げんしけん

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げんしけん
げんしけん 二代目
ジャンル オタク
漫画:げんしけん
げんしけん 二代目
作者 木尾士目
出版社 講談社
掲載誌 月刊アフタヌーン
レーベル アフタヌーンKC
発表号 げんしけん:2002年6月号 - 2006年7月号
(第1話 - 第55話)・2010年2月号(第56話)
げんしけん 二代目:2010年12月号 - 連載中
(第57話 - )
巻数 14巻(2013年6月現在
げんしけん:全9巻
げんしけん 二代目:既刊5巻)
アニメ:げんしけん
原作 木尾士目
監督 池端隆史
シリーズ構成 横手美智子
キャラクターデザイン 木下裕孝
音楽 宅見将典
アニメーション制作 パルムスタジオ
製作 現視研研究会
放送局 放送局参照
放送期間 2004年10月 - 12月
話数 全12話
OVA:げんしけん
原作 木尾士目
監督 水島努
シリーズ構成 横手美智子
キャラクターデザイン 柳田義明
アニメーション制作 亜細亜堂
製作 メディアファクトリー東芝エンタテインメント
キッズステーションコミックとらのあなジェンコ
発表期間 2006年12月22日 - 2007年4月25日
話数 全3話
アニメ:げんしけん2
原作 木尾士目
監督 よしもときんじ
シリーズ構成 横手美智子
脚本 横手美智子、木尾士目
キャラクターデザイン 柳田義明
音楽 小池雅也オカザキシュン
アニメーション制作 アームス
製作 コミフェス準備会
放送局 放送局参照
放送期間 2007年10月 - 12月
話数 全12話
アニメ:げんしけん二代目
原作 木尾士目
監督 水島努
シリーズ構成 横手美智子
脚本 横手美智子、後藤みどり
キャラクターデザイン 谷口淳一郎
音楽 福廣秀一朗
アニメーション制作 Production I.G
製作 げんしけん二代目製作委員会
放送局 放送局参照
放送期間 2013年7月 - 9月
話数 全13話
関連作品
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ポータル 漫画アニメ

げんしけん』(The Society for the Study of Modern Visual Culture)は、木尾士目による日本漫画作品。『月刊アフタヌーン』にて2002年から2006年にかけて連載された。2004年と2007年に二度テレビアニメ化されており、2010年からは同誌にて続編にあたる『げんしけん 二代目』(げんしけん にだいめ)の連載が行われている。

表題の「げんしけん」とは、作中のキャラクター達が所属する大学サークル現代視覚文化研究会」の略称「現視研」を指す。漫画アニメライトノベルコンピュータゲーム、そしてそれらを元にした造形(フィギュアカプセルトイプラモデル等)、コスプレ同人誌二次創作といったおたくカルチャー全てを対象とする総合的サークルとして発足したものの、半ば休止状態だった「現視研」が、新入生達の入会によって少しずつ活気を見せていく様子を描いている。サークルを中心に物語が展開するため、卒業、入学によって登場人物が入れ替わる。

作品上の着想のヒントになった団体は、作者である木尾の出身校である筑波大学に実在するサークル「現代視覚文化研究会」である。舞台設定のモデルは、作中に登場する「椎応大学」という名称やキャンパス風景、取材協力に中央大学広報課とあることから、中央大学である(椎応大学も参照)。

作品展開[編集]

漫画作品は『月刊アフタヌーン』(講談社)誌上で2002年6月号から2006年7月号まで足掛け5年間にわたり連載。作品内の時間も現実世界とほぼ同じで主人公・笹原の入学から卒業に至るまでの4年間を一部例外はあるが1か月単位でほぼリアルタイムで描いている。2005年には講談社漫画賞にノミネートされるも落選(単行本6巻の帯で自虐ネタとして扱っている)。なお、2006年8月発売の単行本8巻と同年12月発売の9巻は、雑誌連載分で描かれなかった期間のエピソード(8巻は第48話・第49話、9巻は9ページから90ページまでが追加分)を描き下ろしでストーリーを補完している。

アニメ版の第1期は2004年10月から12月まで独立UHF局各局で放送された(いわゆるUHFアニメ)。あわせて作品世界内で存在する架空の漫画・アニメ作品『くじびきアンバランス』も同時にアニメ化された。第2期『げんしけん2』は2007年10月から12月まで、同様に独立UHF局各局で放送された。更には作中で笹原たちが遊んでいた架空のPCゲーム『ラーメン天使プリティメンマ』も漫画化・CDドラマ化されている。

月刊アフタヌーン』の2010年2月号に「アニメ『げんしけん2』DVD-BOX発売記念特別読み切り」として、笹原たちの卒業後の「現視研」を描いた続編の第56話が掲載された。2010年12月号から『げんしけん 二代目』が読み切り版の続きの第57話から期間限定で連載再開。だが、月刊アフタヌーンの2011年5月号に限定解除(圧倒的人気にお応えして「期間限定」せずに続けます!!)とげんしけん 二代目の単行本収録はげんしけん全9巻からの継続の第10巻(読み切り第56話収録)からの刊行で副題に「二代目の壱」がつくことが告知された。「二代目」としての巻数は副題で数える形式をとっている。

あらすじ[編集]

登場人物[編集]

※カタカナの人名表記は劇中のそれに沿う。担当声優に関してはアニメ版第1期 - 第2期 / 第3期(二代目)の順、特に明記のない場合はアニメ第1期 - 第2期の担当声優を示す。また原作に関する記述は9巻までを『無印』、10巻以降を『二代目』と表記する。

現代視覚文化研究会[編集]

通称「現視研」。部室番号は304。部室には漫画、ビデオ、同人誌、プラモデル、フィギュア、歴代家庭用ゲーム機等のオタク系カルチャーグッズが所狭しと置かれている。1987年発行の会誌が確認されていながら、斑目の会長就任が歴代2代目と謎が多い。部室がオタクのたまり場と化し目立った活動もないため自治会から問題視されており、何度も廃止の危機に瀕している。会長役は前会長からの任命によって決まるのが初代からの慣例。新入会員が室内を物色する様子を向かい上の児童文学研究会(児文研)から観察する伝統イベントがある。

