銀河英雄伝説

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銀河英雄伝説』(ぎんがえいゆうでんせつ)は、田中芳樹によるSFライトノベル[1]。また、これを原作とするアニメ漫画コンピュータゲーム等の関連作品。略称は『銀英伝』(ぎんえいでん)。原作はコミックスを含めて総計1500万部突破[2]を記録したロングセラー作品である。1980年代から2009年6月現在までに複数の版で刊行され、その記録を伸ばし続けている。

作品解説[編集]

銀河系を舞台に、数多くの英雄たちによる攻防と権謀術数を、ふたりの主人公ラインハルト・フォン・ローエングラムヤン・ウェンリーを軸に描くスペースオペラ。道具立てはSF的だが「後世の歴史家による記述」という体裁を取っており、文体はむしろ歴史小説に近く、アニメ版においても歴史教科書に載っている写真のような描写が幾つも見受けられる。

本作の原形となったのは、1970年代の末に当時は李家豊〔りのいえ ゆたか〕名義であった田中芳樹が幻影城から新書ノベルスとして出版する予定で書き進めていた『銀河のチェス・ゲーム』である[3]。この作品は幻影城の倒産によって未完のまま中断したが、のちに徳間書店の編集者がその原稿を読み、本編より数世紀前のエピソードを描いた序章の部分を膨らませて描くよう勧めた。

1982年11月、徳間書店のトクマ・ノベルズより『銀河英雄伝説』が刊行された。これは本編第1巻「黎明篇」に当たるが、本作に先立ち同社から刊行された著作『白夜の弔鐘』の売り上げ不振もあり、その時点では2巻以降を出すかどうかは未定(売れ行き次第)だったため、初版には巻数及びサブタイトルが入っていない。結果的には第1巻が増刷されるに至り、第2巻も刊行されることとなり、以後は第1巻も含めてローマ数字で巻数表記が付くようになった、当初はさほどの売れ行きではなかったものの、3巻を皮切りに人気に火がつき、1987年までに本編全10巻が書き下ろし刊行された。1988年、読者の支持を得て、その年の星雲賞を受賞した。

SF(サイエンス・フィクション)に分類される作品だが、典型的なSF作品では最大限作品世界に盛り込まれる科学技術的な描写は重んじず、対立する陣営のイデオロギー、人物像、権謀術数、歴史、人物模様などの群像劇の流れを正面に出し、「後世の歴史家」の観点から叙述することで、さながら架空の歴史小説であるかのような体裁をとっている。本作の刊行当初はSFブームであり、SFの体裁さえ整えておけば事実上どんな作品でも売れ、本作のように前例のない企画でも通った。本作のSF的要素はもともと数少なく、そして巻を追うごとに減少していく。

作者はのちに架空の歴史小説『アルスラーン戦記』を発表することになるが、この『銀河英雄伝説』においても、作者の歴史・文学の知識は色濃く反映されており、中国史をはじめとする歴史上のエピソードがしばしば顔をのぞかせている。作者が本作品シリーズにて首尾一貫「超能力」や「未知のエネルギー」「戦闘用ロボット」「アンドロイド」と言った世のありようを変えるSF的な要素や、銀河系全体を舞台にしながら「異星人種族」といった要素を採用せず、むしろ禁忌とし続けたのも、いずれも史実、あるいはそれを基にした過去の文学作品を念頭に、人間同士の営みから生み出される歴史ドラマとしての構成を意図したためである。作中に登場するSFの小道具は「超光速通信」「ワープ航法」「宇宙艦艇」「ビーム兵器」などにとどまり、その運用法も地上の戦線や陣形などの概念の延長上にある。ワープ航法を戦法として用いる[4]事は無く、専ら目的地や戦場への移動手段としてのみ用いている。

本編以外に外伝があり、1984年から1989年にかけ、徳間書店『SFアドベンチャー』に連載または同誌増刊号に一括掲載された長篇が4本(いずれも新書ノベルス1冊分)、同誌読み切りの短篇4本に、漫画の原作になった短篇『黄金の翼』がある。短篇の方は長らく単行本未収録であったが、徳間デュアル文庫版で1冊にまとめられた。外伝は全6冊の執筆が予告され5冊が刊行されているが、最後の1冊分は未だ書かれていない。

本作はラインハルトの死をもって完結しており、最終巻あとがきで著者は後日談も含めた続編を書かないことを宣言している。実際、前述の外伝は全て、本編以前あるいは本編では描かれなかった隙間を埋めるエピソードとなっている。

本作はベストセラーかつロングセラーとなり、刊行以来重版増刷が繰り返されてきたトクマ・ノベルズ版の第1巻は初刊からほぼ20年目にして100刷の大台を超えている。新書ノベルス版以外にも箱入りハードカバーの愛蔵版、徳間文庫版、2000年から2003年にかけて“ファイナルバージョン”と銘打って刊行された本編全20巻、外伝全9巻、これにハンドブックを加えた全30巻の徳間デュアル文庫版(巻数が増しているのは、ジュブナイル向けに従来の1巻分を2分冊にしているため)など、バリエーション豊富な装丁による書籍が刊行され、いずれもコンスタントに売れ続けている。各版の主な違いについては刊行リストの項を参照のこと。

版元を徳間書店から東京創元社に変えて新装版が2007年2月から2009年6月にかけ〈創元SF文庫〉全10巻外伝全5巻として刊行された。 2013年6月には株式会社アールアールジェイにより〈創元SF文庫〉のオーディオブック版もスマートフォンアプリとして発売されている。 アニメを筆頭に関連作品も数多く制作されており、数多い和製スペースオペラ作品の中でも、最も商業的に成功した作品の1つと言える。

あらすじ[編集]

西暦2801年を宇宙暦1年とした遥かな未来。その勢力圏を銀河系にまで拡大させた人類は人類統一政府である銀河連邦を成立させるが、やがて進取の精神を失い、その政治体制は長い年月を経て腐敗していった。社会の閉塞感を打破する強力な指導者が求められる中、各地に出没して人々を悩ませ続けた宇宙海賊を壊滅させた連邦軍の英雄ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムは、やがて政界に転ずると民衆の圧倒的支持を得て強大な政治的権力を掌握し、首相と国家元首を兼任して終身執政官を自称、独裁政権を確立した。宇宙暦310年に至って、「神聖にして不可侵たる」銀河帝国皇帝に即位して銀河帝国を建国、新たに帝国暦1年とした。みずから信奉する正義を疑わぬルドルフは、共和主義者を中心とした反対派を弾圧・粛清し、議会を解散して専制政治へと移行させた。共和主義者を排斥し弱者を社会から排除するその支配は苛烈を極める一方、自身を支持する「優秀な臣民」に対しては特権を与え、帝国を支える強固な貴族階級を形成した。ルドルフの死後も、至高の権力をえるのはその子孫にかぎられ、世襲だけが権力の移動のあるべき姿になったかにみえた。

共和主義者たちはルドルフの死後も帝国の圧政に耐え忍ぶ日々が続いたが、帝国暦164年、アーレ・ハイネセンを中心として、辺境の流刑地で密かに天然ドライアイスを材料とした宇宙船を建造して帝国からの逃亡に成功した。彼らは銀河系の深奥部に歩を踏み入れ、半世紀に及ぶ道程の中で指導者ハイネセンを事故で失うなど苦難の末、帝国暦218年、ついに安定した恒星群を見いだし、そこに自由惑星同盟を建国した。民主共和政治を礎とする銀河連邦の正当な後継者との誇りから、宇宙暦を復活させ、勤勉さと情熱によって国家体制をととのえ、多産を奨励し、急速に勢力を拡大させた。

一方の帝国ではルドルフの死後3世紀を経て、さしも強固だった体制の箍も緩み、貴族たちは権力闘争に明け暮れ、規律や統制は形骸化した。恒星フェザーン星系においては、地球出身の大商人レオポルド・ラープの異常なまでの説得、そして賄賂を伴う工作により、皇帝の主権の下にありながらも内政に関してほぼ完全な自治権を有した商業国家のフェザーン自治領が形成された。帝国暦331年に発生したダゴン星域会戦で、かつて辺境の惑星から失踪した共和主義者が暗礁宙域の彼方に築き上げた自由惑星同盟の存在が知れると、帝国はこれを帝国領辺境の「叛徒ども」と称し征服すべき対象と見なした。一方で、権力闘争に敗れた貴族や犯罪者は同盟を亡命先に選び、同盟側も「来る者は拒まず」の精神で受け入れたが、次第に変質していくこととなり、建国当初の理念は薄れていった。

