ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ダンジョンに出会いを求めるのは
間違っているだろうか
Dungeon ni Deai o Motomeru no wa Machigatteiru Darō ka logo.png
ジャンル ファンタジー
小説
著者 大森藤ノ
イラスト ヤスダスズヒト
出版社 SBクリエイティブ
レーベル GA文庫
刊行期間 2013年1月15日 -
巻数 既刊15巻(2019年6月現在)
小説:ダンジョンに出会いを求めるのは
間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア
著者 大森藤ノ
イラスト ヤスダスズヒト(キャラクター原案)
はいむらきよたか
出版社 SBクリエイティブ
レーベル GA文庫
刊行期間 2014年1月15日 -
巻数 既刊12巻(2019年7月現在)
小説:ダンジョンに出会いを求めるのは
間違っているだろうか ファミリアクロニクル
著者 大森藤ノ
イラスト ヤスダスズヒト(キャラクター原案)
ニリツ
出版社 SBクリエイティブ
レーベル GA文庫
刊行期間 2017年3月15日 -
巻数 既刊1巻(2017年3月現在)
漫画
漫画
原作・原案など 大森藤ノ(原作)
ヤスダスズヒト(キャラクター原案)
作画 九二枝
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 ヤングガンガン
ガンガンONLINE
レーベル ヤングガンガンコミックス
発表号 2013年16号 -
巻数 既刊10巻(2018年6月現在)
漫画:ダンジョンに出会いを求めるのは
間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア
原作・原案など 大森藤ノ(原作)
はいむらきよたか・ヤスダスズヒト
(キャラクター原案)
作画 矢樹貴
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 月刊ガンガンJOKER
ガンガンONLINE
レーベル ガンガンコミックスJOKER
発表号 2014年6月号 -
巻数 既刊14巻(2019年7月現在)
漫画:ダンジョンに出会いを求めるのは
間違っているだろうか ファミリアクロニクル
episodeリュー
原作・原案など 大森藤ノ(原作)
ヤスダスズヒト(キャラクター原案)
作画 桃山ひなせ
出版社 スクウェア・エニックス
掲載サイト ガンガンONLINE
レーベル ガンガンコミックスONLINE
発表期間 2017年2月23日 - 2018年10月25日
巻数 全6巻
話数 全21話
漫画:ダンジョンに出会いを求めるのは
間違っているだろうか4コマ【神様の日常】
原作・原案など 大森藤ノ(原作)
ヤスダスズヒト(キャラクター原案)
作画 タカムラマサヤ
出版社 スクウェア・エニックス
掲載サイト ガンガンONLINE
レーベル ヤングガンガンコミックス
発表期間 2014年8月14日 - 2015年5月14日
2016年5月19日 - 2017年5月18日
巻数 全2巻
漫画:ダンまち4コマ
そもそもダンジョンにもぐるのが間違いではないだろうか
原作・原案など 大森藤ノ(原作)
ヤスダスズヒト(キャラクター原案)
作画 ちょぼらうにょぽみ
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 ヤングガンガン
レーベル ヤングガンガンコミックス
発表号 2014年22号 - 2015年12号
2016年9号 - 2017年5号
巻数 全2巻
アニメ:ダンジョンに出会いを求めるのは
間違っているだろうか(第1期)
ダンジョンに出会いを求めるのは
間違っているだろうかII(第2期)
原作 大森藤ノ
監督 山川吉樹(第1期)
橘秀樹(第2期)
シリーズ構成 白根秀樹
キャラクターデザイン 木本茂樹
音楽 井内啓二
アニメーション制作 J.C.STAFF
製作 ダンまち製作委員会
放送局 TOKYO MXほか
放送期間 第1期:2015年4月 - 6月
第2期:2019年7月13日 -
話数 第1期:全13話
アニメ:ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを
求めるのは間違っているだろうか外伝
原作 大森藤ノ
監督 鈴木洋平
シリーズ構成 白根秀樹
キャラクターデザイン 木本茂樹
音楽 井内啓二
アニメーション制作 J.C.STAFF
製作 ソード・オラトリア製作委員会
放送局 TOKYO MXほか
放送期間 2017年4月 - 7月
話数 全12話
映画:劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは
間違っているだろうか -オリオンの矢-
原作 大森藤ノ
監督 桜美かつし
脚本 大森藤ノ
キャラクターデザイン 木本茂樹
音楽 井内啓二
制作 J.C.STAFF
製作 劇場版ダンまち製作委員会
配給 ワーナー・ブラザース映画
封切日 2019年2月15日
上映時間 82分
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル 文学漫画アニメ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(ダンジョンにであいをもとめるのはまちがっているだろうか)は、大森藤ノによる日本ライトノベル。イラストはヤスダスズヒトが担当。2013年1月からGA文庫SBクリエイティブ)より刊行されている。略称は『ダンまち』。

目次

概要[編集]

本作品は、大森のデビュー作であり、小説投稿サイト「Arcadia」に『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のタイトルで投稿されていた[注 1]。これを『ファミリア・ミィス』へ改題し、第4回GA文庫大賞へ投稿して大賞を受賞し[1]、タイトルを戻して2013年に書籍化された。さらに、アイズ・ヴァレンシュタインを主人公にした『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア』が2014年に刊行され、リュー・リオンを主人公とした『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー』が2017年から連載された。2019年においてシリーズの累計で1200万部が発行されており[2]、複数の賞を受賞している[3][4]

メディアミックスとして、2013年に本編、2014年に外伝『ソード・オラトリア』の漫画化が行われ、テレビアニメが2015年に本編、2017年に外伝『ソード・オラトリア』が放送されている。また、ファミリアクロニクル『episodeリュー』の漫画は文庫本と同時に2017年から連載されている。2018年には劇場版アニメと本編アニメ第2期の製作が発表され[5]、2019年2月に『劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか -オリオンの矢-』が公開され、同年7月より『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII』が放送中である[6]

あらすじ[編集]

第一部[編集]

第1巻
ベル・クラネルは、英雄譚のような異性との運命の出会いに憧れ、広大な地下迷宮、通称ダンジョンを中心に栄える迷宮都市オラリオで女神ヘスティアファミリアに入団した駆け出しの冒険者である。
ファミリアで唯一の団員であるベルは、単独でダンジョンに臨み、我流でモンスターと戦っていた。いつものようにダンジョン上層で戦っていたベルは、不運なことに中層級の強さをもつミノタウロスに襲われる。なすすべもなく追いつめられたベルは、間一髪のところでロキ・ファミリアの女性冒険者アイズ・ヴァレンシュタインに助けられたが、ベルは礼も言わずにその場から逃げ去ってしまう。あまりの衝撃的な出会いにより、アイズに一目惚れしてしまったベルは、彼女に釣り合うような立派な冒険者となろうと心に誓う。これが切っ掛けとなりスキル憧憬一途が発現し、規格外の急成長を遂げてゆく。
ベルは酒場「豊饒の女主人」のシル・フローヴァと偶然知り合いになっており、シルから酒場に招かれていた。ベルは約束を守り、「豊饒の女主人」で食事をとっていたが、ロキ・ファミリアの宴会と重なり、自分の醜態を嘲笑するロキ・ファミリアの団員の話を耳にしてしまう。憧れの人であるアイズの前で嘲笑されされたことに耐えきれず、ベルは酒場から逃げ出してしまう。自分の弱さを思い知らされたベルは憧れの人に追いつくために強くなりたいと願うようになる。
また、魂の純粋さに目を付けた美の女神フレイヤからベルは見初められる。ベルを見定めるためのフレイヤの暗躍により、ガネーシャ・ファミリアが主催する怪物祭からモンスターが逃げ出す。モンスターは執拗にヘスティアを狙い、ベルはヘスティアを守るためにモンスターと戦う羽目に陥る。ヘスティアの計らいで手に入れた神のナイフの力も借りて、ベルはモンスターの打倒に成功する。
第2巻
ベルを担当するギルド職員エイナ・チュールは、駆け出しのベルの不用意な行動を懸念していたが、ベルの異常な成長を確認した後、成長したベルに相応しい防具を準備するために、ヘファイストス・ファミリアの店にベルを誘う。この中で、ベルはヴェルフ・クロッゾ製の軽装防具を気に入り、有り金を叩いて購入している。
その帰り道、ベルは冒険者に追われていたリリルカ・アーデと出会い、リリルカはベルが持っていた神のナイフに目を付ける。リリルカはベルを騙すために魔法で外見を変えてベルに近づき、サポーターとしてベルとパーティーを組むようになる。
ベルの成長を促すフレイヤの企みにより、魔道書が「豊饒の女主人」へ届けられ、シルがこれをベルに貸し与えたことで、ベルに魔法が発現する。ベルは喜びのあまり魔法を使いまくり、初めて精神疲弊を起こしてダンジョン内で意識を失う。この時、偶然に通りがかったアイズが気絶したベルのめんどうをみていたが、意識を取り戻したベルは状況を把握できず、再び逃げ出してしまう。
エイナはリリルカの所属するソーマ・ファミリア団員の尋常でない振る舞いをギルドで目にしており、リリルカとパーティーを組んだベルが心配でソーマ・ファミリアを調査し始めた。面識のあったロキ・ファミリアの副団長による仲介で酒に造詣が深い女神ロキと話をすることができ、男神ソーマの作る神酒の異常性とソーマ・ファミリアの団員の尋常でない行動との関係を察する。
リリルカは、一度、ベルから神のナイフを盗み出したが、「豊饒の女主人」のリュー・リオンが取り返し、神のナイフはベルの元に戻る。そこで、もう一度、ベルの命を顧みない入念な作戦を立て、神のナイフを盗み出すことに成功したが、今度は、ソーマ・ファミリアの団員の罠に嵌って自身が命の危機に晒される。しかし、ベルが間一髪で駆けつけ、リリルカは九死に一生を得る。リリルカは、これまで騙し続けてきたベルに助けられたことに困惑したが、ベルの純粋な優しさに心を打たれ、本当の意味でベルのサポーターになることを決意する。
第3巻
ヘスティアはリリに対して懐疑的だったが、ベルの判断を信用してリリを受け入れ、ベルはリリとのパーティーを続けることにする。
エイナの計らいによりアイズと対面したベルは、これまでの礼をアイズにしっかり伝え、アイズからの提案で戦い方を教えてもらえることになる。口下手なアイズは、言葉でベルを導くことはせず、実戦形式の訓練を通じて、戦闘の技と駆け引きの基礎をベルに授けている。
フレイヤは魔法を得て輝きが増したベルの更なる成長を望んでおり、ファミリアの団長オッタルとの会話から、ベルの成長を妨げている原因がミノタウルスのトラウマにあると考える。そこで、フレイヤは、ベルがトラウマを克服するための舞台を準備するにようにとオッタルへ命じ、オッタルはダンジョン上層で片角のミノタウルスを鍛え上げ、これをベルに直接ぶつけることで彼の成長を促すことにする。
フレイヤたちの企みを知らないベルは、リリと共にダンジョンに潜り、オッタルに調教された片角のミノタウロスと対峙する。恐怖で怯えるベルだったが、リリだけは何とか逃がし、戦いながら自身も逃げる算段をしていたところにアイズが駆けつける。ベルを助けようとするアイズに対して、ベルは憧れの人に再び助けられることを拒み、自身で決着をつけるべく格上のミノタウルスと真正面から戦う決意をする。
ベルは、アイズから教わった技と駆け引き、魔法、神のナイフなど、自身の全てを賭して片角のミノタウルスと戦い、最後は、立ったまま精神疲弊で意識を失ったが、片角のミノタウルスに勝利した。その戦う姿は、目撃したロキ・ファミリア幹部たちに衝撃を与え、自分たちが冒険者であることを再認識させ、深く印象に残るものとなる。

第二部[編集]

第4巻
中層級のミノタウロスを単独で倒したことで、ベルは僅か1か月半という前代未聞の最短記録でLv.2にランクアップし、世界最速兎(レコードホルダー)としてオラリオで一躍注目の的となり、神々からの疑惑と多数の冒険者からのやっかみも買うことになる。ランクアップにより、ベルには新たなスキル英雄願望が発現し、神々から二つ名「未完の少年(リトル・ルーキー)」を授けられる。
ベルは、ミノタウルスとの死闘で傷んでしまった防具を新調するために、ヘファイスト・ファミリアの店を訪れ、元の防具の製作者である鍛冶師ヴェルフと出会う。ヴェルフから専属契約とパーティーの打診を受けたベルは、リューからパーティーを増やすことを勧められていたこともあり、ヴェルフの提案を快諾する。エイナと相談の上、装備を調えて、ベル、リリ、ヴェルフのパーティーで中層13階層を目指すことになる。
クエスト×クエスト
4巻に同時掲載された短編。時系列としては本編第3巻2章と3章の間である[7]
ある日ベルは、懇意にしているミアハ・ファミリアナァーザ・エリスイスに冒険者依頼(クエスト)を依頼され、後に合流したリリと共にクエストを実行に移す。無事ドロップアイテムの採取に成功するが、ナァーザからの報酬がクエストに見合わないものであることをリリに見抜かれてしまう。ミアハ・ファミリアの主神ミアハはナァーザを咎めた。
かつて冒険者だったナァーザはモンスターに右手を食われ、ファミリアには、義手を作製した ディアンケヒト・ファミリアからの莫大な借金があり、ナァーザはそんな今のファミリアを何とかしたいがゆえに報酬をごまかしていたことを吐露している。
女神へのカンパネラ
4巻に同時掲載された短編。時系列としては本編1巻の開始前である[7]
結成したばかりのヘスティア・ファミリア。日々の生活の中、ベルとヘスティアはファミリアとしてお互いの理解を深めていく。そんなある日、ベルが武器屋の店先で剣を、ヘスティアが商店の店先で髪留めを、物欲しそうに眺めているところをお互いが目撃する。
第5巻
ベルたちのパーティーは順調に13層を踏破していたが、タケミカヅチ・ファミリアのパーティーから怪物進呈され、15層へ落とされてしまう。ダンジョン中層で遭難したベルたちは、場所と被害状況を考慮したリリの提案により、上層へ戻るよりもより深い階層の安全地帯18階層へ逃げ込む決断をする。一方、ベルたちの危機を察したヘスティアと、男神ヘルメスヘルメス・ファミリアの団長アスフィ・アンドロメダ、そして助っ人としてリューがベルたちの救助に向かう。
ベルたちのパーティーは命辛々18階層に到着し、遠征からの帰還の途にあるロキ・ファミリアに救われる。救助に向かっていたヘスティアたちとも合流し、ベルたちはロキ・ファミリアの団員やヘルメスらと交流し、しばし穏やかな時を過ごす。ロキ・ファミリアが上層へ出発した後、一部の冒険者の嫉妬と悪意を利用したヘルメスの策略によりヘスティアが攫われてしまう。ヘスティアは神威を開放することで冒険者たちから解放されたが、神威を感じとったダンジョンが変異種の階層主漆黒のゴライアスを生み出してしまう。
漆黒のゴライアスの誕生により上層への通路が塞がれたため、ベルたちとリヴィラの街の百人を越す冒険者たちは力を合わせて漆黒のゴライアスに立ち向かうことになる。漆黒のゴライアスの異常な再生能力に苦戦したが、ステイタスの高いリューやアスフィが主力となって戦い、最終的にベルの英雄願望により漆黒のゴライアスは打倒される。
第6巻
18階層からの帰還後、ベルは恋多き男神アポロンに目を付けられてしまう。アポロンは、ベルを我が物にするために様々な策略を巡らし、ベルを孤立させるためにリリをソーマ・ファミリアに捕えさせて、その上であからさまにベルを追い回し、ついにはファミリア同士の総力戦である戦争遊戯を実現する。オラリオ以外の冒険者1人の助っ人が認められたが、戦争遊戯の内容が攻城戦となったことで団員1人のヘスティア・ファミリアの勝利は絶望的となる。
ベルは、再びアイズに特訓をつけてもらうためにロキ・ファミリアへ向かい、ティオナ・ヒリュテの協力も得てアイズと対人戦を想定した1週間の猛特訓を行う。この間、ヘスティアはリリを救出すべくソーマ・ファミリアの本拠地に殴り込みをかける。ソーマは神酒の誘惑を乗り越えたリリを認め、ヘスティアは神のナイフを脱退金の担保にすることで、リリの身柄を確保する。タケミカヅチ・ファミリアのヤマト・命は、13階層での怪物進呈を悔やんでおり、タケミカヅチに自ら申し出て1年間限定でヘスティア・ファミリアに改宗する。リリとヘファイストスの許しを得たヴェルフもヘスティア・ファミリアに改宗し、助っ人としてリューが参戦することになり、ヘスティア・ファミリアは団員4人と助っ人1人で戦争遊戯に挑むことになる。
戦争遊戯では、リリが変身魔法を駆使して予め城内を攪乱し、リューがクロッゾの魔剣を用いてアポロンの団員の半数を城外に引きつけ、命が残った城内の半数を重力魔法により動きを封じ、ベルとヴェルフが僅かに残った団員たちとの個人戦に持ち込むことで、ヘスティア・ファミリアは速効で圧倒的な数の不利をひっくり返す。シルから貰ったアミュレットの助けもあり、ベルはレベルの差を物ともせずアポロン・ファミリア団長を一騎打ちで討ち取り、戦争遊戯はヘスティア・ファミリアの勝利で終わる。
第7巻
戦争遊戯に勝利したベルは僅か1ヶ月でLv.3にランクアップを果たす。ヘスティア・ファミリアは、元アポロン・ファミリアから没収した財産や新たな本拠地「竈火の館」を手に入れる。
女神イシュタルが支配する歓楽街に、命の幼なじみサンジョウノ・春姫と同じ狐人が捕らわれているとの噂を聞きつけ、真相を確かめるため、ベルたちは歓楽街に向かう。歓楽街で迷ってしまったベルは、戦闘娼婦アイシャ・ベルカに絡まれ、イシュタル・ファミリアの団長フリュネ・ジャミールから追い回される。ベルは彼女から必死で逃げ、とある娼館の部屋に身を隠し、そこに現れた娼婦である春姫と出会う。
イシュタルはフレイヤの打倒が悲願であり、殺生石の儀式を進めていた。殺生石を持ち込んだヘルメスからベルに対するフレイヤの執心を聞きつけ、イシュタルはベルを我が物にするための一計を案じる。
ベルたちは春姫を身請けするために高額な冒険者依頼を受けるが、これはイシュタルたちの罠であり、ベルと命は歓楽街に捕えられてしまう。春姫は隙を見てベルと命の逃亡を手助けするが、自身の逃亡は拒否する。これから行われる殺生石の儀式では春姫の犠牲が前提であり、春姫には逃亡防止の魔法具が仕掛けられていたからである。
万策尽きたベルと命は、二人でイシュタルたちと戦って春姫を奪還する決意をする。ベルが囮となり、命が春姫を救う作戦で臨むが、ベルはフリュネたちに追い詰められ、イシュタルはベルを魅了しようとしたが効果がなく、驚愕する。命は春姫のもとにたどり着くが、春姫は娼婦である自分はベルたちから救われる価値がないとの想いを吐露し、救出を拒む。
一方、イシュタルの動きを内偵していたフレイヤは、イシュタルとの全面戦争を決断する。フレイヤたちの一気果敢な攻勢により歓楽街は大混乱となり、イシュタルの団員たちは悉く打ち倒され、最後に残ったフリュネはオッタルに徹底的に痛めつけられる。混乱の中、アイシャは春姫を連れ去るベルの覚悟を見極めるために、春姫の側でベルを待っていた。
ベルと対峙したアイシャは、イシュタルの魅了によりイシュタルの命令に逆らえず、見逃すことはできないとベルに告げ、一騎打ちをベルに仕掛ける。ベルは真っ向勝負でアイシャを撃破し、あなたを助けにきましたと春姫にあらためて告げる。崩壊した歓楽街の中で、フレイヤはイシュタルを崖の下に突き落として決着をつける。イシュタルは天界に送還され、イシュタル・ファミリアは壊滅する。
第8巻
ラキア王国の男神アレスが三万の眷属を率いて、オラリオに出兵してきた。ギルドはオラリオの最大派閥ロキとフレイヤのファミリアに防衛に当たらせる。眷属のレベルの違いから戦力差は圧倒的であり、オラリオの住人はそれぞれの日常を過ごしていた。
春姫はヘスティア・ファミリアへ改宗し、ベルたちは春姫の妖術と5人となったパーティーの実力を試すために、ダンジョン中層へ向かう。ベルたちは難なく18階層に到達し、下層を目指せる十分な力に自信をもつ。18階層から帰還後、ヘスティアはベルの異常な成長についてベル以外の団員たちから問われ、ベルのアイズへの憧れとスキル憧憬一途の秘密を打ち明ける。
ベルは、「豊穣の女主人」からの帰り道で、店に不在だったシルを見かける。何となく後をつけたベルは、シルがダイダロス通りの孤児院に通っていることを知る。ベルは孤児たちから地下調査の冒険者依頼を受け、シルたちと共に地下に降り、血塗れのモンスターに出会す。ベルはモンスターの雰囲気に違和感を抱きつつ、討伐を試みたが苦戦する。シルを護衛していたフレイヤの団員が見るに見かねてモンスターを討伐する。
ヴェルフは戦争の混乱に紛れてオラリオに侵入したラキア王国の父と再会し、父からクロッゾの魔剣の作製を頼まれる。魔剣を受け取るためにヴェルフを呼び出したアレスの眷属たちは、ロキ・ファミリア団長フィン・ディムナの指示でヴェルフを見張っていたヘファイストスの団員に一網打尽にされる。ヴェルフの説得に失敗したアレスは、今度はヘスティアの誘拐を企てるが有効な手はなかった。ところが、バイト先からの頼まれ事でヘスティアがオラリオから外出してしまい、アレスたちは都合良くヘスティアを捕えることに成功する。
ヘスティアの拉致を知ったロキとヘルメスは、アスフィが空から逃走先を特定し、アイズが追跡するように指示する。ベルはこれに強引に同行し、ベオル山地奥部でアレスたちに追いつき乱戦となる。その混乱でヘスティアは崖下へ転げ落ちる。崖に落ち雨に打たれたヘスティアはエダスの村でアイズとベルと共に休息をとる。エダスの村では、かつて神の眷属であった村の長老が天に召され、これを看取ったヘスティアは、悠久を生きる自分を必要以上に恐れずに、自分と向き合って欲しいとベルにお願いする。
ヘスティアの拉致に失敗したアレスはロキたちに捕縛される。アレスはオラリオの捕虜になった数万もの自身の眷属たちのステイタスを封印した上で眷属たちと共にオラリオから追い返され、ラキア王国との戦争は終結する。

第三部[編集]

第9巻
19階層の冒険者依頼に借り出されたベルは、傷ついて怯えた竜女と出会う。竜女にはモンスター特有の恐怖感がなく、ベルが傷を癒すために近づくと、竜女は人語を話し始める。驚愕したベルは竜女を追う冒険者たちから、咄嗟に竜女を外套で隠し、「竈火の館」へ連れ帰る。ベルたちは竜女にウィーネと名付けて保護し、当初リリたちはウィーネを警戒していたが、会話や食事、風呂を共にして次第に打ち解け、ウィーネはベルと春姫を筆頭にリリたちに懐いていく。
ベルたちは情報を得るためにウィーネがいた19階層へ赴き、冒険者を装った人語を話すモンスターと再び遭遇する。帰還後、リリはこの問題のきな臭さを直感し、保護を止めるべきだと主張する。これを盗聞いたウィーネは館から飛び出してしまう。街をさ迷っていたウィーネは竜女の羽を広げて子供を助けるが、正体がばれて周囲は騒然となる。しかし、ベルたちが直ぐに駆けつけ、変身したリリがウィーネを連れ去り、大事には至らずに済む。
ギルドはヘスティア・ファミリアへ強制任務を発令し、ベルたちは指示に従ってウィーネと共に20階層へ向かい、指定された広間の壁を壊した先の未開拓領域へ進む。そこで、ベルたちは蜥蜴人に襲われ、ベルを吹き飛ばした蜥蜴人はウィーネを狙う。しかし、春姫とリリが必死にウィーネを庇う姿を見て、蜥蜴人は人語で笑い出す。蜥蜴人は自らをリドと名乗り、ベルたちを試していたと謝罪してベルに握手を求める。戸惑いながらベルがこれに応えると周囲から歓声が沸き、リドは自分たちを異端児と名乗り、ベルたちを歓迎する。異端児との交流後、ベルは別れを惜しみつつウィーネをリドたちへ託す。この時、ベルは異端児を狙う狩猟者の存在を初めて知る。
一方、ヘスティアは、フェルズの案内でギルドの主神ウラノスと秘密裏に対面し、異端児の存在を知らされる。ウラノスは、異端児を保護という名で支援しており、フェルズの他にガネーシャとヘルメスが協力者であると伝え、最終的に異端児と人の共生を目指しており、強制任務は共生に向けた僅かな期待であると告げる。
ウィーネを追っていた冒険者たちはイケロス・ファミリアであり、団長ディックス・ペルディクスは取り逃がした「上物」の狩猟を諦めていなかった。ディックスは、街での騒動や男神イケロスの情報から、ウィーネとヘスティア・ファミリアとの関係を確信し、地上から20階層へ向かうベルたちを監視して追跡していたが、ヘルメスたちの二重追跡に気付き、撤退して拠点へ戻る。
第10巻
下層の「異端児の隠れ里」へ向かっていたウィーネたちのパーティーは24階層で傷だらけの仲間を発見する。これは罠であり、ディックスたちは異端児たちを惨殺し、ウィーネを攫うことに成功する。一方、眼晶を通じてこの惨劇を見ていた異端児は激怒し、復讐とウィーネの救出のために、殺された仲間の臭いを辿り、18階層のリヴィラの街を襲う。地上では、武装したモンスターによるリヴィラの街の襲撃がギルドからオラリオ中に伝えられ、ベルは異端児たちの騒動を知る。ウラノスは、名目上、討伐隊としてベルを加えたガネーシャ・ファミリアを18階層へ向かわせる。
異端児たちは狩猟者を拷問してウィーネの行き先を聞き出し、18階層東端へ向かう途中で到着した討伐隊と衝突する。異端児の一部が討伐隊を足止めし、リドたちは目的地へ向かう。ディックスは隠された扉を開放して「地下迷宮クノッソス」にリドたちを誘い込む。遅れて到着したベルとフェルズも偶然手に入れたによりクノッソスへ侵入する。
待ち構えていたディックスの呪詛により、リドたちは正気を失い、同士討ちを始める。さらにディックスは磔にされたウィーネの額から紅石を剥ぎ取り、見上げるほどの怪物となったウィーネがベルを襲う。それでもウィーネを助けようとするベルにディックスは偽善者と罵るが、ベルは助けを求める者に人もモンスターも無いと叫ぶ。この叫びにより正気を取り戻したリドたちはベルと共闘してディックスを追い詰める。しかし、ディックスはウィーネに呪詛をかけて地上へ誘導し、リドたちとベルは暴走したウィーネの後を追う。
一方、18階層では、討伐隊が異端児をほぼ制圧していたが、そこに現れた異端児のアステリオスが討伐隊を難なく撃破し、状況をひっくり返してしまう。さらにクノッソスに侵攻したアステリオスは、イケロスの団員を次々と始末し、ディックスを一撃で両断する。
地上は大混乱であり、暴走したウィーネを討伐するためにロキ・ファミリアが現れる。ベルは衆目の前で彼らと対峙することでウィーネを逃がすが、フィンはベルを無視し、リドたちとウィーネの討伐に動く。そこに現れたアステリオスが単独でロキの第一級冒険者たちと戦い、この隙にリドたちは散り散りに逃亡する。ベルは冒険者たちに攻撃を仕掛けながらウィーネを追走するが、魔法の一斉砲撃が放たれ、長槍がウィーネを貫く。崩壊した地面の下にベルはウィーネと共に落ち、最後の時を迎えるウィーネを抱きしめる。その胸の中から大量の灰がこぼれ落ちた瞬間、フェルズのみに許された蘇生魔法が捧げられ、奇跡が起こる。
イケロス・ファミリアは壊滅し、イケロスがオラリオから追放され、ひとまず事件は収束したが、ロキ・ファミリアから逃れた異端児は未だ地上に取り残されていた。
第11巻
暴走するウィーネの命を救ったことで、ベルの名声は地に堕ちた。ベルに向けられるオラリオ中の圧倒的な敵意に対し、これまでベルと出会った人々はベルの擁護と応援を開始、ベルは己の信じた道を再び歩き出す。ベルの正しさを知るヘスティア・ファミリアは地上に現れた異端児の帰還作戦に協力するが、事情を知らないロキ・ファミリアと戦闘になり、オラリオは再び戦場となる。様々な思惑と策が交錯する中、ヘルメスの策略によって一部の異端児はベルの名声を取り戻すための死を要求される。だが、ベルがLv.1の時に戦って倒した片角のミノタウロスが異端児として蘇った存在であるアステリオスが現れる。勇者の策も賢者の知恵も神の思惑も、アステリオスの純粋な力で全て打ち砕かれ、オラリオの誰もが見守る中、ベルはたった一人でかつての因縁の相手との再戦に挑む。

第四部[編集]

第12巻
アステリオスに敗北したが、名声を取り戻したベル。そんな彼はLv.4にランクアップを果たし、新たな二つ名を得る。ファミリアのランクが上がったヘスティア・ファミリアは、ギルドから強制任務遠征を与えられる。これまで懇意にしてきたミアハ・ファミリアやタケミカヅチ・ファミリアと派閥連合を組み、へファイストス・ファミリアとアイシャ・ベルカのサポートの基に、下層域への進出を目指す。初めて遠征に心躍らせるが、多くの冒険者を食らうモス・ヒュージの強化種の襲撃を受けてしまう。モス・ヒュージの攻撃を受けてしまった千草や他の冒険者たちを救うべく、派閥連盟は強化種を討つことを決意する。
第13巻
リヴィアの街で起きた殺人事件の犯人が賞金首の疾風だと聞いたベルたちは、リューの冤罪を晴らすべく討伐隊に参加する。遠征の仲間の一人であり、破滅の予知夢を視たカサンドラ・イリオンの言葉を信じ、真実へ辿り着いたベルはリューと和解、二人で黒幕のジュラの野望を阻止しようとするも、ジャガーノートの誕生を許してしまう。激闘の中、ワーム・ウェールの介入により、ベルとリューは深層域37階層に落とされてしまう。一方、ベルの救助に向かおうとしていた派閥連盟には、次産時期を無視して誕生したアンフィス・バエナという迷宮の孤王が襲い掛かろうとしていた。
第14巻
リリからの手紙でリューの危機を知ったヘスティアとミアハ・ファミリアからの依頼で、ヘファイストス・ファミリアの団長である椿・コルブランドと豊穣の女主人のアーニャたちはヘスティア・ファミリアとリューの救出のためにダンジョンに向かった。一方で、ウラノスとフェルズもジャガーノートという異常事態に襲われているヘスティア・ファミリアを救出するために、クノッソス攻略作戦の作戦中ながらも異端児の部隊の半分をヘスティア・ファミリアの救出に向かわせる。アンフィス・バエナと対峙したアイシャたちはヴェルフの言葉で戦意を漲らせ、ベル抜きの階層主討伐に挑む。そして、ベルとリューは僅かな希望を胸に37階層脱出を試みるが、深層のモンスターたちが次々と襲い掛かる。ジャガーノートもベルたちを追跡する中でリューは、かつて所属していたアストレア・ファミリアでの過去の情景を回想する。
第15巻
ダンジョンから無事に地上に帰還したベルたち。数々のイレギュラーに見舞われ遠征は失敗という形になったが、多くの試練を乗り越えたことで確かな成果を得ることが出来た。自身の成長に喜びを感じる中、彼ら彼女らは未熟な過去から成長した現在に至るまでの道のりを思い浮かべるのであった。

主な登場人物[編集]

主要人物[編集]

