うたわれるもの 二人の白皇

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うたわれるもの 二人の白皇
ジャンル ファンタジー
ゲーム
ゲームジャンル SRPG+ADV
対応機種 PlayStation 3
PlayStation 4
PlayStation Vita
開発・発売元 アクアプラス
メディア [PS3/PS4]BD-ROM
[PSVita]PSVitaカード
発売日 2016年9月21日
レイティング CEROC(15才以上対象)
コンテンツアイコン セクシャル、暴力、ギャンブル
キャラクターボイス フルボイス
関連作品
テンプレート - ノート
プロジェクト コンピュータゲーム
ポータル コンピュータゲーム

うたわれるもの 二人の白皇』(うたわれるもの ふたりのハクオロ)は、アクアプラスより2016年9月21日に発売されたゲームソフト。対応機種はPlayStation 3PlayStation 4PlayStation Vita

概要[編集]

うたわれるもの 散りゆく者への子守唄』を第一部、『うたわれるもの 偽りの仮面』を第二部とした、三部作構想の中の最終作に位置するストーリーが展開される。

『偽りの仮面』と製作が同時進行していたため、さほど間を置かずに発売できると言われていた通り、前作から1年後の発売となる。『偽りの仮面』に出たキャストによると、『偽りの仮面』発売時点で既に音声収録は始まっている。

2015年11月28~29日に開催されたイベント「大アクアプラス祭」で、続編にあたる本作が2016年9月21日に発売されると発表された[1]

ゲームシステム[編集]

基本的なシステムは前作を踏襲しており、キャラクター同士の会話でシナリオが進むアドベンチャーパートと、シミュレーションRPGの要素があるシミュレーションパートが存在する。前作に比べ、シミュレーションパートが多くなっている。 選択肢はあるが、シナリオ(ストーリー)が一本道なのも変わらない。

前作からのシミュレーションパートの変更点[編集]

シミュレーションパートはほぼ前作のシステムままだが、細かなマイナーチェンジによる操作性向上が行われているほか、大きな変更点として以下のようなものがある。

  • 気力全開状態になると、自分の攻撃にあわせて射程が届く味方も同時に攻撃してくれる「協撃」の実装。
  • 気力全開状態になり、さらにそのキャラにあわせた特定のキャラが射程内にいると同時に必殺技を繰り出し、専用の動画が表示される「挟撃必殺技」の実装。
  • シナリオが進むと、味方同士を戦わせて経験値などを上げることができる「紅白試合」を実行可能。
  • シナリオが進むと、詰将棋のような感覚で、ゲーム操作や各キャラクターの特性についての練習ができる「ムネチカの試練」を実行可能。
  • 本編クリア後、装備やキャラクターのレベルを引き継いで最初からプレイできる周回プレイが実行可能。
  • 前作にはなかった、回復行動時にも経験値が取得可能。従ってキウルやネコネなど、回復・攻撃が1ターンで両方可能なキャラはその都度経験値が増える。

あらすじ[編集]

帝の崩御と皇女アンジュ暗殺未遂から始まった混乱、そしてオシュトルが世界に溶けて消え去ってからの数日後。オシュトルの遺志を継ぎ、ネコネの助けを借りてオシュトルに扮したハクは、無事アンジュを、オシュトルやネコネの故国であるエンナカムイへと避難させることに成功する。だがヤマト八柱将のライコウは、偽の皇女を擁立してヤマトを掌握しようとしていた。

やがて、毒によって衰弱していたアンジュが回復すると、例え戦になっても、父である帝が残してくれたアンジュの名と皇女の地位を取り戻したいと語る。オシュトル(ハク)はその意を汲み、仲間と共に帝都奪還に向けての戦いの道を進んでいく。ライコウの策に悩まされながらもオシュトルは、正当な皇女アンジュの名の下に、ヤマト各国の反朝廷勢力を糾合、やがてライコウ率いる朝廷軍との決戦に挑む。

またトゥスクルは、ヤマトが再び侵攻してくる可能性があるとして、内乱状態にあるヤマトを今のうちに攻撃することを決定。ハクの“死”を聞かされて帰国していたトゥスクルの皇女クオンは、それが結果的にアンジュらを助けることに繫がると考え、ヤマト攻略の指揮を引き受ける。

