ゾンビランドサガ

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ゾンビランドサガ
ジャンル ゾンビアイドル音楽
コメディご当地
アニメ
原作 広報広聴課ゾンビ係
監督 境宗久
シリーズ構成 村越繁
キャラクターデザイン 深川可純
音楽 高梨康治Funta7
アニメーション制作 MAPPA
製作 ゾンビランドサガ製作委員会
放送局 AT-Xほか
放送期間 2018年10月 -
漫画
原作・原案など 広報広聴課ゾンビ係
作画 空路恵
出版社 Cygames
掲載サイト サイコミ
発表号 2018年10月9日 -
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ漫画
ポータル アニメ漫画

ゾンビランドサガ』は、MAPPAエイベックス・ピクチャーズCygames共同企画による日本テレビアニメ作品。2018年10月からAT-Xほかにて放送中。ゾンビとして生き返った少女たちがプロデューサーに導かれながら、佐賀県を救うためにご当地アイドルとして活動する様子を描いたオリジナルアニメ。ストーリーについては製作発表から本放送開始まで「新感覚ゾンビ系アニメ」というジャンル以外は伏せられ、先行上映会では来場者に対してネタバレしない旨を記載した誓約書への署名が求められるなど情報統制が行われた[1]

ストーリー[編集]

2008年4月、アイドルを夢見る少女・源さくらは、東京のアイドルオーディションを受けようと決意し、郵送する申請書を片手に登校しようと自宅を出た途端、軽トラックに跳ねられて命を落としてしまう。

2018年、とある洋館で記憶を失ったまま目覚めたさくらは突然ゾンビの群れに襲われて洋館から脱出するが、自身もゾンビと化していることに気付く。そこに現れた青年・巽幸太郎から、佐賀県の認知度を上げるための企画「ゾンビランドサガプロジェクト」のご当地アイドルとして、自分を含む7人の少女が幸太郎によって同様に甦ったことを知らされたさくらは、佐賀県の認知度を上げ、生前の記憶を思い出すため、アイドルグループとしての活動を開始する。

登場人物[編集]

フランシュシュ[編集]

プロデューサーを名乗る巽幸太郎が、存在が風前の灯となっている佐賀を救う「ゾンビランドサガプロジェクト」を実現すべく、現代にゾンビとして蘇らせた7人の少女のアイドルグループ。全員が同じ時代に生きていたわけではないため、現代の知識に疎かったり、昭和のような古臭い言動やセンスを披露することもしばしば。物語開始時点ではさくらのみが自我に目覚めていたが、初ライブ後の影響によって山田たえ以外のメンバーが自我に目覚める。名前も当初は「デス娘」「グリーンフェイス」と明確に定まっていなかったが、最終的にメンバー全員で「フランシュシュ」と決め[2]、自分たちがゾンビであることを隠しつつ本格的な活動をしていくことになる。

メンバー全員が何らかの理由で死亡しており、青緑色の肌色に血赤色の瞳をしている他、それぞれが体の至るところにその死因となった傷や火傷跡があり、体を縫ったり包帯が巻かれたりしている。普段、洋館ではゾンビ姿で生活しているが、アイドルとして外出する際には幸太郎の特殊メイクによって、生きている普通の人間と変わらない状態になる[3]。しかし、所詮はメイクであるため、水を被ったり雨で濡れたりすると簡単に落ちてしまう[4]

ゾンビであるため、動くたびに関節が軋むような音がしたり、首や腕が胴体から取れたり、目玉が飛び出したりしてしまい、しまいには勢いをつけすぎると体が四散してバラバラになってしまうことがある。特に首が胴体から取れると話すことはできるものの、動けなくなってしまうため、誰かに担いでもらうか首を胴体に付け直してもらう必要がある。また、自我に目覚める前はただフラフラと徘徊するだけの状態であり、人に噛み付いたり襲い掛かったりすることもある。

巽が持ってくる仕事は彼女らに話が伝わった当日あるいは翌日に決行されるものが多いことやアイドル経験者が7人中2人しかいない[5]などの理由から、活動がない日は主に洋館内にあるレッスンスタジオにて歌とダンスの練習に励んでいる。

