ゴブリンスレイヤー

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ゴブリンスレイヤー
ジャンル ダーク・ファンタジー
ハイ・ファンタジー
小説
著者 蝸牛くも
イラスト 神奈月昇
出版社 SBクリエイティブ
レーベル GA文庫
刊行期間 2016年2月 -
巻数 既刊8巻(2018年10月現在)
小説:ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン
著者 蝸牛くも
イラスト 足立慎吾
出版社 SBクリエイティブ
レーベル GA文庫
刊行期間 2018年3月 -
巻数 既刊2巻(2018年11月現在)
小説:ゴブリンスレイヤー外伝2 鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》
著者 蝸牛くも
イラスト lack
出版社 SBクリエイティブ
レーベル GA文庫
刊行期間 2018年9月 -
漫画
原作・原案など 蝸牛くも(原作)
神奈月昇(キャラクター原案)
作画 黒瀬浩介
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 月刊ビッグガンガン
レーベル ビッグガンガンコミックス
発表号 2016年Vol.06 -
発表期間 2016年5月25日 -
巻数 既刊5巻(2018年9月現在)
漫画:ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン
原作・原案など 蝸牛くも(原作)
足立慎吾/神奈月昇
(キャラクター原案)
作画 栄田健人
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 ヤングガンガン
レーベル ヤングガンガンコミックス
発表号 2017年19号 -
発表期間 2017年9月15日 -
巻数 既刊2巻(2018年9月現在)
漫画:ゴブリンスレイヤー:ブランニュー・デイ
原作・原案など 蝸牛くも(原作)
神奈月昇(キャラクター原案)
作画 池野雅博
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 月刊ビッグガンガン
レーベル ビッグガンガンコミックス
発表号 2018年Vol.06 -
発表期間 2018年5月25日 -
巻数 既刊1巻(2018年9月現在)
アニメ
原作 蝸牛くも
監督 尾崎隆晴
シリーズ構成 倉田英之
キャラクターデザイン 永吉隆志
音楽 末廣健一郎
アニメーション制作 WHITE FOX
製作 ゴブリンスレイヤー製作委員会
放送局 AT-Xほか
放送期間 2018年10月 -
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル 文学漫画アニメ

ゴブリンスレイヤー』(GOBLIN SLAYER!)は蝸牛くもによる日本オンライン小説およびライトノベル。文庫版はGA文庫SBクリエイティブ)より2016年2月から刊行され、イラストは神奈月昇。略称は「ゴブスレ[1]

元はWEB作品(いわゆるやる夫スレ、下記「AA作品版」参照)でAA(アスキーアート)と組み合せて公開されていた作品であり[2]、これを同作者がオリジナルの一般小説として作り直し投稿した作品が文庫として商業化したものである。「このライトノベルがすごい!2017」の新作部門で1位[3]

特に断りがない限り、文庫版の内容を基に解説する。

概要[編集]

一般に最下級モンスターと知られるゴブリンのみを狩る青年を主人公とした作品である。

初刊の刊行前にコミカライズが決まっており、黒瀬浩介によって『月刊ビッグガンガン』(スクウェア・エニックス)にて、2016年6月号から連載中。また、同じWEB発の『まおゆう魔王勇者』に見られるように、登場人物には固有名が登場せず、すべて肩書で描写される。ただし受付嬢などが役職で呼ばれる時を除き、登場人物の名前として扱われることはない。これは作中の登場人物は「テーブルトークRPG」(TRPG)のキャラクターであるから、読者が好きに名前を考えてくれれば良いという考えに基づく[2]

初刊は発売数日で重版が決まるほどの人気を博し、『このライトノベルがすごい!2017』の2016年度集計では、新作部門で1位(全体では5位)を獲得した。2018年10月時点で、シリーズの累計発行部数は300万部を超える[4]

2017年2月に、外伝『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』の刊行とコミカライズが発表された[5]。コミカライズが小説に先行して『ヤングガンガン』2017年19号(9月15日発売)より連載開始し、小説1巻は『ガンガンONLINE』内の『ガンガンGA』で連載された。2018年5月より、短編集である原作第4巻のコミカライズが『ゴブリンスレイヤー:ブランニュー・デイ』のタイトルで『月刊ビッグガンガン』で連載されている。2018年9月27日より、2作目の外伝小説『ゴブリンスレイヤー外伝2 鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》』が『ガンガンGA』で連載されている。

2017年12月にはグループSNEによるテーブルトークRPG化が[6]、2018年2月18日に幕張メッセで開催されたワンダーフェスティバルにてTVアニメ化が発表された[7]

内容[編集]

最下級モンスターであるゴブリンのみを狩る冒険者・ゴブリンスレイヤーの活躍を描く作品である。

この作品に登場するゴブリンは一般的なファンタジー世界を舞台とする小説やゲームに登場するものとほぼ同じであるが、世界観に立脚してリアルに描かれる。1匹なら力自慢の村人でも倒せるほど弱いが、群れをなして残忍狡猾なやり口で冒険者たちを陥れる存在であり、油断すれば村を滅ぼすことすらある脅威として描かれる。特に群れの数の多さから冒険者ギルドへの依頼が多いことに比べ、依頼者が貧しい村であることから報酬は少なく、一般に弱いと認識されるゴブリンを殲滅しても名声は得られないため、熟練の冒険者は依頼を受けず、代わりに新米の冒険者が依頼を受けることが多いという社会問題がある。しかし、熟練の冒険者でも場合によっては死に至る可能性がある中、新米の冒険者では経験不足もあって舐めてかかるがゆえ、ゴブリンたちの餌食となってしまう。

そのような社会において、決して油断せず、様々な技巧や知識を駆使し、そしてただ淡々とゴブリンのみを狩る存在として、ゴブリンスレイヤーが描かれる。

なお、世界観的には下記の沿革の通り、TRPGの要素を模した部分が取り入れられている。

沿革[編集]

作品のアイディアは、ネット上の雑談において対ゴブリン剣術があるならゴブリンだけを退治する冒険者がいるのでは?という疑問から生まれたという[8][2]。ただ、骨子としてはアメリカンコミックの『バットマン』や『グリーンアロー』のような地元で延々と犯罪者を退治している常人のヒーローとしており、それを典型的なファンタジー世界(『指輪物語』やTRPGに用いられる様な世界)へ展開したものである[2]。また、その世界観などには『ソーサリー』『ダンジョンズ&ドラゴンズ』『異界戦記カオスフレア』といったゲームの影響も受けているといい、それら含めてTRPGの要素も大きい[9][8][2]

2012年10月から「やる夫スレ」にてAA(アスキーアート)との組み合わせで本作の公開を始めたが、友人の勧めを受けて公開中に小説版を執筆することを決めて作業に入り、最終的には小説版の方が先に完成していた[2]。AA版の方は読者の反応をダイレクトに受けて即興で話を作る面もあるため、出来上がっていた小説版をAA版の展開に合わせて改訂したという[2]。この時の小説版は第27回富士見ファンタジア大賞に投稿したが三次選考で落選[10]。その後、今川氏真を主人公とした小説『天下一蹴 氏真無用剣』を第7回GA文庫大賞(後期)に応募したところ最終選考で落選[11](後に書籍化)、その際に過去作である本作がGA文庫編集者の目に止まり、2016年2月の刊行が決まった。さらに出版前にコミカライズ版も決定という異例のこととなり、5月25日発売の『月刊ビッグガンガンVol.06』から掲載が開始されている[8][12]

初刊の刊行は2月13日だったが、2月19日には早くも重版が決定し、2巻の刊行も決まった[12]。GA文庫の編集部からも「GA文庫新作として異例のヒット」と紹介された[12]

なお作者及び出版社は、ライトノベル版の原作はあくまで第27回富士見ファンタジア大賞に投稿された小説版であり、AA作品版とは全くの別物であるとしている[13][14]

AA作品版[編集]

AA板に投稿されたものでは、設定ならびにそれによる外観から共通するイメージを、数多くの作品の版権キャラクターから当てはめている。AA作品板におけるキャラシンボルの一例を挙げると、主人公(ゴブリンスレイヤー)にさまようよろい(ドラゴンクエスト)、ゴブリンにゴキブリ(テラフォーマーズ)といった具合のイメージシンボルになっている。また、それに合わせるため複数の版権キャラクターが特定のキャラに当てはめられたものもいる。 その一方で「やる夫スレ」とはAA板の一種である「やる夫板」住民におけるAA作品に対する通り名に過ぎず、必ずしもやる夫が用いられているわけではない[要出典]ため、本作品でもやる夫など2chキャラクターは使われていない。なおこれらの著作権に関する使用許可は得ていない。 内容に関しては同作者による小説版とは一部異なっているものの、公開されている範囲においては大きな違いはない。また、書籍化に際し、キャラクターの意匠がAA作品板で当てられていたキャラクターと部分的に共通する物が取り入れられている。

なお、ゴブリンスレイヤー9巻の限定特装版においては、画像イメージでさまようよろいの構図を模したゴブリンスレイヤーが描かれている[15]

あらすじ[編集]

冒険者になったばかりの女神官は新人冒険者の一党(パーティー)に誘われて4人でゴブリン退治に向かうが、経験の無さからの油断のためにゴブリンの奇襲を受けて一党は全滅してしまう。絶体絶命の女神官を救ったのは、ゴブリンスレイヤーと名乗る銀等級(序列第3位)の冒険者であった。徹底した訓練の元に淡々としかし着実に、時に奇手奇策をも繰り出してゴブリンを皆殺しにしてゆくゴブリンスレイヤーはこれを機に女神官と共に行動するようになる。やがて彼の元に妖精弓手鉱人道士蜥蜴僧侶の冒険者三人組が森人の領地の遺跡に巣くったゴブリンの討伐という依頼を持ち込んでくる。この一件を機会にゴブリンスレイヤーら5人の一党が集まり、ゴブリンがらみの一筋縄ではいかない様々な冒険に臨んでいくこととなる。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

声優はドラマCD・アニメ共通[16]

