北斗の拳 イチゴ味

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北斗の拳 イチゴ味
ジャンル ギャグパロディ
漫画
原作・原案など 武論尊原哲夫(原案)
河田雄志(シナリオ)
作画 行徒妹
出版社 ノース・スターズ・ピクチャーズ
掲載サイト WEBコミックぜにょん
レーベル ゼノンコミックス
発表期間 2013年3月1日 - 連載中
巻数 既刊8巻(2017年12月20日現在)
その他 協力:行徒
アニメ
原作 武論尊、原哲夫
河田雄志、行徒妹、行徒
監督 まんきゅう
キャラクターデザイン 吉原幸之助
音楽 三澤康広
アニメーション制作 亜細亜堂
製作 ノース・スターズ・ピクチャーズ
放送局 テレビ東京ほか
放送期間 2015年10月7日 - 12月22日
話数 全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

北斗の拳 イチゴ味』(ほくとのけん イチゴあじ)は、原案:武論尊原哲夫、シナリオ:河田雄志、作画:行徒妹[注 1]による日本漫画作品。Yahoo!ブックストア内『WEBコミックぜにょん』にて、2013年3月1日から連載中。2014年1月26日からは毎月第2・第4日曜日配信。

2013年12月10日に発売された『ジャンプ改』2014年1月号(集英社)に出張掲載[1]

2015年にはテレビアニメ化された[2]

2017年4月1日のみガールフレンド(仮)とコラボした。

作品解説[編集]

原典『北斗の拳』に登場する“南斗六聖拳”「将星」の男にして自らを「聖帝」と僭称する男・サウザーを主役にしたパロディギャグ漫画である。

『北斗』シリーズのギャグ漫画はほかに『DD北斗の拳』があるが、『DD』がキャラクターをデフォルメ化しているのに対し、本作は作画の行徒妹が原典作画者の原哲夫の画風に似せて描いている。サウザーをはじめとした『北斗』キャラクターたちが原典の風貌と設定そのままながらも、ギャグを連発するギャップが特徴。原典の名シーンの再現もあるが、ギャグ漫画であるため、何度死亡しても生き返って登場する。

初期はサウザーをはじめとした南斗六聖拳を中心とした内容だったが、現在は実質的にストーリー要素のついた群像劇に移行している。それに伴ってか、サウザーの出番も大幅に減少している(全く登場しないことも多い)。

登場人物[編集]

南斗六聖拳とその関係者[編集]