ベル・クラネル
- 松岡禎丞
本作の主人公。ヘスティア・ファミリア団長。紅眼白髪の14歳の少年でヒューマン。その容姿から兎呼ばわりされることが多い。ステイタスはLv.1→Lv.2→Lv.3→Lv.4。
オラリオから少し離れた田舎に祖父と2人で暮らしていたが、祖父がモンスターに襲われて死んだため、冒険者となるべくオラリオにやってきた。しかし、どのファミリアからも門前払いをくらい途方に暮れていた時、同じく入団者を見つけられずにいた女神ヘスティアと出会い、彼女の最初の眷属となる。
性格は、基本的に善良かつ奥手だが、祖父の影響で異性に抱く憧れが強い。また、どちらかというと年上の女性を意識する面がある。その純粋さに目を付けたフレイヤに心酔されており、ベルの更なる成長を望む彼女の企みや、ヘルメスのお節介により、度々騒動に巻き込まれる。
冒険者として駆け出しのころに、アイズから戦い方の指導を受けて、ミノタウロスを倒すに至る。それ以降も幾度となくアイズの指導を受け、異端児の一件やアステリオスとの死闘を乗り越え、新たなる目標と好敵手を得て以降、精神面でも大きく成長し、多くの人物からも変わったと評される。戦争遊戯での勝利、スキル憧憬一途による急速なランクアップから、オラリオの冒険者に一目置かれるようになる。
祖父は、かつてオラリオ最強と謳われたゼウス・ファミリアを率いた男神ゼウスであり、現在は死亡を装って姿を消している。祖父から英雄譚(原典)を聞いて育ったため、人一倍英雄譚に詳しい[8]
最初の二つ名は未完の少年(リトル・ルーキー)。また、Lv.1ながらミノタウロスを倒した偉業で猛牛殺し(オックス・スレイヤー)の異名ももつ。Lv.4にランクアップした際には、白兎の脚(ラビット・フット)という新たな二つ名を獲得する。
武器 : 神(ヘスティア)のナイフ[注 2]、牛若丸[注 3]、牛若丸弐式[注 4]、白幻[注 5]
発展アビリティ : 幸運[注 6]、耐異常、逃走
魔法
ファイアボルト
速攻魔法。稲妻状の炎を放つ攻撃魔法で、魔法を発動するのに必要な詠唱を必要としない、前代未聞の魔法。無詠唱であるがゆえに魔法の「連射」が可能だが、他者の攻撃魔法と比べると威力は低い。しかし、使いやすいため、魔力のアビリティが成長しやすい。
スキル
憧憬一途(リアリス・フレーゼ)
アビリティの成長速度を強化するレアスキルで、アイズへの恋慕から発現した。ベルのアイズへの想いが強いほど、飛躍と言えるほどのアビリティの成長を遂げられる。また、このスキルによりベルはアビリティの限界突破を成し遂げている[注 7]。このスキルの副次効果として、ベルには魅了(チャーム)が効かない。娯楽に飢えた神々への危惧、ベルの嘘をつけない性格、さらにアイズへの嫉妬心から、ヘスティアはこのスキルの存在をベルに知らせていない。
英雄願望(アルゴノゥト)
英雄の一撃を放つスキル。9階層でのミノタウロスとの死闘で「英雄になりたい」という願いから発現。蓄力(チャージ)により、攻撃や魔法などの能動的な行動の威力を増幅する。蓄力の間は、その部分が白く発光すると共に鐘の音のような音色が響き、蓄力時間が長いほど、思い描く英雄のイメージが強いほど、威力が増大する。二ヵ所同時の蓄力は不可能であり、蓄力した分だけ体力と精神力(マインド)を消費する。スキルの特徴を把握し、ナイフとファイアボルトをスキルで組み合わせ、魔法と斬撃を同時に放つ新たな必殺技 聖火の英斬(アルゴ・ウェスタを編み出している。
闘牛本能(オックス・スレイヤー)
猛牛系との戦闘時において全能力に超高補正がかかるスキル。アステリオスとの戦いを経て、発現した。
ヘスティア
声 - 水瀬いのり
本作のメインヒロイン。一人称は「ボク」。黒髪ツインテールで子供のように幼く、特徴的な外見[注 8]の女神であり、ベルの所属するヘスティア・ファミリアの主神。身長は140C(セルチ)[注 9]。他の神からは「ロリ巨乳」と呼ばれ、バイト先では客から頭を撫でられるなどしている[9]
下界に来た当初は友人であるヘファイストスの下に身を寄せていたが、怠惰に過ごす生活を改めなかったため、ついには追い出された。そんな折に、路頭に迷っていたベル・クラネルと出会い、彼を眷属にして、ファミリアを構えた。ファミリアを構えた後、態度を改め、ファミリアの運営と生活のために幾つものバイトを掛け持ちする。
ベルのためにヘファイストスに土下座までして頼み込んで神(ヘスティア)のナイフを打ってもらう。その代償として、2億ヴァリスという莫大な借金を抱える。この借金返済のためにヘファイストス・ファミリア店舗でタダ働きをすることになる。また、この借金はヘスティアとヘファイストスとの個人的な契約のつもりだったが、後に表沙汰となり、ヘスティア・ファミリアの新メンバー募集に支障をきたす。
いつかベルと相思相愛になることを夢見ており、彼が想いを寄せているアイズやリリたちのことを警戒しているが、一方で神として彼や彼女たちのことを認めてもいる。
同じく零細のファミリアを運営しているミアハタケミカヅチと親交がある。また、フレイヤには苦手意識を持っており、ロキとは取っ組み合いの喧嘩をするほど仲が悪い。下界に降り立った神々の中でも根っからの善神であり、天界に居たころから誰に対しても差別せず平等に接する人物として知られ、彼女自身の神格の高さもあり一部の神からは一目置かれている。
アイズ・ヴァレンシュタイン
声 - 大西沙織
本作のもう一人のメインヒロインで、外伝『ソード・オラトリア』の主人公。ロキ・ファミリアの中核を担う金髪金眼[注 10]の冒険者で16歳のヒューマン。ステイタスはLv.5→Lv.6。
ベルが冒険者の駆け出しのころ、ミノタウロスに襲われていたベルを間一髪で救い、ベルと出会う。ベルの目標であり憧れの人。駆け出しのベルに戦い方を初めて教え、ベルにとって戦闘の師匠でもある。その後、ベルのアビリティ限界突破の秘密に興味を持ち始め、物語が進むにつれベルとの関わりが深まっている。
物静かで感情をあまり表に出さず、その美貌も相まって神秘的な印象を持たれがちである。オラリオの有名人の一人で、ファミリアの中でも尊敬と人気を集めている。しかし、精神的には幼く、対人関係も苦手であり、天然な行動が多い。強くなることが何よりも最優先であり、それ以外の事柄には関心が薄く、暇さえあればダンジョンへ潜っている。
異端児の一件では、ウィーネを守るベルと対峙し、討伐できたにも拘わらずウィーネを見逃してしまった。そのことで、自らの誓いを初めて破ったことに苦悩したが、リヴェリアからの励ましやベルとの話を経て、前に進む決意をする。
外伝『ソード・オラトリア』では、付与魔法エアリアルを駆使して戦う強力な剣士であり、パーティーでは主に前衛を務める。怪人レヴィスから繰り返し狙われており、レヴィスに勝つために単身で階層主ウダイオスの討伐に挑戦し、これに成功してLv.6へと至る。さらに、フレイヤ・ファミリアのオッタルと訓練を行い、短期間でステイタスが大幅に向上したが、その代償としてフレイヤに個人的な借りを作る。
ロキ・ファミリアへの入団は7歳で、目的は私怨を晴らすこと。ただし、入団の経緯や私怨とは何かは、明らかにされていない。幼少期から「怪物は必ず殺す」と自らに誓いを立てており、モンスターに対して並々ならぬ憎悪がある。神の恩恵を刻まれた当初から、スキル復讐姫(アヴェンジャー)を発現し、自身や武器を顧みずに、人形のように無表情でモンスターを狩る姿から人形姫、モンスターに対する容赦ない戦いぶりから戦姫とも呼ばれていた。幼少期は、モンスターを殺すこと以外に全く興味がなく、特に教育係であるリヴェリアを困らせていた。
母の名がアリア、彼女の中に精霊の血が流れていること、迷宮神聖譚の大英雄アルバート(二つ名は傭兵王ヴァルトシュテイン)との関連が示唆されている。ただし、彼女の秘密はロキとファミリア首脳陣の限られた人しか知らない。
二つ名は剣姫(けんき)
武器 : デスペレート
発展アビリティ : 狩人、耐異常、剣士、精癒
魔法
エアリエル
付与魔法(エンチャント)。風属性。自身に風を纏わせることで攻撃力やスピードが強化され、また風を纏わせることで防御にも役立っている。武器に風を纏って放つ、突撃による刺突技リル・ラファーガが必殺技である。
スキル
復讐姫(アヴェンジャー)
怪物種に対する攻撃力の高域強化、さらに竜種に対する攻撃力の超域強化がされるスキル。憎悪の丈によって効果が向上し、Lv.1の初戦闘の際に剣で斬ったゴブリンやコボルトを粉々に爆砕するなどの現象を引き起こした。下界の歴史の中で発現したあらゆるスキルの中でも、最強の出力を誇る。任意で発動できるが、外伝『ソード・オラトリア』では、フィンから、Lv.1のアイズに対して、成長を促すために技と駆け引きが上達するまで、このスキルをむやみに発動しないように忠告されている。

ヘスティア・ファミリア[編集]

女神ヘスティアが運営する新参の探索系ファミリア。ファミリア結成直後の本拠は教会の隠し部屋だったが、戦争遊戯後に元アポロン・ファミリアの本拠地の豪邸に移転した。新たな本拠は「竈火の館(かまどのやかた)」。エンブレムは重なりあった鐘と炎。

元々は団員がベルしかいない零細ファミリアだったが、ベルの急速なレベルアップとヴェルフ、リリルカ、命、春姫が入団したため、ランクはD級とキャリアとしては高い。戦争遊戯での活躍により入団希望者が殺到するが、その矢先にヘスティアの莫大な借金が露呈した結果、信頼をなくし入団希望者が皆無の状態に戻った。

ヘスティア
ベル・クラネル
リリルカ・アーデ
声 - 内田真礼
本作のヒロインの1人。小人族(パルゥム)の少女。元ソーマ・ファミリアで、現在はヘスティア・ファミリアに所属。愛称はリリ。ステイタスはLv.1→Lv.2。
ベルにとって最初のパーティーメンバーである。初めはベルを騙すことが目的で近づいたが、ベルに命を助けられ、自分を許してくれたベルに好意を抱き、ベルを支えてゆくことを決意している。戦争遊戯で、ソーマ・ファリミアを正式に脱退し、ヘスティアの眷属となる。
基本的に誰に対しても敬語で、敬称をつけて話すが、親しくなった者には皮肉や毒を吐くことがある。オラリオの様々な知識や世故に通じており、お金にはがめつい。世間に疎い純朴なヘスティア・ファミリアの団員の中では世慣れしており、ファミリアの会計係も務める[10]。ロキ・ファミリアの団長フィンから求婚され、話を仲介したベルに怒りを覚えるが、ベルを支えたいという気持ちが変わっていないことに気づいて、求婚を断った。
戦闘力が低いので、直接的な戦闘は苦手でありサポーター。ただし、ボウガンやアイテムなどを駆使したモンスターへの立ち回りには精通している。ベルとのパーティーでは、初期のころから参謀的な役割も果している。ベルの急速なランクアップに対し、自己の役割に悩んでいたが、派閥連合による初の強制遠征のために、ダフネからパーティーの指揮について基礎を学び、遠征終了後にはLv.2にランクアップし、新たなスキル指揮想呼を得る。
両親ともソーマの眷属であり、少なくとも三歳には既にソーマの眷属だった。このころから、両親の求めにより物乞いをしていたが、六歳の時点でソーマの神酒の魔力に取り憑かれ、神酒欲しさに金儲けに目の色を変えるようになる。戦闘力の弱さから、やむなくサポーターになったが、ソーマ・ファミリアを含む冒険者たちに虐げられ、搾取され続けていた。神酒の魔力が低下したころには、冒険者を憎むようになり、ファミリアを脱退するための資金を得るために、冒険者を騙して盗賊まがいの真似までしていた。
武器 : リトル・バリスタ、スキウルス・ウォールナット
発展アビリティ:耐異常
魔法
シンダー・エラ
変身魔法。自分に似た体格の対象に、姿を変えることができる。変身すると相手の身体能力もコピーできるが、相手が自身のアビリティ以上のステイタスの持っている場合は不可。ただし、恩恵(ファルナ)とは関係の無い、一部の獣人がもつ鋭い嗅覚や聴覚などの五感は反映できる。人だけでなく、モンスターにも変身可能。変身像は詠唱時に思い浮かぶ対象のイメージに依存しており、イメージに具体性が無い場合は変身が失敗する。
スキル
縁下力持(アーテル・アシスト)
一定以上の重い持ち物を装備している時に補正で軽く持てるスキル。補正は重量に比例する。
指揮想呼(コマンド・コール)
一定以上の叫喚時における伝播機能が拡張するスキル。乱戦時のみ、拡張補正は戦闘規模に比例する。また、同じ恩恵をもつ者のみに遠隔感応が可能で、最大範囲はレベルに比例する。派閥連合での遠征を経て、新たに発現した。
ヴェルフ・クロッゾ
声 - 細谷佳正
ヒューマンの青年で、鍛冶師。元ヘファイストス・ファミリアで、ヘスティア・ファミリアに改宗。ステイタスはLv.1→Lv.2。
自分の作品を探していたベルと出会い、ベルとパーティーを組み、ランクアップして念願の鍛冶アビリティを入手する。戦争遊戯において、ベルたちを助けるためにヘスティアの眷属となる。
職人気質で気持ちのいい性格で、めんどう見もよく、ベルの兄貴分のような存在。自身の作品に対して愛玩動物のような妙な名前を付けたがる。自分の主神だったヘファイストスには尊敬や恩義以上の感情を抱いており、いつかヘファイストスに認められる武具を作ることができた時、自分と付き合って欲しいと宣言する。
「戦える鍛冶師」を自称しており、戦闘では主に前衛を担う。派閥連合による初の強制遠征では、ダンジョン内での戦闘中に前代未聞の鍛冶を行い、始高・煌月(しこう・かづき)[注 11]の作成に成功する。遠征終了後、スキル炎化創火が発現する。
武器は使用者と最後まで寄り添うべきものであると考えており、使用者を残して壊れる魔剣や、さらに自身の鍛冶技術と関係なく血のみに由来して鍛錬できるクロッゾの魔剣を憎んでおり、意地でもクロッゾの魔剣を鍛錬しなかった。しかし、ヘファイストスの助言により意地を捨て、ベルを助けるため魔剣を鍛錬するようになる。さらに、派閥連合による初の強制遠征後、ヘファイストスから始高・煌月を評価され、魔剣に対して少しだけ前向きな考えを持てるようになる。
ラキア王国の鍛冶貴族であるクロッゾ家の末裔である。一族は既にクロッゾの魔剣を鍛錬する力を失い没落しており、家族と共にクロッゾの魔剣を越える武器を目標に鍛冶師を目指していた。10歳にフォボスに恩恵を刻まれ、クロッゾの魔剣を鍛錬できることがわかると家族の態度が豹変し、家族から魔剣の鍛錬を強要された。これに嫌気がさし、ラキア王国から出奔して剣製都市ゾーリンガムでヘファイストスに出会い、オラリオにやってきた。ヘファイストス・ファミリアでは、家名への嫉妬などから同じファミリア団員との折り合いは良くなく、パーティを組めなかった。
二つ名は不冷(イグニス)
武器 : 大刀
発展アビリティ : 鍛冶
魔法
ウィル・オ・ウィスプ
対魔力魔法(アンチ・マジック・ファイア)。超短文詠唱を唱えて発動すると腕から陽炎を発射。魔法、あるいは魔力攻撃をしようとしている敵に命中すると魔力暴発(イグニス・ファトゥス)を誘発させて自爆させる。魔法封じの魔法。対象の魔力が高ければ高いほど爆発力も上がる。
スキル
魔剣血統(クロッゾ・ブラッド)
魔剣を作成するスキル。作成する際には通常の魔剣よりも強化可能で、このスキルで強化されたものが「クロッゾの魔剣」となる。
炎化創火(ベリタス・バーン)
炎属性に特化したスキル。炎に対する高い耐性が付き、炎属性に関わる攻撃時に効果が増幅する。派閥連合での遠征を経て、新たに発現した。
ヤマト・命(ヤマト・みこと)
声 - 赤﨑千夏
タケミカヅチ・ファミリア所属で、現在はヘスティア・ファミリアに所属。長い黒髪を1つに結った、容姿端麗なヒューマンの少女。ステイタスはLv.2。
ベルとの出会いはタケミカヅチの眷属の時であり、ダンジョン中層で負傷した千草を救うために、襲ってくるモンスターたちをベルたちのパーティーに怪物進呈したことが始まりだった。その後、ヘスティア・ファミリアと和解したが、ベルたちへの恩を返すため、戦争遊戯においてタケミカヅチに願い出て、1年間の期限でヘスティア・ファミリアに改宗している。
非常に生真面目で礼儀を重んじており、義理堅い性格。そのため、嘘をつくのが下手。大の風呂好きで、料理が得意。極東の出身でタケミカヅチ・ファミリアの桜花千草、春姫とも幼なじみ。高貴な身分である春姫とは小さいころに出会い、「お姫様」である彼女を敬愛し、守ることを心に決めていた。タケミカヅチを神として敬愛すると同時に異性としても慕っており、彼が多くの異性と分け隔てなくスキンシップしていることを見かけてはヤキモチを妬いている。
戦闘では、あらゆる配置をこなすオールラウンダーで、優秀な探索・探知スキルもあり、ダンジョン探索において重要な役割を担っている。派閥連合による初の強制遠征の前、タケミカヅチとの稽古を経て円月蹴(サマーソルトキック)や絶華といった新技を会得する。派閥合同での遠征後、ベルほどではないが基本アビリティが大幅に上昇し、Lv.2の中堅どころまでになる。
二つ名は絶†影
武器 : 残雪、地残、虎鉄、春霰、赤夜
発展アビリティ : 耐異常
魔法
フツノミタマ
重圧魔法。最大で半径50mの巨大なドーム状の重力結界を展開し、中にいる者を押し潰す。重力結界は魔法にも作用する。効果範囲が広く、階層主級のモンスターの動きを一時的だが封じるほどの威力を誇る。自身を中心に魔法を発動し、周りの敵もろとも動きを封じるという荒技もある。
スキル
八咫黒烏(ヤタノクロガラス)
索敵系のスキル。発動すると、周囲の遭遇経験のあるモンスターを探知できる。これによって、初見以外のモンスターの不意討ちを防げる。効果範囲は命のステイタスとコンディションによって左右され、発動すると精神力(マインド)を消費する。対象がモンスターのため、異端児(ゼノス)も効果に入る。
八咫白烏(ヤタノシロガラス)
探知系のスキル。発動すると、自分と同じ主神の眷属を検知できる。眷属の位置情報は、視野範囲を超えて頭に直接浮かび上がる。効果範囲は八咫黒烏(ヤタノクロガラス)と同様で、発動すると精神力(マインド)を消費するのも同じである。
サンジョウノ・春姫(サンジョウノ・はるひめ)
声 - 千菅春香[6]
本作のヒロインの一人で、翠の瞳で金髪の狐人(ルナール)の美少女[11]。元イシュタル・ファミリア所属で[12]、現在はヘスティア・ファミリアの一員[13]。ステイタスはLv.1。
イシュタル・ファミリアでは、歓楽街に娼婦として捕らわれていた。イシュタルの元から自分を救出するために奮闘するベルに物語以上の英雄を重ね、ベルに好意を抱く。その後、イシュタル・ファミリアの消滅により、ヘスティア・ファミリアへと改宗する。
温和で純朴、誰に対しても丁寧にしゃべる。小さいころは蝶よ花よと育てられ、何事につけ他人から決められたことに従順だった。外の世界を本でしか知ることができなかったので、お伽噺や童話が好きで各物語に対する造詣が深い。ヘスティア・ファミリア入団後、独り立ちの意志を示し、ファミリア内の世話係を自主的に務めている。異端児の一件では、匿っていたウィーネと母子または姉妹ともいえるような間柄となり、ベートと対峙した際には一歩も引かない強さを示している。
戦闘では、直接の戦闘力は皆無であり、専ら後衛である。イシュタルの眷属のころから幾度となく妖術を使用してきたので、高速詠唱だけは上級魔導士を凌駕している。ヘスティア・ファミリア入団後、ダンジョンで最低限生き抜くためにリリと共に経験値稼ぎを兼ねて、低階層で訓練中である。派閥連合による遠征を経て、スキル妖想狐術が発現しただけでなく、ランクアップが可能となったが、アイシャの助言とベルたちの方針により保留されている。
極東の貴族出身で、タケミカヅチ・ファミリアの面々とは旧知の仲。11歳のころに父に勘当され[注 12]、紆余曲折を経て妖術に目を付けたイシュタルの元で娼婦として囲われる。歓楽街でも自主的には何もできず、このころからアイシャに何かと世話をしてもらっていた。男の裸をみると必ず気絶するほどに初心であり、本人も知らないが娼婦としても役立たずだったために、実際には生娘である。フレイヤ・ファミリアとの決戦のために行われようとしていた殺生石の儀式により自身が消滅することを理解していたが、諦めてイシュタルらに従っていた。
魔法
ウチデノコヅチ
階位昇華(レベル・ブースト)。対象者のレベルを一時的に1つランクアップさせる規格外の魔法。対象者は一人、春姫自身には使用できない。対象者には光粒が付与される。本編9巻時点で、持続時間は最長で十五分。一度発動すると、再度使用するのに約十分のインターバルが必要。
ココノエ
付与魔法(エンチャント)。狐尾の数と同数の魔法を好きな時に発動可能になり、ウチデノコヅチと併用することで、複数の人間を同時にランクアップできるようになる。上限は九つだが、能力発現時点では五つまでしか出せない。
スキル
妖想狐術(ミクズメノホウ)
魔法効果を増幅するスキル。精神力(マインド)の消費が効率化する。派閥連合での遠征を経て、発現した。なお、このスキルはエルフが種族全体で共通して発現させるスキルと似ている。

ロキ・ファミリア[編集]

女神ロキの運営する探索系ファミリア。本拠は「黄昏の館」。エンブレムは道化師(トリックスター)。外伝『ソード・オラトリア』では、主役を担うファミリアである。

高レベルな冒険者が多数在籍する最強ファミリアの一角。女好きのロキの方針ゆえに、女性冒険者の割合が高い。ロキとヘスティアの仲が悪いため表立っての付き合いはないが、幹部クラスの者はベルに注目している。到達階層は59階層。