さらに、ハクの実兄だったヤマトの帝が語っていた、大いなる父(オンヴィタイカヤン)こと旧人類の遺産を巡っての策謀が繰り広げられる。

登場人物[編集]

前作の登場人物解説も参照のこと。

ヤマト[編集]

エンナカムイ勢[編集]

オシュトル(ハク)
声 - 藤原啓治
本作の主人公。亡き親友オシュトルの意志と仮面を継ぎ、ヤマト右近衛大将の後を継いだハク。アンジュの帝位奪還のために、オシュトルとしての名声とハクとしての知略を生かした指揮でエンナカムイ勢を率いて奔走することとなる。オシュトルに扮してからは、オシュトルが使っていた刀も使うようになるが、以前クオンがハクに貸した鉄扇を「友の形見」として使い続ける(鉄扇はハクの死を告げたときクオンに返したが、クオンはその場に落としてそのまま去って行った)。
序盤こそ頼りない一面を見せるものの、オシュトルとしてのカリスマとハクの知性を徐々にだが発揮させていき、物語中盤に差し掛かる頃にミカヅチと決闘の末に仮面の者(アクルトゥルカ)の力を完全に覚醒させる事に成功した。これ以降は白兵戦時の戦闘力も劇的にアップし、ヴライやミカヅチといった八柱将とも互角以上に戦えるほどにまで成長する。そして仲間たちと共に朝廷軍に対抗するため、味方となってくれる国々を求めてヤマト国内を奔走する。
ネコネとの関係は最初はかつてのオシュトルの代わりという気持ちで接していたものの、次第に互いに心を通わせるようになった。そして彼女がヴライの手の者にさらわれた際には身を徹して彼女を助け出し、何よりも大切な存在として認めた。
物語の終盤、オシュトルと同様に塩と化して消滅するも、常世でハクオロにクオンの危機を知らされ、半ば奪い取る形でウィツァルネミテアの権能を受け継ぎ現世へ帰還。クオンを救い再び姿を消した。
その後、ウルゥル・サラァナと共に人助けをしつつタタリを不死の契約から解放する旅を続けている。
オシュトル(ウコン)
声 - 利根健太朗
ヤマト右近衛大将。前作でヴライとの死闘において仮面(アクルカ)の力を限界以上に引き出した結果、魂を消耗しきって力尽き死亡した。身体が塩となって消滅する寸前にハクに自分の仮面を渡し、アンジュとネコネを託した。
本作では回想シーンなどで何度か登場。
ネコネ
声 - 水瀬いのり
オシュトルの妹。今作ではヒロイン的な立位置にある。「ハクを頼む」という兄の遺言からオシュトル(ハク)の手助けを行っているが、兄の死に大きく関わった罪の意識と、ハクの人生を奪ってしまったという思いから塞ぎがちになる。そして精神的にも肉体的にも追い込まれていき、ハクがオシュトルとして偽り続けていつしかハクという存在、また本当のオシュトルという存在が消えていく事への恐れが、更に彼女を追い詰めていく。
その過程もあり序盤は目の色や声に精気は無く朧とした雰囲気を漂わせていたが、ハク自身のやさしさに触れて互いに心を通わせることで徐々にだが元気を取り戻し、以前のような振る舞いを見せるようになる。そしてハクをもう一人の何よりも大切な兄として認め、彼を最後まで心の底から支え続けた。
アンジュ
声 - 赤﨑千夏
ヤマト皇女。帝崩御の混乱の最中、何者かの策略で毒を盛られて喉が焼けただれ、声を出せない状態でいる。元々桁外れな生命力の持ち主であったことが幸いして毒から回復した後は、自らも帝位奪還のためにカルラから譲られた(突如放り込まれた)鉄塊の如き大剣を担ぎ、戦場に出陣する。本作よりプレイヤー操作の一人として加わる。
基本的な性格に変化は無いもののヤマトを統べる次期帝としての自覚と覚悟を持つようになり、戦場や交渉の場にも自ら赴くようになる。そして多くの國々を味方に付けて、ついに帝都にまで攻め上がり、ライコウ率いる朝廷軍を打破してヤマトの奪還に成功、無事に帝に即位した。
シミュレーションパートでは、攻撃力は仲間内で随一だが、反動ダメージがある技と防御力がウルゥル・サラァナ同様最低値なので、慎重な行動が求められる。
ルルティエ
声 - 加隈亜衣
クジュウリの皇オーゼンの末娘。15人兄妹の末っ子で穏やかで内気な性格。好意を感じていたハクの死を受けて人一倍衝撃を受けて塞ぎがちな日々を送っていたが、「もう誰も失いたくない」と精神的に成長し、改めて戦いに出ることを決意。戦を控えたエンナカムイの厨房を預かるようになる。
ある事をきっかけにハクがオシュトルの身代わりとして生きていることを知り、そのままハク=オシュトルを見守る事となる。
ココポ
声 - 米澤円
ルルティエが飼っているホロロン鳥。前作に引き続き、その背に乗ってルルティエは戦う。
ハクにすぐ懐いたのと同様にハクが扮したオシュトルにも懐いており、その正体に気がついている模様。
アトゥイ
声 - 原由実
シャッホロの皇ソヤンクケルの娘。物怖じしない明るい性格で独特な雅言葉で話す。ハクの死を受けても独特な生死観により動揺しなかったが、心の片隅に小さな違和感を覚えた。
