山本寛 (アニメ演出家)

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やまもと ゆたか
山本 寛
本名 山本寛
生年月日 (1974-09-01) 1974年9月1日(42歳)
出生地 日本の旗日本大阪府
身長 174cm
血液型 O型
ジャンル アニメテレビ映画
活動期間 1997年 -
事務所 カロスエンターテイメント
公式サイト カロスエンターテイメント (所属事務所)
主な作品
アニメーション監督・演出
フラクタル』(原作・監督)
かんなぎ』(監督)

映画
私の優しくない先輩』(監督)

山本 寛(やまもと ゆたか、1974年9月1日[1] - )は、日本のアニメーション監督演出家[2]。山本寛事務所代表取締役。株式会社カロスエンターテイメント所属。通称ヤマカン[3]

人物[編集]

大阪府箕面市[4]出身。大阪教育大学附属高等学校池田校舎[5]を経て京都大学文学部哲学科[5]を卒業後京都アニメーションに入社[5]アニメーションDoに移籍し2007年に退社。退社後はアニメ制作の傍ら、自ら立ち上げたOrdetの代表取締役と、同社の親会社になったウルトラスーパーピクチャーズの取締役を務めた。2015年から翌2016年にかけて両社から退き2016年にタレント会社などに登録しているのが確認されている。

アニメーション監督としては『フラクタル』などを手掛け、また2010年には実写映画『私の優しくない先輩』の監督を務めた。自分の関わったアニメの主題歌・挿入歌等の作詞を担当することもあり、その際は辛矢 凡(からや ぼん[6])の名義を用いることが多い[要出典]。しばしばアニメ制作業からの引退や休業を宣言する。

経歴[編集]

大学時代 - 京都アニメーション時代[編集]

1997年、京都大学アニメーション同好会にて制作した『怨念戦隊ルサンチマン』に監督として関わる。

卒業後は株式会社京都アニメーションに入社。デジタル映像開発室勤務を経て演出助手や撮影などを経験した後、1999年POWER STONE』の第10話「夢で見た赤い月」で演出デビュー。その後同社の大阪スタジオであるアニメーションDoへ移籍し同じく演出を務めた。

2007年らき☆すた』でアニメ初監督に挑戦するも、「監督において、まだその域に達していない」との社内判断により第4話をもって降板させられ、第5話からは武本康弘に交代した[7]。同年6月23日をもってアニメーションDoを退社しフリーとなる。

Ordet設立後[編集]

2008年、『月刊ニュータイプ』誌上にて大阪市都島区アニメ制作会社株式会社Ordet設立を発表。A-1 Picturesが元請制作した『かんなぎ』の監督を務めた。

2010年には商業実写映画『私の優しくない先輩』を監督として制作、映画評論家の柳下毅一郎宇多丸から受けた批評について自身のブログにて反論した。また同年、Ordet初の元請作品OVA版『ブラック★ロックシューター』の監修を担当。

2011年1月より自身初のオリジナルアニメ『フラクタル』の監督を務めた。失敗すれば引退も辞さないと宣言していた[8]が、放送後すぐに自身のTwitterで前言を撤回した[9]。8月、ウルトラスーパーピクチャーズ(USP)設立に伴ってOrdetはUSPの傘下に入り東京都杉並区に移転、自身はUSPの取締役に就任する。

2012年3月、東北震災チャリティショートアニメ『blossom』[注 1]の企画を発表。3月24日の東京国際アニメフェア2012にて、ワールドプレミアと銘打ったステージでPVを公開[10]し、アニメ続編の製作や海外アーティストとのコラボ企画、チャリティ展開について随時告知していくとした[11]が、PVが「メガミマガジン」同年7月号の付録DVDに収録されたのみで完成版は発表されず、チャリティも実施されていない。

2013年、『戦勇。』と、『らき☆すた』のスピンオフとなるWEBアニメ『宮河家の空腹』の監督を務める。

2014年、オリジナルアニメ『Wake Up, Girls!』(WU,G!)の監督に就任、2016年までアニメシリーズの監修・監督を務めた。同作の主題歌・劇中歌の作詞も手がけている。[要出典]

山本寛事務所設立後[編集]

2015年10月23日、東京都小金井市に自身を代表[5]として個人事務所の株式会社山本寛事務所[12]を設立。10月30日、ウルトラスーパーピクチャーズ取締役を辞任[13]

2016年3月25日、Ordet取締役辞任[14]5月30日、体調不良による無期限の休養を自身のTwitterにて発表[15]、約3ヶ月後の8月18日に自身3回目となるブログを開設し休養からの復帰を報告[16]8月21日芸能事務所有限会社アグアに文化人枠でタレントとして所属したとブログで公表した[17]が、アグアのホームページに記載はなく、当該ブログ記事も後に削除した。この後、講演依頼.com[5]およびSpeakers.jp[18]に講師として、株式会社カロスエンターテイメント[2]にタレントとして所属しているのが確認されている。

