君に届け

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君に届け
ジャンル 少女漫画
漫画
作者 椎名軽穂
出版社 集英社
掲載誌 別冊マーガレット
レーベル マーガレットコミックス
発表期間 2005年9月号 -
巻数 23巻(2015年1月現在)
アニメ:君に届け(第1期)
君に届け 2ND SEASON(第2期)
原作 椎名軽穂
監督 鏑木ひろ
シリーズ構成 金春智子
キャラクターデザイン 柴田由香
音楽 S.E.N.S. Project
アニメーション制作 Production I.G
製作 「君に届け」製作委員会(第1期)
「君に届け 2ND SEASON」製作委員会(第2期)
放送局 放送局参照
放送期間 第1期:2009年10月6日 - 2010年3月30日
第2期:2011年1月4日 - 3月29日
話数 第1期:全25話 / 第2期:全13話
テンプレート - ノート
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君に届け』(きみにとどけ)は、椎名軽穂による日本少女漫画、および、これを原作としたテレビアニメ実写映画。略称は「君届(きみとど)」。

別冊マーガレット』(集英社)にて 2005年9月号より連載中。第32回講談社漫画賞少女部門受賞作。単行本は2015年1月現在、23巻まで刊行されている。

概要[編集]

当初本作品は、椎名の前作である『CRAZY FOR YOU』の単行本最終巻(第6巻)に収録するために読み切り作品として執筆され、『別冊マーガレット』2005年9月号に掲載された。その後、『CRAZY FOR YOU』の次作の連載に際し椎名が充分な構想を得られなかったため、翌2006年、同誌1月号から同名作品として連載化された[1]。その読みきりは『CRAZY FOR YOU』単行本最終巻には収録されず、代わりに『デラックスマーガレット』2002年9月号に掲載された『ナンバー9』が収録された。2009年3月号から椎名の出産により休載、2009年10月号から連載が再開された。単行本の累計売上数(第1巻 - 第12巻)は1400万部を超えている[2]

2009年10月6日から2010年3月30日までテレビアニメ第1期が、また、2011年1月4日から同年3月29日まで第2期が日本テレビほかにて放送された。2010年、『別冊マーガレット』2月号誌上にて実写映画化が発表され、同年9月に公開された。この他、ニンテンドーDSでゲーム化もされている。

あらすじ[編集]

舞台は北海道。北幌高校に入学した黒沼爽子は、陰気で見た目が暗く、長い黒髪から、周りからは「貞子」と呼ばれて恐れられ、クラスに全く馴染めないでいた。しかし、自身とは対照的な、爽やかで、学年で男女問わず人気者で、爽子の噂を全く気にしない、クラスメイトの風早翔太とまともに喋ったことをきっかけに、友情恋愛進路などを通して爽子は新たな発見をし、1歩1歩成長していく。そして、爽子を中心に、風早たちの友情・恋愛・進路も動き出す。

登場人物[編集]

「声」はテレビアニメ版の担当声優、「演」は実写映画版の担当俳優

メインキャラクター[編集]

