ポケットモンスター ベストウイッシュ

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ポケットモンスター ベストウイッシュ
ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2
アニメ
原作 田尻智増田順一杉森建[注 1]
総監督 湯山邦彦
監督 須藤典彦
シリーズ構成 冨岡淳広
キャラクターデザイン 山田俊也
音楽 宮崎慎二
アニメーション制作 OLM Team Kato
製作 テレビ東京
MEDIANETShoPro
放送局 テレビ東京系列
放送期間 2010年9月23日[注 2][注 3] - 2013年10月3日
話数 全144話[注 4](1st:全84話[注 5]
2nd:全58話+特別編2話)
関連作品
テンプレート - ノート

ポケットモンスター ベストウイッシュ』は、日本テレビ東京系列局などで2010年(平成22年)9月23日から2013年(平成25年)10月3日まで放送された、ゲームソフトポケットモンスターシリーズ」を原作とするテレビアニメ。『ダイヤモンド&パール』の続編として放送。「ポケモンBW」などと略される場合もある。

本項では2012年(平成24年)6月21日放送分[注 2] から始まった[注 6]ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2』(ポケットモンスター ベストウィッシュ シーズンツー)についても記載し、以下「第2期」または『シーズン2』と表記する。また、同月14日放送分以前をまとめて示す場合、便宜上「第1期」と表記する。Wikipediaでは、話数を放映順に数える。

シリーズ最後の地上アナログ放送(2011年7月24日または2012年3月31日正午まで)でもある。2012年(平成24年)1月5日放送分から連動データ放送がテレビ東京系列で開始された。同年4月にアニメシリーズ放送開始15周年を迎えた。

このほか、アニメ版ポケットモンスターのシリーズ作品を示す際は必要に応じ、1997年から2002年に放送された『ポケットモンスター』は「無印編」、『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』は「AG」、『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』は「DP」、『ポケットモンスター XY』は「XY」と表記する。

概要[編集]

ゲーム版『ブラック・ホワイト』の発売に合わせて、登場人物などを一部変更してスタートしたシリーズである。主人公・サトシが前作の最終回でイッシュ地方に向かっておらず、前作最終回でサカキに呼び出されたロケット団ムサシコジロウニャースの行方がBW第1話で明かされることで前作と話がつながっており、サトシとピカチュウシンオウ地方からマサラタウンに帰還した後のストーリーとされている[注 7][注 8]

タイトルの『ベストウイッシュ』(Best Wishes!)とは、「旅立つ人の幸運を願う言葉」と説明されている[注 9]。略称の「BW」はゲーム版『ブラック・ホワイト』の頭文字とかけている。また、「ウッシュ」ではなく「ウッシュ」となっているのは、舞台となるイッシュ地方の「イッシュ」とかけているからである[注 10]

監督は須藤典彦が、シリーズ構成は冨岡淳広が前シリーズから引き続き担当している。総作画監督は山田俊也広岡トシヒト[注 11] の2人が各話ごとに担当している。劇伴宮崎慎二が引き続き担当しているものの、使用されるBGMは一新され、過去のシリーズで使用されていたBGMが使われることは少なくなった[注 12]。また、使用されるBGMはゲーム版『ブラック・ホワイト』のBGMをアレンジしたものが多い。

テレビ東京系では第3話から(遅れネット局では第1話から)、エンディング後には新コーナー「オーキド博士のポケモンライブキャスター」がスタートしている。従来の「オーキド博士のポケモン講座(大百科)」に準じたもので、「オーキド博士のポケモン大検定」で廃止されていたポケモン川柳が復活したが、ポケモンは映像のみの出演で、オーキド博士が紹介したポケモンにひどい目に遭わされるという定番のオチは無くなった。第61話からは『無印編』のCM前後のアイキャッチで行われたポケモンのシルエットクイズが復活し、BGMも同様の物が第82話まで使用されていたが、第21話のものの1部または全部も時々入ってきたのは第67話からであった。