サウザー
声 - 銀河万丈[注 2]
本作の主人公。幼少時より修行に明け暮れてきたため一般常識に乏しく[注 3]、また自身が体験できなかった「青春」に対して強い憧れを抱く。なお前述の理由から義務教育を受けていないため、十字稜がほぼ完成したことを契機に副官の勧めもあって将来の聖帝軍を担う人材育成のために「聖帝軍十字稜学園」という学校を開設し[注 4]、子供たちとともに自らも勉学に勤しんでいる。勝利こそが全てで、内容が良くなくても気にしない楽天家。痛みに対しては我慢強く、長台詞の途中で目を覆って高笑いする癖がある。カレーが夕食でないと怒る、シェイクが上手に吸えない、など子どもじみた面もある。
拳の実力は原典に優るとも劣らぬ評価を得ており[注 5]、原典で戦うことのなかった強者たちを次々と撃破していく。唯一ラオウに対抗しうる南斗側の人物であるが、最後の将を除いた六聖拳への自宅訪問があまりにも酷いため、シュウとシンに謀殺されかけている。
弱点は目隠し(師匠のオウガイを殺害した時に目隠しをしていたため、そのトラウマが蘇る)。
シュウ
声 - 諏訪部順一
基本的には常識人だが、ユダに容赦ない突っ込みを入れるほか、余計な一言が多い傾向がある。行動面でのトラブルメイカーは間違いなくサウザーであるが、言動面でのトラブルメイカーはシュウである場合が少なくない。
サウザーからは皮肉を込めて「様」づけで呼ばれる。原典同様にイチゴ味作中でも既に盲目だが、拳法などで磨かれた洞察力などでは説明がつかないほど周りの情況が見えているとしか思えない場面が多々ある。原典のように石碑を聖帝十字稜の頂点に何度も運ばされているが、何だかんだで石碑を破壊して脱出したり石碑をぶん投げたりしており、未だに人柱にはなっていない。また石碑の代わりに特大の鏡餅を背負っていることもある。
レイ
声 - 鳥海浩輔
原典との差異が少ない貴重な常識人。
南斗勢で行動しているときはツッコミ側に回るが、ケンシロウ一行として行動している時は頻繁に無茶振りされて断りきれない立場になる。
原典での名シーンを尽くサウザーやケンシロウに乗っ取られている。そうならなかった場合でも大抵はバットとリンにダメ出しをされる。
人生最大の目的であった妹のアイリを救うことを達成したために第8巻現在の時点で以後の進路に悩んでいるらしく、目下のところ南斗水鳥拳を活かしたレストラン経営を企画している様子。
ユダ
声 - 谷山紀章[注 6]
ズレたセンスをいじられることが多い[注 7]不遇のキャラ。居城ではべらせている美女たち(ユダガールズ)は自分を称えさせるために雇っている時給付のバイトで、ユダ自ら振り付けなどの指導をしているが、台詞を棒読みするなど彼女らにやる気は全く無く、城を空けた際には酒や食料を勝手に持ちだして乱痴気騒ぎをされたり、ケンシロウに敗北した際には死亡説を流されるなど完全に見下されている。また居城にサウザーたちが勝手に入ってきてもきちんとお茶を出して接待するなど礼儀正しい一面がある。
レイに遅れをとっている原因を「原典でケンシロウと戦っていないから」とし、ケンシロウの無想転生の背後の幻影に加えてもらうことを目下の目標としており、ケンシロウとの一騎打ちに臨むも敗北するが、絶え間ない吐血により名言らしい名言もつぶやけず倒れてしまう。
原典のフィギュアの一種・リボルテックシリーズがユダだけ無い事を複数回ネタにされており、作中でリボルテックネタが出た回で言及されるのみに留まらず、巻末コメントにてリボルテック製作元から「ユダだけ忘れていた」等というコメントが寄せられる、「名も無き修羅」などメインキャラでないのにリボルテック化済みのキャラの紹介が入る時には必ずユダとリボルテックの事に言及するなど幅広くネタにされている[3]
原典の究極版の表紙もユダだけ描かれていないという事実を知った際は鬼神の如き強さで牙一族を一蹴している。
シン
声 - 森川智之
ケンシロウとユリアへの執念を翻案され、ケンシロウに懸想する同性愛者として描かれているが、その想いを伝えられない不器用な男。幼少期はケンシロウと楽しい日々を過ごしていたが、彼がユリアと付き合い始めたのを境に疎遠になり悲しみに暮れる。核戦争後はその真意を明かせぬまま、成り行きでケンシロウの胸に七つの傷を刻み、別に好きでもないユリアを連れ去ってしまう。
ケンシロウに関する事以外は常識人[注 8]で、天帝ルイを預かることになった。後にルイに殉星の宿命を揺り起こされ、ファルコに対し「死んでくれ」と心の中で呟いたり、カミソリレターを送りつけたりしている。
南斗最後の将
声 - 皆口裕子
世紀末においてはあり得ないほど「いい匂いがする」らしい。シンをはじめ、ごく一部しかその正体は知らない。その正体や存在についてしばしば言及されるが、作中ではことごとく別の人間がなり代わっており、出番は少なめ。
シバ
原典でも登場しているシュウの息子。またの名を「ニュー・センチュリー」。しかし本作では出番が少なく、シュウとの絡みもない。
北斗と南斗の全面対決において南斗側の人物として初登場し、やる気のないジャギと対戦した。この際、原典の最期同様にダイナマイトで自爆しようとしているだけであったが、ジャギから「今はそれやっちゃ駄目だ!!」と突っ込まれている。その時もシュウはトキの手当てに夢中で、息子を全く気にしていなかった。
オウガイ
先代の南斗鳳凰拳伝承者であり、サウザーの師。本作でもすでに故人であるため、主にサウザーの回想や「南斗 DE 5MEN」のPVに登場する。幼少期のサウザーの「どうやって子供は生まれてくるのか?」という問いに、「コウノドリが運んでくるのだ」と優しい嘘をついた。