黒沼 爽子(くろぬま さわこ)
声:能登麻美子 / 演:多部未華子
12月31日生まれのO型。
本作の主人公。高校1年生→2年生→3年生。
愛称は「貞子」。幼馴染に間違えて呼ばれて以来、真っ黒な長髪と青白い肌という陰気な容姿から「貞子」というあだ名が定着しており、多くの同級生が「爽子」ではなく「貞子」が本名だと思い込んでいる。一方で本名を知っているが、愛称として呼んでいる人たちもいる。霊を呼び寄せる、3秒以上目が合うと不幸が訪れるなど根拠のない噂が囁かれ畏怖されていたが、当の本人に霊感は全く無い。クラスメイトに勉強を教えてあげたとき以降、爽子が笑うと福が来るといったいい噂も出始めている。
内面は超がつくほど純粋な性格で、前向きかつ努力家。成績は非常に優秀であり、噂騒動の時まで常に学年で3位以内をキープしていた。料理、製菓、編み物などの手芸もかなりの腕前である。ただし、絵や彩色などはヘタである。人の役に立てることを喜び、花壇の花への水やり、夏休みに先生の仕事の手伝い、ゴミ拾いなど諸々の雑用に率先して務める。人との交流に乏しかった分、些細なことでも感動し、感謝する。風早と接していくうちに今までなかった欲というものがどんどん湧いてきた。交際し始めてからは独占欲や嫉妬、自己嫌悪といった感情まで現れ始める。
本人は常に人と明るく接しようとするものの、意識的に笑おうとすると顔が強張って感情を上手く表に出せなかった。そのためにクラスのみんなから怖がられてしまい、当初はなかなかクラスに馴染めず、浮いた存在となっていた。しかし、風早との出会いをきっかけに周りと徐々に打ち解け、自然な笑みを見せるようになってからは上述の悪い噂は消える(ただし、爽子の本名を貞子と勘違いしている生徒は多い)。
風早とは入学式の日、道案内をしたことで出会い、その後初めてきちんと会話をしたときから彼を意識し始め、やがてそれが恋であることを自覚した。しかし、(自分を含めた)人の感情の機微に疎いという生来の気質もあって、風早から幾度もアプローチをかけられているにも関わらず、それらに気付かない、または彼の親切心からのものとして勘違いをしていた。1年生のときのバレンタインではくるみの発言から、風早にだけチョコを渡すことができず、そのことをきっかけに風早とすれ違ってしまう。そして、ケントの善意のつもりのアドバイスで爽子が泣いてしまったことをきっかけに風早に告白されるも、お互いに自分と相手の好きの意味が違うと勘違いしてしまう。その後、千鶴やあやね、龍、くるみ、ケント、ピンとさまざまな人のアドバイスを受けて、自分の気持ちと正面から向き合い、学校祭1日目に風早に告白し、学校祭2日目に風早に告白され、正式に結ばれた。
交際し始めてから、爽子を大事に思う気持ちから、風早に微妙な距離を取られ、本当にちゃんと付き合えているのか不安になるということもあった。しかし、クリスマスパーティーの帰り道に爽子が不満と不安を爆発させたことをきっかけにキスを交わす。そして、2人でしっかり話し合ったことにより、風早の自分への想いの強さを知り、一層絆は強まった。17歳の誕生日に風早から贈られたネックレスを肌身離さず着けている。
進路調査では教師を志望し、現在、風早の受験する地元の大学と札幌のD教育大のどちらを受験しようか悩んでいる。
座右の銘は「一日一善」。
風早 翔太(かぜはや しょうた)
声:浪川大輔 / 演:三浦春馬
5月15日生まれのO型。
爽子のクラスメイトで爽子の彼氏。
爽やか・気さくな人柄でクラスの中心的人物として男女を問わず人気者。しかし、自分では爽やかとは思っておらず、爽子のことに関しては特に心が狭いと考えている。爽子に対してかなりの独占欲を持つ。曲がったことを嫌う真面目な性格で、父親譲りの頑固さを持ち、融通がきかず、基本自分にも他人にも厳しい。自分のこととなると、すごく視野が狭くなる。周囲からは「平等」と称されるが、身近のすごく限られた人物以外には一定の距離を置いているためでもある。そんな中、爽子だけは最初からずっと特別な存在であったと語る程、爽子への想いは強い。爽子に劣らずウブである。ただし、クリスマスにキスを交わして以降、積極的に爽子にキスしたり、下の名前で呼ばれても最初ほど照れなくなったり、爽子のことをからかったりと余裕が出てきている。
千鶴、龍とは同じ中学校の出身。実家はスポーツ用品店で自身もよく手伝いをしている。父親は少年野球チームの監督をしており、自身も龍と共に所属していた。中学では野球部だったが、母親が病気がちであるためいつでも家を手伝えるようにという考えと、父親になんだかんだ言われたまま野球を続けたら野球を嫌いになってしまうという想いから、高校では部活に所属していない(ただし、ピンの朝野球チームに入っている)。
入学式の日に爽子に出会ったときから、ずっと彼女のことを気にかけていた。いつしかその想いが恋であることを自覚し、度々告白を匂わすような発言をして幾度も爽子にアプローチをかけてはいた。しかし、彼女の生来の鈍さも手伝って、両想いであるにも関わらず、なかなかうまくいかないでいた。特に1年生のときのバレンタイン以降、爽子とすれ違ってしまう。自分の気持ちをしっかりと伝えようと爽子に告白するも、お互いに自分と相手の好きの意味が違うと勘違いしてしまう。しかし、学校祭1日目に爽子に想いを告げられ、学校祭2日目に周りに生徒がたくさんいる中で改めて爽子に公開告白し、打ち上げのときに海で付き合ってくださいと爽子に申し込んで、交際し始める。カラオケや教室にて、クラスメイトや他のクラスの人たちの前でみんなが誤解しないように自分達の関係を公に示す。
交際し始めてから、大事にしたいという想いと独り占めしたいという想いで、どうしたらいいかわからず悩んでしまうこともあった。その結果、爽子を不安にさせてしまうも、クリスマスパーティーの帰り道に爽子が不満と不安を爆発させたことをきっかけにキスを交わす。そして、2人でしっかりと話し合って、改めてお互いの想いを認識する。
進路においては、地元の大学のスポーツ科学学科を受験しようと考えている。
座右の銘は「真実一路」。
矢野 あやね(やの あやね)
声:沢城みゆき / 演:夏菜
3月3日生まれのAB型。
爽子のクラスメイトであり、親友。
愛称は「やのちん」「あやねちゃん」。耳にピアスを付けたギャル風の外見。しかし、見た目とは違って礼儀正しくて人見知りである。他人の感情の機微に敏感なため、爽子と風早が両想いであることにいち早く察知する。
当初は爽子のことを恐れていたが、肝試しをきっかけに仲良くなり、トイレでの騒動をきっかけに友達になる。
爽子と風早が付き合えるように何かと協力し、交際後は2人の仲を(特に風早のことを)いじっている。
