セル画

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セル画(セルが)は、セルアニメ製作過程において用いられる画材「セル」とよばれる透明シートに描かれる絵。透明シートの素材にセルロイドが使用されていたことに由来する。セルアニメからデジタルアニメ移行後もセルに相当するオブジェクト名として使用されている。

セル画のように輪郭や境界線をはっきり線で描き、色や影のグラデーションを単純化させ段階的に表現する絵がアニメ絵とも呼ばれている。

概要[編集]

背景を描いた紙の上に、数枚のシートを重ね、動きのある部分のみを差し替えて、16ミリや35ミリフィルムで撮影するなどの方法で利用される。

歴史[編集]

アニメーションの技法としてセルを使った重ね合わせが用いられたのは、1914年1月、アメリカジョン・ランドルフ・ブレイが世界初とされる。背景画をセルに描き、動くキャラクターを紙に描く技法を考案した。

同年12月、同じくアメリカのアール・ハードが、動くキャラクターをセルに描き、背景画などを紙に描く技法を考案し、その後この技法は普及した。

1927年大藤信郎が影絵アニメ「鯨」の一部で使ったものが日本初のセルアニメとされている。

1930年代の日本ではアニメ制作スタジオの規模が極めて小さく、アメリカのディズニーのような大規模な制作スタジオがなかったため、切り絵アニメが一般的であり、高価なセルの導入は遅れた。切り絵より表現が優れていると分かっていても、非常に高価で使用できるものではなかった。使用される場合もアニメ全編ではなく、部分的な使用に留まっていた。

セルの素材[編集]

  • 1910年代1950年代:セルロイド
    • 映画の撮影フィルムにも用いられていたセルロイドは熱に弱く、自然発火のリスクが付きまとう危険なものであった。そのため不燃性の素材の研究が進められた。
  • 1950年代:トリアセチルセルロース(TAC) (アセテート繊維
    • 日本のアニメ業界では富士写真フイルムの「フジタック」ブランドから発売されたアニメ用TACが長らく市場で独占的な地位を築いた。
    • 1985年頃からはアメリカとの合作などから、コダック社のTACの価格の安さが認知され、やがてこちらが使用される場合も増えた。

製作工程[編集]

セルの着色

以下、一般的な日本のセルアニメにおけるセル画の製作工程について述べる。(「描き起こしセル画」や「同人セル画」など、特殊なセル画に関しては後述する)

動画[編集]

まず、動画を用意する。「動画」とは、動画用紙に書かれた一連の画像の束である。「動画」の工程から上がってくる。

色彩設定および色指定[編集]

プロダクションの方で色彩設定を参考に色指定を行う。色彩設定や注意事項は、間違いのないようにコピーして事前にみんなに配る。色指定は、原画用紙にアニメカラーの色指定番号などの指示を書き込み、トレスマシンにかけたセルと一緒に「仕上」の工程に送られる。「仕上」に送る前に、動画検査による「動検チェック」が入り、送る動画に不備がないかチェックする。

仕上[編集]

「トレス」と「彩色」の工程を合わせて「動画仕上げ」(仕上)と呼ばれ、昭和時代においては主婦の内職の定番の一つとして、プロダクションから個人の下請けに卸されていた。例えば当時の『週刊現代』(1971年3月25日号)には、(1971年当時の金で)「月収10万円は軽いヒマ人向け新内職」と、嘘のような話が載っている。

1960年代よりトレスの工程がトレスマシンに置き換わったことにより、トレスの内職はなくなった。また、1990年代よりセル画の廃止と同時に彩色の工程がパソコンに置き換わり、彩色ソフトなどの専門知識が必要になったことにより、こちらも内職はなくなった。

トレース(トレス)[編集]

紙に描かれた動画をセルに転写する作業。動画の上に生セルをかぶせてGペンでトレースするか(ハンドトレス)、動画と生セルとカーボン紙を挟んでトレスマシンにかける(マシントレス)。

