おまえ うまそうだな

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おまえ うまそうだな
著者 宮西達也
イラスト 宮西達也
発行日 2003年3月
発行元 ポプラ社
ジャンル 絵本
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 上製本
ページ数 40
公式サイト www.poplar.co.jp
コード ISBN 978-4-591-07643-9
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おまえ うまそうだな』は、宮西達也による絵本作品。

概要[編集]

ポプラ社から発行された『ティラノサウルスシリーズ』の1作で、シリーズ累計150万部を超える大ヒット作。シリーズを通してティラノサウルスが主役となっているが連続性のない全て完結した内容。当初はシリーズの予定はなかったが、後にシリーズ化された。他の作品同様、作者自身が全国で読み聞かせのイベントを行っている。2010年にはアニメ映画とテレビアニメ化された。その流れで2011年春よりモバゲータウンにてソーシャルゲームが提供されている。

シリーズ著作[編集]

映画第1作[編集]

おまえうまそうだな
You Are Umasou
監督 藤森雅也
脚本 村上修
じんのひろあき
原作 宮西達也
出演者 原田知世
加藤清史郎
山口勝平
別所哲也
音楽 寺嶋民哉
主題歌 平原綾香君といる時間の中で
撮影 斎藤秋男
編集 佐野由里子
制作会社 トムス・エンタテインメント
亜細亜堂(アニメーション制作)
製作会社 おまえうまそうだな製作委員会
配給 東京テアトル
公開 2010年10月16日
上映時間 89分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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おまえうまそうだな』のタイトルで、2010年10月16日公開。文部科学省選定、全国私立保育園連盟推薦。ティラノサウルスシリーズ『おまえ うまそうだな』『きみはほんとうにステキだね』『あなたをずっとずっとあいしてる』の3冊を原案に映画化。作者の宮西は鉤ヅメ役で、宮西の妻の宮西美奈子もマイアサウラのおばさん役で声優に挑戦している。

キャッチコピーは「最初は、食べるつもりだったのに…」。

2010年10月16,17日初日2日間の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第10位となり[1]、またぴあ初日満足度ランキング(ぴあ映画生活調べ)では第1位になるなど高く評価されている。

原案となった絵本との違い[編集]

原作者・宮西達也の要望により、映画は絵本と違っている部分がある[2]

  • 絵本とはキャラクターデザインやストーリー、一部を除いたキャラのカラーリングが異なる。
  • 映画にはオリジナルキャラも存在する。
  • 絵本はそれぞれ独立した1つの話になっていて、主人公を筆頭にキャラもそれぞれ別のキャラだが、映画は話が繋がっていて主人公も同じティラノサウルス
  • 最後は映画オリジナルの展開があり、ラストも同様。
  • 死亡したかのような演出がなされるキャラが、絵本と映画では違う。

ストーリー(映画第1作)[編集]

草食恐竜マイアサウラのお母さんはある日、川で流れてきた卵を拾い、巣に持ち帰り自分の卵と一緒に育てることにした。そして拾った卵の殻を破って出てきたのは肉食恐竜であるティラノサウルスの子供だった。お母さんはその子を「ハート」と名付け、ハートを危険視する仲間達から群れを追い出されても自分の子「ライト」と同じように愛情を注いで育てるが、ハートはある事件から、「自分は平原の王者であるオオアゴ」であることに気付き、お母さんの元を飛び出してしまう。

群れに入らない肉食恐竜として強く生きていく決意をしたハートはある日偶然、卵を見つける。卵から孵ったのは草食恐竜・アンキロサウルスの子供だった。ハートは「おまえ、うまそうだな」と言い食べようとするが、その子に「自分をウマソウと名付けてくれた父親」だと思われてしまう。こうしてハートとハートを「お父さん」と慕うウマソウとの奇妙な親子生活が始まった。

登場キャラクター(映画第1作)[編集]