男女交際の経験は多いが、実際は本当に誰かに恋をしたことがなく、そんな自分を卑下している。茂木とも付き合い始めるも結局は好きにはならないまま別れる。そんな中、ケントからアプローチされ戸惑うが、今まで付き合ってきた男子とは異なる彼の真剣な態度に心動かされ、付き合い始める。
しかし、付き合って一緒に過ごしてもケントのことを異性として好きになれず、さらに、自分を変えたいという想いから1人で東京のJ大に行くことを決意し、ケントに別れを告げる。
ピンに対して、作中接する場面が多く、彼の影響を受けている人物であり、バカにしつつも尊敬も少ししている。
座右の銘は「眉目秀麗」。
吉田 千鶴(よしだ ちづる)
声:三瓶由布子 / 演:蓮佛美沙子
6月1日生まれのA型。
爽子のクラスメイトであり、親友。
愛称は「ちづ」。義理と人情に厚く、爽子以上に涙脆い感動屋。熱血型でケンカが強い。思ったことをすぐ口にしてしまう。非常に鈍感で周囲の感情の機微にほとんど気付かず、話について行けないことがしばしばある。運動神経はいいが成績はかなり悪い(留年スレスレのレベル)。ラーメンが大好きでよく龍の父親の経営する「徹龍軒」で食べる。また、「徹龍軒」でバイトすることもある。
当初は爽子のことを恐れていたが、肝試しをきっかけに仲良くなり、トイレでの騒動をきっかけに友達になる。
昔から幼馴染の龍に好意を寄せられているが、全く気付かず、龍の兄・徹に恋をしていた。しかし、徹がはるかと結婚したため、その恋も終わりを告げる。
その後、修学旅行にて龍から告白されるが、それまでそんな目で龍を見たことがなかったためその場で断った。その後、どう接していいのか分からず戸惑っているものの、龍の誕生日やクラスのクリスマスパーティー、バレンタインなどを通じて徐々に龍に対して好意を持ち始め、千鶴の誕生日のときにキスを交わす。そこから付き合っているような状態である。
座右の銘は「腹八分目」。
真田 龍(さなだ りゅう)
声:中村悠一 / 演:青山ハル
12月2日生まれのB型。
爽子のクラスメイトで千鶴の幼馴染で風早の親友。
よく寝て、寡黙である。長所は気の長いところ。感情表現が乏しく、周囲からは分かりづらいと言われることが多い。また他人の名前を覚えるのを超がつくほど苦手としている。
野球部所属で、1年生の頃から4番打者であり、ポジションはキャッチャー。
兄弟同然に育ってきた千鶴に対し好意を寄せており、登場人物内で唯一、彼女のことを「千鶴」と呼ぶ。彼女がそんな風に自分を見ていないことは分かっていたが、爽子と風早が付き合い始めたときから徐々に千鶴にアプローチをかけていく。修学旅行中に龍が女子に告白されたことをきっかけに口論したときに千鶴に想いを告げるも、振られてしまう。しかし、龍の誕生日やクラスのクリスマスパーティー、バレンタインなどを通じて千鶴の気持ちが変化していき、千鶴の誕生日のときにキスを交わす。そこから付き合っているような状態である。
高校卒業後は地元を離れ、大学で野球を続けるつもりでいる。
座右の銘は「不言実行」。
胡桃沢 梅(くるみざわ うめ)
声:平野綾 / 演:桐谷美玲
9月16日生まれのAB型。
爽子とは別のクラスの生徒。
長い栗色のパーマの髪と大きな瞳の美少女。男子に人気がある。愛称は「くるみ」。下の名前にはコンプレックスを持つ。普段は猫をかぶっているが、実際は非常に計算高く腹黒い性格。
風早・千鶴・龍とは同じ中学校の出身。風早に中学時代から好意を寄せていた。
「風早はみんなのもの協定」というものを作って誰も風早に告白させないようにしたり、爽子、あやね、千鶴の悪い噂を流して風早から遠ざけようとしたりなど、様々な手を使って風早が自分に想いを向けてくれるように計画していた。しかし爽子に関しては計算通りいかず、悪い噂を流した元凶であるとバレてしまう。
爽子の言葉をきっかけに、振られる結果を分かりつつも風早に告白した。その後、長らく続けていた猫かぶりをやめ、本来の自分を出して生活するようになる(それでも、男子からの人気はかなり高い)。
最初は爽子の妨害ばかりしていたが風早に告白して以降、爽子とは「友達」ではなく「ライバル」だと言い、爽子を遠回しに叱咤激励する。爽子を想う風早を見て、風早は爽子と出会う前からでも彼女以外を好きになることは有り得なかったと悟った。
将来の夢は爽子と同じく高校の教師である。札幌のD教育大志望であり、爽子とは2人で一緒に勉強し、互いに切磋琢磨し合う良い関係となる。
座右の銘は「用意周到」。
三浦 健人(みうら けんと)
声:宮野真守
2月6日生まれのA型。
2年生からの爽子のクラスメイト。
愛称は「ケント」。趣味や特技は(本人曰く)「女の子の世話」で、軽薄な雰囲気で女友達が多い。また、自称博愛主義で正直者である。夜型の人間である。
爽子が風早に好意を寄せていることに気付き、善意で彼女にアドバイスを与えたつもりだったが、風早が爽子に好意を寄せていることに気付かなかったため、結果的に2人の仲をこじれさせることとなった。
爽子からは「師匠」と呼ばれており、本人も気に入っている。
風早からは爽子に馴れ馴れしく接していたため、始めは不快に思われていたが、爽子と風早が付き合い始めて以降、何気に風早が本音を喋れる存在である。
当初は爽子にほのかな想いを抱いていたが、あやねの不器用な面を知ると共に彼女に惹かれ、真剣に想いを告げ、付き合い始めた。
しかし、結局あやねがケントを好きになることがないまま、あやねから別れを告げられる。始めはねばろうとしたが、最終的には本音をハッキリと言ってくれたあやねと別れることを決意した。
座右の銘は「博愛精神」。
荒井 一市(あらい かずいち)
声:小野友樹 / 演:ARATA
誕生日は7月25日。血液型はB型。
北幌高校の教師。担当学科は体育。野球部監督。独身。爽子のクラスの副担任だったが、1年生2学期の終業式で荒井(善)先生が退職し、持ち上がりで担任となった。2年生以降も爽子らの担任を務める。
愛称は「ピン」。風早の父が監督を務める少年野球チームの出身で、風早・龍のことは彼らが幼い頃から知っている(そのため、風早・龍の弱点を知っている)。よく風早のことをイジる。北幌高校野球部の出身で、プロ野球球団から指名されるほどの選手であったが、高校野球がやりたいという理由で教師になった(地域的に教師が監督を務める傾向である)。風早が所属する朝野球チームがある。
自信家で、教育者らしからぬ破天荒な言動が目立つ一方、恋愛や進路についてなど悩む生徒に対して、的確な助言をする教師らしい面もある。風早が爽子のことが好きであることにいち早く感づいた。
実は霊感が小さい頃からものすごいある(しかし、あやねに指摘されるまで全く気づいていなかった)。
座右の銘は「唯我独尊」。

