げんしけん

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げんしけん
げんしけん 二代目
ジャンル オタク
漫画:げんしけん
げんしけん 二代目
作者 木尾士目
出版社 講談社
掲載誌 月刊アフタヌーン
レーベル アフタヌーンKC
発表号 げんしけん:2002年6月号 - 2006年7月号
(第1話 - 第55話)・2010年2月号(第56話)
げんしけん 二代目:2010年12月号 - 連載中
(第57話 - )
巻数 16巻(2014年6月現在
げんしけん:全9巻
げんしけん 二代目:既刊7巻)
アニメ:げんしけん
原作 木尾士目
監督 池端隆史
シリーズ構成 横手美智子
キャラクターデザイン 木下裕孝
音楽 宅見将典
アニメーション制作 パルムスタジオ
製作 現視研研究会
放送局 放送局参照
放送期間 2004年10月 - 12月
話数 全12話
OVA:げんしけん
原作 木尾士目
監督 水島努
シリーズ構成 横手美智子
キャラクターデザイン 柳田義明
アニメーション制作 亜細亜堂
製作 メディアファクトリー東芝エンタテインメント
キッズステーションコミックとらのあなジェンコ
発表期間 2006年12月22日 - 2007年4月25日
話数 全3話
アニメ:げんしけん2
原作 木尾士目
監督 よしもときんじ
シリーズ構成 横手美智子
脚本 横手美智子、木尾士目
キャラクターデザイン 柳田義明
音楽 小池雅也オカザキシュン
アニメーション制作 アームス
製作 コミフェス準備会
放送局 放送局参照
放送期間 2007年10月 - 12月
話数 全12話
アニメ:げんしけん二代目
原作 木尾士目
監督 水島努
シリーズ構成 横手美智子
脚本 横手美智子、後藤みどり
キャラクターデザイン 谷口淳一郎
音楽 福廣秀一朗
アニメーション制作 Production I.G
製作 げんしけん二代目製作委員会
放送局 放送局参照
放送期間 2013年7月 - 9月
話数 全13話
関連作品
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

げんしけん』(The Society for the Study of Modern Visual Culture)は、木尾士目による日本漫画作品。

表題の「げんしけん」とは、作中にて舞台となる大学のサークル現代視覚文化研究会」の略称「現視研」を指し、漫画、アニメライトノベルコンピュータゲーム、及びそれらを元にした造形(フィギュアカプセルトイプラモデル等)、コスプレ同人誌等の二次創作物といったおたくカルチャー全般を対象として発足した総合的サークルの事である。

連載当初は登場人物を通してオタクの文化及び生態をコメディータッチで描いていたが、後にコミカル路線を踏襲しつつ、恋愛や心理描写を中心とした人間模様を描く方向へとシフトした。

作品のモチーフとなった団体は、作者の出身校・筑波大学にある同名のサークル「現代視覚文化研究会」である。またキャンパスの景観は中央大学モデルに描かれており、取材協力に「中央大学広報課」とある。

作品展開[編集]

月刊アフタヌーン』(講談社)誌上で2002年6月号から2006年7月号まで足掛け5年間にわたり連載。作品内の時間は(一部を除き)リアルタイムで進行し、4年間の大学生活を約1か月単位で描いている。2005年には講談社漫画賞ノミネートされるも落選(単行本6巻の帯で自虐ネタとして扱っている)。2010年2月号に「アニメ『げんしけん2』DVD-BOX発売記念」として、後日談を描いた読み切り(第56話)を掲載。同年12月号より『げんしけん 二代目』と題し期間限定で連載を再開し、2011年5月号に限定解除。
アニメ第1期は2004年10月から12月まで独立UHF局各局で放送(いわゆるUHFアニメ)され、同時に作中作の『くじびきアンバランス(以下くじアン)』もアニメ化された。第2期『げんしけん2』は2007年10月から12月まで、同様に独立UHF局各局で放送された。第3期『げんしけん二代目』は2013年7月から9月まで、TBS系列および一部独立局で放送された。更には作中に登場した架空のPCゲーム『ラーメン天使プリティメンマ』も漫画化・ドラマCD化されている。

あらすじ[編集]

第1巻 - 第9巻
椎応大学サークル棟304号室「現代視覚文化研究会(以下現視研)」。10年以上前あらゆるオタク文化の垣根を越えるべく誕生したこの総合的サークルも、今では活動目標と存在価値を失い、雑談やゲームに興じるオタク達の溜まり場と化していた。
新歓期。オタクである新入生の笹原は「ある種」のサークルに入ろうと意気込むものの、「覚悟」が足らず二の足を踏んでいた。そんな中、見学に訪れた現視研にてイタズラ好きな二次元オタク・斑目と暴力的な非会員・春日部から手痛い「歓迎」を受け、茫然自失となる。彼らと距離を置く笹原だったが、春日部の旧友であるゲームオタク・高坂との交遊を経て入会。「同類」の仲間入りを果たす。
その後現視研では腐女子コスプレイヤー(以下レイヤー)・大野が入会。高坂と交際を始めた春日部も正式会員化と、相次ぐ女子の加入に伴い変化が生じだした。同じ趣味を持つ大野と衣装制作オタク・田中が惹かれ合い、斑目もまた春日部に叶わぬ恋心を抱くようになる。更には笹原の妹・恵子の横恋慕まで巻き起こり、現視研は数々の騒動に見舞われながらも徐々に活気を取り戻していった。
斑目の会長就任後も相変わらずな様子の会員達。その中で春日部はオタクを辞めない高坂に不満を募らせていた。そして一度は救った現視研への逆恨みから、サークルの活動停止という非常事態を引き起こす。責任を感じた春日部は、罰ゲームを受ける形で会員達に協力。次第にメンバーの一人として溶け込んでいった。年が明け、斑目から会長を継いだ笹原は唐突に「コミック・フェスティバル(以下コミフェス)へのサークル参加」を宣言する。周囲を唖然とさせつつも、久々に生まれた目標に向け現視研は活動を再開。笹原新体制の下にまとまりを見せ始める。
3度目の新歓期。現視研の元に漫画研究会(以下漫研)でトラブルを起こした新入生が引き取られた。自称「オタク嫌い」のアマチュア漫画家・荻上は大野との対決姿勢を強めつつ、自らも腐女子として煩悩渦巻く泥沼の道を突き進む。そして彼女との出会いはこれから始まる同人誌制作と共に、やがて笹原の運命を揺さぶる事になる。
斑目達の卒業後。偏屈さは変わらぬものの、現視研の暖かな雰囲気に順応を示す荻上。大野との不和も解消し創作活動に本腰を入れるが、自分を見せる事への頑なな抵抗が、笹原との間にわだかまりを生んでしまう。そんな状況下で始まった合宿旅行にて、笹原は二日酔いで寝込む荻上を付き切りで看病する。現在と過去の狭間で葛藤しながらも涙する彼女を前に、笹原は遂に「覚悟」を決めて告白する。出会い、サークル、同人誌、就活、そして恋愛。波乱含みの青春を思い出に刻みつつ、卒業の日は刻一刻と近づいてゆく。
『二代目』(第10巻 - )
新歓期を迎え新会長・荻上は頭を悩ませていた。彼女と大野の友人である留学生・スザンナ(以下スー)が加入するも、依然として新会員獲得に向けての対策が急務だったからである。失敗の前科を持つ先輩達も当てに出来ず、荻上は画力を駆使して起死回生のイラストパフォーマンスを敢行。その甲斐あって吉武、矢島の2名の腐女子の入会に成功した。
新会員との親睦が進む中、一人の美少女がサークル見学の為に現視研を訪れる。だがその正体は声色を変え女子に成り済ましていた男子生徒だった。腐男子・波戸はその完璧な女装ぶりから「男の娘」として認知され、メンバーの一員に加わる事になった。かくして総勢7名の新生現視研は「オタクサークル」から「腐女子サークル」へと変貌を遂げ、スタートの一歩を踏み出した。
一方、斑目は卒業から既に1年が過ぎていた。春日部が去った後も常連を続ける斑目は、変わりゆく現視研の中で変われない自分に感傷を抱いていた。そんな斑目のナイーブな優しさに惹かれゆく波戸とスー、現視研から卒業できない心境を察する恵子。そして彼らの成り行きを見守る仲間達。三者三様の思惑を秘め、時に交錯させながら物語は展開してゆく。

登場人物[編集]

※人名の呼称(カタカナ)は作中(原作及びアニメのクレジット)の表記に沿う。担当声優に関してはアニメ版第1期 - 第2期 / 第3期(二代目)の順、特に明記のない場合はアニメ第1期 - 第2期の担当声優を示す。原作に関しては便宜上9巻までを『無印』、10巻以降を『二代目』と分記する。

現代視覚文化研究会[編集]

通称「現視研」。部室には置き土産である漫画や同人誌、フィギュア、歴代家庭用ゲーム機等が陳列している。創部から笹原の入会まで15年以上の歴史を持つも歴代会長は現在まで僅か5名。会長の人選は前任者の指名により決定。今まで目立った活動が無く、サークル自治委員会(以下自治会)等から存在を疑問視される。学園祭は毎年同じ展示物の使い回しだったが、大野の入会以降はコスプレ関連の企画が中心となる。新歓期には新入会員を対象にしたドッキリを開催。連載時は男子のみだったが次第に男女比が推移し『二代目』では完全に逆転。それに伴い対象ジャンルも「アニメ」「漫画(同人誌)」「ゲーム」から「コスプレ(変装)」「BL」「漫画制作」へと変化した。会誌名は『メバエタメ』。コミフェス参加時のサークル名は『げんしけん』。

げんしけん 第9巻までの会員[編集]

笹原の在学中に在籍していた会員(一部を除く)。基本的には笹原とその同期、並びに斑目と荻上が中心的人物となる。春日部と高坂は小学時代、家が近所の幼馴染で入学後に再会。『二代目』以降は残留組と斑目を除き、ゲスト的な扱いとなる。

