アカメが斬る!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
アカメが斬る!
ジャンル アクションダーク・ファンタジー
漫画
原作・原案など タカヒロ
作画 田代哲也
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 月刊ガンガンJOKER
レーベル ガンガンコミックスJOKER
発表号 2010年4月号 -
発表期間 2010年3月20日 -
巻数 既刊12巻(2015年7月現在)
漫画:アカメが斬る!零
原作・原案など タカヒロ
作画 戸流ケイ
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 月刊ビッグガンガン
レーベル ビッグガンガンコミックス
発表号 2013年Vol.11 -
発表期間 2013年10月25日 -
巻数 既刊3巻(2015年7月現在)
アニメ
原作 タカヒロ、田代哲也
監督 小林智樹
シリーズ構成 上江洲誠
脚本 上江洲誠、待田堂子、中村浩二郎
キャラクターデザイン 中村和久
音楽 岩崎琢
アニメーション制作 WHITE FOX
製作 「アカメが斬る!」製作委員会
放送局 #放送局参照
放送期間 2014年7月 - 12月
話数 全24話
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

アカメが斬る!』(アカメがきる、Akame ga KILL!)は、原作:タカヒロ、作画:田代哲也による日本漫画作品。

月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)で2010年4月号より連載中。サブタイトルは「○を斬る」。また、その前日談として描かれた『アカメが斬る!零』(アカメがきる ゼロ、原作:タカヒロ、作画:戸流ケイ)を『月刊ビッグガンガン』で2013年Vol.11より連載中。2015年7月現在、シリーズ累計260万部を突破している[1]

概要[編集]

帝国の圧政によって苦しむ村の少年剣士・タツミは、殺し屋集団「ナイトレイド」の一員である赤目の少女・アカメと出会う。そして仲間達と共に、腐敗した帝国に立ち向かう。中世的かつSF的なダークアクションファンタジー。

罪のない弱者が虐げられて命を落とす無慈悲な描写やそれにまつわる暴力や殺戮などの凄惨な描写に加え、第1話の前口上や弱者の晴らせぬ恨みを晴らす復讐代行者というコンセプトから、必殺シリーズを意識していることが伺える作風となっている。

2014年1月にテレビアニメ化が発表され[2]、同年7月より12月まで放送された。

ストーリー[編集]

重税に苦しむ寂れた村に生まれ育った少年剣士タツミは帝都軍の兵士となって出世し村を潤そうと、幼馴染の少女サヨと少年イエヤスと共に帝都への旅に出るが、道中、三人は夜盗の襲撃によって離れ離れになる。

辛くも一人で帝都に辿り着いたタツミだったが、その日のうちに巨乳の美女レオーネによって路銀を全て騙し取られてしまう。有り金の全てを騙し取られて途方に暮れるタツミだったが、通りすがりの貴族の少女アリアに助けられる。

帝都でアリアの護衛として働くことになったタツミは、同僚の護衛より、現在の帝国が腐敗していること、帝都の治安が乱れていたり自分の村に課せられた重税がその一端であること、そしてその原因が大臣であることを知らされると共に、帝都の富裕層や重役を狙う殺し屋集団ナイトレイドの存在を知る。

ある日の夜半、ただならぬ殺気で目を覚ましたタツミは、窓の向こうに殺し屋集団ナイトレイドを見る。タツミが「同僚の護衛に加勢してナイトレイドと戦うか」「それとも家人の元に駆けつけて彼らを守るべきか」と悩んだ一瞬の間に、同僚の護衛はナイトレイドによって全て始末されてしまう。きびすを返し、急ぎアリアの元に駆けつけたタツミの前に立ちはだかったのはナイトレイドの剣客アカメと、帝都に辿り着いたその日に彼から路銀を騙し取った巨乳の美女レオーネだった。

アリアを斬ろうとするアカメに対し「罪もない女の子を殺すのか」と立ちはだかり、刃を交えるタツミ。アカメはそんなタツミ諸共に標的を斬ろうとするが、レオーネはそんなアカメを「その少年には借りがある」と静止し、タツミに残酷な真実を突きつける。

アリアとその家族の正体は、夢を見て帝都にやってきたものの路頭に迷った田舎者たちに善意を施す素振りの裏で、実はそんな田舎者たちを相手に残虐な実験や拷問を繰り返して嬲り殺すことを楽しんでいるサディスト一家だったのだ。

そしてその犠牲者の中には、道中で離れ離れになったタツミの幼馴染サヨとイエヤスの姿も。

帝都の影に潜む真実を知って忘我するタツミ。そんな彼を他所にアカメがその刃をアリアに斬りつけようとするが、その寸前タツミは自らの剣をアリアに振るい、彼女を一刀両断にしてみせる。

憎い相手とは言え一遍の迷いもなくアリアを斬り殺したタツミを気に入ったレオーネは、彼をナイトレイドのアジトに強引に連れ帰る。

かくしてタツミは帝都の腐敗を正すため、その原因たる帝都の要人暗殺を掲げる殺し屋集団ナイトレイドの一員となった。

登場人物[編集]

ナイトレイド[編集]