ゴブリンスレイヤー
声 - 梅原裕一郎[17]松田颯水(幼少期)
主人公。「小鬼(ゴブリン)を殺す者」の通り名通り、最弱級モンスターとされるゴブリンのみを専門に狩り続け、銀等級の冒険者として認められた戦士[18]。20歳[19]
常に薄汚れた鉄兜と革鎧、鎖帷子を纏った寡黙な青年[注 1]。ゴブリンを確実に倒すために練習を重ねて鍛えてはいるが、その能力はあくまでも人間・戦士・男の範疇に収まっており、純粋な戦闘能力は高くない[注 2]。しかし、彼の強みはそういった自身の実力を含めて理解した上で、知略・戦略を駆使して徹底的に偶然性を排除し、勝つために手段を選ばない点である[注 3]。また、物語開始時点までずっとソロで活動を続けていた為、戦士職にしては探索能力に長け、専門には及ばないが宝箱の開錠も行える[20]
中途半端な長さの剣(ゴブリンの洞窟は狭いため)、それ自体も武器となる小振りな円盾(同左)を装備している他、「ただひたすらに正確で、素早い」とされる投擲攻撃を多用し、戦闘では武器に拘泥せず鈍らになれば躊躇なく使い捨てては倒したゴブリンから奪ったものと交換し戦闘を淀み無く継続する。ゴブリンの生態に精通し「ゴブリン殲滅」を行動原理としており、高価な道具や貴重な古代魔法のアイテム等、常人なら上級モンスターに使用する様なアイテムですらゴブリンを殲滅するために惜しみなく使用するなど、ゴブリン殲滅に対して常軌を逸するほどの執着を持つ一方、ゴブリン以外の怪物に対しては関心が薄く名前すら覚えようとしない。他の冒険者なら喉から手が出るほど欲しがる魔法の武器や防具も、ゴブリンの手に渡ることを恐れて手にしない[注 4]。評価にも報酬にも無頓着で、ゴブリン退治と聞いただけで報酬額を確認せずに引き受けてしまうので周りに呆れられたり怒られることもしばしばである。
意図的に汚したままの対ゴブリン武装のままで街中でも建物内でも歩き回るため、彼を知らない人々にとっては異様な冒険者、若しくは装備がそろえられなかった新米の冒険者として嘲笑されてしまうこともある。その独特の佇まいとゴブリン退治のみで銀等級になった点から、有名人であるものの他の冒険者たちからよく思われていない面がある。街にいる時はおろか食事中も鉄兜を外さないため素顔はあまり知られていないが、その容貌は意外と悪くないと評された[21]。また、他者との交流に疎く、女神官から危惧され、牛飼娘や受付嬢からは明確な好意を向けられているが、どう対応するべきか苦慮している描写が見受けられる。
その過去について詳細は不明だが、両親を亡くして姉(声 - 上田麗奈)に育てられるも、10年前に故郷の村をゴブリンに滅ぼされた挙句に姉を惨殺される一部始終を目の当たりにし、その後5年間「先生」によって鍛えられたことが語られている。辺境の街に現れたのは5年前だという。
その行動原理・思想信条はすべてゴブリンを殺すことだけに向けられており、一見して他の事柄は一切気にしないように思われるが、前述の通り彼なりに他者を気遣う描写が見受けられる。そのため決して名声や冒険の楽しみのためではなく義務的に狩りを続ける姿を、女神官や仲間たちから心配されることが多い。
他の登場人物と同じく「ゴブリンスレイヤー」は肩書・異名であって本名ではないが、ほぼ全ての登場人物からゴブリンスレイヤーと呼ばれていて、自らゴブリンスレイヤーと名乗ることもある。ただし牛飼娘からは「君」「彼」と、異種族の仲間からはゴブリンスレイヤーに相当するそれぞれの種族の呼び方で呼ばれている。
寡黙でぶっきらぼうな淡々とした口調が特徴で、「そうか」「そうなのか?」「ああ」「いや」といった言葉だけで会話する癖がある。
かつては交流が少なかったことで同じ銀等級の冒険者の間でもギルドの審査を疑う声もあったが、熟練した冒険者が避けるゴブリン討伐を率先して引き受けてくれるためにギルドからの評価は高く、審査の立会人を頼まれることもある。「辺境最強」の槍使い、「辺境最高」の一党を率いる重戦士との対比で「辺境最優」と称されることもある。
毎年、新年の祝いの際には1人辺境の街から少し離れた場所で、ゴブリンの報復に備えて泊まり込みで見張りをしている[22]
彼の功績は吟遊詩人によって各地で謳われているため、ゴブリン討伐のため軍を送ってもらえない辺境の村々からは損得勘定抜きで救いにきてくれる者として英雄譚が広まっている。
キャラクター造形に当たっては『七人の侍』の久蔵と勘兵衛やレイモンド・チャンドラーなどのハードボイルド小説の影響を、敵の武器を奪って使う所は『Halo』の影響を受けていると作者は語っている[9]
女神官
声 - 小倉唯[17]
ゴブリンスレイヤーと行動を共にする少女。15歳[23]。当初は白磁等級の新人冒険者だったが、冒険の中で黒曜等級、次いで鋼鉄等級に昇格した[24][25]
神殿で育った孤児で、独立するにあたって冒険者となることを選んだ[26]。最初の冒険で彼女を残して後述のパーティー3名が全滅したところをゴブリンスレイヤーに救われた。 ゴブリンスレイヤーに助けられてからは彼のゴブリン退治に付き添うようになり、徐々に彼のことを知っていく。
武器は錫杖。華奢な身体に神官衣を纏っている。ゴブリンスレイヤーのアドバイスに従い、その下に鎖帷子を身に着けるようになっており、修繕してまで使い続けるほど愛着を持っている[27]
やや臆病ながら健気で慈愛に満ちた少女であり、虜囚がどんなに汚されていても躊躇なく救護し、分け隔てなく死者の冥福を祈るなど、聖職者に相応しい性格の持ち主。
最初は仲間が次々に殺害・凌辱される姿を見た末にゴブリンに狙われた恐怖で失禁してしまったほどであったが、ゴブリンスレイヤー達と冒険を重ねる中で成長してゆく。一方、ゴブリンスレイヤーと共に戦い続けた影響なのか、使える奇跡の中にまでその影響を受け変異させてしまったものがあり、地母神に釘刺されてしまった程である。
使用可能な奇跡は、物語開始当初は《小癒(ヒール)》[28]《聖光(ホーリーライト)》[29]。後に《沈黙(サイレンス)》[30]《聖壁(プロテクション)》[31][注 5]、鋼鉄等級に昇格したあたりで《浄化(ピュアリファイ)》[32]も加わる。奇跡の回数は3回[33]
牛飼娘
声 - 井口裕香[17]
牧場主の姪で、ゴブリンスレイヤーの幼馴染。18→19歳[34]
明るく元気な娘で、大柄な上胸が大きく肉感的な身体を持ち、イヤーワンの時点では発育が良すぎることを気にしていた。寝るときは下着を付けない。物語開始時点からのゴブリンスレイヤーの数少ない理解者であり、彼に好意を抱いている。
伯父への恩義もあるが、ゴブリンロード率いるゴブリンの大軍が牧場を狙っているとゴブリンスレイヤーに聞かされ、避難を促されても「君の帰る場所がなくなる」と拒否するなど、芯の強い一面を見せることもある。
自身とゴブリンスレイヤーの故郷がゴブリンに襲撃された時に、伯父の牧場に遊びに行っていたことで難を逃れ、その後、伯父に引き取られた。故郷の村が滅ぼされる前はゴブリンスレイヤーとは仲が良かったが、直前に村の外に行くことを巡って彼と言い争いから喧嘩になって以来、謝ることも仲直りも出来ないままとなり、彼が生死不明となった事も深く気に病んでいた。しかし、5年前にゴブリンスレイヤーが修行を終えて辺境の街へやってきた際に重装備で顔も見えないにも関わらず彼に気付いて呼び止めた。外見は大きく変わっても内面は昔と変わっていないことを知って涙ながら安堵し、以降は彼を牧場の近くにある小屋を住居として提供したり、食事を作ったりする形で共に生活している。
ゴブリンスレイヤーにとっても彼女と過ごす日常は大切なものとなっており、彼女が作った食事を食べる為に、ギルドの女給が用意してくれている料理を拒否する程である。ゴブリンスレイヤーが冒険を終えて辺境の街へ戻ってくると、決まって最初に自身のいる牧場へと足を運んでおり、冒険から帰ってきた彼を優しく出迎えている。
恋のライバルとして受付嬢を認めており、互いにフェアでいこうとしている。
受付嬢
声 - 内田真礼[17]
冒険者ギルドの窓口担当の女性。年齢は22か23歳[35]
いつも笑顔で優しい。物語開始時点からのゴブリンスレイヤーの数少ない理解者であり、彼に好意を抱いている。数は多いが、熟練者は参加せず、新人では失敗することも多いゴブリン退治を率先してくれるゴブリンスレイヤーに深く感謝している。
5年前、都での研修を終えて辺境の街に赴任。その時、冒険者登録のためギルドを訪れたゴブリンスレイヤーの対応を行い、そのまま担当官となる。
元々ストイックな男が好みだったがゴブリンスレイヤーの仕事ぶりに次第に惹かれていった。ゴブリンスレイヤーが牧場に寝泊まりしている事や女神官を連れ歩くことにやきもきもする。
妖精弓手
声 - 東山奈央[17]
森人(エルフ)の中でも妖精に近いとされる「上の森人(ハイエルフ)」の野伏(レンジャー)。銀等級[36]。鉱人道士や蜥蜴僧侶と行動を共にする。
エルフらしく、すらりと背が高く細身の麗人。ただし胸は小さく、鉱人道士には容赦なく金床扱いされることもあって、大いにコンプレックスとなっている。見た目は17、18歳だが、上の森人ゆえの長命で実際は2000歳ほど[37]
鉱人道士とは種族的に仲が悪いとされ、口喧嘩をよくする他、年齢に対して驚くほど子供っぽいふるまいが目立つが、等級相応に卓越した弓の腕前を持つ他、近接武器として黒曜石の短刀を使用する。外の世界に憧れ、生涯を森の中で送りたくないと冒険者になった経緯がある。
ゴブリンスレイヤーを「オルクボルグ」と呼ぶ[38]。当初は多くの冒険者と同様にゴブリンスレイヤーを軽んじていたが、共に行ったゴブリン退治の後は彼を気にかけ、鉱人道士・蜥蜴僧侶と共に彼のパーティーメンバーとなる。
女神官とは冒険を通じて仲の良い姉妹のような関係を構築しており、小説4巻の限定版付属ドラマCDでは二人で冒険に繰り出している。
従兄である輝ける兜の森人からは「星風(ほしかぜ)の娘」と呼ばれる[39]
鉱人道士
声 - 中村悠一[17]
鉱人(ドワーフ)の精霊使い(シャーマン)。銀等級[40]。妖精弓手や蜥蜴僧侶と行動を共にする。107歳[41]。独身[42]
禿頭に長い白ひげ、ずんぐりむっくりした体型の老人。ゴブリンスレイヤーを「かみきり丸」と[43]、女神官を「娘っ子」と[44]、妖精弓手を「耳長の」などと[45]、蜥蜴僧侶を「鱗の」と呼ぶ[46]。外の世界で美味しいものを食べながら気ままに冒険したいと冒険者になった経緯がある。
様々な触媒を使って、石礫を放つ呪文以外にも補助的な呪文を多く会得しており、また種族の肉体を活かして手斧で近接戦闘も行う。ゴブリンスレイヤーの無骨な態度を気に入っており、初対面から彼を評価した珍しい人物。また鉱物学にも通じ、洞窟内などの構造などの分析に長けている。鉱人秘伝の火酒を常に落ち歩いている。
使用可能な呪文は《酩酊(ドランク)》[47]《石弾(ストーンブラスト)》[48]。《降下(フォーリング・コントロール)》[49]。《風化(ウェザリング)》[50]。《霊壁(スピリットウォール)》[51]
呪文の回数は4、5回[52]
蜥蜴僧侶
声 - 杉田智和[17]
蜥蜴人(リザードマン)の神官。銀等級[53]。妖精弓手や鉱人道士と行動を共にする。
見上げるような体躯に全身を覆う鱗が特徴の男性。見た目に反してとても常識人で丁寧な振る舞いであり、パーティのまとめ役。ゴブリンスレイヤーを「小鬼殺し殿」と[54]、女神官を「巫女殿」[55]、妖精弓手を「野伏殿」、鉱人道士を「術師殿」と[56]呼ぶ。
蜥蜴人の宗教の教えで「異端(モンスター)の命を奪って位階を高め竜へ転身する」と冒険者になった経緯がある。身体的特徴を使った近接戦闘の他、先祖である恐るべき竜の力を使って武器などを生み出し戦う。
ゴブリンスレイヤーから(彼が居候する牧場で作られた)チーズを貰って食した時に「甘露!」と声を上げるほど大いに気に入り[57]、以降、度々チーズに舌鼓を打つ姿が恒例となる。
使用可能な奇跡は《竜牙兵(ドラゴントゥースウォリアー)》[58]《竜牙刀(シャープクロー)》[59]《治療(リフレッシュ)》[60]。《擬竜(パーシャルドラゴン)》[61]
奇跡の回数は4回[62]

