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メリアス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

メリアス古希: Μελιάς古代ギリシア語ラテン翻字: Meliás)は、ギリシア神話に登場する、トネリコ精霊であるニュンペーである。複数形はメリアデス(古希: Μελιάδες古代ギリシア語ラテン翻字: Meliádes)。英語ではメリアイMeliai)あるいはメリアエMeliae)という。

クロノスウーラノスの男性器を切り取った際、そこからこぼれた血より生まれた。槍は血まみれになるため、その柄をトネリコで作るのはこの神話に由来する。

メリアスたちはクレーテー島にあるレアーの洞窟で幼いころのゼウスの世話をしていた。また、ウーラノスの男根が漂着したことで子を多く産む力を授かったレアー自身もメリアスたちを産んでいる。

関連項目

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参考文献

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