源 さくら(みなもと さくら)
声 - 本渡楓[6]
生年月日不明、没年不明[7]、享年不明、体格不明。死因:交通事故死
本編の主人公。ゾンビ1号。アイドルを夢見ていた平凡な高校2年生(2008年時)で、新学期の朝、東京の新人アイドルオーディションの申請書を片手に家を出た瞬間に猛スピードで走ってきた軽トラックに跳ね飛ばされ即死。その後ゾンビとなり、2018年の佐賀県唐津市内の町田川近辺にある洋館[8]で、メンバーの中で最初に自我に目覚めた[9]。ただし、ほかのメンバーと違い生前の記憶はほとんどない。スリーサイズは未公表だが、胸は大きい。
語尾に「〜っちゃん」を付けた唐津弁[10]で話し、赤毛のロングストレートで左側頭部にピンクと黄緑の水玉柄のリボンを付けており、服装は死亡した際に着ていた学生服。ゾンビになってからは額から眉間にかけて縦に大きな傷が出来ている。また、ライブでの高揚による脳への刺激のせいか、時折生前の記憶がフラッシュバックする。グループの中心的存在として皆をまとめているが、何かと問題を起こすメンバーには振り回されており、さくら本人もドジな性格をしている[11]。メンバーで唯一巽に従順な態度を見せるが、その分、他のメンバー以上に巽からいじられることも多い。
なお、生前にこれといって目立った成果も挙げておらず自己改革のためにアイドルになろうとする直前で死亡したため、「伝説」の肩書きがない唯一のメンバーとなっている[12]
二階堂 サキ(にかいどう さき)
声 - 田野アサミ[6]
1979年5月15日生まれ 1997年8月30日没 享年18歳 153cm 48kg スリーサイズ:77(C)/54/82。死因:バイク事故死[13]
ゾンビ2号。巽の説明では「伝説の特攻隊長」で、唯一芸能と明らかに関係のない分野から抜擢されている。生前は1990年代に九州地方を制覇した暴走族集団「怒羅美」の首領[14]。佐賀県出身[15]佐賀弁で話し、ご当地アイドル特有のローカルネタ満載な営業に一番精通している[16]他、生前はロックミュージック派でもあり、めんたいロックなどのロック関係に精通している[17]
膝まである金髪をポニーテールにしており、服装は赤のスカジャンにロングスカート。ゾンビになってからは右頬や腕に縫い跡があり、服の下のほぼ全身に包帯が巻かれている。生前は『たまごっち』にハマっていた[18]
自他共に認めるヤンキーで、そのためガサツで口が悪く「ぶっ殺すぞ」が口癖だが、根性のある相手を友人として認めることもあり、さくらのことをたまごっちみたいな卵型の顔をした度胸のある奴と気に入っている。また、人の上に立ち下っ端たちの管理をするのには長けており、メンバーがケンカした際には話を聞いてケアはしてやるなど、リーダーとしてメンバー間でトラブルが起こらないよう気配りはしている。その一方で仕切りたがりな性格でもあり、フランシュシュのリーダーに自ら立候補する。何かと名称を漢字に変換したがる。気合いの篭った発声力を持っており、自我がない頃からデスメタルライブにて拡声器で絶叫ボイスを響かせる実力を魅せていた。
自分がゾンビとなって生き返った事は受け入れたものの、身寄りも覚えている者もおらず、全国制覇の夢を叶えきれなかった事と、たまごっちができなくなった事にふてくされていたが、さくらの歌(ラップ)を介しての説得を聞き、歌で全国制覇を成し遂げるとアイドル活動を決意する。
水野 愛(みずの あい)
声 - 種田梨沙[6]
1992年3月7日生まれ 2008年8月4日没 享年16歳 160cm 42kg スリーサイズ:81(B)/56/80。死因:落雷事故死
ゾンビ3号。巽の説明では「伝説の平成のアイドル」。東京出身。生前はさくらが憧れていた[19]日本一の人気アイドルユニット「アイアンフリル」のセンターヴォーカルで、鳥栖スタジアムでの野外ライブ中に落雷を受けて死亡[20]。さくらも時々フラッシュバックで彼女の姿を観る。
黒髪のショートヘアに花の形をした髪留めを散りばめて付けており[21]、服装はブレザーとミニスカート。前述の雷事故により全身に大火傷を負っているため[22]、ゾンビになってからは目と鼻の周り以外の全身を包帯で巻いている[23]
物事をはっきり言う性格で、生前アイアンフリルの中心となって日本一になった経験もあってアイドル業界に関してはシビアで、自分たちが佐賀県のためにゾンビとなって蘇った事に対し、ゾンビの状態で佐賀県でのご当地アイドル活動は現実的に難しいと懐疑的だったが、努力するさくら達の姿を見て、かつて新人だった頃の自分を思い出し、フランシュシュとしてもう一度日本一を目指すべく、そして「ライブ中に急逝したアイドル(過去の存在)」として伝説になるのではなく再度自分の実力で栄光を掴むべく活動を決意した[24]。歌唱力は純子に劣るものの、ダンスにかけてはグループ1の実力を持ち、アイドルの頃の経験を活かしてさくら達に指導する[25]
幸太郎に対しては、どのようにして自分達をゾンビとして甦らせたのかを教えてくれない事もあり、胡散臭い奴だと信用していない[26]が、一方でメンバーで唯一マネージャーとしての腕に理解を示している[27]
ステージでの歌唱時の決めポーズとして「右手で作ったピストルを天高く掲げる」というものがある。前述の死亡事故は、この際の右手人差し指が避雷針のように働き、雷が直撃したかのように描写されている。
紺野 純子(こんの じゅんこ)
声 - 河瀬茉希[6]