当初は手作業のハンドトレースが行われたが、1960年代にトレスマシンが発明され、アニメ業界ではトレスマシンによるマシントレスに全面的に移行した。そのため、それまでのアニメ業界ではハンドトレスを担当するトレスさんを大量に雇用していたが、1960年代末頃に大量に解雇された。

トレスマシンによるトレスは人件費削減の効果があったが、他に原画のタッチが失われないという利点もあった。

彩色[編集]

彩色(さいしき[1])には、アニメカラーと呼ばれる専用塗料が使用される。既製品の色数は限られていたが特注のオーダーも可能であった。

製作の工程上、トレスされたセルの裏面に彩色するため、輪郭や境界線が線として現れる。また多数のスタッフで行う為、色や陰影のグラデーションを統一、単純化させ段階的に表現する手法で行われていた。この着色表現方法は「アニメ塗り」とも言われている。

作業は下請け発注されており、アニメがまだ「マンガ映画」と呼ばれていた時代から、主婦業などの合間にできる内職として婦人雑誌や求人雑誌などに掲載されていた。給料は歩合制で、1枚当たりせいぜい10円から15円と極めて安かったうえに、道具は自腹(1瓶300円くらいするアニメカラーは最低でも数十色は必要で、普通は100色を超える)、会社でハネられた分は当然給料はもらえないので、大した利益にならなかったが、自分が担当したパートがテレビで放送され、エンドロールに名前が載るのは嬉しかったらしい。

彩色さんになるための通信教育も存在し、婦人雑誌などに広告が掲載されていた。例えばアニメ制作会社として彩色の通信教育を行っていた民話社の1973年の広告では、ホームスタッフとして採用されれば下手でも3か月で元が取れ、経験を積めば月3万円の収入が得られ、しかも年2回のボーナスまで貰えるとある[2](なお現実はスタッフに登用されるのはごくわずかで、民話社は1974年に倒産し、1万人近くの被害者を出し、計画倒産の噂が流れた)。アニメ雑誌の登場後はアニメ雑誌にも通信教育の広告が記載されており、例えばスタジオロビンが運営する「東京彩画研究所」などが草創期より広告を出していた。

ただし、内職詐欺の定番でもあった。例えばアナログ末期の2000年頃には、有料の講習だけ受けさせて、出来上がったセルは不良品だと言って引き取ってもらえないという「インチキ内職」が存在し、労働局が注意を喚起している[3]

森川ジョージの母親は家計を助けるために内職として始めたが、必要な道具は買い取りで塗料の補充も必要であるが賃金は1枚1桁円なため元は取れなかったという[4]

仕上げチェック[編集]

プロダクションに送付後、仕上げ検査による「仕上げチェック」を行う、仕上げチェックでOKが出た場合は撮影に回されるが、ハネられた場合はそのセル画を破棄し、仕上の工程をやり直す「再仕上」を行う。もしくは、もう時間がない場合は「カブセ」でごまかすか、ハネずにそのまま使用する。

使用済みセル画の行方[編集]

セル洗い[編集]

使用済みのセルは洗浄して再利用されていた。作業は主に新人の撮影マンなどが行っていた。しかし洗浄による無数の傷が付き、また薬品のためにシワが出来るため、再利用は3回くらいが限度だったという。

アメリカでも初期は高価だったため、セルは洗浄して再利用していた。アニメ製作者のチャック・ジョーンズアブ・アイワークスのスタジオで行っていたと証言。また日本ではテレビ時代に入っても、『鉄人28号』の制作でセル洗いを行っていたと、TCJ動画センター(現・エイケン)の鷺巣政安は証言している。

その後、セルの価格が下がり、またテレビ受像機の性能が向上して、小さな傷でもごまかしが利かなくなったことから、手間のかかる「セル洗い」は行われなくなった。

商業利用[編集]

