ポケットモンスター ブラック・ホワイト
ジャンル | ロールプレイングゲーム |
---|---|
対応機種 | ニンテンドーDS |
開発元 |
ゲームフリーク クリーチャーズ |
発売元 | ポケモン |
販売元 | 任天堂 |
シリーズ | ポケットモンスターシリーズ |
人数 | 1人(ワイヤレス通信時 2 - 5人) |
メディア | 赤外線受発光部付きDSカード |
発売日 |
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対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
売上本数 |
![]() ブラック:約288万本、ホワイト:約262万本[2] ![]() |
その他 |
ニンテンドーWi-Fiコネクション対応(すでにサービス終了) 赤外線通信機能搭載 ニンテンドーDSiカメラ対応 ペアレンタルコントロール対応 (斜体 はDS・DS Lite非対応) |
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』は、2010年9月18日に株式会社ポケモンより発売されたニンテンドーDS用ロールプレイングゲーム。
概要
過去の作品と同様に登場するポケモンの種類や出現率、ポケモン図鑑の説明文などに多少の違いがある。パッケージを飾るポケモンは『ブラック』がレシラム、『ホワイト』がゼクロム。
ゲームフリーク取締役開発部長であり、本作のディレクター増田順一は「このゲームによって、『ポケットモンスター』は革新的に生まれ変わる」と語っている[4]。今作では特に、シリーズ第1作『赤・緑』をかつてプレイした世代を含む高めの年齢層に訴求した設定・演出に重点を置いており、テキストの漢字表記導入(日本語版のみ)の他、公式イラスト等での主人公をはじめ登場人物は頭身が伸びたデザインとなり、ややシリアス寄りのストーリー展開を盛り込んでいる。増田は「どうしても中学生から、高校、大学へと上がっていくと、ポケモンを“卒業”してしまうケースも少なくなくて、それがすごく悔しかったんです。そこで『もし自分だったら、どうすればずっと遊び続けるのか?』ということをじっくり考えてみたんです」と語っている[5]。また本作は『ダイヤモンド・パール』に続く、シリーズ初の同一ゲーム機(DS)での2作目の完全新作となる。
制作スタッフはテーマとして「多様性」というメッセージを本作品に込めており、今回のジムリーダーを初め作中で様々な人種が登場するほか、序盤に選択するポケモンの最終形態がそれぞれ和・洋・中の3つの文化を象徴した意匠を持つ。
新たに156種類のポケモンが加わり合計649種類となったが、エンディングを迎えるまでは、No.495 - 644のポケモンのみ登場する[註 1]。イッシュ図鑑(後述)に含まれないポケモンはエンディング後に一部が出現する。その他のポケモンを入手するには『ダイヤモンド・パール・プラチナ・ハートゴールド・ソウルシルバー』から「ポケシフター」で連れて来るか、ポケモングローバルリンクを利用する必要がある。ただしエンディング前でも通信交換やポケモングローバルリンクを利用すれば、イッシュ図鑑に含まれないポケモンを入手できる。
なお、バージョン限定ポケモンと幻のポケモン以外に、本作は劇場版関連イベントでしか直接入手できない通常ポケモンとしてゾロア、ゾロアークが存在する[註 2]。
ストーリー
イッシュ地方のカノコタウンに住む主人公と幼なじみのチェレン、ベルは、ポケモンの研究をしているアララギ博士から初めてのポケモンをプレゼントされ、彼女からポケモン図鑑を完成させるために旅に出てほしいと頼まれる。彼ら三人はその頼みを引き受け、ポケモントレーナーとしてイッシュ地方を巡る旅に出る。旅の途中、人々に「人間からポケモンを解放すべき」と説く謎の組織「プラズマ団」との衝突、独自の価値観からポケモン解放を目指す謎の人物「N(エヌ)」との出会いを経て、彼らと「ポケモンと人間のあり方」を巡り、壮大な戦いを繰り広げてゆく事となる。
時間軸は、ロケット団やギンガ団が壊滅した後ということ、作中の登場人物のセリフやゲスト出演のキャラクターから『金・銀』(および『ハートゴールド・ソウルシルバー』)『ダイヤモンド・パール・プラチナ』の後であることが分かる。また、『ダイヤモンド・パール・プラチナ』のストーリーは『プラチナ』の展開で進んだことになっている。
新要素
変更点
- 季節の概念が取り入れられ、DS本体の時計で1ヶ月ごとに四季が変化し季節によって散策できるエリアが変わったり特定のポケモンが出現したりする。季節の変化は以下の通りである。
季節 月 春 1月・5月・9月 夏 2月・6月・10月 秋 3月・7月・11月 冬 4月・8月・12月
- フィールドには通常とは異なる色の濃い草むらが存在し、この草むらでは野生のポケモンが2匹同時に出現することがある。なお『ダイヤモンド・パール・プラチナ』と同様に相手側にポケモンが2匹いるときはモンスターボールを投げることができない。
- 通常の草むらで時に現れる揺れる草むらには希少なポケモンやレベルの高いポケモンが潜んでおり、これ以外に出現の機会がないものもいる(タブンネなど)。このような特殊なエンカウントには他にも水面に映るポケモンの影・橋に映るポケモンの影・洞窟内の砂煙などがあり、水面の影は波乗りで乗った時と釣竿を垂らしたときでエンカウントするポケモンが変わる。後者2つではポケモン以外に道具が手に入ることもある(羽や石、ジュエルなど)。
- 従来のポケモンコンテストに変わる要素としてポケモンミュージカルがある。コンテストと同じようにコーディネートでドレスアップして、ダンスの演技で評価をしながら楽しむ。競技要素は廃され、単純な娯楽となっている。