物語が終盤に差し掛かる頃、帝として即位したアンジュの命により八柱将に抜擢された。
クラリン
声 - 三宅麻理恵
アトゥイのペットで、空中を漂うクラゲのような生き物。一応ヒトの言葉を理解できるらしい。
前作と同様、シミュレーションパートでは電撃で敵を攻撃することがある。
フミルィル
声 - 儀武ゆう子
前々作『うたわれるもの』で赤ん坊だった人物[2]。かつてトゥスクル内で対立していた部族の間に生まれた子のため、一時ウルトリィが身柄を預かっていた。
現在はクオンの御側付きで、クオンにとって年の近い幼馴染のような関係。トゥスクルの人物だが、クオンがオシュトルらの元に戻ったため、彼女の御側付きとしてエンナカムイ勢に加わることになる。
すぐに服がはだけたり、無意識のうちに色っぽい仕草をしたりして男性の目を非常に引くため、「傾国のフミルィル」と言われるほどである。
シミュレーションパートでは、術による遠近距離攻撃と回復ができ、レベルが上がるとネコネと同様に攻撃と回復が1ターンで行動可能。また、彼女に他のキャラからの回復をすると「返礼」のカウンターをし相手と周囲に回復ができ「シュマリ」という式神を召喚する。シュマリ自体も微力ながら射程が長い回復術が使える。
キウル
声 - 村瀬歩
エンナカムイの皇子で、オシュトルとは兄弟の誓いを結んでいる。ハクたちの帝都脱出の際に仲間と一時別れ、オシュトル直属の手兵やその家族を逃がす役目を引き受け、彼らを率いてエンナカムイへと向かう。エンナカムイに到着した後は、オシュトル(ハク)の正体に気付かないまま、変わらず義兄として接している。
ノスリ
声 - 山本希望
没落した実家の再興を目指しかつてノスリ旅団という義賊の長だった少女。エヴェンクルガの出身であり、義を重んじる正義感の強い性格。オウギの姉。
今作では一族の再建という使命と目的を果たすために、エンナカムイ陣営に大きく貢献していく。そして、それは物語終盤に彼女が八柱将に抜擢されたことにより、ついに果たされる事となる。
オウギ
声 - 櫻井孝宏
ノスリの弟。諜報や腹芸が得意な切れ者。ハクたちの帝都脱出の際に撹乱工作をした後は、キウルと共に帝都に潜伏していた。その後、エンナカムイの仲間の元へと向かう。エンナカムイに到着した後は、オシュトル(ハク)を得意の諜報で補佐する。
ウルゥル・サラァナ
声 - 佐倉綾音
ハクが帝から褒美として賜った鎖の巫(カムナギ)と呼ばれる双子。実際にはハクの護衛と帝との連絡役を任されているだけでなく、ハクに隷属的な忠誠を誓っている。エンナカムイ到着時は疲労困憊で眠っていたが目覚めた後、ハクがオシュトルに扮しているのに直ちに気付き、彼の正体を隠すため呪法により助力する。
以後、「ハクの遺言により、オシュトルを新たな主とする」という設定の元、従来通り“主”に献身的に尽くそうとする。
ヤクトワルト
声 - 江口拓也
剣豪として様々な勇名を馳せる、義に篤い好漢。「陽炎のヤクトワルト」の異名を持つ。ウズールッシャの近くにあるレタルモシリの出身で、シノノンの義父。戦闘の際には経験に裏打ちされた剣技と洞察で大いに貢献する。
一作目に登場したゲンジマルがレタルモシリを訪れていた頃に彼の弟子となり、それが彼の武人としての基礎となっている。
シノノン
声 - 久野美咲
ヤクトワルトの養女。ヤクトワルトとはまた違った独特な、さらにませた喋り方をする。実父はレタルモシリ元族長のムカルで、ムカルの死後ヤクトワルトの養女として連れられている。キウルによく懐いている。
ムネチカ
声 - 早見沙織
ヤマト八柱将の一人であり、アンジュの東宮傅を担っている女傑。トゥスクル撤退時の殿としてトゥスクルに残り、捕虜として軟禁され仮面(アクルカ)を没収される。後にエンナカムイ勢と合流することとなる。本作より、プレイヤー操作のキャラの一人として加わる。
シミュレーションパートでは「鎮守のムネチカ」の異名通り防御力が高く周囲の防御力を上げたり、ZOCの発生やカウンターを持っている。
イラワジ
声 - 白熊寛嗣
エンナカムイの皇で、キウルの祖父。オシュトルとネコネからは「御前」と呼ばれている。オシュトルらのことも高く評価しており、危険であることを承知しつつも、彼らと彼らが連れてきたアンジュを快く迎え入れた。
エンナカムイに善政を敷いて平和に統治していたが、自分が戦いには向いていないことも承知しており、戦乱を前にしてエンナカムイの全権をオシュトルに委ねた。終盤で、帝に即位したアンジュによって大老(タゥロ)に抜擢され、後任のエンナカムイ皇にキウルを推挙した。
トリコリ
声 - 藤田昌代
オシュトルとネコネの母。エンナカムイの町外れに住んでおり、夫亡き後は女手一つで二人を育ててきた。躰が弱く、目を患っており現在は視力が殆ど無い。
途方もないほどの包容力と慈愛の持ち主でもあり、オシュトルの遺志を継いで戦い抜こうとするハクの志を認め、ハクにとっても”母”として接する。