こうして人類は、専制政治を敷く銀河帝国と、民主共和制を唱える自由惑星同盟、および商業を中心としたフェザーン自治領の3つの勢力に分かれ、フェザーンがその経済力と政治工作により勢力を拡張する中、帝国-同盟間では慢性的な戦争状態が150年にわたって続いていた。この長く不毛な戦いが永遠に続くかに思われていた宇宙暦700年代末、2人の英雄が出現し、人類の歴史は大きく展開し始める。

宇宙暦776年/帝国暦467年、銀河帝国において、貴族とは名ばかりの貧家に生まれたラインハルト・フォン・ミューゼルは、敬愛する姉のアンネローゼが皇帝の後宮に納められたことで、ゴールデンバウム王朝への憎悪を抱き、彼女を取戻すだけの力を得るために親友のジークフリード・キルヒアイスとともに帝国軍幼年学校に入学して軍人となる。やがて、腐敗したゴールデンバウム王朝を打倒し「宇宙を手に入れる」という野望を抱いたラインハルトは、その天才的な軍事的才能とキルヒアイスの補佐によって武勲を重ね、驚異的なスピードで昇進していく。ローエングラム伯爵家の家名を継ぎ、ラインハルト・フォン・ローエングラムとなった彼は、ついに20歳にして帝国元帥に就く。後に「常勝の英雄」「獅子帝」と呼ばれた彼のもとには、現体制に不満を抱く若き才能が集まり、腐敗した体制のもと既得権益をむさぼる貴族からの反発の中にあって確固たる勢力を確立する。

一方、自由惑星同盟では、本来は歴史研究家志望であったものの、両親の死により歴史を無料で学ぶ方便として士官学校に入学し、不本意ながらも軍人になったヤン・ウェンリー(宇宙暦767年生まれ)が、本人の意思とは裏腹に歴史の表舞台に担ぎ上げられようとしていた。ヤンは暴力機関としての軍隊を嫌い、退役生活を夢見ながらも、その軍事的才能によって望まぬ武勲を重ね、やがて提督に抜擢された。後に「不敗の名将」「魔術師ヤン」「奇跡のヤン」と評されたヤンは、母国の政治体制の腐敗を嘆き、戦争への懐疑を抱きながらも数々の戦いに身を投じることになる。

ラインハルトとヤンは、アスターテ会戦(アニメ版では第4次ティアマト会戦)において初めて対峙し、お互いの軍事的才能を認め合うこととなる。

その後、ヤンは、難攻不落と言われた帝国軍の要衝・イゼルローン要塞を、味方の血を一滴も流すこと無く攻略した。同盟軍はさらなる勝利を求めて帝国領内への侵攻を試みるが、ラインハルトの前に壊滅的大打撃を受けて敗退した。

ラインハルトはこの大勝利によって立場を強化し、さらに皇帝崩御に伴う後継者争いに端を発した内戦によって、帝国内の門閥貴族勢力を駆逐して帝国の実権を掌握する。だがその過程で、自分の半身も同様の存在であるキルヒアイスを自らの過失によって失い、次いで姉・アンネローゼにも決別を告げられる。ラインハルトにとって余りにも大きなこれらの代償は、以降の彼の覇業に大きな影を落とすことになる。

一方、帝国領侵攻作戦で大敗を喫した自由惑星同盟は、さらにクーデターによる内乱で著しく国力を疲弊させ、国防は難攻不落のイゼルローン要塞と、その総責任者となったヤンの知略に頼る他になくなっていった。ヤンはラインハルトの戦略をたびたび看破しながらも、自らは文民統制を固持し続け、状況は自由惑星同盟にとって憂慮する方向へと進んでいく。

そして宇宙暦798年/帝国暦490年、ラインハルトは自由惑星同盟への大規模な侵攻作戦、「神々の黄昏(ラグナロック)」を発動する。様々なしがらみを抱えながらも、それを迎え撃とうとするヤン。

ここに「常勝」と「不敗」の対決が始まり、さらに多くの会戦、陰謀、事件が複雑に絡み合って、銀河の歴史はさらに加速していく。

登場人物[編集]

物語の世界[編集]

世界観
物語の舞台となる未来の宇宙、人類はワープ航法を実現させて太陽系外に進出し、銀河系の3分の1にまでその居住圏を広げている。
地理
銀河帝国と自由惑星同盟の間には、航行不能な宙域が広がり、ワープ航法でも飛び越えることのできない障壁となっている。両国の間はイゼルローン回廊ならびにフェザーン回廊と呼ばれる二つの狭隘な航行可能宙域を介してのみ往来できる。イゼルローン回廊には要塞が置かれ民間船の往来を扼する一方、フェザーン回廊にはフェザーン自治領が存在し、両国間の交易の要衝として富を蓄積するとともに、その富を背景に帝国・同盟に対して政治力・経済力を及ぼして軍事行動を抑制している。このため、帝国軍と同盟軍の衝突は専らイゼルローン回廊で発生するのに対してフェザーン側には軍事行動が及ばず「フェザーン回廊は平和の海」であるとして、人々に固定観念を抱かせている。
地球
地球は帝国領内にあり「人類発祥の地」と認識されているが、人類社会の中では政治的な地位も経済的力も喪失した辺境の忘れ去られた一惑星に零落し、歴史的・考古学的な存在として、また、西暦の時代に宇宙に拡大しつつあった人類社会を資本と軍事力で統制・抑圧した強欲な歴史の記憶から負のイメージを伴って描かれている。一方では人類社会に浸透しつつある地球教の総本山であり、宗教を媒介にして人類社会の裏側から隠然たる影響力を及ぼすカルト的活動の中枢となっている。
人口
人口は、かつての銀河連邦の最盛期に3,000億人を数えるほどだったが、銀河帝国の圧政とその後の慢性的な戦乱の中で、帝国250億人・同盟130億人にまで減少している。両国の社会が長期にわたる戦争により疲弊する一方で、フェザーンは一惑星でありながら20億人を擁し、帝国・同盟との交易により経済も潤っている。
医療技術
医療技術は飛躍的に進歩し、などはすでに不治の病ではなくなった[5]。しかし、人工器官(人工臓器義肢)やタンクベッド睡眠などの技術は戦争継続のために利用されており、多少の負傷では容易に死ぬ事はない。ただし宇宙空間の戦闘では即死するケースがほとんどであるため、戦傷者より戦死者のほうが圧倒的に多い。
生活
人々の生活環境は居住する星系により様々で、フェザーンやハイネセンなど多数の住民を抱える惑星では、超高層建築なども発達し非常に未来的な生活環境を享受できる。都市部では立体TVなどが普及し、低重力下で行われるフライングボールというスポーツが帝国・同盟問わず人気の娯楽となっている。一方、辺境部などでは人口も少なく、帝国では領主である貴族の下で中世的な生活を強いられている人々も多いが、民主主義の概念が途絶えて何世代も経ており、領主に酷使される農奴として生きることに格別疑問を抱いていない者も多いようである。
宗教
かつて地球上を覆った破滅的な戦争において、救世主たる神がついに現れず、宗教の概念が著しく衰退した時期があり、キリスト教が滅んだことが間接的に記述されている。そのため道徳的な規範が脆く社会の退廃が進みやすい側面を持つ。なお、宗教自体は衰退しているが、それに由来する故事来歴やジンクスなどは幾分残っており、例えば13を忌み数とする概念がある。
本編開始後の時系列においては、銀河帝国で北欧神話の復権が進み、帝国では軍人がしばしばオーディンヴァルハラの語を口にしている。また、人類の発祥の地である地球を信仰の対象とした「地球教」が、社会に密やかながらも急速に浸透しているが、その本質と実態が、物語の展開にも大きく関わってくる。
言語
使用される言語については、帝国側ではドイツ語を基本とした言語が想定されており[6]、人名や都市名などの固有名詞はドイツ語風に統一されている。一方の同盟側は英語を基本とした言語が想定されており、人名は姓を先におくE式や後におくW式の両方が使われ、東洋風から西洋風まで様々な文化を引き継いだ名前が入りまじるなど、さながら多民族国家アメリカのごとく雑多なものとなっている。また、兵器の名称などには、帝国軍は専ら北欧神話から引用しているが、同盟軍はオリエントラテンアメリカ中国中央アジアなど世界各地の神話からの引用が数多くみられる。
作中では、西暦の延長にあたる「宇宙暦・帝国暦・新帝国暦」という暦が使用されている。宇宙暦は銀河連邦が成立した時、帝国暦は銀河帝国が成立した時、新帝国暦はローエングラム王朝が成立した時、をそれぞれの元年としている。宇宙暦は帝国暦制定時に廃止されたが、自由惑星同盟成立時に復活している。
簡易な換算式を示すと、西暦3599年=宇宙暦799年=帝国暦490年=新帝国暦1年、となる。
1日を24時間とし、1年を365日、閏年は366日とする暦法を標準時として、地球を離れた今でも全人類社会で共通して使用されている。自転時間が極端にずれている惑星においては、1日に太陽が複数回昇ったり、逆に数日にわたって昼や夜が続くという事になる。中途半端に24時間に近い自転周期の惑星では、その惑星の自転時間にあわせた地方時を使う派と、不便をしのんであくまで標準時にあわせる派にわかれている。なお、作中において舞台となった惑星においては、帝国・同盟を問わずして季節も全て同一となっているが、これは実際にあり得ない事を承知の上での、演出上のフィクションである。
作品構成上の矛盾点
作品中に登場する人物や艦船類は、作者も把握しきれないほどの膨大な数に及び、それらが複雑に絡み合う展開が特徴である。しかしそのため、作品中には誤記も含め、多くの矛盾点が読者を中心に指摘されてもいる。中には作者も認める矛盾点、設定上の都合による意図的なものもあり、その後の各文庫版やアニメなどのメディア展開の中で修正されている箇所もある。