笹原 完士(ササハラ カンジ)
声 - 大山鎬則 / 小橋達也
『無印』における中心的人物の一人。現視研三代目会長。1984年1月13日生まれのB型。フリースジャケットやデイパックなどのラフな服装を好み、顔立ちにはこれといった特徴はない。春日部からは「ササヤン」と呼ばれることが多い。現視研の会内コピー誌や同人誌におけるペンネームは「ベンジャミン武世」。アニメ版での下宿先は「東京都八王子市東野3-6-15チリチリハイツ202」。携帯の着メロは「あいのうた」。身内に・恵子がいるが、「萌え」とは程遠いギャルで「サル」呼ばわりされていたためか「妹萌え」には興味が無い。
現視研に入るまで誰にもオタク趣味を言えずに隠し通していた、いわゆる大学デビューの会員。大学入学直後、サークル選びで二の足を踏んでいたところに現視研と出会い、覚悟を決めて入会。入会後は欲望に任せて同人グッズを買い漁る日々。ソフトは買うのに金欠でPCが買えず、購入までエロゲーは専ら高坂の部屋でプレイ。自分では創作をしないこともあり1~2年次は目立った活躍がなかったが、現視研の雰囲気に居心地の良さを感じつつも、いつかは現視研でなにか一つのことを為し遂げたいという思いを持つようになる。3年次の会長就任直後「同人誌即売会「コミックフェスティバル」(通称コミフェス)へのサークル参加」という目標を掲げ、難航しつつもサークル『げんしけん』名義で『いろはごっこ』を発行、完売を達成した。その後次回参加を見送ったまま会長を退いた為『げんしけん』名義の活動はこれが最初で最後となった。これを含めた現視研での活動がきっかけで漫画編集者の仕事を志し、難航しながらも編集プロダクション(派遣会社)「鷲田社」への就職を果たす。『二代目』では昔のオタク振りは影を潜め、多忙な荻上を陰でサポートする役回りで登場。
当初はやや内向的かつアクのないキャラで、性格は穏やかで常識人だが優しさが災いして強気に出れない面も。一方で粘り強い一面を持ち、同人誌制作では原口の脅迫じみた要求に屈せず、就職でも最後まで編集者の道を諦めなかった。また頑なに心を閉ざす荻上を見守り続け、彼女がトラウマから立ち直る一役を担った。
部室にて荻上のコスプレを目撃して以来彼女に想いを寄せ、春日部や大野の後押しを受けながら、紆余曲折を経て無事恋人関係になった。自身をネタにやおい本を描かれた事さえも受け止めたその姿勢は、総受けを受け入れられず狼狽していた斑目を見た田中・久我山から感心されていた。
高坂 真琴(コーサカ マコト[注 1]
声 - 斎賀みつき / 大原桃子
笹原、春日部、大野と同学年。1984年2月2日生まれのB型。端麗な容姿を持つ美少年で、オタクファッションとも無縁で外見からはまったくオタクに見えない。性格も社交的で明るく温厚と、趣味を除けば非の打ちどころが無い。ただし天然で空気が読めない面も。笹原の現視研入会のきっかけを作った人物。小学時代は坊主頭で運動神経も良かったらしい。ペンネームは「トシゾー」。携帯の着メロは「花の子ルンルン」。
容姿とは裏腹に一般、成人向けを問わずあらゆるオタク文化に精通するハイレベルなオタク。特に格闘ゲームに関しては全国レベルの腕前を持つとされ、学内の様々なサークルが勧誘、獲得を狙っていた。それでいながらマイペースで、現視研に入った理由は「自分に合ってそうだから」。他の現視研メンバーを始めとするオタクと違い、オタク趣味のない一般人に対しても恥ずかしがることなく自分の趣味を明かしている。成人向け同人誌エロゲーを多数所有していることも全く隠そうとせず、女装もノリノリでこなす。
春日部とは幼馴染みで、大学入学後に再会。天然ゆえ当初は春日部の熱烈なアプローチに全く気付かなかったが、後に自分から告白し交際に至った(皮肉にも高坂の後押しをしたのは斑目)。交際後もオタクをやめる気は一切無く、二人きりなのに深夜アニメを観たり、必死で練習した対戦ゲームで手加減無しに瞬殺したり、女性キャラのタペストリーをベッドの上天井に飾る等、春日部から見るとドSな態度を取り続けている。ただし、瞬殺した件は悪かったと思ったのか、すねてベッドの上で丸くなってしまった春日部に対して後にも先に見せないようなリアクションをしていた[注 2]。一方でオタク趣味以外ではきちんと気遣う態度も見せており、誠意ある行動を貫いている。あまり恋愛表現を出さないが、本人いわく「彼女を大事にしてるから100%の自分を彼女に見せている」とのこと。春日部の彼氏として譲れないところがあるのか、大野が「斑目の方が大事にしてくれる」と主張したときは背後から無言のプレッシャーをかけていた。
3年次のコミフェス出店の際は女装コスプレを含む積極的な販促で貢献。「僕がエロゲーやめるなんてありえないから」と言い切る程エロゲーへの憧憬が強く、4年次には関連会社への就職を目指し1ヶ月の独学でプログラミング技術を習得。プログラマとしてエロゲーメーカー「プシュケ」に就職し、採用直後から即戦力として激務に追われる。『二代目』においては、コミフェスにて自社の企業ブースに参加。新作に登場する「男の娘キャラ」のコスプレをしてコンパニオンをしていた。実はそのキャラは外見もキャラ名も高坂にそっくりであり、実際にプレイした班目によれば、台詞も本人がノリノリで言いそうなものばかりとのこと。声優は『春日』なる人物だが、高坂なのかは明言されていない。
「政治家の愛人の息子」という設定が考えられていたが、ボツになった[1]
春日部 咲(カスカベ サキ)
声 - 雪野五月 / 佐藤利奈
『無印』における中心的人物の一人。笹原、高坂、大野と同学年。1983年7月19日生まれのAB型。高坂、大野からは名前で呼ばれ、恵子からは「ねーさん」と呼ばれる。作品のタイトルでもある同人誌サークル『げんしけん』の名付け親。 「店員のバイトならプロ」と豪語し、ファッションにも精通。英会話教室に通っており、大野やアンジェラと英会話が可能なほど堪能。化粧の下の素顔を見抜く眼力を持ち、厚化粧の恵子が兄ソックリな事、女装モードの波戸が男子である事をそれぞれ初対面で看破している。大学内で煙草の火によるボヤ騒ぎを起こしてから火が怖くなり、煙草を吸わなくなる。出身校は女子高。高田馬場に名付け親でもある祖母が住んでおり、「おばあちゃん子」である。『二代目』にて再登場の際は髪形が大きく変化していた。
最後までオタク趣味に染まらなかった全くの一般人で、オタク呼ばわりされると激怒する。当初はオタクを毛嫌いしていたが、いつしかオタクの行動や思考の原理を理解するようになり、以前ほど嫌悪感は示さなくなった。高坂との関係に水をさす現視研に潰れて欲しいと願う一方で、廃部騒動の際には異議を唱えようとしない不甲斐ない会員達に代わって、理不尽な主張を展開する自治会と談判するなど現視研存続に尽力している。会員になるつもりは毛頭無かったが、初代会長のソフトな脅迫により正式に入会する破目に。「高坂が居るから出入りしてるだけ」と主張しているが、不在の時も部室に出入りしており、いつしか主要メンバーの一人として溶け込んでいる。また、オタクとは無縁と言いつつコミフェスにも数回顔を出している。
恋人の高坂に対して非常に一途。高坂のオタク趣味をやめさせようと努力していたが、理解出来ないながらも次第に干渉しなくなる。勝ち目の無い戦いを続ける必死な姿や、高坂の就職先がエロゲー会社と知った時の悲壮感は、会員達ですら同情の念を禁じえなかった。
軽そうな外見と強気な性格が特徴で、先輩(斑目、田中、久我山)に対しても常にタメ口。口が悪く下ネタも平気でかますが姐御肌な性分なので、何かと消極的な現視研会員を焚きつけたり、問題児だった荻上や朽木、恋敵である恵子の面倒もよく見た。口より先に手が出るタイプで、よくグーパンチで殴る蹴るの物理的なツッコミを入れているが、初対面の笹原や鼻毛を注意しようとした斑目を殴ってしまうなどの失敗もある。その反面仲間思いで涙もろい一面もあり、ボヤ騒ぎの処罰が課せられた時は、自責の念に耐え切れず号泣した。また『二代目』にて斑目の告白を断った際、彼の長年苦しんだ心境を察して涙ながらに謝った。
猫耳カチューシャを着けただけで激怒する程コスプレに拒否反応を示し、大野達からのコスプレ要請を拒み続けた(ただし、高坂とのプレイの一環としての着用には前向きな姿勢)。文化祭のくじアンコスプレ大会において罰ゲームとして強制参加させられ優勝。これが公の場で唯一のコスプレ披露となる。当人は記憶から消し去りたい思い出としつつも、これで「何か」がふっ切れた模様。卒業時には大野との約束通り、非公開ながらペアでコスプレ撮影を行っている。また荻上に対して大野との関係改善も兼ね、コスプレのコーディネートをした事がある。
現視研での活動において直接参加した事は殆ど無いが、取り決めに際し大きな影響力を持つ程会員達から頼りにされており、会長任命の際は彼女の口から「お墨付き」を聞くのが慣例となっている。大学卒業後に服の店を開くため4年次には就職活動は行わず、人脈確保と金策に奔走する。
恋愛系の話が好きで、かつその手のことに敏感。田中と大野が付き合いだしたことを冷やかしたり、笹原が荻上に好意を寄せているのを瞬時に見破っている。斑目からの好意には気づいていないような素振りをみせていたが、実際には斑目自身が春日部に好意を抱いていると認識する以前から、自分へ対する好意があると気づいていた。恵子らの仕込みによって二人っきりになった際、何とも言えない告白を受けて正式に振った。この際、「もし高坂がいなかったら」との斑目の問いに「そんな未来もあったかもね[注 3]」と答えている[注 4]
斑目 晴信(マダラメ ハルノブ)
声 - 檜山修之 / 興津和幸
『無印』および『二代目』における中心的人物の一人。田中、久我山と同学年。現視研の二代目会長。経済学部[2]。1982年10月25日生まれのO型。痩せ型で猫背だが身長はそれなりにあり、肩幅も広い。丸い眼鏡と刈り上げのオカッパ頭(社会人になってからは伸ばした前髪を真ん中から左右に流している)、口元から覗く八重歯が特徴。恵子からは一時期「ワタナベ」と呼ばれていた。ペンネームは「マムシ72歳」。
2次元オタクであり、3次元(実写)には興味がないと豪語している。オタク系グッズに対する執着心は並々ならぬものがあり、大量購入する際も値札を見ず、生活費を切り詰めてまで購入費用に回す程。コミフェスにて手を骨折した際も、意識が切れるまで激痛に耐え並び続けた。論理的な考察や分析を好み、しばしば笹原や春日部(あるいは読者)に対する解説役を果たす。当初は言葉にトゲが多く、春日部から「オタク以前に嫌いなタイプ」と酷評された。厳しい言動をすることもあるが、肝心なところではテンパってしまうヘタレな性格。適当に思いついた議題を会議前の口上で述べるのが恒例となっており、他の会員たちもそれに倣う事がある。
現視研の中心的存在であり、後に初代会長から会長職を引き継ぐ。就任後も特に目標は立てず、文化祭参加禁止を含む活動停止が重なった事もあり、目ぼしい活動も無いまま年明け早々会長を退く。4年次において就職活動が難航し、卒業間際にようやく大学近くの水道関係の会社「有限会社 桜管工事工業」に事務員として就職。卒業後も部室で昼食を摂るなどしばしば顔を出す。
田中曰く「逆境に弱い」。そのためか大野からは「全身から受けオーラを出している」と評され、腐女子属性を持つ者からは例外なく「受け」と認識されている。特に荻上以降の代の女子メンバー(+波戸)の間では「斑目総受け」が共通認識となっている。その一方で、他のメンバーの趣味嗜好については口出しせず、例え自分が妄想のネタにされようがそれをやめさせたりはしないという懐の広さも持っている。ただし、コミフェスで来日したアンジェラのアプローチに困惑していた時、フォローしようとしてテンパった波戸が「斑目総受け」を口走った時には大ショックを受け、挙動不審に陥っていた。
『二代目』開始時は前述の水道会社に勤めており、時系列的には「くじびき♥げんしけん」よりも手前からのスタートとなっている。アパートが大学から徒歩数分と言う立地条件から、スーの発案により波戸の更衣室としてキープされてしまった。またコミフェスなどに以前ほどの情熱を感じられなくなり、本人も戸惑っている。現視研が腐女子サークル化したこと・前述の波戸による総受け宣言を喰らったこと・勤め先が潰れそうという状況が重なった結果、仕事を辞めて引っ越そうかと考え始め、咲にフラれたことで「彼女に会えるかも」という理由で就職した大学近くの職場にいる理由を完全に失い、退職した[注 5][注 6]。なお、恵子からは「自分が真人間だったのは春日部のおかげ」とするために辞めたのではないかと指摘されている。
春日部とは一般人とオタクの見解の相違から何度も衝突するが、二人きりになると言葉に詰まり動揺してしまう。その複雑な心情は後のコスプレ大会にて淡い恋心となって表れた。身を引いて諦めたつもりでいたが、未練を引きずる様子を恵子に見透され、高坂の手引きでようやく告白。予想通りフられたものの本人としてはスッキリしたらしい。
他人の恋愛感情や恋愛的な評価には疎く、春日部への片思いが当人を含む会員全員にバレていることや、自身に対する波戸の態度にまるで気がつかなかった。また、片思いバレのことを恵子に語られた際は強く否定したり、アンジェラから大胆に告白されるとその場から逃げ出したりしている。失恋直後、春日部からは、アンジェラ・スー・波戸・恵子から好意を受けているとして、モテ期が来たと認識されている。本人は一笑に付していたが、スーの様子が何やらおかしくなっていることには気づいていた。後にコミフェス会場にてようやく自分の置かれている状況を認識したが、テンパってその場から逃走しようとして転倒し、コミフェスにて通算二度目の骨折をしている。