ハート
本作の主人公。ティラノサウルス。卵の状態で川を流れていた所をマイアサウラのお母さんに拾われて育てられ、森の中でお母さん、義兄のライトと3匹で暮らしていた。幼少期は木の実を食べて育ち、赤い実が特に大好物。
ある日食べ物を探して初めて平原に出た所、ゴンザの群れがトリケラトプスを襲って食べている所を目の当たりにして恐怖で逃げ帰る。そして跡をつけてきて、ライトに襲い掛かろうとしたゴンザに立ち向かい、シッポを食い千切り撃退する。そこで初めての肉のうまさ、そして自分が肉食い、そしてオオアゴであることを知り、ショックで森を飛び出してしまう。母の元を去った後はどこの群れにも属さず、一匹でも生きていける強いオオアゴになる為に毎日特訓を行う日々を送っていた。「草食いに育てられた肉食い」として有名な上、他の群れ(主にゴンザ)の縄張りで勝手に狩りを行ったりと傍若無人な振る舞いをしていた為、他のオオアゴ達からは厄介者扱いされている。
ある日平原に落ちていた卵から産まれたアンキロサウルスの赤ちゃんを、「おまえ、うまそうだな」と言い食べようとした所、自分が父親で「ウマソウ」と名前を付けたと勘違いされ、慕われるようになってしまう。「大きく育った方が食い甲斐がある」と暫くウマソウを育てていた。そうしているうちにウマソウに対して父性愛が生まれるが、ベコンに忠告されたことでこのまま一緒にいるのは良くないと考え一度ウマソウと別れるが、別れた直後にウマソウがゴンザの群れに襲われ、ウマソウを守るためにゴンザ達を負傷させる。縄張りに侵入し仲間を傷つけ、獲物を横取りした(ウマソウを守る為に口の中に入れたので、ゴンザ達から横取りして食べたと思われた)とされ、バクーに平原からの追放を言い渡されたと同時に、ウマソウといつまでも一緒にいることを決める。
その後は崖から海に落ちて、ペロペロに助けられたことをきっかけに砂浜で暮らしていたが、ペロペロから渡り鳥が「タマゴ山が爆発する」と話していたことを聞き、お母さんとライトに知らせる為にウマソウと共に平原に戻る。
立ち塞がるゴンザを打ち負かして生まれ故郷の森に入り、お母さんやライト、新しい義兄弟と再会し、逃げ出す途中でバクーに見つかってしまう。お母さん達を守る為に一騎討ちを行った結果、バクーの巨体に押しつぶされ失神してしまうが、種族が違いながらも我が子のように育て、愛してきたお母さんの想い、そして自身の我が子ということに免じてバクーに止めを刺されず見逃される。バクーとお母さんとの会話の際中も失神していた為に結局バクーが実の父親だということを気付くことは無かった。
最後はタマゴ山が噴火し、森が焼け、辺りが火山灰だらけになったことで渡りをすることになったお母さんとライト、義兄弟達に別れを告げ、ウマソウと共に旅立っていった。
ウマソウには気を使い、寝ている時などに狩りを行っていた。再会したライトに「肉を食べるのか」と聞かれた際、「食べるけど、自分の都合で食べるか食べないかを決めることもある」と答えている。
日頃訓練をしているだけはあって身体能力は高く、ウマソウを口に入れた状態でゴンザの群れを全て倒したり、バクーの一騎討ちの際は自身より遙かに巨体なバクーを相手に華麗な攻撃を繰り広げ、片膝を着かせるまで追い詰めた。
体の色は絵本では黒ずんだ緑色だが映画では深緑色。
絵本版ではかけっこの振りをしてウマソウを本当の親の元に帰し、2度と会うことは無かった。
ウマソウ
アンキロサウルスの赤ちゃん。タマゴから産まれた直後にハートが言った「おまえ、うまそうだな」という言葉を自分の名前が「ウマソウ」だと思い、ハートの事を実のお父さんだと思っている。
ベコンのことも「おじいちゃん」と呼び、赤い実集めを手伝ってくれたことでなついている。
ハートと再び平原に戻ってきた際に、ゴンザから「実の父親じゃ無い」と言われるが、すでに自分とハートが血の繋がらない親子であることを理解しており、「それでもお父さんはお父さんだ」と叫んでいる。
最後はハートと共に旅立っていった。
ハートに鍛えられたからか体の割に素早い身のこなしが得意で、硬いシッポを振り回して相手の足に当てるという攻撃も行う。足はあまり速くない為急ぎの移動の際はハートの口の中に入っている。
お母さん
ハートとライトの母親のマイアサウラ。卵の状態で川を流れていたハートを拾い、自分の巣に持ち帰った。卵をたくさん産んでいたが、卵を狙った恐竜達の襲撃に遭い、ハートとライトの卵以外は全て食べられたり、踏みつぶされてしまった。