1964年9月2日生まれ 1983年12月9日没 享年19歳[28] 155cm 40kg スリーサイズ:80(B)/55/84。死因:飛行機事故死
ゾンビ4号。巽の説明では「伝説の昭和のアイドル」。東京出身。生前は1980年代のアイドルブームの火付け役となった人気アイドル。初の九州ツアーで最初のコンサート会場である佐賀に向かう際に飛行機事故により死亡[29]
銀髪のショートボブで一部だけ長く残した後ろ髪を青いリボンでおさげにしており、服装はワンピース型のセーラー服。前述の飛行機事故による遺体の損傷が激しかったため、他のゾンビメンバーに比べてつぎはぎが非常に多いことが特徴で、顔や首筋、脚に至るまでつぎはぎだらけで、左右の手の色も違う。 清純派アイドルを地でいく内向的な性格だが、アイドルのことになると語気が強まり気性が荒くなる。愛と同様にアイドル業界に関して真面目でプロ意識が高く、佐賀県でのアイドル活動に対し、観客に観せるレベルではないと難色を示していたが、努力するさくら達の姿を見て、自分は歌が好きだという事を思い出し、みんなで歌う事が楽しいと参加を決意した。歌唱力はグループ1の実力を持つものの、生前はソロ歌唱が主体でグループダンスが皆無だったため、現代のグループアイドルの激しいダンスにかけてはさくら達より若干上手い程度。アイドルの頃の経験を活かしてさくら達に指導をする。
ライブ活動を「コンサート」と呼ぶなど、ところどころ古い言い回しをするところがある他、現在のアイドル像とは異なる昭和のアイドル像を持っているため同じアイドル経験者である愛とすら齟齬が生じることがある[30]
ゆうぎり
声 - 衣川里佳[6]
1863年11月23日(文久3年10月13日)生まれ 1882年12月28日(明治15年12月28日)没 享年19歳 165cm 48kg スリーサイズ:94(I)/62/89。死因:不明
ゾンビ5号。巽の説明では「伝説の花魁」。生前は幕末から明治にかけての時代を生き抜き、明治維新にも関わっていた模様。京都出身で、自身で嶋原にいた、と語っている[31]。喫煙者で煙管で吸う。三味線芸妓に長けている。グループの中で胸が一番大きい。
廓詞で会話し、茶髪を赤い髪留め布と串団子型のを使って頭頂部でハート形に束ねており、服装はオレンジの菱形模様の振袖と濃緑の膝丈ので明治時代の女学生風。ゾンビになってからは首に斬首されたと思しき大きな傷跡がある。
自身がゾンビとなって現代に蘇った事を理解しており、時代の変化を実感しながらアイドル活動をしている[32]。サキから「ゆうぎり姐(ねえ)さん」と呼ばれるなど、さくら達のお姉さん的存在として慕われている[33]。使用方法さえわかればカメラなども扱えるが、練習を必要とする自転車等の近代の乗り物には乗れない。
星川 リリィ(ほしかわ リリィ)
声 - 田中美海[6]
1999年10月6日生まれ 2011年11月30日没 享年12歳 130cm 31kg スリーサイズ:59/54/56。死因:不明
ゾンビ6号。巽の説明では「伝説の天才子役」。生前は大河ドラマで大ブレイクし、全チャンネルのゴールデンタイム放送番組で主演を経験した子役女優。サキから「ちんちくりん」と呼ばれている。
水色のツインテールで頭頂部に大きな星型の髪飾りをしており、服装は緑のブレザーとプリーツスカート。ゾンビになってからは心臓が身体から飛び出している[34]。年相応の天真爛漫な性格だが、笑顔でさらりと毒舌を吐くなど時折腹黒い一面を見せることもしばしば[35]。その一方で努力家でもあり、グループダンスにおいて、体格的に不利だけどみんなの足を引っ張らないようにと夜中に一人で特訓するほど。女優生活で芸能活動が長かったため、芸能関係の知識が豊富である[36]
なお、担当声優の田中は、Blu-ray2巻の特典映像として収録予定の「ガタリンピック」において、ガタチャリ2位の成績を収めている。
山田 たえ(やまだ たえ)
声 - 三石琴乃[37]
誕生日不明、没年不明、享年29歳 170cm 50kg スリーサイズ:91(F)/59/89。死因:不明
ゾンビ0号。巽の説明では「伝説の山田たえ」。巽がさくらに他のメンバーの紹介をする際、彼女だけはなぜか伝説の説明が省かれた。
膝まである黒髪で両側頭部の髪が鳥の翼のように跳ね上がっており、服装は修道院着に似た黒い肩出しのワンピース。ゾンビになってからは愛と同様全身が包帯で巻かれているが、たえの場合は顔の包帯が額の部分のみになっている。
食べ物を目の前にすると滝のようにヨダレをたらし、第5話のガタリンピックの際には仲間を観戦しながらご当地の屋台料理を常に食べる様が描かれていた。また、初ライブ後に愛たちが自我に目覚める中、ただ一人だけ自我に目覚めていなかった。しかし、さくらたちの言動をある程度理解はしており、またライブの振り付けを本能のみで覚えて踊れる他、自転車にも乗れる[38]。基本的にうめき声しか発せないため歌唱には参加しない[39]が、ニワトリの鳴きまねはできる。このニワトリの鳴きまねはフランシュシュの持ちネタのようになっている。
上述のとおり、自我は戻っていないが他メンバーの未覚醒時に比べてやたらと動きが俊敏で、またもげて身体から離れたパーツも動かすことができる[40]が、体が四散してバラバラになると流石に動けなくなる。
担当声優は当初は「???」として伏せられていたが、第3話のエンドクレジットで初めて公開された。

