ザ・ファブル
ザ・ファブル | |
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漫画 | |
作者 | 南勝久 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 週刊ヤングマガジン |
レーベル | ヤンマガKCスペシャル |
発表号 | 2014年49号 - 2019年51号 |
発表期間 | 2014年11月1日 - 2019年11月18日 |
巻数 | 全22巻 |
話数 | 全240話 |
漫画:ザ・ファブル The second contact | |
作者 | 南勝久 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 週刊ヤングマガジン |
レーベル | ヤンマガKCスペシャル |
発表号 | 2021年34号 - |
発表期間 | 2021年7月19日 - |
巻数 | 既刊3巻(2022年5月6日現在) |
漫画:ざ・ふぁぶる | |
作者 | 南勝久 |
出版社 | 講談社 |
掲載サイト | コミックDAYS |
レーベル | ヤンマガKCスペシャル |
発表期間 | 2018年3月6日 - 12月 |
巻数 | 全1巻 |
話数 | 全11話 |
映画:ザ・ファブル(第1作) ザ・ファブル 殺さない殺し屋(第2作) | |
原作 | 南勝久 |
監督 | 江口カン |
脚本 | 渡辺雄介(第1作) 山浦雅大 江口カン(第2作) |
音楽 | グランドファンク |
制作 | ギークサイト |
製作 | 「ザ・ファブル」製作委員会(第1作) 「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」 製作委員会(第2作) |
配給 | 松竹 |
封切日 | 第1作:2019年6月21日 第2作:2021年6月18日 |
上映時間 | 第1作:123分 第2作:131分 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・映画 |
ポータル | 漫画・映画 |
『ザ・ファブル』は、南勝久による日本の漫画。『週刊ヤングマガジン』(講談社)で2014年49号から2019年51号まで第1部が連載された[1][2]。第二部として『ザ・ファブル The second contact』と改名し、2021年34号より連載[3]。
2017年、第41回講談社漫画賞一般部門受賞[4]。2022年4月時点でシリーズ累計部数は1600万部を突破している[5]。2021年、実写映画シリーズ第2作公開[6]。
あらすじ[編集]
![]() | この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
現代の東京。その伝説的な強さのため、裏社会の人間から「寓話」という意味を持つ「ファブル[注 1]」と呼ばれる1人の殺し屋がいた。その男は幼いころから「ボス」の指導を受け、数々の標的を仕留めてきた。しかし、彼の正体が暴かれるのを恐れたボスは「1年間大阪に移住し、その間は誰も殺さず一般人として平和に暮らせ」と指示する。こうして彼は「佐藤明」という名前を与えられ、ボスと古くから付き合いのある暴力団「真黒組」の庇護の元、一般人として大阪での生活を始めるのだった。
登場人物[編集]
組織の関係者[編集]
主人公の佐藤明が専ら「ファブル」として恐れられているが、元々はこの名は個人の渾名ではなく、組織に対する呼び名である。ただし、正式名称という訳ではなく、明は「おまえらが勝手にそう呼んでるだけだ」と言い、ボスは「その呼び名は好きじゃない」「本来は名もなき組織だ」と語っており、明たち構成員は単に「組織」と呼ぶ。
- 佐藤明(さとう あきら)※偽名 / ファブル
- 演 - 岡田准一
- 本作の主人公。幼少時から殺し屋としての訓練を受け、物語開始時点で現場に出て6年、合計71人を殺害しているが、殺人を好んでいるわけではなく、普段は至って温厚な人間であり、仕事以外で無駄な殺生はしない。友達や世話になっている人物に対しては恩を返す性格。
- 訓練により「どんな敵でも6秒以内に殺す」技術を持ち、場所や道具を選ばないオールラウンダー。殺気や気配を消す能力を持ち、ターゲットのみならず、初対面の組織メンバーにも正体を見破られることなく接近できる。その実力は組織内でもずば抜けていて、同じ組織の幹部山岡をして、明が10点としたら自分は8点程度の評価であり、さらにその後明の点数に関しては、10点どころではなくそもそも点数で測れないとしている。また、洋子ほどではないが短い時間であれば瞬間記憶をすることができ、ターゲットを車で追う時などマップを少し見ただけで記憶し運転している。
- これらの明の戦闘をはじめとする能力は訓練や努力というものより「サヴァン症候群」の一種であるとされ、鈴木は「オリンピックに暗殺の種目があれば金メダルを取れる」と評するほどである。
- 武装はナイトホークカスタム(銃身長はラインナップには存在しない4インチ。劇場版ではグリップはダイヤモンドバック仕様、銃口にはDCI製サプレッサーアダプターを装着)と小型ナイフを使用。ナイトホークを用いて暗殺を行った際には、使用後銃身を廃棄して新品に交換していた。武器を大阪へ携行することをボスから禁じられたが、銃身を外したナイトホークとナイフだけは隠して持参した。大概のことは知恵と工夫で何とかなるというボスの教えを貫いているため、ミサキが小島の策動に巻き込まれた際には、救出に備えて市販の素材(モデルガンの薬莢や鋼材、花火など)を使って手製の銃身と弾薬を自作した。かつては「ブラックホークCQD-MKⅠ」というサバイバルナイフも愛用していたが、山で遭遇したクマと戦う際に失っている。
- 標準語、関西弁、広島弁、九州弁、東北弁を流暢に話すことができ、言葉を切り替えるときはおでこを指で突くことで「スイッチを切り換える」イメージトレーニングを行う。このトントンとおでこを突く行動は正確には「顔に力を込めてイメージチェンジするが、おでこには力が込められないので指でつつく」であり、話の中でも言葉の変更よりむしろ行動の切替でトントンする場合が多い。同様に同業者の前で無害な一般人を装ったり、山道を高速で運転する前にはおでこを突いて切り替えを行っている。
- 訓練を通じて身に付けたサバイバル技術として、食べられるものか毒を含むものかを舌で判断できるが、その影響で舌の感覚が鋭敏になってしまい極度の猫舌となり、熱いものはよく冷まさないと食べられない。また枝豆をさやごとかじるなど、食べ方が一般人のそれとは多少ずれている。洋子が作った手料理の出来が悪いと、食べる前にそのことを指摘できる。舌以外の感覚も敏感で、「ニオイ」という感覚で監視カメラや盗聴器を見つけることができる上に、相手が銃を所持しているか、同業者であるか、身体能力や何か盗撮など悪いことをしようとしているかなども気づくことができる。アルコールには強いが、飲酒すると昔の傷が体に浮き出てくる。自宅では全裸で過ごし、就寝時にはベッドの上に寝具でダミーを作り、自らは浴槽で眠っている。
- お笑い芸人・ジャッカル富岡のファンで、彼の出演する番組や広告を見ては大笑いしている。
- 自らが殺しのプロである自覚は強く、何かをする際には「プロとして」と自分に言い聞かせるように呟くことがある。一方で「プロ」という言葉自体に弱いのか「プロとして」と付け加えて頼まれると「プロか」と呟き行動してしまうことが多い。大阪に来てからは普通の生活をしていることから「普通」という言葉にも反応する。