家族関係[編集]

黒沼 喜多男(くろぬま きたお)
声:松山鷹志 / 演:勝村政信
爽子の父。公務員。爽子を溺愛しており、爽子の周囲が賑やかになっていくことを嬉しくも寂しくも思っている。彼氏である風早のことは渋々ながらも認めている。
黒沼 陽子(くろぬま ようこ)
声:稀代桜子 / 演:富田靖子(特別出演)
爽子の母。専業主婦。爽子が女子高生らしく成長していく姿を嬉しく思っている。爽子と風早の交際を快く認めている。よく夫をからかうが、夫婦仲は非常に円満。勘が鋭く、恋愛話が大好き。
風早の父
スポーツ用品店「ウインドスポーツ」を経営しつつ、少年野球チームの監督をしている。あだ名は「ゲキレツ」。非常に厳格で、周囲から畏れられている。長男である風早を特に厳しく育てる。そのため、風早とはよく言い争いになる。しかし、爽子曰く風早のことをよく見てるらしい。風早がまだ半人前であるとの理由から爽子との交際にあまりいい顔はしないものの、爽子本人のことは気に入っている様子で、根っから反対しているわけでもない(ただし縁談と認識している)。
風早の母
夫と共に店を経営している。明るく大らかな性格。病気を持っており度々入院していた。爽子のことを気に入っている。爽子のおかげで、風早が父親とちゃんと話をするようになるなど、いい方向に変わったと感じており、爽子に感謝している。
風早透太(かぜはや とうた)
声:宮川美保
風早の弟。愛称は「とた」。父が監督を務める少年野球チームに所属している。爽子のことを気に入っている。
ペドロ・マルチネス
風早家の愛犬。
河原に捨てられていたのを爽子と風早に発見され、風早に引き取られる。
その後風早が爽子に名前をつけてもらおうとしたところ、その場に居合せたピンが大リーグの名投手ペドロ・マルティネスにちなんで勝手に命名し、爽子が気に入ったためにその名前になる。
始めは爽子のことを嫌悪していたものの、次第に慣れていき、最終的には爽子のことを気に入る。犬で爽子のことを避けない唯一の存在である。
登場人物によって呼び方が異なる(爽子は「マルちゃん」、風早は「マル」、龍は「ペドロ」、風早の父は「マルチネス」)。
真田 徹(さなだ とおる)
声:羽多野渉 / 演:山口龍人
龍の8歳年上の兄で、札幌在住。千鶴の初恋の相手であり、はるかと結婚した。千鶴のことを実の妹のように思っており、彼女のことを「ちー」と呼ぶ。ピンの後輩にあたり、千鶴の兄とは同級生である。
真田 はるか(さなだ はるか)
声:半場友恵 / 演:吉田桂子
徹の妻。旧姓は「片山」。見た目はふわっとしてかわいらしいが、徹曰く「ああ見えてちょー強い」とのこと。子どもを1人出産した。
真田 哲子(さなだ てつこ)
龍と徹の母。千鶴のことも娘のように可愛がっていた。龍が小学3年生の時に、自身が運転する車が雪のためスリップして電柱に衝突、事故死した。おにぎりを作るのがうまく、龍と千鶴の好物だった。
真田 源次(さなだ げんじ)
声:内田直哉
龍と徹の父。ラーメン屋「徹龍軒」を経営しており、龍や千鶴もよく手伝っている。
吉田 千明(よしだ ちあき)
千鶴の母。龍の母・哲子とは仲が良く、「てっちゃん」と呼んで、家族ぐるみで親しくしていた。

北幌高校関係者[編集]

荒井 善行(あらい よしゆき)
声:鈴木琢磨
北幌高校の教師。愛称は「善(ぜん)」。ピンと苗字が一緒だが赤の他人。爽子のクラスの担任だったが、妻の実家の酒屋を継ぐこととなり、1年生2学期の終業式で退職した。
遠藤 朋美(えんどう ともみ)
声:宮川美保 / 演:松山愛里
爽子のクラスメイト。愛称は「トモ」。入学してからしばらくの間は爽子のことを恐れていた。爽子との日誌作りをきっかけに誤解が解け、爽子たち3人と仲良くなる(ただし、爽子のことを愛称として「貞子」と呼ぶ)。
平野 依里子(ひらの えりこ)
声:牧口真幸 / 演:近野成美
爽子のクラスメイト。愛称は「えっこ」。普段は遠藤と一緒に行動している。入学してからしばらくの間は爽子のことを恐れていた。遠藤と同じく爽子との日誌作りをきっかけに誤解が解け、爽子たち3人と仲良くなる(ただし、爽子のことを愛称として「貞子」と呼ぶ)。
富沢 唯(とみざわ ゆい)
声:伊瀬茉莉也
爽子のクラスメイト。学校祭の時点ですでに安藤のことが好きで、修学旅行前に告白して付き合い始める。
城ノ内 宗一(じょうのうち そういち)
声:山中真尋 / 演:金井勇太
爽子のクラスメイト。愛称は「ジョー」(「あしたのジョー」から)。バカで場の雰囲気を察することができない。お調子者で、流されやすい性格である。いろんな人を好きになって全員に振られる、または避けられる。教室ではよく風早や龍らと行動を共にしている。
安藤 啓介(あんどう けいすけ)
声:金光宣明
爽子のクラスメイト。愛称は「アンディー」。修学旅行前に唯に告白されて付き合い始める。教室ではよく風早や龍らと行動を共にしている。
高橋 千草(たかはし ちぐさ)
声:ゆりん
爽子の1年生のときのクラスメイト。学校内のスクープ(主に色恋沙汰)を追いかけるのが趣味で、爽子と風早のこともよく観察している。
当初は姓のみしか判明していなかったが、アニメ版にて用いられた名前が原作でも使われるようになった。
ユカ(ゆか)
声:杉本ゆう
風早たちと同じ中学校出身。爽子たちを目の敵にしていたカゲキ派のリーダー的存在。風早に近付く爽子のことを疎ましく思い、噂のことで爽子にくいつかれたのをきっかけに爽子と一触即発の状態になるも千鶴とあやねが阻止する。爽子と風早が付き合い始めたことに対して、爽子に対して嫌がらせをしようとするも、くるみ・千鶴に諭され、あやねに慰められる。噂の元凶であるくるみのことを疎ましく思うも、自身の風早に嫌われたくないという想いと爽子により何もしなかった。
詩乃(しの)
声:沖佳苗
爽子と小学校・中学校が同じの幼馴染。爽子と仲が良いというわけではないのだが、小学生の時に爽子のことを間違えて「貞子」と呼んでしまったのをきっかけに、周りの人が爽子のことを「貞子」だと勘違いするようになったために、罪悪感から爽子に友達ができるまでは爽子に声をかけていた。
茂木(もぎ)
爽子とは別のクラスの生徒。見た目は真面目そうで可愛い系。修学旅行前にあやねに交際を申し込み、付き合い始めるが、性的な行為が目当てであることを本人に知られ、振られる。クリスマスパーティーのときにそのことをケントに笑いながら話したため、ケントに殴られる。

