イッシュ地方

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イッシュ地方(イッシュちほう)は、ポケットモンスターシリーズに登場する架空の地方

概要[編集]

イッシュ地方のモデルであるニューヨークの航空写真。今回のイッシュ地方のベースはニューヨーク市とその周辺であり、今までは日本がモチーフにされていた。(英語版より)

ポケットモンスター ブラック・ホワイト』『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』の舞台。従来のカントー地方ジョウト地方から遠く離れた場所[注 1]にある。豊かな緑に囲まれた中にも近代的な大都会があるなど自然と人とが共存する地方。

イッシュ地方のモチーフはニューヨークを中心としたアメリカ合衆国ニューヨーク州南部で、マンハッタンを思わせる大都市が中央に据えられ、その周囲に自然や町が六角形型に配置されている[1]。各所に橋があり(全部で5つ)、どの橋もそれぞれに細かな設定を持っているのが、これまでと違う点の一つに挙げられる。また各橋にはイベントを除き、ポケモンバトルを挑んでくるトレーナーが一切存在しない特徴もある。

またジムについては、ジム戦専用施設の概念だけではなく、レストランや図書館・博物館などの別の目的の施設と一体化しているジムもあることも、今までの地方のジムと異なる。ジムリーダーは他の職業と兼任している場合が多い。2年の月日が経った『ブラック2・ホワイト2』では町や施設において様々な発展や変化が見られた。『ブラック・ホワイト』では殿堂入りまで以前のシリーズのポケモンは出現しなかったが、『ブラック2・ホワイト2』ではそれらのポケモンが序盤から出現するようになっている。

なお通貨の単位は、この世界でいう外国と同じ「」である[注 2]

名前の由来は「多種多様なポケモンや人種が集まって“一種”に見える」ことからで、ニューヨークの多人種・多文化社会のイメージが反映されている[1]。漢字表記と平仮名表記が併存する今作の特徴ゆえに、地名にも漢字表記と平仮名表記の2種類が存在する。

英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語・中国語・韓国語の各言語版ではそれぞれUnova・Unys・Einall・Unima・Teselia・合眾・하나である。全言語版で冒険の舞台となる地方の名前が異なるのは、ゲーム本編では初めてである。

地理[編集]

都市・町[編集]

