腐女子

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腐女子(ふじょし)とは、やおいボーイズラブ(BL)と呼ばれる男性同士の恋愛を扱った小説漫画などを好む女性のことである。「婦女子」(ふじょし)をもじった呼称である。以前はヤオラーとも呼ばれていた[注 1]

腐女子という言葉は、1990年代末にネット上で使用が確認されており、2005年頃から一般にも認知されるようになった[1]。元々やおいやおタクは社会にとって病理的な現象の一つだったが、大きなイメージギャップのあるボーイズラブ、腐女子という新しい言葉が使われるようになったことで、男性同性愛を題材にした作品やその愛好者のイメージを刷新することに一役買った[2]。やおい・BLジャンルを好む女性に限らず、おたく趣味を持つ女性全般を指す言葉として用いられることもある[3]。ただし女性おたくでも、男性同性愛をテーマにする作品を好まない人には、腐女子と呼ばれたり、一括りにされることを嫌がる人もいる。やおい・BLジャンルを愛好する女性を腐女子と呼ぶのに対し、夢小説と呼ばれる女性向け二次創作を愛好する女性は夢女子とも呼ばれる[4]。腐女子は、女性のおたく趣味への罵倒語(蔑称)として使用されることもある[5]

年齢の高い腐女子をさす派生語として貴腐人(きふじん)もある[6][7]。同様の趣味を持つ男性は、腐男子あるいは「父兄」をもじって腐兄(ふけい)などと呼ばれる。

概要[編集]

もともとはホモセクシャルな要素を含まない作品の男性(的)キャラクターを同性愛的視点で捉えてしまう自らの思考や発想を、自嘲的(じちょうてき)に「腐っているから」と称したことから生まれたといわれる。使われ始めた当時はへりくだったニュアンスとして、自身の特殊な趣向に対する防衛線の役割を果たしていた[4]。腐女子は「私」の存在を消したうえで、「対関係」となる男性キャラクター同士の関係を築くことを重視する[4]。(漫画『私がモテてどうすんだ』の著者ぢゅん子は、腐女子の主人公について「もっとも主人公になりたくない人物」と語っている[8]。)コミックマーケットへの参加者の多数が腐女子だといわれている(2014年時点)[4]

BLレビュアーのぶどううり・くすこによると、2016年時点で「腐女子」という表現で出典を明記できる最古の例は、1999年の男性の個人ブログである[9]。ブログ[10]では「ネット上の某掲示版」に関する用語として説明され、言葉のイメージは、話題はちょっと下品だが18禁ではなく、不真面目というわけではないが堅苦しくもなく、オタクみたいだけど暗くはない、と表現されている[11]上野千鶴子は、2000年頃から2ちゃんねるを中心に発生した言葉であると述べている[12]。もともとは少女マンガ家が使い始めたものだとする説もある[13]

社会学者上野千鶴子によれば、自らのことを腐女子と表現する背景には、相手から「腐ったような女子」といわれる前に自分からそれを表明して侮蔑を回避するという「居直りのレトリック」があるといい、これはエッセイスト酒井順子の著書『負け犬の遠吠え』をきっかけに自らを「負け犬」と呼ぶ女性が増加したこと[注 2]と同様であるという(ただし、腐女子を自称するエッセイスト杉浦由美子は、社会的向上心が強く他者の評価を重視するという点において「負け犬」を自称する女性は「腐女子」を自称する女性と異なるとしている[14])。また、男性からの性的視線の遮断という観点からはヤマンバギャルとも共通点があるという意見もある[15]。ライターの松谷創一郎は、自分自身を相対視して自虐的に表現するだけの余裕ができたという点において、この言葉の発生はやおい文化の成熟を意味していると述べている[16]

2004年〜2005年にかけて男性オタクを主人公とした『電車男』がメディアミックス展開され2005年には映画化し、メイド喫茶が乱立するなどのオタクブームが起こった。杉浦由美子は、この時点では腐女子を含む女性オタクはあまり取り上げられることは多くなかったと述べている[17]。三崎尚人は、オタクブームの中で2005年秋ごろから男性のおたくだけでなく、女性のおたくへの関心が増していたと述べている[18]。『電車男』のヒットでメディアが「オタク文化」の延長線として「腐女子」にも目を向けるようになり、徐々に取り上げられるようになった[19]。2005年には雑誌「AERA」(朝日新聞社)で特集記事が組まれ、「腐女子」が一般にも知られるようになっていった[1]。2007年になると6月と12月に雑誌『ユリイカ』上で臨時増刊号として特集が組まれ、メディアへの登場例も増加した[20]