笹原 完士(ササハラ カンジ)
声 - 大山鎬則 / 小橋達也
『無印』における主人公的存在。三代目会長。2歳下の妹・恵子がいる。高坂、春日部、大野と同学年。同人誌サークル『げんしけん』代表。1984年1月13日生まれのB型。フリースジャケット系の服装が特徴。春日部から「ササヤン」、恵子から「サル」「アニキ」と呼ばれる。会誌や同人誌におけるペンネームは「ベンジャミン武世」。携帯電話着メロは「あいのうた」。
「欲望のままに生きる」べく、戸惑いながらも「覚悟」を決めて入会。序盤は活躍が少なかったものの(オタクとして)着々と成長を遂げ、2年次年明けに会長就任。『げんしけん』を立ち上げ、夏コミに『いろはごっこ』を発表。これをきっかけに漫画編集者の道を志し、悪戦苦闘の就活の末、編集プロダクション鷲田社」に就職。卒業後も仕事の傍ら荻上を公私両面でサポートする。
二次元オタクだが所謂「隠れオタク」で、入会するまで同人誌やエロゲーの経験はゼロ。入会後はリミッターが外れ、同人誌やグッズ収集に散財する。会員達との雑談にも難なく順応できる程の知識を持ち、高坂の着メロの聴き当て等から昔の作品にも詳しい様子。普通のオタクであるが故に斑目による会長指名の決め手となった。ちなみに同期の中で唯一コスプレを体験していない。
初のエロゲーは『My Heart』。肝心のPCが金欠で買えず、斑目から「3ヵ月メシを食うな」とまで言われてローンを組んで購入。自室での初ソロプレイは『ラーメン天使プリティメンマ』。現在は荻上の要請を受けプレイ時間を縮小している模様。
『くじアン』の人気キャラ「律子・キューベル・ケッテンクラート(以下会長)」の大ファン。コミフェスでは無条件で「会長」本を買い漁り、サークルでも同人誌を出すほど思い入れが強い。それだけに卒業回を読んだ時のショックは大きく、「俺の中では(『くじアン』は)終わった」と落胆を隠せなかった。
自分を「なるべくしてなる」と捉えている事から、会長役など様々な体験にも柔軟な対応を見せる。以前から「制作」に憧れを持ちながらも「創作」能力に乏しく、サークル活動では裏方に回る事が多い。その為コミフェス参加の折はシナリオをボツにされた一方で、制作以外の雑務や応対をほぼ一人でこなしている。過去の反省を踏まえ、作家のやる気を損なわせたり強引な仕切りをしない様に心掛けている。
アクの無い常識人。穏やかで優しい性格なため押しが弱く、強気に接する恵子にすら「受け」扱いされる。従来の「隠れオタク」が災いして内向的態度が抜けきれず「友達がいない」と思われていた。会長就任以降は行動に自主性と積極性が表れ、同人誌制作や就活において初志を貫徹する。とは言え新歓ドッキリでプライドを崩壊させた打たれ弱さは相変わらずで、失敗や逼迫に耐えかね挫折しかけた事も少なくない。如何なる個性も受け止める包容力を持ち、後に荻上がトラウマから立ち直る要因となる。「欲望のままに生きる」ポリシーもまた、妄想を止められず苦しむ彼女の同情と理解へと繋がった。
誰に対しても分け隔てなく親切だが、恵子には威圧的な態度をとる。最初に声をかけてくれた高坂と仲が良く、PC購入までエロゲーは主に彼の部屋でプレイ。同様に親しい斑目においてはBLネタでカップリングにされた上、恵子との奇妙な間柄まで取り沙汰されており、「後輩」と「兄」の両面で複雑な心境を抱えている。
トラブルの絶えない荻上を見守り続ける中で好意を芽生えさせ、春日部、大野の後押しの元、紆余曲折を経て恋人同士となった。自身をネタにやおい本を描かれた事さえも受け止めたその姿勢は、「総受け」扱いされ狼狽していた斑目を見た田中、久我山から感心されていた。
【アニメ版】
八王子市に在住し下宿先は「チリチリハイツ202号室」[1]。中学の時に体験した凌辱系エロゲーがトラウマとなり、現在も苦手。初めて読んだ同人誌は『くじアン』の「会長」本。4年次の夏コミにおいて荻上に「漫画家になれる人となれない人の違い」を説き、編集者の片鱗を垣間見せた。だが出版業界での就活で苦戦が続くあまり、現視研への入会こそが失敗だったと思い込む程の悲観に囚われてしまう。
高坂 真琴[注 1](コーサカ マコト)
声 - 斎賀みつき / 大原桃子
笹原、春日部、大野と同学年。1984年2月2日生まれのB型。髪形は小学時代は坊主頭、現在は金髪セミショートで、「下げ」と「左右分け」の2タイプ。スタイリッシュな痩身と笑顔が特徴の美少年。ペンネームは「トシゾー」。着メロは「花の子ルンルン」。
呑気な空気に惹かれ入会。学園祭ではアニメ研究会(以下アニ研)主催のゲーム大会で優勝。2年次の新歓期にはゲームの腕前を春日部に利用され、仮会員の追放に一役買う羽目に。学園祭ではコスプレ大会出場を渋る春日部を後押し。3年次の夏コミ参加の際はコスプレを含む積極的な販促で活躍。4年次途中からプログラマとしてエロゲーメーカー「プシュケ」に就職。就活と採用直後からの激務の為、以降は殆ど部室に現れなくなる。『二代目』ではコミフェスの自社ブースにて自分ソックリなゲームキャラに扮しコンパニオンを務めていた。
豊富な知識と抜群のテクニックを誇るゲームオタク。中でも格闘ゲーム(以下格ゲー)の腕前は全国レベルと噂され、他のサークルが獲得を狙っていた。またエロゲーへの思い入れは強く、恋人の春日部に「やめるなんてありえない」と断言する程。入学直後から大量のゲーム機やソフト、グッズ類が部屋を占拠しており、秋葉原へも頻繁に出向く。ファッションも無難でオタクの溜まり場では逆に浮いてしまうが、外見とは裏腹にあらゆるジャンルに精通するハイレベルなオタクである。
サークル活動にはマイペースで、ゲームと買い物で多忙なせいか出席率も低め。廃部騒動でも現実を受け入れる姿勢を見せるなど現視研への愛着が低く思われがちだが、コスプレ大会に向けての強引な参加要請も不祥事の汚名返上が目的であり、臨機応変に会員をフォローする活躍も多い。
小学生の頃から運動神経良好でタフ。相手の行動を読む第六感に冴え、対戦ゲームにて機先を制する他、春日部の逃走経路を探り当てる事が可能。自分の適性を活かし、1ヶ月の独学で即戦力として採用されるレベルのプログラミング技能を習得している。
田中から「女形もアリ」とコスプレの勧誘を受けた経緯があり、後に「女の子」と「男の娘」キャラのコスプレを披露。ボディーケアを要さず、男として振る舞いながらも違和感のない出で立ちは、完璧に女装をこなす波戸をも唸らせた。
淡泊ながら温厚な人柄で、暴漢を往なす冷静沈着さも合わせ持つ。負の感情を殆ど表さないが、活動停止中は大好きなゲームと春日部を等閑にする程の落ち込みを見せた。羞恥心に乏しく一般人にも趣味を堂々と明かし、コスプレもノリノリでこなす。性格の掴みきれない天然キャラで空気を読まない爆弾発言が多く、対戦プレイも含め加減が効かない。ただし大事な局面では不要な発言を控えるなど態度に慎重を期す事もある。
誰にでも気さくに接する社交的な人物で、笹原の入会の橋渡しをする。部室ではいつも春日部を伴っており、一人で在室する事は殆ど無い。
天然ゆえに春日部の熱烈なアプローチに気づかず、見かねた斑目の後押しを受け告白。その後もオタクをやめる兆候を見せず、半ば同棲生活を送りながらそのハードな趣味を日々見せつける「ドS」な態度を取り続ける。だがそれも「彼女を大事にしてるから100%の自分を見せている」彼なりの愛情表現であり、趣味以外では気遣い[注 2]や誠意ある姿勢を見せる。彼氏として譲れないところがあるのか、「斑目の方が大事にしてくれる」と主張した大野の背後で無言のプレッシャーをかけていた。
「政治家の愛人の息子」という設定案があったがボツになった[2]
【アニメ版】
エロゲーの攻略スピードも非常に早い。「松沢すみれ」なる声優のファンらしく、告白後の初デートを「握手会があるから」とドタキャンした。荻上のコスプレを目論む春日部の手腕に皆が懐疑的な中「着る」と断言。理解者としての一面を見せた。4年次の夏コミではタフネス振りを活かし、仕事で三日貫徹後に自社ブースのイベントに従事。
その性格から、女性声優陣からの評判は悪かったようである。
春日部 咲(カスカベ サキ)
声 - 雪野五月 / 佐藤利奈
笹原、高坂、大野と同学年。1983年7月19日生まれのAB型。茶髪のミディアムヘアーに洒落た服装が特徴の美女。高坂、大野からは名前で、恵子からは「ねーさん」と呼ばれる。高田馬場に名付け親の祖母が住んでおり「お婆ちゃん子」。サークル活動には表立って参加しない為、ペンネームは無い。
入学当初、ナンパ目的で声をかけた美少年が偶然にも幼馴染の高坂だった。だが再会の喜びも束の間、その彼がオタクと化していた事から彼女の不運が始まってしまう。
高坂の入会と同時に付き添いとして出入りし、廃部騒動収束後に正式会員となる。現視研に対する不満から2年次新歓期には会員の加入を妨害。秋には現視研を巻き込んだボヤ騒ぎを起こし、大野にアレルギーを発症させてしまう。その償いとして学園祭のコスプレ大会に(文字通り)ひと肌脱いで出場した他、冬コミに行けない会員達の買い出しを代行した。3年次には朽木の復帰と漫研を追われた荻上の移籍を取り持ち、頓挫寸前だった同人誌制作において指揮を代行。学園祭でも大野と荻上の説得に回る等、陰ながら現視研を支援。昔からの念願である服の店を開くべく4年次には就活を行わず人脈確保に奔走。その傍ら大野と協力し、笹原と荻上の恋愛を後押しした。大野との予てからの約束を守り、卒業前にペアでコスプレ撮影会(非公開)を開催。卒業後の学園祭では久々に顔を出し、斑目と二人きりの部室にて的外れな告白を受ける。
会員中唯一の一般人。現視研に出入りしている事からオタクに見られがちで、その度に殴りかかる程の怒りを見せる。また無意識にグッズが目に入らないだけでなく、同人誌やオタクの所持品を「汚らわしい」と寄せ付けない悪意的偏見も持ち合わせる。やがて現視研との関わりの中でオタクの洗礼を受け、コミフェスにも来場。カルチャーギャップに憤慨しながらも次第にオタクの行動や思考に理解を見せ始める。ただし共感や興味を覚えた事はなく、最後までオタクに染まる事は無かった。
会員になるつもりは毛頭無かったが、初代会長のソフトな脅迫を受け入会する破目に。高坂との関係に水をさす現視研を「潰す」と息巻く一方で、共通の天敵(自治会や原口)に対しては現視研寄りの態度をとり、高坂の不在時にも頻繁に出入りを繰り返す[注 3]。サークル全般の取り決めを左右する黒幕的存在で、会長指名の際は彼女の口から「お墨付き」を聞くのが慣例。
「店員のバイトならプロ」と豪語し言葉巧みな話術が得意。基本的にタメ口で、下ネタセクハラ、舌戦も上等な毒舌家。原宿テリトリーとするファッション通で、無関心な会員達にちょっかいを出す。将来の仕事に活かすべく英会話に熱心で、大野やアンジェラと対話が可能なほど堪能。化粧の下の素顔を見抜く眼力を持ち、派手メイクの恵子が兄・笹原にソックリな事、女装モードの波戸が男子である事を初対面で看破した。覗きや盗撮に対して警戒心が強く、コスプレ大会では盗撮者を撃退する活躍を見せる。
一部の会員をヤンキー風に呼称し、同人誌サークルを命名する等ネーミングに拘りを見せる一方で、名前がオタク臭い事を気にしている。入学当初(未成年時)から酒と煙草を嗜んでいたが、失火のトラウマから煙草が吸えなくなる。
「脳味噌がピンク」と揶揄されるほど色恋沙汰に関心を示し、早合点や反感を買う事も。肉体関係重視の恋愛観を持ち、エロゲーで性欲を解消する会員達を「変態」呼ばわりする。高坂を通じてオタクとの恋愛にまつわる苦労を痛感しており、恵子や会員に度々忠告している。
性格は強気かつ短気。文句が多く乱暴者で、当初は問答無用でツッコミを入れていたが、後に自他共に性格が丸くなった事を認めている。何かと消極的な会員達を焚きつけ、後輩のみならず恵子の面倒まで見る姐御肌。秘密や弱みに執着する根っからの「いじめっ子」だが、稀に泣き落とし等の可愛い一面も見せる。ケンカや口論では決して引かない負けず嫌いな反面、自分に非があれば素直に謝罪する。本当は仲間思いで涙もろく、活動停止を招いた罪悪感(と斑目の嫌味)に耐え切れず号泣した他、斑目の積年の懸想の苦しみを察して涙ぐんだ。
猫耳すら嫌がる程コスプレに拒否反応を示し、大野と田中からの勧誘を退け続けた。中でもコスプレ大会の件を記憶から消し去りたい黒歴史としており、話題にあがる事を嫌がる。ただし大会での活躍ぶりは他のサークルにも評判で、その時の生写真は斑目の秘蔵品となっている。また高坂の気を引くための性的コスプレにも前向きな姿勢を見せる。
恋人の高坂に一途で、人目も憚らず口づけを交す熱愛ぶり。それだけにオタク趣味を容認できず、脱却させるべく奮闘する。その茨の道を歩み続ける姿は、会員達からも同情を誘われるほど痛々しい。諦め気味に趣味への不干渉を決め込むが、それでも無事決まった就職先を知った時の歓喜と絶望の落差は計り知れないものがあった。二人の趣味観の格差は今も埋まらず、将来に不安を感じている。
女子校出身を自称し、会員を除く作中の友人も殆どが女性。真摯な頼み事を反故にしない義理堅さから会員には(恐れられつつも)信頼されている。その一方で漫研女子からの評判はすこぶる悪く、自治会の北川とも対立。大野とはその豊満なスタイルに嫉妬と危機を感じつつも、美少年(高坂)への関心の低さに安心して友好関係を築く。上級生に対しても高圧的な態度をとるが、弱みを握られている初代会長には低姿勢。交際後は身持ちが固くなり、ナンパや元彼の誘いにも冷淡。
斑目が自覚する以前から片想いを察知していたが口には出さず、本音をぶつけ合いながら交友関係を続けた。恋愛には至らなかったものの、斑目の振られ際の「もし高坂がいなかったら」との問いに「そんな未来もあったかもね[注 4]」と思わせぶりな返事をしている[注 5]
【アニメ版】
OVA版、二代目を除きヘアカラーは暗めの金髪。久我山によると美人度は芸能人レベル。在学中はブティックにてアルバイトをしていた模様[3]。初対面の大野と英語で会話するシーンはカットされているが、『げんしけん2』ではアンジェラとの会話シーンが追加されている。
斑目 晴信(マダラメ ハルノブ)
声 - 檜山修之 / 興津和幸
二代目会長。田中、久我山と同学年。1982年10月25日生まれのO型。痩せ型で長身。髪形は刈り上げのオカッパ頭で、後に高坂と同じ「左右分け」に整形するようになる。丸眼鏡と口元から覗く八重歯が特徴。苗字が「ワタナベ」と誤解されやすい。ペンネームは「マムシ72歳」。
2年の頃には既にサークルの中心的存在で、新人の笹原にエロゲーの実践からコミフェスの心得に至るまで諸々の指導を務めた。3年次に会長を引き継ぐが仮会員に逃げられた上、秋には一時活動停止に見舞われる。年明けに就活を理由に引退。4年次の同人誌制作では微力ながら会員達をフォロー。卒業間際にようやく就職が決定し、その後も違和感無く現視研に出入り。『二代目』ではコミフェスでの再骨折など、しばしば過去と同じ災難に遭遇。学園祭から間もなく経営難を理由に退職した。
容姿、趣味、話し方と三拍子揃った典型的オタクであり、つるぺた及びロリ属性を持つ二次元オタク。「現実(の恋愛)はゲームに敵わない」と主張するエロゲー愛好家で、逆に実写系アダルトには殆ど興味を示さない。論理的な考察や分析を好む事から笹原や春日部への解説役を果たし、殊更に「想像機能を駆使した抽象記号からの連想(二次元萌え)」並びに「記号を肉欲対象へと脳内補間する高度な精神活動(それらを利用した性欲処理)」の正当性を説く。
コミフェス会場を「戦場」と称し、買い出しに並ならぬ情熱と執念を見せる。目的の為なら失神するまで骨折の痛みに耐え続け、時に門外漢の春日部にまで制裁覚悟で代行を懇願した。また日焼け姿での夏コミ来場を恥と考え、海水浴を嫌う。『二代目』ではコミフェスに以前ほどの情熱が感じられず戸惑いを見せている。
会長の在任期間は短いものの、就活中も部室に入り浸っていたため出席日数は抜群。会長を引退するまで会議(雑談)を取り仕切り、開始前には適当に思いついた議題を宣言するのがお約束だった。ただしサークル活動自体には消極的で合宿も行わず、同人誌制作に至ってはタブー扱いすらしていた。「大学に来るヒマなんて無い」とタンカを切って卒業したものの、その後は会員が不在の時も昼食をとりに出没。『二代目』においても「春日部との再会」という仄かな期待を抱きつつ、次代の後輩達を見守り続けた。現在は過去と区切りを付けるべく、現視研と距離を置こうと考えている。
下宿先が大学から徒歩数分と近い事から、波戸に更衣室として部屋を開放し自由な出入りを認めていた。勤務先も大学から徒歩10分とこれまた近く、在学時と変わらぬ「大人になりきれない」生活を送ってきた。現在は失恋と失職に伴い大学近くに留まる理由も失われた為、引っ越しを予定中。
趣味にかける費用の一切を倹約で賄っている事から、生活全般において安物志向。弁当を購入する昼食を除き食費節約の意味で自炊を主としており、外食も腹持ちの良い安メニューを選択。衣服の購入も量販店の低価格品やセールス品で済ませている為、高級ブティックに足を踏み入れただけで緊張に襲われてしまう。
新歓ドッキリを始め後輩によく罠を仕掛けるものの、普段は面倒見のよい先輩。「逆境に弱い」と評され、肝心な所で動揺を見せるヘタレ体質。言い回しが軍人風で棘が多く、会報の文体にも色濃く表れている。「前世はヘビ」と自称していたが、春日部を泣かせてからは執拗な態度は見せなくなる。キャラ作りを意識してネタに走る事が多く、スルーされても懲りない自爆好き。他人の嗜好に口出ししない懐の広さを持ち、波戸の女装や自らのBLネタで盛り上がる腐女子会員達にも概ね寛容的である。
漫研の高柳を始めアニ研、児童文学研究会(以下児文研)等に多数知人が存在する。付き合いの長い久我山と田中が、自分に黙って秘密を共有していた事に疎外感を抱いていた。『二代目』では最もノーマルな男性レギュラーである事からアンジェラ、スー、波戸、恵子らから好感を得ている。特に情熱的な波戸に対してはあくまで男子後輩と見なすものの、女装姿の前では動揺を見せる。
春日部とは一般人とオタクの立場から何度も衝突。会員の前では下ネタやセクハラまで仕掛ける反面、二人きりでは口振りまで変わる程の激しい動揺を見せる。ようやく好意を自覚した後は「オタク星人」を名乗り、差別化を図る事で気持ちの整理を試みる。だが彼女の高坂への歩み寄りに加え、就職によるオタク依存度の低下に伴い片想いが表面化。見かねた周囲の手引きにより已む無く告白に至る。失恋に終わるも友人関係は継続。当人もスッキリした様子を見せ、後腐れの無い結着を迎えた。失恋と退職の因果関係については恵子から「『自分が真人間だったのは春日部(と同じ星の元にありたいとの気持ち)のおかげ』とする為」と指摘されている。
「現実の女子に萌えない」としながらも、恋人に関しては「欲しくなくはない」と語る。しかし恋愛全般に疎く、片想いが当人を含め周知だった事、モテ期の到来等に全く気付かなかった(スーの挙動不審を察知した程度)。豊富なエロゲー経験も自身の恋愛事情には全く活かせず、片想いの指摘を始め、女性への告白やその逆の事態に対しても、上手く気持ちを言い表せずにいた。
大野から「全身から『受け』オーラを出している」と評され、腐女子会員(+波戸)の間では「斑目総受け」が共通認識となっている[注 6]。もっとも当人にはその自覚がなく、波戸の「総受け」発言に挙動不審に陥る程のショックを受けていた。