書誌情報[編集]

漫画[編集]

小説[編集]

関連書籍[編集]

テレビアニメ[編集]

第1期
2009年10月6日から2010年3月30日まで日本テレビほかにて放送された。
日本テレビでは実写映画が公開された2010年10月より2話連続で再放送を行った(総集編にあたるepisode.16を除く)。
第2期
君に届け 2ND SEASON』のタイトルで、2011年1月4日から3月29日まで放送された[3]
東日本大震災直後の2011年3月15日は予定を変更しepisode.0の再放送を行なった。このため3月29日は2話連続での放送となった。episode.1放送時も福島県浜通りで地震発生し、速報テロップが入っている。

スタッフ[編集]

  • 原作 - 椎名軽穂(「君に届け」/集英社『別冊マーガレット』連載)
  • 監督 - 鏑木ひろ
  • 副監督 - 長沼範裕
  • シリーズ構成 - 金春智子
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 柴田由香
  • 小物設定 - 長谷川ひとみ(第2期)、佐藤仁実
  • 色彩設計 - 佐藤真由美(第2期)、広瀬いづみ
  • 美術監督 - 竹田悠介、岡本春美(第2期)
  • 撮影監督 - 田中宏侍
  • 編集 - 今井大介
  • 音響監督 - 山田知明
  • 音楽 - S.E.N.S. Project
  • 音楽プロデューサー - 千石一成・植木裕司(共に第1期)→山田慎也・渡邊博・森川愛(第2期)
  • プロデューサー - 中谷敏夫、興野裕之、田村学、和田丈嗣
  • アニメーションプロデューサー - 中武哲也
  • 制作 - Production I.G
  • 製作著作 - 「君に届け」製作委員会(第1期)、「君に届け 2ND SEASON」製作委員会(第2期)(日本テレビ、D.N.ドリームパートナーズバップ、集英社、Production I.G)

主題歌[編集]

第1期
オープニングテーマ「きみにとどけ」
歌 - タニザワトモフミバップ
エンディングテーマ「片想い」
歌 - Charaユニバーサルシグマ
第2期
オープニングテーマ「爽風
歌 - タニザワトモフミ(バップ)
エンディングテーマ「君に届け...
歌 - MAY'S(Venus-B/キングレコード

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 原作収録巻 放送日
第1期
episode.1 プロローグ 金春智子 鏑木ひろ 柴田由香 1巻 2009年10月6日
episode.2 席替え 池田眞美子 長沼範裕 佐藤仁実 2009年10月13日
episode.3 放課後 金春智子 雲井一夢 そ〜とめこういちろう 吉田咲子 2009年10月20日
episode.4 鏑木ひろ 矢野雄一郎 末永宏一 2巻 2009年10月27日
episode.5 決意 中村章子 西位輝実 2009年11月3日
episode.6 友達 古橋一浩 出合小都美 井川麗奈 2009年11月10日
episode.7 土曜の夜 池田眞美子 佐藤雄助 高柳佳幸 長谷川ひとみ 3巻 2009年11月17日
episode.8 自主練 金春智子 矢萩利幸 江崎慎平 矢萩利幸 2009年11月24日
episode.9 新しい友達 そ〜とめこういちろう 吉田咲子、森田史
長谷川ひとみ・黒柳トシマサ(原画作監)
2009年12月1日
episode.10 協力 池田眞美子 矢野雄一郎 末永宏一 2009年12月8日
episode.11 とくべつ? 金春智子 田頭しのぶ 萩原弘光 萩原弘光
石川真理子(原画作監)
4巻 2009年12月15日
episode.12 恋愛感情 塩谷直義 初見浩一 佐藤仁実 2009年12月22日
episode.13 矢萩利幸 堀剛史 2010年1月5日
episode.14 くるみ 鏑木ひろ 濁川敦 井川麗奈 2010年1月12日
episode.15 ライバル 中村章子 西位輝実 5巻 2010年1月19日
episode.16 夜噺(総集編) 金春智子、池田眞美子
鏑木ひろ
鏑木ひろ 千葉崇明 アニメオリジナル 2010年1月26日
episode.17 休日 池田眞美子 矢野雄一郎 末永宏一 5巻 2010年2月2日
episode.18 千鶴の恋 金春智子 佐藤雄助 江崎慎平 矢萩利幸 2010年2月9日
episode.19 小松田大全 高柳佳幸 黒柳トシマサ 5・6巻 2010年2月16日
episode.20 プレゼント 長沼範裕 浅野恭司 6巻 2010年2月23日
episode.21 初雪 出合小都美 井川麗奈 2010年3月2日
episode.22 クリスマス 長濱博史 黒柳トシマサ 佐藤仁実 長谷川ひとみ 2010年3月9日
episode.23 ふたり 矢野雄一郎 末永宏一 7巻 2010年3月16日
episode.24 誕生日 中村章子 江崎慎平
長沼範裕
矢萩利幸、浅野恭司 2010年3月23日
episode.25 新年 鏑木ひろ 柴田由香 2010年3月30日
第2期
episode.0 片想い(第1期総集編) 金春智子、鏑木ひろ
長沼範裕
長沼範裕 浅野恭司 アニメオリジナル 2011年1月4日
episode.1 バレンタイン 金春智子 鏑木ひろ 柴田由香 7巻 2011年1月11日
episode.2 2年生 鏑木ひろ 山本秀世 江崎慎平 長谷川ひとみ 8巻 2011年1月18日
episode.3 忘れて 金春智子 出合小都美 内山まな 薄谷栄之 2011年1月25日
episode.4 わかってない 長崎健司 宇井良和 井川麗奈 2011年2月1日
episode.5 すきな人 長沼範裕 浅野恭司 8・9巻 2011年2月8日
episode.6 好意と迷惑 藤森カズマ 米林拓 萩原弘光
頂真司(補佐)
9巻 2011年2月15日
episode.7 あきらめちまえよ 坂本沙織 今井一暁 薄谷栄之 2011年2月22日
episode.8 届け 古橋一浩 江崎慎平 京極義昭、イシイサトシ
森田史
2011年3月1日
episode.9 告白 出合小都美 井川麗奈 10巻 2011年3月15日
episode.10 ここから 松本正二 矢萩利幸 長谷川ひとみ 2011年3月22日
episode.11 祭りのあと 長沼範裕 萩原弘光、幸田直子、浅野恭司
井川麗奈・長谷川ひとみ・矢萩利幸(補佐)
2011年3月29日
episode.12 大事な人 鏑木ひろ 柴田由香