波戸に対しては前述の通り、成り行きとはいえ女装のための更衣室として自室を提供し、合鍵まで渡して自由に出入りを許しているという奇妙な関係となっていた。その後、波戸が大学の近くに引っ越したため、更衣室として提供する必要はなくなったが、合鍵はまだ波戸が持っている。波戸の女装を承知した上で普通に男の後輩として接しているが、女バージョンの波戸に対してはつい照れてしまったり避けるような態度を取ってしまうことがある。なお、波戸が部屋に出入りするようになった際に、実は料理が得意という一面を持つことが判明した。
田中 総市郎(タナカ ソウイチロウ)
声 - 関智一 / 近藤孝行
斑目、久我山と同学年。無精ヒゲと後ろで束ねた長髪、小太りの体形が特徴。1982年12月22日生まれのAB型。斑目が会長に就くまで現視研の実質的実務を担当。携帯の着メロは「ファイナルファンタジー」のBGM。ペンネーム、コスプレネーム、インターネット掲示板上のハンドルネームは「梟」あるいは「FUKUROU」。
普段は穏やかで社交的な性格であり、登場人物の中でも最も常識人の部類に入る。しかし趣味のコスプレ衣装作成やプラモデル作りのことになると目の色が変わるほど頑固で職人気質の一面を持つ。コスプレが縁で後に大野と交際。コスチューム作りを重ねて行くうちに女性のスリーサイズを「服を着ていても判断できるようになった」と冗談交じりに語っている(咲の衣装も「多少の誤差」はあったが、概ね正解だったらしい)。制作に熱が入る余り春日部や荻上のコスまで勝手に作ってしまい、大野のヘソを曲げてしまった事も。またコスプレ撮影者としてもそこそこ名が知られており、コミフェスには「コスプレイヤー」兼「衣装担当」兼「撮影者」として参加する為、会員達による買い出しには(大野の荷物持ちとして同行する以外は)参加しない。
元はアニ研に入っていたが、コスプレに予算を割いてくれなかったため、なんでもアリの現視研に移籍した。学内イベントに消極的な現視研内において貴重な素材提供者。衣装作成に関して大変ストイックな姿勢をとっており、大学卒業後に上野の服飾専門学校へ進学しなおした。『二代目』においては、コスプレ衣装のオーダーメイドの店を開きたいらしく、同様の夢を持つ春日部と相談していた。
久我山 光紀(クガヤマ ミツノリ)
声 - 乃村健次 / 安元洋貴
斑目、田中と同学年。春日部からは「クガピー」と呼ばれる。1982年6月29日生まれのA型。大きな体に似合わず意外と小声でどもりがち。見張り役や留守番を務めたり、田中が大野との恋を相談するなど、陰ながら多くの人物の支えになっている。携帯の着メロは「君をのせて」。ペンネームは「KODAMA」。
部室ではいつも何か落書きをしており、荻上が入会するまでは現視研内で唯一絵が描ける人物であった。漫画を描いた経験が余り無く、4年次に笹原からコミフェスで出す同人誌のメイン執筆を依頼されたものの、締切間際になっても原稿が進まず衝突する。アニメでは、就職難に落ち込む笹原を勇気付ける名目もあったものの、この同人誌での出来事を「楽しかった」と伝えるシーンがある。卒業後は医療器具メーカーに就職。営業に回され、外回りの日々。車を持っているのがOBを含めても彼だけのようで、大掛かりな荷物を運ぶ際は、営業中の合間に駆り出されたりもする。
大野 加奈子(オオノ カナコ)
声 - 川澄綾子 / ゆかな
原作6話より登場。笹原、高坂、春日部と同学年だが後期入学のため入会は半年遅れ。現視研の四代目会長。アメリカからの帰国子女1983年7月14日生まれのO型。小学校3年時から約10年間ボストンで生活していた。非常に長い黒髪と大柄な体格、人目を引くはちきれんばかりの巨乳が特徴。胸のサイズについて、咲は「まるでサッカーの…」と発言している。左目の泣きぼくろの他、口元にもほくろがある。メガネをかける事があるが、伊達かどうかは不明。ボヤ騒ぎの際に春日部にかけられた汚水のせいで原因不明のアレルギーを発症し、以降マスクを携帯。その後も悪巧みなどを行うときはマスクをすることが多い(後にスーも使用している)。酒に強く一升瓶を開けないと酔わないが、酔うと言動が一転して大胆になる。水着姿が恥ずかしいという意外な一面を持つ。携帯の着メロは漫画では「哀戦士」、アニメでは「くじびきアンバランス」。ペンネームおよびコスプレネームは「神無月 曜湖」(かんなづき ようこ)。
おしとやかな見た目とは裏腹に、ボストン時代からコスプレイヤー経験を持つ筋金入りのオタクであり、やおいも大好き。「ホモが嫌いな女子なんかいません!!!!」という名言を残している。ハゲ・ヒゲ好きのオヤジ趣味で、所有する大量のやおい本もその系統のものが多い。また田中の影響で始めたガンプラ作りにも(グフを7体作るほど)ハマっている。当初はやや引っ込み思案な様子を見せていたが、時間の経過とともにだんだんそういう面は影をひそめ、むしろ明るく開放的な性格になっていった。また田中との交際や荻上との絡みを通じて、次第に強気な意思表示や積極性が見られるようになった。
サークル見学で現視研を訪れた際、同じコスプレ趣味を持つ田中と意気投合しそのまま入会。田中とは後に恋人関係に発展。コミフェスや学内イベントでは得意のコスプレで活躍。稀に他の部会への色仕掛けに動員される事も。次の代のメンバーが問題児の朽木しかいなかったため、卒業まで半年余裕のある彼女が会長に就任した。就任後は対立関係にあった荻上とも打ち解け、笹原との恋愛の後押しをする。『くじびき♥アンバランス』漫画第2巻巻末の「くじびき♥げんしけん」によると、留年が確定的で、卒業が朽木より後になってしまうらしい。また声優の変更に伴い、イメージが変わってしまった『くじびき♥アンバランス』の副会長コスも封印しているという[注 7]
コスプレにおいては「写真は人の内面を映す」という考え方から、事前に資料に目を通し時間をかけて入念に役作りをする程のこだわりを見せる。レイヤーとしての評判は高く、情報を聞きつけやってくるファンもいる程。ことある毎に春日部や荻上にコスプレを勧めていて、それぞれに半ば無理やりにコスプレをさせている。『二代目』でも新入会員たちにコスプレをさせようと狙っており、田中に大量のコスプレ衣装を作ってもらっている。また吉武・妹が高身長・イケメンで男演技が似合っていたと聞かされた時は、コスプレさせたかったと心底嘆いていた。なお荻上が会員に恋愛話を聞いた際は、スーもろとも本気で拒否された。就職活動も一応していたようだが、実際は本人曰く「田中待ち」。その後、卒論も就活も満足に進んでいなかったところに田中の発言を誤解して急激に不安になってしまい、飲酒しての大胆なコスプレ撮影会を行うという暴走をしてしまう。最終的には田中から遠回しのプロポーズを聞いて安心したが、「留年して待っている」というダメ人間発言をしてしまう。
朽木 学(クチキ マナブ)
声 - 石田彰 / 福山潤
原作12話より登場。笹原の1年後輩。千葉県成田市出身。1985年3月21日生まれのB型。入学直後の新歓期に現視研に仮入会していたが、春日部の画策によって事実上追い出されてしまい、翌年の春まで登場しなかった。2年次に正式会員となっている。
仲間外れにされるのが嫌で、空気を読まずわざと突っ込んで自爆的行動をとってしまうため、先輩後輩問わず女性陣からは嫌われているが、コミフェスで大手サークル同人誌の開場前行列を任されたり、学園祭では出し物を自ら発案・運営するなどの功績もある。新入生勧誘時期には、コスプレ衣装の万引き犯から衣装を取り返している。アニメ『げんしけん2』では、本編での出番の増加に反して、エンディングの全員集合でなぜか省かれるという扱いを受けている。
ニックネームは自らつけた「クッチー」。ただし、使用するのはもっぱら本人と人付き合いの良い春日部のみ。
『二代目』では、新入会員勧誘の足を引っ張ってしまうなど相変わらずではあるが、文化祭のプランを出したりとたまに活躍している。特殊な趣味と性格ゆえか、腐女子サークル化した現視研にも平気で居座っている。また、男の娘である波戸が加入したことを非常に喜んでいる。波戸の「班目総受け」発言を真に受けて班目に襲いかかった際に波戸に絞め技で落とされたが、それ以来波戸に絞め落とされることに快感を覚えるようになってしまったらしい。
一見恋愛とは到底縁がなさそうだが、『二代目』にて高校時代の後夜祭で全く知らない後輩から告白されていたことが判明した。ただし翌日にフラれており、実質3分も喋っていない。就職に関しては親のコネで地元の銀行入りが決まっており、研修を行っている[3]
荻上 千佳(オギウエ チカ)
声 - 水橋かおり / 山本希望
原作24話より登場。 『無印』後半における中心的人物の一人。笹原の2年後輩。五代目会長。同人誌サークル『雪見庵』主催者。1986年3月28日生まれのA型。笹原が卒業して出番が少なくなった『二代目』においては、全体の重しのような役割を果たしている。山形県の出身で、意識して喋らない時は東北弁が出るため、後輩達にも丁寧口調で話す。大きなジト目(普段はコンタクトを使用)で無愛想。小柄で胸の乏しさに若干コンプレックスを感じている模様。当初は「下ろしている状態の髪型がオタク臭い」という理由から、後頭部に束ねた髪がまっすぐ伸びた「筆あたま」だったが、『二代目』以降は執筆作業中以外おかっぱのような髪型となった。恵子からは真偽は不明だが「お姉ちゃん」と呼ばれる。春日部に指摘される程ファッションに疎く、スカートを履く事は稀である。作中における「斑目受け」を初めて具象化した人物。ペンネームは「於木野 鳴雪」(おぎの なるゆき)。
当初は漫画研究会に所属するものの、新歓期に他の女子会員たちとトラブルを起こし、部室(2階)の窓から飛び降りる騒ぎを起こした。その処理に困った漫研会長の高柳に半ば押し付けられる形で現視研に引き取られたため「漫研から(現視研に)飛び降りた女」として、後々までネタにされる羽目に。現視研での自己紹介でオタク嫌いをアピールし大野らと衝突するが、やおい系イベントへの参加が発覚し部室(3階)から飛び降り未遂を起こす。この一連の騒動により暫くの間現視研内に険悪な空気が漂う事になる。
小さい頃から描き続けているマンガが得意で、絵が上手く執筆速度も早い。現視研で同人誌を出した時も、かなり早めに自分の担当分を終わらせ久我山のサポートに回った。自分の同人誌の発行でも印刷代を割引されるほど早期に入稿を完了させている。コミフェスには『いろはごっこ』にて初参加。これまで数多くのBL系作品を描いているが、自分の妄想を世に出すのが怖く発表できないというジレンマに苦しんでいた。しかし大野に諭された後は勇気を出して個人誌『あなたのとなりに』を発表。当初自分の作品が男性に読まれる事を激しく拒絶していたが現在では払拭した模様。マンガに対しては「自分の全てをぶつけて描くもの」と言い切るほど一途。そのためか体力の限界まで突っ走ってしまうこともあり、コミフェス当日に突発的に徹夜でコピー本を作った結果体調を崩してしまったことがある。
自己紹介とは裏腹に、小学5年からのやおい歴を誇る重度のオタクで腐女子。周囲を悉く敵に回す攻撃的な言動は、オタクや妄想癖を止められない自己嫌悪の裏返しである。そんな自分を受け入れてくれた現視研の中で、次第に隠していた心情を吐露するようになり、負い目を全て受け入れた笹原と恋人同士となった。なお、心情の変化を表しているのか、登場当初はなかった目の光沢が、笹原と付き合い始めた直後(8巻119p)から描かれている。コスプレにも当初は理解を示さなかったが、1年次には春日部に口説き落され女子会員の前でコスプレを披露(大野も認める出来だったが本人は否定的)、2年次には大野に対し「身内だけなら」という条件で着用を承諾する。『二代目』では恥じらいながらも会員達とコスプレを披露するなど、昔ほどの抵抗感は無い様子。
中学時代、恋人をモデルに描いたBL本が原因でトラウマを負う。以来悪夢に苛まれ、自殺を考えた程周囲の冷笑や自責に苦しみ、高校でも心を閉ざし友達を作らなかった。激しい自己嫌悪や自虐的な逃避行動も過去の事件が原因となっており、笹原を直視出来ない程意識しながら素っ気ない態度をとり続けたのも、想い人を同じ過ちで傷つけまいとする気持ちの裏返しである。自身の境遇から逃げ続けた日々は、後に笹原に総てを晒し受け入れられた事、藪崎と和解した事で終止符が打たれた。
笹原たちの卒業時に大野の後を継いで会長に就任。単行本9巻の描き下ろし4コマでは、『アフタヌーン』誌での原稿の採用が決まり、2010年の読み切り(笹原が卒業した直後の春の新入生勧誘の時期)には既にデビュー作掲載済みとなっている。笹原に「ネームのチェック」をしてもらうのが定例になっており、その際には大ゲンカ(笹原によるネームチェック→細部に意見→荻上が逆ギレしてケンカ→冷静になった荻上が笹原の意見に沿ってネーム修正→円満解決)もしている。
『二代目』ではすっかり落ち着きが増しており、頼れる先輩としてバラバラで個性的な面々を纏め上げている。その傍ら新人漫画家としてプロデビュー。12巻時点でスランプに陥っており、雑誌に掲載された読み切り(前篇)もネット上ではあまり評価が良くなかったらしいが、その後コミフェスに個人で参加した際には開場早々からファンと思しき客が続々と訪れており、着実に愛読者がつき始めている模様。最近はPCによる原稿のデジタル仕上げに移行しつつある。
アニメ版第1期には最終話EDにのみ後ろ姿で登場。
会長
声 - うえだゆうじ
現視研の初代会長。本名・学年・年齢は一切不明。その為会長を退いた後も「会長」「初代」などと呼ばれる。感情の読めない容貌と飄々とした態度で全く掴めない人物。
斑目たちの1学年先輩である原口の入学当時、すでに現視研の会長を務めていた。会報の発行年から最低16年間在籍の可能性が存在する。一瞬のうちに突然現れ、逆に居なくなるなど、喋っていない時は存在感が極めて薄い。
人間行動学に関する卒論製作に向けてのデータ収集と称し、学内に居る人物らの様々な情報を収集。その痕跡を残さぬストーキング能力は春日部に強烈な警戒心を植え付けた。またボヤ騒ぎにおける現視研の正式処分の内容も事前に知り得ており、かなりの情報、スキャンダルに通じていると思われるが、現視研に関わる内容を除き口外はしない。
『二代目』では現在まで未登場。