- ボスの指示によって大阪に移住して以降は、現地の暴力団「真黒組」の若頭・海老原の庇護の元で一軒家暮らしを始め、その後自ら仕事を探し、小さなデザイン会社「オクトパス」の配送・雑用担当として雇われる。真面目な仕事ぶりと独特の絵のセンスを認められ、イラストを少しずつ任されるようになり、当初800円であった時給は後に1000円になった。こうした普通の生活を通し、明日やしばらく先のことについて考えるようになる。
- 第1部のクライマックスにおいて、ボスからの指令を受け山岡の殺害に向かい、アザミ・ユーカリも含め3名を圧倒的な実力で制するも、殺害する段になり洋子やミサキ達の顔が脳裏に浮かび止めを刺すことができなかった。後にそのことをミサキに伝えると、佐藤が普通になったのだと教えられた。ボスとの相談のうえ組織を抜けることになった明は、ミサキと内縁の夫婦となり、ミサキが抱えている借金を全て肩代わりする(内縁の夫婦となったのには好意があることと、組織からミサキが狙われないようにするという二重の意味があった)。そしてミサキと社長には必ず帰ってくると伝え、洋子とともに人助けの旅に出た。
- 佐藤洋子(さとう ようこ)※偽名
- 演 - 木村文乃
- 明のパートナー。天才的な瞬間記憶力の持ち主。10歳の時に火災で家と両親を失った後、ボスに保護されて指導を受け、1年前から明の運転手やサポートを務めている。ボスの指示により明とともに大阪に移住し、明の隣家に住んでいる。周囲には明の妹ということで通しているが、明の携帯電話に登録されている名前は「他人」。休業期間中に恋をすることを目標にしているが、暇を持て余し、様々な男を酒場に誘っては酔いつぶれさせて楽しんでいる。
- 格闘の腕前はかなりの物であり、銃器の扱いも慣れている。しかしながら実戦で人を殺した経験が無いことから、同じ組織の人間達と戦う際のハンデとなっている。山岡曰く、明を10点としたら5点の実力と評されている(後に明の10点は訂正された)。
- 明と違い両親を失ってから組織に育てられたことから、父親を思い出し泣く等精神的な弱さを見せることもある。明のことは設定上の兄であり、当初は面倒をかけられたくないという思いが強かったが、共同生活を通して徐々に他人とは違う気遣いをするようになり、明の行動を信頼している様子が見られる。明が人助けをする際には積極的に協力しており、また明に足手まといやただの運転手役とは思われたくないとムキになることがある。
- 山岡の件については、当初は自身で仇をうちたいと考えていたが、自身が人を殺すことに向いていないと悟った後は全てを明の判断に任せている。今後銃は使わないと宣言しているが、明と行動を共にしていくのであれば必要になると、鈴木から銃を渡されている。
- 明が組織を抜けオクトパスを退社し旅に出ることを決めたときには、何も言わず行動を共にすることにした。明に対する恋愛感情はないらしい(強すぎるため)。ユーカリのことは弟のように思っていた。
- 自宅で料理をする際、片足立ちになる事がある。
- ボス
- 演 - 佐藤浩市
- 本名不詳。表の顔として、埼玉県某所で整体院を営んでいる。幼い明と洋子を引き取り、殺し屋とそのパートナーとして指導してきた。裏方に回っているが、若いころは自らも殺し屋として現場に出ており、現在も幹部から新入りの殺し屋を紹介されても使えないと判断すればあっさり射殺する。
- ファブルとその関係者の正体が暴かれるのを警戒し、1年間は仕事を受けないことを決め、明と洋子を大阪に送り出す。本当の目的は、明の桁違いな殺しのスキルを1年の生活の間に少しでも落とし、一般の生活に慣らすことであった。明が小島の策動に巻き込まれたことを察知すると、そのきっかけを作った海老原の入院先に現れ、明の一般人としての生活を乱さないよう警告して去った。
- 世間には出回っていないテクノロジーを使い、組織の構成員の状況を常に把握している。時代の移り変わりと共に、組織の方針・形態を大きく変えるときが来ていると考えており、暗殺稼業からは手を引くつもりであった。
- その際、暗殺者は不必要となるため明の処分も当初は考えていたが、明に対し情もあるため一般人として生活しているうちに精神面が変わってくるようであれば、そのまま組織を抜けさせることを考えていた。後にそのことを明に伝え、人を殺すことができなくなった明に「合格」と言った。明が関わった事件をみているうちに、自身も歳を取ったことから、明の持つ強力なスキルを世の中のために使っていくよう諭し、同様の理由で洋子、アザミ、ユーカリにも明を通して一般人として生きていくよう伝えた。
- 明にジャッカル富岡のテレビ出演情報などを度々伝えている。
- カシラ
- ボスの「ペットを飼え」という指示により明が飼い始めたズグロシロハラインコ。いろいろな名前で呼んでみたが懐かず、「頭(カシラ)」と呼んだ時にようやく懐いたのでこの名前になった。
- 山岡(やまおか)※偽名
- 本名不詳。組織の幹部で、元は殺し屋の殺し屋。ただ殺すだけでは面白みがないとの理由で、自身の描いたシナリオに沿って話が進むよう様々な策謀を巡らす劇場型の殺人者である。ボスに対し目を見て堂々とモノを言える数少ない人間。
- 脳の扁桃体がイカれており、恐怖を感じず、人の気持ちを理解することもできない。かつて洋子を組織に引き入れるために、彼女の両親を殺害して居宅に火を放った張本人でもある。金銭や女、名誉等に何の興味もなく、ただ好奇心の赴くままに人を殺し続ける異常者であり、海老原曰くこの世で生きていくのが難しい人間。反面、約束したことは守る性質であり、また弟子であるアザミやユーカリからは親同然に慕われている。
- 人の生死には何の興味もないが自分の死に方には拘りがあり、ボスや明のような強者の記憶に残りたいと願っている。ボスが組織をこれ以上拡大させる意向がないのを悟ったことから、自身の好奇心を満たすため明の周辺に登場し、ボスが最高傑作と評した明との殺し合いを望む。実際に明と向かいあった際には、明の恐るべき実力を認め、「明を10点としたら、自分はいいとこ8点」と評した。
- 真黒組の多くの幹部を殺害した後、最終的には明との戦いに負け、明に殺されるのであれば本望と考えたが、明は精神的に大きく変化しておりトドメを刺すことができなかった。その様子を見ていた海老原により銃殺されこの世を去った。
- アザミ ※偽名
- 本名不詳。山岡の配下で、山岡から自身と五分で殺り合えると評されている、かなりの実力者。花言葉は「触れてはいけない」。
- メガネをかけた大柄な体格の男。人当りのよい空気を出しているが、暗殺者であることのカモフラージュである。
- 派遣先の中国から呼び戻され、山岡の策動に参加するようにみせかけていたが、実はボスからは山岡を拉致するように命令されていた。そのため、山岡が組織に対し反目するような行動を取らないよう、暗に注意をしたり無駄に被害者が出ないよう図っていた。
- 組織からの命令と、山岡を親同然に慕っている気持ちのなかで葛藤していたが、最終的には山岡側につく。また明の実力を悟り、あれは自身や山岡では太刀打ちできないと山岡に忠告していた。その上で山岡、自分、ユーカリの3人がかりであれば明を倒すことができると考えていたが、明の強さは想像以上であり山岡を目の前で失ってしまうことになった。