北斗四兄弟とその関係者[編集]

ケンシロウ
声 - 小西克幸[注 9]
原典での主人公のため、真面目に戦えば充分に強いが、天然ボケで空気が読めず、サウザーのハッタリなどに非常に騙されやすい。また、回を追うごとに口数が少なくなると共に天然ボケが悪化し、バットやリンの指示がないとまともに行動すらできない。困った事があると無言でバットの顔を見つめ、そのたびに「こっち見んな!!」と怒られる。
天然ボケではあるがファッションセンスには妙なところでこだわりを見せる時があり、サングラスも途中からお気に入りになった。
ラオウ
声 - 松山鷹志
原典の作画そのままに体が大きいため、あらゆる場面で不便を強いられる[注 10]。また船に弱く、食事すらとれないほどの酷い船酔いに苦しんでいるが、態度を変えないため周囲には悟られていない様子[注 11]
怒りの沸点は低く、容易に挑発に乗せられる[注 12]、サウザーを送りつけられたことに腹を立て、送り主であるシンの元に拳王軍全軍を率いて報復に出る、逃げながら挑発をしてきたヒューイとアインに背後から北斗剛掌波を放つなど大人気ない行動を取る。
しかし、それ以外の部分では気が長い面が見られ、自分と相対していた人物が他人と関係ない話を始めて盛り上がり放置されてもそのまま待っている事が多い。
成り行きで「修羅の国」に単身渡る事になり、実兄のカイオウ打倒を企む。
トキ
声 - 諏訪部順一
原典と同じく病人で、都合が悪くなると病を理由に咳き込む。サウザーの身体の秘密は彼のこむら返りを治療した際にサウザーの口から知ったことになっている。
自身の偽者であるアミバになつかれているが仲は良好。トキ自身もアミバを信頼しており、自らが死を迎えた後の後継者とすべく修行を施している。
ジャギ
またの名を「ヘルメット助教授」。原典同様にケンシロウを恨んでいるが、周りを恨む不毛な人生に嫌気が差し、善人になろうと努力している。だが、いかついヘルメット姿に加え悪名が知れ渡っている事もあり、中々うまく行かずにスネている。胸の傷からシンにはケンシロウと勘違いされたことがある。
ジャケットの下には胸の傷を隠すためにヒヨコの絵と「Justice」のロゴが入ったTシャツを着ている。部下からの信頼は厚いが、ヘルメットの下の素顔をジャギと認識されない。
リュウケン
原典と同様、北斗神拳第63代伝承者にして北斗四兄弟の師。本作でもすでに故人であるため、主に回想(過去)で登場する。伝承者候補に「ないな」と思わざるを得ない人物ばかりを集めた。メープルシロップが好物。
ケンシロウの個性付け、および相手の動揺を誘うために悪態を言わせる訓練の最中にしつこく「ハゲ」となじられたため、北斗史上初の一日に奥義「七星点心」を二回使った男となった(そしてケンシロウは史上初の日に二回七星点心を喰らった男となった)。
なお、サウザーが軍資金稼ぎのために開設した「コアランド」で飼育されているコアラを見に来たケンシロウは、それを見るや「リュウケン」と勝手に命名し、その後いつの間にか自身のペットとして持ち去っている。

南斗五車星とその関係者[編集]

