げんしけん

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げんしけん
げんしけん 二代目
ジャンル オタク
漫画:げんしけん
げんしけん 二代目
作者 木尾士目
出版社 講談社
掲載誌 月刊アフタヌーン
レーベル アフタヌーンKC
発表号 げんしけん:2002年6月号 - 2006年7月号
(第1話 - 第55話)・2010年2月号(第56話)
げんしけん 二代目:2010年12月号 - 連載中
(第57話 - )
巻数 16巻(2014年6月現在
げんしけん:全9巻
げんしけん 二代目:既刊7巻)
アニメ:げんしけん
原作 木尾士目
監督 池端隆史
シリーズ構成 横手美智子
キャラクターデザイン 木下裕孝
音楽 宅見将典
アニメーション制作 パルムスタジオ
製作 現視研研究会
放送局 放送局参照
放送期間 2004年10月 - 12月
話数 全12話
OVA:げんしけん
原作 木尾士目
監督 水島努
シリーズ構成 横手美智子
キャラクターデザイン 柳田義明
アニメーション制作 亜細亜堂
製作 メディアファクトリー東芝エンタテインメント
キッズステーションコミックとらのあなジェンコ
発表期間 2006年12月22日 - 2007年4月25日
話数 全3話
アニメ:げんしけん2
原作 木尾士目
監督 よしもときんじ
シリーズ構成 横手美智子
脚本 横手美智子、木尾士目
キャラクターデザイン 柳田義明
音楽 小池雅也オカザキシュン
アニメーション制作 アームス
製作 コミフェス準備会
放送局 放送局参照
放送期間 2007年10月 - 12月
話数 全12話
アニメ:げんしけん二代目
原作 木尾士目
監督 水島努
シリーズ構成 横手美智子
脚本 横手美智子、後藤みどり
キャラクターデザイン 谷口淳一郎
音楽 福廣秀一朗
アニメーション制作 Production I.G
製作 げんしけん二代目製作委員会
放送局 放送局参照
放送期間 2013年7月 - 9月
話数 全13話
関連作品
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

げんしけん』(The Society for the Study of Modern Visual Culture)は、木尾士目による日本漫画作品。2005年講談社漫画賞並び文化庁メディア芸術祭ノミネートされた[1]

表題の「げんしけん」とは、オタク文化の一環である漫画・アニメ・ゲームを総合して発足した大学サークル現代視覚文化研究会」の略称「現視研」の事である。これまで漫画、アニメ、イラスト、ライトノベルコンピュータゲームの他、二次創作物である同人誌フィギュアカプセルトイトレーディングカードコスプレプラモデル、インテリア等のサブカルチャーが取り上げられ、その対象も一般、男性、女性向けと多岐に渡り描かれている。物語がサークル中心に展開する為、サークル外の人間関係や講義風景といった描写が少ない。連載当初はオタク学生の活動を通じ、オタクの文化及び観念をコメディータッチで描いていたが、後にコミカル路線を踏襲しつつ、恋愛や心理描写を中心とした青春模様を描く方向へとシフトした。

作品のモチーフとなった団体は、作者の出身校・筑波大学にある同名のサークル「現代視覚文化研究会」である。またキャンパスの景観は中央大学モデルに描かれており、取材協力に「中央大学広報課」とある。

目次

作品展開[編集]

月刊アフタヌーン』(講談社)誌上で2002年6月号から2006年7月号まで足掛け5年間にわたり連載。作品内の時間は(一部を除き)リアルタイムで進行し、4年間の大学生活を約1か月単位で描いている。2010年2月号に「アニメ『げんしけん2』DVD-BOX発売記念」として、後日談を描いた読み切り(第56話)を掲載。同年12月号より『げんしけん 二代目』と題し期間限定で連載を再開し、2011年5月号に限定解除。再開時の時代設定は第55話からの継続にあたる2006年頃[注 1]と思われるが、コスプレのモチーフ(『ベヨネッタ』『魔法少女まどか☆マギカ』等)は時代をかなり先行している。
アニメ第1期は2004年10月から12月まで独立UHF局各局で放送(いわゆるUHFアニメ)。第2期『げんしけん2』は2007年10月から12月まで、同様に独立UHF局各局で放送。第3期『げんしけん二代目』は2013年7月から9月まで、TBS系列および一部独立局で放送。その他にDVD-BOX購入特典や映像特典、並びに単行本特装盤として、それぞれOVAが制作されている。
作中作からのスピンオフ作品として『くじびきアンバランス(以下くじアン)』、並びに架空のゲーム『ラーメン天使プリティメンマ』がそれぞれメディアミックス化された(※詳細は後述の各項目を参照)。また原作のスピンオフとしてゲームクリエイター飯田和敏[注 2]の執筆による小説版がある。

あらすじ[編集]

第1巻 - 第9巻
椎応大学サークル棟304号室「現代視覚文化研究会(以下現視研)」。10年以上前、オタク文化の垣根を越えるべく誕生したこの総合的サークルも、今では活動目標と存在価値を失いオタクの溜まり場と化していた。
新入生のオタク・笹原は「ある種」のサークルに入ろうと意気込む中で現視研の見学に訪れる。そこでイタズラ好きな会員・斑目と暴力的な非会員・春日部から手痛い「歓迎」を受け一旦は距離を置くが、新会員・高坂との交友を経て入会。(オタクとして)着々と成長を遂げてゆく。
間もなく始まった高坂と春日部の交際を皮切りに、腐女子コスプレイヤー(以下レイヤー)・大野と同じ趣味を持つコスチューム(以下コス)職人・田中が惹かれ合い、斑目もいつしか春日部に叶わぬ恋心を抱くようになる。更には高坂を横恋慕しようと笹原の妹・恵子までが乱入。恋愛と無縁だったサークルの面々は悲喜交々の相関関係を繰り広げる。
翌年、現視研では斑目が二代目会長に就任するも、オタクに不満を持つ春日部により活動停止に陥ってしまう。迷惑をかけた春日部は罰ゲームを受ける形で責任を果たし、会員として溶け込んでゆく。年が明け斑目から会長を継いだ笹原は、唐突に「コミック・フェスティバル(以下コミフェス)へのサークル参加」を宣言する。周囲を唖然とさせるも活動を再開した現視研は、久々に生まれた目標に向けまとまりを見せ始める。
3度目の新歓期。現視研の元に漫画研究会(以下漫研)でトラブルを起こした新入生が引き取られる。自称「オタク嫌い」のアマチュア漫画家・荻上は大野との対決姿勢を強めつつ、自らも腐女子として煩悩渦巻く泥沼の道を突き進む。そして各々の目標に向け会員が始動する中、斑目は就職も片想いも進展を見せぬまま、最後の1年を悶々と過ごしていた。
斑目達の卒業後。偏屈さは変わらぬものの、すっかり現視研の雰囲気に馴染んだ荻上。大野との不和も解消し創作活動に本腰を入れるが、トラウマからくる複雑な感情が笹原との間に溝を生む。そんな状況下で始まった合宿旅行。二日酔いの荻上の介抱に付き添う笹原は、動揺と涙を隠せなくなった彼女を前に「覚悟」を決めて告白する。現視研との出会いから生まれた波乱の大学生活は、あと半年で卒業を迎えようとしていた。
『二代目』(第10巻 - )
新歓期に入り新会長・荻上は頭を悩ませていた。彼女と大野の友人である留学生・スザンナ(以下スー)が加入するも、依然として新会員の獲得が急務だったからである。失敗の前科を持つ先輩も当てに出来ず、荻上は万感の思いをぶつけたイラストパフォーマンスを敢行。その姿に魅了された腐女子・吉武と同じく矢島は現視研に入会する。
新会員との親睦が進む中とある美少女がサークル見学に訪れるが、その正体は変装した男子新入生だった。会員を欺く見事な女装振りを見せた腐男子・波戸は、即座に「男の娘」として受け入れられメンバーの一員となる。かくして総勢7名の新生現視研は「オタクサークル」から「腐女子サークル」へと変貌を遂げ、スタートの一歩を踏み出した。
一方、春日部の卒業後も常連を続ける斑目は、変わりゆく現視研の中で変われない自分に哀愁を感じていた。そんな斑目の、ナイーブな優しさに惹かれゆく波戸とスー、現視研から卒業できない心境を察する恵子。そして彼らの成り行きを見守る仲間達。三者三様の思惑を秘め、時に交錯させながら物語は展開する。

登場人物[編集]

※人名の呼称(カタカナ)は作中の表記に沿い、「*」付きはアニメのクレジット表記によるものを指す。担当声優に関しては『第1期(OVA版を含む)』『げんしけん2』 / 『二代目』の順とし、特に明記のない場合は『げんしけん2』までの担当を示す。原作に関しては便宜上9巻までを『無印』、10巻以降を『二代目』と分記する。

現代視覚文化研究会[編集]

通称「現視研」。部室には置き土産である漫画や同人誌、フィギュア、歴代家庭用ゲーム機等が陳列している。創部から現在に至るまで20年近い歴史があるが、これまで会長を担った者は僅か5名。今まで目立った活動が無く、サークル自治委員会(以下自治会)等から存在を疑問視される。学園祭での催しは使い回しの展示会だったが、大野の入会以降はコスプレ関連の企画に変わる。新歓期には新入会員を対象にしたドッキリを開催。年を追うごとに男女比が推移し、『二代目』では女子が多数派となる。会誌名は『メバエタメ』。コミフェス参加時のサークル名は『げんしけん』。アニメ版では「律子・キューベル・ケッテンクラート(以下会長)」のポスターが表扉を飾る。

げんしけん 第9巻までの会員[編集]

笹原の在学中に在籍していた会員で、笹原、春日部、大野、斑目、荻上が中心的人物となる。春日部と高坂は小学時代、家が近所の幼馴染で入学後に再会。『二代目』以降は残留組と斑目を除き、ゲスト的な扱いとなる。

