げんしけん

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げんしけん
ジャンル オタクコメディ恋愛
漫画
作者 木尾士目
出版社 講談社
掲載誌 月刊アフタヌーン
レーベル アフタヌーンKC
発表号 2002年6月号 - 2006年7月号
巻数 全9巻
漫画:げんしけん 二代目
作者 木尾士目
出版社 講談社
掲載誌 月刊アフタヌーン
レーベル アフタヌーンKC
発表号 2010年12月号 - 2016年10月号
巻数 全12巻
アニメ
原作 木尾士目
監督 池端隆史
シリーズ構成 横手美智子
キャラクターデザイン 木下裕孝
音楽 宅見将典
アニメーション制作 パルムスタジオ
製作 現視研研究会
放送局 放送局参照
放送期間 2004年10月 - 12月
話数 全12話
OVA
原作 木尾士目
監督 水島努
シリーズ構成 横手美智子
キャラクターデザイン 柳田義明
アニメーション制作 亜細亜堂
製作 メディアファクトリー
東芝エンタテインメント
キッズステーション
コミックとらのあなジェンコ
発表期間 2006年12月22日 - 2007年4月25日
話数 全3話
アニメ:げんしけん2
原作 木尾士目
監督 よしもときんじ
シリーズ構成 横手美智子
脚本 横手美智子、木尾士目
キャラクターデザイン 柳田義明
音楽 小池雅也オカザキシュン
アニメーション制作 アームス
製作 コミフェス準備会
放送局 放送局参照
放送期間 2007年10月 - 12月
話数 全12話
アニメ:げんしけん二代目
原作 木尾士目
監督 水島努
シリーズ構成 横手美智子
脚本 横手美智子、後藤みどり
キャラクターデザイン 谷口淳一郎
音楽 福廣秀一朗
アニメーション制作 Production I.G
製作 げんしけん二代目製作委員会
放送局 放送局参照
放送期間 2013年7月 - 9月
話数 全13話
関連作品
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

げんしけん The Society for the Study of Modern Visual Culture』は、木尾士目による日本漫画作品。続編の『げんしけん 二代目』についても、この頁で扱う。

表題の「げんしけん」とは物語の舞台となる大学のサークル現代視覚文化研究会現視研[1]」のこと。基本的にはげんしけんに所属するオタク達のリアルな日常を描くコメディ作品だが、心理描写や人間模様を軸とした恋愛漫画の要素も含まれている。

漫画、アニメ、イラスト、ライトノベルコンピュータゲームの他、二次創作物である同人誌(および同人誌即売会)、フィギュアカプセルトイトレーディングカードコスプレプラモデル等のサブカルチャー(以下サブカル)が多く登場する。第13話ではサンライズ承認、バンダイ協力のもと「ガンプラ」を題材としている。時代設定は連載開始時と同期[注 1]だが、再開後に登場するコスプレは近年の作品[注 2]が元ネタとなっている。

2005年講談社漫画賞並び文化庁メディア芸術祭ノミネートされた[2]

目次

作品展開[編集]

月刊アフタヌーン』(講談社)誌上で2002年6月号から開始。4年間の大学生活が(一部を除き)約1か月単位のリアルタイムで進行し、2006年7月号まで5年にわたり連載。2007年に『くじびき♥アンバランス』単行本にて後日談を描いた『くじびき♥げんしけん』を掲載。月刊アフタヌーン2010年2月号に「アニメ『げんしけん2』DVD-BOX発売記念」として読み切り(第56話)を掲載。同年12月号より『げんしけん 二代目』と題し期間限定で連載を再開し、2011年5月号に限定解除。2016年10月号をもって完結した。

アニメ『げんしけん(以下第1期)』は2004年10月から12月まで独立UHF局各局で放送(UHFアニメ)。『げんしけん2』は2007年10月から12月まで、独立UHF局各局で放送。『げんしけん二代目』は2013年7月から9月まで、TBS系列および一部独立局で放送。その他にソフト、単行本の購入特典としてドラマCD、OVAが制作されている。

作中作からのスピンオフ作品として『くじびきアンバランス(以下くじアン)』、並びに架空のアダルトゲーム(以下エロゲー)『ラーメン天使プリティメンマ』がメディアミックス化されている(※詳細は後述の各項目を参照)。

あらすじ[編集]

第1巻 - 第9巻[編集]

椎応大学[注 3]サークル棟304号室「現代視覚文化研究会(以下現視研)」。かつてオタク文化の垣根を越えるべく誕生したこのサークルも、今では活動目標と存在価値を失いオタクの溜まり場と化していた。

新歓祭、新入生の隠れオタク・笹原は、「ある種」のサークルに入ろうと意気込む中、見学先の現視研にて2年生会員・斑目と暴力的な1年生・春日部から手痛い「歓迎」を受ける。一旦は距離を置く笹原だったが、新会員・高坂との交友を経て入会。(オタクとして)着々と成長を遂げてゆく。

春日部と高坂の交際を皮切りに、コスプレイヤー(以下レイヤー)・大野とコスチューム(以下コス)職人・田中が意気投合し、笹原の妹・恵子が高坂の横恋慕を企む。更に斑目までが春日部に恋心を抱き、恋愛と無縁だった会員達は悲喜交々の相関関係を繰り広げる。

翌年秋、現視研は不可抗力によるボヤ騒ぎで活動停止となり、当事者の春日部は罰ゲームに応じる形で不祥事の責任をとる。ようやく活動を再開した矢先、新会長の笹原は「コミック・フェスティバル(以下コミフェス)へのサークル参加」を宣言。周囲を唖然とさせるも現視研に久々の目標が誕生する。

漫画研究会(以下漫研)から引き取られた新入生・荻上も加わり同人誌制作はスタート。初の経験に難航するも、どうにか夏コミまでに間に合わせ目標を達成させる。だがその一方で、斑目は就活も片想いも進展せず、「オタク嫌い」の荻上は大野と対立を続けていた。

斑目達の卒業後、荻上は大野との不和や漫画への臆面を解消するが、くすぶる負い目が笹原との不本意なすれ違いを生んでしまう。それでも変わらぬ笹原の優しさに、虚心となり泣き崩れる荻上。その涙の意味を察した笹原は、「覚悟」を決めて告白に挑む。現視研と共にあった大学生活は、残り僅かに迫っていた。

『二代目』(第10巻 - )[編集]

新会長・荻上は会員不足に悩んでいた。彼女と大野の友人・スザンナ(以下スー)の加入も穴埋めには至らず、対策会議でも先輩達は楽観的。迎えた新歓祭、荻上はイラストパフォーマンスに挑戦。万感の思いをボードにぶつける。腐女子・吉武と同じく矢島はその姿に惹かれ入会。女装して見学に訪れた腐男子・波戸も女子として内密に加わり、総勢7名の現視研は「腐女子サークル」として新生した。

そんな変わりゆく環境の中、未だ変われぬ斑目は消沈気味だった。波戸とスーはその大人の優しさに惹かれ、恵子は現視研から「卒業」できない心境を感じ取る。それぞれの思惑はやがて周囲を巻き込み、奇妙な恋愛騒動へと発展する。

椎応大学[編集]

舞台となる椎応大学(シイオウダイガク)は、作中の描写に拠れば、立地場所は「新宿から20分」「都内の山中」「秋葉原まで快速で1時間未満」「市内」とされる。『げんしけん OFFICIAL BOOK』では「都心から電車で1時間、東京の端」「新宿から電車で30分、丘の上」とされている。

サークル棟は4階建てで、中庭を囲む回廊状の形式を成す。

取材協力に「中央大学広報課」とあり、中央大学がキャンパスのモデルとなっている。

サークルおよび登場人物[編集]

※人名の呼称(カタカナ)は作中の表記に沿い、「*」付きはアニメの作中、およびクレジット表記のものを示す。担当声優は『第1期(OVA版を含む)』『げんしけん2』 / 『二代目』の順とし、特に明記のない場合は『げんしけん2』までの担当を示す。

現代視覚文化研究会[編集]

通称「現視研」。オタク文化の一環である漫画、アニメ、ゲームを総合して発足。20年近い歴史の中で歴代会長は僅か5名。部室はオタク系グッズ(以下オタグッズ)の山で、サークル自治委員会(以下自治会)等からの評価は低い。ロッカーには大量の同人誌が保管されており貸出自由。主な活動内容はゲーム、ビデオ鑑賞(アニメ)、読書(漫画)。『二代目』ではコスプレ、漫画制作。学園祭での催しは使い回しの展示会で、後にコスプレ企画に変わる。新会員(主に男子)を対象にした恒例のドッキリイベント有り。年々男女比が推移し、『二代目』では女子が多数派となる。会誌名は『メバエタメ』。コミフェス参加時のサークル名は『げんしけん』。アニメ版では「律子・キューベル・ケッテンクラート(以下「会長」)」のポスターが表扉を飾る。