ロキ
声 - 久保ユリカ
ロキ・ファミリアの主神で、朱色の髪の女性。エセ関西弁で喋る、お調子者の神。無類の酒好き。
胸がコンプレックスであり、貧乳・微乳を通り越して無乳と称されるほど絶壁。幼い外見でありながらも巨乳であるヘスティアとは天界にいたころから喧嘩をしており、下界に降りて来てからも続いている。一方で、彼女が善神であることは理解している。
フレイヤに丸くなったと言われるほど、天界にいたころは退屈凌ぎに他の神々を扇動して殺し合いをさせようとするなど物騒な神で[14]、神々からもトリックスターとも言われる存在。
フレイヤのベルに対する興味にいち早く気づいたが、フレイヤとは天界での借りを帳消しにしてもらう代わりに、フレイヤのベルに関する行動にちょっかいを出さない取引をしている。また、外伝『ソード・オラトリア』では、極彩色のモンスターの件でヘルメスディオニュソスの2人と同盟を組んでいる。
美女・美少女が好きなため、ファミリアの女性陣はすべて容姿端麗な者たちで構成されている。飄々として気取らない性格のため、団員から表向きは敬われてはいないが、リヴェリアに「あれで存外に切れる」「我々からの信頼も厚い」と評されている。団員に時折助言や後押しをしたり、団員が殺害された時は怒りを見せたり、自身の団員を大切に思っている。
異端児の一件では、ヘスティアから異端児討伐からの撤退を打診されたが、自身のファミリアの立場、フィンの野望との齟齬もあり、そもそも異端児との共存は不可能と断言し、彼女の要求を拒否する。その後、自身の名声を失うにもかかわらず、異端児を救ったベルを「本物の馬鹿な子」と評し、初めて興味を示す。また、これまでの自身の殻を破る決意をしたフィンに歓喜している。
ウラノスには、異端児の件で、フィンの弱みに付け込もうとしたり、強請ろうとしたら即座にヘルメス諸共殲滅しに行くと告げ、フィンの歩む道を守るのならば、異端児のことを他言しないとウラノスと契約を交わしている。
アイズ・ヴァレンシュタイン
フィン・ディムナ
声 - 田村睦心
ロキ・ファミリアの最古参で、首脳陣の1人。ロキ・ファミリア団長。金髪青眼の幼い少年のような外見で、年齢は40代。ステイタスはLv.6。
リヴェリアやガレスと共に、ロキ・ファミリアの初期メンバー。外見に反して泰然とした穏やかな物腰であり、カッコよくて可愛いと評される。そのため、オラリオの女性冒険者の間で1、2を争う人気である。
ベルとの出会いは、上層でのベルと片角のミノタウルス戦である。その後、ベルたちのパーティーが中層で遭難した時、18階層で休息中のロキ・ファミリアに負傷した彼らを受け入れる。異端児の件では、異端児を匿っていたベルたちとは敵対的な関係となる。また、自身の後継者となる子孫を作るために密かに小人族の嫁を探しており、ベルと片角のミノタウルス戦で見せたリリルカの勇気を見定め、彼女との縁談の仲介をベルに申し入れるが、リリルカの想いを察し、身を引いている。
外伝『ソード・オラトリア』では、主にパーディーの指揮官として活躍している。非常に頭が切れ、指揮官として計算された戦略や戦術を得意としている。一方、現場では、親指の疼きを信じた直感に基づく判断も行っている。指揮官として自身が先頭に立って味方を鼓舞することで、仲間の士気を高める天才でもある。個人としては、小柄な体格を活かした素早い身のこなしと、長槍を組み合わせた戦法を用いる。ただし、戦略や戦術も無視してしまう実力の持ち主であるオッタルやアステリオスとは相性が悪い。
小人族の再興が野望である。また、小人族の架空の女神フィアナを崇拝しており、自身がフィアナと同等の存在になり、衰退していた小人族の象徴となることで「野望」を実現しようと考えている。自身の二つ名は、神々の発案でなく、ロキに掛け合って強引に得た称号である。何事につけ名声を得ることが最優先であり、そのために自身を「人工の英雄」と称している。
ベルと片角のミノタウロスとの戦いを目撃した際に、ファミリアの指揮官の立場から忘れがちであった冒険者としての心を刺激される。異端児の一件で、周囲の評価を無視して異端児を救うベルの行動や、アステリオスとの戦いを目にすることで、再び心を揺さぶられる。これ以降は「本物の英雄」を目指すためにフィアナを超えた存在になること、「最善」ではなく「最高」を追い求めることを自分自身に課している。
二つ名は勇者(ブレイバー)
武器 : フォルティア・スピア、スピア・ローラン
発展アビリティ : 狩人、耐異常、魔防、先制、連攻
魔法
ヘル・フィネガス
高揚魔法。詠唱すると指先に紅い魔力が集まって槍の穂先の形となり、それで自身の額を撃つと戦闘意欲が引き出され、全能力が超高強化される。代償として、発動中はまともな判断能力を失う。
ティル・ナ・ノーグ
投槍魔法。レベルおよび潜在値を含む全アビリティ数値を、魔法能力に加算。一度発動すると、再度使用するのに二十四時間のインターバルが必要。
スキル
小人真諦(パルゥム・スピリット)
逆境の時に、魔法およびスキルの効力が高く増幅されるスキル。
勇猛勇心(ノーブル・ブレイブ)
精神汚染の異常に対する抵抗が高くなるスキル。
騎心一槍(ディア・フィアナ)
槍を装備している時に発展アビリティ「槍士」が一時的に発現するスキル。補正効果はレベルに依存する。
指揮戦声(コマンド・ハウル)
一定以上の叫喚時に、自身の伝播機能が拡張されるスキル。乱戦の時のみ、拡張補正は規模に比例する。
軍長勲章(アル・マクミーナ)
眠りの異常に対する高い耐性が付くスキル。不眠時間の継続力も強化され、また炎属性の攻撃に対する耐久力も強化される。
リヴェリア・リヨス・アールヴ
声 - 種田梨沙(本編)、 川澄綾子(外伝『ソード・オラトリア』[15]
ロキ・ファミリアの最古参で、首脳陣の1人。ロキ・ファミリア副団長。深緑の長い髪の落ち着いた雰囲気のハイエルフの女性。ステイタスはLv.6。
フィンやガレスと並ぶロキ・ファミリアの初期メンバーであり、アイズを幼少期からめんどうを見てきた。洞察力に優れており、相手の反応の機微から物事を察知することに長けている。エルフの王族出身であり、堅物ではあるが、自分に対する極端に丁寧な態度は苦手である。
自他共に認めるオラリオ最強の魔法使いであり、攻撃・防御・回復の3種類の魔法に加え、それぞれ3段階の階位を含めた魔法を詠唱連結によって計9つの魔法を使いこなすことができる。また、レヴィス相手には、フィンやガレスとの阿吽の呼吸による直接戦闘も見せた。
未だ見ぬ外の世界を見てみたい一心から里を飛び出しオラリオにやってきたが、強引にロキの眷属にされた。種族同士の対立から、嘗てはガレスと犬猿の仲であり、仲裁を試みたフィンに対しても高望みばかりする小人と侮蔑していたが、現在では大切な仲間となっており、ファミリアも大事に思っている。しかし、いつかはファミリアを脱退して世界を旅することを決めており、自身の後釜としてレフィーヤの指導に勤しんでいる。
神聖文字を読み書きできるので、片角のミノタウロスとの死闘で精神疲弊したベルの恩恵を読まされ、彼女にしては珍しく声を大にして笑っている。また、ベルがアビリティの限界を超えたことを知る、数少ない人物の1人である。
二つ名は九魔姫(ナイン・ヘル)
武器 : マグナ・アルヴス、妖精王の聖衣
発展アビリティ : 魔導、治療、耐異常、精癒、魔防
魔法
ウィン・フィンブルヴェトル
第一階位攻撃魔法。極寒の三条の吹雪を引き起こして、敵を凍りつかせる。
レア・ラーヴァテイン
第二階位攻撃魔法。魔法円(マジックサークル)から無数の巨大な炎の柱を突き出す、広範囲殲滅魔法。
ヴァース・ヴィンドヘイム
第三階位攻撃魔法。
リヴ・イルシオ
第一階位防護魔法。
ヴェール・ブレス
第二階位防護魔法。物理属性と魔力属性に対する抵抗力を上昇させる補助防護魔法。効果は一定時間持続し、僅かだが回復効果もある。
ヴィア・シルヘイム
第三階位防護魔法。翡翠色の魔法円(マジックサークル)を、物理と魔法の攻撃を全て遮断するドーム状の結界に変える結界魔法。
フィル・エルディス
第一階位回復魔法。
ルナ・アルディス
第二階位回復魔法。
ヴァン・アルヘイム
第三階位回復魔法。
スキル
妖精王唱(フェアリー・アンセム)
魔法効果を増幅するスキル。魔法の射程距離も拡大し、詠唱量が増えれば増えるほど強化補正も増大していく。
妖精王印(アールヴ・レギナ)
自分の魔法円(マジックサークル)の中にいるエルフを強化するレアスキル。自身の魔力アビリティを強化し、自分の魔法円内にいるエルフの魔法効果を増大し、周囲に拡散する魔素を回収して精神力(マインド)に変換する。結果、リヴェリアの魔法円内にいるエルフは魔法の威力が強化され、さらに消費した精神力をリヴェリアを含めて回復できる。このスキルによって、リヴェリアを中心としたエルフ専用の部隊である妖精部隊(フェアリー・フォース)が作られた。
ガレス・ランドロック
声 - 乃村健次
ロキ・ファミリアの最古参で、首脳陣の1人。豪胆な性格の髭を蓄えたドワーフの老兵冒険者。ステイタスはLv.6。
フィンやリヴェリアと並ぶ、ロキ・ファミリアの初期メンバーである。オラリオにおいて1、2を争う力と耐久の持ち主であり、ダンジョンの探索では攻略の要である魔導士たちを守る前衛や、撤退時の殿を担う。力のみであれば、Lv.7のオッタルとすら互角とされ、深層遠征時の58階層では砲竜を投げ飛ばした。ドワーフ特有の頑強な肉体そのものが最大の武器。
現在では、若い団員の成長を見守る立場にある。そのため、後進を育てるためにパーティーでは防御に回ることも多く、自身が中々成長できない立場にある。しかし、ひとたび前に出ると豪快な戦いぶりで敵を圧倒する。
種族同士の対立からかつてはリヴェリアと犬猿の仲であり、仲裁を試みたフィンに対しても打算で動く小人と侮蔑していたが、現在では大切な仲間となっている。
ベルとミノタウロスとの戦いを目撃していないがフィンたちから話を聞いており、18階層で対面したときには激励を送っている。
二つ名は重傑(エルガルム)
武器 : グランドアックス、アックス・ローラン
発展アビリティ : 拳打、破砕、耐異常、魔防、堅守
魔法
アースレイド
地破魔法。力のアビリティの効果が影響され、地面上でなければ発動不可。
スキル
力精豪拳(ドヴェルグ・エンハンス)
力のアビリティに高い補正がかかるスキル。
地剛兜(アルディーガレア)
耐久のアビリティに高い補正がかかるスキル。攻撃魔法に対する耐性も強化される。
ティオネ・ヒリュテ
声 - 高橋未奈美
ロキ・ファミリアの中核メンバー。ティオナの双子の姉で、長い黒髪のアマゾネス。ステイタスはLv.5→Lv.6。
普段は冷静沈着に振る舞っているが、本来は粗暴な性格。想い人であるフィンに好かれるために、髪を伸ばし、口調や立ち振舞いを矯正している。だが、激昂すると口調が戻ってしまう。フィンへのアプローチには遠慮がなく、常に彼のために献身的かつ積極的である。
外伝『ソード・オラトリア』では、武器や体術を駆使して戦い、パーティーでは主に中衛を担っている。遠征で赴いた深層で出現した極彩色のモンスターにファミリア全員が攻めあぐねていた中で、激情のままに魔石だけを引きずり出す荒業を見せている。59階層への遠征を経て、Lv.6にランクアップした。
生まれ故郷であるテルスキュラでは、カーリーの眷属であり、風習に従って闘技場で同族であるアマゾネスたちとの命懸けの闘いの日々を送っていた。ある日闘って殺したアマゾネスが同じ石部屋で姉のように慕っていたセルダスであったことに絶望し、現在でもセルダスを殺したことを後悔している。ティオナと共にテルスキュラを出たが、今でもカーリーやティオネに師として付いたアルガナらを嫌悪している。
カーリーたちがメレンに訪れた際に、師であるアルガナと対決し、最後まで追い詰めたがフィンの介入により、対決は終了した。
二つ名は怒蛇(ヨルムガンド)
武器 : ゾルアス、フィルカ、ハルバード・ローラン
発展アビリティ : 拳打、潜水、耐異常、治力
魔法
リスト・イオルム
束縛魔法。魔力で具現した光の鞭で対象を捕らえると一定確率で強制停止(リネトレイト)の状態にする。成功確率は魔力アビリティに依存。ティオネ曰く、階層主に対しての成功率は10回に1回くらい。
スキル
憤化招乱(バーサーク)
ダメージを負う度に攻撃力が上昇するスキル。怒りの丈によって効果が向上する。
大反攻(バックドラフト)
瀕死の状態の時に力のアビリティに超高補正がかかるスキル。
ティオナ・ヒリュテ
声 - 村川梨衣
ロキ・ファミリアの中核メンバー。ティオネの双子の妹で、短髪黒髪のアマゾネス。ステイタスはLv.5→Lv.6。
天真爛漫な性格で、誰とでも臆することなく接するので、誰とでも直ぐ仲良くなる。共通語を独学で学ぶほど英雄潭が好きであり、各物語に詳しい。肉付きの薄いスレンダーな体型で胸が無いことを気にしており、ロキやティオネに弄られている。
ベルと片角のミノタウロスとの戦いを目撃し、幼少期に読んだ童話に準えて、ベルを「アルゴノゥト君」と呼んで、気に入っている。戦争遊戯が開始されるまでの1週間、アイズに特訓をつけてもらいに来たベルに協力しており、率先して食料や武器の調達などを行っている。ティオナ自身も特訓に加わり、2人がかりでベルを鍛え上げている。
外伝『ソード・オラトリア』では、大双刃(ウルガ)を駆使した豪快な戦い方を好み、体術も駆使して戦っている。パーティーでは、主に前衛を担っている。59階層への遠征を経て、Lv.6にランクアップした。
生まれ故郷であるテルスキュラでは、カーリーの眷属であり、風習に従って闘技場で同族であるアマゾネスたちとの命懸けの闘いの日々を送っていた。唯一の肉親であるティオネと殺し合いたくなかったため、カーリーに「国を出たい」と申し出ており、カーリーの許可を得てティオネと共にテルスキュラを出ることができた。バーチェから闘い方を叩き込まれており、鍛練の途中に道端に捨てられていた英雄潭をバーチェに読んでもらい、物語の面白さを知ってからは、それまで以上によく笑うようになっている。
カーリーたちがメレンに訪れた際にカーリーに見守られながら師であるバーチェと対決し、毒による激痛に苛まれながらも満面の笑顔で渾身の一撃によってバーチェを倒した。
二つ名は大切断(アマゾン)
武器 : 大双刃(ウルガ)、ブレード・ローラン[注 13]
発展アビリティ : 拳打、潜水、耐異常、破砕
スキル
狂化招乱(バーサーク)
ダメージを負う度に攻撃力が上昇するスキル。ティオネと違って、怒りによる効果向上はない。
大熱闘(インテンスヒート)
瀕死の状態の時に、全アビリティ能力に高補正がかかるスキル。
ベート・ローガ
声 - 岡本信彦
ロキ・ファミリアの中核メンバー。灰色の毛並みの狼人(ウェアウルフ)の男性で、左の頬に入れ墨を入れている。ステイタスはLv.5→Lv.6。
普段から誰に対しても容赦なく罵詈雑言を吐き、常に攻撃的な悪漢のように振る舞っている。特に、弱者に対して容赦がなく、周囲から煙たがられており、ベートが立ち寄る店では喧嘩が絶えない。同じファミリの団員にも罵詈雑言を吐くので、首脳陣と好意を寄せていたリーネ以外の団員からは人望が無かった。一方で、貪欲に強さを求めるアイズの姿勢と実力を認めており、自らの理想を重ねて好意を抱いている。
豊饒の女主人亭で、本人がいるとは知らずに酔った勢いで駆け出しのベルをネタに弱者として口汚く罵るが、これがアイズとベルの間柄を深める切っ掛けともなる。ベルと片角のミノタウルスとの一騎打ちを目撃してからは、ベルに対する評価を変えている。
外伝『ソード・オラトリア』では、速さを活かした接近戦で強力な膂力を叩きつける戦闘スタイルを好んでおり、速度はファミリアでトップである。魔法を吸収したフロスヴィルトによる、強力な蹴技も駆使している。パーティーでは、主に中衛を担っている。59階層への遠征を経て、Lv.6にランクアップした。
クノッソス攻略において、死に際のリーネに掛けた言葉から、ロキ・ファミリア内部で決定的に孤立し、ファミリアから放逐寸前の事態に陥る。その後、首脳陣からベートの罵詈雑言が弱者を成長させるための奮起であるとの説明がなされ、それ以降はロキ・ファミリア内部での人間関係が好転した。
平原を放浪する獣人部族の出身であり、族長の息子である。12歳のころ、家族と幼馴染みを含む部族全員が竜によって全滅している。その後、辿り着いたオラリオにてヴィーザル・ファミリアに入団し、このころは好漢児で人望もあった。16歳のころに団長になったが、部族の仇である竜を討伐するためにオラリオを離れていた間に、好意を寄せていた副団長の女性をダンジョンで亡くしており、このころから、弱者に対する怒りにもとれる、弱者を鼓舞するための罵詈雑言を吐くようになる。その後、ヴィーザル・ファミリアとも喧嘩別れしてオラリオから追い出し、自分を勧誘しに来たフィンたちと出会って、ガレスに倒されてロキ・ファミリアに入団した。
二つ名は凶狼(ヴァナルガンド)。最初の二つ名は灰狼(フェンリス)
武器:フロスヴィルト[注 14]、デュアル・ローラン
発展アビリティ:狩人、耐異常、拳打、魔防
魔法
ハティ
付与魔法(エンチャント)。炎属性。発動すると両手両足に紅蓮の炎を纏う。炎には魔力吸収(マジックドレイン)と損傷吸収(ダメージドレイン)の属性があり、炎に触れた魔力を見境無く吸収し、傷を負えば負うほど攻撃力が際限なく高まる。副作用として味方に有利な魔法も吸収するので、傷を受けても魔法による回復ができない。ハティを使う時は、反撃の手段を失った状況に追い詰められた屈辱を意味するため、切り札として自ら使用を禁じている。ベートの武器のフロスヴィルトは、ハティの劣化装備にあたる。
スキル
月下咆哮(ウールヴヘジン)
獣化するスキル。月の光を浴びることで獣性と力が発揮され、全アビリティ能力に超高補正がかかり、状態異常も無効化する。狼人なら誰もが発現するスキルだが、月の下でないと発動不可能のため、ダンジョンでは使えない。
孤狼疾駆(フェンリスヴォルフ)
走行速度を強化するスキル。
双狼追駆(ソルマーニ)
加速時に力と敏捷のアビリティが強化するスキル。
レフィーヤ・ウィリディス
声 - 木村珠莉
ロキ・ファミリアに所属する、山吹色の髪をしたエルフの少女。15歳。ステイタスはLv.3→Lv.4。
魔力に秀でたエルフの里であるウィーシュの森の出身であり、学区からロキ・ファミリアに入団している。
心優しい性格で、ファミリアではアイズを特に慕っている。アイズが気に掛けているベルに対して、一方的にライバル意識を持っており、ベルのランクアップの情報を知ると焦りを見せる。派閥同盟を組んだディオニュソス・ファミリアフィルヴィスとは、個人的にも親交を深めており、平行詠唱の指導も受けている。
戦闘では純粋な魔法特化型であり、単純な攻撃力ではアイズやヒリュテ姉妹をも越える強力な魔法を放つことができる。そのため、ロキ・ファミリアきっての魔導士であるリヴェリアの後釜として、彼女から日々指導を受けている。
59階層への遠征では、最終進行メンバーにも選抜され、精霊の分身との戦闘を含めて大活躍する。これにより、Lv.4へのランクアップが可能となったが、魔力アビリティの上昇を優先させるために保留にしている。
ベルと偶然に出会ったり、事件に巻き込まれ共闘したりしている。ベルに嫉妬や敵意を向けることも多いが、彼の人柄は理解しており、ベルに成長の秘訣を聞こうと考えたこともある。本編においてベルとアステリオスの決闘中にベルに送られたエルフの声援が、外伝でレフィーヤによるものであることが判明した。
クノッソス攻略作戦の一次進攻において、フィルヴィスを目の前で仮面の怪人エインに惨殺されたことで心が壊れてしまい、アナキティに抱えられてクノッソスから脱出できたが、以降はアイズたちの呼びかけにも応じず、人形のような状態になってしまった。その後、ロキからある仮説を聞いたことで再起し、真実を確かめるためにLv.4へランクアップし、新たなスキル二重追奏が発現する。そして、クノッソス攻略作戦の二次進攻に参加し、仮面の怪人エインの正体がフィルヴィスであったという衝撃の真実と直面し、深い悲しみを抱きながらもベートたちの援護を得てフィルヴィスの魔石を砕いて、フィルヴィスを倒した。
二つ名は千の妖精(サウザンド・エルフ)
武器:森のティアードロップ
発展アビリティ:魔導、耐異常
魔法
アルクス・レイ
単射魔法。標準対象を自動追尾する光の矢を撃ち出す。
ヒュゼレイド・ファラーリカ
広域攻撃魔法。炎属性。数百数千にも及ぶ炎の矢を雨のように降らせる。
エルフ・リング
召喚魔法(サモン・バースト)。エルフの魔法に限って、詠唱とその効果を完全把握していれば他者の魔法を使用できるという前代未聞のレア魔法。二つ名の由来にもなっている。ただし、エルフ・リングの詠唱を行ってから次に使用する魔法の詠唱をしなければならないので時間がかかる。また、精神力もエルフ・リングと使用する魔法の二つ分消費する。
スキル
妖精追奏(フェアリー・カノン)
魔法効果を増幅するスキル。さらに攻撃魔法の場合、補正が倍加する。
二重追奏(ダブル・カノン)
先行魔法を保持するスキル。Lv.4へランクアップした際に、新たに発現した。先行して詠唱した魔法の魔法円(マジックサークル)が小型化し、腕輪となって左腕に装着されることで保持できる上に、次の魔法を詠唱しながら起動鍵の【追奏解放(カノン)】を唱えることで先行の魔法が起動し、その直後に詠唱を終えた次の魔法が発動できるというレアスキル。
ラウル・ノールド
声 - 石谷春貴
ヒューマンの男性。21歳。ステイタスはLv.4。
ロキ・ファミリアの第二級冒険者で構成される第二軍の中核メンバーで、第二軍の纏め役。生まれは農家の三男であり、極々普通の青年。性格は真面目だが、貧乏籤を引かされてしまい、気苦労が絶えない。ファミリアの幹部の取りこぼしで現在のレベルに至っているとの認識から、自分に自信が持てずにいる。魔法やスキルは一切発現していない。
深層への遠征には、第一級冒険者たちのサポーターとして同行している。ファミリアの第二級冒険者たちからは親しみやすさも含めて、強い信頼を集めている。フィンからも、パーティの指揮を任されるほどの信頼を得ている。
ロキ・ファミリアへ入団したときにはアイズ(当時8歳)は既にLv.2であり、そのころからずっと敬称を付けて呼んでいる。
二つ名は超凡夫(ハイ・ノービス)
武器:プロタゴニスタ、ノーブル・ボウ
発展アビリティ:狩人、耐異常、逃走
アナキティ・オータム
声 - 小原好美
猫人(キャットピープル)の女性冒険者。ステイタスはLv.4。
ロキ・ファミリアの主に第二級冒険者で構成される第二軍の中核メンバーで、黒い髪と尻尾が特徴の女性。身内からは「アキ」と呼ばれている。ロキ・ファミリアへの入団は、ラウルと同時期。フィンからは、優秀で公平で聡いと思われている。
外伝『ソード・オラトリア』では、フィンからの指示で魔法で変身したリリルカを僅かな手掛かりで捕まえる。さらに、リリルカの変身魔法を利用してダイダロス通りに出張っていた闇派閥残党の兵士たちが所持するダイダロス・オーブを奪取することに成功する。その後、リリルカを解放するが、その際にフィンの姿に変身してラウルを騙したことに怒気を見せて、リリルカを恐怖させた。
二つ名は貴猫(アルシャー)
アリシア・フォレストライト
金髪のエルフの女性で、温厚な性格の年長者。ステイタスはLv.4。
第一級冒険者たち主力パーティを支える、第二軍の中核メンバーである。エルフであるため、クロッゾの一族であるヴェルフに怒りを顕わにしたが、魔剣に対してのヴェルフの意志を聞いて怒りを収めた。
外伝『ソード・オラトリア』10巻では、クノッソスでその存在を知った異端児に当初は嫌悪感を抱いていたが、レヴィスが放った呪道具の長剣から異端児レイが身を挺して自分を庇ったことから、異端児への感情が変化した。
ナルヴィ・ロール
赤い短髪のヒューマンの少女で、ロキ・ファミリアの第二軍メンバーの一人。ステイタスはLv.4。
59階層への遠征メンバーに、サポート役として選ばれている。
リーネ・アルシェ
声 - 日岡なつみ
長髪をおさげにしている、ヒューマンの少女。サポーター兼治療師。ステイタスはLv.2。
第一級冒険者たち主力パーティを支える、第二軍の中核メンバーである。ベートに好意を抱いていたが、ロキ・ファミリアによる最初のクノッソス攻略戦で、脱出時にヴァレッタに襲われて致命傷を負い、ベートや仲間に看取られながら息を引き取った。

ヘファイストス・ファミリア[編集]

女神ヘファイストスの運営する鍛冶師(スミス)系ファミリア。エンブレムは、交差する2本の槌に火山。迷宮都市オラリオにとどまらず、世界クラスのブランド力を誇る。武具販売の収益が絶大で、オラリオ内で唯一ダンジョンからの収入による運営がなされていない。

ファミリアのブランド名のロゴである「Hφαιστοs」は、Lv.2以上の「鍛冶」アビリティを習得した鍛冶師でヘファイストスと幹部たちが認めた武具のみが入れることが認められる。

ヘファイストス
- 寺崎裕香
ヘファイストス・ファミリア主神。赤髪で男装の麗神。右目に眼帯をつけている。
鍛冶の神としては他の追随を許さないほどの技術を持っており、それに裏打ちされたヘファイストス・ブランドは冒険者の間で最も信頼が厚い。
ヘスティアの神友で彼女が下界に下りてきたときからめんどうを見ており、ヘスティア・ファミリアのホームとなる廃教会を与えたり、バイトを紹介したりと何かと彼女を気にかけている。また、土下座をしてまで懇願するヘスティアのために、毎日8時間以上の強制労働という条件付でベルの武器となる神(ヘスティア)のナイフを鍛錬する。
自分の右眼に強いコンプレックスを持っている。眼帯をしているのはこのためで、この眼が元で他の神々から嫌厭され、自分の眷族からは怖れられるなど辛い思いをしていた。
自分の元眷族であるヴェルフに目を掛けており、魔剣に意地を張っている彼を諭していた。その後、ヴェルフから自分に認められる武具を作れたら付き合ってほしいと懇願される。右眼を理由に断ろうとしたが、右眼を見ても毅然とした態度を見せた彼に好意を抱く。その後は、椿を呼び寄せては惚気話をして彼女をうんざりさせ、それが元でヴェルフにひどい二つ名が付けられた。
派閥連合での遠征の中でヴェルフが鍛錬した始高・煌月を鑑定し、一定の評価を認める。そして、付き合ってもいいとヴェルフに告げようとしたところ、ヴェルフが勘違いして立ち去ったことで、珍しく地団駄を踏んで少女のような表情を見せる。
椿・コルブランド(つばき・コルブランド)
声 - 生天目仁美
ヘファイストス・ファミリア団長。極東出身のヒューマンとドワーフ間のハーフドワーフの女性。ステイタスはLv.5。
黒髪赤眼で、左眼に眼帯を装着している。豊満な胸をはじめ美しい肢体で、鍛冶師として常に熱気に晒されるため、基本的にさらしを巻いた姿が多い。さばけた性格であり、なによりも鍛冶が優先で、他へのこだわりが少ない。
オラリオ最高の鍛冶師であり、ダンジョンで自らの武器を試し斬りし続けたことで強くなり、鍛冶師でありながら第一級冒険者級の戦闘力を誇る。
ヴェルフを「ヴェル吉」と呼び、ヴェルフにとって、ヘスティアの眷属となっても頭が上がらない存在。魔剣に対するヴェルフの意地を無意味なこだわりと思っていたようで、ヴェルフが共に冒険する仲間と出逢い、魔剣を打つようになったことを喜んでいる。
外伝『ソード・オラトリア』において、ヘスティア・ファミリアらの派閥合同遠征では、竈火の館の留守番を頼まれていたが、ミアハたちからの依頼でベルたちの救出のために、アーニャたちと共にダンジョンに向う。ヴェルフたちと合流した27階層で、ヴェルフが作り上げた始高・煌月を一目見ただけで何が成し遂げられたのかを理解して歓喜し、ヴェルフを自分と同じ領域に到達した同族だと歓迎した。
ロキ・ファミリアの遠征には、不壊属性のローラン・シリーズを提供し、自らも派閥の上級鍛冶師たちとともにに同行し、深層へのアタックでは最終メンバーと共に59階層まで同行した。ベートの武器フロスヴェルトは彼女の作品であり、ガレスとは直接契約を結んでいる。幼少期のアイズと出会っており、武器の作製を依頼されるが、断っている。
二つ名は単眼の巨師(キュクロプス
武器:長刀〈紅時雨〉[注 15] / 発展アビリティ:鍛冶
ヴェルフ・クロッゾ

フレイヤ・ファミリア[編集]

美の神フレイヤの運営するファミリア。本拠は「戦いの野(フォールクヴァング)」。エンブレムは戦乙女の側面像(プロフィール)。ロキ・ファミリアをも凌駕するオラリオ随一の戦力を誇る。都市最高のLv.7の冒険者オッタルが在籍する。

イシュタル・ファミリアとの抗争で迷宮都市の歓楽街に大損害を与え、ギルドから莫大なペナルティを課せられたが、フレイヤは一向に気にしていない。

フレイヤ
- 日笠陽子
フレイヤ・ファミリア主神で、神々の中でも随一の美貌をもつ美の女神。その美しさをもって魅了した団員を数多く抱える。その魅了の効果は絶大で、モンスターや神ですら虜にすることができる。
かつて見たことが無いほど透き通った綺麗な魂の色をもつベルを偶然目撃して以降、彼を気に入り、自らのものにすべく画策している。また、自分のものとして相応しい能力を身に付けさせるため、彼に様々な形で試練を与えたり密かに手助けをして成長を促している。
普段は泰然と構えているがベルに対して異常ともいえる執着を見せており、たとえベルが死んだとしても今の地位を捨て天界に戻って追い掛け、彼の魂を捕まえると言い切るほどである。また、ヘルメスやイシュタルなどの一部の神には堂々とベルを自分のモノと宣言している。また非常に嫉妬深く、ベルが自分以外の女性と親しくしていたりその過程で成長を促される度に嫉妬心を露わにしている。
本編7巻で、イシュタルがベルを寝取ろうとしていると知るや否や眷族たちを総動員して自ら出向いて歓楽街に侵攻し、イシュタルを天界に強制送還してイシュタル・ファミリアを消滅させた。
ベルがLv.4にランクアップしてからは、事情を知らない神々からは目覚ましい活躍で目に留まった程度にしか思われていないのをいいことに表立ったちょっかいを見せ、神会でベルの新しい二つ名に美神の伴侶(ヴァナディース・オーズ)と名付けようとして、悪戲の形で提案していた。
詳細は不明だが、シルのことを娘と呼んでいる。
オッタル
声 - 小柳良寛
フレイヤ・ファミリア団長。猪人(ボアズ)で身長210C(セルチ)[注 9]の大男。ステイタスは、オラリオにおいて唯一のLv.7。
常に冷静沈着で表情を表に出すことはあまり無いが、実直で武人肌な性格。フレイヤの側仕えのような存在で、彼女を侮辱する者には普段の姿から一転して激しく激昂するなど、一貫してフレイヤに尽くす。
都市最強と謳われ、頂天と渾名される。ロキ・ファミリア首脳陣全員が全力で挑むことで、ようやく互角の戦いとなるほどの実力者である。アステリオスをして、一目見ただけで敵わない相手と覚悟を決めざるをえないほどの圧倒的な存在感をもつ。たった一人で戦略も戦術も覆せる、数少ない存在である。
アレンたちとは違い、ベルに対して嫉妬することも無く、フレイヤの寵愛を受けた洗礼として乗り越えるようにと心の中で激励を述べ、ベルが戦った片角のミノタウルスを鍛え上げている。
敵味方問わず、行動の美醜に彼なりのこだわりがある。自分を犠牲にしてでも仲間を守ろうとした命の行動には美しさを感じ、瀕死の命を万能薬で救う。一方で、仲間も巻き込む戦闘までした末に敗北したフリュネを包囲した際には最初から侮蔑を隠さず、それに加えてフレイヤを侮辱したので、再起不能になるほどの恐怖を叩き込んだ。
外伝『ソード・オラトリア』では、異端児帰還作戦後に自分たちの本拠地を訪れたアイズからの無謀な申し出に、フレイヤの承諾もあって引き受ける。そして、酷烈な実戦形式の訓練をアイズに行う中で、未だ異端児の一件で迷いを抱えるアイズの心の内を見抜き、アイズに決意を抱かせる助言を行った。
二つ名は猛者(おうじゃ)
アレン・フローメル
声 - 八代拓
フレイヤ・ファミリア副団長。猫人(キャットピープル)の男性で、実力派冒険者。ステイタスはLv.6。
豊饒の女主人アーニャとは実の兄妹だが、現在は絶縁状態にある。小柄で口が悪いがフレイヤを心の底から敬愛しており、他の女性には触れられることすら穢れると拒絶する。
都市最速の称号を持っており、全冒険者の中で最も速い脚を持っている。
フレイヤの命令でLv.1だったころのベルの腕試しと彼が師事をしているアイズに警告するために、ガリバー兄弟と下級冒険者たちを引き連れて2人に闇討ちを仕掛ける。異端児の一件では、フレイヤの命令でベルとアステリオスの戦いを邪魔させないためにティオネを足止めした。
豊饒の女主人にたまに立ち寄っており、シルに実は猫舌であることを見抜かれている。
二つ名は女神の戦車(ヴァナ・フレイア)
アルフリッグ・ガリバードヴァリン・ガリバーベーリング・ガリバーグレール・ガリバー
声 - 市川太一(大剣使い)
フレイヤ・ファミリアに所属する四つ子の小人族(パルゥム)の冒険者。通称はガリバー兄弟。ステイタスは全員Lv.5。
それぞれ、剣・鎚・槍・斧を得物とし、四つ子ならではの迷宮都市随一と呼ばれる連携によって、第一級冒険者を上回る戦闘能力を発揮する。
かつてフレイヤの命令で、アレンと共にLv.1のころのベルとアイズに闇討ちした。イシュタル・ファミリアとの抗争では、イシュタル・ファミリアを滅ぼすという神意には従うがフレイヤの寵愛を独占するベルは助けないとオッタルに告げた。ベルとアステリオスとの戦いでは、フレイヤの命令で一騎打ちを邪魔させないためにティオナを足止めした。
二つ名は炎金の四戦士(ブリンガル)
ミア・グランド

ミアハ・ファミリア[編集]

回復薬を扱う道具店を営むファミリア。本拠は「青の薬舗」。エンブレムは、五体満足の人の体。ヘスティア・ファミリア同様、当初は団員がナァーザだけという零細ファミリア。かつてはそれなりに名の知られた中堅ファミリアとして順風満帆だった。ヘスティア・ファミリアと親交があり、ヘスティア・ファミリアが強制任務で遠征に向かう際には派閥連合を結成する。

ミアハ
声 - 古川慎
ミアハ・ファミリア主神。小規模なファミリアで借金を抱えているにもかかわらず、ベルを含める多くの知人にタダ同然でポーションをばら撒いたりしているため、ファミリアの経営は常に火の車である。
ナァーザのために背負った借金でファミリアは没落したが、彼は気にしていない。
タケミカヅチ同様に、オラリオ中の女性から好意を寄せられている。一方で、ミアハが男女問わず心から優しい気持ちで接していることも皆が理解しているため、反感はあまりもたれていない。
ナァーザ・エリスイス
声 - 葉山いくみ
ミアハ・ファミリア団長で、犬人(シアンスロープ)の女性。18歳。ステイタスはLv.2。
かつては冒険者だったが瀕死の重傷を負い、現在は心的外傷によりダンジョンに潜ることができないため、冒険者を廃業して薬師に専念している。
右腕は義手であり、本物の腕と変わらず自在に動かせる高度な魔道具銀の腕(アガートラム)である。ミアハが自分を救うために莫大な借金をして得た高価な義手であり、ファミリア没落の原因となる。
ファミリアの全財産を投げ打って自分を救ってくれたミアハに好意を持っている。ミアハがタケミカヅチ同様にオラリオ中の女性から好意を寄せられていることには嫉妬しているが、ミアハが男女問わず心から優しい気持ちで接していることも理解しているため、怒るに怒れない心境に至っている。
火の車となったファミリアの経営に危機感を持っており、駆け出しのころのベルには、ぼったくり価格でアイテムを売りつけている。一方、一瞬の判断ミスで全てを失う冒険者の宿命についてはよく理解しており、ベルを騙していた時期でさえもこの教訓についてはベルにしっかり教えていた。その後、ぼったくりがミアハにばれて本人も反省し、ベルを含めたヘスティア・ファミリアの団員と友好的な関係を築いている。
武器:弓
発展アビリティ:調合
魔法
ダルヴ・ダオル
詳細不明。
ダフネ・ラウロス
声 - 小若和郁那[6]
アポロン・ファミリアで、現在はミアハ・ファミリアの冒険者。18歳のヒューマンで、短髪吊り目の美少女。ステイタスはLv.2→Lv.3。
外見から強気そうな印象を持たれがちだが、冷静で落ち着きのある性格。一人称は「ウチ」。
過去に無理やり迫られて眷属にされた経緯があるため、アポロンに対して複雑な感情を持っており、同じ境遇のベルに対しても多少同情的だった。
戦争遊戯後はカサンドラとともにヘスティア・ファミリアに入団を志望するが、ベルたちが莫大な借金を抱えていると知るとカサンドラを連れて、すぐにその場を去った。その後、ミアハ・ファミリアに改宗する。
派閥連合での遠征では、出発前にリリに指揮の指導を行う。階層主との戦闘後、崩壊が始まった25階層から脱出するために26階層への入り口に向かうように発言したカサンドラを、当初はまた予知夢による戯言だと受け入れようとしなかったが、カサンドラの必死な様子を見て、自分が信じるのは予知夢ではなくカサンドラ自身だと告げて、リリたちを26階層へ向かわせたことが派閥連合を救うことになった。そして、派閥連合での遠征を経てLv.3にランクアップした。
武器:フェンサー・ローリイット
発展アビリティ:耐異常
魔法
ラウミュール
防護魔法。耐久のアビリティを僅かに上昇させて、敏捷のアビリティを大幅に強化する。強化は魔力に比例する。詠唱の内容がアポロンを彷彿とさせるので、ダフネは使いたがらない。
スキル
鉛矢受難(エリオス・バスシオン)
敏捷のアビリティに、小補正がかかるスキル。さらに何かに追われている時は、発展アビリティ「逃走」が一時的に発現する。
月桂輪廻(ラウルス・リース)
消耗時および瀕死時に、耐久のアビリティに超高補正がかかるスキル。発動個所は任意で、効果領域はダフネの体皮に変異する。
カサンドラ・イリオン
声 - 真野あゆみ[6]
本作のヒロインの一人。元アポロン・ファミリアで、現在はミアハ・ファミリアの治療師。18歳のヒューマンで、長髪垂れ目のあどけない雰囲気の美少女。ステイタスはLv.2→Lv.3。
予知夢を見る能力があるが、アポロン・ファミリアでは信用してもらえず、全く相手にされていなかった。元々裕福な家の生まれらしく、予知夢云々はその育ちの弊害である妄想癖だとダフネらには思われていた。ミアハやタケミカヅチらの検証の結果、実際には予知夢どころか神々でさえ把握できない謎の力によるものとして、神の領域にすら匹敵するものとされている。
戦争遊戯当初から、ベルを追い詰めることでファミリアに危機が訪れることを予知しており、再三に渡って警告を発していたが相手にされず、結果としてアポロン・ファミリアは戦争遊戯で大敗北を喫してしまう。
戦争遊戯後、自分の予知夢を元に愛用枕を探してヘスティア・ファミリアの新ホームを訪れた。その際に予知夢を信じてくれたベルに感激し、その嬉しさからヘスティア・ファミリアに入団を熱望するが、ヘスティア個人の莫大な借金を誤解した親友ダフネに無理矢理連れ戻され、断念した。その後、ミアハ・ファミリアに改宗する。
派閥連合での遠征では、派閥連合が全滅する最悪の予知夢を見ており、その悲劇を回避するためにヴェルフに頼み込んでゴライアスのマフラーを作ってもらい、ジャガーノートとの戦いでベルの命を繋ぐことになる。派閥連合での遠征を経てLv.3にランクアップしただけでなく、ベルに想いを寄せている様子を見せた。
二つ名は悲観者(ミラビリス)[16]
武器:神聖のクリスタルロッド
発展アビリティ:治療
魔法
ソールライト
範囲回復魔法。効果範囲は精神力(マインド)に比例して拡大する。
キュア・エフィアルティス
解害魔法。カサンドラはこの魔法を解毒魔法と思い込んでいるが、解呪効果が含まれていることに気付いていない。
スキル
謳え悲劇世界の王女(ファイブ・ディメンション・トロイア)
解読不可能のスキル。スキルの名前でさえも神聖文字(ヒエログリフ)で表示されず、ミアハがこうであろうと解釈したものである。予知夢を見る能力の源であり、その予知夢が誰にも信用されない原因だと思われるが、詳細は不明。