辺境の街の冒険者[編集]

槍使い
声 - 松岡禎丞[17]
鍛え抜いた肉体が強さを表すような青年。銀等級[63]。魔女と行動を共にする。
軟派。「辺境最強」の異名をとる冒険者[64]。受付嬢に恋慕しており、自分の功績を誇ったり声を掛けたりしているが、毎回かわされてしまい、彼女に信頼されているゴブリンスレイヤーを一方的にライバル視している。共に同行する魔女に対しては頼りになる仲間だと信頼を寄せているが、好意を持たれている事に気付かない朴念仁な所も。
客観的に見て自分が強いということは理解しているが、同時に自分よりずっと強い存在が数多くいることも理解している。態度とは裏腹に、うぬぼれているわけではない。
基本装備はその通り名そのままの槍、そして青い鎧。予備の武器もあるが、どれも魔法の武器である。
あらゆる状況に対応するために呪文も習っており、本職ではないが使うことができる[65]
呪文の限度回数は2回[66]
魔女
声 - 日笠陽子[17]
肉感的で妖艶な美女。銀等級[67]。片言のような、間延びした独特のしゃべり方をする[注 6]。青年槍使いと行動を共にする。喫煙者。
貴重なはずの魔術で煙管に火を点けるなど、多少の無駄遣いを気にしないほどの魔力を有する。
スクロールの書き換えなど、当初からゴブリンスレイヤーに協力している人物で、周りの状況をよく観察している。
槍使いと臨時にパーティーを組んだことがきっかけで彼に好意を持ったが上手く話しかけられず、受付嬢に仲介してもらって槍使いとパーティーを組むことが出来た。
一応恋敵である受付嬢とは良好な関係を築いており、女神官や妖精弓手といった他の女性冒険者ともよく話している。
重戦士
声 - 濱野大輝
見掛け倒しにも見える重装備でも平然と振る舞う厳つい顔立ちの男性[68]。銀等級[69]。女騎士らと共に5人組の一党を組む。
故郷をゴブリンスレイヤーに救って貰ったことがあり、そんなに悪感情を抱いていない。次世代育成として、少年斥候達を鍛えている。
装備は両手持ちの大剣と黒い鎧で、大物狙いを好む。しかし決して力任せの戦士というわけでもなく、小鬼英雄相手に女騎士との見事な連携を見せた。
昔はどこかの王になりたいという野望を夢見ていたが、冒険者になるための鍛錬と王になるための勉学に励む時間を両立できないことで挫折。更に女騎士をはじめ守るべき存在が増えたことで、子供の頃の夢を持ち続けることの難しさを感じている。
女騎士
声 - 藤井ゆきよ
白銀の騎士甲冑に身を包む見目麗しい女[70]。銀等級[71]。重戦士と行動を共にする。
ゴブリンスレイヤーを同じ銀等級の冒険者と見られることを良く思っていなかったが、後に態度を改める。重戦士のことが好きで、十分な美人だが、女冒険者特有の引け目がある。
装備は騎士甲冑と大盾、両手持ちも可能な長剣。盾で敵の攻撃を受け流しつつ剣で的確な反撃を繰り出すなど、確かな技量を持つ。また、癒やしの奇跡を授かっている。
重戦士があまりに鈍感なため、収穫祭ではビキニアーマーを着るべきか真剣に悩んでいたが、偶然出会ったゴブリンスレイヤーに正気を疑われる可能性を指摘され、反省する。彼のアドバイスを受け、騎士甲冑ではない普段着というギャップのある恰好で重戦士と収穫祭を楽しむことに成功する。
半森人の軽戦士・少年斥候・圃人の少女巫術師
声 - 竹田海渡(軽戦士)、若山晃久(少年斥候)、原田彩楓(少女巫術師)
重戦士の一党のメンバー。
半森人の軽戦士は一党の会計役でもある。少年斥候と少女巫術師は若年の冒険者。重戦士らの下で鍛えられている。
新米戦士・見習聖女
声 - 前田誠二(新米戦士)、伊藤彩沙(見習聖女)
冒険者となって数ヶ月の新米冒険者[72]。2人とも白磁等級[73]。少年斥候や少女魔術師の様に重戦士達に鍛えられている。
新米であるため、安物や中古の装備を纏っている。見習聖女の使える奇跡は《聖撃》だけであり、日に1回が限度[74]
ゴブリンスレイヤーの悪い噂を鵜呑みにしてしまった結果、彼が新人である女神官を囮として引きずり回しているのではないかと勘違いし、彼女を助けようと自分達の元へ引き抜こうとしたが、怒った彼女に拒絶されている。その後、彼女と再会した際は、自分達が勝手な思い込みをしてしまった事を謝罪しているが、その時に自分達と同じ白磁等級だった彼女のプレートが黒曜等級に変わっていた事実に気付き、自分達が成長していない現実を突きつけられる。
ジャイアントローチとの戦いで失った剣を取り戻すべく、ゴブリンスレイヤーのアドバイスを参考にして、新米戦士は棍棒を武器にして再度挑み、ジャイアントラット等を撃退していき、最終的には剣を飲み込んだジャイアントローチを撃破し、取り戻すことに成功(その際、見習聖女は恐怖から失禁してしまった)。この経験から、新米戦士は自分がまだ剣を扱いきれる程一人前ではなかった事を痛感したものの、それでも一歩ずつ進んで、いつかはドラゴンを倒せる程の冒険者になることを目指すことになる[75]
圃人の少女
白磁等級の新米の冒険者。
当初はパーティを組んで順調に経験を積んでいたが、頭目が貴族の跡取りに選ばれてしまうという予想外の出来事により、パーティが解散。単独(ソロ)となってしまい、しばらくは訓練場で女騎士に修行をつけてもらっていた[76]
訓練場の戦いを生き残った後は、旅に出る少年魔術師に何かと理由を付けて同行する[77]
少年魔術師
赤毛が特徴の新人冒険者。新人だった女神官とパーティーを組み、ゴブリンに襲われて死んだ女魔法使いの弟[78]。姉と同じく「賢者の学院」で学んでいたが、姉の死をきっかけに学院を休学し、冒険者になった。
使用可能な呪文は《火球(ファイアボール)》のみであり、呪文の使用回数は1回[79]。当初は自尊心だけが高く周囲を見下していたが、かつてのゴブリンスレイヤーを想起させる部分もあったことから彼が預かることになる。待望していたゴブリンとの戦いでは、罠にはまって魔法を無為に使ってしまう失態を犯し、パーティを危機に陥れてしまう。自身の幸運と仲間の尽力で無事に生還したが、初冒険で何一つまともにできなかったことで自尊心を徹底的に砕かれる。帰還後の酒場ではすでに亡き姉への思いを吐露、失われた姉の名誉回復と姉を奪ったゴブリンへの復讐心が過大な自尊心に繋がっていたことが明らかになる。
その後しばらく訓練場で修行を行い、また新人としては厳しい戦いを経たことで己の非力さを痛感し、自分を鍛えなおすため旅に出ることを決意する。ゴブリンスレイヤーに自分はドラゴンスレイヤーになることを宣言し旅立つ[80]。なお、学院へ戻る意思は低い様子。
圃人斥候
声 - 岩中睦樹
圃人の冒険者で斥候役。男性。鋼鉄等級[81]
とある迷宮探索で斥候としてパーティに先駆けてダンジョンに入った際、メンバーに無断で宝箱をくすねていた。しかし、金銭的に苦しいパーティであるにも関わらず彼だけが新品の装備であること、任務達成時のパーティからの報告と彼の装備に必要な費用が全く見合っていないことなどから、ギルドに疑われる事になり、等級昇格試験の際に《看破》の魔法を交えて追究を受ける。結果、嘘と不正を見抜かれ、追放処分となった[82]
そのため、降格を言い渡した受付嬢と昇格試験の立会人だったゴブリンスレイヤーを逆恨みするようになる。収穫祭で二人を毒塗り武器にて闇討ちしようと企てるが、返り討ちにされ、殺された(第3巻)。敏捷さに優れ、武器を使う技量もあったが、相手が最初から奇襲目当てで斃された演技をしても気づかず不意打ちをまともに受けるなど、斥候らしからぬ失態も多い。
彼個人としてはゴブリンという小物だけ殲滅して銀等級にまで上り詰めたゴブリンスレイヤーを自分と同じ安全志向の冒険者と誤解し、勝手な同族意識を持っていたが、ゴブリンスレイヤーからは「その冒険者を騙したのではないか」と断じられただけだった。

辺境の街の住人[編集]

