ニコラス・エドワーズ

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ニコラス・エドワーズ
生誕 (1992-07-31) 1992年7月31日(31歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国オレゴン州ヒルスボロ市
学歴 グレンコー高等学校
ジャンル J-POP
職業 歌手俳優
担当楽器 ボーカル
活動期間 2011年 -
レーベル EDOYA
(2012年 - 2015年)
ワーナーミュージック・ジャパン
(2013年)
ポニーキャニオン
(2016年 - 2017年)
EDOYA
(2018年)
ユニバーサルミュージックジャパン/USM JAPAN
(2018年 - )
事務所 株式会社モンキーマウンテン
公式サイト ニコラス・エドワーズ オフィシャルサイト
Mr. Children, B'z, ゆず など
ニコラス・エドワーズ
YouTube
チャンネル
活動期間 2019年 -
ジャンル 教育
音楽
語学
エンターテインメント
登録者数 11.5万人
総再生回数 約2469.8万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年1月20日時点。
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ニコラス・エドワーズ(Nicholas Edwards, 1992年7月31日 - )は、アメリカ人の男性歌手俳優日本テレビ系列の特別番組「のどじまん THE ワールド!」に出場したことがきっかけで、主に日本で活動している。愛称はニックNykアメリカ合衆国オレゴン州ヒルスボロ市出身。身長186㎝。血液型AB型。

来歴[編集]

来日前[編集]

1992年7月31日23:58、アメリカ合衆国オレゴン州ヒルスボロ市で生まれる。祖母は農場を営み、母はその手伝いと会社員の仕事を兼業、父は音楽活動を行いながら地元の大学で栄養士をしていた。

父親の歌手活動を見て育ったニコラスは音楽に強い関心を持ち、小さい頃から歌手になることを夢見ていたという[1]

小学生の頃より、モデル活動を始める。

1998年、6歳の時に両親が離婚。ニコラスと3歳年下の弟は母に引き取られた。

2004年、11歳の時に母の再婚によって相手の子供を含め、妹1人と弟2人の兄となる。

2006年、日本から迎え入れていた交換留学生(声優Argonavisボーカルの伊藤昌弘)にコブクロの『』を教えられ、J-POPに夢中になる[2]。以来、伊藤とは長年の交流がある[3]

2006年秋、ヒルスボロ市にあるグレンコー高等学校に入学後、日本語の勉強を始める。勉強し始めて1年半で、在ポートランド日本国総領事館が開催する第20回スピーチコンテスト(2008年5月11日開催)に出場し、第2部門(高校生対象)で2位を獲得[4]

2008年の夏、静岡県袋井市と東京に留学。初来日。来日中、日本の伝統的な文化や言葉に魅了されたニコラスは日本で歌手になりたいと決意。アメリカに帰国後、熱烈に日本語の勉強を続け、2010年、再び出場したスピーチコンテスト(2010年4月24日開催、第22回)にて1位を獲得。

2010年6月12日に17歳で高校を卒業し、その翌日に再来日した。

デビュー前[編集]

来日後、外国人タレントを扱うイクリプス・プロダクションに所属[5]。2011年6月25日に放送された「のどじまん THE ワールド!」第1回に出場し、3位を獲得。「美しすぎる18歳」としてテレビデビューを果たす。同年10月11日、「のどじまん ザ!ワールド」第2回で1位を獲得し、世界一日本の歌が上手い外国人として注目される。翌月、当時新番組であった世界番付に出演し、日本国内のツイッタートレンドのトップになるなど、インターネット上でも大きな反響を呼び、メディアに「超絶イケメン米国人[6]」と名付けられる。

2012年3月、第4回沖縄国際映画祭の出品作である「ヒノマル♪ドリーム」に主演し、映画デビューを果たす。また、同月に放送された「のどじまん ザ!ワールド」第3回に再出場し、2位を獲得。同年4月よりBSジャパンの「ヴァンガードTV2」にてレギュラーを務め、テレビ東京の「しまじろうのわお!」で「ムシバのうた」のボーカルを担当するなど、徐々に活躍の場を増やす。7月からカードファイト!! ヴァンガードのCMキャラクターとしてDAIGOと共演。同月、「のどじまん ザ!ワールド」第4回に出場し3位を獲得。銀河英雄伝説「撃墜王」編にて、ラインハルト・フォン・ローエングラム役として初舞台を踏む[7]。10月、「のどじまん ザ!ワールド」第5回に出場し、再び優勝を果たす。この時の視聴率は16.2%と非常に高いものであった。

インディーズ時代[編集]