(主に男性の)オタクから金品を巻き上げるなどの行為をオタク狩りと呼ぶが、腐女子に対する悪質な付きまといやナンパ行為をさす「腐女子狩り」という言葉も生まれた。腐女子狩りが行われる背景には、性描写の多いやおい・ボーイズラブ表現を好む女性なら性的な事柄への関心も高いだろうと推測する男性側の心理があるかもしれないという意見もある。腐女子狩りはナンパや付きまといに限られず、犯罪行為の場合もある。[21]

腐女子という存在は様々に分析されてきた。初期の分析は、なぜやおい・BLジャンルを愛好するのかという動機が観点だった。この観点での分析は、中島梓『コミュニケーション不全症候群』(1995年)が最初であり、やおい・BLジャンルを愛好するのは「男女差別の中で抑圧された女性性が自傷的行為に走らせているからだ」という理解が中心で、「女性が女性という性であること自体に対しての強い不適応感」や、「女性は選別される性として、他者からの承認によってしか自己肯定感を得ることができなかった」ということが問題視された。しかし、永久保陽子『やおい小説論』(2005年)以降は、抑圧からの逃避というより、女性によるジェンダーの娯楽化であると理解され、動機よりも作品で「なに」が描かれているかという観点にシフトしてきている。[4]

インターネットの普及で、やおい系二次創作が広く(腐女子以外の人々の目に留まらないよう工夫された形で)共有されるようになった。2007年にイラストの投稿に特化したソーシャル・ネットワーキング・サービス pixiv が公開され、このサイトでは閲覧者を拒む機能がなかったこともあり、秘密の共有という色合いが強かったやおい系二次創作が人の目に触れる形となった。以降、二次創作には著作権上の問題があるにも関わらず、腐女子の間での二次創作ジャンルとしての人気は「おたくビジネス」における人気のバロメーターとしても捉えられるようになっている。[4]最初から腐女子に受けるように考慮された作品も増加している。金田淳子・永久保陽子は、出版社や制作サイドは、ボーイズラブ的なものが商売になると理解し戦略的に使うようになっており、こういった傾向は1980年代には始まっており、1990年代には少年誌「ジャンプ」はすでに自覚的で、現在では一般化していると述べている[22]

腐女子が登場する漫画や小説もある。相田美穂は、男同士の恋愛ものを愛好する女性キャラクターが登場するもっとも古い商業漫画作品は、確認できた限りでは2002年の中島沙帆子の四コマ漫画『電脳やおい少女 1巻』であると述べている。なお本作の主人公は、非オタクのイケメン大学生の彼氏持ちであり、彼氏に対して「カミングアウト」はしていない。2006年頃から、オタク男性と腐女子の彼女という関係を描く作品が現れており、2008年以降描かれる腐女子のキャラクターは多様化している[23]

腐女子の特徴[編集]

一般に腐女子は自分自身がやおい趣味を持つことを仲間内以外には隠す傾向があり、公衆の面前で同人誌を広げたり自分たちの趣味について堂々と話すのははしたないことであるという規範意識を持っている場合がある[24]漫画家伊藤剛によれば、自身が腐女子であることを隠す傾向は地方ほど高いという[25]名藤多香子は、腐女子の自身の趣味の隠蔽度は次の3段階に分かれているとしている[26]

  1. 腐女子仲間とだけ趣味を共有し、一般の友人には完全に趣味を隠蔽するケース
  2. 腐女子仲間のほか、一般の友人のうちでも理解のある人には趣味を公開するケース
  3. 腐女子しか友人がいないので隠蔽する必要が無いケース