- オクトパスで社長を守りながら働いていた際、明から一般人の生活は普通の人には嫌なことが多くても自分たち暗殺者にとっては天国のような生活だと言われ、納得していた。後にボスの命令で一般人として生活することになったあとはオクトパスで引き続き働いている。明に対して悪感情はなく、明からも信頼されており、社長の世話とミサキへの借金の肩代わりを任されている。
- 明と同様にジャッカル富岡の出ている番組を見て大笑いをしていたり、排水口に詰まった髪の毛を「あとで手を洗えばいい」と言う理由で素手で取るなどの行動をしたため、オクトパスの社長からは明に似ていると言われた。
- ユーカリ ※偽名
- 本名不詳。山岡の配下で、アザミのパートナー。山岡曰く、洋子と同程度の実力。花言葉は「記憶」。
- 洋子と同じく記憶力が良く、一旦見たものを一瞬で記憶・理解する能力をもつ。戦闘能力も相手がヤクザ程度であれば全く問題にならない。
- 派遣先の中国から呼び戻され、山岡の策動に参加する。当初は残酷で軽薄な言動がみられていたが、実際には無関係な人間を殺人に巻き込まない性格であり、洋子やクロが山岡から襲われた際には密かに助けていた。洋子が山岡に復讐をしようとした際、洋子には山岡を殺す理由があることから、そうなった場合は仕方がないとも考えていた。
- アザミ同様に山岡を慕っており、組織から山岡が狙われていることを知ってからもアザミと共に山岡に協力する。
- 山岡、アザミと三人がかりで立ち向かうが明に撃退される。明に対しては悪感情はなく、ボスが山岡を殺すように命令をしていた件についても、いずれ同じ道を辿ったであろうこと、自分とアザミが少し寂しくなるだけだと話していた。
- 洋子とは気が合うようで、お互いに兄姉(相手を妹、弟)のような感覚で接していた。山岡の死亡後はボスの命令で一般人として生活することになり、明が退職したあとのオクトパスでアザミとともに働いている。
デザイン企画 有限会社オクトパス[編集]
明が働くことになったデザイン会社。マンションの一室で営業しており、室内はかなり手狭。貝沼の死後、心機一転を兼ねて近所の一軒家に引っ越す。
- 田高田(たこうだ)社長
- 演 - 佐藤二朗
- 酒豪で面倒見の良い性格。明とミサキをくっつけようと画策しているお節介な一面も持つ。明のことは真摯な仕事ぶりや、味のあるイラストを見て大変気に入っており、身内のように扱っている。実際に、明や洋子からとても慕われている。
- 小島のデリヘル開業計画では、ミサキのアルバイト先への嫌がらせ工作に巻き込まれ、小島が雇ったチンピラに襲われて大怪我を負っている。作業場でミサキを襲おうとした貝沼を明がとっさに制圧するのを目撃し、彼が殺し屋であることには気づかないものの、格闘技の実力を訳あって封印していると推察した。
- 洋子宅でクリスマスパーティーを開いた際には、洋子との飲み比べに応じて泥酔したり、居眠りの振りをした洋子を寝床に運ぶ姿を見せ、彼女に父性を感じさせた。
- 明が退職を申し出たときは、非常に寂しがってはいたものの温かく受け入れた(元々明が経験がほしいと話していたことからいずれその日がくることを想像はしていた様子)。
- 清水岬(しみず みさき)/ ミサキ
- 演 - 山本美月
- 明の住む一軒家の近くにあるアパートで一人暮らしをしている女性。22歳。父親の借金を返済した後に自分で店を開く夢を持っており、オクトパス以外にもアルバイトをいくつか掛け持ちしている。かつては報酬目当てにグラビアアイドルやセクシービデオモデルをしていたことがある。明が金髪のチンピラとキックボクサーに襲われた(明は正体を隠すためわざと殴られ鼻血を出し、泣いて怯える演技をした)時に出会い、働き口を探していた彼をオクトパスに紹介した。海老原は苦労人の彼女を密かに見守っており、彼女が小島のデリヘル開業計画に引き込まれた時には、海老原の依頼を受けた明が救出に向かった。佐藤兄妹にとって特別な存在である。
- 明に対しては、出会った時の印象からひ弱で泣き虫というイメージを持っていたが、徐々に男性として意識するようになる。
- 山岡の一件で佐藤兄妹の正体を知ってしまい、一時はどのように接してよいかわからなくなっていた。しかし、自身の周辺で起きた事件から佐藤兄妹が自分をずっと守り続けていてくれたことに気づき、2人にずっとそばにいてほしいと願っている。
- 山岡の件が終わったのち、明から結婚を申し込まれ快諾した。諸々の事情を全て知ったうえで内縁の関係となることも何も問題にしておらず、幸せな様子である。明が旅に出たあとも定期的に連絡を取り合っている。
- 貝沼悦司(かいぬま えつじ)
- 演 - 好井まさお
- 陰気な雰囲気を持つストーカー気質の青年。眼鏡をかけている。
- 過保護に育てられ、いかなる時も自分は悪くないと思い込む性格で、宇津帆の「ニワトリビジネス」に親ともども狙われることとなった。
- ミサキに想いを寄せているが正面からアプローチすることができず徐々に暴走。彼女のデイパックから自宅の鍵を盗んで合鍵を作り、部屋へ不法侵入して隠しカメラを設置し盗撮するなどし、強姦まで企てるようになる。
- ミサキへの盗撮などが宇津帆たちに察知され、母親が和解金の名目で6000万円を払わされる。そのことからミサキへの想いが殺意へと変わり、事務所内で包丁を手に襲いかかったところを明に阻止される。さらに貝沼本人は宇津帆たちに拉致され、失踪を装って殺害されそうになる(行方不明扱いにした後、興信所として捜索を請け負いさらに金を搾り取るため)。山中に停められた車から頭に袋をかぶされて後ろ手に縛られた状態で脱出するも、崖から落下して死亡。遺体は増水した川に流され、後日発見された(映画版では井崎に誤って車で轢かれ死亡している)。
真黒組(まぐろぐみ)[編集]
ボスと付き合いのある小規模な暴力団。大阪府太平市(架空の市)を縄張りとしている。どこの広域組織にも属さずに存続していられるのは「ファブル」のおかげとされている。実写映画版では「真黒カンパニー」という企業になっている。
- 浜田広志(はまだ ひろし)
- 演 - 光石研
- 真黒組4代目組長。2年ほど前に組長を襲名した。明と洋子のことは「遠い親戚」として周知している。愛銃は古風なルガーP08で、酔って暴れたアメリカ兵から2代目組長が取り上げたもの。
- 佐藤兄妹には好感を持っており、初夢で二人が一般人として平穏な生活を続けている夢をみていたことを海老原に明かしていた。
- 山岡の差し金を受けた二郎から食事に毒を仕込まれ、その直後に訪れた情人宅で酒を飲んだことで体調が急変して死亡。
- 海老原剛士(えびはら たけし)
- 演 - 安田顕
- 真黒組若頭で、組長の他にファブルの詳細を知る唯一の人間。前科5犯の武闘派。拳銃はS&W M36を愛用。
- ヤクザだが「法がカバー出来ない部分で自分なりに街を守っている」という思いを強く持っている。それ故に、明のことはいわゆる「シリアルキラー」との先入観から、当初は嫌悪し排除も企てていたが、彼と倉庫で対面した際に無駄な殺生をしない人間だと分かり、わだかまりを解くに至る。その後は「太平市で暮らすなら自分に恩を売っておいて損はない」と宣言し彼の協力者となった。
- 小島の一件では、自らが心筋梗塞で入院して動きがとれなくなったため、組織内抗争を回避すべく明に調査を依頼し、見返りとして自らの愛車「ハコスカGT改」を託す。後にレクサスを明に渡し、ハコスカを返してもらおうとしたが、クロの早合点によってスクラップにされていた。
- 浜田の死後、5代目組長に就任する。浜田組長が暗殺され海老原の身を心配した明が自ら協力を申し出た際も、一般人として生活しようとしている当初の明の意向を尊重し穏便に断るなど明のことを信用しており、人をまだ殺した経験が無い洋子にも、手を汚さず生きてもらいたいと気にかけている。