フランシュシュ関係者[編集]

巽 幸太郎(たつみ こうたろう)
声 - 宮野真守[6]
プロデューサーを名乗る謎の青年。存在が風前の灯火となっている佐賀県を救うべく、さくら達をゾンビとして復活させ、アイドルとして活動させる。
性格は非常に破天荒かつ適当で、集会では毎度のようにさくら達に挑発的な態度で絡み、ときにサキや愛から制裁を食らっている。しかし、時には真面目な口調で彼女たちを諭すこともある。さくら達を「ゾンビィ」と呼び、アイドルグループとして活動させるが、グループ名が「フランシュシュ」と決定するまでライブ毎にグループ名を変えたりヘヴィメタル(デス娘(仮))やヒップホップ(グリーンフェイス)などを歌わせたりと方向性や趣旨が定まっておらず、それでも認知度が上がればいいかと全く気にしていないが、一方で佐賀県内の宿泊施設商工会などに働きかけたり、企業にタイアップなどを呼び込んだりと裏ではしっかりと営業活動をしており、さくら達にはあえて伏せていた[41]。作詞・作曲も彼が担当しそれなりに良い曲を作っている[要出典]。一方でグッズのデザインやホームページの作成も担当しているが、こちらのセンスは壊滅的にダサい[42]
常にサングラスをかけ、スーツの上着をマントのように羽織っており、ロメロの餌兼ゾンビ達を落ち着かせる為のスルメ(小島食品工業[1]が販売しているもの)をカーディガンの胸ポケットに常備している。またハリウッドで特殊メイクの仕事をしていた過去を持ち、ライブなどの活動ではさくら達がゾンビだとバレないようにメイクを施している。
普段は標準語で喋るが、気分が高ぶると佐賀弁になる。
さくらからは「幸太郎さん」、サキからは「グラサン」と呼ばれている。
ロメロ
声 - 高戸靖広[6]
11月1日生まれ、12月9日没 享年3歳 33cm 3kg
巽が飼っている小型犬で、こちらもトイプードルの雄を素体にゾンビ化しており、時折体躯や顔付きが変わる。スルメが好物で、食べる時に顔がえげつなくなる。また、生きたスズメさえも捕食してしまう。時々首が抜けたりするが、自力で引っ付ける事が可能。
名前の由来はゾンビ映画の生みの親、ジョージ・A・ロメロから[要出典]

その他[編集]