タケミカヅチ・ファミリア[編集]

武神タケミカヅチを主神とするファミリア。本拠は「仮住居の長屋(タウンハウス)」。エンブレムは地面に突き立った剣。極東出身者6人のヒューマンだけで構成され、あらゆる武術や武具の取り扱いに長ける。本編5巻以降はヘスティア・ファミリアとも親交があり、ヘスティア・ファミリアが強制任務で遠征に向かう際には派閥連合を結成する。

タケミカヅチ
声 - 間島淳司
タケミカヅチ・ファミリア主神。角髪(みずら、古代日本人の髪型)の男神で、普段は街でバイトをしてファミリアの運営の足しにしている。
下界ではまだ新参者であることもあり、ヘルメスを始めとした一部の男神たちからはいじられることが多い。他の男神いわく天然ジゴロで、嫉妬されている模様。
ヘスティアとは神友(親友)であり、彼女に土下座を教えていたりと仲が良い。
カシマ・桜花(カシマ・おうか)
声 - 興津和幸
タケミカヅチ・ファミリア団長で、大柄な体格のヒューマンの青年。ステイタスはLv.2。
情に厚いが、必要な時は冷徹な判断を下せるタイプ。
ダンジョンの中層で千草が怪我を負って撤退を余儀なくされた際、偶然居合わせたベルのパーティーを怪物進呈で囮にした。その後、ヘスティアたちと共にベルたちの救出に向かい彼らに謝罪をするが、あの時の仲間の命を優先した判断は間違ってなかったと自らの主張は曲げなかったため、ヴェルフやリリの反感を買う。しかし、18階層に出現した階層主との戦いで体を張ってベルを守ったことから、戦いが終わった後は関係も改善した。ヴェルフからは大男と呼ばれることが多いが行動を共にしていることが多くなっており、互いに戦友と呼べる関係になりつつある。
ヘスティア・ファミリアとの派閥連合の遠征に参加するためにヴェルフに頼んで戦斧 皇剛を作ってもらった。階層主アンフィス・バエナとの死闘の中で、遠征前に皇剛に相応しい必殺技をタケミカヅチから叩き込まれたことを思い返しながら、命のフツノミタマの助けを借りて必殺技である虎喰でアンフィス・バエナの片方の首を斬り落とし、勝利に貢献した。
二つ名は武神男児(マスラタケオ)[17]
武器:皇剛
ヤマト・命(ヤマト・みこと)
ヒタチ・千草(ヒタチ・ちぐさ)
声 - 井口裕香
タカミカヅチ・ファミリア構成員。ヒューマンの女性冒険者で16歳。ステイタスはLv.2。
ファミリアの中では、命と桜花の二人に次ぐ力量をもつ。気弱な性格。
桜花とは幼馴染で、彼に好意を持っている。人見知りであり、命とだけは自然に話せる。イシュタル・ファミリアとの抗争を経て、Lv.2にランクアップした。ヘスティア・ファミリアとの派閥連合の遠征では、モス・ヒュージの強化種に宿り木を植え付けられてしまうが、ベルが強化種を倒したことで、宿り木から解放された。弓が命よりも上手であり、ラムトンの感知器官を弓で打ち抜いた。
二つ名は比翼少女
発展アビリティ:耐異常

ヘルメス・ファミリア[編集]

ヘルメスを主神とするファミリア。本拠は「旅人の宿」。探索系ファミリアだが、儲け話ならどんなことにでも手を出すと評判。主神がほぼ不在なので、団長のアスフィがまとめている。 他のファミリアと違って眷属のランクアップをギルドに申請せず、敢えて下位に留まっている。立場上、物語で起きている多くの事件に関わっており、団員全員が異端児や闇派閥や怪人といった情報に精通している。

ヘルメス
声 - 斉藤壮馬
ヘルメス・ファミリア主神である男神。普段は情報収集のために旅をしており、滅多にオラリオにはいない。おどけた言動が多いがその大半は演技であり、勘も鋭く、掴みどころのない性格。フレイヤがベルに執着していることにも、いち早く気付いている。団員のレベル上昇をギルドへ申告せずに秘匿していたりと、全般的に食えない人物。
イシュタルがフレイヤを追い落とすために進めていた殺生石の儀式のために、狐人の犠牲を知りながら殺生石をイシュタルへ持ち込んだ張本人であり、それにも拘わらずフレイヤともベルたちとも全面的に敵対することなく情報操作をしている。ただし、自身の想定を越えて、フレイヤのベルへの執着が強く、フレイヤ・ファミリアによる襲撃でイシュタル・ファミリアは消滅している。
異端児の一件では、異端児を保護するウラノスの協力者にも拘わらず、地に堕ちたベルの名声を回復するために、異端児を皆の前でベルが倒す状況を意図的に作り出すための策謀を進めている。ただし、アステリオスによって自らの策謀が台無しになってしまい、自身の策謀を超えてベルの名声が回復することになる。その後、ベルには謝罪したが、ベルの応援者としてこれからもベルにお節介をしてゆくと伝えている。
「ある神」の使い走りをしていた経緯で、もともとベルに興味を抱いており、最初はベルを探るために、次第にベルを大成させるために、騒動の火種を蒔いている。結果的に、ベル自身やベルの周囲の人々、そして状況が自分の想定を越えて動くため、神々の思惑を越えた英雄の器としてのベルと周囲の英雄候補たちが織りなす予想もできない物語に、大いに期待を膨らませている。
『外伝ソード・オラトリア』では、極彩色のモンスターの件でロキディオニュソスとの3人で派閥同盟を組んでいる。
アスフィ・アル・アンドロメダ
声 - 茅野愛衣
ヘルメス・ファミリア団長。眼鏡を掛けた理知的な雰囲気で、ヒューマンの女性冒険者。ステイタスはLv.4。
レアアビリティ神秘を保有する、稀代のアイテムメイカー。オラリオでは彼女が発明した幾つもの便利アイテムが流通しており、オラリオの有名人の一人である。
いつもヘルメスに振り回されている苦労人で、時折歳に似合わない蓄積された疲労感を醸し出すときがある。ヘルメスの行動に嫌気が差しているが、渋々ながらも結局は命令に従って行動している。ヘルメスには立場を越えて小言や嫌みを言ったり、18階層で女性たちの水浴をのぞき見たヘルメスを折檻したりもしている。立ち居振る舞いや仕草が非常に洗練されており、とある海国の姫であると噂されているが、真相は不明。
パーティーの戦闘では指揮を担当し、パーティーとしての強さの源となっている。個人としては、自身で作製した魔導具(マジック・アイテム)を駆使して戦闘を行う。ベルたちが中層で遭難した時には、ベルたちの救援パーティーに同行するヘルメスを守るためにダンジョンへ向かい、助っ人として同行していたリューと共に主戦力として漆黒のゴライアスと戦闘することになる。この時、空中を飛行できる魔道具「飛翔靴(タラリア)」を衆目の前で使用する。異端児の一件では、ヘルメスが提供した「ダイダロスの手記」をヘスティアが誤って水に落としてしまったことで、魔道具「血潮の筆(ブラッド・フェザー)」で作製された偽物であることがベルたちにばれてしまう。
外伝『ソード・オラトリア』では、フェルズからの要求で助っ人として加わったアイズと共にファミリア総出で24階層へ向かい、食料庫(パンドリー)で白髪鬼や闇派閥らとの乱闘になる。この時、白髪鬼から深手を負わされたが、装備すると透明になれる魔道具「漆黒兜(ハデス・ヘッド)」を用いて一矢報いている。また、ロキ・ファミリアとディオニュソス・ファミリア合同でのクノッソス攻略戦では、作戦の要となるダイダロス・オーブをダンジョンの産出物からアイテムとして自作するという離れ業を見せている。
二つ名は万能者(ペルセウス
武器:カノーヴァル・ダガー
発展アビリティ:神秘、調合、彫金
魔法
カロフ・アルゴール
詳細不明。
魔導具(マジック・アイテム)
爆炸薬(バースト・オイル)
小瓶に入れられた液状の爆薬。空気に触れると爆発する。アスフィが魔法の代わりに戦闘で多用する。
飛翔靴(タラリア)
ニ翼一対で左右合わせて4枚の翼を広げることで装備者に飛行能力を与える靴。アスフィのアイテムの中で秘中の秘。自身でのみ使用。
漆黒兜(ハデス・ヘッド)
装着した者を透明状態にする漆黒の兜。限られた関係者にも提供している。
血潮の筆(ブラッド・フェザー)
少量の血をインク代わりにできるアイテム。水に濡れても字が滲むことがなく便利アイテムであり、オラリオ一般に流通。
ルルネ・ルーイ
声 - 赤尾ひかる
ヘルメス・ファミリアに所属する、犬人(シアンスロープ)の女性冒険者。盗賊。ステイタスはLv.3。
盗賊ゆえに、マッピングが得意。裏で何かと画策するヘルメス・ファミリアにおいて、何事も少し脇が甘く、アスフィを疲れさせる原因の一人である。
外伝『ソード・オラトリア』では、フェルズからの依頼で小金欲しさにダンジョンから地上まで「あるもの」を運ぶクエストを引き受ける。そして、リヴィラの街でハシャーナから「あるもの」を受け取るが、その直後にハシャーナが殺害され、直ぐにリヴィラの街を去ろうとするが、アイズたちになんなく捕まってしまう。その後もフェルズに本当のレベルを報告すると脅迫され、24階層へ赴く依頼をヘルメス・ファミリア総出で泣く泣く引き受ける羽目に陥る。
アスフィたちと共に派閥同盟によるクノッソス攻略作戦に参加し、アスフィの急襲でバルカが落とした「ダイダロスの手記」を拾い上げ、「眼晶」を通じてフィンたちにクノッソスの構造を伝えている。
本来はLv.3であるが、ヘルメスの命令で登録はLv.2のままである。
二つ名は泥犬(マドル)
アイシャ・ベルカ
声 - 渡辺明乃[6]
イシュタル・ファミリア幹部で、現在はヘルメス・ファミリアに所属する容姿端麗なアマゾネス。ステイタスはLv.3→Lv.4。
性格は剛胆かつ色欲に忠実。並行詠唱の使い手で、二つ名にふさわしく、戦う様が美しいと評される。イシュタル・ファミリアでは、戦闘娼婦(バーベラ)たちを束ねていた。姉御肌でめんどう見がよく、多くのアマゾネスたちから慕われており、妹分として春姫の世話係もしている。しかし、かつてイシュタルが企てていた殺生石の儀式において、春姫を救うために殺生石を破壊したことでフリュネに痛めつけられ、イシュタルに骨の髄まで魅了されてしまい、イシュタルの命令に背きたくても背けない状態にさせられる。
歓楽街で彷徨っているベルと偶然に出会い、一目見て気に入る。イシュタル・ファミリアから春姫を救おうとするベルに対して、魅了の影響で見て見ぬ振りができないこともあり、何度もベルの前に立ち塞がり、ベルの覚悟を見定めている。イシュタル・ファミリア消滅後、イシュタルの呪縛から解放され、春姫をヘスティア・ファミリアに任せ、自身はヘルメス・ファミリアに改宗し、Lv.4にランクアップする。
ヘルメス・ファミリアに改宗後も、春姫のめんどうをみており、春姫の危機にはたびたび駆けつけて助けている。ヘスティア・ファミリアの派閥合同遠征をどこからか聞きつけ遠征に参加することになり、春姫の能力向上のためにヘルメス・ファミリアの倉庫から魔導書をちょろまかし、春姫に新たな魔法ココノエを発現させる。また、ベルのことも未だに狙っており、隙あらば迫ろうとしている。そのため、ベル絡みで一緒に行動することが多いリューとは険悪になることも多い。
派閥合同による遠征中、疾風が犯人と疑われた18階層での殺人事件において、リューの無実を証明したいというベルの頼みを受け入れるが、一方でリューが無実とは限らないとの冷静な意見も伝える。その後、不審な言動をするタークを見張るためにベルと別行動をとるが、ジュラの企みによるダンジョンの大規模破壊を防ぐことができず、ベルのいないパーティーで階層主アンフィス・バエナと戦うことになる。その後、戦力不足のパーティーで主戦力となって戦い、最終的に春姫のウチデノコヅチの力を借りて魔石を砕き、アンフィス・バエナにとどめを刺した。
二つ名は麗傑(アンティアネイラ)
武器:大朴刀ザーガ
発展アビリティ:狩人、耐異常、拳打
魔法
ヘル・カイオス
攻撃魔法。詠唱を終えた後に剣を振り下ろすと、巨大な紅色の斬撃波を放つ。
ファルガー・バトロス
声 - 柳田淳一
ヘルメス・ファミリアの副団長。大柄な体格の虎人(ワータイガー)の青年。高い前衛の能力を持っている。
外伝『ソード・オラトリア』3巻では、ルルネがフェルズから再度受けた依頼で、24階層の食料庫への探索クエストに参加している。本編10巻では、イケロス・ファミリアの潜伏先を掴むためにリヴィラの街で待ち伏せをしていたが、イケロス・ファミリアの団員たちがリヴィラの街に入った直後に仲間を殺されたリヴィラの街を襲撃したことで、重傷を負いながらも地上へと帰還し、状況を報告した。外伝『ソード・オラトリア』12巻ではヘルメスからの指示で、アスフィの指揮の下でデメテル・ファミリアの本拠地を調査した。

ギルド[編集]

オラリオの都市運営、冒険者および迷宮の管理、魔石の売買を司る機関。神ウラノスが長であるが、事実上の運営は職員たちが行っている。ダンジョンとファミリアに中立性を示すため、ウラノスはギルドの職員たちに恩恵を授けていない。あくまでも迷宮が生み出す富を管理するための組織であり、冒険者やファミリア間のトラブルには、よほどのことがない限り介入しない。 緊急の指令などは、個人またはファミリアを指名するのでギルドの傘下であるファミリアは、必ず従わなければならない決まりである。

ウラノス
声 - 大川透
ギルドの主神で、2Mを超える巨大な老神。千年前に神々が降臨した際に当時のギルドを再編成し、今の形に作り直した。以降は「君臨すれども統治せず」を貫き、自身はギルドの地下で祈祷を捧げ続けている。
彼個人が動かすことができて信頼できる戦力はフェルズだけであり、組織的な戦力に乏しく、異端児たちを庇護する代わりに、彼らにダンジョンの問題に当たらせていた。しかし、クノッソスの存在には気付けずに、クノッソスを根城とするイケロス・ファミリアが異端児に手を出す隙を与えることになる。その後の対応も、情報を隠匿しながら個別に神々の眷属たちを動かすことしかできないため、後手後手になっている。
ただし、異端児が暴走した際、ウラノスの判断によりウィーネと関わったベルをギルドからの依頼の形で調査隊に同行させたことが、後にウィーネたちを救う奇跡につながった。
かつてはゼウス・ファミリアとヘラ・ファミリアから成る巨大な戦力を確保していたが、その一方で、ゼウスとヘラの表舞台からの退場にも関わっており、最初から三者で壮大な演出劇として計画していたことを示唆する行動が多い。ヘルメスの推察では何かしらの目的のためにウラノスがゼウスとヘラに代わってオラリオの中心となり、ゼウスとヘラも最初からオラリオを離れるため故意に失脚したことを指摘されているが、ウラノスは暗黙を保っている。
エイナ・チュール
声 - 戸松遥
本作のヒロインの1人。ギルドの受付嬢を務める、眼鏡を掛けたハーフエルフの美女。
ベルの担当アドバイザーであり、アドバイザーとして「冒険者は冒険してはいけない」が信条。真面目で世話好き。ギルドの仕事でも有能。
ベルが冒険者の駆け出しのころ、ダンジョンで生き抜くために必要な膨大な知識を勉強会と称して叩き込んでいる。ベルの尋常ではない成長速度にはある意味で頭を悩ませており、自身の予想以上に危ない状況に陥るベルを警戒も含めて心配をしている。僅かながら神聖文字が読めるので何度かベルのステイタスを見る機会があったが、ベルの成長の秘密まではわかっていない。
エイナの母は、リヴェリアと一緒にエルフの里を出奔した仲であり、リヴェリアとは個人的な親交がある。ソーマ・ファミリアの調査では、リヴェリアの仲介により、酒に詳しいロキと面談することができ、ソーマの神酒について情報を得ている。
恋愛などの浮いた話が全くないが、本人はあまり気にしていない。ギルドの同僚や冒険者たちには人気があるが、ぐいぐい引っ張られるより少し頼り無くめんどうを見てあげられる男性が好み。自他共に認める世話好きな性格で、何かにつけてアタフタしているベルを弟のように思いながら公私でめんどうを見ていたが、ベルがアステリオスと激戦の上に敗北して悔し涙を流す姿を見て以降、ベルに対して「恋心」を抱いていることを自覚するようになる[18]
ギルドに就職したころから担当する冒険者との死に別れを経験しているが、同僚から勧められる冒険者との距離感についての助言に従わずに、冒険者に積極的に深入りしている。そのため、ベルだけに限らず、アドバイザーとしての教えはスパルタである。
フェルズ
声 - 小松未可子
ウラノスと会話をしている謎の魔術師(メイガス)で、800年もの時を生きている。全身を黒衣に包み、容姿どころか性別も判断できない。その正体は、かつて神秘のアビリティを極めて永遠の命を生み出す賢者の石を作り出した賢者。主神に賢者の石の生成を報告にいき、それを目の前で破壊された。その後、不死の秘法を編み出すが、結果として肉が腐り落ち骸骨の姿になってしまい、背中が無くなってしまったためにステイタスを更新できなくなり、ステイタスはLv.4のままである。
現在はウラノスの右腕として、異端児との連絡役や裏の仕事を引き受けている。その容姿から、一部のギルド職員からは「幽霊(ゴースト)」という名で噂されている。
異端児の一件では、神秘のアビリティで生み出した数々の魔導具をヘスティア・ファミリアに提供している。クノッソスの攻略戦では、フェルズが発明した晶眼が、アスフィのアイテムメーカーとしてのプライドに火をつけることになる。
武器 : 魔咆手(マジック・イーター)
発展アビリティ:魔導、神秘
魔法
ディア・パナケイア
全癒魔法。相手がどれだけ疲労や負傷をしていても、全快にまで回復できる。ディックスとの死闘で負傷したベルを完治した。また、アイズに切り落とされたアステリオスの右腕を元通りにくっつけた。
ディア・オルフェウス
蘇生魔法。死んだ者を蘇らせる。ただし、成功はウィーネを蘇生させた一回きりで、フェルズ本人はウィーネの蘇生に成功するまで魔法スロットを埋めるだけの無駄な魔法と嘆いていた。

豊饒の女主人[編集]

西のメインストリートに面し、元冒険者のミア・グランドが切り盛りする酒場。従業員は全員女性で、ヒューマンやエルフ、獣人などさまざまな種族が働いている。従業員はLv.2の冒険者を簡単に倒すなど腕っ節が強く、大体の荒事はミアの一喝で収まる。ベルやロキ・ファミリアが常連になっているなど、人気は高い。

ミア・グランド
声 - 慶長佑香
豊饒の女主人亭の女主人。フレイヤの眷属。ステイタスはLv.6。
ドワーフではあるが、ベルを上回る身長と数倍する横幅を誇る。物怖じしない肝っ玉母さんで、神に対してすら遠慮がない。
店でリューのような訳ありの娘を何人も雇っており、「母さん」と呼ばれている。
フレイヤ・ファミリアの元団長で、半脱退の状態ながらも現在でも籍を置いている。現役だったころはオッタルと並ぶ実力者であり、ファミリアの二枚看板であった。
二つ名は小巨人(デミ・ユミル
シル・フローヴァ
声 - 石上静香
本作のヒロインの1人。作中のメインキャラの中では、唯一の一般市民。オラリオでも人気の酒場「豊饒の女主人」の店員。
ベルに対して好意を抱いており、ちょくちょくベルに弁当を渡したりしている。ヘスティア・ナイフを盗んだリリに厳しく釘を刺すなど、ベルのためなら普段とは違う顔を見せることがある。また、冒険者という危険な立場の彼を心配しているが、ミノタウロスを倒してLv.2にランクアップした際は心から喜んでいた。フレイヤの置いていった魔導書や、客から貰ったアミュレットをベルに貸し与えたりすることがあり、それらが彼を窮地から脱することへ繋がることが多々ある。
ちゃっかりしているものの、基本的にドジッ子体質。人を見ることが好きで、人の心の機微に聡い。
実は貧民街育ちで、両親を知らない。ダイダロス通りで偶然マリアの孤児院を見掛けてからは、たまに店を休んで孤児院の子供たちの世話に赴いている。
リュー・リオン
声 - 早見沙織
本作のヒロインの1人で、外伝『ファミリアクロニクル』episodeリューの主人公。アストレアの眷属。薄緑の髪のエルフの女性。ステイタスはLv.4。
豊饒の女主人に住み込みで働いている女中であり、同僚であるシルとの縁で駆け出しのころのベルと出会い、元冒険者の経験を踏まえてベルにアドバイスをしている。また、シルのベルへの想いを応援しているため、このころは自分よりシルを優先するようにと常にベルに言い聞かせている。
謹厳で実直な性格であり、口調も厳しめだが、気を許した相手には若干柔らかい態度になる。料理の腕は、からっきし駄目である。エルフの性癖の通り、基本的に他者との肌の接触を極端に嫌うが、これまでベルとシルとアリーゼの三人だけは触れることができている。
戦闘では、すでに冒険者を引退しているとはいえ、Lv.4の腕前は未だ健在であり、俊敏とスキルを活かした直接戦闘と洗練された平行詠唱と強力な魔法を駆使するオールラウンダーである。そのため、ヘスティア・ファミリアやヘルメス・ファミリアの助っ人して、何度もかり出されている。
かつてアストレア・ファミリアの団員だったが、本編開始の5年前に敵対しているルドラ・ファミリアにダンジョンで罠に嵌められてしまい、彼女を除く全団員がジャガー・ノートにより殺されている。その後、復讐心から多くの人間を血祭りにし、ギルドのブラックリストに載ることになる。
復讐に力尽き倒れ伏していたところをシルに拾われ、豊饒の女主人で働くことになる。シルとの出会いにより、盲目的でやり場のない復讐心からは解放されるが、後悔と憎しみ自体は続いており、全滅した仲間たちの装備などを墓石の代わりとして、18階層に墓を作り、定期的に墓参りに行っている。
ギルドによる秘密裏のクノッソス攻略作戦では、作戦に参加するヘルメス・ファミリアに同行し、ルドラ・ファミリアの生き残りであるジュラの罠に嵌り、ベルと二人で瀕死の状態で深層に落とされる。深層からの脱出の過程で、自身の死を覚悟してベルだけを逃がしたのだが、それに逆らってベルが自分を救いに戻り、間一髪で二人とも難を逃れる。その後、ベルと協力してジャガー・ノートと再戦し、トラウマを乗り越え、アストレア・ファミリアの仲間を想いながら、因縁のジャガー・ノートにとどめを刺している。死を賭した深層からの脱出後、ベルの顔をまともに直視できないほどに彼を意識するようになる。また、ギルドから疾風は死亡との公式発表が行われ、事実上ブラックリストから解除されている。
二つ名は疾風
武器:アルヴス・ルミナ[注 16]、小太刀・双葉
発展アビリティ:狩人、耐異常、魔防
魔法
ルミノス・ウィンド
広域攻撃魔法。風・光属性。緑風を纏った無数の大光玉を広い範囲に放つ。
ノア・ヒール
回復魔法。地形効果があり、使う場所が森林地帯の場合、回復効果に強力な補正がかかる。ただしポーションのように即効性は無く、消費する精神力(マインド)も効率は悪い。
スキル
妖精星唄(フェアリー・セレナード)
魔法の効果を増幅するスキル。夜の間は強化の補正がさらに増える。
精神装填(マインド・ロード)
攻撃時に精神力(マインド)を消費することで力のアビリティを強化するスキル。精神力の消費量を含め、任意で発動できる。
疾風奮迅(エアロ・マナ)
走行時に走る速度が上昇すればするほど攻撃力により強い補正がかかるスキル。
ルノア・ファウスト
声 - 芳野由奈
豊饒の女主人亭のヒューマンのウェイトレスで、シルやリューの同僚。ステイタスはLv.4。
アーニャとクロエとは互いに小馬鹿にし合っているが、仲は良い。
オラリオから遠く離れたとある帝国領の出身で、戦争によって両親を失い、ストリートチルドレンとなって喧嘩の日々を送っていた。その後、あるファミリアに入って神の恩恵を手に入れ、そのファミリアが消滅した後は依頼成率ほぼ十割を誇る賞金稼ぎとなった。
しかし心身共に疲れ果て、本編の5年前に最後の仕事として大物賞金首であり豊饒の女主人の店員となったリューを狙うが結果的に失敗(この時、クロエと仕事が被る)し、さらに店を滅茶苦茶にされたことで激怒したミアに拳骨一発で叩きのめされ、借金返済の名目で豊饒の女主人の店員となった。
本編14巻では、ヘスティアからの頼みで椿やアーニャたちと共にリューの救援隊としてダンジョンへ向かった。
現在はデメテルの眷属だが、ファミリアの団員ではない。
当時の通り名は黒拳
発展アビリティ:拳打、破砕、拳士
アーニャ・フローメル
声 - 西明日香
豊饒の女主人亭の猫人(キャットピープル)のウェイトレスで、シルやリューの同僚。ステイタスはLv.4。
少しお馬鹿な猫娘で、思慮の足りない行動が目立つ。フレイヤ・ファミリアアレンとは実の兄妹で、店員になる前は兄のアレンと同じように冒険者をしていた。
本編14巻では、ヘスティアからの頼みで椿やルノアたちと共にリューの救援隊として久しぶりにダンジョンへ向かった。
二つ名は戦車の片割れ(ヴァナ・アルフィ)
クロエ・ロロ
声 - 洲崎綾
豊饒の女主人亭の猫人(キャットピープル)のウェイトレスで、シルやリューの同僚。ステイタスはLv.4。
ショタコンの気があり、ベルのお尻を気に入り興奮を覚えている。腹黒な面があり、賭博などを行って同僚から白い目で見られることもある。
大陸で密かに囁かれている犯罪組織系ファミリアの構成員の娘として生まれ、母親(クロエには最後まで素性を明かさず、クロエは姉貴分だと思っていた)の死を切っ掛けに退団した過去がある。その後、依頼達成率ほぼ十割を誇る暗殺者となった。
しかし心身共に疲れ果て、本編の5年前に最後の仕事として大物賞金首であり、豊饒の女主人の店員となったリューを狙う。しかし、機を同じくしてリューの首を狙っていたルノアと共に計画は失敗。その後、ルノアと同様に借金返済のため、豊穣の女主人で働くことになる。
本編14巻では、ヘスティアからの頼みで椿やアーニャたちと共にリューの救援隊としてダンジョンへ向かった。
現在はニョルズの眷属だが、ファミリアの団員ではない。
当時の通り名は黒猫
発展アビリティ:耐異常、調合、逃走
魔法
フェレス・クルス
幻影魔法。自分と同じ姿の実態の無い幻影体を生み出す。幻影体は攻撃も防御もできないが、これを使って陽動・攪乱・奇襲が可能。幻影体を出せる上限は二体。

異端児(ゼノス)[編集]

理知を備えたモンスター。通常のモンスターよりも高い知性を持ち、人間の言葉を理解し話す者もいる。通常のモンスターからも敵として認識されるので、生き残っている者は稀である。ウラノスによって保護され、代わりにダンジョン内のめんどう事を解決している。 ダンジョン内の未開拓領域を拠点として巡回しつつ、同胞を探している。アステリオスを除く全員に共通して地上や人類に対する強烈な憧憬を持っており、いつか地上に出ることを夢見ている。

ウィーネ
本作のヒロインの一人。竜女(ヴィーヴル)の異端児。ステイタスは推定Lv.2以上。青銀の髪に琥珀色の瞳をもつ。蛇のような下半身をしている通常の竜女とは違い、人と同じように足が生えた姿をしている。
産まれ落ちたダンジョンで、自身の置かれている状況が分からないまま、モンスターや冒険者に襲われて、彷徨っていたところをベルと出会う。当初はベルのことも自分を傷付ける相手としか見ていなかったが、自分を血眼になって探す冒険者から咄嗟に庇い、それどころか治療してくれたベルには次第に心を開いていく。
その後、ベルの必死の説得と、彼女の発した人の言葉に驚愕を隠せないリリルカたちによって地上へと連れ出された。そして、ヘスティアの許可を貰い、ヘスティア・ファミリアの本拠地竈火の館にて保護されている間に、春姫を始めとしてファミリア全員に心を許している。異端児帰還作戦を経て、ダンジョンの「異端児の隠れ里」に帰還する。
全てを失ってでも異端児を守ろうとしたベルにとって大切な存在であり、オラリオ全ての敵意に晒されることも覚悟のうえで彼女を救ったことは、ベルに対する異端児たちの心に大きな影響を与えることになった。
クノッソス攻略作戦では、フェルズからベルたちの危機を知って、異端児の半数と共にベルたちの救助に向かい、春姫たちと再会した後に37階層でベルとリューを救助した。
リド
蜥蜴人(リザードマン)の異端児。赤緋色の鱗と雄黄の瞳が特徴。異端児の最初期からのメンバーであり、古株の木竜のグリューが巨体で気軽に動けない代わりに彼が異端児たちを率いている。
冒険者の落としていった長直刀と曲刀を装備している。第1級冒険者に匹敵する実力を持っているが、最近加わったアステリオスにその実力を越えられたことを悔しく思っている。Lv.5であるディックスの呪詛には苦しめられたものの、ベルの言葉を受けて自力で解除し、ディックスを驚かせた。
異端児の隠れ里にベルたちが赴いた際は、ベルたちを試すために襲いかかった。気さくな性格でベルのことを「ベルっち」と呼んでおり、人とモンスターの共生するための希望として期待している。
レイ
金色の翼の歌人鳥(セイレーン)の異端児。異端児の最初期からのメンバー。毛先が青みがかったくすんだ金髪と青い瞳が特徴で、美しい相貌をしている。人の言葉は喋ることができるが、一部は片言。
19階層でベルとヴェルフの前に現れて人とモンスターの共生ができるかを問い、自らの願いを伝えた上で2人に何かを感じたのか「期待している」と言い残してその場を去っている。
美しいその歌声は一部の冒険者たちの間で噂になっており、その歌声の出所を突き止めるために冒険者依頼が発注されるほど。
夢は日の光を浴びて空を羽ばたくことと、両腕が翼であるため、抱きしめることのできない翼の代わりに愛する人に抱きしめられることであり、その思いをベルたちに語っている。
アステリオス
黒い猛牛(ミノタウロス[注 17]の異端児。
最近加わった新参者だが、異端児の中で最強であり、その実力はLv.7[注 18]に匹敵し、咆哮(ハウル)だけで上級冒険者たちを戦意喪失させ、Lv.5のディックスを瞬殺し、ロキ・ファミリアの幹部複数人相手に互角に戦うほどである。階層主と同じか、それ以上の力を有している。
実はベルがLv.1の時に戦って討ち取った片角のミノタウロスの記憶を持っており、ベルとの再戦を強く望んでいた。地上に出てきた際に、遂にベルとの再会を果たし、再戦を開始する。その後、数日前に風を纏ったアイズに右腕を落とされ、度重なる戦いによって瀕死と隻腕でありながらベルに勝利し、ダンジョンに戻っていった。その後、フェルズに右腕を元通りに治療してもらった後、ベルとの三度目の再戦の時のために修行として深層に向かった。
名前の由来は、前世の最期に見たベルのファイアボルト。
作者の大森は本作の着想からしてミノタウロスに特別な位置付けを与えており[19]、ベルの好敵手を設定するにあたってはミノタウロスしかないと考え、彼を第三部の猛牛(ヒロイン)と位置付けている[20]
マリィ
人魚(マーメイド)の異端児。下半身が魚であるため、水の迷都から離れられず留守番をしている。普段からリドたちが出かけている間は一人なため、初対面にもかかわらず優しく接してくれたベルには好感を抱いている。異端児ではない人魚同様に歌などを使って戦うこともできるが、最大の強みはユニコーンの角と並ぶ類稀な回復能力であり、たとえ体の一部が切断された場合でさえもマリィの生き血により元通りに接続再生する。
水の中であれば他のモンスターに追随を許さない速度を誇るが、人魚という種族自体の戦闘スタイルやマリィ自身の性格もあり、基本的に戦闘は苦手。また、水の中であっても強力なモンスターの存在は察知できるらしく、ジャガーノートをはじめとしたモンスターの誕生などもいち早く気付いている。