2016年7月23日、震災復興支援や新しい街づくりを試みるボランティアグループ「せんだいみやぎコンテンツプロジェクト実行委員会」のイベント名を借りた非営利イベント[19]「ヤマカンナイト!大阪編」を大阪日本橋CLUB COCHLEAで開催、ゲストとして元京都アニメーション社員でライデンフィルム京都スタジオ室長の坂本一也が出演した。[20] 12月24日、自身とProject Twilightの名義を添えた一枚絵と共に「2017年以降にプロジェクトを考えている」と公表。[21]

作品[編集]

アニメーション[編集]

京都アニメーション・アニメーションDo時代
フリー時代
Ordet時代
カロスエンターテイメント時代
  • 2018年予定 薄暮 [原作監督、脚本、音響監督]

アニメーション外[編集]

実写映画
脚本
小説
「アインザッツ」以外は未完で、単行本化もされていない。
評論
作詞

下記の作詞は全て辛矢凡名義[23][要出典]

出演[編集]

番組中では「愛」をテーマにした自作のショートムービーが公開された。

受賞歴[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ blossom‐株式会社テイク・ワイ 事業実績(2016年12月13日閲覧)
  2. ^ エンディングクレジットではOrdetの共同ペンネームである三間カケル名義であるが、ニコニコ動画超訳百人一首 うた恋い。第2話公式配信(2012年7月24日配信、2012年7月25日閲覧)とアニメージュ2012年7月号では山本寛名義であるため、本人名義を優先した。

出典[編集]

  1. ^ オリジナルアニメーション『Wake Up, Girls!』より、劇場版30秒特報&主題歌「タチアガレ!」が解禁!”. アニメイトタイムズ. アニメイトラボ (2013年12月16日). 2016年12月26日閲覧。
  2. ^ a b カロスエンターテイメント公式サイト内紹介ページ 2016年12月13日閲覧。
  3. ^ 「Wake Up, Girls!新章」2017年テレビアニメ放送決定 監督は山本寛から板垣伸に変更”. ねとらぼ. ITmedia (2016年12月11日). 2017年1月8日閲覧。
  4. ^ a b LUST FM 3月11日 第19回ゲスト: 山本寛さん - FM OSAKA 85.1” (2017年3月12日). 2017年3月16日閲覧。
  5. ^ a b c d e 講演依頼.com公式サイト内紹介ページ 2016年12月13日閲覧。
  6. ^ yamacane_0901のツイート (672442000931553280)2016年12月24日閲覧。
  7. ^ TVアニメーション作品「らき☆すた」監督交代のお知らせ(京都アニメーション) (Internet Archive)。
  8. ^ 監督メッセージ”. フラクタル公式サイト (2010年8月10日). 2011年10月26日閲覧。
  9. ^ 山本寛監督が「ツイッター」で引退を撤回”. ニコニコニュース (2011年7月26日). 2012年3月13日閲覧。
  10. ^ 東日本大震災チャリティアニメ、山本寛監督新作「blossom」ワールドプレミア”. Gigazine (2012年3月25日). 2013年4月5日閲覧。
  11. ^ 「東京国際アニメフェア2012」で山本寛監督がショートアニメーション『blossom』を初公開。東日本大震災のチャリティプロジェクト『Project blossom』を発表!”. アニメイトTV (2012年3月25日). 2017年1月12日閲覧。
  12. ^ 株式会社山本寛事務所登記簿記載事項(法人番号8012401030666)
  13. ^ 株式会社ウルトラスーパーピクチャーズ登記簿記載事項(法人番号1011301017904)
  14. ^ 株式会社Ordet登記簿記載事項(法人番号9012401021128)
  15. ^ “アニメ監督・山本寛氏、無期限の休養を発表「理不尽な事案が重なった」”. ORICON STYLE. (2016年5月31日). http://www.oricon.co.jp/news/2072536/full/ 2016年5月31日閲覧。 
  16. ^ “山本寛氏が復帰 5月末に無期限休養を発表”. ORICON STYLE. (2016年8月18日). http://www.oricon.co.jp/news/2076985/full/ 2016年12月17日閲覧。 
  17. ^ アニメ監督・山本寛、芸能事務所入りを報告「今後はラジオや配信、TVなどの番組にも顔を出させてもらえれば」「もうこうでもしなけりゃ、ヤマカンのイメージは変わりませんよ(笑)」ともコメント。]”. ITmedia (2016年8月22日). 2016年12月13日閲覧。
  18. ^ Speakers.jp公式サイト講師紹介ページ 2016年12月13日閲覧。
  19. ^ https://twitter.com/ymknnightosaka/status/749096981096636417
  20. ^ ヤマカンナイト YouTube
  21. ^ 山本寛が次回作の新ビジュアルを大公開! 主人公は「バイオリン少女」!?、ニコニコニュースオリジナル、2017年1月2日配信、1月21日閲覧。
  22. ^ パスピエ - トーキョーシティ・アンダーグラウンド, Passepied - Tokyo City Underground (Music Video) - YouTube
  23. ^ JASRAC作品データベースによる

外部リンク[編集]