卵から生まれたハートが自分と違う容姿をしていても気にせず育てるが、ハートが肉食いであるかもしれないと危惧する群れのリーダーや仲間達から捨てて来るように言われてしまい、どうしても捨てることが出来ずに群れを出て(追い出された可能性もあり)、森の中でハートとライトと共に暮らし始める。
ハートには強い愛情を持っており、ハートが肉食いであることを知っていたが、「たとえ自分が食べられてもいい」と思っていた。ハートが森を飛び出した後は、強いショックを受け、渡りから戻って来た群れにライトの計らいで戻ることが出来たが表情は暗かった。
タマゴ山が噴火した際は子供を安全な場所で産む為に群れから離れて森の奥の木の下におり、助けに来たハートを見て成長していても一瞬でハートだと気付き、義兄弟を紹介した(父親は最後まで不明)。
バクーに敗れたハートを庇い、その際の会話にてバクーがハートの実の父親だと知るが、バクーに口止めされる。
最後は義兄弟達とハートと共に暮らそうとするが、「義兄弟達は同じ仲間と暮らす方がよい」と断られ、旅立つハートを涙ながらに見送った。
体の色は絵本では全身黄色だが映画ではピンク色。
絵本「あなたをずっとずっとあいしてる」にあたるキャラクター。
ライト
ハートの義理の兄のマイアサウラ。ハートが自分と違う容姿だと気付いていたが、気にせず弟として接していた。
木の実しか食べられないハートの為に木の実を集めたりと心優しく、自身がゴンザに襲われながらもハートを逃がそうとする勇敢な性格も持ち合わせている。また、腕相撲をしてよくハートを負かしていた。
ハートが森を飛び出した後は、塞ぎ込んでいるお母さんの為に、渡りから戻ってきた群れに入れてくれるよう頼み、群れを守ることを条件に、お母さんと戻ることが出来た。
タマゴ山が噴火する際は子供達が怯えてしまい、群れが逃げ出せずにおり、離れた場所で兄弟達を育てているお母さんの元にも行けなかったが、再会したハートが機転を利かせて群れを動かすことに成功し(ここにいると全員食っちまうぞと脅した)、崖から落ちる寸前のハートとお母さんの元に駆けつけ、救い出した。
最後は旅立つハートをお母さんと兄弟達と共に見送った。
絵本「あなたをずっとずっとあいしてる」にあたるキャラクター。
マイアサウラのボス
映画版オリジナルキャラクターで、お母さんとライトの住む群れのボス。他のマイアサウラより体格がやや大きく老けている。移動する際は力の強い雄のマイアサウラに囲まれながら移動する。厳格な性格で、まだ生まれたばかりのハートを肉食いと疑い踏み殺そうとしたがお母さんに制止させられる。その後は群れに戻りたいと申してきたお母さんに向かって厄介者と呼んだが、ライトの体格を認め、特別に群れに戻ることを許した。その後は群れと共にハートとウマソウを見送った
バクー
ティラノサウルス。他のオオアゴより遙かに巨大な体つきをしている。かつて平原に現れ、オオアゴ達の縄張りを荒らし回ったギガノトサウルスの群れにたった1匹で立ち向かい、右目を失うものの、撃退している。仲間達からは「片目のバクー」と呼ばれ、平原のボスとして尊敬されている。
ハートは初対面から気にかけていた様子を見せるが、ウマソウを守ろうとゴンザ達を負傷させた際に、「二度とこの平原に足を踏み入れるな」と追放を言い渡し(この処罰は甘いらしく、他の仲間達から不満が出ている)、「次会うときは俺が相手だ」と忠告もしている。
タマゴ山の噴火の際には仲間からハートが戻ってきたと聞き、一戦交えるためにハート達の前に立ち塞がる。ハートの予想以上の力に片膝を着くものの、圧倒的な力の差を見せハートをその巨体で押しつぶし失神させる。止めを刺そうとしたが、お母さんが庇い、実の息子への想いと、今までハートを育ててくれた礼として見逃した。ハートに実の父親だと明かすことはせず、お母さんにも「もう会わぬがよいと伝えてくれ」と伝言を残している。
なお、ハートが実の息子ということは、ハートを追放した後のベコンとの会話で気付いていた様子だった。
映画版オリジナルキャラクター。
カミィ
ティラノサウルス。バクーの妻で、ハートの実の母親。劇中では一切登場せず、ベコンが名前を言っただけである。
その際に「かわいそうなカミィ」と言っていることから、卵を産んだ直後に何らかの事故に巻き込まれ、死亡したと思われる。
ゴンザ