- 前作のバトルタワーに相当するものとして新たに「バトルサブウェイ」が登場した。地下鉄に乗り、車両の中でバトルをする。各種バトルの内容はバトルタワーと同様である。
- エンディング前はイッシュ図鑑に登録される新ポケモンのみの電車しか乗れないが、エンディング後は対戦形式の異なるトレインのサブウェイマスターにそれぞれ勝ってクリアすると、本作新登場のポケモン以外も登場するスーパートレインに乗ることができる。
- フレンドリィショップはポケモンセンター内に併設されるようになった。
- パソコンの預かりシステムは『ハートゴールド・ソウルシルバー』の要素を引き継いだタッチペン対応であり、改善点としてポケモンをつかんだままボックスを移動し移動先のボックス内の好きな場所に配置できるようになった。
- 新機能として「バトルボックス」を追加。バトルボックスに対戦で使用したいポケモンを6匹入れるだけで、ランダムマッチや通信対戦などで手持ちとバトルボックスのどちらか選択可能になる。バトルボックスは通常のボックスと同様に保存する役割もあり、バトルボックスに6匹分保管することが可能。このバトルボックスに入れたポケモンは通常のボックスに戻さない限り手持ちに入れたり、持たせた道具を変更したりできないので注意。
- トレーナーの肩書きに現実の職業を反映したものが追加されており、その種類は保育士やドクターなど多岐に渡る。
- 主人公名やポケモンのニックネーム等に禁止ワード[註 3]が設定された。ただし、前作で禁止ワードを付けたポケモンをポケシフターで送ることは可能。
- ポケモンに付けられる「きねんリボン」はストーリー中では入手できない[註 4]。ただし「ポケシフター」等で過去作から転送してきたポケモンやイベント・配信で入手したポケモンにあらかじめ付けられていたリボンが失われることはなく、ポケモンのステータス画面でいつでも確認できる。
- わざマシンは今作から使用回数に制限がなくなり所持数も1個のみとなった。そのため、ポケモンに持たせて交換したり売ったりすることができなくなっている。
- また、ひでんマシンで覚えたひでんわざをジムバッジによらずフィールドで使えるようになったため、「いあいぎり」以外はエンディングまでのストーリー中で必須となることはない。技忘れオヤジを利用しなければ忘れさせられないという点以外では「あなをほる」などのフィールドで効果を発揮する技と同様である。
- ポケモンを逃がす際の秘伝技による制限[註 5]も無くなっている。
- ゲームコーナーが廃止された。
文字関連
- ゲーム中のテキストに漢字表記(日本語版のみ。韓国語版の漢字表記未対応)を選べるようになった。これはポケットモンスター赤・緑世代の人たちにもう一度遊んでもらえるようにとされている。従来通りひらがな・カタカナに切り替えることも可能で、漢字とひらがなの表記によって同じ内容の会話でも文章が変化することがある。
- ただし技・道具の名前など設定にかかわらず漢字にはならないものもあり、年少者のセリフは漢字設定でも全てひらがな表記となる。
- 逆に仮名モードでも、従来シリーズで漢字だった文字とロード時の季節表示は漢字表記である。
- 漢字モードにすると、一部のひらがな表記(Cギアやスタッフロール)は漢字ではなく英語表記になる。
- これまでの作品ではハングル文字には韓国版しか対応していなかった[註 6]が、日本版においても対応するようになった。ポケモン図鑑でもハングル文字の説明を読むことができる。
戦闘システム
今までは固定されていた画面が常にカメラワークで動くようになり、立体感あるバトルが展開されるようになった。また戦闘中のアクションが追加された一方で、登場時の独特なリアクションは廃止されている。さらに戦闘中に発動した特性のタイミングが分かりやすくなり下画面で天候の状態を確認できるようになったほか、自分のポケモンの残りHPのゲージが赤になると警告音が鳴るだけでなく、BGMも変化するようになった。これは野生、トレーナー、ジム戦など例外なく、同じBGMである。
また、ジムリーダー戦では相手のポケモンが残り一体になるとBGMが変化するという演出も追加されている。
経験値に関しては倒した相手ポケモンのレベルに比例していた従来とは異なり、自分と相手のレベル差に比例して経験値が増減するようになった[註 7]。
戦闘時にポケモンがモンスターボールから出て地面に着地する際そのポケモンの重さによって地面の揺れ方や音が違ってくる。重さが50kg未満の場合は静かに着地、50kg - 150kgの場合、小さく音を立てて地面を揺らして着地、150kg以上は大きく音を立てて地面を揺らして着地し砂埃が舞う。空を飛んでいたり浮遊していたり[註 8]するポケモンは着地せず、水棲生物系のポケモンも浮かんで着地しない。また、ディグダ・ダグトリオの2種類は最初から地面に着地した状態で登場する。
- トリプルバトル
- 3vs3で戦う新ルール。真ん中のポケモンはどの位置からでも相手に攻撃できる[註 9]が、右端のポケモンは左端、またその逆の相手に攻撃できない。ただし、一部のタイプや技などによっては立ち位置に関係なくどの位置からでも相手に攻撃できる。コマンドの「ムーブ」で立ち位置を変えることができる。
- 『ホワイト』ではストーリー中に特定のトレーナーとの対戦で行うことができるが、『ブラック』ではエンディング後のみ行える (通信対戦を除く) 。
- ローテーションバトル
- トリプルバトルのように3体のポケモンを同時に出し、行動するポケモンを1匹選んで戦うルール。基本的にシングルバトルと同じだが、毎回異なる位置でローテーションのように位置を切り替えて行動するポケモンを選べる。