帝都を震え上がらせている殺し屋集団。その正体は、反帝国勢力である革命軍の暗殺部隊であり、最終的な目標は諸悪の根源である大臣オネストを討つことである。

アカメ
- 雨宮天
口癖は「葬る」[注 1]。身長は164 cm。ナジェンダ不在時にはボス代行。
黒髪赤目の美少女。肉好きの大食らいで、野生児がかったところがある。
寡黙かつ無表情なためにとっつきづらいが、感情の薄い立ち居振る舞いは上辺だけのものであり、初心者のタツミを心配したり、シェーレの死に取り乱したりするなど、仲間への想いは非常に強い。アジトでは炊事を担当していたが、スサノオ加入後は全面的に任せている。
幼少期に妹のクロメとともに帝国に売られ、帝都の養成機関で暗殺者として育てられた。帝都に言われるままに仕事をこなす暗殺者として暗躍していたが、仕事をこなすごとに帝国の闇を徐々に知っていき、やがて標的だったナジェンダに説得されて帝国を離反した。クロメにも一緒に離反しようと声を掛けたが否定され、袂を分かつこととなる。
最愛の妹を救済(ころ)してやりたいと思っているが、実際は妹と戦うことに心を痛めている。
幼少のころより暗殺者として育てられてきただけに、その実力は非常に高い。そのスピードは圧倒的であり、また華奢な見目に反して斬撃も重い。加えて、体術や判断力にも優れており、その戦闘力と村雨の能力から、ナイトレイドの「切り札」的存在である。
村雨を手放した時を想定して村雨の性能に頼りすぎず、常に急所を狙った戦法を心がけており、素手での戦闘でもイバラやドロテアの改造兵士を圧倒するほど。
『零』では、帝都に仕えていた頃の様子が描かれており、実力選定試験の際にクロメを守り抜きながらキルランクNo.7で合格し、ゴズキの率いる暗殺部隊に入った。この頃は白を基調とした服を身に纏っており、本編よりも感情表現が豊かであった。また、ゴズキを「父さん」と呼んでいるが、彼のことを他のメンバーほど妄信していなかった。
アニメ版ではエスデスとの最終決戦で苦戦を強いられながらも、奥の手を発動して彼女を撃ち破った。革命後も生き残り、革命軍の闇の部分と仲間たちの思いを背負って生き続けることを誓い、一人旅立った。
使用する帝具は「一斬必殺村雨」。暗殺部隊時代に使用していた臣具は「桐一文字」。
タツミ
声 - 斉藤壮馬
血気盛んで少々無鉄砲な少年。地方の出身であるため世情に疎く、帝都での常識を知らないことも多い。一方で、野生生物の特性や危険区分などには詳しい。
年上ウケがよく、ナジェンダいわく「年上キラー」。レオーネ、シェーレ、ブラートにもかわいがられ、チェルシーにも気にかけられており、エスデスにも気に入られる。やがて恋仲となるマインも、彼より1歳年上。
重税により貧困にあえぐ故郷の村を救うため、幼なじみのサヨ、イエヤスとともに帝都に向かうが、夜盗の襲撃により離散する。その後、単身で帝都に辿り付くが、一兵卒からの入隊であることに反発したため軍への入隊を断られ、さらにレオーネに騙され無一文となる。その晩、野宿していたところをアリアに拾われ、彼女の父からサヨとイエヤスの捜索と軍への推薦を取りつける約束をしてもらうと同時に、アリアの護衛を任される。その次の晩、アリア一家の屋敷を襲撃に来た「ナイトレイド」と遭遇し、レオーネによって一家の闇をみせつけられ、サヨとイエヤスがその犠牲になっていたことを知り、アリアを斬殺し、その思い切りの良さと剣の腕をレオーネに買われ、ナイトレイドに勧誘(半ば誘拐)される。始めは殺し屋稼業を躊躇うが、ナイトレイドの理念と自らの利害の一致により、ナイトレイドに加入し、修羅の道を歩んでいくことになる。
一級危険種の土竜を狩ったり、手ほどきをうけずとも帝都警備隊隊長のオーガをたおすなど、剣の腕はなかなかのもの。また、アカメほどではないものの素早いため、暗殺には向いている。
性根が優しいため非情になりきれないことも多く、敵であるウェイブを危険種から守ったり、共に過ごしていた「イェーガーズ」との戦いに躊躇を見せたりする甘さも見受けられるが、本気を出した時の腕は暗殺者そのもの。
アカメいわく「のびしろの塊で鍛えていけば将軍級の器」であり、ブラートやエスデスといった実力者からもそのポテンシャルを認められている。ただし実戦経験が不足しているため、苦戦を強いられることが多い。
恋愛方面に関してはかなり鈍感だが、マインから告白を受け、正式につき合うことになった。交際して以降はマインと確かな愛を育み、彼女が廃人となって革命軍本部に移送される際も全ての戦いが終わったら迎えに行くことを誓い、その時は結婚してくれるようプロポーズしている。
物語当初は帝具は持っておらず、自前の剣を使用。一度だけ「スペクテッド」を使用したが、拒絶反応が出た。その後、ブラートから「インクルシオ」を託され適合し、彼の魂と共にインクルシオを引き継ぐ。引き継ぎ当初は拳による攻撃が主体であったが、幾多の戦闘や修行を経て副武装のノインテーターまで使いこなしている。
やがてエスデスとの交戦を開始する際には、ラバックの死を招いた悔恨とマインを守り抜くために不条理に打ち勝つ力を強く求めた結果インクルシオが更に進化。マントが消えて竜人のような外見になり、エスデスの氷柱を一撃で真っ二つに割ったり、一瞬ではあるが、凍りついた時空に適応してエスデスに攻撃を当てるなど以前とは桁外れな力を得たほか、オネストに盛られた毒に耐え抜いたことをきっかけに毒物に対する耐性も得た。しかし、その一方で、肉体がインクルシオに侵食された影響で竜の体へ近づき始めており、このまま装着を続けていくとインクルシオに完全に肉体を喰われてしまうという危険性を孕んでおり、あと3、4回程度しか装着できない状態となっている。
アニメ版では皇帝の操るシコウテイザーと戦い、インクルシオを進化させ見事勝利したが、シコウテイザーの下敷きになりそうになった民を身を挺して守り死亡した。
マイン
声 - 田村ゆかり
自称「射撃の天才」。ピンクの長髪をツインテールにまとめている[注 2]
勝ち気な性格で、暗殺者として顔が割れていないことを利用して帝都で堂々とショッピングを楽しむこともある。
西の異民族とのハーフで、差別され続けた悲惨な幼少時代を過ごし、それゆえ国交で多くの血が入り交じった「差別のない」新国家を誕生させるために戦っている。差別されてきた反動からか、「勝ち組」への執着も強い。
シェーレを殺害したセリュー・ユビキタスとは強い因縁があり、キョロクでの戦闘において死闘の末に復讐を果たした。
タツミとは気の強い者同士、口喧嘩が絶えない。当初はタツミをバカにしていたが、次第に彼に惹かれていく。セリューと決着をつけて以降は明確に好意を示すようになり、ボリック暗殺からの帰路で告白をして正式な恋人同士となった。
そのため、タツミが帝都に囚われた時も真っ先に助けに行こうとする。また、その想いがパンプキンの出力を今までにないほどに昇華させるきっかけにもなった。
タツミの処刑を阻止するためにアカメ・レオーネと共に救出に現れ、エスデス・ブドーと対峙する。アドラメレクの雷撃に苦戦しながらも精神力全てを振り絞ったパンプキンが破損するほどの一撃でブドーを葬ったが、精神力を使い果たした影響で廃人となってしまい、戦線を離脱する。
なお、公式ガイドブックによると最初から「タツミの恋人になることを念頭に置かれて制作されたヒロイン」とのこと[注 3]
アニメ版ではブドーを打ち破るも力尽き、タツミにキスをして想いを伝えながらその腕の中で息を引き取った。お互いに惹かれ合いながらも、劇中ではタツミと恋人関係にはなっていない[注 4]
使用する帝具は「浪漫砲台パンプキン」。帝具の性質上、暗殺は遠距離からの狙撃スタイルを取る。
レオーネ
声 - 浅川悠
金髪でグラマーな女性。タツミをスカウトした張本人であり、彼からは「ねえさん」と呼ばれている。
気さくな性格で明るい言動が目立つものの、多くの修羅場をくぐってきた暗殺者であるため、ときにシニカルな笑いを浮かべることがある。タツミとは姉弟のような関係で非常にかわいがっており、いい男に育てば自分のものだと述べている。
金遣いが荒く、多重に借金をしたり初対面のタツミから金を騙し取ったりしている。
「スラム」の出身であり、気に入らない相手をたたききのめしていたところを「ナイトレイド」にスカウトされた。愛用する帝具も、このころ闇市から買いただいた。スラムでは、マッサージ師として通っている。
調子に乗っている相手をたたき潰すのが癖になっており、国の頂点に立っている大臣を最高の獲物と位置づけ、殺すことを楽しみにしている。
アニメ版ではオネストにライオネルを無効化され拳銃で撃たれるも殴殺し、アカメに別れを告げて平和になったスラム街を見届けた後、路地裏でひっそりと息絶えた。
使用する帝具は「百獣王化ライオネル」。
ラバック
声 - 松岡禎丞
スケベなお調子者の少年。
同年代の同性ということもあり、タツミとは悪友で、表稼業である貸本屋として秘蔵のエロ本を内緒で貸し出している。アジトでは何かにつけて女湯をのぞこうとし、そのたびに制裁を受けている。
敵となれば女性でも情けはかけず、「ナイトレイド」のアジトを探るために近くへ侵入した異民族の少女をクローステールで拘束した際は、少女の涙ながらの命乞いを「色香に惑わされて死んだヤツを知ってる」と聞き入れず、容赦なく殺している。
元々は地方の大商人の四男坊として、不自由なく生活していたが、赴任してきたナジェンダに一目惚れし、帝国軍に志願。その後、ナジェンダの離反に伴って自らの死亡を偽装したうえで、軍を脱走した。
非常に器用で、大抵のことならば人並み以上にこなすことのできる天才肌。加えて、咄嗟の機転や臨機応変さにも優れており、クローステールの性能を十二分に引き出す柔軟さは、ナジェンダから高く評価されている。
索敵や味方のために足場を作るなど後方支援に回ることが多いものの、ときには真っ向勝負も行い、その際には持ちまえの器用さと柔軟な思考で、帝具を生かしたトリッキーな戦い方をする。羅刹四鬼の内2人を同時に相手にして勝利を収めるなど、その実力は高い。
シュラたちに捕らえられ睾丸を一つ潰されるなど壮絶な拷問を受けるが、拷問に屈した演技で油断を誘いシュラを口の中に潜めておいた糸で首を折って殺害。シャンバラを奪って逃走を計るもイゾウに遭遇し、貴重な帝具であるシャンバラを盾にして立ち向かうもイゾウにとって帝具はどうでも良かったため、帝具と共に一刀両断され死亡する。
アニメ版ではシュラに異次元空間に飛ばされるも界断糸で捕縛し、糸を束ねた槍で突き刺して心臓を破壊し勝利。元の空間に帰還するもはるか上空に戻され、糸も尽きていたため為す術なく落下した所を兵士の槍で串刺しにされて死亡した。
使用する帝具は「千変万化クローステール」。帝具の性質上、アジトでは警備を請け負う。
ナジェンダ
声 - 水野理紗
右目に眼帯、右腕にに鎧のような義手をつけた女性。義手は、遠くまで飛ばして相手を掴むことができる。
帝国の元将軍で、帝都のエスデスと帝国の南西で起きたバン族討伐に参加。その際のエスデス率いる帝国軍の残虐な所業を目にし、帝国軍からの離反を決意した。
冷静だが思いやりのある性格で、メンバーからの信頼は厚いが、たまにくりだすギャグは寒い。また、愛煙家でもある。
元将軍だけに高い戦闘力を誇り、本人いわく「当時の6割程度」となった今でも、ロクゴウ相手に引けを取らない。また、分析力や戦術眼についてはエスデスすら認めるほどである。
アニメ版ではアカメと同様に革命後も生き残り、新国家のために残された命を尽くしていくことを誓った。また、アカ斬る!劇場では、虫が苦手なことや酔っ払うと酒癖が悪くなることが判明している。
将軍時代は「浪漫砲台パンプキン」を使用していたが、エスデスに重傷を負わされ使用不可能になり、マインに譲渡している。そのため作中当初は帝具を持たなかったが、のちに「電光石火スサノオ」の主となる。
ブラート
声 - 小西克幸
筋肉質の大男。タツミからは「兄貴」と呼ばれている。
豪快な性格で面倒見が良い兄貴分。タツミに目をかけており、いずれ自分を超えるかもしれないと期待を寄せている。同時に、殺し屋としての非情な現実を突きつけることも多い。タツミとの会話で顔を赤らめることからホモ疑惑が浮上しているが、その性癖はナゾに包まれている。
元は帝国の有能な軍人だったが、帝都の腐敗を知ってナイトレイドに仲間入りした。彼のトレードマークでもあるリーゼントヘアーはナイトレイド加入に際して行ったイメチェンであり、以前はかなりの美形だった。
軍人時代は「100人斬りのブラート」として名が通っており、その戦闘力はナイトレイド随一。帝具がなくても十分な強さを持ち、ニャウからは「エスデスに次ぐ」とまで評されている。
船上での護衛任務にてエスデス直属の帝具使い「“三獣士”」と戦闘になった際には、圧倒的な実力でダイダラを瞬殺。次いで、かつて尊敬していた上司リヴァと対峙し激戦の末、致命傷を与えるものの、猛毒を仕込まれた血を撃ち込まれこれに侵される。死を悟ったことでタツミにインクルシオを託し、その奮戦を見届けながら静かに逝った。
使用する帝具は「悪鬼纏身インクルシオ」。
シェーレ
声 - 能登麻美子
眼鏡をかけた女性。口癖は「すいません」。
物忘れが激しく天然ボケであることから、アジトではとくに仕事を担当しておらず、それゆえ本を読んでいることが多い。しかし、読む本も一風変わっている。
包み込むような母性があり、幼なじみの死に泣くタツミを慰めた。アカメも「とぼけたところもあるが、だれよりもやさしい」評している。
下町生まれで、なにをやらせてもドジだったため、周囲から「頭のネジがはずれている」とからかわれていた。しかし、友人が振った元彼氏に殺されそうになった際、男を冷静に殺して友人を救い、その男の仲間たちが報復のためシェーレの家族を殺害し、シェーレ自身に襲いかかってきた際も平常心で男の仲間たちを全員殺害した。その際、驚くほど自分の頭がクリアだったことから、「頭のネジが外れている」からこそ役に立てることがあると確信。それ以降、帝都で暗殺稼業を営んでいたが、スカウトされて「ナイトレイド」に加わった。
マインとともに標的を始末した帰り道、ナイトレイドを断罪するために待ち構えていた帝都警備隊のセリュー・ユビキタスと交戦。彼女の両腕を切断し追いつめるが、マインを助けた一瞬の隙を突かれて隠し銃で撃たれ、コロに胴体を食いちぎられる。最後の力を振り絞ってマインを逃がすが、自身はそのまま捕食されるという凄惨な最期を迎えた。その死はメンバーの心に深い傷を残し、特にタツミとマインに大きな影響を与えることになる。最後の「すいません」は、タツミへもう抱きしめられないことに対する詫びだった。
使用する帝具は「万物両断エクスタス」。
スサノオ
声 - 浅沼晋太郎
ブラートの死後にナジェンダが連れてきた新メンバーであり、生物型の帝具「電光石火スサノオ」。
革命軍の本部でずっと眠りについていたが、ナジェンダが昔のマスターと瓜二つだったことから覚醒した。
主の細かい変化も見逃さないほどの観察眼をもち、髪型や服装の乱れ、左右非対称なものなどが気になるという几帳面な性格のもち主。
超級危険種と互角に渡り合い、禍魂顕現時には瞬殺するだけの戦闘力と、あらゆる家事を完璧にこなすスキルをもち、タツミたちともすぐに打ちとけて「スーさん」の愛称で親しまれるようになる。
エスデスとの死闘では圧倒的な実力の前に敗れ、核さえも破壊されるが、ナジェンダによる三回目の禍魂顕現によって一時的に復活。最期の力でタツミたちを全員逃がし、身を挺して時間を稼ぎながらエスデスに立ち向かうも玉砕した。
アニメ版では、ボリック暗殺の内容が変更されていたためそこで死なずにラバックよりも生き長らえたが、タツミ救出で原作と同じような最期を遂げた。
チェルシー
声 - 名塚佳織
ブラートの死後、ナジェンダが連れてきた新メンバー。年齢は、20代前半。
壊滅した地方チームの唯一の生き残りで、アカメと同等の仕事量をこなしてきた手練れ。
誰に対しても明るく接する反面、現実的でシビアな考えの持ち主。タツミたちには甘さを捨てるよう厳しい態度を取るが、それは再び仲間を失うことを恐れるがゆえであり、本来はタツミ同様他人に甘く、彼の人柄を知るうちに内心では好意を寄せるようになっていく。いたずら好きでもあり、自身の帝具を使って仲間たちにちょくちょくいたずらを仕掛けている。
直接的な戦闘こそ不得手としているものの、ガイアファンデーションの性質を生かして確実に標的に接近し、これを仕留める暗殺の達人である。
初めての殺人を犯してから革命軍に参加するまでの間は「暗殺結社オールベルグ」に所属していたことが『零』で判明している。この頃はまだ新米であったため、本編と比べるとミスも多く指導役であるババラにしごかれていた。彼女からは基礎体力の低さを指摘されていたが、暗殺に関しては注意することが少ないレベルであった。
イェーガーズとの戦いでは、帝具の能力を生かしボルスを暗殺。その後、ボルスに変身しクロメの始末も試みるが、仕留めきれず返り討ちに遭い、最期はナタラに首を切られて死亡。首はロマリーの街広場にて晒され、身体はナイトレイドの情報収集のためエスデスに解剖された後シェーレ同様コロの餌にされた。
使用する帝具は「変身自在ガイアファンデーション」。

帝都[編集]

皇帝
声 - 大地葉
帝都の皇帝。相応のカリスマがある。
まだ幼いため、大臣の指示や助言で政治を行う。完全な傀儡というわけではないが大臣に全幅の信頼を置いており、基本的に大臣の意見を優先する。
アニメ版では、革命軍に帝都が包囲されてしまい、国家存亡の危機に激しく動揺するが、大臣にそそのかされる形で、至高の帝具を発動することを決意する。後に自分がどれだけの人々を苦しめたかということを痛感し、断頭台で自分の皇帝としての最後の仕事を全うした。
オネスト
声 - 石井康嗣
幼い皇帝を意のままにあやつり、暴虐のかぎりを尽くす帝都の大臣で、「ナイトレイド」の最終的な標的。
いつも肉を食べている巨漢だが、かなりの切れ者で、後継者争いで皇帝を帝位につけた功績をもつ。
ブドーの正面からの宣言にも臆することなく余裕な表情を浮かべるほど肝が据わっているが、シュラは「最強の帝具」を隠し持っているからだと推測している。
ドロテアからシュラの死の報告を聞かされた際には、最初は泣き叫びながら悲しむも、「ま、いいか」と一瞬で立ち直り、次の子供を作ればいいと開き直っている。
アニメ版では「最強の帝具」が敗れたのを目の当たりにして逃走を図ったが、レオーネに追い詰められ、隠し持っていたイレイストーンでライオネルを破壊して銃撃するも彼女に顔面を叩き潰されて死亡した。

将軍[編集]

エスデス
声 - 明坂聡美
帝国の女将軍。北の辺境で危険種を狩っていた狩猟民族の出身。
最年少の将軍であるが、「帝国最強」と評されるほどの実力を持つ。1年は掛かるとされていた北の異民族の制圧を瞬く間に成しとげ、40万人を生き埋めにした実績がある。帝都で暗躍を続けているナイトレイドをはじめとするならず者を殲滅するため北方から呼び戻され、帝具使いによる治安維持部隊を組織する。
美人だが、趣味が狩りや拷問というドS精神の塊で、弱肉強食の理論を信条としており、弱者が淘汰されて滅ぶのは当然のことだと考えている。自らを慕う人間にはすべてペットと豪語する一方で、死んだ部下の仇討ちを誓うなど部下思いな一面がある。
戦うために生まれてきたような人物であるが、「恋をしたい」という欲求を持つようになった自分にやや戸惑いを感じている。武芸大会に身分を詐称して出場したタツミの戦いぶりを観て、彼に恋心を抱く。それからはタツミのことを一途に愛するようになり、今までにはなかった年相応の女性らしい振る舞いを見せるようになる。
アニメ版では帝国が敗れてもなおさらなる戦場を求めて新たな火種を撒くことを画策し、それを阻止せんとするアカメと激突する。圧倒的な力でアカメを追い詰めたが、奥の手を発動した彼女の攻撃に押され、摩訶鉢特摩(マカハドマ)を発動するもその隙を突かれて敗北する。そして、自身の負けを認めた後、タツミの亡骸の傍に寄り添いながら凍結し共に砕け散った。また、タツミの死を目の当たりにした際には「弱いから死んだ」と言い放ちながらも、内心では彼の死を受け入れきれず、喪失感を感じていた。
帝具「魔神顕現デモンズエキス」を体内に取り込み、氷を操る能力を得ている。一瞬で10メートル近い氷塊を生成することも可能。ナイトレイド殲滅とタツミを二度と逃がさないために、時間を凍結させる(時間を止める)奥の手「摩訶鉢特摩(マカハドマ)」を編みだしたが、負荷が重く、短時間しか扱えない。
ブドー
声 - 郷田ほづみ
皇帝が最も信頼する大将軍で、帝国の誇る「切り札」の一つ。直属の近衛兵を率いる。
皇帝から英傑と呼ばれているが、オネストからは「賊狩りは彼のプライドに反する」と判断されて「ナイトレイド」に関わらせず、帝国側でも大臣の影響下にはない。
帝国内で唯一大臣たちに明確な嫌悪を示しており、「賊の狩りが終わったら、次は国を腐らせている官僚を狩る」と大臣に正面から宣言している。
ウェイブとシュラの対決の審判役として見守り、対決後は2人の実力を賞賛していた。
シュラの罠で誘き寄せられ宮殿からラバックを抱えて逃げるタツミを、一撃で倒して捕縛する。その際、勝手に宮殿に誘き寄せたシュラに制裁の一撃を与えている。
タツミの処刑の際、タツミの救出に現れたマイン・アカメ・レオーネと交戦し、アドラメレクの雷撃でレオーネを退けてマインを追い詰めたが、マインが精神力を振り絞って放ったパンプキンが破損するほどの砲撃の前に敗れ、死亡した。
アニメ版では、シュラと共にタツミ・ラバックと対峙し、戦闘の末にタツミを捕縛する。その際にタツミの実力を汲み取り、賞賛を送っている。その後は原作と同様の最期を迎えた。
帝具は雷撃を操る「雷神憤怒アドラメレク」。威力が地形に影響を与えるほどに高く、防御しても衝撃だけでかなりのダメージを食らう。