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 備考
第1期
関東広域圏 日本テレビ 2009年10月6日 - 2010年3月30日 火曜 24:59 - 25:29
中京広域圏 中京テレビ 2009年10月23日 - 12月18日
2010年1月6日 - 4月7日
金曜 27:21 - 27:53
水曜 26:10 - 26:42
北海道 札幌テレビ 2009年11月11日 - 2010年5月19日 水曜 25:34 - 26:04
福岡県 福岡放送 2009年11月29日 - 2010年5月23日 日曜 25:20 - 25:50
近畿広域圏 読売テレビ 2009年12月21日 - 2010年1月4日
2010年1月11日 - 6月21日
月曜 26:47 - 27:17
月曜 26:20 - 26:50
MONDAY PARK』第3部
日本全域 日テレプラス 2010年4月16日 - 10月1日
2010年10月8日 - 10月15日
金曜 24:30 - 25:00
金曜 25:30 - 26:00
リピート放送あり
広島県 広島テレビ 2010年10月19日 - 2011年4月27日 火曜 25:04 - 25:34
群馬県 群馬テレビ 2010年12月9日 - 2011年6月2日 木曜 19:30 - 20:00
日本全域 キッズステーション 2011年10月13日 - 2012年4月5日 木曜 23:00 - 24:00 リピート放送あり
12月29日、1月5日は休止
フジテレビTWO ドラマ・アニメ 2012年10月8日 月曜 10:00 - 22:30 全話一挙放送
福井県 福井放送 2013年10月2日 - 2014年4月9日 水曜 25:30 - 26:00
千葉県 千葉テレビ放送 2014年11月19日 - 2015年1月6日 月曜 - 金曜 18:30 - 19:00 12月8日-12日は衆議院選挙政見放送のため休止
12月29日 - 1月2日は年末年始編成のため休止
第2期
関東広域圏 日本テレビ 2011年1月4日 - 3月29日 火曜 24:59: - 25:29
近畿広域圏 読売テレビ 2011年1月10日 - 4月11日 月曜 26:17 - 26:47 『MONDAY PARK』第3部
北海道 札幌テレビ 2011年1月14日 - 4月15日 金曜 25:58 - 26:28
中京広域圏 中京テレビ 金曜 27:00 - 27:30
福岡県 福岡放送 2011年1月16日 - 4月17日 日曜 25:20 - 25:50
広島県 広島テレビ 2011年5月3日 - 7月26日 火曜 25:04 - 25:34
日本全域 日テレプラス 2011年5月12日 - 6月23日 木曜 18:00 - 18:50 2話連続放送
リピート放送あり
群馬県 群馬テレビ 2011年6月9日 - 9月29日 木曜 19:30 - 20:00
日本全域 キッズステーション 2012年4月12日 - 7月5日 木曜 24:00 - 24:30 リピート放送あり
千葉県 千葉テレビ放送 2015年1月7日 - 1月23日 月曜 - 金曜 18:30 - 19:00
  • このほか2014年1月15日からは、アニマックスが設けた大人の女性向けアニメ枠「3時にきゅん!」の第4代第1枠作品に採用されている。

DVD[編集]

第1期
2009年12月よりバップから毎月1巻ずつのペースで発売された[4]。全8巻。また、封入特典としてちび爽子マスコット、オリジナルイラストカード、全巻購入特典応募が各巻に封入された。なお、第1巻のみ『「君に届け」マル秘交換ノート』が限定封入された。(episode.16は下記DVDには収録されておらず、原作単行本11巻限定版の同梱DVDでのみ収録。)
第2期
2011年3月2日から6月8日まで毎月1巻のペースで発売であり、1巻に3話収録の全4巻。また、特典映像『ミニトド劇場』が収録された。封入特典としては1巻に2キャラクターのビンズ、全巻購入特典応募券、オリジナルイラストカードが封入された。(episode.0は下記DVDには収録されておらず、別冊マーガレット3月超特大号の付録DVDでのみ収録。)
巻数 発売日 品番 収録話
第1期
01 2009年12月23日 VPBY-13401 第1話 - 第3話
02 2010年1月27日 VPBY-13402 第4話 - 第6話
03 2010年2月24日 VPBY-13403 第7話 - 第9話
04 2010年3月26日 VPBY-13404 第10話 - 第12話
05 2010年4月21日 VPBY-13405 第13話 - 第15話
06 2010年5月26日 VPBY-13406 第17話 - 第19話
07 2010年6月23日 VPBY-13407 第20話 - 第22話
08 2010年7月23日 VPBY-13408 第23話 - 第25話
第2期
01 2011年3月2日 VPBY-13542 第1話 - 第3話
02 2011日4月20日 VPBY-13543 第4話 - 第6話
03 2011年5月11日 VPBY-13544 第7話 - 第9話
04 2011年6月8日 VPBY-13545 第10話 - 第12話

CD[編集]