警察官A
声 - 吉野裕行[6]
1982年11月14日生まれ 36歳 167cm 65kg
佐賀県警の警察官。ゾンビ化したさくらと出くわした際、恐怖のあまり拳銃でさくらを発砲。動かなくなったさくらの様子を見ている所を背後から巽にスコップで殴り倒された。その後も夜間警らなどでゾンビ姿のさくら達と遭遇し、事ある毎にパニックになって発砲する。ゲリラライブを注意した際に、動揺していたさくら達を見て「惚れられた?」と勘違いするなど、色惚けな一面もある。
結果として、さくら・愛・純子に「蘇った自分たちが生きるためには、メイク等でゾンビの外観を隠しながら巽の下でアイドル活動をする他ない」と思い知らせた張本人である[43]
大古場(おおこば)
声 - 奈良徹[6]
佐賀県情報誌「サガジン」のベテラン記者で、後輩でカメラマン役の犬走(声 - 木村良平)と共に活動している。ある日ドライブイン鳥のTVCMに出演していたフランシュシュの純子の姿を見て何か見覚えがあると感じ、後日、鹿島ガタリンピックの取材で、大会に出場していた純子の姿を見て、自身が若りし昭和の時代の歌姫・紺野純子に似ていると思い出し、容姿や声はもちろん仕草までも、あまりにも本人そのものだと直感が働いてフランシュシュの独自調査を開始、メンバーのSNSすら無く、ネットでの情報が乏しいため、直接情報を得るためにライブ会場に足を運ぶようになり、時代に迎合しない地道な活動をするアイドルグループだと気に入っている。
サガ・アーケードラッパーズ
声 - 木村昴(ラッパーA)、武内駿輔(ラッパーB)、宮城一貴(ラッパーC)
第2話に登場。脱走を謀った愛と純子、そしてそれを追ってきたさくらの3人をシルエットだけ見てラップでナンパしてきた3人組。袋小路まで愛たちを追い詰めるが、夜警中の警察官Aに見つかったこと、また街灯に照らされた愛たちのおぞましい姿を見て断念。最後は、取り乱して発砲する警察官Aを3人がかりで取りおさえて図らずも愛たちが逃げる隙を与えた。
久中製薬広報部長[44]
声 - 田村聖子
第4話に登場。佐賀県屈指の架空の大手製薬会社、久中製薬の広報部長で、フランシュシュに嬉野の温泉旅館で行われる営業のピンチヒッターを依頼した。フランシュシュの自社製品のPRも盛り込んだパフォーマンスに大変に満足していた。しかし、その晩、1人温泉に浸かっていた時にさくらたちの本来の姿を目撃した恐怖によって軽度の記憶障害を起こしてしまい[45]、タイアップの話までは至らなかった。
ドライブイン鳥社長
声 - 有浦定幸
第5話に登場。フランシュシュにドライブイン鳥のTVCMを依頼した。モデルは現実の「ドライブイン鳥」社長であり、声も本人が担当している[46]
コッコくん
声 - 近野顕次(佐賀県広報広聴課)
第5話に登場。ドライブイン鳥のマスコットキャラ「コッコくん」のスーツアクターを長年している男性で、コッコくんになりきるためにボディラインが見えるほどにピッチリなスーツを着て華麗なダンスを見せ、コッコくんに対してプロ意識を持って役に徹している[47]

スタッフ[編集]

  • 原作 - 広報広聴課ゾンビ係[48]
  • 監督・音響監督 - 境宗久[48]
  • シリーズ構成 - 村越繁[48]
  • キャラクターデザイン - 深川可純[48]
  • プロップデザイン - 川元まりこ、松本昌代(第4話 - )、大津直(第5話)
  • 美術監督 - 小倉一男[48]
  • 美術設定 - 須江信人、志和史織
  • 色彩設計 - 佐々木梓[48]
  • 撮影監督 - 柳田貴志[48]
  • CGディレクター - 岩崎浩平
  • 編集 - 後藤正浩[48]
  • 音楽 - 高梨康治[48]Funta7
  • 音楽制作 - avex pictures[48]
  • チーフプロデューサー - 飯泉朝一、竹中信広、椛嶋麻菜美、木村誠
  • プロデューサー - 村上貴志、生方慎也、森脇誠(第1、2話)→久保亨(第3話 - )、飯塚彩
  • アニメーションプロデューサー - 大塚学
  • アニメーション制作 - MAPPA[48]
  • 製作 - ゾンビランドサガ製作委員会

主題歌[編集]