イェーガーズ[編集]

ナイトレイドを殲滅するため、エスデスの要請により急遽結成された特殊警察。全員が腕利きの帝具使いで構成されている。

クロメ
声 - 大橋彩香
セーラー服を着た黒髪の少女で、アカメの妹。左利き。
菓子が好きで、常に食べている。これは、肉体強化用の劇薬が練り込まれているためである。
姉のアカメに対して強く歪んだ執着心を持っており、いつまでも一緒ににいるために八房で斬り殺して自分の人形にしようと考えている。
身体は大量の薬物投与により強化されており、首の急所を抉られても死なない。身体能力と戦闘能力、帝具の性能が合わさり、脅威的な戦闘力を誇る。ただし、薬物は摂取するほどに体への負担が増していくもので、常に上記の薬物入りの菓子を口にしてないと、苦しさのあまりに戦闘不能となる。
イェーガーズ結成直後は孤独な影を纏っていたが、チームの仲間、特にウェイブとの交流を通じて、より人間らしい感情を見せるようになる。しかし、致命傷になったランを「いなくなるのは嫌だ」という理由で骸人形に変えるなど、根本的な精神の歪みは変わっていない(これ以上の戦力ダウンが今後のナイトレイド戦に大きく影響するであろうことも考えての行動でもあった)。
「ナイトレイド」との戦闘では、自身の戦闘力を遺憾なく発揮して追いつめるも、骸人形のほとんどを撃破される。不利を悟り撤退した後、逃げ延びた道中でチェルシーの奇襲を受けるも返り討ちにした。しかし、チェルシーの攻撃が予想以上に深かったため、しばらくは満足に戦うことができなかった。
『零』では、実力選定試験をキルランクNo.8で合格し、暗殺部隊のA班に入った。
アニメ版では副作用で自身の余命が短いことを悟り、罪人の身体に刻んだ暗号を果たし状にして廃墟に呼び出したアカメと最期の決闘に臨む。途中で自分たちの覇気に呼応して乱入してきた巨大危険種を呉越同舟して倒すなど彼女と互いの技量を認め合っていたが、加勢しかけたウェイブとそれを制止したタツミの立ちあいの下で決闘を再開し、死闘の末にアカメに斬られてその生涯を終えた。なお、亡骸はウェイブによって運ばれ、どこかの丘に埋葬された。
使用する帝具は「死者行軍八房」。
ウェイブ
声 - 細谷佳正
元・帝都海軍所属。地方から急に帝都に来たため、常識に疎い。配属初日から個性的な同僚たちに戸惑い、セリューの言動などから帝都の異常さを感じているが、恩人に報いるために軍人としての役目を全うする決意を固めている。それと共に、今の帝都の現状やワイルドハントの行いに直面したことで、自分の行いが本当に正しいのか苦悩している。
タツミのライバル的存在であると同時に、変人ぞろいの仲間に苦労している点で意気投合している。とても仲間思いであり、ボルスが死んだ際には涙を流して悲しんでいた。
ボルスの死後、彼の妻子を気にかけていたが、妻子がワイルドハントによって殺された挙句、クロメにまで手を出そうとしたことから激昂し、ブドー将軍立ち合いの元でシュラと素手での対決をする。各国の武術の長所のみを取り込んだ戦法に苦戦するも、最終的には動きを見切り、勝利を収める。
シュラの手からクロメを救って以来、より親密な関係へと進展している。
アニメ版では無理を押してアカメとの決着をつけようとするクロメを止めようとするも叶わず、彼女の死を看取る。その一部始終の出来事から己の力の振るい方に葛藤するが、敵であるアカメから「覚悟がないなら武器を取るな」と一喝され、国ではなく民を守るために決意し、暴走した皇帝と戦っていたタツミに加勢する。革命後も生き残り、国を立て直すために軍に残った。
使用する帝具は「修羅化身グランシャリオ」。
ラン
声 - 間島淳司
物静かな印象の美青年。常に冷静で、物腰も柔らかく、物事を的確に対応する。
イェーガーズに入る以前は、治安に評判があった小さい村で教師をしていたが、自分が留守にしている間に生徒全員を惨殺された過去を持つ。しかし、村の治安体制の評判を下げないためにと事件が隠蔽されたことを受け、国を内側から変えるためにイェーガーズに入隊した。同時に、生徒を殺した犯人であるチャンプへの復讐を目的としている。
ワイルドハント発足後、内側から取り入り、気に入られることで機会を窺っていたが、ウェイブがシュラと対決したことを聞き、その日の夜にクロメと共にワイルドハントを奇襲する。ナイトレイドの助けもあり、なんとかチャンプを殺して復讐を果たすも、致命傷を負っていたために最後の力を使って離脱するが、クロメの八房によって骸人形に変えられる。死の間際、クロメの精神を壊した国を変えることができなかったことを悔いていた。
しかし骸人形にされても尚、ウェイブとクロメを仲介する行動を起こしていた。
アニメ版ではシュラ以外の原作のワイルドハントのメンバーが存在せず、チャンプとの因縁はない。代わりに軍に入った動機が、「虐殺された自分の教え子のことを闇に葬るような現在の理不尽な帝国を内部から改革するため」という設定に変更されている。ただし、最終的な目的こそ革命軍のナイトレイドと共通しているが、「行動が過激」だと憎悪もしている。革命軍決起の際にレオーネと対峙、己の過去を明かし「こっち側の人間」と揶揄されながらも敵対するが、皇帝による帝都破壊から人々を守るため戦闘を中断、そのまま彼女と協力して救助活動に尽力した。革命後は生き残り、内政官として帝都に残った。
使用する帝具は「万里飛翔マスティマ」。
セリュー・ユビキタス
声 - 花澤香菜
帝都警備隊に所属する女性隊員。父親も警備隊だったが、凶賊との戦いで殉職した。
「警備隊は絶対の正義」と信じており、隊長のオーガを殺したナイトレイドを激しく憎んでいる。
可憐で親切な女性だが、その生い立ちから異常なほど「正義」に傾倒し、「悪を裁く」ことを無上の悦びとしている。そのため、敵に対する情は持たず、自身が「悪」であると断定すれば容赦なく処刑する。
戦闘時には悪鬼のような表情となり、言動も荒っぽくなる。オーガの知り合いであったDr.スタイリッシュより人体改造をうけており、両手と口に銃が組み込まれている。
アジトへの帰還途中だったマインとシェーレを襲い、壮絶な戦いの末シェーレに両腕を切落とされながらも、マインを庇ったシェーレを殺害することに成功。その後、帝具使いとしてイェーガーズに配属される。
両腕を失って以降、Dr.スタイリッシュが製作した兵器(十王の裁き)を義手の代わりに換装して戦う。「チーム・スタイリッシュ」では、香車の駒の役割をもっている。
オーガの仇であるタツミとは、レオーネが生まれ育ったスラム街で出会った。タツミがエスデスによって連れて来られた際には親しく接するが、指名手配者のマインと行動しているところを目撃したことで、タツミが悪に染まったと判断した。
キョロクではマインと再戦し、圧倒的な火力とコロとの連携で追いつめるもパンプキンの砲撃の前に敗れ、この世のすべての悪を倒しきれず途中で果てることに無念を抱きながら、自爆により死亡した。
使用する帝具は「魔獣変化ヘカトンケイル」ことコロ。近接戦闘ではトンファーと銃が一体になった武器「旋棍銃化(トンファーガン)」を用いる。
コロ
声 - 水野理紗
セリューのペットで、生物型帝具「魔獣変化ヘカトンケイル」。
人間を好んで喰らう。普段はセリューの半分ほどの大きさしかないものの、戦闘時は2メートルを優に超える大きさになり、凶暴さを露わにする。一方、セリューと手を繋いだタツミに嫉妬して怒るなど、感情は豊か。
適合者ではない人物には従わなず、使用を試みたが適合できずに死亡した人間が存在するような描写がされている。
スタイリッシュが開発した兵器を体内に収納しており、必要に応じてセリューの腕に装着する役割も負うようになる。
最期はパンプキンの砲撃で再生不能に至るほどの致命傷を負い、セリューの傍に寄り添いながら運命を共にした。
ボルス
声 - 竹本英史
拘束衣とマスクで身を固める、筋骨隆々とした男。元・焼却部隊所属。
不気味な見た目に反して性格は心優しく真面目で、イェーガーズきっての常識人。たとえ辛い任務であっても「誰かがやらなければいけない」という揺るがない信念を持って行動している。焼却部隊時代に軍の命令とはいえ大勢の人間を焼き殺してきたことを業として自覚している節があり、見た目で人々から畏怖されることも報いであるとして、受け入れている。メンバーの中では唯一の既婚者で、美人の妻と娘がいる。家族からは慕われており、自分の行いを知りながらも応援している家族に対して自身も深い愛情を注いでいる。
「ナイトレイド」との交戦の際にはアカメと対決し、村雨対策の防具やウォールとの連携で追いつめる。レオーネの参戦により帝具を破壊され劣勢に追い込まれるも、ハッタリでアカメたちを怯ませた隙に帝具を自爆させ、その場を切り抜けた。しかし、逃げ延びた道中で自身が燃やした村の子供に化けていたチェルシーに急所を刺され、妻子のことを思いながら息絶えた。
使用する帝具は「煉獄招致ルビカンテ」。
Dr.スタイリッシュ
声 - 成田剣
ナルシシストのオカマ。人体実験を好む医者であり、セリューの人体改造を行った。
帝具を使ってさまざまな兵器を製造し、強化手術した人間を私兵として率いる。自らの強化兵の軍団を「チーム・スタイリッシュ」と呼び、軍団内での役割を将棋に例えている。
元罪人である強化兵は体のいい実験材料としか見ておらず、体内に爆弾を仕込んで使い捨てることも厭わない。そのほかにも毒物を用いたり、肉体を危険種なみに強化する薬物を使い、戦闘に参加することもある。
タツミの素性に疑問を抱き、尾行してナイトレイドの一員であることを突き止め、チーム・スタイリッシュを率いて奇襲を仕掛けるが、手駒となる兵士たちを次々に倒され、さらにはスサノオの参戦により追いつめられる。最後のあがきとして自らに薬品を投与し危険種化するが、最期はアカメに斬られ死亡する。
『零』にも登場している。
使用する帝具は「神ノ御手パーフェクター」。

チーム・スタイリッシュ[編集]

スタイリッシュの強化私兵軍団で、全員人体改造を受けている。一部の特殊な兵士は、将棋の駒の名称がつけられている。

メンバー全員が元罪人で、罪の軽減を口実にスタイリッシュと契約した。スタイリッシュのことは慕っているものの、彼からはモルモットとしか思われていない。

飛車 / トビー
声 - 高橋伸也
全身機械化された兵士。機械化の影響で呪毒が効かず、痛覚も無いため斬撃を受けても怯むことが無い。持ち前の俊敏性と全身に仕込まれた刃や銃火器を武器として戦う。
対村雨用にあてがわれたが、ラバックの横槍によりアカメに敗れる。
角行 / カクサン
声 - 藤沼建人
対インクルシオ用にあてがわれた筋肉質の大男。Dr.スタイリッシュがメンテナンスのためと偽って、借りうけたエクスタスを所持していたせいでタツミとマインの怒りを駆り立てるきっかけをつくった。
改造により筋肉が強化され、インクルシオの攻撃すらも肉体で弾き返したが、パンプキンの砲撃には耐えられず、エクスタスだけを残して死亡。
金・銀
鼻(はな)
声 - 石狩勇気
Dr.スタイリッシュの手術で嗅覚を強化された兵士。
長く伸びた巨大な鼻が特徴で、髪を三つ編みにし仮面で顔を隠し、喋り方と仕草はまさにオカマそのもの。興奮すると鼻息が荒くなる。持ち前の嗅覚力で逃亡したタツミの匂いを辿り、ナイトレイドのアジトを探し当てた。
Dr.スタイリッシュが危険種化する際に、栄養源として喰われた。
目(め)
声 - 竹内栄治
Dr.スタイリッシュの手術で、視覚を強化された兵士。
革ジャンに革の半ズボンを着用した筋骨たくましい男で、ラバックの結界を見破るほどの優れた視力を持つ。スタイリッシュたちをナイトレイドのアジトの元へ導き、襲撃時には耳と共に状況報告を行っていた。
Dr.スタイリッシュが危険種化する際に、栄養源として喰われた。
耳(みみ)
声 - 今村彩夏
Dr.スタイリッシュの手術で、聴覚を強化された兵士。
巨大な耳に、小柄な体躯、中性的な外見をしており、網タイツを履いている。一見女の子のように見えるが、女装した男である。遥か遠方の音を正確に聞き取るほどの聴力を持ち、アジト襲撃時には目と共に状況報告を行っていた。
Dr.スタイリッシュが危険種化する際に、栄養源として喰われた。
桂馬 / トローマ
声 - 浜添伸也
ナイフ使いで、奇襲戦闘を得意とする。
レオーネを奇襲で撃破し次にマインを襲おうとしたが、無事だったレオーネに逆に奇襲をやり返されて死亡。
香車 / セリュー・ユビキタス
歩兵 / その他の強化兵全員

