アナンケー

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アナンケー古希: Ἀνάγκη[1])は、ギリシア神話女神で、運命、不変の必然性、宿命が擬人化されたもの。ローマ神話では「ネケシタス」(: Necessitas)と呼ばれる。

アナンケーはアドラステイアーモイライの母とされることもある。アナンケーが崇敬されるようになったのは、オルペウス教が創始されてからである。

アナンケーの名前を書いたノートルダム大聖堂の落書きは有名になり、ヴィクトル・ユーゴーの小説に霊感を与えた。このほか、木星の第12衛星アナンケの由来(エポニム)ともなっている。

脚注[編集]

  1. ^ 古代ギリシア語ラテン翻字: Anankē