笹原 完士(ササハラ カンジ)
声 - 大山鎬則 / 小橋達也
『無印』における主人公的存在。三代目会長。2歳下の妹・恵子がいる。高坂、春日部と同期。同人誌サークル『げんしけん』代表。1984年1月13日生まれのB型。フリースジャケット系の服装が特徴。春日部から「ササヤン」、恵子から「サル」「アニキ」と呼ばれる。会誌や同人誌におけるペンネームは「ベンジャミン武世」。携帯電話着メロは「あいのうた」。
隠れオタクが災いしてサークル選びで二の足を踏んでいたが、現視研との出会いを通してオタクの本質に目覚め、「覚悟」を決めて入会する。
序盤は活躍が少な目だったが2年次年明けに会長就任。同人誌制作への憧れから『げんしけん』を立ち上げ、夏コミに『いろはごっこ』を発表。これをきっかけに漫画編集の仕事を志し、編集プロダクション鷲田社」に就職。現在はOBと編集者、そして恋人の立場から荻上を応援する。
同人誌やエロゲー経験の無いオタクだったが、入会後はリミッターが外れ趣味に散財。雑談にも難なく順応し、会員の着メロを聴き当てるなど知識も豊富。普通のオタクという点が、斑目による会長指名の決め手となった。同期の中で唯一のコスプレ未経験者である。
初めて体験したエロゲーは『My Heart』。以後は専ら高坂の部屋でプレイしていたが、春日部に閉口されPCを購入。自室での初プレイは『ラーメン天使プリティメンマ』。現在は荻上を憚りプレイ時間を自粛の模様。
『くじアン』の「会長」の大ファン。コミフェスでは無条件で「会長」本を買い漁り、サークル本を出すほど思い入れが強い。それだけに卒業回を読んだ時のショックは大きく、「俺の中では(『くじアン』は)終わった」と落胆を隠せなかった。
自分を「なるべくしてなる」タイプと捉え、会長役など様々な事態にも柔軟に対応する。そのため汎用性が要求される雑務や裏方役にて「創作が苦手」という欠点を補い、サークルの制作、イベント活動に従事する。編集活動においては過去の反省を踏まえ、強引な仕切りで作家のやる気を損なわせない事を心掛けている。
春日部から「一番まとも」と評されるアクの無い常識人。穏やかで優しい性格だがそれだけに押しが弱く、強気に接する恵子にすら「受け」扱いされる。会長就任以降は行動に自主性と粘り強さが表れ、同人誌制作や就活において初志を貫徹する。とは言えドッキリで露呈した打たれ弱さは健在で、失敗や逼迫に耐えかね挫折しかけた経験も少なくない。如何なる個性も受け止める包容力を持ち、荻上が過去から立ち直る要因となる。「欲望のままに生きる」姿勢もまた、妄想癖に苦しむ彼女の同情と理解へと繋がった。
恵子を除き、誰に対しても分け隔てなく親切。最初に声をかけてくれた高坂とは仲の良いゲーム友達。同様に親しい斑目に対しては腐女子会員からBLのネタにされており、恵子との関係も含めて複雑な心境を覚えている。
トラブルの絶えない荻上を見守り続ける中で好意を芽生えさせ、周囲の後押しの元、紆余曲折を経て恋人同士となった。自身をネタにやおい本を描かれた事さえも受け止めたその姿勢は、「総受け」扱いに狼狽する斑目を見た者から感心されていた。
【アニメ版】
八王子市に在住し下宿先は「チリチリハイツ202号室」[2]。中学の時に体験した凌辱系エロゲーがトラウマとなり、現在も苦手。初めて読んだ同人誌は『くじアン』の「会長」本。4年次の夏コミにおいて荻上に漫画家に必要な資質を説き、編集者の片鱗を垣間見せた。
高坂 真琴[注 3](コーサカ マコト)
声 - 斎賀みつき / 大原桃子
笹原、春日部と同期。1984年2月2日生まれのB型。髪形は小学時代は坊主頭、現在は金髪セミショートで、「下げ」と「左右分け」の2タイプ。スタイリッシュな痩身と笑顔が特徴の美少年。ペンネームは「トシゾー」。着メロは「花の子ルンルン」。
現視研の呑気な空気に惹かれ入会。後日部室前にて笹原に出会い、入会の橋渡しをする事になる。
1年次の学園祭ではアニメ研究会(以下アニ研)主催のゲーム大会で優勝。2年次にはその腕前を春日部に利用され新歓の妨害に一役買う羽目に。学園祭では春日部のコスプレ大会出場に尽力。3年次の夏コミ参加の際はコスプレを含む積極的な販促で活躍。4年次途中からプログラマとしてエロゲーメーカー「プシュケ」に勤務。就活と採用直後からの激務の為、出席率が激減する。『二代目』の夏コミにて自分ソックリなゲームキャラに扮し、自社ブースコンパニオンを務めていた。
豊富な知識と別次元のテクニックを誇るゲームオタク。中でも格ゲーの腕前は全国レベルと噂され、他サークルが獲得を狙っていた。またエロゲーに関しては春日部に「やめるなんてありえない」と断言する程の執着を持つ。入学直後から大量のゲーム機やソフト、グッズ類が部屋を占拠しており、秋葉原へも頻繁に出向く。ファッションも無難でオタクの溜まり場では逆に浮いてしまうが、外見とは裏腹にあらゆるジャンルに精通するハイレベルなオタクである。
サークル活動にはマイペースで、ゲームと買い物で多忙なせいか出席率も低め。廃部騒動でも現実的な姿勢を見せるなど現視研への愛着が低く思われがちだが、コスプレ大会に向けての強引な参加要請も不祥事の汚名返上が目的であり、臨機応変に会員をフォローする活躍も多い。
小学生の頃から運動神経良好でタフ。勘が鋭く、対戦プレイヤーの先読みだけでなく春日部の逃走経路を探り当てる事も可能。自分の適性を活かし、1ヶ月の独学で即戦力として採用されるレベルのプログラミング技能を習得している。
田中から女形コスプレの勧誘を受けた経緯があり、後に「女の子」と「男の娘」キャラのコスプレを披露。ボディーケアを要さず、男として振る舞いながらも違和感のないスタイルは、完璧な女装を誇る波戸をも驚かせた。
淡泊ながら温厚であると共に、暴漢を往なす冷静沈着さも合わせ持つ。負の感情を殆ど表さないが、活動停止中は大好きなゲームと春日部を等閑にする落ち込みを見せた。羞恥心に乏しく一般人にも趣味を堂々と明かし、コスプレもノリノリでこなす。性格の掴みきれない天然キャラで空気を読まない爆弾発言が多く、対戦プレイも含め加減が効かない。そのため重要な局面では敢て発言を控え、静観の姿勢に徹する。
誰にでも気さくに接する社交的な人物で、作中では一度も対立を生じていない。部室ではいつも春日部を伴い、一人で在室する事は無い。
最初の頃は春日部の熱烈なアプローチに全く気づかず、交際後も半ば同棲生活を送りつつ、ハードな趣味を見せつける「ドS」な態度を取り続ける。だがそれも「彼女を大事にしてるから100%の自分を見せている」彼なりの愛情表現であり、趣味以外では気遣い[注 4]や誠意ある姿勢を見せる。斑目を支援して彼氏の座を揺るがす大野の背後にて、譲れないとばかりに無言のプレッシャーをかけていた。
「政治家の愛人の息子」という設定案があったがボツになった[3]
【アニメ版】
ロボットアニメにも精通し、エロゲーの攻略も非常に早い。「松沢すみれ」なる声優のファンらしく、告白後の初デートを「握手会があるから」とドタキャンした。3年次の撮影会では荻上を口説く春日部の手腕に皆が懐疑的な中、一人だけ成功を確信し理解者の一面を見せた。4年次の夏コミではタフネス振りを発揮し、三日連続徹夜仕事の後に自社ブースのイベントに従事。
その性格から、女性声優陣からの評判は悪かったようである。
春日部 咲(カスカベ サキ)
声 - 雪野五月 / 佐藤利奈
笹原、高坂と同期。1983年7月19日生まれのAB型。茶髪のミディアムヘアーに洒落た服装の美女。高坂、大野からは名前で、恵子からは「ねーさん」と呼ばれる。高田馬場に名付け親の祖母が住んでおり「お婆ちゃん子」。
入学当初、ナンパ目的で声をかけた美少年が偶然にも幼馴染の高坂だった。だが再会の喜びも束の間、その彼がオタクと化していた事から彼女の転落人生が始まってしまう。
高坂の付き添いとして出入りしていたが、初代会長からソフトな脅迫を受け不本意ながら入会。その不満から2年次に新歓を妨害。秋には現視研を巻き込んだボヤ騒ぎを起こし、大野にアレルギーを発症させる。その償いとして学園祭のコスプレ大会に(文字通り)ひと肌脱いで出場した他、冬コミに行けない会員の買い出しを代行した。3年次には朽木と荻上の移籍を取り持ち、頓挫寸前だった同人誌制作において指揮を代行。学園祭でも大野と荻上の説得に回り、陰ながら会員を支援。念願である服の店を開くべく、4年次には就活を行わず人脈確保に奔走。その傍ら大野と協力し、笹原と荻上の恋愛を後押しした。大野との予てからの約束を守り、卒業前にペアでコスプレ撮影会(非公開)を開催。卒業後の学園祭では久々に顔を出し、斑目と二人きりの部室にて不器用な告白を受ける。
会員中唯一の一般人。現視研に出入りしている事からオタクに見られがちで、その度に殴りかかる程の怒りを見せる。また無意識にグッズが目に入らず、同人誌やオタクの所持品を「汚らわしい」と寄せ付けない。それでもコミフェスやコスプレといったオタクの洗礼を受ける中、カルチャーギャップに憤慨しつつ行動や思考に理解を示し始める。ただし共感や興味を覚えた事はなく、最後までオタクに染まる事は無かった。
高坂との関係に水をさす現視研を「潰す」と息巻き、会員にも頻繁にツッコミを入れる。その一方で共通の天敵(自治会や原口)に対しては現視研寄りの態度をとり、高坂の不在時にも出入りを繰り返す[注 5]。サークル全般の取り決めを左右する黒幕的存在で、会長指名の際は彼女の口から「お墨付き」を聞くのが慣例。
オシャレに関しては作中トップクラスで、身だしなみが無頓着な会員に度々苦言を呈している。化粧においても鋭い見識を備え、濃化粧の恵子が兄・笹原にソックリな事、女装モードの波戸が男子である事を初見で看破した。時間と共に過剰な装飾は減少し、指輪やイヤリングを着けなくなる。
「店員のバイトならプロ」を自負し話術が巧みで、下ネタセクハラ、舌戦も達者な毒舌家でもある。将来の仕事に活かすべく英会話を学び、大野やアンジェラと対話が可能なほど堪能。覗きや盗撮に対して警戒心が強く、コスプレ大会での巧妙な隠し撮りを暴いた。
ヤンキー風な呼称や同人誌サークルの命名等ネーミングに拘りを見せる一方で、オタク風な名前を気にしている。入学当初(未成年時)から酒と煙草を嗜んでいたが、煙草は失火のトラウマで吸えなくなる。
斑目から「脳味噌がピンク」と揶揄されるほど色恋沙汰に関心を示し、早合点や反感を買う事も。肉体関係重視の恋愛観を持ち、エロゲーで性欲を解消する会員を「変態」呼ばわりする。高坂を通じてオタクとの恋愛にまつわる苦労を痛感しており、恵子や会員に度々忠告している。
文句が多く気性も激しいが、非があれば素直に謝罪する竹を割ったような性格。負けず嫌いでデリカシーに欠け、秘密や弱味に対する執着が強い。コスプレ大会以降は「何かがふっ切れた」らしく性格が丸くなり、イジメっ子気質も影を潜めた。責任感が強く何かと消極的な会員を焚きつけ、後輩や恵子の面倒まで見る姐御肌。本当は仲間思いで涙もろく、活動停止を招いた罪悪感(と斑目の嫌味)に耐え切れず号泣した他、斑目の積年の恋煩いを察して涙ぐんでいる。
猫耳すら嫌がる程コスプレに拒否反応を示し、大野と田中からの勧誘を退け続けた。中でもコスプレ大会の件を記憶から消したい黒歴史としており、話題にあがる事を嫌がる。その一方で高坂の気を引くための性的コスプレに前向きな姿勢を見せており、荻上に対してもコス衣装をコーディネートしている。
高坂とは熱烈な恋人関係にあり、人目も憚らず口づけを交す。それだけにオタク趣味に我慢がならず、改心させるべく奮闘。その茨の道を歩み続ける痛々しい姿は、会員からも同情を誘われる。無駄を悟った現在は干渉を諦め、若干ながら波長を合わせている模様。二人の将来に不安を感じつつ交際以降はナンパから足を洗い、元彼の誘いにも応じない一途な愛を貫いている。
女子校出身を自称し、作中の一般の友人も殆どが女性。会員には(恐れられつつも)信頼されている一方で漫研女子からの評判はすこぶる悪く、自治会の北川とも対立。大野にはその巨乳に嫉妬と危機を感じつつも、美少年(高坂)への無関心ぶりに安心して友情を築く。弱みを握られている初代会長には腰が低い。
斑目の好意には本人の自覚以前から気づいていたが、口には出さず良きケンカ仲間であり続けた。今も友人としての立場は崩さないものの、斑目の「もし高坂がいなかったら」との問いに「そんな未来もあったかもね[注 6]」と思わせぶりな返事でその想いに報いていた。
【アニメ版】
『第1期』並びに『げんしけん2』でのヘアカラーは暗めの金髪。『第1期』では影の薄い笹原に代わり、ヒロイン的存在として描かれる。久我山によると美人度は芸能人レベル。在学中はブティックにてアルバイトをしていた模様[4]。初対面の大野と英語で会話するシーンはカットされたが、『げんしけん2』ではアンジェラとの英会話シーンが追加された。
斑目 晴信(マダラメ ハルノブ)
声 - 檜山修之 / 興津和幸
二代目会長。田中、久我山と同期。1982年10月25日生まれのO型。痩せ型で長身。髪形は基本ショートカットで大学からは刈り上げのオカッパ頭。後に高坂と同じ「左右分け」に整形するようになる。丸眼鏡と口元から覗く八重歯が特徴。恵子などから苗字がよく「ワタナベ」と間違われる。ペンネームは「マムシ72歳」。
高坂の入会以来、オタクを敵視する春日部による受難の日々が続く。うんざりしつつ二人の仲を取り持つが、後にこのお節介が皮肉な事態を招く事に。
2年次から既に中心的存在を担い、新人の笹原にエロゲーの実践からコミフェスの心得に至るまで諸々の指導を務めた。3年次に会長を引き継ぐが仮会員に逃げられた上、活動停止にも見舞われた。年明けに就活を理由に引退するも中々内定が貰えず、卒業間際にようやく就職先が決定。『二代目』ではコミフェスでの再骨折など、しばしば過去と同じ災難に遭遇。学園祭から間もなく経営難を理由に退職した。
容姿、趣味、話し方と三拍子揃った典型的オタクであり、つるぺた及びロリ属性を持つ二次元オタク。中学の頃から同人ショップに通い、見本チェックの手捌きや大胆な買い方には定評がある。原口から「ジオン軍オタク」と評されるガンダム好きで、言い回しも軍人風だがガンプラは苦手。「現実(の恋愛)はゲームに敵わない」と主張するエロゲー愛好家である一方、実写系アダルトには殆ど興味を示さない。
論理的な考察や分析を好む事から解説役を果たし、殊更に「想像機能を駆使した抽象記号からの連想(二次元萌え)」並びに「記号を肉欲対象へと脳内補間する為の精神活動(それらを利用した性欲処理)」の正当性を説く。「意図的になれるものではない故に辞める事も出来ない」というオタク論を唱え、高坂の宗旨替えや恵子のオタク化が失敗に終わった事で立証される。
コミフェス会場を「戦場」と称し、買い出しに並ならぬ情熱と執念を見せる。目的の為なら失神するまで骨折の痛みに耐え続け、時に門外漢の春日部にまで制裁覚悟で代行を懇願した。また日焼け姿での夏コミ来場を恥と考え、海水浴を嫌う。『二代目』ではコミフェスに以前ほどの情熱が感じられず戸惑いを見せている。
会長の在任期間は短いものの、就活中も部室に入り浸っていたため出席日数は抜群。会長を引退するまで会議(雑談)を取り仕切り、前口上として思いつきの議題を宣言するのがお約束だった。ただしサークル活動自体には企画も含め消極的で、同人誌制作に至ってはタブー扱いすらしていた。「大学に来るヒマなんて無い」と放言して卒業した後は、会員が不在の時も昼食の為に出没。『二代目』においても春日部との再会を期待しつつ次代の後輩達を見守るが、やがて区切りを付けるべく、現視研から距離を置こうと考え始める。
大学から徒歩数分にあるアパートに下宿。かつては高坂に引けを取らない程グッズで溢れ返っていたが、更衣室として利用する波戸の手により見違えるほどの整頓化が進んだ。勤務先も大学から徒歩10分とこれまた近く、在学時と変わらぬ「大人になりきれない」生活を送ってきた。現在は失恋と失職に伴い大学近くに留まる理由も失われた為、引っ越しを予定。
趣味にかける費用の一切を倹約で賄っている事から、生活全般において安物志向。弁当を購入する昼食を除き、自炊する事で食費を節約。そのため調理スキルが高く、時折凝った料理も作る。外食の際も格安メニューを利用して満腹感を演出。衣服の購入も量販店やセールスで済ませている為、高級ブティックに足を踏み入れただけで緊張に見舞われる。
新歓ドッキリを始め後輩によく罠を仕掛けるものの、普段は面倒見のよい先輩。田中から「逆境に弱い」と評され、肝心な所で動揺を見せるヘタレ体質。会報の文体同様キャラ作りを意識しがちで、ネタをスルーされても懲りない自爆好き。「前世はヘビ」と自称していたが、春日部を泣かせてからは執拗な態度は見せなくなる。他人の嗜好に口出ししない懐の広さを持ち、波戸の女装や自らのBLネタで盛り上がる腐女子会員にも概ね寛容的である。
漫研の高柳を始めアニ研、児童文学研究会(以下児文研)等に多数知人が存在する。付き合いの長い久我山と田中が、自分に黙って秘密を共有していた事に疎外感を抱いていた。『二代目』では最もノーマルに近い男性レギュラーである事からアンジェラ、スー、波戸、恵子らから好感を得ている。同性の波戸に対してはあくまで男子後輩と見なすものの、女装姿の前では動揺を見せる。
春日部とは一般人とオタクの立場から何度も衝突。会員の前では下ネタやセクハラまで仕掛ける反面、二人きりでは意識のあまり口振りまで変わるツンデレ振りを見せる。好意を自覚した後は生写真を収集するまでに熱を上げながら、春日部を「遠い星の人」と格付けする事で気持ちの整理を図ろうとする。だが彼女の高坂への譲歩に加え、就職後のオタク熱の低下に伴い片想いが顕著化。見かねた周囲の手引きにより已む無く告白に至る。失恋に終わるも友人関係は継続。当人もスッキリした様子を見せ、後腐れの無い結着を迎えた。失恋と退職の因果関係については恵子から「『自分が真人間だったのは春日部(と同じ星の元にありたいとの気持ち)のおかげ』とする為」と指摘されている。
「現実の女子に萌えない」としながらも、恋人に関しては「欲しくなくはない」と語る。しかし恋愛全般に疎く、片想いが当人を含め周知だった事、モテ期の到来等に全く気付かなかった(スーの挙動不審を察知した程度)。豊富なエロゲー経験も自身の恋愛事情には全く活かせず、片想いの指摘や告白という事態に際しても、上手く気持ちを言い表せずにいた。
