サトシのポケモン (XY)

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サトシのポケモン (XY)では、任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズを原作とするアニメ『ポケットモンスター』シリーズに登ほ場するサトシポケモンのうち、『XY』から登場したものについて記述する。

凡例[編集]

記載されている略号

構成[編集]

前シリーズまで定番だった御三家の草タイプをゲットせず、飛行タイプが3体、ドラゴンタイプが2体とタイプが非常に偏っている。また、正式にバトルをしてゲットしたのはファイアロー(ヤヤコマ)のみである。

ポケモン一覧[編集]

※全てカロス地方でゲットしたポケモンである。また、戦績の対象となる試合は、ジム戦やポケモンリーグといった公式戦のみである。

ゲッコウガ[編集]

ケロマツゲコガシラゲッコウガ

XY1話で初登場。サトシがカロス地方で最初に捕まえたポケモン。XY-XY&Z編におけるメインキャラクター的存在。

本来は新人トレーナー用のポケモンであるが、今までに何度もプラターヌ研究所に返却されてきた曰くつきのポケモン。

XY92話でゴジカが見せた回想シーンでは、生まれた頃から他のケロマツに群がることを嫌い、周囲から孤立して武者修行に励んでいた。そしてある日、バトルで重傷を負い治療を受けた際、さらに強くなるには人間が必要と悟り、自分の実力を高めるトレーナーを探し始めた。しかし、自分の主となった新人トレーナーがことごとく気に入らず、命令無視や逃走を繰り返したため、プラターヌ博士の下へ返されるということを繰り返していた。

そんな中、偶然にもサトシとロケット団のバトルに出くわし、乱入する形でロケット団の攻撃からピカチュウを庇って深手を負い、研究所で治療を行うことになった。その矢先、ロケット団の装置でガブリアスが暴走し、ガブリアスを救おうと奮闘したサトシを気に入って、XY2話で自らゲットされた[注 4]

普段は目は閉じているが、バトルの時などには目は見開いている。正義感が強く優しい人情のある性格で、負けず嫌いで行動力がある点はサトシと似通っている。そのため、サトシとは気が合い、サトシ側もケロマツ時からのその性格を理解しているなど相性はよい。プライドが高いようであり、XY13話で自身を「メロメロ」で負かしたニンフィアに対して冷たい態度を取っていた。しかし、ロケット団に捕まったのを助けた後にくっつかれた際は、頬を赤くし動揺していた。また、ユリーカなど女子に感謝されると頬を赤くすることもある。相手の性格をしっかり考えてバトルをする冷静な部分もある。隙だらけで直情的な行動をとるルチャブルとは当初衝突していたが、サトシをオーロットから助ける際には意気投合した。XY&Z5話のダークライの悪夢での会話で(進化前のケロマツになっていたが)、語尾に「ござる」をつけていることが判明した。ハリマロンやヤンチャムたちの相手をしていたり、仲間たちとはぐれてしまったセレナを護衛するなど面倒見もよい。

上記の経歴ゆえにバトルの実力は高く、スピードを生かして相性の悪い相手とも互角に戦うことができる。ケロマツ、ゲコガシラ時代には首回りから「ケロムース」と呼ばれる泡が分泌されており、その粘着性により相手の動きを封じることができる。また、攻撃技ではないためソーナンスの「カウンター」や「ミラーコート」などの反射技の影響を受けない。他にも分身体を作ったり、「どくのこな」を防ぐマスク代わりにするなど、汎用性が非常に高い。

XY17話にてサンペイのゲコガシラとバトルし「でんこうせっか」で敗れるが、「でんこうせっか」を覚えさせる修行をする。その後、ロケット団とのバトルで「でんこうせっか」の代わりに「かげぶんしん」を習得し、捕まったピカチュウとゲコガシラを助ける。

ショウヨウジム戦で1番手として登場し、初陣を飾る。バトルシャトーで披露したイワークの「がんせきふうじ」を、特訓の成果である落ちてくる岩から岩へ飛び移る「がんせきふうじ封じ」で優位に立ち、「みずのはどう」で打ち倒す。次のチゴラスには「かげぶんしん」で翻弄し、「がんせきふうじ封じ」も活用するが、「りゅうせいぐん」で分身ごと倒される。

XY37話にてピカチュウを助けようとして「いあいぎり」を習得した。「いあいぎり」の際には手に小刀のようなものを出して切り裂くという演出となっている。

XY52話にてゲコガシラをゲッコウガに進化させたサンペイと再会し、サンペイの秘伝書[注 5]を届ける任務に協力する。仮面の忍者に変装していたサンペイの師匠・サイゾー(声 - 鳥海浩輔)のガメノデスとのバトル中に「どろかけ」で視界を奪われたピカチュウとゲッコウガを助けたい強い思いでゲコガシラに進化、同時に「つばめがえし」を習得した。