ティラノサウルス。幼少期のハートの目の前で狩りを繰り広げ、ハートから草食いの臭いが強くすることに疑問を抱いた。その後逃げるように森の中に入るハートの跡をつけ、ライトと一緒にいる所を見てしまう。ハートに自分がオオアゴだと気付かせる為にライトを襲うが、激昂したハートにシッポを食い千切られ、退散する。
その後は成長したハートにたびたび縄張りを荒らされたり、「(シッポが)短いゴンザさん」とからかわれてそのたびに怒り狂うが、ハートを執拗に追うということはしなかった。
独り立ちしたウマソウを集団でいたぶったことでハートの怒りを買い、牙の大部分を折られるなどの重傷を負う(この時はハートとウマソウの関係を知らず、ハートの怒りが分からなかった)。
タマゴ山が噴火する際は追放されたハートが平原に戻って来た所をいち早く見つけ、傷も治っていないままやつれた姿でハートの前に立ち塞がった。
ハートと刺し違える覚悟で一騎討ちを申し込むが(ハートにも「死ぬぞ」と警告されている)、万全な状態でない為ハートに一撃も与えられず、首に致命傷を負い倒れる。立ち去ろうとするハートとウマソウに「ハートは実の父親じゃない」と言うが、もう理解している上に、それでもお父さんはお父さんに変わりないとウマソウに言われ、「つまんねえ」と呟き死亡する。
ベコン
ティラノサウルス。年老いており、平原にある巨木の近くの赤い実が群生している場所に住んでいる。長老のような役割で、仲間達が相談事や愚痴(主にハートが縄張りを荒らすなど)を言いに来ている。自力であまり動けない為、肉を分けてもらっているが、最近は誰も訪ねて来ず、赤い実を食べている。バクーとも古い付き合いの様子で、バクーが若かった頃も知っている。
「硬くて歯が立たない」という理由でウマソウを見つけても食べようとしなかったばかりか、赤い実集めを手伝ったりとハートとは違うがウマソウにも優しく接していて、「おじいちゃん」と呼ばれ懐かれている。なお、若い頃だったら食べていたとのこと。
ハートが「草食いに育てられた肉食い」だと知っており、ハートに「いつまでもウマソウと一緒にはいられない」と肉食いと草食いの相容れなさを忠告し、ハートがウマソウを独り立ちさせようとしたきっかけを作った。また、ハートがバクーの若い頃にそっくりなこと、額がバクーと同じように無印な所、さらにカミィが卵を産んだ直後に事故に遭い、卵の行方が分からなくなったことからバクーの実の息子だと気付くが、バクーには「昔の話だ」と一蹴される。
タマゴ山が噴火した際は住処までは火の手が届かなかった為に、いつも通りに過ごしており、ハートと一戦交えたバクーが来た際には赤い実を食べるかと勧めている(バクーは「真っ当なオオアゴの食い物じゃない」と微笑み混じりに言うが、結局食べたかどうかは不明)。
映画版オリジナルキャラクター。
グオー、ガオー、ギャオー
ゴンザの子分の黄緑色の三匹のティラノサウルス。三匹とも額の模様と背中のトゲの色が異なっている。名前は三匹とも恐竜の雄たけびから由来しているが、劇中では一度も名前で呼ばれたことがない。グオーはエンディング中では、ゴンザに似た奥さんと2匹の子をもうけている。
ブラリ
その名の通りナマケモノのように木にぶらさがっていたおばさん。子供に子守唄を歌っていた。ハートとライトに大あご(ティラノサウルス)のことを教えるが、ハートを見て逃げ出してしまう。映画版オリジナルキャラクター。
ペロペロ
西の海に棲むエラスモサウルス。高い崖から海に落ちたハートを救ったことで、仲良しになり、暫く一緒に暮らしていた。ハートとウマソウを乗せて海中を泳いだり、ハートに背負われて陸の世界を見て周るなどもしていた。海のオオアゴに襲われた際にハートが陸のオオアゴだと知っても友達のままで接した。
渡り鳥から「タマゴ山が爆発する」話を聞き、ハートを生まれ故郷に戻るよう送り出した。
よく舌を伸ばしている。体の色は絵本では緑色だが映画では白。また絵本には傷跡がある。
角曲がり
その名の通り曲がった二本の角を持つ恐竜(カルノタウルスに似ている)で、ウマソウを食べようとするが、ハートのキックを喰らって飛ばされた。
絵本では『キランタイサウルス』という名前で登場し、ハートにしっぽで弾き飛ばされた。
鉤ヅメ
ドロマエオサウルス科に特有の鉤爪をもつ二足歩行恐竜。
行方不明のウマソウを探すハートの巻き添えを食らい、追いかけられたあげく転倒する。
声は作者本人が演じている。