大野から「全身から『受け』オーラを出している」と評され、腐女子会員(+波戸)の間では「斑目総受け」が共通認識となっている[注 7]。もっとも当人にその自覚は無く、波戸に「総受け」呼ばわりされたショックで挙動不審に陥った。
【アニメ版】
八王子市に在住し下宿先は「下町塚マンション211号室」[5]経済学部[6]。過去に失言が元でクラスの女子全員から総スカンを喰らい、涙ぐむ程に苦い思い出となっている。巨乳系にも食指を示し、「(大野と仲睦まじい)田中に殺意を覚える」と冗談交じりに語る。卒業後も半休を取得してまで夏コミに来場しており、情熱は健在。
田中 総市郎(タナカ ソウイチロウ)
声 - 関智一 / 近藤孝行
斑目、久我山と同期。1982年12月22日生まれのAB型。無精ヒゲで後に束ねた長髪、毛深く小太りな体形。線のような細目が特徴で、「両目」を見開く事は稀[7]。着メロは「ファイナルファンタジー」のBGM。ペンネーム、コスプレネーム、ハンドルネームは「梟」あるいは「FUKUROU」。
予算の事情によりアニ研から現視研に移籍。斑目が会長に就くまで実質的実務を担当した。学内行事に消極的な現視研において貴重な素材提供者であり、主に大野とコンビで活躍。趣味をライフワークとすべく、卒業後は上野の服飾専門学校に進学。現在も学業の傍ら会員の為に制作を続け、現視研のイベント活動を支援。将来はコスプレ衣装のオーダーメイドの店を開きたいらしく、同様の夢を持つ春日部と相談していた。
コス制作とコスプレが趣味で、撮影者としても活動。大野の入会以降はコスプレ熱に拍車がかかり、他の会員の分まで無断制作する有様。職人気質の持ち主で、見慣れた相手なら目測のみで採寸する等、その数々の技巧は畏怖の対象となる。またコスプレへの敬意からレイヤーのサイズを口外せず、キャラを汚す行為を慎む等のストイックな一面も持つ。他にもプラモデルやフィギュアを趣味に持ち、マニュアルを用意して模型作りの指導に当たる程の入れ込みを見せる。後に(大野を下着モデルにした)フィギュアの原型制作を開始し、その工程日誌をホームページで公開。これらのオブジェを粗末に扱う春日部に神経を尖らせており、時に圧倒する程の怒りを見せる。他の趣味に費用を回す余裕が無い事と、コミフェスやストフェスではイベント参加が中心となる為、買い出し時には(大野の荷物持ちを除き)別行動をとる。
男子会員がディバッグ派を占める中で唯一ショルダーバッグを愛用。またサークル内で最後の喫煙者である。
常識人の部類に入り、自重しない斑目の制止やツッコミ役が多い。性格は優しく温厚だが、趣味の事になると途端に饒舌になる。恋愛において奥手で、大野との交際に至るまで1年以上時間を要している。
【アニメ版】
頼み事を断れない性分で、知人レイヤーのコス制作も引き受ける。夏コミ直前に来日したアンジェラのコスも突貫作業で一から作り上げた。男としての自信の無さから大野との恋愛に踏み切れずにいたが、彼女の熱意に根負けする形で告白。交際以降は荻上から「雰囲気が変わった」と評されていた。
近藤は『第1期』において端役で数回出演経験がある。
久我山 光紀(クガヤマ ミツノリ)
声 - 乃村健次 / 安元洋貴
斑目、田中と同期。1982年6月29日生まれのA型。短髪に太った巨体。春日部からの呼び名は「クガピー」。着メロは「君をのせて」。ペンネームは「KODAMA」。
入会間もない笹原のエロゲー初体験の場として(渋々)自室を提供。3年次の年明けに同人誌のメイン執筆を依頼され、荻上の支援を受け修羅場状態の末に描き上げる。4年次は就活に忙殺されていたが、医療器具メーカーへの就職が決まり卒業。現在は営業に回され、外回りの日々。
荻上の入会まで唯一絵の描ける会員。部室でよく落書きをしている他、自室でも内密にエロイラストを執筆。画力に関してはそれなりに評価されるレベルだが漫画制作の経験は無い。その事が同人誌制作で仇となり、原稿が進まず笹原と衝突した。
性格は温厚でお人好し。口下手ながら度々斑目にツッコミを入れる。田中から恋愛相談を受けるなど、陰ながら会員の支えとなる。率先力に乏しく責任を伴う行動を嫌う事から、その姿勢を非難される事もあった。
どもりがちで人ごみの中では声が通らないほど小声だが、文句を吐く時だけは大声。『くじアン』の「山田薫子」のファン。下宿先はクローゼットを備え、会員の中でも比較的広い。フォトショップスキャナを所有し、写真素材を用いたコラージュまで制作[8]。自動車免許を持ち、海水浴には運転手役を務めた他、『二代目』でも大掛かりな荷物を運ぶ際は、仕事の合間に駆り出される。
【アニメ版】
大野との関係に悩む田中を諭し、就活で落ち込む笹原を励ます等、相談役としての存在感がより強い。自身の恋愛については「たぶん一生童貞」と悲観的。
大野 加奈子(オオノ カナコ)
声 - 川澄綾子 / ゆかな
四代目会長。原作6話より登場。ボストンからの帰国子女で後期入学生。1983年7月14日生まれのO型。長身で長髪。髪形はストレートや三つ編、ポニーテールと多彩。左目と口元のほくろが特徴。外出や講義の時は眼鏡を着用。着メロは「哀戦士」。ペンネームおよびコスプレネームは「神無月 曜湖(かんなづき ようこ)」。
サークル見学に訪れた現視研にて田中と意気投合。即座に衣装製作の約束を取り付けそのまま入会する。
入会直後の学園祭よりコスプレ活動を開始。2年次には撮影会が中止となり、コスプレ大会もアレルギーにより欠場。さらにボランティアの都合で冬コミも不参加と不運に見舞われる。年明けから田中と交際を開始。夏コミ参加の際は高坂と共にコスプレで販促に貢献。3年次の学園祭にて(許可を得た正規の)撮影会を主催。卒業が笹原達と半年遅れる事から会長に就任。荻上の相談相手と恋愛の手助けを務めた後、彼女に会長を譲る。だが大事な時期をスーとコスプレに明け暮れてしまい、修了間際になっても卒論未完、内定未定のまま留年となる。
在米時からのレイヤーで、サークルの内外を問わずイベントで活動。撮影会では人だかりが出来る程の人気者で、他のサークルにもファンが多い。「楽しむコスプレ」をモットーにしつつも内面を含めた綿密なキャラクター表現に拘りを持ち、これらを汚す言動を嫌う。様々な事態にコスプレを盛り込もうとするため荻上からは「コスプレ脳」と呆れられているが、羞恥と批判に臆さないレイヤーの姿勢は、同人活動にためらいを見せる彼女を動かす一因にもなった。会長就任以降は半ば本気で現視研を「コス研」化しようと企み会員を勧誘。他の趣味に田中の影響を受けて始めたガンプラ製作がある。
「ホモが嫌いな女子なんかいません」と言い切る筋金入りの腐女子。加えて「ハゲ」「ヒゲ」「オヤジ」フェチで、美少年系には無関心。そのマイナー過ぎる嗜好を気に病んでいたが、春日部の励ましを受けカミングアウト。またフェチとコスプレとの整合性については「全然別」と割り切ったスタンスをとる。男子をネタにした腐女子トークでは積極的な反面、自らの恋愛話には抵抗を見せる。
はちきれんばかりの巨乳の持ち主。サイズを知る春日部から「まるでサッカーの(ボール)」と揶揄され、人目を引くあまり女子からも羨望と嫉妬の注視を集める。女の武器として他の部会への色仕掛けの他、定番ネタとしても利用。
小学3年からの海外生活で英語が堪能。その為アンジェラの来日時には同時通訳を担当。アレルギーの発症以来、「黒大野」状態ではマスクを着用する様になる。無類の酒好きで、一升瓶を開けないと酔わないザル。意外にも素の自分を露出する水着を苦手とする。
普段はおしとやかで物腰が低いが、趣味絡みや泥酔状態になると豹変する。入会当初は引っ込み思案で春日部から「寂しがり屋」と評された。次第に明るく開放的に変化するが、それだけに田中や春日部達が先に卒業してしまう悲しみに心痛していた。ボヤ騒ぎ以降の腹黒さに加え、荻上との確執の中で対抗意識や自己主張を見せ始め、会長就任以降は貫禄や指導力も備わり精神的成長を遂げてゆく。
海外の友人にアンジェラとスーがおり、二人に日本の同人誌を紹介している。特殊フェチを最初に受け止めてくれた春日部は知己的存在。対立が続いた荻上とは、心情をぶつけ合う内に同情や親しみを覚え打ち解けていった。漫研の加藤と趣味絡みで面識がある他、やおい系同人誌を共有する友人がおり、同志を増やすべく拡散中。
当初から似合いと噂された田中とは、進展が遅く周囲をやきもきさせたが、現在は「何でもOK」の関係。『二代目』では遠回しのプロポーズを受けるも「留年して待ってます」とダメ人間発言をしてしまう。
【アニメ版】
着メロは「くじびきアンバランス」。1年次の学園祭でのコスプレは版権元公認により「蔵土縁紗夢」と明言された。同人誌企画の際は、漫研会員への接待の為バニーガール姿を披露。久我山によると美人度は一般人レベルで、春日部にも「どんな男もイチコロ」と評されるが、男性経験は一度も無い。田中には「頼れる優しい男性」として惹かれ、エロゲーの同伴プレイにより結ばれる。この時の初プレイ以後、エロゲーキャラのコスプレを解禁。声優の変更でイメージが変わった『くじびき♥アンバランス』の副会長コスを封印中[注 8]。自分以外のコスを田中が作る事に不快感を覚え、「許可なしに他人のコスを作らない事」を言い渡すも、その後の学園祭で約束を破られヘソを曲げてしまう。非暴力だった原作とは異なりツッコミを幾度か振い、アンジェラから「乱暴になった」と抗議を受ける。
川澄とゆかなは『くじアン』でも共通して「如月香澄」の声を担当している。
朽木 学(クチキ マナブ)
声 - 石田彰 / 福山潤
原作12話より登場。笹原の1年後輩。千葉県成田市出身。1985年3月21日生まれのB型。細型の体躯と顔、「3」の形をした口元が特徴。自称および春日部からの呼び名は「クッチー」。『二代目』では(波戸が女装の時は)唯一の男子会員。
新歓期に仮入会するも次第に遠のき、移籍したアニ研からも追い出される。後に春日部の許しを得て復帰を果たし、度重なる制裁にもめげず居座り続ける。
2年次の夏コミにて「開場前行列」という汚れ役を担当。3年次の新歓期には誤解を招き勧誘を失敗させるも、学園祭では自ら発案したコスプレ体験会を運営した。4年次以降は波戸の加入に歓喜し、腐女子だらけの現視研に順応する。親のコネで地元の銀行への就職が決定している。
現視研一の問題児。仲間外れが嫌で迷惑を顧みない放言や、空気を読まないツッコミを繰り返すため余計に疎まれる。覗きなどの淫行も頻繁で、女子会員からの警戒が厳しく印象も悪い。特に暴行と盗撮を被った荻上からは、一時期接触を拒否されるほど嫌われていた。春日部から「芸人にすると危険なタイプ」と評され自重できない変人ぶりを悩んでいたが、後に開き直り、流れを読んだ芸人魂を見せるようになる。『二代目』においても張り詰めた雰囲気の中、突如出没し周囲を混乱させるが、それが結果的に波戸の窮地を何度も救う事になる。
失態や制裁の中で新たな快感に目覚めるなど性癖も特殊。空気が重いと逃げ出す程プレッシャーに弱いが、タイマンでは相手の凄みにも怯まない強気な一面を持つ。(自分同様に)怪げな人物に鋭敏に反応し、コスプレの万引きを事前に察知している。企画力と行動力を備え、会員の中では珍しく会長職にやる気を見せていたが、数々の奇行が災いし指名される事は無かった。
一見恋愛とは無縁そうだが、高校時代の後夜祭で見知らぬ後輩から告白を受けた。ただし翌日にフラれており、実質3分も喋っていない。
【アニメ版】
登場シーンと自爆率が増えた分、扱いもさらに不遇化。大野、高坂からも仕置きを受け、新歓コンパ、追い出しコンパでは放置される始末。『げんしけん2』エンディングにも未登場。
荻上 千佳(オギウエ チカ)
声 - 水橋かおり / 山本希望
五代目会長。原作24話より登場。笹原の2年後輩。同人誌サークル『雪見庵』主催者。1986年3月28日生まれのA型。山形県出身。体格は小柄でややつるぺた。大きなジト目でド近眼の為、高校までは眼鏡、大学からはコンタクトレンズを使用。髪形は基本セミショートで、中学ではおさげ、高校では後ろ髪を束ね、『無印』ではもみ上げと後ろ髪を束ね立てた「筆あたま」、『二代目』以降は執筆時を除きストレート。好きな動物は象。中学でのアダ名は「ホモ上」で、朽木からは「オギチン」、恵子からは「お姉ちゃん」、春日部からは「オギー」と呼ばれる。ペンネームは「於木野 鳴雪(おぎの なるゆき)」。『二代目』以降性格と容姿が大きく変わったキャラ。
入会早々の漫研や現視研にてトラブルを起こし、その度に部室の窓から飛び降りを図る。そんな彼女の過去には、問題児へと変貌するに至った辛い出来事があった。
1年次の同人誌企画ではイラストの執筆と漫画のアシストを担当し、完成の要となる。学園祭の撮影会にてコスプレを初体験。冬コミ後、自分の行く末を見定めるべく同人活動を開始し、2年次の夏コミにて『あなたのとなりに』を発表。その後の合宿旅行から間もなく笹原と交際を開始。学園祭での個展開催を機に漫画家になる意思を固め、『アフタヌーン』誌にてデビュー。笹原らの卒業に合わせ会長に就任。現在も学生と漫画家の両面で活動中。
BLを好む漫画オタクで、全てをぶつけて描く一途さと決して諦めない執念を持つ。小さい頃から漫画を描き続けているため、画力が高く入稿も早い。描くチャンスがあればアピールを欠かさない一方で妄想を表現した作品を見せられないジレンマを抱えていたが、現在は部室にて過激な原稿を描くまでに克服した。成長と共に作品が与える影響の重責を担い、スランプや体調不良にもめげず、笹原の助言と後輩達のアシストの下に執筆を続ける。即売会に訪れるファンも増えており、人気も着実に上がっている模様。最近はペンタブレットを利用した作業のデジタル化に移行しつつある。
小学5年からのやおい歴を持つ腐女子だが、本人曰く「オタク嫌い」。際限のない妄想癖があり、創作活動の原動であると共にトラウマの元凶でもある。BLにおいて「メガネ君受け」を基本とし、斑目や中学時代の恋人・巻田までもネタにした。コミフェスを口では嫌いながら変装して会場に赴き、気合いで乗り切る腐女子力を見せる。
当初は形式以外での付き合いが少なく、雑談を尻目に読書か落書きにふける事が多かった。新歓期には精力的に勧誘活動を行う等、身勝手だった自分を受け入れてくれた現視研に愛着を感じ始めるが、それだけに自分の立場に思い悩み退会を願い出た事もあった。大野からの会長就任要請を受け「権限は全て使い切る」と宣言。思い出深い現視研を守るべく、頼れる先輩としてバラバラで個性的な面々をまとめ上げてゆく。
意識して喋らない時は東北弁が出るため普段は丁寧語で話す。口数は少なめだが酒が入ると饒舌になる。春日部からダメ出しされる程ファッションに疎く、スカートを履く事は稀。内心をひた隠しにする余り言動によく食い違いを生じさせ、その度に弁明に窮している。追い詰められると暴走気味に逃げ出す為、肝心な所で相手と向き合えないケースが多い。
当初はコスプレに批判的だったものの、先輩達の説得に根負けする形で試着。やがて身内レベルで公開する前向きな姿勢に変わり、笹原が想いを寄せるきっかけとなった[注 9]。『二代目』ではコミフェス等のイベントの他、後輩に気圧され執筆時にも着用。
生真面目かつ口撃的だが根は素直なツンデレ。笹原から「頑ななのにひどく脆く見える」と評され、無愛想な表情の裏では性癖への自己嫌悪に喘いでいる。強気に見えて押しに弱く、趣味以外では積極性を欠く「待ち」体質。『二代目』では落ち着きが増し全体の重しの役割を果たすが、笹原に対しては感情を露呈し涙を見せる事もある。
サークルの内外で数々の対立を生んだが、心を開く中でこれまでの態度を軟化させてゆく。その一方で中学にて確執のある旧友に対しては、今も体調を急変させる程の苦手意識を持つ。
中3の時、唆されて描いたイラストが原因で恋人が転校。罪悪感と学校中の嘲笑に耐え切れず校舎屋上から飛び降りを図った。以降、悪夢に苛まれるトラウマを負い、周囲から孤立する日々を過ごす。これらの出来事が攻撃的な言動を始め、オタク(特に腐女子)への同属嫌悪や自棄的な逃避行動を引き起こす原因となっていた。今では自己嫌悪の方は解消されつつあるものの、まだ完全には過去を払拭出来ていない模様。
笹原を斑目との相対上「攻め」と認識。両想いの間柄だったが素直になれず、一時期は恋愛感情を否定していた。やがて現視研との関わりを通じて内心を吐露するようになり、負い目を総て受け入れてくれた笹原の再告白を、遂に逃げる事なく承諾する。交際以降は瞳に光沢が宿り、心境の変化が視覚的に表現されている。
【アニメ版】
八王子市に在住し下宿先は「コーポエメラルド101号室」[9]。視力は0.1程度。性格は原作よりややソフトで、会員を気遣う仕草を度々見せる。オタク同士のカップル(以下オタップル)に悲観的で、大野と田中の恋人未満の関係を見抜き、笹原にもオタク(笹原)と付き合う気が無い事を告げる。だが言葉とは裏腹に笹原を意識し始め、最終的に臆する事無く向き合う覚悟を決める。『第1期』には最終話エンディングにのみ登場。
水橋演じる荻上は『OVA版』のリリースに先駆けて、『くじびき♥アンバランス』での予告ナレーションにて初登場(音声のみ)。
会長
声 - うえだゆうじ
初代会長。本名・学年・年齢等は一切不明。つぶらな瞳と丸眼鏡が特徴。会員から「会長」「初代(引退後)」と呼ばれる。感情の読めないポーカーフェイスと飄々とした態度で、掴みどころの無い人物。部室以外に殆ど姿を見せないが、携帯による連絡は可能。一瞬の内に現れ同様に居なくなる他、喋らない時は存在感が極めて薄い。
「人間行動学に関するデータ」と称し、大学構内にて長年にわたり情報を収集。その痕跡を残さぬストーキング能力は、警戒心の強い春日部にすら察知を許さない。スキャンダル級のプライバシーや情事から、自治会の管理下にある未公開事項に至るまで、様々な情報を網羅する。基本的に漏洩はしないが、事態を丸く収める為の手段として利用する事もある。
16年以上在籍の可能性が考えられるも、その詳細を探る事はタブーとされた。廃部騒動において陰で現視研を救った後、誰も予想だにしなかった春日部の入会を実現させた。翌年春に卒論制作に伴い、斑目を会長に指名して(ようやく)引退。活動停止中に落ち込む春日部の元に現れ廃部の回避を伝達。その後の消息は(卒業の可否も含め)不明で『二代目』にも未登場。
【アニメ版】
『げんしけん2』では春日部の回想シーンの中で1カットのみ登場(7話)。
原口
原口を参照
元会員。後に漫研に移籍(?)。
笹原 恵子
笹原恵子を参照
正式会員では無いが、大野の会長時には他校からのサークル参加としてカウントされている。

