ミニパト
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2020年1月) |
| ミニパト | |
|---|---|
| 監督 | 神山健治 |
| 脚本 | 押井守 |
| 原作 | ヘッドギア |
| 出演者 |
大林隆之介 千葉繁 榊原良子 |
| 音楽 | 川井憲次 |
| 主題歌 | 「果たし合いカナ?」(歌:兵藤まこ) |
| 制作会社 | Production I.G |
| 製作会社 |
バンダイビジュアル 東北新社 Production I.G |
『ミニパト』は『機動警察パトレイバー』の世界・人物設定をもとにした短編アニメシリーズ。
概要
[編集]本作品は、フルCGのデジタルアニメとして製作された。最先端の技術を駆使して製作されているものの、全体的に強くデフォルメがかかった人形劇のような、ペープサート調のパタパタアニメになっている。本作品は短編3本から成っており、そのうちの1本が『WXIII 機動警察パトレイバー』の前に上映された。
登場人物については機動警察パトレイバーの登場人物を参照。
スタッフ
[編集]主題歌
[編集]各話リスト
[編集]| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 |
|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 吼えろ リボルバーカノン![1] | 押井守 | 神山健治 | |
| 特車2課第二小隊隊長・後藤喜一による、侵徹弾道学の視点から見るイングラムの主力武器・37mmリボルバーカノンの解説。兵器としてのパトレイバーを振り返る。 | ||||
| 第2話 | あヽ 栄光の98式AV![1] | 押井守 | 西尾鉄也 | 神山健治 |
| 特車2課整備班整備員・シバシゲオによる、過去のロボットアニメの歴史から遡って見る第二小隊の主力装備98式AVイングラムの解説。ロボットとしてのパトレイバーを振り返る。 | ||||
| 第3話 | 特車二課の秘密![1] | 押井守 | 神山健治 | |
| 特車2課第一小隊隊長・南雲しのぶによる、警察機構の立場から見た特車2課の生い立ちと立場、維持運営に関わる内部事情から、過去これまでに特車2課(主に第二小隊と整備班)が働いてきた数々の悪事をレポート形式で解説(過去の劇場版の場面がデフォルメ画で次々と回想される)。アニメとしてのパトレイバーを振り返る。 | ||||
制作
[編集]当初は『人狼 JIN-ROH』のDVD特典として、西尾鉄也がプロダクションI.G公式サイトで連載していた筆ペンイラストコラム「ジバクちゃん」をアニメ化する企画だったが、次第に『機動警察パトレイバー』のデフォルメ作品へと変化し、最終的には劇場公開作品にまで発展した。企画は押井守主導ではなく、「単なるパロディではなく本物にしたい」というスタッフ側の意向から押井に参加が依頼され、監督には西尾の推薦で神山健治が起用された[2]。
プロダクションI.Gには『パトレイバー』関連資料がほとんど残っていなかったため、熱烈なファンだった西尾や神山らが自前で当時のムック本を持参し、それらを設定資料として活用していた。
押井は『アヴァロン』制作を通じて「実写と言えども、背景すら舞台の書き割りに過ぎず、その書き割りを2~4枚重ねて全く違う風景を作るのが映画制作なんだ」という考えに至り、本作ではアニメキャラクターの“平面性”をあえて強調する演出をテーマに据えた。『新世紀エヴァンゲリオン』のセル画表現を参考にしつつ、さらに娯楽性を高める方向性が取られ[3]。、押井は「3DCGでアナログなパタパタアニメをやれ」と指示した。神山と西尾は試行錯誤の末、割り箸に貼ったキャラクターを実際に動かして撮影し、その映像をベースにCG素材を制作するという独特の手法を完成させた[2]。。
本編の作画は3DCG部分を除いてほぼ全て西尾鉄也一人によって描かれ、筆ペンによる独特のタッチがそのまま作品に反映された。押井も「西尾鉄也という才能なしでは完成しなかった」と高く評価している。また、西尾はプリプロ段階のアナログ人形劇テスト撮影で声優まで担当しており、後藤隊長役も演じていた。後年のPSPゲーム版制作では1000枚以上の絵を描くことになり、「写経しているような気分だった」と語っている。
劇伴は従来のシリーズ同様に川井憲次が担当し、過去の劇場版音楽をセルフパロディ化した楽曲が多く盛り込まれた。特に「涙の高速艇、出漁す」は、シリアスな劇伴から突然演歌調へ転調する大胆な構成が採用されており、これは川井自身の発案で、押井守も大いに気に入り即採用された。
機動警察パトレイバーかむばっく ミニパト
[編集]| ジャンル | アドベンチャー |
|---|---|
| 対応機種 | PSP |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 | 2005年11月2日 |
特車二課の活躍を描いたゲーム作品。
概要(ゲーム)
[編集]本作品は『ミニパト』本編に繋がらない、完全に独立した内容となっている。ストーリーパートの特車二課による事件鎮圧とフリーパートのダンジョン探索に分れた構成となっている。
あらすじ
[編集]ある日、桟橋で釣りを楽しんでいた後藤のもとに街中でレイバーが暴れていると連絡が入る。予算の都合で第一小隊が出せないと言葉を受けると後藤は二つ返事で出動要請に応じるのであった。
システム
[編集]ストーリーを進めるためのレイバー鎮圧パートと、徳川埋蔵金が隠されているという特車二課棟裏の地下にあるダンジョンに潜り埋蔵金とアイテムを手に入れる二つのパートがある。レイバー鎮圧は東京の各所でなぜか同時多発している事件を一つ一つ鎮圧してゆくというものだが、銃で建造物に穴を開けたり、被弾すると多額の請求が回ってくる。請求で所持金がマイナスになると破産してゲームオーバー。そのため、マリオ風の面クリア型アクションゲームに切り替わるダンジョンに潜り埋蔵金を入手し、資金源を調達することがほぼ必須となる。このパートは自由パートなため、その話で何度でも潜ることが可能。途中で怪物などに倒されて全滅しても途中で入手した埋蔵金やパーツが無くなるだけでデメリットはない。ステージ間の移動は扉によって行われるが、最後のステージに扉はなくステージ1まで戻って来なければいけない。逆に、ある程度アイテムを入手して地上に戻るということもできる。マリオなどとの違いは特殊能力を持った特車二課の面子を最大3人まで連れていけることと、連続した壁蹴りができるということ。怪物に対する攻撃は基本的にハリセンだが、大田のみ中距離射程のライアットガンを使用できる。また、パートを進めるために泉野明を操作して特車二課を自由に散策できる。声は後藤喜一のみフルボイス。各キャラクターのセリフを代弁するが「おれが言ってるんじゃないよ」と注釈が入る。声が後藤のみ収録されているのはゲーム内で「大人の事情」と後藤が語っている。
その他
[編集]破産すると画面いっぱいに破産の文字で埋め尽くされるがこれはGB版の『機動警察パトレイバー 狙われた街 1990』であったBABELで埋め尽くされる謎の画面のオマージュのようなもの。
出典
[編集]外部リンク
[編集]- バンダイビジュアル ミニパト - ウェイバックマシン(2002年9月3日アーカイブ分)
- Production I.G ミニパト
- バンダイ 機動警察パトレイバーかむばっく ミニパト - ウェイバックマシン(2005年9月30日アーカイブ分)