オーキド・シゲル

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オーキド・シゲル
ポケットモンスターのキャラクター
登場(最初) 第1話「ポケモンきみにきめた!」
声優 小林優子
ジミー・ゾッピ(英語版)
プロフィール
別名 マサラタウンの一番星
年齢 10歳
性別 男性
肩書き ポケモン研究者、元ポケモントレーナー
親戚 オーキド・ユキナリ(祖父)

オーキド・シゲルは、任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』を原作とするアニメ『ポケットモンスター』シリーズに登場する架空の人物。声優小林優子

プロフィール[編集]

  • 出身地:カントー地方・マサラタウン
  • 職業:ポケモン研究者、元ポケモントレーナー
  • 年齢:10歳
  • 登場時期[1]:PM(準レギュラー)、BF・DP・MV(ゲスト)、SS(登場は1話のみだが主役)
  • 主な経歴(ポケモンリーグ編)
    • ポケモンリーグ・セキエイ大会:ベスト32
    • ジョウトリーグ・シロガネ大会:ベスト16

各国の日本国外名[編集]

  • 英語:Gray Oak

人物[編集]

サトシの幼馴染みであり、お互いにとって最初にして最大のライバルでもある。オーキド博士の孫。

当初は非常にキザで、サトシに対しては特に嫌味で高飛車な言動をとり見下していたが、彼との度重なるバトルで徐々に正当なライバル心を燃やすようになる。トレーナーになる以前からのサトシとの因縁である「引き分けのモンスターボール」は、半分に割れた上部の赤い部分を所持しており、歩む道は違えどライバルであることの証のような存在となっている。

トレーナー時代から、カントー編でバッジを余分に10個獲得していたり、手持ちのポケモンを定期的に入れ替えて育て上げていたりと、完璧主義な面が見受けられ、サトシやオーキドから「マメ」と言われることもあった。また、無印63話でサカキのミュウツーに敗北するまで1度も負けたことがなく、性格を差し引けば非常に優秀なトレーナーとして描かれている。シリーズを通し自身のポケモンをとても大切に扱っているが、サトシと違ってポケモンを「友達」や「仲間」として認識している様子はない。しかし無印初期にはキザな性格のためか、ポケモンを自分の「恋人」扱いするような描写が多々あった。

研究者としては祖父譲りの天才肌で、冷静沈着で理知的であるが、責任感の強さから1人で抱え込むような言動をとることも多い。当初はサイダ島の研究所でコバラ博士(声 - 甲斐田裕子)とともにプテラの化石についての研究をしていた。その際、プテラの卵の化石と秘密の琥珀を使いプテラを復活させることに成功している。後にシンオウ地方へ移り、ポケモンの生息分布や生態の研究の他、ポケモンを保護するプロジェクトチームにも参加している。ナナカマド博士とも知り合っており[2]、サトシたちからナナカマドに報告のあった湖の調査をしたこともあった。トレーナーを引退した後も自分のポケモンの育成は続けているようで、その強さはトレーナーを引退したのにもかかわらず磨きがかかっており、バトルフロンティアを制覇したサトシとのバトルに圧勝するほどである。

オーキド博士を「ポケモン川柳の人」と呼ぶヒカリからは、「川柳の人のお孫さん」と呼ばれている。

サトシと出身地が同じであることは本編でも語られるが、序盤では2人が特に親しい幼馴染み同士であることは分かりづらい。その後のサトシの言動で昔から交流があることが分かり、シロガネ大会時にサトシが幼馴染みだと発言している。また、わずかに描かれた幼少期ではサトシと家族ぐるみの付き合いをしていたことが分かり、2人の付き合いが相当長いことが明確になった[3]。ジョウトリーグの時にサトシの母のハナコとオーキド博士から「2人は幼い頃からお互いに最も気になる友人である」と語られており、過去の回想シーンからは、昔からシゲルがサトシに嫌味を言い、サトシがそれに反発するという構図が出来ていたことが読み取れる[4]。現在はそのような幼い面はほとんどなく、サトシのことをライバル兼親友のように見ている[5]

当初はサトシのことを「サートシくん」と馬鹿にしたような呼び方をしていたが[6]、ジョウトリーグ以降は「サトシ」と呼んでいる。また、トレーナー時代はオーキド博士を「おじい様」と呼んでいたが、研究者になってからは「オーキド博士」と呼んでいる。

映画『ミュウツーの逆襲』にも少しだけ登場する。

容姿のモデルはゲーム『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』のライバル[7]。また、BF編以降のシゲルの服装は『赤・緑』のリメイクである『ファイアレッド・リーフグリーン』のライバルのものとなっている。また研究者らしく白衣を着こなすこともある。