【アニメ版】
八王子市に在住し下宿先は「下町塚マンション211号室」[4]経済学部[5]。過去に失言が元でクラスの女子全員から総スカンを喰らってしまい、女性に対し強気に出られない原因になった。巨乳系にも反応を示し、「(大野と仲睦まじい)田中に殺意を覚える」と冗談交じりに語る。卒業後も半休を取得してまで夏コミに来場し、その情熱ぶりは健在。
田中 総市郎(タナカ ソウイチロウ)
声 - 関智一 / 近藤孝行
斑目、久我山と同学年。1982年12月22日生まれのAB型。無精ヒゲで後に束ねた長髪、毛深めで小太りの体形が特徴。線のような細目で、よほど驚く事が無い限り両目を見開かない。ボヤ騒動以降の現視研で唯一の喫煙者。着メロは「ファイナルファンタジー」のBGM。ペンネーム、コスプレネーム、ハンドルネームは「梟」あるいは「FUKUROU」。
元はアニ研だったが予算の事情から現視研に移籍。斑目が会長に就くまで現視研の実質的実務を担当した。学内行事に消極的な現視研において貴重な素材提供者であり、主に大野とコンビで活躍。趣味をライフワークとすべく、卒業後は上野の服飾専門学校に進学。笹原達の卒業前に部外秘の撮影会が催され、春日部用コスの制作労力がようやく報われた。現在も学業の傍ら会員達の為に制作を続け、現視研のイベント活動を支援。将来はコスプレ衣装のオーダーメイドの店を開きたいらしく、同様の夢を持つ春日部と相談していた。
衣装制作とコスプレが趣味で、撮影者としても活動。大野の入会以降はコスプレ熱に拍車がかかり、女子の衣装も無断で制作し、果ては女装コスまで手掛けた。職人気質の持ち主で、見慣れた相手なら採寸無しで制作する等、その数々の技巧は会員達から畏怖の対象となる。またサイズの口外やキャラを汚す行為を慎むストイックな一面も持つ。他の趣味に費用を回す余裕が無い事と、コミフェスやストフェスではイベント参加が中心となる為、買い出しには(大野の荷物持ちを除き)別行動をとる。
コスプレの他にプラモデルやフィギュアへの造詣も深い。サークルでの模型作りの際は、マニュアルを作成して指導する程の入れ込みを見せた。また(大野を下着モデルにした)フィギュアの原型制作も手掛け、その工程日誌をホームページで公開している。これらのオブジェを粗末に扱う春日部に神経を尖らせており、大野が模型を壊された時は顔を紅潮させ激高した。
常識人の部類に入り、自重しない斑目の制止やツッコミ役が多い。性格は優しく温厚だが、趣味の事になると強気の態度でうんちくを語る。恋愛において奥手で、大野との交際に至るまで1年以上も時間を要している。
【アニメ版】
頼まれると断れない性分で、依頼を受ければ他のレイヤーのコスも制作。夏コミ直前に来日したアンジェラの衣装も突貫作業で一から作り上げた。男としての自信の無さから大野との恋愛に踏み切れずにいたが、彼女の熱意に根負けする形で告白。交際以降は荻上から「雰囲気が変わった」と評されていた。
久我山 光紀(クガヤマ ミツノリ)
声 - 乃村健次 / 安元洋貴
斑目、田中と同学年。1982年6月29日生まれのA型。短髪に丸鼻、太った巨体が特徴。春日部からの呼び名は「クガピー」。着メロは「君をのせて」。ペンネームは「KODAMA」。
入会間もない笹原のエロゲー初体験の場として(渋々)自室を提供。3年次の年明けに笹原から依頼を受け、同人誌のメイン執筆を担当。出席率が激減するほど就活と卒論に忙殺されていたが、無事に医療器具メーカーへの就職が決まり卒業。現在は営業に回され、外回りの日々。
荻上の入会まで唯一絵の描ける会員。部室でよく落書きをしている他、自室でも内密にエロイラストを執筆。画力に関してはそれなりに評価されるレベルだが漫画制作の経験は無い。その事が同人誌制作で仇となり、締切直前になっても原稿が手付かずの状態が続いた。更に責任の所在を巡り笹原と衝突。逃げの姿勢を漫画家になれない原因と指摘されて逆上した。
性格は控え目ながら温厚でお人好し。口数は少ないものの、田中と共に斑目のツッコミを担当。田中から恋愛相談を受けるなど、陰ながら会員達の支えとなる。率先力に乏しく、以前から同人誌制作に憧れていたものの、責任を取るのが嫌で言い出せずにいた。
どもりがちで人ごみの中では声が通らないほど小声だが、文句を吐く時だけは大声。『くじアン』の「山田薫子」のファン。フォトショップスキャナを所有し、写真素材を用いたコラージュまで制作[6]。自動車免許を持ち、海水浴には運転手役を務めた他、『二代目』でも大掛かりな荷物を運ぶ際は、仕事の合間に駆り出される。
【アニメ版】
大野との関係に悩む田中を諭し、就活で落ち込む笹原を励ます等、相談役として活躍するシーンが追加されている。その一方で自身の恋愛像については「たぶん一生童貞」と自虐的に語る。
大野 加奈子(オオノ カナコ)
声 - 川澄綾子 / ゆかな
四代目会長。原作6話より登場。笹原、高坂、春日部と同学年。ボストンからの帰国子女で後期入学生。1983年7月14日生まれのO型。腰までかかる黒髪で髪形はストレートの他、三つ編みやポニーテールと多彩。長身で左目と口元のほくろが特徴。外出や講義の時は眼鏡を着用。着メロは「哀戦士」。ペンネームおよびコスプレネームは「神無月 曜湖(かんなづき ようこ)」。
学園祭の1ヶ月前、コスプレ話で盛り上がる現視研へサークル見学に訪れる。そこで意気投合した田中から衣装制作の約束を取り付けるが、女オタクの実態を暴こうと目論む春日部に特異趣味がバレてしまう。
入会直後の学園祭にて会員として初のコスプレを披露。2年次には活動停止処分を受け撮影会が中止となり、コスプレ大会もアレルギーにより欠場。さらにボランティアの都合で冬コミも不参加と悲運に見舞われた。年明けから田中と交際を開始。3年次の夏コミ参加の際は高坂と共にコスプレで販促に貢献。その後の学園祭にてようやく(許可を得た正規の)撮影会を主催。卒業まで半年余裕がある事から4年次に会長就任。心を閉ざしがちな荻上の相談相手を務めた。肩の荷を降ろした『二代目』ではスーと共にコスプレで暴走。さらに卒論と就活が満足に進まず、留年が確定的となった[7]
在米時からのレイヤーで、サークルの内外を問わずコスプレで活動。「楽しむコスプレ」をモットーにしつつも内面を含めた自己表現と綿密なキャラ作りに拘りを持ち、キャラを汚す言動を嫌う。様々な事態にコスプレを盛り込もうとするため荻上からは「コスプレ脳」と呆れられている。その一方で羞恥と批判を覚悟の上で衆目の前に立つレイヤーの姿勢は、同人活動にためらいを見せる彼女を動かす一因となった。会長就任以降は半ば本気で現視研を「コス研」化しようと企み、会員達を勧誘。声優の変更でイメージが変わった『くじびき♥アンバランス』の副会長コスを封印中[注 7]。また入会後は田中の影響で始めたプラモデル製作が新しい趣味となる。
「ホモが嫌いな女子なんかいません」と断言する筋金入りの腐女子。更に「ハゲ」「ヒゲ」「オヤジ」フェチで、そのマイナー過ぎる嗜好を気に病んでいたが、春日部の励ましを受けカミングアウト。またフェチとコスプレとの整合性については「全然別」と割り切ったスタンスをとる。男子をネタにした腐女子トークでは積極的な反面、自らの恋愛話には抵抗を見せる。
はちきれんばかりの巨乳の持ち主。サイズを知る春日部から「まるでサッカーの(ボール)」と揶揄され、人目を引くあまり女子からも羨望と嫉妬の注視を集める。そのプロポーションを見込まれ、他の部会への色仕掛けとして動員される事も。『二代目』以降はグラマー度がより誇張され描かれている。
小学3年からの海外生活で英語が堪能。アレルギーの発症以来、「黒大野」状態ではマスクを着用する様になる。無類の酒好きで、一升瓶を開けないと酔わないザル。意外にも素の自分を露出する水着を苦手とする。
普段はおしとやかで物腰が低いが、趣味絡みや泥酔状態になると豹変する。入会当初は引っ込み思案な性格で「寂しがり屋」と評された。後に会員達との交友を経て明るく開放的に変化するが、それだけに田中や同期達が先に卒業してしまう悲しみに心痛していた。ボヤ騒ぎ以降の腹黒さに加え、荻上との確執の中で対抗意識や自己主張を見せるようになる。さらに会長就任以降は貫禄や指導力も備わり精神的成長を遂げてゆく。
海外の友人にアンジェラとスーがおり、二人に日本の同人誌を紹介している。特殊フェチを最初に受け止めてくれた春日部は知己的存在。対立が続いた荻上とは、心情をぶつけ合う内に同情や親しみを覚え打ち解けていった。漫研の加藤と趣味絡みで面識がある他、やおい系同人誌を共有する友人がおり、同志を増やすべく拡散中。
当初から似合いと噂された田中との関係は、進展が非常に遅く周囲をやきもきさせた。『二代目』では田中から遠回しのプロポーズを受けるも「留年して待ってます」とダメ人間発言をしてしまう。
【アニメ版】
着メロは「くじびきアンバランス」。2年次では新勧の際に『まほろまてぃっく』の「安藤まほろ」のコスプレを披露。また漫研の協力を仰ぐべく、バニーガールの恰好で接待を務めた。久我山によると美人度は一般人レベルで、春日部にも「どんな男もイチコロ」と評されるが、男性経験は一度も無い。田中には「頼れる優しい男性」として惹かれ、エロゲーの同伴プレイにより結ばれる。この時の初プレイ以後、エロゲーキャラのコスプレを解禁。自分以外のコスを田中が作る事に嫉妬交じりの不快感を覚え、「許可なしに他人のコスを作らない事」を言い渡すも、その後の学園祭で約束を破られヘソを曲げてしまう。非暴力だった原作とは異なりツッコミを幾度か振るっており、アンジェラから「乱暴になった」と抗議を受ける。スーとアンジェラに甲斐甲斐しく世話を焼く姿は荻上に「お母さん」と評されていた。
大野の声を演じた川澄とゆかなは、アニメの『くじアン』でも共通して「如月香澄」の声を担当している。
朽木 学(クチキ マナブ)
声 - 石田彰 / 福山潤
原作12話より登場。笹原の1年後輩。千葉県成田市出身。1985年3月21日生まれのB型。細型の体躯と顔、「3」の形をした口元が特徴。自称および春日部からの呼び名は「クッチー」。『二代目』では(波戸が女装の時は)唯一の男子会員。
新歓期に仮入会するも次第に遠のきアニ研に移籍。だが春日部が忘れられず2年次に許しを得て復帰。新勧期の度に足を引っ張るものの、学園祭では企画を自ら発案・運営。またコミフェスで「開場前行列」という汚れ役を務めた他、万引き犯からコスを取り返すなどの功績もたてている。『二代目』では(腐)女子率の高くなった現視研に平然と居座り、波戸の加入にも歓喜。親のコネで地元の銀行へ就職が決まり研修中。
現視研一の問題児。仲間外れが嫌で、空気を読まず突っ込んでは自爆を繰り返すため余計に疎まれている。加えて隙あらば覗きなどの淫行に走る為、女子会員からの警戒が厳しく印象も悪い。特に暴行と盗撮を被った荻上からは、接触を拒否されるほど扱われ方が酷い。自身でもその変人ぶりを御しかねており、「芸人にすると危険なタイプ」と評される始末。また自前で女性用コスを所持し、波戸に絞め落とされ快感に目覚めるなど性癖も特殊。その数々の奇行が災いし、本人のやる気に反し会長に指名されなかった。空気が重いと逃げ出す程プレッシャーに弱いが、タイマンでは相手の凄みにも怯まない強気な一面も持つ。『二代目』においても張り詰めた雰囲気の状況下に突如出没し周囲を混乱させる事が多いが、逆にそれが怪我の功名となり結果的に波戸の窮地を度々救っている。
一見恋愛とは無縁そうだが、高校時代の後夜祭で全く知らない後輩から告白を受けた。ただし翌日にフラれており、実質3分も喋っていない。
【アニメ版】
登場シーンと自爆率が増えた分、扱いもさらに不遇化。大野、高坂からも仕置きを受け、新歓コンパ、追い出しコンパでは放置される始末。また第2期エンディングにも一人だけ未登場。
荻上 千佳(オギウエ チカ)
声 - 水橋かおり / 山本希望
五代目会長。原作24話より登場。笹原の2年後輩。同人誌サークル『雪見庵』主催者。1986年3月28日生まれのA型。山形県出身。体格は小柄でややつるぺた。高校までは眼鏡を着用し、入学以降は変装時や就寝前を除きコンタクトレンズを使用。髪形は基本的にセミショート。中学ではおさげ、高校では後ろ髪を束ね、『無印』ではもみ上げと後ろ髪を束ね立てた「筆あたま」、『二代目』以降は執筆時を除きストレート。大きなジト目で交際後は真黒だった瞳に光沢が宿るようになる。中学でのアダ名は「ホモ上」で、朽木からは「オギチン」、恵子からは「お姉ちゃん」、春日部からは「オギー」と呼ばれる。ペンネームは「於木野 鳴雪(おぎの なるゆき)」。『二代目』以降性格と容姿が大きく変わったキャラ。
新歓期に漫研に入会するも、女子会員(薮崎)とのトラブルにより部室(2階)の窓から飛び降りる騒ぎを起こした。高柳に紹介された現視研でも「オタクが嫌い」と会員達を挑発。だが程なく自身もオタクである事が発覚し、またもや部室(3階)から飛び降りを図った。その後も朽木と並ぶ問題児の一人として周囲を振り回す。
1年次の同人誌企画では画力を見込まれイラストを執筆。更に久我山をアシストし完成に大きく貢献した。学園祭の撮影会では非公開ながらもコスプレを初披露。冬コミ後、自分の行く末を見定めるべく同人活動を開始し、2年次の夏コミにて『あなたのとなりに』を発表。その後の合宿旅行から間もなく笹原と交際を開始。学園祭での個展開催を機に漫画家になる意思を固め、『アフタヌーン』誌にてデビュー。笹原らの卒業に合わせ会長に就任。3年次新歓期のイラストパフォーマンスを始め、学生と漫画家の両面で活動中。
小さい頃から描き続けている漫画が趣味で、主にやおい系を得意とする。執筆も速く、落ち込んでも諦めない執念を持つ。描くチャンスがあればアピールを欠かさない一方で、性的妄想を具現化した作品を見せられないジレンマを抱えていたが、後に大野の励ましと笹原の理解の元、部室で堂々と原稿を描くまでに克服した。「自分の全てをぶつけて描く」程に一途なため限界まで没頭しがちで、徹夜作業で体調を崩し、逆にスランプに陥る事も。2年生まではほぼソロ活動で、3年生からは笹原のネームチェックと後輩会員のアシストを受け執筆。即売会に訪れるファンも増えており、人気も着実に上がっている模様。最近はPCによるデジタル仕上げに移行しつつある。
小学5年からのやおい歴を持つ腐女子だが、本人は「オタク嫌い」を公言している。際限のない妄想癖があり、創作に欠かせない反面トラウマの根源でもある諸刃の剣。BLにおいて「メガネ君受け」を基本とし、斑目や中学時代の恋人・巻田までもネタにした。コミフェスを口では嫌いながら変装して会場に赴き、人混みや体調不良も気合いで乗り切る腐女子力を見せつける。
入会当初は会員との形式以外での付き合いが少なく、部室でも雑談を尻目に読書か落書きにふける事が多かった。新歓期には精力的に勧誘活動を行う等、次第に自分を受け入れてくれた現視研に愛着を感じ始める。それだけに自分の性格に居たたまれず、一時は退会をも考えた。大野からの会長就任要請を受け「権限は全て使い切る」と宣言。思い出深い現視研を守るべく、頼れる先輩としてバラバラで個性的な面々を纏め上げてゆく。
意識して喋らない時は東北弁が出るため普段は丁寧語で話す。春日部から度々ダメ出しされる程ファッションに疎く、スカートを履く事は稀。追い詰められると見境なく逃げ出す癖があり、肝心な所で相手と向き合えない原因となっている。
コスプレを批判しつつも説得に根負けして試着を重ね、今では身内レベルでの公開を認める前向きな姿勢に変わる。「かわいい」と称されて満更ではない様子を見せ、笹原が想いを募らせるきっかけとなった[注 8]。『二代目』ではコミフェス等のイベントの他、後輩に気圧され執筆時にも着用。
生真面目かつ口撃的だが根は素直なツンデレ。無愛想な表情の裏では、自制の効かない腐女子ぶりや妄想癖に対する自己嫌悪が渦巻いている。数々の負い目を抱える為、言動において弁解に窮する程の齟齬を生じてしまう。強気に見えて押しに弱く、趣味以外では積極性を欠く「待ち」体質。『二代目』では落ち着きが増し全体の重しの役割を果たすが、笹原に対しては感情を露呈し涙を見せる事もある。
サークルの内外で多くの対立を生んだが、次第に心を開く中で会員のみならず、飛び出した漫研に対しても態度を軟化させてゆく。その一方で中学にて確執のある旧友に対しては、今だに体調を急変させる程の苦手意識を持つ。笹原を斑目との相対上「攻め」と認識し、恋愛感情を否定しながらも実際は両想いの間柄だった。
中3の時、中島に唆されて描いた巻田のBL系イラストが、当人の手に渡り破局。更に学校中に知れ渡り、嘲笑と罪悪感に耐え切れず校舎屋上から飛び降りを図った。この一件で悪夢に苛まれる程のトラウマを負い周囲から孤立。オタク(特に腐女子)に対する同属嫌悪や自棄的な逃避行動の発端となった。仲間や拠り所を求めつつも揉め事を繰り返し、笹原に惹かれながらドライな態度を貫いたのも、素直になれない自己否定と呵責の末の劣等感が原因だった。やがて現視研での活動を通じて内心を吐露するようになり、負い目を総て受け入れてくれた笹原の再告白を、遂に逃げる事なく承諾した。ただしトラウマの完全克服には至らず、その後も中島とのすれ違い時に狼狽に見舞われている。
【アニメ版】
八王子市に在住し下宿先は「コーポエメラルド101号室」[8]。視力は0.1程度。性格は原作よりややソフトで、会員達を気遣う仕草を度々見せる。オタク同士のカップル(以下オタップル)に悲観的で、大野と田中の恋人未満の関係を見抜くと共に、オタク(笹原)と付き合う気が無い事を改めて強調。しかし次第に笹原の言動を気にかけるようになり、彼の内定をきっかけに自分を隠す事無く向き合う覚悟を決める。第1期には最終話エンディングにのみ登場。
水橋演じる荻上はOVA版のリリースに先駆けて、『くじびき♥アンバランス』での予告ナレーションにて初登場(音声のみ)。
会長
声 - うえだゆうじ
初代会長。本名・学年・年齢は一切不明。つぶらな瞳と丸眼鏡が特徴。引退後も「会長」「初代」等と呼ばれる。感情の読めないポーカーフェイスと飄々とした態度で掴みどころの無い人物。一瞬の内に突然現れ逆に居なくなる他、喋らない時は存在感が極めて薄い。
「人間行動学に関するデータ」と称して学内の人物を観察し様々な情報を収集。その痕跡を残さぬストーキング能力は、警戒心の強い春日部にすら察知を許さない。また情報が及ぼす影響とその先の展開を見越した上で利用する策士の一面を持つ。ボヤ騒ぎにおける処分内容も事前に知り得ており相当な情報通と思われるが、現視研に関わる場合を除き口外はしない。
16年以上在籍の可能性が考えられるも、その詳細を探る事はタブーとされた。会長在任中は部室以外に殆ど姿を見せず、買い出しも不参加。廃部騒動において陰で現視研を救った後、誰も予想だにしなかった春日部の入会を実現させた。翌年春に卒業論文の制作に伴い、斑目を会長に指名して(ようやく)引退。活動停止中に春日部の元に現れ廃部の回避を伝達。責任を感じ落ち込む彼女を若干安堵させる。その後の消息は(卒業の可否も含め)不明で『二代目』にも未登場。
【アニメ版】
『げんしけん2』では春日部の回想シーンの中で1カットのみ登場(7話)。
笹原 恵子
笹原恵子を参照。
正式会員では無いが、大野の会長時には他校からのサークル参加としてカウントされている。