ヒヨクジムでは相性は不利であったものの、ケロムースで毒を防いだことでウツドンを「つばめがえし」で倒し、さらに切り札であるゴーゴートを渾身の「みずのはどう」で倒した。

ヒャッコクジムではファイアローと組んで挑むもニャオニクス♀の「でんじは」を受けてまひ状態にされるがサトシとのキズナで威力の上がった「みずのはどう」で♂を倒した。

サトシのポケモンの中でも屈指の強さを誇り、出場したジム戦では先鋒やトリを務め、彼の勝利に大いに貢献している[注 6]

なお、こうした戦績を残したポケモンはピカチュウを除き、御三家ではサトシの歴代の手持ちの中でも、リザードンジュカインゴウカザルに匹敵するまたは、それ以上の実力を持つ強さを魅せていた。

XY&Z6話でサンペイと三度再会し忍者村を訪れ、続くXY&Z7話にてヘイダユウのキリキザンに追い詰められ、ピカチュウをキリキザンの「シャドークロー」から庇った直後にゲッコウガに進化。同時に「みずしゅりけん」を習得し、さらに「サトシゲッコウガ」に変化する能力を獲得、キリキザンを倒した。XY&Z13話では、相性で不利なショータのジュカインに追い詰められるも、再び「サトシゲッコウガ」に変化して勝利をつかんでいるが、アランメガリザードンXには変化してもパワーに押され「ブラストバーン」で敗れてしまった。二度目の戦いではほぼ互角の戦いをするも途中でシンクロが乱れてサトシが気絶してしまい勝負は水入りになった。

XY&Z25話ではピカチュウでは敵わなかったチャンピオン・カルネのサーナイトとバトル中に追い詰められた様子もなく変化。ピカチュウでは見せられる間もなかったメガサーナイトへの変化まで持ち込む。パワーは互角と見られたがこれまで包まれていた水のベールを背中に背負う事で更にパワーを増し、シャドーボールを押し返してダメージを与えるもそこでまたもサトシが気絶してしまった。XY&Z26話ではショータとのバトルで彼のブロスターを倒し、続くジュカインにも善戦するが、サトシとシンクロすることができず、「リーフブレード」で敗れる。

エイセツジムではトリで登場。今回は無事シンクロし、「サトシゲッコウガ」に変化[注 7]。スピードと連続攻撃でクレベースに畳み掛けるが、「ジャイロボール」や「ゆきなだれ」といった自身の重さを存分に使った技に苦戦、更にショータの存在で焦りが生まれたサトシに動揺した事で実力が鈍り最後は「こおりのキバ」で「いあいぎり」を打ち破られ、そのまま「ジャイロボール」で壁に投げ飛ばされて敗北した。

その日の夜ポケモンセンターで回復するも、サトシの自分を責める謝罪の言葉を聞いたことで自分の不甲斐なさを感じ迷いの森へと失踪。その後ジガルデ・10%フォルムに変形したプニちゃんの助太刀でサトシを救い出すことに成功し、更にサトシが助けていたコフーライを助けたいという気持ちが一致したことで後述のようにサトシゲッコウガの力を制御し、サトシと共に再出発を誓い合った。

XY&Z29話でのエイセツジム再戦でもトリで登場。切り札として繰り出されたユキノオー相手に互角以上の戦いを見せ、完全なるサトシゲッコウガを発現させた。その後のメガユキノオーとの戦いも、サトシらしさ全開のバトルの末、メガユキノオーを倒し、サトシに8個目のジムバッジをもたらした。

カロスリーグ準決勝では、六番手で登場。ショータの相棒ジュカインと一進一退の攻防を繰り広げた後、シンクロとメガシンカが再び大激突。最後は自分たちのこれまでの想いを乗せた特大の「みずしゅりけん」を放ち、メガジュカインを撃破。リベンジに成功すると共に、サトシをポケモンリーグ初の決勝戦へと導いた。

決勝戦でも、六番手で登場。アランのキリキザンをヌメルゴンが残した「あまごい」によってパワーアップした「みずしゅりけん」で倒す。そして、「あまごい」が切れた瞬間変化し、アランのメガリザードンXとの三度目の戦いで、激しい攻防の末これまでにない巨大な「みずしゅりけん」と「ブラストバーン」によるぶつかり合いの結果、僅かに届かず敗北する。