監督官
声 - 日岡なつみ
ギルドの職員であり、至高神の司祭でもある女性[83]。仕事が暇なときには本を隠しながら読んでいる[84]
《看破(センス・ライ)[85]》の奇跡が使用可能。
翁 / 老爺
声 - 高橋伸也
ギルド内の武具店の店主[86]。ゴブリンスレイヤーが冒険者となったころからの付き合いがある。
アニメでのクレジットは「鍛治職人」となっている。
丁稚(でっち)
ギルド内の武具店で修行中の少年[87]。見習いであるため、自分で打った武具は店頭には並べてもらえず、修行に励んでいる。
料理長
ギルド内の酒場を切り盛りする圃人の男性[88]。酒場での料理はもっぱら彼が1人で作っている。
女給
ギルド内の酒場で働く獣人の女性[89]。女給の仕事に誇りを持っており、酒場の残り物を丁稚の少年に持っていくのが日課となっている。

水の街[編集]

剣の乙女
声 - 遠藤綾
10年前に魔神王を倒した冒険者の一人で金等級[90]。水の街で至高神の大司教(アーク・ビショップ)で、西方辺境一帯の法を負って立つ人物[91]。両目を覆う帯を着けた美女[92]
過去に冒険者として駆け出しの頃失敗し、ゴブリンたちに陵辱された挙句に両目を焼かれるという凄惨な経験をしている。
その後遺症で、失明は辛うじて免れたものの視力が大きく衰え、輪郭を認識する程度しかできなくなり、その身体も一見白く傷ひとつない綺麗な肌をしているが入浴などで体温が上がるとゴブリンに穢された時の傷痕が全身に浮かび上がる。
非常に扇情的かつ肉感的なプロポーションを持つ(更に服装がそれを際立たせている)が、冒険者だった10年前はそこまで成長しておらず、登場時の女神官に似た容姿だった。
ゴブリンによる陵辱がトラウマとなっており、ゴブリン相手では恐怖で戦えないが、親しい間柄の者でもこの事実を知る者は多くない。
勇者によって潰された邪神教団の残党であるゴブリン達が水の街に人為的に送り込まれた末に地下水道に潜んでいることを知り、使徒である沼竜によりゴブリン達が地下水道から出てこれないよう封じ込めるが、前述のトラウマで自ら討伐に赴くことはできず、街の人々にゴブリンの危険性を理解してもらうため、すでに斃された邪神教団の闇人による事件をゴブリンによる事件であると報じる情報操作を行いゴブリンに対する対策を促そうとするも、街の住人は誰も重大な問題と捉えず何も変わらぬ日々が続いていることに絶望させられる。
やむをえず水の街の冒険者へ依頼するも平和慣れしていたことが災いし、逆に地下水道で全滅させられてしまう。こうした状況を経て、吟遊詩人の英雄譚に歌われるゴブリンスレイヤーを指名してゴブリン討伐を依頼する。
そして、地下水道に潜んでいたゴブリンたちはゴブリンスレイヤーの一行に殲滅されるが、状況を訝しんだ彼に対面で剣の乙女自身による情報操作を指摘される。剣の乙女はそれを認めるも彼は咎めることはせず、剣の乙女の悲惨な経験を聴いても同情することはなかったが、ただ、ゴブリンが出たなら自分がたとえ夢の中でも殺しに行くとだけ告げる。その答えに救いを見出した剣の乙女は、去っていく彼の背中に涙ながらに愛を告白し、彼を慕うようになった。
ゴブリンスレイヤーが帰還した後は悪夢に魘されることもなくなり、以前よりも健康的な生活を送っているが、同時にゴブリンスレイヤーに情熱的な手紙を送ったりするようにもなり、周囲をやきもきさせている。
王都への会議に出席する際、急な会議なために旅団を編成する時間が間に合わない上に、旅路にゴブリンの一団が出没するという報を聞いた剣の乙女は辺境のギルドまで侍女と共に訪れゴブリンスレイヤーに護衛を依頼。無事に王都に辿り着くも、王妹がゴブリンにより死の迷宮に連れて行かれたの報を聞き、救出に向かったゴブリンスレイヤーたちの助勢にと王に頼み込んで神官戦士団を編成し、ゴブリンに怯える自身を奮い立たせながら一団の先頭に立ち、多勢相手に苦戦していたゴブリンスレイヤーたちを救出した。
侍女
剣の乙女の身の周りを世話をする女性神官。女武僧(モンク)でもあり、その実力は剣の乙女に信頼される程である。

エルフ王の森[編集]

輝ける兜の森人
妖精弓手の従兄。真面目で頑固な性格の森人で次世代のエルフの長になることが決まっている。妖精弓手に弓の扱い方を教えた人物であり、彼女のことを実の妹のように大切に想っている。花冠の森姫へ恋文を書くはずが自分の武勲伝を書いてしまったため妖精弓手に引っ叩かれた過去をもつ。
妖精弓手が娘らしくなるように2000年かけて楽器や歌などを教えたが失敗に終わっている[93]。当初はゴブリンスレイヤーたちを快く思っていなかったが、対話や戦闘を共にした後は態度が軟化、妖精弓手を託せる者たちとして認めた。
花冠の森姫
妖精弓手の実姉。瞳は金色[94]。輝ける兜の森人との婚約が決まっている。妹と違い非常に豊かな胸の持ち主。
妖精弓手の身を心配しており、冒険者を辞めるように忠告している。その上、種族同士で対立している鉱人や武勲詩とは印象の違うゴブリンスレイヤーと一緒にいることを反対している[95]。エルフ王の森に侵攻を企むゴブリンたちの襲撃後はゴブリンスレイヤーたちの生き様に多少歩み寄りを見せ、基本的に不死に近い森人が有限の寿命しかもたない者たちと共に生きることの難しさを妖精弓手に再び語る。それでも笑顔を見せる妹を見て安堵した。
女森人 / 侍女
声 - 長谷川育美
古代遺跡を根城にしたオーガとゴブリン軍に捕らえられていた森人の女冒険者。ゴブリンスレイヤーたちによって救出された。捕まっていた際は、劣悪な環境の中で右頬がブドウのようになるほど腫れるほどの扱いを受けていた。救出される際、自分の救出よりもゴブリンたちの殲滅を優先するよう懇願するほど、ゴブリンたちを憎んでいた。
後に花冠の森姫の結婚式に参加すべく訪問した際に、その侍女として再登場。腫れ上がっていた右頬も癒えており、ゴブリンスレイヤーがオーガとゴブリンたちを皆殺しにしたことを告げた際には涙を流して感謝した[96]

王都[編集]

王国を収める国王。一見眼鏡をかけた優男風な風貌をしているが、金剛石の武具を纏って冒険者として活動していた経験の持ち主でもあり、優れた王政により領民から慕われている。
剣の乙女と同年齢で、かつての魔神王出現時に交流があった。しかし、彼女が最初の冒険に失敗し、その際にゴブリンから陵辱を受けた事やトラウマについてまでは知らなかった。
10年前、剣の乙女たちが死の迷宮最下層に挑んだ際には、地上にて《秩序》の軍勢を率いる大将の一人として《混沌》の軍勢と対峙し、彼女たちをサポートしていた。
冒険者を引退し国王になった現在でも、時折剣の乙女の下に赴いており[97]、冒険者達の訓練所の建設にも協力している。
妹の王妹が城を出て女神官から追い剥ぎを行って都を出てしまった挙句、自らを追い落とす事を目論んだ貴族と邪教徒に操られたゴブリン達に誘拐された際は、身勝手な妹が原因で起こった問題の為に国軍を動かす訳にはいかず、元・冒険者である剣の乙女に王妹の救出とゴブリン討伐を依頼しようとするが、女商人となっていた令嬢剣士から話を聞いたゴブリンスレイヤー一行が救出に名乗り出たことで、彼等に託すことにする。
為政者としての自分の役割をしっかり自覚しつつもかつての冒険者時代の自由さを懐かしく思い、竜退治をすれば国庫が潤うなどと口にしては部下にたしなめられている様子である。
王妹
王の妹で第一王女。女神官に似た容姿をしているが、彼女よりも背が高い上にスタイルも良く、彼女自身からも自分の上位互換と評され、神が不公平と嘆かせている。
一方、箱入りで世間知らずな面が目立ち、国王である兄の苦労を理解せず、自分の行動が周囲にどの様な影響をもたらすかについても想像できていない。
城の中での退屈な生活を嫌い、兄の様に冒険者になる事を望んでいるが、自らの我侭ぶりを理解している兄からは断固として反対されている。その事への反発や、市井に生きる女子が年頃になると家出をするという噂を真に受けた結果、友人でもある使用人の従兄を利用して都を出ることを画策。兵士に扮して城を抜け出し、浴場で自分に似た容姿をしている女神官に目をつけ、脱衣所の籠にある彼女の衣服や装備品、冒険者の認識票を盗んでしまう(一応、代わりに高価な宝石を残しているが、ゴブリンスレイヤーとの大切な思い出の品である鎖帷子も盗まれたことで、腹に据えかねていた女神官からは喜ばれるどころか怒りを買っており、自分のことしか考えていないゴブリンと同じとさえ思われていた)。その後、女神官に成りすまして使用人の従兄を利用して都から出る事に成功するも、自らの行動を知っていた貴族や邪教徒によって王を追い落とす為の陰謀に利用されてしまい、彼等に操られたゴブリンに誘拐されて死の迷宮にまで連行され、ゴブリン達のリーダー格であるゴブリンプリーストによって魔神復活の生贄にされそうになる(この際、衣服を剥ぎ取られ直接的な暴行は受けたものの、性的に陵辱されたかどうかははっきりと明記されていない)。しかし駆けつけたゴブリンスレイヤー一行の活躍ですんでのところで救出され、自分の身勝手な行いによって被害を受けてもなお優しく介抱しようとした女神官に対し、泣きながら謝罪し続けていた[98]
救出後、事実をそのまま公にすれば国の存亡に関わる程の問題になりかねないため、公式にはゴブリンスレイヤーらの活動は「貴族の令嬢の救出」として処理されている[99]。しかし、自らの身勝手な行動によって、王族として致命的な汚点を残してしまった責任もあり、地母神に帰依することになっている(といっても、修道院に入るというわけでは無いらしい)。その後は将来については分からないながらも自らを許し救ってくれた女神官のようになりたいと願い、その旨に関する話を受付嬢から聞いた女神官は安堵している[100]
金剛石の騎士
市井で噂される謎の人物。「都市の騎士」とも呼ばれ、魔法の武具に身を固め、闇の中で悪を討つという。市井に蔓延る諸悪を討つべく、素性を隠して活動している。しばらく姿を見せていなかったが王妹拉致事件の最後で邪神の教徒や悪徳貴族のアジトを強襲、殲滅している。
黒装束の密偵
金剛石の騎士に付き従い、諜報活動をしている黒装束の女性。

その他[編集]