福岡女学院大学の吉田栞・文屋敬は、「〈告白〉とは、少女同士の間に形成されたコミュニティへ参加するために必要な条件」であり、腐女子が〈告白〉の対象とするのは、主に漫画やアニメ、ゲームに登場する男性キャラクターたちであると述べている[4]。自身の腐女子的な趣味を告白することは、性的少数者がそのセクシュアリティを告白するときの表現にならって「カミングアウト」としばしば表現される[27]

男性の同性愛ものを好むからといって腐女子自身が同性愛者であるケースは少ない[28][29]。中島梓は1998年の著作で、やおいを愛好する女性たちは、現実の男性の同性愛者に対しては興味を示さないことが多いと述べている[30]

腐女子に対するステレオタイプなイメージとして、「現実の男性に相手にされないようなモテない地味な女性がやおい・ボーイズラブに逃避している」というものがあり、それに対して例えばエッセイスト杉浦由美子などから「実際には恋人もいてモテる女性であるような腐女子も多い」という反論がなされることがある[31]。これについて、森川嘉一郎は、それは大半の腐女子にとっては自分たちへの偏見を取り除いてくれる行為であったとしても、実際に現実の恋愛へのコンプレックスからやおい嗜好に走ったステレオタイプ像通りの腐女子に対してはかえって心理的負担をかけてしまうと指摘している[32]。なお、参考になりうる統計として、(その多くを腐女子が占めると思われる)漫画雑誌『ぱふ』でのアンケート結果では恋人・配偶者のいる人が回答者の28%だったのに対し、20代の一般女性でのその比率は48%である、というものがある(異性からアプローチを受けているかという比較ではないため、このデータから単純にモテ具合の比較はできない)[33]

松田いりあは、腐女子の消費様式は恋愛資本主義的なジェンダーの抑圧にとらわれないものであり、消費文化における「女の系譜」[注 3]を書き換える存在であることが示唆されるとしている[35]

一般に腐女子は、「なぜやおい・BLを好むのか」といったことについて分析されることを嫌う傾向にあるという意見もある(やおい#やおい分析への反感を参照)[36]

近年では、作家の三浦しをん、アナウンサーの有働由美子[37]、女優の二階堂ふみ[38]など、BL愛読者であることを公言する女性著名人も増えた。

腐女子のコミュニティの特徴[編集]

社会学者東園子は、腐女子が形成するコミュニティを女性版のホモソーシャルと解釈できるとしている。ホモソーシャルとは文学研究者・社会学者のイヴ・セジウィックが論じた概念で、男性同士で友情をはじめとする社会的なつながりが形成されてその間で女性は貨幣のように交換されるという構造を持ち、ホモフォビア(同性愛嫌悪)とミソジニー(女性嫌悪)という2つの特徴がある。腐女子のコミュニティでは、通常のホモソーシャルの枠組みにおいて女性が貨幣として交換されていたかわりに、物語の中の男性が欲望の対象として女性同士の間で交換される。(通常の男性の)ホモソーシャルにおける女性嫌悪についても、これを異性嫌悪と読み替えれば、(物語の中ではなく現実の)男性に対する嫌悪として腐女子のコミュニティに間に存在している(やおい系の同人雑即売会で男性の入場が禁止される例など、現実の男性を排除する傾向がある)。他方、同性愛嫌悪の傾向は腐女子のコミュニティにはあまり見受けられず、東園子はむしろ女性同士の絆を維持するための異性愛嫌悪の傾向の方が強いとしている。これは、通常の女性のコミュニティでは異性に関心を持つことが暗黙のうちに義務付けられている面があるため、そういった抑圧をキャンセルする場として腐女子のコミュニティが機能しているとみることができる[39]

翻訳家栗原知代は、腐女子のコミュニティにおける女性同士の連帯感を「シスター・フッド」(英:sisterhood)や「セパレート・レズビアン[要追加記述]」と類似するものだと指摘している[40]

名藤多香子は、腐女子を含む女性の同人サークルにおいては先輩から後輩に対して敬語をはじめとする礼儀作法の類を徹底的に教え込まれるなど厳しい規律が存在し、それに反した構成員をコミュニティから排除するといったケースも存在すると述べている[41]

腐女子が主に使用する用語[編集]