テレビ東京系や一部の地方局の初回放送では、第1話、第2話が連続の1時間スペシャルとして放送された[注 13]。また、テレビ東京系での初回放送日となった2010年(平成22年)9月23日には、アニメ放送開始を記念して六本木ヒルズにおいてスペシャルイベント「ポケモン祭りだ! ベストウイッシュ」が開催され、テレビ東京系では一部が生放送[注 14] された。初回視聴率は9.3%[注 15]。2012年(平成24年)6月14日では第1期の最終回となる1時間スペシャルを放送、視聴率は6.5%[注 15] だった。第1期の平均視聴率は5.8%[注 15]

文字多重放送であり、その中の字幕では主人公であるサトシの台詞は黄色で、アイリスの台詞は水色で表記される。なお、日本のテレビ放送でのクローズドキャプション字幕で主人公の台詞を黄色で表記するのは、半ばデファクトスタンダード化している。

スペシャル時などのコーナーナレーションは前作に引き続き、服部伴蔵門が担当している。

ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2[編集]

ゲーム版『ブラック2・ホワイト2』の発売に合わせて、2012年(平成24年)6月21日よりスタートしたシリーズで『ベストウイッシュ』でホミカを倒した後と位置づけとなっており、舞台・登場キャラ・設定が引き継がれている[注 6]。ゲームクリア後の『ブラック・ホワイト』や『ブラック2・ホワイト2』と同様に、第4世代以前のポケモンが登場する。

前半では『ダイヤモンド&パール』のヒロイン・ヒカリの他、『メロエッタのキラキラリサイタル』の公開に先駆けてメロエッタも一時的に準レギュラーとして登場した。

第1期に引き続き、CM前後のシルエットクイズが行われていたが、BGMは無印のものが第86・88話、それ以外は第1期第21話のものの1部または全部が使用された。

2013年(平成25年)1月17日放送分から[注 2] はシーズン2内でのイッシュリーグ終了後の新シリーズとして『ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2 エピソードN』(ポケットモンスター ベストウィッシュ シーズンツー エピソードエヌ)が放送された[出典 3][出典 4]。Nとゲーチスやアクロマを初めとするプラズマ団を中心としたストーリーとなり、ハンサムも再登場する。また、『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』の公開に先駆け、ゲノセクト軍団が1カットのみで登場した。

同年4月25日放送分からはシーズン2内での新シリーズとして『ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2 デコロラアドベンチャー』(ポケットモンスター ベストウィッシュ シーズンツー デコロラアドベンチャー)が放送された[出典 5]。プラズマ団との戦いが終わりNと別れた後イッシュ地方を離れ、カントー地方を目指す道中にあるデコロラ諸島を巡るアニメオリジナルのストーリーで、ゲームには登場しないアニメオリジナルエピソードは『オレンジ諸島編』以来である。後半のストーリーでは『ポケットモンスター X・Y』からパンジーと第6世代(カロス地方)のポケモンが特別出演した[注 16]

同年9月26日の最終話にてサトシ・ピカチュウ・パンジーが次作の舞台であるカロス地方行きの飛行機に乗り、『ポケットモンスター XY』に繋がる形で幕を閉じる。次週の10月3日には番外編が放送された。番外編ではサトシと別れた後のデントとタケシのジョウト地方での物語となっており、『ダイヤモンド&パール』以前のジョーイ・ジュンサーも登場した[注 17][注 18]。また、BWの最終回間近にはデントだけでなく、アイリスが主役の特別編も放送されることが告知されており、2014年3月27日にXY21話と1時間のスペシャル番組内で放送された。テレビ東京系列ではXYを連続して放送する都合上、OP、EDはXYのものが使用された。

シーズン2での最高視聴率は7%(関東地区における2012年7月19日放送の第4話)を記録した。

あらすじ[編集]

第1期[編集]

