怪盗グルーの月泥棒 3D
| 怪盗グルーの月泥棒 | |
|---|---|
| Despicable Me | |
|
英語版ロゴ | |
| 監督 |
ピエール・コフィン クリス・ルノー |
| 脚本 |
シンコ・ポール ケン・ダウリオ |
| 原案 | セルジオ・パブロス |
| 製作 |
クリストファー・メレダンドリ ジャネット・ヒーリー ジョン・コーエン |
| 製作総指揮 |
ニーナ・ローワン セルジオ・パブロス |
| 出演者 | スティーヴ・カレル |
| 音楽 |
ハンス・ジマー ヘイター・ペレイラ ファレル・ウィリアムス |
| 製作会社 | イルミネーション・エンターテインメント |
| 配給 |
|
| 公開 |
|
| 上映時間 | 95分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $69,000,000[1] |
| 興行収入 |
$251,513,985[1] $543,113,985[1] 12.0億円[2] |
| 次作 | 怪盗グルーのミニオン危機一発 |
『怪盗グルーの月泥棒』(かいとうグルーのつきどろぼう、原題: Despicable Me)は、2010年のイルミネーション・エンターテインメント製作の3Dアニメ映画で『怪盗グルーシリーズ』の第1作。ユニバーサル・ピクチャーズ配給映画初の3Dアニメ作品となる。
日本で放映されたこの映画のTVCMは『イナズマイレブン』とコラボレーションしていた。
目次
ストーリー
郊外の秘密基地でネファリオ博士と研究をしながら暮らす怪盗軍団ミニオンのリーダー・グルーは、あらゆる兵器を使って盗みや嫌がらせをすることが大好きな卑劣漢。世界一の悪党を目指す彼が狙う今回のターゲットは、月だった。彼は月を盗む為、対象を小さくできる秘密兵器「縮小ビーム銃」を手に入れるが、ライバル怪盗・ベクターに銃を盗まれてしまう。グルーは、養護施設で暮らす三姉妹がクッキーを配っていることを利用して何とか銃の奪還に成功したのだが、その三姉妹に懐かれてしまい、共同生活を送ることになる。その生活にグルーが慣れ始めた頃、三姉妹が作戦の邪魔になると考えた博士に三姉妹を追い出せと怒られてしまう。三姉妹は博士によって養護施設に引き取られてしまい、グルーは落胆する。
月日が経ち、いよいよ月を盗む日がやってきた。グルーはロケットに乗って宇宙へと旅立ち、縮小ビーム銃を使い月を縮め、盗むことに成功する。作戦成功に大喜びするグルーだが、彼はある事をふと思い出す。それは三姉妹のバレエの発表会のことであった。実はグルーがベクターにクッキーを届ける前、三姉妹のバレエを見てアグネスからチケットをもらって見に行く約束をし、ミニオンがグルーのポケットにチケットを入れていたのだ。急いで地球に戻りバレエの会場に着いたグルーだが、もう発表会は終わっていた。さらに、三姉妹はベクターによって拐われてしまっていた。グルーは自分が手に入れた月を三姉妹と引き換えにベクターに渡そうと彼の家に向かう。家に来たグルーから月を奪ったベクターは、三姉妹を返すことなくグルーを殺そうとする。博士にも助けられグルーは三姉妹を取り戻す。
銃の効果が切れた月は少しずつ元の大きさに戻り始め、計画に失敗したベクターと共に宇宙に戻る。帰ってきたグルーは三姉妹への愛を示し、改心して新たな生活を始めるのだった。
登場人物
- フェロニアス・グルー: スティーヴ・カレル
- 本作の主人公。怪盗軍団ミニオンのリーダー。盗みや嫌がらせなど、人々を困らせることが大好きで、子供嫌い。世界を驚かす悪事をしようと月を盗む計画を遂行する最中に、ひょんなことから三姉妹の父親代わりとなる羽目になってしまう。カイルというペットを飼っている。大変な身体能力の持ち主で、ミサイル攻撃を受けても不死身だったり、ミサイル攻撃をひょいひょいとかわしたりしている。
- ベクター: ジェイソン・シーゲル
- グルーの宿敵。狡猾で自信過剰な性格。眼鏡にジャージ姿が特徴。グルーの計画を阻止しようとする。本名:ビクター。通り名は「ベクトル」から取っている。サメ、ピラニア、イカなど水棲生物を武器に使う。グルーから月をもらいまんまと基地から脱出したが、突然大きくなった月の影響でピンチに侵され、最後は元どおりになった月と一緒に宇宙に行った。宇宙に行った後「ムカつく」と言っていた。その後の生存は不明。
- ネファリオ博士: ラッセル・ブランド