フランシュシュのユニット名は第3話劇中から使用。

オープニングテーマ「徒花ネクロマンシー」(第2話 - )
作詞 - 古屋真 / 作曲・編曲 - 加藤裕介 / 歌 - フランシュシュ[源さくら(本渡楓)、二階堂サキ(田野アサミ)、水野愛(種田梨沙)、紺野純子(河瀬茉希)、ゆうぎり(衣川里佳)、星川リリィ(田中美海)]
エンディングテーマ「光へ」(第1話 - )
作詞 - 古屋真 / 作曲・編曲 - 山下洋介 / 歌 - フランシュシュ[源さくら(本渡楓)、二階堂サキ(田野アサミ)、水野愛(種田梨沙)、紺野純子(河瀬茉希)、ゆうぎり(衣川里佳)、星川リリィ(田中美海)]
挿入歌
「FANTASTIC LOVERS」(第1話)
作詞 - 唐沢美帆 / 作曲 - SHIBU、山田竜平 / 編曲 - SHIBU / 歌 - アイアンフリル
「Temptation from the Hell」(第1話)
作曲・編曲 - 陶山隼
「ようこそ佐賀へ」(第1話)
作曲 - 清水昭男、みっき〜 / 編曲 - 清水昭男 / 歌 - デス娘(仮)
「サガ・アーケードラップ」(第2話)
作詞 - KOMU / 作曲 - KOMU、SHIBU / 編曲 - SHIBU / 歌 - サガ・アーケードラッパーズ
「DEAD or RAP!!!」(第2話)
作詞 - KOMU / 作曲 - 陶山隼、KOMU / 編曲 - 陶山隼 / 歌 - グリーンフェイス
「目覚めRETURNER」(第3話、第4話)
作詞・作曲・編曲 - 木下智哉 / 歌 - フランシュシュ
「ドライブイン鳥」(第5話)
作詞 - ドライブイン鳥 / 作曲・編曲 - 石橋序佳 / 歌 - Riz☆Rie
「ドライブイン鳥(フランシュシュver.)」(第5話)
作詞 - ドライブイン鳥 / 作曲 - 石橋序佳 / 編曲 - 山下洋介 / 歌 - フランシュシュ
「アツクナレ」(第6話)
作詞 - ma-saya / 作曲・編曲 - 加藤裕介 / 歌 - フランシュシュ

各話リスト[編集]

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督総作画監督
第一話グッドモーニング SAGA 村越繁境宗久
  • 境宗久
  • 佐藤威
  • 桑原幹根
  • 桑原剛
  • 佐々木貴宏
  • 二松真理
崔ふみひで
第二話I♡HIPHOP SAGA 石田貴史
第三話DEAD OR LIVE SAGA ますもとたくや伊藤達文
桑原幹根
第四話ウォーミング・デッド SAGA 村越繁
  • 清水久敏
  • 境宗久
  • 清水久敏
  • 佐藤威
  • 成松義人
  • 凌空凛
  • 桑原剛
  • 岡真理子
  • 深川可純
  • 崔ふみひで
第五話君の心にナイスバード SAGA ますもとたくや佐藤威
  • 佐々木貴宏
  • 柳隆太
桑原幹根
第六話だってセンチメンタル SAGA 村越繁後藤康徳
  • 細田沙織
  • 和田伸一
  • 佐々木貴宏
  • 高乗陽子

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[49]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [50] 備考
2018年10月4日 - 木曜 23:30 - 金曜 0:00 AT-X 日本全域 製作参加 / CS放送 / リピート放送あり
2018年10月5日 - 金曜 0:00 - 0:30(木曜深夜) TOKYO MX 東京都
サンテレビ 兵庫県
金曜 0:30 - 1:00(木曜深夜) BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
2018年10月6日 - 土曜 1:25 - 1:55(金曜深夜) サガテレビ 佐賀県
土曜 2:58 - 3:28(金曜深夜) TVQ九州放送 福岡県
日本国内 インターネット / 放送期間および放送時間[49]
配信期間 配信時間 配信サイト
2018年10月4日 - 木曜 23:30 - 金曜 0:00 AbemaTV
2018年10月7日 - 日曜 22:00 更新
不明 あにてれ
2018年10月8日 - 月曜 0:00 更新 J:COMオンデマンド
月曜 12:00 更新
月曜 19:00 更新 TSUTAYA TV
月曜 22:00 更新 ビデオパス

Blu-ray[編集]

発売日[51] 収録話 規格品番
SAGA.1 2018年12月21日予定 第1話 - 第4話 EYXA-12123/B
SAGA.2 2019年2月22日予定 第5話 - 第8話 EYXA-12124/B
SAGA.3 2019年4月26日予定 第9話 - 第12話 EYXA-12125/B

漫画[編集]

2018年10月9日より、Cygamesが運営するWebコミック配信サイト「サイコミ」にて連載中。作画は空路恵[52]