クロメの骸人形[編集]

クロメが八房の能力で操る死体人形。人間のみならず危険種も含まれている。死体なので痛覚がなく、首や腕を失っても敵に襲いかかる。自我もほとんどないが、一部には強い念が残っている者もいる。

ナタラ
生前はアカメ・クロメ姉妹と同じく暗殺部隊の隊員。主な役目は八房発動中のクロメの護衛。
骸人形のなかでも高い戦闘能力を誇り、インクルシオを装着したタツミ相手に互角以上に戦うほど。
『零』では、生前の彼の姿が描かれており、クロメと同じ暗殺部隊のA班に所属していた。メンバーの中で唯一の男性であったため、率先して行動したり、他のメンバーを気に掛けたりするなど、チームのまとめ役を担っていた。
アニメ版では、アカメとクロメの決闘中に出現した巨大危険種の攻撃からクロメを庇い、粉砕された。
武器は伸縮自在の薙刀状の臣具「トリシュラ」を使う。
ドーヤ
北の異民族から送り込まれた、女性の暗殺者。自信たっぷりな表情を浮かべているが、クロメ曰く「殺されるときは泣き叫んでいた」とのこと。
ワイルドハントと交戦した際に、エンシンによって両腕を切られる。
アニメ版では、ナタラが破壊された後に巨大危険種を銃撃するも全く通用せず、そのまま握り潰された。
武器は2丁の拳銃。
デスタグール
洞窟で冬眠していた、帝具の素材にもなりえる超級危険種。全身が骨で構成された恐竜のような容姿を持ち、身体は生半可な攻撃では傷一つつかず、口からは地形を一変させるほどの破壊光線を放つ。
強大な戦闘力でナイトレイドを追いつめるも、奥の手を解放したスサノオにより一刀両断にされた。
ロクゴウ
声 - 藤沼建人
帝国元将軍。生前はナジェンダの同僚で、数少ない良識派の将軍であり、反乱軍に寝返ろうとしたところを暗殺され人形になった。
ナイトレイドとの戦闘では、ナジェンダに首を蹴り飛ばされるも、そのまま襲いかかり、最後はナジェンダにデスタグールの破壊光線に巻き込まれ消滅した。
武器は鞭を使用する。
エイプマン
ゴリラのような姿をした特級危険種。個体のなかでも能力が高く、クロメからは脳筋だけど使いやすいと評されている。
ナイトレイドとの戦闘では、ヘンターと連携してタツミを苦しめるも、死者を冒涜するクロメにキレたタツミにより粉砕された。
ヘンター
帝国に滅ぼされた、バン族の生き残り。トリッキーな動きで殺すときにはクロメでもかなり苦労した。
ナイトレイドとの戦闘では、エイプマンと連携してタツミを苦しめたが、帝具によりバン族に変装したチェルシーに気を取られて動きが止まり、タツミにたたき割られた。
武器は、バタフライナイフをそのまま大型にしたようなものを使用する。
カイザーフロッグ
カエルの姿をした特級危険種。人間を一飲みにできるほどの大きさがあり、腹の中の溶解液で相手を溶かす。
ナイトレイドとの戦闘では、マインを襲撃し飲み込むも、身体が損壊していたために溶解液が漏れ、十分な量がなかったために反撃を許し、内部から木端微塵にされた。
ウォール
サングラスをかけた、スキンヘッドの男性。生前は有名なガードマンであり、標的を守っていたところを殺され人形になった。
ナイトレイドとの戦闘では、ボルスの護衛で参戦し、アカメを苦しめたが、手足を切り裂かれ行動不能になったあと、ボルスがルビカンテを破壊した際の爆発に巻き込まれて消滅した。
武器は透明な盾と仕込み銛を使用する。
危険種2体[3]
ナイトレイドとの戦闘でナタラ、ドーヤ以外の骸人形を失ったクロメが新たに補充した、2体の危険種。
即席の骸人形であったためか、大した能力を持っておらず、コスミナの「ヘヴィプレッシャー」であっさりと撃破された。
ラン

羅刹四鬼[編集]

帝国最高の拳法寺・皇拳寺からボリックの護衛のために派遣された、大臣直属の4人の戦闘集団。壮絶な修行に加え、寺の裏山に棲息するレイククラーケンの煮汁を飲んで育ったため、自身の肉体を自由自在に操作する能力を持つ。その実力は帝具使いに匹敵するほどであり、過去に5つの帝具を回収した実績を持つ。

イバラ
声 - 日野聡
羅刹四鬼のなかで最強を誇る男。
セリューでも反応できないほどの素早い動きができる。
キョロク郊外の墓地で、アカメと戦っているランと入れ換わる形で交戦する。一時は優位にたたかって村雨を手にするも、村雨の禍々しい気配に驚いた隙にアカメに首を折られる。それでもなお、立ち向かうも、最期は切り刻まれて果てる。
スズカ
声 - 松井恵理子
右頬に大きな傷がある女性。
一見クールで常識人そうにみえるが、本性は痛みの快楽を喜ぶドMな性格。より激しい痛みを求めるため、エスデスを襲うことも辞さないと考えている。
監視している際に変装したタツミとマインを発見し、セリューとともに彼らの確認に赴いて正体が発覚してエスデスの報告に向かう。その際、タツミと交戦してこれを圧倒する。しかし、タツミに遺跡の中に誘きだされた時に建物ごと破壊され、生き埋めにされるも無事生還する(アニメ版では生き埋めにされた後は登場しない)。
帰還後はワイルドハントに加わり、タツミの情報を大臣とシュラに教える。また、生き埋めという新たなプレイに目覚めさせたタツミに興味を抱き、囚われたタツミをドロテアとともに辱めようとした寸前にエスデスに殴られ顔面から壁に思い切り突っ込んだが、重傷を負いながらも存命している。
シュテン
声 - 乃村健次
筋肉隆々の巨漢。
「現世こそが地獄であり、殺すことで魂が解放されることがいい」と信じている危険思想をもっている。
メズとともに行動し、ラバックを発見し彼を追いかける。そのあと、ラバックが死んだふりをしている最中に、敵密偵チームのパイスを殺そうとした際に、ラバックが起き上がって交戦するが、その隙にパイスに逃げられラバックにも逃走を図られる。
彼を追いかけるも、仕掛けられた「界断糸」に阻まれ、その隙を突かれて槍状のクローステールを胸に刺される。そして、そのまま糸で心臓を切り刻まれて死亡する。
メズ
声 - 鈴木愛奈
褐色肌で無邪気な性格の女性。
他の3人とは異なり、純粋に仕事として殺人を行っている。
シュテンとともに行動し、ラバックを追跡し彼を仕留めたと思ったが、クローステールで防がれてそのまま死んだふりされる。
シュテンが倒されると、自身の汗を大量に分泌させて糸に付着させ、無力化させる。ラバックを追いつめるも、悪あがきで投げたと思ったナイフに糸が結ばれており、そのまま背後からナイフを刺されて死亡する。
アカメを暗殺者として育て上げたゴズキの実娘で、アカメや暗殺部隊のメンバーとはいわば義兄妹にあたる。

ワイルドハント[編集]

殉職で人数の減ったイェーガーズに代わり、新たに編成された秘密警察。シュラが世界各国を旅する内にスカウトしてきた人材で構成されている。しかしその権限を悪用し罪もない人々を遊び半分で殺害し続けたため、ナイトレイド史上最多の暗殺依頼が舞い込んだだけでなく、イェーガーズからも帝都の敵と認識される。ナイトレイドやイェーガーズとの三つ巴の戦いの中で数を減らしていき、最終的にナイトレイドとの生き残り同士の対決の果てに全滅した。アニメ版にも登場するが、シュラ以外の原作のキャラクターは登場しない。

シュラ
声 - 木村良平
褐色で顔に十文字の傷をもつ男。飄々した性格だが、本性は暴力的で、残忍な性格。
オネストの息子であり、頭に父と同じものがついている。その立場を利用し、町に潜伏している反動分子を暴虐という形で取り締まっていくだけでなく、罪もないボルスの妻と娘を嬲り殺しにしたりする。
とある目的から、Dr.スタイリッシュが残した危険種を暴れさせた。そのあと、タツミとエスデスと交戦するも、シャンバラで無人島へ送らせた。
クロメに手をかけようとしたところ、横槍を入れてきたウェイブと殴りあいの決闘を行うが、敗北。意識を取り戻したあと、ウェイブとの決闘で負けたことが認められず、再戦しようとしたところ大臣に止められ、「情けない」という言葉をかけられる。その後、ランによって自身の悪行が暴露され、オネストにワイルドハントを解散宣言されてしまう。後がなくなり、睾丸を潰すなどの惨たらしい拷問を行っていたラバックからナイトレイドの更なる情報を吐かせようとするも、隙を突かれて口に仕込まれた糸で首を折られて呆気ない最後を遂げ、帝具もラバックに奪われてしまう。
アニメ版ではラバックとの帝具戦を繰り広げる。帝都で手に入れた強化薬によってシャンバラを連発することが可能となり、宮殿の至る所にマーキングしてある。その能力とレジスタンスの1人に、親を助けるという嘘の約束をして裏切らせたりしてラバックを苦しめるも、他人の命を玩具扱いしたことでラバックの怒りを買い、右の手首を切断され、奥の手で世界の果てへ飛ばしたときに界断糸によって引きずりこまれ、最期は心臓をバラバラにされ死亡。
使用する帝具は「次元方陣シャンバラ」。
イゾウ
愛する刀に血を与えることを望む人斬り侍。
愛刀である「江雪(こうせつ)」は帝具ではないが、帝具使いと互角以上に戦うことができ、シュラも認めるほどの実力者。
食事と称して人を斬り殺して刀に血を与えることを生き甲斐とし、シュラに帝都なら人を好きに斬り殺せると誘われてワイルドハントに加わる。
脱走したラバックの前に立ち塞がり、シャンバラを盾にされるも躊躇わずシャンバラごとラバックを両断した。その際、最期まで生きることを諦めなかった彼に対して称賛の言葉を送っている。
その後、ドロテア・コスミナと共に革命軍を襲撃し、その最中でワイルドハントの動きを読んで待ち伏せしていたアカメと交戦する。アカメの動きを予想し、勝利を確信するも自身の予想を逆手に取った彼女の攻撃に敗れる。死に際に江雪にさらなる血を与えることを望んでアカメに託そうとしたが、拒絶され止めを刺された。
ドロテア
古風な話し方をする少女。
肉体改造を施している錬金術師であり、一見幼い少女のように見えるが、実際には他者から奪った生命力を利用して若さを保っているだけにすぎず、実年齢は高齢であることが窺える。スタイリッシュの科学力に興味を示しており、彼がナイトレイドに討たれたことを非常に悔やんでいた。
ワイルドハントの中でも一番の力持ちであり、レオーネの攻撃を軽く受け止めるほどの怪力を有するほか、自身が開発した秘薬や改造兵士を操る。
大臣からも錬金術士であるということからかなり目をかけられており、自身の工房を与えられている。
宮殿に連れて来られたタツミに襲い掛かって彼の血を吸うが、その血の美味さにタツミに興味を抱く。
怪物化したコスミナを率いてイゾウと共に革命軍を襲撃し、その最中でワイルドハントの動きを読んで待ち伏せしていたレオーネと交戦する。最初はレオーネを圧倒するも、次第に彼女の驚異的な生命力とタフネスさの前に苦戦を強いられ、最終的に首の骨を折られて敗北する。辛うじて一命を取り留め、死んだふりをしてやり過ごそうとするが、レオーネに念のために止めを刺されそうになり、自身の研究を提供することを条件に命乞いをするも聞きいられず、大岩で押し潰されて死亡した。
使用する帝具は「血液徴収アブゾデック」。
コスミナ
眼鏡をかけた女性。
淫蕩な性格で、好みの美男子であれば誰彼かまわず性行為を求める。
元々は西の国で活動していた歌姫だったが、魔女裁判で有罪判決を受け、周囲からの迫害で家を燃やされた際に家族が全滅し、精神に破綻をきたしていた。
チャンプを倒したものの瀕死に陥ったランに性行為を求めて近付いた所をマインに胸を狙撃されて倒れるが、ドロテアの錬金術により臨死から回復し、カマキリの怪物のような姿と化す。
ドロテア・イゾウと共に革命軍を襲撃し、数多くの革命軍の兵士を殺戮・捕食する。ワイルドハントの動きを読んで待ち伏せしていたアカメの奇襲を受けて呪毒に侵されるも、賢者の石が身代わりになったことで難を逃れ、タツミと交戦する。終始タツミに圧倒され、奥の手の猛毒の触手を発動するも毒に耐性ができていたタツミには通用せず、身体を一刀両断されて倒された。
使用する帝具は「大地鳴動ヘヴィプレッシャー」。
エンシン
よく舌をだす細身の男性。
貧困の中で、欲望の赴くままに人生を楽しむことを悟り、海賊として南方諸島で暴れまわっていた。疑い深い性格で、自分らに媚を売るランを警戒していた。
チャンプを連れ出したランをコスミナとともに後を追ったが、待ち構えていたクロメと交戦する。しかし、途中で乱入したアカメに斬られて死亡する。
使用する帝具は「月光麗舞シャムシール」。
チャンプ
巨漢のピエロ。
幼い子供であれば男女関係なく性的暴行の末に、「汚い大人にしないため」に惨殺するシリアルキラー。かつて、ランの教え子たちを皆殺しにし、ボルスの娘すら墓前で凌辱の限りを尽くして殺害した。そうした享楽的な犯行を各地で繰り返し、逮捕されかかっていたところをシュラにスカウトされた。
仇敵としてランの騙し討ちを受けるも、驚異的なタフネスで反撃を開始し、一時は追い詰めるが、マスティマの奥の手によってダイリーガーを跳ね返され死亡する。
元々は裕福な家庭で生まれたが、親から虐待を受けて育ち、その時に無垢な子供が自分の癒しだと気付いたのが切っ掛けとなり、今の様な歪んだ人格となってしまった。
使用する帝具は「快投乱麻ダイリーガー」。