女神官の初パーティの3人
冒険者になったばかりの女神官が最初にパーティを組んだ3人の冒険者[101]。いずれも駆け出しの白磁等級。個々の冒険者としての意気込みと才能は低くはなかったが、ゴブリンを甘く見た結果、女神官を残して全滅の憂き目に遭う。
鉢巻きをした若者(青年剣士)
声 - 内匠靖明
女神官の初パーティの中心的存在。村の近くに出現したゴブリンを追い払ったという大人達の武勇伝を聞き、自分も皆を守る存在となりたいと奮起、ゴブリン出現を知るや即断即決で討伐に名乗り出るなど義侠心も持ち合わせている。
だが一方で、決断と無謀、勇気と蛮勇の区別はついておらず、思慮も足りない、経験不足なありふれた駆けだし冒険者。女神官をパーティに加えたのもポーション代の節約のためといった程度の認識しか持っておらず、鍛錬も自分自身で積んだ程度で正式に誰かに師事したわけではない。ゴブリンの群れに吶喊して数匹を倒すものの、狭い洞窟で長剣を使用するという判断の誤りで敗北。ゴブリン達によって惨殺される。
髪を束ねた胴着姿の少女(女武闘家)
声 - 石上静香
女神官の初パーティの一人。鉢巻きをした若者(青年剣士)とは同郷らしく、彼の暴走を制止することが多い。また、仲間一人一人に対する配慮を怠らずに状況全体を判断できるなど、他の面子に比べれば冷静な女性。求めるものは地位や名声ではなく、皆を守るために自身の力を使うことを何よりも尊んでいる。
正式な師事(亡き父が師匠であった様子)により武闘の鍛錬を積んでおり実力もそれなりにあったが、あくまで駆け出しの冒険者に過ぎない。一般的なゴブリン数匹は倒したものの、体格差が圧倒的なホブゴブリンに接近戦を挑むという失態により敗北してしまう。最後の勇気を振り絞り、自分を見捨てて脱出するよう女神官に指示を出す。その後ゴブリン達によって慰み者にされてしまう。
後にゴブリンスレイヤーの助力によって駆け付けた女神官によって救助されるも、会話できる精神状態ではなくなっていた。救助された他の女性達と運ばれていった後は、故郷に引きこもった様子。
眼鏡を掛けて杖を手に持つ女性の魔術師(女魔法使い)
声 - 小岩井ことり
女神官の初パーティの一人。都市にある「賢者の学院」の卒業生で、自身の才幹を世に知らしめることに重きを置いている。パーティの面子にはそれほど親身に接していないが、自身の才幹を評価する人々には一転して敬服しており、自分の優秀さの証明として与えられた杖を非常に大切にしている。日に術を2つ使える[102]など、才能はある人物。
当初からゴブリンを甘く見ており女神官の警告にも耳を貸さなかったことで、ゴブリンの集団による背後からの奇襲を許してしまう。自身の魔法で一匹は倒したものの、物量戦で魔法の優位性は潰され、杖を破壊されてしまう。激昂し冷静さを失ったところに毒の刃を受けて戦闘不能になってしまい、女神官に支えられて何とか逃走する。
女神官の癒やしの魔法も虚しく、受けた毒が全身に回り、手遅れの状態となる。ゴブリンスレイヤーに慈悲の介錯を頼み、毒による苦しみから解放され落命した。この一件で「賢者の学院」では恥晒しと嘲笑されるようになり、実弟の少年魔術師は彼女の名誉回復とゴブリンへの復讐を誓うようになった。
その墓は王都の墓地にある[103]
牧場主 / 伯父
声 - 林大地
街の郊外で牧場を経営している。牛飼娘の母方の伯父。亡き妹(声 - 菊池沙也花)の忘れ形見である姪を我が子のように慈しんでいる。
牛飼娘を引き取り、ゴブリンスレイヤーに住居として納屋を提供している。常識人で、タガが外れているゴブリンスレイヤーのことを良く思っていないが、その事情を知っているため複雑な心境を抱いている。
第1巻の初版や、アニメのクレジットでは「叔父」となっている。
貴族令嬢の率いるパーティ
全員が鋼鉄等級冒険者の女性で構成された4人組のパーティ[104]。リーダーは只人(ヒューム)の貴族令嬢出身の自由騎士でその他只人の僧侶、圃人(レーア)の野伏、森人(エルフ)の魔術師で構成されている。放棄された森人の山砦を根城にしているゴブリンたちに拉致された村娘の救出依頼を義憤に駆られて挑む。
全員鋼鉄等級相応の十分な経験を持っているパーティで前準備を怠ることもせず、ゴブリンに対する知識も熟知していたためゴブリンの活動が鈍る昼間を狙って山砦に潜入し、村娘の救出を最優先に行動するも山砦に仕掛けられた罠の多さの前に対応しきれずに仕掛けられた警報を作動させてしまい、ゴブリンの大群と戦闘を強いられる。多数のゴブリンを倒すも、想定以上の数に消耗し敗北。全員捕縛された挙句、野伏は生きたまま射的の的に、僧侶は嬲り殺しにされ、魔術師も生きたまま火炙りとなり、一部始終を見させられ精神崩壊した所を憤るゴブリン達に三日三晩徹底的に弄ばれ事切れ、最終的に全員死亡し、リーダーの遺体だけは人とは思えぬほどの姿にされた上で川に投げ捨てられた。
コミカライズ版ではパーティがゴブリンたちに取り囲まれ、リーダーが投石によってに昏倒して場面が暗転した直後に全員が死亡し、リーダーと僧侶も屍姦され続けているという短い描写にされており、アニメ版に至っては既に全員死亡している状況のみの描写にとどまっている。
吟遊詩人
声 - 速水奨
妖精弓手らがゴブリンスレイヤーの居場所を教わった吟遊詩人。
伝聞で知ったゴブリンスレイヤーの活躍を詩にするが、その内容はかなりの美化・脚色が入っている。ゴブリンスレイヤーと面識は無い。
勇者
声 - 島袋美由利
各巻の幕間などに登場する。女性。魔神王を倒した功績によって白金等級。15歳。一人称がボク
孤児院を出て冒険者となるも、当初から呪文を連射できるなど規格外の能力を持っていた。そして遭遇した魔神王の幹部をゴブリンの親玉程度の存在だと思い、ちょっと追い詰められるが偶々手にした聖剣を手に入れて討ち果たしたことで「勇者」となった。
パーティーとして剣聖[注 7](声 - 戸松遥)と賢者(声 - 井上ほの花)という女性冒険者と組んでいる。
先生
圃人(レーア)の老爺で浅黒い肌に金色の瞳の男性[105]忍びの者であり、「往還せし者」といった呼び名を複数持っている[106]
ゴブリンスレイヤーを拾い、5年間彼を指導した人物。極めて口が悪く、乱暴で、その教育方針は虐待に近い。姿隠しの術を得意とする。
作者のコメントによれば特訓などではなく、実際は口プロレス好きで和マンチキンな先輩プレイヤーに振り回されただけだという。
令嬢剣士→女商人
只人の冒険者で女神官とほぼ同年齢の女。魔法戦士。白磁等級[107]
名高い貴族の令嬢だったが、両親の言われるままの人生に嫌気が差し、自由な人生を送りたいと家伝の軽銀の宝剣大小一組を持ち出し出奔し冒険者となる。元々剣の才能がある上に雷撃の魔法も使えたため、初任務を華々しく飾ろうと過信するあまりに即席で募った仲間と共に雪山の城砦に巣食うゴブリン退治に赴く。ゴブリンたちが誇る圧倒的な数を利用して兵糧攻めを行い当初はゴブリンたちを各個撃破するなど戦果を挙げるが、兵糧攻めを見抜いた小鬼聖騎士が逆に兵糧攻めに転じたことで失敗してしまう。パーティは補給物資不足で体調を崩し仲間割れ、最悪の士気の中で彼女が補給のために離れた隙に仲間は惨殺されてしまう。宝剣も小鬼聖騎士に奪われた挙句にゴブリンたちに凌辱され、覚知神への生贄としてうなじに呪いの焼印[108]を押され、 祭壇に奉納された。(少人数での兵糧攻めは逆に飢えて殺意の高揚したゴブリンたちに襲撃されるのがオチで、安心しきってバレてない内に速攻で殲滅すべきだとゴブリンスレイヤーは語っている。)
後に令嬢剣士の両親から捜索の依頼を、剣の乙女の経由で受けたゴブリンスレイヤーたちに救助され、宝剣を取り戻してゴブリンを殲滅したいと依頼料代わりに自ら髪を斬り落としてゴブリンスレイヤーに同行[109]。闘いの末に宝剣を取り戻すことに成功し、両親に宝剣を返却してこれからのことを考えると帰郷した(第5巻)。
女神官と妖精弓手との手紙のやりとりは続いており、呪いの治療のために剣の乙女の元に通っている[110]
治療が一段落した所で実家の資産を元手に女商人として活動を始め成功し、ギルド訓練所の運営担当者も兼ねて御前会議に招集されるまでに至る[111]。ゴブリンによる王妹拉致事件の際には、剣の乙女の護衛として王都に滞在していたゴブリンスレイヤーとその一党を王に紹介する[112]
使用可能な呪文は《稲妻(ライトニング)[113]》で回数は2回[114]
六人の英雄
10年前、「死の迷宮」の奥底に挑み、魔神王を討った冒険者たち。
湾刀の術理を極めた頭目、その従姉の女魔術師、槍使いの女戦士、半森人の斥候、蟲人(むしびと)僧侶、そして後に剣の乙女と呼ばれる女司教の6人。
8巻の冒頭及び外伝『イヤーワン』の冒頭でその冒険の一部が語られた他、外伝『鍔鳴の太刀』ではパーティ結成からの物語が綴られる。
ナレーション(アニメ版)
声 - 悠木碧

[編集]

《幻想》と《真実》
物語世界をコントロールしている存在。舞台(盤)を構築し、駒を用意し、サイコロを振って、世界の支配をかけて「勝負」している。
TRPGにおけるゲームマスター(GM)とプレーヤー(PL)を模した存在。この二柱以外にも多くの神々がいることが示唆されている。
その日の気分次第で一党を故意に過酷な冒険へ放り込んだりもするが、駒のことは愛しており、彼らが不幸にも全滅すると落ち込むこともある。
サイコロ(宿命、偶然)を排して確実にゴブリンを殺すゴブリンスレイヤーには手をこまねきつつも、その結果に一喜一憂する。

祈らぬ者[編集]