今作の町の名前は、ブラックシティとホワイトフォレスト以外はそのほとんどが模様・文様の名前からつけられている[2]。詳細は以下を参照。

カノコタウン
主人公と幼なじみの家がある、『ブラック・ホワイト』の「はじまりの町」。アララギ博士の研究所もある。町の南側は海に面している。名前の由来は鹿子模様[2]
カラクサタウン
カノコタウンの次に主人公が訪れる町。ツタが生い茂るとともに、地形は起伏に富んでおり、高台からは2番道路を見渡せる。特定の住民に話しかけるとBGMにピアノとドラムのパートが追加される。名前の由来は唐草模様[2]
サンヨウシティ
美しい庭園がある町。アララギ博士の友人である、発明家のマコモが住んでいる。トレーナズスクールがある。町はずれに夢の跡地がある。
サンヨウシティジム
ジムリーダーはくさポケモン使いのデント(ミジュマルを選んだ場合)・みずポケモン使いのコーン(ポカブを選んだ場合)・ほのおポケモン使いのポッド(ツタージャを選んだ場合)。
ジムリーダーが3人存在し、相手のポケモンの弱点によって誰が戦うかを決めているため、主人公が最初に選んだポケモンによって対戦相手が変わる。
ジム内部はレストランにもなっており、ジムのトレーナーもウエイターとウエイトレス。進路を遮るカーテンと床に設置された3つのスイッチにはそれぞれくさ・みず・ほのおのいずれかのタイプのマークが描かれており、カーテンに描かれたタイプの弱点となるタイプのスイッチを踏むことで先に進める。
『ブラック2・ホワイト2』では三つ子がジムリーダーを降りている為、単なるレストランになっているが、三兄弟のうち誰か一人をパートナーにして他の兄弟にポケモンバトルで挑める。
シッポウシティ
古い倉庫や機関車の線路跡など、昔の町並みを残す町。博物館があり、考古学が発達している。名前の由来は七宝文様[2](円形をずらしながら交差させ、網状に連ねた文様。別名七宝繋ぎ)。カフェのテラスにいる男に近づくとBGMにアコーディオンのパートが追加される。
シッポウシティジム
ジムリーダーはノーマルポケモン使いのアロエ。
ジムが博物館と併設されており、博物館の奥の扉から先に進むとジムになっている。ジムの内部は図書館のようになっており、本棚の本に隠されたメモを見つけ、そこに書かれた問題を解いて次のメモを見つけることで先に進める仕組みになっている。博物館では見つけたポケモンの化石を持ってくれば、復元してもらえる。
『ブラック2・ホワイト2』ではアロエがジムリーダーを降りている為、アロエ書斎を兼ねた図書館として一般開放されている。
ヒウンシティ
イッシュ地方の中心都市。多数の高層ビルがそびえ立つ大都会であり、公式で最初に公開された町である。冬以外の季節で毎週火曜日には売り切れるほど人気のヒウンアイスを1個だけ買うことができる。『ブラック2・ホワイト2』では人気がなくなり1日に1個か1ダース買えるようになった。ゲームフリークのビルがあり、そこで1日に1回だけゲームフリークのディレクターの森本茂樹をモデルにしたモリモトと対戦できる[注 3]。港があり、ここの船着き場からリバティガーデン島、ユナイテッドタワーに行ける。名前の由来は飛雲文[2](その名の通り雲を表した模様)。高層ビルはマンハッタンのものからイメージされている[1]
ヒウンシティジム
ジムリーダーはむしポケモン使いのアーティ。
ジム内部は蜂の巣状の構造になっており、蜜のような素材でできた壁は突き抜けることが可能。床に設置されたスイッチを2ヶ所踏むと進路を塞ぐ鉄柵が下り、先に進むことができる。
『ブラック2・ホワイト2』では上層と下層を繋ぐ繭の中を通って最上層を目指す。
ライモンシティ
イッシュ地方有数の娯楽都市。遊園地やポケモンミュージカル会場があるほか、スタジアムやバトルサブウェイのギアステーション、バトル検定などポケモンバトルを行う施設が充実しており、「ポケモン勝負のメッカ」とも呼ばれる。
ライモンシティジム
ジムリーダーはでんきポケモン使いのカミツレ。
ジムは遊園地の敷地内にあり、多数のコースターが設置されている。コースターに乗って途中の切り替えポイントで下り、進路を切り替えながら先に進む仕組みになっている。
『ブラック2・ホワイト2』ではカミツレのファッションステージになっており、トレーナーを倒しながら進む。前のジムとは別に建っており、元のジムはジェットコースター乗り場として一般開放されている。
ホドモエシティ
イッシュ地方の海の玄関とも言われる港町。マーケットがある。近くにはホドモエの跳ね橋がある。
『ブラック2・ホワイト2』では幾つものホテルが建ち並ぶホテル街になっている。また、元プラズマ団によるポケモンの保護施設がある。