制作会社で保管、焼却・廃棄処分される他、映画封切り日の初回放映に来場したファンへのプレゼントやファン対象イベントの記念品などに供されていたが、1970年代末から1980年代のアニメブーム以降、キャラクターが描かれたセル画(絵コンテ、原画、動画、台本などとともに)の価値がアニメファンに認識され、アニメショップ「アニメポリス・ペロ」(東映動画設立)などの販売店や即売会などで販売されるようになった。

当時はアニメショップで300円から数千円ぐらいの相場であり、ファン同士のトレードもよく行われていた。アニメ会社側もセル画を保有していると資産とみなされるようになり、税金を取られるため、積極的に流通させるようになった。また海外でも需要が高まった[5]

一方で、セル画人気がエスカレートし、制作会社に見学に訪れる者や侵入した者によるセル画の盗難事件、盗品がまんだらけなどの古書店やインターネットオークションで販売される事件、偽物の流通も発生した。その他、経営破綻したプロダクションが手掛けていた作品では、会社倒産時の混乱に乗じて何者かによりセル画が持ち出され散逸し所在不明となったとされるものもある。

デジタル移行後にも、実際のアニメで使用されない視聴者プレゼントや販売などの目的でセル画(リレイズセル)が作成される場合があるが、プレミア的な高価格で販売される物を除いて、多くの物は印刷によるものである。

セル画の分類[編集]

  • 生セル - まっさらなセル。まだ何も描かれていない。タップ穴が開いている。
  • スタンダードセル - テレビアニメ作品(4:3制作)で一般的に用いられてきた268mm×228mmサイズのセル。
  • 中判セル - スタンダードに比べ、横に長いセル。B4サイズが基本。「中版セル」と表記される場合もある。
  • 大判セル - 中判以上のサイズのセルの総称。「大版セル」と表記される場合もある。
  • ビスタサイズ - 劇場版アニメ作品(16:9制作)に使われる345mm×230mmのセル。
  • オープニング・エンディングセル - アニメのオープニング、エンディングに使用されるセル画。丁寧に作られている場合が多く、アニメの顔として認知度も高いので、有名作品では非常に高額で取引されている場合がある。OP・EDセルとも。
  • アイキャッチセル - テレビアニメ作品のアイキャッチに使用されるセル画。
  • アバンタイトル - 作品冒頭(アバンタイトル、プロローグ)で使用されるセル画。プロローグ、アバンとも。
  • BANKセル - 魔法少女の変身シーンなど、作品中で複数回使用される場面(BANK)のセル画。またはコレクター用語で自分のお気に入りのセルのこと。
  • 劇場版 - 劇場版作品で使用されるセル画。一般的にビスタサイズを使用したセル。裏トレスによる彩色など、テレビアニメよりも手間がかかっていて綺麗なことが多い。
  • ENDセル - 各シーン最終のセル画。セルの端にカットナンバーと共に「END」と書かれている場合が多い。
  • 複製セル画(リレイズセル) - 記念・販売を目的に制作されるセル画。デジタルから生セルにプリントし、セル画を使用していない作品の物も制作される場合がある。アナログ時代はハンドトレスとアニメカラーで製作していたが(トレスマシンだとすぐに線が劣化するので、不適である)、アナログによるアニメ制作技術が廃れた現在では一般的に印刷物が用いられる。
  • 描き起こしセル画 - 放送用とは別に、新たに描き起こしたセル画。版権用に起こしたもの、販売用に起こしたもの、などがある。元の絵をセル画にすることを「セル起こし」と呼ぶ。版権用の描き起こしは、一点物で非常に気合が入っている。販売用に起こしたセル画は、名シーンの人気キャラなどを抜き出してセルに起こしたもので、アニメ雑誌の通信販売などでファンに安価に販売されており、大量生産で粗雑な塗りが多い。ただし、本放送と同じ原画をトレスマシンにかけている場合は、素人には本放送用セルと見分けがつかない場合がある。この販売用セルは、後年に「本放送で使用されたもの」と偽って、非常に高価で中古に流される場合があり、「オコシ」と呼ばれて嫌がられた。
  • オコシ - セル画の偽造品。有名作品のセル画はマニアが高く買い取るのが判明し、オコシが流通した。「目コピ」で作った同人セル画ならともかく、紙に書かれた動画が外部に流出したのをトレスマシンにかけて作った場合など、本物と見分けがつかない。当時はファンイベントなどでセル画とセットでその元となった動画を配布・販売する場合が多く、その動画をもとにオコシが作られた(ただし、トレスマシンは個人で入手できるような代物ではなく、内部の人間の犯行の可能性がある)。本放送とよくよく見比べると塗りが違うので解るかもしれないが、現物だけではわからない。これが判明すると、オコシの流通を避けるために動画を外部に配布せずに回収するプロダクションが現れたり、またマニアもセル画を必ず動画とセットで保管することで本物であることを担保するようになった(その結果、現在は劣化したセルが動画の紙にくっついて取れなくなっていることが多い)。新宿のアニメグッズ専門店「アニメック」にトレスマシンが設置されており、1枚100円で生セルにトレスできたが、オコシが問題になった後に撤去された。
  • 同人セル - ファンなど同人によって制作されたセル画。アニメカラーや生セルは市販されていたため、これを使って同人セルを作る人もおり、同人イベントや学校の文化祭のアニメ研究会のブースなどで販売されていた。同人レベルでトレスマシンを入手できるわけはなく、基本的にハンドトレスである。アニメ雑誌などに載ったキャプチャをコピーしてそのままトレスしたものや、アニメを見て自分の目でコピーして原画に起こした「目コピ」、などの手法がある。素人ながら本物並みに上手い人もおり、「描き起こしセル画(オコシ、本物の偽造品)」として販売される場合がある。
  • 中割り(中落ち) - 原画間のつなぎのセル画。あくまで映像として見られる前提のため、キャラが変な顔になっている場合がある。これは作画崩壊ではなく、プロの技術であるが、単体の「セル画」としてファンに配布・販売された際には理解されず、嫌がられた。
  • カブセ(被せセル) - 着色ミスなどの修正のためにセル画の上から被せるセル画。ラッシュチェックの工程などで見つかった場合、もう時間が無くて描き直すわけにいかないので、カブセにするしかない。
  • 版権セル(販促セル) - ポスターやグッズなどに使用するためにアニメ制作用途以外に制作されるセル画。本放送用セルのような主婦の内職ではなく、監督自身がセルに起こすなど、非常に気合を入れて製作される。トレスマシンだと線が劣化するので、線はゼロックスかハンドトレスである。基本的に「アニメ塗り」ではあるものの、エアブラシによるぼかしなど、アニメでは使いづらい手法も使えるので豪華である。大判セルのことが多い。