祈らぬ者(ノンプレイヤーキャラクター[115])と呼ばれる存在。冒険者(プレイヤー)に敵対する存在でもある。

ゴブリン
声 - 竹田海渡小倉大輔虎島貴明
本作に登場する怪物のうち、最下級とされる小鬼(ゴブリン)。エルフ語では「オルク」と呼ばれている。
成体でも人間の子供程度の身体に膂力と知能しかなく単体ではあまり強くない。討伐報奨金も低く玄人からは獲物扱いされず新人冒険者等から侮られる事が多い。しかし、素早い動きに悪知恵が利き、暗闇でも視える目と優れた嗅覚を持って絶えず闇間から徒党を組んで襲ってくるため油断は禁物で、実は最も多くの新人殺しとなっている存在でもある。
性格は極めて残忍かつ身勝手で、自分達の悦楽の為に標的となった人物を拷問したり食料としたりする他、女の場合は強姦する(場合によってはその後に殺害するか、もしくは後述の「孕み袋」にする)などの行為を好む。その一方で仲間意識や連帯感は薄く、自分達の群れが攻撃された事には怒りを抱いても、殺された仲間については嘲りの念しか抱かない。そして攻撃してきた冒険者や村人には、鬱憤を晴らすために苛烈な報復が行われる。
「略奪する」という発想しか持たないため自分達で何かを作り出す事は無いが、学習能力はあるため主に身動きの取り易い短剣や棍棒を装備し、作中でも自分達で毒を作ったり遺跡の罠を活用したり、船を用いて水路を移動したりしている。生命力が高く、不衛生な場所でも活動できる上、たとえ致命傷を負ったとしても死ぬ直前まで襲いかかってきたり、死んだフリをして奇襲をかけたりする。ゴブリンスレイヤーは「奴ら(ゴブリン)は馬鹿だが、間抜けじゃない[116]として、侮ることを厳に戒めている。
はぐれゴブリン数匹程度ならば腕自慢の村人でも追い払うことは可能であり、それで自信を付けた若者が冒険者を志すことも少なくない。しかし数十匹の群れともなれば村1つを滅ぼすこともあり得る。後述のホブゴブリンやゴブリンシャーマンに率いられた群れはより危険性が高く、ゴブリンロードまたはオーガや闇人などの別種族に率いられて組織化した場合、街でも陥れかねないほどの脅威的な存在となる。
性別は雄しか存在せず繁殖には人間やエルフ等の他種族の雌を必要とする。それらは「孕み袋」と呼ばれ道具扱いされる。産まれるのは全てゴブリンとなる他、妊娠期間は人間より極めて短く成長も早いため、1つの巣に3~4人も孕み袋が居れば、短期間のうちに軍勢ができる程の危険性がある。ゴブリンは子供といえども危険で[注 8]しかも相手への恨みを決して忘れずに知恵を付けていくため、ゴブリンスレイヤーは一切の躊躇無くゴブリンの子供も処分している。
只人の王国に於いては軍隊がゴブリン討伐に赴く事はない。これは国がその脅威を認識していないのではなく、それ以上に脅威となる怪物や勢力が数多い為と、冒険者を用いる事で十分対処可能と目されている為である。国は国営機関でもある冒険者ギルドを用いて依頼斡旋や派遣業務を行う事でその支援としている。
渡り
巣穴を様々な理由で追われ、渡り歩くはぐれゴブリン達の事。多くは食いはぐれてやせ細って居るが、中には傭兵の真似事のような事をしている個体も居る。
渡りを続けながら知恵と経験を積んだゴブリンは巣穴の長や用心棒となる。
ホブゴブリン
声 - 山根雅史
ゴブリンのうち、先祖返りによって大型の肉体を手に入れた上位種あるいは変異種。
しばしば巣穴の長や用心棒となっている。
ゴブリンシャーマン
声 - 中西尚也
ゴブリンのうち、妖術を身につけた呪文使い。
多数のゴブリンのみならずホブゴブリンを従えることも有り、さらに知能も高く、冒険者を罠に掛けることもある。危険性の割りに知名度が低く、下級の冒険者が知らない場合も多い。
骨などを組み合わせたトーテムを好んで作るのが特徴。
ゴブリンライダー
狼に騎乗したゴブリンの騎兵。
余裕のあるゴブリンの群れは狼を飼い慣らして番犬として使い、さらに大規模な群れになると騎乗して突撃してくる場合がある。ちなみに食糧事情が悪化すると即座に餌にしてしまう。
小鬼王(ゴブリンロード)
ゴブリンのうち、統率力に特化して進化した個体。
かつて冒険者に見逃されたゴブリンが成長したもので、ゴブリンとしては異常な知性と統率力で多数の上位種をも擁する大規模な群れを作り、辺境の街を襲おうとする。ゴブリンたちにとっては白金等級に該当する存在。戦闘力や魔力ではなく統率力に特化した個体であるため、小鬼王に率いられたゴブリン達は怪物の群れではなく統率のとれたゴブリンの軍として驚異的な力を発揮する。作中に登場した個体とその群れは事態に気づいたゴブリンスレイヤーの呼びかけを受けた冒険者たちに迎撃され、再起を謀って逃走したところをゴブリンスレイヤーに待ち伏せされ倒される[117]
小鬼英雄(ゴブリンチャンピオン)
声 - 山根雅史
ホブゴブリン以上に大型に成長し、より戦闘経験を経たゴブリンの戦士。単純な戦闘力だけなら小鬼王同様に白金等級に該当する存在。小鬼王ほどの異常な知性と統率力はないが、強力な筋力や脚力で熟練した冒険者たちでさえ圧倒する。
ある程度の文字は理解している個体もいるらしく、地下水道に現れた個体は自分を傷つけたゴブリンスレイヤーへの報復を宣言していたが、拠点にしていた遺跡の部屋ごと叩き潰すという方法で斃される。
小鬼聖騎士(ゴブリンパラディン)
雪山の城砦に巣食うゴブリンを統括するゴブリンの聖騎士。甲冑に身を包みマントを纏い、令嬢騎士から略奪した宝剣と盾を装備する。覚知神によるものか知識も相応にあり、数々の冒険者との闘いで剣技を学習しているため、只人の騎士には及ばないが剣と盾を巧みに使い攻撃する。
その剣技によりゴブリンたちをまとめ上げ、近隣の村々から娘を攫っては孕み袋として酷使してゴブリンの数を50体以上も増やし、令嬢剣士を捕縛、さらに只人を真似て叙勲式を行って統括力を上げようとしたが、ゴブリンスレイヤーらの活躍により失敗。
最後はゴブリンスレイヤーとの一騎討ちの最中、合図を受けた令嬢剣士の呪文によって敗れた。
城砦の豊富な鉱石資源から金属精錬を試み、武具を生産してゴブリンたちに装備させて軍隊を結成しようとした可能性が示唆されている[118]
小鬼邪神官(ゴブリンプリースト)
死の迷宮を根城にするゴブリン達の首魁。奇怪な手の文様の入れ墨を施されたゴブリン達を率い、王妹を生贄に魔神の復活を謀る。
格好だけ聖職者を真似たゴブリンなら小鬼聖騎士の手下にもいたが、こちらは神官の遺体から「血抜き」を行い、血液を触媒に利用するという外道な手段によって実際に《聖壁》の奇跡を用いる事ができる強敵。その奇跡の力を媒介するものを女神官の浄化によって消滅させられ、敗れる。
残された大量の配下のゴブリン達も、ゴブリンスレイヤーに頼まれた剣の乙女が率いる神官戦士達の軍団によって殲滅された。
トロル
巨人(トロル)。小鬼英雄よりも大きな巨体と腕力を持っているが、反面知能は小鬼以下で本能の赴くままに行動する。極稀に小鬼と協調して行動する個体も存在し、主に門番や盾役として行動する。
巨大鼠(ジャイアントラット)
人間の子供の大きさほどある巨大な鼠で、生息圏内が幅広く、街の地下下水道などに大量発生する。攻撃力が低いため、ギルドは福祉も兼ねた新人冒険者向けの依頼として掲示しているが、生命力が高い上に、人間などの女性を必要とするゴプリンと違い雌も存在するため繁殖率及び成長率が極めて高く、病原体も保菌している上に群れで襲いかかるため、新人冒険者でも油断すると捕食される危険性がある。
大黒蟲(ジャイアントローチ)
人間の子供の大きさほどある巨大なゴキブリで、巨大鼠と同環境で生息し、繁殖率・成長率が高い上に病原体も保菌しており、時には新人冒険者すら捕食対象にする。巨大鼠とは違い、そのグロテスクな外見と動きと群れで襲いかかるおぞましさから、上級冒険者すら生理的に遭遇したくないほどで、絶対遭遇したくないモンスターの上位に挙げられている。
オーガ
声 - 各務立基
人喰鬼(オーガ)。魔神将の部下。男性。銀等級冒険者一党でも苦戦を強いられる強力な怪物。
只人を圧倒する肉体と筋肉、只人の言葉も理解して流暢に喋れるほどの知力を有する。眼を潰されてもすぐに回復可能な再生能力があるため、胴体を真っ二つにされて大量の血液を失わない限り肉弾戦で勝つのは困難。盾で身を守ろうとした冒険者を盾ごと粉砕したり、冒険者と一騎打ちをしてオーガのみ百日間無傷で勝利するなど数々の逸話でその強さが伝えられている。
古代遺跡を根城にゴブリン軍を編成し、背後から秩序の軍勢を襲おうとしていたが、ゴブリンスレイヤーらによって手下であるゴブリンたちを皆殺しにされ計画を妨害される。彼らの一党を後一歩のところまで追い詰めるも、最後はゴブリンスレイヤーの転移の巻物による奇策によって敗れる[119]
使用可能な呪文は《火球》。
魔神の信徒
水の都の地下で魔神復活を謀っていた人物。生贄をさらうためにゴブリンを大量に呼び出していたが、ゴブリンスレイヤーらに計画を妨害されてうろたえていたところを勇者一行に倒される。
アニメ版では似たシチュエーションで邪神官(声 - 野瀬育二)らが勇者に滅ぼされるシーンが描かれている。
闇人
闇人(ダークエルフ)の邪教徒の男性。
邪悪な神々より託宣(ハンドアウト)を授かり、呪物を用いて暗躍する。最終的にゴブリンの軍勢を率い、神話の時代の千の手の巨人(ヘカトンケイル)を召喚して収穫祭を襲撃しようとするが、巨人は勇者に、ゴブリンの軍勢と自身はゴブリンスレイヤーに撃退される[120]
作中において使用した術は《分解(ディスインテグレート)》[121]。闇人は森人と同様に能力において只人を凌駕しており、その技量も含めて実力的にはゴブリンスレイヤーを圧倒するが、知略方面においては数を頼みとするゴブリンを分散させて運用したり想像力の働かせ方が甘く搦め手や計算外の事態に弱いなど粗も多く、ゴブリンスレイヤーに「素人(ヌープ)め」[122]と評された。
闇人の中には人間と共存する道を選んだ者もおり、水の街では只人相手に普通に店を構えている闇人も存在する。
魔神王
世界の存亡に関わる存在は定期的に出現するらしく、一般に最上位の白金等級冒険者とは、魔神王とその軍勢を倒すことを期待されている存在である。10年前にも「六人の英雄」が倒した1体がいる。