ガネーシャ・ファミリア[編集]

逞しい青年神ガネーシャの運営する大手のファミリア。本拠は「アイアム・ガネーシャ」。エンブレムは象の顔。上級冒険者をオラリオでもっとも多く抱えており、戦力はロキ・ファミリアやフレイヤ・ファミリアにも劣らない。 腕の良いモンスター調教師を多数抱え、年に1度観客の前でモンスターを調教するギルド公認の祭典である怪物祭(モンスターフィリア)を主催・運営している。以前から、消滅したアストレア・ファミリアと共に都市の治安維持活動に務めている。

ガネーシャ
声 - 土田大
ガネーシャ・ファミリア主神で群衆の主を標榜しており、その名の通り神々の中でも特に人間たちへの愛が深く、怪物祭では闘技場のモンスターが街へ逃亡した際に、即座に他のファミリアへ支援を要請するよう命じ、自身の面子よりも民衆を守ることを優先している。
常に顔の上半分を覆う象の仮面を装着している。大抵の場合、会話の一言目は「俺がガネーシャだ!」である。また、ファミリアの蓄えを大量に使った本拠地の建物はあぐらをかいた巨大な自分の像(しかも入り口は股間)であり、とにかく変神として有名である。一方、好漢としても神や人の間で有名であり、ファミリアの勢力も他を圧倒しているため、ウラノス本人だけでなくギルドからも協力体制構築を要請され、オラリオの治安維持を担っている。
ウラノスから直接に異端児たちの存在を知らされている数少ない人物で、異端児について全面的に協力体制にある。怪物祭も異端児たちとの将来の融和を想定して実施している。ただし、全ての団員が異端児に対して歩み寄れないとも理解しており、現状では首脳陣にのみ異端児の存在を明かしている。人々と異端児が理解し合える時代を目指しており、そのような時代にはネオ・ガネーシャとなることも決意している。
シャクティ・ヴァルマ
声 - 大地葉(『メモリア・フレーゼ』)
ガネーシャ・ファミリア団長。ヒューマンで藍色の髪の麗人。ステイタスはLv.5。
ガネーシャから、異端児たちの存在を聞かされている。イケロス・ファミリアの陰謀で異端児が暴走した際には、18階層でタイミング悪く事情を知らないアステリオスと対峙してしまい、一瞬で倒されてしまう。周囲からは秒殺されたと判断されるほどの重傷であったが、命に別状はなく地上へ帰還することができた。その後は血気盛んとなる団員たちを鎮めるため、団長自ら療養という形式をとり、団員たちが勝手にダンジョンへ赴くのを防いだ。
アーディという妹がいたが、闇派閥による自爆攻撃で死亡したことが本編14巻で判明した。
二つ名は象神の杖(アンクーシャ)
イルタ・ファーナ
ガネーシャ・ファミリア副団長。アマゾネスで褐色の肌と赤髪の女戦士。ステイタスはLv.5。
シャクティとは、義姉妹の契りを強引に交わしており、シャクティを姉者と呼ぶ。
二つ名は赤戦の豹(パルーザ)
イブリー・アチャー
ガネーシャ・ファミリアの所属、「喋る火炎魔法」を自称する派閥のお祭り男。本編6巻にて、「ヘスティア・ファミリア」と「アポロン・ファミリア」の戦争遊戯を実況を担当した。
二つ名は火炎爆炎火炎(ファイアー・インフィルノ・フレイム)

ディオニュソス・ファミリア[編集]

酒神ディオニュソスのファミリア。規模は中堅クラス。ファミリア内で1番の高Lvは、Lv.3である団長のフィルヴィス。外伝『ソード・オラトリア』11巻で、眷属の仇討ちのために主神のディオニュソスをはじめとしてファミリア全団員がクノッソス攻略作戦に参加するが、ディオニュソスがエニュオによって天界に強制送還されたことによってディオニュソス・ファミリア全団員のステイタスが封印され、フィルヴィスはエインに殺された。残った副団長のアウラを始めとする他の団員たちも、ディオニュソスの送還を合図に肥大化を開始した精霊の分身の緑肉に飲み込まれて全滅し、ディオニュソス・ファミリアは消滅した。

ディオニュソス
声 - 松風雅也
ディオニュソス・ファミリア主神。
貴公子然とした様相で上品さと優雅さを兼ね備えた男神。極彩色のモンスターに数人の眷族を殺されたことから、怪物祭で起きた事件を契機としてロキと共同戦線を張る。天界にいたころはロキ同様に他の神々に殺し合いをけしかけるなど物騒な一面を持ち、ヘスティアら彼を知っている神からは病気と言われていた。外伝11巻でクノッソス攻略作戦が決定すると、眷族の仇討ちのために自身を含めたディオニュソス・ファミリア全団員の参加をロキに頼み込んで作戦に参加する。作戦中にエニュオの存在を感じ取ってフィルヴィスが護衛として傍にいると思い込んでロキやガレスたちから離れてしまい、所持していた魔道具 眼晶(オクルス)からのロキからの呼びかけでようやく自身が一人きりであることに気付いて混乱しているところでエニュオと思われる神物に遭遇してしまい、天界に強制送還されたと思われた。実は一連の事件の黒幕エニュオに神酒を飲まされており、知らず知らずのうちに操り人形にされていたことが外伝11巻で判明し、上記のフィルヴィスの幻覚を視たのもその影響であると思われた。
外伝12巻において、ディオニュオソスこそがエニュオであったことが明かされた。真相は自身が作ったワインの神酒を飲んだ直後に鏡に映った自身の瞳を通して自己暗示をかけて、自分は正義の神だと思い込ませていたことで、ロキやヘルメスもその嘘を見抜けなかった。その目的は下界にモンスターが跋扈し、蹂躙される子供たちの姿「狂乱(オルギア)」を見ることであった。しかし、その目論見はオラリオの冒険者たちによって阻止され、最後は自刃してエイン(フィルヴィス)と共に天界へ強制送還された。
フィルヴィス・シャリア
声 - 金元寿子
ディオニュソス・ファミリア団長。ディオニュソスを慕うエルフの少女。上級中衛職である魔法剣士。並行詠唱を得意としている。ステイタスはLv.3。
6年前の27階層の悪夢での生き残りであり、助け出されリヴィラに辿り着いた時には死人のような形相をしていた。それ以降、参加したパーティが四度とも彼女を除いて全滅したために「死妖精(バンシー)」と呼ばれ、ファミリア内でも忌避されていた。
ディオニュソスの命でベートたちの24階層の調査に協力することになり、その道すがらレフィーヤと交流していく内に心を開くようになる。
外伝『ソード・オラトリア』4巻では、深層の遠征に赴くレフィーヤに並行詠唱を指導し、エルフ・リングで召喚できるように自身の障壁魔法を教えた。そして、外伝『ソード・オラトリア』11巻でのクノッソス攻略作戦に参加するが、レフィーヤがエイン率いる食人花の群れに襲われていたところを助けた直後にディオニュソスが天界に強制送還されたことでステイタスが封印され、常人にされてしまった。さらにエインの言葉に激高して襲い掛かるが、常人に成り下がっていたことでエインに容易く首を掴み上げられた末に首をへし折られて死亡したと思われた。その直後に食人花に肉体を食われて片腕だけが残り、その光景を目撃したレフィーヤの心を壊すことになってしまった。
しかし、真実はレフィーヤの目の前で惨殺されたフィルヴィスは分身魔法エインセルによって生み出された分身であった上に、仮面の怪人エインの正体こそフィルヴィスであって、真相はレフィーヤの心を壊しても死から遠ざけたいというフィルヴィスの自作自演だったことが判明した。
二つ名は白巫女(マイナデス
魔法
ディオ・テュルソス
攻撃魔法。黄金の雷を放つ。
ディオ・グレイル
障壁魔法。白く輝く純白の円形障壁を展開して防御する。
エインセル
分身魔法。六年前の27階層の悪夢の際に遭遇した精霊の分身によって、怪人(クリーチャー)にされた後に発現した。実体を伴った「もう一人の自分」を生み出すが、ステイタスは半分に割れる。
アウラ・モーリエル
ディオニュソス・ファミリアの副団長であるエルフの少女。ステイタスはLv.2。
6年前の27階層の悪夢の際にはパーティから外れていた模様で、当時の団長を含めた先輩たちが死亡した中で一人だけ生き残ったフィルヴィスに対して確執がある。クノッソス攻略作戦の際にはディオニュソスの命令で確執を棚上げにして作戦に参加するが、ディオニュソスが天界に強制送還されたことでステイタスが封印され、クノッソス全域を埋め尽くそうとする精霊の分身の緑肉に他の団員諸共飲み込まれて死亡した。
しかし、真相はステイタスの更新の直前だけディオニュソスにワインの神酒を飲まされて操られ、同じく神酒を飲まされて操り人形にされたペニアに改宗させられており、フィルヴィス以外のディオニュソス・ファミリアの全団員が実際にはペニア・ファミリアにされていたことが判明し、ディオニュソスの身代わりとしてペニアが天界に強制送還させられたことでアウラたちのステイタスが封印されたというのが真相であった。
二つ名は葡萄の杯(クラーテル)

リヴィラの街[編集]

迷宮第18階層に存在する、冒険者たちが独自に作った街。アイテムの販売や戦利品が法外な価格で取引されているが、それでも持ちきれないアイテムの換金や非常事態に仕方なく立ち寄るなど利用者は多い。300回以上モンスターに破壊されては、その都度再建されている。ギルドの目が届かないため、地上では御禁制の品なども普通に出回っている。ボールスという左目に眼帯をつけたヒューマンが街の顔役。

モルド・ラトロー
声 - 相馬康一
オグマ・ファミリアに属するヒューマンの平凡な上級冒険者。35歳。ステイタスはLv.2。
当初のベルとの出会いは最悪な形に近く、豊饒の女主人駆け出しのベルにやっかんで絡むが、リューたちに叩きのめされて追い出された。
早々に18階層に到達したベルに焦りと嫉妬を抱いていたところを、ヘルメスに唆されてヘスティアを人質にベルを痛めつけようとした。その際、ヘルメスから受け取った魔道具漆黒兜(ハデス・ヘッド)の透明状態(インビジビリティ)でベルを一方的にいたぶるが、すぐに対応されて反撃を受け、兜を破壊された。なおも戦おうとするが、神威を解放したヘスティアに怖気づいて逃げ出した。その後、18階層に出現した漆黒の階層主ゴライアスとの戦いで窮地をベルに助けられ、階層主に果敢に立ち向かうベルたちの姿を見て考えを改め、周囲の冒険者たちを奮い立たせて共に立ち向かった。
階層主との戦いが終わり、その興奮が冷めた後もベルには好意的な印象を抱いており、ちょくちょく登場してはベルにとって不利な状況でもベルに味方する立ち位置にいる。
二つ名は噛犬(ルフィアン・ドッグ)
スコット・オール、ガイル
声 - 八代拓(スコット)、濱野大輝(ガイル)
モルドの仲間であるヒューマンの男性冒険者たちで、ステイタスは二人ともLv.2。細身でオカマみたいな男性がスコットで、顔にペイントもしくは刺青をしている男性がガイル。
本編5巻では、二人ともモルドと共にベルを襲うが、漆黒のゴライアスとの戦いでベルに助けられてからは、モルド同様にベルに好意的になった。
ターク・スレッド
狼人の男性で、ステイタスはLv.2を自称しているが、真相は不明。本編13巻で、知人のジャンが疾風に殺されたとリヴィラの街で騒ぎ立て、疾風の討伐隊が編成されるように仕向けた。
実際は、甘い汁を吸いたくてジュラに従っている小悪党にすぎず、事件の真相もジュラの計画のためにリューに尋問された後で放置されていたジャンをタークが殺して、疾風の仕業に見せかけたものであった。
本編13巻で、ジュラの指示通りに下層の水の迷都に大規模な破壊を引き起こし、ジャガーノートを再び誕生させてしまう。しかし、自分たちが引き起こした大規模破壊に加えて、階層主アンフィス・バエナとアイシャたちの死闘の影響で25階層が壊滅的な被害を受けたことで本格的な崩壊が起こり、水晶の雪崩に巻き込まれて死亡するという自業自得な最期を遂げた。

ソーマ・ファミリア[編集]

主神ソーマが趣味である神酒ソーマを造ることだけを目的として作ったファミリア。エンブレムは三日月に杯。Lv.3以上の冒険者はいないが、神酒に魅せられて多数の冒険者が集まったため団員数が非常に多く、ギルドの窓口での魔石の換金による揉めことが多い。 ソーマが運営を放棄していたためにザニスに壟断されていたが、現在はチャンドラが団長となり、改善されつつある。

ソーマ
ソーマ・ファミリア主神。長い前髪で眼が隠れた少年の姿をした男神。
神酒(ソーマ)を作ることにしか興味がなく、ファミリアの運営にも全く意識を割かない神である。飲んだ者を魅了する神酒を、人以下の力でありながらも作ることができる。
酒造りの資金のためにファミリアを設立するも、神酒目当てに加入する団員のほとんどが上納金ノルマの報酬として提示した神酒に中毒症状を起こしてしまい、我先に神酒を得るために所属団員たちが他者を蹴落とす荒くれ者と化す。エイナの告発によりギルドから警告を受けて、唯一の生き甲斐である酒造りを禁止され、一時は、自室の隅で膝を抱え、完全な無気力状態に陥ってしまう。
神酒に溺れてしまう自らの眷族たちに失望していたが、リリルカを助け出すため酒蔵に侵入してきたヘスティアたちとソーマ・ファミリアとの戦闘を止めて欲しいと懇願するリリルカに、「神酒を飲んでも溺れなければ耳を貸す」と試練をあたえる。そして、神酒の誘惑に打ち勝ったリリに心を動かされ、主神としての神意を込めた発言で戦闘を止めさせた。その後、リリルカの改宗を認めて、リリルカに謝罪と労りの言葉をかけている。リリルカが去った後に棚に飾ってあった酒瓶を木箱に積めており、ファミリアの状況を少しずつだが改善していくことを決意する。
外伝『ソード・オラトリア』では、ダイダロス通りの近くでロキと遭遇し、ロキに付着していた神酒の僅かな香りを嗅ぎ付ける。ロキに同行してディオニュソス・ファミリアの本拠地へ赴き、匂いで神酒が貯蔵されたワインセラーを突き止め、葡萄酒の香りを嗅いだだけで、自身が作った神酒より極まっていると断言する。この神酒なら神さえも完全に酔わせられると呟いたことで、ロキにエニュオの正体がある神物であると気付かせることになる。
リリルカ・アーデ

ディアンケヒト・ファミリア[編集]

大手の医療系ファミリア。主神のディアンケヒトは腕は確かだが性格が悪く、足元を見た依頼を発注するなど意地が悪いことで有名で、同じ医療系ファミリアであるミアハとは犬猿の仲。ポーション販売、原材料買取りなど、ロキ・ファミリアをはじめ、多くの冒険者と取引がある。

アミッド・テアサナーレ
声 - 加隈亜衣
ディアンケヒト・ファミリアの構成員。ヒューマンの女性治療師。ステイタスはLv.2。
白銀の長髪の少女。頭が良く、優しい気性。高位治癒魔法の使い手で、オラリオ最高の治療師(ヒーラー)と評されている。
ヘスティア・ファミリアらの派閥連合の遠征後、意識不明の重体で地上に運ばれてきたベルとリューを治療する。ベルの左腕の治療では、腕を作り直したらしい。入院中の患者であるベルにツッコミをかましたリリルカやヘスティア、左腕の治療中に無理をしたベルに対して怒鳴っている。
外伝『ソード・オラトリア』では、アイズやティオナとも顔なじみであり、遠征に向かう彼女らに高価なポーションをプレゼントするなど、関係は良好である。バルカが作る闇派閥の呪道具(カースウェポン)で付けられた呪いはアミッドだけが治療できるため、闇派閥のヴァレッタが指揮した元イシュタル・ファミリアのアマゾネス狩りでは、傷ついたアマゾネスたちの治療に獅子奮闘の活躍をする。また、フィンからの要請でクノッソス攻略作戦に参加した際、宝玉の胎児を自身に融合させたバルカの怪物を全癒魔法ディア・フラーテルの解呪効果により打倒する。
二つ名は戦場の聖女(デア・セイント)
発展アビリティ:神秘
魔法
ディア・フラーテル
全癒魔法。発動すると菱形の魔法円(マジックサークル)が出現。その中にいる者の傷の治癒、体力回復、状態異常と呪詛の解除など、ありとあらゆる傷や異常を全て完全に回復するオラリオ最強の回復魔法。その全癒効果はエリクサーをも超え、規格外の破壊力をもつ階層主ですら根負けしたほど。

アポロン・ファミリア[編集]

アポロンを主神とするファミリア。エンブレムは太陽に弓矢。アポロンが見初めた者たちが数多く所属しており、美男美女が多い。ヘスティア・ファミリアとの戦争遊戯で敗北し、解体された。

アポロン
声 - 逢坂良太[6]
アポロン・ファミリア主神。
月桂樹の冠を被った金髪の美男子。1度見初めた相手は絶対に手に入れようとする執念深い性格だが、自身の愛を受けた者には紳士な態度で接する一面をもつ。
見初めた相手は女性よりも男性の方が多い。天界にいたころにはヘスティアにも求愛しており、彼女からは苦手意識を持たれている。恋多き神であるため、他の神からは悲恋(ファルス)と渾名を付けられて笑いものにされている。
最短でランクアップを果たしたベルを見初めていたが、18階層での彼の活躍を噂で聞いてからは、ベルを手に入れる口実を作るための命令をヒュアキントスに下していた。
極秘にソーマ・ファミリアと手を結び、卑劣な手段を用いてベルとヘスティアを追い詰めて戦争遊戯の開催に持ち込ませる。さらに勝負形式が攻城戦となり自分たちに圧倒的有利を得るが、侮っていたヘスティアたちの策略に嵌まって大打撃を受け、団長であるLv.3のヒュアキントスが当時はLv.2のベルに敗れるという、まさかの大敗北を喫する。
勝つことを疑っていなかったことから負けた場合に「何でも要求を呑む」ことを明言していたため、ヘスティアに許しを請うも今までの行いに怒り狂う彼女に聞き入れられず、本拠を含めた全財産を没収されてファミリアは解散となり、自身はオラリオから永久追放処分にされ、団員のステイタスを改宗可能の状態にしてオラリオを去った。
ヒュアキントス・クリオ
声 - KENN[6]
アポロン・ファミリア団長。ヒューマンの男性冒険者で、茶髪で色白な長身の美青年。ステイタスはLv.3。金のイヤリングなどの装飾品を身に付けている。
紳士的に振る舞っているが、プライドが高く冷酷な性格。アポロンに深く心酔しており、彼に見初められたベルを妬み敵視している。
アポロンの命を受け、2度に渡って格下のベルを完膚なきまでに叩きのめし、実力の差を見せつけている。
戦争遊戯では、圧倒的戦力差にもかかわらずベルたちの策略に翻弄され、無傷のベルと一騎討ちになる。歯牙にもかけず倒したベルが、打ち負かしてから1週間しか経っていないにもかかわらず急成長を遂げて、自分と互角に渡り合うことに危機感を覚える。そして、太陽のフランベルジュを折られてしまってからは魔法によって不利な状況を打開しようとするが、一瞬の油断の隙を突かれてベルから渾身の拳を頬に受けて敗れた。
ファミリアが解散した後は、オラリオを追放処分となったアポロンを追って同じ志の者たちと共にオラリオを去っている。
二つ名は太陽の光寵童(ポエブス・アポロ)
武器:太陽のフランベルジュ[注 19]、連理の短剣
魔法
アロ・ゼフュロス
攻撃魔法。人間の上半身ほどの大きさの爆発する円盤を生み出して放つ。
ダフネ・ラウロス
カサンドラ・イリオン

イシュタル・ファミリア[編集]

性愛の女神イシュタルが運営する、歓楽街を牛耳る娼館ファミリア。等級はA。本拠は「女主の神娼殿(ベーレト・バビリ)」。エンブレムは娼婦。構成員の大半を、戦闘娼婦(バーベラ)のアマゾネスたちが占めている。 フレイヤ・ファミリア打倒を目論んでいたが、ベルに手を出したことがフレイヤの逆鱗に触れ、逆に主神もろとも殲滅されて消滅した。

イシュタル
イシュタル・ファミリア主神。
黒髪を編み込んだ褐色の肌の女神[21]。オラリオの南にある歓楽街を牛耳っており、日々莫大な利益を上げている[22]
自身と同じ美の神であるフレイヤをライバル視しており、これまでに何度もちょっかいという名目の襲撃をフレイヤの団員にかけている。憎きフレイヤを追い落とすために、本編では春姫と殺生石を使った団員の強化、外伝『ソード・オラトリア』では、テルスキュラや闇派閥とも手を結び、本格的にフレイヤ・ファミリアの打倒を画策していた。
ヘルメスを尋問してフレイヤがベルに執心していると知ると、彼女より先にベルを我が物にしてしまおうと思いつき、捉えたベルを魅了しようと試みるもスキル憧憬一途によって魅了が無効化され、戦慄と屈辱を抱く[23]
ベルを我が物にしようとしたことがフレイヤの逆鱗に触れ、フレイヤ・ファミリアにファミリアと歓楽街を壊滅させられた上、フレイヤに美しさという自分の矜持を砕かれ、天界へ強制送還された[24]
フリュネ・ジャミール
イシュタル・ファミリア団長。ステイタスはLv.5。
おかっぱ頭の2メートルを超える巨女の戦闘娼婦。大きな目と裂けた口、短い手足の割りに顔と胴体がずんぐりと太った人間離れな体格をしている。笑い方は「ゲゲゲッ」。
同じ派閥の団員たちから「ヒキガエル」と蔑まれたりしているが、自身が絶世の美女と信じて疑わない彼女は自分に嫉妬しているゆえの言葉としか思っていない。自らの欲望に忠実で、自分の主神であるイシュタルさえも見下している。色欲も他のアマゾネスよりも旺盛で、気に入った男は自分しか場所を知らない地下室に連れ込んでいる。
アイシャが本拠へ連れてきたベルを次の獲物として目を付け、アイシャたち戦闘娼婦の妨害を物ともせずベルを執拗に追跡していた。フレイヤ・ファミリアからの襲撃ではオッタルに敗北し、フレイヤを侮辱したことで再起不能になるほどの恐怖を叩き込まれた。
外伝『ソード・オラトリア』では、メレンにて、春姫の魔法によりランクアップした状態でアイズと戦ったが、エアリアルを使わないアイズに敵わなかった。
二つ名は男殺し(アンドロクトノス)
武器:大戦斧ゴルダ
アイシャ・ベルカ
サンジョウノ・春姫

イケロス・ファミリア[編集]

イケロスを主神とするファミリア。エンブレムは翼の旅行帽と靴(サンダル)。異端児たちを捕まえては貴族たちに売り飛ばす密輸に手を染めている無法者集団であり、一時は目に余る悪行で闇派閥の疑いを掛けられたことがある。 ウィーネを攫い、さらにその場に居合わせた異端児たちを遊び半分で虐殺したことで他の異端児たちの怒りを買い、地上に侵攻した彼らによって眷族は皆殺しにされ、唯一生き残った主神イケロスもこれまでの悪行をギルドに咎められてオラリオを永久追放処分となり、壊滅した。

イケロス
黒い噂が絶えないイケロス・ファミリア主神。
紺色の髪と瞳、褐色肌に黒を基調とした衣装を纏い、卑屈そうな眼差しに軽薄そうな笑みを浮かべている。
自身のファミリアが犯罪者集団と化しているために過去に闇派閥の候補として挙がっていたが、本人は犯罪を指示しておらず、一切関与もしていない。ただ、面白いかそうでないかで判断するため、止める気は無い。
ディックスら自分の眷族に顎でこき使われており、ウィーネを見つけるためにベルに接触した異端児のオラリオ侵攻の動乱の後、眷族たちが犯した悪行を咎められてオラリオを永久追放処分となった。見送り人であるガネーシャとの別れの会話においても全く後悔を見せておらず、異端児や人工迷宮を巡って今後のオラリオが大きく揺れ動くであろうことに喜びを隠さずに去っていった。
ディックス・ペルディクス
イケロス・ファミリア団長。
煙水晶のゴーグルを掛けた、瞳が赤い屈強なヒューマンの男性冒険者。ステイタスはLv.5。異端児を捕らえては怪物趣味の貴族たちに密輸している、暴悪な密猟者。ダイダロス通りの名前の由来となった奇人ダイダロスの子孫。本来の性格は定かではないが彼自身も一族の悲願という掟に呪われていることを自覚しているらしく、女性や女性型モンスターをさらってきては子供を産ませて一族の血筋を保ってきた先祖たちの狂気にも失笑を隠さず、自分の先祖らしい所業と嘯いている。
巣(異端児の隠れ里)を探しており、異端児の巣の移動を捕捉した際、異端児を多数惨殺してウィーネを連れ去った。しかし、異端児による追撃という予想外の行動により計画が狂ってしまい、これが後に自身の落命につながってしまう。最後は、アステリオスの一撃を喰らって死亡した。
二つ名は暴蛮者(ヘイザー)
武器 : 呪いの槍 / 呪詛 : フォベートール・ダイダロス

ラキア王国 / アレス・ファミリア[編集]

大陸西部に位置する闘神アレスを一柱の神として信仰している、国家系ファミリアの王国。通称ラキア王国。君主制を敷いている。エンブレムは重厚な鎧に身を包んだ豪傑。緑豊かで肥沃な大地を有し、王都には巨大な王城と城下町が存在する豊かな国だが、主神の性格ゆえに非常に好戦的で、よく他国や他都市に戦争を仕掛けている軍事国家でもある。君主である王が団長を務め、60万を超える全ての兵士や軍人は神の恩恵を授かっている眷族兼戦闘員である。

かつてはクロッゾの魔剣を配備し、圧倒的な魔剣の力で連戦連勝をしていたが、精霊やエルフがいる森まで焼き払ったために精霊の怒りを買い、戦争に使われていた魔剣は悉く使用するそばから破壊され(一部の魔剣は現存)、一気に連敗を喫する。これまでオラリオにも幾度となく侵攻していたが全て惨敗している。

アレス
ラキア王国(国家系ファミリアであるアレス・ファミリア)主神。
獅子のような光り輝く金髪に、精悍で逞しい美丈夫の容貌をもつ男神。神の中でも非常に好戦的な性格で、建国前から幾度となく、ところかまわずに戦争を仕掛けていた。頭まで筋肉と称されるほど猪突猛進なため、配下の将軍や副官たちを振り回して苦労させている。
たびたびオラリオに侵略戦争を仕掛けては悉く惨敗しているが、まったく懲りた様子がない。6度目のオラリオ侵攻でもロキ・ファミリアやフレイヤ・ファミリアに軽くあしらわれるが、クロッゾの魔剣を作ることができるヴェルフを取り戻すためにヘスティアを誘拐する作戦を実行する。しかし、救出に駆け付けたアイズに殲滅され、最終的にオラリオの援軍に自身が捕まり、戦争が終結する。捕虜になった眷属たちのステイタス放棄と多大な賠償をすることを条件に全員が解放され、ラキアに戻っていった。
マリウス・ウィクトリクス・ラキア
ラキア王国の第一王子。アレス・ファミリア副団長兼アレスを補佐する副官を務める。
いつもアレスに振り回されている苦労人で、ラキアを出てオラリオで冒険者になりたがっている。
アレスに盲信する現王の息子ゆえに軽んじられやすいが、的確な指示を出したり空を飛んでいたアスフィの手をミスリルの鎖を飛ばして捕らえるなど、それなりの実力を持っている。苦労人であることに同情されるのは、酷く嫌がる。

ニョルズ・ファミリア[編集]

漁を司る男神ニョルズが運営する漁業系ファミリア。本拠は「船着の館(ノアトゥーン)」。 所属する漁師全員は神の恩恵を受けており、海に出没するモンスターたちを自分たちで退治している。

ニョルズ
茶髪を束ねた長身のたくましい男神でニョルズ・ファミリア主神。神界にいたときから、ロキとは面識がある。

テルスキュラ / カーリー・ファミリア[編集]

闘争と殺戮の女神カーリーが運営する、国家系ファミリア[25]。通称テルスキュラ。 団員がアマゾネスのみで構成されており、ダンジョンでの経験値を得ずに高レベルに至った団員が多数存在する。人とモンスターを殺し合わせ、果ては人と人、どちらかが生き残るまで戦わせることを繰り返してきた。

カーリー
テルスキュラ主神。
赤い髪と褐色の肌で、背丈は小さい幼女神。骸骨を繋ぎ合わせた首飾りと、牙を生やした仮面を身に着けている。神意を隠すことができ、それによりレフィーヤを孤立させて誘拐した。
イシュタルがフレイヤを蹴落とすべく、秘密裏にカーリーとそのファミリアをオラリオへと呼ぼうとした。
アルガナ・カリフ
テルスキュラの頭領。カーリー・ファミリア団長。アマゾネスで、ステイタスはLv.6。
妹のバーチェとともに、テルスキュラを統治している。舌が長く、蛇のような印象を与える女性。かつてティオネに戦い方を教えた。
儀式の際に、戦った相手の返り血を舐めとる。テルスキュラの戦士の中でも特殊で、二つ名の習わしが無いにも拘わらず女神の分身(カーリマー)の異名を持っていた。
テルスキュラの儀式で相手の血を啜っていたのは、パフォーマンスではなく呪詛カーリマーの効果によって自身の戦闘力を上げるためであった。 後にフィンの強さに文字通りベタ惚れて、その尻を追いかけるようになる。
呪詛
カーリマー
稀少呪詛(レアカース)。血潮吸収(ブラッドドレイン)の属性があり、恩恵を持った者の血を吸った分だけアビリティの値が上昇する。解除すれば元の値に戻る。呪詛の代償は、耐久アビリティの激減。
バーチェ・カリフ
テルスキュラの戦士にして、アルガナの妹。テルスキュラの頭領である姉アルガナと共に、カーリー・ファミリアの団長を務める。アマゾネスで、ステイタスはLv.6。
顔の下半分をヴェールによって隠している、砂色の髪の女性。巨乳。かつてティオナに戦い方を教えた。昔、ティオナに共通語で書いてある英雄譚を読んで欲しいとせがまれた時には、内緒でカーリーにふりがなを打ってもらいに行っている。
魔法
ヴェルグス
付与魔法(エンチャント)。猛毒属性。発動すると身体が黒と紫の光膜に包まれる。この光膜には猛毒の効果が含まれており、触れた相手が対異常の発展アビリティを持っていないと簡単に死に至るほど。かつてバーチェは右手にしか付与できなかったが、Lv.6になってからは全身に張り巡らせるようになった。

タナトス・ファミリア[編集]

男神タナトスが主神であり、ファミリアの団員は闇派閥と呼ばれている。団員は、現世にこだわりがなく死を全く恐れずに自爆覚悟で戦う。ロキ・ファミリア主導によるクノッソス攻略作戦で主神が天界に返され、ファミリアは壊滅した。