朝廷軍[編集]

ライコウ
声 - 置鮎龍太郎
ヤマト八柱将の一人で「聖賢のライコウ」の異名を持つヤマト随一の智将。帝の崩御後に混乱に乗じ自らの策を巡らせ始める。
亡き先帝に対しては「比類なき英主」と本心から忠義と敬意を抱いていたが、「國とはそこに生きる人々の力によって繁栄と衰退を繰り返していくものであり、それが自然の摂理である」という考えから、帝の世の理を超越した権能とヤマトの民がそれによって守られ過ぎてことに対しては否定的であり、ヤマトを帝という超越者から独り立ちさせることを目的に政権の掌握に乗り出す。
シチーリヤ
声 - 三宅麻理恵
ライコウの小姓(男子)にして腹心。女性的な線の細さを利用して偽の皇女役も務めていた。その正体はウォシスの密偵であり、長きに渡りライコウに仕える事でその信頼を得て、ライコウをウォシスの真の目的に利用するという使命を帯びていた。
ウォシス
声 - 菊池幸利
「影光(えいこう)のウォシス」の二つ名を持つ。個性が強い八柱将の纏め役でヤマトの実質的な大老。
帝やハク同様、旧人類に酷似した身体的特徴を持つ人物。
物腰は柔らかいが、その内心は自己中心的な価値観と我欲じみた目的意識で満たされており、他の同僚達を含めた一切の人物を滅ぼすべき敵か、使いつぶしていい道具と見なすほど冷酷極まりない。
その正体は帝の遺伝子を受け継ぐ”息子”であり、帝暗殺から始まる全ての災厄を引き起こした黒幕。自身を捨てた帝や新たな後継者となったアンジュやハクを憎み、前作のヒロイン・エルルゥと前作の主人公・ハクオロが所持するマスターキーを奪取し、古代の遺産を蘇らせようとするが、自身も気付けなかった重大な秘密に直面し、決定的な蹉跌を迎えることとなる・・・
シャスリカ
声 - 浅利遼太
ウォシスが側に置いている3人の冠童(ヤタナワラベ)のうちのひとりで、栗色の髪をしている。小姓かつ護衛としてウォシスを補佐する。3人の冠童のリーダー的な存在。
リヴェルニ
声 - 田丸篤志
ウォシスが側に置いている3人の冠童のうちのひとりで、青い髪をしている。
ラヴィエ
声 - 鈴木晴久
ウォシスが側に置いている3人の冠童のうちのひとりで、癖のある茶色の髪をしている。
マロロ
声 - 杉山大
ヤマトの殿学士で八柱将デコポンポの下で雇われ、采配師をしている。デコポンポの敗北後、オシュトル(ハク)によって傘下に加わるよう言われるが、戦いにおける容赦ないオシュトルの采配を目にし、さらにハクの死を聞いてショックを受け、ひとり帝都へ戻る。
その後、ライコウの指示を受けたウォシスの手によって洗脳され、修羅の如き形相へと変貌。“親友であるハクを殺したオシュトル”に復讐を果たそうとする。
帝都奪還後に洗脳が解け、介抱するオシュトルの言葉から正体を察するが、直後に襲い掛かったシチーリヤからハクを庇って致命傷を負い、親友を救えた事に安堵しながら息を引き取った。
ミカヅチ
声 - 内田夕夜
ヤマトの左近衛大将。仮面の者の一人でオシュトルと共にヤマトの双璧と呼ばれている。オシュトル、ヴライと同じく大いなる姿へと変貌することが可能。兄は八柱将であるライコウ。
先帝とその皇女であるアンジュには強い忠誠心を向けており、先帝の遺した「帝都とアンジュを守る」という最後の命を遵守するべく、「アンジュはオシュトルに託して自分は帝都を脅かす者を排除する」という判断の下、敢えてエンナカムイとは敵対する道を選ぶ。そしてアンジュとオシュトルに、エンナカムイから出ずに穏やかに余生を過ごすよう警告に訪れる。この時のオシュトル(ハク)との対決で、彼がオシュトルではないことを見抜くが、仮面の力を引き出したハクの力と覚悟から彼を“オシュトル”と認める。その場は撤退するも、その後もライバルとして幾度と無く激闘を繰り広げることになる。
ミルージュ
声 - 高森奈津美
ミカヅチの小姓。シチーリヤと同じ部族の出身であり、彼もシチーリヤ同様、ウォシスの手のものとしてミカヅチを監視する役目を負ってもいる。
デコポンポ
声 - 大川透
ヤマト八柱将の一人。エンナカムイの擁する「本当の姫殿下」の身柄を確保すべく猪突猛進してエンナカムイを襲撃するが、愚鈍ぶりは相変わらずでありオシュトルの策によって敗北。切り札としてウズールッシャの猛獣ガウンジを放つも、ライコウの策略で命令を聞かず暴れ狂うガウンジに生きながら貪り食われた。
ボコイナンテ
声 - 中西としはる
デコポンポの腹心。キウルの手引きによって帝都から脱出したオシュトルの手兵やその家族を追撃するが撃退される。その後デコポンポのエンナカムイ攻撃に同行するが、デコポンポと運命を共にする。
ヴライ
声 - 乃村健次
「豪腕のヴライ」と呼ばれるヤマト八柱将の一人。前作でオシュトルに敗れて谷底に落ち、瀕死の状態となっていたが、ヴライを見つけて放っておけなかったエントゥアに介抱されて徐々に回復。それでも自分に残された命と力が残りわずかなことを悟っていたが、なおもオシュトルとの決着を求め、オシュトルとしてエンナカムイの軍を率いていたハクに無理心中を図るかのような勢いで襲い掛かる。

クジュウリ[編集]

