ロールプレイングゲーム
| ロールプレイングゲーム |
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| 種類 |
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テーブルトーク ライブアクション ビデオゲーム |
| 主要項目 |
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キャラクター作成 ゲームマスター シナリオ キャンペーン オンラインセッション RPG用語 プレイヤーキャラクター ノンプレイヤーキャラクター キャラクタークラス ヒットポイント マジックポイント 行為判定 クリティカルヒット RPG理論 GNS理論 TRPGのプレイスタイル |
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ロールプレイングゲーム(英: role-playing game)はゲーム世界の登場人物にプレイヤーがなりきって生きるゲームの総称・ジャンルである[1][2][3][4]。略称はRPG[4]。
以下、RPG と呼称する。
概要
[編集]ロールプレイングゲームにはゲーム世界とその登場人物すなわちキャラクターが存在し、プレイヤーはキャラクター(=プレイヤーキャラクター)になりきってゲーム世界を生きる[1][2][3][4]。ゲーム世界の設定や出来事は多種多様であり[5][3]、「ファンタジー世界でモンスターと戦って成長し冒険する[4]」「ホラーワールドの謎を解き全員で現実世界へ脱出する」「動物の世界で平凡な日常を送る」など様々である。
RPG はミニチュアゲームに起源を持ち[6]、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』や『ウィザードリィ』、日本では『ドラゴンクエスト』などで大きな知名度を得た(⇒ #歴史)。RPG は媒体に基づいてテーブルトークRPGやコンピュータRPGなどに分類できる(⇒ #分類)。
要素
[編集]ロール
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RPG におけるロール(英: role)はゲーム世界の登場人物がもつ役柄である。
ロールはゲームの登場人物すなわちキャラクターの身体的特徴・遍歴・ゲーム世界で求められる役割までを含んだ「役柄」の総体を指す。ロールの精緻さはPRGごとに様々である。一例として、単なる無名の「戦士」や「魔法使い」、名前や人格が付与された「賢者」、過酷な過去/ライフパスや世界を救う天命を与えられた「勇者」が挙げられる[7][4]。ロールは現実世界の制約に縛られれず、絶世の美女、奇妙なモンスター、機械の生命体、万能の神まで、千差万別な個性を持てる[8]。
ロールはキャラクターの振る舞いの基礎を形作る。一方で、人間の性格が成長で代わるように、キャラクターの未来(=プレイ中)の振る舞いは必ずしもロールに束縛されない。
RPG のプレイヤーはゲーム開始時にひとつのロールを与えられる。
ロールプレイング
[編集]RPG におけるロールプレイング(英: role-playing)とは、想像上のある役柄を演じることである[9]。
ゲームデザイナーのゲイリー・ガイギャックスは、「ロールプレイとは、想像上のある役柄を演じること」「自分が現在(または未来永劫)決してなることができない何者かを演じること」であるとしている[9]。
ロールは現実世界の制約に縛られれず千差万別な個性を持てるため[8]、ロールを上手く演じ入り込めたプレイヤーは全く別の人生を生きる体験ができる。
プレイするロールと現実の性格はリンクする必要がない。プレイヤーが温厚で慎重な性格であるのにも拘らず向こう見ずな戦士を演じたり狡猾な魔術師を演じたりすることは、それがキャラクターに合致している限り「上手なロールプレイ」であると見なされる[10]。
なお、日本では『ロールプレイングを行う』ことを『ロールする』と表現する場合があるが、『ロールプレイング』のroleと『ダイスロール』のrollを混同した結果と思われる。
歴史
[編集]RPG の起源はウォー・シミュレーションゲームの一種であるミニチュアゲームにある。プレイヤーが操作していた戦車・戦闘機・軍団といったユニットを兵士個人に置き換え、そこに仮想人格としての信条・個性・能力を付加することで、戦場全体から各キャラクターへと重心が動いた[6]。