げんしけん 二代目からの会員[編集]

荻上の3年次に入会した新入生で、『二代目』における中心的人物。腐女子属性という共通点があり、荻上のアシスタントも兼ねる。

スザンナ・ホプキンス
声 - 後藤邑子 / 大空直美
原作40話より登場。体格は小柄で細身。髪は金髪ストレートのロングヘアで、『二代目』では多彩なヘアスタイルを見せる。通称は「スー」で、吉武からの別称は「チーフ」。当初は留学生寮と思われる所に住んでいたが、現在は波戸と同じアパートの隣室に下宿。
荻上の2年次にアンジェラと共に来日し、会員達と面識を持つ。直後の夏コミにて荻上のファンになり、年末の再来日では彼女の下宿先でホームステイを体験。翌年春に椎応大学へ留学し現視研に入会。荻上の忠実なアシスタントとして優秀な仕事ぶりを発揮する他、大学構内でも看板娘としてコスプレで活動中。
日本の作品を好む二次元オタクで、アニメや漫画の台詞を所構わずシャウト。留学生活の順応と共にオタク文化の知識を飛躍的に深め、守備範囲を古い娯楽映画などサブカル全般へと広げつつある。そのため繰り出すネタがマニアックになり、会員が追いつけない状況にある。大野を介し初来日の3年以上前から同人誌を愛読しており、そのチョイスには定評がある。
初来日の時は英会話のみだったが、ホームステイでは短いやりとりの他、荻上の東北弁まじりの独り言も理解。現在は日常的に日本語で会話を交し、プロフィールを漢字混じりで概ね正しく書くまで上達する。
無口なため心中が読みづらいキャラ。ネタ交じりの発言が多く、会員ですら冗談か本気かの判断に苦しむ。笹原から「荻上とキャラが被ってる」と評される程に無愛想で、人に懐くことは滅多に無い。留学後も態度は相変わらず、寄宿先の寮でも全く交流がなかった。会員にはそれなりに心を許しており、口数や表情は以前より少し豊かになっている。
指示の際はよくジェスチャーを使う。即座にアイデアを出せるほど頭の回転が速く、目配りも気配りも利くが、その方向がズレていたり裏目に出る事も。大野同様、悪巧みの際はマスクを着用。格闘において驚異的な身のこなしを見せ、朽木に一瞬で詰め寄り掌底を浴びせた他、柔道初段の波戸にも勝利している。
留学以前の友人にアンジェラと大野がいるものの、スキンシップに乏しく母国では浮いていた。荻上に従順なあまり、笹原が傍にいると機嫌を損ねる。親切にしてくれた薮崎にも懐き、児文研とも意気投合する等、サークル外でもコミュニティに広がりを見せている。
当初は斑目と波戸の間を取り持つような素振りを見せ、その様子まで観察。後に自身も斑目にアプローチを開始するが行動に一貫性が無く、気持ちを持て余し困惑気味である。
吉武 莉華(ヨシタケ リカ)
声 - 上坂すみれ(二代目)
1986年4月2日生まれ(荻上とは6日違い)[注 10]。小柄で童顔、ポニーテールの長髪が特徴。外見は高校ではオタク風、現在はアンダーリムの眼鏡をかけた垢抜けた格好。2歳下の妹・莉紗がいる。
一浪後に椎応大学へ入学し、新歓期の荻上のパフォーマンスに惹かれ入会。これまで創作経験は無かったが、漫画アシスタントや会報への小説の寄稿により活動を開始する。
歴女系腐女子」で好みのジャンルは戦国武将。明るく怖じしない性格。年長で弁が立つ事から同期を引っ張る役回りを担う。行動力が高く、面白そうな事に手を出しては度々騒動を巻き起こす。「~ッス」といった、くだけた敬語で話す。
現実的な見方から波戸と斑目の関係を悲観視している。
矢島 美怜(ヤジマ ミレイ)
声 - 内山夕実(二代目)
栃木県出身。リムレスの眼鏡を着用。太めの体型で、ボサ頭にノーメイク。ファッションも平凡なシャツとジーンズ姿が基本。
新歓期の荻上のパフォーマンスに惹かれ入会。画力は未熟ながら、臆さないチャレンジ精神は吉武から尊敬されている。
外見も言動も女性らしさに欠ける典型的腐女子で、納得の上でそのスタイルを貫いている。現実の美男子に興味が無く「アイドル嫌い」を自称するが、莉紗の男装や平時の波戸に動揺を見せる。
性格は生真面目でやや頑固。自室を宴会場に提供し、恥を承知で会員とコスプレを披露する等人付き合いも良好。同期の中では最も常識人でツッコミやフォローも多い。時折暴走状態や挙動不審に陥る事がある。
波戸の女子力の高さに衝撃を受け、あくまで男子として接する中で好意を抱いてゆく。
波戸 賢二郎(ハト ケンジロウ)
声 - 加隈亜衣(女声)、山本和臣(男声)(二代目)
『二代目』における主人公的存在。新潟県出身。3歳上の兄・雄一郎がいる。髪形はショートカットで女装時は数種類のウィッグを使用。中学時代は柔道部、高校時代は美術部(漫研)に所属。平時と女装時において声色が異なり、平時は同期に対しタメ口、女装時は基本的に丁寧口調。自治会には他校からの参加メンバー「竹谷 実可子(たけや みかこ)」という偽名を使用。第2人格・810を抱えている。
「腐女子に拒絶されずに一緒にBL話がしたい」との願望から、女装して現視研を見学。だがアクシデントで男子である事が発覚し、大野の提案により女子会員として扱う事が決定。以降大学構内において「放課後になると現れる謎の美少女」と噂されるが、その正体は会員と関係者のみの秘密。
所謂「男の娘」でサークル活動時は基本的に女装。その容姿は正当派美人で、露出の多い服装でも体格的違和感を感じさせない。寝姿や寝言も完璧な上、女子との相部屋でも平然と睡眠が可能。女性らしさを維持するため常に化粧道具を携帯し、体毛等の生理現象による女装の乱れを防ぐ為、日々のケアも欠かさない。自己催眠を疑われるほどに振る舞いや思考が女性的なため同性愛者と思われがちだが、本人は「BL作品が好きなだけ」と反論し、あくまで腐男子である事を主張している。着替えは大学の女子トイレを利用していたが、後に斑目の下宿先が更衣室として宛がわれる。
荻上のアシスタントでは背景を担当。高校にてデッサンの基礎を積んでおり、画力は荻上を凌ぐものがある。仕事も完璧にこなし、初見の画風を完璧に会得するなど潜在能力も未知数。しかし心理面で問題を抱えており、人物画では見る影もない特異キャラしか描けず、女装時でもコマ割りを無視した過激なBL調になってしまう。
柔道初段の実力と技を活かし、卒業した春日部に代わり朽木のツッコミを担当。ファッションセンスは『二代目』会員の中では最高。料理は苦手だが、斑目の腕前を知ってからは鋭意練習中。
性格は真面目で控え目。非常に動揺しやすく、特に平時では暴走気味に場を引っかき回す事が少なくない。
気さくに会話が出来る斑目に早くから心を開き、女装状態では明確な好意を自覚するようになる。平時においても「斑目受け」や「ハト×マダ」「マダxハト」を妄想するなど、その暴走は留まる事を知らない。その一方で斑目に好意的な女性に対し、嫉妬を露わにしたり情緒不安定に陥る傾向がある。兄の恋人である神永は憧れの存在で、女装モデルの一人としている。自分以上の女形を披露し斑目とも親しい高坂に対し、羨望と敗北感を抱く。
入学当初はBL本や婦人服を隠す目的から、ウォークインクローゼットを備えた広い部屋に下宿。大学から片道30分と遠いため着替えに難儀していたが、私物を隠さなくなった現在は大学に近い新築アパートに引っ越した。
中学の柔道部では男子後輩から色目を使われていた。また高校では神永の描いたBLイラストを興味本位に見た事が発覚し、周囲から孤立してしまう。その経緯が女装に目覚め、極力男性面を隠す原因となった。
810を参照

漫画研究会[編集]