戦争小説としての側面とその設定[編集]

上記概要にもあるように、この作品は未来の宇宙を舞台にした架空歴史小説という体裁をとっている。様々な登場人物が織り成す、政治や思想を絡めた人間ドラマが主体であるが、一方で異なる勢力による宇宙(銀河系の一部)を舞台にした戦争小説としての側面も持つ。作品中では、銀河帝国と自由惑星同盟(あるいは共和主義勢力)の2大勢力による数々の戦闘が描かれており、主人公的存在であるラインハルトとヤンも(本人たちの望むと望まざるなどは別としても)職業軍人として栄達を果して行く人物である。

作品中における戦争描写は基本的に、宇宙空間での数千~数万隻の艦艇(戦闘用の武装宇宙船)同士による、ビームやミサイル兵器等を使用した艦隊決戦が中心である。一度の会戦には概ね数百万人単位の将兵が動員され、司令官である提督は主に前線の旗艦級戦艦から指揮する。個人・個艦を主体とする現代的な散兵戦法ではなく、近代以前の陣形を重視した集団戦法が用いられており、敵軍の陣形を崩す、もしくは統率を失わせることで実質的な戦力を損なわせる。局地的には小型戦闘艇(帝国軍側はワルキューレ、同盟側はスパルタニアン)による近接戦闘(作中では「空戦」と称される)や、地上・屋内での人間同士による白兵戦も繰り広げられる。これはミラーコーティングを施された装甲服は光学兵器を無効化し、さらに可燃性ガスのゼッフル粒子というアイテムによって火器を用いた戦闘ができない状況を作り、戦斧やナイフ、ボウガンなどの原始的な武器による戦闘がしばしば行われる[7]。かつて人類を滅亡の淵に追い込んだ地球時代の戦争の教訓から、有人惑星上での熱核兵器の使用はタブーとされている[8]。原作では総じて宇宙空間という設定であるにもかかわらず、戦場は平面的に捉えられており、立体的な戦術・陣形は本編ではイゼルローン回廊を舞台とした戦い以外はほとんど登場せず、外伝などで追加されているにとどまる。アニメ版では艦隊布陣や艦隊決戦等で、立体的な布陣・戦闘描写で描かれている(紡錘陣形は文字通り、旗艦を中心とした紡錘状の布陣を行っている)。

ワープ核融合などのテクノロジーの成立が設定上の大前提となっているが、例えば「ガンダムシリーズ」のモビルスーツのような高機能な人型機動兵器などは登場しない。作中では等身大を越えるパワードスーツが実用化されたものの、その後廃れたことが記述されている。また、人工知能を備えたアンドロイド、異星人や超能力、神秘主義的な作用を伴う力も一切介在しない。あくまで宇宙に進出した人間同士の古風で伝統的な戦闘様式による戦いを描いている。

戦役
艦隊
作品で『一個艦隊』と呼ばれる存在は、通常は約1万5000隻程度の宇宙艦艇で編成されている[9]。これが戦力の基本単位となり、原則として中将以上の階級の者が艦隊司令官の任に就く[10]
一個艦隊は司令官の直属部隊と幾つかの分艦隊で構成されている。分艦隊は原則として約2000から2500隻程度の規模を有し、准将以上が指揮を執る[11]。分艦隊が数百隻程度の戦闘グループに分けられて、准将が指揮を執る場合もある[12]
艦船
要塞
艦隊決戦が描かれるこの作品では、その軍事拠点となる宇宙要塞が登場する。特にイゼルローン要塞は、地理的に両国家の戦略全般に影響を及ぼす重要拠点であり、ヤン一党の根拠地ともなる事から、作品における主要な舞台の一つである。詳しくは銀河英雄伝説の舞台#要塞を参照。
星系、星域
この作品では、各恒星系、宙域を表す言葉として星系、星域という言葉で表現される。一部例外として回廊という呼び名を使っているものもある。主な星系、星域は、ティアマト星域、アスターテ星域、アムリッツァ星域など。詳しくは銀河英雄伝説の舞台#星域・天体を参照。

初出[編集]

本編(本伝)[編集]

全てトクマ・ノベルズによる書き下ろし刊行(1982年-1987年)。刊行リストの項を参照。

外伝[編集]

短篇[編集]

ダゴン星域会戦記
SFアドベンチャー』1984年9月号。1984年9月1日発行。銀河英雄伝説外伝としては初めて発表された作品。
白銀の谷
『SFアドベンチャー』1985年6月号。1985年6月1日発行。
汚名
『SFアドベンチャー』1985年7月号。1985年7月1日発行。
朝の夢、夜の歌
『SFアドベンチャー』1986年7月号。1986年7月1日発行。

以上4篇の挿絵は横山宏。その後、らいとすたっふ 編『「銀河英雄伝説」読本』(徳間書店、1997年3月31日、ISBN 4-19-860661-7)に初収録。

黄金の翼
1986年、道原かつみの漫画用に原作として書き下ろされたもので、この漫画はアニメージュコミックスから発刊された(発行日:1986年8月10日)。執筆当時は小説単体での発表予定がなかったため、1992年に本編シリーズの愛蔵版の購入者特典として配布されたのが初出と言える。単行本では短篇集『夜への旅立ち』(トクマ・ノベルズ、1995年1月31日、ISBN 4-19-850184-X)に初収録された。

長篇[編集]

星を砕く者
『SFアドベンチャー』1985年11月号、12月号、1986年1月号に各3章ずつ掲載された。挿絵は横山宏。
ユリアン・ミンツのイゼルローン日記
『SFアドベンチャー』1987年1月号、2月号、3月号に各3章ずつ掲載された。挿絵は道原かつみと笠原彰。トクマ・ノベルズ収録時に『ユリアンのイゼルローン日記』に改題されている。
千億の星、千億の光
『SFアドベンチャー』1987年12月増刊号・銀河英雄伝説特集号に一括掲載された。挿絵は落合茜是枝みゆき
螺旋迷宮(スパイラル・ラビリンス)
『SFアドベンチャー』1989年4月号、5月号、6月号、7月号に各3章ずつ掲載された。挿絵は薙あかね。長篇としては最後の銀河英雄伝説外伝であることが、当時の『SFアドベンチャー』のフーズフー欄でも明記されている。