ヒューイ
通称「青いの」。自己主張が強く分を弁えないため、周囲からウザがられことあるごとに叩きのめされる。
本作ではシュレンと共に出番が大幅に増加しており、カラー表紙やコラボ商品に複数回抜擢された。
シュレン
通称「赤いの」。ヒューイと共に行動することが多い。
弟分のヒューイと共にリハクに対して「海の意味」を批判しており、開き直ったリハクに激怒している。
フドウ
声 - 松山鷹志
「悪鬼」と化していたころに幼いユリアから手のひらに犬を載せられたが、巨漢ゆえに犬がリスにしか見えなかった。後にあらゆる物がリスに見えるようになる。
演出の都合ではなく、気圧の関係で身体が大きくなったりするらしい。
ジュウザ
自由を履き違え、ただの天邪鬼と化している。ヒューイとシュレンから役立たず扱いされ、一時五車星から外されアインと入れ替わった時期もあった。この際アインの娘アスカから彼の手袋とコスチュームを授かり、「星雲のジュウザ」となった事もある。
シンの回想シーンによると五高(正式校名は不明)出身らしい。
リハク
通称「海の人」。 娘ともども調子に乗りやすい性格で、ヒューイやシュレンの無能さを見下している。
一方で彼らからもジジイ呼ばわりされ、バットやリンにもタメ口で話しかけられるなど人望はあまりなく、原典での失態をヒューイとシュレンに責められて開き直る一面もある。
過去に言葉が不自由だったフドウに教育を施したり、ジュウザの性格を逆手にとった声援を送って彼をコントロールした他、ユダをそそのかしてケンシロウに「無想転生」なしでの戦いを挑ませるなど、一応知将キャラらしい事はやっている。
トウ
リハクの娘。ヒューイからは「いつも連れてきているので実質六車星」と称されている。ラオウへの恋心を隠す気はさらさらない様子。

その他の登場人物[編集]