一部はおたく用語と共通しているが、意味が異なるものもある。

カップリング/カプ/CP
恋愛関係にあるとされる攻めと受けの組み合わせのこと。詳しくはカップリングの項目を参照。
原作
二次創作同人の元の作品で、腐女子がカップリングと同等に重要視するもの。多様な関係の男性キャラがいることで、腐女子の嗜好によって様々な組み合わせや解釈を行うことができる。
近年は腐女子がオタク商品の主要購買層となりつつあり、本来腐女子向けでない原作でも意図的に腐女子人気を狙った設定や描写が増えてきているが、「火のない所に煙を立たせる」のが腐女子の大きな特徴であり、このようなお仕着せの萌え設定には反発も多い[42]
単一/一棒一穴/一夫一夫
総受け・総攻めや三角関係などがなく、あくまで攻め×受けだけによるカップリングのこと。
鬼畜
主に攻めが受けに対し辛辣な言葉を吐いたり、時に人道的とは言いがたい行為を強制しているもの。
グロ
キャラクター・人物の体が出血・負傷・欠如していたり、骨や臓器が露出しているもの。
スカトロ/スカ
キャラクター・人物の排便または排尿表現があるもの。
18禁/15禁
成人向けの性的表現がある作品を18禁、ある程度の性的表現や残酷な表現がある作品を15禁などと通称する。これらは映画やゲームなどの業界団体が使用するレイティング用語を言葉のみ模倣したもので、もとより明確な判断基準や拘束力があるわけではない。性行為の描写をどこまで重視するかは腐女子によって好みが分かれる。
やおい穴
腐女子が性行為を描く際、女性器の位置に男性の体には存在しないはずの性器挿入用の穴が描かれることがあり、「やおい穴」「腐女子穴」「謎穴」などと称される。これは本来男性同士では不可能な体位である正常位での性交を描写するために用いられる。
やおい穴は「男性の身体に関する腐女子(またはやおい・ボーイズラブ作家)の知識の欠如」を端的に表しているのだとする意見もある。これに対して三浦しをん金田淳子は、女性にも肛門はあるのだから男性身体の特性を理解していないのではなく虚構の物語の中でのリアリティを追求した結果であり、男性向けのエロ漫画における非現実的なほどの巨乳の女性の描写と似たようなものであると反論している[43]
擬人化
人間以外のものを人型のキャラクターにしたもの。動物、モンスターなどの人外キャラクターを人型にしたものが主だが、中には電車や建造物等の無機物による擬人化もある。
女体化
受け(まれに攻め)となるキャラクター・人物を性転換したもの。ジャンルやキャラクターによって人気が出る場合もある。
女装
受け(まれに攻め)となるキャラクター・人物が女装したもの。主な衣服はセーラー服、メイド服、ナース服、ゴスロリ、振袖、最初から着ている服を女性用に改造したものなど。
健全
性的描写が無いものや、アブノーマルカップリング(やおい・百合近親相姦など)を扱っていない作品のこと。個人の主観によって健全と非健全の定義は異なるため、あくまで参考程度にしかならない。
聖域
特別な思い入れがあり、やおい萌えにより「汚し」たくないジャンルやキャラクター・人物のこと。
ナマモノ/ナマ
芸能人など実在の人物をやおいにすること。
雑食
同時に多くのカップリングやジャンルを好むこと。
よろず
同時に多くのジャンルを扱う同人サイトや同人誌のこと。
萌え
オタクと同じく、多くの腐女子が頻繁に使う。主な対象はキャラクター・人物、攻めと受けの関係性、作品など。
燃え
少年漫画などを好む腐女子が、原作を純粋に楽しい・面白いと思った時などに使う。腐女子の萌えの一番の燃料であり、原作・公式・キャラクターへの愛を構成する重要な要素とされている。
ヤオラー
やおいが好きな者。腐女子、腐男子とほぼ同義。
隠れ腐女子/隠れヤオラー
やおいが好きなことや、同人活動を行なっていることを周囲の人間に秘密にしている者のこと。
ゴキ腐リ[44]
ゴキブリと腐女子の当て字で造語された、数ある腐女子系の言葉の中でも最上級の罵倒・侮蔑語として用いられる言葉。腐女子のなかで迷惑行為を行う人々を指し示したり、あるいは「腐女子全体を悪し様に呼ぶ言葉」として使われる。
邪道/邪道カプ
合わないと思うカップリングのこと。特別な定義はなく各人の嗜好に基づくため、腐女子間で衝突が起きることもある。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 例えば中島梓の『タナトスの子供たち―過剰適応の生態学』(筑摩書房、2005年、189頁。ISBN 978-4480420916。)で使われている。
  2. ^ 負け犬#負け犬ブームを参照。
  3. ^ フェミニストリュス・イリガライは、社会には「父→息子」と「母→娘」という2つの系譜が存在し、父権性社会の抑圧により後者の「女の系譜」は忘却されてしまったと述べている[34]