げんしけん 二代目からの会員[編集]

荻上の3年次に入会した新入生で、『二代目』における中心的人物。腐女子属性という共通点があり、荻上のアシスタントも兼ねる。

スザンナ・ホプキンス
声 - 後藤邑子 / 大空直美
原作40話より登場。体格は小柄で細身。髪は金髪ストレートのロングヘアで、『二代目』では多彩なヘアスタイルを見せる。通称は「スー」で、吉武からの別称は「チーフ」。当初は留学生寮と思われる所に住んでいたが、後に一般のアパートに引っ越した(偶然にも波戸の下宿先の隣り)。
荻上の2年次にアンジェラと共に来日し現視研と面識を持つ。直後の夏コミにて荻上のファンになり、年末の再来日では彼女の下宿先でホームステイを体験。翌年春に椎応大学へ留学し現視研に入会。『二代目』では荻上の忠実なアシスタントとして優秀な仕事ぶりを発揮する他、キャンパス内でも看板娘としてコスプレで活動中。
日本の作品を好む二次元オタクで、アニメや漫画の台詞を所構わずシャウト。留学生活の順応と共にオタク文化の知識を飛躍的に深め、守備範囲を古い娯楽映画などサブカル全般へと広げつつある。そのため繰り出すネタがマニアックになり、会員達が追いつけない状況にある。大野を介し初来日の3年以上前から同人誌を愛読しており、そのチョイスには定評がある。
初来日時の会話は英語だけだったが、ホームステイでは短いやりとりの他、荻上の東北弁まじりの独り言も理解。現在は日常的に会話を交し、プロフィールを漢字混じりで概ね正しく書くまで上達する。
無口なため心中が読みづらいキャラ。ネタ交じりの発言が多く、会員ですら冗談か本気かの判断に苦しむ。「荻上とキャラが被ってる」と評される程に無愛想で、人に懐くことは滅多に無い。留学後も態度は相変わらず、寄宿先の寮でも全く交流がなかった。会員達にはそれなりに心を許しており、口数や表情は以前より少し豊かになっている。
指示の際はよくジェスチャーを使う。即座にアイデアを出せるほど頭の回転が速く、目配りも気配りも利くが、その方向がズレていたり裏目に出る事も。大野同様、悪巧みの際はマスクを着用。格闘において驚異的な身のこなしを見せ、朽木に一瞬で詰め寄り掌底を浴びせた他、柔道初段の波戸にも勝利している。
留学以前の友人にアンジェラと大野がいるものの、スキンシップに乏しく母国では浮いていた。荻上に従順なあまり、笹原が彼女の傍にいると機嫌を損ねる。親切にしてくれた薮崎にも懐くようになり、児文研とも意気投合する等、サークル外でもコミュニティに広がりを見せている。
当初は斑目と波戸の間を取り持つような素振りを見せ、その様子まで観察。後に自身も斑目にアプローチを開始すが行動に一貫性が無く、気持ちを持て余し混乱気味である。
吉武 莉華(ヨシタケ リカ)
声 - 上坂すみれ(二代目)
1986年4月2日生まれ(荻上とは生年月日が6日違い[9])。一浪しており入会時には成人済。小柄で童顔、ポニーテールの長髪が特徴。高校ではオタク風な外見で、現在はアンダーリムの眼鏡をかけた垢抜けた格好。2歳下の妹・莉紗がいる。
新歓期の荻上のパフォーマンスに惹かれ入会。絵は描かないが、学園祭では会報に小説を寄稿し初めて創作活動を行った。
歴女系腐女子」で好みのジャンルは戦国武将。明るく物怖じしない性格。弁が立ち行動的な事から同期を引っ張る役回りとなる。面白そうな事に手を出してはよく騒動を巻き起こす。「~ッス」といった、くだけた敬語で話す。
現実的な見方から波戸と斑目の関係については悲観的である。
矢島 美怜(ヤジマ ミレイ)
声 - 内山夕実(二代目)
栃木県出身。リムレスの眼鏡を着用。太めの体型で、ボサ頭にノーメイク。ファッションも無難で平凡なシャツとジーンズ姿が基本。
新歓期の荻上のパフォーマンスに惹かれ入会。絵は上手くないものの、臆さないチャレンジ精神は吉武から尊敬されている。
女性らしさに欠ける腐女子で言動も男性的だが、納得の上でそのスタイルを貫いている。現実の美男子に興味が無く「アイドル嫌い」を自称しつつも、莉紗の男装や平時の波戸に動揺を見せる。
性格は生真面目でやや頑固。自室を宴会場に提供したり、恥を承知で会員達とコスプレを披露するなど付き合いも良好。同期の中では最も常識人でツッコミやフォローも多いが、時折暴走し挙動不審に陥る事がある。
波戸の女子力の高さに衝撃を受けつつもあくまで男子として接し、後に好意を抱く。
波戸 賢二郎(ハト ケンジロウ)
声 - 加隈亜衣(女声)、山本和臣(男声)(二代目)
『二代目』における主人公的存在。新潟県出身。3歳上の兄・雄一郎がいる。髪形はショートカットで女装時はウィッグを使用。中学時代は柔道部、高校時代は美術部(漫研)に所属。平時と女装時において声色が異なり、平時は同期に対しタメ口、女装時は基本的に丁寧口調。自治会には他校からの参加メンバー「竹谷 実可子(たけや みかこ)」という偽名を使用。
「腐女子に拒絶されずに一緒にBL話がしたい」との願望から、女装して現視研を見学。だがアクシデントで男子である事が発覚し、大野の提案により女子会員として扱う事が決定。現在でも女装の事は会員と関係者のみの秘密。
所謂「男の娘」でサークル活動時は基本的に女装。その容姿は正当派美人で、露出の多い服装でも体格的違和感を感じさせない。振る舞いも寝姿や寝言に至るまで完璧で、自己催眠を疑われる程。思考まで女性的なため同性愛者と思われがちだが本人は「BL作品が好きなだけ」と反論する腐男子。女性らしさを維持するため日々のケアは欠かさず、化粧道具も常に携帯。体毛等の生理現象で女装が崩れる事を嫌い、ヒゲに拒否反応を示す。
女装を始めてから「第2人格810(ハト)ちゃん(以下810)」が出現し、自分を810の視点で俯瞰視するようになる。やがて810との対話の中で斑目に対する妄想が現実に浸食しだした事を受け、好意を肯定して自分に正直になろうと決意。なお810は女装時には消滅していたが、暴走時には想い人の神永に近い形態で現れるようになる。
デッサンの基礎を積んでいるため画力が高い。さらに初見の画風を完璧に会得するなど潜在能力も未知数。荻上のアシスタントでは背景を担当し完璧に仕事をこなす。しかし心に何らかのブレーキがかかっているせいか、人物画では見る影もない特異キャラしか描けず、女装時でもコマ割りを無視した過激なBL調になってしまう。
柔道初段の実力と技を活かし、卒業した春日部に代わり朽木のツッコミを担当。ファッションセンスが高く『二代目』会員の中では最もオシャレ。料理は苦手だったが、斑目の腕前に感銘を受け特訓を始める。
性格は真面目で控え目。非常に動揺しやすく、特に平時では暴走気味に場を引っかき回す事が少なくない。
気さくに会話が出来る斑目には早くから心を開く一方で、彼に好意的な女性に対し嫉妬を露わにする傾向がある。以前から兄の恋人である神永に憧れを抱き、女装モデルの一人に加えている。自分以上の女装を披露し斑目とも親しい高坂に対し、羨望と敗北感を抱く。
入学当初はBL本や女装用の服を隠す目的から、ウォークインクローゼット設備の広い部屋を借りていた。大学から片道30分と遠いため着替えは女子トイレで行っていたが、後にスーの発案で大学に近い斑目の下宿先を「更衣室」としてあてがわれる。私物を隠さなくなった現在は、大学に近い新築アパートに引っ越した。
中学では柔道部の男子後輩に色目を使われていた。また高校では興味に駆られて神永の描いたBLイラストを見ていた事が発覚し、周囲から孤立してしまう。その経緯が女装に目覚め、極力男性面を隠す原因となった。