春日部と高坂は幼馴染。大野は後期入学のため進級は半年遅れ。卒業組は『二代目』以降、斑目を除きゲスト扱いとなる。

笹原 完士(ササハラ カンジ)
声 - 大山鎬則 / 小橋達也
主人公的存在。三代目会長。2歳下の妹・恵子がいる。高坂、春日部と同期。同人誌サークル「げんしけん」代表。1984年1月13日生まれのB型。服装はフリースジャケット系。春日部から「ササヤン」、恵子から「サル」と呼ばれる。会誌や同人誌におけるペンネームは「ベンジャミン武世」。携帯電話着メロは「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」。
1年次には秋葉原やコミフェスにて諸々の経験を積み、2年次年明けに会長就任。同時にコミフェス参加を目標に掲げ、3年次にサークル本「いろはごっこ」を発表した。この経験を機に編集者を志し編集プロダクション鷲田社」に就職した。会長引退後は卒業まで荻上の活動に協力。OBとなった後も助言と応援を続ける。
ごく普通のオタクだが会員の着メロを聴き当て、雑談でも活発に発言する等それなりの知識人。自分を「なるべくしてなる」タイプと捉え、サークルの雰囲気や会長役にも柔軟に対応。
主に汎用性を要する雑務を担当し、「創作が苦手」という欠点を補填する。
【アニメ版】
八王子市に在住。4年次の夏コミにて荻上に漫画家の資質論を説き、編集者の片鱗を垣間見せた。
高坂 真琴(コーサカ マコト)
声 - 斎賀みつき / 大原桃子
笹原、春日部と同期。1984年2月2日生まれのB型。金髪セミショートで、分け目なし、六四分けなど数パターンの髪型がある。端麗な容姿の美少年。ペンネームは「トシゾー」。着メロは「花の子ルンルン」。小学生時代は坊主頭
現視研の呑気な空気に惹かれ入会。後に見かねた斑目の後押しを受け、春日部に告白する。
1年次の学園祭ではアニメ研究会(以下アニ研)主催のゲーム大会で優勝。2年次のコスプレ大会では春日部をフォロー。3年次のサークル参加の際はコスプレを含む積極的な販促で活躍。4年次にはゲーム会社への就職を目指し独学でプログラミングを習得。卒業前にエロゲーメーカー「プシュケ」に勤務し、採用直後からの激務のため、出席率が激減する。
豊富な知識と別次元のテクニックを誇るゲームオタクで、特に格闘ゲームの腕前は全国レベル。
温厚かつ冷静な性格。負の感情を殆ど見せず、コスプレ(女装)もノリノリでこなす。美形に加えボディーケアを要さない脚線美を持ち、後に違和感無く女の子と男の娘キャラに扮装。その姿は知人の他、女装レベルの高い波戸にも衝撃を与えた。
誰にでも気さくな社交派で、作中では一度も対立を生じていない。
春日部との再会直後はそのアプローチに気づかず、告白後も半同棲状態の中でハードな趣味を押し通す。だがこの「ドS」行為も「彼女を大事にしてる」彼なりの「100%の自分を見せている」愛情表現であり、趣味以外では誠実。コスプレ大会での春日部の異変に即駆けつけ、斑目を応援する大野の背後で無言のプレッシャーをかける。
「政治家の愛人の息子」という設定案があったがボツになった[3]
【アニメ版】
松沢すみれ」なる声優のファンらしく、告白後の初デートを握手会でドタキャン。4年次の夏コミでは三日連続の徹夜仕事後、ハツラツと自社ブースに従事していた。
春日部 咲(カスカベ サキ)
声 - 雪野五月 / 佐藤利奈
笹原、高坂と同期。1983年7月19日生まれのAB型。茶のミディアムヘアーに洒落た服装の美女。(一部を除き)先輩に対してもタメ口調。高坂、大野から名前で、恵子から「ねーさん」と呼ばれる。高田馬場に名付け親の祖母がおり「おばあちゃん子」。
幼馴染の高坂と大学にて再会。高坂の同伴者として現視研に出入りを続ける。2年次に現視研を巻き込んだボヤ騒ぎを起こし、その償いとして学園祭のコスプレ大会に(文字通り)ひと肌脱いで出場し、冬コミの買い出しを代行した。3年次には朽木と荻上の移籍を取り持ち、頓挫寸前だった同人誌制作の指揮を代行。撮影会では会員の関係改善に努めた。卒業後の開業に向け4年次は準備に奔走。卒業前に大野との約束を守り、ペアで(非公開の)コスプレ撮影会を開催した。『二代目』の学園祭では斑目と二人きりの部室で不器用な告白を受ける。
【アニメ版】
『第1期』『げんしけん2』では金髪。『第1期』では(影の薄い笹原に代わる)ヒロイン的存在。
斑目 晴信(マダラメ ハルノブ)
声 - 檜山修之 / 興津和幸
二代目会長。田中、久我山と同期。1982年10月25日生まれのO型。長身で痩身。ショートヘアに刈り上げのおかっぱ。丸眼鏡と口元から覗く八重歯が特徴。恵子などから「ワタナベ」と誤称される。ペンネームは「マムシ72歳」。
新歓ドッキリにて笹原の隠れオタクを暴き、一人前のオタクへと導いてゆく。
2年次の冬コミにて右手を骨折。3年次に会長に就くも成果がなく活動停止に陥り、年明けに就活を理由に引退した。4年次のサークル参加では笹原を支援。卒業間際にようやく就職先が決定し、入社後も昼食がてらに出張する。『二代目』では学園祭にて咲への長年の片想いに結着をつけ退職。冬コミにて右手を再負傷した。
容姿、趣味、話し方と三拍子揃った典型的二次元オタク。
論理的な考察や分析を好み、「想像機能を駆使した抽象記号からの連想(二次元萌え)」並びに「記号を肉欲対象へと脳内補間するための精神活動(性欲処理としての利用)」を力説。同様に自身のオタク歴から恋愛に関しては諦観の域に達しており、積極的な行動をとることはない。
『二代目』では料理ができるという事実が判明。コミフェスなどに対しては往年の情熱を失い戸惑い気味。突如として発生した「斑目ハーレム」に関しては混乱の極みに至っている。
【アニメ版】
八王子市に在住[4]経済学部[5]。失言が原因でクラスの女子から総スカンに合った苦い過去を持つ。巨乳系にも興味を示し、「(大野と仲睦まじい)田中に殺意を覚える」と冗談交じりに語る。卒業後もコミフェスへの情熱は健在で、半休を取得して夏コミに出向く。
田中 総市郎(タナカ ソウイチロウ)
声 - 関智一 / 近藤孝行
斑目、久我山と同期。1982年12月22日生まれのAB型。後髪を束ね、無精髭で小太り。線のような細目が特徴で、「両目」を見開くことは稀[6]。着メロは「ファイナルファンタジー」のBGM。ペンネーム、コスプレネーム、ハンドルネームは「梟」あるいは「FUKUROU」。
田中の守備範囲である模型製作、コスプレ衣装制作のためのサークル予算の事情でアニ研から移籍。2年次までサークルの実務を担当した。学園祭では大野とコスプレ企画で活躍。趣味をライフワークとすべく、卒業後は上野の服飾専門学校に再入学。学業の傍らコスプレ活動の支援を続ける。将来は衣装のオーダーメイド店を開きたいらしく、同様の夢を持つ春日部と相談していた。
衣装制作とコスプレが趣味で、撮影者としても活動。大野の入会以降は制作熱に拍車がかかり、会員の衣装まで(目測のみで)無断作成。現視研の貴重な作り手で、その数々の技巧は会員から畏怖されるほど。職人気質ゆえにストイックな一面を持つ。
模型製作とフィギュアも趣味。会員に熱心に製作指導に当たり、コスプレで厳しい予算の中ストフェスに出向く。後に(大野が下着モデルの)原型制作も開始。これらのオブジェを雑に扱う春日部に恐々とし、恫喝で威圧することも。
男子会員がディバッグ派を占める中で唯一ショルダーバッグを愛用。コミフェスではコスプレイベント(と大野の荷物持ち)優先のため、買い出しでは別行動が多い。
常識人の部類に入り性格は優しく温厚。だが、趣味絡みでは饒舌、激情へと変わる。
大野との交際に1年以上も要した奥手だが、『二代目』にてようやく遠回しのプロポーズを告げる。
【アニメ版】
頼み事を断れない性分で、大野の嫉妬を他所に知人やアンジェラの衣装も作成。男としての自信の無さから交際を躊躇するも、大野の熱意に負け告白。その後は荻上から「雰囲気が変わった」と評される。
近藤は『第1期』にて数回出演歴がある。
久我山 光紀(クガヤマ ミツノリ)
声 - 乃村健次 / 安元洋貴
斑目、田中と同期。1982年6月29日生まれのA型。短髪に太った巨体。春日部からの呼び名は「クガピー」。着メロは「君をのせて」。ペンネームは「KODAMA」。
部室では主に落書きをして活動。4年次のサークル参加では就活で多忙な中、荻上と共にメイン原稿を執筆した。卒業後は医療器具メーカーの営業勤務で外回りの日々。
荻上の入会まで唯一絵の描ける会員で、自室では内密にエロイラストを執筆。画力はそれなりに評価されるレベルだが漫画制作の経験が無く、そのことが同人誌制作で仇となる。
性格は温厚で控え目。田中から恋愛相談を受けるなど陰の支え役でもある。
どもりがちで人ごみでは声が通らないほど小声だが、文句だけは大声。『くじアン』の「山田薫子」のファン。下宿先は会員の中でも比較的広め。フォトショップスキャナを所有しコラージュも制作[7]自動車免許を持ち、海水浴には運転手役を務めた他、『二代目』でも運搬係として仕事の合間に駆り出される。
【アニメ版】
大野との関係に悩む田中を諭し、就活で落ち込む笹原を励ます等、相談役として活躍。自身の恋愛には「たぶん一生童貞」と悲観的。
大野 加奈子(オオノ カナコ)
声 - 川澄綾子 / ゆかな
四代目会長。原作6話より登場。ボストンからの帰国子女1983年7月14日生まれのO型。長身で長髪。平時はストレートで他にポニーテール(模型製作時)、三つ編と多彩。左目と口元にほくろがある。講義や即売会では眼鏡を着用。主に丁寧口調で話す。アンジェラからの呼び名は「カナコ」。ペンネームおよびコスプレネームは「神無月 曜湖(かんなづき ようこ)」。着メロは「哀 戦士」。
10年間の海外生活を終え後期より入学。見学の際に田中から衣装作成の約束を取り付け入会する。
1年次の学園祭よりコスプレ活動を開始。2年次には撮影会が中止となり、優勝候補と目されたコスプレ大会も病欠。冬コミもボランティアの都合で不参加となる。年明けから田中と交際。サークル参加の際は漫研への接待の他、コスプレ姿で売り子を務めた。3年次の学園祭にて(正規の)撮影会を主催。春には現視研の「コス研」化を企みつつ会長就任。引退後はスーとコスプレに明け暮れ、泥酔状態で撮影会まで開催。結局、卒論未完、内定未定のまま留年を迎えた。
在米時から活動を続けるコスプレイヤーで、サークル外でも様々なイベントに参加。「楽しいコスプレ」を目指しつつ内面までキャラ作りに拘り、その真摯さ故に愚弄的言動を嫌う。ことあるごとに勧誘を迫るため春日部、荻上から呆れられるが、羞恥に臆さず自己表現を続ける姿勢は、同人活動に躊躇する荻上を動かす一因となる。また「扮装」という共通点から波戸の女装癖にも即理解を示している。他の趣味に田中の影響で始めたガンプラ製作がある。
「ハゲ」「ヒゲ」「オヤジ」フェチで、美少年には無関心。そのマイナーな嗜好を憂えていたが、春日部の理解を受けカミングアウト。フェチとコスプレについては「全然別」の姿勢をとり、美形の女装や男装には興味を示す。
春日部から「まるでサッカーの(ボール)[注 4]」と揶揄される巨乳。
無類の酒好きで一升瓶を開けないと酔わないザル。
田中との進展は遅かったものの今では「何でもOK」の関係。『二代目』では「田中待ち」と称して学業が疎かになり、プロポーズに際し「留年して待ってます」とダメ人間発言をしてしまう。実際かなり面倒な性格なので、朽木からも大野を受け止められるのは田中くらいだと言われる。
【アニメ版】
着メロは「くじびきアンバランス」。接待の際はバニーガールに扮装。エロゲーのコスプレを控えていたが、後に風貌が似ている「キューティトンコ」を解禁。久我山によると美人度は一般人レベルで、春日部からも「どんな男もイチコロ」と評される。周囲に幾度かツッコミを振い、アンジェラから「乱暴になった」と抗議を受けた。
恋愛および男性経験は田中が最初。「頼れる優しい男性」として惹かれ、エロゲーの同伴プレイで結ばれる。告白を受けた際、交際条件に「許可なしに他人のコスを作らないこと」を盛り込んでいる(後の撮影会での伏線となる)。
朽木 学(クチキ マナブ)
声 - 石田彰 / 福山潤
原作12話より登場。笹原の1年後輩。千葉県成田市出身。1985年3月21日生まれのB型。細型の体躯と顔、「3」状の口が特徴。自称および春日部からの呼び名は「クッチー」。『二代目』では(波戸が女装の時は)唯一の男子会員。
仮入会後次第に遠のき、移籍したアニ研も追い出される。翌年春日部の許しを得て復帰し、度重なる制裁にもめげず居座る。
2年次の夏コミにて「開場前行列」という汚れ役を担当。3年次の新歓祭では誤解と失敗を招くも、学園祭では自ら発案したコスプレ体験会を運営し、成功させた。『二代目』では波戸の加入に歓喜し、腐女子だらけの現視研に順応する。親のコネで地元の銀行への就職が決定している。
現視研一の問題児。仲間外れが嫌で、自重しない放言やツッコミを繰り返しては余計に疎まれている。セクハラも旺盛で特に女子からの印象が悪い。『二代目』でも突如出没しては緊迫した場を混乱させ、結果的に波戸の窮地を救うことも。
【アニメ版】
登場シーンと自爆率が増えた分、扱いもさらに不遇化。大野、高坂からも仕置きを受け新歓、追い出しコンパでも放置される。『げんしけん2』エンディングにも未登場。
荻上 千佳(オギウエ チカ)
声 - 水橋かおり / 山本希望
五代目会長。原作24話より登場。笹原の2年後輩。同人誌サークル「雪見庵」主催。1986年3月28日生まれのA型。山形県出身。小柄。大きなジト目で近眼。高校までは眼鏡、大学からは主にコンタクトレンズを使用。セミショートで中学ではおさげ、高校では後ろ髪を束ね、大学ではもみ上げと頭上を束ね立てた「筆あたま」、『二代目』以降は執筆時を除きストレート。体形を隠すため服は大き目で、スカート姿は稀。普段は東北訛りを控えた、やや雑な丁寧口調。中学でのアダ名は「ホモ上」で、朽木から「オギチン」、恵子から「お姉ちゃん」、春日部から「オギー」、スーから「チカ」と呼ばれる。ペンネームは「於木野 鳴雪(おぎの なるゆき)」。
入会先の漫研でトラブルを起こし、2階の部室窓から飛び降りる騒ぎを起こす。紹介先の現視研でも「オタクが嫌い」と挑発するが同類であることが発覚し、3階の部室窓から逃走を図る。
1年次の新歓期に左腕を負傷。サークル参加ではイラスト制作と漫画のアシストを担当。学園祭の撮影会にてコスプレを初体験した。2年次より同人活動を開始し、夏コミにて『あなたのとなりに』を発表した。合宿旅行にて笹原から告白を受け、間もなく交際。学園祭にて個展を開催。『アフタヌーン』誌にて商業誌デビューを飾り、漫画家としても後輩を指導する。
幼少時からの漫画制作歴を持つ。画力と速さを備え、不屈の精神のもと全力を傾ける。作品への自負を見せながら公表に気後れするジレンマを抱えていたが、やがて部室でも過激な原稿を描き、周囲に与える影響の重責を担うまでに成長する。『二代目』では一時期スランプに陥るも即売会にはファンも訪れだし、声援とアシストに支えられ執筆する。
当初は交遊も形式的で読書や落書きにふけることが多かった。積極的に新勧に取り組む順応を見せる一方で、深刻な自己嫌悪に陥り退会を申し出たことも。大野から会長指名を受け「権限は全て使い切る」と宣言。自分を受け入れてくれた現視研を守るべく、バラバラで個性的な面々をまとめる重し役となる。
大野との対立解消に伴い、批判的だったコスプレにも(身内レベルでの公開を条件に)軟化。周囲から気圧され扮装する姿は、大野も認めるほど可憐である。
生真面目で口撃的だが根は素直なツンデレ。心の傷や孤独感を無愛想で覆い隠しており、強気に見えて押しに弱い「待ち」体質。そのため笹原からは「頑ななのにひどく脆く見える」と心配されている。本心と言動に矛盾も多く、指摘されては弁明に苦しむ。追い込まれると無我夢中で逃げてしまい、中々に相手と向き合えない。『二代目』以降は落ち着きが表れるが、笹原には涙を見せることも。
【アニメ版】
八王子市に在住[8]。視力は0.1程度。性格は原作よりソフトで、会員を気遣う仕草も見せる。大野と田中の恋人未満の関係を見抜くも展開を悲観視。笹原にも冷めた反応を示すが次第に好意を寄せ、最終的に向き合う覚悟を決める。『第1期』には最終話エンディングにのみ登場。
水橋演じる荻上は『OVA版』に先駆け『くじびき♥アンバランス』の予告ナレーション(声のみ)にて初登場。
会長
声 - うえだゆうじ
初代会長。姓名不詳で会員から「会長」「初代」と呼ばれる。つぶらな瞳と丸眼鏡が特徴。ポーカーフェイスと飄々とした態度で掴みどころの無い人物。サークルが危機に瀕する度に忽然と登場。
16年以上在籍の可能性を持つ。廃部騒動にて暗躍後、ソフトな脅迫で春日部を入会をさせた。翌年春に卒論制作に伴い(ようやく)引退。活動停止の中、春日部に廃部の回避を伝え慰める。その後は『二代目』に至るまで未登場。
「人間行動学に関するデータ」と称し、長年にわたり情報を収集。そのストーキング能力は警戒心の強い春日部ですら察知不可。学生のプライバシーや情事から自治会の未公開事項に至るまで、様々な情報を網羅する。基本的に漏洩はしないが、事態を丸く収めるための手段として利用することもある。
素性は一切不明で実務も田中に一任。部室外で見かけることは稀だが携帯での連絡は可能。一瞬の内に現れては消え、無言時の存在感が薄い。
【アニメ版】
『げんしけん2』では回想シーン中に1カットのみ登場(7話)。
原口
原口を参照
元会員。後に漫研に移籍(?)。
笹原 恵子
笹原恵子を参照
正式会員では無いが、大野の会長時には他校からの参加扱いとなる。