- 山岡の一件で、常に相手の先を取っていく組織の人間達をみているうちに自身が後手に回り続けていたことを反省した。明が一般人に近づいていることに気付いており、彼が山岡にトドメを刺すことができなかった際には代わりに手を下した。
- 旅立つ佐藤兄妹に対し、先代の浜田組長が二人が一般人として太平市で普通に生活している初夢をみていたことを伝え、見送った。
- 趣味は料理で、出汁に利尻産の昆布を使うなどのこだわりよう。弟分である小島にも手料理を振舞い、輝いた顔で調理を行っていた。それが高じてか、飲食業をフロント業務の一つとしている。
- 小島(こじま)
- 演 - 柳楽優弥
- 海老原の弟分。左の顎から頬にかけて切り傷がある。
- 殺人罪で15年間服役していた。非常に好戦的かつ昔気質な性格のヤクザで、給料制になった組の変わりようや、若い構成員のだらしなさには辟易している様子。
- 暴力団排除条例の施行や、防犯カメラやスマートフォンの普及など服役中の時代変化には疎く、海老原からはしばらく大人しくしているよう命じられる。しかしすぐさまそれに背き、同じ風俗業をシノギとする砂川との対立も辞さず、新規でデリバリーヘルスを開業しようと動き出す。その過程で、デリヘル部門を取り仕切っていた砂川の舎弟を秘密裏に殺害し、ミサキに目をつけナンバーワン候補とすべく脅しで囲いこみを進めていく。
- 舎弟を殺されたことに気付き報復の計画を練った砂川から、ヒットマンが待機した鉄工所に呼び出されるが、撃たれる直前に介入した明の手で捕らえられ、そのまま明の居宅まで運ばれる。車庫に拘束された状態で事の経緯を白状したのちに、最後は海老原により砂川への落とし前として銃殺された。
- カタギの女性を絞殺したことがきっかけのEDで性欲のはけ口が無くなり、それが転じて暴力的な行いに至ったことを、死の直前に海老原から看破された。
- 実写映画版では外見が若い上にエキセントリックな性格になっている。
- 黒塩(くろしお)/ クロ
- 演 - 井之脇海
- 組員の1人で若手の有望株。
- 海老原が明を試した時に現場に居合わせ彼がファブルだと知り、一瞬で対戦相手を制圧した明に心酔するようになる。ヤクザとして実績を残すことを夢見ているが、明の真似をして橋から飛び降りて足を骨折したり、下記の山ごもりではレジャーキャンプ並みに大量の装具を用意したり、洋子が山中で脱輪させた海老原のハコスカを修理ではなくスクラップ処理させるなど間抜けぶりも目立つ。
- 実力をつけるために明に弟子入りを志願し、共に山ごもりを行い、クマに襲われるなどの試練を乗り越えた。その帰途に、明からかつて愛用したナイフ「ブラックホーク」と同じモデルを贈られて大いに感激した。殺し屋である明や洋子に憧れていることを、組長や海老原からは心配されている。佐藤兄妹からは一定の信用を得ており、事件が起きた際は裏方としてサポートすることもある。すでに中学時代にはケンカの腕前を恐れられる存在だったが、明に手合わせを頼み、全く相手にならなかったことから、独自にボクシングを習い始めた。明と行動を共にしている経験が時に活かされることがある。
- 佐藤兄妹が旅立つ際は号泣していた。明が去ったのち真黒住宅で生活している。
- 高橋(たかはし)
- 海老原の運転手を務める組員。組に入って2年と少しの新人で、黒塩より立場は下。海老原の命令で明と洋子を監視していたが、洋子に一目惚れしてアタックをかけた。だが、洋子に誘われたバーでベロベロに酔い潰れてしまい、結局彼女におもちゃにされただけで終わってしまった。小島のデリヘル開業計画では、彼の脅迫同然の命令によって片棒を担ぐことになった。
- 頼りない面が目立つ人物だが、組の構成員であることには強い自負を持っている。後に佐藤兄妹の正体を知り動揺している。
- 砂川(すながわ)
- 演 - 向井理
- 真黒組幹部。次期若頭候補の一人と認められる実力者。浜田の死後、一時だが若頭となる。左目に切り傷を持っている。
- 小島の暗殺が明の介入で失敗したことから、浜田組長か海老原がファブルを用いて自身の追出しを画策していると思い込み、以降は組の乗っ取りに動くようになる。風俗関連の鎬を持っている組随一の稼ぎ頭だが、この件では水野と衝突している。組の乗っ取りおよび拡大のため山岡と手を組み、自分が組長になった暁には隣の太西市の紅白組の吸収や中国進出を計算していたが、実際には山岡が自身のシナリオを進めるために都合よく使われていたに過ぎなかった。明達に追われ逃げてきた山岡を殺害しようとするが逆に殺されてしまう。
- 実写映画版では小島と同じく若者になっている。
- 水野(みずの)
- 真黒組幹部。風俗関連の鎬で、砂川と衝突している。性欲旺盛で、毎月乱交パーティーを開催し、自らは女装プレイを好むド変態。
- 浜田の死後、山岡に脅迫されて砂川の若頭就任を認めた。後に山岡に殺害される。
- 坊主頭の舎弟
- 演 - 粟島瑞丸
- 砂川の舎弟。小島殺害の鉄砲玉に自ら志願するなど忠実に彼に従う。同期である高橋とは犬猿の仲。
- 鉄工所では「研修」の名目でミサキを犯そうとするが、侵入した明に一瞬で昏倒させられた。砂川と常に行動を共にしていたことから絵図を漏洩していた可能性を疑われ、意識を取り戻した直後、砂川に射殺された。
組織以外の殺し屋[編集]
- フード ※偽名
- 演 - 福士蒼汰
- 本名不詳。殺しもやる何でも屋。小島絡みの件で、舎弟殺害の報復を企む砂川に雇われていたが、ミサキ救出のため介入した明に敗北。明の通称であるファブルのことを同業者として意識していたが、明のほうからは意識すらされなかったことを嘆いていた。愛用銃は22口径のワルサーPPK。
- 情報交換のため鈴木と面会した際、彼から挑発されて戦闘となり射殺された(実写映画版ではボスに射殺)。
- 実写映画版では若者として描かれ、明と並ぶ腕利きな反面殺しをソシャゲ感覚で行う軽薄な一面を持つ。
- コード ※偽名
- 演 - 木村了
- 本名不詳。殺しもやる何でも屋。フードのパートナー・連絡係。フードと同様に、鈴木によって射殺された(実写映画版ではボスに射殺)。
- 実写映画版ではフード同様若者として描かれている。
- マツ ※偽名
- かつては殺し屋だったが、現場で山岡と遭遇して制圧され、彼の軍門に下る。以降、山岡の指示で武器商人等をしながら裏社会での情報の収集・操作などを行い、死体処理も請け負っている。表の顔はバー経営やペットの輸入を手掛けている模様。もうすぐ大学生になる娘がいる。マツは山岡から付けられた呼び名で、花言葉は「憐み」。
- 長らく闇稼業に手を染めてきたが、山岡の一件から精神的に現在の稼業を続けていくことができなくなり、引退を申し出ていた。山岡に協力し、浜田組長殺害に大きく関わっていたことから、海老原から組にとっての仇と目されてしまう。海老原の命令で二郎を捕らえたのちに海老原と対峙し、殺害されることを覚悟していたが、海老原は洋子からマツを殺さないよう頼まれていたため、佐藤兄妹には大きな恩があるとしてマツを見逃し、一般人として娘のもとへ帰れと海老原より告げられた。
- なおマツの本名は山岡。山岡の軍門に下った際、面白がった山岡に名前を取られていた。
- 鈴木(すずき)※偽名
- 演 - 安藤政信
- 本名不詳。現役の殺し屋で、宇津帆に雇われている。経験豊富で冷酷な殺し屋である一方、無益な殺生は行わずヒナコの身の安全を気にかける人間味も持ち合わせている。
