劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段

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劇場版アニメ 忍たま乱太郎
忍術学園 全員出動!の段
監督 藤森雅也
脚本 浦沢義雄
出演者 高山みなみ
田中真弓
一龍斎貞友
大塚周夫
関俊彦
辻村真人
島田敏
河本準一次長課長
田村亮ロンドンブーツ1号2号
音楽 馬飼野康二
主題歌 NYC勇気100%
制作会社 亜細亜堂
製作会社 アニメ版「忍たま乱太郎」製作委員会
配給 ワーナー・ブラザース映画
公開 2011年3月12日
上映時間 79分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 1億8500万円[1]
前作 映画 忍たま乱太郎
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劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』(げきじょうばんアニメ にんたまらんたろう にんじゅつがくえん ぜんいんしゅつどう のだん)は、2011年3月12日に公開された「忍たま乱太郎」の映画作品。1996年に公開された「映画 忍たま乱太郎」以来15年振りの映画作品で、初の長編映画作品でもある。

概要[編集]

キャッチコピーは「忍術学園最大の危機!?友達がいれば、ぼくらは無敵!」。ストーリーは、「忍たま乱太郎」の原作漫画「落第忍者乱太郎」37巻及び42巻の内容を基にしている。また、後半の一部に原作やアニメにはないエピソードも含まれてる。新宿バルト9他全国にて公開された。

東北地方太平洋沖地震の影響で東日本を中心に休館に追い込まれたり上映時間の短縮を余儀なくされた中、2011年3月5、6日初日2日間の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第8位となった[2]。また初日舞台あいさつも中止となっている。2011年4月24日には被災地の石巻市、名取市のワーナー・マイカル・シネマズの営業再開を記念して1週間限定無料上映されている[3]

20年近い連載で蓄積された膨大な数のキャラクターを総出演させ、その来歴と複雑な世界観を凝縮し、キャラクターごとにある程度の見せ場を作りつつストーリーをまとめ上げており、そつのない佳作として高い評価を得た。シリアスにもギャグにも寄り切らない渋い演出で、戦乱の時代のシビアな現実も児童向けとしてのギリギリまで描き、『カムイ伝』などのリアル系忍術マンガの系譜を継ぐ作品になっており、ほのかに死の匂いが漂う。

忍たまたちが使うぬかるみを利用した戦術(コミック42巻)は、ナポレオンワーテルローの戦いにヒントを得ている。[4]

2012年1月2日月曜日)17:00 - 18:20(JST)には、Eテレにてテレビ初放送された。

ストーリー[編集]

忍術学園事務員のミスで、一年は組の山村喜三太は六年生用の宿題を与えられてしまう。その内容はオーマガトキ城城主のふんどしを取るというものであったがオーマガトキ城はタソガレドキ城との戦の真っ最中で、喜三太は行方不明となってしまう。喜三太救出のためきり丸、しんベヱがオーマガトキ城へ向かい、一方乱太郎ら一年は組もオーマガトキ領園田村の依頼を受けていた。

登場人物[編集]

レギュラー[編集]

その他の生徒・学園関係者[編集]

ドクタケ忍者隊[編集]

その他[編集]

ゲスト[編集]

セリフなしで登場[編集]

  • 当時未登場だった浜守一郎、羽丹羽石人以外の忍たま
  • くの一教室の生徒(そうこ、あやか、みか、しおり、なおみ、亜子、卯子)
  • 安藤夏之丞
  • ドクタケ忍者 雲鬼、雪鬼、暁鬼
  • ドクタケ城主 木野小次郎竹高
  • タソガレドキ忍者 山本陣内、高坂陣内左衛門

原作との主な相違点[編集]

  • 喜三太に当たった宿題の内容(オーマガトキ城主の行方を追え→オーマガトキ城主の褌を取れ)。
  • オーマガトキ城主の顔の説明が「しんべヱの似顔絵を失敗したような顔」から「しんべヱに似ている」になっている。
  • きり丸としんべヱ、喜三太が不在の為、オーマガトキ領とタソガレドキ領の印を取る役目が乱太郎、兵太夫、虎若、三治郎、団蔵、庄左ヱ門、伊助、金吾に置き換えられている。
  • オーマガトキ城の堀に潜入する役目が厚着太逸と平滝夜叉丸、神崎左門、立花仙蔵、山田利吉になっている。原作では山田伝蔵と次屋三之助も同行していて、立花仙蔵と山田利吉は同行していない。アニメ14期ではこのシーンが大幅に改編されており、潜入したのは山田伝蔵と斜堂影麿の2名のみだった。囮の鴨も原作及び映画では厚着の顔であるが、アニメ14期では山田の顔である。
  • 原作では未登場だった尾浜勘右衛門が登場している。
  • 火矢を発射した後の逆茂木がロケット花火のように飛んでいく(原作では、鉄砲隊に向かって前進する)。
  • 制札のハンコを貰う役が清八から山田伝蔵(女装)に置き換えられている。