げんしけん 二代目からの会員[編集]

荻上の3年次に入会した会員で、『二代目』における中心的人物。腐女子属性という共通点があり、荻上の漫画アシスタントも兼ねる。

スザンナ・ホプキンス
声 - 後藤邑子 / 大空直美
原作40話より登場。細身で幼児体型。長い金髪でスタイルは多彩。水色のジト目で無愛想。通称は「スー」で吉武からの別称は「チーフ」。当初の下宿先は留学生寮らしき所だったが、波戸の隣室に引っ越す。
荻上の2年次にアンジェラと来日。直後の夏コミにて荻上のファンになる。年末には彼女の許でホームステイを体験。翌年の留学早々入会する。忠実かつ優秀なアシスタントを務める傍ら、看板娘としてコスプレで活動中。
日本の作品を好む二次元オタク。留学生活の順応に伴いサブカル全般にわたり知識を吸収。そのため昔の娯楽作品等のマニアックなネタが増え、周囲が追いつけない状況にある。大野の在米時から同人誌を愛読し、そのチョイスには定評がある。
初来日時の語学力はアニメや漫画のセリフ程度だったが、ホームステイの際は片言で会話が交わせるまでに上達。日常会話にも不自由しないようになり、プロフィールも漢字混じりで概ね正しく書いている。
無口で心中が読みづらい。ネタ発言も多く冗談と本気の判別が困難。会員にはそれなりに心を許しており、口数や表情は以前に比べ豊富である。
指示の際はよくジェスチャーを使う。アイデア豊富で頭脳明晰、目配りも気配りも利くが、その方向がズレたり裏目に出ることも。大野同様、悪巧みの際はマスク姿。素早い身のこなしの格闘術を見せ、朽木への高速の掌底打ちの他、柔道経験者の波戸にも勝利している。
スキンシップに乏しく人に懐くことは稀。そのため友人にアンジェラや大野がいるものの母国では浮きがちで、寄宿寮でも交流がなかった。
当初は斑目と波戸の間を取り持つ素振りを見せ、その様子まで観察。後に自らも斑目に迫るが、行動に一貫性が無く困惑気味だったが、朽木主催の卒業旅行にて斑目が「怖くない男性だから特別」だったことを明かし「好き」と気持ちを伝えた。
吉武 莉華(ヨシタケ リカ)
声 - 上坂すみれ(二代目)
1986年4月2日生まれ(荻上とは6日違い)[注 5]。2歳下の妹・莉紗がいる。小柄で童顔。長いポニーテール。外見は高校ではオタク風だったが、作中ではアンダーリムの眼鏡をかけた垢抜けた格好になっている。同期に「っち」を付けて呼び「ッス」を多用するなど、くだけた口調で話す。
一浪後に入学し、荻上のパフォーマンスに惹かれ入会。アシスタントや会報への小説寄稿といった創作活動を開始する。
歴女系腐女子」で好みのジャンルは戦国武将。明るく怖じしない性格。年長で弁が立つことから同期を引っ張る役回りを担う。面白そうと思えば即行動に移し、度々騒動を起こす。
現実的見解から波戸と斑目の展開には悲観的。
矢島 美怜(ヤジマ ミレイ)
声 - 内山夕実(二代目)
栃木県出身。11月7日生まれ[注 6]。リムレスの眼鏡を着用。太めの体型。短めのボサ頭にノーメイク。平凡なシャツとジーンズ姿が基本。周囲からは大概名字呼びされているが、美作からは「みれぇ」、朽木からは「ヤジさん」と呼ばれている。
荻上のパフォーマンスに惹かれ入会。画力は未熟ながら、臆さぬチャレンジ精神は吉武から尊敬されている。また、話作りの方はうまい。
外見も言動も女性らしからぬ典型的腐女子で、承知の上でそのスタイルを貫く。現実の美男子に興味が無く「アイドル嫌い」を自称するが、莉紗の男装や平時の波戸には動揺を見せる。
性格は生真面目でやや頑固。自室を宴会場に提供し、恥を覚悟でコスプレに付き合うなど人当りは良好。同期の中では最も常識人でツッコミやフォローも多い。時折暴走状態や挙動不審に陥ることがある。
波戸の女子力の高さに衝撃を受けつつ、あくまで男子として好意を抱いてゆく。波戸が自分の話作りの下手さに気付いて相談してきたときは、「ようやく自分に目が向いた」と内心思っていた。
波戸 賢二郎(ハト ケンジロウ)
声 - 加隈亜衣(女声)、山本和臣(男声)(二代目)
『二代目』における主人公的存在。新潟県出身。9月18日生まれ[注 7]。3歳上の兄・雄一郎がいる。中学では柔道部、高校では美術部(漫研)に所属。茶系のショートヘアで女装時は数種類のウィッグを使用。女装時は声色が異なり、平時は同期にタメ口、女装時は丁寧口調[注 8]。自治会には他校からの参加者「竹谷 実可子(たけや みかこ)」を名乗る。第2人格・810を抱えている。
「腐女子に拒絶されずに一緒にBL話がしたい」と、女装姿で現視研を見学。アクシデントで露呈するも、大野の提案でそのまま入会する。以降大学にて「放課後に現れる謎の美少女」と噂されるが、その正体は会員と関係者のみの秘密。
高校のころから女装にのめり込む。活動時は基本的に「男の娘」で、その姿は荻上から「正当派美人」と評される。振る舞いや思考も女性的で、女子との相部屋でも平然と眠り、寝姿や寝言も完璧。自己催眠や同性愛まで疑われるが、「BL作品が好きなだけ」と、あくまで腐男子であることを主張している。
ファッションセンスが高く、露出の多い服装でも体格的違和感が無い。当初は大学の女子トイレで着替えていたが、後に斑目の下宿先が更衣室として宛がわれる。髭や体毛を嫌い女性らしさを維持するため、ボディーケアと化粧道具は欠かせない。
デッサンの基礎を備えており、画力は荻上を凌ぐものがある。担当の背景も完璧な上、画風を初見で会得するなど潜在能力も未知数。しかし心理面で難があり、平時では特異キャラしか描けず、女装時でもコマ割り無視の過激なBL調になる。ただし、自身が描いた漫画を矢島の作品と一緒に批評された際は画力しか褒められず、漫画としての話作りは下手だったことが発覚。自身とは正反対で話の作り方は上手い矢島にアドバイスを乞う。
柔道初段の実力者で朽木のツッコミを担当。料理は苦手だが斑目の腕前を知ってからは鋭意練習中。
性格は真面目で控え目。情緒不安定な様子で、特に平時では暴走気味に場をかき回すことが多い。
気さくな斑目と馴染むにつれ好意を自覚。810の扇動に混乱しつつも「斑目受け」から「ハト×マダ」「マダ×ハト」に至るまで、その妄想は止まる所を知らない。好意を自覚する以前から斑目に好意的な女性に敏感で、嫉妬や動揺を露わにする。また、仕方ないことだが他のライバルが胸を強調すると荒れたりもする。
兄の恋人である神永は女装モデルの一人で憧れの存在でもある。難なく「男の娘」に扮し斑目とも親しい高坂に、羨望と敗北感を抱く。
当初は私物を隠す目的から広い部屋に下宿。大学から遠く着替えに難儀していたが、開き直った後は近場の新築アパートに引っ越した。
中学では後輩部員から色目を使われ、高校では神永の描いたBLイラストを見たことが周知となり孤立した。これらの経緯が男であることに引け目を感じ、やがて女装にはしる原因となった。
810を参照

