商業誌

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商業誌(しょうぎょうし)とは、商業出版社が営利を主な目的として発行する雑誌のことである[1]商業雑誌(しょうぎょうざっし)[1][2]商業出版誌(しょうぎょうしゅっぱんし)[3]ともいう。

出版者・出版形態による雑誌の分類の一つで、会員制あるいは実費で頒布される学会誌・協会誌、政府刊行物、大学や研究所などの紀要、無償配布される社内報PR誌同人誌などとは区別される[3][1]。一般に書店などを通じて販売される[2]

商業誌と同人誌[編集]

同人用語においては、「商業誌」は「書店を通じた一般販売を目的として出版される雑誌」や「出版社から刊行される雑誌」といった意味合いで用いられることが多い。しかし、同人誌の定義(範囲)自体に、曖昧さや時期(年代)による変遷があることから、「同人誌が持つ特徴のうちのどの部分と対比しているか」、「いつ書かれた文章に使われているのか」といった条件により、「商業誌」という語が示す範囲には幅が生じることになる。

例えば、同人誌の発行で利益を上げる者がほとんどいなかった1980年代初め頃には「商業誌」という語は「販売による利益を目的として出版される雑誌」といった意味で使われる場合もあった。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 図書館情報学ハンドブック編集委員会編 『図書館情報学ハンドブック』 (2版) 丸善、1999年3月20日、214頁。ISBN 4-621-04559-8 
  2. ^ a b 日本図書館協会図書館ハンドブック編集委員会編 『図書館ハンドブック』 (第6版補訂版) 日本図書館協会、2010年2月15日、235頁。ISBN 978-4-8204-0918-2 
  3. ^ a b 図書館問題研究会図書館用語委員会編 『図書館用語辞典』 角川書店、1982年10月30日、251頁。