ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。
ジャンル コメディ4コマ
漫画
作者 matoba
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 月刊少年ガンガン
レーベル ガンガンコミックス
発表号 2015年8月号 - 連載中
発表期間 2015年7月10日 - 連載中
巻数 既刊8巻(2018年9月現在)
アニメ
原作 matoba
監督 和ト湊
シリーズ構成 冨田頼子
脚本 冨田頼子
キャラクターデザイン 住本悦子
音楽 分島花音
千葉"naotyu-"直樹
アニメーション制作 ライデンフィルム
製作 「ベルまま。」製作委員会
放送局 朝日放送テレビTOKYO MXほか
放送期間 2018年10月 -
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』(ベルゼブブじょうのおきにめすまま)は、matobaによる日本漫画。『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2015年8月号(2015年7月10日発売)より連載中[1]。おもな略称は「ベルまま。[2]」。

あらすじ[編集]

天界より堕ちた元天使である悪魔が暮らす魔界。その行政機関である万魔殿(パンデモニウム)では、大悪魔ベルゼブブを頂点とし、多くの悪魔たちが神の意志の下、来るべき最後の審判に備えて人間に試練を与えるべく働いている。ベルゼブブに仕えることとなった青年ミュリンは、公務中のクールさとは正反対な性格のベルゼブブに常に振り回されるが、両者は周囲の個性的な悪魔たちも交えてともに行動する内に仲を深めていく。

登場人物[編集]

ベルゼブブ
声 - 大西沙織[3]
万魔殿の頂点に君臨する元熾天使の美少女悪魔。天界戦争の際はサタンの右腕として活躍した実力者であり、現在は不在のサタンに変わって数多くの実務をこなす。普段は真面目かつ有能な仕事ぶりからクールで上品な印象を与えるが、公務以外は「ゆるふわ」と評される雰囲気を醸し出し、ケサランパサランのようなもふもふしたものをこよなく愛する一面を見せるようになる。ミュリンと行動する中で次第に彼に特別な感情を抱くようになるが、周囲から「恋愛幼稚園児」と称されるほど鈍感なため、少しづつしか仲が進展しない。
ミュリン
声 - 安田陸矢[3]
ベルゼブブの近侍頭として仕えることになった万魔殿の新人職員。純朴な性格で面倒見がよく、近侍としての実務力はアスタロトが認めるほど高い。一方で母親と双子の妹たち以外の異性に対する免疫は少なく、色恋沙汰にも疎い。当初は近侍になる以前に抱いていたベルゼブブへのイメージと実際の違いに翻弄されるが、次第に彼女の素の可愛さにときめくようになる。
アザゼル
声 - 日野聡[3]
ベルゼブブに並ぶ古参の男性悪魔。元智天使で、現在は魔界の治安維持活動などを行う少数精鋭の特殊部隊「グリゴリ隊」の隊長を務める。鍛え抜かれた肉体と精悍な顔つきが特徴だが、内面はシャイで、甘いものや可愛いものをこよなく愛するなどギャップがある。周囲とコミュニケーションを図る際はフリップボードを使う。
ベルフェゴール
声 - 久野美咲[3]
ベルゼブブの友人である元権天使の少女悪魔。人間界の情報収集をする外交部に所属するフランス担当官の1人。訛りの入った口調が特徴[注 1]で、愛称は「ベルフェゴっさん」「ごっちん」。極度のあがり症で、緊張したり感情が高ぶると尿意を催してしまう。特に恋愛感情を抱くアザゼルの前だと恥ずかしさで姿をくらますため、アザゼルからは怖がられていると勘違いされている。
アスタロト
声 - 松岡禎丞[3]
万魔殿の財務大臣を務めるプレイボーイ風の悪魔。元熾天使。普段から優れたルックスを活かして仕事そっちのけで異性を口説くことが多く、その度にサルガタナスに捕らえられている。ベルゼブブの兄を自称し、彼女がサタン側についたからという理由で堕天するほどの愛情を抱いているが、当のベルゼブブからは引かれている。
サルガタナス
声 - 加隈亜衣[3]
アスタロトの近侍を務める女性悪魔。さぼりの常習犯であるアスタロトに容赦なく制裁を下すクールビューティーだが、可愛いものが好きという面をもち、周囲には悟らせないようにしている。また、恋愛に関しても初心で、アスタロトから面と向かって好意を伝えられると照れる。
エウリノーム
声 - 赤﨑千夏[3]
眼鏡をかけた女性悪魔。陰に隠れて美少年を愛でることに全力を尽くすショタコン。逆に成長後の男性は視界に入れたくないほど毛嫌いしており、どうしてもという際は脳内で美少年化させることで補完している。
ダンタリオン
声 - 悠木碧[3]
万魔殿図書館の館長。見た目はウサギ耳が特徴の少年だが、実年齢は不明。常日頃から書物を読み漁り、勤務中に爆睡するほどのビブリオフィリア
モレク
声 - 興津和幸[3]
ベルゼブブやアザゼルに並ぶ古参悪魔。声が大きく自由奔放で、毎日親友と称するダンタリオンの傍にいることが多い。