オーゼン
声 - 佐々木義人
ヤマト八柱将の一人。クジュウリの皇で15人の子を持ち、ルルティエ、シス、ヤシュマの父にあたる。ルルティエを過保護に育てていたがその自覚はあり、シスが結婚して國を出た直後、ルルティエを帝都のオシュトルに預けていた。
オシュトル、ルルティエ、アンジュらの来訪を受けてエンナカムイに助力しようとするが、シスに振り回されることになる。
シス
声 - 山村響
クジュウリの皇オーゼンの長子でルルティエの姉。気が強く、政略結婚で國を出ていたが自ら反故にして帰國している。ルルティエを溺愛している。
ヤシュマ
声 - 田丸篤志
クジュウリの皇オーゼンの長男であり兄弟の中では上から2番目にあたる。礼儀正しく侠気にあふれるが、姉であるシスには頭が上がらない。
旅籠屋の女将
声 - 羽吹梨里
クジュウリにある旅籠屋の女将で、以前ハクとクオンが泊まったことがある。ヤシュマが最初にオシュトルと面談するときにも、この旅籠を指定した。

イズルハ[編集]

トキフサ
声 - 志賀麻登佳
ヤマト八柱将の一人。かつてゲンホウを策略によって追放し、その後釜として八柱将になった。
強弓の使い手だが人望や能力などでゲンホウに劣るところがあり、コンプレックスを抱いていた。デコポンポ死後はその才幹の無さをライコウに見咎められるようになり、苦しい立場に追い詰められていた模様。
ゲンホウ
声 - 大川透
ノスリ、オウギの父で元八柱将。かつてトキフサの策略により追放処分を受けたことから政(まつりごと)に嫌気が差し、そのまま状況を受け入れて人里離れた地で悠々自適の生活を送っている。だが未だに彼を慕う者も多い。終盤で帝となったアンジュによって右大臣に抜擢された。

ナコク[編集]

イタク
声 - 小林裕介
ナコクの皇子。ソヤンケクルの妹の子で、アトゥイにとっては従兄弟であると同時に許婚。誠実で生真面目な青年で、幼い頃に出会ったきりのアトゥイを一途に想い続けていた。戦闘の際は大振りの三叉槍を得手とし、実力も確かである。
母国は早々にエンナカムイと「本物の皇女」支持を公表していたが、そのために朝廷より攻撃を受けてイタクの父は死亡。イタクはソヤンケクルによってエンナカムイに運ばれ、オシュトルに助力を要請する。
終盤、帝となったアンジュの命により八柱将に抜擢された。
シミュレーションパートではアトゥイ同様槍を装備しているが、隣接する敵にも攻撃可能で回復技も持っている。

シャッホロ[編集]

ソヤンケクル
声 - 最上嗣生
ヤマト八柱将の一人でシャッホロの皇。ヤマトの海事を担う海の男。アトゥイの父で、アトゥイを溺愛している。
ヤマトの内乱では早々に中立を宣言していたが、その後甥にあたるイタクを連れてエンナカムイを訪れる。終盤で帝となったアンジュによって左大臣に抜擢され、八柱将の地位はアトゥイが引き継ぐことになった。

先帝とその関係者[編集]

帝(ミカド)
声 - 木村雅史
毒殺されたとされるヤマトの先の帝。その正体は大いなる父(オンヴィタイカヤン)こと旧人類の生き残り。自分自身を被験者として人体実験を繰り返した結果、数百年生きてヤマトを建国し、旧人類の技術の一部を使って統治していた。
冬眠状態にされていたハクの実兄であり、ヤマトの皇位はアンジュに継がせる一方、タタリに変貌した旧人類の救済という希望と研究をハクに託そうとしていた。だがその前に前作で殺害され、真犯人が不明なままヤマトは分裂することになる。
ホノカ
声 - 矢作紗友里
いつも帝の側に仕えている女性。オシュトルと共に帝暗殺の容疑者にされるが前作で身を隠したまま、行方不明となっている。

ヤマト周辺国出身の人物[編集]

エントゥア
声 - 米澤円
ヤマト北方にある國ウズールッシャの将ゼグニの娘。紆余曲折を経て宮廷女官として帝都で働いており、ハクたちの帝都脱出を手助けした。ヴライの追撃を知り危機を知らせるべくハク一行を追うも間に合わず、代わりにオシュトルとの戦いで瀕死の状態になっていたヴライを発見し、見捨てられずに介抱してしまう。自分の余命が長くないのを知りつつもオシュトルとの決着を求めるヴライに父親の面影を重ね、その望みを叶えてやりたいと思うようになる。
ヤムマキリ
声 - 水島大宙
ウズールッシャの近くにあるレタルモシリの族長。ヤクトワルトの兄代わりだった人物の一人。
計算高く理知的な判断を下す冷酷な性格で、レタルモシリを纏めるためにヤクトワルトとシノノンの名を利用しようとする。