商業的には、1974年に米国でTSR社から発売された "Dungeons and Dragons" (通称、D&D)が、商品として広く販売された世界初の「テーブルトップRPG」ルールシステムである[5](その前身であるウォーゲーム『チェインメイル』は『D&D』の原型とみなされる[6] )。
RPG の遊び方や世界設定(例えば『D&D』などに登場する魔法やアイテムやゲーム目標など)を元に作られたアメリカ製のコンピュータRPGが1980年代前半に日本でもプレイされ始め、まもなく日本製の製品も登場し人気を博した[11]。さらに、ロールプレイングゲームの入門的な存在であるゲームブックが邦訳・紹介され、一時ブームとなった[11]。その後、ゲームブックはほぼ姿を消してしまうが、コンピューターRPGはパソコンやゲーム機の普及に伴い、売上の点でも内容の点でも大きく成長するに至った。
他方、テーブルトークRPGはそれまで一部のウォーゲーム愛好家が英文のままでプレイしていた程度で、広く知られるようになったのはコンピュータRPGやゲームブックを通してであった。日本語化されての販売も、コンピュータRPGの国産化より遅れていたのである[12]。
分類
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RPG は様々な観点から分類できる。以下はその一例である。
媒体による分類
[編集]RPG はゲーム媒体によって以下のように分類できる:
テーマによる分類
[編集]RPG はテーマによって様々に分類できる。
一例としてファンタジー、SF、ホラーが挙げられる。最初期からある典型的な形として「ファンタジー世界でモンスターと戦って成長し冒険する」がある。これは典型例に過ぎず[5]、進行の中心も戦闘・謎解き・ミッション・クエストなど多様であり、成長もまた任意の要素である(成長しない例:『トラベラー』[要出典])。
テーブルトークRPG・コンピュータRPG双方が存在する作品
[編集]- コンピュータゲーム化
テーブルトークRPGを原作として、コンピュータゲーム化されたもの
- Dungeons & Dragons (プール・オブ・レイディアンス・バルダーズ・ゲート・Neverwinter Nights・Dungeons & Dragons Online:Stormreach)
- トンネルズ&トロールズ
- ローズ・トゥ・ロード
- ソード・ワールドRPG
- ブルーフォレスト物語
- クトゥルフの呼び声(Amiga版のみ存在)
- シャドウラン
- ナイトウィザード
- Twilight: 2000
- テーブルトークRPG化
コンピュータRPGを原作として、テーブルトークRPG化されたもの
- ウィザードリィ(ウィザードリィRPG)
- 女神転生シリーズ
- イースシリーズ(イースRPG)
- ANGEL-CORE(エンゼルギア天使大戦RPG)※原作はアドベンチャーゲーム
- スターオーシャン Till the End of Time
- DARK SOULSシリーズ
- 同列派生
共通の原作が存在したり、メディアミックス展開された結果として、双方が存在するもの
- ロードス島戦記RPG(ロードス島戦記の項目参照)
- 蓬萊学園の冒険!!(プレイバイメールから派生)
- ダブルムーン伝説(読者参加型ゲームから派生)
- モンスターメーカー(カードゲームから派生)
- ゴーストハンター(メディアミックス。コンピュータRPG「ラプラスの魔」が下敷となっている)
- モンスターコレクション(トレーディングカードゲームから派生。TRPGとしての作品名は『六門世界RPG』)
- コンピュータゲームでは別のジャンルになっているもの
登録商標
[編集]日本では次の登録商標がある。
- 「TRPG」雑誌・新聞: ホビージャパン(第4803260号)
- 「ロールプレイング」玩具、ゲーム関係: ホビージャパンの(第1798172号)[16]
- 「ロールプレイング」菓子・パン関係: ロッテ(第2155432号)
- 「ロールプレイドラマ」ゲーム関係: スパイク・チュンソフト(第4794245号)
- 「R.P.G」おもちゃ関係: バンダイ(第1792020号)
- 「ロープレゲーム」ゲームおもちゃ: セガ(第3046648号、第3046649号)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- 1 2