漫画研究会[編集]

通称「漫研」。学園際での催し物は喫茶店。サークル参加の際は高柳らが協力。春日部、大野に対する女子会員の嫌悪(と嫉妬)が激しい。加えて荻上がサークル内の火種を炸裂させて以降、女子の間で派閥化が進み分裂、牽制状態にあるため、現視研への風当たりは更に強くなった。

アニメ版では、全盛期の会員数は50人程で、笹原の入学時は4、5人程度。学園際での催し物は似顔絵描き。『げんしけん2』では男女間で分裂状態にあり女子が活発。漫研名義での発行は2年に1回程度。

加藤、藪崎、麻田は単行本の描き下ろしからの登場。『二代目』では藪崎と麻田が活躍。

高柳(タカヤナギ)
声 - 柳沢栄治
笹原の1年上。小太りな体型に、波打つ口元が特徴。時折語尾の「な」を「にゃ」に変えて喋る。斑目からの呼び名は「ヤナ」。コミフェス参加に助言し、荻上を(半ば押し付ける形で)紹介するなど現視研との関わりが深い。原口の横暴や女子会員の派閥抗争に頭を悩ます苦労人。
【アニメ版】
作中における解説的存在。荻上の移籍後も様子を気にかけ、作品も評価していた。
加藤(カトウ)
声 - 中尾衣里 / 笹本菜津枝
藪崎の1年上。「貞子ヘアー」とソバカスが特徴で、前髪で隠れた素顔はお約束通りの美形。話し方は普段はぶっきらぼうだが素顔の時は優雅。
面倒見が良く、荻上と藪崎の間を取り持ちつつ、複雑な事情を抱える漫研の均衡を保つ。大野と仲が良く、その趣味は推して知るべし。『二代目』では多忙な就活で出席率が減少。
荻上 千佳
荻上千佳を参照
元会員。後に現視研に移籍。
藪崎 久美子
藪崎久美子を参照
元会員。
麻田 直子
麻田直子を参照
元会員。

アニメ研究会[編集]

通称「アニ研」。学園祭で主催したゲーム大会では、現視研から景品用にソフトの提供を受けた。別の年には漫研との合同企画で短編アニメを製作、上映。現視研の存在を「不要」と見なし、合同企画でも無視を決め込む。

田中 総市郎
田中総市郎を参照
元会員。後に現視研に移籍。
朽木 学
朽木学を参照
元会員。後に現視研に移籍。

サークル自治委員会[編集]

通称「自治会」。各サークルの動向に目を光らせ、新歓祭、学園祭でもチェックを怠らない。

北川(キタガワ)
声 - 小林沙苗
笹原の1年上。ショートカットで眼鏡を着用。女気に乏しい身なりとイタい態度が特徴。水虫持ちで内密に治療中。
2年次にて副委員長を務める。学園祭後に現視研の無許可撮影会を厳重注意。廃部騒動では春日部から抗議および水虫をネタに脅迫を受けた。3年次のボヤ騒ぎでは被害者と延焼を出すこと無く迅速に対応。学園祭のコスプレ大会にて即座にトラブルを収束した後、春日部に嫌がらせの仕返しをした。
風紀に厳格なだけでなく指揮能力に優れ、デスクワークでも辣腕を振るう。そのイメージから将来はキャリアウーマンかと思われたが、専業主婦となった模様。
委員長に想いを寄せる中、春日部の脅迫がきっかけで結ばれる。そのため一応は現視研に感謝しており、監視を強化しつつも強硬な姿勢は見せなくなる。
春日部とは廃部騒動から続く犬猿の仲だが、涙目で反省する彼女を気遣う一面も見せる。卒業式では水虫の完治に近々結婚と、幸せぶりを春日部に見せつけていた。
【アニメ版】
『げんしけん2』では茶髪。春日部から「学生運動家タイプ」と陰口を叩かれ、互いに「水虫カップル」「オタップル(オタク同士のカップル)」といがみ合う。活動再開後には尽力した彼女を「(現視研が)お似合いだよ」と労った。
委員長
声 - 小野大輔
姓名不詳。北川の1年上で、3年次に委員長を務める。北川とは対照的に温厚で、激高する彼女をなだめ制する。北川とは両想いで水虫を承知の上で告白する。
三上(ミカミ)
声 - 田丸裕臣(二代目)
荻上と同学年の委員長。北川仕込みの厳格な人物。3年次に内定済で、まともに就活をしない大野に厳しい態度で迫る。
播磨(ハリマ)
声 - 斎藤寛仁(二代目)
三上の後輩。竹谷(女装した波戸)に興味を持ち、接触を試みる度に三上や後輩(声 - 古川慎)に嗜められる。その一連のやりとりは現視研の腐れガールズトークの餌食となっている。

大学関係者[編集]

原口(ハラグチ)
声 - 石井康嗣
笹原の2年上で現視研の幽霊会員。大柄な肥満体。笑みを浮かべ嫌味な言い回しで話す。陰口での呼び名は「ハラグーロ」。
3年次には既に漫研に会費未納で居座り、廃部騒動のどさくさに高坂、大野を勧誘した。サークル参加の際には、勝手に他の作家との共作を進めた。
大手同人サークルに幅広いコネを持つ「同人ゴロ」。編集者を自称し横暴な仕切りとピンハネで私腹を肥やす。また非常に厚顔で、現視研の面々を聞こえよがしに酷評した挙句、「プライベート発言」と釘を刺す。多くのサークル、同人作家達から疎まれており、笹原にとっても反面教師的存在。
利に聡く現実的な一面を持ち、実行力自体は一部で評価を受けている。普段は辛辣な現視研にも、利用価値があると見れば懐柔に出る。笹原の制作方針も「オナニー」と一蹴し、商業主義の否定を嘲笑った。
【アニメ版】
現視研の新歓コンパに参加せず、同刻同場所で催された漫研のコンパに参加。後に大手同人サークルとトラブルを起こし、行方をくらました模様。
沢崎(サワザキ)
声 - 伊藤健太郎
朽木と同期の仮会員。格闘ゲームの腕前に自信を持っていたが、春日部の姦計に嵌り高坂と対戦。ゲーマーと男の両方のプライドを潰され姿を消す。
【アニメ版】
垢抜けていることをアピールするも、その図々しさが春日部の不興を買う。テストでの惨敗後、高坂と春日部を見かけた途端に退散した。
藪崎 久美子(ヤブサキ クミコ)
声 - 高木礼子 / 米澤円
原作49話より登場。荻上と同期の元漫研会員。同人誌サークル「やぶへび」主催。ふくよかな体形に三つ編みのおさげが特徴。関西出身で関西弁で話す。荻上と同じ「メガネ男子受け」属性を持つ。スーからの呼び名は「ヤブー」。荻上が現視研に転がり込むと共に、やがて漫画家を志す一因ともなった人物。
入会間もなく漫研全体を巻き込み荻上と対立。2年次の学園祭にて再び荻上と対峙。経緯を謝罪する彼女を一旦は突き放すものの、「友達になりたい」という内心を見抜いた加藤の仲裁で和解。3年次にて荻上の件で漫研女子から反感を買い、麻田共々追放された。
加藤から「漫研で最も絵が上手い」と評される実力者で、自分を担ごうとするサークルの風潮に嫌気が差している。我が強いが姉御肌の一面を持ち、悪態をつきつつ現視研の面々を気にかける。当初はスーを苦手としていたがのちにいいコンビとなる。
荻上をライバル視し才能にも早くから着目。時折嫉妬めいた愚痴をこぼすが「彼氏持ち」という点が特に気に入らない模様であるが、荻上の良き理解者でもあり、彼女の負い目と漫研からの反発を承知の上で友人関係を続ける。
【アニメ版】
口調がやや横暴なせいか漫研では孤立気味。荻上とは同人誌における好みのジャンルやサークルまで共通する。
麻田 直子(アサダ ナオコ)
声 - 斎藤桃子 / 多田このみ
藪崎の1年下の元漫研会員。ツインテールでどんぐり目の猫顔。語尾に「ニャ」をつけるなどキャラ作りを意識した口調だが、対照的に発言はキツめでツッコミ役。漫研追放後も薮崎と行動を共にする。
苗字は『げんしけん2』クレジットにて「麻田(にゃーこ)」と表記。『二代目』にて姓名が明らかになった。

会員個別の知人・縁者[編集]

会員の家族[編集]

笹原 恵子(ササハラ ケイコ)
声 - 清水香里 / 葉山いくみ
原作11話より登場。1986年6月10日生まれのA型。笹原の妹。茶のミディアムヘアー。高坂以外にはタメ口調。主に名前で呼ばれるが、直接外では「笹原妹」「笹妹(ささいも)」。キャバクラでの源氏名は「今日子」。トラブルメーカー的な脇役だったが、『二代目』ではキーパーソンとなる。
高1の時に高坂に一目惚れして以来、オタクと疎遠な生活から一転。現視研との長い関係が始まる。
高2の夏にコミフェスを初体験し、冬コミにも春日部に騙され同伴。高3では勢いで椎応大学を受験するも、勉強不足が祟り不合格。卒業後は会計専門学校に進学し、会員と称して出入り。夏には就活中の兄にお構いなく、ゴリ押しで合宿旅行を実現させた。『二代目』ではキャバ嬢に転身。学園祭では会員と共謀し、斑目の告白を計画した。
所謂「ギャル系女子」で、ネタにされるほど化粧が濃い。すっぴんの顔は兄とほぼ同じ。『二代目』では化粧に加え、名刺の写真に別人レベルの修正を施している。
放任主義で育ったため学生時代は滅多に帰らず、現視研に顔を出す際も兄の下宿を利用。受験期間中は実家に戻り真面目に勉強していた模様。『二代目』では、自立して下宿暮らしをしている。
性格は短絡的で、思いつきからの実行だけは早い。感情表現も時と場所を選ばずストレート。兄にバカ呼ばわりされるほど勉強嫌いで、アニメに限らず「物語」に対する読解力が低い。
男を顔で選び、惚れた相手には努力を惜しまない。幾多の恋愛とキャバクラ勤めにより、人生経験豊かな大人の一面を持つ。男女関係に鋭く、兄と荻上の間柄を些細な仕草から察知している。
現視研と関わる内に「これからはオタク」と語るまでに感化。『二代目』でもキャバクラでプラグスーツのコスプレを企み、ゲームの話題にも触れている(コスプレは店から不許可とされ、ゲームに関しては客とのコミュニケーションツールとして覚えた)。
兄とは互いに見下し合う間柄。大野とは同人誌を借り受ける仲で、恋敵の春日部にも従順な姿勢に変わる。生真面目な荻上とは折り合いが悪く、度々兄に気苦労をかける。
高坂に接近を試みるも、悉く春日部に阻止される。春日部の弱点を突いたオタップル作戦も、高坂の格の違いに失敗。更に高坂が4年次から多忙となり、せっかくのサークル参加も殆ど会わず仕舞いに終わる。『二代目』以降のアプローチは鳴りを潜める一方、斑目に対し故意的な誤称や店への勧誘の他、アンジェラや波戸への対抗意識といった意味深な態度をとり始める。
とある機会に班目に急接近するも、実は彼氏持ちだったことが発覚。その時点では班目にトラウマを刻んだだけで終了するが、後にげんしけんメンバーの卒業旅行で再会した際はその彼氏とは別れている。斑目を「ヒモ」呼ばわりして自身が面倒をみるプランを提示するも即答を避けられたことでプライドが傷ついたのか、矢島の波戸によせる気持ちを明らかにして更なる混乱をもたらす。
【アニメ版】
アニメ嫌いだが克服すべく兄の下宿先で『くじアン』を視聴。『OVA版』『げんしけん2』には未登場。
吉武 莉紗(ヨシタケ リサ)
声 - 早乙女翔(二代目)
吉武の妹。ショタ属性を持つ腐女子。ショートカットでスレンダーな長身。高3の時に現視研を訪れた際は、姉の企みで1歳上の兄・理人(リヒト)を名乗る。
小学校からのバスケットボール歴を持つ。推薦入学可能な実力者だが、大学では憧れだった腐女子ライフを希望。バスケのしがらみから進学先に迷う中で諸事情で下の毛が全て抜けた波戸の全裸を目撃。これが決め手となり椎応大学を志願する。受験日に寝過ごすという大ポカをするが、急な大雪で交通がマヒ、試験時間が緩和されことなきを得る。
平素はボーイッシュで、大野が男装を切望したイケメン風。両親同様に姉妹も身長差が著しいが、胸は共につるぺたでコンプレックス気味。昔から姉に従順で、一緒だと自然にエスコートの態勢をとる。
波戸 雄一郎(ハト ユウイチロウ)
声 - 浜田賢二(二代目)
波戸の兄。母親似の弟とは対照的に男らしい顔立ちと外見。高校時代は柔道部で主将を務め、弟の才能は自分より上と予想。弟の想い人・神永と婚約する。

