ペルセーイス
ナビゲーションに移動
検索に移動
ペルセーイス(古希: Πέρσηΐς, Persēïs[1][2][3][4][5])、あるいはペルセー(古希: Πέρση, Persē[6][7][8][9][10])は、ギリシア神話の女神である。長母音を省略してペルセイス、ペルセとも表記される。
オーケアノスとテーテュースの娘で[1]、太陽神ヘーリオスとの間にアイエーテース[11][3][10]、キルケー[11][8][3][10][5]、パーシパエー[3][4][10][5]、ペルセースを生んだ[12][10]。子供のうちアイエーテースはコルキスの王であり、キルケーは魔女として有名である。パーシパエーはクレータ島の王ミーノースの妻となった。ペルセースはアイエーテースを追放してコルキスの王となったが、後にメーデイア[12]あるいはメードスに殺された[13][14]。
系図[編集]
脚注[編集]
参考文献[編集]
- アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年)
- オウィディウス『変身物語(上)』中村善也訳、岩波文庫(1982年)
- 『オデュッセイア/アルゴナウティカ』松平千秋・岡道男訳、講談社(1982年)
- ヒュギーヌス『ギリシャ神話集』松田治・青山照男訳、講談社学術文庫(2005年)
- ヘシオドス『神統記』廣川洋一訳、岩波文庫(1984年)
- 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』、岩波書店(1960年)
|