タナトス
タナトス・ファミリア主神。天界では死を司る神であり、自身の仕事を好ましく考えている。下界に降りてから、多くの団員に対して、現世では不可能な願いを彼らの死後に叶えることを謳っており、団員の死を恐れない行動の原因となっている。内心では、ギルドが設立される前と比べて死の少ない現状に対して不満があり、人間は昔のように頻繁に死んだ方が良いと考えている。
幼少期のアイズがLv.1からランクアップできずに苦悩していたころ、その心の隙を見抜いてダンジョンの12階層で顔を隠してアイズと接触し、闇派閥に勧誘するが断られている。
ロキ・ファミリア主導によるクノッソス攻略作戦において、ロキ・ファミリア主導によるクノッソス攻略作戦により追い詰められた際に、自分たちが道具として利用された末に生贄になるよう仕組まれていたことに気付き、エニュオに踊らされていた真実を知り感情を爆発させる。さらに、ディオニュソスの死により「精霊の分身」が緑肉化し、クノッソスを埋め尽くしたため逃げ場を失う。この際、エニュオへの意趣返しとして自らに短剣を突き刺し天界へ送還され、これによってできた光の柱により緑肉へ穴を穿ち、ロキたちを脱出させる。
ヴァレッタ・グレーデ
闇派閥の主要幹部の1人で、27階層の悪夢で死んだとされていたヒューマンの女性。ステイタスはLv.5。
27階層の悪夢に絡んでフィンと何らかの因縁があり、ロキ・ファミリアによる最初のクノッソス攻略戦ではフィンを執拗に追い回した。この時、リーネを含むロキ・ファミリアの団員を殺害している。
イシュタル・ファミリアに預けたダイダロス・オーブを回収するために、闇派閥を使ったアマゾネス狩りを指揮する。この際、自身の魔法を始めとする周到な準備をした上でベートをおびき出して殺そうとしたが、窮地に陥ったベートが解禁した魔法ハティにより焼き尽くされ、死亡した。
二つ名は殺帝(アラクニア)
魔法:シャルドー
バルカ・ペルディクス
タナトス・ファミリア所属の男性で、闇派閥の幹部。ダイダロスの子孫であり、イケロス・ファミリアのディックスの兄にあたる。ステイタスはLv.4[26]
人造迷宮クノッソスの完成以外には、一切の興味がない。呪術師(ヘクサー)でもあり、彼が制作した呪道具(カースウェポン)の武器には傷が癒えないという不治の呪いがかけられており、この呪道具を鑑定したアミッドは製作者のバルカを「常軌を逸した妄執の持ち主」と評している。
ロキ・ファミリア主導のクノッソス攻略作戦により、次々とクノッソスの拠点が制圧されたことで、フィンたちを全滅させるためにディックスが設置したクノッソスの特定階層を崩壊させる装置を起動しようとするも、透明状態になっていたアスフィの一撃で首を切り裂かれて阻止され、ダイダロスの手記も奪われる。
ロキ・ファミリアたちに追い詰められた結果、自身が作った呪道具の短剣で自らを数回刺し、所持していた宝玉の胎児を自身に融合させて呪詛(カース)をまき散らす異形の怪物であるバルカの怪物と化す。そして、超強力な呪詛を巻き散らしてフィンたちを苦戦させるが、アミッド渾身の全癒魔法ディア・フラーテルの解呪効果によって全ての呪詛が解呪されると同時に生命活動が停止し、死亡する。
発展アビリティ:神秘

アストレア・ファミリア[編集]

正義と秩序を司る女神アストレアが運営していた、迷宮探索系ファミリア。等級はBで、本拠は「星屑の庭」。エンブレムは正義の剣と翼。構成員は11人で、全員が第2級冒険者。到達階層は41階層であり、これまでに階層主を21回撃破している。探索以外にもオラリオの秩序を乱す者を取り締まる憲兵的な役割を担っており、オラリオに住む市民から慕われていた。

本編の5年前に、敵対していたルドラ・ファミリア[27]の罠でリュー・リオン以外の構成員が全滅し事実上消滅したが、主神アストレアは生き残ったリューの説得によりオラリオの外へ逃亡し、存命している。

本編14巻で、倒れたリューの夢の中に団員全員が現れ、リューに激励の言葉を飛ばし、たった一人でジャガーノートと戦うベルの下へリューを送り出した。

アリーゼ・ローヴェル
アストレア・ファミリア団長。故人。自らを清く完璧と自賛する、快活な赤い髪のヒューマンの少女。ステイタスはLv.4。
オラリオにやってきたばかりのリュー・リオンの手を握り、ファミリアへ誘って入団させた。リュー曰く「尊敬する人物」で美しく、いつでも前を向いて誰にも分け隔てなく接する優しさを持っている。
本編の5年前に、ルドラ・ファミリアの罠によって現れたジャガーノートによりファミリアはリュー・リオンを残し全滅し、アリーゼは己の身と引換えにジャガーノートの装甲殻を破壊し、最期はリューの魔法によって消滅した。
二つ名は紅の正花(スカーレット・ハーネル)
魔法
アガリス・アルヴェシンス
付与魔法(エンチャント)。炎属性。手足と剣に炎の鎧を纏う。炎華(アルヴェリア)という付与魔法の爆散鍵(スペルキー)を唱えることで、剣を通して炎の濁流を敵の体内に流して爆散させることもできる。
ゴジョウノ・輝夜(ゴジョウノ・かぐや)
アストレア・ファミリア副団長。故人。美しい黒の長髪をした、極東出身のヒューマンの少女。ただし、口はとても悪い。ステイタスはLv.4。
極東ではとても高貴な身分らしく、極東の政争を見た経験からか、現実主義者で理想を嫌う。そのため、理想を信じていた当時のリューとは意見が合わないこともあった。
太刀の使い手で、居合などの太刀の技をリューに教えた。
本編の5年前、ジャガーノートからリューを逃がすために立ち向かい、死亡。死の直前、愛用していた小太刀・双葉をリューに譲った。
ライラ
アストレア・ファミリアに所属する、小人族(パルゥム)の少女。故人。桃色の髪をショートカットにしている。年齢はリューの二つ年上。ステイタスはLv.3。
不真面目に見えるが、率直で忌憚がない鋭い発言をするため、リューも彼女に相談することが多かった。
嘘の見抜き方や強請りに基づいた交渉術、ギャンブルの必勝法やイカサマなどの正義の派閥らしからぬ知識を数多くもつ。フィンとの玉の輿を狙っていたが、当のフィンには避けられていた模様。
本編の5年前、アリーゼや輝夜同様にジャガーノートからリューを逃がすため、目を潰された状態ながらも立ち向かって死亡。
リュー・リオン

ルドラ・ファミリア[編集]

闇派閥に加わっていたファミリア。男神ルドラが主神。本編開始から遡ること5年前に、自分たちをダンジョンまで追跡してきた敵対するアストレア・ファミリアを全滅させるために深層で罠を仕掛けたが仕留めることができず、その大規模な破壊によって厄災の怪物ジャガーノートを誕生させ、リューとジュラを除く両ファミリアが皆殺しにされるという大惨事を招く。その後、罠に嵌められたアストレア・ファミリアの復讐のためにルドラ・ファミリアのホームを襲撃してきたリューにより、壊滅させられた。

ジュラ・ハルマー
猫人の男性冒険者で怪物趣味の志向をもつ調教師。調教師の腕は優れているが、ガネーシャ・ファミリアの調教師ほどではなく、魔道具によって深層のモンスターでも従属させることができる。
ジャガーノートを誕生させてファミリアが全滅した際にはなんとか生き延びるが、そのジャガーノートに魅せられてしまい、己の人生を全て捧げてもよいと思うほど陶酔してしまう。
その後、復讐のためにホームに襲撃してきたリューにより右腕を斬り落とされ、クノッソスに逃げ込んだ。そして、自分を逃がすつもりのないリューへの恐怖に苛まれつつもジャガーノートを自分の所有物にするために計画を練り続けたが、本編13巻で再び誕生させたジャガーノートを制御できずに、ジャガーノートの尾に胴を両断されて殺された。
二つ名は奴隷猫(スレイバーキャット)

デメテル・ファミリア[編集]

大地母神デメテルを主神とする、農業系ファミリア。本拠は「麦の館」。オラリオ近郊で野菜などを作っており、良質の食材として評判が高い。

デメテル
声 - 櫻井浩美
農業系ファミリアであるデメテル・ファミリア主神。
巨乳でありながら、貧乳コンプレックスのロキでさえひがむ気にならないほど、おおらかな気性の持ち主。オラリオで出回る野菜は、彼女のファミリアが育てたものである。

[編集]

ペニア
ダイダロス通りに住まう老婆の女神。貧窮を司っている。
名実共にダイダロス通りの主として、「富は精神を腐らせる。豊かさは肉体から労働を奪う」と説いており、下界の者たちから持ち寄られた金品を頂戴している。その金品をダイダロス通りの貧しい者たちに恵んでいる。

怪人(クリーチャー)[編集]

レヴィス
声 - 大原さやか
緑の宝玉を探していた、赤い髪の謎の女。食人花を操る調教師。
Lv.4のハシャーナを油断していたとはいえ抵抗もさせずに殺し、レフィーヤの援護を受けた Lv.5のアイズを押し返す実力の持ち主。一方で、名が知れ渡っているはずのフィンやリヴェリアのことを知らないなど、素性が謎に包まれている。アイズの過去と何らかの関わりがあることが示唆されている。
正体は、モンスターと人間の混合種(ハイブリッド)である怪人(クリーチャー)。モンスターの核である魔石を身体に持ち、モンスターの魔石を喰らい吸収し力を高める強化種である。ダンジョンの地下に潜む穢れた精霊と、そこから生み出された精霊の分身(デミ・スピリット)を守護している。しかし、外伝『ソード・オラトリア』11巻では、肥大化した精霊の分身の緑肉によってクノッソスから撤退するアイズに対して精霊の分身は所詮は使い捨てで、精霊の分身にアイズを喰らわせるのは効率が悪いと発言しており、真意は不明。
オリヴァス・アクト
声 - 浜田賢二
かつて闇派閥に所属していた狂信者で元Lv.3の冒険者。27階層の悪夢の首謀者。
所属していたファミリアの主神が天界に送還され、自身も追い詰められて死亡したと思われていたが、穢れた精霊によって怪人として蘇った。
外伝『ソード・オラトリア』3巻で、24階層でアイズたちと戦い、当時Lv.5のベートと互角の戦いを繰り広げる力を見せた。モンスターの魔石を喰らって力を高める強化種であり、それにより現在の力を手に入れている。
その後、ベートとの戦闘によって消耗していたところをアイズによって倒された。その後、レヴィスに不要と判断されて胸の魔石を奪われたことにより、灰となって消滅した。
生前の二つ名は白髪鬼(ヴェンデッタ)
フィルヴィス・シャリア / エイン
声 - 金元寿子
ディオニュソス・ファミリア団長。27階層の悪夢において穢れた精霊によって極彩色の魔石を埋め込まれ、怪人(クリーチャー)となった。
怪人になったことによる精神崩壊から逃れるため、常に「エインセル(分身魔法)」によってフィルヴィス・シャリアと仮面の怪人(エイン)に分かれていたが、外伝12巻でレフィーヤたちとの戦闘において一体化し、ウチデノコヅチによってLv.7相当となったベートと互角の戦いを繰り広げた。

その他[編集]

テッド
本物のテリー・セルバンティスがオラリオへ来る前に事故死したのを利用し、自分がカジノ経営者であるテリー・セルバンティスであると素性を偽り、オラリオ最大のカジノ「エルドラド・リゾート」を取り仕切っていたドワーフの男性。過去に悪事を働いてアストレア・ファミリアに捕まり、女神アストレアに許しを請いて釈放されたにもかかわらず、変わらずに悪行に手を染めていた。
気に入った女性がいると、その女性の親近者に賭けことを持ちかけて多大な借金を背負わせた上で、脅しをかけて女性を奪う手口で何人もの女性を妻として囲っていた[28]。しかし、外伝『ファミリアクロニクル』episodeリューでアンナを助けるためにエルドラド・リゾートに潜入したリューとシルにギャンブルで大敗した上に、リューに素性を暴かれ自慢の金庫に立て篭るが、リューに金庫の扉を破壊されアンナを奪還された末に、シルから後ろ盾として囁かれたフレイヤ・ファミリアの名前を聞いて戦意喪失し、ガネーシャ・ファミリアに拘束された。
アンナ・クレーズ
美しいヒューマンの街娘で、オラリオに滞在する男神たちから度々求婚されるほどの美貌の持ち主[29]。その美貌に目をつけたテッドの差し金で父のヒューイが多額の借金を背負わされ、担保として交易所に連れて行かれた末に、テッドの愛人にさせられる。しかし、アンナを助けるためにエルドラド・リゾートに潜入したリューたちによって救出され、その際に男装していたリューに恋心を抱いてしまう。別れ際にリューに告白しそうになったところで男装を解いたリューが女性であったことを知って衝撃を受けて、呆然としたまま母のカレンの待つ場所へ送り届けるためにリューが手配していた馬車に乗った。
その後、安酒場で酒を飲んでいるヒューイを見つけて、家に連れ戻している。

用語[編集]

冒険者関連[編集]

冒険者
神の恩恵を得て戦う者たちの総称。おおむね、オラリオで迷宮に挑む者たちを指す。都市外に出た場合は、野良の冒険者と呼ばれる。
上級冒険者
Lv.2以上の冒険者。Lv.1は下級冒険者と呼ばれる。ステイタスの基礎値の向上や発展アビリティを発現するなど、Lvが1つ上がる毎に戦闘力に格段の差ができる。また、Lv.2以降は等級で呼ばれることもある(Lv.5以上が第一級冒険者、Lv.3 - 4が第二級冒険者、Lv.2が第三級冒険者)。
二つ名
Lv.2以上の冒険者に神々が与える称号。「神会」における話し合いで多数決により決定される。Lvが上昇する毎に改名の機会となるが、現状維持の場合もある。
神と人の命名センスには著しい開きがあり、神々がいわゆる中二病的な名前などを付けてこれを笑いものにし、一方の人はそのセンスを褒め称えて名誉に感じるというズレが生じている。
サポーター
冒険者と共に迷宮に潜る荷物持ち兼雑用係。冒険者の荷重の軽減だけでなく、予備武器やアイテムなども持つため戦力的に重要視される。
駆け出しの冒険者が勉強のために同ファミリアの高レベル冒険者のサポーターを務める場合(第一級冒険者のサポートとして第二級冒険者が担当する)、フリーの専業として様々なパーティーに雇われる場合がある。後者は様々な理由でドロップアウトした冒険者がなることが多く、冒険者から目下に見られ、手ひどく扱われることがある。
三大冒険者依頼
「陸の王者(ベヒーモス)」・「海の覇王(リヴァイアサン)」・「隻眼の竜」の3体のモンスターを倒す、人類の目標。
ゼウス・ファミリアとヘラ・ファミリアによって、「陸の王者」と「海の覇王」は倒されたが、「隻眼の竜」には敗北。両ファミリアの主戦力は全滅した。

組織関連[編集]

ファミリア
「眷族」の意。下界に降りた神が恩恵(ファルナ)と引き替えに、人々を集めて組織するもの。個々のファミリアは主である神の名を冠して○○・ファミリアと呼ばれ、ファミリアの主である神は主神と呼ばれる。
探索(ダンジョン)系が最も多いが、商業系、製作系、医療系、果ては国家系なども存在する。
規模や功績により、ギルドからIからSまで等級(ランク)付けされている。等級が高くなるほど、ギルドからの月間徴税額も上がり、探索系の場合はD等級以上には遠征の強制任務(ミッション)が課せられる。一部では眷族のレベルアップを報告せず、下位ランクに留まる違法ファミリアも存在している[30]
以下、個別のファミリアについて。主要なファミリアについては、主な登場人物の各ファミリアを参照のこと。
ゴブニュ・ファミリア
引き締まった体をしたドワーフを思わせる老神ゴブニュが主神を務める鍛冶系ファミリア。建築関連の依頼も請け負っている。同業のヘファイストス・ファミリアに規模では劣るものの、腕では伍する。アイズやティオナなどが利用している。
ゼウス・ファミリア、ヘラ・ファミリア
神々が降臨した1,000年前から、つい15年前までオラリオ最強を誇った探索系ファミリア。本編の15年前、古代モンスター「陸の王者」「海の覇王」を倒したものの、「隻眼の黒竜」に敗れて主力団員が全滅し、ゼウスとヘラは当時対立していたロキとフレイヤに追打ちをかけられて、オラリオから追放されて姿を消した。
ゼウス・ファミリアの主神ゼウスは、ベル・クラネルの回想で語られる祖父の正体。
ポセイドン・ファミリア[25]
大海原で活躍している大派閥。海中で戦闘する機会が多いため、所属する団員のほとんどの者が発展アビリティ「潜水」を会得している。
かつては港町メレンを本拠地にしていたが、海の覇王(リヴァイアサン)がゼウス・ファミリアとヘラ・ファミリアに倒され、海竜の封印(リヴァイアサン・シール)が施されたことでメレンに留まる必要がなくなり、メレンを去った。
セクメト・ファミリア
暗殺者を育成・派遣する犯罪組織。ヴァレッタたち闇派閥の残党に雇われ、元イシュタル・ファミリア所属のアマゾネスたちを襲撃した。
闇派閥(イヴィルス)
かつて存在した、邪神を名乗る神々の過激派ファミリアの総称。本編の5年前にギルドと各ファミリアの連携により滅ぼされたかに思われたが、これによって関わったファミリアの団員には忘れることのできない闇や傷跡を残している。残党は未だ人造迷宮クノッソスに潜伏していたが、外伝『ソード・オラトリア』11巻でクノッソス攻略作戦が開始されたことで、闇派閥最後の主神タナトスは天界に送還され、残った闇派閥残党の兵士たちも肥大化した「精霊の分身」の緑肉に飲み込まれて全滅し、闇派閥は壊滅した。
神会(デナトゥス)
神々による3か月に1回開催される定期的な集会。雑談や情報交換が主だが、真面目な議題やランクアップした冒険者の二つ名の命名も話し合われる。
戦争遊戯(ウォーゲーム)
ファミリアの間でルールを定めて行われるファミリア同士の決闘。所属している眷族を駒に見立てたボードゲームの如く、神と神が己の神意を通すためぶつかり合う総力戦。
神会で事前に手続きや勝負形式、勝利後の要求などの取り決めを行い、戦争遊戯に敗北した神は勝利した神の要求を絶対応えなければならない。
勝負形式は「一騎討ち」、「攻城戦」などさまざまある。
改宗(コンバージョン)
冒険者が、現在所属しているファミリアから別のファミリアに移転すること。改宗を行うと、最低1年は改宗できない。

能力関連[編集]

神の恩恵(ファルナ)
神々から下界の住人に与えられる恩寵。様々な事象から経験値(エクセリア)を得て能力を引き上げ、新たなる能力を発現させることを可能とする。
ステイタス
神の恩恵を細かくパラメータ化した数値。基本アビリティ、発展アビリティ、魔法、スキル、そして総合的階位を示すレベルから構成される。
レベル
冒険者のランクを明白に示す数値。基本的に冒険者のステイタスは部外秘であるが、これのみは公開・申告が義務づけられている。
過半数の冒険者はLv.1に属している。現時点の最高峰はLv.7であり、フレイヤ・ファミリアに所属するオッタルと名前も登場していない人物の2人だけである[31]
この作品におけるレベルアップは、むしろMMOなどにおける「クラスチェンジ」に近く、能力自体はレベルアップしなくても上昇する。
ただモンスターを倒して経験値を積むだけではレベルアップ(ランクアップ)はできず、やがて頭打ちになる。レベルアップするには自分の限界を突破するような特別な経験を積む必要がある。
迷宮の存在しない都市外ではこのレベルアップは非常に困難なものであり、外の冒険者はLv.3に到達できれば飛びぬけた存在だと見做される模様。
基本アビリティ[32]
力・耐久・器用・敏捷・魔力の5項目からなる基礎能力。一般的には0 - 999の数字と等級によって示される(0 - 99はI、900 - 999がSといった具合)。
訓練や実戦によって得られる経験値によって上昇する(レベルアップ経験値とは別物なため能力値は増える)。熟練度という呼び方もある。
通常この上限を超えることは不可能とされるが、ベルはスキルの効果によってこれを突破している。
なお、レベルが上がった場合は、アビリティの全ての項目は一旦0に戻る(ただし、以前のレベルで獲得した数値は隠しパラメータの形で残って反映される)。
発展アビリティ[33]
基礎能力を示す基礎アビリティとは意味が異なり、何かに特化した「特性」とでもいうべきもの。Lv.2以降、レベルアップの際に発現する可能性があるが、レベルアップしても発現しなかったり複数発現して選択が可能となるなどの場合もある(ベルの幸運、アイズの剣士・耐異常・狩人、ヴェルフの鍛冶、リヴェリアの魔導など)。ただし、複数発現したとしてもレベルアップの際に獲得できるのは1つのみである。また特定のレベルでしか発現しない発展アビリティもあり、こういったアビリティを選択の際にパスした場合は2度と発現せず、獲得もできなくなる。
「鍛冶」などは通常の技能とはまた別で、アビリティを持っていなければ鍛冶ができないというわけではないが、鍛冶の能力を飛躍的に上昇させる(打った武具に魔力を込めることができる)効果があり、同じ物を作ってもアビリティの有無で性能に大きな開きが生まれる。
基礎アビリティと同じくI - Sの等級が存在するが、発展アビリティの等級を上げるのは非常に困難であるとされる。
魔法
超常現象を引き起こす力。非常に強力な力として認識されている。個体の性質や種族に由来する先天性魔法と、神の恩恵に由来する後天性魔法がある。
発動するには詠唱を必要とし、詠唱が長いほど効果が強力になる傾向がある。超短文詠唱型や無詠唱型の魔法も存在する。
通常は人によって1 - 3個のスロットを持っており、スロット1つにつき1個の魔法を発現することができるが、大多数の者は発現しないままその生涯を終える。スロットの個数は基本的に生来のままだが、強力な魔導書によって増えることが示唆されている。
使用には魔力の基礎アビリティが必要だが、発現自体は前衛後衛(ゲームで言うところの「クラス」)を問わない。
それとは別に「魔導」という発展アビリティもあり、これをもつ者は魔法の威力・持続時間・対象数・効果範囲などを強化できる。
並行詠唱
戦闘や機動を行いながら魔術を発動させる高等技術。使用者はさながら移動砲台と呼ばれている。
魔力暴発(イグニス・ファトゥス)
魔法を行使する際に魔力を制御し切れずに暴走し、自爆する現象。起死回生のため、故意に引き起こす者もいる。
高速詠唱
文字通り高速で詠唱を行う技術。魔導士の基礎であり極意とされている。
呪詛(カース)
通常の魔法とは異なる「呪い」に分類される力[注 20]。魔法と同じく詠唱によって発動するが幻影・錯乱・金縛り・痛覚の付与など、肉体や精神に致命的なデメリットを引き起こす。
防御と治療には専用の魔道具が必要であり、「耐異常」の発展アビリティでも防ぐことはできない。
強力な反面、行使者は呪詛の発動中代償を負い、ステイタスの低下など様々な罰則(ペナルティ)を科せられる。
スキル
神の恩恵を得た者が発現させる固有の能力。発現者の特定の行動や基本アビリティ、魔法などを補正・強化する。
スキルを発現すること自体稀であるが、中でも他にはない特殊な効果をもつスキルはレアスキルと呼ばれる。
レベルアップ時以外でも発現するが、それ以外の発展アビリティとの明確な違いは説明されていない。

モンスター[編集]

迷宮が生み出す怪物。迷宮の壁や天井から生まれ、冒険者と戦う。人類の敵として存在しており、問答無用に襲いかかって来る。迷宮の階層やモンスターの種類により次産間隔(インターバル)があり、殲滅後一定時間はモンスターが産まれず、階層主など強力なモンスターほど次産間隔が長くなる。

神が降臨する以前には迷宮からモンスターが地上に出てくることもあり、そうしたモンスターは地上で繁殖して定着したり、数千年間生存していたりもする。繁殖するものは魔石の力を消費するので、地上に出て生き残ったものの子孫は迷宮のものとは比べ、力や魔石が弱体化している。ダンジョンとは違い、卵によって産まれてくる。

ミノタウロス
Lv.2にカテゴライズされるモンスターの内でも特に強力とされ、冒険者単独での撃破には実質Lv.3に届く力量が求められる強豪である。
主人公のベルが襲われたのをヒロインのアイズが救う流れで邂逅を果たした切っ掛けにして宿敵であり、その後も何らかの形でベルの前に幾度も立ちはだかる。
神話を代表する怪物であり、原作者の大森も本作の最初の着想はミノタウロスと戦う主人公から始まったという[19]、本作においても重要な役割をもつモンスター。
物語序盤の最後にベルと一騎討ちを繰り広げた個体(アステリオスの前世)は、原作では端に「ミノタウロス」としか呼ばれず、差異も明言されないがメディアミックス作品では体毛と角により赤みがかかった変異種[注 21]として描かれる[注 22]
大蛇の井戸(ワーム・ウェール)
深層域37階層に生息する、巨大な蛇のモンスターで、希少種(レアモンスター)に分類されており、ギルドではLv.4に定められている。深層のモンスターでありながら、階層間を移動し上部の階層に出現するという習性があり、稀に下層に現れては多くの冒険者を全滅させてきたことで、冒険者の間では凶兆(ラムトン)という二つ名でも呼ばれている。
階層主
正式名称は「迷宮の孤王(モンスターレックス)」。特定の階層にのみ出現する強力な固有モンスターを指す。いわゆるボスモンスター。個人で倒せる者は少なく、ファミリアの総出やレイドを組んで討伐される。
ゴライアス
ダンジョン17階層の階層主。全高7M(メドル)にも届く灰褐色の巨人のモンスター。推定能力値はLv.4相当で、次産間隔は2週間前後。出現場所が嘆きの大壁という18階層直前の大広間であるため、リヴィアの街へ行く妨げとなるという理由により街の冒険者たちによる定期的な討伐がなされている。
ドロップアイテムは「ゴライアスの硬皮」、「ゴライアスの歯牙」。
漆黒のゴライアス
本編5巻でヘスティアが放った神威を感じ取ったダンジョンが、神抹殺のために18階層に直接出現させた、黒色の肌をしたゴライアスの亜種。動作が早く防御力も通常のゴライアスをはるかに上回る。また魔力を消費することで、受けたダメージを回復する治癒能力も備えており、頭を吹き飛ばされても再生する。推定ではLv.5相当に匹敵すると推測され、リューとアスフィのLv.4が2名とリヴィアの街の上級冒険者総出による攻撃でも苦戦を強いられた。
ドロップアイテムは「ゴライアスの硬皮」だが、こちらも通常のそれより耐久力と重量が桁違いに高い。
アンフィス・バエナ
ダンジョン27階層の階層主。大きさは20M(メドル)を超え、総身が白い鱗で覆われた双頭の竜のモンスター。25階層から27階層へ続いている巨蒼の滝(グレート・フォール)を昇ることで上階にも出現する、現在確認されている中で唯一の移動型の階層主。次産間隔は約1か月。推定能力値はLv.5だが、水上の地形も合わさることでギルドからはLv.6相当と判断されている。自身の体内で生成された特殊な焼夷体液を混合した、水上でも燃え続ける超温度の焼夷蒼炎(ブルーナパーム)、魔法を拡散させ威力を落としてしまう紅霧(ミスト)という双頭それぞれ異なる息吹(ブレス)を有しており、特に紅霧(ミスト)により魔法での遠距離攻撃が不可能なので、接近戦を強いられるため、水上に無数の島が存在するルームでの攻略が前提とされている。
ドロップアイテムは「竜鱗」、「アンフィス・バエナの竜肝」。
ウダイオス
ダンジョン37階層の階層主。全高10M(メドル)を有する巨大な骸骨型のモンスター。37階層の中心部に存在する玉座の間より出現する。皮膚や臓器と言った器官は有しておらず、中心部には魔石が露出している。推定能力値はLv.6で、次産間隔は約3か月。下半身が地中に埋まっているために旋回能力はないが、地面から無数の逆杭を放つ能力を有し、その能力によって迂闊に攻め入ることができず、さらに同じく37階層に出現する骸骨型のモンスター、スパルトイ(Lv.4クラス)を産み出し、兵隊として使役することもできる。一対一の戦いの場合は奥の手として、地面から巨大な黒大剣を取り出し、それを振るうことでとてつもない威力の衝撃波を放つ技をもつ。
ドロップアイテムは「ウダイオスの黒剣」。入手条件はウダイオスと一対一で戦うこと。外伝2巻にてアイズがウダイオスに単独で戦いを行ったことで、初めてドロップが確認された。
バロール
ダンジョン49階層の階層主。
ジャガーノート
ダンジョンが修復が追い付かないほどに破壊された時、免疫機構として産み出される厄災。鎧を纏った恐竜の化石のような姿をしている。大軍の制圧力に優れた漆黒のゴライアスに対し、こちらは対人の殺傷能力を極めた存在とされている。純粋な膂力としてはアステリオスに劣る。
ダンジョンの破壊の原因となったものを抹殺することを目的とし、圧倒的な力を誇る大型級でありながら、驚異的な敏捷性をもつ怪物。核である魔石がないため物理的に破壊し尽くすしか斃す手段がないが、逆に魔石がないために長期間存続することができない。総合的な実力としてはLV.3を2名、LV.4を8名犠牲にした末にリューがようやく斃せたほどであり第二級冒険者十名でも歯が立たない。LV.2が多いリヴィラの街の冒険者たち数十人が相手でも全く相手にならず、ジュラたちに騙されてボールスたちが遭遇した際にはボールスを残して全員が犠牲になった。
殲滅力に特化しているため耐久は低いが、その殻には魔法反射の特性がある。アステリオス以上の破壊力を誇る破爪による攻撃も凄まじいが、漆黒のゴライアスの防御力に対しては傷をつける程度しかできず、漆黒のゴライアスを素材を使った防具さえあれば物理的な防御は可能。ダンジョンの破壊の原因となったものを抹殺するという本能が災いして危険性は冒さない部分があり、冒険者との駆け引きに持ち込まれると意外に脆いという弱点がある。
5年前、闇派閥のルドラ・ファミリアアストレア・ファミリアに対して仕掛けた破壊工作でダンジョンが破壊されたことで姿を現し、両ファミリアを惨殺、壊滅に追い込んだ。
精霊の分身(デミ・スピリット)
怪人たちが使役するモンスター。寄生したモンスターによって、姿や能力が変化する。精霊ゆえに何種類もの魔法を使役できる。
天の牡牛
クノッソス内部にてロキ・ファミリアを襲った牛型の精霊の分身。寄生したモンスターは「パワー・ブル」。
極彩色のモンスター
魔法や魔石に反応し、襲いかかってくるモンスター。黄緑の体をもつ。通常の魔石と違い、中央部分だけが極彩色。
巨蟲(ヴィルガ)
芋虫のような下半身のモンスター。上半身は指のような形。50階層付近から出没する。腐食液を出す。死ぬときに破裂して広範囲に腐食液を撒き散らす。
食人花(ヴィオラス)
極彩色の体をもつ触手のようなモンスター。打撃に強い皮膚を持ち、打撃だけだとLV.5でも手こずるほど。
巨大花(ヴィスクム)
全長では階層主をも上回る、巨大な極彩色のモンスター。オリヴァスとレヴィスによって、24階層の食料庫に寄生していた。

種族関連[編集]