大野のアメリカ時代からの友達[編集]

アンジェラ・バートン
声 - 甲斐田ゆき / 小林未沙
原作40話より登場。年齢不詳。金髪のショートカット。大柄で(大野に劣るものの)グラマーな体格が特徴。ネタくらいならともかく、会話レベルの日本語が全くできないため、通訳である大野がいないと会話が成立しない。
笹原の4年次の夏コミ直前にスーと来日し、大野とコスプレ共演。『二代目』での再来日の際、失恋した斑目に気兼ねなくアタックを仕掛けるも、瀬戸際で波戸とスーに阻止される。
男性向けも嗜む腐女子。大野の話を真に受け、斑目を会う前から「Sou-uke」と認識。「眼鏡フェチ」らしく荻上の「メガネ受け」同人誌と斑目を気に入った模様。ちなみに斑目の好きなポイントに「指が綺麗」とも発言している。
テニス水泳をこなすスポーツウーマン。炎天下、長時間のコスプレでも涼しげに振る舞うタフな人物。
明るく奔放な性格で、突然来日したかと思えば勝手気ままに大野を振り回す。開放的な恋愛観を持ち、波戸とスーの嫉妬心を察知した上で「斑目を好きな者は全員一緒に彼を愛すればいい」と語る。度々班目に恥ずかしいことを言い出しては大野に通訳を拒否される。ボディスタイルを含め自身のアピールポイントも積極的に活用するが、「手を繋ぐ」などといった基本的なスキンシップも行う。
【アニメ版】
自己紹介程度の語学力を大胆なスキンシップでカバー。初対面の斑目にいきなり抱きつきアプローチを図るも、春日部への片想いを察知し身を引いた(『二代目』ではこれらのエピソードを継承)。田中にも色仕掛けで衣装制作を迫り、大野に張り倒される。
スザンナ・ホプキンス
スザンナ・ホプキンスを参照

荻上の中学時代の同級生[編集]

中島 裕子(ナカジマ ユウコ)
声 - 遠藤綾 / 日野まり
中学では文芸部に所属。荻上とは腐女子仲間で同人小説の挿絵を依頼。
中3の時、荻上のイラストを無断使用したイラスト本を作り、彼女と巻田を破局に追い込んだ。5年後の夏コミにて売り子の荻上と再会し、同人活動および彼氏と思しき存在(笹原)を知る。翌年の夏コミにて荻上不在の『雪見庵』を訪問し、中学での一件を暴露。だが藪崎らの友情は覆らず、「二度と荻上とは会わない」と告げて去った。
悪用については当時の荻上との間柄から、巻田の排除が目的だった可能性もある。
腐女子を嫌悪する荻上に「同類」と呼ばれ、今も悪意は互いに根強いが、どこか彼女のトラウマからの救済を望んでいる節がある。
重田 三奈(シゲタ ミナ)
声 - 井口裕香 / 小笠原早紀
荻上とは腐女子仲間で、中学では文芸部に所属。中島に付き添い荻上への態度を諫めようとする。荻上、中島の二人と比べて胸が豊か。
巻田(マキタ)
荻上の元恋人。眼鏡姿のせいか荻上から「受け」と評された。荻上に告白し内密に交際を開始。だが彼女が描いた自分のやおい本が原因で不登校を続けた末、再会することなく転校した。その後の詳細は不明だが、中島の発言から何かしら荻上の救いになる状況ではあるらしい。

波戸の高校時代の知人[編集]

神永 みちる(カミナガ-)
声 - 能登麻美子(二代目)
波戸の憧れの先輩で、雄一郎の恋人にあたる美女。波戸の女装モデルの一人でもあり、彼と比べ目元に隈があり若干細目。後ろ姿は瓜二つだったが、後に髪を切り黒く染め直した。やや男性口調で喋る。
高校時代はBLイラストを描いては美術部で公開。学園祭にて波戸と再会し、近々義姉となることを伝える。
筋金入りの腐女子で、波戸の女装癖に驚くどころか兄弟のカップリングを妄想。更に「ハト×マダ」の予感に歓喜し後押しまでする。
波戸から810の存在と神永化についての事情説明を受け、「彼女(?)は自分の一部」と評価した。
今野(コンノ)
声 - 山岡ゆり(二代目)
波戸の同級生で当時は美術部に所属。大きな三白眼が特徴。自分の誤解で波戸が高校で孤立したと思い込んでいる(本当は別の部員の仕業)。学園祭で再会した波戸の女装姿に罪悪感がこみ上げ号泣した。
腐女子だが神永の上級者ぶりには付いていけない模様。波戸への好意を神永に見透かされている。
藤(フジ)
声 - 種田梨沙(二代目)
波戸の同級生で当時は美術部に所属。目が小さく背が高い。

吉武の高校時代の知人[編集]

沢渡(サワタリ)
声 - 優木かな(二代目)
吉武の歴女仲間で当時は史学部に所属。ウェーブを掛けた毛染めのセミロングで、セルフレームの眼鏡を着用。高校ではハーフアップの髪型。吉武達と腐女子論争及び歴史トリビア問答を繰り広げていた。
福田(フクダ)
吉武の歴女仲間で当時は史学部に所属。ショートボブにハーフリムの眼鏡が特徴。史学部3人の間ではツッコミ役。

矢島の高校時代の知人[編集]

美作(ミマサカ)
声 - 阿久津加菜(二代目)
矢島の同級生。一部を束ねたセミショートで太い眉毛とソバカス、丸眼鏡が特徴。気弱な腐女子で矢島の後ろが定位置。彼女の実家にも溶け込んでおり「嫁」状態。本人も矢島と恋愛する気があるような発言をするが、基本的にスルーされている。
一見ぽっちゃり系だが、20巻描き下ろしの入浴シーンではむしろ標準体型。矢島に合わせてわざと身体の線が出ない服を選んでいる。

その他[編集]

元彼*
声 - 野島裕史
姓名不詳。春日部の「とっくの昔に別れた」旧知の男性。春日部と会うべく学園祭を訪れた際、猫耳姿の彼女への誤解から未練が消失。会員はその存在を高坂に漏らさぬよう春日部から固く口止めされている。
岡田*
声 - 日笠山亜美
アニメ版オリジナルキャラ。高校(又は中学)時代の斑目と同じクラスの女子。落ち込む級友を侮辱した斑目に平手打ちを見舞う。
タカシ*
声 - 千葉進歩
恵子が高2の時の彼氏。海水浴場にて高坂に付きまとう恵子と遭遇し激怒するが、高坂と春日部に往なされ退散。この件を最後に恵子とは縁が切れた模様。
水鳥ツトム(ミズドリ-)*
声 - 遠藤純一
アニメ『くじアン』前期の監督。下品でズレた演出が制作側と原作ファン双方から叩かれ降板。コスプレ大会では審査員として参加していた。
【アニメ版】
名前及び会員による『くじアン』談義の内容から、『第1期』の某スタッフがモデルである可能性が高い。
伊鳩 コージ(イハト-)
声 - 大原崇
大手同人誌サークル『サイボーズ』代表。サークル名が示す通りの坊主頭。原口の同人誌合作企画に名を連ねる1人。原口を「貴重な存在」と称しつつもそのやり口に辟易しており、後始末に奔走する笹原にエールを送る。
草野(クサノ)*
声 - 浅沼晋太郎
大手同人誌サークル『風祭ねこ』代表。原口の同人誌合作企画に名を連ねる1人。
【アニメ版】
サークルの原稿を勝手に売却した原口に対し賠償金を請求中。
金子 悟(カネコ サトル)
「鷲田社」代表取締役社長。一次面接にて笹原を無言で威圧するが、小野寺からは冗談交じりに「お飾り」と揶揄される。
小野寺 竜二(オノデラ リュウジ)
声 - 千葉進歩
「鷲田社」社員。派遣先はマガヅン編集部で『くじアン』の担当者。クセのある人物で笹原の二次面接官を務める。編集者として相反するポリシーを持ちながらも、笹原の真摯な姿勢を前向きに評価した。
810(ハト)
声 - 加隈亜衣(二代目)
波戸のドッペルゲンガーで、容姿や声は(胸囲を除き)女装時と同じ。波戸が女装を始めて以来、平時に出現。宙を漂い俯瞰視する。
「斑目萌え」の波戸を誘惑し、女装の封印を考えるまで食い下がる。最終的に好意を正直に認めさせ、妄想の現実化を推進。その後は女装姿で暴走する際も神永状態で現れるようになる。
妄想豊かな腐女子(?)。波戸の自己顕示を具現化させた女装とは対照的に、潜在意識が具現化した存在。そのため彼の願望を代弁し言い包めることが多い。

現視研および会員による発行誌[編集]

メバエタメ
不定期刊行のコピー誌。1987年の発行誌を確認。
いろはごっこ
「げんしけん」発行。2004年8月15日初版。24P。500円。男性向け「くじアン(会長x山田)」本。発行数200(内保存用20)。完売。
笹原の3年次に発行。漫画を久我山と荻上、イラストを荻上が担当。笹原が予定していた文章ネタが実現せず、原案(会長x千尋)も没となった。漫研と複数の同人サークルの他、アンジェラとスーに進呈された。アニメ版では新歓祭での宣伝材料として展示。
あなたのとなりに
「雪見庵」発行。500円。女性向け「くじアン(麦男x千尋)」本。発行数50。頒布数11。
笹原の4年次に発行。荻上の個人作品。中島とスーに進呈された(スーはサイン入り)。アニメ版では薮崎の代理で麻田が購入。
巻田くん総受化計画・準備号
荻上の中学3年次に文芸部が発行。女性向け「巻田」本。小説と荻上の挿絵による非公開本となる筈が、イラスト版の意図的な流出で騒動となる。

