マンティコア

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マンティコア

マンティコア (Manticore) は、伝説の生物。主な生息地はインドマレーシアインドネシアで、森林に住むとされる[1]メメコレオウス (Memecoleous) などとも呼ばれる[要出典]

概要[編集]

その姿は、体の色は赤く、尾はサソリのそれに似た形状で、そこに針があり(毒が無い代わりに矢のように飛び散る24本の棘と数がはっきりしているものや、太い1本というものもある)[2]、それで相手を刺したり[3]相手に槍のように投げつける[4]。3列に並ぶ鋭い牙を持つが、顔と耳は人間に似ている。大きさはライオンぐらいである。走るのが非常に早く、人間を好んで食べる[5]

マンティコアは英語読みで、ギリシャ語形ではマンティコーラース (Μαντιχώρας)という。これは、ペルシア語で「人を食らう生き物」を意味するmartiya khwarの誤読に由来する。 古くはアジア各地に生息するベンガルトラの異称であったが、人を喰らうトラの恐ろしげなイメージが一人歩きして異形の怪物と考えられるようになった。

マンティコアは古くから知られており、紀元前5世紀-4世紀頃の医師で歴史家のクテシアスが記した『インド誌英語版』や、古代ギリシアの哲学者アリストテレスの『動物誌』、大プリニウスの『博物誌』(博物誌では、エチオピアに生息している怪物として紹介されている)などに紹介されて西洋世界に知られるようになった[6]

中世動物寓意譚にもしばしば登場し、恐るべき速さで人間に襲いかかって食い殺すとされた。さらにキリスト教の教義では、悪魔を象徴するものだとされた[7]

文化的な影響[編集]

イギリスロックグループエマーソン・レイク・アンド・パーマー』は、セカンドアルバム『タルカス』の中にこのマンティコアを登場させており、後に自らが興したレコードレーベルの名前にもなっている。

脚注[編集]

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  1. ^ 松平 (2005)、196頁。
  2. ^ 富士見書房刊・モンスターコレクション-ファンタジーRPGの世界-マンティコアの項、270頁。
  3. ^ 松平 (2005)、194頁。
  4. ^ 松平 (2005)、195頁。
  5. ^ 松平 (2005)、194-195頁。
  6. ^ 松平 (2005)、194-196頁。
  7. ^ 松平 (2005)、195-196頁。

参考文献[編集]