漫画研究会[編集]

通称「漫研」。学園際での主な催しは喫茶店。コミフェスの常連だが漫研名義では参加していない。当時会員だった荻上がサークル内の火種を炸裂させて以降、女子の間で派閥化が進み分裂状態にある。原口の勝手な居座りや荻上の移籍など現視研とは浅からぬ因縁があり、女子会員からの現視研女子に対する(嫉妬を含んだ)風当たりが強い。対照的に男子会員は好意的な様子で、同人誌作りの際は高柳らが協力。加藤、藪崎、麻田は単行本の描き下ろしで新たに登場したキャラで、中でも藪崎と麻田が『二代目』以降重要な役回りとなる。

高柳(タカヤナギ)
声 - 柳沢栄治
笹原の1年上の男子会員。やや小太りな体型に、波打つ口元が特徴。時折語尾の「な」を「にゃ」に変えて喋る。斑目から「ヤナ」と呼ばれ親しい間柄。コミフェス参加をアシストし、荻上を(半ば押し付ける形で)紹介するなど、現視研と度々関わりを持つ。原口の横暴や女子会員の派閥抗争に頭を悩ます苦労人。
【アニメ版】
荻上の移籍後も彼女の事を気にかけ、その作品も評価していた。
藪崎 久美子(ヤブサキ クミコ)
声 - 高木礼子 / 米澤円
原作49話より登場。荻上と同期の元会員。同人誌サークル『やぶへび』主催者。ふくよかな体形に三つ編みのおさげが特徴。関西出身で上京後も関西弁で話す。「メガネ男子受け」という荻上と共通の属性を持つ。荻上が現視研に転がり込むと共に、やがて漫画家を志す一因ともなった人物。
入会間もなく漫研全体を巻き込み荻上と対立。過去の経緯を謝罪する荻上に対し素直になれず突き放すものの、友達になりたい内心を見抜いた加藤の仲裁により和解。だが荻上との関係が女子会員から反感を買い、麻田共々追放される。現在はフリーとして活動。
加藤から「おそらく漫研で最も絵が上手い」と評される実力者。我が強く悪態もつくが、荻上達を気にかけ原稿を手伝う姉御肌の一面を持つ。スーに対し最初は苦手意識を持っていたが現在はいいコンビに。
荻上に対しライバル意識を持つと共に早くから才能に着目。また笹原以上に彼女の心情を理解しており、中島から過去話を聞かされても「承知の上」と、友人として擁護した。
【アニメ版】
荻上とは属性のみならず、同人誌における好みのジャンルやサークルまで共通する。
加藤(カトウ)
声 - 中尾衣里 / 笹本菜津枝
藪崎の1年上の女子会員。ストレートの黒髪で前を垂らした「貞子ヘアー」によりソバカス顔を隠しており、その素顔はお約束通りの美形。ぶっきらぼうな話し方だが、荻上と藪崎の間を取り持つなど面倒見が良く、人間関係に爆弾をかかえる漫研女子の均衡を保つ存在。大野と仲が良く、その趣味は推して知るべし。『二代目』では就活で忙しくなり、サークルに殆ど訪れなくなった。
麻田 直子(アサダ ナオコ)
声 - 斎藤桃子 / 多田このみ
藪崎の1年下の元会員。どんぐり目をした猫顔。語尾に「ニャ」をつけるなどキャラ作りを意識した口調だが、対照的に発言はキツめでツッコミ役。薮崎と一緒にいる事が多く、漫研追放後も共に行動。
名前は「げんしけん2」にて初出、「麻田(にゃーこ)」とクレジットに表記。『二代目』でフルネームが明らかになった。

サークル自治委員会[編集]

通称「自治会」。各サークルの動向に目を光らせ、必要とあらば廃部も已む無しとし実力行使も厭わない。廃部騒動以降、現視研への監視を強化する。

北川(キタガワ)
声 - 小林沙苗
笹原の1年上の副委員長。女気に乏しい身なりと態度が特徴。廃部騒動の渦中となる人物。
春日部から現視研の廃部をめぐり抗議を受け、持病の水虫をネタに脅迫まで受ける。これがきっかけとなり両想いの委員長と交際できた為、現視研を目の敵にしつつも一応は感謝している。水虫も治癒し、かつての委員長と専業主婦として近々結婚と、その幸せぶりを春日部に見せつけ卒業した。
風紀において厳格なだけでなくトラブル時の対処や指揮能力にも優れ、ボランティア表作成などのデスクワークでも辣腕を振るう。
春日部とは廃部騒動から続く犬猿の仲。脅迫の仕返しとばかりに嫌がらせを仕向けた事もあったが、涙目で落ち込む彼女を素っ気なく励ます思いやりな一面も見せる。
【アニメ版】
春日部から「学生運動家タイプ」と陰口を叩かれ、互いに「水虫カップル」「オタップル」といがみ合う。その後、迷惑をかけた現視研の為に尽力した彼女に「(現視研が)お似合いだよ」と労いの言葉をかけている。
委員長
声 - 小野大輔
姓名不詳。北川の1年上の委員長。北川とは対照的に温厚な人物で、廃部計画においても強硬な姿勢は見せず、春日部と口論する北川をなだめ制していた。北川に想いを寄せ、水虫の件も前々から承知の上で告白する。
三上(ミカミ)
声 - 田丸裕臣(二代目)
荻上、藪崎と同学年の委員長。北川仕込みの厳格な人物。3年次において既に内定済で、まともに就活をしない大野に対して厳しい態度をとる。
播磨(ハリマ)
声 - 斎藤寛仁(二代目)
三上の後輩。竹谷(=女装した波戸)に興味を持ち、接触を試みる度に三上や後輩(声 - 古川慎)に嗜められる。その一連のやりとりは現視研において腐れガールズトークの餌食となっている。

その他現視研関係者[編集]

原口(ハラグチ)
声 - 石井康嗣
笹原の2年上で現視研の幽霊会員。貫禄のある肥満体で愛想の無い笑みを浮かべ、穏やかだが嫌味に満ちた言い回しで話すのが特徴。
大手同人サークルに幅広いコネを持つ「同人ゴロ」。編集者を自称し、横暴な仕切りとピンハネで私腹を肥やす。その腹黒さ故「ハラグーロ」と陰口を叩かれ、現視研を始め多くのサークル、同人作家達から疎まれており、笹原にとっても反面教師的存在。ただしその実行力自体は評価する者もおり、現視研に対する辛辣な見解もあながち間違いではない。
現視研に見切りを付けた後は漫研に会費も払わず居座り続けた。卒業後も現視研のコミフェス参加を聞きつけ、傘下に置くべく勝手に他の作家とのブッキングを進めてしまう。現在の消息は不明。
【アニメ版】
同人作家の原稿を勝手に売却した事で損害賠償を請求され、行方をくらました模様。
沢崎(サワザキ)
声 - 伊藤健太郎
朽木と同期の仮会員。格ゲーの腕前に自信を持っていたが、春日部のテストと称した策謀により全国レベルの高坂に挑み完敗。ゲーマーと男の両方のプライドを潰され姿を消す。
【アニメ版】
歓迎会において自身が垢抜けている事をアピールするも、その図々しさが春日部の不興を買う。テストでの惨敗で高坂、春日部に対し苦手意識が芽生え、後日キャンパスで二人を見かけた途端に退散した。

会員個別の知人・縁者[編集]

会員の家族[編集]

笹原 恵子(ササハラ ケイコ)
声 - 清水香里 / 葉山いくみ
原作11話より登場。1986年6月10日生まれのA型。笹原の妹で顔立ちは瓜二つ[注 9]。茶髪のミディアムヘアーで、派手目な化粧と服装のギャル系女子。キャバクラでの源氏名は「今日子」。『無印』ではトラブルメーカー的な脇役だったが、『二代目』では物語に絡む重要人物。(顔立ちを除けば)春日部と類似点が多く、『二代目』での存在感も彼女に近い。
高1の時、兄との待ち合わせの場にて遭遇した高坂に一目惚れ。2年次から果敢にアタックを仕掛けるも悉くが春日部に阻止され、オタクの素質を過信したオタップル成立作戦も失敗。3年次には思い余って椎応大学を受験するも勉強不足が祟り不合格。卒業後は専門学校に進学しサークル参加と称して出入りするが、多忙な高坂とは殆ど会えず仕舞い。就活真っ只中の時期に夏合宿を提案し、ゴリ押しの末に実現させた。『二代目』ではキャバ嬢に転身。「失恋できてない」斑目にケジメをつけさせるべく、学園祭での告白を計画。
放任主義で育ち、滅多に帰宅しない放蕩娘だった。幾多の恋愛とキャバクラ勤めにより人生経験がムダに豊富で、年齢不相応な大人びた一面を持つ。男女関係に鋭く、兄と荻上の間柄を早い段階から察知した他、現在の斑目の心境を的確に把握している模様。
オタクに対し軽蔑的だったが、高坂との出会いを機に興味を持ち始め、兄と同じく現視研を通じて同人誌やコミフェスを体験する。『二代目』においてもキャバクラでプラグスーツのコスプレを企んだりゲームの話題に触れる等、抵抗感は解消されつつある。
男を顔で選ぶ傾向があり、惚れた相手の為なら努力を惜しまない。短絡的な性格に加え感情表現がストレート。そのため思いつきを実現に移す行動力だけは高く、時と場所を選ばない発言が多い。やや不遜な態度が目立つものの身の程はわきまえている様で、勢いで挑戦した受験では軽率な行動に後悔を見せ、高坂へのアプローチも現在は鳴りを潜めている。
オタクの兄を見下すが兄からもバカにされており、「妹萌え」とは程遠いキャラ。大野とは同人誌を借り受けた縁で仲が良く、張り合っていた春日部に対しても従順な姿勢へと変わる。反対に生真面目な荻上とは折り合いが悪く、度々場を気まずくしては兄に気苦労をかける。
4つ年上の斑目とは会話やケンカもタメ口。名刺を渡し店に誘うなど度々ちょっかいを出す事から多少は好意的な様子。そのせいかアンジェラに妙な対抗意識を見せ、波戸に対しても突き放した態度をとる。
【アニメ版】
アニメ嫌いだが、オタクになるべく兄の下宿先で『くじアン』を視聴し克服をはかった。OVA版ならび『げんしけん2』には未登場。
吉武 莉紗(ヨシタケ リサ)
声 - 早乙女翔(二代目)
吉武の妹。姉に従順でショタ属性を持つ腐女子。ショートカットでスレンダーな長身。初登場時は姉の企みにより、1歳年上の兄で和須田(ワスダ)大学2年生の「吉武 理人(リヒト)」と偽っていた。
小学校からのバスケットボール歴を持ち、推薦入学レベルの実力者。だが本人は進学を機にバスケを辞め、憧れだった腐女子ライフを送る事を望んでいる。バスケとのしがらみもあり進路に悩んでいたが、波戸の全裸を偶然目撃してからは椎応大学への進学を決意。
平素だとほぼ100%イケメンに間違えられるボーイッシュな風格で、大野が「コスプレ(男装)させたかった」と心底嘆く程の逸材。両親が身長差の著しい凸凹夫婦で、姉妹もその影響を受けたらしい。ただし胸の方は体格差に関係なく共に貧乳で、コンプレックスを感じている。
波戸 雄一郎(ハト ユウイチロウ)
声 - 浜田賢二(二代目)
波戸の兄。母親似の弟とは対照的に男らしい顔立ちと外見。高校時代は柔道部で主将を務め、弟について「才能は俺よりあったと思う」と語る。弟の想い人であった神永と婚約

大野のアメリカ時代からの友達[編集]

アンジェラ・バートン
声 - 甲斐田ゆき / 小林未沙
原作40話より登場。年齢不詳。金髪のショートカットに、大柄で(大野に劣るものの)グラマーな体格が特徴。
笹原の4年次に夏コミ見学と称しスーと日本を訪れ、大野とコスプレで共演。『二代目』での再来日の際、失恋した斑目に対し気兼ねなくアタックを開始するも、瀬戸際で波戸とスーに阻止される。
男性向けも嗜む腐女子。大野の話を真に受け、斑目を会う前から「Sou-uke」と認識。大野から「眼鏡フェチ」と評され、荻上の同人誌(千尋本)と斑目を気に入った模様。
テニス水泳などのスポーツが趣味。その為プロポーションは抜群で、炎天下の夏コミでも長時間涼しい顔でコスプレをこなすタフな人物。
明るく奔放な性格で、突然来日したかと思えば勝手気ままな行動をとり大野を振り回す。開放的な恋愛観を持ち、波戸とスーの嫉妬心を察知した上で「斑目を好きな者は全員一緒に彼を愛すればいい」と語る。
【アニメ版】
自己紹介程度しか日本語が話せない代わりにスキンシップで交流を図る。斑目に対し序盤から大胆なアプローチを仕掛けるが、春日部への片想いを察知し身を引いた(『二代目』ではこれらのエピソードを継承)。また田中に対しても色仕掛けでコス制作を迫り、大野に張り倒される。
スザンナ・ホプキンス
スザンナ・ホプキンスを参照。

