補者の選挙によって決定するが、この年は候補者が一切いないため生徒会による指名、信任投票で決定した。
  26. ^ 名前の由来は超常現象研究家の新倉イワオ中岡俊哉を捩ったものである。
  27. ^ 名前の由来は中版・大判カメラブランドの、マミヤゼンザブロニカないしそれぞれの創業者間宮精一吉野善三郎から。
  28. ^ これは『鉄腕アトム』の天馬飛男とアトムとの関係のパロディ(『月刊OUT』1987年10月号、36頁)
  29. ^ 名前の由来はあ〜るのモデルの成原(ナリゲン)の本名に因む。
  30. ^ 名前の由来はデザインの一種「アール・デコ」。「アール・デコ」という自称を聞いた成原博士が言った「R・高峰秀子」とそれを受けた彼女の台詞の「カルメン故郷に帰る」は、女優高峰秀子の愛称が「デコ」であることと、その代表作に引っかけたギャグである。
  31. ^ その通報をしていたのは他ならぬ成原博士本人である。
  32. ^ 9月25日発売の『優&魅衣』まで約2ヶ月リリースが開いていた
  33. ^ ゆうきが若い頃に出入りしてビデオ機器などを自由に使わせてもらっていた。また知吹には彼の父である春風亭柳昇の肖像権利用許可やイメージアルバムの特別ゲストの招聘などで仲介してもらう、イメージアルバムでは曲垣役を演じてもらうなど、『あ〜る』の制作に対しても協力をしてもらっていた。
  34. ^ 最初に序章、2曲目にオープニング相当の歌、A面の最後に漫画家の協力した曲、B面の最初はBGM風…

出典[編集]

  1. ^ “2012年11月2日のヘッドラインニュース”. Gigazine. (2012年11月2日). http://gigazine.net/news/20121102-headline/ 2012年11月24日閲覧。 
  2. ^ 東北支援プロジェクト・コミック『ヒーローズ・カムバック』寄付のご報告”. コミスン (2013年10月11日). 2015年9月26日閲覧。
  3. ^ やぁ、『究極超人あ~る』復活じゃないですか。「週刊スピリッツ」42・43合併号(9月14日頃発売)に完全新作読切(前編)が掲載されるのであ~る!!”. コミスン (2015年9月11日). 2015年9月14日閲覧。
  4. ^ あなたたちは堕落しています!プレミアム読切『究極超人あ~る-後編』掲載の「月刊!スピリッツ」11月号が出たぞ!!(電子版もあるよ!)”. コミスン (2015年9月26日). 2015年11月7日閲覧。
  5. ^ 「究極超人あ〜る」バレンタインの思い出をグッズ化、飾って楽しめる記念品”. コミックナタリー (2016年2月9日). 2016年2月16日閲覧。
  6. ^ 「あ〜るらしい」との声もいくつかあがり、作者のゆうきもそのツイートをリツイートしている。
  7. ^ a b c d 「究極超人あ〜るの世界」『月刊OUT』1987年10月号(第11巻第15号)みのり書房、昭和62年10月1日発行、33-39頁
  8. ^ a b 「究極超人あ〜るの世界」『月刊OUT』1987年10月号、35頁
  9. ^ a b 「究極超人あ〜るの世界」『月刊OUT』1987年10月号、37頁
  10. ^ 月刊OUT
  11. ^ Twitterにて作者が言及 http://twitter.com/masyuuki/status/25621418064
  12. ^ イメージアルバム「究極超人あ〜る vol.2」の歌詞カードより。
  13. ^ ミニアルバム『究極超人あ〜る 真夏の一夜漬け』より
  14. ^ 「究極超人あ〜るの世界」『月刊OUT』1987年10月号、36頁
  15. ^ ワーナーパイオニアのフリーペーパー『月刊CAPSULE』1987年8月号より
  16. ^ 『究極超人あ〜る どらまSPECIAL』ライナーノーツより。
  17. ^ 「究極超人あ〜るの世界」『月刊OUT』1987年10月号、38頁
  18. ^ 朝日放送「探偵!ナイトスクープ」1995年3月24日放送
  19. ^ “アニメにちなんだ自転車イベント 田切-伊那市駅、80人が走破”. 信濃毎日新聞. http://www8.shinmai.co.jp/odekake/article.php?id=ODEK20120621000316 2015年6月4日閲覧。 
  20. ^ 無人駅に200名以上が集結!? 『究極超人あ〜る』聖地の盛り上がりが、どうにもとまらない”. 日刊サイゾー (2012年7月16日). 2012年11月24日閲覧。

外部リンク[編集]