バット
声 - 山下大輝
ツッコミ役。情況を的確に分析し解説する。ただしレイに対してのみボケ役に回る。
リン
声 - 蒼井翔太
もう一人のツッコミ役で、ケンシロウに的確な指示を出す。ケンシロウが事ある毎に破いてしまう革ジャンの調達も担当。バットと担当する「バットとリンの北斗ビギナー講座」では身も蓋もない発言や非情なまでの毒舌を振るうことが多い。
マミヤ
原典のストーリー展開を真面目に進めようとする常識人だが、たまに真顔でボケる。
アイリ
レイの妹。基本的に原典とほぼ変わらない性格だが、よくバットやリンと一緒になってレイを頻繁に追い詰めたりしている。
目の治療の際にケンシロウに変な秘孔を突かれたことで、時折目つきがケンシロウそっくりになる。
ユリア
声 - 皆口裕子(少女時代 - 儀武ゆう子
主にシンの学生時代の回想シーンなどで登場しているため、彼女も学生でセーラー服を着ていることが多い。
ケンシロウを奪った女としてシンから憎まれている。
ヒャッハー[4]
声 - 合田慎二郎、村上達哉、南嶋毅
聖帝軍のモヒカンのザコたち。サウザーらの横暴に迎合しつつも、そのわがままや非常識に振り回され苦労が絶えない。
ターバンのガキ(アニメでは「ターバンの少年」)
声 - 儀武ゆう子
原典でサウザーの脚を刺した端役だが、本作では主要人物に昇格[5]。拳法家をも凌駕する速さと正確さでサウザー達の脚を刺し、恐怖の象徴と化している。サウザーも彼の刺突を予測して回避行動を取る、予め拘束しておく等の対策を取るが悉く破られ何度も足を刺されている。
その実力は対サウザーに留まらず、ハンが攻めてきた際にも発揮され、ハンの足を見事突き刺し、ハンから非童貞認定されるに至る。そしてサウザーがハンを打ち破った際は、サウザーに有利に働いた条件としてハンが足を刺されていた事が第一に挙げられていた。
技量だけでなくカリスマ性も持ちあわせており、サウザーが労働力として集めた子供達を率い聖帝軍に対して反乱を起こしたこともある。
また、彼と同様にターバンを巻いた少年というビジュアルのキャラクター(バットの義弟のタキ、ジャギに弟を殺された少年など)も同じく主要登場人物の脚になんらかの負傷を負わせるようになった。これらの事を指してサウザーは「ターバンのガキは増殖を続けており、やがて人類を駆逐する」とケンシロウに語っており、周囲の人間からは妄言と一蹴されていたが、修羅の国で無数に出現しファルコの左足を刺したことから強ち間違いではないようである。反乱を起こした時は聖帝軍の人員が悉く倒されていく様を見て、副官などもサウザーと一緒に恐怖していた。
2017年春にエンブレイスジャパンより発売のサウザー(本作版)のフィギュアではセットで彼もフィギュア化された[6]
副官
声 - 合田慎二郎
原典ではシュウに輪切りにされた聖帝軍部隊長。本作ではサウザーの側近となり、気苦労の多いお守役を務める。
ケンシロウ一行の敵であるはずだが、時折バットとリンの二人に相談事をするなど関係は悪くはない。知略にも長けており、サウザーの企み事で上手くいっているものはだいたい彼の入れ知恵が入っている。他の六聖拳の仲介も行うが、本作では愚行が多いサウザーに激怒する事も多く、宥め役も買っている。
サウザーの日常を優先に考えており、来客に対しても「もうすぐ夕食だから帰ってくれないかな」などと内心思う事もしばしば。
ジャッカル
地底特別獄舎「ビレニィプリズン」からの脱獄囚で、野盗集団のボス。
原典と同じように大量のダイナマイトを持ち歩いているが、本作中で使用したものは「おたんじょうびおめでとう」のメッセージカードが仕込まれた全く殺傷能力のない代物だった。
その後、巨人・デビルリバースをビレニィプリズンから解き放とうとするが、門番のスプラッシュらの行動に尽く翻弄される。
スプラッシュ・リゲーロ
デビルリバースを封印している扉の門番のうち、ドミノマスクを着けている方。名前は本作が初出。
扉の鍵を渡せというジャッカルの要求を拒み、スプラッシュが鍵を飲み込もうとするまでは原典と同じだが、身体が受け付けずに嘔吐してしまう。
それでも執念深く挑戦を続けては嘔吐を繰り返し、相方もそれを止めるどころか全力で応援するため、ジャッカルを大いに困惑させる。
アミバ
トキの偽者である点は原典と同じだが、本作では特に悪事は働かずトキと行動を共にしている。トキとの関係は良好であり、吐血して苦しむトキを心配したり、トキからは才能を認められ彼の不在時には村人の診療を任されたりもしている。
ほとんど喋らないが表情は豊かで、トキと間違えられると非常に喜ぶ。
ギャグ主体の本作においてもやはり余命幾許もないトキから、多くの病に苦しむ人々の希望として自分の医業を継ぎ新たな「トキ」として生きるよう求められ、使命の重さに改めて慄きながら心身ともに一から再修業中。
第115話ではトキやリハクとともにシンを助け、一人カイゼルに挑む。
ウイグル
カサンドラの獄長。ヘルメットの下の髪はツーブロックテクノカット
原典ではラオウの手中にあった監獄(トキが幽閉されていたカサンドラ)を管理していたため、北斗と南斗の全面対決では北斗側に参加した。
リュウガ
原典どおりラオウの部下として様々な活動を行っている。今回は世紀末の強者と闘ってやられ役になる事が多いが、カチューシャを付けると無敵になる(と言う思い込みで回復する)と言う特技を持っている。ナルシストの気があり、色んな角度から鏡に映った自分を眺める癖がある。
「青いの」とキャラが被っており、同種のウザさを感じられる事がある。ハンが攻めてきた時はその「青いの」との合体技を披露したが、回避されて不発に終わった。
レン
バットとよく似た容姿をしている少年。怪我をしていた所をシンとルイが偶然発見し、そのまま保護している。 原典に登場する同名の人物とは無関係。

天帝編以降の登場人物[編集]