- 特色としては、技だけでなく特性も前に出ているポケモンしか発動しない[註 10]点・ローテーションはターン消化には含まれず、切り替えたポケモンで即座に技を使える点・ローテーションしただけではかかっている追加効果等が失われない点等がある。
- トリプルバトルとは逆で『ブラック』ではストーリー中から挑戦することができるが、『ホワイト』ではエンディング後のみ行える。
- コンビネーション技
- ダブルバトルで特定の技を組み合わせることで合体して強力な技を繰り出すことができる。
通信
赤外線通信[註 11]に対応し、ポケモンセンターに行かなくても通信が可能になった。手持ち・ボックスを問わず交換が行える。従来通りポケモンセンターにある「ユニオンルーム」での通信も可能。
『ポケモンバトルレボリューション』・『みんなのポケモン牧場』(プラチナ対応版を含む)・『ポケモンレンジャー』シリーズおよび『ハートゴールド・ソウルシルバー』に付属していた「ポケウォーカー」[註 12]には非対応。
- Cギア
- DSワイヤレス通信で友達同士とふれあいが出来る「Cギア」を搭載。すれちがい通信を利用して会話をしたりプレイしている様子を見たりする他、相手がバトル中にピンチになった時に手助けが出来るアイテムを渡すことが出来る。
- ミラクルシューター
- 通信対戦のみの新ルール。ミラクルシューターを「あり」にするとバトル中に貯めたポイントに応じて道具を使うことが出来るようになった。
- ランダムマッチ
- 従来は友達同士のみだったWi-Fi対戦に、見知らぬプレーヤーと対戦できるモードが追加された。ターンの時間制限などの独自のルールが導入されている。
- 勝敗数のみが表示される「フリーバトル」とPGL経由でレーティングやランキングが計算される「レーティングバトル」の2種類がある。いずれもルールは同じ。ただし、「レーティングバトル」はPGLの終了に伴いプレイできなくなる。
- バトル大会
- ランダムマッチとは異なった独自のルール・レートを用いた通信対戦の大会。ワイヤレス通信を用いた「ライブ大会」とWi-Fi通信を用いた「Wi-Fi大会」がある。
- GTSネゴシエーション
- 従来のGTSとは違う新しい通信交換のGTS。交換条件に合う相手を検索して、3匹出し合って交換したいポケモンを1匹出して交換する。なお従来のGTSも収録されているが、前作との互換性はなくなっている。
- ハイリンク
- このモードではワイヤレス通信でほかのプレーヤーの世界に行ける。「デルダマ」を消費することにより、お互いの世界に有益な効果が起こる。このモードに限り、無口であった主人公が喋るようになっている。
- ライブキャスター
- ニンテンドーDSi以降のカメラを登載した本体のみの機能として、テレビ電話と同じようにカメラを使って顔を映しながら会話が可能。DSワイヤレス通信では最大4人まで、Wi-Fi通信のフレンド同士のみ2人まで会話ができる。ペアレンタルコントロールをかけることでカメラ機能を使わず、従来のボイスチャットのように音声のみ通信も可能。カメラ非登載であるDS・DS Lite本体では音声のみ通信となる。
- ポケシフター
- エンディング後に利用できる施設で、過去のDS版『ダイヤモンド・パール・プラチナ』『ハートゴールド・ソウルシルバー』から、DSダウンロードプレイを利用してポケモンを連れて来ることができる。
- 通信にはDS本体が2台必要で、一度に送れるのは6匹ずつ。秘伝技[註 13]を覚えているポケモンは転送できず、一度連れてくると元のソフトには戻せない。ポケモンに持たせていた道具も全て元のソフトのバッグに戻されるため、道具ごと転送することはできない。また、「ギザみみピチュー」も転送できない。
- ちなみに、従来のGBA版との連携機能はなくなり、ダブルスロットやパルパークは廃止となった。ただしGBA版で入手したポケモンとの互換性は維持されており、『ブラック・ホワイト』以外のいずれかのDS版のパルパークを経由してポケシフターを利用することで、本作に連れてくることができる。
ポケモングローバルリンク
ポケモングローバルリンク (PGL) は、『ブラック・ホワイト』とウェブサイトを連動させて遊ぶ新システム。Wi-Fi通信を用いてレポートをサーバーにアップロードし、パソコンからウェブブラウザを用いてサーバーにアクセスすることによりブラウザゲームの要領でプレイする。『ブラック・ホワイト』を購入していなくても「体験版」として一部のコンテンツに参加することができる。体験版も含め、参加には「ポケモンだいすきクラブ」への会員登録(無料)が必要である。
2013年7月1日にXY版PGLが発表。同時にBW版PGLが同年10月のメンテナンスを皮切りに順次サービスが停止することが発表され、2014年1月14日にサービスは完全終了した[6]。サービス終了後は眠らせたポケモンを起こすことのみが可能となっていた。同年5月DS向けのWi-Fiサービス終了に伴い起こす事も出来なくなった。また、BW版PGLをプレイしていたユーザーはXY版PGLでポケマイルや特別なメダルが付与される。[7]
- サーバーにアップロードされたレポートをもとに、様々な集計結果を見ることができる。
- ポケモンバトルユニオン (PBU) - Wi-Fi対戦の「ランダムマッチ」における、ランキングやレーティングを見ることができる。また、Wi-Fi大会のエントリーもここから行う。
- あんしんメール - ともだちコードを交換した友人やゆめともに対してメッセージを送信することができる。
- カスタマイズ - Cギアやポケモン図鑑の背景(スキン)をダウンロードしたり変更できる。
- ポケモンドリームワールド (PDW) - PGL内のコンテンツのひとつ。「眠っているポケモンの夢の中に入って遊ぶ」という設定である。20時間ごとに1時間までプレイ可能[註 14]。