制作背景・作風[編集]

本作の原案は、作者のmatobaが『魔女の心臓』が完結する1年前から考案していた複数のプロットのうち、ジャック・カゾットの小説『悪魔の恋』を下敷きにした案が元となっている[2]。プロットでは『悪魔の恋』の影響を受けて、男性的に描かれることの多いベルゼブブを少女として描くことが決まっており、本連載にそのまま受け継がれている。

作品の内容は、主人公とその側近を中心とする悪魔たち日常を一話完結型で描いたコメディ漫画となっている。構想段階では人間界を舞台にベルゼブブが人間の青年に恋をする展開だったたが、matobaが人間界と魔界のギャップの面白さを中心とする話ではなく女子の恋愛感情を主とした物語にしたいと考えたため、魔界を舞台とする日常系の作品となった経緯がある[2]

漫画の形式は、1ページに1つの4コマ漫画を掲載する「ワイド4コマ形式」を基本にしており、そこに通常のコマ割りがなされたストーリーパートが差し込まれる形となっている。ストーリーパートは登場人物の感情表現を描くために挿入されていたが、話数が進むにつれて1話辺りに占める分量が増加するようになっている[4]

書誌情報[編集]

テレビアニメ[編集]

映像外部リンク
TVアニメ「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」PV │ 2018年10月より放送開始予定! - YouTubeアニプレックスが2018年6月11日にアップロード)

2018年10月より朝日放送テレビTOKYO MXほかにて放送中[13]。ナレーションは井上喜久子[14]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ「ピンクレモネード」[15][16]
作詞 - 分島花音 / 作曲 - やいり / 編曲 - 堀江晶太、やいり / 歌 - 三月のパンタシア
エンディングテーマ「あくまで恋煩い」[15]
作詞・作曲 - 分島花音 / 編曲 - 千葉"naotyu-"直樹 / 歌 - ベルゼブブ(大西沙織)、ベルフェゴール(久野美咲)、サルガタナス(加隈亜衣

各話リスト[編集]

話数サブタイトル絵コンテ演出作画監督
第1話ボーイ・ミーツ・モフみガール。和ト湊有冨興二
  • 住本悦子
  • 和田佳純
  • 山本晃宏
近侍の心、閣下知らず。
第2話兄貴はメルヘンなお味。牧野友映
  • 阿部達也
  • 山村俊了
登場、バイブレーションガール。

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[17]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [18] 備考
2018年10月11日 - 木曜 2:50 - 3:20(水曜深夜) 朝日放送テレビ 近畿広域圏 水曜アニメ〈水もん〉』第2部
2018年10月14日 - 日曜 0:30 - 1:00(土曜深夜) TOKYO MX 東京都 製作参加
とちぎテレビ 栃木県
群馬テレビ 群馬県
BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
日曜 1:50 - 2:20(土曜深夜) テレビ愛知 愛知県
2018年10月16日 - 火曜 22:00 - 22:30 AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
日本国内 インターネット / 放送期間および放送時間[17]
配信期間 配信時間 配信サイト
2018年10月11日 - 木曜 2:50 - 3:20(水曜深夜) AbemaTV
2018年10月15日 - 月曜 12:00 更新
月曜 23:30 - 火曜 0:00 ニコニコ生放送
不明 不明

BD / DVD[編集]