用語[編集]

草食い
草食恐竜を表す言葉。
肉食い
肉食恐竜を表す言葉。
オオアゴ
ティラノサウルスを表す言葉で、肉食いの中でも「平原の王者」と特に恐れられており、草食いの間では「泣く子はオオアゴが取りに来る」という子守歌があるほどである。劇中では平原に住み、バクーをボスとし、幾つかの群れに分かれて暮らしている。
額にハートやスペードなどの印があり、無印なのはハートとバクーのみである。
三本ヅノ
トリケラトプスを表す言葉で、狩りをするゴンザ達の獲物となっていた。力が強く他の肉食いが手を組んで狩りをしても歯が立たない程で、バクー曰く「厄介な相手」らしい。ゴンザの仲間のオオアゴに頭突きをして角を腹に刺して殺したが、後ろからバクーに奇襲を受け死亡し、ゴンザ達に食べられた。
タマゴ山
火山であり、火口に蓋をするように巨大なタマゴのような白い岩があることからこう呼ばれている。麓にお母さんや幼少期のハート、マイアサウラの群れが暮らした森があり、その先には広大な平原が広がっている。劇中終盤で噴火を起こし、タマゴのような岩はその衝撃で宇宙に打ち上がっていった。
赤い実
地面に生えたパイナップルのような植物から生る実。幼少期のハートはこれが大好物で、成長した後も時折食べている。ウマソウも大好物の模様。ベコンはこれらが群生している場所に住んでおり、仲間からの施しが無い場合の食料としている。
渡り
マイアサウラの群れが季節ごとに住処を移すこと。ハートの生まれ故郷の森は劇中終盤での噴火の影響で焼け野原になってしまった為、ライト曰くもう戻ることは無いとのこと。
海のオオアゴ
モササウルスを表す言葉で、海の中で恐れられている存在。1匹の個体がハートとペロペロを襲ったが、ハートに前の鰭を食いちぎられて死亡した。