- ブラック・ホワイトゲーム内の「ゲームシンク」によって、ポケモンを眠らせる・起こすことが出来る。
- ゆめポイント - PDW内できのみに水を上げる、ミニゲームを行うなどで増加するポイント。ポイントに応じてゆめしまの出現ポケモンが増えるなどの特典がある。
- ゆめとも - PDWで出会った人と友達になる機能。
- ホーム - 自分の家のある島のこと。家は改装や模様替えなどが可能。
- はたけ - きのみを植えて育てることが可能。『ブラック・ホワイト』のゲーム内ではきのみを育てることはできないため、本作では唯一のきのみを増やす手段となっている。
- おすそわけ - 各ホームにある棚で、他のユーザーと道具を交換できる。
- ゆめしま - たくさんのポケモンが暮らしている不思議な島で、「ちいさな森」など様々な地域で構成されている(下記を参照)。生息しているポケモンのほとんどは隠し特性や『ブラック・ホワイト』では習得できない技を覚えており、ミニゲームで遊びゆめしまで仲間になれる。仲間になったポケモンはゲーム内のハイリンクの森に転送される。
- ちいさな森 - 様々なタイプのポケモンが生息している
- ひらけた空 - 主にひこうタイプのポケモンが生息している。
- かがやく海 - 主にみずタイプのポケモンが生息している。
- 古びた洋館 - 主にゴーストタイプ、エスパータイプ、あくタイプのポケモンが生息している。
- ごつごつ山 - 主にいわタイプ、はがねタイプ、じめんタイプ、かくとうタイプのポケモンが生息している。
- ひんやり穴 - 主にこおりタイプのポケモンが生息している。
- ゆめパーク - 主にノーマルタイプのポケモンが生息している。
- ポケモンカフェの森 - 2011年5月25日~8月30日の期間限定で設置されたエリア。当時ポケモンセンターで販売されたポケモンカフェグッズシリーズとのコラボレーション[8]
- 略歴
- 2010年6月 - コロコロコミック7月号でPGLの概要が発表される。
- 2010年9月18日 - 『ブラック・ホワイト』の発売日にあわせオープン。
- 2010年9月19日 - アクセス集中による障害によりサービス停止。
- 2010年10月4日 - PGLのサービスが再開。
- 2010年10月13日 - PDWのサービスが制限付き(PDWは24時間ごとに1時間まで)で再開[9]。
- 2011年3月18日 ~ 4月13日 - 海外での発売に伴うリニューアルのためサービス停止[10]。当初は3月30日にサービス再開と発表されていたが東日本大震災の影響で4月13日となった。
- 2012年6月23日 - 『ブラック2・ホワイト2』発売に伴いリニューアル[11]。
- 2013年7月1日 - X・Y版PGLが発表。併せて『ブラック・ホワイト』版のPGLがサービス停止されることが発表。
- 2013年10月1日 ~ 10月11日 - 『XY』の発売に伴う長期メンテナンス。新規のユーザー登録や体験版が廃止された。
- 2013年12月10日 - メンテナンスでポケモンを眠らせることができなくなる。
- 2014年1月14日 - 16時にメンテナンスが開始され、サービス終了。以後は眠っているポケモンを起こすことのみ可能となった。
- 2014年5月20日 - DSのWi-Fiサービス終了に伴い、眠っているポケモンを起こすことが出来なくなった。
ゲームシステム
![]() | 記事の体系性を保持するため、 |
登場人物
![]() | 記事の体系性を保持するため、 |
世界観
今回から舞台のモチーフが外国になった。当作品の舞台であるイッシュ地方のモチーフはアメリカのニューヨーク及びその周辺である。
売上
- 予約の時点でニンテンドーDS用ソフトとしては史上最速の100万本を達成した[12]。
- 発売初週2日間 (9月18日、19日) でシリーズ最高となる約255万本の売上を記録、これは現時点でのニンテンドーDS用ソフトの初週売上歴代1位の記録となっている[13][註 15]。
- 発売月である9月だけで約340万本の売上を記録し、2010年度上半期のゲームソフト売上1位(エンターブレイン調べ)となった[14]
- 発売から1ヶ月で400万本を突破し、昨年9月に発売された『ハートゴールド・ソウルシルバー』の累計売上を上回った[15]。
- 2010年12月26日までの売上は2本合計で約491万本を記録し、2010年ゲームソフト年間売上1位を獲得した[16]。
- 2011年1月2日までの売上は『ブラック』が約260万本、『ホワイト』が約236万本で、2010年ゲームソフト年間売上ではそれぞれ2位、3位となった[17]。
サウンドトラック
- ニンテンドーDS ポケモンブラック&ホワイト スーパーミュージックコレクション(2010年10月20日発売)
ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2
ジャンル | ロールプレイングゲーム |
---|---|
対応機種 | ニンテンドーDS |
開発元 |
ゲームフリーク クリーチャーズ |
発売元 | ポケモン |
販売元 | 任天堂 |
シリーズ | ポケットモンスターシリーズ |
人数 | 1人(ワイヤレス通信時 2 - 5人) |
メディア | 赤外線受発光部付きDSカード |
発売日 |
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対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
売上本数 |
![]() ブラック2:約154万本、ホワイト2:約137万本[2] ![]() |