- 見た目は若いが、整形を繰り返しており、実は40歳近い年齢で引き際を考え始めている。愛用銃は手動排莢でもオートマチックでも撃てるハッシュパピー。興信所の自室では護身用のデリンジャー銃も所持。
- プロとして己の実力に高い自負心を持っていたが、洋子に太刀打ちできず叩きのめされ明には安全に解放されるという屈辱を受ける。自身のプライドのため宇津帆と共に改めて佐藤兄妹に決戦を挑み、洋子を捕らえるも明に制圧されて敗北を認めた。その後は対人地雷を誤って踏んだヒナコを明と力を合わせて救出。最後に手榴弾を投げつけて来た宇津帆をとっさに射殺した。
- 騒動後は逃げ癖があり信用出来ないと判断した井崎を射殺し、ヒナコが明に宛てて書いた手紙を黒塩に託すと、宇津帆が残した現金を持って姿を消した。その際は明を別格と評しつつ殺し屋に憧れる黒塩に忠告している。
- 後に二郎探しの際マツに依頼され、再び姿を現した。その際に洋子に自身の護身用の銃を渡し、洋子には人を殺す経験をしないで欲しいという思いを伝えた。
- 二郎(じろう)※偽名
- 本名不詳。砂川から、浜田か海老原のどちらか1人を殺すという依頼を請け負う。非常に慎重で、仕事をこなす前に町の下見や逃走経路の確保などを時間をかけて行う。毒殺専門で、自身でヒトヨタケ毒を改良した「死のキャップD₁」を使用して浜田組長を殺害する。今回の仕事を最後に引退。10年来の付き合いがあった山岡に、D₁のレシピを無料で授けた。
- その後は京都府内の山中でキャンプを張り潜伏していたが、海老原の命令を受けたマツと協力を申し出た洋子、彼女に助力しようと同行した鈴木に追い付かれ、抵抗を試みるも射殺された。
宇津帆一派[編集]
- 宇津帆(うつぼ)※偽名
- 演 - 堤真一
- 本名は川平浩一。表向きは興信所の経営者(実写映画版では子供を支援するNPO団体の代表)だが、裏の顔は詐欺・脅迫・誘拐・殺人等、何でも行う闇の住人。作中では金持ちの親のすねをかじる過保護の若者を長年にわたって追跡し、成人してから大金を巻き上げて、失踪を装って殺害するビジネスを行っていた。貝沼もまた彼から目を付けられた若者の一人である。
- かつて少女を食い物にする売春組織を経営していたころに組織の命を受けた明に狙われ、幹部と実弟を殺され、自身は何とか逃げおおせた過去を持つ。以来、自分を殺そうとした殺し屋を殺すため、準備を重ねていた。
- 佐藤兄妹の素性に気付き、国外逃亡の手筈を整えたうえで決戦を仕掛けるが敗北。土壇場で手榴弾を明たちに投げつけるが鈴木に射殺される。その手榴弾は故意に安全ピンが抜かれておらず、最後まで悪として死ぬという自身のこだわりを示し息絶えた。
- 井崎ツトム(いさき ツトム)
- 演 - 黒瀬純
- 宇津帆の部下。元真黒組組員で、黒塩の元兄弟分。都合が悪くなるとすぐ逃げ出す癖があり、3年前の真黒組の抗争の際は関係ない喧嘩騒ぎを起こし逮捕されたため参加しなかった。
- 町に戻って来た後に宇津帆から雇われて、情報収集などの仕事を行う。拉致した貝沼を山中で殺害しようとするが、目を離した隙に逃亡を図った彼は谷川へ転落して死亡。井崎がその死体を川岸に放置したため、死体は増水した川に流されて発見されることとなった。
- 最後は鈴木から「逃げ癖のある奴は後に目障りになる」という理由および口封じのために射殺される。
- 佐羽ヒナコ(さば ヒナコ)
- 演 - 平手友梨奈
- 宇津帆の部下で、彼の性欲発散役もさせられている。自身の両親を殺した相手に復讐するため、宇津帆が危険な人間と分かっていながら付き従っていた。4年前に家出をして川平(宇津帆の実弟)に拾われ、彼から売春を強要されそうになった際に明の仕事に巻き込まれて重傷を負い、以降は両足が不自由になり車イスで生活している。公園の鉄棒を使って立つ練習をしていた際に明と出会う。明からリハビリの助言を受けるうちに、明やミサキに親近感を持ち始め、貝沼がミサキを襲うことを察知した際には、彼女に警告の電話を掛けた。
- 宇津帆たちが佐藤兄妹に決戦を仕掛ける際、彼女の両親を殺した張本人が宇津帆だと気付き、彼を射殺しようとした。車イスから立ち上がった拍子に、仕掛けられていた対人地雷を誤って踏むが、明と鈴木によって救出される。
その他[編集]
- 河合ユウキ(かわい ユウキ)
- 演 - 藤森慎吾
- バー・バッファローで洋子が出くわしたナンパな男。女とSEXすることが大好きで、そのために全てを費やす男。見た目も趣味も話も全てが上っ面だけの薄っぺらい男だが、女の扱いには長けている。
- 後日洋子に誘われ、彼女の巧みな誘導でテキーラの飲み合いへ発展。20杯を超えたところで限界を迎えてトイレで嘔吐している最中、洋子の問いかけに対し、呂律の回らない状態で「ペッ…だい……ヨ……ちゃ……(嘔吐物を切りながら「大丈夫、ヨウコちゃん」と言ってる)」と返答したことで「ペ・ダイヨチャ」という不名誉なあだ名をつけられ、直後に店内で失神・脱糞し、急性アルコール中毒で病院へ救急搬送されるなど、散々な目に合う。
- その後、バッファローで明たちオクトパスの面々と遭遇。明が洋子の兄であると知り、洋子攻略のきっかけになると奮起するが、携帯電話の画面越しに洋子とテキーラを飲み合い、再び酔い潰されて倒れてしまう。
- バッファローのマスター
- 演 - 六角精児
- バー・バッファローのマスター。本名不詳。心の中で客にあだ名をつけている。河合のことは「SEXマシーン河合」「モハメド河合」。洋子のことは「ドランク・クイーン・ヨウコ」等。プロとして客の要望にはなるべく応えるようにしているが、卑怯な企みには手を貸さない常識人。洋子を酔い潰そうとする河合から、自分の酒だけ軽いものにするよう求められた際には、素知らぬ顔で両者に同じ酒を提供した。
- ジャッカル富岡(ジャッカルとみおか)
- 演 - 宮川大輔
- お笑い芸人。「なんで俺もやね〜ん」が決め台詞。明は彼のファンで、彼が出演するテレビの番組や広告を見たり、予約録画したりしている。洋子は面白さが分からず「三流芸人」と評しているが、ドラマや映画に出演するなど、世間では一定の地位を得ている模様。
- スズムシ
- 山岡の暇潰しに金で釣られて呼び出された、腕自慢を自称しヤリサーで女性をレイプするのが趣味の若者。ユーカリに返り討ちに遭い、一緒に呼び出された友人は殺害され、山岡に『スズムシ』と名付けられ奴隷の様に扱われる。極限の精神状態のなか生き延びる為に山岡への弟子入りを志願するが、山岡の元にいた『弟子』は訓練中にほとんどが死亡している事を聞かされ恐怖する。山岡の命令でミサキをレイプしようとした際、アキラによって瞬時に制圧される。
- 山岡のアジトへの佐藤兄妹らの介入でひとまずは解放されたものの、山岡の殺害目標に自らもリスト入りしただろうと聞かされ、真黒組で匿われる事になる。山岡の潜伏先にて、クロに言われて灰皿の灰を捨てる際、灰皿の底に二郎から山岡宛ての燃え残った葉書の一片があるのを発見し、二郎の潜伏先を絞り込むきっかけを作った。マツが水野らの死体を埋めに行く際、その場所に自分の友人も埋められている事を知り、線香の一つも上げたいと志願して着いていくが、そこに現れた山岡によって銃殺される。
- 山岡に監禁された際、死への恐怖から鬱を発症し、例え他者からでも山岡の名を聞いただけで胃腸に変調を起こす様になる。山中で山岡に遭遇した際、耐え切れずその場で大量に便失禁した。
書誌情報[編集]
- 南勝久 『ザ・ファブル』 講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉、全22巻
- 2015年3月6日発売[8]、ISBN 978-4-06-382563-3
