丸川トモヒロ
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丸川 トモヒロ | |
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生誕 |
1970年9月5日 日本・静岡県浜松市 |
死没 | 2024年1月25日(53歳没) |
国籍 | 日本 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1997年 - 2024年 |
ジャンル | 少年漫画、SF漫画 |
代表作 | 『成恵の世界』 |
受賞 |
第五回エース新人漫画賞奨励賞 第45回星雲賞コミック部門(『成恵の世界』)[1] |
丸川 トモヒロ(まるかわ トモヒロ、1970年9月5日[2] - 2024年1月25日[3])は、日本の男性漫画家。静岡県浜松市出身。代表作は『成恵の世界』。
概要・人物
[編集]生前に「静岡県浜松市出身で男性」という事以外のプロフィールは公表されていなかった。だが後に誕生日は特別編のサブタイトルとして公表された[注 1]。
1999年6月号から初の本格的な長期連載作品である『成恵の世界』を描き始め、作品からSF・ミリタリーについての造詣はかなり深いことが伺われる。
2024年1月25日に虚血性心疾患のため死去。53歳没[3]。訃報は2月9日にヤングエース編集部のX(旧Twitter)アカウントで公表された[3]。
経歴
[編集]- 1999年月刊少年エース5月号にて『エンゼルリンク』が掲載され1年半振りの雑誌掲載となった。その翌号に『成恵の世界』(以降、『成恵』と略称)1話が読み切りとして掲載、好評を呼び9月号に2話が掲載、12月号に3話[注 2] 、2000年1月号に4話が掲載され、2000年2月号(5話)から短期集中連載される。
- 2001年、『成恵』が本格連載。『エース桃組』Vol.3にて『魔砲少女四号ちゃん』2話掲載。
- 2002年、この頃から腱鞘炎を発症し、本編の代わりに特別編として2月号に「告知劇場9月5日に生まれて!」、翌号は『エース桃組』にて掲載予定だった『魔砲少女四号ちゃん』3話を掲載された。同時期に『成恵』がラジオ番組『カドカワ・サウンドシネマ』内にてラジオドラマ化(のちにドラマCD化)[注 3]。
- 2008年、少年エース同年12月号を掲載したのを最後に公式発表の無いまま長期休載。
- 2009年、少年エース2010年1月号にて1年1ヶ月ぶりに連載復帰。
- 2017年、少年エ-ス8月号にて、『けものフレンズ』のコミックアンソロジー作品に参加し掲載され、その作品は8月26日に発売された単行本『けものフレンズコミックアラカルト ジャパリパークその2』に収録された。
作品リスト
[編集]連載作品
[編集]- 成恵の世界 - 『月刊少年エース』(角川書店)にて1999年6月号~2013年2月号まで連載。
- 魔砲少女四号ちゃん - 『ヤングエース』(角川書店) にて2014年5月号から2018年12月号まで連載。
読み切り作品
[編集]- 魔砲少女四号ちゃん (桃組版、全3話)― 月刊少年エース増刊エース桃組Vol.1、Vol.3、月刊少年エース2002年3月号掲載
- ヤングエース版単行本第1巻の電子書籍版で特典収録されている。
以降は雑誌未掲載作品・特別編も含め2019年現在も単行本未収録である。
- エンゼルリンク ― 月刊少年エース1999年5月号掲載 エース桃組2002winter再掲載
- 綱紀粛正バカモンガー ― ファミ通PS1997年12月19日号掲載
- かみさまのみみ ― 月刊コミックビーム1997年11月号掲載
未掲載の作品
[編集]- マイティウイングス ― 第五回エース新人漫画賞奨励賞
- マイティウイングス(上のとは別物)
関連人物
[編集]「成恵の世界#関連人物」を参照
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 但し、生まれ年(年齢)は未公表であったため、後述通り2024年2月9日に訃報があるまで、年齢不詳であった
- ^ この時点で実質的な連載昇格となる。ただし連載開始当初数作(単行本2巻の収録作まで)は単発読切および短期連載の毎月連続掲載の扱いであり連載扱いではない。
- ^ 詳しくは、「成恵の世界#ラジオドラマ」を参照
出典
[編集]- ^ a b ヤングエース [@YA_henshubu] (2014年7月19日). "皆さまのおかげで丸川トモヒロ先生の「成恵の世界」が第45回 星雲賞 コミック部門を受賞しました。…". X(旧Twitter)より2024年2月9日閲覧。
- ^ 月刊少年エース2002年2月号の特別編「告知劇場9月5日に生まれて!」にて(単行本未収録)
- ^ a b c d “漫画家・丸川トモヒロさん死去 享年53 『成恵の世界』『魔砲少女四号ちゃん』など”. オリコンニュース (Oricon ME). (2024年2月9日) 2024年2月9日閲覧。
- ^ “成恵の世界 (THE WORLD OF NARUE)”. Neowing. 2010年9月27日閲覧。
- ^ “「成恵の世界」13年の連載に幕、最終13巻は来年2月発売”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年12月26日) 2024年2月9日閲覧。
- ^ “次号ヤンエー、ドラッグ&ドロップやエヴァ新企画など掲載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年3月4日) 2024年2月9日閲覧。