Apple Music

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Apple Music
AppleMusic 2019.svg
運営元 Apple Inc.
サービス開始日 2015年6月30日 (7年前) (2015-06-30)
最終更新日 2020年9月16日 (2年前) (2020-09-16)
プラットフォーム macOS, iOS, iPadOS, tvOS, watchOS, CarPlay, HomePod, Windows, Android, Chrome OS, Amazon Echo, ps5, Sonos, Web
価格 学生 ¥480/月
個人 ¥980/月
ファミリー ¥1,480/月
利用可能地域 167カ国 アメリカ大陸、ヨーロッパ、アジア、オセアニア、およびアフリカ、中東の一部
ウェブサイト
テンプレートを表示

Apple Music(アップル ミュージック)は、Appleが開発した音楽・映像配信サービスである。ユーザーは、自分のデバイスにオンデマンドでストリーミングする音楽を選択したり、既存のプレイリストを聴いたりすることができる。また、このサービスには、インターネットラジオ局の「Apple Music 1」、「Apple Music Hits」、「Apple Music Country」が含まれており、24時間体制で200カ国以上に向けて生放送を行っている。本サービスは、2015年6月8日に発表され、6月30日に開始された。新規加入者には、サービスの月額利用が必要になる前に、3か月間の無料トライアル期間が設けられている[1]

概要[編集]

Apple Musicは、日本では月額個人980円、ファミリープラン1,480円で音楽が聞き放題のサービス。初回の場合、3か月無料で利用することができる[2]auでは、6か月無料のサービスがある)[3]。また、Apple製品(AirPods ProAirPodsAirPods MaxBeats Studio BudsPowerbeats ProBeats Solo ProBeats Fit ProHomePodHomePod mini)をiPhoneiPadに最初にペアリングすると6か月無料でApple Musicを利用することができる。ただし、最初にデバイスをペアリングしてから90日が申込期限である[4]

Apple Musicを利用するには、Apple IDが必要であり、iPhoneiPadiPod touchiCloudミュージックライブラリをオンにする必要がある。ストリーミングで再生することもダウンロードして保存して聞くことも可能である。ただしダウンロードした曲にはDRMがついているため、サービス解約後は聞くことが出来ない。配信形式はiTunes Plus(AAC 256kbps)を採用し、iTunes Storeに配信されている曲の大半が聞くことが出来る。iTunesでApple Musicの曲をダウンロードした場合は、iTunesフォルダ内のApple Musicフォルダに保存される。

開始した2015年頃は、ストリーミングサービスの選択肢が少なかったこともあり、開始当初から人気のサービスではあったが、2010年代末期に入ると、競合するSpotifyの台頭に加えて、Amazon Music HDやmora qualitasなどの高音質ストリーミングサービスの開始により、Apple Musicも高音質化の対応に迫られた。

2021年5月17日、Appleは2021年6月よりApple Musicのドルビーアトモスによる空間オーディオ及びカタログ全体がApple Losslessによるロスレスオーディオに対応することを発表。加えて、価格据え置きによるサービス刷新となる。

Apple Losslessでの配信品質は16ビット44.1kHzのCD品質から、最大24ビット48kHzまで。一部の高音質楽曲はApple Losslessがサポートしている最大24ビット192kHzまでとなる。24ビット48kHzを超える品質の楽曲再生については、元々Mac機種はサウンドカードがハイレゾ対応かつiTunesやMusicアプリ自体がハイレゾ音源を読み込める仕様のため問題なく再生出来るが、iPhone等ではそのままでは再生出来ないため、対応のUSB-DACが別途必要となる。

一方、Apple Musicを標準でサポートしているHomePodは、搭載されている独自機能が一部のユーザーに支持されていることから、今後の進展が注目されている。

値上げ[編集]

2022年10月24日、Appleはアーティストに支払うライセンス費用の上昇などを理由として、本サービスの月額料金を引き上げることを発表した。アメリカではこれまでの個人プラン月額料金(9.99ドル)と比べて10%増の10.99ドル、日本でもこれまでの個人プラン月額料金(980円)と比べて10%増の1080円にそれぞれ引き上げた。ファミリープランも同様に月額料金が引き上げられたが、学生プラン月額料金の引き上げは行わず、そのまま据え置きとなった。この価格改定は日本時間の同月25日までに実施された[5][6]

iOSとiTunes[編集]

iOSとiTunesのApple Musicでは以下の項目に分かれている。

ライブラリ[編集]

iTunesライブラリ(iOSの場合は同期した曲)とiCloud ミュージックが表示される。

今すぐ聴く[編集]

Apple Musicのエキスパートが作ったプレイリストをチェックしたり、好みに合いそうなアルバムや友達が聴いている音楽を発見したりできる。 アルバムによっては、最も人気のある曲の横に星のアイコンが表示される。

見つける[編集]

好みに合ったおすすめの音楽、ミュージックビデオ、プレイリストを見つけることができる。

Radio[編集]

Apple Music 1(旧Beats1)、Apple Music Hits、Apple Music Countryの3つのチャンネルを聴くことができる。ラジオ番組、最新の音楽、独占インタビューを聞くことができる。24時間放送されている。

メンバーシップ[編集]

以下のプランがある。

  • 個人メンバーシップ
Apple Musicカタログ全体、エキスパートのおすすめ、およびオンデマンドラジオステーションにアクセス可能。
  • ファミリーメンバーシップ
最大6人の家族が、それぞれのデバイスでApple Musicに好きなだけアクセスして楽しむことができる。
  • 学生用メンバーシップ
個人メンバーシップと同等のサービスが学生向けの割引価格で提供される。
  • Voiceプラン
Apple製デバイス上において、Siriに呼びかけることによってのみ聴きたい音楽や場面に合ったプレイリストを楽しめるプラン。音楽の聴き流しをしたいというニーズに特化した安価なプランであり、個人メンバーシップの機能限定版の位置付けである。

必要条件[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

  1. ^ Apple Musicが日本でスタート。月額980円の音楽配信
  2. ^ iPhoneで「Apple Music」の無料トライヤルを試す iPod Wave
  3. ^ Apple Music|エンタメ|au
  4. ^ 6か月無料特典”. offers.applemusic.apple. 2022年6月28日閲覧。
  5. ^ Appleがサブスク一斉値上げ Apple TV+、日本は1.5倍の月900円”. 日本経済新聞 (2022年10月25日). 2022年10月26日閲覧。
  6. ^ フジテレビ (2022年10月25日). “「アップルミュージック」サブスク値上げ1080円に 学生プランは据え置き”. FNNプライムオンライン. 2022年10月26日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]