サトシはシンオウ地方での旅を終え、ヒカリタケシと別れカントー地方に帰還していた。数日後、オーキド博士が学会でイッシュ地方に出かけるということでサトシとピカチュウ、母親のハナコはオーキド博士と一緒にイッシュ地方に旅行へ行くことに。飛行機で辿り着いたイッシュ地方では、サトシがこれまで見たことの無いポケモンが多数いた。

イッシュ地方でポケモンリーグが開催されることを知ったサトシは、イッシュリーグに出場するために、再び旅立って行く。やがて、竜の里出身のトレーナー・アイリスとポケモンソムリエのデントがサトシの旅に同行するようになる。

第2期(シーズン2)[編集]

イッシュリーグ出場のため、仲間と共にイッシュ地方のジムを巡ってきたサトシはついに8個のジムバッジを集め終えた。リーグの開催までかなりの時間が残っていた中、サトシはシンオウ地方のチャンピオン・シロナと再会。ポケモンワールドトーナメントジュニアカップが開かれることを聞いて、一同はイッシュ地方の東側「イーストイッシュ」に向かう。そして、サザナミタウンにあるシロナの別荘に到着すると、そこにはかつて、シンオウ地方で一緒に旅をした仲間であるヒカリとポッチャマが居た。

エピソードN[編集]

イッシュリーグ終幕後、サトシ一行はカノコタウンに戻ってリーグ戦の結果をアララギ博士とオーキド博士へ報告。その後、サトシたちがこれからの事を検討していた最中にアララギ博士の父から連絡が入り、彼が発見したという「白の遺跡」の話を聞く。イッシュ地方に伝わる伝説のポケモン・レシラムと関係があるといわれる白の遺跡に興味を引かれたサトシは、再びアイリス、デントと共に旅立つことに。

白の遺跡を目指して船に乗ったサトシ一行は、船内でポケモンの声が分かるという不思議な青年・Nと知り合う。それをきっかけにサトシ達はNと共にイッシュ地方の征服を目論む謎の組織・プラズマ団との戦いに巻き込まれていく。

デコロラアドベンチャー[編集]

白の遺跡への旅を終えたサトシたちはカノコタウンに戻り白の遺跡での出来事をアララギ博士に報告、サトシはカントー地方への帰還を決める。その中、アイリスはドラゴンマスターへの道を極めるために、デントはポケモンソムリエとしての見聞を広めるために、サトシと共にカントー地方へ向かうことを決めていた。

アララギ博士の提案で3人は豪華客船に乗り、デコロラ諸島で島巡りをしながカントー地方を目指す。クチバシティに到着後、サトシはアイリス・デントと別れ、カロス地方に旅立つ。

登場人物[編集]

アドバンスジェネレーション』と『ダイヤモンド&パール』のようにゲーム版の女主人公をモデルにしたヒロインや無印のオレンジ諸島編を除いて長年レギュラーを務めたタケシがレギュラーとしては登場せず[注 19]アイリスデントがサトシの旅に同行する。この二人を選んだのは総監督の湯山の案である[出典 6]

ムサシ・コジロウ・ニャースのロケット団三人組は出番が少なくなり、全く登場しない話がある、第2期13話までは従来のコミカルな面が殆ど見られなくなっている[注 20]、サトシたちとは別の視点で物語が進められるなど、過去のシリーズとは立ち回りが大きく変更されている。また第1期の第43話から46話まで、ロケット団の作戦の一環とはいえ一時的にニャースがサトシたちと同行するという、珍しいスタンスがとられた。第2期13話においてイッシュ地方制圧の作戦が失敗したことで、カントー地方へ一時撤収する。その後はしばらく出番がなかったがエピソードNにてイッシュ地方へ再上陸。シリアスな面が目立っているが目的がサトシのピカチュウ強奪であったり、戦闘で敗北したときなどにお約束の台詞「やな感じ〜!」を言いながら強制退場させられるなど、コミカルな面が復活。デコロラアドベンチャーではDP以前のコミカルな3人としてサトシたちを追っている。