用語[編集]

げんしけん(サークル)
現視研主催の同人誌サークル。サークル名義での成人向け作品の発表が懸念され、春日部が命名。代表(笹原)の卒業に伴い休止。荻上がコミフェスデビューを飾ったサークルでもある。
コスプレ大会
ボヤ騒ぎ後の学園祭で行われた「『くじびきアンバランス』コスプレ大会」を指す。市が主催のアニメフェスタの一環として、アニ研と漫研合同で開催。大野の代役と罰ゲームを兼ねた春日部が、田中制作の「会長」アレンジコスで出場。盗撮者撃退という功績も立て優勝した。活動停止の免罪には至らなかったがこの活躍で風当たりが弱まり、廃部だけは免れた。春日部に心酔した斑目は大学生活の思い出に挙げ、当時の生写真を秘蔵品にしている。
コミフェス
超巨大同人誌即売会「コミック・フェスティバル」の略称。東京ビッグサイトにて年2回開催されるオタクの祭典で、8月開催のコミフェスを「夏コミ」、12月を「冬コミ」と呼ぶ。秋葉原と並ぶ会員の屋外活動の場で、ほぼ毎回エピソードの舞台となる。実在するイベント「コミックマーケット(コミケ)」に該当する。コミケ会場の放送担当でもあるコミケット社長・米澤英子が、『げんしけん2』にてアナウンス役を演じた。
サークル参加
笹原が会長時に企画した、コミフェスでの販売を目的とした同人誌制作。原口の提携案を拒否し会員の手作りに拘った。締切間際になっても原稿が仕上がらず責任問題に発展するが、春日部の激と荻上の活躍により完成。コスプレによる販促も功を奏し完売に終わった。その後の打ち上げにて売り上げは消滅。苦労が堪えた笹原は次回以降の参加を見送るが、この時の経験と反省が後に活きることになる。
ストフェス
ガレージキットのイベント「ストレインジ・フェスティバル」の略称。田中と大野がコスプレイベントに参加。実在するイベント「ワンダーフェスティバル(ワンフェス)」に該当する。大阪・日本橋で開催されているストフェス(ストリートフェスタ)とは無関係。
ドッキリ
新会員の化けの皮がはがれる様子を、児文研から覗き見する伝統イベント。斑目、大野、スーらが仕掛け人として暗躍。作中では荻上は唯一の女性被害者で、高坂は罠にかからず、朽木は仕掛ける価値なしと見なされ免除。笹原の卒業時にも特別に催され、荻上共々再び標的にされた。初代会長のデータ収集の一翼も担っていた模様。
ボヤ騒ぎ
春日部の煙草が原因でゴミ置き場が炎上し、消防車が出動する事態に発展。大事には至らなかったものの、無期限活動停止の仮処分により学園祭が参加中止に。その後正式処分として1ヶ月間の部室使用ならびに活動の禁止、総計100時間のボランティア活動が通達された。
新歓祭
大学イベント「新入生歓迎祭」を指す。入学シーズンに全サークル合同で開催。第1話では漫研、アニ研に挟まれる形で現視研の本部が置かれており、サークル間で躊躇する笹原の目にとまることになる。
廃部騒動
サークルの設立要請に部室確保が追いつかない自治会が、現視研を含む不活性サークルの削減を告知。歓喜する春日部だったが、結局見るに見かねて立ち上がり存続を勝ち取る。だが功労者の彼女が得たものは「入会」という更なる転落だった。
鷲田社(ワシダシャ)
編集者専門の人材派遣会社。編集職に就けず途方に暮れていた笹原が、ようやく辿り着いた勤務先。

くじびき♥げんしけん[編集]

コミック未収録作品。全2話。スー(らしき少女)の登場や荻上の髪形、斑目の退職、大野の留年等、大まかな設定は後の『二代目』に受け継がれている。

くじびきアンバランス[編集]

『少年マガヅン』連載中の「黒木優」原作の漫画。アニメやゲーム化される程の人気作品で、多くの同人誌や同人ゲームまで存在する。作中でも数々のエピソードに登場。斑目達の卒業回にて「第一部完」と銘打たれ、共に一つの節目を迎えた。単行本の書下ろしにて名場面集やゲーム紹介、設定資料等が会員のレヴュー形式で解説。アニメ版では深夜アニメとして放送。部室や会員の下宿先にもポスターが飾られている。

作中にて各キャラが以下のコスプレに扮する場面がある。

  • 春日部:律子・キューベル・ケッテンクラート
  • 大野:如月香澄(他に「くじびき♥げんしけん」で山田薫子)
  • 高坂:橘いづみ(『げんしけん2』では秋山時乃(第2期版)に変更)
  • 荻上:上石神井蓮子
  • 波戸:山田薫子

ラーメン天使プリティメンマ[編集]

原作17話に登場したエロゲー。56話では、朽木がキャラのコスプレに扮している。作中での詳細は以下の通り。

  • 所謂「魔法少女もの」で、つるぺた属性が高い。
  • 1クール、13話構成で1話完結形式。
  • コミカルながらも毒のあるキャラ造詣で人間描写が深い。
  • Hシーンが中々登場しない(「開始5分でエロシーンが見たい」と要望した笹原に対する斑目の罠)。

『第1期』では第12話にてパッケージのみ登場(スピンオフ作品とは異なる)。『げんしけん2』では続編『ラーメン天使プリティメンマ2』が登場し、『くじびき♥アンバランス』と並んでフィーチャーされた。またDVD特典としてセル画やピクチャードラマが同梱されている。

作中作における登場キャラクター[編集]

鳥柄 薫(トリガラ カオル)
声 - 金野潤
プリティメンマ
声 - 北原美和
キューティトンコ
声 - 原田ひとみ

スピンオフ作品[編集]

ラーメン天使プリティメンマ(コミック)
TVアニメ「げんしけん2」スピンオフ作品「ラーメン天使プリティメンマ」ドラマアルバム

『げんしけん』に登場するパロディ作品[編集]

上記のオリジナルの他に多数のパロディ作品が登場する。以下はその一部。

※括弧内は元ネタ。太字はアニメ版

コミック[編集]

単行本(アフタヌーンKC)

連載時のカラーページの殆どをカラー印刷で収録。幕間および巻末に描き下ろしを掲載の他、補完エピソードを第8巻(第48話、第49話)、9巻(P9からP90)にて加筆。第10巻から副題として「二代目」が付き、以降の巻数は副題で数える形式を成す。

第1巻 2002年12月18日発売(ISBN 978-4-06-321144-3
表紙:春日部、笹原、斑目、久我山。部室での一日。
カバー下:「くじびきアンバランス アニメ設定資料集」のネタ。
描き下ろし:主要キャラのプロフィール。
第2巻 2003年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321151-1
表紙:高坂、春日部、笹原。屋外での一幕。
カバー下:「くじびきアンバランス」のイラスト集。
描き下ろし:現視研メンバーによる「くじあん名場面集」のネタ。
第3巻 2003年12月22日発売(ISBN 978-4-06-321155-9
表紙:大野(コスプレ)。部屋でコスプレ衣装に囲まれて。
カバー下:「くじびきアンバランス アンバランスファイター」(架空同人ゲーム)のキャラ別技一覧。
描き下ろし:現視研メンバーによる「くじアン」同人格闘ゲーム(架空)の感想集。
第4巻 2004年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321162-7
表紙:大野。画面手前の手は春日部。本編中、春日部の初コスプレシーンより。
カバー下:実際の「げんしけん アニメ設定資料集」。
描き下ろし:現視研メンバーによる「くじアン」恋愛ゲーム(架空)の感想集。
第5巻 2004年11月22日発売(ISBN 978-4-06-321164-1
表紙:春日部、大野(コスプレ)、笹原。本編中、コミフェス参加シーンより。
カバー下:「いろはごっこ」(本編中で笹原らが作った成人向け同人誌)の表紙。
描き下ろし:現視研メンバーによるアニメ版「私のくじあん名場面集 Returns」のネタ。
第6巻 2005年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321170-2
表紙:荻上(くじあんコスプレ)、笹原、春日部。大学構内での一幕。
カバー下:春日部、大野のフィギュア作成過程の連続写真。
描き下ろし:田中による「くじアン」キャラ「忍先生」のフィギュア作成過程連続写真。
【特装版】第6巻 2005年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321170-2
表紙:荻上(スク水)、笹原、春日部。大学構内での一幕。
特典:PROJECT G げんしけん「同人誌」。(下記参照)
第7巻 2005年12月22日発売(ISBN 978-4-06-321174-0
表紙:荻上、笹原、大野。原稿執筆中。
カバー下:「あなたのとなりに」(本編中で荻上が作った成人向け同人誌)の表紙。
描き下ろし:笹原と斑目の対談形式による「くじアン 設定ラフ画あれこれ集」のネタ。
第8巻 2006年8月23日発売(ISBN 978-4-06-321179-5
表紙;荻上、笹原。大学付近の坂道での一幕。
カバー下:実際の「くじびき(はあと)アンバランス アニメ設定資料集」。
描き下ろし:笹原と斑目の対談形式による現実の「くじびき(はあと)アンバランス 設定ラフ画あれこれ集」、第48話「放課後デート倶楽ブ」、第49話「メイド喫茶と三顧の礼」。
第9巻 2006年12月22日発売(ISBN 978-4-06-321183-2
表紙:春日部、荻上、笹原、斑目。部室での一日。
カバー下:メインキャラおよびサブキャラ全員。;
描き下ろし:第50話「スージーといっしょ」、第51話「ボンノーはとめどなく」、第52話「Rain or Shine」。
【特装版】第9巻 2006年12月22日発売(ISBN 978-4-06-364674-0
表紙:春日部、大野、荻上。背景は無し。
特典:アニメ版キャスト&スタッフによる「完全新作ドラマCD」、PROJECT G2 げんしけん「同人誌」(下記参照)
第10巻 - 二代目の壱 2011年5月23日発売(ISBN 978-4-06-310752-4
表紙:スー、荻上。新歓活動で荻上のイラスト実演中。
カバー下:スーの「さよなら絶望先生」小森霧の「開けないでよ」のパロディ。
読み切り(2010年2月号)収録(第56話)。
第11巻 - 二代目の弐 2011年12月22日発売(ISBN 978-4-06-310793-7
表紙:波戸(コスプレ)、吉武、矢島。コミフェス会場の一幕。
カバー下:(表)スーが部屋で荻上グッズの山に囲まれて絶望先生ネタ。(裏)スーと漫画研究会の藪崎と麻田直子。
【特装版】第11巻 - 二代目の弐 2011年12月22日発売(ISBN 978-4-06-358377-9
表紙:波戸(女装)、吉武、矢島。コミフェス会場の一幕。
特典:波戸君の寝姿フィギュア。
第12巻 - 二代目の参 2012年6月22日発売(ISBN 978-4-06-387826-4
表紙:スー、吉武、矢島、波戸。部室でのおやつタイム。
カバー下:(表)吉武がお菓子を開けまくり、スー食べまくり、矢島つられて食べる、波戸は呆然。(裏)矢島がシャツ一枚。
第13巻 - 二代目の四 2012年12月22日発売(ISBN 978-4-06-387856-1
表紙:スー、薮崎、麻田、矢島、吉武、斑目。学園祭中、薮崎のタコヤキをねだるスー。
カバー下:(表)タコヤキを味わうスーの後ろで「いつも何か食っている」と話す矢島と吉武。(裏)スカート脱いで髪留めを外した恵子。
第14巻 - 二代目の伍 2013年6月21日発売(ISBN 978-4-06-387895-0
表紙:斑目。部室で雑誌を読む。
カバー下:(表)大野(コスプレ)、春日部、荻上。(裏)スー(コスプレ)。
第15巻 - 二代目の六 2013年12月20日発売(ISBN 978-4-06-387945-2
表紙:スー、波戸(男)。背景はコミフェス。
カバー下:(表)スー、波戸(男)。(裏)スー(コスプレ)。
【特装盤】第15巻 - 二代目の六 2013年12月20日発売(ISBN 978-4-06-358462-2
表紙:斑目がスーを肩車。荻上、笹原、久我山。背景は成田山神社の通路。
カバー下:
特典:オリジナルアニメDVD『成田山初詣編』。
第16巻 - 二代目の七 2014年6月23日発売(ISBN 978-4-06-387977-3
表紙:笹原妹、アンジェラ、大野。背景は祭り屋台。
カバー下:(表)スー、笹原妹、アンジェラ、大野。(裏)大野(コスプレ)、笹原、荻上。
第17巻 - 二代目の八 2014年12月22日発売(ISBN 978-4-06-388021-2
第18巻 - 二代目の九 2015年6月23日発売(ISBN 978-4-06-388061-8
第19巻 - 二代目の十 2015年12月22日発売(ISBN 978-4-06-388104-2
第20巻 - 二代目の十一 2016年6月23日発売(ISBN 978-4-06-388143-1
第21巻 - 二代目の十二 2016年11月22日発売(ISBN 978-4-06-388209-4
PROJECT G げんしけん「同人誌」
第6巻特装版付録の同人誌。『げんしけん』『くじびきアンバランス』を題材に多数の作家が執筆。
あさりよしとお甘詰留太うたたねひろゆき久米田康治桜玉吉志村貴子園田健一TAGRO田丸浩史二宮ひかる氷川へきる平野耕太ももせたまみ八雲剣豪
PROJECT G2 げんしけん「同人誌」
第9巻特装版付録の同人誌。『げんしけん』を題材に多数の作家が執筆。
みつみ美里鳴子ハナハル畑健二郎森山大輔鈴木次郎沙村広明石田敦子瀬口たかひろ藤木俊犬上すくね小梅けいと安彦良和きづきあきらサトウナンキ竹下けんじろう安永航一郎有馬啓太郎篠房六郎水橋かおり
現代視覚文化研究会活動記録
第9巻特装版付録のドラマCD。キャストはアニメ版と同じ。脚本は横手美智子。トラック2では出演声優によるコメントを収録。