その他 |
ニンテンドーWi-Fiコネクション対応(すでにサービス終了) 赤外線通信機能搭載 ニンテンドーDSiカメラ対応 ペアレンタルコントロール対応 (斜体 はDS・DS Lite非対応) |
『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』は、2012年6月23日に株式会社ポケモンより発売されたニンテンドーDS用ロールプレイングゲーム。
概要(ブラック2・ホワイト2)
前作同様、登場するポケモンの種類や出現率、ポケモン図鑑の説明文などに多少の違いがある。パッケージを飾るポケモンは『ブラック2』ではブラックキュレム、『ホワイト2』ではホワイトキュレムというフォルムのキュレム。なお、ポケットモンスターシリーズ本編のゲームでナンバリングが付与されるのは初である[註 16]。
シリーズでは既に新機種(ニンテンドー3DS)が発売された中で旧機種対応のソフトとして発売となった。この時期になってDSでの発売となった理由として増田順一は「ポケモンをコミュニケーションツールとして考えていて、コミュニケーションツールでお互いに遊ぶためには、多くの人が同じハードウェアを所有していることが重要であるから」と語っている。連動するニンテンドー3DS用ダウンロードソフト『ポケモンARサーチャー』も同日配信開始された。これまでの追加バージョンはシナリオの追加・変更などのマイナーチェンジ版だったが、本作は「続編」として新規のストーリーとなっている。システム面では過去のマイナーチェンジ版のように対戦や育成を意識した追加要素が目立つ。
最初の3匹は前作『ブラック・ホワイト』と同様ツタージャ、ポカブ、ミジュマルとなっているが、主人公や対戦するジムリーダーの一部が変更されているほか、新規マップが追加されたり過去のマップの一部(10番道路など)が削除されたりしている。
発売初週2日間(6月23日・24日)の発売本数は約156.1万本(メディアクリエイト調べ)を記録し、DS専用ソフトでは歴代3位となる初週売上となった[20]。ニンテンドー3DS発売後では初めてとなるDSソフトのミリオンセラー作品。
任天堂最後のDSパッケージソフト。またポケットモンスターシリーズで2Dドットを用いた最後の作品でもある。
ストーリー(ブラック2 ・ホワイト2)
前作から2年後の物語となっており、母の友人であるアララギ博士にポケモン図鑑の完成を依頼された主人公は、ベルからポケモンを渡され、ヒオウギシティからイッシュ地方を巡る旅に出る。同時に幼なじみの少年もライバルとして旅立った。
本作では前作と異なる形であるが『ポケモンと人間の共生』をテーマに話が進行する。また、前作同様トレーナーの成長についても描かれている。
新要素(ブラック2・ホワイト2)
フォルムチェンジ
本作の発売にあわせ前述したキュレムのほかランドロス、トルネロス、ボルトロス、ケルディオ、メロエッタのフォルムチェンジが公表された。ただしメロエッタ以外は、前作との通信対戦での表示画面ではオリジナルのフォルムで表示されるほか、交換する際はオリジナルのフォルムに戻す必要がある[21]。
ポケウッド
新施設「ポケウッド」では自分だけのオリジナル映画を作ることができる。タチワキシティジムまでクリアすると行けるようになり、ストーリー上では必ず1回は撮影に参加することになる。撮影した映画は上映会で見ることができ、最大8つの映画を保存できる。
アクション映画、SF映画などの様々なジャンルの映画が用意されており、撮影形式は通常のポケモンバトルと同じであるが、それぞれの映画に台本が用意されており、台本を確認しながら映画を撮影する。映画の展開は選んだ技とバトルの結果に加え、特定のシーンで主人公の台詞を選んだ結果で展開が変わる(なおゲーム内で主人公が台詞を話すのはこの場面が唯一である)。
上映会で公開された映画の内容は撮影の結果によって違い、台本通りに進めることで「成功パターン」になるが、撮影中に間違った展開になると「失敗パターン」になる。これに加えて、台本とは少し変わった展開で進めることで「カルトパターン」になる。
撮影できる映画は全12種類で映画によって3 - 4つの続編がある。選べる映画はストーリーを進めたり、映画を成功パターンにし続けたりすることで増えてくる。また、撮影できるポケモンは最初あらかじめ用意されたレンタルポケモンであるが、1度その映画を成功パターンかカルトパターンにすることで手持ちのポケモンで撮影できるようになる。レンタルポケモンは映画によってレベルや技が固定されているため映画を簡単に撮影することが出来るが、手持ちのポケモンになるとレベルや覚えている技によって難易度が大きく左右される。
ポケモンワールドトーナメント
過去のシリーズに登場したジムリーダー、チャンピオンとの対戦が行なえる施設[22]。ゲーム本編上では一部において「PWT」と表記されている。
ホドモエシティジムまでクリアすると行くことができ、ストーリー上では必ず1回は参加することになるが、この時点では「ホドモエトーナメント」など一部のルールしか参加できない。エンディング後に各地方のジムリーダーと対戦できる「リーダーズトーナメント」に参加でき、さらにある条件を満たすと「チャンピオンズトーナメント」に参加することができる。また、Wi-Fi通信を利用することで特別なトーナメントをダウンロードが出来る。
8人のトレーナーがトーナメントで対戦するというもので、ルールとしては『ポケットモンスター エメラルド』の「バトルフロンティア」におけるバトルドームに近い。「リーダーズトーナメント」などで対戦する相手はランダムだが、参加させるポケモンの1番手が苦手とするタイプを得意とする相手が初戦で当たりやすい傾向がある。ジムリーダーやチャンピオンにはエースのポケモンが設定されており、そのポケモンを必ず最初に繰り出してくる。なお、一部のルールではレシラムやゼクロム、キュレムなどバトルサブウェイや過去のシリーズにおける「バトルフロンティア」で参戦不可能なポケモンが使用できる。