サトシやムサシ、コジロウなど前作から引き続き登場しているキャラクターは目を中心にデザインが一部変更されている。ジョーイジュンサーは名前こそ前シリーズまでと一緒ではあるものの、キャラクターデザインと声優は変更されている。

ゲーム『ブラック・ホワイト』はエンディングを迎えるまでは第5世代以外のポケモンが登場せず、第1期ではそれを踏まえて、サトシのピカチュウロケット団のニャースといった一部を除いた第4世代以前のポケモンの登場や本編への関連はほとんど抑えられている。第2期では第4世代以前のポケモンの再登場が解禁された。

なお、当初はプラズマ団は第1期で登場する予定であったが、後述の東日本大震災の影響で登場する話が未放送となり、『第2期 エピソードN』まで登場は延期となった。

以下の人物・団体は個別項目を参照。

サトシと手持ちポケモン
サトシ - 松本梨香
ピカチュウ - 大谷育江
サトシのポケモン (ベストウイッシュ)
サトシのポケモン (カントー・オレンジ諸島編)
メインキャラクター
アイリス - 悠木碧
キバゴ - 津田美波
デント - 宮野真守
ロケット団
ムサシ - 林原めぐみ
コジロウ - 三木眞一郎
ニャース - 犬山イヌコ
その他のキャラクター
オーキド博士 - 石塚運昇
ヒカリ - 豊口めぐみ
ポッチャマ - 小桜エツコ
カスミ - 飯塚雅弓
タケシ - うえだゆうじ


スタッフ[編集]

各話スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマは『無印編』同様にサトシ役の松本梨香が主に担当しているが、エンディングテーマは一般のアーティストの楽曲が多く、発売元もPIKACHU RECORDSではない曲が多い。また、デコロラアドベンチャー!からはPIKACHU RECORDSのリリース元であるメディアファクトリーがKADOKAWAへの合併に伴うソニーミュージックグループへの事実上の移管に伴い、PIKACHU RECORDSの使用がなくなりソニーミュージックグループの曲が使用されている(これは続編のXYも同様である)。

かっこ内の数字は全シリーズの通算。

オープニングテーマ[編集]

第1期[編集]

話数 曲名 作詞 作曲 編曲 歌手 レーベル 発売日 概要 オリコン最高位
全84話[注 5] 共通 ベストウイッシュ! 戸田昭吾 たなかひろかず 谷野謙一 松本梨香 ピカチュウレコード 2010年11月24日 これまでのアニメ『ポケットモンスター』シリーズの中では最も長く使われた。オープニング映像は、ピカチュウを中心にポケモンのみ登場するフルCGアニメーション[注 21]。第1話ではピカチュウ以外全てのポケモンがシルエットであるが、ストーリーで登場したポケモンはその次の回のオープニングから姿が現れていく構成となっている[注 22]。第1期第14話より全てのシルエットが解禁された。フルCGおよびポケモンだけで人間キャラが出てこないOPはアニメシリーズでは初となる。 50位

第2期[編集]

話数 曲名 作詞 作曲 編曲 歌手 レーベル 発売日 概要 オリコン最高位
1-24 やじるしになって! 戸田昭吾 たなかひろかず たなかひろかず 松本梨香 ピカチュウレコード 2012年7月18日 第2期第10話から映像の一部が変更された[注 23]。また第2期第14話からはタイトルに効果音が付いた。 57位
25-38 やじるしになって! 2013 鳴瀬シュウヘイ 未発売 歌詞については、歌い出しの部分以外は2番の歌詞である。 未発売
39-59 夏めく坂道 ダイスケ田中秀典 鈴木Daichi秀行 ダイスケ Epic Records 2013年7月3日 第2期第45話と第51話から映像の一部が変更された。また第2期第47話からはタイトルに効果音が付いた。 22位

エンディングテーマ[編集]

