スチャダラパー

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スチャダラパー
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ヒップホップ
活動期間 1988年 -
レーベル tearbridge production
事務所 Melody Fair
公式サイト www.schadaraparr.net
メンバー BOSE (mc)
ANI (mc)
SHINCO (dj)

スチャダラパーは、日本ヒップホップグループ。1988年結成、1990年高木完プロデュースによりデビュー。所属事務所はMelody Fair。

メンバー

ANIとSHINCOは実の兄弟(三人兄弟でANIの上にもう1人兄がいる)。初期メンバーとしては亀井雅文(ナイチョロ亀井)が在籍していたこともあった。亀井はアニの同級生で、スチャダラパー脱退後は実業家になり、今は絵描きである。ちなみに亀井はBOSEの弟である光嶋崇、加藤丈文(後のかせきさいだぁ≡)らと共にTONEPAYSなるグループも結成していた。またANIはAFRAロボ宙と共にDonuts Disco Deluxeというグループを結成。

経歴

桑沢デザイン研究所で知りあったBOSEとANIに浪人中のSHINCOをDJに加え結成(免許合宿中あまりにヒマだったから)。

グループ名の由来は、1985年1992年に活動したギャグユニットラジカル・ガジベリビンバ・システム1986年の公演「スチャダラ」(観劇したのはANIのみ)に「ラッパー」を組み合わせ「スチャラカでスーダラなラッパー」という意味合いを持つ(後に、1996年に上演された「スチャダラ」の続編である「スチャダラ2010」に、3人が出演している)。

今までの海外ヒップホップ・シーンの主流であった、マッチョでハードコア路線とは対照的なア・トライブ・コールド・クエストデ・ラ・ソウルといったグループが登場した90年代初頭に、それらの影響を受け、そこに日本における上記のラジカル・ガジベリビンバ・システムなどの演劇シーンや、インディーズ・レーベルナゴムレコードなどの日本のサブカルチャーの文脈が結合した「オモロ・ラップ」を提唱しシーンに登場する。等身大でコミカルなライムと高品位なトラックで存在感を示す。活動開始してまもなく、MAJOR FORCE主催の「第2回DJアンダーグラウンドコンテスト」において、「太陽にほえろ!」のテーマソングにラップを乗せる[1]パフォーマンスが話題となり、特別賞を受賞(審査員を務めたECDはあまりの素晴らしさに涙が出たという)、そのままMAJOR FORCEからデビューとなった。

1993年デ・ラ・ソウルのアルバム「Buhloone Mindstate」に高木完とともにラッパーとして客演参加。日本のファン向けの日本盤ボーナストラックでは無く、アルバムのオリジナルトラックに参加という、日本人ラッパーの海外アーティスト参加という非常に珍しい例となる。

1994年小沢健二と共演した「今夜はブギーバック」が50万枚を超える大ヒット。「タモリのボキャブラ天国」のエンディングテーマにも採用され、お茶の間にラップ/ヒップホップを浸透させるきっかけを作った。

また、ヒップホップグループ・クラン、「リトル・バード・ネイション」 (LB) を結成、その中心的存在として功労し、ジャパニーズ・ヒップホップ・シーンの開拓に大きな役割を果たしそのスタイルを確立した。

ハードコア・ゲーマーとしても有名な3人は、任天堂スーパーファミコンのソフト『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』のCMで音楽を担当。ゲーム雑誌『ファミ通』や子供向けコミック雑誌『月刊コロコロコミック』などに連載を持ち、かつてBOSEは『バーチャファイター2』やりたさにゲームセンター用のゲーム筐体を個人で購入し、自宅に持ち込んだ逸話が知られる。MOTHER2の攻略本の中にも登場した。

また、BOSEは1994年より5年間、フジテレビ系列の子供向け番組ポンキッキーズ』にレギュラー出演。電気グルーヴピエール瀧や、鈴木蘭々安室奈美恵と共に番組進行を務めた(後継番組の『beポンキッキーズ』にも2014年度にレギュラー出演)。BOSEは、ナレーターとしてファンタドラえもん映画作品など数多くのCMに起用されている。

2005年3月には、アルファとのコラボレーションで「アルファ&スチャダラパー」として、シングル『惚れたぜHarajuku』をリリース。

2005年4月から「電気グルーヴ×スチャダラパー」として電気グルーヴとのコラボレート開始。J-WAVE2005年春のキャンペーンソング『Twilight』を発表。6月には、2ndシングル『聖☆おじさん』・フルアルバム『電気グルーヴとかスチャダラパー』発売、8月にはSUMMER SONIC'05、RISING SUN ROCK FESTIVAL'05に出演。