名前の由来は「マリオシリーズ」などの開発で知られる任天堂宮本茂から。これは田尻智が宮本を尊敬していることからきており、田尻はシゲルを「常にライバルとしてサトシの少し先を行く存在」と捉えている。そのためシゲルからはこれを反映した傾向が見られる。

略歴[編集]

サトシと同時期にポケモントレーナーとして旅立った4人のトレーナーの内の1人で、その中でも1番手に位置する有望なトレーナー。村1番の名家オーキド家の息子[8]として華やかな見送りを受ける。

ジョウトリーグでサトシに敗北したことを機に、ポケモントレーナーを引退した[9]。その後は祖父であるオーキド・ユキナリと同じように、ポケモンの研究に携わるようになる。

BW2DaEDではケンジやシンジと手を繋いでいた他、同作最終回サトシのイメージシーンに登場。

シゲルのポケモン[編集]

無印編から登場したポケモン[編集]

カメックス[編集]

ゼニガメカメール)→カメックス
270話から登場。シゲルの最初のポケモン。シゲルにとって最高のパートナーであり、最強のポケモンでもある(シロガネ大会時に語られた)。シゲルが所持していることが明確ではなかった無印4話でもサムライの回想シーンでもゼニガメがカイロスを倒したことが語られている。「ハイドロポンプ」や「ロケットずつき」といった攻撃から「こうそくスピン」へ繋げる防御にも優れる。シロガネ大会ではサトシのベトベトンを一時撤退させ、ヘラクロスベイリーフを難なく倒す。リザードンとの対決で岩のフィールドを「かえんほうしゃ」で溶かしたことで動きを封じられる。その後「ハイドロポンプ」でフィールドを冷やすが、冷やしたことにより発生した蒸気でリザードンを見失った上接近戦に持ちこまれ、「ちきゅうなげ」を受けて倒される。
DPでは45話に登場し、ハンターJからタテトプスを守るため、サトシのピカチュウとタッグを組んでドラピオンボーマンダと戦うが圧倒されてしまった。
別冊コロコロコミックの漫画版ではサトシのピカチュウとの激戦の末倒された。
使用技は「ハイドロポンプ」、「みずでっぽう」、「ハイドロカノン」、「ロケットずつき」、「かみつく」、「こうそくスピン」。

ブラッキー[編集]

イーブイブラッキー
117話から登場。オレンジ諸島編ラストの時点で、育てたポケモンの中で特に自信があるとのこと。オレンジリーグで優勝し、マサラタウンへと戻ったサトシとの対決でシゲルが使用し、サトシのピカチュウを破る。第172話「ブラッキー!やみよのたたかい!!」で再登場した際にはブラッキーに進化していた。バトルでは相性のいいフーディンを倒している。
DP151話ではギンガ団と戦うも、圧倒されてしまう。
使用技は、イーブイのときは「ロケットずつき」、「とっしん」、「かげぶんしん」、「リフレクター」。ブラッキーに進化後は「サイコキネシス」、「つきのひかり」、「めざめるパワー」、「でんこうせっか」

ウインディ[編集]

ウインディ
  • 声 - 小西克幸
  • 登場時期:KT、KG、MV(ゲスト)
62話から登場。トキワジムでのサカキとの戦いで相性の悪いキングラーを倒すが、ニドキングと共に鎧をまとったミュウツーに立ち向かったが、エスパー技により手も足も出ず倒される[10]。また、ジョウトリーグのサトシ戦でも使用し「ほのおのうず」を繰り出すが、カビゴンが渦の中から「はかいこうせん」を放ち一撃で敗れる。
使用技は「だいもんじ」、「とっしん」、「ほのおのうず」。

ニドクイン[編集]

ニドクイン
  • 登場時期:OS、KG(ゲスト)
116話から登場。圧倒的なパワーで研究所を襲ってきたロケット団を撃退した。シゲルにとってはカメックスに次ぐ戦力のような立場で、シロガネ大会では突進してきたサトシのケンタロスを受け止め難なく「はかいこうせん」で倒すが、カビゴンに敗れる。
使用技は「メガトンパンチ」、「はかいこうせん」、「いわくだき」、「にどげり」、「かいりき」。

ニドキング[編集]

ニドキング
  • 登場時期:KT、MV(ゲスト)
62話から登場。トキワジムのサカキとのバトルにおいて、サカキのゴローニャを下し、ウインディと共に鎧をまとったミュウツーに立ち向かったが、エスパー技により手も足も出ず倒される[10]。ポケモンリーグセキエイ大会でも使用するが、対戦相手のゴローニャの繰り出した「ちきゅうなげ」によって力尽きる。
使用技は「たいあたり」。

ブーバー[編集]