ホドモエシティジム
ジムリーダーはじめんポケモン使いのヤーコン。
ジム内には多数のリフトと足場が設置されており、リフトで上ったり下りたりを繰り返しながら最下層にいるジムリーダーを目指していく。
このジムはヤーコンの経営する会社の社屋でもあり、出入り口には受付嬢がおり、トレーナーは皆ヤーコンの会社の社員および作業員である。
『ブラック2・ホワイト2』では暗闇の中をベルトコンベアで進んでいく。歩いた場所は明かりが点る。
フキヨセシティ
山のふもとにある、農業が盛んな町。『ブラック』では効率を重視したビニールハウスが、『ホワイト』では天候を利用した自然農法がおこなわれている。農作物を近くの空港からカントー地方やジョウト地方などの全国に出荷している[3]
フキヨセシティジム
ジムリーダーはひこうポケモン使いのフウロ。
ジム内に設置された大砲で人間大砲のように宙を飛び、先に進む仕組みになっている。
『ブラック2・ホワイト2』ではジム内に風が吹き荒れており、物陰に隠れて吹き飛ばされないように進む。
セッカシティ
降雨・降雪が多く湿潤な環境で、冬は一面銀世界の寒い町。すぐ近くには古代に建てられたリュウラセンの塔が聳え立っている。
セッカシティジム
ジムリーダーはこおりポケモン使いのハチク。
ジム内部は床が凍っており、途中の足場に設置されたスイッチを踏んでストッパーの向きを変えながら進む。
『ブラック2・ホワイト2』ではハチクがジムリーダーを降りている為、中は無人。
ソウリュウシティ
ポケモンリーグ直下の都市。『ブラック』では近代的な街並みが、『ホワイト』では歴史を重んじた街並みが見られる。BGMも『ブラック』では機械的な曲調(追加パートはショルダーキーボード)、『ホワイト』ではさびしげな曲調(追加パートは二胡)のアレンジとなっている。追加パートはどちらも、ポケモンセンター近くの人に近づくことで聞くことができる。
ソウリュウシティジム
ジムリーダーはドラゴンポケモン使いのシャガ(ブラック)、またはアイリス(ホワイト)。『ブラック2・ホワイト2』ではシャガ。
ジム内部の足場は龍の形になっている。龍の背中を進み、途中の足場から飛び降りて龍の腕に当たる部分のスイッチを押すことで、龍の首の向きが変わり先に進むことができる仕組みになっている。
『ブラック2・ホワイト2』では足場が龍の形になっているのは変わらないが、仕掛けは異なり龍の頭のスイッチを踏む事で進む方向を決め、トレーナーを倒しながら最上階を目指す。ホウエンのトウカジムのように進む方向によってトレーナーの戦い方が違う。
カゴメタウン
昔からある町で、古来の風習が色濃く受け継がれている。郊外の森には、近づけば災いが降りかかると言われる巨大洞窟、ジャイアントホールがある。このジャイアントホールにいるという怪物の伝承により、夜になると住人はみな屋内に入ってしまう。
サザナミタウン
輝くような海が人気の、評判高い避暑地で、富豪の住居や別荘もある。夏にはたくさんの人がバカンスに訪れる。季節が春・夏の時に四天王カトレアの別荘にシンオウ地方のチャンピオン・シロナが訪れており、春のみ[注 4]1日1回だけ対戦できる。夏だけBGMが変わる。『ブラック2・ホワイト2』では掘削工事によりリバースマウンテンと連結。また、マリンチューブの起点である。
ブラックシティ
『ブラック』『ブラック2』『ホワイト2』[注 5]のみ登場。黒が基調の都市で、治安が悪い。「金があれば何でも手に入る」と住民が発言する。トレーナーと一人につき一日一度勝負できる。ショップで珍しいアイテムを買うことができるが、他の町の物価水準に比べ破格と言えるほどの高値。
『ブラック2・ホワイト2』ではポケモンバトルの修行場である「黒の摩天楼」がそびえている。最初は買い物ができないが、黒の摩天楼の進行状況に応じてマーケットが開く。
ホワイトフォレスト
『ホワイト』『ホワイト2』『ブラック2』[注 6]のみ登場。森の中に住民が住む。ブラックシティと異なり、街というよりは整備された森林というイメージがある。ただし公式的には街扱いになっていることがパッケージ内の『ブラック・ホワイト』のチラシで確認できる。空気はきれいだと住民が自慢する。他の地方のポケモンも生息している。
『ブラック2・ホワイト2』では奥にポケモンバトルの修行場である「白の樹洞」が広がっている。
カナワタウン
イッシュ地方の北西に位置する車両基地の町。「そらをとぶ」で行くことはできず、ライモンシティから地下鉄でのみ行くことができる。鉄道好きの人が車両基地に見える車両を紹介してくれる。週末は見物客で賑わい、道具交換をしてくれる人が多い。フルートを持った人に近づくとBGMにフルートのパートが追加される。