イッシュ地方以外のジムリーダーとチャンピオンのグラフィックは過去のDSシリーズのものを若干変更したもので、ホウエン地方の人物のみ新規のグラフィックとなっている。また、戦闘時のBGMは各地方のBGMをアレンジしたものになっている。
優勝するとバトルサブウェイ同様にBP(バトルポイント)がもらえるほか、途中で敗退しても景品として教え技を習得するために必要な4色のかけらをもらうことができる。
フェスミッション
ハイリンクで遊べる新しい機能。遊べる人数は無制限となっている。
前作は指定された範囲内でかつ他のプレイヤーがいないとミッションに参加できなかったが、本作ではどこでも参加できるようになり、1人でも遊ぶことが出来るようになった。
選べるミッションは木の実やアイテムなどの探索、特定のトレーナーのバトルなどの様々なミッションが用意されており、難しさを3段階まで遊べる。また、一部のミッションはバージョンによって違う。
ミッションに決められた条件をクリアすることで前作と同じくデルタマが貰えるが、ミッションの中にはデルタマ以外のアイテムを入手することがある。また、ミッションで獲得したアイテムはそのまま手に入る。
ジョインアベニュー
ライモンシティの前にある大通りの場所。
すれちがい通信やWi-Fi通信などの様々な通信関連を行うことで、通信した相手が通行人として登場し、話しかけることで店を開いてくれたり案内して人気を上げることが出来る。
開けるお店は全部で8種類となり、開けるお店はIDなどによって決まる。お店は人気を上げることでランクが上がっていき、ランクが高いほど品揃えが増えて値段が安くなる。また、お店の人気を上げ続けることでジョインアベニュー全体のランクが上がっていき、ランクが高くなると賑わいやすくなってご褒美が貰える。
イッシュリンク
条件を満たすと手に入るキーで様々なモードが切り替えられる「キーシステム」、『ブラック・ホワイト』と通信することで前作に関係したイベントが追加される「おもいでリンク」、ニンテンドー3DSダウンロードソフトの『ポケモンARサーチャー』と連動できる「ニンテンドー3DSリンク」の3項目が選べる。
「キーシステム」は、ゲーム内に条件を満たすことで難易度の変更ができる「難易度選択」、前作ではバージョン限定であったブラックシティとホワイトフォレストを切り替えられる「街の変更」、ちていのいせきに繋がる部屋を変更できる「ふしぎなとびら」の3つが選べる。手に入るキーはバージョンによって違い、単体では全てのキーを手に入れることができない。全てのキーを入手するためには、違うバージョンで手に入ったキーを通信で受け取る必要がある。
「おもいでリンク」は通信機能で『ブラック・ホワイト』のデータを引き継ぐと、前作に登場した一部の人物の手持ちポケモンが変化したり、イベントが追加されるなどの特典がある。
「ニンテンドー3DSリンク」はニンテンドー3DSダウンロードソフトの『ポケモンARサーチャー』で手に入れたポケモンとアイテムを本作に転送することが出来る。転送するには『ポケモンARサーチャー』のゲーム内にある転送機能で、本作のソフトを差し込んだ状態でデータを一旦送る必要がある。そのため、転送せずに「ニンテンドー3DSリンク」を行なっても、手に入れたポケモンとアイテムを受け取る事は出来ない。
黒の摩天楼・白の樹洞
エンディング後に行くことができるブラックシティとホワイトフォレストにあるポケモンバトル修行の場で、『ブラック2』ではブラックシティに黒の摩天楼、『ホワイト2』ではホワイトフォレストに白の樹洞となっている(ある条件を満たすことで手に入るキーで違うバージョンと通信することで、『ブラック2』で白の樹洞、『ホワイト2』で黒の摩天楼に行ける)。
10個のエリアで構成されており、それぞれのエリアのボストレーナーを倒すことで次のエリアに進むことができる。ボストレーナーのいるところのゲートは閉じられているため、そのゲートを空けられるゲートトレーナーを倒す必要がある。
バトルサブウェイやポケモンワールドトーナメントなどとは異なり、回復アイテムやわざマシンが使えないことを除けば道路やジムでトレーナーと対戦するときと同じで、ポケモンを倒すと経験値をもらえるほか、相手トレーナーに勝利すると賞金をもらえる。そのエリアで得た賞金はリタイアした場合には全額没収される。1回のバトルごとにポケモンを回復させることができないため、ポケモンを回復させるためには全てのフロアに1人だけいるドクター(黒の摩天楼)またはナース(白の樹洞)とバトルして勝つ必要がある[註 17]。
ルールとしては『ポケモンコロシアム』『ポケモンXD』のシナリオモードにおけるバトル山とほぼ同じだが、フロアにいるトレーナー全員と戦う必要はないなどいくつか異なる部分が存在する。
メダルシステム
トレーナーが条件を達成するとメダルが貰える。これを集めるメダルラリーがイッシュ地方で行われている。これはポケモンを何匹ゲットしたかや何人と対戦したか、フェスミッションで何人と通信したかなどのようなものの他、「何もないゴミ箱をひたすら漁る」「戦闘で『はねる』を使用する」などのような特殊な条件のものまで多種多様なものとなっている。集めたメダルのうちひとつはトレーナーカードに表示することが出来る。
変更点
- 戦闘関連に新しい要素を追加。
- 一部のトレーナーのみだった登場時のアクションが、ジムリーダーや一般トレーナーなど全員アクションするようになった。
- 一部のポケモンのアニメーションが変更されている。