げんしけん 二代目からの会員[編集]

以下の4人は、笹原が卒業した直後の春の新入生で笹原の4年後輩。いずれも腐女子属性であるという共通点がある。荻上の原稿作成の手伝いをすることもある。

スザンナ・ホプキンス
声 - 後藤邑子 / 大空直美
原作40話より登場。大野がアメリカに住んでいたときの友達(オタク仲間)。通称は「スー」または「スージー」で、現視研関係者からは「スー(さん)」と呼ばれることが多い。金髪ストレートのロングヘアで、『二代目』ではかなり多彩な髪型のバリエーションを見せている。体格は後述のアンジェラとは対照的に小柄でつるぺたであり、そのため外見はかなり幼く見える。正確な年齢は不明だが、初来日時に班目や春日部からスーの年齢を聞かれた時の大野の反応から、少なくともこの時点では18歳未満だったと思われる。日本のアニメ漫画が大好きで、会話代わりにそれらの作品の名言を日本語で所構わず叫ぶが、それ以外は基本的に無口・無表情で、何か用事がある時も身振り手振りで済ますことが多い。目つきが悪く、性格も人懐っこいとは言えないが、実は周囲をよく見ており、気配りをすることもできる。ただし、ときどき気配りの方向がズレていたり裏目に出ることもある。なお、アンジェラ曰く、彼女の同人誌のチョイスには定評があるらしい。
アンジェラと共にコミフェスのため初来日。その際に荻上の同人誌を気に入って彼女に懐き、冬コミの際にはずっとくっついていた(大野曰く、それほど人に懐くことはめったにないらしい)。そのため、荻上と笹原が仲がいい状況を見ると嫉妬心を剥き出しにしたり拗ねたりする。また後には、親切にしてくれた薮崎にも懐き、いいコンビとなっている。
初来日時にはアニメ・漫画の名言くらいしか日本語を知らなかったようだが(ただしその意味は理解していた模様)、2度目の来日の頃にはかなり字が読めるようになっていた。会話も日常会話ぐらいは大丈夫になっていたようで、本人はしらばっくれていたが、荻上の東北弁も理解できていた模様。『二代目』では他のメンバーと日本語で会話しており、さらに自己紹介を漢字混じりの日本語でおおむね正しく書けるようになっている。
『二代目』で笹原らの卒業と入れ替わりに椎応大学に留学してきて、現視研に入会している。学内でもよくコスプレ状態で活動しており、現視研の看板娘となっている。相変わらず無愛想だが、現視研のメンバーにはそれなりに心を許しているようで、口数や表情は以前より少し豊かになっている。頭の回転が速く、状況が行き詰まってメンバーが困っている時に即座に有効な打開策を示して助けることがしばしばある。また、プロデビューした荻上のアシスタントをすることもあり、荻上への忠誠心と優秀な仕事ぶりから、同様にアシスタントに入った吉武から「チーフ」と呼ばれたことがある。
日本に住むようになってから飛躍的にアニメ、ゲーム、マンガの知識が深まっており、会話がわりに繰り出す名言のネタがどんどんマニアックになってきている。さらにその守備範囲は古い娯楽映画などサブカル全般へと広がりつつあり、そのため他の現視研のメンバーがネタについて行けないことが増えている。
『二代目』開始当初は、斑目と波戸をくっつけようとするような言動をよく見せていた。しかし物語が進むにつれて自身も班目に接近し始め[注 8]、班目を動かすためと称してその頬にキスしたり[注 9]、さらにその後には斑目と目が合うと顔を真っ赤にして逃げてしまったりなどという行動を取るようになった。同時にその一方で、その年の新歓時期には行われなかった現視研恒例のドッキリを突然波戸に仕掛け、斑目と二人きりにしてその様子を観察するという行動にも出ている。自身でも自分の気持ちを持て余して混乱しているのか、正面から班目が好きかと聞かれると頑強に否定し続けている。
留学生として来日して以来、留学生寮と思われるところに住んでいたが、他の入居者とはまったく交流がなかった模様。後に波戸が吹っ切れて班目への好意を隠さなくなった直後に寮を出て一般のアパートに引っ越したが、引っ越し先は偶然にも波戸と同じでしかも隣の部屋だった。
一見、スポーツ等にはあまり縁がなさそうだが意外と運動神経が良い。特に格闘では非凡な動きを見せ、斑目に襲い掛かろうとした朽木に一瞬で間合いを詰めて強烈な掌底を浴びせたり、柔道黒帯の波戸を相手に驚異的な身のこなしで勝利を収めたりしている。
吉武 莉華(ヨシタケ リカ)
声 - 上坂すみれ(二代目)
新入生勧誘で、荻上のパフォーマンスに惹かれ入会。1986年4月2日生まれ。腐女子。歴女系属性。新入会員の中では一番小柄で童顔。長い髪をポニーテールにしアンダーリムの眼鏡をかけており、かなり垢抜けた格好をしているが、高校時代は典型的なオタクっぽい外見だった。弁が立って行動力があり、明るく物怖じしない性格から、同期を引っ張る役回りとなっている。面白そうと思うと即行動する傾向が強く、その結果大騒ぎを巻き起こすこともある。絵は描かないが、学園祭で発行のメバエタメでは小説を書いて初めて創作活動を行った。また現実的な一面もあり、女装モードの波戸と班目の仲の進展については悲観的な見方をしている。
新入会員三人の中で一番幼く見えるが、実は一浪しており矢島、波戸より年上。4月生まれで、初登場時にはすでに成人していた(2年先輩の荻上とは生年月日が6日違い[注 10])。
2歳年下の妹・莉紗がいる。
矢島 美怜(ヤジマ ミレイ)
声 - 内山夕実(二代目)
新入生勧誘で、同じく荻上のパフォーマンスに惹かれ入会。腐女子。栃木県出身。絵は上手くはないものの、それでも臆せず描いて発表するところは吉武に尊敬されている。生真面目で少々頑固な性格だが、言動にはどこか男前なところがある。付き合いも良く、吉武の頼みで自室を宴会場に提供したり、晒し覚悟でコミフェスでのコスプレにも参加している。腐っていることを除けば3人の中ではもっとも常識人であるため、ツッコミ役・フォロー役に回ることが多いが、たまにオーバーヒートして挙動不審に陥ることがある。
リムレスの眼鏡を着用。太めの体型で、ボサ頭にノーメイク。ファッションも無難で平凡なシャツ+Gパンが基本で女性らしさは少なく、ある意味典型的な女オタク。自身納得の上でオタクとしての生き方を貫いてきたが、波戸の『女子力』の高さに衝撃を受けている。しかし波戸に対しては、その女装の完璧さを認めつつも、あくまで「男」として見ている模様。
3次元の美形には興味はなく、アイドルも嫌いと言っていたが、男と偽ってあらわれた莉紗や男モードの波戸を初めて見た時は激しく照れ、まともに顔を見ることもできなかった。その後、男モードの波戸に好意を抱くようになった模様。
波戸 賢二郎(ハト ケンジロウ)
声 - 加隈亜衣(女声)、山本和臣(男声)(二代目)
『二代目』で主役級の位置づけとなっている男子学生。笹原の4年後輩で新潟県出身。いわゆる男の娘腐男子である。大学入学時に、腐女子に拒絶されずに一緒にBL話がしたいと思い、女装して現視研にやってきた。講義中など普段は男の格好をしているが、現視研の活動に来る時は学外に出る時も含め基本的に女装している。女装した姿は正当派美人で、声も女声を使うため、初めて現視研に見学に来た際はアクシデントによって発覚するまで誰も男であると気づかなかった。現在でも女装のことを知っているのは現視研会員とその関係者数名のみである。当初、住んでいたマンションが大学から遠かったため女子トイレで着替えていたが間もなく発覚。物議をかもした末、スーの発案で大学から徒歩数分の距離にある斑目のアパートを「更衣室」としてあてがわれた。自治委員会に対しては「竹谷 実可子」(たけや みかこ)という偽名を名乗り、他大学から参加の女性メンバーということになっている。
前述のとおり常に女装しているわけではなく、地毛は普通に男の子らしいショートカット。女装時はウィッグを使用している。当初は正体がバレないよう様々なタイプのウィッグを所持して使い分けていたが、絵を描く時には長い髪が邪魔になること、自治会に特定されてしまって髪型を頻繁に変えにくくなったこと、そして女装のモデルとしていた神永本人が登場したこともあり、一時期、神永とは違うセミショートの茶髪で固定していた。後に自分の気持ちと向き合い、踏ん切りがついてからはまた神永と同じ髪型に戻している。女装している時は寝姿や寝言まで女性になりきっているほど完璧であり、そのため大野には、自分に催眠術をかけているんじゃないか、とまで言われている。本人は骨格や筋肉は普通に男性だと言っているが、実際には女装で肩や脚が露出するような恰好をしていても誰も違和感を感じていない。女性らしさを維持するため日々の体のケアは欠かさず、化粧道具も常に持ち歩いている。なお、女装した状態で男である部分が見えることを嫌っており、荻上のアシスタントに入って連日の徹夜でひげが生えそうになった時には、女装をしていることに拒否反応を示したりした。またボディケア&メイク無しで自分以上に女装コスプレをこなす高坂に対し、羨望と敗北感を抱いている。
外見に反して中学生の時は柔道部で、黒帯所持者(初段)である。朽木が飛びかかって来た時には女装のスカート姿のまま鮮やかな体落としを決めている。締め技も使え、朽木の暴走を止めることもしばしばだが、関節技は中学柔道では禁止されているため習っていない。なお、どうやら柔道部時代にガチの後輩に目をつけられていたらしいことが後に判明した。
当初、自分は表現ジャンルとしてのBL作品が好きなだけで実際に同性愛者であるわけではない、と発言していた。その一方で、女装を始めてから自分を腐女子の視点で俯瞰視するようになっており(この視点が「第二人格810ちゃん(ハトちゃん・女性)」となっている)、俯瞰視点からは妄想たくましく「ハト×マダ萌え」をしていた。本人もこの腐女子人格の意味を掴みかねており、男の姿でいるときは懸命に否定しようとするものの、意識を引っ張られてついBL的な発言をさせられてしまうこともしばしばあった。ところが物語が進むにつれて、考えないようにしていた「マダ×ハト(女装モード)」の可能性に気づいてしまい、しかもその妄想が暴走して現実に浸食してくるようになった。その結果、斑目に対して恋する乙女のようなリアクションを取ってしまうようになり[注 11]、一時は混乱して女装を封印しようとした。結局、コミフェスで女装コスプレをすることになった際に、女装モードの自分が班目のことを好きになってしまっていることをはっきりと自覚した。その後自分の気持ちと向き合った結果、女としての自分が班目のことを好きであることを肯定し、その気持ちに正直になろうと吹っ切れた模様。なお、本来女装をすれば消えてしまうはずの810ちゃんは、暴走状態では女装をすると外見と人格が女装のモデルとした神永により近いもの[注 12]として現れるようになった。
入学当初は、大学から片道30分かかるところにあるマンションに住んでおり、BL本や女装用の服を隠すために、ウォークインクローゼットのある広い部屋を借りていた。後に、自分に正直になろうと吹っ切れてからは開き直って隠すことをやめ、狭いが大学に近い新築アパートの部屋に引っ越した。
高校時代、たまたま美術室に放置されていた神永が描いたBLイラストを興味に駆られて見たことをきっかけに、部内・校内で孤立してしまったという過去を持つ[注 13]。その経験から、現視研やBL関係の活動のときは基本的に女装で通し、極力自分が男性だということを見せないようにしている。ただし、慕っている斑目には女装だと若干避けられるため、最初はできる限り普通に後輩の男子として振舞おうとしていた。斑目に対しては、普通に話をしてくれる唯一の男性であるためか、最初の頃からかなり心を開いていた。そのためか、斑目がアンジェラに言い寄られて困っているのを目の当たりにした時や、自分の発言を皮切りに引っ越しを考え始めた時には激しい動揺を見せた。
斑目の春日部への好意を意識すると思考停止を起こしたり、その春日部の件など斑目に関して自分だけが知っていると思っていたことを他の人が知っているとつい嫉妬を剥き出しにしてしまう。そのため、恵子からは会ったばかりの頃から同性愛者なのではないかと疑われていた。
性格は、女装モードの時も男モードの時も基本的には真面目で控え目。ただし動揺するとテンパりやすいらしく、それが高じて場を引っかき回すようなことを思わず口走ってしまうことが少なくない。女装している時は先輩だけでなく同期に対しても丁寧語で話すが、男モードの時は同期にはタメ口になる。ただし、高校の同級生だった今野と藤に対しては、女装モードの時でもタメ口で話している。また、次第にスーに対しては女装している時でもタメ口が出るようになっている。画力は、高校時代に美術部(実態は漫研)でまじめにデッサンを続けていたため非常に高い。荻上のアシスタントをする際には背景の作画を任されており、矢島などからは「完璧すぎる」と評され、さらには荻上からも自分より上手いかも知れないと嫉妬を抱かれた。ただし、人物画に関してはかなり特殊で、女装時(正確には女性下着着用時)はコマ割りを無視した過激なBLイラストしか描けず、元の姿では見る影もないほど特殊なキャラしか描けなくなる。本人は才能はないとしているが、一度見ただけのBL絵の画風を完璧にものにしているので、潜在的な能力は高いと思われる(男の時は何かしらブレーキがかかっているのではないかと大野に指摘されている)。なお、料理は不得手だったが、斑目の腕前を知ってから鋭意特訓中。
雄一郎(声 - 浜田賢二(二代目))と言う3歳上の兄がいる[注 14]。雄一郎は高校時代に柔道部主将を務めていたが、波戸の柔道について「才能は俺よりあったと思う」と述べている。

漫画研究会[編集]