刊行リスト[編集]

2009年6月時点までに、既に絶版したものを含め、トクマ・ノベルズ版、愛蔵版、徳間文庫版、徳間デュアル文庫版、創元SF文庫版、以上5つの版が刊行されている。以下では、各版の刊行リストを掲載するとともに、各版の主な違いを述べる。

2012年には「らいとすたっふ文庫」から初の電子書籍版が随時刊行予定(詳細は後述)。

トクマ・ノベルズ(1982年 - 1989年)[編集]

最初に書籍となった新書版。シリーズ本編は、書き下ろしで1982年から1987年にかけて刊行。外伝シリーズは、SFアドベンチャー誌に先行掲載された作品を収録する形で、1986年から1989年にかけて発刊された。5巻と10巻に作者あとがきが記載されている。

本編第1巻の初版は、巻数表記と副題が無く、2刷目以降でローマ数字による巻数表記と副題が付くようになり、6巻目刊行に前後して巻数表記が、アラビア数字に改められた。第2巻から第5巻も当初はローマ数字による巻数表記であったが、同様に改められた。

新本での入手はまず不可能だが、多数重版されているので(リサイクル古書店などで)入手しやすい。印刷技術の向上により、初期の版に比べ後期の版は、最初の数巻は活字版が改版され、より明瞭になり読みやすくなっている(装丁変更は無し)。

本編(本伝)
  1. 銀河英雄伝説(I 黎明篇、1 黎明篇)(1982年11月30日発行)ISBN 4-19-152624-3
  2. 銀河英雄伝説 II 野望篇(2 野望篇)(1983年9月30日発行)ISBN 4-19-152790-8
  3. 銀河英雄伝説 III 雌伏篇(3 雌伏篇)(1984年4月30日発行)ISBN 4-19-152894-7
  4. 銀河英雄伝説 IV 策謀篇(4 策謀篇)(1984年10月31日発行)ISBN 4-19-152978-1
  5. 銀河英雄伝説 V 風雲篇(5 風雲篇)(1985年4月30日発行)ISBN 4-19-153068-2
  6. 銀河英雄伝説 6 飛翔篇(1985年10月31日発行)ISBN 4-19-153151-4
  7. 銀河英雄伝説 7 怒濤篇(1986年5月31日発行)ISBN 4-19-153256-1
  8. 銀河英雄伝説 8 乱離篇(1987年1月31日発行)ISBN 4-19-153384-3
  9. 銀河英雄伝説 9 回天篇(1987年5月31日発行)ISBN 4-19-153445-9
  10. 銀河英雄伝説 10 落日篇(1987年11月15日発行)ISBN 4-19-153530-7
カバーイラスト:加藤直之(全巻)、本文挿絵:加藤直之(1 - 5巻)、鴨下幸久(6 - 10巻)
外伝
  1. 銀河英雄伝説 外伝1 星を砕く者(1986年4月30日発行)ISBN 4-19-153236-7
  2. 銀河英雄伝説 外伝2 ユリアンのイゼルローン日記(1987年3月31日発行)ISBN 4-19-153418-1
  3. 銀河英雄伝説 外伝3 千億の星、千億の光(1988年3月31日発行)ISBN 4-19-153634-6
  4. 銀河英雄伝説 外伝4 螺旋迷宮(スパイラル・ラビリンス)(1989年7月31日発行)ISBN 4-19-153995-7

カバーイラスト:道原かつみ(全巻)、笠原彰(2巻以外)、本文挿絵:道原かつみ(全巻)、笠原彰(全巻)

愛蔵版(1992年、1998年)[編集]

1992年に、トクマ・ノベルズの第1巻発行10周年を記念した企画の一環として、徳間書店から箱入りハードカバーの愛蔵版として本編シリーズが全5巻で刊行された。1998年には、ほぼ同装丁で外伝も刊行されている。こちらは徳間文庫版の刊行に合わせたものである。いずれも限定生産であり、現在は双方とも入手困難。

本編(本伝)
  • 愛蔵版 銀河英雄伝説 全5巻セット(1992年6月30日発行)ISBN 4-19-124890-1
  1. 愛蔵版 銀河英雄伝説 I(1992年6月30日発行)ISBN 4-19-124889-8
    • 黎明篇と野望篇を合冊
  2. 愛蔵版 銀河英雄伝説 II(1992年6月30日発行)ISBN 4-19-124892-8
    • 雌伏篇と策謀篇を合冊
  3. 愛蔵版 銀河英雄伝説 III(1992年6月30日発行)ISBN 4-19-124893-6
    • 風雲篇と飛翔篇を合冊
  4. 愛蔵版 銀河英雄伝説 IV(1992年6月30日発行)ISBN 4-19-124894-4
    • 怒濤篇と乱離篇を合冊
  5. 愛蔵版 銀河英雄伝説 V(1992年6月30日発行)ISBN 4-19-124895-2
    • 回天篇と落日篇を合冊
外伝
  • 愛蔵版 銀河英雄伝説外伝 全2巻セット(1998年3月31日発行)ISBN 4-19-860818-0
  1. 愛蔵版 銀河英雄伝説外伝I(1998年3月31日発行)ISBN 4-19-860816-4
    • 『星を砕く者』と『ユリアンのイゼルローン日記』を合冊
  2. 愛蔵版 銀河英雄伝説外伝II(1998年3月31日発行)ISBN 4-19-860817-2
    • 『千億の星、千億の光』と『螺旋迷宮』を合冊

徳間文庫(1988年、1996年 - 1998年)[編集]

1988年に、外伝第1巻である『星を砕く者』の文庫版が刊行された。これはアニメ版『わが征くは星の大海』の上映に併せた「タイアップ企画」としての出版だったので、この巻のみであった。

1996年から1998年にかけて、本編の文庫版が刊行された。これまでに出された版での誤字が修正され、後に出された版の底本となったが、未修正の誤字も依然多かった。口絵には各巻毎、作品に縁のあるもしくは思い入れのあるイラストレーター、漫画家らを起用し、巻末解説を竹河聖太田忠司連城三紀彦小野不由美梶尾真治といった作家たちが寄稿した。本文中に挿絵はない。

いずれも現在は絶版となっており、入手は困難。

本編(本伝)
  1. 銀河英雄伝説 1 黎明篇(1996年11月15日発行)ISBN 4-19-890592-4
  2. 銀河英雄伝説 2 野望篇(1997年1月15日発行)ISBN 4-19-890624-6
  3. 銀河英雄伝説 3 雌伏篇(1997年3月15日発行)ISBN 4-19-890652-1
  4. 銀河英雄伝説 4 策謀篇(1997年5月15日発行)ISBN 4-19-890689-0
  5. 銀河英雄伝説 5 風雲篇(1997年7月15日発行)ISBN 4-19-890717-X
  6. 銀河英雄伝説 6 飛翔篇(1997年9月15日発行)ISBN 4-19-890754-4
  7. 銀河英雄伝説 7 怒濤篇(1997年11月15日発行)ISBN 4-19-890787-0
  8. 銀河英雄伝説 8 乱離篇(1998年1月15日発行)ISBN 4-19-890819-2
  9. 銀河英雄伝説 9 回天篇(1998年3月15日発行)ISBN 4-19-890856-7
  10. 銀河英雄伝説 10 落日篇(1998年6月15日発行)ISBN 4-19-890889-3
外伝
銀河英雄伝説外伝 1 星を砕く者(1988年2月15日発行)ISBN 4-19-568452-8

徳間デュアル文庫(2000年 - 2002年)[編集]

徳間デュアル文庫の創刊に伴い、その目玉として“ファイナルバージョン”と銘打ち、各巻は2冊に分冊して再文庫化された。本文中の挿絵は廃し、ストイックな体裁をとっていた徳間文庫版と異なり、全巻に道原かつみの手になるイラストをふんだんに使ったほか、文字を大きくして難解な漢字を仮名に直すなど、より低い年齢層(ジュブナイル)向けになっている。シリーズ偶数巻の巻末には、著者インタビューが掲載されているほか、外伝第1巻『黄金の翼』に、短篇「黄金の翼」も含めた既発表の短篇集が、初めて一括収録された。