ヒューマン
いわゆる普通の人間。他種族に比べて、劣っていると言われている。どの亜人の種族とも子供をもうけることができるが、アマゾネスを除き、子供はハーフとなる。
エルフ
容姿端麗で魔法に優れている種族。精霊に次ぐ魔法の使い手と言われている。一部の者は己の認めた者以外の肌の接触を嫌い、肌の露出の少ない服を好む。
ドワーフ
力に優れている種族。腕力などの身体能力に優れており、下級のモンスターなら恩恵なしで倒せると言われている。ドワーフは全員筋肉質な体格。
アマゾネス
褐色の肌の女性のみの種族。高い戦闘技術を持ち、強い男を好む。どの種族とも子供をもうけることができるが、生まれる子供は必ずアマゾネスになる。裸身を見られても恥ずかしがることはなく、露出の高い服を好む。
獣人
獣の特徴をもつ種族。鋭い五感と身体能力をもつ。狼人(ウェアウルフ)、犬人(シアンスロープ)、猫人(キャットピープル)、猪人(ボアズ)、狐人(ルナール)、狸人(ラクーン)[34]など様々な種族がいる。
小人族(パルゥム)
成人しても子供程度の姿をもつ種族。見た目だけでは実際の年齢が分かりづらい。
他種族よりも勇気に優れていると言われており、かつて数々の偉業をなした騎士団が擬神化したフィアナという架空の女神を信仰していたが、実際に神々が地上に来た際にフィアナが実在しないことを知り、一気に衰退していった。
1,000年前に天界より降り立った不変不滅の超越存在(デウスデア)。ヒューマンをはじめとする下界の住人に神の恩恵を与えて強化できる。自身の娯楽を最優先に行動する者がほとんどで、人格者な神は少ない。1,000年前からずっと下界にいる神もいれば、ヘスティアのように最近下界へ降臨した神もいる。人柄を指す際は神物(人物)、神友(親友)、神格者(人格者)などと表現されている。
本来は万能だが、下界ではごく一部を除いて神の力(アルカナム)を使うことが禁じられており、ほぼ並の人間と同じ能力しか持たないうえ、身体機能も同様で病気にもかかる。禁を破るか実際に死ぬと天界へ強制送還され、2度と下界へは降りてこられない取り決めがある。神ならば誰しも下界の者の嘘を見抜くことができる。
大規模なファミリアを擁する神は左うちわで生活できるが、ヘスティアやミアハやタケミカヅチなど零細なファミリアしか持たない神は自身で働いて生活費を稼いでいることもある。
天界では神の数が減って死者の魂を導く仕事が滞っており、残った神々によるデスマーチが続いている。
外見はヒューマンと変わりないが、神はみな容姿端麗で整った顔立ちをしている。常に神威を発しているために一目見れば相手が神かどうか判別できるが、一部の神(ゼウスやオーディンやカーリー)は神意を隠すことが可能である。姿形は不変であり、成長も老化もしない。
精霊
神の分身と言われる種族。かつて神々の代わりに人間の偉業に手を貸していた。神と同じく、一目見れば精霊かどうか判断できる。火精霊(サラマンダー)、水精霊(ウンティーネ)、土精霊(ノーム)などが存在する。
人間と子を成すことができないが例外として、クロッゾの一族のように何らかの事情で精霊の血をその身に宿している存在もいる。

アイテム関連[編集]

ヴァリス
作中の通貨単位。屋台のスナック「ジャガ丸くん」が1個30 - 40ヴァリス、1食の材料費が50ヴァリス、酒場の高めの定食が300ヴァリス。冒険者の装備なら、ベルの初期装備の短刀が3,600ヴァリス、同じく簡易防具が5,000ヴァリス、最低ランクのポーションが500ヴァリス。Lv.1の5人パーティの日当が25,000ヴァリスほどで、800万ヴァリスあればいい家が複数買える。
魔石
モンスターの胸部などの中心部に存在する生命力の核。砕かれると、モンスターは即死する。魔力が込められており、さまざまな道具に加工され魔石製品として用いられる。冒険者はモンスターを倒し、これをギルドで換金することで主な収入源とする。
ドロップアイテム
魔石とは別に、倒したモンスターが残すことがある身体の一部。様々な武具や道具の優れた素材になるため、高く取引される。
魔剣
この作品では魔法の剣ではなく、魔法を放つ剣を指す。基本的に高レベルの鍛冶アビリティをもつ鍛冶師が作成でき、一定回数使用すると砕け散る。また、基本的には冒険者が扱う魔法より威力は弱い。
クロッゾの魔剣
かつてクロッゾ一族がスキルの恩恵によって製作してきた魔剣。その威力は絶大で、クロッゾの魔剣を駆使するラキア王国は完全無敵と謳われた。神が下界に降りてくる前の時代に、初代と言われるクロッゾの先祖が精霊を命懸けで守り、精霊から血を分け与えられたことで魔法や魔剣を作れるようになる。その後、子孫にスキルとして受け継がれ、この魔剣をラキア王国に提供したことでクロッゾ一族は鍛冶貴族としての地位を獲得した。しかし、ラキアの過剰な侵攻によって棲み処を追われた精霊たちからの怒りを買い、一族は魔剣を作る力を失う。現在、クロッゾの魔剣を製作できるのはヴェルフのみとなっている。
魔道具(マジックアイテム)
魔法的・超常的な効果をもたらす道具の総称。作成には、レアアビリティ「神秘」が必要になる。上級の武器や防具は鍛冶アビリティをもって作られるため、別枠扱いとなる。魔石を使った道具も同様。
魔道書(グリモア)
魔法を強制的に発現させる魔道具。一定確率で、魔法のスロット数を増やすこともできる。製作には高ランクの「魔導」と「神秘」のアビリティが必要で、値段は数千万ヴァリスは軽く越える。
漆黒兜(ハデス・ヘッド)
形状が帽子に近い小型の兜の魔道具。製作者はアスフィ。被ることで透明状態(インビジビリティ)となり、隠密行動や奇襲を可能にする。ただし、あくまで姿を消すだけなので、気配や視線などは消すことができない。
開錠薬(ステイタス・シープ)
眷属の隠されたステイタスを暴くことのできる魔道具。神血(イコル)を元に作製され、主に刺客や犯罪者の素性を洗い出すために使用される。使う場面が限定的で原材料からして非合法であり、そもそも作製可能な人物が少ないので絶対数そのものが少ない。一般には売られておらず、リヴィアの街のような裏市場で出回っている。
眼晶(オクルス)
片方の水晶が捉えた光景を音声と一緒に、もう片方の水晶に映し出すことのできる、双子水晶の魔道具。製作者はフェルズ。現在、作中に唯一存在する交信機能をもつ魔道具で、製作者であるフェルズでも素材が揃わなければ作成が困難といわれている。
殺生石[35]
狐人の妖術を第三者に与えるための禁忌の魔道具。満月の夜に最大の効果を発揮し、狐人の魔力、魂を石に封じ込める。砕いた石ではそれぞれが妖術を行使でき、効果は同じで詠唱も不要である。生け贄にされた狐人は抜け殻になるが、殺生石を肉体に注入すれば目を覚ます。一方、砕いた場合は廃人か赤子のような状態でしか戻らない。原料の一つである鳥羽の石は、月光を浴びることで魔力も帯びる特殊な鉱石で、月光が届かないダンジョンでは効果がないため、オラリオでは流通していない。
ミスリル
軽量の上等級金属。魔法の伝導率が高い。ベルのヘスティアナイフ、ベートのフロスヴィルト、フリュネがベルを戒めるのに使った鎖などに使われている。
超硬金属(アダマンタイト)
迷宮で見つかる超硬度金属。含有量や純度により品質は大きく左右される。モンスターのドロップアイテムに含まれていることもある。ティオナの大双刃など、多くの第一等級武装に使用されている。
最硬精製金属(オリハルコン)
世界最硬の超希少金属。全人類と亜人の技術の結晶であり、様々な素材を元に精製される合金。破壊は、ほぼ不可能とされる。アイズの「デスペレート」など、不壊属性武器の原材料。

地名[編集]

迷宮(ダンジョン)
モンスターが産まれてくる地下迷宮。何層にも渡って下に広がっており、全てを知る者はいない。12階層までが上層、13階層から24階層までが中層、25階層から36階層までが下層、それ以下が深層と呼ばれ、下部階層に行くに従って広がる構造となっている。また、リヴィラの街のある18階層のような、安全階層(セーフティポイント)と呼ばれる比較的モンスターの出現し難い階層もある。
ダンジョンは、破壊されても勝手に修復され、その壁からモンスターが生まれてくる。魔石のようなもので出来ており、内部は明るい。階層毎に生まれるモンスターは決まっており、下に行くほど要求されるレベルも高くなる[36]
食料庫(パントリー)
ダンジョンに存在するモンスターの食料が染み出す場所。1、2階層を除く各階層の最奥部に複数存在する。
オラリオ
世界で唯一「迷宮」が存在する円形の都市であり市壁に囲まれている[37]。神々の多くがここに居を構える。神々の降臨の前からモンスターの魔石を得るために、またモンスターの進出を防ぐために多くの下界の住人が集っていた。神の恩恵により人が成長する絶好の場である迷宮が存在するため、世界中を見回しても他に類を見ないほど高みに到達する者が複数誕生する地となり、武力においても世界最高峰である。
バベル
迷宮の真上にそびえ立つ50階建ての摩天楼施設。元の高さは周囲の建物と大して変わらなかったが、下界に降りてきた最初の神々によってわざと破壊され、そのお詫びとして再建された結果、巨大な塔になった。迷宮からあふれ出るモンスターを抑える「蓋」としての側面ももつ[38]
迷宮の監視と管理を行うギルド保有の施設であり、20階までは公共施設や換金所、各ファミリアの商業施設が軒を構え[39]、30階の大広間が神会の会場となっている[40]。20階の上からはオラリオでも有数のファミリアの神々が住み着いており、最上階にはフレイヤが住んでいる。
ダイダロス通り
オラリオの東と南東のメインストリートに挟まれる第三区画にある貧民層の広域住宅街。奇人ダイダロスによる度重なる区画整理のせいで複雑な迷路構造となり、オラリオに住む者からはもう一つの迷宮と称されている。イシュタルの歓楽街とは隣接している[41]
クノッソス
奇人ダイダロスとその子孫たちによって千年前から造られた人造の迷宮。ダンジョンの周りを覆う地下構造が18階層まで造られおり、バベル以外の地上へと繋がるもう1つの出入口がダイダロス通りと繋がっている[42]。バベルの通路を通らずともダンジョンに出入りできることから闇派閥が拠点として利用してきたが、ウラノスはその存在を知らなかった。
その内部は壁は超硬金属の上に石材を被せた壁で覆われており、また、出入口を含め内部には最硬精製金属の扉が備えられ[43]、内部には落とし穴などが仕掛けられている[44]
ダイダロスの手記を見た子孫は例外なく、クノッソスの拡張を使命とさせられる血の呪縛にかかっており、千年をかけて巨大な構造物を建造してきた。クノッソスの拡張のためには、莫大な金が必要であり、ダイダロスの子孫と闇派閥の接点となる[42]
ダイダロスの子孫の左眼に反応して出入りできるようになっており、彼らの死後、その左目はくり抜かれて魔導具ダイダロス・オーブへ加工され、鍵として使われる。
シュリーム古城跡地
ヘスティア・ファミリアとアポロン・ファミリアの戦争遊戯の舞台に選ばれる。オラリオ東南の平原の真ん中に建つ城砦。古代に築き上げられた防衛拠点の一つで、バベルが建つ以前はダンジョンから出現するモンスターの都市や町への侵攻を食い止めるための役割を担っていた。現在は廃墟化しているが、ラキア王国に対する要衝として長く使われていたため、城壁をはじめとした機能は生きている[45]
ベオル山地
オラリオの真北に広がる山々の集合体。地上に進出したモンスターも棲息しており、凄まじい傾斜と悪路を有する天然の山城[46]。ヘスティアを攫ったアレスたちがオラリオから逃げ込む[47]
エダスの村
ベオル山地奥部にある周囲を絶壁に閉じられた人里[48]。村には漆黒の竜の鱗が神物として奉られており、これによりモンスターの襲撃から守られている[49]。アレスたちから逃れたヘスティアがベルやアイズと共に休息をとる。
メレン
オラリオから南西3K(キルロ)[注 9]の距離にある港町で、極東やその他の島国からオラリオにやってくる者が立ち寄る[50]。オラリオへの輸入や輸出を担っている。
ロログ湖
メレンに面している汽水湖。ここで獲れた海産物はオラリオにも出荷される。湖の底にはその昔ダンジョンと繋がっていた穴があり、現在は塞がれている。

小説[編集]

大森藤ノ(著)、SBクリエイティブGA文庫〉。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか[編集]

イラストはヤスダスズヒト

初版第一刷発行日発売日ISBN備考
1. 2013年1月31日2013年1月15日[書 1]ISBN 978-4-7973-7280-9
2. 2013年2月28日2013年2月15日[書 2]ISBN 978-4-7973-7307-3
3. 2013年5月31日2013年5月15日[書 3][書 4]ISBN 978-4-7973-7362-2
ISBN 978-4-7973-7360-8(限定版)
限定版:書き下ろし短編小説&ゲストイラスト集
4. 2013年12月1日2013年12月14日[書 5][書 6]ISBN 978-4-7973-7514-5
ISBN 978-4-7973-7515-2(限定版)
限定版:小冊子
5. 2014年5月31日2014年5月15日[書 7]ISBN 978-4-7973-7714-9
6. 2014年11月30日2014年11月15日[書 8][書 9]ISBN 978-4-7973-8058-3
ISBN 978-4-7973-8059-0(限定版)
限定版:小冊子
7. 2015年4月30日2015年4月15日[書 10][書 11]ISBN 978-4-7973-8311-9
ISBN 978-4-7973-8221-1(限定版)
限定版:ドラマCD
8. 2015年6月30日2015年6月15日[書 12][書 13]ISBN 978-4-7973-8314-0
ISBN 978-4-7973-8313-3(限定版)
限定版:【ヘスティア】グラフィグ
9. 2015年9月30日2015年9月15日[書 14]ISBN 978-4-7973-8500-7
10. 2016年5月31日2016年5月14日[書 15][書 16]ISBN 978-4-7973-8677-6
ISBN 978-4-7973-8678-3(限定版)
限定版:小冊子
11. 2016年10月31日2016年10月15日[書 17][書 18]ISBN 978-4-7973-8812-1
ISBN 978-4-7973-8813-8(限定版)
限定版:ドラマCD
12. 2017年5月31日2017年5月25日[書 19]ISBN 978-4-7973-9280-7
13. 2018年2月28日2018年2月15日[書 20][書 21]ISBN 978-4-7973-9356-9
ISBN 978-4-7973-9357-6(限定版)
限定版:ドラマCD
14. 2018年12月31日2018年12月15日[書 22]ISBN 978-4-7973-9620-1
15. 2019年6月30日2019年6月15日[書 23]ISBN 978-4-7973-9622-5

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア[編集]

アイズ・ヴァレンシュタインを主人公にした外伝作品。イラストははいむらきよたか

初版第一刷発行日発売日ISBN備考
1. 2014年1月31日2014年1月15日[書 24][書 25]ISBN 978-4-7973-7553-4
ISBN 978-4-7973-7554-1(限定版)
限定版:小冊子
2. 2014年6月30日2014年6月13日[書 26]ISBN 978-4-7973-7716-3
3. 2014年12月31日2014年12月15日[書 27][書 28]ISBN 978-4-7973-8203-7
ISBN 978-4-7973-8150-4(限定版)
限定版:小冊子
4. 2015年5月31日2015年5月15日[書 29]ISBN 978-4-7973-8312-6
5. 2015年10月31日2015年10月15日[書 30]ISBN 978-4-7973-8508-3
6. 2016年6月30日2016年6月15日[書 31]ISBN 978-4-7973-8846-6
7. 2016年12月31日2016年12月15日[書 32][書 33]ISBN 978-4-7973-8934-0
ISBN 978-4-7973-8935-7(限定版)
限定版:小冊子
8. 2017年4月30日2017年4月15日[書 34][書 35]ISBN 978-4-7973-9234-0
ISBN 978-4-7973-9042-1(限定版)
限定版:ドラマCD
9. 2017年6月30日2017年6月15日[書 36]ISBN 978-4-7973-9281-4
10. 2018年5月31日2018年5月15日[書 37][書 38]ISBN 978-4-7973-9460-3
ISBN 978-4-7973-9623-2(限定版)
限定版:ドラマCD
11. 2019年1月31日2019年1月15日[書 39]ISBN 978-4-8156-0026-6
12. 2019年7月31日2019年7月12日[書 40]ISBN 978-4-8156-0264-2

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル[編集]

本編では掘り起こしきれないキャラクターたちの過去に触れていく外伝シリーズ。イラストはニリツ

サブタイトル初版第一刷発行日発売日ISBN備考
episodeリュー2017年3月31日2017年3月15日[書 41]ISBN 978-4-7973-9080-3

漫画[編集]

本編漫画[編集]

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス2013年16号から連載(『ガンガンONLINE』でも毎月第1木曜更新で同時掲載)。作画は九二枝
  1. 2013年12月13日発行(同日発売[書 42]ISBN 978-4-7575-4166-5
  2. 2014年5月14日発行(同日発売[書 43]ISBN 978-4-7575-4304-1
  3. 2014年11月13日発行(同日発売[書 44]ISBN 978-4-7575-4464-2
  4. 2015年3月25日発行(同日発売[書 45]ISBN 978-4-7575-4592-2
  5. 2015年6月25日発行(同日発売[書 46]ISBN 978-4-7575-4673-8
  6. 2016年3月25日発行(同日発売[書 47]ISBN 978-4-7575-4925-8
  7. 2016年10月13日発行(同日発売[書 48]ISBN 978-4-7575-5120-6
  8. 2017年3月25日発行(同日発売[書 49]ISBN 978-4-7575-5287-6
  9. 2017年9月25日発行(同日発売[書 50]ISBN 978-4-7575-5368-2
  10. 2018年6月25日発行(同日発売[書 51]ISBN 978-4-7575-5763-5

外伝漫画[編集]

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア
月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)2014年6月号から連載(『ガンガンONLINE』でも毎月第4木曜更新で同時連載)。作画は矢樹貴。
  1. 2014年11月13日発行(同日発売[書 52]ISBN 978-4-7575-4465-9
  2. 2015年3月25日発行(同日発売[書 53]ISBN 978-4-7575-4593-9
  3. 2015年5月15日発行(同日発売[書 54]ISBN 978-4-7575-4465-9
  4. 2015年10月14日発行(同日発売[書 55]ISBN 978-4-7575-4767-4
  5. 2016年3月25日発行(同日発売[書 56]ISBN 978-4-7575-4926-5
  6. 2016年10月13日発行(同日発売[書 57]ISBN 978-4-7575-5121-3
  7. 2017年3月25日発行(同日発売[書 58]ISBN 978-4-7575-5289-0
  8. 2017年4月13日発行(同日発売[書 59]ISBN 978-4-7575-5361-3
  9. 2017年6月13日発行(同日発売[書 60]ISBN 978-4-7575-5369-9
  10. 2018年2月13日発行(同日発売[書 61]ISBN 978-4-7575-5559-4
  11. 2018年5月15日発行(同日発売[書 62]ISBN 978-4-7575-5712-3
  12. 2019年2月13日発行(同日発売[書 63]ISBN 978-4-7575-5907-3
  13. 2019年2月13日発行(同日発売[書 64]ISBN 978-4-7575-6005-5
  14. 2019年7月12日発行(同日発売[書 65]ISBN 978-4-7575-6203-5
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー
『ガンガンONLINE』において2017年2月23日から2018年10月25日まで連載。作画は桃山ひなせ。
  1. 2017年3月13日発行(同日発売[書 66]ISBN 978-4-7575-5270-8
  2. 2017年7月22日発行(同日発売[書 67]ISBN 978-4-7575-5401-6
  3. 2017年11月22日発行(同日発売[書 68]ISBN 978-4-7575-5518-1
  4. 2018年3月22日発行(同日発売[書 69]ISBN 978-4-7575-5656-0
  5. 2018年7月21日発行(同日発売[書 70]ISBN 978-4-7575-5784-0
  6. 2018年12月13日発行(同日発売[書 71]ISBN 978-4-7575-5908-0

その他の漫画[編集]

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4コマ【神様の日常】
『ガンガンONLINE』において2014年8月14日より2015年5月14日まで毎月第2・第4木曜日更新で連載された[注 23]2016年5月19日からはシーズン2が2017年5月18日まで毎月第1・第3木曜日更新で連載された。作画はタカムラマサヤ。
  1. 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4コマ【神様の日常】』、2015年5月15日発売[書 72] ISBN 978-4-7575-4639-4
  2. 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4コマ【神様の非日常】』、2017年5月23日発売[書 73] ISBN 978-4-7575-5356-9
ダンまち4コマ そもそもダンジョンにもぐるのが間違いではないだろうか
『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)2014年22号から2015年12号まで連載され、2016年9号から2017年5号まで2ndシーズンが連載された。作画はちょぼらうにょぽみ
  1. 『ダンまち4コマ そもそもダンジョンにもぐるのが間違いではないだろうか』、2015年6月25日発売[書 74] ISBN 978-4-7575-4674-5
  2. 『ダンまち4コマ どう考えてもダンジョンにもぐるのが間違いではないだろうか』、2017年3月25日発売[書 75] ISBN 978-4-7575-5288-3
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 公式アンソロジーコミック
SBクリエイティブより発売。執筆者は、明地雫、アシズキ、うさみするが、FCT、桐灰きねそ、銀一、こうましろ、さんた茉莉、スミヤ、tenkla脳みそホエホエみぶなつき、わたのん。

テレビアニメ[編集]

『GA文庫10周年記念プロジェクト』アニメ第1弾として2014年10月25日に発表され[51]2015年4月から6月まで放送された。原作第5巻までの内容がアニメ化されている。4巻のアナザーエピソードは省略された。2016年12月7日にOVAが発売された。

第1話の放送後にはヒロイン・ヘスティアの一風変わった服装(乳房の下を通し、二の腕、背中を結ぶ青いリボン[52]によって上腕を動かすと連動して乳房が上下に揺れる[53])がインターネット上で「例の紐」[53][注 24]と呼ばれるなど話題を集め、イギリスタブロイド紙デイリー・メール』がヘスティアを画像付きで紹介するなど、反響は日本国外にも広がった[55][56][53]。このブームについて、テレビアニメ版のプロデューサー中山信宏は「本編が放送されてからの盛り上がり」であり、「アニメスタッフの映像化時のこだわりのおかげ」と述べている[54]。「例の紐/紐神様」は、2015年度アニメ流行語大賞銀賞(第2位)を受賞した[57]

2016年3月6日に『ガンガンGA FES.2016 SPRING』にてGA文庫10周年プロジェクト第10弾として外伝『ソード・オラトリア』のテレビアニメ化が発表され[58]、2017年4月より7月まで『ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝』のタイトル(原作小説とソード・オラトリアの位置が逆になっている)で放送された。放送開始の前週には、OVAの特別編集版と外伝第1話の冒頭映像が放送された。

本編第2期『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII』は、2019年7月13日より放送中[6]。放送開始の前週には特別編となる第0話が放送[59]

スタッフ[編集]

第1期 OVA 外伝 第2期
原作 大森藤ノ
キャラクター原案 ヤスダスズヒト
はいむらきよたか(外伝以外は原案協力)
- ニリツ(原案協力)
(第1話 - )
監督 山川吉樹 鈴木洋平 橘秀樹
シリーズ構成 白根秀樹
キャラクターデザイン 木本茂樹(第2期はアニメーションキャラクターデザイン)
プロップデザイン 野本咲良(モンスター) 小渕陽介 吉田優子
アクション作監 萩原弘光 酒井智史(アクション監修) 小田裕康(アクション監修)
美術監督 水谷利春 倉本章 水谷利春 奥村泰浩
色彩設計 安藤智美
撮影監督 福世晋吾
編集 坪根健太郎
音響監督 明田川仁
音楽 井内啓二
音楽プロデューサー 小島剛 -
チーフプロデューサー 大澤信博
- 松倉友二
- 宮崎誠司
プロデューサー 川上竜太郎
宮崎誠司 秋田規行
中山信宏 志治雄一郎
- 米森裕人 -
アニメーション制作プロデューサー 鈴木薫
プロデュース GENCO GA文庫
EGG FIRM(第1期から外伝まではプロデュース協力[60][61]
アニメーション制作 J.C.STAFF
製作 ダンまち製作委員会[注 25] ソード・オラトリア製作委員会[注 26] ダンまち2製作委員会[注 27]

主題歌[編集]

第1期
オープニングテーマ「Hey World」(第2話 - 第13話、OVA)
作詞 - 松尾潔 / 作曲 - 馬飼野康二 / 編曲 - 佐々木裕 / 歌 - 井口裕香
第1話ではエンディングテーマとして使用。
エンディングテーマ
「RIGHT LIGHT RISE」(第2話 - 第5話、第7話 - 第13話)
作詞・作曲・歌 - 分島花音 / 編曲 - 千葉"naotyu-"直樹
「君とボクの1日」(OVA)
作詞 - 分島花音 / 作曲 - カヨコ / 編曲 - 千葉"naotyu-"直樹 / 歌 - ヘスティア(水瀬いのり
挿入歌「REALIZE 〜始まりのとき〜」(第6話)
作詞 - うらん / 作曲 - Rie / 編曲 - 渡辺剛 / 歌 - リリルカ・アーデ(内田真礼
外伝
オープニングテーマ「RE-ILLUSION」(第2話 - 第12話)[62]
作詞・作曲 - 渡辺翔 / 編曲 - 佐々木裕 / 歌 - 井口裕香
エンディングテーマ「day by day」(第1話 - 第12話)[63]
作詞・歌 - 鹿乃 / 作曲・編曲 - 田中秀和
第2期
オープニングテーマ「HELLO to DREAM」[64](第1話 - )
作詞・作曲 - ヒロイズム / 編曲 - 前口渉 / 歌 - 井口裕香
第1話ではエンディング位置で使用。
エンディングテーマ「ささやかな祝祭」[65](第2話 - )
作詞・作曲・編曲 - 照井順政 / 歌 - sora tob sakana

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
第1期
第1話 冒険者ベル・クラネル 白根秀樹 山川吉樹 高島大輔 木本茂樹 木本茂樹
第2話 怪物祭モンスターフィリア 橋本敏一 岩倉和憲
第3話 神様の刃ヘスティア・ナイフ 桜美かつし 冷水由紀絵
第4話 弱者サポーター 久尾歩 二瓶勇一 高島大輔 小渕陽介、徳田賢朗
第5話 魔導書グリモア 佐山聖子 上田みねこ、熊谷勝弘
富岡寛、山本雅章
第6話 理由リリルカ・アーデ 白根秀樹 山川吉樹 吉田りさこ 藤部生馬、熊谷勝弘
安野将人
第7話 剣姫アイズ・ヴァレンシュタイン 久尾歩 二瓶勇一 橋本敏一 中西愛、浅川翔
山本雅章、安田祥子
徳田賢朗
第8話 英雄願望アルゴノゥト 白根秀樹 紺野直幸 岩倉和憲
第9話 鍛冶師ヴェルフ・クロッゾ ヤスカワショウゴ 佐山聖子 小渕陽介、冷水由紀絵
第10話 怪物進呈パス・パレード 白根秀樹 桜美かつし 安野将人、斎藤敦史
上田みねこ、岩倉和憲
浅川翔
第11話 迷宮の楽園アンダー・リゾート 久尾歩 二瓶勇一 高島大輔 安田祥子、藤部生馬
中西愛
第12話 悪意ショー ヤスカワショウゴ 佐山聖子 高島大輔
佐山聖子
浅川翔、斎藤敦史
上田みねこ、山本雅章
第13話 眷族の物語ファミリア・ミィス 白根秀樹 山川吉樹 桜美かつし
山川吉樹
安野将人、小渕陽介
冷水由紀絵、藤部生馬
岩倉和憲
OVA ダンジョンに温泉を求めるのは
間違っているだろうか
鈴木洋平 佐野はるか、山本雅章
冷水由紀絵、前田義宏
高橋沙紀、浅川翔
前田ゆり子、木本茂樹
外伝
第1話 剣姫と妖精 白根秀樹 鈴木洋平
酒井智史
鈴木洋平 木本茂樹、前田ゆり子
山本雅章、小渕陽介
山口杏奈、安田祥子
吉田米穂
木本茂樹
第2話 試着と購入 カサヰケンイチ 橋本敏一 長谷川眞也、冷水由紀絵
藤部生馬、森七奈
山本雅章、上田みね子
斎藤美香
冨岡寛
木本茂樹
第3話 祭典と勇気 檜川信夫 小野田雄亮 長谷川眞也、冷水由紀絵
小渕陽介、上田みね子
藤部生馬、坂本哲也
前田ゆり子、古木舞
青木健一郎
木本茂樹
第4話 殺人と宝玉 谷畑ユキ 二瓶勇一
酒井智史
森義博 山内則康、猿渡聖加
第5話 赤髪と孤王 久尾歩 鈴木行 浅見松雄 長谷川眞也、冷水由紀絵
熊谷勝弘、藤部生馬
吉田米穂、森七奈
青木健一郎
第6話 討伐と逃亡 カサヰケンイチ
酒井智史
門田英彦 冷水由紀絵、斎藤美香
坂本哲也、山口杏奈
上田みねこ、金澤龍
第7話 依頼と分断 谷畑ユキ 青柳隆平 前田ゆり子、古木舞
冷水由紀絵、藤部生馬
熊谷勝弘、山本雅章
安田祥子、上田みねこ
第8話 穢れと少女 白根秀樹 小林孝志 冷水由紀絵、上田みねこ
長谷川眞也、森七奈
坂本哲也、青木健一郎
斎藤美香
第9話 訓練と嫉妬 久尾歩 鈴木行 森義博 山内則康、猿渡聖加
第10話 少年と英雄 白根秀樹 二瓶勇一 浅見松雄 山口杏奈、藤部生馬
長谷川眞也
LIM CHAE DEOK
LEE JEONG HOON
KIM MYUNG SIM
KIM JEONG WOO
第11話 冒険と未知 今泉賢一 門田英彦
野上良之
森七奈、坂本哲也
前田ゆり子、古木舞
上田みねこ、山本雅章
角谷知美、金澤龍
第12話 神々と眷族ソード・オラトリア 檜川信夫
鈴木洋平
小林孝志
鈴木洋平
冷水由紀絵、熊谷勝弘
小渕陽介、山口杏奈
山本雅章、斎藤美香
上田みねこ、安田祥子
坂本哲也、森七奈
前田ゆり子、青木健一郎
古木舞
第2期
第1話 神の宴パーティー 白根秀樹 橘秀樹 木本茂樹 木本茂樹
第2話 太陽神アポロン 橘秀樹 海宝興蔵 冷水由紀絵、村上雄
佐野はるか、安田祥子
上田みねこ

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 第1期 放送期間および放送時間[66]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [67] 備考
2015年4月4日 - 6月27日 土曜 1:05 - 1:35(金曜深夜) TOKYO MX1 東京都
2015年4月5日 - 6月28日 日曜 0:30 - 1:00(土曜深夜) KBS京都 京都府
日曜 2:20 - 2:50(土曜深夜) テレビ愛知 愛知県
日曜 18:00 - 18:30 AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
2015年4月6日 - 6月29日 月曜 0:00 - 0:30(日曜深夜) BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
月曜 1:00 - 1:30(日曜深夜) サンテレビ 兵庫県
日本国内 インターネット / 第1期 放送期間および放送時間[66]
配信期間 配信時間 配信サイト
2015年4月5日 - 6月28日 日曜 12:00 更新
日曜 23:30 - 月曜 0:00 ニコニコ生放送
2015年4月11日 - 7月4日 土曜 12:00 更新
日本国内 テレビ / 外伝 放送期間および放送時間[69]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [67] 備考
2017年4月15日 - 7月1日 土曜 0:30 - 1:00(金曜深夜) TOKYO MX1 東京都
KBS京都 京都府
サンテレビ 兵庫県
BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
土曜 21:00 - 21:30 AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
2017年4月16日 - 7月2日 日曜 1:50 - 2:20(土曜深夜) テレビ愛知 愛知県
日本国内 インターネット / 外伝 放送期間および放送時間[69]
配信期間 配信時間 配信サイト
2017年4月15日 - 7月1日 土曜 0:30 - 1:00(金曜深夜) AbemaTV
2017年4月18日 - 7月4日 火曜 12:00 更新
  • dアニメストア
  • アニメ放題
  • U-NEXT
  • ニコニコチャンネル
  • バンダイチャンネル
  • ビデオマーケット
火曜 22:00 - 22:30 ニコニコ生放送
日本国内 テレビ / 第2期 放送期間および放送時間[70]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [67] 備考
2019年7月13日 - 土曜 0:30 - 1:00(金曜深夜) TOKYO MX 東京都
KBS京都 京都府
サンテレビ 兵庫県
BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
日本国内 インターネット / 第2期 放送期間および放送時間[70]
配信期間 配信時間 配信サイト
2019年7月13日 - 土曜 0:30 更新
  • U-NEXT
  • アニメ放題
2019年7月15日 - 月曜 0:00 更新
月曜 0:00 - 0:30 ニコニコ生放送
2019年7月18日 - 木曜 0:00 更新
  • ビデオマーケット
  • dTV

BD / DVD[編集]