出典[編集]

  1. ^ a b 金鎔均・徐慶元 日本大衆文化における「腐女子」に関する一考察 日本近代學硏究 第47輯
  2. ^ 千田有紀『貴腐人、もしくは汚超腐人の密かな愉しみ」『詩と批評 ユリイカ 特集 BL オン・ザ・ラン!』 青土社、2012年
  3. ^ 東園子「妄想の共同体――「やおい」コミュニティにおける恋愛コードの機能」『思想地図〈vol.5〉特集・社会の批評』 日本放送出版協会、2010年、271頁(注釈1)。ISBN 978-4140093481
  4. ^ a b c d e f g 吉田栞・文屋敬 腐女子と夢女子の立ち位置の相違 福岡女学院大学紀要. 人文学部編 (24), 61-81, 2014-03 福岡女学院大学
  5. ^ 「二〇〇七年のBL界をめぐって そして"腐女子"とは誰か」『ユリイカ』 2007年12月臨時増刊号、21頁。
  6. ^ 野阿梓 「極私的「やおい」閑談R」『ユリイカ』 2007年12月臨時増刊号、77頁。
  7. ^ 三浦しをん金田淳子斎藤みつ山本文子 「二〇〇七年のBL界をめぐって そして"腐女子"とは誰か」『ユリイカ』 2007年12月臨時増刊号、24頁。
  8. ^ ぢゅん子『私がモテてどうすんだ』インタビュー オタク女子は、好きなキャラが死んだら仏壇に花を飾る!?
  9. ^ ボーイズラブ回顧年表:ぶどううり・くすこ文責 【20160322版】
  10. ^ ブログに掲載された情報によると筆者は30代男性で、「最近, ネット上の某掲示版で腐女子(たぶん[ふじょし]と読む)の見習いをしている. 腐れた女子という意味で, まあ女子になることはできないが, この 腐れという言葉が面白い. 」と書かれている。
  11. ^ 落書帳 赤穂昭太郎
  12. ^ 上野千鶴子 「腐女子とはだれか? サブカルのジェンダー分析のための覚え書き」『ユリイカ』 2007年6月臨時増刊号、34頁。
  13. ^ 堀あきこ 『欲望のコード―マンガにみるセクシュアリティの男女差』 臨川書店、2009年、143頁。ISBN 978-4653040187
  14. ^ 杉浦由美子 『オタク女子研究 腐女子思想大系』 原書房、2006年、32-36頁。ISBN 978-4562039920
  15. ^ 「腐女子とはだれか? サブカルのジェンダー分析のための覚え書き」『ユリイカ』 2007年6月臨時増刊号、34-35頁。
  16. ^ 松谷創一郎 『ギャルと不思議ちゃん論: 女の子たちの三十年戦争』 原書房、2012年、279頁。ISBN 978-4562048588
  17. ^ 『オタク女子研究 腐女子思想大系』208頁。
  18. ^ 三崎尚人 『オタク女子研究 腐女子思想大系』批判 同人誌生活文化総合研究所
  19. ^ 「ヤオイ・イズ・アライブ わかりたいあなたのための、やおいマンガ・マップ」『ユリイカ』 2006年1月号、176頁。
  20. ^ 吉本たいまつ 「「オタク喪男」とボーイズラブ 801ちゃんと一緒に」『ユリイカ』 2007年12月臨時増刊号、136頁。
  21. ^ 荒井彩 (2010年10月6日). “腐女子狩りに、腐女子から過激な一言「心に男性器を持つ腐女子を舐めるな」——彼女達に送る諸注意”. livedoorニュース (ライブドア). オリジナル2011年3月21日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20110321032649/http://news.livedoor.com/article/detail/5056418/ 