フレア団との事件後はフレア団の生き残りとされるクセロシキのネオ・フレア団結成を阻止する。その後ジガルデ50%フォルム(Z2)、プニちゃんと再会し、彼らから負のエネルギーを削除するのを手伝って欲しいと頼まれ、本人はそれに同意し、ゲッコウガの意思を汲んだサトシと抱き合い、別れを告げて去って行った。

歴代の手持ちの御三家としてサトシから別れるのはリザードンが更に強くなりたいという意思を汲んでリザフィックバレーで修行するために別れたり、無印編でゼニガメが自らリーダーを務めていたゼニガメ団の仲間と共に消防団に入団することになり別れた例もあるが、両方とも別れた後に助っ人という形でリーグ戦や映画等で登場しているが、歴代の手持ちの御三家中で唯一、修行という以外で別れるのはゲッコウガが初であり、カントー地方のオーキド研究所には戻らずカロス地方のみでサトシと旅をしたポケモンでもある。

現在の使用技は「かげぶんしん」、「いあいぎり」[注 8]、「つばめがえし」、「みずしゅりけん」。進化前は「あわ」、「はたく」、「みずのはどう」も使用。

サトシゲッコウガ[注 9][編集]

人間とポケモンの強い信頼関係による「キズナ現象」によって、先述のXY&Z7話以降変化が可能となった強化形態。変化が発生するとゲッコウガが水のベールに包まれた状態となり、サトシに似た姿に変化、スピードとパワーが増して並みのポケモンならばほぼ一撃の下に倒すほどの力を発揮し、カルネのメガサーナイトとも拮抗する程になる。完全に変化すると水のベールが消え、背中に大きな「みずしゅりけん」を背負った姿になり、メガサーナイトにダメージを与えられる程に力が増す。

キズナ現象自体の詳細はメガシンカと違い明言されておらず、カロス地方で数百年前に一度発生したことがあり、忍者村のほこらの掛け軸やプラターヌ博士が発見した文献などから、「トレーナーとポケモンの信頼関係」「ポケモン自身の潜在能力」「極めて稀に発生」といった断片的な情報が語られている。ほかシトロンの発明品による調査から、サトシとゲッコウガの心の波長がシンクロした際に発生することが実証されており、アランのキーストーンの変化への反応や、バトル中に変化が発生し戦闘終了・不能に伴い元に戻るなど、メガシンカとの共通点が示唆されている。

変化発生当初はサトシ達は異変には気付いていたが、カロス地方でも深くを知り得る者がいない現象ということもあり、何が起きているのかはわかっていなかった。変化中はサトシが「ゲッコウガになったみたいだった」と語るなど、両者の感覚が完全にシンクロしている状態となり、ゲッコウガの視覚情報や受けたダメージがサトシに伝わり、技等を繰り出す時にサトシの動きと連動している描写がある。完全に変化を使いこなせないうちはゲッコウガとサトシ両者にバトル中の被ダメージ以外でもかなりの負担がかかり、バトル直後は強い疲労感を示したり、バトル中に両者が失神することがある。やがてお互いの気持ちを通じ合わせたことでバトル以外の状況にも関わらずシンクロを経て変化した。以降はサトシゲッコウガへの変化を確実なものにし、メガシンカポケモンに匹敵するサトシの主戦力として活躍する[注 10]。他にもテレパシーで通じあっているシーンもある。さらにフレア団事件以降は巨石の中心部でのマノンのハリマロンがとらわれている場所や巨大植物の根本である「負のエネルギー」を見つけ出す能力に目覚め、サトシはキズナ現象を「カロスを守るためにあるのかもしれない」と語った。

ファイアロー[編集]

ヤヤコマヒノヤコマファイアロー
  • 声 - 寺崎裕香古島清孝(ファイアローに進化後)
  • 特性 - ほのおのからだ(ヒノヤコマ・ファイアロー時)[注 11]
  • 登場時期:XY・MV
  • 戦績:7勝9敗1分

XY3話から登場。デデンネの取った木の実を奪っていく形で登場し、そのスピードをサトシが気に入ってケロマツとのバトルの末、ゲットされた。手持ちに加わってからは、サトシとはぐれたピカチュウを探すなど、これまでゲットした飛行タイプと同様な役割をしている。

ハクダンジム戦では飛べる事でアメタマの作った氷のフィールドの影響を受けず、アメタマを倒すが、続くビビヨンには「かぜおこし」で「ねばねばネット」に絡め取られて敗北。再戦時にはリベンジを挑み、「かぜおこし」はその風に乗って封じてみせるも「ねむりごな」で動きを封じられて再び敗れる。