- 2015年6月5日発売[9]、ISBN 978-4-06-382613-5
- 2015年9月4日発売[10]、ISBN 978-4-06-382666-1
- 2015年12月4日発売[11]、ISBN 978-4-06-382713-2
- 2016年3月4日発売[12]、ISBN 978-4-06-382745-3
- 2016年6月6日発売[13]、ISBN 978-4-06-382796-5
- 2016年9月6日発売[14]、ISBN 978-4-06-382847-4
- 2016年12月6日発売[15]、ISBN 978-4-06-382887-0
- 2017年3月6日発売[16]、ISBN 978-4-06-382932-7
- 2017年6月6日発売[17]、ISBN 978-4-06-382975-4
- 2017年9月6日発売[18]、ISBN 978-4-06-510154-4
- 2017年12月6日発売[19]、ISBN 978-4-06-510530-6
- 2018年3月6日発売[20]、ISBN 978-4-06-511090-4
- 2018年6月6日発売[21]、ISBN 978-4-06-511622-7
- 2018年9月6日発売[22]、ISBN 978-4-06-512822-0
- 2018年12月6日発売[23]、ISBN 978-4-06-513841-0
- 2019年3月6日発売[24]、ISBN 978-4-06-515397-0
- 2019年6月6日発売[25]、ISBN 978-4-06-516126-5
- 2019年9月6日発売[26]、ISBN 978-4-06-516938-4
- 2019年12月6日発売[27]、ISBN 978-4-06-517853-9
- 2020年3月6日発売[28]、ISBN 978-4-06-518813-2
- 2020年6月5日発売[29]、ISBN 978-4-06-519984-8
- 南勝久 『ザ・ファブル The second contact』 講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉、既刊3巻(2022年5月6日現在)
- 2021年11月5日発売[30]、ISBN 978-4-06-525838-5
- 2022年2月4日発売[31]、ISBN 978-4-06-526825-4
- 2022年5月6日発売[32]、ISBN 978-4-06-527794-2
スピンオフ作品[編集]
- 南勝久 『ざ・ふぁぶる』 講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉、全1巻、2020年6月5日発売[33]、ISBN 978-4-06-519985-5
映画[編集]
第1作[編集]
ザ・ファブル | |
---|---|
THE FABLE | |
監督 | 江口カン |
脚本 | 渡辺雄介 |
原作 | 南勝久『ザ・ファブル』 |
製作 |
吉田繁暁(企画・プロデュース) 藤村直人(企画・プロデュース) 宇高武志 佐藤満 |
製作総指揮 |
高橋敏弘 伊藤響 |
出演者 |
岡田准一 木村文乃 山本美月 福士蒼汰 柳楽優弥 向井理 木村了 井之脇海 藤森慎吾(オリエンタルラジオ) 宮川大輔 佐藤二朗 光石研 安田顕 佐藤浩市 |
音楽 | グランドファンク |
主題歌 |
レディー・ガガ 「ボーン・ディス・ウェイ」 |
撮影 | 田中一成 |
編集 | 和田剛 |
制作会社 | ギークサイト |
製作会社 | 「ザ・ファブル」製作委員会 |
配給 | 松竹 |
公開 |
![]() |
上映時間 | 123分 |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
興行収入 | 17.7億円[34] |
次作 | ザ・ファブル 殺さない殺し屋 |
岡田准一主演で実写映画化され、第1作は2019年6月21日に公開された[35]。特殊部隊での訓練を受けたフランス人アクション振付師のアラン・フィグラルツをファイトコレオグラファーとして起用し、一部の振り付けは主演の岡田本人がこなしている。
あらすじ[編集]
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キャスト(第1作)[編集]
- 佐藤明 / ファブル:岡田准一(幼少期:南出凌嘉)
- 佐藤洋子:木村文乃
- 清水岬:山本美月
- フード:福士蒼汰
- 小島:柳楽優弥
- 砂川:向井理
- コード:木村了
- クロ:井之脇海
- 貝沼悦司:好井まさお
- 砂川の部下:加藤虎ノ介
- 松沢:粟島瑞丸
- バーのマスター:六角精児
- 鉄板焼き屋の店長:モロ師岡
- 河合ユウキ:藤森慎吾(オリエンタルラジオ)
- ジャッカル富岡:宮川大輔
- 田高田:佐藤二朗
- 浜田:光石研
- 海老原:安田顕
- ボス:佐藤浩市
スタッフ(第1作)[編集]
- 原作:南勝久『ザ・ファブル』(講談社「ヤングマガジン」連載)
- 監督:江口カン
- 脚本:渡辺雄介
- 音楽:グランドファンク
- 主題歌:レディー・ガガ「ボーン・ディス・ウェイ」(ユニバーサル ミュージック)[36]
- 製作:大角正、今村司、藤島ジュリーK.、谷和男、有馬一昭、角田真敏、田中祐介、坪内弘樹、和田俊哉、赤座弘一、大鹿紳、小櫻顕、毛利元夫
- エグゼクティブ・プロデューサー:高橋敏弘、伊藤響
- 企画・プロデュース:吉田繁暁、藤村直人
- プロデューサー:宇高武志、佐藤満
- ラインプロデューサー:毛利達也
- 撮影:田中一成
- 美術:小泉博康
- 照明:三重野聖一郎
- 録音:反町憲人
- 編集:和田剛
- 装飾:高畠一朗
- サウンドエフェクト:北田雅也
- ガンエフェクト:納富貴久男
- スタイリスト:伊賀大介
- ヘアメイク:中山有紀
- スクリプター:吉田純子
- キャスティング:北田由利子
- 監督補:西山太郎
- 助監督:是安祐
- 制作担当:栗林直人
- ファイトコレオグラファー:アラン・フィグラルツ、岡田准一
- スタントコーディネーター:富田稔
- VFXスーパーバイザー:小坂一順
- 音楽プロデューサー:茂木英興
- 宣伝プロデューサー:清宮礼子
- 制作プロダクション:ギークサイト
- 配給:松竹
- 共同幹事:松竹、日本テレビ放送網
- 製作:「ザ・ファブル」製作委員会(松竹、日本テレビ放送網、ジェイ・ストーム、読売テレビ放送、イオンエンターテイメント、講談社、GYAO、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送)
公開(第1作)[編集]
- 2019年6月22日から23日の映画週末興行成績、全国映画動員ランキングで2位であった[37]。29日から30日は3位[38]。7月6日から7日は4位[39]。13日から14日は6位[40]。20日から21日は9位[41]。
映像ソフト化(第1作)[編集]
2019年12月25日発売。発売・販売元は松竹[42]。
- ザ・ファブル 通常版(1枚組)
- 音声特典
- バリアフリー日本語音声ガイド
- 映像特典
- 予告集
- 音声特典
- ザ・ファブル 豪華版(2枚組・初回生産限定)
- ディスク1:本編ディスク(通常版と共通)
- ディスク2:特典DVD
- メイキング
- 未公開シーン集
- イベント映像集