ファルコ
原典以上に受け身の気質で、強者たち[注 13]に襲撃されることが多い。ただしサウザーの暴走によってジャコウ捕縛や天帝救出などの恩恵を受けることもあり、次第に「南斗 DE 5MEN」に協力するようになる。
「南斗 DE 5MEN G」になった後は南斗勢と共に修羅の国へちょっかいを出しに行ったが、修羅たちとの戦闘が始まってもボックスカーの中で寝ており、起こしにきたユダにイラついて車を輪切りにするというとんでもない寝起きを披露した。なお、この直後に原典で死闘を繰り広げた「名も無き修羅」と相対するが、この漫画ではファルコは万全の状態であったため、名も無き修羅を一蹴している。
自分の村にラオウが攻め込んできた際は、原典と違い「臀部を撫でるがいい」と尻を差し出しているが、逆にラオウの怒りを買ってしまい、村を焼かれそうになった。
天帝ルイ
「南斗 DE 5MEN」の帝都侵攻により、原典より大幅に早く救出された。そのため双子の妹リンと同じ幼い容姿をしており視力も失っていない。
救出後は帝都再建が成るまではジャコウ一派の残党から身を隠すため、消去法で選ばれたシンの元へ預けられる。ソリアの入れ知恵によりシンを「お兄ちゃん」と呼び、シンの殉星を再び揺り動かしている。
アイン
通称「ミスターハリウッド」。ジュウザの代役として五車星「星のアイン」を任される。台詞は全て脈絡のない英語。
主役を務めた外伝では全てアメコミ風の横書き台詞(全て英語)になっていた。
ラオウの北斗剛掌波を受け死亡したかに思われたが、何ごとも無かったかのように復活した。原典の時間軸とは合わないが、娘のアスカも登場する。
カイオウ
修羅の国を治める第一の羅将。魔闘気を憑依させておくためのプロテクターを常時装着しているところは原典通りだが、その徹底ぶりは温泉に入る時すら決して外さないほど。拳力・性格共に原典と全く変わらず、修羅の国に攻め寄せた「南斗 DE 5MEN G」を一人で壊滅させた。
怒りの沸点は実弟ラオウ同様に極めて低く、サウザー達がやる気をなくした後も執念深く追いかけて暗琉霏破を浴びせた。
ヒョウ
修羅の国第二の羅将。原典以上に実弟のケンシロウとそっくりで、天然ボケと指示待ちの気質は弟以上。
配下の修羅たちに確認しないと発言一つもままならず、発言しても毎回同じことしか言わない。
原典の時間軸とは合わないもののすでに魔界に入っており、リュウガ・シャチなどを軽く一蹴。しかしトキの入れ知恵で暗琉天破対策を完了していたラオウには叶わず、劣勢のまま水入りとなった。
ハン
修羅の国第三の羅将。修羅の国より来航して騒動を起こす。登場する度に「もわっ」などの擬音が書かれる「エスプレッソ感」漂う「濃い」漢。垢抜けない者を「童貞」呼ばわりする癖がある上、些細な感嘆にも「肌が粟立つ」という独特の表現を多用する。
童貞呼ばわりの基準は完全なる独断。童貞でないと認めたのはジュウザ、トキ、ターバンのガキくらいで、実子がいるはずのシュウやラオウでさえ童貞に含んでいる模様。
三羅将の中では唯一魔界に堕ちていない。これについてはバットとリンが「わがままなポジティブ」だからと総合的に分析しているが、彼自身は「童貞でなかったからだ」と言い張っている。
シャチ
原典で両足を折りたたんで小柄なボロに扮装(変形)していたからか、そこから飛躍して小舟やバイクなどに変形する術を身につけている。
カイオウの恐怖政治を打倒するため、ラオウの下に援軍を請いに訪れ、以後拳王軍に合流する。

用語[編集]

南斗 DE 5MEN(なんと デ ゴメン)
最後の将以外の南斗六聖拳の5人で構成される「世紀末清純派アイドルグループ」。サウザーがリーダーで、彼の命令により全員がお揃いのタンクトップ(サウザーは紫、ほかの4名はピンク)を身に着けている。北斗と南斗の全面対決においても、5人はこの衣装で戦った。
トーク回のほか、実在する(既存の)楽曲(の歌詞)を使ったPV風の作品が掲載される。アニメにおいては実際に5人が歌っているPV風のものが放映された。
一時期ファルコを加えてグループ名を「南斗 DE 5MEN G」と改め、最強聖帝南斗軍を号した事もあった。
2018年6月現在、8曲のシングルを出している(という設定。カッコ内は原曲の歌手)。