ショウヨウジムでは2番手で登場。チゴラスと対決するも相性の悪さもあり、「かげぶんしん」からの「はがねのつばさ」で攻撃したが、「ドラゴンテール」の一撃で倒される。

XY35話にてカロスキャニオンでナミ(声 - 日笠陽子)のファイアローとスカイバトルを望むが、相手にならないと見下されて落ち込んでしまう。その後ロケット団からファイアローを助けたことで実力を認められバトルを申し込まれた。ユリーカの励ましもあってスピードで優勢に戦うが、パワーで徐々に追い詰められファイアローの「だいもんじ」を受けた瞬間、ヒノヤコマに進化した。新技「ニトロチャージ」でスピードを更に上げて勝利した。

シャラジムでは相性の良いゴーリキーにパワーで押されるもスピードで翻弄し「ニトロチャージ」で勝利するが、メガルカリオには敗れた。

ヒヨクジムでは「コットンガード」で防御し、天気が晴れの状態で「ようりょくそ」によって素早さを上げたワタッコを一度もダメージを受けずに倒すが、ウツドンの「どくのこな」で毒状態にされたことで体力を奪われ、「はっぱカッター」に耐えるも、「たたきつける」を受け倒された。

クノエジムではニンフィアのリボンに捕まるが「ニトロチャージ」で脱出し「はがねのつばさ」と「ギガインパクト」の一騎討ちで勝利し、シュシュプの「トリックルーム」で動きが鈍くなるが、連続で「ニトロチャージ」を使い「トリックルーム」が切れるまで耐え抜きスピードが最大まで上がった状態の「はがねのつばさ」で攻撃するも「ムーンフォース」に敗れた。

XY86話で昂奮状態のトロバのリザードと戦い勝利、ファイヤーの「かえんほうしゃ」からサトシたちを庇った際、ファイアローへ最終進化を果たし、同時に「ブレイブバード」を習得した。さらにスピードに磨きがかかり、伝説のポケモンであるファイヤーと互角に戦えるようになった。

ヒャッコクジムではゲコガシラと組んで挑むもニャオニクスのコンビネーションに追い詰められるが、サトシの作戦により巻き返し、「ニトロチャージ」で♀を倒した。

エイセツジムでは2番手で繰り出される。相性では勝っていたが、スピードを上げる「ニトロチャージ」はクレベースの重さと鈍足さが合わさった「ゆきなだれ」には相性最悪で、二度目の「ゆきなだれ」を受け、なすすべなく敗北。

エイセツジム再戦では再びクレベースと対峙、スピードをより活かしたバトルを展開し、クレベースを倒してリベンジを果たした。しかし続くユキノオー戦ではその巨体からは想像できないスピードとパワーに押され「ウッドハンマー」で倒された。

カロスリーグ準決勝では、二番手で登場。ルチャブルの健闘により、ダメージが溜まっていたケッキングを「ブレイブバード」で下す。続くブロスターには「れいとうビーム」で翼を凍らされて動きが鈍った一瞬の隙を「アクアジェット」でつかれ、敗北。

決勝戦では、四番手として登場。ケンホロウ♂と空中戦を繰り広げ、相打ちに終わる。

サトシの手持ちポケモンとしては、公式戦最多出場を果たしている(その数は、ハクダンジムとエイセツジムの再戦を含め計9試合。不参加だったのは、相性で不利なミアレジム戦のみ)。ヤヤコマの時は1勝しかできなかったが、ヒノヤコマに進化してからは総合的に大きく戦績を伸ばしており、AG編のオオスバメやDP編のムクホークに匹敵する活躍をしている。 ゲッコウガに次いでバトル数が多い反面、敗北数も多い。

現在の使用技は「はがねのつばさ」、「ニトロチャージ」、「ブレイブバード」。進化前は「かげぶんしん」、「つつく」、「かまいたち」も使用。

ルチャブル[編集]

  • 声 - 三木眞一郎
  • 性別 - ♂[注 12]
  • 特性 - 「かるわざ」「かたやぶり」のどちらか[注 13]
  • 登場時期:XY・MV
  • 戦績:5勝6敗