荻上の中学時代の同級生[編集]

中島 裕子(ナカジマ ユウコ)
声 - 遠藤綾 / 日野まり
中学では文芸部に所属し、友人と非公開の同人誌を制作。荻上とは腐女子仲間で、小説の挿絵を依頼。
荻上と巻田の間柄を察知していながら、荻上のイラストだけで編成された「巻田総受け本」を暴露し、二人を破局へと追い込んだ。5年後の夏コミにて売り子の荻上と再会。表向きは友人として振る舞いつつも、隣の笹原に意味ありげな視線を向けていた。『二代目』にて再びコミフェスを訪れ、荻上不在の『雪見庵』の面々に中学での一件を話すが、藪崎らの変わらぬ友情を知ると「二度と荻上とは会わない」と言い残し立ち去った。
暴露の動機が巻田への嫉妬によるものかは不明[注 10]。腐女子と自己を嫌悪する荻上から「同類」呼ばわりされるほど両者の遺恨は根深い。ただ、荻上が過去の苦しみから救われる事を望んでいる様子で、悪意だけの人物ではないと思われる。
重田 三奈(シゲタ ミナ)
声 - 井口裕香 / 小笠原早紀
荻上とは腐女子仲間で、中学では文芸部に所属。中島と共に度々コミフェスに来場。荻上に対する中島の態度を諫めようとしている。
巻田(マキタ)
荻上の元恋人。眼鏡をかけている為か、荻上から「受け」と評された。荻上に告白し、内密に交際を開始。だが順調と思われた矢先、荻上のイラストが原因で不登校を続けた末、再会する事なく転校した。この出来事が長きに渡り、荻上の心に暗い影を落としてしまう。

波戸の高校時代の知人[編集]

神永 みちる(カミナガ-)
声 - 能登麻美子(二代目)
波戸の憧れの先輩で、女装モデルの一人でもある美女。後ろ姿だと見分けがつかない程ソックリ[注 11]だったが、後に髪を切り黒く染め直した。やや男性口調で喋る。
高校時代はBLイラストを描いては美術部にて公開。後に波戸の女装化の引き金となる。学園祭にて波戸と再会。雄一郎と近々結婚し義姉となる事を伝えた。
筋金入りの腐女子で、波戸の女装癖に驚くどころか逆に兄弟のカップリングを妄想している。更に「ハト×マダ」の予感に歓喜し後押しまでする。
今野(コンノ)
声 - 山岡ゆり(二代目)
波戸の同級生で当時は美術部に所属。大きな三白眼が特徴。波戸の「(神永のイラストを)トイレで見ていた」との発言への誤解が原因で、彼が校内で孤立した事に罪悪感を覚えている[注 12]。学園祭にて波戸と再会した際、彼の女装癖が自分のせいと思い込み号泣した。
腐女子だが神永ほどではなく、彼女の上級者ぶりに閉口。波戸への好意を神永に見透かされている。
藤(フジ)
声 - 種田梨沙(二代目)
波戸の同級生で当時は美術部に所属。今野とは逆に目が小さく、背が高い。

吉武の高校時代の知人[編集]

沢渡(サワタリ)
声 - 優木かな(二代目)
吉武の歴女仲間で当時は史学部に所属。染めてウェーブを掛けたセミロングで、セルフレームの眼鏡を着けている(高校時代は髪を染めずにハーフアップにしていた)。部活に入り浸っていた吉武達と腐女子論争を繰り広げていた。
福田(フクダ)
吉武の歴女仲間で当時は史学部に所属。ショートボブにハーフリムの眼鏡が特徴。史学部3人の間ではツッコミ役。

矢島の高校時代の知人[編集]

美作(ミマサカ)
声 - 阿久津加菜(二代目)
矢島の同級生。ぽっちゃりした容姿の「気弱なオタク女子」で矢島の後ろが定位置。

[編集]

元彼[10]
声 - 野島裕史
姓名不詳。春日部が「とっくの昔に別れた」と言い張る旧知の男性。春日部と久々に会うべく学園祭を訪れた際、猫耳姿の彼女と遭遇。焦る姿を横目に、今までの未練が冷めたような面持ちで立ち去った。会員達はその存在を高坂に漏らさぬよう、春日部から固く口止めされている。
金子 悟(カネコ サトル)
「鷲田社」代表取締役社長。一次面接にて笹原を無言のプレッシャーで威圧するが、小野寺からは冗談交じりに「お飾り」と揶揄される。
小野寺 竜二(オノデラ リュウジ)
声 - 千葉進歩
「鷲田社」社員。派遣先はマガヅン編集部で『くじアン』の担当者。ややクセのある人物で、笹原の二次面接官を務める。編集者として相反するポリシーを持ちながらも、笹原の真摯な姿勢を前向きに評価した。

現視研および現視研会員による発行誌[編集]

メバエタメ
不定期刊行のコピー誌。1987年発行の会誌が確認されている。
いろはごっこ
『げんしけん』発行。男性向け「くじアン」本。発行数200(内保存用20)。完売。
あなたのとなりに
『雪見庵』発行。女性向け「くじアン」本。発行数50。頒布数11。

用語[編集]

げんしけん(サークル)
笹原の会長時に設立された現視研主催の同人誌サークル。大学サークル名義での成人向け作品の発表が危惧されたため、春日部によって命名された。原口の介入やスケジュールの遅延、会員同士の衝突といった諸問題をどうにか乗り切り夏コミに同人誌を刊行。コスプレによる販促も功を奏し完売した。現場の苦労が堪えた笹原は次回以降の参加を見送るが、この時の経験と反省が後に活きる事になる。荻上がコミフェスにて初めて作品(イラスト)を発表したサークルでもある。
コスプレ大会
ボヤ騒ぎ後の学園祭で行われた「『くじびきアンバランス』コスプレ大会」を指す。市が主催のアニメフェスタの一環としてアニ研と漫研合同で開催。優勝候補だった大野が病欠となり、春日部が代役と罰ゲームを兼ねて出場する羽目に。田中制作の「会長」アレンジコスで注目を浴びる中、盗撮者の撃退という功績も立て優勝。活動停止は帳消しされなかったが、この一件で風当たりが緩和され廃部だけは免れる形となった。斑目が春日部に心奪われたのもこの時である。
コミフェス
超巨大同人誌即売会「コミック・フェスティバル」の略称。東京ビッグサイトにて年2回開催されるオタクの祭典で、8月開催のコミフェスを「夏コミ」、12月を「冬コミ」と呼ぶ。秋葉原と並ぶ会員達の屋外活動の場で、ほぼ毎回エピソードの舞台となる。実在するイベント「コミックマーケット(コミケ)」に該当するが、名称が商標登録されているため作中では使用されない。
ストフェス
ガレージキットのイベント「ストレインジ・フェスティバル」の略称。コスプレイベントも催されており、田中と大野が参加。実在するイベント「ワンダーフェスティバル(ワンフェス)」に該当する。大阪・日本橋で開催されているストフェス(ストリートフェスタ)とは無関係。
ドッキリ
室内に仕掛けた「罠」に対する新人会員の反応を、向かい上の児文研から観察する伝統イベント。初代会長が人間行動学に関するデータ収集をしていた事から、その一環と思われる。仕掛け人が代わる度に趣旨に異なりを見せ、笹原達の卒業時にも特別に開催された。作中において対象とされた女子会員は荻上のみ。また朽木は仕掛ける価値なしと見なされ免除。高坂は罠にかからず、斑目、笹原、荻上は二度犠牲になった。
ボヤ騒ぎ
春日部の提案により部室の大掃除が強行された際、ゴミ置き場に集積された古雑誌に春日部の落としたタバコが引火。消防車が出動する事態に発展してしまう。北川の迅速な対応により負傷者こそ出なかったものの、無期限活動停止の仮処分を受け学園祭の参加が中止に。その後正式処分として1ヶ月間の部室使用と活動の禁止に加え、総計100時間のボランティア活動が通達された。
会長(律子)
「律子・キューベル・ケッテンクラート」の通称で、『くじアン』談義に出てくる「会長」の事を指す。絶大な人気を誇るキャラクターで、春日部のコスプレのモデルなど作中でも深く関わりを持つ。
合宿
「ゲーム三昧」という偏見を恐れ見送られていたが、笹原の4年次に二泊三日の軽井沢旅行を実施。卒業組からは斑目と田中が参加。内密に計画された笹原と荻上のカップリングは成就しなかったものの、初めて互いに本心を語り合えた場となった。オタク絡みでない『無印』での屋外活動はこの他に海水浴、成田山の3回のみ。
椎応大学(シイオウダイガク)
物語の舞台となる大学。「都心から電車で1時間、東京の端にある」「新宿から電車で30分、丘の上」とされる[11][注 13]。サークル棟は4階建てで、中庭を囲む回廊状の建築フォーム。同じ講談社発行の『さよなら絶望先生』にも、同名の大学が登場する。
廃部騒動
サークルの設立要請に部室確保が間に合わなくなった自治会が、活動に消極的なサークルの削減を計画したのが発端。当初は歓喜していた春日部だが、自治会の横暴と原口の嘲り、それらに尻込みする会員達を見かねて抗議。最終的に活動計画書の提出により廃部を逃れたものの、春日部が勝利の代償に得たものは現視研への入会とオタクのレッテルだった。
斑目総受け
原作34話における荻上の「斑目受け」の妄想が発端となり、後に大野の猛アピールにより「総受け」が確定した。「受け」側の笹原ですら絡みにおいて「強気攻め」へと昇華するほど圧倒的で、大野の海外の友人や後輩会員達にも浸透してゆく。
鷲田社(ワシダシャ)
編集者専門の人材派遣会社。新聞に出していたマンガ編集者の募集広告が笹原の目にとまった。

くじびきアンバランス[編集]

連載当初から雑談ネタ、コスプレ、同人誌とエピソードに深く関わってきた。原作36話にて律子、如月の卒業を以て「第一部完」と銘打ち、一つの節目を迎えた。その掲載時期が斑目達の卒業と重なった事から、原作においても大きな転換期となっている。連載時には語られなかったストーリーや設定が、単行本の書下ろしにて会員達のレヴュー形式で解説。「アニメ版」では深夜アニメとして放送されており、現視研でも度々ビデオを上映。また部室の表扉の会長(律子)の絵の他、室内にもポスターが貼られている。

『くじびき♥アンバランス』漫画版単行本1、2巻の巻末に、『げんしけん』のその後を描く描き下ろしおまけ漫画「くじびき♥げんしけん」が掲載されている。

作中にて各キャラが以下のコスプレをする場面がある。

  • 春日部:会長(律子・キューベル・ケッテンクラート)
  • 大野:副会長(如月香澄) - 他に2巻の「くじびき♥げんしけん」で山田薫子
  • 高坂:橘いづみ - アニメ「げんしけん2」では秋山時乃(第2期版)に変更
  • 荻上:上石神井蓮子
  • 波戸:山田薫子

ラーメン天使プリティメンマ[編集]

ラーメン天使プリティメンマ』は、『げんしけん』に登場する架空のアダルトゲームである。アニメ版第2期『げんしけん2』と併せて、スピンオフ作品として漫画、ドラマCDなどが制作された。

原作17話に登場。笹原が斑目に勧められ、初めて自分のPCでプレイしたエロゲー。原作での扱いはこのエピソードのみで、『くじびきアンバランス』に比べれば一過性のネタ扱いである。原作で描かれた詳細は以下の通り。

  • 所謂「魔法少女もの」で、つるぺた属性が高い。
  • 1クール、13話構成で1話完結形式。
  • コミカルながらも毒のあるキャラ造詣により人間描写が深い。
  • Hシーンが中々登場しない(笹原の「開始5分でエロシーンを」との要望に対する斑目の罠)。

アニメ版第1期ではこのエピソードは省かれているが、第12話で笹原の部屋にパッケージが一瞬だけ登場する。これは第2期『げんしけん2』と併せてスピンオフしたものとは無関係と見て良い。

『げんしけん2』では、『くじびき♥アンバランス』と並んでこの『プリティメンマ』がフィーチャーされている。本編では、シリーズ第2作『ラーメン天使プリティメンマ2』が登場し、田中や笹原がプレイする場面や、大野がキューティトンコのコスプレをする場面などがある。また、第7話からのオープニングでキューティトンコ(大野)、プリティメンマ(荻上)、セクシーメンマ(春日部)のコスプレが加わる。

スピンオフ作品として、2007年に城井のりあによる漫画版が『月刊コミックアライブ』(メディアファクトリー)で連載され、2008年1月に単行本(全1巻、MFコミックス アライブシリーズ ISBN 978-4-8401-1992-4)が刊行された。また、ドラマCDも2007年12月に発売された(ランティス LACA-5722)。

さらに、『げんしけん2』DVDにセル画やピクチャードラマが特典として付けられている。

なお、原作本編56話(『二代目』第一話)内で、朽木が「ラーメン天使プ(以下略)エレクトメイクアーーーーップ!バージョン」のコスプレをする場面がある。

『げんしけん』に登場するパロディ作品[編集]

上記のオリジナルの他、タイトルをもじった多数のパロディ作品が登場する。以下はその一部。

※括弧内は元ネタ。太字はアニメ版

コミック[編集]

単行本(アフタヌーンKC)

連載時のカラーページの殆どをカラー印刷で収録。描き下ろしが豊富で、4コマ漫画「その後」の他、殆どの巻末に短編が用意されている。他にも追加エピソードを単行本8巻(第48話、第49話)と9巻(P9からP90)にて加筆しストーリーを補完している。第10巻から副題の「二代目」が付き、以降の巻数は副題で数える形式をとっている。