書誌情報[編集]

テレビアニメ[編集]

2015年10月より12月まで、テレビ東京ほかにて放送された。「聖帝サウザー様生誕30周年記念作[注 14]」と銘打ち、本作と同じ「北斗」系ギャグ作品『DD北斗の拳』アニメ版第2シリーズ『DD北斗の拳2』と共に同じ枠『DD北斗の拳2 イチゴ味+』内で120秒(2分)のショートアニメとして放送。ナレーションは石井正則が担当[注 15]

キャスティングについては、原典のアニメ版『北斗の拳』でサウザーを演じた銀河万丈が引き続きサウザー役に起用される事が真っ先に発表。その後、2015年8月15日から25日まで主要な登場キャラクターのキャストを毎日一人ずつ発表するというプロモーションが行われた。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

両者とも「DD北斗の拳2 イチゴ味+」としての曲。

主題歌「世紀末スクールウォーズ」
作詞 - mitsuyuki miyake / 作曲 - mitsuyuki miyake、Hiroto Suzuki / 編曲 - Hiroto Suzuki / 歌 - アルスマグナ
エンディングテーマ「消せない、七つの星」
作詞・作曲 - 石谷光 / 編曲 - 田辺恵二 / 歌 - 放課後プリンセス

以下は本作のみで使用。

挿入歌「それが大事」(第8話)
作詞・作曲 - 立川俊之 / 編曲 - 三澤康広
歌 - 南斗 DE 5MEN(サウザー(銀河万丈)、シュウ(諏訪部順一)、シン(森川智之)、レイ(鳥海浩輔)、ユダ(谷山紀章))
TV放送時は120秒のショートバージョンだったが、DVD収録時は約5分のフルバージョンに変更された。
DVD専用オープニングテーマ「世紀末Strong☆Berry」
歌 - バット(山下大輝)&リン(蒼井翔太[15]
2016年3月25日にFARM RECORDSよりCDが発売。

各話リスト[編集]

話数 絵コンテ 演出 作画監督
第1話 まんきゅう 吉原幸之助
第2話 たかたまさひろ
第3話 まんきゅう
第4話 たかたまさひろ 渡辺奈月
第5話
第6話 まんきゅう 吉原幸之助
第7話 まんきゅう たかたまさひろ
第8話 渡辺奈月
第9話 石川晋吾
辻加奈子
第10話 たかたまさひろ 仲田美歩
第11話 まんきゅう たかたまさひろ をがわいちろを
辻加奈子
第12話 たかたまさひろ 吉原幸之助

放送局[編集]

注記のない限りテレビ東京系列 / 放送期間および放送時間[16]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [17] 備考
2015年10月7日 - 12月23日 水曜 1:35 - 2:05(火曜深夜) テレビ東京 関東広域圏
テレビ大阪 大阪府
2015年10月9日 - 12月25日 金曜 2:05 - 2:35(木曜深夜) テレビ愛知 愛知県
2015年10月15日 - 2016年1月21日 木曜 2:00 - 2:30(水曜深夜) 岩手めんこいテレビ 岩手県 フジテレビ系列
2015年10月18日 - 2016年1月2日 日曜 1:30 - 2:00(土曜深夜) AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり

映像ソフト[編集]