日本テレビ 火曜24:59枠
前番組 番組名 次番組
君に届け
日本テレビ 火曜24:59枠
君に届け(再放送)
※24:59 - 25:59
君に届け
2ND SEASON

ゲーム[編集]

第1弾[編集]

第2弾[編集]

  • タイトル - 『君に届け 〜伝えるキモチ〜
  • 対応機種 - ニンテンドーDS
  • ジャンル - 想いを伝えるピュアアドベンチャー
  • 発売元 - バンダイナムコゲームス
  • 発売日 - 2011年4月7日

映画[編集]

君に届け
監督 熊澤尚人
脚本 根津理香熊澤尚人
出演者 多部未華子三浦春馬
音楽 安川午朗
主題歌 flumpool『君に届け』
撮影 藤井昌之
編集 高橋信之
製作会社 日活撮影所、ジャンゴフィルム
配給 東宝
公開 2010年9月25日
上映時間 128分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 15.3億円[5]
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君に届け』は、2010年9月25日公開の純愛ラブストーリー。監督は熊澤尚人。主演は多部未華子三浦春馬。「実写化してほしい漫画作品ランキング」では常に上位に挙がり、ファンからも以前から期待が高かった。本編には原作の名シーンや名台詞が多く盛り込まれている。

別冊マーガレット2010年10月号ではメイキングや座談会が収録されたスペシャルナビゲートDVDが付録として同梱。公式サイトでは『届け!想いキャンペーン』と題した一般メッセージが募集され、約1万5,000通以上のメッセージが届き9月15日の完成披露試写会で朗読された。9月24日より公式サイトで黒板に名台詞が描かれていくスクリーンセーバーも配信された。

キャッチコピーは「簡単になんて伝えられない。本当に、本当に大切な気持ちだから。」「本当に大切な想いは、ゆっくりと伝えればいい。」。

全国285スクリーンで公開され、2010年9月25・26日初日2日間で興収2億3395万500円、動員は19万278人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第2位となり、更に『THE LAST MESSAGE 海猿』『十三人の刺客』と合わせ東宝作品が上位3位を独占した[6]。また、ぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)では第2位を獲得。

2011年10月28日日本テレビ金曜ロードショーで、「秋のコレクション(秋コレ)」5作の内の1作としてTV初放送された。ただし時間の都合上、千鶴の失恋やくるみの告白などはカットされている。
2015年3月27日、日本テレビ金曜ロードSHOWで、2度目の放送がされた。[7]

映画スタッフ[編集]

  • 原作 - 椎名軽穂(集英社『別冊マーガレット』連載)
  • 脚本 - 根津理香熊澤尚人
  • 音楽 - 安川午朗
  • 企画プロデュース - 佐藤貴博
  • 製作指揮 - 宮崎洋
  • 製作 - 大山昌作、鳥嶋和彦島谷能成、村上博保、平井文宏、畠中達郎、阿佐美弘恭、石川光久、島羽乾二郎
  • エグゼクティブプロデューサー - 奥田誠治
  • シニアプロデューサー - 菅沼直樹
  • プロデューサー - 野間清恵、山本章
  • 撮影 - 藤井昌之
  • 美術 - 橋本優
  • 装飾 - 鈴村高正
  • 照明 - 舘野秀樹
  • 録音 - 滝澤修
  • 編集 - 高橋信之
  • 衣装 - 宮本まさ江
  • ヘアメイク - 持丸あかね
  • VFXスーパーバイザー - 田中貴志
  • キャスティング - 杉野剛
  • スクリプター - 赤澤環
  • 企画協力 - 別冊マーガレット編集部
  • 脚本協力 - まなべゆきこ
  • プロデュース協力 - 中谷敏夫
  • アシスタントプロデューサー - 紀嘉久
  • 宣伝プロデューサー - 平野健吾
  • 助監督 - 橋本光二郎
  • 製作担当 - 里吉優也
  • 企画製作 - 日本テレビ放送網
  • 制作プロダクション - 日活撮影所、ジャンゴフィルム
  • 配給 - 東宝
  • 製作 - 映画『君に届け』製作委員会(日本テレビ放送網、集英社、東宝、読売テレビ放送バップアミューズD.N.ドリームパートナーズProduction I.G日活STVMMTSDTCTVHTVFBS
  • ポスター撮影 - 本多晃子
  • 監督 - 熊澤尚人

ロケ地[編集]

映画主題歌[編集]

君に届け
歌 - flumpool
着うた先行配信での歌詞サイト(JOYSOUND歌詞)ではリアルタイムランキング1位を獲得。映画のイメージが反映されたPVは、関東の中学校で撮影され、ファンクラブで募集された高校生200人がエキストラで参加している[9]

原作からの変更点[編集]