第1巻 2002年12月18日発売(ISBN 978-4-06-321144-3
表紙:春日部、笹原、斑目、久我山。部室での一日。
カバー下:「くじびきアンバランス アニメ設定資料集」のネタ。
描き下ろし:主要キャラのプロフィール。
第2巻 2003年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321151-1
表紙:高坂、春日部、笹原。屋外での一幕。
カバー下:「くじびきアンバランス」のイラスト集。
描き下ろし:現視研メンバーによる「くじあん名場面集」のネタ。
第3巻 2003年12月22日発売(ISBN 978-4-06-321155-9
表紙:大野(コスプレ)。部屋でコスプレ衣装に囲まれて。
カバー下:「くじびきアンバランス アンバランスファイター」(架空同人ゲーム)のキャラ別技一覧。
描き下ろし:現視研メンバーによる「くじアン」同人格闘ゲーム(架空)の感想集。
第4巻 2004年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321162-7
表紙:大野。画面手前の手は春日部。本編中、春日部の初コスプレシーンより。
カバー下:実際の「げんしけん アニメ設定資料集」。
描き下ろし:現視研メンバーによる「くじアン」恋愛ゲーム(架空)の感想集。
第5巻 2004年11月22日発売(ISBN 978-4-06-321164-1
表紙:春日部、大野(コスプレ)、笹原。本編中、コミフェス参加シーンより。
カバー下:「いろはごっこ」(本編中で笹原らが作った成人向け同人誌)の表紙。
描き下ろし:現視研メンバーによるアニメ版「私のくじあん名場面集 Returns」のネタ。
第6巻 2005年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321170-2
表紙:荻上(くじあんコスプレ)、笹原、春日部。大学構内での一幕。
カバー下:春日部、大野のフィギュア作成過程の連続写真。
描き下ろし:田中による「くじアン」キャラ「忍先生」のフィギュア作成過程連続写真。
【特装版】第6巻 2005年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321170-2
表紙:荻上(スク水)、笹原、春日部。大学構内での一幕。
特典:PROJECT G げんしけん「同人誌」。(下記参照)
第7巻 2005年12月22日発売(ISBN 978-4-06-321174-0
表紙:荻上、笹原、大野。原稿執筆中。
カバー下:「あなたのとなりに」(本編中で荻上が作った成人向け同人誌)の表紙。
描き下ろし:笹原と斑目の対談形式による「くじアン 設定ラフ画あれこれ集」のネタ。
第8巻 2006年8月23日発売(ISBN 978-4-06-321179-5
表紙;荻上、笹原。大学付近の坂道での一幕。
カバー下:実際の「くじびき(はあと)アンバランス アニメ設定資料集」。
描き下ろし:笹原と斑目の対談形式による現実の「くじびき(はあと)アンバランス 設定ラフ画あれこれ集」、第48話「放課後デート倶楽ブ」、第49話「メイド喫茶と三顧の礼」。
第9巻 2006年12月22日発売(ISBN 978-4-06-321183-2
表紙:春日部、荻上、笹原、斑目。部室での一日。
カバー下:メインキャラおよびサブキャラ全員。;
描き下ろし:第50話「スージーといっしょ」、第51話「ボンノーはとめどなく」、第52話「Rain or Shine」。
【特装版】第9巻 2006年12月22日発売(ISBN 978-4-06-364674-0
表紙:春日部、大野、荻上。背景は無し。
特典:アニメ版キャスト&スタッフによる「完全新作ドラマCD」、PROJECT G2 げんしけん「同人誌」(下記参照)
第10巻 - 二代目の壱 2011年5月23日発売(ISBN 978-4-06-310752-4
表紙:スー、荻上。新歓活動で荻上のイラスト実演中。
カバー下:スーの「さよなら絶望先生」小森霧の「開けないでよ」のパロディ。
読み切り(2010年2月号)収録(第56話)。
第11巻 - 二代目の弐 2011年12月22日発売(ISBN 978-4-06-310793-7
表紙:波戸(コスプレ)、吉武、矢島。コミフェス会場の一幕。
カバー下:(表)スーが部屋で荻上グッズの山に囲まれて絶望先生ネタ。(裏)スーと漫画研究会の藪崎と麻田直子。
【特装版】第11巻 - 二代目の弐 2011年12月22日発売(ISBN 978-4-06-358377-9
表紙:波戸(女装)、吉武、矢島。コミフェス会場の一幕。
特典:波戸君の寝姿フィギュア。
第12巻 - 二代目の参 2012年6月22日発売(ISBN 978-4-06-387826-4
表紙:スー、吉武、矢島、波戸。部室でのおやつタイム。
カバー下:(表)吉武がお菓子を開けまくり、スー食べまくり、矢島つられて食べる、波戸は呆然。(裏)矢島がシャツ一枚。
第13巻 - 二代目の四 2012年12月22日発売(ISBN 978-4-06-387856-1
表紙:スー、薮崎、麻田、矢島、吉武、斑目。学園祭中、薮崎のタコヤキをねだるスー。
カバー下:(表)タコヤキを味わうスーの後ろで「いつも何か食っている」と話す矢島と吉武。(裏)スカート脱いで髪留めを外した恵子。
第14巻 - 二代目の伍 2013年6月21日発売(ISBN 978-4-06-387895-0
表紙:斑目。部室で雑誌を読む。
カバー下:(表)大野(コスプレ)、春日部、荻上。(裏)スー(コスプレ)。
第15巻 - 二代目の六 2013年12月20日発売(ISBN 978-4063879452
表紙:スー、波戸(男)。背景はコミフェス。
カバー下:(表)スー、波戸(男)。(裏)スー(コスプレ)。
【特装盤】第15巻 - 二代目の六 2013年12月20日発売(ISBN 978-4-06-358462-2
表紙:斑目がスーを肩車。荻上、笹原、久我山。背景は成田山神社の通路。
カバー下:
特典:オリジナルアニメDVD『成田山初詣編』。
第16巻 - 二代目の七 2014年6月23日発売(ISBN 978-4063879773
表紙:笹原妹、アンジェラ、大野。背景は祭り屋台。
カバー下:(表)スー、笹原妹、アンジェラ、大野。(裏)大野(コスプレ)、笹原、荻上。


PROJECT G げんしけん「同人誌」
げんしけん6巻特装版付録の同人誌。『げんしけん』『くじびきアンバランス』を題材に多数の作家が筆を振るっている。
あさりよしとお甘詰留太うたたねひろゆき久米田康治桜玉吉志村貴子園田健一TAGRO田丸浩史二宮ひかる氷川へきる平野耕太ももせたまみ八雲剣豪
PROJECT G2 げんしけん「同人誌」
げんしけん9巻特装版付録の同人誌。『げんしけん』を題材に多数の作家が筆を振るっている。
みつみ美里鳴子ハナハル畑健二郎森山大輔鈴木次郎沙村広明石田敦子瀬口たかひろ藤木俊犬上すくね小梅けいと安彦良和きづきあきらサトウナンキ竹下けんじろう安永航一郎有馬啓太郎篠房六郎水橋かおり
現代視覚文化研究会活動記録
9巻特装版付録のドラマCD。キャストはアニメ版と同じ。脚本は横手美智子。トラック2では出演声優によるコメントが収録されている。
単行本(講談社コミックスデラックス)

※設定資料集のようなもの

アニメ[編集]

第1期[編集]

2004年10月から12月まで、UHFアニメとして放送、全12話。単行本1巻の「第1話 現視研」から4巻の「第22話 げんしけん誕生」まで(作中時間で約1年9か月)の内容で、一部省略されたエピソードがあるものの、基本的には原作の流れにほぼ即している。

原作にて商標権著作権に関わる商品名やタイトルが登場するが、アニメでは一部を除き問題なく再現された。逆にアニメ化において新たに登場したタイトルも多数存在する。版権関連の詳細は以下の通り。

アニメにおいて部分的に登場した作中作『くじびきアンバランス』は『げんしけん DVD-BOX』購入特典のボーナスディスクとして一部回(第1話・第21話・第25話)をフルタイムで収録、後にキッズステーションにて全話放送。

1話オープニングのみ『くじびきアンバランス』を使用[注 15]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニング主題歌
「くじびきアンバランス」(1話)
作詞・作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - 小池雅也 / 歌・演奏 - UNDER17
「マイペース大王」(2話以降)
作詞・作曲・編曲・歌 - manzo
エンディング主題歌「びいだま」
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 現代における視覚を中心とした文化の研究 横手美智子 池端隆史 山田一夫 谷口淳一郎
2 消費と遊興による現代青少年の比較分類 吉田玲子 古橋一浩 三原武憲 興石暁
3 地域文化振興の問題点とその功績 花村こけし 殿勝秀樹 福本潔 敷島隆
4 扮装と仮装の異化による心理的障壁の昇華作用 池田眞美子 古橋一浩 平向智子 青井清年
5 自律行動に見る排斥と受容の境界 平見瞠 原明 池下博紀
6 サブカルチャーをめぐる他者との関係論 中瀬理香 古川順康 三原武憲 興石暁
7 対人関係における行動選択の特徴 横手美智子 平向智子 原健
8 量産型製造過程における比較研究 高橋ナツコ 佐藤卓哉 さんぺい聖 松下清志
木下ゆうき
9 特殊閉鎖状況下における説明義務の有無について 横手美智子 水島努 谷口淳一郎
10 経済効果から考える余暇消費のフェティシズム 小林靖子 原明 殿勝秀樹 青井清年
11 都市型犯罪における悪意の所在論 横手美智子 うえだひでひと 三原武憲 興石暁
12 組織の再構築時に発生する課題と対策 水島努 谷口淳一郎

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
千葉県 ちばテレビ 2004年10月10日 - 12月26日 日曜 24:00 - 24:30 独立UHF局
埼玉県 テレビ埼玉 日曜 25:05 - 25:35
兵庫県 サンテレビ 2004年10月11日 - 12月27日 月曜 24:00 - 24:30
三重県 三重テレビ 月曜 25:30 - 26:00
神奈川県 tvk 2004年10月12日 - 12月28日 火曜 25:05 - 25:35
日本全域 キッズステーション 2004年10月15日 - 12月31日 金曜 24:00 - 25:00 CS放送
福岡県 TVQ九州放送 2005年1月11日 - 3月29日 火曜 26:50 - 27:20 テレビ東京系列
キッズステーション 木曜24:30枠
前番組 番組名 次番組
げんしけん

関連CD[編集]

OVA版[編集]

2006年12月22日より発売された『くじびきアンバランス DVD-BOX』の購入特典として、各ボックスに1本ずつ同梱された完全新作。全3話。2008年6月には1巻にまとめた『げんしけんOVA COLLECTION』が発売された。2007年12月31日にキッズステーションにおいて一挙放送。

今作ではスタッフおよび製作会社はシリーズ構成・脚本(OVAでは全作を担当)の横手美智子以外ほぼ総入れ替えとなったが、声優陣に関しては第1期のキャストをそのまま起用。ストーリーは単行本4巻の「第24話 にゅーアンバランス」から5巻の「第26話 斑目式買い物法応用編」、6巻の「第31話 かしまし娘+1」「第32話 フタリノセカイ」に当たる内容で、一部原作と異なる順序でエピソードを組み合わせている。また13話においてSNKプレイモアの「ザ・キング・オブ・ファイターズ XI」、オープニングと14話においてアルファ・システムの「式神の城II」の映像を使用している。原作との相違点は以下の通り。

  • 大野の着メロが変更。
  • 荻上の『くじアン』のコスプレがTV版のデザインに変更。
  • 恵子の登場シーンがカット。

オープニングはTV版『くじアン』のパロディで、主題歌は引き続きmanzoが担当。エンディングもアツミサオリの「びいだま」がそのまま使用されている。

スタッフ(OVA)[編集]

  • 監督 - 水島努
  • 原作 - 木尾士目
  • シリーズ構成・脚本 - 横手美智子
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 柳田義明
  • 美術設定 - 泉寛
  • 美術監督 - 奥井伸
  • 色彩設計 - 中島淑子
  • 撮影監督 - 斎藤秋男
  • 編集 - 及川雪江、田村ゆり
  • 音響監督 - 明田川仁
  • 音楽 - 長谷川智樹
  • プロデュース - ジェンコ
  • 制作 - 亜細亜堂
  • 製作 - メディアファクトリー、東芝エンタテインメント、キッズステーション、コミックとらのあな、ジェンコ

主題歌(OVA)[編集]

オープニングテーマ「青春として」
作詞・作曲・編曲・歌 - manzo
エンディングテーマ「びいだま」
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二

各話リスト(OVA)[編集]

OVA版(くじびき♥アンバランス DVD-BOXに同梱)
※OVA版ではTVからの通し番号として話数が割り振られている
巻数 話数 サブタイトル 絵コンテ 演出 作画監督
1 13 オタクが嫌いな荻上です 福富博 根岸宏樹 藤森雅也、をがわいちろを
2 14 私はオタク星人 岡英和 朝見松雄 鹿島功光
3 15 じゃあ、脱がしてあげるッ! 八谷賢一 福本潔 二宮壮史、飯飼一幸
松岡秀明、鷲北恭太
柳伸亮、吉田伊久雄
うめつゆきのり

げんしけん2[編集]

2007年10月から12月までUHFアニメとして放送、全12話。キャラクターデザイン・総作画監督の柳田義明、シリーズ構成・脚本の横手美智子など一部を除き、スタッフはOVA版から変更されているが、ストーリーはOVA版の続きとなっている(時間上は第14話の続きで、序盤と第15話が前後する)。 また原作者の木尾士目が第4話、第10話の脚本、および第12話のエンディング・ダイアローグを担当。単行本5巻の「第27話 志・ミノタケ」から7巻の「第42話 メンセツ」まで(作中時間で約1年3か月)の内容で、単行本描き下ろしのおまけ漫画もストーリーに取り込んでいる。原作や第1期、OVAとの主な相違点は次の通りである。

  • 恵子が登場せず、関連エピソードは省略もしくは朽木の役回りに変更。
  • 原作に登場しない加藤、藪崎、麻田が、話の本筋にはからまないものの登場[12]
  • 第4話は原作23話「SPACE CHANNEL 2」をベースにしたオリジナルエピソードで、大野と田中が恋仲に発展するまでの過程を描いている。
  • エピソードの大半で順序の入れ替えや場面間の移動が行われている。
  • 原作2話分をアニメ1本に収めた回は第3話と第8話のみで、他は原作1話分の内容にオリジナル要素を追加しアニメ1本分に膨らませている。
  • 『くじびきアンバランス』のデザインがOVA版と同様にTV版に変わっている(劇中でも第2期という設定)。ただし、第7話に登場する「OVAで出た完結編」(劇中のみの存在)では第1期のデザインに戻されている。
  • 原作には登場しない架空のアダルトゲーム『ラーメン天使プリティメンマ2』が随所でフィーチャーされている。
  • コミフェスでの大野とアンジェラのコスチュームが一部を除き変更。

