ヘカトンケイル

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ギリシア神話
Zeus Otricoli Pio-Clementino Inv257.jpg
主な原典
イーリアス - オデュッセイア
神統記 - ギリシア悲劇
ビブリオテーケー - 変身物語
オリュンポス十二神
ゼウス - ヘーラー
アテーナー - アポローン
アプロディーテー - アレース
アルテミス - デーメーテール
ヘーパイストス - ヘルメース
ポセイドーン - ヘスティアー
ディオニューソス
その他の神々
カオス - ガイア - エロース
ウーラノス - ティーターン
ヘカトンケイル - キュクロープス
タルタロス - ハーデース
ペルセポネー
ヘーラクレース - プロメーテウス
ムーサ - アキレウス
主な神殿・史跡
パルテノン神殿
ディオニューソス劇場
エピダウロス古代劇場
アポロ・エピクリオス神殿
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ヘカトンケイル古希: Ἑκατόγχειρ, Hekatoncheir, ラテン語: Hecatoncheir)は、ギリシア神話に登場する3人の巨人である。複数形は ヘカトンケイレス古希: Ἑκατόγχειρες, Hekatonchires, ラテン語: Hecatonchires)。その名は百の手を意味し、五十頭百手の巨人の姿をしているとされる。ラテン語では訳され、 Centimani とも言う。

概要[編集]

ヘーシオドスの『神統記』によれば、ヘカトンケイルはウーラノスガイアの息子のコットスブリアレオース(別名アイガイオーン)、ギューゲース(またはギューエース)の三兄弟である。

ヘカトンケイルたちはあまりの醜さに父ウーラノスによってタルタロスに封じ込められたが、ティーターノマキアーの際、ガイアの勧めによりゼウスはこの三人を助け出した。そのため、ヘカトンケイルたちは、ティーターンと戦い、膠着状態に陥っていた戦況を変えてゼウス側を勝利に導いた。その後はタルタロスに幽閉されたティーターンの監視に就き、地上から姿を消した。

その後、ポセイドーンヘーラーアテーナーと結託し、ゼウスをオリュムポスから追放しようとした際にはテティスの依頼でゼウスを守ろうとしたことも。

後世の芸術作品やフィクション作品への登場は兄弟に当たる他の巨人たち(ティーターン、キュクロプスギガース)に比べて少ない。

関連項目[編集]