生モノ (同人)
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生モノ(なまモノ)とは、同人誌などにおいて、タレントやスポーツ選手など、実在の人物・生き物(固有名称を持つもの)を題材にしていること、および題材にして制作された作品を指す隠語。特にやおいのジャンルで使われる[1]。ナマモノや、隠語をさらに隠語化したnmmn[注釈 1]という表記も行われる。
英語では「real person fiction」(RPF)と言う[2]。特に同性愛かつ性的描写が含まれる場合は「real person slash」(RPS)と呼ばれる[3]。
生きている人間の私生活を題材とするため、本人や関係者、ファンなどの目に触れないようにするなど、取り扱いに注意すべきという意味が込められている。
用語
[編集]- J禁(ジェイきん)
- ジャニーズ事務所関係者、もしくはJリーグのチーム関係者へ見せないようにという意味の言葉[4]。芸能人を題材としたやおい同人誌を、本人が出演するラジオ番組に送ったという都市伝説があり、そこからこのような注意書きが行われるようになったと言われる[4]。
- P禁(ピーきん)
- 同人文化を知らない一般の人たち(一般ピープル)へ見せないようにと言う意味で、生モノだけの用語ではないが、生モノで多く使われる[4]。
- 半生(はんなま、hnnm[注釈 1]とも)
- 実写ドラマ・映画などを題材にしている作品は、登場人物自体は架空であっても、実在の俳優が演じているため、このように俗称されることがある[5]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ↑ 杉浦由美子『オタク女子研究 腐女子思想大系』原書房、2006年、61頁。ISBN 978-4562039920。
- ↑ Fathallah, Judith (2018年12月1日). “Reading real person fiction as digital fiction: An argument for new perspectives” (PDF). Convergence (英語). 24 (6): 568–586. doi:10.1177/1354856516688624. ISSN 1354-8565. S2CID 148751639. 2026年2月18日閲覧.
- ↑ Ock, Hyun-ju (2021年1月13日). “Controversy grows over ‘real person slash’ sexualizing male K-pop idols”. コリア・ヘラルド. 2026年2月18日閲覧.
- 1 2 3 大崎祐美『腐女子のことば』一迅社、2009年、139、140、155頁頁。ISBN 978-4-7580-1137-2。
- ↑ 金田一「乙」彦『オタク語事典 〜マンガ・アニメ・ネット・ゲームの最新&定番ワードがまるわかり』美術出版社、2009年、91頁。ISBN 978-4568221329。