- グルーの家に暮らすマッドサイエンティスト。年齢は、約150歳。頭脳明晰だが奇人。
- マレーナ・グルー: ジュリー・アンドリュース
- グルーの母。グルーがロケットを作ってもそれなりの反応は見せず、ただ「フン」と言うだけ等、かなりキツイ言動が目立つが、昔のグルーの写真アルバムをいまだに大切に持っているなど本来は優しい性格。
- ミニオン
- グルーの手下の黄色く背の小さい生物。ネファリオ博士がバナナから作ったという設定が日本では一般的に知られているが、日本語版吹き替え版のみの設定であり、原語版ではシリアルから作ったことになっている。しかし後に人類以前に存在していたことが、スピンオフ作で明かされる。やる気はあるが、ドジな性格のため失敗を重ねてしまう。底抜けに明るくて、能天気な性格。基本的に不老不死らしく、空気がなくても生きていける。話す言葉は独特の言語である(本シリーズのDVD英語字幕では、本作「月泥棒」でGibberish(ちんぷんかんぷん)、続編の「危機一発」とスピンオフの「ミニオンズ」では、Minionese(ミニオン語)と記されている)が、人間の言葉は理解できるようである。
- ティム/マーク/フィル/ボブ:ピエール・コフィン
- スチュアート:ピエール・コフィン
-
- 普通の背丈で、目は一つで眠そうに半分閉じている事が多い。真ん中分けの髪型のミニオン。ギターなど楽器を演奏するのが好き。続編『怪盗グルーのミニオン危機一発』とスピンオフ『ミニオンズ』にも登場している。
- デイヴ:クリス・ルノー
- ジェリー/ケビン: ジェマイン・クレメント
- パーキンス氏: ウィル・アーネット
- 犯罪者に協力する「悪党銀行」の経営者。実はベクターの父親。
- ハッティーさん: クリステン・ウィグ
- 養護施設の経営者。見た目は優しそうだが、冷たい性格の中年女性。三姉妹は彼女の養護施設の出身。
- マーゴ: ミランダ・コスグローヴ
- グルーの元にやってきた三姉妹の長女。しっかり者で面倒見がいいが、理屈屋で過保護な所がある。なお、実父については不明。フチありの眼鏡をかけている。制服のシャツは、スカートの外に出して着てる。
- イディス: ダナ・ガイアー
- 三姉妹の次女。好奇心旺盛で、何にでも手を付けたがる為に、よく騒動を巻き起こしては、グルーを困らせる。いつも白い長靴を履いていて、バレエの発表会も長靴でステージに立つ。
- アグネス: エルシー・フィッシャー
- 三姉妹の三女。純粋な性格で誰にでも友好的に接するが、内面では愛に飢えている。三姉妹の中で最もグルーに懐いている。ユニコーンが大好きで、ぬいぐるみをねだる。
- トークショーの司会者: ケン・チョン
- フレッド・マクデイド: ダニー・マクブライド
- グルーの家の隣に住んでいる一般人。
- 観光客の父親/カーニバルの客引き: ジャック・マクブレイヤー
- 観光客の母親: ミンディ・カリング
- ニュースキャスター: ロブ・ヒューベル
- ジャスティン: デイビス・デズモンド
- サングラスをかけた悪ガキ。母親のつけた手綱をはずし、高い場所に上がってしまう。
キャスト
| 役名 | 原語版声優 | 日本語吹き替え |
|---|---|---|
| グルー | スティーヴ・カレル | 笑福亭鶴瓶 |
| アグネス | エルシー・フィッシャー | 芦田愛菜 |
| マーゴ | ミランダ・コスグローヴ | 須藤祐実 |
| イディス | デイナ・ゲイアー | 矢島晶子 |
| ベクター | ジェイソン・シーゲル | 山寺宏一 |
| ネファリオ博士 | ラッセル・ブランド | 伊井篤史 |
| パーキンス氏 | ウィル・アーネット | 内海賢二 |
| グルーの母 | ジュリー・アンドリュース | 京田尚子 |
| ハッティーさん | クリステン・ウィグ | 安達忍 |
| ニュースキャスター | ロブ・ヒューベル | 大塚芳忠 |
| フレッド・マクデイド | ダニー・マクブライド | 青山穣 |
| ツーリストパパ | ジャック・マクブレイヤー | 桜井敏治 |
| ツーリストママ | ミンディ・カリング | 雨蘭咲木子 |
その他
スタッフ
- 監督: ピエール・コフィン、クリス・ルノー
- プロデュース: クリス・メレダンドリ、ジャネット・ヒーリー、ジョン・コーエン
- 音楽: ファレル・ウィリアムス
キャッチコピー
- 「その奇跡は、一人じゃ起こせない。」
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評価