発売日[19] 収録話 規格品番
BD限定版 DVD限定版
1 2018年12月26日予定 第1話 - 第2話 ANZX-13021/2 ANZB-13021/2
2 2019年1月30日予定 第3話 - 第4話 ANZX-13023/4 ANZB-13023/4
3 2019年2月27日予定 第5話 - 第6話 ANZX-13025/6 ANZB-13025/6
4 2019年3月27日予定 第7話 - 第8話 ANZX-13027/8 ANZB-13027/8
5 2019年4月24日予定 第9話 - 第10話 ANZX-13029/30 ANZB-13029/30
6 2019年5月29日予定 第11話 - 第12話 ANZX-13031/2 ANZB-13031/2

Webラジオ[編集]

ベルゼブブ役の大西沙織とミュリン役の安田陸矢がパーソナリティを務める『パンデモニウムモンブラン〜ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。〜』が、音泉にて2018年10月2日より配信中[20]

コラボレーション[編集]

神奈川県平塚市にあるサッカーチーム湘南ベルマーレとのコラボイベントを2018年10月20日に行われる北海道コンサドーレ札幌戦で開催する。湘南のハロウィンパーティの一環で、「湘南ベルままーれ」という名前で実施される。ブース出展やコラボ品の他、安田陸矢がゲスト出演する[21]

朝日放送テレビ 水曜アニメ〈水もん〉 第2部
前番組 番組名 次番組
化物語(再放送)
ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。
-
TOKYO MX 日曜 0:30 - 1:00(土曜深夜) 枠
ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。
-

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ matobaは単行本の後書きで、広島弁にその他の方言を混ぜることで、魔界の別の地域の言葉を表現したと語っている。

出典[編集]

  1. ^ “「屍姫」の赤人義一、ガンガンで新連載!岸本斉史×岸本聖史の兄弟対談も”. コミックナタリー (株式会社ナターシャ). (2015年7月10日). https://natalie.mu/comic/news/153422 2018年8月20日閲覧。 
  2. ^ a b c . インタビュアー:柳川春香“アニメ「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」特集 第1回 原作者・matobaインタビュー (1/3)”. コミックナタリー (株式会社ナターシャ.). https://natalie.mu/comic/pp/beelmama01 2018年8月20日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x Staff/Cast”. TVアニメ「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」公式サイト. 2018年9月10日閲覧。
  4. ^ . インタビュアー:柳川春香“アニメ「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」特集 第1回 原作者・matobaインタビュー (2/3)”. コミックナタリー (株式会社ナターシャ.). https://natalie.mu/comic/pp/beelmama01/page/2 2018年8月20日閲覧。 
  5. ^ ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。1”. スクウェア・エニックス. 2018年8月20日閲覧。
  6. ^ ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。2”. スクウェア・エニックス. 2018年8月20日閲覧。
  7. ^ ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。3”. スクウェア・エニックス. 2018年8月20日閲覧。
  8. ^ ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。4”. スクウェア・エニックス. 2018年8月20日閲覧。
  9. ^ ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。5”. スクウェア・エニックス. 2018年8月20日閲覧。
  10. ^ ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。6”. スクウェア・エニックス. 2018年8月20日閲覧。
  11. ^ ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。7”. スクウェア・エニックス. 2018年8月20日閲覧。
  12. ^ ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。8”. スクウェア・エニックス. 2018年9月21日閲覧。
  13. ^ “アニメ『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』10月放送決定 出演は大西沙織&安田陸矢”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年6月12日). https://www.oricon.co.jp/news/2113388/full/ 2018年8月20日閲覧。 
  14. ^ 「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」、『月刊アニメージュ』2018年10月号、 39頁。
  15. ^ a b Music”. TVアニメ「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」公式サイト. 2018年9月27日閲覧。
  16. ^ TVアニメ『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』のオープニングテーマとなる新曲の楽曲情報を公開!”. 三月のパンタシア (2018年9月10日). 2018年9月10日閲覧。
  17. ^ a b On air”. TVアニメ「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」公式サイト. 2018年9月21日閲覧。
  18. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  19. ^ Blu-ray&DVD”. TVアニメ「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」公式サイト. 2018年10月10日閲覧。
  20. ^ パンデモニウムモンブラン〜ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。〜”. 音泉. タブリエ・コミュニケーションズ. 2018年9月17日閲覧。
  21. ^ “『ベルまま。』×湘南ベルマーレコラボ決定!描き下ろしコラボイラスト公開!”. 番組公式サイト. (2018年10月5日). https://beelmama.com/news/?id=48648 2018年10月8日閲覧。 

外部リンク[編集]