現在所属の江戸屋株式会社・メディアポッドDIVに移籍し、インディーズレーベルである江戸屋株式会社より、2012年12月19日にオリジナル曲である「My First Love Song」を配信。そして、2013年3月6日に、「My First Love Song」を含む7曲入りのEP「n/f」を店頭発売。3月の1日から31日までJOYSOUNDとカラオケキャンペーンを行い、東京、大阪、名古屋の順にインストアイベントを開催。4月7日に行われたインストアイベントの大阪公演にて、ワーナーミュージック・ジャパンよりメジャーデビューを発表。

デビュー[編集]

ワーナーミュージック・ジャパンより、自身の21歳の誕生日である2013年7月31日にデビューシングル「君が歌詞になる」をリリース。

のどじまん THE ワールド![編集]

「世界一日本の歌が上手い外国人」を決める日本テレビ系列の特別番組「のどじまん THE ワールド!」2011年6月25日放送の第1回のへの出場で注目を集める。番組は現在までに18回放送されており、番組最多となる16回の出場経験を持つ。第2回、第5回、第11回と、3度の優勝を果たしている。番組では、唯一ソロの出場による複数回の優勝経験を持つ。第15回の放送では、「SONG FOR JAPAN 特別賞」も受賞。

のどじまんTHEワールド!」歌唱曲
放送日 歌唱曲 備考
第1回 2011年6月25日 決勝:GLAY「HOWEVER」
第2回 2011年10月11日 予選:Mr.ChildrenInnocent world 優勝
決勝:レミオロメン粉雪
第3回 2012年3月9日 予選:B'zLOVE PHANTOM
決勝:コブクロ
第4回 2012年7月15日 予選:ゆず栄光の架橋
決勝:美空ひばり真赤な太陽
第5回 2012年10月7日 予選:CHAGE and ASKASAY YES 優勝
決勝:サザンオールスターズTSUNAMI
第6回 2012年12月24日 予選:山下達郎クリスマス・イブ
第7回 2013年4月6日 予選:中西保志最後の雨
決勝:WANDS世界が終わるまでは…
第8回 2013年10月5日 予選:DEENこのまま君だけを奪い去りたい
決勝:ゴダイゴ銀河鉄道999
第9回 2013年12月24日 予選:坂本九見上げてごらん夜の星を
第10回 2014年3月22日 予選:沢田研二勝手にしやがれ
第11回 2014年10月4日 予選:WANDSもっと強く抱きしめたなら 優勝
決勝:玉置浩二メロディー
第12回 2015年3月11日 予選:GReeeeN遥か
決勝:FUNKY MONKEY BABYSあとひとつ
第13回 2015年9月30日 予選:Mr.Children名もなき詩
決勝:サザンオールスターズ涙のキッス
第14回 2016年3月9日 予選:MONGOL800小さな恋のうた
第15回 2016年10月26日 予選:清水翔太「HOME」 特別賞
第16回 2017年5月13日            不参加
第17回 2017年11月25日
第18回 2018年3月10日 予選:桑田佳祐&Mr.Children奇跡の地球
決勝:コブクロ「永遠にともに」

主な出演[編集]

テレビ[編集]

CM[編集]

映画[編集]

  • ヒノマル♪ドリーム(2012年 沖縄国際映画祭 第4回出品作) - ニコラス・エドワーズ 役

舞台[編集]

ディスコグラフィー[編集]

シングル[編集]

発売日 タイトル 規格品番 販売元 備考
1st 2013年7月31日 fが歌詞(うた)になる WPZL-30639 ワーナーミュージック・ジャパン 65位[8]
2nd 2016年10月19日 Freeze PCCA-04439 ポニーキャニオン 28位[9]
3rd 2019年11月13日 Tears UICZ-5120 ユニバーサルミュージックジャパン 13位[10]

配信限定シングル[編集]

発売日 タイトル レーベル
2012年12月19日 My First Love Song メディアポッド/江戸屋
2013年1月16日 月下の雫
2014年10月1日 夢を力に
2015年9月30日 Moonlight Carnival
2015年9月30日 Ocean
2020年4月8日 NAHA USM JAPAN/UNIVERSAL MUSIC
2020年5月27日 嫌いになりたい (Better off)
2020年12月23日 粉雪
2023年11月19日 常夜灯 MONKEY MOUNTAIN
2023年12月26日 A HAPPY NEW YEAR
2024年1月20日 nosebleed (japanese version)

アルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番 販売元 オリコン最高位
1st 2013年10月6日 Skies WPCL-11648 ワーナーミュージック・ジャパン 82位[11]
2nd 2014年10月08日 HARDSPICE -RED-(Japanese) EDCE-1019 江戸屋 112位[12]
HARDSPICE -BLUE-(English) EDCE-1020 189位[13]
3rd 2015年10月21日 The Strange -Red-Japanese Version EDCE-1023 80位[14]
The Strange-Red-English Version EDCE-1024 106位[15]
4th 2016年11月30日 「GO EAST」-Japanese ver.- PCCA-04448 ポニーキャニオン 76位[16]
「GO WEST」-English ver.- PCCA-04450 251位[17]
5th 2018年4月25日 トビラウタ EDCE-1028 江戸屋 35位[18]
6th 2019年3月27日 うわノそら UICZ-9114 ユニバーサルミュージックジャパン 29位[19]

ミニアルバム[編集]

発売日 タイトル 規格品番 販売元 オリコン最高位
1st 2013年3月6日 n/f EDCE-1015 江戸屋 オリコン圏外
2nd 2015年11月11日 Christmas Wishes EDCE-1026 江戸屋 79位[20]

DVD[編集]

発売日 タイトル 規格品番 販売元 オリコン最高位
1st 2012年2月4日 ニコラス・エドワーズ 限定DVD
2nd 2013年10月16日 ヒノマル♪ドリーム YRBN-90642 よしもとミュージックエンターテインメント 73位[21]
3rd 2014年06月25日 NICHOLAS EDWARDS DEBUT CONCERT SILENT NIGHT 2013 EDBJ-2022 江戸屋 オリコン圏外
4th 2015年3月11日 MOTION 2014 EDBJ-2023 45位
5th 2016年5月18日 Nicholas Edwards MOTION 2015 Video Document PCBP-53144 ポニーキャニオン 18位[22]
6th 2017年3月15日 Nicholas Edwards MOTION 2016 Video Document DVD PCBP-53162 94位[23]
7th 2018年12月26日 My Everything -青の時間- UIBZ-9009 ユニバーサルミュージックジャパン 65位[24]
My Everything -Blue Moment- UIBZ-9010 77位[25]

主なライブ[編集]

ワンマンライブ・主催イベント[編集]

開催日 タイトル 備考
2013年6月13日 ニコラス・エドワーズ・デビュー・コンベンション 都内
2013年8月4日 ニコラス・エドワーズ ファン・ミーティング 原宿クエストホール(二部制)
2013年10月10日 1stアルバム『Skies』 Release Party in Tokyo
2013年10月19日 1stアルバム『Skies』 Release Party in Fukuoka
2013年10月26日 1stアルバム『Skies』 Release Party in Hiroshima
2013年12月22日 ニコラス・エドワーズ デビューコンサート/サイレントナイト・2013 恵比寿ガーデンホール
2016年4月 Motion 2016 Spring Concert
2016年7月 Motion 2016 Summer Concert
2016年9月25日 Homebound Concert Roseland Theater (アメリカ)
2016年10月16日 Motion 2016 Autumn Concert メルパルクホール大阪
2016年12月3日 MOTION 2016 CHRISTMAS CONCERT~Silent Night with Nicholas Edwards~ EX THEATER ROPPONGI
2017年4月20日〜5月13日 ALIVE Sessions: Acoustic Tour Spring 29
2017年6月25日 MOTION 2017 Summer Concert かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
2017年9月24日 ALIVE Sessions: A Night in Taipei 杰克文創 (台湾)
2017年10月19日〜11月11日 ALIVE Sessions: Acoustic Tour Autumn 29
2017年12月21日 MOTION 2017 Christmas Concert きゅりあん 大ホール
2018年5月4日〜7月7日 ニコラス・エドワーズ Acoustic Tour 2018 トビラウタ
2018年12月9日〜12月16日 Home For Christmas -Premium Show-
2019年1月13日〜1月20日 New Year, New Me
2019年4月28日〜5月18日 ニコラス・エドワーズ「今日も上の空です。」うわノそらツアー2019
2019年5月25日 ニコラス・エドワーズ「今日も上の空です。」うわノそらツアー追加公演 神田明神文化交流館 神田明神ホール(二部制)
2019年6月23日 ニコラス・エドワーズ 邦楽: Back To Basics Vol. 1 原宿クエストホール(二部制)
2019年7月7日 ニコラス・エドワーズ 洋楽: Back To Basics Vol. 2 原宿クエストホール(二部制)
2019年10月6日 Back To Basics Vol. 3 京都教育文化センター(二部制)
2019年12月7日・12月14日 Back To Basics Vol.4 Christmas Songs 両日二部制
2020年9月12日〜9月19日 ニコラス・エドワーズ 2020 TOUR ~ HELLO AGAIN

出演イベント[編集]

  • 2013年5月12日 - JAPAN DAY 2013
  • 2013年10月12日 - MINAMI WHEEL 2013
  • 2019年7月13日 - SAKAI Super Summer Kick off 2019
  • 2020年2月29日 - Spring Awakening