三獣士[編集]

エスデスの腹心の部下たちで、いずれも帝具使い。エスデスとともに40万人の異民族を生き埋めにした。エスデスの命令を受け、大臣の派閥に属さない良識派の文官を暗殺、それをナイトレイドの犯行に偽装することで本物を誘き出し抹殺しようとしたが、ブラートの犠牲によって全滅した。

リヴァ
声 - 中田譲治
三獣士のリーダー格。
祝いとしてよく手料理を振る舞うがその味は最悪で、エスデスでさえ数秒気絶する代物。
ブラートが帝国軍にいた頃の上官で、かつては高潔な性格だった。そのためオネストの大臣就任後贈賄を拒否したことから反乱分子として投獄されるが、腐敗官僚すら跪かせる「力」を持つエスデスのカリスマ性に惹かれ、彼女の軍門に下った。ブラートとは長いつき合いのために互いをよく知っており、敵となった際も帝国に戻るよう説得している。
新しい大臣に賄賂を贈らなかったことで投獄されるが、エスデスにみいだされて彼女の部下となった。自らに居場所を与えてくれたエスデスを主君として慕っている。
ナイトレイドの一員となったブラートと再会、ダイダラとニャウに勝った彼と交戦する。軍人時代よりも強くなっていた彼に致命傷を負わされるが、毒を仕込んで相討ちに持ち込み死亡した。
使用する帝具は「水龍憑依ブラックマリン」。
ニャウ
声 - 生天目仁美
小柄な体格をした少年。ことば遣いや態度は子供だが、気に入った女性の顔の生皮を生きたまま剥ぎ取ってコレクションするのが趣味という、猟奇的な嗜好の持ち主。仲間とは仲がよく、彼らに対する情はある。
名門貴族の生まれだが、歪んだ家庭環境によって生来の残虐な性格に拍車がかかった。
竜船上でブラートと交戦し、一蹴される。ブラートがリヴァと相打ちになった後にタツミに襲いかかるが、ブラートから「インクルシオ」を引き継いだタツミによって壁にたたきつけられて敗れた。
使用する帝具は「軍楽夢想スクリーム」。
ダイダラ
声 - 勝杏里
「強い敵と戦い経験値を得る」ことを追求する。最強を目指す武者修行の途中でエスデスに完敗し、彼女に心酔して部下となった。
タツミとの戦いは優勢に進めるが、割って入ったブラートには歯が立たず、一撃で体を真っ二つにされて倒される。
使用する帝具は「二挺大斧ベルヴァーク」。

暗殺部隊[編集]

実力選定試験の上位7名で構成された部隊。全員が年ごろの少年少女で、反乱分子の掃討を主任務とする。

帝具には劣るものの、性能は折り紙つきの武器「臣具」を持つ。

ゴズキ
声 - 西凜太朗
暗殺部隊の教育係を務めた人物。
8年もの間アカメたちに自分を父と慕わせて特殊訓練を施し、暗殺者に仕立て上げた。
アカメたちを自分の子供のように大事にしていると口では言っているが、凶悪そうな顔つきで任務に失敗する者は容赦なく切り捨てるという冷酷な部分も持っている。しかし情も確かに移っており、コルネリアの死に対しては悲しみを感じていた。他とは違い、アカメだけは自分に妄信しないことを気にしていて、アカメが信じていた相手を殺すよう命令を下す。
かつては羅刹四鬼の一人で、メズの実の父親である。
使用する帝具は一斬必殺村雨
ナハシュ
暗殺部隊随一の実力者。
チームの司令塔的存在で、現場での作戦立案や指揮を担当。みんなからは『チーフ』と呼ばれている。自他共に厳しい性格の持ち主で、仲間を「雑魚」呼ばわりしているが、根は仲間想いである。自身専用のシャンプーを持っている。
ゴズキを「父」と呼んでいる。
使用する臣具は水竜の剣
ツクシ
キルランクNo.6。ゴズキを信じ切っている少女。
暗殺者としてはまだ未熟な点もあるが、自分の仕事によって誰かが幸せになるならと考えている。かなりの巨乳の持ち主でもある。
ゴズキを「お父さん」と呼んでいる。
使用する臣具はプロメテウス
コルネリア
キルランクNo.3。美人でしっかり者の、チームのお姉さん的存在で、女性陣からは「コル姉」と呼ばれ慕われている。
気持ちの切り替えが早く、知人によく似た標的もためらいなく手にかける。気の強い自信家だが、誰かに甘えたいと思ったり、追い詰められると弱気になるといった一面も持つ。また、自身の戦闘スタイルからリーチが長い方がいいと割り切りつつも、自身の身長が高めなことを少し気にしている。
チームの女性陣の中で一番の体術を誇り、ゴズキ直伝の足の関節を外した技を得意とする。
タエコと意気投合するが、自身の正体を知った彼女から襲撃を受ける。激戦の末に粉砕王を破壊され、命乞いをするも聞き入られずに殺された。
ゴズキを「パパ」と呼んでいる。
使用する臣具は粉砕王
グリーン
眼鏡を掛けた、知的な雰囲気の少年。
貴重な鉱石を探して現金に換えている知性派だが、ムッツリスケベで、女性陣から不気味がられている。趣味は化石集め。アカメの腋に執着を抱いているが、2巻の裏表紙によるとアカメ本人が好きな模様。
ゴズキを呼び捨てで呼んでいる。
使用する臣具はサイドワインダー
ガイ
キルランクNo.2。体中に傷がある大柄な少年。
グリーンと違い、こちらはオープンなスケベ。コルネリアに好意を抱いているが、普段の行いが悪いせいか相手にされていない。女遊びが好きで、仲間に借金をしてまで遊郭でこっそり遊び呆けている。
初任務で標的を殺害した際に後味の悪さを感じていたが、次第にそれを感じなくなっていった。
ゴズキを「親父」と呼んでいる。
使用する臣具はレイアスーツ
ポニィ
キルランクNo.4。ポニーテールの小柄な少女。
頭脳のほうはガイとどっこいだが、身体能力は抜群。快活な性格で、ツクシらと同じくゴズキを実の父のように慕っている。
ゴズキを「お父さん」と呼んでいる。
使用する臣具はヨクトボトムズ

A班[編集]

実力選定試験をキルランクNo.8以下で合格したメンバーで構成された部隊の一つ。精鋭部隊に引けを取らないように全員が投薬による強化を施されている。反乱分子の暗殺に加え、罪人の処刑を任務としている。

クロメ
ナタラ
ギン
キルランクNo.10。美人だが勝ち気で男勝りな性格で、仲間を「ボンクラ」とけなしている。戦果をあげて精鋭部隊に入ろうと躍起になっている。
アニメ版では、クロメの回想に姿のみ登場している。
ウーミン
眼鏡をかけた知的な印象の少女。丁寧な言葉で話す。
初任務で攻撃を見切られて返り討ちに遭い、両断され死亡する。
レムス
キルランクNo.32。メンバーの中では一番幼く気弱な性格で、よく仕損じて他のメンバーや教官に叱られている。
初任務で致命傷を負いながら生き延びるも、再起不能と見なされ処分される。

帝都関係者[編集]

オーガ
声 - 小山剛志
帝都警備隊隊長でその剣の腕前から鬼のオーガと呼ばれている。ガマルから賄賂を受取り、無実の人を犯罪者に仕立て上げ処刑していた。自らに与えられた権力を振りかざしてやりたい放題だったため、暗殺の指示を受けたタツミに路地裏で殺される。セリュー・ユビキタスの師でもあった。
ショウイ
声 - 藤沼建人
皇帝に仕える内政官。皇帝の政策に口出ししたため、大臣の策により皇帝から「牛裂きの刑」を宣告される。皇帝に「大臣に騙されている」と言うが大臣を信用しきっている皇帝に聞き入れてもらえず、誰かが大臣に罰を与えてくれることを願いながら連行された。
ナカキド、ヘミ
両者とも皇帝に仕えてた将軍。特にナカキドは戦上手と謳われている。帝国を離反し、反乱軍に合流した模様。
コボレ兄弟
皇帝に仕える文官の兄弟。大臣の手下で悪事を働くが、仕事の方は優秀。自身の子供(どちらのかは不明)の前では良い父親を演じていた。革命軍に暗殺依頼されたタツミとレオーネによって暗殺される。
チョウリ
声 - 蓮岳大
元帝国大臣。大臣の派閥に属さない良識派の1人で、腐敗する帝都を憂い、民あっての国と言う良心的な人物。また、娘のスピアに対して親馬鹿な一面を持つ。
帝都へ向かう途中、三獣士の襲撃に遭い、リヴァに首を斬られ殺害された。
スピア
声 - あいざわゆりか
チョウリの娘で、皇拳寺槍術皆伝の達人。勇ましく正義感が強い性格で、父のために頑張ろうとする親思いの少女。また、父から勇ましすぎて嫁の貰い手がないのが玉に瑕と言われ、すねてしまう面がある。
父と共に帝都へ向かう途中、三獣士の襲撃に遭う。腕利きの部下達と共に迎え撃つが、ダイダラに部下全員が殺され、自身も重傷を負う。最期はニャウに顔を剥がされて殺された。アニメ版ではショック死したことになっている。
ノウケン
帝国の将軍。オネストによると、戦場に愛人を10人連れていくほどの好色家とのこと。
ゲバゼ
声 - 山本兼平
皇帝に仕える財政官。市民を家畜と見下し、彼らから税金を搾り取っている。メイドに変装したチェルシーによって暗殺される。
セイギ
皇帝に仕える内政官。帝都では良識の人物であり、皇帝に西の異民族の侵略を報告するも、大臣に内乱の話を逸らすための責任逃れと皇帝に伝えられる。
侍女
声 - 真山りか
皇帝の宮殿に仕える少女。アニメオリジナルキャラクター。
マーサ
『零』に登場。アカメと親しかった料亭の女将。
反乱軍の内通者の疑いでアカメの初任務の標的となるが、実際には家族を救うために帝国の命令でアカメら暗殺部隊の育成を協力していただけであった。
指令の内容が信じられずに自身に詰め寄ったアカメの前で本性を現して襲い掛かるが、戸惑いながらも情けを捨てた彼女に討たれた。
ラギリ
『零』に登場。帝国北部にあるラクロウ城の太守。
北の異民族と内通しているという疑いで暗殺部隊の標的となり、ツクシに暗殺される。

異民族[編集]

帝国の民とは異なる民族。帝国を三方から取り囲んでおり、しばしば戦闘が行われている。その一方で帝国に傭兵として雇われ、「ナイトレイド」と敵対した者もいる。

西の異民族は革命軍と同盟を結び、帝国と敵対関係にある。北の異民族も帝国への侵略をくり返していたが、エスデスに制圧された。数年前は南西のバン族も帝国に反旗を翻していたが、こちらもエスデスにより鎮圧され屈服させられている。

ヌマ・セイカ
声 - 石狩勇気
北の勇者と呼ばれる北方異民族の王子で槍を持てば全戦全勝と謳われる。
すさまじい軍略を併せ持ち、民から絶大な信頼があった。
自国の要塞都市を拠点に帝国への侵略を強めていたが、エスデス将軍率いる北方征伐部隊に国を制圧され、自身のプライドも性格も破壊されたあげくエスデスに殺される。

安寧道[編集]

民衆に広く信仰されている宗教。善行の積み重ねが、幸せや長寿につながると教えを説いている。

10年で信者を増やし、帝都東部での大きな勢力となっている。

教主
声 - 高坂篤志
安寧道の教主。穏やかな性格で信者達にとても慕われている。護衛を引き連れ街の様子を見にいくこともある。超常の力を行使することが出来るが、それは特級危険種[4]と人間のハーフであるため。このことは教主自身は知らない。
マインがタツミに告白するきっかけを作った人物であるが、2人が付き合うことで何か良くないことが起きると未来予知で見ており、そうならないように祈っていた。
ボリック
声 - 岩崎征実
教主補佐であり、大臣が送り込んだスパイ。立場を利用しやりたい放題やっている外道。教主を殺し自分が頂点に立つ気でいる。ナイトレイド襲撃の夜にクロメの制止を聞かずに重傷のレオーネに手を出そうとして離れたところを、アカメの村雨によって殺された。
アニメ版では、エスデスの忠告を聞かずにホリマカを連れて逃げ出すも、先回りしていたアカメとラバックに襲われ、最期はラバックのクローステールで絞殺される。
ホリマカ
声 - 菅沢公平
安寧道の膨大な数がいる信者の一人であり、帝具使いのサングラスを掛けた男。ボリックの奥の手であり、彼の存在は帝国にも知られていない。ナイトレイド襲撃でアカメ達を待ち伏せるも、アカメの攻撃を防いだ際わずかに傷を受けてしまい、特に活躍せずに呪毒で死亡する。アニメ版では登場直後に原作と同様の形で死亡する。
使用する帝具は「奇奇怪怪アダユス」。