通称「漫研」。学園際での主な催しは喫茶店。当時会員だった荻上がサークル内の火種を炸裂させて以降、女子の間で派閥化が進み分裂状態にある。原口の勝手な居座りや荻上の移籍など現視研とは浅からぬ因縁があり、女子会員からの現視研女子に対する(嫉妬を含んだ)風当たりが強い。対照的に男子会員は好意的な様子で、同人誌作りの際は高柳らが協力。加藤、藪崎、麻田は単行本の描き下ろしで新たに登場したキャラで、中でも藪崎と麻田が『二代目』以降重要な役回りとなる。アニメ版では昔は50人程の会員を擁していた事、文化祭での催し物は似顔絵描きである事等が語られている。

高柳(タカヤナギ)
声 - 柳沢栄治
笹原の1年上の男子会員。やや小太りな体型に、波打つ口元が特徴。時折語尾の「な」を「にゃ」に変えて喋る。斑目から「ヤナ」と呼ばれ親しい間柄。現視研のコミフェス参加をアシストし、荻上を(半ば押し付ける形で)紹介するなど深く関わりを持つ。原口の横暴や女子会員の派閥抗争に頭を悩ます苦労人。
【アニメ版】
状況の説明役として度々登場。荻上の移籍後も彼女の事を気にかけ、その作品も評価していた。
加藤(カトウ)
声 - 中尾衣里 / 笹本菜津枝
藪崎の1年上の女子会員。ストレートの黒髪で前を垂らした「貞子ヘアー」によりソバカス顔を隠しており、その素顔はお約束通りの美形。ぶっきらぼうな話し方だが、荻上と藪崎の間を取り持つなど面倒見が良く、人間関係に爆弾をかかえる漫研女子の均衡を保つ存在。大野と仲が良く、その趣味は推して知るべし。『二代目』では就活で忙しくなり、サークルに殆ど訪れなくなった。
荻上 千佳
荻上千佳を参照
元会員。後に現視研に移籍。
藪崎 久美子
藪崎久美子を参照
元会員。現在はフリーで活動。
麻田 直子
麻田直子を参照
元会員。現在はフリーで活動。

アニメ研究会[編集]

通称「アニ研」。学園祭にてゲーム大会を催した際は、現視研から備品のゲームソフトの提供を受けた。別の年には漫研との合同企画で短編アニメを製作、上映。高坂の引き抜きを企み、合同企画の際も声をかけない等、現視研との関係は良好とは言い難い。

近藤(コンドウ)
現視研の存在を不要と唱えた事から斑目の恨みを買う。
田中 総市郎
田中総市郎を参照
元会員。後に現視研に移籍。
朽木 学
朽木学を参照
元会員。後に現視研に移籍。

サークル自治委員会[編集]

通称「自治会」。各サークルの動向に目を光らせ、必要とあらば廃部も已む無しとし実力行使も厭わない。廃部騒動以降、現視研への監視を強化する。

北川(キタガワ)
声 - 小林沙苗
笹原の1年上の副委員長。女気に乏しい身なりと態度が特徴。廃部騒動の渦中となる人物。
春日部から現視研の廃部をめぐり抗議を受け、持病の水虫をネタに脅迫まで受ける。これがきっかけとなり両想いの委員長と交際できた為、現視研を目の敵にしつつも一応は感謝している。水虫も治癒し、かつての委員長と専業主婦として近々結婚と、その幸せぶりを春日部に見せつけ卒業した。
風紀において厳格なだけでなくトラブル時の対処や指揮能力に優れ、デスクワークにおいても辣腕を振るう。
春日部とは廃部騒動から続く犬猿の仲。脅迫の仕返しとばかりに嫌がらせを仕向けた事もあったが、涙目で反省する彼女を素っ気なく励ます思いやりな一面も見せる。
【アニメ版】
春日部から「学生運動家タイプ」と陰口を叩かれ、互いに「水虫カップル」「オタップル」といがみ合う。その後、迷惑をかけた現視研の為に尽力した彼女に「(現視研が)お似合いだよ」と労いの言葉をかけている。
委員長
声 - 小野大輔
姓名不詳。北川の1年上の委員長。北川とは対照的に温厚な人物で、廃部計画においても強硬な姿勢は見せず、春日部と口論する北川をなだめ制していた。北川に想いを寄せ、水虫の件も前々から承知の上で告白する。
三上(ミカミ)
声 - 田丸裕臣(二代目)
荻上と同学年の委員長。北川仕込みの厳格な人物。3年次において既に内定済で、まともに就活をしない大野に厳しい態度で迫る。
播磨(ハリマ)
声 - 斎藤寛仁(二代目)
三上の後輩。竹谷(=女装した波戸)に興味を持ち、接触を試みる度に三上や後輩(声 - 古川慎)に嗜められる。その一連のやりとりは現視研の腐れガールズトークの餌食となっている。

大学関係者[編集]

原口(ハラグチ)
声 - 石井康嗣
笹原の2年上で現視研の幽霊会員。貫禄のある肥満体。不快な笑みを浮かべ、穏やかだが嫌味に満ちた言い回しで話す。
大手同人サークルに幅広いコネを持つ「同人ゴロ」。編集者を自称し、横暴な仕切りとピンハネで私腹を肥やす。その腹黒さ故「ハラグーロ」と陰口を叩かれ、現視研を始め多くのサークル、同人作家達から疎まれており、笹原にとっても反面教師的存在。ただし、その欲に駆られた実行力自体は評価する者もおり、現視研に対する辛辣な私見もあながち間違いではない。
現視研に見切りを付けた後は漫研に会費も払わず居座り続けた。卒業後も現視研のコミフェス参加を聞きつけ、傘下に置くべく勝手に他の作家とのブッキングを進めてしまう。現在の消息は不明。
【アニメ版】
大手同人サークルとトラブルを起こし、行方をくらました模様。
沢崎(サワザキ)
声 - 伊藤健太郎
朽木と同期の仮会員。格ゲーの腕前に自信を持っていたが、春日部の策謀により高坂に挑み完敗。ゲーマーと男の両方のプライドを潰され姿を消す。
【アニメ版】
自身が垢抜けている事をアピールするも、その図々しさが春日部の不興を買う。テストでの惨敗で高坂、春日部に苦手意識が芽生え、二人を見かけた途端に退散した。
藪崎 久美子(ヤブサキ クミコ)
声 - 高木礼子 / 米澤円
原作49話より登場。荻上と同期の元漫研会員。同人誌サークル『やぶへび』主催者。ふくよかな体形に三つ編みのおさげが特徴。関西出身で上京後も関西弁で話す。荻上と同じ「メガネ男子受け」属性の持ち主。荻上が現視研に転がり込むと共に、やがて漫画家を志す一因ともなった人物。
入会間もなく漫研全体を巻き込み荻上と対立。過去の経緯を謝罪する荻上に対し素直になれず突き放すものの、「友達になりたい」という内心を見抜いた加藤の仲裁により和解。だがこの事が女子会員から反感を買い、後に麻田共々追放された。
加藤から「おそらく漫研で最も絵が上手い」と評される実力者。我が強く悪態もつくが、荻上達を気にかけ原稿を手伝う姉御肌の一面を持つ。スーに対し最初は苦手意識を持っていたが現在はいいコンビに。
荻上に対しライバル意識を持ち、才能にも早くから着目。また性質にも理解を示し、荻上の過去を承知した上で友人としての関係を続けている。
【アニメ版】
荻上とは属性のみならず、同人誌における好みのジャンルやサークルまで共通する。
麻田 直子(アサダ ナオコ)
声 - 斎藤桃子 / 多田このみ
藪崎の1年下の元漫研会員。どんぐり目をした猫顔。語尾に「ニャ」をつけるなどキャラ作りを意識した口調だが、対照的に発言はキツめでツッコミ役。薮崎と一緒にいる事が多く、漫研追放後も共に行動。
名前は『げんしけん2』にて初出、「麻田(にゃーこ)」とクレジットに表記。『二代目』でフルネームが明らかになった。

会員個別の知人・縁者[編集]

会員の家族[編集]

笹原 恵子(ササハラ ケイコ)
声 - 清水香里 / 葉山いくみ
原作11話より登場。1986年6月10日生まれのA型。笹原の妹で顔立ちは瓜二つ[注 11]。茶髪のミディアムヘアーで、派手目な化粧と服装のギャル系女子。キャバクラでの源氏名は「今日子」。『無印』ではトラブルメーカー的な脇役だったが、『二代目』ではキーパーソンの一人。春日部と類似性が見られ、『二代目』での存在感も彼女に近い。
高1の時、兄との待ち合わせの場にて遭遇した高坂に一目惚れ。2年次から果敢にアタックを仕掛けるも悉くが春日部に阻止され、オタクの素質を過信したオタップル成立作戦も失敗。3年次には思い余って椎応大学を受験するも勉強不足が祟り不合格。卒業後は専門学校に進学しサークル参加と称して出入りするが、多忙な高坂とは殆ど会えず仕舞い。就活真っ只中の兄にお構いなく夏合宿を提案し、ゴリ押しの末に実現させた。『二代目』ではキャバ嬢に転身。「失恋できてない」斑目にケジメをつけさせるべく、学園祭での告白を計画。
放任主義で育ったせいで、学生時代は滅多に帰宅しない放蕩娘だった。短絡的な性格に加え感情表現がストレート。そのため思いつきを実現に移す行動力だけは高く、時と場所を選ばない発言が多い。幾多の恋愛とキャバクラ勤めにより人生経験がムダに豊富で、年齢不相応な大人びた一面を持つ。
オタクに対し軽蔑的だったが、現視研を通じてオタク文化に関わる内に「これからはオタクだよね」と語るまでになる。『二代目』においてもキャバクラでプラグスーツのコスプレを企んだりゲームの話題に触れたりと抵抗を感じ無くなった様子。
男を顔で選ぶ傾向があり、惚れた相手の為なら努力を惜しまないタイプだが、身の程を弁えたのか、高坂へのアプローチは現在は鳴りを潜めている。男女関係に鋭く、兄と荻上の間柄を早い段階から察知している。
兄を見下すが兄からもバカにされており、「妹萌え」とは程遠い人物。大野とは同人誌を借り受けた縁で仲が良く、張り合っていた春日部に対しても従順な姿勢へと変わる。一方で生真面目な荻上とは折り合いが悪く、度々場を気まずくしては兄に気苦労をかける。
4つ年上の斑目とは昔からタメ口で、関わりの中で心境を的確に把握してゆく。敢て名前を間違えたり、名刺を渡して店に誘うなど多少は気になる様子。その思惑は周囲の人間に対し、アンジェラへの妙な対抗意識や、波戸への突き放した態度となって表れる。
【アニメ版】
アニメ嫌いだが、兄の下宿先で『くじアン』を視聴し克服を図った。『OVA版』『げんしけん2』には未登場。
吉武 莉紗(ヨシタケ リサ)
声 - 早乙女翔(二代目)
吉武の妹。ショタ属性を持つ腐女子。ショートカットでスレンダーな長身。初登場時は姉の企みにより、1歳上の兄で和須田(ワスダ)大学2年生「吉武 理人(リヒト)」と偽っていた。
小学校からのバスケットボール歴を持ち、推薦入学レベルの実力者。だが本人は進学を機にバスケを辞め、憧れだった腐女子ライフを送る事を望んでいる。バスケのしがらみもあり進路に悩んでいたが、波戸の全裸を偶然目撃してからは椎応大学への進学を決意。
平素だとイケメンと見紛うボーイッシュな風格で、大野が「コスプレ(男装)させたかった」と心底嘆いた逸材。両親の著しい身長差が姉妹に受け継がれた様だが、胸の方は共に貧乳でコンプレックスを感じている。昔から姉に従順な為、一緒にいると自然にエスコートする態勢になる。
波戸 雄一郎(ハト ユウイチロウ)
声 - 浜田賢二(二代目)
波戸の兄。母親似の弟とは対照的に男らしい顔立ちと外見。高校時代は柔道部で主将を務め、弟・賢二郎については「才能は俺よりあったと思う」と語る。弟の想い人であった神永と婚約

大野のアメリカ時代からの友達[編集]

アンジェラ・バートン
声 - 甲斐田ゆき / 小林未沙
原作40話より登場。年齢不詳。金髪のショートカットに、大柄で(大野に劣るものの)グラマーな体格が特徴。
笹原の4年次に夏コミ見学と称しスーと日本を訪れ、大野とコスプレで共演。『二代目』での再来日の際、失恋した斑目に対し気兼ねなくアタックを開始するも、瀬戸際で波戸とスーに阻止される。
男性向けも嗜む腐女子。大野の話を真に受け、斑目を会う前から「Sou-uke」と認識。大野から「眼鏡フェチ」と評され、荻上の「メガネ受け」同人誌と斑目を気に入った模様。
テニス水泳などのスポーツが趣味。その為プロポーションは抜群で、炎天下の夏コミでも長時間涼しい顔でコスプレをこなすタフな人物。
明るく奔放な性格で、突然来日したかと思えば勝手気ままな行動をとり大野を振り回す。開放的な恋愛観を持ち、波戸とスーの嫉妬心を察知した上で「斑目を好きな者は全員一緒に彼を愛すればいい」と語る。
【アニメ版】
自己紹介程度しか日本語が話せない代わりにスキンシップで交流を図る。斑目に対し序盤から大胆なアプローチを仕掛けるが、春日部への片想いを察知し身を引いた(『二代目』ではこれらのエピソードを継承)。また田中に対しても色仕掛けでコス制作を迫り、大野に張り倒される。
スザンナ・ホプキンス
スザンナ・ホプキンスを参照

荻上の中学時代の同級生[編集]

中島 裕子(ナカジマ ユウコ)
声 - 遠藤綾 / 日野まり
中学では文芸部に所属し友人と同人小説を制作。荻上とは腐女子仲間で、小説の挿絵を依頼。
荻上の巻田との関係を察知していながら彼女のイラストを悪用し、二人を破局へと追い込んだ[注 12]。5年後の夏コミにて売り子の荻上と再会。同人活動と笹原の存在を知ると、翌年の夏コミにて荻上不在の『雪見庵』を訪れ、中学での一件を暴露する。だが藪崎らの友情が変わらぬ事を知ると「二度と荻上とは会わない」と言い残し立ち去った。
腐女子と自己を嫌悪する荻上から「同類」呼ばわりされるほど両者の遺恨は根深い。ただ、荻上が過去の苦しみから救われる事を望んでいる様子で、悪意だけの人物ではないと思われる。
重田 三奈(シゲタ ミナ)
声 - 井口裕香 / 小笠原早紀
荻上とは腐女子仲間で、中学では文芸部に所属。中島と共に度々コミフェスに来場。荻上に対する中島の態度を諫めようとしている。
巻田(マキタ)
荻上の元恋人。眼鏡をかけている為か、荻上から「受け」と評された。荻上に告白し、内密に交際を開始。だが順調と思われた矢先、荻上が描いた自分のやおい本が原因で不登校を続けた末、再会する事なく転校した。