通称「漫研」。春日部、大野、荻上に対する女子会員達からの(嫉妬を含んだ)風当たりが強い。女子の間で派閥化が進み分裂状態にある。加藤、藪崎、麻田の3名は連載時には登場しておらず、単行本化の際の描き下ろしで新たに登場した人物である。アニメ版(げんしけん2)はそれ以前のエピソードであるが、話の本筋にはからまないものの少しずつ登場している。『二代目』からは藪崎、麻田の2人が重要な役回りで出てくるようになっている。

高柳(タカヤナギ)
声 - 柳沢栄治
漫画研究会の会長。斑目とは同学年で親しく、その縁で現視研にもちょくちょく顔を出す。現視研のコミフェス参加をアシストしたり、荻上を現視研に紹介するなど、物語のポイントに地味に関わっている存在。原口の横暴や漫研女子会員の派閥抗争に頭を悩ます苦労人。ニックネームは「ヤナ」。
藪崎 久美子(ヤブサキ クミコ)
声 - 高木礼子 / 米澤円
荻上と同期の女子会員。関西出身で、コテコテの関西弁で話す。入会早々に問題児であった荻上と対立、彼女が現視研に転がり込む一因となった。我が強く口も悪いが、どこか親分肌のようなところがあり、面倒見はいい。荻上の才能に早くから気付いており、学園祭で冬コミの委託を頼んで以降は、悪態をつきながらも何かにつけ彼女や現視研を気にかけるようになる。また、スーに対して最初は苦手意識を持っていたが、後に懐かれていいコンビとなっている。
かつて漫研の火種を炸裂させた荻上のサークルに参加したことが元で、他の女子会員から反感を買い、麻田共々漫研を追放された。その後は特定のサークルには所属していない。
加藤(カトウ)
声 - 中尾衣里 / 笹本菜津枝
藪崎らの先輩にあたる女子会員。かなりの長身で、麻田と並ぶと頭一つ分背が高い。伸ばした前髪で顔を隠した貞子ヘアーのため、表情はほとんど見えず話し方もぶっきらぼうだが、学園祭では荻上と藪崎の間を取り持つなど面倒見の良い性格。人間関係に爆弾をかかえる漫研女子は、彼女の存在により一定の均衡を保っている。前髪で隠れた下の顔はお約束通りの美形。大野と仲が良く、その趣味は推して知るべし。
『二代目』では就職活動で忙しくなり、サークルにほとんど訪れなくなった。
麻田 直子(アサダ ナオコ)
声 - 斎藤桃子 / 多田このみ
藪崎らの後輩にあたる女子会員。どんぐり目と猫口が特徴的なハムスターのような顔。薮崎と共に行動している姿がよく見られる。語尾に「ニャ」をつけるなど、キャラ作りを意識した口調。口調とは対照的に発言はキツめで、ツッコミの役割を果たしている。
名前はアニメ版(げんしけん2)にて初出、「麻田(にゃーこ)」とクレジットに表記。二代目でフルネームが明らかになった。

サークル自治委員会[編集]

北川(キタガワ)
声 - 小林沙苗
椎応大学サークル自治委員会の副委員長で後に委員長。斑目らと同学年。女っ気が無くサークル自治活動において極めて厳格だが、女子らしさや相手を気遣う一面も持つ。盗撮事件やボヤ騒ぎの時は陣頭指揮を執るなどリーダーシップとしての手腕も高い。現視研廃部騒動の中心人物で、春日部とは犬猿の仲。春日部に水虫を指摘されたことがきっかけで委員長(声 - 小野大輔)と付き合い始め、卒業後は就職せず1年先に卒業した委員長と結婚した。なお卒業までに水虫は完治した模様。
三上(ミカミ)
声 - 田丸裕臣(二代目)
『二代目』に登場するサークル自治委員会の委員長。荻上や藪崎と同学年。北川仕込みの厳格さで各サークルの動向に目を光らせている。3年生の時点で内定をもらっており、まともに就職活動をしようとしない大野に対してはかなり厳しい態度をとる。
播磨(ハリマ)
声 - 斎藤寛仁(二代目)
サークル自治委員で、三上の後輩。現視研に出入りしているという女性(女装した波戸)に興味を持ち、ことあるごとに接触を持とうとしては三上や後輩(声 - 古川慎)にたしなめられている。その一連のやりとりは現視研二代目女子会員たちの腐れガールズトークの餌食となっている。

その他現視研関係者[編集]

原口(ハラグチ)
声 - 石井康嗣
斑目たちの1学年上にあたる現視研の幽霊会員。漫画研究会やアニメ研究会にも会費も払わず居座り続けている。他人を食い物にするタチの悪いオタクであり、現視研メンバーをはじめ多くの人間から疎まれている。後輩たちから付けられたニックネームは「ハラグーロ」で周囲にも浸透している。
同人誌即売会の大手サークルに幅広いコネを持っているが、同人誌即売会で恥も外聞も無く大金を稼ごうとする姿勢(作家に数ページの作品かイラストを描かせて集めた上、無名作家作品で水増しして作った本をかなり高い値段で捌く。一人辺りの労力に反して儲けは大きい)[注 15]から、同人作家たちからも疎まれている。いわゆる「同人ゴロ」である。ただ、その実行力自体は評価している者もいる。卒業後の進路は不明。
アニメ『げんしけん2』では高柳の口から、卒業後は自ら招いた窮状[注 16]と、そのため行方をくらましていることが語られた。
沢崎(サワザキ)
声 - 伊藤健太郎
朽木と共に現視研に仮入会していた学生で、咲の策謀により、格闘ゲームで高坂に挑むも、完膚なきまでに敗れ入会を断念した。

会員個別の知人・縁者[編集]

会員の家族[編集]

笹原 恵子(ササハラ ケイコ)
声 - 清水香里 / 葉山いくみ
原作11話より登場。笹原の妹。1986年6月10日生まれのA型。当初はオタクと無縁なギャル系女子高生で、放任主義で育ったため滅多に家に帰らない放蕩娘だった。化粧を落とすと兄そっくりの顔をしていると春日部から指摘を受けている。[注 17]笹原曰く「バカ」。容姿を除けば春日部と類似点が多く、『二代目』では卒業した春日部に近い役回りで登場。
兄を大学駅前に呼び出した際、通りがかった高坂に一目惚れして以来現視研メンバーと関わりを持つようになる。兄同様自分にもオタクの素質があると思い込み、高坂と付き合うため自分もオタクになろうと、大野の同人誌を回し読みするなど奮闘する。高坂を追って椎応大学文学部文学科を受験するも不合格。それでも諦めきれずに大学近くの会計専門学校に入学するも周囲の予想通り中退。『二代目』にて部室に顔を出した際にはキャバ嬢になっていた。源氏名は「今日子」だが、名刺の写真は修正が強すぎて「誰?」なレベル。10巻おまけではキャバクラのコスプレサービスデーの際、オタク受けを狙って某版権キャラのコスプレをしようとして店長からダメ出しされた。高坂卒業後もちょくちょく現視研に顔を出している。
ことある毎に高坂の彼女である春日部と張り合っていたが、春日部に「オタクとの付き合い方[注 18]」等先輩としての助言を受けたりと関わりを持つうちに慕うようになる。男遊びとキャバクラ勤めで人生経験が豊富なためか『二代目』においては年齢不相応な大人びた発言が多く、斑目の心境を的確に把握している模様。また笹原と荻上の間柄もかなり早い段階から察知していた。
斑目に真っ先に自分の名刺を渡したりしていたためか、春日部から斑目に多少の好意があるものと思われているが真偽は不明。ただ、班目に対する好意を開けっぴろげに公言しているアンジェラに対しては妙な対抗意識を燃やしている。前述のコスプレの件も含めてオタクに対しての偏見はなくなっており、斑目とゲームの話をしたこともある。自分をノーマルと言いながらも斑目の周囲の女性に対して嫉妬を丸出しにしている波戸に対してはあまりいい印象を持っていないらしく、かなり突き放した態度をとっている。
アニメ版OVA、第2期には登場しない。
吉武 莉紗(ヨシタケ リサ)
声 - 早乙女翔(二代目)
吉武莉華の2歳年下の妹。姉には従順で、ショタコンな腐女子。ショートカットでボーイッシュ、スレンダーで背も高いため、普通にしているとほぼ100%イケメンで高身長の男性に間違えられる。初登場時は莉華の企みにより、莉華の1歳年上の兄で和須田(ワスダ)大学2年生・理人(リヒト)を名乗っていた。
小学生の頃からバスケットボールをやっており、大学に推薦してもらえるレベルの選手だが本人はそこまでこだわりはないらしい。大学進学を機にバスケは止め、今まで出来なかった腐女子としての生活を送りたいと思っているが、バスケ関係の長年のしがらみなどもあり進路に悩んでいた。椎応大学に見学に行った際にたまたま下半身を除毛してしまった波戸の全裸を見てしまったことにより、椎応大学への進学を心に決めた。
ちなみに両親が長身と小柄の凸凹夫婦で姉妹もそれに似たらしい。また姉妹揃って体格に関係なく胸が無いのがコンプレックス。

大野のアメリカ時代からの友達[編集]

アンジェラ・バートン
声 - 甲斐田ゆき / 小林未沙
スーと同じく、大野がアメリカに住んでいたときの友達(オタク仲間)。金髪のショートカットで、大野に似て大柄かつグラマーな体格(大野曰く「胸は私のほうが大きい」)。正確な年齢は不明。日本語はほぼ駄目な模様(片言の自己紹介程度なら可能)。2005年の夏・冬コミの際、スーと共に来日。夏コミでは大野と共にコスプレをしていた。メガネフェチで、荻上の同人誌が大のお気に入り。基本的には腐女子属性であるが男性向け同人誌もOKらしい。大野からの話を真に受け、斑目を出会う以前から「Sou-uke」と認識している。また、オタクであると同時にテニスや水泳などのスポーツもこなす一面も持ち、そのため夏コミで炎天下長時間コスをしても涼しい顔をしていられるほどの体力を誇る。
アニメ版では斑目に気のあるような素振りを見せており、アニメの設定を引継いでいる『二代目』では、コミフェス来日の際に積極アタックを試みたが、波戸とスージーに阻止された。本人曰く、以前は咲がいたから積極的にはいかなかったが、斑目と同時に咲も大学を卒業してほぼ完全に失恋状態となったため、晴れてアタックを開始したらしい。また、スーと波戸も班目に好意を抱いていることを見抜いている。男女関係や性に関してはかなり開放的な考え方らしく、班目を好きな者は全員一緒に彼を愛すればいい、というような発言をしている。
スザンナ・ホプキンス
#スザンナ・ホプキンスを参照。

荻上の中学時代の同級生[編集]

中島 裕子(ナカジマ ユウコ)
声 - 遠藤綾 / 日野まり
荻上の中学時代の文芸部の腐女子仲間。コミフェスにて荻上と再会する。かつて、荻上を騙して巻田を題材にした「巻田総受け本」を作り、荻上の心に強いトラウマを残した。後、再びコミフェスにて雪見庵を訪れ、藪崎らに萩上の過去を語ったが、藪崎らがそのことを知っている上で友人として付き合っていると語られ、もう二度と萩上とは会わないと語りその場を去った。巻田の現在の所在地と動向を知っている模様(少なくとも、それで荻上は救われるらしい)。その際の会話から、ただ悪意だけの人物ではないようであるが、詳細は不明。
重田 三奈(シゲタ ミナ)
声 - 井口裕香 / 小笠原早紀
中島と同じく、荻上の中学時代の文芸部の腐女子仲間。荻上に対する中島の態度を諫めようとしている。
巻田(マキタ)
荻上の中学時代のボーイフレンド。2人の交際が順調に始まり出した矢先、中島に騙された荻上が作った「巻田総受け本」が彼の許に渡ってしまい、不登校となった挙句、荻上とは一度も会うことなく別の中学へ転校してしまう。この出来事が荻上の人格形成に大きく影響することとなった。

波戸の高校時代の知人[編集]