出典[編集]

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  1. ^ “ゾンビランドサガ:ゾンビ×佐賀×アイドル×コメディー 意外すぎる展開に「まさか!?」の声が続々”. まんたんウェブ. (2018年10月5日). https://mantan-web.jp/article/20181005dog00m200000000c.html 2018年10月5日閲覧。 
  2. ^ 最初さくらが可愛らしく「フランボワーズ」と考えたが、たえがくしゃみをしたのがきっかけで、可愛らしい響きをと、フランス語の「chouchou(素敵な/可愛い)」という意味も兼ねてリリィが決めた。なお、サキは「腐乱臭衆」と漢字に変換している。
  3. ^ 傷跡や縫い跡、包帯が隠れ、関節の軋む音もなくなる。
  4. ^ 足湯ぐらいなら問題ない。
  5. ^ 元アイドルである2人のうち、純子はソロ活動メインでダンス経験は乏しいため、実質愛が1人でメンバー全員に指導を行っている。
  6. ^ a b c d e f g h i j CAST”. TVアニメ「ゾンビランドサガ」公式サイト. 2018年10月5日閲覧。
  7. ^ 公式サイトでは「没年月日:?」とされているが、2008年の新学期に家を飛び出した際に即死している。
  8. ^ モデルとなった建物は唐津市内にある「旧三菱合資会社唐津支店本館[要出典]
  9. ^ 試しに施したメイク顔を鏡で見たショックで気絶し自我に目覚めた事がのちに巽の口から明らかになった。
  10. ^ TVアニメ「ゾンビランドサガ」公式サイト
  11. ^ 4話ではうっかり顎を岩にぶつけて温泉に顔を落とし一般人にゾンビとしてのルックスを晒し、また5話のガターザンでは飛ぶことすら叶わず腹から干潟に落下するなど。
  12. ^ 巽を怒らせたため、罰として「伝説なし」とされたというのもある。
  13. ^ 詳細は明かされていないが、本人はハンドルを握ったまま死んだと自らの死因を覚えている。
  14. ^ 正式名称は「佐賀レディースチーム【怒羅美】」であり、初代特攻隊長として旗揚げし、一代で九州制覇を成し遂げたが、本当は全国制覇を目標にしていた。
  15. ^ 第2話で佐賀県唐津市の宝当神社を語っていた。
  16. ^ 例としてドライブイン鳥ガタリンピックなど。これらを知らないと「佐賀失格」のレッテルをメンバーに貼る。
  17. ^ 佐賀ロックフェスティバルに関しては死後に発足したイベントなので知らなかった。
  18. ^ いつもおやじっちになるほどの強運の持ち主だが、本人としては脱おやじっちを目指していた。第5話でキーチェーンとして付けていた筐体には、「ますくっち」が映っていた。
  19. ^ コミカライズ版では、「いつかあの子(愛)と同じようにステージに立ちたい」とさくらのアイドル活動の目標そのものであったことが描写されている。
  20. ^ 当然即死だったため、それまで自身の死因はネット検索で知ったものの記憶になかったが、6話でのチェキ会でのフラッシュを浴びた際にフラッシュバックを発し、後の雷雨で全てを思い出した。ただし、記憶を取り戻す前から雷に対するトラウマは身体に無意識に刻まれており、第1話の自我を取り戻していない状態も雷の音に怯えたのか、さくらの手をとっさに掴むなどの行動に出ていた。
  21. ^ ステージなどのパフォーマンス時にはこの髪飾りは増える。
  22. ^ 劇中で愛が閲覧していたネット記事に「やけど跡などもひどく、病院到着後ほど無くして心停止が確認された」とあり、また愛自身の記憶でも落雷の直撃により大勢のファンの目の前で容姿が判別できなくなるほど黒焦げになった様が描かれている。
  23. ^ ゾンビとして蘇生したさくらがゾンビ化した愛と初めて出くわした際、恐慌状態のさくらに火搔き棒を頭に突き刺され、初ライブを行うまで頭に火搔き棒が刺さったままになっていた。
  24. ^ 皮肉な事に彼女の死は伝説として、アイアンフリルのコーポレートプロパガンダ的な宣伝効果にもなっており、有象無象のアイドルグループが解散する現代において活動を長期間維持している要因にもなっている。
  25. ^ 6話では、まず自分が全体の流れをマスターし、それをメンバーに指導する形式をとっていた。
  26. ^ 日本は基本的に火葬であり、なぜ肉体を得たまま蘇ったのか疑問視している。その観点から自身で直接調べた方が良いとの判断で、時折幸太郎の自室に忍び込んでは設置しているPCでネット検索して調べている。