  • 原作第七巻途中(初詣)までのストーリーをベースにしている。このためケントは登場しない。クリスマスイブ直前からの話の流れは映画版オリジナルとなり、千鶴とあやねが黒沼家に来るのはクリスマスの後になっている。
  • ロケ地が栃木県足利市になっていることから、舞台設定もそれに準拠した形に変更され、徹が住んでいる場所もこれに合わせて東京に変更されている。
  • 善行が登場しない。一市は原作では最初は副担任でその後担任になっているが、映画では最初から担任となっている。また、周囲が更に爽子を畏怖するきっかけとなるエピソードが変更されている。
  • 原作で爽子が「貞子」と呼ばれるきっかけとなる幼馴染の詩乃が登場しない。このため、爽子と詩乃が絡むシーンでの相手は全て一市に変更されている。
  • ペドロ・マルチネスが登場しない。代わりに、くるみが風早に貸すCDのアーティストが「マルチネス」となっている。これは風早役の三浦の意向によるもの。
  • 爽子が千鶴たちと龍のラーメン屋「徹龍軒」に行くのは、くるみによって爽子たちに関する黒い噂が流される前になっている。また風早も最初から同行しており、爽子が笑顔を見せるのはこの時になっている。
  • 噂で悩んで爽子が涙を流す中間テストのシーンはカットされている。
  • くるみの名前絡み・千鶴を利用した過去のエピソードはカットされている。
  • 球技大会のエピソードに大幅な変更が加えられ、爽子と龍が話すのはくるみの提案によるものとなっている。
  • 高橋が登場しない。代わりに、城ノ内の出番が増えている。
  • 千鶴と徹のエピソードは簡略化されており、後で千鶴が徹と散歩する場面はカットされている。
  • 爽子の父、喜多夫は市民交響楽団のシンバル奏者を務めているという設定が付加されている。
  • 爽子の父役の勝村政信の身長が平均的な173cmのため、“ちいさなおじさん”のエピソードには一切触れていない(原作では160cmの設定)。
  • 爽子の誕生日は1994年12月31日になっている。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 前巻が発売されてから3ヶ月と月刊漫画雑誌では異例の速度で発売された。
  2. ^ 河原和音青空エール』との合作。
  3. ^ 現行版は全て数字入り。
  4. ^ オリジナルストーリーは特に顕著である。
  5. ^ 原作第1-2巻のノベライズ。
  6. ^ 原作第3-4巻のノベライズ。
  7. ^ 原作第5-6巻のノベライズ。
  8. ^ 原作第7-8巻のノベライズ。
  9. ^ 原作第9巻のノベライズ。
  10. ^ 原作第10巻のノベライズ。
  11. ^ 原作第11巻のノベライズ。
  12. ^ 原作第12巻のノベライズ。
  13. ^ 原作第13巻のノベライズ。
  14. ^ 原作第14巻のノベライズ。
  15. ^ 原作第15巻のノベライズ。
  16. ^ 原作第16巻のノベライズ。
  17. ^ 新書サイズ。
  18. ^ PARTY!~東日本大震災チャリティー漫画本~HP
  19. ^ 計37人の作家によるアンソロジー作品。

出典[編集]

以下の出典は『集英社BOOK NAVI』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。

  1. ^ 君に届け/1|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  2. ^ 君に届け/2|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  3. ^ 君に届け/3|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  4. ^ 君に届け/4|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  5. ^ 君に届け/5|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  6. ^ 君に届け/6|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  7. ^ 君に届け/7|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  8. ^ 君に届け/8|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  9. ^ 君に届け/9|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  10. ^ 君に届け/10|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  11. ^ 君に届け/11|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  12. ^ 君に届け/11 アニメDVD付限定版|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  13. ^ 君に届け/12|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  14. ^ 君に届け/13|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  15. ^ 君に届け/14|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  16. ^ 君に届け/15|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  17. ^ 君に届け/16|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  18. ^ 君に届け/17|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  19. ^ 君に届け/18|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  20. ^ 君に届け/19|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  21. ^ 君に届け/20|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  22. ^ 君に届け/21|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  23. ^ 君に届け/22|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  24. ^ 君に届け/23|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2015年1月23日閲覧。
  25. ^ 君に届け/1|椎名 軽穂|コバルト文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  26. ^ 君に届け/2 〜恋に気づくとき〜|椎名 軽穂|コバルト文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  27. ^ 君に届け/3 〜それぞれの片思い〜|椎名 軽穂|コバルト文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  28. ^ 君に届け/4 〜好きと言えなくて〜|椎名 軽穂|コバルト文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  29. ^ 君に届け/5 〜すれちがう心〜|椎名 軽穂|コバルト文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  30. ^ 君に届け/6 〜告白をもういちど〜|椎名 軽穂|コバルト文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  31. ^ 君に届け/7 〜あたらしい日々〜|椎名 軽穂|コバルト文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  32. ^ 君に届け/8 〜ふたりだけの時間〜|椎名 軽穂|コバルト文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  33. ^ 君に届け/9 〜いつもと違う夏〜|椎名 軽穂|コバルト文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  34. ^ 君に届け/10 〜こころをゆらす旅〜|椎名 軽穂|コバルト文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  35. ^ 君に届け/11 〜ためらいの理由〜|椎名 軽穂|コバルト文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  36. ^ 君に届け/12 〜つないだ手のゆくえ〜|椎名 軽穂|コバルト文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  37. ^ 君に届け/13 〜クリスマスをいっしょに〜|椎名 軽穂|コバルト文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  38. ^ 君に届け/14 〜自分のまん中にあるもの〜|椎名 軽穂|コバルト文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  39. ^ 君に届け/15 〜二度めのバレンタイン〜|椎名 軽穂|コバルト文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2015年2月22日閲覧。
  40. ^ 君に届け 〜明日になれば〜 小説オリジナルストーリー|椎名 軽穂|単行本|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  41. ^ 君に届け/1 はじめての気持ち|椎名 軽穂|集英社みらい文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  42. ^ 君に届け/2 とくべつな気持ち|椎名 軽穂|集英社みらい文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  43. ^ 君に届け/3 せつない気持ち|椎名 軽穂|集英社みらい文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  44. ^ 君に届け/4 つたえたい気持ち|椎名 軽穂|集英社みらい文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  45. ^ 君に届け/5 すれちがう気持ち|椎名 軽穂|集英社みらい文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  46. ^ 君に届け/6 つながる気持ち|椎名 軽穂|集英社みらい文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  47. ^ 君に届け/7 ちかづく気持ち|椎名 軽穂|集英社みらい文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  48. ^ 君に届け/8 それぞれの気持ち|椎名 軽穂|集英社みらい文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  49. ^ 君に届け/9 とまどう気持ち|椎名 軽穂|集英社みらい文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  50. ^ 君に届け/10 たいせつな気持ち|椎名 軽穂|集英社みらい文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  51. ^ 君に届け/11 みつめる気持ち|椎名 軽穂|集英社みらい文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  52. ^ 君に届け/12 ざわめく気持ち|椎名 軽穂|集英社みらい文庫|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。
  53. ^ 君に届け FANBOOK|椎名 軽穂|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2014年12月28日閲覧。

外部リンク[編集]