トゥスクル[編集]

クオン
声 - 種田梨沙
本作のヒロインで、トゥスクルの皇女。ハクオロとユズハの娘[3]。かつてユズハの命を奪った病気に幼い頃かかったことがあるが、その身に宿る『力』によって撃退している。ハクを「失った」後、自らの故郷へと帰還。一時的にヤマトでの記憶を失っていたが、クロウから記憶を刺激されたことで思い出す。そしてアンジュを襲っている状況を知り、ヤマトに残してきた仲間たちへの間接的な支援のために、自らが裏切り者のそしりを受けることになろうとも、オボロの命に従いヤマトを攻め落とそうとする。しかし、トゥスクル皇女として正装と面紗で正体を隠した状態でエンナカムイに赴き、オシュトルたちと対面してヤマト侵攻を告げた後の一連の騒動の中で、オシュトルの正体がハクだと気付く。そして、トゥスクルへの帰路の最中にクロウとベナウィに諭されたことで、一人の少女クオンとしてオシュトルたちの下へ帰還する。
アルルゥ
声 - 沢城みゆき
トゥスクル建国に関わった一人であり、動物を従わせる森の母(ヤーナマゥナ)の力を持つ女性で、その力でムックルとガチャタラという動物を従えており、戦いの時にも使役する。國名の由来となった老薬師トゥスクル(ハクオロやオボロらの恩人)の孫。クオンの母ユズハとは親友だった。クオンにとって姉のような存在。
ムックル
声 - 下山吉光
アルルゥが飼っているムティカパという種類の巨大な獣。普段は従順にアルルゥに従っているが、戦いになると容赦なく暴れて敵を引き裂き、嚙み殺す。
オボロ
声 - 桐井大介
トゥスクルの皇。クオンの母ユズハの兄。そのため正確にはクオンの叔父にあたるが、クオンの父が義兄として敬愛していたハクオロであり、ハクオロが姿を消し、ユズハもクオンを生んですぐに死んだため、クオンを実の娘のように育てており、クオンからも「お父様」と呼ばれている。ハクオロが姿を消す直前、トゥスクルのことを委ねられていた。若い頃は血気盛んで浅慮な行動も多かったが、責任ある皇として経験を積んだためか、落ち着いた大局的な考え方ができるようになっている。しかし愛娘であるクオンのこととなると動揺を隠し切れないなど、根っこの部分は変わっていない。
トゥスクルがヤマトに攻められたため、内乱終結後ヤマトが再び侵攻してくる可能性があるとして、ヤマトが混乱にある現在のうちに、「売られた喧嘩を買う」ためヤマトへの侵攻を決定する。
ドリィ、グラァ
声 - 渡辺明乃
トゥスクル皇オボロの御側付きの双子で、トゥスクル建国以前からオボロに仕えている弓使い。トゥスクルからの使者としてエンナカムイに現れ、多数の物資をもたらした。
ウルトリィ
声 - 大原さやか
オンカミヤムカイの賢大僧正(オルヤンクル)の地位に就く女性で、ウィツァルネミテア信仰の宗教指導者的人物。カミュの姉。クオンの母親役の1人で学問や作法の教育を受けていた為、クオンは頭が上がらない。フミルィルは彼女が赤ん坊の頃に預かっていたことがあり、現在も深く慕われている。
カミュ
声 - 釘宮理恵