XY34話から登場。サトシと会うまではとある森のポケモン達のヒーローかつチャンピオン的な存在で、木の葉で作った自前の仮面で顔を隠していた。また、管理人のカナザワによると格闘タイプの修行場としてその森に来たらしい。情熱には厚く弱い者いじめは許さないが、必殺技をする前に決めポーズをする癖があるので相手に避けられるのが悩みの種。かつての森チャンピオンでリベンジマッチのため修行をしていたカイリキーと再びバトルをするも、森の嫌われ者(ユリーカ曰く森の弱い者いじめブラザーズ)のリングマローブシンがルチャブルに仕返しを狙うために利用されていたことに気づいたカイリキーに助けられ、再戦の約束をした。その後、ケロマツとのバトルで「フライングプレス」を完成させ、結果は引き分けに終わるがサトシにその実力を気に入られてルチャブルも同行を考え、カイリキーからもその間に自分が森の平和を守るという宣言と共に彼から自分の気持ちに素直に従うよう後押しされて、ゲットされた。

XY35話にてナミとのスカイバトルに格下に見られ落ち込んだヤヤコマの代わりにスカイバトルに参戦する[注 14]が、状況に対応できず相性が悪い上ファイアローのスピードに翻弄され、敗れた。

ゲット時から高い実力を持ち合わせており、その後の多くのバトルで主力として活躍している。その実力は多くの挑戦者を驚かせている。特にジム戦では、相性の悪いヒャッコクジムとエイセツジム再戦を除く、全試合に出場している[注 15]

シャラジムにてジム戦デビューし、コルニのコジョフーにティエルノから教わったリズム戦法を披露するが、まったく通じず逆に翻弄されるも、ティエルノのマネをしても勝てるわけがないと判断し戦法を変えたサトシの機転で逆転勝利する。またメガルカリオに対しても互角以上に張り合うも敗れた。

XY51話では、サトシたちの勘違いで怪我をした、エルレイドの代役として『スーパーポケモンバトル』の主役を演じた。練習では当初、劇団監督・カール(声 - 最上嗣生)の持つ色違いのルチャブル・ダークルチャブル[注 16]と衝突するも、本番前にロケット団を撃退したことで友情が芽生える。しかし、本番では緊張しながらも最後まで芝居(ほとんどがアドリブ)を続け、無事に幕を閉じることができた。

ヒヨクジムでは相性のいいウツドンとバトルするも「どくのこな」の影響で動きがにぶり、「とびひざげり」を受けながら「たたきつける」を返され敗れた。

ミアレジムでは、相性の良いシトロンのエレザードにスピードで対抗し、襟巻を広げた時に一瞬動きが止まる隙をついて「とびひざげり」で勝利するが、「エレキフィールド」ででんき技の威力を上げたレントラーの「ワイルドボルト」に敗れた。

クノエジムでは相性が不利なシュシュプの「ジャイロボール」の回転を利用し新技「シザークロス」で「トリックルーム」を力ずくで破壊し、「フライングプレス」と「とびひざげり」の連続攻撃で勝利した。

エイセツジムではユキノオーのとくせい「ゆきふらし」によるあられで体力を削られるが、得意のスピードで翻弄し、「フライングプレス」と「とびひざげり」のコンボで下す。続くクレベースにも果敢に攻めるが、「ジャイロボール」で技を弾かれ、あられのダメージが溜まっていたところを攻撃されて敗れる。

カロスリーグ準決勝では、一番手で登場。相性のいいケッキングと勝負し、スピードと連続攻撃で攻めるも、「なまける」で持久戦に持ち込まれたうえに「フライングプレス」のモーションの大きさを「カウンター」でつかれ、一撃でノックアウト。しかし、ケッキングへのダメージを次のファイアローの勝利に繋げた。

決勝では、三番手として登場。相性の悪いマニューラの猛攻に耐えきり、「フライングプレス」で下す。しかし、続くキリキザンには「でんじは」で動きを封じられ、「ハサミギロチン」を「シザークロス」で迎え撃つも、「とびひざげり」を外したところで「ハサミギロチン」の一撃で敗れる。

オンバーンはオンバット時代から、弟のように気遣い、本人も兄貴分として慕われており、カロスリーグ決勝戦でアランのマニューラに敗れた時は自らボールから出て、フラダリのメガギャラドスに敗れた時は駈け寄ったりするなど、誰よりも彼を心配していた。

前述の芝居本番の通り緊張しやすい体質で、短編映画『ピカチュウとポケモンおんがくたい』ではうまく歌えなく歌えずにいたが、ピカチュウたちに「バトルだと思えばいい」と励まされ歌うようになる。

使用技は「からてチョップ」、「とびひざげり」、「フライングプレス」、「シザークロス」。

ヌメルゴン[編集]

ヌメラヌメイルヌメルゴン
  • 声 - 赤﨑千夏→うえだゆうじ(ヌメルゴンに進化後)
  • 特性 - うるおいボディ[注 17]
  • 登場時期:XY
  • 戦績:1勝1敗1分