- 豪華キャスト座談会 完全版
- 封入特典
- ブックレット
- 外装特典
- 特製クリアスリーブケース
2020年度 TSUTAYA年間ランキングで、レンタルDVD邦画部門1位(レンタルDVD総合5位)を獲得した[43]。
テレビ放送(第1作)[編集]
回 | 放送日 | 放送時間(JST) | 放送局 | 放送枠 | 視聴率 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2021年6月18日 | 金曜21:00 - 22:54 | 日本テレビ | 金曜ロードショー | 地上波初放送、映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』公開記念 | [44] |
第2作[編集]
ザ・ファブル 殺さない殺し屋 | |
---|---|
The Fable: The Killer Who Doesn't Kill | |
監督 | 江口カン |
脚本 |
山浦雅大 江口カン |
原作 | 南勝久『ザ・ファブル』 |
製作 |
藤村直人 宇高武志 佐藤満 |
製作総指揮 |
吉田繁暁 伊藤響 |
出演者 |
岡田准一 堤真一 木村文乃 平手友梨奈 安藤政信 黒瀬純(パンクブーブー) 好井まさお(井下好井) 橋本マナミ 宮川大輔 山本美月 佐藤二朗 井之脇海 安田顕 佐藤浩市 |
音楽 | グランドファンク |
主題歌 |
レディー・ガガ&アリアナ・グランデ 「レイン・オン・ミー」 |
撮影 | 直井康志 |
編集 |
和田剛 板倉直美 |
制作会社 | ギークサイト |
製作会社 | 「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会 |
配給 | 松竹 |
公開 |
![]() |
上映時間 | 131分 |
製作国 |
![]() |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 14.2億円[45] |
前作 | ザ・ファブル |
2020年8月19日にシリーズ化が発表され[46][47]、2年ぶりの第2作が『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(ザ・ファブル ころさないころしや)のタイトルで公開[6]。当初は2021年2月5日に公開予定であったものの、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けて同年1月22日に公開延期が発表され[48]、改めて6月18日に公開された[49]。
あらすじ[編集]
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キャスト(第2作)[編集]
- 佐藤明 / ファブル:岡田准一
- 佐藤洋子:木村文乃
- 佐羽ヒナコ:平手友梨奈[47]
- 鈴木:安藤政信[47]
- 井崎:黒瀬純(パンクブーブー)[50]
- 貝沼:好井まさお(井下好井)
- 女優:橋本マナミ[50]
- ジャッカル富岡:宮川大輔
- 清水岬:山本美月
- 田高田:佐藤二朗
- クロ:井之脇海
- 海老原:安田顕
- ボス:佐藤浩市
- 宇津帆:堤真一[47]
スタッフ(第2作)[編集]
- 原作:南勝久『ザ・ファブル』(講談社「ヤンマガKC」刊)
- 監督:江口カン
- 脚本:山浦雅大、江口カン
- 音楽:グランドファンク
- 主題歌:レディー・ガガ&アリアナ・グランデ「レイン・オン・ミー」(ユニバーサル ミュージック)[51]
- アクション監督:横山誠
- ファイトコレオグラファー:岡田准一
- 製作代表:高橋敏弘、沢桂一、藤島ジュリーK.、菊川雄士、有馬一昭、角田真敏、田中祐介、坪内弘樹、昆野俊行、加藤智啓、森要治、小櫻顕、廣瀬健一
- エグゼクティブ・プロデューサー:吉田繁暁、伊藤響
- プロデューサー:藤村直人、宇高武志、佐藤満
- 共同プロデューサー:谷生俊美
- ラインプロデューサー:下村和也
- 監督補:川井隼人
- 撮影:直井康志
- 美術:小泉博康
- 照明:田中洵
- 録音:田辺正晴
- 装飾:池田亮平
- スタイリスト:伊賀大介
- ヘアメイク:澤田久美子
- 特殊メイク造形:中田彰輝
- スクリプター:吉田純子
- 助監督:猪腰弘之
- ガンエフェクト:納富貴久男
- 操演:鳴海聡
- カーアクション:西村信宏
- 編集:和田剛、板倉直美
- 整音:反町憲人
- VFXスーパーバイザー:小坂一順
- 音響効果:北田雅也
- キャスティング:北田由利子
- 制作担当:小坂正人
- 音楽プロデューサー:茂木英興
- 宣伝プロデューサー:清宮礼子
- 制作プロダクション:ギークサイト
- 配給:松竹
- 共同幹事:松竹、日本テレビ放送網
- 製作:「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会(松竹、日本テレビ放送網、ジェイ・ストーム、読売テレビ放送、イオンエンターテイメント、講談社、GYAO、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送)
- ロケ地
- 北の原公園(東京都八王子市)
- たこ焼き大ちゃん(東京都葛飾区)
- ベニバナウォーク桶川(埼玉県桶川市)(立体駐車場5階と屋上を使用してカーアクションシーンの撮影が行われた)
公開(第2作)[編集]
- 土日2日間(6月19日-6月20日)の全国映画動員ランキングで初登場1位に。前作を超える最終興収20億円を見込める大ヒットスタートを切った[52]
受賞[編集]
- 第45回日本アカデミー賞
- 優秀助演男優賞(堤真一)
映像ソフト化(第2作)[編集]
DVD、Blu-ray[編集]
- ザ・ファブル 殺さない殺し屋 通常版[DVD](2021年12月22日発売、松竹)
- ザ・ファブル 殺さない殺し屋 通常版[Blu-ray](2021年12月22日発売、松竹)
サウンドトラック[編集]
- 映画「ザ・ファブル」&「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」サウンドトラック(2021年6月16日発売、SHOCHIKU RECORDS/Sony Music Solutions Inc.)
テレビ放送(第2作)[編集]
回 | 放送日 | 放送時間(JST) | 放送局 | 放送枠 | 視聴率 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2022年2月12日 | 土曜14:00 - 16:15 土曜21:00 - 23:15 |
WOWOWプライム WOWOW シネマ |
メガヒット劇場 | テレビ初放送記念 岡田准一が主演の映画6本を特集 |
||
2 | 2022年6月3日 | 金曜21:00 - | 日本テレビ | 金曜ロードショー | 地上波初放送 | [53] |
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ “なに友完結から4カ月、南勝久が早くも新連載”. コミックナタリー. ナターシャ (2014年11月1日). 2019年11月18日閲覧。
- ^ ““殺しの天才”ファブルを描く南勝久「ザ・ファブル」第1部完、第2部は来夏開始――”. コミックナタリー. ナターシャ (2019年11月18日). 2019年11月18日閲覧。