オープニングは、笹原が見た夢という形で、ほとんど全編をロボットアニメのオープニング[注 16]のパロディと女性キャラのコスプレ(『くじアン』および『プリティメンマ』)が占めている。

スタッフ(第2期)[編集]

  • 監督・色彩設定 - よしもときんじ
  • 原作 - 木尾士目
  • シリーズ構成 - 横手美智子
  • キャラクターデザイン - 柳田義明
  • 総作画監督 - 柳田義明、石橋有希子野口孝行
  • 美術設定 - 泉寛
  • 美術監督 - 奥井伸
  • 撮影監督 - 佐々木和宏
  • 編集 - 田熊純
  • 音響監督 - 明田川仁
  • 音楽 - 小池雅也オカザキシュン(4-EVER)
  • 音楽制作 - ランティス
  • プロデュース - ジェンコ
  • 制作 - アームス
  • 制作協力 - 亜細亜堂
  • 製作 - コミフェス準備会(メディアファクトリー、シュウゲート、キッズステーション、ジェンコ)

主題歌(第2期)[編集]

オープニングテーマ「disarm dreamer」(第2話 - 第11話)
作詞 - 畑亜貴 / 作曲 - 黒須克彦 / 編曲 - 宅見将典 / 歌 - 美郷あき
エンディングテーマ
「クラブハウスサンド」(第3話、第7話を除く)
作詞・作曲・歌 - ゆうまお / 編曲 - 菊谷知樹
第3話では挿入歌として使用、第9話はボーカル無しのインストゥルメンタル・バージョン。
「あい」(第3話)
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二
「びいだま」(第7話)
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二
挿入歌「くじびきアンバランス」
作詞・作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - 小池雅也 / 歌・演奏 - UNDER17

各話リスト(第2期)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 新会長のココロザシ 横手美智子 よしもときんじ イワナガアキラ 宮澤努
2 会議はモメル 松本マサユキ Joung Soon an
3 アツい夏の一日 三田小太郎 藤本義孝 Park Chang hwan
4 デキテンデスカ? 木尾士目 杜野幼青 岩崎知子 をがわいちろを
5 マダラメ総ウケ 横手美智子 よしもときんじ 藤本義孝 Joung Soon an
りんしんBLパート)
6 趣味のモンダイ 三田小太郎 イワナガアキラ 宮澤努
7 卒業症候群 藤本義孝 Seo jin Won
8 こすけん よしもときんじ 松本マサユキ Joung Soon an
9 シューカツはいつも雨 杜野幼青 中村近世 服部憲知、清水智子
栗原学
10 オタク・フロムUSA 木尾士目 岩崎知子 をがわいちろを
11 リアル・ハードコア 横手美智子 杜野幼青 藤本義孝 宮澤努
12 その先にあるもの… よしもときんじ 石橋有希子野口孝行
Eum Ik hyun

放送局(第2期)[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
埼玉県 テレ玉 2007年10月9日 - 12月25日 火曜 25:30 - 26:00 独立UHF局
千葉県 チバテレビ
愛知県 テレビ愛知 火曜 27:28 - 27:58 テレビ東京系列
神奈川県 tvk 2007年10月10日 - 12月26日 水曜 25:15 - 25:45 独立UHF局
兵庫県 サンテレビ 2007年10月11日 - 12月27日 木曜 26:10 - 26:40
日本全域 キッズステーション 2007年10月12日 - 12月28日 金曜 24:00 - 24:30 CS放送 製作委員会参加
キッズステーション 金曜24:00枠
前番組 番組名 次番組
げんしけん2

関連CD(第2期)[編集]

げんしけん二代目[編集]

2013年7月から9月まで放送された。テレビシリーズ第3期[注 17]。このアニメ化については同年1月25日に発売された月刊アフタヌーン3月号で発表されており[13]、同年5月6日13時30分には制作記者会見が行われた。その模様はニコニコ生放送で生中継され[14]、5人のメインキャストが初披露された[15]。第1期〜第2期から引き続き登場する人物の声優陣は、総入れ替えとなった[注 18]

本作ではアニメーション制作をProduction I.Gが担当しているためもあり、第4話のコミフェス会場では同じくI.G制作作品かつ水島監督作品の『よんでますよ、アザゼルさん。』の主人公、アザゼル篤史などがコスプレイヤーの1人としてカメオ出演した。また、第13話では同じくI.G制作協力作品の『進撃の巨人』のワンシーンが効果音込みのパロディとして再現された。原作の版元が同じ作品では第1話で『化物語』のパロディネタが原作通りに放送され、さらにアニメ版のワンシーンも劇中でそのまま使われた。

時代背景は笹原が卒業した後の2006年前後と設定されているが(部室内のゲーム機等)、大野のコスプレモチーフは時代をかなり先行している(『ベヨネッタ』、『魔法少女まどか☆マギカ』等)。

スタッフ(二代目)[編集]

  • 監督・音響監督 - 水島努
  • シリーズ構成 - 横手美智子
  • キャラクターデザイン - 谷口淳一郎
  • 衣装デザイン - 浦上貴之
  • プロップデザイン - 竹中真吾
  • 美術監督 - 立田一郎
  • 美術設定 - 針生勝文
  • 色彩設計 - 上野詠美子
  • 特殊効果 - 村上正博
  • CGディレクター - 遠藤工
  • 撮影監督 - 古川文男
  • 編集 - 植松淳一
  • 音楽 - 福廣秀一朗
  • 音楽制作 - スターチャイルドレコード
  • プロデューサー - 林玄規、土屋潤一郎、川口徹
  • アニメーションプロデューサー - 松下慶子
  • アニメーション制作 - Production I.G
  • 製作 - げんしけん二代目製作委員会

主題歌(二代目)[編集]

オープニング主題歌「げんし、女子は、たいようだった。
作詞・作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - Haraddy、鈴木勝彦 / 歌 - 上坂すみれ
エンディング主題歌「アオくユレている」
作詞 - 青木久美子 / 作曲・編曲 - 川島弘光 / 歌 - 荻上千佳(山本希望)、吉武莉華(上坂すみれ)、矢島美怜(内山夕実)、波戸賢二郎(加隈亜衣

各話リスト(二代目)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
1 道のむこう、約束の場所 横手美智子 水島努 浦上貴之、海谷敏久 谷口淳一郎
2 俺の脚を越えてゆけ 畑博之 名倉智史、容洪 海谷敏久
3 腐り姫の夢(デイドリームビリーバー) ひいろゆきな 竹中真吾、名倉智史
黒岩裕美、海谷敏久
谷口淳一郎
4 HIGE TO BOIN 後藤みどり 小林敦 山口飛鳥、角田桂一 海谷敏久
5 業 NEXT!! 藤井辰己 容洪、飯飼一幸
胡拓磨
谷口淳一郎
6 因果地平の彼方で、モエを叫ぶ 横手美智子 野村和也 平向智子 寺井佳史、中野良一 海谷敏久
7 KOIBANA3 福冨博 市橋佳之 宮下雄次、頂真司
久原陽子、佐久間康子
山口飛鳥、角田桂一
谷口淳一郎
8 ルートはあってもループはない 芦野芳晴 濁川敦 中山知世、角田桂一
容洪
海谷敏久
9 ホワイトゲートキーパー 後藤みどり 福冨博 江島泰男 宗崎暢芳、式部美代子
李富煕、白井順
村山章子、松坂定俊
山本径子
谷口淳一郎
10 Snow man 藤井辰己 本田真之、容洪
黒岩裕美
海谷敏久
11 いい最終回だった 横手美智子 小林敦 角田桂一、中山知世
山口飛鳥
谷口淳一郎
12 恋と仕事とチーズケーキ 芦野芳晴 市橋佳之 本田真之、容洪
山口飛鳥、中山知世
角田桂一
海谷敏久
13 あの部室で待ってる 水島努 黒岩裕美、竹中真吾
海谷敏久、中山知世
本田真之、角田桂一
山口飛鳥、容洪
谷口淳一郎

放送局(二代目)[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
東京都 TOKYO MX 2013年7月6日 - 9月28日 土曜 25:00 - 25:30 独立局
埼玉県 テレ玉 2013年7月7日 - 9月29日 日曜 23:30 - 24:00
千葉県 チバテレビ
神奈川県 tvk
愛知県 テレビ愛知 2013年7月8日 - 9月30日 月曜 26:05 - 26:35 テレビ東京系列
近畿広域圏 毎日放送 月曜 26:55 - 27:25 TBS系列
韓国全域 ANIPLUS 2013年7月9日 - 10月1日 火曜 24:00 - 24:30 CS放送
IP放送
ケーブルテレビ
ネット配信
19歳以上視聴可で放送
韓国語字幕あり
ダウンロードサービス未提供
日本全域 ニコニコ生放送 2013年7月13日 - 10月5日 土曜 24:00 - 24:30 ネット配信
ニコニコチャンネル 土曜 24:30 更新 最新話1週間無料
バンダイチャンネル 2013年7月14日 - 10月6日 日曜 24:00 更新 見放題サービス利用者は全話見放題
dアニメストア 2013年7月16日 - 10月8日 火曜 12:00 更新
アニマックス 2013年7月18日 - 9月26日
2013年10月4日10月11日
木曜 22:00 - 22:30
金曜 22:00 - 22:30
BS/CS放送 リピート放送あり
2013年7月20日 - 9月28日
2013年10月5日・10月12日
土曜 22:00 - 22:30
土曜 22:30 - 23:00
[注 19]

映像特典(二代目)[編集]

Blu-ray各巻およびDVD-BOX各ディスク収録の短編映像。

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
第一話 第一回 こんなに可愛い子が女の子のはずがない件 後藤みどり 笹本信作 濁川敦 海谷敏久 -
第二話 第一回 スーさんがなんか強い件 頂真司 海谷敏久
第三話 第一回 波戸ちゃんがつるつるな件
第四話 第一回 そろそろ斑目総受けは飽きた会議 濁川敦 海谷敏久 中山知世

二代目OAD[編集]

2013年12月20日に発売の単行本15巻『げんしけん 二代目の六』の特装版に同梱されるオリジナルアニメーションDVD。

スタッフ・キャストは『二代目』と同様。内容は単行本9巻の第51話「ボンノーはとめどなく」での成田山初詣エピソードとなる。

  • 製作 - げんしけん二代目OAD製作委員会

主題歌(OAD)[編集]

エンディングテーマ「Signpost」
作詞・作曲・編曲 - 川島弘光 / 歌 - 荻上千佳(山本希望)

各話リスト(OAD)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ・演出 作画監督 総作画監督
OAD ボンノーはとめどなく 後藤みどり ひいろゆきな 海谷敏久、本田真之
山口飛鳥、角田桂一
谷口淳一郎

ラジオ[編集]

テレビ第1期に合わせて2004年7月から12月までラジオ大阪で『桃井はるこの現代視覚文化研究会・略してラジオげんしけん』を放送。番組内では『くじびきアンバランス』のラジオドラマを放送。また、ネット配信ではスタッフを中心とした『うらけん』を配信。

また、アニメ第2期にあわせ2007年10月9日より檜山修之水橋かおりにより『げんちょけん おたくならぢを』をネット配信。

小説[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 同姓同名の高坂真琴(声優)とは無関係
  2. ^ コスプレ大会では春日部の異変に気づき駆けつけている(単行本4巻P25)
  3. ^ 作中における出席率は高坂より高い
  4. ^ 作者の作品「Spotted Flower」にて共通点の多い新婚夫婦が登場する
  5. ^ 高坂不在の現視研と関わる必然性が無い為、春日部なりのせめてもの慰めとも解釈できる
  6. ^ 本音の付き合いが多い春日部からは「攻め」と認識されている
  7. ^ 第2期の声優(ゆかな)が第1期(川澄)と異なる発言をしている
  8. ^ この時のコスプレは『エレメンタルバトラー』の「エアリアル」(『げんしけん2』8話)
  9. ^ レギュラー化以降はカラーページを除いて化粧は省略され、ほぼ同じ顔
  10. ^ 「嫉妬は同性愛的好意を抱く荻上に対してであり、暴露は巻田の排除を目的とした行動」とも解釈できる
  11. ^ 神永の方が目が若干細く、目元に隈がある
  12. ^ 噂を広めたのは木村という別の部員
  13. ^ 原作2話では「新宿から20分」とある
  14. ^ THE CHANP OF FIGHTERS
  15. ^ 作中作扱いだがクレジットには主題歌として表記
  16. ^ 具体的にはガンダムシリーズ(『機動戦士ガンダムSEED』など)や『機甲戦記ドラグナー
  17. ^ 第1話次回予告では、大野が「実質3期目」「(OVAを含めれば)4期目といっても差し支えないです」と発言している
  18. ^ 田中役の近藤孝行は第一期において脇役で数回出演している
  19. ^ スカパー!BS放送)、スカパー!プレミアムサービススカパー!プレミアムサービス光にて無料放送

出典[編集]

  1. ^ 『げんしけん2』第1話
  2. ^ 『月刊アフタヌーン』2011年3月号の作者近況より
  3. ^ 『OVA版』第14話、『げんしけん2』第2話
  4. ^ 『げんしけん2』第5話
  5. ^ 『げんしけん二代目』第3話
  6. ^ 単行本4巻P32
  7. ^ 『くじびき♥アンバランス』漫画第2巻巻末「くじびき♥げんしけん」より
  8. ^ 『げんしけん2』第8話
  9. ^ 単行本12巻65p(初版)は誤植
  10. ^ アニメのクレジット表記
  11. ^ 『げんしけん OFFICIAL BOOK』より
  12. ^ 第3話、第6話、第10話、第11話
  13. ^ “「げんしけん 二代目」のアニメ化決定、オタ学生の青春劇”. コミックナタリー. (2013年1月25日). http://natalie.mu/comic/news/83712 2013年5月1日閲覧。 
  14. ^ TVアニメ「げんしけん二代目」制作記者会見 生中継 - 2013/05/06 13:30開始 - ニコニコ生放送
  15. ^ アニメ「げんしけん 二代目」に上坂すみれ、山本希望ら”. コミックナタリー. 2013年5月6日閲覧。

外部リンク[編集]