デジタル移行[編集]

日本においてアニメ産業が成立して以降、1990年代までの商業アニメ作品には基本的にセル画が用いられていた。

セル画を用いず、専用機材を導入のうえ全編デジタル彩色での製作が開始されたのは、1997年4月放送分以降の『ゲゲゲの鬼太郎(アニメ第4作)』や1997年4月放送開始の『超特急ヒカリアン』などからである。しかしながら同時期に開始された『ポケットモンスター』などは放送開始後の約5年間はセル画による製作となり、アニメ制作会社毎に機材導入の進捗状況次第で導入の有無が分かれる時期でもあり、『ロスト・ユニバース』など過渡期の一部作品ではCGとセル画のパートをそれぞれ用意して編集して一本の作品に仕上げる手法も取られた。デジタル彩色の導入により、色数の制約も事実上なくなった。

このうち、東映アニメーション作品については1998年に『金田一少年の事件簿』第69話を最後にセル画制作を打ち切り、ほぼデジタル彩色に移行。他社の長期放送継続中の作品に関しても、1999年に『ちびまる子ちゃん[6]2002年に『ドラえもん[6]2000年代前半までにほぼデジタル彩色による製作へ変更された。また、長編アニメーション映画では1997年公開の『もののけ姫』などが3DCG描画と融合する一部分のシーンにおいてデジタル彩色による製作を取り入れている。