アニメ[編集]

げんしけん[編集]

全12話。原作第1話「現視研」から第22話「げんしけん誕生」まで(作中時間で約1年9か月)の内容で、一部を省き原作にほぼ準じている。原作との相違点は以下の通り。

  • コミフェス回の統合に伴い、斑目の骨折が夏コミ時に変更。
  • 原作17話がカット。

原作での商標権著作権に関わる表現は、一部を除き再現された。逆にアニメ化に際し追加された版権作品も存在する。版権関連の詳細は以下の通り。

作中作『くじびきアンバランス』は『げんしけん DVD-BOX』購入特典のボーナスディスクとして一部回(第1話・第21話・第25話)をフルタイムで収録、後にキッズステーションにて全話放送。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニング主題歌
「くじびきアンバランス」(1話)
作詞・作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - 小池雅也 / 歌・演奏 - UNDER17
「マイペース大王」(2話以降)
作詞・作曲・編曲・歌 - manzo
エンディング主題歌「びいだま」
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 現代における視覚を中心とした文化の研究 横手美智子 池端隆史 山田一夫 谷口淳一郎
2 消費と遊興による現代青少年の比較分類 吉田玲子 古橋一浩 三原武憲 興石暁
3 地域文化振興の問題点とその功績 花村こけし 殿勝秀樹 福本潔 敷島隆
4 扮装と仮装の異化による心理的障壁の昇華作用 池田眞美子 古橋一浩 平向智子 青井清年
5 自律行動に見る排斥と受容の境界 平見瞠 原明 池下博紀
6 サブカルチャーをめぐる他者との関係論 中瀬理香 古川順康 三原武憲 興石暁
7 対人関係における行動選択の特徴 横手美智子 平向智子 原健
8 量産型製造過程における比較研究 高橋ナツコ 佐藤卓哉 さんぺい聖 松下清志
木下ゆうき
9 特殊閉鎖状況下における説明義務の有無について 横手美智子 水島努 谷口淳一郎
10 経済効果から考える余暇消費のフェティシズム 小林靖子 原明 殿勝秀樹 青井清年
11 都市型犯罪における悪意の所在論 横手美智子 うえだひでひと 三原武憲 興石暁
12 組織の再構築時に発生する課題と対策 水島努 谷口淳一郎

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
千葉県 ちばテレビ 2004年10月10日 - 12月26日 日曜 24:00 - 24:30 独立UHF局
埼玉県 テレビ埼玉 日曜 25:05 - 25:35
兵庫県 サンテレビ 2004年10月11日 - 12月27日 月曜 24:00 - 24:30
三重県 三重テレビ 月曜 25:30 - 26:00
神奈川県 tvk 2004年10月12日 - 12月28日 火曜 25:05 - 25:35
日本全域 キッズステーション 2004年10月15日 - 12月31日 金曜 24:00 - 25:00 CS放送
福岡県 TVQ九州放送 2005年1月11日 - 3月29日 火曜 26:50 - 27:20 テレビ東京系列
キッズステーション 木曜24:30枠
前番組 番組名 次番組
げんしけん

OVA版[編集]

2006年12月22日より発売された『くじびきアンバランス DVD-BOX』の購入特典として同梱された完全新作。全3話。2008年6月には1巻にまとめた『げんしけんOVA COLLECTION』が発売された。2007年12月31日にキッズステーションにて一挙放送。

スタッフおよび製作会社は横手以外ほぼ変更されたが、声優陣は『第1期』のキャストを起用。原作第24話「にゅーアンバランス」から第26話「斑目式買い物法応用編」、第31話「かしまし娘+1」、第32話「フタリノセカイ」に当たる内容で、原作と一部時系列が異なる。また作中にある立川駅でのシーンから、春日部と高坂が大学から立川市以遠で暮らしていることが示唆されている。原作との相違点は以下の通り。

  • 大野の着メロが変更。
  • 荻上の『くじアン』のコスプレがTV版のデザインに変更。
  • 恵子の登場シーンがカット。

13話にてSNKプレイモアの「ザ・キング・オブ・ファイターズ XI」、オープニングと14話にてアルファ・システムの「式神の城II」の映像を使用。

オープニングはTV版『くじアン』のパロディで、主題歌は引き続きmanzoが担当。エンディングもアツミサオリの「びいだま」がそのまま使用されている。

スタッフ(OVA)[編集]

  • 監督 - 水島努
  • 原作 - 木尾士目
  • シリーズ構成・脚本 - 横手美智子
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 柳田義明
  • 美術設定 - 泉寛
  • 美術監督 - 奥井伸
  • 色彩設計 - 中島淑子
  • 撮影監督 - 斎藤秋男
  • 編集 - 及川雪江、田村ゆり
  • 音響監督 - 明田川仁
  • 音楽 - 長谷川智樹
  • プロデュース - ジェンコ
  • 制作 - 亜細亜堂
  • 製作 - メディアファクトリー、東芝エンタテインメント、キッズステーション、コミックとらのあな、ジェンコ

主題歌(OVA)[編集]

オープニングテーマ「青春として」
作詞・作曲・編曲・歌 - manzo
エンディングテーマ「びいだま」
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二

各話リスト(OVA)[編集]

OVA版(くじびき♥アンバランス DVD-BOXに同梱)
※話数は『第1期』からの通し番号として割り振られている
巻数 話数 サブタイトル 絵コンテ 演出 作画監督
1 13 オタクが嫌いな荻上です 福富博 根岸宏樹 藤森雅也、をがわいちろを
2 14 私はオタク星人 岡英和 朝見松雄 鹿島功光
3 15 じゃあ、脱がしてあげるッ! 八谷賢一 福本潔 二宮壮史、飯飼一幸
松岡秀明、鷲北恭太
柳伸亮、吉田伊久雄
うめつゆきのり

げんしけん2[編集]

シリーズ第2期(OVA版を含めれば3期)。全12話。スタッフは柳田と横手、声優など一部を除きOVA版から変更された。原作第27話「志・ミノタケ」から第42話「メンセツ」まで(作中時間で約1年3か月)の内容。木尾が第4話、第10話の脚本、および第12話のエンディング・ダイアローグを担当。

オープニングは全編にわたりロボットアニメ[注 9]をパロディ化。女性キャラがコスプレで登場しており、第7話からキューティトンコ(大野)、プリティメンマ(荻上)、セクシーメンマ(春日部)が追加されている。

原作に準じながらもオリジナル要素が濃い。恋愛に焦点が当てられ、妄想や就活を克明に描写。時系列と役所が一部変更されている。また会員の下宿先の住所から、大学が八王子市内にあることが示唆されている。原作との相違点は以下の通り。

  • 恵子が登場せず、関連エピソードは省略もしくは他の役回りに変更。
  • 加藤、藪崎、麻田が端役で登場[9]
  • 第4話は原作23話「SPACE CHANNEL 2」を基にしたエピソードで、大野と田中が恋仲に発展するまでの過程を描く。それに伴い二人の交際開始が夏コミ後に変更。
  • 『くじアン』のデザインがTV版(第2期)に変更。ただし第7話に登場する「OVAで出た完結編(劇中のみの存在)」のデザインは第1期のもの。
  • 『ラーメン天使プリティメンマ2』が新たに登場。
  • コミフェスでのコスプレが一部変更。

スタッフ(第2期)[編集]

  • 監督・色彩設定 - よしもときんじ
  • 原作 - 木尾士目
  • シリーズ構成 - 横手美智子
  • キャラクターデザイン - 柳田義明
  • 総作画監督 - 柳田義明、石橋有希子野口孝行
  • 美術設定 - 泉寛
  • 美術監督 - 奥井伸
  • 撮影監督 - 佐々木和宏
  • 編集 - 田熊純
  • 音響監督 - 明田川仁
  • 音楽 - 小池雅也オカザキシュン(4-EVER)
  • 音楽制作 - ランティス
  • プロデュース - ジェンコ
  • 制作 - アームス
  • 制作協力 - 亜細亜堂
  • 製作 - コミフェス準備会(メディアファクトリー、シュウゲート、キッズステーション、ジェンコ)

主題歌(第2期)[編集]

オープニングテーマ「disarm dreamer」(第2話 - 第11話)
作詞 - 畑亜貴 / 作曲 - 黒須克彦 / 編曲 - 宅見将典 / 歌 - 美郷あき
エンディングテーマ
「クラブハウスサンド」(第3話、第7話を除く)
作詞・作曲・歌 - ゆうまお / 編曲 - 菊谷知樹
第3話では挿入歌として使用。第9話はインストゥルメンタル・バージョン。
「あい」(第3話)
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二
「びいだま」(第7話)
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二
挿入歌「くじびきアンバランス」
作詞・作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - 小池雅也 / 歌・演奏 - UNDER17