オンカミヤムカイの出身で、現在はトゥスクルの巫(カムナギ)を務める美女。ウルトリィの妹。アルルゥと同じく、クオンの母ユズハが生きていたときの親友であり、クオンにとって姉のような存在。
ムント
声 - 白熊寛嗣
オンカミヤムカイの老僧で、カミュのお目付役。前々作からそれなりの年月が経った本作においても相変わらず、サボり癖のあるカミュに手を焼かされている。
ベナウィ
声 - 浪川大輔
トゥスクル建国以前(ケナシコウルペ時代)より侍大将を務める歴戦の勇将。冷静沈着な性格で、知略に優れると共に槍術の達人。クオンの教育係として厳しく接しているが、家族としての愛情も持っている。
責任感も能力もその地位以上に持っているトゥスクルきっての英才だが、度々やんちゃな騒動を起こす主筋(王族関係者)に手を焼いている様子も伺える
クロウ
声 - 小山剛志
ベナウィの腹心の部下であり歴戦の勇士。屈強な肉体を誇り、豪胆な性格。クオンの父親役の1人だが、彼女にとっては年が離れた意地悪な兄という印象である。
カルラ
声 - 田中敦子
ヤマト帝都の旅籠屋・白楼閣の女主人。戦闘に特化したギリヤギナ族の出身であり、その中でも並外れた(100kg以上の大剣を竹鞭のような勢いで振り回すほどの)怪力と絶大な武技を誇る。トウカと共に、トゥスクル本国へ密かに情報の提供をしている。かつて自分が使っていた剣を、アンジュの為にエンナカムイへ投げ込んでいる。
トウカ
声 - 三宅華也
ヤマト帝都の旅籠屋・白楼閣で働く女子衆。ノスリやオウギと同じく、エヴェンクルガの出身で剣の達人。カルラと共に、トゥスクル本国へ密かに情報の提供をしている。
チキナロ
声 - 太田哲治
前々作よりの登場。「人身売買以外なら何でも扱う」がモットーの、抜け目ない行商人。クオンの手引きによりエンナカムイを訪れて、エンナカムイのための物資調達を行う。またクオンが用意した、毒にやられたアンジュを癒やすための薬をオシュトルに手渡した。
エルルゥ
声 - 柚木涼香
前々作のヒロイン。オンカミヤムカイの地下深くでハクオロの傍にいる女性。クオンの母親役の1人。アルルゥの姉で、トゥスクル建国以前よりずっとハクオロを支えていた人物。國名の由来となった老薬師トゥスクルの孫であり、祖母から薬師の知識と技術を引き継いでいる。その結果トゥスクルで知らない者はいないと言われるほどの薬師になり、クオンにも薬師の指南を行っていた。だがある時を境に、忽然と世俗から姿を消した。
物語の最後で帰還したハクオロと再会し、積年の想いをかなえることとなる。
ハクオロ
声 - 小山力也
前々作の主人公。悪政を敷いていたケナシコウルペ朝を打倒して、トゥスクルを建国した初代皇。その正体は、遥か昔に大神ウィツァルネミテアと同化した旧人類(厳密にはハクや帝など作中で『大いなる父』と呼ばれている旧人類より、さらに古い時代・・・おそらくは21世紀初頭・・・の科学者)の生き残りであり、自分の力の暴走を抑えるために自らの意思でオンカミヤムカイに封印されていた。旧人類の後継者「うたわれるもの」を、オンカミヤムカイの奥深くで待ち続ける。物語の終盤、ハクがウィツァルネミテアの力を受け継いだ事により、人として現世への復帰を果たした。