商業アニメの制作の現場ではセル画は事実上過去のものとなっている。現行作品で最後までセル画による作画を継続していたのは『サザエさん』(通常放送の本編部分)である。製作会社のエイケンは雰囲気を出すために、あえてアナログな作り方にこだわる姿勢を見せていた。だが、セル画にはハイビジョン画像との特性的な相性で良くない面があり、エイケンの幹部もテレビのデジタル化の進展による画像品質の向上などで、他作品との比較で映像品質について汚いなどの不満が視聴者から寄せられるようになれば『サザエさん』のセル画製作を断念せざるをえない、との見解を示していた[6]。しかし、サザエさんも既に部分的にはデジタル化を行っており、オープニングおよびエンディング部分と、CMFNSの日スペシャル・特番などの特別版の本編については、セル画からデジタル彩色へ一部移行されていた。2013年10月6日の放送分より本編を含めて完全デジタル彩色へ移行(詳細はサザエさん (テレビアニメ)#特徴を参照)。なお、同社の2001年の作品『ゴーゴー五つ子ら・ん・ど』(実制作:マジックバス)では全編デジタル彩色が導入され、『親子クラブ』についても2004年10月のフジテレビ放送分から同様の措置が取られている。

セル画式アニメの終焉[編集]

日本国内のアニメ業界では、1990年代後半以降、デジタル彩色の導入が業界規模で進行した。その一方でセル画製作の技術を持つ人材の減少・高齢化が急速に進行し、並行して業務用セルの流通が減少したことで業界各社はセル画による制作の継続に不安を持ち、さらにデジタル彩色の普及が加速度的に進む結果になったが、その中でも2000年代初頭の一時期にかけては、セル画の技術しか持たずデジタル彩色の技術習得の機会にも恵まれない中堅・ベテラン世代のフリーランスの彩色スタッフが一気に淘汰される結果にもなり、無事に業界に残った者の中にも、デジタル彩色の導入がテレビアニメほど急激に進まなかったアダルトアニメの制作に携わることで、デジタル彩色の技術を習得するまでギリギリ食い繋ぐなどといった状況が見られた。さらに時代が下り、現在[いつ?]ではアダルトアニメも含めてアニメ作品のほぼ全てがデジタル彩色となり、セル及び専用塗料の需要も最盛期の数十分の一まで落ち込み、売上、生産量共に大幅に減少しており[6]、個人向けの画材として一部の大手画材店などでは販売が継続されているものの、業務用としてまとまった量の入手が困難になってきたことから、教育機関・養成機関などでのセル画技術の養成はもはや行われていない。

いずれにしても、セル画は材料がやがて入手不可能になるものと考えられ、最後まで唯一残っていた「サザエさん」も日本国内のみではセル画製作が人手不足で間に合わないため、全体の20~30%は中国への外注に依存している状況であった[6]

そしてテレビアニメ業界において、最後までセル画で製作されていた「サザエさん」のアニメの製作過程が完全にデジタル環境に移行し、2013年10月6日放送分よりデジタル式アニメになることに伴い、2013年9月29日放送分をもって今までのセル画とフィルム撮影での本放送が完全終了することになった。これをもって、テレビアニメ『鉄腕アトム』以来、50年間続いたセル画式アニメは現行のテレビアニメから全て姿を消すこととなった[7]

脚注[編集]

参考資料[編集]

  • 山口且訓、渡辺泰『日本アニメーション映画史』(1977年、有文社)
  • 御園まこと監修『図説テレビアニメ全書』(1999年、原書房) - エイケンの鷺巣政安へのインタビュー記事。
  • 岡田斗司夫山本弘、小牧雅伸『空前絶後のオタク座談会1 ヨイコ』(2001年音楽専科社) - アニメブームの渦中のセル泥棒の話。
  • 有馬哲夫『ディズニーとライバルたち―アメリカのカートゥン・メディア史』(2004年、フィルムアート社)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]