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生モノ (同人)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

生モノ(なまモノ)とは、同人誌などにおいて、タレントスポーツ選手など、実在の人物・生き物(固有名称を持つもの)を題材にしていること、および題材にして制作された作品を指す隠語。特にやおいのジャンルで使われる[1]ナマモノや、隠語をさらに隠語化したnmmn[注釈 1]という表記も行われる。

英語では「real person fiction」(RPF)と言う[2]。特に同性愛かつ性的描写が含まれる場合は「real person slash」(RPS)と呼ばれる[3]

生きている人間の私生活を題材とするため、本人や関係者、ファンなどの目に触れないようにするなど、取り扱いに注意すべきという意味が込められている。

用語

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J禁(ジェイきん)
ジャニーズ事務所関係者、もしくはJリーグのチーム関係者へ見せないようにという意味の言葉[4]。芸能人を題材としたやおい同人誌を、本人が出演するラジオ番組に送ったという都市伝説があり、そこからこのような注意書きが行われるようになったと言われる[4]
P禁(ピーきん)
同人文化を知らない一般の人たち(一般ピープル)へ見せないようにと言う意味で、生モノだけの用語ではないが、生モノで多く使われる[4]
半生(はんなま、hnnm[注釈 1]とも)
実写ドラマ・映画などを題材にしている作品は、登場人物自体は架空であっても、実在の俳優が演じているため、このように俗称されることがある[5]

脚注

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注釈

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出典

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  1. 杉浦由美子『オタク女子研究 腐女子思想大系』原書房、2006年、61頁。ISBN 978-4562039920
  2. Fathallah, Judith (2018年12月1日). “Reading real person fiction as digital fiction: An argument for new perspectives” (PDF). Convergence (英語). 24 (6): 568–586. doi:10.1177/1354856516688624. ISSN 1354-8565. S2CID 148751639. 2026年2月18日閲覧.
  3. Ock, Hyun-ju (2021年1月13日). “Controversy grows over ‘real person slash’ sexualizing male K-pop idols”. コリア・ヘラルド. 2026年2月18日閲覧.
  4. 1 2 3 大崎祐美『腐女子のことば』一迅社、2009年、139、140、155頁頁。ISBN 978-4-7580-1137-2
  5. 金田一「乙」彦『オタク語事典 〜マンガ・アニメ・ネット・ゲームの最新&定番ワードがまるわかり』美術出版社、2009年、91頁。ISBN 978-4568221329

関連項目

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