波戸の高校時代の知人[編集]

神永 みちる(カミナガ-)
声 - 能登麻美子(二代目)
波戸の憧れの先輩であり、彼の兄・雄一郎とは恋人関係にある美女。波戸の女装モデルの一人でもあり、後ろ姿だと見分けがつかない程ソックリ[注 13]。後に髪を切り黒く染め直した。やや男性口調で喋る。
高校時代はBLイラストを描いては美術部にて公開していた。学園祭にて波戸と再会し、近々結婚により義姉となる事を伝える。
筋金入りの腐女子で、波戸の女装癖に驚くどころか逆に兄弟のカップリングを妄想している。更に「ハト×マダ」の予感に歓喜し後押しまでする。
波戸から810の存在と神永化についての事情説明を受け、「彼女(?)は自分の一部」と評価した。
今野(コンノ)
声 - 山岡ゆり(二代目)
波戸の同級生で当時は美術部に所属。大きな三白眼が特徴。波戸が高校で孤立した原因が、自分の誤解によるものと思い込んでいる[注 14]。学園祭にて女装姿の波戸と再会した際、過去の因果関係から罪悪感が蘇り号泣した。
腐女子だが神永の上級者ぶりには付いていけない模様。波戸への好意を神永に見透かされている。
藤(フジ)
声 - 種田梨沙(二代目)
波戸の同級生で当時は美術部に所属。目が小さく背が高い。

吉武の高校時代の知人[編集]

沢渡(サワタリ)
声 - 優木かな(二代目)
吉武の歴女仲間で当時は史学部に所属。髪形は高校ではハーフアップ、現在はウェーブを掛けた毛染めのセミロング。セルフレームの眼鏡を着用。吉武達と腐女子論争及び「歴史トリビア問答」を繰り広げていた。
福田(フクダ)
吉武の歴女仲間で当時は史学部に所属。ショートボブにハーフリムの眼鏡が特徴。史学部3人の間ではツッコミ役。

矢島の高校時代の知人[編集]

美作(ミマサカ)
声 - 阿久津加菜(二代目)
矢島の同級生。ぽっちゃりした容姿の「気弱なオタク女子」で矢島の後ろが定位置。矢島の実家にも溶け込んでおり「嫁」状態。

その他[編集]

元彼*
声 - 野島裕史
姓名不詳。春日部が「とっくの昔に別れた」と言い張る旧知の男性。春日部と会うべく学園祭を訪れた際、猫耳姿の彼女への誤解から未練が消失。会員はその存在を高坂に漏らさぬよう、春日部から固く口止めされている。
岡田(オカダ)*
声 - 日笠山亜美
アニメ版オリジナルキャラ。高校(又は中学)時代の斑目と同じクラスの女子。落ち込むクラスメイトを侮辱した斑目に平手打ちを見舞う。
タカシ*
声 - 千葉進歩
恵子が高2の時の彼氏。海水浴場にて高坂に付きまとう恵子と遭遇し激怒するが、高坂と春日部に往なされ退散。この件を最後に恵子とは縁が切れた模様。
ミズドリ*
声 - 遠藤純一
アニメ『くじアン』前期の監督。下品でズレた演出が制作側と原作ファン双方から叩かれ降板。コスプレ大会では審査員として参加していた。名前及び会員による『くじアン』談義の内容から『第1期』の某スタッフがモデルと思われるが真相は不明。
伊鳩 コージ(イハト-)
声 - 大原崇
大手同人誌サークル『サイボーズ』代表。サークル名が示す通りの坊主頭。原口の同人誌合作企画に名を連ねる1人。原口を「貴重な存在」と称しつつもそのやり口に辟易しており、後始末に奔走する笹原にエールを送る。
草野(クサノ)[10]
声 - 浅沼晋太郎
大手同人誌サークル『風祭ねこ』代表。原口の同人誌合作企画に名を連ねる1人。
【アニメ版】
サークルの原稿を勝手に売却した原口に対し賠償金を請求中。
金子 悟(カネコ サトル)
「鷲田社」代表取締役社長。一次面接にて笹原を無言のプレッシャーで威圧するが、小野寺からは冗談交じりに「お飾り」と揶揄される。
小野寺 竜二(オノデラ リュウジ)
声 - 千葉進歩
「鷲田社」社員。派遣先はマガヅン編集部で『くじアン』の担当者。ややクセのある人物で、笹原の二次面接官を務める。編集者として相反するポリシーを持ちながらも、笹原の真摯な姿勢を前向きに評価した。
810(ハト)
声 - 加隈亜衣(二代目)
波戸の別人格から成るドッペルゲンガーで、顔立ちや声は女装時の波戸そのもの。女装を初めて以来、平時(男子モード)において出現し、宙を漂い波戸を俯瞰視する。
「斑目萌え」の波戸をけしかけ、妄想を現実にすべく誘い続ける。混乱を恐れた波戸が女装を封印しようとした為に消滅しかけるが、最終的に斑目への好意を正直に認めさせる。自分の意思(=波戸の妄想)がより現実味を帯びた事を受け、女装時でも暴走に陥ると神永に近い形態で現れるようになる。
妄想豊かな腐女子(?)。波戸の自己顕示が具現化した女装とは対照的に、潜在意識が具現化した存在。810の言葉はすなわち波戸の願望でもある為、論争では大抵810がリードする。

現視研および会員による発行誌[編集]

メバエタメ
不定期刊行のコピー誌。1987年発行の会誌が確認されている。
いろはごっこ
『げんしけん』発行。2004年8月15日初版。24P。500円。男性向け『くじアン(会長x山田)』本。発行数200(内保存用20)。完売。
笹原の3年次に発行。漫画を久我山と荻上、イラストを荻上が担当。笹原が予定していた文章ネタが実現せず、原案(会長x千尋)も没となった。漫研並びに同人サークル数団体に配布された他、保存用の1冊がアンジェラに進呈された。アニメ版では新歓での宣伝材料として展示していた。
あなたのとなりに
『雪見庵』発行。500円。女性向け『くじアン(麦男x千尋)』本。発行数50。頒布数11。
笹原の4年次に発行。荻上が一人で描き上げた個人作品。中島とスーに進呈された(スーはサイン入り)。アニメ版では(薮崎の代理で)麻田が購入。
巻田くん総受化計画・準備号
荻上の中学3年次に文芸部が発行。荻上の実質的な女性向け「巻田」本。当初は小説と挿絵形式による部員限定の非公開本となる筈だったが、小説部分をカットした1冊が学校側にまで流出し騒動となる。

用語[編集]

げんしけん(サークル)
笹原の会長時に設立された現視研主催の同人誌サークル。大学サークル名義での成人向け作品の発表が危惧されたため、春日部によって命名された。原口の介入やスケジュールの遅延、会員同士の衝突といった諸問題をどうにか乗り切り夏コミに同人誌を刊行。コスプレによる販促も功を奏し完売した。制作の苦労が堪えた笹原は次回以降の参加を見送るが、この時の経験と反省が後に活きる事になる。荻上がコミフェスにて初めて作品(イラスト)を発表したサークルでもある。
コスプレ大会
ボヤ騒ぎ後の学園祭で行われた「『くじびきアンバランス』コスプレ大会」を指す。市が主催のアニメフェスタの一環としてアニ研と漫研合同で開催。優勝候補だった大野が病欠となり、春日部が代役と罰ゲームを兼ねて出場する羽目に。田中制作の「会長」アレンジコスで注目を浴びる中、盗撮者の撃退という功績も立て優勝。その様子は漫研により撮影され、裏で人気を博した。活動停止は帳消しされなかったが、この一件で風当たりが緩和され廃部だけは免れる形となった。斑目が春日部に心奪われたのもこの時である。
コミフェス
超巨大同人誌即売会「コミック・フェスティバル」の略称。東京ビッグサイトにて年2回開催されるオタクの祭典で、8月開催のコミフェスを「夏コミ」、12月を「冬コミ」と呼ぶ。秋葉原と並ぶ会員の屋外活動の場で、ほぼ毎回エピソードの舞台となる。実在するイベント「コミックマーケット(コミケ)」に該当するが、名称が商標登録されているため作中では使用されない。現実でもコミケ以外の即売会や漫画イベントをコミフェスと呼ぶ場合があるが、そちらは「コミック・フェスタ」の略称。
『げんしけん2』にてコミケット社長・米澤英子が、コミフェス会場のアナウンス役を演じた[注 15]
ストフェス
ガレージキットのイベント「ストレインジ・フェスティバル」の略称。コスプレイベントも催されており、田中と大野が参加。実在するイベント「ワンダーフェスティバル(ワンフェス)」に該当する。大阪・日本橋で開催されているストフェス(ストリートフェスタ)とは無関係。
ドッキリ
新会員の見せかけのプライドを剥ぎ取るべく、その本性を向かい上の児文研から観察する伝統イベント。初代会長が一人残って観察を続けている描写がある事から、データ収集の一役も担っていた模様。作中において斑目、大野、スーらが仕掛け人として暗躍し、女子の中では荻上のみが対象となった。高坂は罠にかからず、朽木は仕掛ける価値なしと見なされ免除。笹原の卒業時にも特別に催され、荻上共々再び標的にされた。
ボヤ騒ぎ
春日部の命により大掃除が行われた際、彼女の落とした煙草が原因でゴミ置き場から出火。消防車が出動する事態に発展してしまう。北川の迅速な対応により延焼や負傷者こそ出なかったものの、無期限活動停止の仮処分を受け学園祭の参加が中止に。その後正式処分として1ヶ月間の部室使用と活動の禁止に加え、総計100時間のボランティア活動が通達された。
会長(律子)
「律子・キューベル・ケッテンクラート」の通称で、『くじアン』談義に出てくる「会長」の事を指す。絶大な人気を誇るキャラクターで、春日部のコスプレのモデルなど作中でも深く関わりを持つ。
椎応大学(シイオウダイガク)
物語の舞台となる大学。「都心から電車で1時間、東京の端にある」「新宿から電車で30分、丘の上」とされる[11][注 16]。サークル棟は4階建てで、中庭を囲む回廊状の建築フォーム。講談社の『さよなら絶望先生』にも、同名の大学が登場する。
廃部騒動
サークルの設立要請に部室確保が間に合わなくなった自治会が、現視研を含む活動に消極的なサークルの削減を告知。当初は歓喜していた春日部だが、尻込みする会員を見かねて抗議。最終的に活動計画書の提出により廃部を免れたものの、春日部がその代償に得たものは現視研への入会という更なる転落だった。
斑目総受け
原作34話における荻上の「斑目受け」の妄想が発端となり、後に大野の猛アピールにより「総受け」が確定した。「受け」側の笹原ですら絡みにおいて「強気攻め」へと昇華するほど圧倒的で、大野の海外の友人や後輩会員にも浸透してゆく。
鷲田社(ワシダシャ)
編集者専門の人材派遣会社。新聞に出していたマンガ編集者の募集広告が笹原の目にとまった。

くじびきアンバランス[編集]

『少年マガヅン』にて連載中の「黒木優」原作の漫画。アニメやゲーム化だけでなく、数々の同人誌や『アンバランスファイター』等の同人ゲームまで登場する程の人気を博している。連載当初から雑談ネタ、コスプレ、コミフェスと深く関わってきたが、作中にて律子、如月の卒業を以て「第一部完」と銘打ち、一つの節目を迎えた。その掲載が斑目達の卒業(原作36話)と同時期だった事から、原作における転換期ともなっている。単行本の書下ろしにて名場面集やゲーム紹介、設定資料等が会員のレヴュー形式で解説。アニメでは深夜アニメとして放送。現視研でもポスターが貼られている他、度々ソフトを上映している。

『くじびき♥アンバランス』漫画版単行本1、2巻の巻末に、原作の後日談を描いたおまけ漫画「くじびき♥げんしけん」が掲載されている。

作中にて各キャラが以下のコスプレをする場面がある。

  • 春日部:律子・キューベル・ケッテンクラート
  • 大野:如月香澄 - 他に2巻の「くじびき♥げんしけん」で山田薫子
  • 高坂:橘いづみ - 『げんしけん2』では秋山時乃(第2期版)に変更
  • 荻上:上石神井蓮子
  • 波戸:山田薫子

ラーメン天使プリティメンマ[編集]

原作17話にて笹原が斑目に勧められ、自室で初めてプレイしたアダルトゲーム。その他に第56話にて朽木がゲームキャラのコスプレをする場面がある。原作で描かれたソフトの詳細は以下の通り。

  • 所謂「魔法少女もの」で、つるぺた属性が高い。
  • 1クール、13話構成で1話完結形式。
  • コミカルながらも毒のあるキャラ造詣により人間描写が深い。
  • Hシーンが中々登場しない(「開始5分でエロシーンが見たい」と要望した笹原に対する斑目の罠)。

『第1期』では原作エピソードは省かれているが、第12話でパッケージが一瞬だけ登場する[注 17]。『げんしけん2』では続編『ラーメン天使プリティメンマ2』が登場。会員のゲームプレイやコスプレ場面などで使用され、『くじびき♥アンバランス』と並んでフィーチャーされた。

作中作における登場キャラクター[編集]

鳥柄 薫(トリガラ カオル)
声 - 金野潤
プリティメンマ
声 - 北原美和
キューティトンコ
声 - 原田ひとみ
長い黒髪に巨乳と、風貌が大野に似ている。

スピンオフ作品[編集]

ラーメン天使プリティメンマ(コミック)
TVアニメ「げんしけん2」スピンオフ作品「ラーメン天使プリティメンマ」ドラマアルバム

また『げんしけん2』DVDの特典としてセル画やピクチャードラマが同梱されている。

『げんしけん』に登場するパロディ作品[編集]

上記のオリジナルの他、タイトルをもじった多数のパロディ作品が登場する。以下はその一部。

※括弧内は元ネタ。太字はアニメ版

コミック[編集]

単行本(アフタヌーンKC)

連載時のカラーページの殆どをカラー印刷で収録。描き下ろしが豊富で、4コマ漫画「その後」の他、殆どの巻末に短編が用意されている。他にも追加エピソードを単行本8巻(第48話、第49話)と9巻(P9からP90)にて加筆しストーリーを補完している。第10巻から副題の「二代目」が付き、以降の巻数は副題で数える形式をとっている。