- 戦闘中に表示されるHPなどの文字フォントが斜体字になるなど、デザインが変更されている。
- ポケモン図鑑に新しい機能などを追加。
- イッシュ図鑑で登録されるポケモンが301匹に増加。これに伴い前作はクリア後でしか登場しなかったこれまでシリーズのポケモンの一部が登場するようになった。
- イッシュ地方に生息するポケモンの居場所がわかる「地域別モード」を追加。
- 道具関連に新しい機能を追加。
- むしよけスプレーなどのスプレーの効果が切れた時に複数スプレーを持っている時に限り、スプレーを続けて使うかどうかが表示されるようになり、バッグに切り替えることなく続けて使うことが出来るようになった。
- 手持ちのポケモンの持ち物を入れ替えたり移動できる「いどう」が追加された。これにより、バッグに切り替えることなく手軽に入れ替えるようになった。
- プレイヤー同士だけだったライブキャスターに主要キャラクターと話せる要素が追加された[註 18]。
- バッグに全ての種類のアイテムを自由に入れられる「フリースペース」を追加。
- クリア後にこれまでシリーズに登場した伝説のポケモンが一部出現[註 19]。
- 『ファイアレッド・リーフグリーン』『エメラルド』『ダイヤモンド・パール・プラチナ』で実装されていた、パソコンの預かりシステムに複数のポケモンを囲んでまとめて移動することが出来る機能が復活した。
- 『プラチナ』『ハートゴールド・ソウルシルバー』の「おしえわざ」が復活、さらに新規のおしえわざも収録されている。
- 新しく追加された街とジムとダンジョンなどを追加。また、前作に登場したジムの仕掛けが一新された。
- 前作まで登場したBGMがアレンジされるようになったり、新しいBGMを多数追加。
- 通信関係に新しい要素を追加。
- ライブキャスターに多人数で遊べるミニゲームを追加。
- Wi-Fi通信のランダムマッチの成績に応じて、BPが貰えるようになった。
- Wi-Fi対戦に切断対策が追加され、対戦の開始前にレポートされるようになり、切断した側が再度起動すると1時間の間は対戦に参加することが出来ない。
スペシャルムービー
『ブラック2・ホワイト2』の紹介スペシャルムービー。アニメーション制作はアニメ版と同じOLM TEAM KATO。
キャスト
- 主人公(男の子) - 入野自由
- 主人公(女の子) - 豊崎愛生
- ライバル - 皆川純子
- チェレン - 木村良平
- アクロマ - 諏訪部順一
- カミツレ - 沢城みゆき
- ベル - 竹達彩奈
- プラズマ団(女) - 嶋村侑
- ポケモン - 古島清孝
- ポケモン - 佐藤健輔
- ダークトリニティ - 石田彰
- N - 神谷浩史
スタッフ
- 制作 - OLM TEAM KATO
サウンドトラック
- ニンテンドーDS ポケモンブラック2・ホワイト2 スーパーミュージックコンプリート(2012年7月26日発売)
脚注
注釈
- ^ 幻のポケモン「ビクティニ」とヒウンシティで話しかけられるピカチュウなど、野生で出現しないものやトレーナーが繰り出してこないものは除く。
- ^ この2体を直接入手できるイベントは、前作(『ダイヤモンド・パール・プラチナ・ハートゴールド・ソウルシルバー』)を所持し、『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク』のキャンペーンで配布されたセレビィ(ゾロアの場合)と、色違いのライコウ、エンテイ、スイクン(ゾロアークの場合)が必要だが、通信交換などで間接入手することができる(詳細は項目参照)。この2体はイッシュ図鑑の完成条件にも含まれる。
- ^ 主に下ネタや差別用語で無効となるのは完全一致の場合のみで他の文字(スペース含む)があれば付けられる。
- ^ 「殿堂入りリボン」や、「きそポイント」が最大になった際にもらえる「がんばリボン」も入手できない。
- ^ 他作品ではなみのり他、一部の秘伝技を覚えたポケモンが手持ちも含めボックスに一匹しかいない場合、該当ポケモンを逃がせない。
- ^ 過去作では韓国版のソフトと交換したポケモンは英語表記になっていた。
- ^ そのため相手とのレベル差によっては得られる経験値が1万、交換で入手したポケモンや道具を持たせたりするなどの極端な場合には10万に達する場合もある。なお、このシステムは次作『ポケットモンスター X・Y』には引き継がれなかった。
- ^ 特性の「ふゆう」とは必ずしも関係せず、この特性を持たないジバコイルやシャンデラ等も浮いて登場する。逆にゲンガーやシビルドン等「ふゆう」の特性を持っているポケモンが着地する事もある。また、エモンガは何回か着地する。
- ^ 同時に、すべての位置にいる相手ポケモンから攻撃を受ける可能性もある。
- ^ 場に出した瞬間のみ発動する「いかく」等は、最初に前に出したポケモンしか発動しない。
- ^ 常時赤外線で通信されるわけではなく、ワイヤレス通信に切り替わる。
- ^ 「ポケトレ」で捕まえたポケモンはいったん『ハートゴールド・ソウルシルバー』に送ることでポケシフターを通して連れてくることができる。
- ^ 『ブラック・ホワイト』でのものではなく、送る側で設定されているもの。
- ^ 開設当初のプレイ時間は無制限であったが、一時閉鎖後に24時間に1時間とされ、2012年6月23日に20時間に変更。
- ^ なお、この記録は2本合計の記録であり、1本としての記録は現在も『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』が1位である。
- ^ 『ポケットモンスター 金・銀』は当初『ポケットモンスター2 金・銀』として発売される予定で、開発中のタイトル画面でもタイトルロゴに「2」の文字があった