主な用語[編集]

地理・国家・組織[編集]

四方世界
《秩序》と《混沌》に属する神々が、世界の支配を巡って勝負をするために創り上げた「盤」。そこに生きる冒険者や怪物といった存在は「駒」であり、《宿命》と《偶然》のサイコロによって全ては左右される。ただし、神々の遊び道具ということではなく、さまざまな冒険や物語を引き起こす「駒」たちの存在を神々は心から愛しており、サイコロの結果に一喜一憂している。
辺境の街
ゴブリンスレイヤーが拠点としている都市。
地母神の神殿、冒険者ギルド支部、牧場などがあり、それなりに栄えている。秋には収穫祭が行われ、この時は見物客などで賑わう。地母神神殿の神官による奉納演舞、天灯が名物。
水の街
西方の辺境では最大の都市。裁判所を兼ねた至高神の神殿があるほか、街中と地下には水路が張り巡らされている。剣の乙女が暮らしている都市でもある。様々な種族が共存しており、説法をする蜥蜴人や店を構えている闇人が只人と普通に生活している。
雪山の城砦
北方の雪山に位置する城砦。大昔に鉱人により建設され、地方の領主が住んでいたが、領主が亡くなり廃砦となった所を小鬼聖騎士が率いるゴブリン達の巣となった。
王都
王国の首都。最大級の都市。
死の迷宮
王都の北に位置する迷宮。地下10階まである。10年前にはその最深部に魔神王が座して、死を撒き散らしたという。
これに対抗する冒険者の拠点として城塞都市が築かれたが、魔神王が討たれてからは放棄されている。
冒険者ギルド
冒険者たちを管理する組織。史実のギルドと異なり職業組合・互助会ではなく、事実上の無頼漢である冒険者たちを管理統制するために設置された、国営組織である。
ギルドの業務は冒険者たちの身元保証と査定、依頼の仲介と斡旋に留まり、それ以上の強制力はない。冒険者たちの間に自己責任の風潮が高いこともあり、ギルドは冒険者を保護・教育する組織ではないことが、たびたび描写されている。
冒険者ギルドの等級
ギルドの等級評価は、上から順に白金・金・銀・銅・紅玉(こうぎょく)・翠玉(すいぎょく)・青玉(せいぎょく)・鋼鉄・黒曜(こくよう)・白磁(はくじ)の十段階評価となっている[123]。このうち、白金等級はいわゆる「伝説の勇者」というべきレベルであり、歴史上に何人程度しか存在しない。また、金等級も国家レベルの難事に関わる存在であるため、在野での最高位は銀等級となる。
冒険者はギルドに登録した段階では最低等級(第10位)である白磁等級として扱われ、冒険を重ねて「社会への貢献」「獲得した報酬総額」「面談による人格査定」などを評価され(これらを全部まとめて「経験点」と呼ぶ者もいる)、等級を上げていく[124]。すなわち等級は、その冒険者の力量を判断する基準であるとともに社会的信用度の目安でもある。圃人斥候のように、実力があっても人格が伴わなければ低い等級から昇進が望めない場合もありうる[125]
冒険者
様々な理想、或いは野心を持ってギルドに所属している者達。種族を問わず、彼らはみなギルドに登録をして、周辺の都市や村の依頼を受けて報酬を受け取ることで生計を立てている。
等級によって身分を保証しており、等級が低い者は一般人からすればならず者と同じ扱いを受けてしまう場合もある。
訓練場
辺境の街に近くに設置された訓練施設。その場所にはゴブリンスレイヤーと牛飼娘が住んでいた村があった。現役・退役問わず冒険者の面々が、新人の育成に励んでいる。上記の通りギルドは新人の教育については業務外であるのだが、数少ないベテランと経験の浅い初級者ばかりで中堅がなかなか育たないという問題があった。そのため前々から訓練場を造る案は出ていたが、令嬢剣士からの寄付でようやく完成の目処がたち、建設された。
神殿と神々
先述した「神」とは異なる形で四方世界の祈る者達が崇拝する存在。
至高神
司法を司る神でもあり、神殿は裁判所を兼ねる。シンボルは天秤と剣を組み合わせたもので、剣の乙女らは同様のデザインの杖を持つ。
地母神
主に農村で信仰される神。女神官はこの神殿に属している。
その他の神殿と神々
知識神、交易神、戦女神などの存在が描写されている。
覚知神
知識神と似て異なり、突発的に邪悪な智恵を授ける邪神の一種。祈る者のみならずゴブリンにさえも智恵を授けてしまう。
緑の月
四方世界には2つの月が存在しており、その一方。草も木も水も無い荒れ果てた場所だという。ゴブリンスレイヤーの姉によるとゴブリンはここからやってくる[126]
連合軍
多発するデーモンの出現に、封印された魔神王(デーモンロード)の復活を予測した只人の諸王・森人の長・鉱人の長・蜥蜴人の族長が魔神王並びにデーモンの軍勢の殲滅を目標に結成した多種族軍隊。

種族[編集]

只人(ヒューム)
人類。物語の世界で最も人口が多く、主に王政による統治で国家が成り立っている。「祈る者」の中では、投擲の技能において只人の右に出る者はないとされる。
鉱人(ドワーフ)
主に鉱山地帯に生息する種族。低身で筋骨隆々な体躯を持ち、また手先が器用で様々な武具や工芸品を製作する。寿命は森人よりは短いが3、400歳と只人よりは長命。また対称的な体躯や思想の違いなどから森人とはあまり仲が良くない。
森人(エルフ)
主に森林などに生息する種族。只人が見惚れるほど美しい容姿を持つ。弓術に長けている他、精霊魔法も使え、寿命は1000歳と遥かに長命な上に成長も遅く、青年期が長い。鉱人と同じ理由から鉱人とはあまり仲が良くない。
上の森人(ハイエルフ)
森人の中でも特に妖精に近いとされる種族。寿命も通常の森人より遥かに長く、2000歳程度では子供としか見做されぬ程である。長や古老ともなると、神代の出来事を直に見知っているとも言われる。
圃人(レーア)
ホビットのことを指し、鉱人と同じほどの低身を活かした体術を使う。基本的に裸足で行動する。
蜥蜴人(リザードマン)
主に沼地に生息する種族。族長制の社会を形成し、高い戦闘力を持っている。「祈らぬ者」を倒して、いずれは竜になることを目指している。「魚が海より出でて蜥蜴となった」「父祖たる恐るべき龍世界が極寒に覆われて滅びた」など独自の神話を持つ。また、混沌に属している部族も存在する。
獣人(パットフット)
人と獣をかけ合わせたような姿をした種族の総称で、犬や猫、その他様々な動物をベースとしたものが存在している。容姿も、只人に耳や尻尾が生えている程度のものから直立する獣の如きものまで多種多様である。冒険者として活動している者がいれば、酒場で給仕として働いている者もいる。
蟲人
人の如き体躯に昆虫のような頭部を持った種族。
闇人(ダークエルフ)
森人の亜種で、褐色肌以外は森人と変わらぬ容姿をしており、魔神などを信仰する「闇の側の住人」。魔神王復活を目的に世界各地で暗躍している。中には「祈る者」として冒険者をしている者もいる。

魔法[編集]

呪文・奇跡
呪文や奇跡は、力のある文言によって世界の法則を改変したり、精霊に呼びかけて超常現象を引き起こしたり、神々や祖先に嘆願して奇跡を起こしてもらうなど様々な形式が存在する。
授かることのできる奇跡は、自分では決めることができず、神様まかせである[127]
共通して精神力や体力、触媒などを消耗するため、多くても一日に数回しか行使できない貴重なものという描写がされている。
これは本作が近年のコンピュータRPGに類似する大量のマジックポイントを活用する作品ではなく、『ソーサリー』『D&D』『ウィザードリィ』のような呪文回数がシビアな作品をオマージュしているため。

受賞歴・評価[編集]

  • このライトノベルがすごい! 2017
    • 文庫部門:第5位(新作部門:第1位)
    • キャラクター男性部門:第13位(ゴブリンスレイヤー)

既刊一覧[編集]

ライトノベル[編集]

漫画[編集]

  • 蝸牛くも(著)・黒瀬浩介(作画)・神奈月昇(キャラクター原案) 『ゴブリンスレイヤー』 スクウェア・エニックス〈ビッグガンガンコミックス〉、既刊5巻(2018年9月25日現在)
    1. 2016年9月13日発売 ISBN 978-4-7575-5116-9
    2. 2017年2月25日発売 ISBN 978-4-7575-5258-6
    3. 2017年9月13日発売 ISBN 978-4-7575-5471-9
    4. 2018年3月13日発売 ISBN 978-4-7575-5603-4
    5. 2018年9月25日発売 ISBN 978-4-7575-5860-1
  • 蝸牛くも(著)・栄田健人(作画)・神奈月昇(キャラクター原案) 『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』 スクウェア・エニックス〈ヤングガンガンコミックス〉、既刊2巻(2018年9月25日現在)
    1. 2018年3月13日発売 ISBN 978-4-7575-5653-9
    2. 2018年9月25日発売 ISBN 978-4-7575-5861-8
  • 蝸牛くも(著)・池野雅博(作画)・神奈月昇(キャラクター原案) 『ゴブリンスレイヤー:ブランニュー・デイ』 スクウェア・エニックス〈ビッグガンガンコミックス〉、既刊1巻(2018年9月25日現在)
    1. 2018年9月25日発売 ISBN 978-4-7575-5862-5

テレビアニメ[編集]

2018年10月よりAT-Xほかにて放送中[16]。ナレーションは悠木碧が担当する。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ「Rightfully[128](第2話 - )
作詞 - momocashew / 作曲 - momocashew、Yamato Kasai / 編曲 - Yamato Kasai、Yukihito Mitomo、Shoto Yoshida / 歌 - Mili
エンディングテーマ「銀の祈誓」[130](第2話 - )
作詞・作曲・歌 - そらる / 編曲 - 大西省吾

各話リスト[編集]

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督
第一話ある冒険者たちの結末 倉田英之尾崎隆晴永吉隆志
第二話小鬼を殺す者 黒田洋介尾崎隆晴宮原秀二
  • 小野晃
  • 菊地功一
  • 西村幸恵
第三話思いがけない来客 倉田英之古賀一臣
  • 二宮奈那子
  • 加藤明日美
第四話強き者ども 迫井政行
  • 藤木奈々
  • 正金時直子
第五話冒険と日常と 黒田洋介古賀一臣
  • 岩垂瑞樹
  • 室山祥子
  • 今岡律之
  • 舘崎大
第六話水の街の小鬼殺し 高木啓明
  • 永井里奈
  • ハン・ミンギ