XY55話から登場。元々は、ミアレシティからクノエシティの道中にある湿地帯で暮らしていた。

その湿地帯にある泉の水を巡って、他所からやってきたフラージェス率いるポケモン達に襲われ、攻撃を受けたことにより飛ばされた拍子でスワンナの背に乗り、そのまま住処からはぐれ、その途中でヒヨクシティへ向かうサトシの頭の上に落ちてきた。水分が切れて弱っていた所、サトシに川で水分補給されて元気を取り戻す。その後、ピカチュウと一緒にロケット団に攫われるが、ヌメヌメの体を利用し一緒に逃げ、追いついてきたロケット団に苦戦していたピカチュウとヒノヤコマを「がまん」の一撃で助けた。バトル後、ピカチュウのように強くなりたいという願いを叶えるため、サトシにゲットされた。

人懐っこい性格であり、顔面に張り付くほか耳を舐めることもある。

ヌメラの時はとても臆病で、フラージェスに襲われたトラウマにより天敵であるフェアリータイプのデデンネを特に怖がっていたが、56話でロケット団の攻撃から必死にかばってくれた事で仲良くなった。他、住処を追われる原因となった争いにいたアリアドスも怖がっていた。しかし、ピカチュウの戦っている姿を見て強くなりたいという意思はある。

触覚で相手の考えを読み取る事ができ、触れている相手が悪口を言ったりすると落ち込んでしまう。

XY61話では、野生のバネブーをロケット団に利用されていたブーピッグから守るためにヌメイルに進化した。同時に「りゅうのいぶき」を習得した。また、かなりの跳躍力を持ち、屋内では天井に張り付くこともできる。

XY65話にてロケット団のメカが起こした山火事を「あまごい」で鎮火させると共に雨の影響でヌメルゴンへと進化した。進化していく内に、臆病な性格から一転し勇敢な性格となっており、XY時点のサトシの手持ちでも屈指の実力を発揮する。進化後のティエルノとのバトルではライチュウの「チャージビーム」・「きあいだま」を続けざまに「がまん」で受けてもビクともしないほどの耐久力とカメールの「ロケットずつき」を受け止めて投げ飛ばすパワーを見せつけて圧勝している。また、相性の悪い「マジカルシャイン」や「ようせいのかぜ」を受けてもほとんど倒れないほどのタフさを持つ。しかしその分スピードが鈍くなってしまい、スピード重視のサトシとは相性が悪く、シトロンのエレザードとのバトルではスピードで翻弄されてほとんど何もできずに交代している。カロスリーグのアラン戦でもキリキザンのスピードに翻弄され、勝ちを逃した。一方でその鈍足さを利用した戦法も得意としている。

唯一のジム戦となったミアレジムでは、エレザードの「でんじは」でまひ状態にされ一旦交代し、レントラーとバトルの際に再び投入される。「あまごい」で「エレキフィールド」を打ち消すと同時にまひを直し、「がまん」の反撃によってレントラーを倒し、サトシに勝利をもたらした。

XY69話にて、故郷の湿地帯の管理人であったケンゾウ(声 - 相沢まさき)やそこでの仲間であるウパー達と再会し、再びフラージェスと相見える事となった。当初は怯えてしまうもサトシの言葉で勇気を取り戻し、新たに覚えた「れいとうビーム」でフラージェスに勝利するも、フラージェスに手を貸す芝居をしているロケット団の不意打ちをくらい倒れてしまった。その後、フラージェスとの誤解が解けてフラージェスとともに湿地帯の水を奪ったロケット団を倒し、「あまごい」で湿地帯を元通りにし、サトシに仲間や和解したフラージェスの勢力達と暮らすよう勧められ湿地帯の平和と仲間を守るため故郷に残った。

XY&Z19話で久々に登場し、ケンゾウやウパー達と共にテレビでセレナのトライポカロン・マスタークラスを見ていた。その後、30話にてサトシ達と再会し、メレシーの事件を解決した。その後サトシからカロスリーグ参加への打診を受けており、フルバトルになる準決勝の前日にケンゾウによってカロスリーグの会場に送られてサトシ達と合流し、再び手持ちに戻った。

カロスリーグ準決勝では、副将(五番手)として登場。相性の悪いショータのペロリームとぶつかり、ペロリームの「かえんほうしゃ」に限界まで耐えた「がまん」と、ペロリームの「ようせいのかぜ」がぶつかり合い共に倒れる。