本編(本伝)
  1. 銀河英雄伝説 Vol.1 [黎明篇・上](2000年8月31日発行)ISBN 4-19-905003-5
  2. 銀河英雄伝説 Vol.2 [黎明篇・下](2000年8月31日発行)ISBN 4-19-905004-3
  3. 銀河英雄伝説 Vol.3 [野望篇・上](2000年9月21日発行)ISBN 4-19-905010-8
  4. 銀河英雄伝説 Vol.4 [野望篇・下](2000年9月21日発行)ISBN 4-19-905011-6
  5. 銀河英雄伝説 Vol.5 [雌伏篇・上](2000年10月31日発行)ISBN 4-19-905017-5
  6. 銀河英雄伝説 Vol.6 [雌伏篇・下](2000年11月30日発行)ISBN 4-19-905021-3
  7. 銀河英雄伝説 Vol.7 [策謀篇・上](2000年12月31日発行)ISBN 4-19-905029-9
  8. 銀河英雄伝説 Vol.8 [策謀篇・下](2001年1月31日発行)ISBN 4-19-905032-9
  9. 銀河英雄伝説 Vol.9 [風雲篇・上](2001年2月28日発行)ISBN 4-19-905040-X
  10. 銀河英雄伝説 Vol.10 [風雲篇・下](2001年3月31日発行)ISBN 4-19-905045-0
  11. 銀河英雄伝説 Vol.11 [飛翔篇・上](2001年4月30日発行)ISBN 4-19-905049-3
  12. 銀河英雄伝説 Vol.12 [飛翔篇・下](2001年5月31日発行)ISBN 4-19-905053-1
  13. 銀河英雄伝説 Vol.13 [怒濤篇・上](2001年6月30日発行)ISBN 4-19-905058-2
  14. 銀河英雄伝説 Vol.14 [怒濤篇・下](2001年7月31日発行)ISBN 4-19-905063-9
  15. 銀河英雄伝説 Vol.15 [乱離篇・上](2001年8月31日発行)ISBN 4-19-905070-1
  16. 銀河英雄伝説 Vol.16 [乱離篇・下](2001年9月30日発行)ISBN 4-19-905076-0
  17. 銀河英雄伝説 Vol.17 [回天篇・上](2001年10月31日発行)ISBN 4-19-905082-5
  18. 銀河英雄伝説 Vol.18 [回天篇・下](2001年11月30日発行)ISBN 4-19-905085-X
  19. 銀河英雄伝説 Vol.19 [落日篇・上](2001年12月31日発行)ISBN 4-19-905091-4
  20. 銀河英雄伝説 Vol.20 [落日篇・下](2002年1月31日発行)ISBN 4-19-905095-7
外伝
  1. 銀河英雄伝説外伝 Vol.1 [黄金の翼](2002年3月31日発行)ISBN 4-19-905101-5
  2. 銀河英雄伝説外伝 Vol.2 [星を砕く者・上](2002年4月30日発行)ISBN 4-19-905105-8
  3. 銀河英雄伝説外伝 Vol.3 [星を砕く者・下](2002年5月31日発行)ISBN 4-19-905108-2
  4. 銀河英雄伝説外伝 Vol.4 [ユリアンのイゼルローン日記・上](2002年6月30日発行)ISBN 4-19-905110-4
  5. 銀河英雄伝説外伝 Vol.5 [ユリアンのイゼルローン日記・下](2002年7月31日発行)ISBN 4-19-905113-9
  6. 銀河英雄伝説外伝 Vol.6 [千億の星、千億の光・上](2002年8月31日発行)ISBN 4-19-905115-5
  7. 銀河英雄伝説外伝 Vol.7 [千億の星、千億の光・下](2002年9月30日発行)ISBN 4-19-905123-6
  8. 銀河英雄伝説外伝 Vol.8 [螺旋迷宮・上](2002年10月31日発行)ISBN 4-19-905124-4
  9. 銀河英雄伝説外伝 Vol.9 [螺旋迷宮・下](2002年11月30日発行)ISBN 4-19-905128-7

創元SF文庫(2007年 - 2009年)[編集]

徳間デュアル文庫版の刊行に伴い、諸般の事情から徳間書店の従来の版は全て入手困難となっていた。

作者サイドと各方面が折衝に努めた結果、デュアル文庫版を“ファイナルバージョン”と銘打っている関係で更なるバージョン本を出しづらい徳間に代わり、SF関連ではハヤカワ文庫と並ぶ東京創元社の文庫レーベル“創元SF文庫”に円満移籍し、2007年より新版が刊行開始された。著者によると、「終の棲処」。ハヤカワや創元推理文庫と違い創元SF文庫は、これまで海外SF作品のみを刊行しており、本作第1巻と同時に出された堀晃『バビロニア・ウェーブ』が、同文庫から出された初めての日本SF作品となった。

カバーイラストは星野之宣による描き下ろしで、本文中に挿絵はない。各篇とも分冊せず1巻1篇での装丁になっている。

本編(本伝)
  1. 銀河英雄伝説 1 黎明篇(2007年2月23日発行)ISBN 978-4-488-72501-3
  2. 銀河英雄伝説 2 野望篇(2007年4月27日発行)ISBN 978-4-488-72502-0
  3. 銀河英雄伝説 3 雌伏篇(2007年6月29日発行)ISBN 978-4-488-72503-7
  4. 銀河英雄伝説 4 策謀篇(2007年8月24日発行)ISBN 978-4-488-72504-4
  5. 銀河英雄伝説 5 風雲篇(2007年10月31日発行)ISBN 978-4-488-72505-1
  6. 銀河英雄伝説 6 飛翔篇(2007年12月28日発行)ISBN 978-4-488-72506-8
  7. 銀河英雄伝説 7 怒涛篇(2008年2月29日発行)ISBN 978-4-488-72507-5
  8. 銀河英雄伝説 8 乱離篇(2008年4月25日発行)ISBN 978-4-488-72508-2
  9. 銀河英雄伝説 9 回天篇(2008年6月27日発行)ISBN 978-4-488-72509-9
  10. 銀河英雄伝説 10 落日篇(2008年8月29日発行)ISBN 978-4-488-72510-5
外伝
  1. 銀河英雄伝説外伝 1 星を砕く者(2008年10月31日発行) ISBN 978-4-488-72511-2
  2. 銀河英雄伝説外伝 2 ユリアンのイゼルローン日記(2008年12月26日発行) ISBN 978-4-488-72512-9
  3. 銀河英雄伝説外伝 3 千億の星、千億の光(2009年2月27日発行) ISBN 978-4-488-72513-6
  4. 銀河英雄伝説外伝 4 螺旋迷宮(2009年4月28日発行) ISBN 978-4-488-72514-3
  5. 銀河英雄伝説外伝 5 黄金の翼(2009年6月30日発行) ISBN 978-4-488-72515-0

らいとすたっふ文庫(2012年 - )[編集]

2010年代前後から始まった小説の電子書籍化の潮流を受け、銀英伝もオフィシャルな電子書籍版刊行の要望が高まり、これを受けて田中が創作物著作権を委託管理している会社・らいとすたっふが直接電子書籍事業「らいとすたっふ文庫」を立ち上げ、その第1弾として刊行される。

当初は、MCBookベースで、iPhone/iPad対応版(無料アプリ「銀河英雄伝説」のアプリ内課金として本編10部・外伝5部が分売)、および、Android対応版(1巻ごとに1アプリケーション形式)がリリースされた。後に、リーダーストアGALAPAGOS STOREでも配信が開始された。それぞれ、カバー絵や挿画は無い。