主題歌[編集]

オープニング「星灯(ひかり)」[4]
作詞 - 須谷尚子 / 作曲・編曲 - 衣笠道雄 / 歌 - Suara
エンディング「麗しき世界」
作詞 - 須谷尚子 / 作曲・編曲 - 衣笠道雄 / 歌 - Suara

Webラジオ[編集]

本ゲームの発売に伴い、『煌うたわれるものらじお』のタイトルで2016年5月23日より音泉にて配信される[5]。毎週月曜日に更新。パーソナリティは赤﨑千夏(アンジュ 役)と利根健太朗(オシュトル 役)が務める。

出典[編集]

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  1. ^ 【速報】シリーズ最新作『うたわれるもの 二人の白皇』が発表! 発売日は2016年9月21日!”. エンターブレイン (2015年11月28日). 2015年11月30日閲覧。
  2. ^ 『うたわれるもの 二人の白皇』に登場する新キャラクターが発表”. エンターブレイン (2015年11月29日). 2015年11月30日閲覧。
  3. ^ アニメ版『うたわれるもの』では、ハクオロとユズハの間に子供が生まれた描写はカットされている。
  4. ^ ゲーム「うたわれるもの 二人の白皇」OP主題歌歌唱決定”. フィックスレコード (2016年4月2日). 2016年4月14日閲覧。
  5. ^ 煌うたわれるものらじお”. 音泉. 2016年5月15日閲覧。

外部リンク[編集]