以下の都市・町は『ブラック2・ホワイト2』にのみ登場する。

ヒオウギシティ
イッシュ地方の南西に位置する町。『ブラック2・ホワイト2』の「はじまりの町」。『ブラック・ホワイト』での「はじまりの町」とは異なり、ポケモンセンターやトレーナーズスクールもある。絶景が見られる高台がある。
ヒオウギシティジム
ジムリーダーはアロエに代わりノーマルポケモン使いのチェレン。『ブラック・ホワイト』の主人公の幼馴染みの少年である。
ジムはトレーナーズスクール内部にある。屋外のバトル場というシンプルなもので、トレーナー二人を倒すとチェレンと戦える。
サンギタウン
時計台が一日の始まりを告げる町。ケルディオに関するイベントも存在する。
タチワキシティ
ポケウッドに隣接する港町。船でヒウンシティに向かうことが出来るほか、コンビナートにつながっている。
タチワキシティジム
ジムリーダーはどくポケモン使いのホミカ。
ジム内部はライブハウスになっていて、ホミカはライブをしていて声が届かない。メンバー二人を倒すとホミカと戦える。
ヤマジタウン
砂嵐の吹き荒れる西洋劇風の町。フキヨセシティと航空機でつながっている。
セイガイハシティ
サザナミタウンのさらに北にあり1年中賑わうリゾート地。
サザナミタウンとマリンチューブでつながっている。
セイガイハシティジム
ジムリーダーはみずポケモン使いのシズイ。
ジム内部は町と同じく水の上に桟橋がかけてあり、離れた橋には水草に乗って渡る。他の水草にぶつかると壁まで動く。