  1. (30) 「心のファンファーレ」(第1期第1話 - 25話)
    歌 - 奥井亜紀 / 作詞 - BWプロジェクト / 作曲 - 田代智一 / 編曲 - 後藤康二(PIKACHU RECORDS)
    • テレビ東京系列では第3話から。一部地域では第1話、あるいは第2話から。第15話からは2番の歌詞が使用されていた。
  2. (31) 「ポケモン言えるかな?BW」(第1期第26 - 60話)
    歌 - つるの剛士 / 作詞 - 戸田昭吾 / 作曲・編曲 - たなかひろかず(PIKACHU RECORDS)
    • 同楽曲を収録するつるののミニアルバム「ちゅるのうた」はポニーキャニオンからリリース。バラエティ番組ポケモンスマッシュ!』のエンディングとして使用されている。第52話から歌詞が2番になり、アニメーションも差し替えられた。また第54話などではピカチュウの鳴き声が使われており、ポケットモンスターシリーズでエンディングにポケモンの鳴き声が使用されたのは今作が初。
  3. (32) 「七色アーチ」(第1期第61話 - 第78話)
    歌 - ポケモンBW合唱団(奥井亜紀、江崎とし子あきよしふみえ) / 作詞 - ピカチュウPJ-2012 / 作曲- 江崎とし子/ 編曲 - 後藤康二(PIKACHU RECORDS)
  4. (33) 「みてみて☆こっちっち」(第1期第79話 - 第2期第24話[注 24]
    歌 - ももいろクローバーZ / 作詞 - 戸田昭吾 / 作曲・編曲 - たなかひろかず(キングレコード
  5. (34) 「サクラ・ゴーラウンド」(第2期第25話 - 第38話)
    歌 - 私立恵比寿中学 / 作詞 - 戸田昭吾 / 作曲・編曲 - たなかひろかず(デフスターレコーズ
  6. (35) 「手をつなごう」(第2期第39話 - 最終話、番外編)
    歌 - 私立恵比寿中学 / 作詞 - 柳達基 / 作曲・編曲 - 宅見将典(デフスターレコーズ)

挿入歌[編集]

ノンクレジット。

各話リスト[編集]

放送日は全てテレビ東京系列のもの。

第1期[編集]

第2期(シーズン2)[編集]

東日本大震災に伴う本作の影響[編集]

本作は放送期間中の2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災の影響で、一部の放送内容・放送順が当初の予定から変更されている(以下の日時はテレビ東京系列のものである)。

まず、震災直後の同年3月17日3月24日に第23・24話として放送を予定していた「ロケット団VSプラズマ団!」(前編・後編)が放送延期となり[注 32]、3月17日放送分では当初同月31日に放送される予定であった「ヒウンジム戦! 純情ハートの虫ポケモンバトル!!」を第23話として2週間前倒しで放送した。そのため、第22話と第23話の間に矛盾が発生した[注 33]。この回は冒頭で放送内容変更に関するお詫びのテロップが画面下に表示され、テレビ東京では交通情報計画停電などの情報を、CMの間を除いてL字型画面で伝え続けた。また、放送当日に流れた予告CM(放送直前に流れる「このあとすぐ!」など)の映像は当初放送予定だった回のままとなっていた。次回予告も放送されず、代わりに映画の予告が放送された。

また、4月7日に第26話として放送される予定だった「ヒウンシティのつり大会! 釣りソムリエ・デント登場!!」も放送延期となり(その後、前述通り「釣りソムリエ・デント登場!」と改題の上で6月23日に第37話として放送された)、その結果本来第27話となる予定だった「かわいい顔に要注意! エモンガでシビレビレ!!」が3週間前倒しで3月24日に第24話として放送された[注 34]。これに関連して、ミニコーナー「オーキド博士のポケモンライブキャスター」の第30・33話放送分では、その時点で未放送となっている(本来の放送予定では放送済みの)回の映像が使用されることがあった[注 35]