神永(カミナガ)
声 - 能登麻美子(二代目)
波戸の高校時代の先輩。波戸の女装パターンのモデルの一人で、後ろ姿だと見分けがつかないくらい似ている(神永の方が目が若干細く、また目元に隈がある)。「っす」「お前」など、やや男性の様な口調で喋る。
美人だが、筋金入りの腐女子でBLイラストを描き散らしては美術部に見せに来ていた。波戸のあこがれの人だったが、兄の雄一郎(声 - 浜田賢二)と付き合うようになり、文化祭で再会した際には近々結婚することが伝えられ、正式に波戸の義姉になることが決まった。波戸の女装を知っても特に目立ったリアクションは見せず、それどころかそれを元にして即座に雄一郎と賢二郎のカップリングをイメージするなど、根元から腐っている(ただし、荻上および当事者であるはずの波戸もその話に食いついていた)。波戸が班目のことが好きになったことを知った時も狂喜して、むしろその後押しをしている。
今野(コンノ)
声 - 山岡ゆり(二代目)
波戸の高校時代・美術部の同期。大きな三白眼が特徴の女性。波戸が神永の描いたイラストを「トイレで観ていた」と言ったのを誤解してしまい、波戸が部内や学校で孤立するきっかけを作ってしまったことを後悔していた。ちなみにうわさを広めたのは木村という別の部員。
文化祭に訪れ、波戸の女装を知った時には、自分のせいで波戸が変になってしまったのかとマジ泣きしていた。神永ほど腐女子ではないため、自分の恋人とその弟をネタにしている様に対してドン引きしていた。波戸のことが好きらしく、神永にそのことを見透かされている。
藤(フジ)
声 - 種田梨沙(二代目)
波戸の高校時代・美術部の同期。今野とは逆に目が小さく、背が高い。

吉武と矢島の関係者[編集]

美作(ミマサカ)
声 - 阿久津加菜(二代目)
矢島の高校時代の同期。ぽっちゃりした容姿の「気弱なオタク女子」で矢島の後ろが定位置。
沢渡(サワタリ)
声 - 優木かな(二代目)
吉武の所属していた女子高の史学部部員で歴女仲間。染めてウェーブを掛けたセミロングで、セルフレームの眼鏡を着けている(高校時代は髪を染めずにハーフアップにしていた)。部活に入り浸っていた吉武達と腐女子論争を繰り広げていた。
福田(フクダ)
吉武の所属していた女子高の史学部部員で歴女仲間。ショートボブにハーフリムの眼鏡が特徴。史学部3人の間ではツッコミ役。

現視研会員による発行同人誌[編集]

いろはごっこ
『げんしけん』発行。男性向け「くじアン」本。発行数200。完売。
あなたのとなりに
『雪見庵』発行。女性向け「くじアン」本。発行数50。頒布数11。

その他用語[編集]

会長
『くじアン』に登場する生徒会長『律子・キューベル・ケッテンクラート』の事。現視研の扉のポスターに描かれているキャラ。文化祭で春日部が強引にコスプレさせられたキャラでもある。
巷談社(コウダンシャ)
「少年マガヅン」にて「くじびきアンバランス」を連載する出版社。コミフェスの企業ブースにも出店し限定グッズを配布。アニメでは笹原が採用試験を受けるも不採用。

くじびきアンバランス[編集]

『くじびき♥アンバランス』漫画版単行本1、2巻の巻末に、『げんしけん』のその後を描く描き下ろしおまけ漫画「くじびき♥げんしけん」が掲載されている。

なお、「げんしけん」内で各キャラが以下のコスプレをする場面がある。

  • 春日部:会長(律子・キューベル・ケッテンクラート)
  • 大野:副会長(如月香澄) - 他に2巻の「くじびき♥げんしけん」で山田薫子
  • 高坂:橘いづみ - アニメ「げんしけん2」では秋山時乃(第2期版)に変更
  • 荻上:上石神井蓮子
  • 波戸:山田薫子

ラーメン天使プリティメンマ[編集]

ラーメン天使プリティメンマ』は、『げんしけん』に登場する架空のエロゲーである。アニメ版第2期『げんしけん2』と併せて、スピンオフ作品として漫画、CDドラマなどが制作された。

原作では「第17話 死線」(単行本3巻)に登場する、笹原が斑目に勧められて自分のパソコンで最初に始めたエロゲーである。単行本描き下ろしのおまけ4コマ漫画でも取り上げられている。原作での扱いはこれだけであり、ほとんどタイトルと簡単な設定しか記されておらず、『くじびきアンバランス』に比べれば一過性のネタの扱いである。なお、笹原はこのゲームを「騙された」と酷評している。

アニメ版第1期ではこのエピソードは省かれているが、第12話で笹原の部屋にパッケージが一瞬だけ登場する。これは第2期『げんしけん2』と併せてスピンオフしたものとは無関係と見て良い。

『げんしけん2』では、『くじびき♥アンバランス』と並んでこの『プリティメンマ』がフィーチャーされている。本編では、シリーズ第2作『ラーメン天使プリティメンマ2』が登場し、田中や笹原がプレイする場面や、大野がキューティトンコのコスプレをする場面などがある。また、第7話からのオープニングでキューティトンコ(大野)、プリティメンマ(荻上)、セクシーメンマ(春日部)のコスプレが加わる。

スピンオフ作品として、2007年に城井のりあによる漫画版が『月刊コミックアライブ』(メディアファクトリー)で連載され、2008年1月に単行本(全1巻、MFコミックス アライブシリーズ ISBN 978-4-8401-1992-4)が刊行された。また、ドラマCDも2007年12月に発売された(ランティス LACA-5722)。

さらに、『げんしけん2』DVDにセル画やピクチャードラマが特典として付けられている。

なお、原作本編56話(『二代目』第一話)内で、朽木が「ラーメン天使プ(以下略)エレクトメイクアーーーーップ!バージョン」のコスプレをする場面がある。

椎応大学[編集]

椎応大学(しいおうだいがく)は、作中に登場する、主人公達が通う架空の大学である。同じ講談社発行の『さよなら絶望先生』にも、同名の大学が登場する。場所は「都心から電車で1時間、東京の端にある」、「新宿から電車で30分、丘の上」とされる(『げんしけん OFFICIAL BOOK』による)。またキャンパスの外観や32話で斑目と春日部が新宿から郊外に向かう電車に乗って一緒に帰宅していること、48話で「モノレールで1駅」で笹原と荻上が大学から多摩動物公園に移動していることから、モデルは中央大学(CO大学)と特定出来る。アニメ版では、第1期放送時で殺風景だった当時のキャンパス駅前の描写も、第2期に入ってから改装後の外観で描かれている。なお、週刊モーニングおよび月刊アフタヌーンの初代編集長で、現講談社顧問(前講談社取締役)の栗原良幸は中央大学出身である。

コミック[編集]

単行本(アフタヌーンKC)

※描き下ろしが豊富で、特に第9巻は半分が描き下ろされた。全話に描き下ろしの「その後」(主に4コマ)が用意されている。また、連載時のカラーページもほとんどがカラー印刷で収録されている。第10巻から副題の「二代目」が付き、二代目からの巻数は副題で数える形式をとっている。

第1巻 2002年12月18日発売(ISBN 978-4-06-321144-3
表紙:春日部、笹原、斑目、久我山。部室での一日。
カバー下:「くじびきアンバランス アニメ設定資料集」のネタ。
描き下ろし:主要キャラのプロフィール。
第2巻 2003年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321151-1
表紙:高坂、春日部、笹原。屋外での一幕。
カバー下:「くじびきアンバランス」のイラスト集。
描き下ろし:現視研メンバーによる「くじあん名場面集」のネタ。
第3巻 2003年12月22日発売(ISBN 978-4-06-321155-9
表紙:大野(コスプレ)。部屋でコスプレ衣装に囲まれて。
カバー下:「くじびきアンバランス アンバランスファイター」(架空同人ゲーム)のキャラ別技一覧。
描き下ろし:現視研メンバーによる「くじアン」同人格闘ゲーム(架空)の感想集。
第4巻 2004年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321162-7
表紙:大野。画面手前の手は春日部。本編中、春日部の初コスプレシーンより。
カバー下:実際の「げんしけん アニメ設定資料集」。
描き下ろし:現視研メンバーによる「くじアン」恋愛ゲーム(架空)の感想集。
第5巻 2004年11月22日発売(ISBN 978-4-06-321164-1
表紙:春日部、大野(コスプレ)、笹原。本編中、コミフェス参加シーンより。
カバー下:「いろはごっこ」(本編中で笹原らが作った成人向け同人誌)の表紙。
描き下ろし:現視研メンバーによるアニメ版「私のくじあん名場面集 Returns」のネタ。
第6巻 2005年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321170-2
表紙:荻上(くじあんコスプレ)、笹原、春日部。大学構内での一幕。
カバー下:春日部、大野のフィギュア作成過程の連続写真。
描き下ろし:田中による「くじアン」キャラ「忍先生」のフィギュア作成過程連続写真。
【特装版】第6巻 2005年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321170-2
表紙:荻上(スク水)、笹原、春日部。大学構内での一幕。
特典:PROJECT G げんしけん「同人誌」。(下記参照)
第7巻 2005年12月22日発売(ISBN 978-4-06-321174-0
表紙:荻上、笹原、大野。原稿執筆中。
カバー下:「あなたのとなりに」(本編中で荻上が作った成人向け同人誌)の表紙。
描き下ろし:笹原と斑目の対談形式による「くじアン 設定ラフ画あれこれ集」のネタ。
第8巻 2006年8月23日発売(ISBN 978-4-06-321179-5
表紙;荻上、笹原。大学付近の坂道での一幕。
カバー下:実際の「くじびき(はあと)アンバランス アニメ設定資料集」。
描き下ろし:笹原と斑目の対談形式による現実の「くじびき(はあと)アンバランス 設定ラフ画あれこれ集」、第48話「放課後デート倶楽ブ」、第49話「メイド喫茶と三顧の礼」。
第9巻 2006年12月22日発売(ISBN 978-4-06-321183-2
表紙:春日部、荻上、笹原、斑目。部室での一日。
カバー下:メインキャラおよびサブキャラ全員。;
描き下ろし:第50話「スージーといっしょ」、第51話「ボンノーはとめどなく」、第52話「Rain or Shine」。
【特装版】第9巻 2006年12月22日発売(ISBN 978-4-06-364674-0
表紙:春日部、大野、荻上。背景は無し。
特典:アニメ版キャスト&スタッフによる「完全新作ドラマCD」、PROJECT G2 げんしけん「同人誌」(下記参照)
第10巻 - 二代目の壱 2011年5月23日発売(ISBN 978-4-06-310752-4
表紙:スー、荻上。新歓活動で荻上のイラスト実演中。
カバー下:スーの「さよなら絶望先生」小森霧の「開けないでよ」のパロディ。
第11巻 - 二代目の弐 2011年12月22日発売(ISBN 978-4-06-310793-7
表紙:波戸(コスプレ)、吉武、矢島。コミフェス会場の一幕。
カバー下:(表)スーが部屋で荻上グッズの山に囲まれて絶望先生ネタ。(裏)スーと漫画研究会の藪崎と麻田直子。
【特装版】第11巻 - 二代目の弐 2011年12月22日発売(ISBN 978-4-06-358377-9
表紙:波戸(女装)、吉武、矢島。コミフェス会場の一幕。
特典:波戸君の寝姿フィギュア。
第12巻 - 二代目の参 2012年6月22日発売(ISBN 978-4-06-387826-4
表紙:スー、吉武、矢島、波戸。部室でのおやつタイム。
カバー下:(表)吉武がお菓子を開けまくり、スー食べまくり、矢島つられて食べる、波戸は呆然。(裏)矢島がシャツ一枚。
第13巻 - 二代目の四 2012年12月22日発売(ISBN 978-4-06-387856-1
表紙:スー、薮崎、麻田、矢島、吉武、斑目。文化祭中、薮崎のタコヤキをねだるスー。
カバー下:(表)タコヤキを味わうスーの後ろで「いつも何か食っている」と話す矢島と吉武。(裏)スカート脱いで髪留めを外した恵子。
第14巻 - 二代目の伍 2013年6月21日発売(ISBN 978-4-06-387895-0
表紙:斑目。部室で雑誌を読む。
カバー下:(表)大野(コスプレ)、春日部、荻上。(裏)スー(コスプレ)。
PROJECT G げんしけん「同人誌」
げんしけん6巻特装版付録の同人誌。『げんしけん』『くじびきアンバランス』を題材に多数の作家が筆を振るっている。
あさりよしとお甘詰留太うたたねひろゆき久米田康治桜玉吉志村貴子園田健一TAGRO田丸浩史二宮ひかる氷川へきる平野耕太ももせたまみ八雲剣豪
PROJECT G2 げんしけん「同人誌」
げんしけん9巻特装版付録の同人誌。『げんしけん』を題材に多数の作家が筆を振るっている。
みつみ美里鳴子ハナハル畑健二郎森山大輔鈴木次郎沙村広明石田敦子瀬口たかひろ藤木俊犬上すくね小梅けいと安彦良和きづきあきらサトウナンキ竹下けんじろう安永航一郎有馬啓太郎篠房六郎水橋かおり
現代視覚文化研究会活動記録
9巻特装版付録のドラマCD。キャストはアニメ版と同じ。脚本は横手美智子。トラック2では出演声優によるコメントが収録されている。
単行本(講談社コミックスデラックス)