第1巻 2002年12月18日発売(ISBN 978-4-06-321144-3
表紙:春日部、笹原、斑目、久我山。部室での一日。
カバー下:「くじびきアンバランス アニメ設定資料集」のネタ。
描き下ろし:主要キャラのプロフィール。
第2巻 2003年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321151-1
表紙:高坂、春日部、笹原。屋外での一幕。
カバー下:「くじびきアンバランス」のイラスト集。
描き下ろし:現視研メンバーによる「くじあん名場面集」のネタ。
第3巻 2003年12月22日発売(ISBN 978-4-06-321155-9
表紙:大野(コスプレ)。部屋でコスプレ衣装に囲まれて。
カバー下:「くじびきアンバランス アンバランスファイター」(架空同人ゲーム)のキャラ別技一覧。
描き下ろし:現視研メンバーによる「くじアン」同人格闘ゲーム(架空)の感想集。
第4巻 2004年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321162-7
表紙:大野。画面手前の手は春日部。本編中、春日部の初コスプレシーンより。
カバー下:実際の「げんしけん アニメ設定資料集」。
描き下ろし:現視研メンバーによる「くじアン」恋愛ゲーム(架空)の感想集。
第5巻 2004年11月22日発売(ISBN 978-4-06-321164-1
表紙:春日部、大野(コスプレ)、笹原。本編中、コミフェス参加シーンより。
カバー下:「いろはごっこ」(本編中で笹原らが作った成人向け同人誌)の表紙。
描き下ろし:現視研メンバーによるアニメ版「私のくじあん名場面集 Returns」のネタ。
第6巻 2005年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321170-2
表紙:荻上(くじあんコスプレ)、笹原、春日部。大学構内での一幕。
カバー下:春日部、大野のフィギュア作成過程の連続写真。
描き下ろし:田中による「くじアン」キャラ「忍先生」のフィギュア作成過程連続写真。
【特装版】第6巻 2005年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321170-2
表紙:荻上(スク水)、笹原、春日部。大学構内での一幕。
特典:PROJECT G げんしけん「同人誌」。(下記参照)
第7巻 2005年12月22日発売(ISBN 978-4-06-321174-0
表紙:荻上、笹原、大野。原稿執筆中。
カバー下:「あなたのとなりに」(本編中で荻上が作った成人向け同人誌)の表紙。
描き下ろし:笹原と斑目の対談形式による「くじアン 設定ラフ画あれこれ集」のネタ。
第8巻 2006年8月23日発売(ISBN 978-4-06-321179-5
表紙;荻上、笹原。大学付近の坂道での一幕。
カバー下:実際の「くじびき(はあと)アンバランス アニメ設定資料集」。
描き下ろし:笹原と斑目の対談形式による現実の「くじびき(はあと)アンバランス 設定ラフ画あれこれ集」、第48話「放課後デート倶楽ブ」、第49話「メイド喫茶と三顧の礼」。
第9巻 2006年12月22日発売(ISBN 978-4-06-321183-2
表紙:春日部、荻上、笹原、斑目。部室での一日。
カバー下:メインキャラおよびサブキャラ全員。;
描き下ろし:第50話「スージーといっしょ」、第51話「ボンノーはとめどなく」、第52話「Rain or Shine」。
【特装版】第9巻 2006年12月22日発売(ISBN 978-4-06-364674-0
表紙:春日部、大野、荻上。背景は無し。
特典:アニメ版キャスト&スタッフによる「完全新作ドラマCD」、PROJECT G2 げんしけん「同人誌」(下記参照)
第10巻 - 二代目の壱 2011年5月23日発売(ISBN 978-4-06-310752-4
表紙:スー、荻上。新歓活動で荻上のイラスト実演中。
カバー下:スーの「さよなら絶望先生」小森霧の「開けないでよ」のパロディ。
読み切り(2010年2月号)収録(第56話)。
第11巻 - 二代目の弐 2011年12月22日発売(ISBN 978-4-06-310793-7
表紙:波戸(コスプレ)、吉武、矢島。コミフェス会場の一幕。
カバー下:(表)スーが部屋で荻上グッズの山に囲まれて絶望先生ネタ。(裏)スーと漫画研究会の藪崎と麻田直子。
【特装版】第11巻 - 二代目の弐 2011年12月22日発売(ISBN 978-4-06-358377-9
表紙:波戸(女装)、吉武、矢島。コミフェス会場の一幕。
特典:波戸君の寝姿フィギュア。
第12巻 - 二代目の参 2012年6月22日発売(ISBN 978-4-06-387826-4
表紙:スー、吉武、矢島、波戸。部室でのおやつタイム。
カバー下:(表)吉武がお菓子を開けまくり、スー食べまくり、矢島つられて食べる、波戸は呆然。(裏)矢島がシャツ一枚。
第13巻 - 二代目の四 2012年12月22日発売(ISBN 978-4-06-387856-1
表紙:スー、薮崎、麻田、矢島、吉武、斑目。学園祭中、薮崎のタコヤキをねだるスー。
カバー下:(表)タコヤキを味わうスーの後ろで「いつも何か食っている」と話す矢島と吉武。(裏)スカート脱いで髪留めを外した恵子。
第14巻 - 二代目の伍 2013年6月21日発売(ISBN 978-4-06-387895-0
表紙:斑目。部室で雑誌を読む。
カバー下:(表)大野(コスプレ)、春日部、荻上。(裏)スー(コスプレ)。
第15巻 - 二代目の六 2013年12月20日発売(ISBN 978-4063879452
表紙:スー、波戸(男)。背景はコミフェス。
カバー下:(表)スー、波戸(男)。(裏)スー(コスプレ)。
【特装盤】第15巻 - 二代目の六 2013年12月20日発売(ISBN 978-4-06-358462-2
表紙:斑目がスーを肩車。荻上、笹原、久我山。背景は成田山神社の通路。
カバー下:
特典:オリジナルアニメDVD『成田山初詣編』。
第16巻 - 二代目の七 2014年6月23日発売(ISBN 978-4063879773
表紙:笹原妹、アンジェラ、大野。背景は祭り屋台。
カバー下:(表)スー、笹原妹、アンジェラ、大野。(裏)大野(コスプレ)、笹原、荻上。


PROJECT G げんしけん「同人誌」
げんしけん6巻特装版付録の同人誌。『げんしけん』『くじびきアンバランス』を題材に多数の作家が筆を振るっている。
あさりよしとお甘詰留太うたたねひろゆき久米田康治桜玉吉志村貴子園田健一TAGRO田丸浩史二宮ひかる氷川へきる平野耕太ももせたまみ八雲剣豪
PROJECT G2 げんしけん「同人誌」
げんしけん9巻特装版付録の同人誌。『げんしけん』を題材に多数の作家が筆を振るっている。
みつみ美里鳴子ハナハル畑健二郎森山大輔鈴木次郎沙村広明石田敦子瀬口たかひろ藤木俊犬上すくね小梅けいと安彦良和きづきあきらサトウナンキ竹下けんじろう安永航一郎有馬啓太郎篠房六郎水橋かおり
現代視覚文化研究会活動記録
9巻特装版付録のドラマCD。キャストはアニメ版と同じ。脚本は横手美智子。トラック2では出演声優によるコメントが収録されている。

アニメ[編集]

第1期[編集]

2004年10月から12月まで、UHFアニメとして放送、全12話。原作第1話「現視研」から第22話「げんしけん誕生」まで(作中時間で約1年9か月)の内容で、一部省略されたものの原作の流れにほぼ準じている。

原作にて商標権著作権に関わる商品名やタイトルが登場するが、アニメでは一部を除き使用された。逆にアニメ化において新たに使用したタイトルも多数存在する。版権関連の詳細は以下の通り。

アニメにおいて部分的に登場した作中作『くじびきアンバランス』は『げんしけん DVD-BOX』購入特典のボーナスディスクとして一部回(第1話・第21話・第25話)をフルタイムで収録、後にキッズステーションにて全話放送。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニング主題歌
「くじびきアンバランス」(1話)
作詞・作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - 小池雅也 / 歌・演奏 - UNDER17
「マイペース大王」(2話以降)
作詞・作曲・編曲・歌 - manzo
エンディング主題歌「びいだま」
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 現代における視覚を中心とした文化の研究 横手美智子 池端隆史 山田一夫 谷口淳一郎
2 消費と遊興による現代青少年の比較分類 吉田玲子 古橋一浩 三原武憲 興石暁
3 地域文化振興の問題点とその功績 花村こけし 殿勝秀樹 福本潔 敷島隆
4 扮装と仮装の異化による心理的障壁の昇華作用 池田眞美子 古橋一浩 平向智子 青井清年
5 自律行動に見る排斥と受容の境界 平見瞠 原明 池下博紀
6 サブカルチャーをめぐる他者との関係論 中瀬理香 古川順康 三原武憲 興石暁
7 対人関係における行動選択の特徴 横手美智子 平向智子 原健
8 量産型製造過程における比較研究 高橋ナツコ 佐藤卓哉 さんぺい聖 松下清志
木下ゆうき
9 特殊閉鎖状況下における説明義務の有無について 横手美智子 水島努 谷口淳一郎
10 経済効果から考える余暇消費のフェティシズム 小林靖子 原明 殿勝秀樹 青井清年
11 都市型犯罪における悪意の所在論 横手美智子 うえだひでひと 三原武憲 興石暁
12 組織の再構築時に発生する課題と対策 水島努 谷口淳一郎

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
千葉県 ちばテレビ 2004年10月10日 - 12月26日 日曜 24:00 - 24:30 独立UHF局
埼玉県 テレビ埼玉 日曜 25:05 - 25:35
兵庫県 サンテレビ 2004年10月11日 - 12月27日 月曜 24:00 - 24:30
三重県 三重テレビ 月曜 25:30 - 26:00
神奈川県 tvk 2004年10月12日 - 12月28日 火曜 25:05 - 25:35
日本全域 キッズステーション 2004年10月15日 - 12月31日 金曜 24:00 - 25:00 CS放送
福岡県 TVQ九州放送 2005年1月11日 - 3月29日 火曜 26:50 - 27:20 テレビ東京系列
キッズステーション 木曜24:30枠
前番組 番組名 次番組
げんしけん

OVA版[編集]

2006年12月22日より発売された『くじびきアンバランス DVD-BOX』の購入特典として、各ボックスに1本ずつ同梱された完全新作。全3話。2008年6月には1巻にまとめた『げんしけんOVA COLLECTION』が発売された。2007年12月31日にキッズステーションにおいて一挙放送。

今作ではスタッフおよび製作会社は横手を除きほぼ総入れ替えとなったが、声優陣は『第1期』のキャストをそのまま起用。原作第24話「にゅーアンバランス」から第26話「斑目式買い物法応用編」、第31話「かしまし娘+1」、第32話「フタリノセカイ」に当たる内容で、原作と一部順序が異なる。

13話においてSNKプレイモアの「ザ・キング・オブ・ファイターズ XI」、オープニングと14話においてアルファ・システムの「式神の城II」の映像を使用。原作との相違点は以下の通り。

  • 大野の着メロが変更。
  • 荻上の『くじアン』のコスプレがTV版のデザインに変更。
  • 恵子の登場シーンがカット。

オープニングはTV版『くじアン』のパロディで、主題歌は引き続きmanzoが担当。エンディングもアツミサオリの「びいだま」がそのまま使用されている。

スタッフ(OVA)[編集]

  • 監督 - 水島努
  • 原作 - 木尾士目
  • シリーズ構成・脚本 - 横手美智子
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 柳田義明
  • 美術設定 - 泉寛
  • 美術監督 - 奥井伸
  • 色彩設計 - 中島淑子
  • 撮影監督 - 斎藤秋男
  • 編集 - 及川雪江、田村ゆり
  • 音響監督 - 明田川仁
  • 音楽 - 長谷川智樹
  • プロデュース - ジェンコ
  • 制作 - 亜細亜堂
  • 製作 - メディアファクトリー、東芝エンタテインメント、キッズステーション、コミックとらのあな、ジェンコ

主題歌(OVA)[編集]

オープニングテーマ「青春として」
作詞・作曲・編曲・歌 - manzo
エンディングテーマ「びいだま」
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二

各話リスト(OVA)[編集]

OVA版(くじびき♥アンバランス DVD-BOXに同梱)
※OVA版ではTVからの通し番号として話数が割り振られている
巻数 話数 サブタイトル 絵コンテ 演出 作画監督
1 13 オタクが嫌いな荻上です 福富博 根岸宏樹 藤森雅也、をがわいちろを
2 14 私はオタク星人 岡英和 朝見松雄 鹿島功光
3 15 じゃあ、脱がしてあげるッ! 八谷賢一 福本潔 二宮壮史、飯飼一幸
松岡秀明、鷲北恭太
柳伸亮、吉田伊久雄
うめつゆきのり

げんしけん2[編集]

2007年10月から12月までUHFアニメとして放送。全12話。今作においてもスタッフは柳田と横手、声優などの一部を除きOVA版から変更された。ストーリーは第14話からの続き(時系列的に第15話が後になる)にあたり、原作第27話「志・ミノタケ」から第42話「メンセツ」まで(作中時間で約1年3か月)の内容。木尾が第4話、第10話の脚本、および第12話のエンディング・ダイアローグを担当。

前作と比べ原作エピソードに準じながらもオリジナル要素が多く、登場人物の恋愛模様に焦点が当てられている他、就活の難航する様子を克明に描写する等、リアリティーを増した仕上がりとなっている。また役所が一部変更されており、終盤の展開も原作と異なりを見せる。原作及び前作との相違点は以下の通り。

  • 恵子が登場せず、関連エピソードは省略もしくは他の役回りに変更。
  • 加藤、藪崎、麻田が端役で登場[12]
  • 第4話は原作23話「SPACE CHANNEL 2」をベースにしたオリジナルエピソードで、大野と田中が恋仲に発展するまでの過程を描いている。
  • 『くじアン』のデザインがTV版のものに変更(第2期という設定)。ただし第7話に登場する「OVAで出た完結編(劇中のみの存在)」のデザインは第1期のもの。
  • 原作に登場しない『ラーメン天使プリティメンマ2』が随所でフィーチャーされている。
  • コミフェスでのコスプレが変更。

オープニングは「笹原が見た夢」という形で、全編にわたりロボットアニメのオープニング[注 19]のパロディを多用。また女性キャラがコスプレで登場している他、第7話からはキューティトンコ(大野)、プリティメンマ(荻上)、セクシーメンマ(春日部)のコスプレが追加されている。