キャスト(映画第1作)[編集]

スタッフ(映画第1作)[編集]

映画第2作[編集]

あなたをずっとあいしてる
監督 野中和実(総監督)
チェ・ギョンソク(監督)
脚本 宮西達也
増田久雄
原作 宮西達也
出演者 渡辺満里奈
竹内順子
高梨謙吾
山口勝平
かかずゆみ
速水けんたろう
主題歌 ヨンジ「いつどこにいても」
製作会社 Media Castle
Speed M
配給 東京テアトル
公開 2015年6月6日
上映時間 82分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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あなたをずっとあいしてる』のタイトルで、2015年6月6日公開。ティラノサウルスシリーズ『あいしてくれてありがとう』『であえてほんとうによかった』の2冊を基に原作者の宮西達也が脚本として参加しオリジナルストーリーを執筆している。「宮西たつやのたのしいおはなし1」として本作を絵本としても書き下ろした。

なお、前作である『おまえうまそうだな』とはストーリーの繋がりは無い。

2015年、韓国で開催される、第3回順天湾世界動物映画祭のオープニング作品に選出された[3]

ストーリー(映画第2作)[編集]

ティラノサウルスの子どもである「トロン」は、父親の「ゼスタ」と母親の「セラ」を失い、孤独の身となる。両親をなくしたことを悲しみながらも、立派な恐竜になるためを決意し、1人で冒険を始める。しかし、それは孤独暮らしの恐竜の世界にとっての冒険の連続だった。

登場キャラクター(映画第2作)[編集]

トロン(ティラノサウルス)
声 - 高梨謙吾(少年期:竹内順子 幼年期:佐藤美由希
本作の主人公。両親を亡くし、孤独に育つ元気で心優しい少年。両親の影響で、辛い思いをした人を放って置けない性格。前作のハートにあたる人物だが全くの別人。
ゼスタ(ティラノサウルス)
声 - 三宅健太
トロンの父親でティラノサウルスのボス。トロンを強く優しく育てる。身勝手な行動をするバルドを説得しようとするが失敗に終わり、雷の影響で飛んできた大木の破片が身体に突き刺さり死亡してしまう。
セラ(ティラノサウルス)
声 - 渡辺満里奈
トロンの母親。トロンをたっぷりの暖かい愛情で育てる。物語の途中で事故に遭って崖から転落してしまい、行方不明となる。
バルド(ティラノサウルス)
声 - 山口勝平
恐竜たちを支配しようとするボスでトロンの天敵。ゼスタを殺害した張本人でもある。なお、声を担当した山口は前作で主人公・ハートを担当。
メソメソ(スピノサウルス)
声 - 水瀬いのり
トロンの親友。その名の通り泣き虫だが、母親想いで魚を獲るのが得意。
キラリ(パウパウサウルス)
声 - かかずゆみ
生まれた頃から目が見えない女の子。両親は既に亡くしており、友達もいなかったが、トロンに心を動かした。
ニコ
声 - 千田光男
恐竜の長老。周囲をいつもニコニコ笑顔で温かく見守る。
ジータ
声 - 河本邦弘
バルドの子分。ひょろりとして背が高い。
グル
声 - 駒谷昌男
バルドの子分。小柄で気が軽い。
ギラ
声 - 金光宣明
バルドの子分。大柄でのんびりとした力持ち。
プテラノドン
声 - 速水けんたろう
今まで起きた情報を集めている。
トリケラの新ボス
声 - あべそういち
トリケラトプスボス
声 - 田尻浩章
トリケラトプス母
声 - 上田麗奈
アンキロのボス
声 - 内野孝聡
マイアサウラ
声 - 宮西達也

スタッフ(映画第2作)[編集]

  • 原作 - 宮西達也(ポプラ社刊)
  • 総監督 - 野中和実
  • 監督 - チェ・ギョンソク
  • 共同脚本 - 宮西達也、増田久雄
  • 演出 - 高山秀樹
  • 主題歌 - ヨンジKARA「いつどこにいても」[4]
  • 配給 - 東京テアトル
  • 宣伝協力 - スキップ