道路・水道[編集]

道路番号はリセットされており、道路・水道の数は合計18本と、シリーズ中最低の数となっているが、17番水道と18番道路の隣接など一部の道路を除いて、町に入る前の途中で道路名が変更になることはない。いわゆる、先述を除いて道路と道路が隣接にはなっていない。 『ブラック2・ホワイト2』では、19番道路~23番道路が登場したが、後述にある通り10番道路が崩壊され、欠番となってしまった為、合計22本となる。

1番道路(1ばんどうろ)
カノコタウンとカラクサタウンを結ぶ道路。季節によって前景で花びらや落ち葉などが舞う。17番水道とも接続している。水道の渦が起きた場所で釣りをすると、ごく稀に野生のヒンバスミロカロスが出現する。
2番道路(2ばんどうろ)
カノコタウンとサンヨウシティを結ぶ道路。初めてトレーナーが現れる。
3番道路(3ばんどうろ)
サンヨウシティとシッポウシティを結ぶ道路。中央にある大きな湖を越えて進んでいく構造が特徴。ポケモン育て屋と幼稚園があり、園庭では園児たちが勝負を仕掛けてくる。
ここより2体の野生ポケモンが出現する濃い草むらが登場する。
4番道路(4ばんどうろ)
ヒウンシティとライモンシティを結ぶ道路。砂漠地帯になっており、常に砂嵐が吹き荒れている。「フリーウェイ」と呼ばれるバイパスが道路の上を通過している一方で、地道は砂嵐の影響で未だに工事中であり、作業員の詰め所があちこちに建っている。
2年後となる『ブラック2』では開発が進み住宅が並んでいるが、未だ建設中の建物も多い。『ホワイト2』では開発は行われておらず、遺跡群が建ち並んでいる。
出現ポケモンはメグロコマラカッチダルマッカなど。
5番道路(5ばんどうろ)
ライモンシティとホドモエの跳ね橋を結ぶ道路。ミュージシャンやダンサーたちが路上でパフォーマンスを披露しており、ライモンシティの名物と言われている。
6番道路(6ばんどうろ)
ホドモエシティから電気石の洞穴を通ってフキヨセシティに抜ける道路。季節研究所やフキヨセの洞穴への入り口がある。蛇行する川に沿って山を登っていく作りになっており、途中で多くの一本橋を通るのが特徴的。またマップ上にはモンスターボールに擬態したタマゲタケが多数現れる。
7番道路(7ばんどうろ)
フキヨセシティからネジ山を通ってセッカシティへ抜ける道路。タワーオブヘブンがある。丈の高い草むらが多いが上には木の一本橋が架かっており、草むらを通らずにクリアすることも可能。この道路からミルホッグゼブライカなど進化系の野生ポケモンが出現するようになる。
8番道路(8ばんどうろ)
セッカシティとシリンダーブリッジを結ぶ道路。水たまりだらけの湿原の中を進む。冬になると水溜りが凍ってしまい、動きづらくなる。季節によって外観が大きく変わるため、季節システムの紹介として発売前から予告映像に幾度となく登場していた。天気は高確率で雨(冬は霰)である。
9番道路(9ばんどうろ)
シリンダーブリッジとソウリュウシティを結ぶ道路。修行の岩屋やショップR9がある。道路が一面舗装されており、暴走族が走り回っている。主な出現ポケモンはコマタナダストダスなど。
ショップR9
9番道路の中ほどにある大型の複合ショッピングセンター。他の地方におけるデパートや百貨店に相当する豊富な品揃えを持つ。話しかけるとバトルを挑むトレーナーもいる。
10番道路(10ばんどうろ)
ソウリュウシティとポケモンリーグを結ぶ道路。崖だらけの険しい山道を進む。バッフロンモロバレルといった強力な野生ポケモン、エリートトレーナーやベテラントレーナーといった強力なトレーナーが立ちはだかる。道路の後半はバッジチェックゲートになっている。『ブラック2・ホワイト2』では、セイガイハシティから23番道路を経由してリーグに向かう構造のため、10番道路は事実上の欠番となっている。
11番道路(11ばんどうろ)
ソウリュウシティとビレッジブリッジを結ぶ道路。巨大な滝と渓流を渡って進む。バルジーナウォーグルキリキザンなど高レベルで進化するポケモンも野生で現れる。
12番道路(12ばんどうろ)
ビレッジブリッジとカゴメタウンを結ぶ道路。なだらかな丘陵地帯で、地形は起伏に富む。丘の上にはランダムで1日に数本の「小さなキノコ」が生える。出現ポケモンはミツハニーチェリムなど、イッシュ図鑑に含まれないくさ・むしタイプのポケモンが多いが、通常なら進化しているレベルより遥かに高いレベルで出現する。
13番道路(13ばんどうろ)
カゴメタウンとサザナミタウンを結ぶ道路。海岸の断崖と海上を貫く砂浜が特徴的。奥地にはジャイアントホールへの入り口がひっそりと佇む。野生ではキャモメフワライドなどひこうタイプのポケモンが多数登場する。
14番道路(14ばんどうろ)
サザナミタウンとブラックシティまたはホワイトフォレストを結ぶ道路。多くの滝や川が道路を横切り、複雑な地形を形成している。普段は一面に霧が掛かっているが、ある特定の日のみ霧が晴れる。豊饒の社への入り口がある。主な出現ポケモンはオーベムコジョンドチルタリスなど。
15番道路(15ばんどうろ)
ブラックシティまたはホワイトフォレストとワンダーブリッジを結ぶ道路。下道と高架上の道に分かれており、高架からはポケシフター研究所に行ける。一方、下の道は岩や崖だらけの険しい地形になっており、「かいりき」で岩を押しのけながら進む。揺れる草むらでは、ごく稀に野生のバンギラスが出現する。
16番道路(16ばんどうろ)
ワンダーブリッジとライモンシティを結ぶ道路。冒険の中盤から訪れることができるものの、行き止まりになっている。出現ポケモンや道路の構造が5番道路と大いに類似。
17番水道(17ばんすいどう)
カノコタウンの西にある海で『ブラック・ホワイト』では、唯一の水道。地形の関係で急流が発生している。水流のせいで、18番道路を経由しないと行けない場所が大半である。海に浮かぶ小島の上にはP2ラボがある。
P2ラボ
17番水道にある謎の小屋。主人公が来た時点では無人であるが、プラズマ団によるゲノセクトの研究跡と見られるメモ書きや無数の機材が置かれている。
『ブラック2・ホワイト2』では、プラズマフリゲートの停泊場所となっている。
18番道路(18ばんどうろ)
17番水道の西に浮かぶ島からなる道。リゾートデザートと地続きだったと指摘する研究者がいる。

