オブトサソリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
オブトサソリ
Deathstalker ST 07.JPG
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
亜門 : 鋏角亜門 Chelicerata
: クモ綱 Arachnida
: サソリ目 Scorpiones
: キョクトウサソリ科 Buthidae
和名
オブトサソリ
英名
Deathstalker

オブトサソリ(尾太蠍)は節足動物鋏角亜門サソリ目キョクトウサソリ科に属するサソリ類の総称。主に中東・ヨーロッパに生息。デスストーカーとも呼ばれる。

特徴[編集]

和名通り鋏に比べて尾が太く、これを振るって外敵から身を守ったり、獲物を捕らえる。

夜行性で、昼間は石の下や巣穴に潜み、夜になると出歩いて、昆虫や小動物を探して捕食する。

危険性[編集]

性が強いサソリ類で、非常に危険な種類である。餌の動物を捕食する時も、防衛の時も積極的にその毒針を振るい、餌の少ない砂漠で確実に獲物を仕留める為に強化された毒は人間でも死亡例がある。

動きも素早く、走るときはかなりのスピードで砂地を進む。体を方向転換させるスピードも速い。非常に気が荒く、攻撃的なので、サソリの飼育の初心者には薦められないといわれ、2006年からその危険性故に日本での輸入が禁止されている。

近似種[編集]

セスジサソリ

南ヨーロッパ地中海、そして中東一帯に生息しているセスジサソリ (Buthus occitanus) は本種に類似した姿である。この種をデスストーカーとして発売することもあるが、デスストーカーの方が攻撃性も毒の強さも段違いなので、間違って輸入される危険性もある。英名はサハライエロースコーピオン。

なお、セスジサソリも、ヨーロッパ方面はともかく、中東近辺では毒性が強くなり、こちらも現在は日本への輸入は禁止となっている。

参考文献[編集]