暗殺結社オールベルグ[編集]

革命軍に雇われた暗殺者集団。『零』に登場。ゴズキですら危惧するほどの実力者で構成されている。

チェルシーもかつては所属していた。

ババラ・オールベルグ
オールベルグの指導者である老婆。説教しつつ自身の若かりし頃を自慢する癖があるほか、食事はハンバーガーしか食べていない。
高齢ながらも、暗殺部隊のメンバーやゴズキと互角以上に渡り合える実力を持ち、600種類以上もの毒物(村雨の呪毒は例外)に対する耐性を持つ。
暗殺部隊の男性メンバーを襲撃し圧倒するが、ゴズキの参戦で形勢を逆転され、激戦の末に村雨の刃を受けて呪毒に侵され、自爆して果てる。
タエコ
ババラに育てられたオールベルグの刺客。冷静沈着で気持ちの切り替えが早く、敵と見なしたものはたとえ友人であろうと容赦なく切り捨てる。コルネリア曰く「アカメと雰囲気が少し似ている」らしい。
オールベルグ産の解毒不可能な猛毒が塗り込まれた長刀を用いた抜刀術を得意とするほか、体術や話術にも長けており、その実力はババラから「若い者で彼女より強い者はいない」と評されるほどである。
ババラの命令で暗殺部隊の女性メンバーを狙う。その直前にコルネリアと仲良くなるが、チェルシーの報告で彼女の正体を知り、敵対する。コルネリアを廃墟におびき寄せ、激戦の末に彼女を殺害した直後にアカメを狙うが、返り討ちに遭い死亡する。

その他[編集]

イエヤス、サヨ
声 - 高橋孝治(イエヤス)、小松未可子(サヨ)
タツミの幼馴染み。タツミと共に帝都を目指す途中で夜盗の襲撃に遭い、はぐれてしまう。その後、帝都でアリアとその両親に囚われて玩弄され、サヨは拷問によって責め殺され、イエヤスも拷問に端を発する病気に罹患し死亡する。サヨはタツミの最愛の人でもあった(恋人ではなかった)。作中に戦闘シーンはないが、タツミによると「強い」とのこと。
アリア
声 - 佐藤奏美
レオーネに金を騙し取られて途方に暮れていたタツミを助けた貴族の少女。両親(声 - 山岸治雄〈父〉、中村夏緒〈母〉)と共に善良な人物を装っていたが、実は地方から来た人間を言葉巧みに誘い込み、拷問しながら死に追いやって愉しむ残忍なサディスト。実態は地方の民を家畜としか思っておらず、サヨを拷問して殺した張本人。ナイトレイドが襲撃してきた際に全ての真実を知ったタツミにより斬り捨てられる。
両親も娘同様、地方から来た人間を拷問にかけることが趣味。特に母親は捕らえた人々を病気に感染させたり薬漬けにして、苦しみながら死んでいく様子を日記に付けて愉しむ悪趣味さで、イエヤスを拷問した張本人。ナイトレイドの襲撃の際に母親はシェーレによって両断され、父親はレオーネによって成敗された。
ガマル
帝都で油屋を営む男で、帝都警備隊隊長のオーガに大量の賄賂を贈り、自身の悪事を関係のない人物に濡れ衣を着せていた。暗殺依頼を受けたレオーネとアカメに殺される。
イヲカル
大臣の遠縁に当たる男で、大臣の名を利用し、女性を拉致しては死ぬまで暴行している。周りに女性たちを固めて守らせていたが、マインに眉間を撃ちぬかれ死亡する。
また、イヲカルを護衛する傭兵達は、全員が帝国一の拳法寺「皇拳寺」で武術を学んでおり、その内1人は10年前は師範代だったが悪事を働いたため破門されている。イヲカルの護衛におこぼれしていた模様。イヲカル死亡後、マイン達を追撃するが、ナイトレイドの襲撃を受け、元師範以外は死亡。残った元師範はタツミやマインを襲撃するが、最後はマインに敗れ、死亡した。
ザンク
声 - 鶴岡聡、松岡禎丞(『アカ斬る!劇場』)
首斬りザンクと呼ばれ住民から恐れられている辻斬り。
かつては帝国最大の監獄で首斬り役人だったが、何十年も毎日のように命乞いをする人の首を斬っている内に癖になってしまい、監獄で斬っているだけでは物足りなくなり辻斬りになった。署長を殺し、持っていた帝具「スペクテッド」を盗んだことで討伐隊が組織されたが、直後に行方をくらましていた。
おしゃべりが趣味だが、それはこれまでに自分が殺してきた者たちの怨嗟の声をかき消すためでもある。口癖は「愉快愉快」。
帝都に戻り辻斬りを再開したことでナイトレイドが暗殺依頼を受ける。タツミとアカメを分断し、帝具を駆使してタツミを追い込むが、駆けつけたアカメに殺される。死ぬ間際、これまで自らを苛んできた死者の声が聞こえなくなったことをアカメに感謝した。
使用する帝具は「五視万能スペクテッド」。
カルビ
声 - 藤原貴弘
帝都で肉屋を営むミノタウロスのような風貌の男。破門されたが、かつては「皇拳寺」で9段の実力を持っていた。
エスデス主催の都民武芸試合でのタツミの対戦相手で、彼を侮って戦うが一蹴される。
パイス
革命軍密偵部隊の女性。そばかすが特徴。トリネとは恋人同士。
ボリックの暗殺任務の際、羅刹四鬼のメズとシュテンに襲われて殺されそうになったところを、死んだふりしていたラバックに助けられる。そして、ボリックの暗殺を成功して逃げる途中のラバックをトリネとともに発見し救出する。その後、再びトリネと帝都に潜入し、ワイルドハントの情報を探っていた。
トリネ
革命軍密偵部隊の大柄の男性。パイスとは恋人同士。ボリックの暗殺を成功して満身創痍で逃げているラバックを発見し、彼を背負って救出する。その後、パイスとともに帝都に潜入しワイルドハントの情報を探っていた。
エア
「アカメが斬る!特別編」に登場。地方の村から帝都に売られた三人組の少女の一人。
帝都のバックに買われるが、飼い犬を子供の様に可愛がっている富豪に売られてしまい、その犬に犯されて凌辱される。その後、ルナとファルを死に追いやった彼らに復讐するために、敢えて自身を買った富豪に忠実の犬の様に振舞う。そして、気に入られて外出するのを許されたのを機に富豪の家の金貨を盗み出し、それでナイトレイドにバック達の暗殺を依頼する。そして、バック達が暗殺された後、街中で二人の仇を討てたことを喜び、生まれ変わったら優しい世界になっていることを望みながら静かに息絶えた。
アニメ版では最終話に少しだけ登場。三人とも原作の様な悲惨な目に遭っておらず、革命後の帝都のパレードを三人で楽しそうに見物していた。
ルナ、ファル
「アカメが斬る!特別編」に登場。エアとともにバックに買われた三人組の少女の二人。ルナは冷静な性格の青髪の少女。ファルは勝気な性格で拳法の心得がある。
帝都で働いて良い帝都暮らしを夢見てたが、バックに騙されて悪趣味のマニア層の富豪達に売られる。その際、ファルは抵抗するが返り討ちに遭い、罰として両足を折られ、ルナは富豪の要望で目玉を抉られる。その後、ファルは虐待の末に殺され、ルナは耐え切れずに自殺する。
バック
「アカメが斬る!特別編」に登場。親に売られたエア達三人を買った帝都の若い男性。
一見、人の良さそうな好青年であるが、その正体は帝都でも悪趣味なマニアの富豪達を相手に騙して連れてきた少女達を売り渡すブローカー。彼自身も母親に売られた元奴隷で胸にその時の証が付いているが、真相は不明。最期は富豪達と宴を催している時にエアに依頼されたナイトレイドに襲撃されて富豪達を殺される。自身も隠し通路から逃げるもアカメに待ち伏せされ、自身の奴隷の証を見せて命乞いをするも、聞き入れられず殺される。
ローグ
声 - 多田このみ[5]
ボルスの娘。父親想いの少女で、ボルスの死後も母親と共に毎日欠かさず墓参りを行っていたが、シュラに目を付けられ、チャンプに惨殺された。
アニメ版ではシュラ以外の原作のワイルドハントのメンバーが存在しなかったため、母親と共に最後まで生き残っている。革命後は母親と共に復興活動に尽力していた。
ゲンセイ
BD・DVD第1巻の特典冊子「1.5巻」に登場。元帝国軍武術師範で、インクルシオの前任者であった老人。
全盛期の頃は「帝国最強」と謳われるほどの実力者であり、ブラートからも慕われていたが、退役以降は性格が豹変し、無差別に辻斬りを繰り返す「剣鬼」と化した。退役した現在でもインクルシオを纏うブラートと生身で渡り合えるほどの実力を持ち、彼と互角以上の激戦を繰り広げたが、持久戦の末に老体が仇となって討たれる。
サバティーニ
『零』に登場。旅芸人を装いながら、打倒帝国のために活動している反乱分子「サバティーニ一座」の座長。
スパイとして潜り込んだアカメとツクシをそうとも知らずに新人として招き入れ、襲撃してきた山賊を共に撃退したことをきっかけに正体を明かしてスカウトしようとしたが、本性を現した彼女たちの襲撃を受け、ナハシュに殺された。
アムーリャ、ナタリア、ダンカン、コウガ
『零』に登場。「サバティーニ一座」の座員。本性を現したアカメとツクシに殺される。

用語[編集]

帝具[編集]

1000年前、帝国を築いた始皇帝の命により造られた48の超兵器。体力、精神力を著しく消耗するがその性能は強大で、帝具の所有者同士が戦えば必ずどちらかが死ぬと言われている。始皇帝の「ずっとこの国を守っていきたい」という願いのもとに開発されたが、開発から500年後の内乱により半数近くが行方不明となっている。使用者が帝具へ抱いた第一印象が相性に左右するらしい。