スタッフ(第2期)[編集]

  • 監督・色彩設定 - よしもときんじ
  • 原作 - 木尾士目
  • シリーズ構成 - 横手美智子
  • キャラクターデザイン - 柳田義明
  • 総作画監督 - 柳田義明、石橋有希子野口孝行
  • 美術設定 - 泉寛
  • 美術監督 - 奥井伸
  • 撮影監督 - 佐々木和宏
  • 編集 - 田熊純
  • 音響監督 - 明田川仁
  • 音楽 - 小池雅也オカザキシュン(4-EVER)
  • 音楽制作 - ランティス
  • プロデュース - ジェンコ
  • 制作 - アームス
  • 制作協力 - 亜細亜堂
  • 製作 - コミフェス準備会(メディアファクトリー、シュウゲート、キッズステーション、ジェンコ)

主題歌(第2期)[編集]

オープニングテーマ「disarm dreamer」(第2話 - 第11話)
作詞 - 畑亜貴 / 作曲 - 黒須克彦 / 編曲 - 宅見将典 / 歌 - 美郷あき
エンディングテーマ
「クラブハウスサンド」(第3話、第7話を除く)
作詞・作曲・歌 - ゆうまお / 編曲 - 菊谷知樹
第3話では挿入歌として使用。第9話はインストゥルメンタル・バージョン。
「あい」(第3話)
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二
「びいだま」(第7話)
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二
挿入歌「くじびきアンバランス」
作詞・作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - 小池雅也 / 歌・演奏 - UNDER17

各話リスト(第2期)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 新会長のココロザシ 横手美智子 よしもときんじ イワナガアキラ 宮澤努
2 会議はモメル 松本マサユキ Joung Soon an
3 アツい夏の一日 三田小太郎 藤本義孝 Park Chang hwan
4 デキテンデスカ? 木尾士目 杜野幼青 岩崎知子 をがわいちろを
5 マダラメ総ウケ 横手美智子 よしもときんじ 藤本義孝 Joung Soon an
りんしんBLパート)
6 趣味のモンダイ 三田小太郎 イワナガアキラ 宮澤努
7 卒業症候群 藤本義孝 Seo jin Won
8 こすけん よしもときんじ 松本マサユキ Joung Soon an
9 シューカツはいつも雨 杜野幼青 中村近世 服部憲知、清水智子
栗原学
10 オタク・フロムUSA 木尾士目 岩崎知子 をがわいちろを
11 リアル・ハードコア 横手美智子 杜野幼青 藤本義孝 宮澤努
12 その先にあるもの… よしもときんじ 石橋有希子野口孝行
Eum Ik hyun

放送局(第2期)[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
埼玉県 テレ玉 2007年10月9日 - 12月25日 火曜 25:30 - 26:00 独立UHF局
千葉県 チバテレビ
愛知県 テレビ愛知 火曜 27:28 - 27:58 テレビ東京系列
神奈川県 tvk 2007年10月10日 - 12月26日 水曜 25:15 - 25:45 独立UHF局
兵庫県 サンテレビ 2007年10月11日 - 12月27日 木曜 26:10 - 26:40
日本全域 キッズステーション 2007年10月12日 - 12月28日 金曜 24:00 - 24:30 CS放送 製作委員会参加
キッズステーション 金曜24:00枠
前番組 番組名 次番組
げんしけん2

げんしけん二代目[編集]

2013年7月から9月まで放送されたシリーズ第3期[注 20]。同年に月刊アフタヌーン3月号にてアニメ化を発表[13]。5月6日13時30分に「ニコニコ生放送[14]による制作記者会見を開催。メインキャストの声優陣が総入れ替えとなり、新たに5人の声優が初披露[15]された。

『第1期』にて絵コンテと演出、OVA版にて監督を担当した水島が再び参加しており、原作テイストを極力損なわない内容に仕上がっている。またProduction I.Gが制作を担当する縁で、水島が監督を務める『よんでますよ、アザゼルさん。』の「アザゼル篤史」等が第4話にてカメオ出演した他、第13話にて『進撃の巨人』のワンシーンがパロディとして再現された。版元が同じ作品では、第1話にて『化物語』のパロディおよびアニメ版のワンシーンがそのまま使われた(なおBD/DVDでは、その一部がアニメ版『惡の華』のエンディング曲の引用に変更された)。

スタッフ(二代目)[編集]

  • 監督・音響監督 - 水島努
  • シリーズ構成 - 横手美智子
  • キャラクターデザイン - 谷口淳一郎
  • 衣装デザイン - 浦上貴之
  • プロップデザイン - 竹中真吾
  • 美術監督 - 立田一郎
  • 美術設定 - 針生勝文
  • 色彩設計 - 上野詠美子
  • 特殊効果 - 村上正博
  • CGディレクター - 遠藤工
  • 撮影監督 - 古川文男
  • 編集 - 植松淳一
  • 音楽 - 福廣秀一朗
  • 音楽制作 - スターチャイルドレコード
  • プロデューサー - 林玄規、土屋潤一郎、川口徹
  • アニメーションプロデューサー - 松下慶子
  • アニメーション制作 - Production I.G
  • 製作 - げんしけん二代目製作委員会

主題歌(二代目)[編集]

オープニング主題歌「げんし、女子は、たいようだった。
作詞・作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - Haraddy、鈴木勝彦 / 歌 - 上坂すみれ
エンディング主題歌「アオくユレている」
作詞 - 青木久美子 / 作曲・編曲 - 川島弘光 / 歌 - 荻上千佳(山本希望)、吉武莉華(上坂すみれ)、矢島美怜(内山夕実)、波戸賢二郎(加隈亜衣

各話リスト(二代目)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
1 道のむこう、約束の場所 横手美智子 水島努 浦上貴之、海谷敏久 谷口淳一郎
2 俺の脚を越えてゆけ 畑博之 名倉智史、容洪 海谷敏久
3 腐り姫の夢(デイドリームビリーバー) ひいろゆきな 竹中真吾、名倉智史
黒岩裕美、海谷敏久
谷口淳一郎
4 HIGE TO BOIN 後藤みどり 小林敦 山口飛鳥、角田桂一 海谷敏久
5 業 NEXT!! 藤井辰己 容洪、飯飼一幸
胡拓磨
谷口淳一郎
6 因果地平の彼方で、モエを叫ぶ 横手美智子 野村和也 平向智子 寺井佳史、中野良一 海谷敏久
7 KOIBANA3 福冨博 市橋佳之 宮下雄次、頂真司
久原陽子、佐久間康子
山口飛鳥、角田桂一
谷口淳一郎
8 ルートはあってもループはない 芦野芳晴 濁川敦 中山知世、角田桂一
容洪
海谷敏久
9 ホワイトゲートキーパー 後藤みどり 福冨博 江島泰男 宗崎暢芳、式部美代子
李富煕、白井順
村山章子、松坂定俊
山本径子
谷口淳一郎
10 Snow man 藤井辰己 本田真之、容洪
黒岩裕美
海谷敏久
11 いい最終回だった 横手美智子 小林敦 角田桂一、中山知世
山口飛鳥
谷口淳一郎
12 恋と仕事とチーズケーキ 芦野芳晴 市橋佳之 本田真之、容洪
山口飛鳥、中山知世
角田桂一
海谷敏久
13 あの部室で待ってる 水島努 黒岩裕美、竹中真吾
海谷敏久、中山知世
本田真之、角田桂一
山口飛鳥、容洪
谷口淳一郎

放送局(二代目)[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
東京都 TOKYO MX 2013年7月6日 - 9月28日 土曜 25:00 - 25:30 独立局
埼玉県 テレ玉 2013年7月7日 - 9月29日 日曜 23:30 - 24:00
千葉県 チバテレビ
神奈川県 tvk
愛知県 テレビ愛知 2013年7月8日 - 9月30日 月曜 26:05 - 26:35 テレビ東京系列
近畿広域圏 毎日放送 月曜 26:55 - 27:25 TBS系列
韓国全域 ANIPLUS 2013年7月9日 - 10月1日 火曜 24:00 - 24:30 CS放送
IP放送
ケーブルテレビ
ネット配信
19歳以上視聴可で放送
韓国語字幕あり
ダウンロードサービス未提供
日本全域 ニコニコ生放送 2013年7月13日 - 10月5日 土曜 24:00 - 24:30 ネット配信
ニコニコチャンネル 土曜 24:30 更新 最新話1週間無料
バンダイチャンネル 2013年7月14日 - 10月6日 日曜 24:00 更新 見放題サービス利用者は全話見放題
dアニメストア 2013年7月16日 - 10月8日 火曜 12:00 更新
アニマックス 2013年7月18日 - 9月26日
2013年10月4日10月11日
木曜 22:00 - 22:30
金曜 22:00 - 22:30
BS/CS放送 リピート放送あり
2013年7月20日 - 9月28日
2013年10月5日・10月12日
土曜 22:00 - 22:30
土曜 22:30 - 23:00
[注 21]

映像特典(二代目)[編集]

Blu-ray各巻およびDVD-BOX各ディスク収録の短編映像。

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
第一話 第一回 こんなに可愛い子が女の子のはずがない件 後藤みどり 笹本信作 濁川敦 海谷敏久 -
第二話 第一回 スーさんがなんか強い件 頂真司 海谷敏久
第三話 第一回 波戸ちゃんがつるつるな件
第四話 第一回 そろそろ斑目総受けは飽きた会議 濁川敦 海谷敏久 中山知世

二代目OAD[編集]

2013年12月20日に発売の単行本15巻『げんしけん 二代目の六』の特装版に同梱されるオリジナルアニメーションDVD。

スタッフ・キャストは『二代目』と同様。内容は第51話「ボンノーはとめどなく」での成田山初詣エピソード。

  • 製作 - げんしけん二代目OAD製作委員会

主題歌(OAD)[編集]

エンディングテーマ「Signpost」
作詞・作曲・編曲 - 川島弘光 / 歌 - 荻上千佳(山本希望)

各話リスト(OAD)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ・演出 作画監督 総作画監督
OAD ボンノーはとめどなく 後藤みどり ひいろゆきな 海谷敏久、本田真之
山口飛鳥、角田桂一
谷口淳一郎

ラジオ[編集]

『第1期』に合わせ2004年7月から12月までラジオ大阪で『桃井はるこの現代視覚文化研究会・略してラジオげんしけん』を放送。番組内では『くじびきアンバランス』のラジオドラマを放送。ネット配信ではスタッフを中心とした『うらけん』を配信。また『げんしけん2』に合わせ2007年10月9日より檜山修之と水橋かおりによる『げんちょけん おたくならぢを』をネット配信。

小説[編集]

小説 げんしけん 拝入蘭人の野望~Return of the OTAKU~
  • 著 - 飯田和敏 / イラスト - 木尾士目
  • KCノベルス(講談社) / 2008年1月発売(ISBN 978-4-06-373318-1
オリジナルキャラクター・拝入蘭人(はいるらんと)が登場。笹原の2年次に起こった謎のゲームを巡る会員の失踪と、その解明に挑む斑目と春日部の活躍を描く外伝。原作との関連性が登場人物を除き低く、独自の観点に基づくパラレルワールド的な作品となっている。

関連商品[編集]

CD[編集]

「げんしけん」オリジナルサウンドトラック
  • ランティス / 2004年11月発売
「げんしけん2」オリジナルサウンドトラック
  • ランティス / 2007年12月発売
げんしけん二代目 MEBAETAME Music Collection
  • キングレコード / vol.1 - 2013年10月発売 / vol.2 - 2013年11月発売 / vol.3 - 2013年12月発売

書籍[編集]

げんしけん OFFICIAL BOOK

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 作中に登場する同人誌の発行年より算出
  2. ^ 代表作は『アクアノートの休日』『太陽のしっぽ』『巨人のドシン』等
  3. ^ 同姓同名の高坂真琴(声優)とは無関係
  4. ^ コスプレ大会では春日部の異変に気づき、即座に駆け寄っている
  5. ^ 作中における出席率は高坂より高い
  6. ^ 作者の作品「Spotted Flower」にて共通点の多い新婚夫婦が登場する
  7. ^ 本音の付き合いが多い春日部からは「攻め」と認識されている
  8. ^ ただし『二代目』では発言内容が異なる
  9. ^ この時のコスプレは『エレメンタルバトラー』の「エアリアル」
  10. ^ 単行本12巻65p(初版)は誤植
  11. ^ レギュラー化以降はカラーページを除いて化粧は省略され、ほぼ同じ顔
  12. ^ 動機については「巻田に対する嫉妬」とも、「荻上に対する(同性愛的な)嫉妬」とも解釈が可能
  13. ^ 神永の方が目が若干細く、目元に隈がある
  14. ^ 本当は別の部員の仕業
  15. ^ 米澤はコミケ会場内の一斉放送の担当者
  16. ^ 原作2話では「新宿から20分で山の中」とある
  17. ^ スピンオフ作品との関連は無い。
  18. ^ THE CHANP OF FIGHTERS
  19. ^ ガンダムシリーズ(『機動戦士ガンダムSEED』等)や『機甲戦記ドラグナー
  20. ^ 第1話次回予告にて「「実質3期目」「(OVAを含めれば)4期目といっても差し支えない」と語られている
  21. ^ スカパー!BS放送)、スカパー!プレミアムサービススカパー!プレミアムサービス光にて無料放送

出典[編集]

  1. ^ 単行本6巻帯
  2. ^ 『げんしけん2』第1話
  3. ^ 『月刊アフタヌーン』2011年3月号の作者近況より
  4. ^ 『OVA版』第14話、『げんしけん2』第2話
  5. ^ 『げんしけん2』第5話
  6. ^ 『げんしけん二代目』第3話
  7. ^ 単行本1巻P16、6巻P167
  8. ^ 単行本4巻P32
  9. ^ 『げんしけん2』第8話
  10. ^ アニメの作中表記
  11. ^ 『げんしけん OFFICIAL BOOK』
  12. ^ 第3話、第6話、第10話、第11話
  13. ^ “「げんしけん 二代目」のアニメ化決定、オタ学生の青春劇”. コミックナタリー. (2013年1月25日). http://natalie.mu/comic/news/83712 2013年5月1日閲覧。 
  14. ^ TVアニメ「げんしけん二代目」制作記者会見 生中継
  15. ^ アニメ「げんしけん 二代目」に上坂すみれ、山本希望ら”. コミックナタリー. 2013年5月6日閲覧。

外部リンク[編集]