本編(本伝)
  1. 銀河英雄伝説 1 黎明篇(MCBook版: 2012年3月1日発行)
  2. 銀河英雄伝説 2 野望篇(MCBook版: 2012年4月2日発行)
  3. 銀河英雄伝説 3 雌伏篇
  4. 銀河英雄伝説 4 策謀篇
  5. 銀河英雄伝説 5 風雲篇
  6. 銀河英雄伝説 6 飛翔篇
  7. 銀河英雄伝説 7 怒涛篇
  8. 銀河英雄伝説 8 乱離篇
  9. 銀河英雄伝説 9 回天篇
  10. 銀河英雄伝説 10 落日篇
外伝
  1. 銀河英雄伝説外伝 1 星を砕く者
  2. 銀河英雄伝説外伝 2 ユリアンのイゼルローン日記
  3. 銀河英雄伝説外伝 3 千億の星、千億の光
  4. 銀河英雄伝説外伝 4 螺旋迷宮
  5. 銀河英雄伝説外伝 5 短編集

外国語版[編集]

日本語以外にも翻訳されて刊行されている。

  • 中国語版[銀河英雄伝説]全20冊(台湾尖端出版社,1991)
    • 中国語の翻訳。繁体字を採用している、右綴じ縦書き。台湾と香港で流通。愛稱「黑皮版」。
  • 中国語版[銀河英雄伝説]全20冊(台湾尖端出版社,1996)
    • 中国語の翻訳の改版。愛稱「銀皮版」。
  • 中国語版[銀河英雄伝説]全10冊(台湾尖端出版社,2000)
    • 中国語の翻訳の再改版。
  • 中国語版[銀河英雄伝説]全10冊(北京十月文芸出版社,2006)
    • 中国語の翻訳。簡化字を採用している。左綴じ横書き。イラストはデュアル文庫版の道原かつみのものを採用。
  • 韓国語版[銀河英雄伝説]全14冊(ソウル文化社,2001)
    • 本編10冊、外伝4冊。
  • 韓国語版[銀河英雄伝説]全15冊(D&C MEDIA,2011)
    • ハードカバー本。本編10冊、外伝5冊。

関連書籍[編集]

以下はすでに絶版になっている書籍も含む。フィルムコミックなど、アニメ版とより関係が深いものについては、ここでは除外する。()内は発行年月日と編著者などである。

登場人物辞典[編集]

  • 『エンサイクロペディア銀河英雄伝説』(1992年7月31日発行、編著:らいとすたっふ)ISBN 4-19-124916-9
    • 銀河英雄伝説の原作の登場人物を紹介した人物辞典。愛蔵版の刊行にあわせて刊行された。この版において掲載された、物語中の登場人物は計614名となっている。
  • 『新訂 エンサイクロペディア「銀河英雄伝説」』(1997年5月31日発行、編著:らいとすたっふ)ISBN 4-19-850377-X
    • 大幅に加筆修正した新版。徳間文庫版の刊行にあわせて刊行された。以前の版に「OVAオリジナルキャラクターの紹介」、「用語解説」が追加され、「銀河メカニック列伝」、「大年表」が削除されている。
  • 『銀河英雄伝説ハンドブック』(2003年1月31日発行、監修:田中芳樹、協力:らいとすたっふ)ISBN 4-19-905132-5
    • さらに大幅に加筆修正した新版。徳間デュアル文庫版の30巻目として掉尾を飾った。主に人名事典、大年表、用語辞典からなり、徳間文庫版に収録されていた他作家の解説、田中芳樹の1980年代の対談なども収録されている。人名事典については以前の版から長足の進歩を遂げている。

副読本[編集]

  • 『「銀河英雄伝説」読本』(1997年3月31日発行、編著:らいとすたっふ)ISBN 4-19-860661-7
    • アニメ版の本編シリーズ終了に合わせて刊行。原作者インタビューなどのほか、当時単行本未収録の外伝「ダゴン星域会戦記」など、「黄金の翼」以外の短篇の外伝が一括収録されていた。道原かつみによる解説や対談のほか、藤田和日郎の対談なども収録されている。

同人誌アンソロジー[編集]

  • 『全艦出撃!!』シリーズ
    • 『全艦出撃!!』(1992年2月18日発行、監修:田中芳樹事務所)ISBN 4-19-124770-0
    • 『全艦出撃!!2 出力全開』(1992年10月31日発行、監修:らいとすたっふ)ISBN 4-19-124988-6
    • 『全艦出撃!!3 凱旋勝利』(1993年9月30日発行、監修:らいとすたっふ)ISBN 4-19-125286-0
      • 『銀河英雄伝説』(原作小説)発刊10周年記念企画の一環[13]として、徳間書店より1992年 - 1993年に3巻発行された。
      • 第1巻及び第2巻は、同人誌として発表された『銀河英雄伝説』に関連する小説/漫画/イラスト等の選集。第3巻はそれに加えて同巻の作成に際して募集した作品及びゲストによる作品が収録されている。
      • 『全艦出撃!!』第1巻に収録された対談によると、『銀河英雄伝説』の同人誌が出現し始めたのは原作第5巻が出版された頃(1985年4月)であり、その後道原かつみによる『黄金の翼』の発表やアニメ化などによって拡大が起こった。劇場版アニメ第1作公開 - OVA版第1期リリースの時期にあたる1988年から1989年には同人誌の即売会などでもそれが具現化しており、1989年8月に開催された第36回コミックマーケットでは『銀英伝』という名称でジャンルとして確立している(同カタログP277)。
  • 『天下無敵あどりぶ銀英伝』(1994年9月30日発行、監修:らいとすたっふ)

メディア展開・商品化[編集]

出版元である徳間書店が各メディアへの進出を画策していたことから、徳間の人気作であった本作は漫画・アニメといった各娯楽メディアへの展開がなされた。また、ゲーム・パチンコ・演劇なども製作されている。

漫画
1986年に発行された書き下ろし原作による外伝『黄金の翼』を始め、一部が漫画化されている。詳しくは別項を参照。
アニメ
1988年に公開された劇場版を始めとして、大部分のエピソードがアニメ化されている。詳しくは別項を参照。
ゲーム、パチンコ
携帯サイト
2008年10月より株式会社アールアールジェイより、いわゆるフィーチャーフォン向けのキャリア公式サイトがオープン中。
待受け画像、FLASH、カレンダー、メール素材、動画、クイズや人物紹介、用語解説などの各テキストコンテンツを配信。
各キャリアのアクセス方法
【i-mode】
iMENU>メニューリスト>待受画面/フレーム>アニメーション総合>銀河英雄伝説
【EZweb】
EZトップメニュー>カテゴリで探す>待受・画像・キャラクター>アニメ・コミック>銀河英雄伝説
【Yahoo!ケータイ】
メニューリスト>壁紙・きせかえアレンジ>アニメ・マンガ>銀河英雄伝説
【URL】http://ginei.mobi/
演劇
2011年から物語の一部が舞台演劇化されている。詳しくは別項を参照。
歌劇
関連グッズ
ファンの年齢層がやや高めでもあることから、キャラクター商品としての関連グッズの販売は、あまり積極的には行われてこなかった。特典的商品としてのカレンダートランプが存在する。
2006年より、造形工房アルバクリエイツから、12,000分の1スケールの完成品戦艦模型「銀河英雄伝説フリート・ファイル・コレクション」が順次発売されている。

漫画版[編集]

道原かつみ、鴨下幸久の作画により、一部が漫画化されている。掲載誌、コミックス共全て徳間書店より発行。

初出・連載[編集]

特に記載のないものは道原かつみによる作画(参考:「Noël」1994 WINTER号〔徳間書店「アニメージュ」1994年1月号増刊〕大特集・THE 田中芳樹 p213 - p247)

