カルノタウルス

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カルノタウルス
カルノタウルス
カルノタウルス復元図
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 竜盤目 Saurischia
亜目 : 獣脚亜目 Theropoda
下目 : ケラトサウルス下目
Ceratosauria
: アベリサウルス科
Abelisauridae
亜科 : カルノタウルス亜科
Carnotaurinae
: カルノタウルス
Carnotaurus

カルノタウルス (Carnotaurus) は白亜紀後期に現在の南米大陸に生息した獣脚類恐竜の一属。学名は「肉食の雄牛」という意味である。

概要[編集]

Size comparison of Carnotaurus
人間との比較

全長は7.5~9m[1]、体重は推定1.35t[2]、1.5t[3]、2t[1]、2.1t[4]と変動している。いずれにしろ、大型だが軽量な種であった[5]。アベリサウルス科の恐竜は研究が進んでいないこともあり、他の種類もカルノタウルスに匹敵する可能性はあるが、現在把握されている範囲ではカルノタウルスは同科でも最大級であり、2016年の研究ではカルノタウルスを体長7.8mと推定すると、この数値よりも大きいのは体長8.9mと推測されたピクノネモサウルスだけである[2][6]

これまでに発見された化石の部位
骨格標本

カルノタウルスは、目の上に大きめの円錐状の角を持つ。角のある肉食の獣脚類としては、「角のあるトカゲ」という意味の名を持つケラトサウルスが存在するが、こちらは鼻先にあるコブ程度のもので、角竜類以外でこの様な特徴を持つものは見られない。この角については「捕食の際、獲物の体腔に傷をつけ、それを押し広げる」「同種族間での儀式的闘争に用いた」等、様々に解釈されているが結論は出ていない。またカルノタウルスの頭蓋骨は前後に極端に短く、長さと高さがほぼ同じで、これだけでも他の獣脚類と区別できる特徴となっている。

皮膚の印象化石が残っており、その結果恐竜の皮膚組織について詳しいことが分かったため、それまで想像でしかなかった皮膚組織の詳しい研究が進むことになった。

走行に適した発達した後肢を持つ一方で、前肢は4本の指を持つが、ティラノサウルスよりさらに短く、特に前腕部の縮小が著しく、上腕部から直接指が生えているようにも見える。尾大腿筋は地球の生物史上最大であり、小回りが利かないが、大型獣脚類でも最も速く走ることができた一種でもあった。発達した脚部と尾の筋力と構造はティラノサウルスにも似ているとされる。また、同じ科学者の研究により、ティラノサウルスにも強力な尾大腿筋と脚力があることが発見された。[7][8]

脚注[編集]

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  1. ^ a b Paul, Gregory S. (2010). The Princeton Field Guide to Dinosaurs. Princeton University Press. ISBN 9780691137209. 
  2. ^ a b Juárez Valieri, Rubén D.; Porfiri, Juan D.; Calvo, Jorge O. (2010年). “New information on Ekrixinatosaurus novasi Calvo et al. 2004, a giant and massively-constructed Abelisauroid from the "Middle Cretaceous" of Patagonia”. Paleontologıa y Dinosaurios en América Latina: 161–169. 
  3. ^ Mazzetta, Gerardo V.; Fariña, Richard A.; Vizcaíno, Sergio F. (1998年). “On the palaeobiology of the South American horned theropod Carnotaurus sastrei Bonaparte”. Gaia 15: 185–192. http://www.arca.museus.ul.pt/ArcaSite/obj/gaia/MNHNL-0000782-MG-DOC-web.PDF. 
  4. ^ Mazzetta, Gerardo V.; Christiansen, Per; Fariña, Richard A. (2004年). “Giants and Bizarres: Body size of some southern South American Cretaceous dinosaurs”. Historical Biology 16 (2): 71–83. doi:10.1080/08912960410001715132. http://www.miketaylor.org.uk/tmp/papers/Mazzetta-et-al_04_SA-dino-body-size.pdf. 
  5. ^ Candeiro, Carlos Roberto dos Anjos; Martinelli, Agustín Guillermo. “Abelisauroidea and carchardontosauridae (theropoda, dinosauria) in the cretaceous of south america. Paleogeographical and geocronological implications”. Uberlândia (Sociedade de Naturaleza) 17 (33): 5–19. 
  6. ^ Carrano, Matthew T.; Sampson, Scott D. (2008年1月). “The Phylogeny of Ceratosauria (Dinosauria: Theropoda)”. Journal of Systematic Palaeontology 6 (2): 183–236. doi:10.1017/S1477201907002246. http://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1017/S1477201907002246. 
  7. ^ アルバータ大学, 2011, Super-sized muscle made twin-horned dinosaur a speedster, サイエンスデイリー
  8. ^ W. Scott Persons IV , Philip J. Currie, 2011, Dinosaur Speed Demon: The Caudal Musculature of Carnotaurus sastrei and Implications for the Evolution of South American Abelisaurids, PLoS ONE

関連項目[編集]