決勝戦でも同じく五番手として登場。「あまごい」を繰り出し、相性の悪いキリキザンの猛攻に耐えながら「がまん」を繰り出すも、持ち前の鈍足さが災いして、キリキザンのスピードの前には敵わず「ハサミギロチン」を受け、敗北した。しかし、最初に繰り出した「あまごい」がゲッコウガの勝利に繋がる。リーグ終了後は湿地帯に返す予定だったが、フレア団によって返せない状態になってしまった。フレア団との事件後は再び湿地帯に返され、サトシたちに二度目の別れを告げた。

サトシがドラゴンタイプをゲットしたのはDPにおけるフカマル以来であり、サトシがゲットしたドラゴンタイプで進化したポケモンはヌメラが初である。初登場からわずか10話で最終進化形のヌメルゴンまで進化するという、ドラゴンタイプとしては異例の進化の早さを見せている。ゲットから進化2回、その後の別れまで16話とサトシのポケモンの中では無印編におけるオコリザルに次いで手持ちにいた時期が短く、出会いから別れまでに早い展開を見せたポケモンである。手持ちから離れてからサトシたちと再会した期間(53話分)がもっとも長いポケモンでもある。また、再び手持ちに戻った期間も56話分ある。XY編における手持ちの中ではバトル数こそ少ないが、ほとんど相性の悪い相手が多く勝率は敗北や引き分けを含めやや低め。

現在の使用技は「あまごい」[注 18]、「がまん」、「りゅうのはどう」、「れいとうビーム」。進化前は「りゅうのいぶき」も使用。

オンバーン[編集]

オンバットオンバーン
  • 声 - 寺崎裕香→三宅健太(オンバーンに進化後)
  • 性別 - ♂[注 19]
  • 登場時期:XY・MV
  • 戦績:0勝1敗1分

XY76話から登場。第3期OP、第4期EDでセレナのイーブイとともに先行登場[注 20]

旅の途中で、ルチャブルが偶然にも拾ったタマゴ[注 21]が孵化し、サトシに刷り込みを起こしてゲットされたヌメルゴンの後釜。

当初は、生まれたばかりのために泣き虫で、号泣するたびに「ちょうおんぱ」を発していた。また、どういう訳か当初は上手に飛ぶことができず[注 22]オンバーンに進化することを期待したロケット団に狙われていた[注 23]。後述の「ポケモンスカイリレー」の一件からは飛べるようになっている。

生まれた直後の空を飛ぶ訓練の最中、ロケット団にルチャブルと共にさらわれるが、暗い洞窟に誘い込んで撃退した。

仲間では同じ飛行タイプのルチャブルとファイアローに懐いており、特にルチャブルに対しては頭の上に乗るなど兄貴分のように慕っている。

XY77話では長年空を飛ぶポケモンのみ三体がチームを組んで出場する「ポケモンスカイリレー」を観戦していただけで出場経験のない[注 24]老人・オワゾー(声 - 坂東尚樹)の代わりに出場する。アンカーを担当し、連続優勝を狙っているオルニス(声 - 梅原裕一郎)のムックルと一位争いを繰り広げ、最初は風に逆らえず苦しむもサトシ達からの励ましもあって最後まで諦めなかった結果、二位でゴールし準優勝を獲得。優勝は逃すも涙をこらえるなど少し成長しており、それ以降は号泣する描写がほとんど見られなくなった。

「ちょうおんぱ」で食べ物の味や暗い場所で相手の居場所をつかむことができ、XY83話では薬草が生えている温泉を探し当てた。前述の通り飛べるようになったため、ファイアローと共に偵察役を担当するようになった。小柄な体格に似合わず、コレアのドラピオンを「たいあたり」で吹っ飛ばすなど実力の片鱗はあっただが、まだバトルに慣れていないのか、あっさり返り討ちにされた。

XY&Z11話、ロケット団に捕まったフラエッテとキノガッサを助けようとして「アクロバット」を習得した。

XY&Z17話、サンダーの攻撃を受けて墜落したルチャブルを助けようとした際にオンバーンに進化し、同時に「ばくおんぱ」を習得した。進化後はパワーとスピードが大幅に上がり、バトルでたびたび活躍している。伝説のポケモンであるサンダーとさえ互角に戦えるほどに強くなった。また、進化前の泣き虫だった性格とは打って変わって勇敢で凛々しい性格となった。

進化後、初となるアランのメタングとのバトルでは、相性の悪さや圧倒的なパワーに怯むことなく互角に渡り合うが、最終的に「アクロバット」と「メタルクロー」のぶつかり合いの末、力負けを喫した。