以下の道路は『ブラック2・ホワイト2』にのみ登場する。

19番道路(19ばんどうろ)
ヒオウギシティとサンギタウンを結ぶ道路。サンギタウン直前の崖からは、元チャンピオンのアデクが登場する。
20番道路(20ばんどうろ)
サンギタウンとタチワキシティを結ぶ道路。途中にはサンギ牧場も存在する。『ブラック2・ホワイト2』では初めてトレーナーが出現する。
21番水道(21ばんすいどう)
サザナミタウンとセイガイハシティを結ぶ水道。比較的、岩が多い。南部には海辺の洞穴がある。
22番道路(22ばんどうろ)
セイガイハシティとジャイアントホールを結ぶ道路。木の一本橋と多くの段差、トレーナーも多数いる。また、伝説のポケモンテラキオンが出現する。
23番道路(23ばんどうろ)
ジャイアントホールとチャンピオンロードを結ぶ道路。前作の10番道路にあたる。切り立った崖と橋で構成される。

橋・トンネル[編集]

スカイアローブリッジ
シッポウシティ(ヤグルマの森経由)とヒウンシティを結ぶイッシュ地方最大最長の橋。
ホドモエの跳ね橋(ホドモエのはねばし)
船の運航に合わせて上下する跳開橋。別名リザードン橋と呼ばれている。
シリンダーブリッジ
橋の下を地下鉄が通りぬける鋼鉄でできた橋。週末には暴走族が集まる。
ビレッジブリッジ
イッシュ地方を開拓した人々が造ったこの地方で最も古い橋。水害を防ぐために橋の上に家を建て暮らし始めたとされている。条件を満たすとBGMにボーカルパーカッションや草笛、アコースティックギター、歌声(エコーがかかっており歌詞ははっきりとは聴こえない)の4つのパートがそれぞれ追加される。BGMを作曲した一之瀬剛によると、これらの追加パートを演奏しているのは「イッシュドリームに破れ黄昏れている4人」であるとのこと[4]
ワンダーブリッジ
どんな衝撃もやわらぐように最先端の技術でデザインされた橋。
マリンチューブ
サザナミタウンとセイガイハシティを結ぶ最先端海底トンネル。厚さ25センチの強化ガラスを使って陸上で造り、そのまま海底に沈めただけのシンプルな構造であるが、水圧や大型ポケモンの接触でもびくともしない耐久力がある。