- ^ エリアによっては複数のフロアから構成されるため、そのフロア数だけドクター・ナースがいる。
- ^ 話せるのは主人公の母親、アララギ博士、ライバル、チェレン、ベルの5人。主人公の母親は主人公のいる場所の説明、アララギ博士はポケモン図鑑の評価と進化の説明、ライバルはストーリーのヒント、チェレンは手持ちのポケモンのタイプと特性の説明、ベルはなつき度と頑張りを教えてくれる。
- ^ 第3世代(『ルビー・サファイア・エメラルド』で初登場)からはレジロック、レジアイス、レジスチル、ラティアス(ホワイト2のみ)、ラティオス(ブラック2のみ)が、 第4世代(『ダイヤモンド・パール・プラチナ』で初登場)からはユクシー、エムリット、アグノム、ヒードラン、レジギガス、クレセリアが出現。
出典
- ^ 『ファミ通ゲーム白書2013 補完データ編(分冊版)』エンターブレイン、2013年。
- ^ a b “2012年テレビゲームソフト売り上げTOP500(メディアクリエイト版)” (2012年12月30日). 2013年4月21日閲覧。
- ^ “株主・投資家向け情報:販売データ - 主要ソフト販売実績 Wii U専用ソフト”. 任天堂. 2015年12月22日閲覧。
- ^ “増田部長のめざめるパワー 第160回” (2010年4月9日). 2010年4月10日閲覧。
- ^ “社長が訊く ポケットモンスター ブラック・ホワイト”. "任天堂". 2019年3月10日閲覧。
- ^ “『ポケットモンスターブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2』版「ポケモングローバルリンク」サービス終了のお知らせ”. 2013年7月1日閲覧。
- ^ “『ポケットモンスター X・Y』版PGLへの現行版ユーザー特典について”. 2013年9月20日閲覧。
- ^ “ポケモンカフェ:おすすめ商品+Cギアスキンあいことば発表!|ポケモンセンター スタッフボイス”. 2013年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月11日閲覧。
- ^ “『「ポケモンドリームワールド」サービス再開のご案内』。”. ポケットモンスターオフィシャルサイト (2010年10月15日). 2010年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月4日閲覧。
- ^ “『ポケットモンスターブラック・ホワイト』海外版発売、PGLがリニューアル”. 2011年3月4日閲覧。
- ^ “「ポケモングローバルリンク」がリニューアルしました!”. 2013年9月24日閲覧。
- ^ 2010年7月31日予約開始し、同年8月22日達成 (ポケモン発表) 。“史上最速ミリオン達成――『ポケットモンスターブラック・ホワイト』予約だけで100万本突破”. ITmedia Gamez (2010年8月23日). 2011年1月4日閲覧。
- ^ “社会現象と言うべき圧倒的な人気。『ポケモンブラック・ホワイト』が初週の販売本数255万本を達成した、今週の「ゲームソフト週間販売ランキング」”. 4Gamer.net (2010年9月23日). 2011年1月4日閲覧。
- ^ “2010年度上半期ゲーム市場規模は1865億円、もっとも売れたソフトは『ポケットモンスターブラック・ホワイト』”. ファミ通.com (2010年9月30日). 2011年1月4日閲覧。
- ^ “「ゲームソフト週間販売ランキング」,発売1か月で「ポケモン」が400万本達成。新登場の「カービィ」は9万本、「ロード オブ アルカナ」は約7万本”. 4Gamer.net (2010年10月21日). 2011年1月4日閲覧。
- ^ “年末年始も全国のゲーマーがハンターに。「MHP3rd」の勢いが止まらない2週間分の「ゲームソフト週間販売ランキング」を掲載”. 4Gamer.net (2011年1月6日). 2011年1月9日閲覧。
- ^ “2010年テレビゲームソフト売り上げTOP1000(メディアクリエイト版)”. 2011年9月5日閲覧。
- ^ 電撃オンライン (2013年11月11日). “電撃 - 2013年度上半期ソフト販売ランキングTOP100を掲載! 1位は248.3万本を売り上げた3DS『モンスターハンター4』”. アスキー・メディアワークス. 2015年1月18日閲覧。
- ^ 2020CESAゲーム白書 (2020 CESA Games White Papers). コンピュータエンターテインメント協会. (2020). ISBN 978-4-902346-42-8
- ^ “『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』が早くも150万本越えの「ゲームソフト週間販売ランキング+」”. 4Gamer.net (2012年6月28日). 2012年7月5日閲覧。
- ^ “『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』と通信対戦・交換について”. 『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』公式サイト. ポケモン. 2012年7月27日閲覧。
- ^ “『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』主人公の出会う人物や、本作で追加された新機能の一部を紹介。歴代ジムトレーナーとも戦える?”. 4Gamer.net. (2012年5月15日) 2012年6月9日閲覧。