『Deus Ex』などを手がけたWarren Spector氏 ... RPGとはロール(役割)を演じるゲームであり ... プレイヤーがキャラクターになりきり、キャラクターの視点で世界を見て行動を選び、行動の結果が物語や世界に反映される。そうした体験が成立していれば ... RPGと呼べる、というのが同氏の考え
(Shimizu 2025) - 1 2
『サイバーパンク2077』は公称では「オープンワールド・アクションアドベンチャーRPG」とされている。... 『サイバーパンク2077』... 本作はまずRPGであり ... 一人称視点が選ばれた理由も ... プレイヤーがキャラクターの視点に入り込み、その立場で世界を体験するため
(Shimizu 2025) - 1 2 3 山北篤、スペース・ワン・ゼロ『パワープレイ』ホビージャパン、1991年、4-9頁 ISBN 4-938461-56-0
- 1 2 3 4 5
『ドラゴンクエスト』シリーズは、プレーヤー自身が主人公となり、 世界を脅かす魔王を倒すために壮大な冒険物語をひもといていく、ロールプレイングゲーム(RPG)です。
““ドラクエ”生みの親・堀井雄二「ボクの冒険心はまだ尽きていません」 発売40周年でメッセージ”. 日テレNEWS. 2026年5月27日. - 1 2 3 友野詳『バカバカRPGを語る』新紀元社、2007年、10頁 ISBN 978-4-7753-0541-6
- 1 2 3 ロブ・ハインソー、アンディ・コリンズ、ジェームズ・ワイアット『ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版 基本ルールブック プレイヤーズ・ハンドブック』ホビージャパン、2008年、7頁 ISBN 4-89425-050-0
- ↑ スティーブ・ジャクソン『ガープス・ベーシック 完訳版』富士見書房、1999年、15-16頁 ISBN 4-8291-7409-9
- 1 2 佐脇洋平、グループSNE『ガープスがよくわかる本』角川スニーカー・G文庫、1994年、63-64頁 ISBN 4-04-461403-2
- 1 2 ゲイリー・ガイギャックス『ロールプレイング・ゲームの達人』教養文庫、1989年、18頁 ISBN 4-390-11312-7
- ↑ スティーブ・ジャクソン『ガープス・ベーシック 完訳版』富士見書房、1999年、232-233頁 ISBN 4-8291-7409-9
- 1 2 TSR,Inc.『D&Dルールサイクロペディア① プレイヤーズ』メディアワークス、1994年、23-25頁 ISBN 4-07-301820-5
- 1 2 佐脇洋平、グループSNE『真・ウィザードリィRPG 基本システム』アスキー、1991年、8頁 ISBN 4-89366-097-7
- ↑ Kim, John. “"Narrative" or "Tabletop" RPGs”. 2017年9月19日閲覧。
- ↑ 菊池たけし/F.E.A.R『アリアンロッドRPG 2E ルールブック①』富士見書房、2011年、14-15頁 ISBN 978-4-8291-4631-6
- ↑ 郵便を利用して遊ぶプレイバイメールゲームのうち、一つの作品世界につき1プレイヤーごと原則1プレイヤーズ・キャラクター(PC)の登録を行って遊ぶゲーム[要出典]
- ↑ 1985年8月にホビージャパン創業者により商標登録されたが、創業者が2016年に死去したため、2020年9月に株式会社ホビージャパンが権利を継承している。
参考文献
[編集]- TSR,Inc.『D&Dルールサイクロペディア① プレイヤーズ』メディアワークス、1994年 ISBN 4-07-301820-5
- ロブ・ハインソーとアンディ・コリンズとジェームズ・ワイアット『ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版 基本ルールブック プレイヤーズ・ハンドブック』ホビージャパン、2008年 ISBN 4-89425-798-X
- 佐脇洋平とグループSNE『真・ウィザードリィRPG 基本システム』アスキー、1991年 ISBN 4-89366-097-7
- Shimizu, Junya (2025-12-24). “「RPGはもはや一様に定義できない」とベセスダ開発者が語る。ただのジャンルではない“概念””. AUTOMATON.