横光克彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
横光 克彦
Katsuhiko Muto cropped 2 Yokomitsu katsuhiko.JPG
生年月日 (1943-11-04) 1943年11月4日(74歳)
出生地 大日本帝国の旗 大日本帝国台湾(日本統治時代)
出身校 北九州大学(現・北九州市立大学外国語学部
前職 俳優
現職 立憲民主党代議士会長
所属政党 無所属→)
日本社会党→)
社会民主党→)
民主党横路グループ)→)
立憲民主党
称号 外国語学士(北九州大学)

選挙区 旧大分2区→)
大分4区→)
比例九州ブロック→)
大分3区→)
比例九州ブロック
当選回数 7回
在任期間 1993年7月18日 - 2012年11月16日
2017年10月23日 - 現職
テンプレートを表示
よこみつ かつひこ
横光 克彦
本名 武藤 勝彦
別名義 旧芸名 横光 勝彦
生年月日 (1943-11-04) 1943年11月4日(74歳)
出生地 日本の旗 台湾
民族 大和民族
職業 俳優政治家
ジャンル テレビドラマ映画
活動期間 1970年 - 1993年2013年 - 2017年
配偶者 あり
事務所 オフィス斬劇団青年座青年座映画放送
主な作品
特捜最前線

横光 克彦(よこみつ かつひこ、本名:武藤 勝彦、むとう かつひこ、1943年11月4日 - )は、日本俳優政治家立憲民主党所属の衆議院議員(7期)、立憲民主党代議士会長、衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員長

社会民主党副党首、同党国会対策委員長環境副大臣を歴任。後に社民党を離党し、民主党に入党した。

来歴[編集]

生い立ち[編集]

当時日本施政下だった台湾に生まれ、後に父の故郷大分県宇佐市に移住する。大分県立中津北高等学校、北九州大学(現:北九州市立大学外国語学部卒業。

俳優として[編集]

大学卒業後、俳優となり数々の作品に出演。テレビ朝日刑事ドラマ特捜最前線』の紅林刑事役で人気を得る。1993年より政治家として活動することになったため、その間は俳優業は休止していた。

しかし、2014年放送のテレビドラマ『三億円事件』(テレビ朝日)で俳優業に復帰した。活動再開当初はオフィス斬に所属し2014年11月に劇団青年座関連の青年座映画放送に移籍[1]東日本大震災後の野田内閣環境副大臣を務めていたが、震災をモデルのひとつとした2016年の映画『シン・ゴジラ』では、環境大臣役を演じている。また、同年の映画『仮面ライダー1号』では総理大臣役を演じている。なお、テレビ番組「クイズタイムショック」に俳優時代に出場、トップ賞を獲得したものの、その後社民党議員として出場した「タイムショック21」では、成績が振るわず「トルネードスピン」を受けた。

政治家として[編集]

2011年11月28日、全国野生生物保護実績発表大会にて
2012年1月26日、エコツーリズム大賞表彰式にて
2011年12月東日本大震災による瓦礫の集積場所にて

実弟が大分県の労働組合役員であった関係で選挙での応援演説などを行ったのち、1993年の第40回総選挙において、阿部未喜男の後継候補として日本社会党の推薦を受け旧大分2区無所属で立候補し当選する。

2002年には鈴木宗男事件にまつわる証人喚問において「島田建設からの金銭供与は政治資金規正法に基づいている」「モザンビーク共和国洪水災害への国際緊急援助隊の派遣に反対や異議を述べることはあり得ない」「島田建設株式会社側による秘書給与の肩代わりの事実関係を承知していない」との鈴木宗男の証言を偽証として議院証言法違反での告発に賛成した。

2003年12月より、社会民主党副党首を務めていたが、横路孝弘から熱心に誘いを受け2005年8月に社民党に離党届を提出。次期衆議院議員選挙に民主党より立候補することを表明した。社民党は10月6日の常任幹事会で、「党と党員の信義に反し、党内に混乱と不信を招いた」として、離党が了承されず除名処分が下った。2003年の第43回衆議院議員総選挙には大分3区から出馬し、自由民主党岩屋毅に敗れるが、重複立候補していた比例九州ブロックで復活し、当選。2005年9月11日第44回衆議院議員総選挙でも再び岩屋に大分3区で敗れ、2度連続で比例復活した。

社民党時代は北朝鮮による拉致問題に関連して、土井たか子福島瑞穂保坂展人辻元清美ら所属議員の大半が北朝鮮寄りのスタンスと対話路線を支持したが、横光は阿部知子と共に北朝鮮への経済制裁を主張するなど、対北朝鮮政策では圧力路線を支持。また安全保障政策についても日米同盟を機軸とするという方針に一定の支持を表明している。