  • 1986年 外伝『黄金の翼』アニメージュコミックス書き下ろし
    • この漫画のために原作が書き下ろされたことは前述のとおり。
    • 1992年にはOVAとしてアニメ化、劇場公開もされた。このアニメ版は他のシリーズとは声優、キャラクターデザイン、メカデザインなどが全く異なり、道原の漫画を忠実に再現したものとなっている。これは原作者田中芳樹が、元々道原の作画を前提に原作を書き下ろしたものであることから「道原コミック版のアニメ化」を希望した為と言われている。
  • 1987年12月 外伝『白銀の谷』「SFアドベンチャー増刊」銀河英雄伝説特集号に掲載(これのみ鴨下幸久作画)
    • 『トラブル★トライアングル』(1994年4月20日発行、作:田中芳樹、画:鴨下幸久、アニメージュコミックススペシャル)ISBN 4-19-770004-0 に収録されている。表題作も田中芳樹の小説の漫画化作品である。
  • 1988年 本編「月刊少年キャプテン」にて連載開始(1989年1月号-1992年3月号)
    • 以下、「Chara」連載分までに、本編野望篇までの内容が多少のアレンジ(ルビンスキーホアン・ルイを女性とするなど)を交えつつ収められている。時折言われる「月刊少年キャプテン休刊による同誌での連載終了」は誤り。同誌の休刊は1997年である。
    • この漫画化前に、道原かつみにより全ての登場人物の性別を逆にしたものが製作発表風にまとめられ前述のアンソロジー本『全艦出撃!!』に掲載されている。ルビンスカヤ(女性版のルビンスキー)も、こちらが初出である。
  • 1992年 本編「アニメージュ増刊Noël(ノエル)」1993 WINTER号にて連載再開
  • 1994年 本編「Chara」にて連載開始(Vol.1-2000年2月号)
    • 掲載誌の変更ではあるが、実際はアニメージュ増刊という位置付けだった「Noël」(季刊)が「Chara」(隔月刊)として独立創刊した。
  • 2006年 本編「月刊COMICリュウ」にて連載再開(2006年12月号(創刊2号)-)
    • 本編雌伏篇以降の内容での連載。

単行本リスト[編集]

道原かつみ作画の作品

掲載誌変更等の理由により、原作に劣らず多くの版が存在する。冗長となるため、発行レーベルの一部について以下の略称を使用する。

  • SCS:少年キャプテンコミックススペシャル
  • ACC:アニメージュCharaコミックス[14]
  • CC:Charaコミックス
  • ACS:アニメージュコミックススペシャル
  • RC:RYU COMICS
本編、外伝[編集]
初期コミック
最初に単行本として発行されたもの。B6サイズ。
  • 『銀河英雄伝説外伝 黄金の翼』(1986年8月10日発行、アニメージュコミックス)
    • 巻頭口絵はステッカーになっており、巻末には原作本編紹介の4コマ漫画や田中芳樹による解説文などが掲載されている。
    • 本編の「少年キャプテン」連載時に新装発行されたSCS版(カバー・表紙の絵柄が変更された)と「Chara」連載時に新装発行されたCC版(カバー等の絵柄はSCS版と同じ)があり、発行日やISBNコードもそれぞれ違う。
  • 『銀河英雄伝説 1』(1990年2月25日発行、少年キャプテンスペシャル[15]ISBN 4-19-830021-6
  • 『銀河英雄伝説 2』(1990年12月20日発行、SCS)ISBN 4-19-830122-0
  • 『銀河英雄伝説 3』(1991年10月15日発行、SCS)ISBN 4-19-831100-5
  • 『銀河英雄伝説 4』(1992年4月20日発行、SCS)ISBN 4-19-832041-1
  • 『銀河英雄伝説 5』(1994年1月20日発行、SCS)ISBN 4-19-834010-2
  • 『銀河英雄伝説 6』(1994年11月10日発行、SCS)ISBN 4-19-830036-4
    ここまでに挙げた本編6冊には「Chara」連載時に新装発行されたACC版がある。
  • 『銀河英雄伝説 7』(1995年9月25日発行、ACC)ISBN 4-19-960004-3
  • 『銀河英雄伝説 8』(1996年9月25日発行、ACC)ISBN 4-19-960028-0
  • 『銀河英雄伝説 9』(1998年3月25日発行、CC)ISBN 4-19-960063-9
  • 『銀河英雄伝説 10』(1999年1月20日発行、CC)ISBN 4-19-960087-6
  • 『銀河英雄伝説 11』(2000年3月25日発行、CC)ISBN 4-19-960122-8
総集編
「月刊少年キャプテン」連載時には、コミックスが発売される前にまず雑誌の形で「総集編」の発行が行われていた。B5サイズ。
  • 『銀河英雄伝説 総集編 1』(1989年8月30日発行、少年キャプテン8月号増刊)
  • 『銀河英雄伝説 総集編 2』(1990年5月25日発行、少年キャプテン5月号増刊)
  • 『銀河英雄伝説 総集編 3』(1991年4月20日発行、少年キャプテン4月号増刊)
コンビニコミック
「月刊COMICリュウ」での連載再開に合わせたコマーシャル的な発行。B6サイズ。
  • 『銀河英雄伝説 黄金の翼&双璧編』(2006年11月15日発行、トクマフェイバリットコミックス)ISBN 4-19-780365-6
    • 『黄金の翼』(本編紹介4コマ漫画や原作者による解説などは収録されていない)と上記1.の7巻の一部を再録。
愛蔵版
「月刊COMICリュウ」での連載再開を受けての発行。A5サイズ。
  • 『銀河英雄伝説 愛蔵版 1』(2007年3月発行、ACS)ISBN 978-4-19-770137-7
    • 上記1.の1・2巻の再録。
    • この巻ならびに同日発売の2巻には発行日が記載されていない。
  • 『銀河英雄伝説 愛蔵版 2』(2007年3月発行、ACS)ISBN 978-4-19-770138-4
    • 上記1.の3・4巻の再録。
  • 『銀河英雄伝説 愛蔵版 3』(2007年5月20日発行、ACS)ISBN 978-4-19-770139-1
    • 上記1.の5・6巻の再録。
  • 『銀河英雄伝説 愛蔵版 4』(2007年6月20日発行、ACS)ISBN 978-4-19-770140-7
    • 上記1.の7・8巻の再録。
  • 『銀河英雄伝説 愛蔵版 5』(2007年7月20日発行、ACS)ISBN 978-4-19-770141-4
    • 上記1.の9・10巻の再録。
  • 『銀河英雄伝説 愛蔵版 6』(2007年8月20日発行、ACS)ISBN 978-4-19-770142-1
    • 上記1.の11巻および『黄金の翼』(本編紹介4コマ漫画や原作者による解説などは収録されていない)の再録。
英雄たちの肖像[編集]

「月刊COMICリュウ」での連載分を収録した単行本。B6サイズ。

アニメ版[編集]

1988年から2000年にかけて劇場公開アニメ3作、OVA本伝(全110話)、外伝(全52話)が随時公開・リリースされた。アニメーション制作はキティ・フィルムケイファクトリーほか。
2017年からProduction I.G制作による「新アニメプロジェクト」の始動が予定されている。

演劇版[編集]

2011年から「舞台「銀河英雄伝説」実行委員会」による舞台演劇が上演されている。

第一章[編集]

2011年1月から11月にかけて、銀河帝国サイドの物語が舞台化された。

木下工務店PRESENTS 舞台 銀河英雄伝説 第一章 銀河帝国篇
2011年1月7日-1月16日に青山劇場で公演。[16]
キャスト
ほか
スタッフ
ほか
舞台 銀河英雄伝説 外伝 ミッターマイヤー・ロイエンタール編
2011年6月22日-2011年6月26日にサンシャイン劇場で公演。
初演に続き、ミッターマイヤー役は中河内雅貴、ロイエンタール役は東山義久が務めた。[17]
舞台 銀河英雄伝説 外伝 オーベルシュタイン編
2011年11月3日-2011年11月23日に渋谷区文化総合センター・さくらホールで公演。
初演に続き、オーベルシュタイン役は貴水博之が務めた。[18]

第二章[編集]