2016年3月25日にDVD(1枚組)がTCエンタテインメントより発売された。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 漫画家・行徒(代表作に『学園革命伝ミツルギ』『新世紀エヴァンゲリオン ピコピコ中学生伝説』)の実妹。この両作品のシナリオは本作と同じく河田が担当し、第1巻では行徒の作画による書き下ろしの外伝『Heart of Meet 〜あの日の約束〜』(KINGの幹部・ハートを主人公にしている)を掲載し、このほか各巻にて書き下ろしの外伝を掲載していることから単行本では姉も「協力」としてクレジットされている。
  2. ^ 銀河は原典の『北斗の拳』などでもサウザーを演じている。
  3. ^ 例として「炭酸飲料の炭酸が弾ける」ことを知ったのは20歳を過ぎてからであった等
  4. ^ 開設当時の校名は「聖帝校」。単行本6巻裏表紙の時点で現在の校名に改称されている。なお同巻の同箇所に校歌がある。
  5. ^ トキ曰く「ラオウすら戦いを避けた南斗最強の男」、シュウ曰く「性格に難がなければ南斗をまとめ拳王をも倒していたかもしれん」。
  6. ^ 谷山は『天の覇王 北斗の拳ラオウ外伝』でもユダを演じている。
  7. ^ 紋章の「UD」が人名のユダ(JUDA)としては綴りが違うことを指摘された。本人は「(U)美しい(D)だろう」の略と苦しい言い訳をしていたが、そのせいでシュウからは「ウダ」と呼ばれる羽目になった。以降は腕輪の文字を「JD」に変えている。
  8. ^ ただし南斗六聖の中では悪人側の人物とされており、ユダと並んで「焼き印のスペシャリスト」と評されたこともある。
  9. ^ 小西は『北斗無双』と『ジェイスターズ ビクトリーバーサス』でもケンシロウを演じている。
  10. ^ 例として乗用車やオートバイに乗れない。またリュウケンにも暗殺者としてはサイズが人目につきすぎるほどに大きいため、北斗神拳伝承者としての資格は「ないな」と判断する上での理由のひとつとされてしまった。
  11. ^ しかし黒王号のみは何となく勘づいているらしい
  12. ^ 中でもとりわけヒューイの挑発に弱く、彼だけを執拗に攻撃する。
  13. ^ 拳王軍、「南斗 DE 5MEN」、多数のターバンのガキ。
  14. ^ サウザーの『週刊少年ジャンプ』連載においての初登場は1985年
  15. ^ 第7話では南斗 DE 5MENへのインタビュアーも担当

出典[編集]

  1. ^ 「北斗の拳」が集英社に凱旋!? 北斗ギャグがジャンプ改に”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2013年12月10日). 2013年12月10日閲覧。
  2. ^ 「北斗の拳 イチゴ味」TVアニメ化、サウザー役はもちろん銀河万丈”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2015年6月20日). 2015年6月20日閲覧。
  3. ^ 作中のアイドルグループ「南斗 DE 5MEN」コスチューム仕様のリボルテックを作者が製作した際、作者の手作り改造によってユダのリボルテックが作成され、他メンバーのリボルテックフィギュアと共に作中で共演している。
  4. ^ 『DD北斗の拳2 イチゴ味+』第一話スタッフロール
  5. ^ 単行本1巻の登場人物紹介には彼とサウザー(喜怒哀楽の4種)しか載っていない。
  6. ^ 月刊ホビージャパン』2016年12月号、2016年10月25日閲覧
  7. ^ 北斗の拳 イチゴ味 1”. 徳間書店. 2016年4月17日閲覧。
  8. ^ 北斗の拳 イチゴ味 2”. 徳間書店. 2016年4月17日閲覧。
  9. ^ 北斗の拳 イチゴ味 3”. 徳間書店. 2016年4月17日閲覧。
  10. ^ 北斗の拳 イチゴ味 4”. 徳間書店. 2016年4月17日閲覧。
  11. ^ 北斗の拳 イチゴ味 5”. 徳間書店. 2016年4月17日閲覧。
  12. ^ 北斗の拳 イチゴ味 6”. 徳間書店. 2016年9月20日閲覧。
  13. ^ 北斗の拳 イチゴ味 7”. 徳間書店. 2017年4月20日閲覧。
  14. ^ 北斗の拳 イチゴ味 8”. 徳間書店. 2017年4月20日閲覧。
  15. ^ TVアニメ「北斗の拳 イチゴ味」 - TCエンタテインメント
  16. ^ DD北斗の拳2 イチゴ味+”. 2015年10月22日閲覧。
  17. ^ テレビ放送対象地域の出典:

外部リンク[編集]

テレビ東京 火曜 25:35枠
前番組 番組名 次番組
DD北斗の拳2 イチゴ味+
【ここまでアニメ枠】
トラの門スポーツ
(土曜深夜より移動)
【ここからバラエティ枠】