なおホドモエの跳ね橋とワンダーブリッジには、常にアイテムの○○のはねが落下してくる。また、まれにコアルヒースワンナが出現(衝突)する。

自然・その他[編集]

夢の跡地(ゆめのあとち)
サンヨウシティの傍にある廃れた工場跡。現在では子供達の遊び場になっている。謎のエネルギーで満ち溢れているらしく、エネルギーを研究する学者たちが集まっている。むしタイプのポケモンが多く生息。
『ブラック2・ホワイト2』では伝説の夢幻ポケモン・ラティオス(ブラック2) / ラティアス(ホワイト2)が飛び回っている。
地下水脈の穴(ちかすいみゃくのあな)
3番道路にある洞窟。水場が多く、奥地に進むためには「なみのり」「かいりき」「フラッシュ」が必要。
ヤグルマの森(ヤグルマのもり)
シッポウシティから西側の海岸へ続く森。途中で道が分岐しており、片方の道は森の奥を通ってスカイアローブリッジへ抜けるが、もう片方の道は森の出口に直接繋がっている。森の奥は倒木が多く、木の内部を通過して進む。くさタイプやむしタイプのポケモンが数多く生息。『ブラック・ホワイト』では奥地にある「思索の原」で伝説のポケモン「ビリジオン」が登場する。片方は『ためしの岩』があり、かくとうタイプのポケモンを手持ちに入れて岩に話しかけることでほしのかけらを1日1回入手できる。
リバティガーデン島(リバティガーデンとう)
数百年前に大富豪が買い取ったといわれており、現在では自然公園になっている。島の中心の大きな灯台が特徴。ソフト発売後一ヶ月の期間限定で配信されたリバティチケットを手に入れることでヒウンシティのリバティピアから行くことができ、幻のポケモン「ビクティニ」と出会うことができる。『ブラック2・ホワイト2』ではチケット無しで来る事が可能だが、ビクティニはいない。
リゾートデザート
ヒウンシティとライモンシティの間にある砂漠地帯。名前の通り観光名所といわれているが、実際には常に砂嵐が吹き荒れる過酷な環境なので訪れる人は多くない。砂の中には多くの道具が埋まっている。
古代の城(こだいのしろ)
リゾートデザートの中にある砂にうずもれた塔で、内部は流砂が多く進みづらい。じめんタイプやゴーストタイプのポケモンが棲息し、奥の部屋には「ウルガモス」が潜んでいる。
迷いの森(まよいのもり)
16番道路の脇にある森。構造自体は複雑ではないのに、何故か迷いやすいといわれている。2010年の映画前売り券で配布された「色違いのライコウエンテイスイクン」のいずれかを連れてくると、「ゾロアーク」に関するイベントが発生する。
『ブラック2・ホワイト2』では上記のポケモンがなくてもゾロアークに関するイベントが発生するが、その内容は異なっている。
冷凍コンテナ(れいとうコンテナ)
ホドモエシティの港に送られてきたコンテナを蓄えておく場所。コンテナの中は地面が凍っており、思い通りに進めない。作業員達が勝負を仕掛けてくる。
『ブラック2・ホワイト2』ではポケモンワールドトーナメントの会場になっており、存在しない。
電気石の洞穴(でんきいしのほらあな)
ホドモエシティからフキヨセシティに抜ける山間部の洞窟静電気で浮かぶ石を押しのけて進む。歩くと静電気を発する石があり、周囲を歩いているとあるポケモンの出現率が上がる。他では出現しないでんきタイプやはがねタイプのポケモンが多く棲息。
フキヨセの洞穴(フキヨセのほらあな)
電気石の洞窟の近辺にある洞窟。伝説のポケモン「コバルオン」が身を隠している。
タワーオブヘブン
7番道路にあるポケモンの魂を慰める塔で、中には墓碑がたくさんありゴーストタイプのポケモンが棲息する。最上階にある鐘を撞くとポケモンの霊が喜ぶといわれている。
ネジ山(ネジやま)
フキヨセシティからセッカシティへ続く山岳地帯。巨大な採掘場となっており、坑道の中を進む。冬になると積雪で地形が大幅に変わり、一部のエリアに入れなくなる一方でクマシュンフリージオなどのこおりポケモンの出現率が上がる。『ブラック2・ホワイト2』ではヤーコンロードと連結した。また最初は一部落盤があったという理由で四天王のレンブに門前払いされるが、殿堂入り後は強さが認められ入れるようになる。
セッカの湿原(セッカのしつげん)
8番道路沿いにある湿原水たまりの上を歩いているとみずタイプポケモンが多く棲息する。出現するポケモンは季節によって変化する。
リュウラセンの塔(リュウラセンのとう)
セッカシティの郊外にある、誰が作ったのかさえ定かでないイッシュ地方で最古の建造物で、かつては入り口が存在しないため長い間調査が進んでいなかった。ゴビットクリムガンといった珍しいポケモンが棲息。
チャンピオンロード
ポケモンリーグへの最後の関門で、エリートトレーナーを始めとする強敵が数多く登場。一方で出現する野生ポケモンは未進化のものが多い。ポケモンリーグ側の入口の近くにある「試練の室」には伝説のポケモン「テラキオン」がいる。また野生との遭遇は条件なく常に特別な「揺れる草むら」「濃い草むらによる2体同時出現」などのBGMと同様である。
『ブラック2・ホワイト2』ではNの城出現の影響か、前作の道は崩落しており新たな道が作られている。
Nの城(Nのしろ)
プラズマ団の本拠地。Nがチャンピオンのアデクを下した直後に地中からポケモンリーグを取り囲むように現れる(クリア後は行くことはできなくなる)。『ブラック・ホワイト』の主人公とN及びプラズマ団との最終決戦の舞台となった。
『ブラック2・ホワイト2』ではチャンピオンロードの地下に崩壊した状態で埋まっている。かつて、『ブラック・ホワイト』の主人公とN及びプラズマ団との最終決戦(『ブラック・ホワイト』の主人公とゲーチスとの激突が最終決戦)が繰り広げられた場所で、『ブラック2・ホワイト2』の主人公とNが激突した。
なお、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』では「イッシュポケモンリーグ」という対戦ステージが登場し、背景にNの城がそびえ立つ。
修行の岩屋(しゅぎょうのいわや)
非常に強いポケモンを使用するトレーナーが修行している洞窟。多くのトレーナーが進化形のポケモンを4匹以上繰り出してくるので、苦戦を強いられることも多い。ヤミラミリオルなどイッシュ地方では珍しいポケモンが多数生息する。『ブラック2・ホワイト2』では閉鎖されており入ることができない。
ジャイアントホール
近づけば災いが降りかかると言い伝えられている巨大な穴。カゴメタウン近郊にある。大昔に彗星が降ってきてできたと言われており、「ピクシー」「ソルロック」など星をモチーフにしたポケモンが現れる。
最深部には伝説のポケモン「キュレム」が潜んでいる。
『ブラック2・ホワイト2』では中心部にプラズマフリゲートが着陸した影響で木々がなぎ倒されている。『ブラック2・ホワイト2』の主人公と新プラズマ団との最終決戦の舞台となった。
サザナミ湾(サザナミわん)
最も海が輝いている場所として名高い海。サザナミタウンの近くにある。海水浴客で賑わっているほか、シンオウ地方チャンピオンのシロナも泳ぎに来ているという。「ダイビング」を使うことができる場所があり、そこから「海底遺跡」に行くことができる。
海底遺跡(かいていいせき)
サザナミ湾の海底に沈む巨大構造物。内部は複雑な迷路になっており、4つの入り口のいずれかから入って探検することができる。野生ポケモンは出現せず、石碑に刻まれた謎の文字を読んで謎解きをすれば上の階層に進むことができるが、逆に何もできないまま一定歩数を進むと「水流の仕掛け」が作動し、強制的に入り口まで戻される。
豊饒の社(ほうじょうのやしろ)
14番道路のはずれにある昔の集落跡。最深部には伝説のポケモン「ランドロス」を奉るが存在し、条件を満たせば実際に遭遇することも可能。
ユナイテッドタワー
GTSなどで海外のプレイヤーと通信したときにヒウンシティの船着き場から行ける場所。交換した相手がその国に対応するフロアにやってきて、プレイヤーと話を楽しむ。一つの国・地域ごとのフロアに最大5人までやってくる。