批評家の反応
Rotten Tomatoesでは82%(179人中146人)の評論家が肯定的な反応で、平均点は10点満点中6.8点だった[3]。Metacriticでは34のレビューで平均点は72点だった[4]。
『シカゴ・サンタイムズ』の映画評論家のロジャー・イーバートは4つ星満点で3つ星を与えた[5]。他に『シカゴ・トリビューン』のマイケル・フィリップスや『ローリング・ストーン』のピーター・トラヴァースも好意的な評価を下した[6][7]。
興行成績
2010年7月9日に北米の3476館で封切られ、週末3日間で約5600万ドルを稼いで初登場1位となった[8]。同年8月5日、ユニバーサル作品としては『ボーン・アルティメイタム』(2007年)以来となる北米興行収入2億ドル超えを達成した[9]。
テレビ放送
| 回数 | テレビ局 | 番組名(放送枠名) | 放送日 | 放送時間 | 放送分数 | 視聴率 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | フジテレビ | 2013年9月21日 | 9:55 - 11:40 | 105分 | |||
| 2 | 2015年8月23日 | 13:00 - 14:55 | 115分 | 5.5% | |||
| 3 | 土曜プレミアム | 2017年3月25日[注 1] | 21:00 - 23:10 | 130分 | 6.4% |
- 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。
続編
2013年に『怪盗グルーのミニオン危機一発』(原題:Despicable Me 2)が公開。
脚注
注釈
- ^ 過去2回は地域ごとに放送日時が異なり、今回が初の全国同時ネットでの放送となる。
出典
- ^ a b c “Despicable Me (2010)”. Box Office Mojo. 2015年12月5日閲覧。
- ^ 日本映画製作者連盟 2010年全国映画概況
- ^ “Despicable Me Movie Reviews, Pictures”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2010年10月30日閲覧。
- ^ “Despicable Me reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2010年9月6日閲覧。
- ^ Ebert, Roger (2010年7月7日). “Despicable Me”. rogerebert.com. 2010年7月20日閲覧。



- ^ Phillips, Michael (2010年7月8日). “Despicable does battle with itself, but sentiment wins in the end”. Chicago Tribune 2010年7月14日閲覧。
- ^ Travers, Peter. “Despicable Me”. Rolling Stone. 2010年7月14日閲覧。
- ^ “Weekend Box Office Results for July 9-11, 2010 - Box Office Mojo”. Box Office Mojo. 2010年9月6日閲覧。
- ^ Ray Subers (2010年8月6日). “Seven-Day Summary: 'Inception's Reign Continues”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年9月6日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト (英語)
- 公式ウェブサイト (日本語)
- Despicable Me - The Big Cartoon DataBase
- 怪盗グルーの月泥棒 3D - allcinema
- 怪盗グルーの月泥棒 3D - KINENOTE
- Despicable Me - オールムービー(英語)
- Despicable Me - インターネット・ムービー・データベース(英語)
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