2006年11月29日発売のRIP SLYMEの5thアルバムEPOCHでは『レッツゴー7〜8匹』でRIP SLYMEとのコラボレーションが実現した。

2007年に「THE HELLO WORKS」として、SLY MONGOOSEロボ宙とコラボレートし、全国各地のフェスやライブに出演している。

同年10月6日土曜日24時30分からTOKYOFMより『SCHA NOVA』スタート。

2008年6月 東京メトロ 副都心線開業開業告知CM曲「Good Old Future(11にアルバムバージョンとして収録)」を担当。

同年9月 トリビュートアルバム「赤塚不二夫トリビュート〜四十一才の春だから〜」に、電気グルーヴ×スチャダラパー名義で参加。

2009年1月14日 NHK教育テレビメジャー」第5シリーズ・オープニングテーマ曲「Hey! Hey! Alright」を、スチャダラパー+木村カエラ名義で発表。

その後スチャダラパーとしては8年ぶりとなる単行本となる『ヤングトラウマ~ひろ子・ドカベン・バムバータ~』、ANI初の写真集『ブリングザノイズ』を経て、3月25日には11枚目となるアルバム「11」をリリース。

11月25日にはツアー風景に加え、独自のフィクションを追加したライブDVD『スチャダラパーの悪夢』をリリース。

2010年1月27日 兼ねてより客演などで交友があったHALCALIのシングル「ENDLESS NIGHT」にBOSEがフィーチャリングで参加。

2月24日 活動開始20周年記念として、同じく活動20周年で共にLBとしても活動してきたTOKYO No.1 SOUL SETと同日に、初のレーベルを超えたベストアルバム『THE BEST OF スチャダラパー1990~2010』をリリース。(TOKYO No.1 SOUL SETは『BEST SET』をリリース)それぞれのアルバムにはTOKYO No.1 SOUL SETと共作の新曲が収録されており、『THE BEST OF スチャダラパー1990~2010』には"スチャダラパー feat.TOKYO No.1 SOUL SET"名義で「Never Ending Beats」が、『BEST SET』には"TOKYO No.1 SOUL SET feat.スチャダラパー"名義で「STARDUST」が収録された。

備考

ディスコグラフィー

シングル

  タイトル 発売日 レーベル 規格 最高順位
1st N.I.C.E.GUY〜1991NICE GUYS REMIX〜 1991年2月14日 MAJOR FORCE/FILE RECORDS 12cmCD
2nd スチャダランゲージ〜質問:アレは何だ?〜 1991年7月25日 Epic/Sony Records 12cmCD
3rd ゲームボーイズ 1991年12月12日 12cmCD
4th Trio The Caps 1992年4月22日 8cmCD
5th SANTAFUL WORLD 1992年11月21日 Ki/oon Sony Records 8cmCD
6th コロコロなるまま 1993年5月21日 8cmCD
7th 今夜はブギー・バック (smooth rap) 1994年3月9日 8cmCD
8th ドゥビドゥWhat? 1995年2月1日 TOSHIBA-EMI 8cmCD
9th From 喜怒哀楽 1995年4月8日 8cmCD
10th サマージャム'95 1995年7月19日 8cmCD
11th クライング・ドゥービーマン 1995年10月4日 8cmCD
12th アクア フレッシュ 1996年7月10日 12cmCD
13th 大人になっても 1996年7月10日 8cmCD
14th アーバン文法 1998年3月25日 WEA Japan 12cmCD
15th MORE FUN-KEY-WORD 1998年6月25日 12cmCD
16th トリプルショットEP 1999年9月8日 12cmCD
17th DISCO SYSTEM 2006年8月9日 Universal Music 12cmCD 113位
18th ライツカメラアクション 2008年6月11日 tearbridge records 12cmCD 71位
19th Hey! Hey! Alright / スチャダラパー + 木村カエラ 2009年1月14日 12cmCD 10位

 

その他シングル

  • 哀しみturn it up (2012年6月13日、Melody Fair) - ライブ会場・公式ホームページ限定発売

アルバム

  タイトル 発売日 レーベル 備考 最高順位
1st スチャダラ大作戦 1990年5月5日 MAJOR FORCE/FILE RECORDS
2nd タワーリングナンセンス 1991年10月10日 Epic/Sony Records
3rd WILD FANCY ALLIANCE 1993年2月21日 Ki/oon Sony Records
4th スチャダラ外伝 1994年4月1日
5th 5th wheel 2 the coach 1995年4月26日 TOSHIBA-EMI
6th 偶然のアルバム 1996年9月4日 2007年11月28日に「Standard of 90'sシリーズ」として再発
7th fun-keyLP 1998年10月25日 Wea Japan
8th ドコンパクトディスク 2000年5月24日
9th The 9th Sense 2004年4月28日 compactsounds
10th CON10PO 2006年11月15日 Universal Music 34位
11th 11 2009年3月25日 tearbridge records 47位
12th 1212 2015年1月28日 ZENRYO RECORDS/SPACE SHOWER MUSIC 初回限定盤:CD+DVD、通常盤:CD 20位

ミニアルバム

  • 『3000』 ライブ会場限定3000枚 (2011年7月3日) 
  • 『6ピース バリューパック』 ライブ会場限定 (2013年6月16日) → 公式ウェブ限定