  22. ^ 金田淳子・永久保陽子「BLの浸透と拡散をめぐって」『詩と批評 ユリイカ 特集 BL オン・ザ・ラン!』 青土社、2012年
  23. ^ 相田美穂 上書きされる現実 : 2002年から2011年における腐女子キャラクターの変遷を事例として 広島国際研究 20, 105-118, 2014 広島市立大学国際学部
  24. ^ 金田淳子「解釈共同体のポリティクス」『文化の社会学』有斐閣、2007年、167頁・185頁。ISBN 978-4641122420
  25. ^ 伊藤剛「男性のための〈試験に出る〉やおい講座 第1回・七〇年代篇」『マンガは変わる―“マンガ語り”から“マンガ論”へ』 青土社、2007年、214頁。ISBN 978-4791763856
  26. ^ 名藤多香子 「「二次創作」活動とそのネットワークについて」『それぞれのファン研究―I am a fan』 風塵社、2007年、73-74頁。ISBN 978-4776300359
  27. ^ 「「二次創作」活動とそのネットワークについて」『それぞれのファン研究―I am a fan』74頁。
  28. ^ 溝口彰子 「妄想力のポテンシャル レズビアン・フェミニスト・ジャンルとしてのヤオイ」『ユリイカ』2007年6月臨時増刊号、59頁。
  29. ^ 斎藤環 『関係する女 所有する男』 講談社、2009年、149-150頁。ISBN 978-4062880084
  30. ^ 中島梓 『タナトスの子供たち―過剰適応の生態学』 筑摩書房、2005年、300頁。ISBN 978-4480420916
  31. ^ 杉浦由美子 『腐女子化する世界―東池袋のオタク女子たち』 中央公論新社、2006年、38頁。ISBN 978-4121502292
  32. ^ 森川嘉一郎 「数字で見る腐女子」『ユリイカ』 2007年12月臨時増刊号、129頁。
  33. ^ 「数字で見る腐女子」『ユリイカ』 2007年12月臨時増刊号、125-126頁。
  34. ^ リュス・イリガライ著、浜名優美訳『差異の文化のために―わたし、あなた、わたしたち』法政大学出版局、1993年、9-10頁。ISBN 978-4588021435
  35. ^ 松田いりあ 「消費社会と消費文化――「女の系譜」のゆくえ」『文化の社会学―記憶・メディア・身体』 文理閣、2009年、179頁。ISBN 978-4892595868
  36. ^ 石田仁 「「ほっといてください」という表明をめぐって やおい/BLの自律性と表象の横奪」『ユリイカ』 2007年12月臨時増刊号、114頁。
  37. ^ 西村マリ 第1回 女性は男同士のラブストーリーが好き! ボーイズラブは楽しい!――やおい/ヤオイ/YAOIのいま 青土社
  38. ^ 映画『ヒミズ』が高評価の文化系女優・二階堂ふみは腐女子だった! ダヴィンチニュース
  39. ^ 「妄想の共同体――「やおい」コミュニティにおける恋愛コードの機能」『思想地図〈vol.5〉特集・社会の批評』264-270頁。
  40. ^ 栗原知代「概論2 同人誌をめぐる考察」『耽美小説・ゲイ文学ブックガイド』 白夜書房、1993年、338頁。ISBN 978-4893673237
  41. ^ 「「二次創作」活動とそのネットワークについて」『それぞれのファン研究―I am a fan』93-94頁。
  42. ^ 「青少年漫画から見る「やおい」」『ユリイカ』2007年6月臨時増刊号、69-70頁。
  43. ^ 三浦しをん・金田淳子「「攻め×受け」のめくるめく世界 男性身体の魅力を求めて」『ユリイカ』2007年6月臨時増刊号、28頁。
  44. ^ ゴキ腐リ/ 同人用語の用語知識 2008年11月16日

関連項目[編集]