発売日 収録話 規格品番
BD初回版 DVD初回版
第1期
1 2015年6月24日 第1話 - 第2話 1000571491 1000571499
2 2015年7月29日 第3話 - 第4話 1000571492 1000571500
3 2015年8月26日 第5話 - 第6話 1000571493 1000571501
4 2015年9月30日 第7話 - 第8話 1000571494 1000571502
5 2015年10月28日 第9話 - 第10話 1000571496 1000571503
6 2015年11月25日 第11話 - 第12話 1000571497 1000571504
7 2015年12月23日 第13話 1000571498 1000571505
OVA 2016年12月7日 OVA 1000631248 1000631249
外伝[71]
1 2017年6月28日 第1話 - 第2話 1000647754 1000647758
2 2017年7月26日 第3話 - 第4話 1000647750 1000647756
3 2017年8月23日 第5話 - 第6話 1000647751 1000647757
4 2017年9月27日 第7話 - 第8話 1000647752 1000647759
5 2017年10月25日 第9話 - 第10話 1000647753 1000647760
6 2017年11月29日 第11話 - 第12話 1000647755 1000647761
第2期[72]
1 2019年9月25日予定 第1話 - 第3話 1000748231 1000748236
2 2019年10月30日予定 第4話 - 第6話 1000748232 1000748237
3 2019年11月27日予定 第7話 - 第9話 1000748233 1000748238
4 2019年12月18日予定 第10話 - 第12話 1000748234 1000748239

WEBラジオ[編集]

テレビアニメ『ダンまち』の放送に合わせて、『TVアニメ「ダンまち」 ラジオに松岡との出会いを求めるのは間違っているだろうか』が、2015年3月20日よりプレ放送(第0回)、4月10日から7月3日までHiBiKi Radio Stationにて毎週金曜日に配信された。パーソナリティはヘスティア役の水瀬いのりとアイズ・ヴァレンシュタイン役の大西沙織

テレビアニメ『ソード・オラトリア』の放送に合わせて、『ラジオ「ソード・オラトリア」〜魔導士とアマゾネス〜』が、2017年3月31日から7月28日まで音泉にて毎週金曜日に配信された[73]。パーソナリティはレフィーヤ・ウィリディス役の木村珠莉とティオネ・ヒリュテ役の高橋未奈美

劇場アニメ[編集]

2019年2月15日に『劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか -オリオンの矢-』のタイトルで約70スクリーン規模[74][注 28]で公開された[75]。監督と美術監督が交代した以外は変更点はなく、テレビアニメのスタッフが続投する。

内容は、原作者書き下ろし脚本だが、原作小説にはないアニメオリジナルストーリーである[5]

劇場公開を記念したコラボレーションとして、2019年2月15日発売のヤングガンガン5号(スクウェア・エニックス)では、ヘスティアに扮したコスプレイヤーのえなこが表紙・グラビア・ポスターを飾った[76]

2019年2月16日には新宿ピカデリーにて舞台挨拶が開催され、主要声優陣とえなこが登壇した[77]。また、同年3月2日にも同劇場にてヒット御礼舞台挨拶が開催され、水瀬いのりと大西沙織が登壇した[78]

2019年7月31日にBD・DVDが発売予定[79]

あらすじ(劇場版)[編集]

アルテミスはヘルメスによる協力のもと、とある槍を引き抜ける者を探すためにオラリオを訪れる。槍を引き抜いたベルのことをオリオンと呼び、大陸の果てにあるエルソスの遺跡にて、古代の大精霊に封じられたモンスターであるアンタレスの討伐というクエストをベルたちに依頼したアルテミスは、エルソスの遺跡へ赴く道中でベルと心を通わせていく。

実は、かつて封印が解けて暴れだしたアンタレスを討伐するためにファミリアの団員たちと共にエルソスの遺跡へ赴いた際、団員たちは全滅してアルテミスもアンタレスに喰われて死亡していた。アルテミスの遺体はアンタレスの体内の水晶に取り込まれたが、最後の力で天界から神創武器(しんぞうぶき)[80]オリオンの矢を下界に召喚しており、力の残滓が実体化して思念体となり、オリオンの矢を引き抜ける者を探していたのだった。ベルが引き抜いた槍だと思っていた武器こそがオリオンの矢であり、アンタレスは取り込んだアルテミスの神の力アルカナムを使って天界最強の矢であるアルテミスの矢を発動させ、下界を滅ぼそうと目論む。

真相を知ったベルは、アルテミスの想いとヘスティアの懇願を受け、哀しみと共にオリオンの矢でアンタレスを討伐する。そして、ヘスティア・ナイフで水晶から解放されたアルテミスは、精神世界でベルに「生まれ変わって再会したら、1万年分の恋をしよう」と言い残して消滅した。そして、ヘスティアの励ましで立ち直ったベルは前に進む決意を新たに、エルソスの遺跡を後にする。

オリジナルキャラクター[編集]

アルテミス
声 - 坂本真綾[75]
アルテミス・ファミリアの主神を務める女神。貞淑を司る純潔神で、ファミリアへの入団も純潔の乙女しか認めていない。原作第2巻でも、ヘスティアとアルテミスと知神アテナの三神で天界の三大処女神スリートップと呼ばれていたことが描かれており、ヘスティアとは親友であることをうかがわせている。また、全知零能の神の一柱でありながらモンスターと直接戦えるだけの戦闘力を有している。

スタッフ (劇場版)[編集]

主題歌 (劇場版)[編集]

主題歌「おなじ空の下で[82]
作詞 - Satomi / 作曲・編曲 - 渡辺拓也 / 歌 - 井口裕香
挿入歌「月鏡」[83]
歌 - sana

ゲーム[編集]

コンピュータゲーム[編集]

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか クロス・イストリア』
GREEフィーチャーフォンスマートフォン用に2015年12月4日より提供され、「GREE Platform Award 2015」にて最優秀ルーキー賞を受賞した[84]。その後、Mobage/dゲーム/Amebaでも配信されていたほか、PC用のGREEにも対応した。また、iOS/Android用のネイティブアプリ版が2017年3月23日に配信された。このネイティブアプリ版では、アニメの声優陣による録り下ろしのキャラクターボイスやBGMなどが実装されている。プレイヤーはヘスティア・ファミリアの新人冒険者となり、「ガチャ」で獲得したキャラクターでパーティーを組み、ダンジョンでモンスターを倒したり、「モンスターフィリア」と呼ばれる闘技場で他の冒険者と競ったりする。
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか メモリア・フレーゼ』
iOS/Android用アプリゲームとして2017年6月19日より配信。ジャンルは「少年(ベル)と駆け抜けるRPG」。原作者完全監修の、アニメシナリオ拡張版(全くアニメ化されていないエピソードを含む)とオリジナルストーリーで構成されており、全編録り下ろしフルボイスである。プレーヤーは「ガチャ」などで獲得したキャラクターでパーティーを編成し、ストーリーを攻略したり、「戦争遊戯(ウォーゲーム)」や「栄光挑戦(レコードバスター)」の攻略などに挑戦したりする。その他にも、カジノ、目覚まし時計、ファミリアなど様々な機能が実装されている。
2017年8月からYouTube上で情報番組などを配信している(下記)。また、ゲーム実況アプリMirrativとコラボし、公式チャンネル[85]を用いた企画も行っている[86]。2019年4月現在、「キノの旅[87]、「進撃の巨人[88]、「デート・ア・ライブ[89]の3作品とコラボしている。
この作品でベル役の松岡禎丞がアフレコした台詞数が1万175ワードに達しており、2019年6月17日に行われたイベントにおいて、松岡に対し「一人の声優によりモバイルゲームに提供されたセリフの最多数」という内容でギネス世界記録に認定されたことが発表、松岡禎丞に認定証が贈られている[90]
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか オラリオ・ラプソディア』
Yahoo!ゲームで2017年11月21日より配信。ジャンルは「神生活(シンセイカツ)RPG」。クエスト形式のブラウザゲーム。プレイヤーは新たにオラリオに降臨した神となり、降臨直後に出会いを果たしたエマ・フローレス(CV:三澤紗千香)(オリジナルキャラクター)を眷属としてファミリアを結成し、神友(しんゆう)で先輩のディア(オリジナルキャラクター)や、ヘスティアとそのファミリアの面々らから助言・助力をもらって、ファミリアを大きくしていく。
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか インフィニト・コンバーテ』
2019年11月28日に発売予定のPlayStation 4PlayStation Vita専用ソフト。ジャンルは「ダンジョン探索型アクションRPG」。

公式YouTubeチャンネル[編集]

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか メモリア・フレーゼ』の公式YouTubeチャンネルが2017年8月28日に開設され[91]、情報番組『ダンまち情報局オラジオZ』とトーク番組『水瀬いのりと大西沙織のPick Up Girls!』がそれぞれ週1回ずつ配信されていた。

『ダンまち情報局オラジオZ』毎週生放送番組
パーソナリティは木村珠莉(レフィーヤ役)、村川梨衣(ティオナ役)。2018年10月2日からは村川が高橋未奈美(ティオネ役)と交代した。
2018年6月9日にはアプリリリース1周年を記念し、ニコファーレにて公開生放送が行われた。また、同年9月21日には放送開始1周年を記念し、公開生放送が行われた。
2017年9月26日 - 2019年6月26日、第1回 - 第77回、木村珠莉が全番組出演をするも第77回にて番組のパーソナリティを卒業。卒業理由が今後始まるアニメ放送を迎え出演者内でという意向のため。また、第77回には村川梨衣も同席し2人に番組と視聴者一同として感謝状を贈られる。
第78回 2019年7月2日から新パーソナリティーとして、石上静香千菅春香 の両名に決定。
『水瀬いのりと大西沙織のPick Up Girls!』収録番組
パーソナリティは水瀬いのり(ヘスティア役)、大西沙織(アイズ役)。2017年10月6日から2018年5月25日まで配信された。

体感型ゲーム[編集]

『ダンまち緊急ミッション』
東京アニメセンター in DNPプラザを会場に2019年4月18日より5月12日まで開催。ジャンルはリアル宝探しゲーム。「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかシリーズ企画展」の企画のひとつで、その入場料込みで参加キットを販売[92]。プレイヤーは、ギルドに現れたヘスティアによる、彼女のファミリアに所属する団員・ベルのために最近新しく発見された未開の地を調査してきて欲しいという依頼を受けて、貴重な原石が群生しているというその地へ、一介の冒険者として足を踏み入れるという設定の元に、会場を囘り謎を解く。

パチスロ[編集]

  • パチスロ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(2018年、北電子[93]

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ 小説投稿サイトの作品ページは削除済
  2. ^ ミスリルを材料にヘスティアの髪と神血、彼女の神聖文字を編み込んだ生きた武器で、彼女の恩恵をもつ者にしか性能を発揮できない。ナイフ自体にステイタスが発生し、持ち主と共に成長するという特性を持ち、製作者のヘファイストス曰く「邪道の武器」。
  3. ^ ベルの倒した宿敵ミノタウロスの角の半分を用いて、ヴェルフがベルのために初めて打った武器。地上でのアステリオスとの戦いで破壊された。
  4. ^ 鍛冶アビリティを得たヴェルフが残り半分のミノタウロスの角を用いて打ったもの。クノッソスでのディックスとの戦いで弾き飛ばされ、回収する時間と余裕もなかったことから、行方不明となった。
  5. ^ ダイダロス通りでの異端児帰還作戦の際に、一角獣のユーノが殺傷能力を抑えるために切り落としたユニコーンの角の先端をちゃっかり譲り受けていたヴェルフが、その角を材料に作ったロングナイフ。解毒効果があり、本編14巻でベルがペルーダの毒針に刺された際に、とっさに白幻を傷口に突き刺して解毒を行った。
  6. ^ ベルだけが発現した発展アビリティ。
  7. ^ 限界突破の際には、必ずアイズとの訓練や戦闘が関与している。
  8. ^ 乳房の下を通すように二の腕に結んでいる青い紐に加え、背中と胸の大きく開いた白いワンピースで青いリボンを首に巻き、手袋をはめ、足は裸足という格好。
  9. ^ a b c 作品世界での長さの単位。他にもう少し大きい単位でM(メドル)やK(キルロ)がある。
  10. ^ アニメ版外伝『ソード・オラトリア』から、金髪金眼の容姿は母親のアリアから受け継がれていることが判明している。
  11. ^ 使い手と共に成長するヘスティア・ナイフを参考に、ヴェルフが作り出した史上最初の「壊れない魔剣」で、長剣型で属性は炎。自壊しない代わりに魔法のように使用者の精神力(マインド)を消費する。
  12. ^ 客人が所持していた神饌を寝惚けて食べたため。ただし、本人に自覚はなく真相は不明。ベルは春姫に執心していた客人によって仕組まれた企みであると推測している。
  13. ^ 不壊属性の大剣。
  14. ^ 魔法を吸収する効果があり、その力を纏わせることが可能。
  15. ^ 椿が自ら打ち上げ、鍛え上げた第一等級武装。
  16. ^ リューが愛用していた木刀で、本編13巻でのジャガーノートとの戦いで破壊された。その一部は、地上に帰還したボールスによって「疾風」の遺品としてギルドに提出された。
  17. ^ 正確には、深層種であるブラックライノスの亜種だとフィンは判断している。
  18. ^ 本編11巻終盤でのベルとの戦いの後、ギルドはアステリオスの脅威度をLv.7だと認定し、第一級の賞金首(バウンティ・モンスター)にしている。
  19. ^ アポロン・ファミリアの団長だけが持つことを許されている、装飾の多い波状剣。戦争遊戯でのベルとの一騎打ちで両断された。
  20. ^ 原作でははっきりと描写されていないが、外伝『ソード・オラトリア』の漫画版ではスキルの一種であると描写されている。
  21. ^ 『メモリア・フレーゼ』における個体名は〈レイジミノタウロス〉。
  22. ^ この個体よりドロップした角から打たれた牛若丸の刀身が(アニメ・漫画版で)赤い理由であり、製作者のヴェルフも漫画版で受け取った際は質の評価より先に(これがミノタウロスの角なのかと)疑問混じりの興味を漏らしている。
  23. ^ 4月23日更新分が最終回で5月14日更新分は特別編。
  24. ^ 「例のヒモ」[52]、「例のひも」[54]など表記揺れがある。
  25. ^ ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントクロックワークス、SBクリエイティブ、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ〈旧ショウゲート〉、MAGES.フリュームービック、GENCO
  26. ^ ワーナー ブラザース ジャパン、クロックワークス、SBクリエイティブ、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、MAGES.、フリュー、ムービック、J.C.STAFF、GENCO
  27. ^ ワーナー ブラザース ジャパン、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、SBクリエイティブ、GENCO、クロックワークス、ムービック、フリュー、グリー、EGG FIRM、J.C.STAFF
  28. ^ 公開直後から上映されていない地域を中心に問い合わせが寄せられたため、同年3月にセカンド上映として約10スクリーン程度で追加となり、最終的に約80スクリーン規模となった。

出典[編集]

  1. ^ GA文庫大賞”. SBクリエイティブ. 2015年3月29日閲覧。
  2. ^ 【シリーズ累計1,200万部突破】本日のダンまち関連リリースで発表。”. GA文庫『ダンまち』シリーズ公式 (2019年6月7日). 2019年7月11日閲覧。
  3. ^ 立花もも. “今の日本を代表する作品が今年も決定!SUGOI JAPAN Award2016 贈賞式レポート”. SUGOI JAPAN. SUGOI JAPAN 実行委員会/読売新聞社. 2018年11月25日閲覧。
  4. ^ 愛咲優詩 (2014年3月31日). “ラノベ好き書店員が選ぶ、“本当に面白いラノベ”ランキングTOP10が発表!”. ダ・ヴィンチ ニュース. 株式会社KADOKAWA. 2018年11月25日閲覧。
  5. ^ a b “「ダンまち」劇場版&TV2期決定、劇場版「オリオンの矢」は大森藤ノ書き下ろし”. 株式会社ナターシャ. (2018年2月18日). https://natalie.mu/comic/news/270051 2018年2月18日閲覧。 
  6. ^ a b c d e f g h “TVアニメ「ダンまち」第2期新キャストにKENNや逢坂良太ら、ビジュアルやPVも”. 株式会社ナターシャ. (2019年3月23日). https://natalie.mu/comic/news/325052 2019年3月23日閲覧。 
  7. ^ a b 原作4巻, あとがき.
  8. ^ 外伝5巻.
  9. ^ 原作1巻, p. 152, 四章.
  10. ^ 本編7巻, p. 51.
  11. ^ 原作7巻, p. 79.
  12. ^ 原作7巻, p. 137.
  13. ^ 原作7巻, p. 478.
  14. ^ 原作4巻, p. 163.
  15. ^ 2017年4月より放送開始予定、ソード・オラトリアのティザーPVを公開!”. 『ダンまち』アニメ公式 公式Twitter (2016年12月29日). 2016年12月29日閲覧。
  16. ^ 原作13巻, p. 87.
  17. ^ 原作13巻, pp. 182-183.
  18. ^ 原作12巻, pp. 66-70, 二章.
  19. ^ a b ヘスティアのデザインには先生も思わず「ほぁ!?」 ――『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』原作者・大森藤ノ先生へ単独インタビュー”. animate Times. 株式会社アニメイト. 2019年2月7日閲覧。
  20. ^ 原作11巻, あとがき.
  21. ^ 原作7巻, p. 93.
  22. ^ 原作7巻, p. 161.
  23. ^ 原作7巻, pp. 350, 359-364.
  24. ^ 原作7巻, pp. 458-460, 465-468.
  25. ^ a b 外伝6巻.
  26. ^ 外伝11巻.
  27. ^ リュー.
  28. ^ リュー, pp. 14-17, 22-25, 30, 34-37, 79-85.
  29. ^ リュー, p. 17.
  30. ^ 原作12巻, pp. 42-46, 二章.
  31. ^ 外伝6巻, p. 20, リヴェリアの発言.
  32. ^ 原作1巻, pp. 39-40, ベルの説明.
  33. ^ 原作2巻, p. 28, エイナの発言.
  34. ^ 外伝6巻, p. 153.
  35. ^ 本編7巻, pp. 2820288, 五章.
  36. ^ 本編1巻, pp. 66-67, 二章.
  37. ^ 本編3巻, pp. 115, 三章.
  38. ^ 本編1巻, pp. 178, 五章.
  39. ^ 本編2巻, pp. 158, 三章.
  40. ^ 本編4巻, pp. 39, 一章.
  41. ^ 本編7巻, pp. 140, 二章.
  42. ^ a b 本編10巻, pp. 197-217, 九章.
  43. ^ 外伝7巻, pp. 54, 一章.
  44. ^ 外伝7巻, pp. 95, 二章.
  45. ^ 本編6巻, pp. 276, 四章.
  46. ^ 外伝9巻, pp. 149, 三章.
  47. ^ 本編8巻, pp. 436, 六章.
  48. ^ 本編8巻, pp. 450, 六章.
  49. ^ 外伝9巻, pp. 205-207, 四章.
  50. ^ 外伝6巻, pp. 42, 四章.
  51. ^ 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』アニメ化決定 | ORICON STYLE 2015年5月22日閲覧。
  52. ^ a b ダンまち:アニメで話題の“例のヒモ”の魅力は?”. MANTANWEB(まんたんブロード. 毎日新聞デジタル (2015年4月19日). 2015年7月12日閲覧。
  53. ^ a b c 大反響の「ダンまち」“例の紐”がおっぱいを動かすことに成功した映像を公開!【動画付き】”. 週プレNEWS(集英社週刊プレイボーイ. 集英社 (2015年6月20日). 2015年7月12日閲覧。
  54. ^ a b アニメ質問状:「ダンまち」 話題の「例のひも」ブレークの予感は?”. MANTANWEB(まんたんブロード. 毎日新聞デジタル (2015年4月29日). 2015年7月12日閲覧。
  55. ^ 世界に羽ばたく“例のひも”、デイリー・メール報道に海外の反応続々。| Narinari.com 2015年5月22日閲覧。
  56. ^ Is this the most bizarre craze ever? Japanese women copy curvy cartoon character by tying RIBBONS under their breasts to boost cleavage”. Mill Online. Daily Mail (2015年4月15日). 2018年9月2日閲覧。
  57. ^ 『ガジェット通信アニメ流行語大賞2015』今年総合1位はポルナレフ!? 投票結果上位25ワードを発表”. ガジェット通信. 2015年12月3日閲覧。
  58. ^ 『ダンまち』外伝『ソード・オラトリア』TVアニメ化”. ORICON STYLE (2016年3月6日). 2016年12月7日閲覧。
  59. ^ 7/5に『ダンまちII』特別編 第0話が放送決定!”. TVアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」公式サイト. 2019年6月30日閲覧。
  60. ^ WORKS”. EGG FIRM. 2017年3月11日閲覧。
  61. ^ ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝”. ニコニコチャンネル. 2017年3月11日閲覧。
  62. ^ RE-ILLUSION”. 井口裕香 Warner Bros. Home Entertainment Official Website. 2017年2月18日閲覧。
  63. ^ day by day”. 鹿乃 Warner Bros. Home Entertainment Official Website. 2017年2月18日閲覧。
  64. ^ 13thシングル「HELLO to DREAM」7月17日発売決定”. 井口裕香 Warner Bros. Home Entertainment Official Website. 2019年5月21日閲覧。
  65. ^ TVアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」エンディングテーマ担当決定”. sora tob sakana Official Website. 2019年5月27日閲覧。
  66. ^ a b オンエアー”. TVアニメ「ダンまち」公式サイト. ダンまち製作委員会. 2015年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月14日閲覧。
  67. ^ a b c テレビ放送対象地域の出典:
  68. ^ ソフトバンク、「アニメ放題」を月額400円で開始”. ケータイ Watch. インプレス. 2015年4月6日閲覧。
  69. ^ a b ON AIR オンエアー”. TVアニメ「ソード・オラトリア」公式サイト. 2017年2月27日閲覧。
  70. ^ a b オンエアー”. TVアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」公式サイト. 2019年6月30日閲覧。
  71. ^ BD&DVD”. TVアニメ「ソード・オラトリア」公式サイト. 2017年4月15日閲覧。
  72. ^ ブルーレイ・DVD”. TVアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」第2期 公式サイト. 2019年7月13日閲覧。
  73. ^ ラジオ「ソード・オラトリア」~魔導士とアマゾネス~”. 音泉. 2017年3月11日閲覧。
  74. ^ 劇場一覧
  75. ^ a b c d e f g h i j k “『劇場版 ダンまち』2019年2月15日公開&新キャラCVに坂本真綾”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2018年10月4日). https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1538655014 2018年10月8日閲覧。 
  76. ^ “えなこが「ダンまち」コラボグラビアでヘスティアコス披露、付録に特大ポスター”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年2月15日). https://natalie.mu/comic/news/319973 2019年2月15日閲覧。 
  77. ^ “「ダンまち」松岡禎丞がチームワークのよさ力説、水瀬いのりは脚本に頼もしさ感じる”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年2月16日). https://natalie.mu/comic/news/320244 2019年2月16日閲覧。 
  78. ^ “「ダンまち」舞台挨拶に水瀬いのり&大西沙織、仲良しな2人の尽きない思い出話”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年3月2日). https://natalie.mu/comic/news/322281 2019年3月3日閲覧。 
  79. ^ 商品情報”. 劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか -オリオンの矢-. 2019年5月19日閲覧。
  80. ^ ヴェルフがヘファイストスから聞いた話によると、天界の神々が作り出した神をも殺せる武器だと語られている。
  81. ^ a b c d e f “劇場版「ダンまち」に内田真礼・細谷佳正・斉藤壮馬、監督で桜美かつしが参加(動画あり)”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年6月9日). https://natalie.mu/comic/news/286000 2018年6月9日閲覧。 
  82. ^ “声優・井口裕香、『とあるIII』新EDおよび『劇場版ダンまち』主題歌を担当”. マイナビニュース (マイナビ). (2018年12月3日). https://news.mynavi.jp/article/20181203-735191/ 2018年12月3日閲覧。 
  83. ^ “INFORMATION”. (2019年2月8日). http://danmachi.com/information/index.html#news37 2018年3月10日閲覧。 
  84. ^ 『ダンまち –クロス・イストリア-』 「GREE Platform Award 2015」最優秀ルーキー賞を受賞”. Silbird. 2016年2月19日閲覧。
  85. ^ Mirrativ ひよこ@ダンメモ公式”. 2018年11月4日閲覧。
  86. ^ 【7/31~8/6】#ダンメモミラティブ 目指せ !100配信キャンペーン🎉”. 2018年11月4日閲覧。
  87. ^ 『ダンメモ』×『キノの旅』コラボイベントがスタート。ガチャにキノやエルメスが登場”. 2018年11月4日閲覧。
  88. ^ 『ダンメモ』×『進撃の巨人』コラボでリヴァイ、ミカサ、アルミン登場。毎日1回11連ガチャ無料も”. 2018年11月4日閲覧。
  89. ^ 「ダンまち~メモリア・フレーゼ~」で「デート・ア・ライブIII」とのコラボがスタート”. 2019年3月28日閲覧。
  90. ^ 【イベントレポート】「ダンまち」アプリとアニメの合同イベントで松岡禎丞がまさかのギネス認定,コミックナタリー,2019年6月18日
  91. ^ ダンメモ【公式】 - YouTubeチャンネル
  92. ^ ダンまち緊急ミッション|リアル宝探し・謎解きならタカラッシュ!”. タカラッシュ!. 2019年6月15日閲覧。
  93. ^ TVアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」のパチスロが登場!発表会にコスプレイヤーのえなこも登壇!”. WebNewtype (2018年9月12日). 2018年12月8日閲覧。

書誌情報[編集]

  1. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2013年1月15日閲覧。
  2. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2013年2月15日閲覧。
  3. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 3”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2013年5月15日閲覧。
  4. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 3 書き下ろし短編小説&ゲストイラスト集付き限定版”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2013年5月15日閲覧。
  5. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 4”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2013年12月14日閲覧。
  6. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 4 小冊子付き限定版”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2013年12月14日閲覧。
  7. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 5”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2014年5月15日閲覧。
  8. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 6”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2014年11月15日閲覧。
  9. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 6 小冊子付き限定版”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2014年11月15日閲覧。
  10. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 7”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2014年4月15日閲覧。
  11. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 7 ドラマCD付き特装限定版”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2014年4月15日閲覧。
  12. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 8”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2015年6月15日閲覧。
  13. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 8 【ヘスティア】グラフィグ付き限定特装版”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2015年6月15日閲覧。
  14. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2015年9月15日閲覧。
  15. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 10”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2016年5月14日閲覧。
  16. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 10 小冊子付き限定版”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2016年5月14日閲覧。
  17. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 11”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2016年10月15日閲覧。
  18. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 11 ドラマCD付き限定特装版”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2016年10月15日閲覧。
  19. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 12”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2017年5月25日閲覧。
  20. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 13”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2018年2月15日閲覧。
  21. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 13 ドラマCD付き限定特装版”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2018年2月15日閲覧。
  22. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 14”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2018年12月15日閲覧。
  23. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 15”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2019年6月15日閲覧。
  24. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2014年1月15日閲覧。
  25. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 小冊子付き限定版”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2014年1月15日閲覧。
  26. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア2”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2014年6月13日閲覧。
  27. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア3”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2014年12月15日閲覧。
  28. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア3 小冊子付き限定版”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2014年12月15日閲覧。
  29. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア4”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2015年5月15日閲覧。
  30. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア5”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2015年10月15日閲覧。
  31. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア6”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2016年6月15日閲覧。
  32. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア7”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2016年12月15日閲覧。
  33. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア7 小冊子付き限定版”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2016年12月15日閲覧。
  34. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア8”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2017年4月16日閲覧。
  35. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア8 ドラマCD付き限定版”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2017年4月16日閲覧。
  36. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア9”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2016年6月15日閲覧。
  37. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア10”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2018年5月15日閲覧。
  38. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア10 ドラマCD付き限定版”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2018年5月15日閲覧。
  39. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア11”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2019年1月15日閲覧。
  40. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア12”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2019年7月14日閲覧。
  41. ^ SBクリエイティブ:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー”. GA文庫. SBクリエイティブ. 2017年3月15日閲覧。
  42. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 1”. ヤングガンガンコミックス. スクウェア・エニックス. 2013年12月13日閲覧。
  43. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2”. ヤングガンガンコミックス. スクウェア・エニックス. 2014年5月14日閲覧。
  44. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 3”. ヤングガンガンコミックス. スクウェア・エニックス. 2014年11月13日閲覧。
  45. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 4”. ヤングガンガンコミックス. スクウェア・エニックス. 2015年3月25日閲覧。
  46. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 5”. ヤングガンガンコミックス. スクウェア・エニックス. 2015年6月25日閲覧。
  47. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 6”. ヤングガンガンコミックス. スクウェア・エニックス. 2016年3月25日閲覧。
  48. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 7”. ヤングガンガンコミックス. スクウェア・エニックス. 2016年10月13日閲覧。
  49. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 8”. ヤングガンガンコミックス. スクウェア・エニックス. 2017年3月25日閲覧。
  50. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9”. ヤングガンガンコミックス. スクウェア・エニックス. 2017年9月25日閲覧。
  51. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 10”. ヤングガンガンコミックス. スクウェア・エニックス. 2018年6月25日閲覧。
  52. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア 1”. ガンガンコミックスJOKER. スクウェア・エニックス. 2014年11月13日閲覧。
  53. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア 2”. ガンガンコミックスJOKER. スクウェア・エニックス. 2015年3月25日閲覧。
  54. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア 3”. ガンガンコミックスJOKER. スクウェア・エニックス. 2015年5月15日閲覧。
  55. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア 4”. ガンガンコミックスJOKER. スクウェア・エニックス. 2015年10月14日閲覧。
  56. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア 5”. ガンガンコミックスJOKER. スクウェア・エニックス. 2016年3月25日閲覧。
  57. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア 6”. ガンガンコミックスJOKER. スクウェア・エニックス. 2016年10月13日閲覧。
  58. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア 7”. ガンガンコミックスJOKER. スクウェア・エニックス. 2017年3月25日閲覧。
  59. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア 8”. ガンガンコミックスJOKER. スクウェア・エニックス. 2017年4月13日閲覧。
  60. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア 9”. ガンガンコミックスJOKER. スクウェア・エニックス. 2017年6月13日閲覧。
  61. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア 10”. ガンガンコミックスJOKER. スクウェア・エニックス. 2018年2月15日閲覧。
  62. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア 11”. ガンガンコミックスJOKER. スクウェア・エニックス. 2018年5月15日閲覧。
  63. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア 12”. ガンガンコミックスJOKER. スクウェア・エニックス. 2019年2月13日閲覧。
  64. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア 13”. ガンガンコミックスJOKER. スクウェア・エニックス. 2019年2月13日閲覧。
  65. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア 14”. ガンガンコミックスJOKER. スクウェア・エニックス. 2019年7月12日閲覧。
  66. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー 1”. ガンガンコミックスONLINE. スクウェア・エニックス. 2017年3月13日閲覧。
  67. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー 2”. ガンガンコミックスONLINE. スクウェア・エニックス. 2017年7月23日閲覧。
  68. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー 3”. ガンガンコミックスONLINE. スクウェア・エニックス. 2018年3月22日閲覧。
  69. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー 4”. ガンガンコミックスONLINE. スクウェア・エニックス. 2018年3月22日閲覧。
  70. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー 5”. ガンガンコミックスONLINE. スクウェア・エニックス. 2018年7月21日閲覧。
  71. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー 6(完)”. ガンガンコミックスONLINE. スクウェア・エニックス. 2018年12月13日閲覧。
  72. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4コマ【神様の日常】”. ヤングガンガンコミックス. スクウェア・エニックス. 2015年5月15日閲覧。
  73. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4コマ【神様の非日常】”. ヤングガンガンコミックス. スクウェア・エニックス. 2015年5月23日閲覧。
  74. ^ ダンまち4コマ そもそもダンジョンにもぐるのが間違いではないだろうか”. ヤングガンガンコミックス. スクウェア・エニックス. 2015年6月25日閲覧。
  75. ^ ダンまち4コマ どう考えてもダンジョンにもぐるのが間違いではないだろうか”. ヤングガンガンコミックス. スクウェア・エニックス. 2017年3月25日閲覧。
  76. ^ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 公式アンソロジーコミック”. SBクリエイティブ. 2015年10月15日閲覧。

外部リンク[編集]