※設定資料集のようなもの

アニメ[編集]

第1期[編集]

2004年10月から12月まで、UHFアニメとして放送、全12話。単行本1巻の「第1話 現視研」から4巻の「第22話 げんしけん誕生」まで(作中時間で約1年9か月)の内容で、アニメ化されなかったエピソードも一部あるものの、基本的には原作の流れに即している。

作中で登場人物たちが『キテレツ大百科』の主題歌「はじめてのチュウ」を堂々と歌ったり『ぷよぷよ』をプレイしたりといった場面があったが、アニメ化においてもこの商標権著作権が絡みナーバスにならざるを得ないような部分の多くをクリアし、問題なく放送できた。

  • 大学祭のシーンで、大野が蔵土縁紗夢GUILTY GEARシリーズ)のコスプレをする一方で、ゲーム大会など格闘ゲームをプレイするシーンでは同シリーズのプレイ映像がそのまま使用されている。
  • プラモデルを作るシーンで、原作ではバンダイの許可の下『機動戦士ガンダム』の「グフ」「ジム」を作っていたが、アニメ版では架空の「ガフ」「ジミ」に変更されている。
  • 同人誌専門店のシーンで、原作では架空の店舗として描かれていたのが、アニメ版ではスポンサーであるとらのあなの意向により実在する店舗「とらのあな秋葉原1号店」となっている。

なお、作中作である『くじびきアンバランス』についてはテレビ放送分では『げんしけん』の作中に部分的に登場するのみであったが、『げんしけん』DVDボックス購入特典のボーナスディスクとして一部回(第1話・第21話・第25話)をフルタイムで収録、後にキッズステーションにて全話放送。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニング主題歌「マイペース大王」
作詞・作曲・編曲・歌 - manzo(第2話以降)
エンディング主題歌「びいだま」
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 現代における視覚を中心とした文化の研究 横手美智子 池端隆史 山田一夫 谷口淳一郎
2 消費と遊興による現代青少年の比較分類 吉田玲子 古橋一浩 三原武憲 興石暁
3 地域文化振興の問題点とその功績 花村こけし 殿勝秀樹 福本潔 敷島隆
4 扮装と仮装の異化による心理的障壁の昇華作用 池田眞美子 古橋一浩 平向智子 青井清年
5 自律行動に見る排斥と受容の境界 平見瞠 原明 池下博紀
6 サブカルチャーをめぐる他者との関係論 中瀬理香 古川順康 三原武憲 興石暁
7 対人関係における行動選択の特徴 横手美智子 平向智子 原健
8 量産型製造過程における比較研究 高橋ナツコ 佐藤卓哉 さんぺい聖 松下清志
木下ゆうき
9 特殊閉鎖状況下における説明義務の有無について 横手美智子 水島努 谷口淳一郎
10 経済効果から考える余暇消費のフェティシズム 小林靖子 原明 殿勝秀樹 青井清年
11 都市型犯罪における悪意の所在論 横手美智子 うえだひでひと 三原武憲 興石暁
12 組織の再構築時に発生する課題と対策 水島努 谷口淳一郎

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
千葉県 ちばテレビ 2004年10月10日 - 12月26日 日曜 24:00 - 24:30 独立UHF局
埼玉県 テレビ埼玉 日曜 25:05 - 25:35
兵庫県 サンテレビ 2004年10月11日 - 12月27日 月曜 24:00 - 24:30
三重県 三重テレビ 月曜 25:30 - 26:00
神奈川県 tvk 2004年10月12日 - 12月28日 火曜 25:05 - 25:35
日本全域 キッズステーション 2004年10月15日 - 12月31日 金曜 24:00 - 25:00 CS放送
福岡県 TVQ九州放送 2005年1月11日 - 3月29日 火曜 26:50 - 27:20 テレビ東京系列
キッズステーション 木曜24:30枠
前番組 番組名 次番組
げんしけん

関連CD[編集]

OVA版[編集]

2006年秋より『くじびき♥アンバランス』が単独でテレビアニメ化された際、同年12月22日よりリリースされたTVアニメ版『くじアン』のDVDボックスにおいて今度は逆に全3巻に購入特典として、各ボックスに1本ずつ『げんしけん』の完全新作OVAが同梱された。

このOVAでは、スタッフおよび製作会社はシリーズ構成・脚本(OVAでは全作を担当)の横手美智子以外ほぼ総入れ替えとなったが、キャストに関してはTV版第1期をそのまま踏襲。また主題歌は引き続きmanzoが担当し、エンディング曲もアツミサオリの「びいだま」がそのまま使用されている。ストーリーはTV版第1期の続きということで、第1期では(実質)登場しなかった荻上が登場。単行本4巻の「第24話 にゅーアンバランス」から5巻の「第26話 斑目式買い物法応用編」、6巻の「第31話 かしまし娘+1」「第32話 フタリノセカイ」に当たる内容で、一部原作と異なる順序でエピソードを組み合わせている。オープニングはTV版『くじアン』のオープニングのパロディとなっているため、知らずに単独で見ると奇異な印象を受けるカットもある。なお、TV版『くじアン』の次回予告では『げんしけん』の登場人物が声だけ出演、『くじアン』を客観的に“作品”として語っている。

キッズステーションではTV版第1期と第2期の間の放送2007年12月31日27時より一挙放送された。

2008年6月に全3話を1巻に収録した『げんしけんOVA COLLECTION』が発売された。

スタッフ(OVA)[編集]

  • 監督 - 水島努
  • 原作 - 木尾士目
  • シリーズ構成・脚本 - 横手美智子
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 柳田義明
  • 美術設定 - 泉寛
  • 美術監督 - 奥井伸
  • 色彩設計 - 中島淑子
  • 撮影監督 - 斎藤秋男
  • 編集 - 及川雪江、田村ゆり
  • 音響監督 - 明田川仁
  • 音楽 - 長谷川智樹
  • プロデュース - ジェンコ
  • 制作 - 亜細亜堂
  • 製作 - メディアファクトリー、東芝エンタテインメント、キッズステーション、コミックとらのあな、ジェンコ

主題歌(OVA)[編集]

オープニングテーマ「青春として」
作詞・作曲・編曲・歌 - manzo
エンディングテーマ「びいだま」
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二

各話リスト(OVA)[編集]

OVA版(くじびき♥アンバランス DVD-BOXに同梱)
※OVA版ではTVからの通し番号として話数が割り振られている
巻数 話数 サブタイトル 絵コンテ 演出 作画監督
1 13 オタクが嫌いな荻上です 福富博 根岸宏樹 藤森雅也、をがわいちろを
2 14 私はオタク星人 岡英和 朝見松雄 鹿島功光
3 15 じゃあ、脱がしてあげるッ! 八谷賢一 福本潔 二宮壮史、飯飼一幸
松岡秀明、鷲北恭太
柳伸亮、吉田伊久雄
うめつゆきのり

げんしけん2[編集]

2007年10月から12月までUHFアニメとして放送、全12話。キャラクターデザイン・総作画監督の柳田義明、シリーズ構成・脚本の横手美智子など一部を除き、スタッフはOVA版から変更されているが、ストーリーはOVA版の続きとなっている(時間上は第14話の続きで、序盤と第15話が前後する)。 また原作者の木尾士目が第4話、第10話の脚本、および第12話のエンディング・ダイアローグを担当している。単行本5巻の「第27話 志・ミノタケ」から7巻の「第42話 メンセツ」まで(作中時間で約1年3か月)の内容で、単行本描き下ろしのおまけ漫画もストーリーに取り込んでいる。原作や第1期、OVAとの主な相違点は次の通りである。

  • 恵子が登場しない。原作で恵子がメインとなるエピソード1話は省かれ、その他の登場シーンは代わって朽木の役回りになっている。
  • 第4話は原作にないエピソードで、大野と田中が恋仲に発展するまでの過程を描いている[注 19]。また、原作では二人の関係が発覚するのはコミフェス参加前であるがアニメ版では参加後であるため、差し替えシーンが多数存在する。
  • その他のエピソードでも大半で順序の入れ替え、エピソード間の場面の移動が行われている。
  • 原作のエピソード2話を1話にまとめたものより、1つのエピソードを膨らませて1話にしたものの割合が第1期やOVA版に比べて多く、全体にアニメのオリジナルの要素が増えている。
  • くじびきアンバランス』がOVA版と同様に単独TVアニメ版のデザインに変わっている(劇中でも第2期という設定)。ただし、第7話に登場する「OVAで出た完結編」(劇中のみの存在)では第1期のデザインに戻されている。
  • 『くじびきアンバランス』と並んで、架空のエロゲー『ラーメン天使プリティメンマ2』が随所でフィーチャーされている(「2」は原作には登場しない)。
  • コミフェスでの高坂、大野、アンジェラのコスデザインが一部変更。
  • 文化祭でのコスプレ撮影会の話がOVAで展開済みの為カット(一部回想シーンでのみ再現)。
  • 笹原の就職活動が難航した詳細な様子が追加され、悪態をつく珍しいワンシーンも見られる。

オープニングは、笹原が見た夢という形で、ほとんど全編をロボットアニメのオープニング[注 20]のパロディと女性キャラのコスプレ(『くじアン』および『プリティメンマ』)が占めている。

スタッフ(第2期)[編集]

  • 監督・色彩設定 - よしもときんじ
  • 原作 - 木尾士目
  • シリーズ構成 - 横手美智子
  • キャラクターデザイン - 柳田義明
  • 総作画監督 - 柳田義明、石橋有希子野口孝行
  • 美術設定 - 泉寛
  • 美術監督 - 奥井伸
  • 撮影監督 - 佐々木和宏
  • 編集 - 田熊純
  • 音響監督 - 明田川仁
  • 音楽 - 小池雅也オカザキシュン(4-EVER)
  • 音響効果 - 中野勝博
  • 録音調整 - 安齋歩
  • 録音助手 - 大賀鉄也
  • 音響制作 - マジックカプセル
  • 録音スタジオ - プロセンスタジオ
  • 音響制作担当 - 八木橋正純
  • 音楽制作 - ランティス
  • プロデュース - ジェンコ
  • 制作 - アームス
  • 制作協力 - 亜細亜堂
  • 製作 - コミフェス準備会(メディアファクトリー、シュウゲート、キッズステーション、ジェンコ)

主題歌(第2期)[編集]

オープニングテーマ「disarm dreamer
作詞 - 畑亜貴 / 作曲 - 黒須克彦 / 編曲 - 宅見将典 / 歌 - 美郷あき(第2話 - 第11話)
エンディングテーマ「クラブハウスサンド」
作詞・作曲・歌 - ゆうまお / 編曲 - 菊谷知樹(第3話、第7話を除く)
第3話では挿入歌として使用、第9話はボーカル無しのインストゥルメンタル・バージョン。
エンディングテーマ「あい」(第3話)
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二
エンディングテーマ「びいだま」(第7話)
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二
挿入歌「くじびきアンバランス」
作詞・作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - 小池雅也 / 歌・演奏 - UNDER17

各話リスト(第2期)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 新会長のココロザシ 横手美智子 よしもときんじ イワナガアキラ 宮澤努
2 会議はモメル 松本マサユキ Joung Soon an
3 アツい夏の一日 三田小太郎 藤本義孝 Park Chang hwan
4 デキテンデスカ? 木尾士目 杜野幼青 岩崎知子 をがわいちろを
5 マダラメ総ウケ 横手美智子 よしもときんじ 藤本義孝 Joung Soon an
りんしんBLパート)
6 趣味のモンダイ 三田小太郎 イワナガアキラ 宮澤努
7 卒業症候群 藤本義孝 Seo jin Won
8 こすけん よしもときんじ 松本マサユキ Joung Soon an
9 シューカツはいつも雨 杜野幼青 中村近世 服部憲知、清水智子
栗原学
10 オタク・フロムUSA 木尾士目 岩崎知子 をがわいちろを
11 リアル・ハードコア 横手美智子 杜野幼青 藤本義孝 宮澤努
12 その先にあるもの… よしもときんじ 石橋有希子野口孝行
Eum Ik hyun