これらは系列外放送局でも基本的に同様の対応を取っている。

震災前の放送予定と実際の放送内容の違い
放送日 話数 震災前の放送予定[出典 9] 実際の放送内容
3月10日 第22話 ヒウンシティ! フシデパニック!!
3月17日 第23話 ロケット団VSプラズマ団!(前編) ヒウンジム戦! 純情ハートの虫ポケモンバトル!!
3月24日 第24話 ロケット団VSプラズマ団!(後編) かわいい顔に要注意! エモンガでシビレビレ!!
3月31日 第25話 ヒウンジム戦! 純情ハートの虫ポケモンバトル!! エモンガVSツタージャ! ボルトチェンジで大混乱!!
4月7日 第26話 ヒウンシティのつり大会! 釣りソムリエ・デント登場!! ヒトモシ屋敷のこわ〜いお話!
4月14日 第27話 かわいい顔に要注意! エモンガでシビレビレ!! ドラゴンマスターへの道! キバゴVSクリムガン!!
中略
6月23日 第37話 釣りソムリエ・デント登場!

「ロケット団VSプラズマ団!」は公式サイトなどでは後日改めて放送すると発表していたが[出典 8]、その後はテレビ放送はもとより映像ソフト化されることもなく、事実上の封印作品になっている。レンタルDVDにおいても本放送時と同様の順番・内容で収録されているため、前述した第22話と第23話の間の矛盾点はそのまま残る形となっている[注 36]。なお、後発の北米版では第22話のラストシーンが一部改訂されており、サトシらはリゾートデザートの調査に同行せず、アララギ博士とジュンサーのみが向かう形となり[出典 10]、ヒウンジム戦へよりスムーズに繋がるようになっている。

過去のシリーズにおいても、放送前あるいは放送済のエピソードが社会的事情によってお蔵入りとなったケースはあったが、それらはいずれも物語の本筋への影響が小さい1話完結の話であり、重要エピソードが封印されるのは今作が初であった。そのため、プラズマ団の登場が2年後の第2期エピソードNまで延期されるなど、以後の内容に大きな影響を与えた。

放送局[編集]

劇場版[編集]

公開順 長編 短編 公開日
1-14 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム - 2011年7月16日
2-15 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ メロエッタのキラキラリサイタル 2012年7月14日
3-16 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒 ピカチュウとイーブイ☆フレンズ 2013年7月13日

プラネタリウム映画[編集]