関連書籍[編集]

  • 宮西たつやのたのしいおはなし1 あなたをずっとあいしてる
    • 2015年5月発売 ISBN 9784591145265
    • 映画のストーリーを宮西自身が絵本として書き下ろした作品。

テレビアニメ[編集]

宮西達也劇場 おまえうまそうだな
ジャンル 絵本アニメ
アニメ
原作 宮西達也
監督 朧澤正治
アニメーション制作 キッズ
製作 おまえうまそうだな製作委員会
放送局 テレビ東京系列
放送期間 2010年10月4日 - 2010年10月29日
話数 全20話
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

映画第1作の公開にあわせて2010年10月4日から10月29日までテレビ東京系列局において、月-金曜6:40 - 6:45に放送された短編シリーズ。表題を含む宮西達也のティラノサウルスシリーズ4編をアニメ化。放送終了後にテレビドガッチGYAO!ストアニコニコ動画で配信。絵本オリジナルを再現した色調となっている。

登場キャラクター[編集]

おまえうまそうだな

きみはほんとうにステキだね

あなたをずっとずっとあいしてる

  • ハート(ティラノサウルス)
  • おかあさん(マイアサウラ
  • ライト(マイアサウラ)
  • アンキロサウルス
  • ティラノサウルスのおじさん

いちばんあいされてるのはぼく

  • ティラノサウルス
  • ルー、シー、アー、テー、イー(5匹のアンキロサウルス)
  • ゴルゴサウルス

スタッフ(テレビアニメ)[編集]

  • 原作 - 宮西達也
  • 監督 - 朧澤正治
  • 音楽 - まついえつこ
  • ナレーション - 堀玲子
  • アニメーション制作 - キッズ
  • 製作 - おまえうまそうだな製作委員会

各話リスト(テレビアニメ)[編集]

話数 タイトル 話数 放送日
第1話 おまえうまそうだな 第1話 2010年
10月4日
第2話 第2話 10月5日
第3話 第3話 10月6日
第4話 第4話 10月7日
第5話 第5話 10月8日
第6話 きみはほんとうにステキだね 第1話 10月11日
第7話 第2話 10月12日
第8話 第3話 10月13日
第9話 第4話 10月14日
第10話 第5話 10月15日
第11話 あなたをずっとずっとあいしてる 第1話 10月18日
第12話 第2話 10月19日
第13話 第3話 10月20日
第14話 第4話 10月21日
第15話 第5話 10月22日
第16話 いちばんあいされてるのはぼく 第1話 10月25日
第17話 第2話 10月26日
第18話 第3話 10月27日
第19話 第4話 10月28日
第20話 第5話 10月29日

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列
関東広域圏 テレビ東京 2010年10月4日 - 10月29日 月 - 金曜 6時40分 - 6時45分 テレビ東京系列
北海道 テレビ北海道
大阪府 テレビ大阪
愛知県 テレビ愛知
岡山県香川県 テレビせとうち
福岡県 TVQ九州放送

脚注[編集]

  1. ^ 国内映画ランキング;2010年10月18日発表(毎週火曜更新)”. 映画,com. エイガ・ドット・コム (2010年10月18日). 2015年10月11日閲覧。
  2. ^ 映画「おまえうまそうだな」を語る 宮西達也さんスペシャルインタビュー”. mi:te[ミーテ]. 日本公文教育研究会 (2010年4月16日). 2013年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月11日閲覧。
  3. ^ 人気絵本の映画化第2弾「あなたをずっとあいしてる」、世界動物映画祭で上映決定!”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2015年5月24日). 2015年5月25日閲覧。
  4. ^ KARAヨンジの歌声が小さな恐竜に寄り添う、「あなたをずっとあいしてる」主題歌”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2015年5月27日). 2015年5月27日閲覧。

外部リンク[編集]

テレビ東京系列 平日6:40 - 6:45枠
(2010年10月4日 - 10月29日)
前番組 番組名 次番組
宮西達也劇場
おまえうまそうだな