ショータとの三度目のバトルでは、相性の悪いニダンギルを相手に初勝利を飾るも、続くブロスターには特性「メガランチャー」による「りゅうのはどう」に敵わず敗れた。また、XY編におけるサトシの手持ちの中では、唯一ジム戦への参戦を果たしておらず、特にエイセツジムでは相性の関係で参加できなかった。

カロスリーグ準決勝では、四番手として登場。持ち前の飛翔能力や聴覚を活用した戦法を駆使し、強力なドラゴンタイプであるボーマンダを相手に、一歩も譲らぬ凄まじい空中戦を展開する。常に互角の戦況となったが、最終的に「アクロバット」と「ドラゴンダイブ」のぶつかり合いにより、相打ちとなる。

決勝戦では、二番手として登場。マニューラと対戦し、「かげぶんしん」を「ちょうおんぱ」で看破するという善戦ぶりを見せるも、相性の悪さやスピードの差にかなわず敗れる。

先述の通り、初期とは比較にならないほどの成長を遂げ、実力的にも申し分ない強さを身につけている。ただし、公式戦での勝利はいまだになく、非公式戦も含めて相性の悪い相手や、基礎能力が格上であるポケモンと対戦する機会が多く、全体的な勝率はかなり低めである。

ゲット時、出生に関して何か深い理由があるような描写がなされたが、現在に至るまで特に掘り下げられていない。

現在の使用技は「ちょうおんぱ」、「アクロバット」、「ばくおんぱ」、「ドラゴンクロー」。進化前は「たいあたり」も使用。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ プルミエのニンフィアのメロメロが効いたため。
  2. ^ サトシゲッコウガへの変化より。なお劇中でケロマツ、ゲコガシラ時に特性がげきりゅうやへんげんじざいとして触れられた描写はない。
  3. ^ 1シリーズで公式戦2桁勝利を達成したのは、DP編のゴウカザル以来である。
  4. ^ ゴジカはケロマツは「愛」を求めていたと説いた。
  5. ^ 任務後、ただの白紙だったことが判明する。
  6. ^ ゲコガシラに進化してからは、ゲッコウガに進化した後のアランのリザードンとのバトルまで1度も敗北したことがなかった。なお現時点で変化せずに倒されたのはショータのジュカインとの二度目の対戦のみである。
  7. ^ ただし、XY&Z25話終盤とは異なりシンクロ初期の姿。
  8. ^ 通常時は一刀流の光刃だが、サトシゲッコウガ時は二刀流、完全なサトシゲッコウガ時は水のクナイを出す。
  9. ^ 「サトシゲッコウガ」はメディア媒体における名称であったが、XY&Z27話でユリーカが正式に命名。
  10. ^ カロスリーグ一回戦では、1体で相手のポケモンをすべて打ち倒すという、セキエイ大会のキングラー以来の快挙を遂げた。
  11. ^ オンバットのタマゴを暖める際に発動して判明。ヤヤコマ時は特性がはとむねであった模様だが、劇中では触れられていない。
  12. ^ 初登場話のゲストキャラである森の管理人・カナザワ(声 - 坂本くんぺい)が「彼」と発言したため。ニャースの通訳によると一人称は「俺」。
  13. ^ 下記の通り、カロスリーグ決勝戦でキリキザンから「でんじは」を受け、「まひ」状態に陥っている描写があるため、必然的に「じゅうなん」という可能性は消える。
  14. ^ ゲーム本編でのスカイバトルでは参戦できない。
  15. ^ ヒャッコクジムは相性の関係で、エイセツジム再戦では代わりにピカチュウが出場している。
  16. ^ 声は佐藤健輔が担当。
  17. ^ 「あまごい」による「まひ」状態の回復描写とリモーネの台詞、さらにフラージェスの「ソーラービーム」を受けた際の場面などから。なお、サトシはこの特性を知っていたかは不明。
  18. ^ ヌメラ時代は照準を定めて雨を降らせることしかできなかったが、徐々にその範囲を広げられるようになり最終的には枯れた湿原を元通りに戻す程までパワーアップしている。
  19. ^ XY&Z11話でサトシが「男と男の戦い」と言っていたことから。他者に教えてもらって性別が判明することが多いが、オンバットの性別はゲット時から知っていた模様。
  20. ^ 本編への登場はセレナのイーブイよりも早い。
  21. ^ タマゴが放置されていた原因は分かっていない。
  22. ^ シトロンによれば普通は生まれたばかりでも飛べるらしいが、飛べない理由は不明。
  23. ^ しかし、オンバーンへの進化条件が「育てる」だと知ったため、落胆している。
  24. ^ 原因は手持ちの空を飛ぶポケモンがヨルノズク一体のみで他の二体はゲットできなかったため。

出典[編集]