スタッフ[編集]

  • 製作 - 寺田篤、服部洋、薄井正人、畠中達郎、久松猛朗、中沢敏明、重村博文、坂井宏先、岡村雅裕、安田正樹、町田智子、喜多埜裕明、宇留間和基
  • 企画 - 白石統一郎、中村重喜、横尾堅示
  • エグゼクティブプロデューサー - 田中渉、安藤雅章
  • チーフプロデューサー - 柴田裕司
  • プロデューサー - 花田聖、中沢いずみ
  • 協力プロデューサー - 宮本未来
  • 監修 - 芝山努
  • 脚本 - 浦沢義雄
  • 音楽 - 馬飼野康二
  • 音響監督 - 大熊昭
  • 編集 - 坂本雅紀
  • キャラクターデザイン - 藤森雅也、新山恵美子
  • コンテ - 藤森雅也、吉田光春
  • 演出 - 吉田光春
  • 作画監督 - 新山恵美子、吉原幸之助、芳川弥生、玉利和枝
  • 作画監督補佐 - 遠藤江美子
  • 色彩設計 - 村田恵理子
  • 色彩設計協力 - 大鳥居紀行
  • 色指定 - 木幡美雪
  • 検査 - 村田恵理子、中島淑子
  • 美術監督 - 市岡恵理奈
  • 美術設定 - 川井憲
  • 撮影監督 - 佐々木和宏
  • 効果 - 庄司雅弘、風間結花(フィズサウンドクリエイション)
  • 音楽プロデューサー - 市岡純治
  • アニメーションプロデューサー - 松山竜一郎
  • アニメーションプロデューサー補 - 山口達也
  • 制作担当 - 鳥山孝司、廣瀬秋馬
  • 制作進行 - 横山裕和、下重寿人、山口直斗、齊藤洋
  • 設定制作 - 小澤慎一朗
  • 監督 - 藤森雅也
  • 制作 - 総合ビジョン
  • アニメーション制作 - 亜細亜堂
  • 配給 - ワーナー・ブラザース映画
  • 製作 - アニメ版「忍たま乱太郎」製作委員会(電通、総合ビジョン、アミューズソフトエンタテインメント、ワーナー・ブラザース映画、セディックインターナショナルキングレコードポプラ社、亜細亜堂、朝日新聞社Yahoo! JAPAN朝日新聞出版

主題歌[編集]

  • オープニングテーマ「勇気100%
    • 作詞:松井五郎 / 作曲・編曲:馬飼野康二 / 歌:NYC
  • エンディングテーマ「ユメタマゴ
    • 作詞:田中琴乃 / 作曲:馬飼野康二 / 編曲:石塚知生 / 歌:NYC

Blu-ray / DVD[編集]

2011年7月22日発売。発売元は電通、発売・販売元はアミューズソフトエンタテインメント。

  • 劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園全員出動!の段 スペシャルプライス版(DVD1枚組)
    • 映像特典
      • 予告編
    • 封入特典
      • ぬりえジャケット
  • 劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園全員出動!の段 特別版(2枚組、DVD、BDでリリース)
    • ディスク1:本編ディスク(スペシャルプライス版と同様)
    • ディスク2:特典DVD
      • メッセージ〜メイキング・オブ・忍たま乱太郎〜
      • 乱太郎×きり丸×しんべヱ スペシャルトークの段
      • 公開アフレコの段
      • 親子試写会 舞台挨拶の段
      • 忍術学園六年生に一問一答 上級生はつらいよ
      • 忍たま乱太郎 イナズマイレブン コラボTVCM
      • 隠しコマンド
    • 封入特典
      • ぬりえジャケット
      • ブックレット
    • 特製アウターケース付き

脚注[編集]

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  1. ^ キネマ旬報」2012年2月下旬決算特別号 204頁
  2. ^ 地震の影響で映画館の休館が続く中、西日本が映画興行の中心に『SP 革命篇』が初登場首位シネマトゥディ 2011年3月17日
  3. ^ 『GANTZ:PERFECT ANSWER』が首位獲得!『コナン』『クレしん』も勢い衰えず! GWを前に営業再開する被災地の映画館もシネマトゥデイ 2011年4月27日
  4. ^ 「巻末インタビュー 尼子騒兵衛 祝・50巻」『落第忍者乱太郎50』2011年、朝日新聞出版社

外部リンク[編集]