ブーバー
  • 登場時期:KG(ゲスト)
270話から登場。ジョウトリーグで使用し、サトシのヘラクロスと激突。ヘラクロスの「みだれづき」に投げ飛ばされるも、自らの体を「だいもんじ」で包み込んでヘラクロスに体当たりし、さらに密着状態から「かえんほうしゃ」を放つ。しかしヘラクロスは羽の羽ばたきで炎を吹き飛ばし、「メガホーン」の直撃をくらい倒された。
使用技は「だいもんじ」、「かえんほうしゃ」。

ハッサム[編集]

ハッサム
  • 声 - 小西克幸
  • 登場時期:KG(ゲスト)
271話から登場。ジョウトリーグで使用。素早い動きと強力なパワーでカビゴンとベトベトンを倒すが、リザードンの素早さには敵わず「かえんほうしゃ」に敗れた。
使用技は「メタルクロー」、「スピードスター」、「でんこうせっか」、「はがねのつばさ」。

ゴローニャ[編集]

ゴローニャ
  • 登場時期:KG(ゲスト)
271話から登場。ジョウトリーグで使用。「ちきゅうなげ」を決めようとしたがあまりの重さに落としてしまい、「ころがる」で突進した際にリザードンの「りゅうのいかり」をまともに受け敗れる。
使用技は「マグニチュード」、「ころがる」。

ドードリオ[編集]

ドードードードリオ
  • 登場時期:KT、SS(ゲスト)
66話から登場。サイダ研究所ではドードリオに進化しておりヤマトとコサブロウとのバトルで使用し、「ドリルくちばし」でヘリコプターを破壊した。
使用技は「ドリルくちばし」。

クラブ[編集]

クラブ
  • 登場時期:KT(ゲスト)
13話から登場。サトシのクラブとは対照的に、通常の個体よりも大きく、キングラー並みの大きさである。

ヘルガー[編集]

ヘルガー
  • 登場時期:KG(ゲスト)
シロガネリーグのデータにより確認。

カイロス[編集]

カイロス
  • 登場時期:KG(ゲスト)
シロガネリーグのデータにより確認。

フーディン[編集]

フーディン
  • 登場時期:KG(ゲスト)
シロガネリーグのデータにより確認。

オニドリル[編集]

オニドリル
  • 登場時期:KG(ゲスト)
シロガネリーグのデータにより確認。

エアームド[編集]

エアームド
  • 登場時期:KG(ゲスト)
シロガネリーグのデータにより確認。

キングドラ[編集]

キングドラ
  • 登場時期:KG(ゲスト)
シロガネリーグのデータにより確認。

AG編から登場したポケモン[編集]

エレキブル[編集]

エレキブル
  • 声 - 石塚運昇
  • 登場時期:BF、DP(ゲスト)
AG192話から登場。シンオウ地方のポケモンの為、その時点でのサトシのポケモン図鑑にはデータが表示されなかった。DPでは45話から登場し、シゲルの主戦力として活躍している。
ピカチュウとの一騎打ちではかみなりパンチ一発で勝利するという実力を見せた。この敗北がサトシがシンオウ地方へ行くきっかけを作った。
DP151話ではギンガ団と戦うも、圧倒されてしまう。
使用技は「アイアンテール」、「かみなりパンチ」、「かみなり」、「まもる」。

この他にも多数所持し、カントー編の段階でオーキド研究所に200匹以上預けていることが確認され、当時カントー地方のポケモンは150(ミュウを含めれば151)匹存在していたため同じ種類のポケモンを複数捕獲することもしていたことになる。このため劇中で描写されたポケモンはあくまでも一部である。

脚注[編集]

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  1. ^ 登場時期に示されている略号
  2. ^ 所属しているタテトプス保護プロジェクトチームはナナカマドが発足したものであり、不穏分子から保護対象をポケモンバトルなどで守っている。
  3. ^ 幼馴染の設定そのものは最初からできており、小説版から確認できる。
  4. ^ 近年は大人びてきているサトシもDP85話の様にシゲルに対しては意地を張ってしまうなど、他の人物とは違う対応をしている。
  5. ^ ただし、落ち着いたシゲルに会う前にサトシがイメージしたシゲルは初期と同じような性格であった。
  6. ^ DP85話では現在の冷静な態度で「サートシくん」とからかっていた。
  7. ^ なおシゲルの名前はこれらの作品のデフォルト名として設定されている。
  8. ^ ポケモントレーナーとして活躍し有名になったオーキド・マサラの名前をとり、元の「マッシロタウン」という名前から「マサラタウン」に改名された。オーキド・ユキナリやオーキド・シゲルは彼の子孫。小説版より。
  9. ^ 同時にシゲルを応援するチアガールの応援団も解散した。
  10. ^ a b このシーンは『ミュウツーの逆襲』でも使われている。

関連項目[編集]