以下は『ブラック2・ホワイト2』にのみ登場する。

古代の抜け道(こだいのぬけみち)
近年発見された古代の城に通じる抜け道。ホドモエシティからヒウンシティまで続いている。
リバースマウンテン
サザナミタウンとヤマジタウンの間にある火山。『ブラック2』では過去に噴火した記録があるが現在は休火山状態、『ホワイト2』では最近も噴火を繰り返している活火山となっており、内部の構造や一部の出現ポケモンも異なる。シンオウ地方のハードマウンテンと同質の火山と言われており、ある条件を満たすと伝説のポケモン「ヒードラン」が現れる。
ストレンジャーハウス
リバースマウンテンにひっそりと建つ廃屋で、昔悲しい事件があったとされている。現在中はポケモンの巣となっており、誰もいないはずなのに家具がひとりでに動きだす不気味な幽霊屋敷になっている。奥の部屋には「みかづきのはね」が置いてある。
プラズマフリゲート
再編されたプラズマ団が所有する帆船型の軍艦で、海上の移動のみならず飛行することもできる。内部にはキュレムが捕獲されており、艦首にはその力を利用した冷凍弾を撃ちだす大砲が装備されている。プラズマ団が解散した後はP2ラボの横に停泊しており、アクロマを含む己の行き先の見えないプラズマ団員が乗船している。
誓いの林(ちかいのはやし)
サンギタウンの奥地にある林。伝説の3体のポケモンの爪あとが残された大岩があり、ここでは「ケルディオ」をかくごのすがたにフォルムチェンジさせることができる。
心の空洞(こころのくうどう)
20番道路から入れる洞穴で、深部はシンオウ地方につながっているという。内部にはポケモンを現す奇妙な水溜りが何個も存在する。
海辺の洞穴(うみべのどうけつ)
21番水道の南部に位置する洞穴で、「かいりき」を使う場所がかなり多い。東部にある出口からはプラズマフリゲートが一時停泊している海辺に出ることが出来る。
ヤーコンロード
ホドモエシティからネジ山、フキヨセの洞穴まで続いているトンネル。その名のとおりヤーコンが掘ったとされる。
サンギ牧場
タチワキコンビナート
ポケウッド
ヒウン下水道
ジョインアベニュー
地底遺跡

劇場版ポケットモンスターの舞台[編集]

アイントオーク
第14作「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム」の舞台となった町。
イッシュ地方にある街[5]で、大地の剣と呼ばれる巨大な城を中心に城下町が広がっており、かつては「大地の民の王国」と呼ばれていた。街の周りには護りの柱と呼ばれる結界が設置され、その先には海が広がっている。
1000年前からビクティニが生息し、城の地下にはゼクロムとレシラムが封印されている。
ローシャン
第15作「キュレムVS聖剣士 ケルディオ」の舞台となった町。
山奥にある町。山沿いを列車が運行しており、サトシ達はそれに乗車し町に辿り着いた。近くにはキュレムの住む廃墟がある。
ニュートークシティ
第16作「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」の舞台となった街。
高層ビルが乱立する大都会だが、街の中央にはポケモンたちが野生に近い環境で暮らせる『ポケモンヒルズ』が設置されている。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ セッカシティの元ロケット団員とその息子によると、カントーやジョウトは外国であるとのこと。
  2. ^ 同じアメリカを舞台としたオーレ地方(ポケモンコロシアムポケモンXD)では「ポケドル」が通貨となっている
  3. ^ エンディング後のみ。この時のメンバーはレパルダスココロモリゼブライカヤナッキーバオッキーヒヤッキー
  4. ^ 初回に限り季節を問わない。
  5. ^ 『ホワイト2』では「キーシステム」内の街の変更が必要
  6. ^ 『ブラック2』では「キーシステム」内の街の変更が必要

出典[編集]

  1. ^ a b c 社長が訊く『ポケットモンスターブラック・ホワイト』”. 社長が訊く. 任天堂. 2010年9月22日23:24閲覧。
  2. ^ a b c d e 電撃ゲームス 』第14巻第12号、ソニー・マガジンズ1995年10月15日、 257頁。
  3. ^ ポケットモンスター ブラック・ホワイトの説明文より。
  4. ^ 「ポケットモンスターブラック・ホワイト」のつくりかた 9(最終回) - 2011年1月12日閲覧。(2011年7月21日時点のアーカイブ
  5. ^ ポケモン映画公式サイト 「ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」「ビクティニと白き英雄レシラム」 ストーリー”. 2011年9月29日閲覧。

関連項目[編集]