共演アルバム

ライブアルバム

  • 『よりぬきスチャダラ全力投球!』 (2012年10月13日) ライブ会場限定

ベストアルバム

  • ポテン・ヒッツ 〜シングル・コレクション〜(1994年10月21日・KSC2-93)
  • Cycle Hits 〜remix Best Collection〜(1995年12月1日・KSC2-132)- リミックス曲のベスト
  • 東芝クラシック95-97(1998年3月25日・TOCT-10206)
  • CAN YOU COLLABORATE?~best collaboration songs&music clips~(2008年12月3日・NFCD-27142/3/B)- 客演のベストとPV集
  • THE BEST OF スチャダラパー 1990〜2010 (2010年2月24日・NFCD-27207~8)

アナログ盤

  タイトル 発売日 レーベル
シングル スチャダラパーのテーマPT.2/N.I.C.E.GUY〜1991NICE GUYS REMIX〜 1991年3月14日 MAJOR FORCE/FILE RECORDS
シングル ゲームボーイズ 1991年12月13日
シングル SANTAFUL WORLD/TRIO THE CAPS 1992年12月12日 FILE RECORDS
アルバム WILD FANCY ALLIANCE 1993年6月30日
シングル BOOGIE BACK〜SPECIAL LIMITED VINYL EDITION〜 1994年5月14日
アルバム スチャダラ外伝 1994年9月
アルバム The Potent Hits 91-92 1994年10月
アルバム The Potent Hits 91-92 1994年10月
アルバム ULTIMATE BREAKFAST&BEATS 1995年3月8日 TOSHIBA-EMI
アルバム 5th wheel 2 the coach 1995年7月19日
アルバム 45RPM STEREO 1995年10月4日
シングル 大人になっても 1997年6月1日 SCHOOL PRODUCTION
アルバム 偶然のアルバム 1997年9月4日 TOSHIBA-EMI
シングル アーバン文法 1998年3月25日 Warner Music
アルバム fun-keyLP 1998年10月
シングル TRIPPLE SHOT EP 1998年9月8日
シングル 5W1H 2000年2月25日 A.K.A. bounse
シングル Where ya at? 2000年4月7日
アルバム ドコンパクトディスク 2000年5月5日 Warner Music
シングル FUN-KEY 4-1/CUT UP THE 9TH SENSE 2005年3月1日 JETSET RECORDS
シングル con10po 2006年11月15日
-
シングル Good Old Future/ライツカメラアクション 2008年11月15日 Melody Fair

ビデオ・DVD

  • スチャ・ダ・ライヴ(1990年11月23日・24MF-022)
  • スチャダラ30分(1991年12月12日・ESVU-341)
  • Fantastic Video Festival(1995年1月21日・KSV5-5018)
  • RE SCHADA LIVE(1996年7月18日・TOVF-1224)
  • View Masters(1996年9月19日・TOVF-1246)
  • FUN-KEY 4 VIEW(URBAN ROCK BOX)(1999年7月28日・WPC6-1)
  • THE 9th SENSE LIVE(2004年12月8日・CSDA-003)
  • THE LAST GIGS(2006年4月5日・KSBL-5818)電気グルーヴ×スチャダラパー名義
  • スチャダラパーの悪夢(2009年11月25日・NFBD-27197)

書籍

  • 『スチャダラ2010』 (1996年、スチャダラパーが出演した演劇のシナリオ本。構成・脚本を担当した宮沢章夫との座談会も収録)
  • 『スチャダラゼミ』 (1997年、松本真介+松本洋介+光嶋誠名義、月刊カドカワで連載していたコラム「スチャダラゼミ」の単行本)
  • 『スチャダラ ラウンジ』 (1998年、エルティーンで連載していたコラム「スチャダラパーのズームアップバカ」の単行本)
  • 『Yo!クロニクルダンディ』 (2001年、TV Bros.で連載していたコラム「ゴキ足のダンナ」の単行本)
  • 『明日に向かって捨てろ!!』 (2008年、BOSE名義、「ほぼ日刊イトイ新聞」連載のコラムの単行本化)
  • 『ヤングトラウマ 〜ひろ子ドカベンバムバータ。〜』 (2009年、語り下ろし単行本)
  • 『ブリングザノイズ』 (2009年、ANI名義の写真集)
  • 『余談 2+3』 (2013年6月16日)

出演

過去の出演番組

ラジオ

SCHA NOVA-スチャノヴァ(TOKYO FM)
毎週土曜24:30 - 25:00(2007年10月 - 2008年3月)
毎週土曜25:30 - 26:00(2008年4月 - 2009年3月)
毎週金曜26:30 - 27:00(2009年4月 - 2009年6月)
ベストアルバム発売を記念して2010年2月24日に一夜限り復活した。

テレビ

CM

関連項目

脚注

  1. ^ 「スチャダラパーのテーマPT.1」。権利の関係で未発売、トラックを替えた「スチャダラパーのテーマPT.2」が製作・収録された。

外部リンク