一斬必殺(いちざんひっさつ) / 村雨(むらさめ)
日本刀型の帝具。斬られると傷口から呪毒が入り、即座に死亡する。その能力故、手入れには細心の注意が必要。心臓のない敵に呪毒は効かないようである。
奥の手は使用者自身を斬り、大量に溢れ出る瘴気を体内に取り込むことで身体能力を劇的に強化する(その際、体中に赤いアザが浮かび上がる)[6]。その伸び幅はエスデスと対等かそれ以上になるほど。その反面体への負担が大きく、使用者は人間ではなくなってしまう[6]。発動条件は「一定量の人間を斬ることで業をためる」ことであり、アニメ版ではアカメがクロメを斬った際にその一定量に達して発動条件が整った[6]
百獣王化(ひゃくじゅうおうか) / ライオネル
ベルト型の帝具。装着者自身を獣と化し、身体能力を飛躍的に向上させる他、五感も強化される。また、装着時には獣の耳のようなものが生える。
適合者がいない状態ではただのベルトであるため、レオーネが帝具と知らず闇市で安く買い叩いて入手した。
奥の手は超治癒力の「獅子は死なず(リジェネレーター)」。ラバックのクローステールと組み合わせることで四肢を切り離されても接合が可能。
浪漫砲台(ろまんほうだい) / パンプキン
巨大な銃の帝具。精神エネルギーを衝撃波として打ち出す。使用者がピンチに陥るほどその威力が増し、戦況によって形状も変化する。また、セリュー戦では打ち出した衝撃波で薙ぎはらう攻撃も出来たがいつでも薙ぎ払える訳ではないらしい。
元々は将軍だった頃のナジェンダが使用していた帝具で、革命軍参入後に本人の負傷もありマインに譲渡された模様。
悪鬼纏身(あっきてんしん) / インクルシオ
鎧の帝具。凶暴な超級危険種タイラントを素材として作られ、並の人間が装着すれば死に至るほど甚大な負担がかかる。しかしその性能は絶大かつ汎用性に優れ、高い防御力は当然ながら灼熱の大地から極寒の環境にも対応可能。素材となった竜の強靭な生命力により、装着者に合わせて進化するが、その度に装着者の肉体を侵食していく。副武装として「ノインテーター」と呼ばれる槍を持つ。鎧の帝具であるグランシャリオのプロトタイプ。
装着の際には、普通の剣としても使用可能な剣型の鍵に魂を込めて名前を叫ぶことで装着者の元へ召喚される。
ブラートが使用していたが、死の間際にタツミに譲渡され、以後タツミが使用する。ブラートから譲渡された際にタツミが動きやすい形へと進化(一張羅のようなものからマントへ)。エスデスとの戦闘の際にはタツミの強い思いに呼応するかのように進化。外見が竜人のようになり、エスデスと互角に渡り合うほどの力と、凍りついた時空に一瞬ではあるが適応するほどの適応力を得る。皇帝との戦闘の際には鎧の色が銀から黄金へと変化し、背中から龍の翼が生えて飛行が可能になる。
奥の手は一定時間の透明化。装着者の力量によって時間が左右され、透明化時間が切れると再装着の必要があり、また透明化していても気配まで消すことはできない。
千変万化(せんぺんばんか) / クローステール
東海の雲に棲むと言われた超級危険種[注 5]の体毛から作られた糸の帝具。強靭な糸を張り巡らせ罠や侵入者を察知するセンサーとしたり、糸で敵を拘束し切断したりする他、様々な形態に変化させることで、多様な使用法が存在する汎用性に優れた帝具。作中では張り巡らせることにより足場にしたり、集束することにより投擲槍のような武器として使用したりするシーンがある。また、素材となった危険種の急所に生える剛毛を使用した「界断糸」と呼ばれる特殊な糸を持ち、これは強度、鋭さ共に通常の糸を遥かに上回るとっておきの一本である。
奥の手も存在するが、劇中では未公開。
万物両断(ばんぶつりょうだん) / エクスタス
鋏の帝具。どんな物でも両断できる優れた切れ味を持つ帝具。非常に高い硬度を持ち、防御にも使用が可能。
シェーレが使用していたが、セリュー・ユビキタスとの戦いでのシェーレの戦死後、帝国に回収される。その後、スタイリッシュがメンテナンスという名目で取り寄せカクサンに使用させるが、彼がマインに討たれたことにより再びナイトレイドの手に渡った。
奥の手は「鋏(エクスタス)」金属部分の発光により強烈な目くらましを行う。
変身自在(へんしんじざい) / ガイアファンデーション
化粧の帝具。使用者をあらゆる姿に変身することが可能[注 6]
電光石火(でんこうせっか) / スサノオ
生物・人型の帝具。自律行動が可能で几帳面な性格。要人警護用のため家事もできる。ナジェンダが三獣士の帝具を本部に持ち帰った際に入手した。
奥の手は胸の勾玉からマスターの生命力を吸い狂化する「禍魂顕現(まがたまけんげん)」。3度の使用でマスターは確実に死亡する[注 7]
禍魂顕現使用時には三種の神器の名を関した技を使用することができる。
(名称不明・占いの帝具)
方角によって吉と凶を占う帝具で、的中率は高い模様。
五視万能(ごしばんのう) / スペクテッド
眼の形をした帝具で額に装着して使用する。洞視、遠視、透視、未来視、幻視の「五視」の能力を持ち、戦闘において使用者に絶対的な情報アドバンテージを齎す。
帝国の監獄の所長が保有していたがザンクが奪取し使用者となる。ザンクがアカメに敗れたことでナイトレイドに回収され、タツミに適合しなかったことから革命軍本部に送られた。
魔獣変化(まじゅうへんげ) / ヘカトンケイル
生物・犬型の帝具。普段は小さな犬のぬいぐるみのような姿をしているが、戦闘時には巨大化して獲物を捕食する。また、生物型帝具の特徴として、体のどこかにある核を破壊しない限り、どれほど損傷しても再生し、毒物などにも耐性を持つ。しかし自律行動が前提であるため、使用者とのコンビネーションが必須。
奥の手は、内部エネルギーを使用してさらに戦闘能力を上昇させる「狂化」。より筋肉質な姿となり、強烈な咆哮によって敵の動きを止める技などが使用可能となるが、この状態になった後はオーバーヒートで数か月間は動けなくなる。
二挺大斧(にちょうたいふ) / ベルヴァーク
斧の帝具。使用するには人並み外れた膂力を必要とするが、その分凄まじい攻撃力を持つ。中心から2挺の斧に分離させることも可能で、投擲すると勢いの続く限り敵を追跡し、打ち倒す。
ダイダラ撃破後タツミに回収され、革命軍本部に向かうナジェンダによって本部に送られた。
軍楽夢想(ぐんがくむそう) / スクリーム
笛の帝具。演奏を聴いた者の感情を自在に操作する。戦場の士気昂揚のために使われるが、操れる感情は数十種類に及ぶ。笛の音を何度も聴くことで曲に対する耐性はできる。
奥の手は自身の体を強化する「鬼人招来(きじんしょうらい)」。
ミャウ撃破後タツミに回収され、革命軍本部に向かうナジェンダによって本部に送られた。
水龍憑依(すいりゅうひょうい) / ブラックマリン
指輪の帝具。水棲の危険種が水を操作するための器官を素材としている。装着者は触れたことのある液体なら自在に操ることができ、液体を様々な形に変えて攻撃手段として使える。ただし、液体を自ら生み出すことができるわけではないので、使用できる液体が無い場所では無力。
リヴァ撃破後タツミが回収し、革命軍本部に向かうナジェンダによって革命軍本部に送られた。
奥の手は、自身の血を武器として操る「血刀殺(けっとうさつ)」。
死者行軍(ししゃこうぐん) / 八房(やつふさ)
日本刀型の帝具。切り捨てた者を呪いで骸人形にし操ることが出来る帝具。骸人形は能力は生前のまま、最大で8体までを自在に操ることができる。八房の能力を解除すると骸人形は只の死体に戻る。
アニメ版では、太刀先から禍々しい光を放ち、即席の骸人形を生成する技を披露している。
神ノ御手(かみのみて) / パーフェクター
手甲の帝具。装備した者の手先の精密動作性を数百倍に引き上げる。
Dr.スタイリッシュの死後、ナイトレイドに回収され革命軍本部へ送られた。
煉獄招致(れんごくしょうち) / ルビカンテ
火炎放射器の帝具。高火力の炎を放射し、その炎は一度引火すると水を被っても消えることがない。
ボルスがアカメ、レオーネと戦闘していた際に破壊されてしまったため、背中に背負っていたルビカンテを自爆させた。
奥の手は球状に固めた炎を長距離まで飛ばす「岩漿錬成(マグマドライブ)」。
万里飛翔(ばんりひしょう) / マスティマ
翼の帝具。背中に装着することで使用者を飛行可能にし、使用者の意志で羽を飛ばし攻撃することもできる。
奥の手は、出力を上げて光の翼を形成し、相手の攻撃を跳ね返す「神の羽根(かみのはね)」。接近戦にも対応できる。
修羅化身(しゅらけしん) / グランシャリオ
鎧の帝具。インクルシオをプロトタイプとして開発された帝具であり、タイラントとは別の超級危険種と鉱石を素材としているため、インクルシオよりも安定した力を発揮する[7]。インクルシオと外見は似ているが、外装は黒く、透明化する機能も無い。しかし背中にはジェットのような物があり、ウェイブはそれを利用して「グランフォール」という蹴り技を使用する。またインクルシオ同様副武装を扱うことができる(名称不詳)。
装着の際には、大剣型の鍵に名前を叫ぶことで装着者の元へ召喚される。
魔神顕現(まじんけんげん) / デモンズエキス
血液の帝具。北方に棲息していた超級危険種の生き血自体が帝具になっており、血を飲んで適合した者は氷を操る能力を得られる。ブラックマリンと違い、無から氷を発生させることも可能。
飲むと常人であれば精神崩壊を起こすほどの強烈な破壊衝動に襲われる。その破壊衝動に耐えて適合した者は、身体に適合の印が浮かび上がる。
服用量はオネスト曰く「グラス一杯程度で十分」だが、エスデスはより強力な力を得るためにデモンズエキスが入っていた壺一杯全量を飲み干した。
奥の手は「摩訶鉢特摩(マカハドマ)」。時空を凍結させることができる。本来、奥の手は存在しないがエスデスが自分で編み出した。
次元方陣(じげんほうじん) / シャンバラ
一定範囲の人間を予めマークした地点へと転送する。一度に転送できるのは数人程度で大量のエネルギーを消耗するため連発出来ないなど制限も多い。
奥の手は「相手をランダムで世界のどこかに送り飛ばす」というもので、アニメ版ではラバックを様々な浮遊物が漂う異世界(本人曰く「世界の果て」)に飛ばした。
(名称不明・危険種を操る帝具)
帝都の上空を帝具で操った危険種が守護している。
奇奇怪怪(ききかいかい) / アダユス
鎌の帝具。内乱で行方不明後に地方で出土。使い手がアカメに瞬殺されたため能力は不明。
月光麗舞(げっこうれいぶ) / シャムシール
曲刀の帝具。真空の刃を飛ばすことが出来る。
奥の手は月齢で性能が変化すること。満月の時が最高のポテンシャル。
大地鳴動(だいちめいどう) / ヘヴィプレッシャー
マイク型の帝具。これを介して発された声は超音波となり敵を粉砕する。
奥の手は、全周囲に特殊音波を飛ばし、敵を一時的に行動不能にする「ナスティボイス」。範囲内に仲間がいると巻き込んでしまううえ、カロリー消費が激しいため連発は不可能。
快投乱麻(かいとうらんま) / ダイリーガー
6つの球の帝具。個々に属性が付与されており、投げると発動する。投げた球は手元に帰ってくる。
  • 焔の球(火炎属性)火炎に包まれ攻撃力が高い。
  • 雷の球(雷撃属性)雷撃付与で相手にスタン効果を与える。作中では未使用。
  • 氷の球(氷雪属性)当たった相手を凍らせる。作中では未使用。
  • 嵐の球(疾風属性)最速の球。竜巻をまとう。
  • 腐の球(腐食属性)腐食の球。当たった場所が腐る。作中では未使用。
  • 爆の球(爆裂属性)当たると爆発する。
血液徴収(けつえきちょうしゅう) / アブゾデック
吸血鬼の牙のような帝具。口の中に装着して使用する。
対象に噛みついて血を吸い、ミイラのようにしてしまうだけでなく怪我の治療や一時的なステータスアップもできる。
超力噴出(ちょうりょくふんしゅつ) / バルザック
仮面のような帝具。帝国将軍時代のナジェンダの副官が持っていた。
装着者の潜在能力を100%発揮できるようになるが、持っている能力以上の力は得ることはできない。
雷神憤怒(らいじんふんぬ) / アドラメレク
籠手型の帝具。籠手に仕込まれた鉄芯(電磁誘導などで使われる)を利用して雷撃を操ることができる。威力が高く、雷撃を円状にして攻撃を防ぐなど攻防に優れている。しかし籠手の中に電気エネルギーを帯電させておく必要があり、撃ち尽くしてしまうと戦闘自体が不能になる。
奥の手は全電力を集中させ、強力な荷電粒子砲として放つ「ソリッドシューター」。アニメ版では巨大な雷球として使用された。
帝都守護(ていとしゅご) / シコウテイザー[6]
皇帝の一族の血でのみ機動する最初の帝具。アニメ版では巨大なロボットの騎士のような形で描かれている。広範囲を吹き飛ばす破壊光線を発射する。防御面でも優れておりタツミとウェイブのノインテーターでも傷つけることができなかった。しかしその巨大さ故にとんでもない負荷がかかる箇所があり、そこを進化したインクルシオをまとうタツミによって貫かれ破壊される。
絶対制限(ぜったいせいげん) / イレイストーン[6]
アニメでオネストが隠し持っていた帝具。禍々しい眼球を備えた指輪で、そこから発せられる紫電を浴びた帝具は破壊されて無力化する。最終話でレオーネに使って彼女のライオネルの力(驚異的な自己再生能力)を奪った。ただし、使用回数に制限があるのか発動と同時にこの帝具もライオネルを道連れに破損している。

十王の裁き[編集]

Dr.スタイリッシュがパーフェクターを利用して開発した地獄の十王の名を冠した武器。

10番以外の装備は普段はコロに格納させており、必要に応じてコロが腕に噛みついてセリューに装着する。

なお、セリューは全ての武器に「正義」を付けて呼んでいる(正義秦広球、正義閻魔槍、等)。

  1. 秦広球(しんこうきゅう) / 鉄球
  2. 初江飛翔体(しょこうひしょうたい) / 小型ミサイル
  3. 宋帝刀(そうていとう) / 刀
  4. 五官鞭(ごかんべん) / ウインチ
  5. 閻魔槍(えんまそう) / ドリル
  6. 変成弾道弾(へんせいだんどうだん) / 大型ミサイル
  7. 泰山砲(たいざんほう) / 大砲
  8. 平等魚雷(びょうどうぎょらい) / 水陸両用魚雷
  9. 都市探知機(としたんちき) / 探知機
  10. 五道転輪炉(ごどうてんりんろ) / 自爆用爆弾

臣具[編集]

始皇帝の時代から約400年後、当時の皇帝が帝具を創ろうとした結果生み出された失敗作。通常武器に比べ機能こそ高いが、癖や副作用があるなど性能は帝具よりも劣化している。そのため使われることなく封印されていたが、ゴズキがアカメたち暗殺部隊に与えるべく封印を解いた。

桐一文字
日本刀型の臣具。村雨ほどの致死性はないが、切った傷口が治癒不能になる。
水竜の剣(すいりゅうのけん)
剣の臣具。能力を発動させると3分のみ強くなれるが、使用後は急激な疲労に襲われる。
プロメテウス
銃の臣具。弾を曲射するなどさまざまな撃ち方が可能だが、連続使用すると精度が落ちる。
粉砕王(ふんさいおう)
怪力をもたらす手甲の臣具。ただし使い方を誤ると、装着者もダメージを受ける。相手を直接殴りつけるほかにも、怪力で投げ飛ばしたり、拳圧で相手を吹き飛ばすといった使用法も可能。
サイドワインダー
持ち主の意の思うままに動く鞭の臣具。クセの強い武器で、操作性の問題に難あり。
レイアースーツ
土を操作できる鎧の臣具。無から土を生成することはできず、また装着者の負担も絶大。
ヨクトボトムズ
加速と脚力増強をはかる布の臣具。増加値が高くないため使用者の基底能力がものを言う。
トリシュラ
伸縮自在の薙刀の臣具。足場として使用することも可能。