脚注[編集]

  1. ^ http://mediapod-pro.com/?page=menu2
  2. ^ BIOGRAPHY - ニコラス・エドワーズ - UNIVERSAL MUSIC JAPAN”. ニコラス・エドワーズ. 2023年11月1日閲覧。
  3. ^ https://twitter.com/masahiro__110/status/1191964883673341952”. X (formerly Twitter). 2023年11月1日閲覧。
  4. ^ http://www.portland.us.emb-japan.go.jp/en/culture/speech_contest_eng.html
  5. ^ http://topsy.com/www.eclipsepro.jp%2F07_member_M.php%3Feid%3D00040%26sex%3D11
  6. ^ https://www.walkerplus.com/article/29298/
  7. ^ 舞台 銀河英雄伝説 | 撃墜王 オフィシャルサイト”. www.gineiden.jp. 2018年6月8日閲覧。
  8. ^ “fが歌詞(うた)になる | ニコラス・エドワーズ” (日本語). ORICON NEWS. https://www.oricon.co.jp/prof/583793/products/1026772/1/ 2018年5月29日閲覧。 
  9. ^ “Freeze(初回限定盤) | ニコラス・エドワーズ” (日本語). ORICON NEWS. https://www.oricon.co.jp/prof/583793/products/1198649/1/ 2018年5月29日閲覧。 
  10. ^ Tears | ニコラス・エドワーズ”. ORICON NEWS. 2019年11月20日閲覧。
  11. ^ “Skies | ニコラス・エドワーズ” (日本語). ORICON NEWS. https://www.oricon.co.jp/prof/583793/products/1043306/1/ 2018年5月29日閲覧。 
  12. ^ “HARDSPICE-RED-(Japanese) | ニコラス・エドワーズ” (日本語). ORICON NEWS. https://www.oricon.co.jp/prof/583793/products/1092196/1/ 2018年5月29日閲覧。 
  13. ^ “HARDSPICE-BLUE-(English) | ニコラス・エドワーズ” (日本語). ORICON NEWS. https://www.oricon.co.jp/prof/583793/products/1092202/1/ 2018年5月29日閲覧。 
  14. ^ “The Strange-Red-Japanese Version | ニコラス・エドワーズ” (日本語). ORICON NEWS. https://www.oricon.co.jp/prof/583793/products/1144673/1/ 2018年5月29日閲覧。 
  15. ^ “The Strange-Blue-English Version | ニコラス・エドワーズ” (日本語). ORICON NEWS. https://www.oricon.co.jp/prof/583793/products/1144674/1/ 2018年5月29日閲覧。 
  16. ^ “「GO EAST」Limited Edition-Japanese ver.- | ニコラス・エドワーズ” (日本語). ORICON NEWS. https://www.oricon.co.jp/prof/583793/products/1202698/1/ 2018年5月29日閲覧。 
  17. ^ “「GO WEST」-English ver.- | ニコラス・エドワーズ” (日本語). ORICON NEWS. https://www.oricon.co.jp/prof/583793/products/1202701/1/ 2018年5月29日閲覧。 
  18. ^ “トビラウタ-タイプB | ニコラス・エドワーズ” (日本語). ORICON NEWS. https://www.oricon.co.jp/prof/583793/products/1269802/1/ 2018年5月29日閲覧。 
  19. ^ うわノそら(通常盤SUN) | ニコラス・エドワーズ”. ORICON NEWS. 2019年4月3日閲覧。
  20. ^ “Christmas Wishes | ニコラス・エドワーズ” (日本語). ORICON NEWS. https://www.oricon.co.jp/prof/583793/products/1149070/1/ 2018年5月29日閲覧。 
  21. ^ “ヒノマル♪ドリーム | ニコラス・エドワーズ” (日本語). ORICON NEWS. https://www.oricon.co.jp/prof/583793/products/1041944/1/ 2018年5月29日閲覧。 
  22. ^ “Nicholas Edwards MOTION 2015 Video Document | ニコラス・エドワーズ” (日本語). ORICON NEWS. https://www.oricon.co.jp/prof/583793/products/1178507/1/ 2018年5月29日閲覧。 
  23. ^ “Nicholas Edwards MOTION 2016 Video Document DVD | ニコラス・エドワーズ” (日本語). ORICON NEWS. https://www.oricon.co.jp/prof/583793/products/1216201/1/ 2018年5月29日閲覧。 
  24. ^ My Everything-青の時間- | ニコラス・エドワーズ”. ORICON NEWS. 2019年2月21日閲覧。
  25. ^ My Everything-Blue Moment- | ニコラス・エドワーズ”. ORICON NEWS. 2019年2月21日閲覧。

外部リンク[編集]