2006年5月23日国立国会図書館法の一部を改正する法律案を提出した[2]第166回国会での衆議院懲罰委員長在任中の2007年6月18日、同じ民主党所属の内山晃に対する懲罰事案(与党提出)を審査するために委員会を開くかどうかを同委員会理事会で協議した際、「与野党間の議論が不充分である」、「議員の身分を決めるのは慎重に期すべきだ」として、同日の委員会審査はしないことを宣言した。しかし、同委員会の多数は与党議員であったため、同委員会の理事の一人である島村宜伸が委員長代理として委員会を野党欠席のまま開会。ここで横光の委員長としての運営が不当であるとして不信任動議が出され、与党(自民党・公明党)の賛成により議決された(同日内山の懲罰・登院30日停止処分も議決)。国会の常任委員長に対しては、国会法に基づく「本会議での解任決議(可決すれば委員長職強制解任)」と、「委員会での不信任決議(問責にとどまり拘束力なし)」があり、衆議院で委員長不信任決議が議決されたのは1948年12月22日上林山栄吉に対する予算委員長不信任決議可決以来で59年ぶりのことであった。本件議決を受け衆議院議長河野洋平は横光に自主的な辞任を促したが、横光はそのまま委員長職にとどまった。

2009年7月、第45回衆議院議員総選挙では、大分3区で岩屋を下し、2003年に選挙区が変更になってから初めて小選挙区で当選した(岩屋もかつての横光同様比例復活)。2010年6月、民主党組織委員長に就任。2011年9月5日野田内閣環境副大臣に就任。

2012年12月、第46回衆議院議員総選挙では再び岩屋に敗れ、比例九州ブロックでも惜敗率9位で復活ならず、第40回総選挙以来20年近く守り続けてきた議席を失った。2013年8月、政界引退を表明。今後については白紙としながらも、俳優復帰を示唆していた[3]

2017年10月5日、第48回衆議院議員総選挙に横光が大分3区から立憲民主党の公認候補として出馬をする意向を固めたことを、民進党大分県連関係者が明らかにした[4][5]。既に後援会組織などは解散しており、「人も金もない裸一貫の選挙戦」を覚悟したというが、以前の支援者の結集に成功し[6]、最終的に84,133票を得て比例九州ブロックで復活当選し、国政に復帰した。11月1日同党代議士会長に就任。

政策[編集]

立憲民主党から五年ぶりに立候補した2017年第48回衆議院議員総選挙の際、毎日新聞が行ったアンケートに、次のように回答している。(毎日新聞、「第48回衆院選 立憲 大分3区 横光克彦」、候補者アンケート[7]

  • 日本国憲法改正、日本国憲法第9条の改正、緊急事態条項の新設、参議院選挙の合区解消目的での憲法改正などに対して反対。
  • アベノミクスを評価しない。
  • 2019年の消費税増税には反対である。
  • 幼児教育等無償化の財源は税金が適切である。
  • 年金の給付水準が下がることについては「やむをえない」。
  • 「高度プロフェッショナル制度」(野党から「残業代ゼロ法案」とも批判される制度案[8])には反対である。
  • 原発は日本に必要ない(脱原発)。
  • カジノの解禁には反対である。
  • 慰安婦問題日韓合意に対して韓国内で反発が続いていることについては、民間の友好を深めるべきとしている。
  • 台頭する中国との外交はより柔軟に対応するべきである。
  • 北方領土におけるロシアとの共同経済活動は、北方領土の返還に繋がると考える。
  • 普天間基地移設問題における政府と沖縄県との対立については、政府側が譲歩すべきだと考える。
  • 安全保障関連法については「改正して、自衛隊の他国軍への協力を制限し、活動の透明性を確保すべきだ」とする。
  • アメリカ合衆国ドナルド・トランプ大統領は信用できない。
  • 北朝鮮問題に対する安倍晋三内閣総理大臣の「対話ではなく圧力が必要」という立場は、適切ではないと考える。
  • 非核三原則を見直すという議論は必要ない。
  • 日本の核武装は、将来にわたって検討すべきではない。
  • 選挙における一票の格差は、「徹底した人口比による議席配分」によって是正されるべきである。
  • 首相が自由に解散できる現行制度は問題である。
  • 「森友学園」「加計学園」に関する安倍晋三及び政府の説明は不十分である。
  • 女性宮家の創設に賛成である。

その他

人物[編集]

  • 阪神タイガース大ファン。「特捜最前線」の劇中カーラジオの実況を聞いて「やったぜタイガース!」と脚本にない台詞が入った事がある。
  • 「特捜」で共演した藤岡弘、は役の上では先輩だが、実際は横光のほうが年長である。インタビュー等では「藤岡ちゃん」と呼んでいる。

家族・親族[編集]

妻の従姉妹に自由民主党衆議院議員佐藤ゆかりがいる。

俳優としての出演作品[編集]

2012年1月26日、別府次世代交流映画祭にて
2011年11月19日、トキ資料展示館にて
2011年11月19日、野生復帰ステーションにて

テレビドラマ[編集]

横光勝彦名義

横光克彦名義

映画[編集]

横光勝彦名義

横光克彦名義

所属していた団体・議員連盟[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

議会
先代:
鈴木克昌
日本の旗 衆議院沖縄及び北方問題
に関する特別委員長

2017年 -
次代:
現職
先代:
生方幸夫
日本の旗 衆議院環境委員長
2012年
次代:
吉野正芳
先代:
岩國哲人
日本の旗 衆議院懲罰委員長
2016年 - 2007年
次代:
池田元久
公職
先代:
近藤昭一
日本の旗 環境副大臣
2011年 - 2012年
次代:
生方幸夫園田康博
党職
先代:
(創設)
立憲民主党代議士会長
初代 : 2017年 -
次代:
(現職)
先代:
中西績介
社会民主党国会対策委員長
第5代 : 2003年 - 2005年
次代:
重野安正