- ^ 森田将輝 (2021年6月10日). “『ザ・ファブル The second contact(第二部)』7月より連載開始”. KAI-YOU.net. 株式会社カイユウ. 2021年6月19日閲覧。
- ^ “講談社漫画賞、将国のアルタイル、PとJK、ザ・ファブルの3作品に決定”. コミックナタリー. ナターシャ (2017年5月9日). 2017年5月9日閲覧。
- ^ 『週刊ヤングマガジン』2022年21・22合併号、講談社、2022年4月25日、 ASIN B09XRS3F34。表紙より。
- ^ a b “すごすぎるアクション!『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』予告編が初公開”. シネマトゥデイ. (2020年11月10日) 2020年11月10日閲覧。
- ^ 松村, 明 (2006). 大辞林 第三版. 三省堂
- ^ “『ザ・ファブル(1)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(2)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(3)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(4)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(5)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(6)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(7)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(8)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(9)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(10)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(11)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(12)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(13)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(14)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(15)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(16)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(17)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(18)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(19)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(20)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(21)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル(22)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル The second contact(1)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル The second contact(2)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年2月4日閲覧。
- ^ “『ザ・ファブル The second contact(3)』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年5月6日閲覧。
- ^ a b “『ざ・ふぁぶる』(南 勝久)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “2020年記者発表資料(2019年度統計)”. 日本映画製作者連盟. 2020年1月28日閲覧。
- ^ “岡田准一主演「ザ・ファブル」19年6月公開決定 ビジュアル&特報映像もお披露目”. 映画.com. (2018年12月17日) 2018年12月17日閲覧。
- ^ “映画「ザ・ファブル」主題歌はレディー・ガガ「ボーン・ディス・ウェイ」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年4月8日) 2019年4月8日閲覧。
- ^ “『アラジン』3週連続1位!ファブル、X-MENが続く:映画週末興行成績”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2019年6月24日) 2019年6月24日閲覧。
- ^ “『アラジン』がV4!『スパイダーマン』新作は初登場2位に:映画週末興行成績”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2019年7月1日) 2019年7月12日閲覧。
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- ^ "『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』主題歌がレディー・ガガ&アリアナ・グランデの楽曲に決定". Real Sound. blueprint. 5 April 2021. 2021年4月5日閲覧。
- ^ 岡田准一『ザ・ファブル』続編、初登場1位!最終興収20億超え見込める大ヒット(2021年6月21日)
- ^ “岡田准一主演『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』地上波初放送!堤真一&平手友梨奈&安藤政信ら出演”. シネマカフェ. 2022年5月11日閲覧。
外部リンク[編集]
- ザ・ファブル - 南勝久 / 第1話 / お引っ越し - コミックDAYS(無料配信)
- 映画『ザ・ファブル』公式サイト
- 映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』公式 (@the_fable_movie) - Twitter
- 映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』公式 (@fable_movie) - Instagram
- ジャッカル富岡【笑いの中学一年生】 (@jackal_tomioka) - TikTok
- The Fable - IMDb(英語)
- The Fable: The Killer Who Doesn't Kill - IMDb(英語)