放送局(第2期)[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
埼玉県 テレ玉 2007年10月9日 - 12月25日 火曜 25:30 - 26:00 独立UHF局
千葉県 チバテレビ
愛知県 テレビ愛知 火曜 27:28 - 27:58 テレビ東京系列
神奈川県 tvk 2007年10月10日 - 12月26日 水曜 25:15 - 25:45 独立UHF局
兵庫県 サンテレビ 2007年10月11日 - 12月27日 木曜 26:10 - 26:40
日本全域 キッズステーション 2007年10月12日 - 12月28日 金曜 24:00 - 24:30 CS放送 製作委員会参加
キッズステーション 金曜24:00枠
前番組 番組名 次番組
げんしけん2

関連CD(第2期)[編集]

げんしけん二代目[編集]

2013年7月から9月まで放送された。テレビシリーズ第3期[注 21]。このアニメ化については同年1月25日に発売された月刊アフタヌーン3月号で発表されており[4]、同年5月6日13時30分には制作記者会見が行われた。その模様はニコニコ生放送で生中継され[5]、5人のメインキャストが初披露された[6]。第1期〜第2期から引き続き登場する人物の声優陣は、総入れ替えとなった。

本作ではアニメーション制作をProduction I.Gが担当しているためもあり、第4話のコミフェス会場では同じくI.G制作作品かつ水島監督作品の『よんでますよ、アザゼルさん。』の主人公、アザゼル篤史などがコスプレイヤーの1人としてカメオ出演した。また、第13話では同じくI.G制作協力作品の『進撃の巨人』のワンシーンが効果音込みのパロディとして再現された。原作の版元が同じ作品では第1話で『化物語』のパロディネタが原作通りに放送され、さらにアニメ版のワンシーンも劇中でそのまま使われた。

時代背景は笹原が卒業した後の2006年前後と設定されているが(部室内のゲーム機等)、大野のコスプレモチーフは時代をかなり先行している(『ベヨネッタ』、『魔法少女まどか☆マギカ』等)。

スタッフ(二代目)[編集]

  • 監督・音響監督 - 水島努
  • シリーズ構成 - 横手美智子
  • キャラクターデザイン - 谷口淳一郎
  • 衣装デザイン - 浦上貴之
  • プロップデザイン - 竹中真吾
  • 美術監督 - 立田一郎
  • 美術設定 - 針生勝文
  • 色彩設計 - 上野詠美子
  • 特殊効果 - 村上正博
  • CGディレクター - 遠藤工
  • 撮影監督 - 古川文男
  • 編集 - 植松淳一
  • 音楽 - 福廣秀一朗
  • 音楽制作 - スターチャイルドレコード
  • プロデューサー - 林玄規、土屋潤一郎、川口徹
  • アニメーションプロデューサー - 松下慶子
  • アニメーション制作 - Production I.G
  • 製作 - げんしけん二代目製作委員会

主題歌(二代目)[編集]

オープニング主題歌「げんし、女子は、たいようだった。
作詞・作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - Haraddy、鈴木勝彦 / 歌 - 上坂すみれ
エンディング主題歌「アオくユレている」
作詞 - 青木久美子 / 作曲・編曲 - 川島弘光 / 歌 - 荻上千佳(山本希望)、吉武莉華(上坂すみれ)、矢島美怜(内山夕実)、波戸賢二郎(加隈亜衣

各話リスト(二代目)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
1 道のむこう、約束の場所 横手美智子 水島努 浦上貴之、海谷敏久 谷口淳一郎
2 俺の脚を越えてゆけ 畑博之 名倉智史、容洪 海谷敏久
3 腐り姫の夢(デイドリームビリーバー) ひいろゆきな 竹中真吾、名倉智史
黒岩裕美、海谷敏久
谷口淳一郎
4 HIGE TO BOIN 後藤みどり 小林敦 山口飛鳥、角田桂一 海谷敏久
5 業 NEXT!! 藤井辰己 容洪、飯飼一幸
胡拓磨
谷口淳一郎
6 因果地平の彼方で、モエを叫ぶ 横手美智子 野村和也 平向智子 寺井佳史、中野良一 海谷敏久
7 KOIBANA3 福冨博 市橋佳之 宮下雄次、頂真司
久原陽子、佐久間康子
山口飛鳥、角田桂一
谷口淳一郎
8 ルートはあってもループはない 芦野芳晴 濁川敦 中山知世、角田桂一
容洪
海谷敏久
9 ホワイトゲートキーパー 後藤みどり 福冨博 江島泰男 宗崎暢芳、式部美代子
李富煕、白井順
村山章子、松坂定俊
山本径子
谷口淳一郎
10 Snow man 藤井辰己 本田真之、容洪
黒岩裕美
海谷敏久
11 いい最終回だった 横手美智子 小林敦 角田桂一、中山知世
山口飛鳥
谷口淳一郎
12 恋と仕事とチーズケーキ 芦野芳晴 市橋佳之 本田真之、容洪
山口飛鳥、中山知世
角田桂一
海谷敏久
13 あの部室で待ってる 水島努 黒岩裕美、竹中真吾
海谷敏久、中山知世
本田真之、角田桂一
山口飛鳥、容洪
谷口淳一郎

放送局(二代目)[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
東京都 TOKYO MX 2013年7月6日 - 9月28日 土曜 25:00 - 25:30 独立局
埼玉県 テレ玉 2013年7月7日 - 9月29日 日曜 23:30 - 24:00
千葉県 チバテレビ
神奈川県 tvk
愛知県 テレビ愛知 2013年7月8日 - 9月30日 月曜 26:05 - 26:35 テレビ東京系列
近畿広域圏 毎日放送 月曜 26:55 - 27:25 TBS系列
韓国全域 ANIPLUS 2013年7月9日 - 10月1日 火曜 24:00 - 24:30 CS放送
IP放送
ケーブルテレビ
ネット配信
19歳以上視聴可で放送
韓国語字幕あり
ダウンロードサービス未提供
日本全域 ニコニコ生放送 2013年7月13日 - 10月5日 土曜 24:00 - 24:30 ネット配信
ニコニコチャンネル 土曜 24:30 更新 最新話1週間無料
バンダイチャンネル 2013年7月14日 - 10月6日 日曜 24:00 更新 見放題サービス利用者は全話見放題
dアニメストア 2013年7月16日 - 10月8日 火曜 12:00 更新
アニマックス 2013年7月18日 - 9月26日
2013年10月4日10月11日
木曜 22:00 - 22:30
金曜 22:00 - 22:30
BS/CS放送 リピート放送あり
2013年7月20日 - 9月28日
2013年10月5日・10月12日
土曜 22:00 - 22:30
土曜 22:30 - 23:00
[注 22]

映像特典(二代目)[編集]

Blu-ray各巻およびDVD-BOX各ディスク収録の短編映像。

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
第一話 第一回 こんなに可愛い子が女の子のはずがない件 後藤みどり 笹本信作 濁川敦 海谷敏久 -
第二話 第一回 スーさんがなんか強い件 頂真司 海谷敏久
第三話 第一回 波戸ちゃんがつるつるな件
第四話 第一回 そろそろ斑目総受けは飽きた会議 濁川敦 海谷敏久 中山知世

二代目OAD[編集]

2013年12月20日に発売の単行本15巻『げんしけん 二代目の六』の特装版に同梱されるオリジナルアニメーションDVD。

スタッフ・キャストは『二代目』と同様。内容は単行本9巻の第51話「ボンノーはとめどなく」での成田山初詣エピソードとなる。

  • 製作 - げんしけん二代目OAD製作委員会

主題歌(OAD)[編集]

エンディングテーマ「Signpost」
作詞・作曲・編曲 - 川島弘光 / 歌 - 荻上千佳(山本希望)

各話リスト(OAD)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ・演出 作画監督 総作画監督
OAD ボンノーはとめどなく 後藤みどり ひいろゆきな 海谷敏久、本田真之
山口飛鳥、角田桂一
谷口淳一郎

ラジオ[編集]

テレビ第1期に合わせて2004年7月から12月までラジオ大阪で『桃井はるこの現代視覚文化研究会・略してラジオげんしけん』を放送。番組内では『くじびきアンバランス』のラジオドラマを放送。また、ネット配信ではスタッフを中心とした『うらけん』を配信。

また、アニメ第2期にあわせ2007年10月9日より檜山修之水橋かおりにより『げんちょけん おたくならぢを』をネット配信。

小説[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 実際の表記は「コウサカ」が正しいが、作中の表記は「コーサカ」となっている。
  2. ^ アニメ版では変更された。
  3. ^ 作者の作品「Spotted Flower」にて共通点の多い新婚夫婦が登場する
  4. ^ しかし、そもそも咲がげんしけんに出入りするようになったきっかけが「高坂に好意を抱いたから」であり、高坂が居なければ斑目と親交を温める機会自体がなかった可能性は高い。
  5. ^ 斑目が退職報告する際居合わせる人物が「くじびき♥げんしけん」では荻上・笹原・スー、『二代目』では波戸・矢島・吉武莉華と違っており、二度報告を行ったと思われる。
  6. ^ 退職の理由が失恋であるようになってはいるが、単行本12巻115pにあるように、会社の経営難が見え始めていたため、見切りをつけたとも取れる。
  7. ^ 第2期の声優(ゆかな)が第1期(川澄が共通して演じた)と異なることをネタにしている。
  8. ^ もともと波戸と同様、彼女も普段自分からコミュニケーションを取る男性は班目くらいだった。
  9. ^ 大野によれば、もともとはアメリカ人特有のスキンシップをあまりしない人物で、母国では浮いていたらしい。
  10. ^ 12巻65p(初版)は誤植。
  11. ^ 斑目にセミショートの髪型が似合うと言われて顔を真っ赤にしてしまったり、無意識のうちに斑目に近づいてそのうなじにキスしそうになったりしている。アニメ版では、会社をやめた班目が部室に来なくなるのでは、と不安に思うあまり、白昼の往来で班目に思い切り抱きついている。
  12. ^ 波戸はこの2つの人格を別の存在と認識している。
  13. ^ 今野を参照
  14. ^ 13巻、神永(波戸の1学年先輩)が1年生時に3年生
  15. ^ ただし真っ当なギャラを払いもせず、作家たち曰く「豪華な食事の一回も奢る程度」で原稿を返却しているかも怪しい。
  16. ^ 預かっていた人気同人作家の原稿を勝手に売却し、損害賠償を請求されている
  17. ^ 事実半レギュラー化以降はカラーページを除いて化粧は省略され、ほぼ同じ顔である。
  18. ^ そもそも兄がオタクであるため、ある程度の付き合い方は知っていた様子である。
  19. ^ 原作23話「SPACE CHANNEL 2」が下敷きになっているが大幅にアレンジされている。
  20. ^ 具体的にはガンダムシリーズ(『機動戦士ガンダムSEED』など)や『機甲戦記ドラグナー』。
  21. ^ 第1話次回予告では、大野が「実質3期目」「(OVAを含めれば)4期目といっても差し支えないです」と発言している。
  22. ^ スカパー!BS放送)、スカパー!プレミアムサービススカパー!プレミアムサービス光にて無料放送。

出典[編集]

  1. ^ 『月刊アフタヌーン』2011年3月号の作者近況より。
  2. ^ アニメ『げんしけん二代目』第3話
  3. ^ 単行本14巻第83話
  4. ^ “「げんしけん 二代目」のアニメ化決定、オタ学生の青春劇”. コミックナタリー. (2013年1月25日). http://natalie.mu/comic/news/83712 2013年5月1日閲覧。 
  5. ^ TVアニメ「げんしけん二代目」制作記者会見 生中継 - 2013/05/06 13:30開始 - ニコニコ生放送
  6. ^ アニメ「げんしけん 二代目」に上坂すみれ、山本希望ら”. コミックナタリー. 2013年5月6日閲覧。

外部リンク[編集]