ポケットモンスター ベストウイッシュ 〜光と影のテンキュウギ〜
2011年7月16日より上映の全天周対応番組・全天フルCGアニメーション、プラネタリウム映画。上映時間約25分。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ スタッフクレジット上では「原案」となっている。
  2. ^ a b c テレビ東京系の場合。
  3. ^ シリーズ全体としては1997年4月1日から(テレビ東京系の場合)。
  4. ^ 特別編2話含み、未放映話2話を除く。シリーズ全体としてはこの限りではない。
  5. ^ a b 未放映話2話を除く。シリーズ全体としてはこの限りではない。
  6. ^ a b テレビ東京公式サイトの番組表では、6月14日放送分で番組終了を表す【終】マークが付いており、同月21日放送分には新番組であることを示す【新】マークが付いていたため、扱い上は新番組となっている[出典 1][出典 2]
  7. ^ 新番組予告やサトシが口にする「新たなる冒険」とはシンオウ地方の旅が終わった上で成り立つ台詞である。
  8. ^ BW1話のサトシの部屋には今まで獲得したトロフィー等があり、オレンジリーグ及びバトルフロンティア制覇記念の賞状、57話で名人から貰ったきあいのハチマキ、ハルカから貰ったヒメグマの置き物、タッグバトル大会で貰った2つの「やすらぎのすず」(一つはシンジから譲り受けたもの)とフタバ祭りのバトル大会で貰ったトロフィーがあった。
  9. ^ 6話の終盤でコーンの発言でこの言葉が初めて使われ、その後も劇中では別れの挨拶として何度か使用されている。
  10. ^ ラジオ番組『TOKYO ANIME STREAM』第2回放送内での湯山邦彦盛武源の発言より。
  11. ^ 第51話までは広岡歳仁名義でクレジット。
  12. ^ 一部シーンで過去の劇場版作品のBGMが使われているほか、ロケット団の口上の際のBGMには、DP編のロケット団のテーマが使われているなど。
  13. ^ なお、テレビ東京系では初回(第1話と2話)に限り放送開始が18:59になっており、いわゆるフライングスタートの形をとっていた。
  14. ^ 同日12:00 - 12:30の事前特番およびアニメ初回1時間スペシャルの一部(アニメ本編以外)での放送。
  15. ^ a b c いずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ。
  16. ^ ゴーゴートエリキテルオンバーン
  17. ^ サトシやサトシのピカチュウ、アイリスなど他のキャラクターは登場していない。
  18. ^ XY次回予告後の提供の際には「さあみなさん!タケシのシーンをもう一度!また会おう、タケシ!」と書かれていた。
  19. ^ これは前作でポケモンドクターの道を歩むことになったため。この事は2011年2月3日放送の『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 特別編』でも描かれた。なお、第2期では回想や特別編で登場した。
  20. ^ ただし、映画『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム』及び「祝15周年!ポケモン映画名シーン超ランキングスペシャル!!」等を除く。
  21. ^ 演出はクリーチャーズの柳沢康敬が担当。
  22. ^ ただし、レシラムは例外的に第2話でシルエットがはずされた
  23. ^ ヒカリとポッチャマが、コテツとリオルに変わる。
  24. ^ 第2期第13話のみ、テレビ東京系列では「ロケット団よ永遠に」が使用された。
  25. ^ テレビ東京系列では、初回スペシャル「ポケモン祭りだ! ベストウイッシュ」として第1話・第2話の連続放送。
  26. ^ a b 2011年3月17日・24日の当初の予定では「ロケット団VSプラズマ団!(前編・後編)」の放送を予定していたが、後述の通り東日本大震災に伴う放送延期に伴い、放送が繰り上げられた。
  27. ^ a b 23話・24話については東京電力による計画停電によりテレビ東京の放送区域内で視聴できなかった地域があり、それを含めた(その件については公式に明言されていない)救済措置として翌4月10日・17日の『ポケモンスマッシュ』の「ポケモンライブラリー」で特別アンコール放送が行われた[出典 7]
  28. ^ 当初は4月7日に第26話「ヒウンシティのつり大会! 釣りソムリエ・デント登場!!」として放送される予定だったが、後述の通り東日本大震災の影響で放送が2ヵ月半延期された。これに伴い、タイトルおよび内容が一部修正されている。
  29. ^ テレビ東京系列では、この話をもって地上アナログでの放送が終了した。
  30. ^ この回のタイトルにある“ロケット団VSプラズマ団!”の内容は、“当初放送されるはずだった”第23-24話のものと全く異なっている。
  31. ^ テレビ大阪のみ天神祭中継放送のため7月27日に振り替えて放送。
  32. ^ 公式サイトなどでは「都合による延期」と説明。一部報道では東京電力福島第一原子力発電所事故を連想するシーンがあったと指摘されている[出典 8]
  33. ^ 第22話のラストシーンではリゾートデザートの異変を偵察するためにサトシ達が小型飛行機に乗って飛んでいくが、第23話では何事もなくヒウンジム戦となっている。
  34. ^ ベルが何の脈絡もなく合流しているのは、本来は「ヒウンシティのつり大会! 釣りソムリエ・デント登場!!」でベルが合流したことを踏まえてのストーリーであったことの名残である。
  35. ^ 当該コーナーではその時点で登場済みのポケモンを紹介するが、第33話放送分ではその時点で未登場だったバスラオを紹介していた。
  36. ^ 初版の場合。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

テレビ東京系列 木曜19:00枠
前番組 番組名 次番組
ポケットモンスター
ベストウイッシュ
(2010年9月23日 - 2012年6月14日)

ポケットモンスター
ベストウイッシュ シーズン2
(2012年6月21日 - 2013年10月3日)
ポケットモンスター
XY

(2013年10月17日 - )