危険種[編集]

帝国全域に生息する獰猛で凶暴な生物の総称。その危険性から駆除の対象とされているが、時には食料や生活の糧にもなっている。

危険度によって「三級」、「二級」、「一級」、「特級」、「超級」に分類され、中でも「超級」は伝説の存在とされており、帝具の素材にもなっている。

新型危険種[編集]

帝都周辺に突如出現した、人間に近しい容姿を持つ新種の危険種。非常に獰猛ながらも知性を持ち、群れを成して獲物を襲う。その正体は、Dr.スタイリッシュの手によって危険種化した元人間であり、帝都から遥か南に存在する彼の秘密の研究所に封印されていたが、シュラの手によって解放され暴れ回っていた。中には危険種化したDr.スタイリッシュに酷似した超巨大な個体も存在する。個体数に限りがあったため、最終的にナイトレイドとイェーガーズによって殲滅された。

単行本[編集]

テレビアニメ[編集]

2014年7月より12月まで放送された。ナレーションは後藤哲夫

アニメ第19話「因縁を斬る」からは原作エピソードを流用したアニメオリジナル展開となり、原作とは異なるストーリーとなる[8]

スタッフ[編集]

  • 原作 - タカヒロ田代哲也(「月刊ガンガンJOKERスクウェア・エニックス刊)
  • 監督 - 小林智樹
  • シリーズ構成 - 上江洲誠
  • シナリオ監修 - タカヒロ
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 中村和久
  • 帝具・プロップデザイン - 森木靖泰、鈴木典孝、岩畑剛一
  • エンブレムデザイン - コレサワシゲユキ、灯夢
  • 美術監督 - 高峯義人(美峰
  • 色彩設計 - 佐藤美由紀
  • 3Dディレクター・モデリング - 相馬洋
  • 撮影監督 - 中村圭介
  • 編集 - 後藤正浩
  • 音響監督 - 郷田ほづみ
  • 音楽 - 岩崎琢
  • 音楽制作 - 東宝
  • 音楽プロデュース - 三上政高
  • 音楽ディレクター - 小林健樹
  • チーフプロデューサー - 藤田雅規
  • プロデューサー - 吉澤隆、山中一孝、三宅将典、麻生一宏、篠原廣人、馬場楊子、岩佐岳
  • アニメーションプロデューサー - 吉川綱樹
  • アニメーション制作 - WHITE FOX
  • 製作 - 「アカメが斬る!」製作委員会

主題歌[編集]

オープニングテーマ
Skyreach」(第1話 - 第14話)
作詞 - 古屋真 / 作曲 - 伊藤翼 / 編曲 - 古川貴浩 / 歌 - 雨宮天
「Liar Mask」(第15話 - 第24話)
作詞・作曲 - Tomo.×大塚剛毅 / 編曲 - Tomo.×大塚剛毅、秋月須清 / 歌 - 真山りか
エンディングテーマ
「こんな世界、知りたくなかった。」(第1話 - 第14話)
作詞・作曲・歌 - 沢井美空 / 編曲 - TATOO
「月灯り」(第15話 - 第24話)
作詞・作曲 - 沢井美空 / 編曲 - TATOO / 歌 - 雨宮天

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 原作話
第1話 闇を斬る 上江洲誠 小林智樹 中村和久 第1話
第2話 権力を斬る オザワカズヒロ 鯉川慎平 第2話・第3話
第3話 蟠を斬る 岡本学 川越崇弘 山本正嗣、小谷杏子
渡部由紀子、瀬尾康博
第2話・第4話
第4話 帝具使いを斬る 島津裕行 土屋浩幸 池上太郎 第5話・第6話
第5話 夢物語を斬る オザワカズヒロ 平向智子 山本善哉 第7話・第8話
第6話 絶対正義を斬る 待田堂子 岡本学 又賀大介 第8話・第9話
第7話 三匹を斬る -前編- 上江洲誠 黒崎武 柴田彰久 寒川歩、青木一紀 第10話 - 第14話
第8話 三匹を斬る -後編- 島津裕行 関谷真実子
江口大輔
木宮亮介、武藤信宏
吉田伊久雄、池上太郎
第13話・第14話
第9話 戦闘狂を斬る 待田堂子 にいどめとしや 佐々木純人 竹田直樹、相澤秀亮、武本大介 第15話 - 第17話
第10話 誘惑を斬る 中村浩二郎 岡本学 三上喜子 山本善哉、臼田美夫 第17話 - 第19話
第11話 マッドサイエンティストを斬る 平向智子 碇谷敦 田中一真、豆塚あす香、碇谷敦 第20話・第21話
第12話 新入りを斬る オザワカズヒロ 土屋浩幸 池上太郎、相澤秀亮 第22話・第23話
第13話 邪魔者を斬る 待田堂子 園田雅裕 佐々木睦美、竹田直樹、井元一彰 第24話・第25話
第14話 巨大危険種を斬る 上江洲誠 島津裕行 岩月甚 中田正彦 第26話・第27話
第15話 教団を斬る 待田堂子 にいどめとしや 佐々木純人 池田有、相澤秀亮
中田正彦、寒川歩
第28話・第29話
第16話 人形を斬る 中村浩二郎 村川健一郎 土屋浩幸 武藤信宏、木宮亮介、又賀大介 第30話・第31話
第17話 呪縛を斬る 待田堂子 岡本学 相澤秀亮、竹田直樹、武本大介
宮田瑠美、中村和久
第32話・第33話
第18話 鬼を斬る 上江洲誠 島津裕行 古賀一臣 豆塚あす香、木宮亮介、池田有
武藤信宏、中村和久
番外編
第34話・第35話
第19話 因縁を斬る 中山敦史 松村政輝 池上太郎、田中一真
寒川歩、福田裕樹
第36話 - 第38話
第20話 修羅を斬る 中村浩二郎 岡本学 江口大輔 中田正彦、池田有、木宮亮介
武藤信宏、榊原智次、武本大介
又賀大介、中村和久
オリジナル
第21話 絶望を斬る 待田堂子 島津裕行 土屋浩幸 中田正彦、井元一彰、田中一真
相澤秀亮、中村和久
第22話 妹を斬る 上江洲誠 園田雅裕 池上太郎、稲吉智重
稲吉朝子、田中一真
第23話 皇帝を斬る 碇谷敦 又賀大介、竹田直樹、豆塚あす香
碇谷敦(メカ)
第24話 アカメが斬る! 小林智樹 池上太郎、池田有、木宮亮介
武藤信宏、中田正彦、又賀大介
田中一真、相澤秀亮、井元一彰
榊原智次、福田裕樹

放送局[編集]

テレビ放送
放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
東京都 TOKYO MX 2014年7月7日 - 12月15日 月曜 0:00 - 0:30(日曜深夜) 独立局
近畿広域圏 毎日放送 2014年7月8日 - 9月30日 火曜 3:05 - 3:35(月曜深夜) TBS系列 第1話 - 第13話
2014年10月8日 -12月16日 水曜 3:00 - 3:30(火曜深夜) 第14話 - 第24話
アニメ特区』第2部
日本全域 BS11 2014年7月14日 -12月22日 月曜 0:30 - 1:00(日曜深夜) BS放送 ANIME+』枠
AT-X 2014年7月15日 - 火曜 23:30 - 水曜 0:00 CS放送 リピート放送あり
インターネット放送
放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
日本全域 ニコニコ生放送 2014年7月9日 - 水曜 0:00 - 0:30(火曜深夜) ネット配信 9月末放送分の第13話まで
木曜 0:00 - 0:30(水曜深夜) 第14話以降 -
ニコニコチャンネル 水曜 0:30(火曜深夜) 更新 9月末放送分の第13話まで
木曜 0:30(水曜深夜) 更新 第14話以降 -
GyaO! 水曜 0:00 更新
dアニメストア 水曜 12:00 更新
バンダイチャンネル 2014年7月11日 - 金曜 0:00(木曜深夜) 更新
土曜 0:00(金曜深夜) 更新 第14話以降 -

配信版[編集]

アカ斬る!劇場』は、公式サイトで本編放送後に2週間限定配信[9]されたショートアニメ。本編の内容を反映しながらもコミカルに描かれており、最終2話は本編で死亡したキャラ達が再登場した。

  • 原作・シナリオ監修 - タカヒロ
  • ディレクション - 田村正文
  • ミニキャラデザイン - 渡邉亜彩美
  • 脚本 - 中村浩二郎
  • 音響監督 - 郷田ほづみ
  • 音響効果 - 川田清貴
  • アニメーション製作 - C-Station
  • 製作 - 「アカメが斬る!」製作委員会
話数 サブタイトル 絵コンテ・演出 原画 次回予告
第壱斬 タツミとレオーネ 田村正文 渡邉亜彩美 激毒料理!?
第弐斬 1分間クッキング 伊藤俊介 秘湯悩殺!?
第参斬 温泉 遠藤大輔 一刀両断!?
第肆斬 通販 その① 渡邉亜彩美 眼鏡紛失!?
第伍斬 メガネ 佐々木睦美 拷問教室!?
第陸斬 エスデスの楽しい拷問教室 田村正文 近藤律子 巨船遊覧!?
第柒斬 社会見学 伊藤俊介 井本美穂 悪鬼退治!?
第捌話 むかしばなし エス太郎 森元温子 圧迫面接!?
第玖話 面接 石富結依奈 超絶合金!?
第拾斬 DXインクルシオ 塚堀修平 ガールズバー!?
第拾壱斬 ガールズバー 田村正文 戒谷栞 変身願望!?
第拾弐斬 通販 その② 有木恵理 隠家新生!?
第拾参斬 新しいアジト 山岡奈保子 本気恋愛!?
第拾肆斬 まじこい 森元温子 防犯事案!?
第拾伍斬 セリューの楽しい防犯教室 前略お袋!?
第拾陸斬 母の思い出…!? 伊藤俊介 渡邉亜彩美 怪奇屋敷!?
第拾柒斬 オバケ屋敷 森元温子 電光石火!?
第拾捌斬 電光石火!スサノオさん 渡邉亜彩美 羅刹参上!?
第拾玖斬 羅刹のお漫才 死亡遊戯!?
第弐拾斬 通販 その③ 近藤律子 白鶴降臨!?
第弐拾壱斬 むかしばなし つるの恩返し 森元温子 姉妹対談!?
第弐拾弐斬 アカメ と クロメ 山岡奈保子 最終章突入!?
第弐拾参斬 旅立ち 渡邉亜彩美 扉の向こうは…!?
第弐拾肆斬 打ち上げパーティー 田村正文 -

BD / DVD[編集]

発売日 収録話 規格品番
BD DVD
1 2014年10月15日 第1話 - 第3話 TBR-24631D TDV-24641D
2 2014年11月19日 第4話 - 第6話 TBR-24632D TDV-24642D
3 2014年12月17日 第7話 - 第9話 TBR-24633D TDV-24643D
4 2015年1月21日 第10話 - 第12話 TBR-24634D TDV-24644D
5 2015年2月18日 第13話 - 第15話 TBR-24635D TDV-24645D
6 2015年3月18日 第16話 - 第18話 TBR-24636D TDV-24646D
7 2015年4月15日 第19話 - 第21話 TBR-24637D TDV-24647D
8 2015年5月20日 第22話 - 第24話 TBR-24638D TDV-24648D

注釈[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ これは、暗殺部隊時代にゴズキから教わった「自分の中のスイッチを切り換えるためのおまじないの言葉」であることが『零』で判明する。
  2. ^ チェルシー死亡後はリボンを彼女と似通ったものに変更。
  3. ^ アニメ版の第二期OP「Liar Mask」のCDに収録されているカップリング曲「蜃気楼」も、タツミとマインをイメージしたバラードだと公表されている。
  4. ^ 死後の世界における打ち上げパーティーを描いたアカ斬る!劇場の最終回ではタツミと結ばれている。
  5. ^ 作中のイメージでは、超巨大な東洋のを髣髴させる姿をしている。
  6. ^ 使用者以外の他者を変身させることができるかかは不明。
  7. ^ ナジェンダは3度の使用をしているが、2度目の発動途中で発動したため生命力を吸収しきれなかった。そのため若干命を繋ぐことができた模様。

出典[編集]

  1. ^ 『月刊ガンガンJOKER』2015年8月号、スクウェア・エニックス、8頁。
  2. ^ 「アカメが斬る!」TVアニメ化、ガンガンJOKER連載作”. コミックナタリー. ナターシャ (2014年1月22日). 2014年1月21日閲覧。
  3. ^ 『アカメが斬る! 公式ガイドブック』、100頁。
  4. ^ 『アカメが斬る! 公式ガイドブック』、191頁。
  5. ^ 多田このみのツイート 2014年10月28日閲覧。
  6. ^ a b c d e 「アカメが斬る!」BD第5巻特典冊子『黒の書』より。
  7. ^ 『アカメが斬る! 公式ガイドブック』、104頁。
  8. ^ 「アカメが斬る!」BD第1巻特典冊子「赤の書」の監督&キャラデザインタビューより。
  9. ^ 期間限定配信「アカ斬る!劇場」4話公開しました!”. TVアニメ『アカメが斬る!』公式サイト. 「アカメが斬る!」製作委員会 (2014年7月28日). 2014年9月2日閲覧。

外部リンク[編集]