各話リスト(第2期)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 新会長のココロザシ 横手美智子 よしもときんじ イワナガアキラ 宮澤努
2 会議はモメル 松本マサユキ Joung Soon an
3 アツい夏の一日 三田小太郎 藤本義孝 Park Chang hwan
4 デキテンデスカ? 木尾士目 杜野幼青 岩崎知子 をがわいちろを
5 マダラメ総ウケ 横手美智子 よしもときんじ 藤本義孝 Joung Soon an
りんしんBLパート)
6 趣味のモンダイ 三田小太郎 イワナガアキラ 宮澤努
7 卒業症候群 藤本義孝 Seo jin Won
8 こすけん よしもときんじ 松本マサユキ Joung Soon an
9 シューカツはいつも雨 杜野幼青 中村近世 服部憲知、清水智子
栗原学
10 オタク・フロムUSA 木尾士目 岩崎知子 をがわいちろを
11 リアル・ハードコア 横手美智子 杜野幼青 藤本義孝 宮澤努
12 その先にあるもの… よしもときんじ 石橋有希子野口孝行
Eum Ik hyun

放送局(第2期)[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
埼玉県 テレ玉 2007年10月9日 - 12月25日 火曜 25:30 - 26:00 独立UHF局
千葉県 チバテレビ
愛知県 テレビ愛知 火曜 27:28 - 27:58 テレビ東京系列
神奈川県 tvk 2007年10月10日 - 12月26日 水曜 25:15 - 25:45 独立UHF局
兵庫県 サンテレビ 2007年10月11日 - 12月27日 木曜 26:10 - 26:40
日本全域 キッズステーション 2007年10月12日 - 12月28日 金曜 24:00 - 24:30 CS放送 製作委員会参加
キッズステーション 金曜24:00枠
前番組 番組名 次番組
げんしけん2

げんしけん二代目[編集]

シリーズ第3期(OVA版を含めれば4期)。全13話。2013年に月刊アフタヌーン3月号にてアニメ化を発表[10]。5月6日13時30分に「ニコニコ生放送[11]による制作記者会見を開催。メインキャストの声優陣が総入れ替えとなり、新たに5人の声優が初披露された[12]

『第1期』、OVA版に参加した水島が監督を担当しており、原作テイストを損なわない内容に仕上がっている。またProduction I.Gとの繋がりで、同監督作品『よんでますよ、アザゼルさん。』の「アザゼル篤史」等のカメオ出演の他、第13話にて『進撃の巨人』のワンシーンをパロディで再現。版元が同じ作品では、第1話にて『化物語』のパロディおよびアニメ版のワンシーンを使用した(BD/DVDでは一部をアニメ版『惡の華』のエンディング曲引用に変更)。

スタッフ(二代目)[編集]

  • 監督・音響監督 - 水島努
  • シリーズ構成 - 横手美智子
  • キャラクターデザイン - 谷口淳一郎
  • 衣装デザイン - 浦上貴之
  • プロップデザイン - 竹中真吾
  • 美術監督 - 立田一郎
  • 美術設定 - 針生勝文
  • 色彩設計 - 上野詠美子
  • 特殊効果 - 村上正博
  • CGディレクター - 遠藤工
  • 撮影監督 - 古川文男
  • 編集 - 植松淳一
  • 音楽 - 福廣秀一朗
  • 音楽制作 - スターチャイルドレコード
  • プロデューサー - 林玄規、土屋潤一郎、川口徹
  • アニメーションプロデューサー - 松下慶子
  • アニメーション制作 - Production I.G
  • 製作 - げんしけん二代目製作委員会

主題歌(二代目)[編集]

オープニング主題歌「げんし、女子は、たいようだった。
作詞・作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - Haraddy、鈴木勝彦 / 歌 - 上坂すみれ
エンディング主題歌「アオくユレている」
作詞 - 青木久美子 / 作曲・編曲 - 川島弘光 / 歌 - 荻上千佳(山本希望)、吉武莉華(上坂すみれ)、矢島美怜(内山夕実)、波戸賢二郎(加隈亜衣

各話リスト(二代目)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
1 道のむこう、約束の場所 横手美智子 水島努 浦上貴之、海谷敏久 谷口淳一郎
2 俺の脚を越えてゆけ 畑博之 名倉智史、容洪 海谷敏久
3 腐り姫の夢(デイドリームビリーバー) ひいろゆきな 竹中真吾、名倉智史
黒岩裕美、海谷敏久
谷口淳一郎
4 HIGE TO BOIN 後藤みどり 小林敦 山口飛鳥、角田桂一 海谷敏久
5 業 NEXT!! 藤井辰己 容洪、飯飼一幸
胡拓磨
谷口淳一郎
6 因果地平の彼方で、モエを叫ぶ 横手美智子 野村和也 平向智子 寺井佳史、中野良一 海谷敏久
7 KOIBANA3 福冨博 市橋佳之 宮下雄次、頂真司
久原陽子、佐久間康子
山口飛鳥、角田桂一
谷口淳一郎
8 ルートはあってもループはない 芦野芳晴 濁川敦 中山知世、角田桂一
容洪
海谷敏久
9 ホワイトゲートキーパー 後藤みどり 福冨博 江島泰男 宗崎暢芳、式部美代子
李富煕、白井順
村山章子、松坂定俊
山本径子
谷口淳一郎
10 Snow man 藤井辰己 本田真之、容洪
黒岩裕美
海谷敏久
11 いい最終回だった 横手美智子 小林敦 角田桂一、中山知世
山口飛鳥
谷口淳一郎
12 恋と仕事とチーズケーキ 芦野芳晴 市橋佳之 本田真之、容洪
山口飛鳥、中山知世
角田桂一
海谷敏久
13 あの部室で待ってる 水島努 黒岩裕美、竹中真吾
海谷敏久、中山知世
本田真之、角田桂一
山口飛鳥、容洪
谷口淳一郎

放送局(二代目)[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
東京都 TOKYO MX 2013年7月6日 - 9月28日 土曜 25:00 - 25:30 独立局
埼玉県 テレ玉 2013年7月7日 - 9月29日 日曜 23:30 - 24:00
千葉県 チバテレビ
神奈川県 tvk
愛知県 テレビ愛知 2013年7月8日 - 9月30日 月曜 26:05 - 26:35 テレビ東京系列
近畿広域圏 毎日放送 月曜 26:55 - 27:25 TBS系列
韓国全域 ANIPLUS 2013年7月9日 - 10月1日 火曜 24:00 - 24:30 CS放送
IP放送
ケーブルテレビ
ネット配信
19歳以上視聴可で放送
韓国語字幕あり
ダウンロードサービス未提供
日本全域 ニコニコ生放送 2013年7月13日 - 10月5日 土曜 24:00 - 24:30 ネット配信
ニコニコチャンネル 土曜 24:30 更新 最新話1週間無料
バンダイチャンネル 2013年7月14日 - 10月6日 日曜 24:00 更新 見放題サービス利用者は全話見放題
dアニメストア 2013年7月16日 - 10月8日 火曜 12:00 更新
アニマックス 2013年7月18日 - 9月26日
2013年10月4日10月11日
木曜 22:00 - 22:30
金曜 22:00 - 22:30
BS/CS放送 リピート放送あり
2013年7月20日 - 9月28日
2013年10月5日・10月12日
土曜 22:00 - 22:30
土曜 22:30 - 23:00
[注 10]

映像特典(二代目)[編集]

Blu-ray各巻およびDVD-BOX各ディスク収録の短編映像。

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
第一話 第一回 こんなに可愛い子が女の子のはずがない件 後藤みどり 笹本信作 濁川敦 海谷敏久 -
第二話 第一回 スーさんがなんか強い件 頂真司 海谷敏久
第三話 第一回 波戸ちゃんがつるつるな件
第四話 第一回 そろそろ斑目総受けは飽きた会議 濁川敦 海谷敏久 中山知世

二代目OAD[編集]

2013年12月20日に発売の単行本15巻『げんしけん 二代目の六』の特装版に同梱されるオリジナルアニメーションDVD。

スタッフ・キャストは『二代目』と同様。内容は第51話「ボンノーはとめどなく」での成田山初詣エピソード。

  • 製作 - げんしけん二代目OAD製作委員会

主題歌(OAD)[編集]

エンディングテーマ「Signpost」
作詞・作曲・編曲 - 川島弘光 / 歌 - 荻上千佳(山本希望)

各話リスト(OAD)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ・演出 作画監督 総作画監督
OAD ボンノーはとめどなく 後藤みどり ひいろゆきな 海谷敏久、本田真之
山口飛鳥、角田桂一
谷口淳一郎

ラジオ[編集]

『第1期』に合わせ2004年7月から12月までラジオ大阪で『桃井はるこの現代視覚文化研究会・略してラジオげんしけん』を放送。番組内では『くじびきアンバランス』のラジオドラマを放送。ネット配信ではスタッフを中心とした『うらけん』を配信。また『げんしけん2』に合わせ2007年10月9日より檜山修之と水橋かおりによる『げんちょけん おたくならぢを』をネット配信。

小説[編集]

小説 げんしけん 拝入蘭人(はいるらんと)の野望〜Return of the OTAKU〜
笹原の2年次に起こった謎のゲームを巡る会員の失踪と、その解明に挑む斑目、春日部の活躍を描く外伝。原作エピソードとの関連が少なく、独自の観点に基づいた作品となっている。

関連商品[編集]

CD[編集]

「げんしけん」オリジナルサウンドトラック
  • ランティス / 2004年11月発売
「げんしけん2」オリジナルサウンドトラック
  • ランティス / 2007年12月発売
げんしけん二代目 MEBAETAME Music Collection
  • キングレコード / vol.1 - 2013年10月発売 / vol.2 - 2013年11月発売 / vol.3 - 2013年12月発売

書籍[編集]

げんしけん OFFICIAL BOOK

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 作中の同人誌の発行年より算出
  2. ^ ベヨネッタ』『魔法少女まどか☆マギカ』等
  3. ^ 久米田康治の漫画『さよなら絶望先生』にも同名の大学が登場
  4. ^ 「Jカップ」の隠喩という見方もある
  5. ^ 単行本12巻65p(初版)は誤植
  6. ^ 単行本14巻82話。
  7. ^ 単行本14巻82話。
  8. ^ 本人の弁によると数カ月訓練した結果無段階で声の高さを変えられるようになった。
  9. ^ ガンダムシリーズ』『機甲戦記ドラグナー
  10. ^ スカパー!BS放送)、スカパー!プレミアムサービススカパー!プレミアムサービス光にて無料放送
  11. ^ 代表作は『アクアノートの休日』『太陽のしっぽ』『巨人のドシン』等

出典[編集]

  1. ^ 作者の出身校・筑波大学にある同名のサークル「現代視覚文化研究会」がモデル。
  2. ^ 単行本6巻帯
  3. ^ 『月刊アフタヌーン』2011年3月号の作者近況より
  4. ^ 『げんしけん2』第5話
  5. ^ 『げんしけん二代目』第3話
  6. ^ 単行本1巻P16、6巻P167
  7. ^ 単行本4巻P32
  8. ^ 『げんしけん2』第8話
  9. ^ 第3話、第6話、第10話、第11話
  10. ^ “「げんしけん 二代目」のアニメ化決定、オタ学生の青春劇”. コミックナタリー. (2013年1月25日). http://natalie.mu/comic/news/83712 2013年5月1日閲覧。 
  11. ^ TVアニメ「げんしけん二代目」制作記者会見 生中継
  12. ^ アニメ「げんしけん 二代目」に上坂すみれ、山本希望ら”. コミックナタリー. 2013年5月6日閲覧。

外部リンク[編集]