2012年からは自由惑星同盟サイドの物語が舞台化されている。

舞台 銀河英雄伝説 第二章 自由惑星同盟篇
2012年4月14日-4月22日、東京国際フォーラムにて公演[19]。同年4月28日-4月29日にはNHK大阪ホールで大阪公演も実施。
キャスト
ほか
スタッフ
  • 脚本:村上桃子
  • 演出:西田大輔
  • 音楽:三枝成彰/大平太一出来田智史
  • 振付:山崎たくや
  • アクション殺陣:深澤英之
  • 舞台監督:木村 力
  • 総合監修:田原正利
  • 総合プロデュース:多賀英典
  • 企画:キティ/エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ
  • 製作:舞台「銀河英雄伝説」実行委員会(キティ/エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/ニッポン放送/イープラス)
ほか
テーマソング「Searching for the light」
アーティスト:河村隆一 with 銀河英雄伝説 Choir
舞台 銀河英雄伝説 撃墜王篇 angel of battlefield
2012年8月3日-12日、天王洲銀河劇場にて公演。[20]
撃墜王のオリビエ・ポプランを主役とした物語で、自由惑星同盟篇に引き続き、中川晃教がポプラン役を務めた。[21]
キャスト
スタッフ
  • 脚本:ヨリコジュン
  • 演出:宇治川まさなり
  • スーパーバイザー:田原正利
  • 総合プロデュース:多賀英典
  • 企画:キティ/エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ
  • 製作:舞台「銀河英雄伝説」実行委員会(キティ/エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/ニッポン放送/イープラス)
ほか
舞台 銀河英雄伝説 輝く星 闇を裂いて
2012年11月15日-18日、東京国際フォーラム ホールCにて公演。[22]
キャスト
スタッフ
  • 脚本:ヨリコジュン
  • 演出:ヨリコジュン
  • スーパーバイザー:田原正利
  • 製作・プロデューサー:多賀英典
  • 企画:キティ/エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ
  • 舞台「銀河英雄伝説」実行委員会(キティ/エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/ニッポン放送/イープラス)
ほか

第三章[編集]

舞台 銀河英雄伝説 第三章 内乱
2013年3月31日-4月13日、青山劇場にて公演。[23]
キャスト
スタッフ
  • 脚本:村上桃子
  • 脚色:ヨリコジュン
  • 演出:西田大輔
  • ステージプロデューサー:ヨリコジュン
  • 製作/プロデューサー:多賀英典
  • 企画:キティエンターテインメント/エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ
  • 舞台「銀河英雄伝説」実行委員会(キティ/エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/ニッポン放送/イープラス)
ほか
舞台 銀河英雄伝説 初陣 もうひとつの敵
2013年8月1日 - 8月6日、日本青年館 大ホールにて公演[24]
キャスト
スタッフ
  • 脚本:川光俊哉
  • 演出:大岩美智子
  • ステージプロデューサー:ヨリコジュン
  • 製作/プロデューサー:多賀英典
  • 企画:キティエンターテインメント/エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ
  • 舞台「銀河英雄伝説」実行委員会(キティ/エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/ニッポン放送/イープラス)
ほか

第四章[編集]

舞台 銀河英雄伝説 第四章 前篇 激突前夜
2013年11月29日-12月2日、東京国際フォーラムにて公演[25]
舞台 銀河英雄伝説 第四章 後篇 激突
2014年2月12日-3月2日、青山劇場にて公演[26]
舞台 特別公演 銀河英雄伝説 星々の軌跡
2015年6月10日 - 6月21日、Zeppブルーシアター六本木 にて公演[27]
キャスト
スタッフ

銀河英雄伝説 朗読版[編集]

(株)RRJより『銀河英雄伝説 -朗読-』のタイトルで、2013年6月よりAndroid・iOSインストール機器向けとして本伝・外伝をすべて朗読アプリ化して順次リリース。こちらは、田中芳樹事務所より公認を受けた朗読音源となる。企画が立ち上がった当時は、「正気か?」と企画自体を疑ったというが[誰?]、2014年11月19日に、外伝5巻の朗読アプリのリリースが終わり、kikubonとアプリ共に配信が完了して朗読版は完結した。朗読は、声優である下山吉光が行った。

ちなみに初回リリース「黎明編」の総朗読時間は約580分となっており、本伝10冊分で5600分に及び、本伝・外伝でトータル7956分に及ぶと発表された。なお、別のバージョンとしてOVA版でユリアン・ミンツを担当した佐々木望が『ユリアンがユリアンのイゼルローン日記』を朗読したものがkikubonにて発表され、制作が進んでいる。

脚注[編集]

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  1. ^ 現代人は移り気になっている - ライトノベル作法研究所 2015年8月11日閲覧
  2. ^ ☆ハピネット新作DVD情報☆より。2013年12月22日閲覧
  3. ^ 道原かつみによるコミック『黄金の翼』p205
  4. ^ 例えば宇宙戦艦ヤマトでは、航空機を敵の近傍にワープアウトさせるドメル戦法や、艦ごと敵の近傍にワープアウトして奇襲をかけるデスラー戦法がある。また、笹本祐一の作品『ARIEL』や『ミニスカ宇宙海賊』では形勢不利になると跳躍で逃げたり、跳躍を連続で行って行方を晦ます描写がある。
  5. ^ 風邪については未だ克服されず時に登場人物がこれに苦しむ描写がある。
  6. ^ アニメに見えるテロップなどではドイツ語による表記が添えられている。同盟側の英語表示についても同様。
  7. ^ 本作設定における装甲服は、重火器ミサイルなどの武装は行わず、打撃系武器の威力を高めるためのパワーアシストを行っている様子。
  8. ^ 惑星レグニッツァ上空の戦いのように無人惑星においてはタブーとはされていない。
  9. ^ ただしこれは本編の開始時の数値。第二次ティアマト会戦の頃は帝国・同盟とも平均8000隻である(詳細はこちら)。
  10. ^ 帝国の場合は大将/上級大将クラスでも一個艦隊の司令官になる例もあるが、同盟では原則として大将以上の階級の者が一個艦隊の司令官に就任することはない。例外はシドニー・シトレとヤン・ウェンリーだが、前者は宇宙艦隊司令長官、後者はイゼルローン要塞司令官との兼務である。
  11. ^ イゼルローン回廊帝国側宙域の遭遇戦時にアッテンボロー「少将」が指揮した分艦隊の戦力は2200隻。帝国軍のアイヘンドルフ少将が指揮した艦隊は同盟側の最大推定値が1790隻。
  12. ^ ラインハルトが准将の地位でグリンメルスハウゼン艦隊所属士官としてヴァンフリート星域の会戦に参加した時の指揮下の戦力は、巡航艦40隻、駆逐艦130隻、砲艦25隻、ミサイル艦10隻。
  13. ^ 第2巻・第1刷のオビの記載より。
  14. ^ 「Chara」創刊から「Charaコミックス」レーベル発刊までの極一時期存在したコミックレーベル。雑誌コード等から判断すると「アニメージュコミックス」にカウントされている模様。多くは重刷時などに「Charaコミックス」に変更されている。
  15. ^ 初期の少年キャプテンコミックススペシャルには誌面上にこのように記されているものがある。多くは重刷時などに「少年キャプテンコミックススペシャル」に表記が変更されている。
  16. ^ 銀河の歴史がまた1ページ、田中芳樹のSF小説「銀河英雄伝説」が舞台化GIGAZINE 2010年3月11日
  17. ^ 舞台『銀河英雄伝説』-外伝 ミッターマイヤー・ロインエンタール編-
  18. ^ 舞台『銀河英雄伝説』-外伝 オーベルシュタイン編-
  19. ^ 舞台『銀河英雄伝説』-第二章 自由惑星同盟篇-
  20. ^ 舞台 銀河英雄伝説|撃墜王篇オフィシャルサイト
  21. ^ 中川晃教主演で『銀河英雄伝説 撃墜王篇』が上演決定 キスマイ横尾渉、二階堂高嗣も登場(シアターガイド、2012年4月16日)
  22. ^ 舞台 銀河英雄伝説 輝く星 闇を裂いて オフィシャルサイト
  23. ^ 舞台 銀河英雄伝説 第三章 内乱オフィシャルサイト
  24. ^ 舞台 銀河英雄伝説 初陣 もうひとつの敵 オフィシャルサイト
  25. ^ 舞台 銀河英雄伝説 第四章 前篇 激突前夜 オフィシャルサイト
  26. ^ 舞台 銀河英雄伝説 第四章 後篇 激突 オフィシャルサイト
  27. ^ 舞台 特別公演 銀河英雄伝説 星々の軌跡 オフィシャルサイト

関連項目[編集]

外部リンク[編集]