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[131]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [132] 備考
2018年10月7日 - 日曜 0:30 - 1:00(土曜深夜) AT-X 日本全域 製作参加 / CS放送 / リピート放送あり
日曜 1:30 - 2:00(土曜深夜) TOKYO MX 東京都
サンテレビ 兵庫県
BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
日本国内 インターネット / 放送期間および放送時間[131]
配信期間 配信時間 配信サイト
2018年10月7日 - 日曜 1:30 - 2:00(土曜深夜)
日曜 1:30(土曜深夜) 更新
2018年10月9日 - 火曜 0:00(月曜深夜) 更新 Netflix
火曜 12:00 更新
火曜 更新
2018年10月11日 - 木曜 12:00 更新 ふらっと動画
不明 不明 Hulu

BD / DVD[編集]

発売日[133] 収録話 規格品番
BD DVD
1 2019年2月20日予定 第1話 - 第4話 BJS-81415 JDD-81415
2 2019年3月20日予定 第5話 - 第8話 BJS-81416 JDD-81416
3 2019年4月17日予定 第9話 - 第12話 BJS-81417 JDD-81417

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 鉱人道士は狭い洞窟内でも動き易いよう配慮した、対ゴブリンに特化した装備と高く評価している。(出典は小説1巻144P)
  2. ^ 闇人と相対した際、接近戦の技量を「大方、第五位の紅玉――否、第六位の翠玉程度と見た!」と評されている。(出典は小説3巻268P)。 ただし、あくまで闇人個人による主観的評価であり、客観的事実かどうかは不明。また、想定外の事態に非常に弱かった彼に(小説3巻第6章参照)本質を見抜く目があったかどうかも定かでは無い。
  3. ^ TRPGのプレイスタイルに照らし合わせると、和マンチと呼ばれるものに相当
  4. ^ ただしゴブリンではとても使いこなせないような武器や道具、例えば魔法の品では無いが扱い方が特殊な投げナイフならば身に帯びている。
  5. ^ 白磁等級のころから奇跡が4種類使えるのは才能ある方だと魔女は評している(小説1巻140P)。
  6. ^ アニメ版では主語述語を区切った上で、独特のイントネーションで会話をする。
  7. ^ 一部の巻では剣豪と記される部分もある。
  8. ^ 自分を見逃した冒険者を背後から襲い撲殺する、命乞いしながら毒の短剣を隠して構えるなど。

出典[編集]

  1. ^ 公式Twitterのハッシュタグから。
  2. ^ a b c d e f g 『このライトノベルがすごい!2017』蝸牛くも インタビュー p.98-101
  3. ^ 『このライトノベルがすごい!2017』宝島社 2016年11月24日発行 ISBN 978-4800263452
  4. ^ “『ゴブリンスレイヤー』第3話の先行場面カット公開! 原作シリーズ累計300万部突破プレゼントキャンペーン、ニコ生特番情報も到着”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2018年10月20日). https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1540002763 2018年11月15日閲覧。 
  5. ^ 「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン」連載決定! - GA文庫ブログ”. GA文庫 (2017年2月6日). 2017年9月16日閲覧。
  6. ^ 「ゴブリンスレイヤー」TRPG化決定! 制作はあの!?”. GA文庫ブログ (2017年12月6日). 2018年10月18日閲覧。
  7. ^ 『ゴブリンスレイヤー』大人気ダークファンタジーがアニメ化決定! 声優陣は梅原さん、小倉さんらがドラマCDから続投!アニメイトタイムズ” (2018年2月19日). 2018年2月20日閲覧。
  8. ^ a b c 第1巻あとがき
  9. ^ a b 「ゴブリンスレイヤー」原作者・蝸牛くも氏×グループSNE代表・安田 均氏対談。オールドスクールRPGの新たな潮流”. 4Gamer.net (2018年10月6日). 2018年10月18日閲覧。
  10. ^ 第27回富士見ファンタジア対象結果発表]
  11. ^ 第7回GA文庫大賞(後期)結果発表
  12. ^ a b c GA文庫ブログ「これからはじめる「ゴブリンスレイヤー」。大重版決定! そして2巻も発売決定!」 2016年2月19日 2016年12月11日閲覧
  13. ^ AA作品の『ゴブリンスレイヤー』は小説とは別物 https://twitter.com/GA_SATO/status/644119604239794176
  14. ^ 作者「ネット小説の書籍化というわけではないですし、やる夫スレとしての書籍化というわけでもないですし、……最終選考落選からの拾い上げってーポジションであろうか。」 http://bulkyaruo.sakura.ne.jp/BUL/kako/1435/14354/1435490905/9930
  15. ^ ゴブリンスレイヤー公式twitter 2018年6月20日のツイート
  16. ^ a b c d TVアニメ『ゴブリンスレイヤー』メインビジュアル・第2弾PV、「Anime Expo 2018」にて解禁!!”. GA文庫ブログ (2018年7月9日). 2018年7月9日閲覧。
  17. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p キャスト・スタッフ”. TVアニメ「ゴブリンスレイヤー」公式サイト. 2018年10月7日閲覧。
  18. ^ 小説1巻34P。
  19. ^ 小説3巻40Pゴブリンスレイヤーの発言。
  20. ^ 小説1巻184p、小説4巻179p,200p
  21. ^ 第1巻13章 p.340
  22. ^ 小説5巻302 - 304P。
  23. ^ 小説1巻5P。劇中の世界では15歳は成人年齢にあたる。
  24. ^ 小説1巻8 - 9、76P。
  25. ^ 小説6巻7章350 - 354P。
  26. ^ 小説1巻5P。
  27. ^ 小説1巻79、小説2巻245と246P。
  28. ^ 小説1巻22P。
  29. ^ 小説1巻45P。
  30. ^ 小説1巻213P。
  31. ^ 小説1巻221P。
  32. ^ 小説7巻46P。
  33. ^ 小説1巻45P。
  34. ^ 小説4巻137、285P。
  35. ^ 18歳で街に、そこから5年が経っている。小説3巻168P。
  36. ^ 小説1巻127P。
  37. ^ 小説1巻145P。
  38. ^ 小説1巻127、128P。
  39. ^ 小説7巻、第3章。
  40. ^ 小説1巻129P。
  41. ^ 小説1巻145P。
  42. ^ 小説5巻139P。
  43. ^ 小説1巻129P。
  44. ^ 小説1巻第6章。
  45. ^ 小説2巻第5章ほか。
  46. ^ 小説1巻第3章ほか。
  47. ^ 小説1巻213P。
  48. ^ 小説1巻224P。
  49. ^ 小説2巻11P。
  50. ^ 小説2巻176P。
  51. ^ 小説2巻274P。
  52. ^ 小説1巻207P。
  53. ^ 小説1巻130P。
  54. ^ 小説1巻135P。
  55. ^ 小説1巻第5章ほか。
  56. ^ 小説1巻第9章ほか。
  57. ^ 小説1巻168、169P。
  58. ^ 小説1巻201
  59. ^ 小説1巻223P。
  60. ^ 小説1巻239P。
  61. ^ 小説2巻310P。
  62. ^ 小説1巻206P。
  63. ^ 小説1巻73P。
  64. ^ 原作1巻98P。
  65. ^ 小説4巻177P。
  66. ^ 小説4巻188と189P。
  67. ^ 小説1巻75P。
  68. ^ 小説1巻74P。
  69. ^ 小説1巻74P。
  70. ^ 小説1巻74P。
  71. ^ 小説1巻74P。
  72. ^ 小説4巻13P。
  73. ^ 小説4巻9P。
  74. ^ 小説4巻10P。
  75. ^ 小説第4巻第1章。
  76. ^ 小説6巻197 - 199P。
  77. ^ 小説6巻360 - 362P。
  78. ^ 小説6巻186 - 188P。少年魔術師の発言。
  79. ^ 小説6巻158P。
  80. ^ 小説6巻358 - 362P。
  81. ^ 小説2巻37P。
  82. ^ 小説2巻37 - 45P。
  83. ^ 小説2巻41P。
  84. ^ 小説3巻81P。
  85. ^ 小説2巻41P。
  86. ^ 小説3巻75 - 80P。
  87. ^ 小説4巻87P。
  88. ^ 小説4巻78P。
  89. ^ 小説4巻77P。
  90. ^ 小説2巻76P。
  91. ^ 小説2巻73P。
  92. ^ 小説2巻74P。
  93. ^ 小説7巻144P。
  94. ^ 小説7巻157P。
  95. ^ 小説7巻164 - 167P。
  96. ^ 小説7巻3章。
  97. ^ 小説4巻169P。
  98. ^ 小説8巻、第8章。
  99. ^ 小説8巻、p.338。
  100. ^ 小説8巻、p.341-344。
  101. ^ 小説1巻10と11P。
  102. ^ 小説1巻20P。
  103. ^ 小説8巻134P。
  104. ^ 小説1巻第四章。
  105. ^ 小説2巻213と221P。
  106. ^ 小説2巻209P。
  107. ^ 小説5巻111P。
  108. ^ 小説5巻104、105P。
  109. ^ 小説5巻146P。
  110. ^ 小説6巻12と13、192P。
  111. ^ 小説8巻、p.174-178。
  112. ^ 小説8巻、p.194-196。
  113. ^ 小説6巻10P。
  114. ^ 小説6巻194P。
  115. ^ 祈る意味であるPrayerと、プレイヤー(Player)との鞄語。
  116. ^ 小説1巻、p.40など。
  117. ^ 小説1巻292 - 326P。
  118. ^ 小説5巻305P。
  119. ^ 小説1巻234 - 237P。
  120. ^ 小説3巻258 - 280P。
  121. ^ 小説3巻249 - 251P。
  122. ^ 小説3巻211p
  123. ^ 第1巻間章「受付嬢」 p.125。
  124. ^ 小説1巻125P。
  125. ^ 小説2巻。
  126. ^ 小説1巻177P。
  127. ^ 小説5巻203P妖精弓手の発言。
  128. ^ a b c d e f “「ゴブリンスレイヤー」PV第1弾公開、監督の尾崎隆晴らスタッフ情報も明らかに”. コミックナタリー (株式会社ナターシャ). (2018年3月24日). https://natalie.mu/comic/news/275023 2018年3月24日閲覧。 
  129. ^ アニメ第1話EDクレジット、第2話以降OPクレジット「製作」より。
  130. ^ 10th ANNIVERSARY YEAR第1弾シングル『銀の祈誓』発売決定!”. そらる Official Website. 2018年9月24日閲覧。
  131. ^ a b 放送情報”. TVアニメ「ゴブリンスレイヤー」公式サイト. 2018年9月24日閲覧。
  132. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  133. ^ TVアニメ『ゴブリンスレイヤー』Blue-ray&DVD発売決定”. TVアニメ「ゴブリンスレイヤー」公式サイト (2018年10月7日). 2018年10月7日閲覧。

外部リンク[編集]