  27. ^ 無茶な営業を入れてくることに関して、「今のご時世、アイドルの需要は限られている…そして、ゾンビは無茶しても死なない。ならば少ないチャンスを逃さないためにもやらない手はない」という旨を説明された際にも、1人だけうなずいていた。
  28. ^ 番組開始当初は「21歳」とされていた。変更理由は不明。
  29. ^ このため、高所恐怖症を患っており、4話Bパート・アイキャッチのバルーンフェスタにて怯えながら気球に乗ったり、5話のガタリンピックのガターザンでも予想以上の高さにすくんで落下している。
  30. ^ 「競争が激しい世界で生き残るためじっくり熟成させる時間はなく、練習そこそこでライブしたりファンの方と触れ合ったりしてとにかく大勢に認知され、成長過程すらパフォーマンスの一環とする」という愛の考え方と、「アイドルはお茶の間に夢を届けるお仕事であり、ファンに成長途上な状態で披露したり極度な接触を図るようなことはしない」という純子の考え方で対立している。
  31. ^ また、贔屓客の壬生浪士とも懇意にしていた。また、幕末の激動の京都の中での死臭に慣れているせいか、自分達の体臭に関しては気にしていない模様。
  32. ^ このことについてゆうぎり本人は「何を考えても仕方ないため、あるがままを受け入れるようにしてる」という旨のコメントをしている。
  33. ^ 幕末の時代で、己の志を貫き散って逝った志士達を見てきた事もあり、6話で愛と純子が対立した際も、互いの正論で起きる争いもあると愛を諭している。
  34. ^ 実際にはハート型にデフォルメされており、驚くと停止したり破裂する描写もある。なお、特殊メイクを施し人間を装っている時やレッスン時などでは隠れていることが多い。
  35. ^ 例として、巽がガタリンピック出場に際し製作した「フランシュシュTシャツ」を「ゴミみたいにダサいTシャツ」と一蹴するなど。
  36. ^ 5話では佐賀県のドライブイン鳥やガタリンピックの事もそれとなしに知っていた。
  37. ^ Twitter ゾンビランドサガ_TVアニメ公式 2018年10月19日
  38. ^ それどころか、ガタリンピックのガタチャリにおいて、コースアウトしてなおバランスを崩さず直立不動の姿勢で干潟にハマっていくほどのすご技を魅せている。
  39. ^ 「音程がとれないから」とさくらは説明している。
  40. ^ 2話において、身体から離れた腕がさくらとサキのラップ対決の際に、床を叩いてリズムを取っていた。
  41. ^ 実際、公式HP内のSTORYにおける幸太郎の日記でも、巽本人はマジメにプロデュースはするつもりで奮闘するにもかかわらず、せっかく持ってきた仕事をオジャンにしたりプロデューサーに何の断りもなくユニット名を決めて活動しようとする彼女らに苦言を呈している。
  42. ^ 劇中で、愛とリリィはそれぞれ「ゾンビでも死ぬほどダサい」「ゴミみたいにダサい」と称している。
  43. ^ 発砲された経験は、さくら・愛・純子の3人にトラウマを植え付けているような描写もある。
  44. ^ EDクレジットより。劇中の雑誌では「営業課長Aさん」と表現されている。
  45. ^ この時の様子が書かれた雑誌記事によると、その後、1週間はその時のことを思い出せず恐怖のあまり仕事も手につかない有様だったとのこと。
  46. ^ サキは生前、怒羅美のメンバーと度々訪れ贔屓にしており、当時と変わらぬ店舗と味とコッコくんに歓喜した。
  47. ^ ドライブイン鳥を強く推しているサキから「不死鳥コッコさん」と尊敬視され、ロケの際には本人を前にオーラが違うと崇めた。
  48. ^ a b c d e f g h i j k STAFF”. TVアニメ「ゾンビランドサガ」公式サイト. 2018年10月5日閲覧。
  49. ^ a b ON AIR”. TVアニメ「ゾンビランドサガ」公式サイト. 2018年10月5日閲覧。
  50. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  51. ^ アニメBlu-rayシリーズ全3巻の発売&法人別特典が決定!”. TVアニメ「ゾンビランドサガ」公式サイト. 2018年10月5日閲覧。
  52. ^ “アイドル×ゾンビ×佐賀を描く異色作「ゾンビランドサガ」サイコミでマンガ化”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年10月12日). https://natalie.mu/comic/news/302966 2018年10月12日閲覧。 

外部リンク[編集]