実は私は

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実は私は
ジャンル 人外ラブコメ
漫画
作者 増田英二
出版社 秋田書店
掲載誌 週刊少年チャンピオン
レーベル 少年チャンピオン・コミックス
発表号 2013年9号 -
巻数 既刊12巻(2015年7月時点)
アニメ
原作 増田英二
監督 山本靖貴
シリーズ構成 山下憲一
キャラクターデザイン 丸藤広貴
音楽 松田彬人
アニメーション制作 トムス・エンタテインメント/3xCube
製作 じつわた製作委員会
放送局 テレビ東京系列
放送期間 2015年7月6日 -
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

実は私は』(じつはわたしは、I am ...)は、増田英二による日本漫画作品。秋田書店の『週刊少年チャンピオン』で2013年9号から連載中。

概要[編集]

キャッチフレーズは「ちょいアホ人外ヒロインラブコメ」。ジャンルは一応ラブコメだが、キャラクター達が非常にエキセントリックな設定である上、個性的な性格の人物が多いため、極めてハイテンションなギャグの要素も濃い。ただし、時折シリアスな展開が出ることがある。各話のタイトルはごく一部を除き、「○○しよう!」という形になっている。

2015年1月29日発売の『週刊少年チャンピオン』同年9号にてテレビアニメ化が発表され[1]、同年7月よりテレビ東京系列にて放送中。

ストーリー[編集]

考えていることが顔に出てしまい嘘や隠しごとができず、「穴のあいたザル」=アナザルと呼ばれる高校生の黒峰朝陽は、クラスメイトであるミステリアスでクールビューティーな白神葉子に恋をする。ある日、朝陽は偶然にも「実は私は吸血鬼」である葉子の秘密を知ってしまい、その秘密を守り抜くためになし崩しに「お友達」になる。

しかし、次第に「実は私は宇宙人」「実は私は狼男」「実は私は悪魔」「実は私は未来人」といったような面々が周囲に増え、中には朝陽に好意を覚える女性も少なからず現れるようになる。

葉子の恋愛に対する鈍感さも相まって、朝陽の恋の行方は望むと望まざるとに関わらず迷走していく。

登場人物[編集]

本作の主要登場人物には苗字に色の名前が含まれている。また、表紙に描かれる髪の色も名前とほぼ同じである(白神は除く)。

主要人物[編集]

黒峰 朝陽(くろみね あさひ)
- 花江夏樹
本作の主人公。高校2年生。思ったことがすぐに顔に出てしまい嘘や隠しごとができないことから、「穴のあいたザル」を意味する「アナザル」と呼ばれており、本人は隠しているつもりでも全く隠せていない。ほぼ全てのキャラと秘密を共有している。
思いを寄せている葉子に告白しようとした際に正体を知り、それが縁で友達として付き合うことになる。人外の友人の迂闊な行為をフォローする保護者気質の苦労人でもあり、それにともなって散々な目に遭うことも多々あるが、根に持つようなことはなく普通に接し続けている。その苦労や努力を目の当たりにした葉子や渚が、次第に想いを寄せていくこととなる。
悪意はないが、いわゆる「ラッキースケベ」なアクシデントに巻き込まれやすいため、「エロ峰くん」なる不名誉な別称を持たされている。
葉子が好きということで、他の女性陣からの告白に対してはNOの返事をしている。
家族は両親と妹の鳴(後述)がいることが判明している。
白神 葉子(しらがみ ようこ)
声 - 芹澤優[2]
本作のヒロインで、朝陽の同級生。実は吸血鬼の父親と人間の母親のハーフ(混血)。正体がばれると学校を去らねばならないという約束を父親としているために、「口数が少なく他人と関わらないミステリアスな女生徒」として振る舞っていたが、それは単に喋ったり笑ったりすると牙が見えてしまうため。実際はごく陽気でフランクな性格の持ち主であり、素では関西弁を話す。
両親の出会いのエピソード(後述)に憧れ高校編入を決意するが、秘密を隠すこと自体が学園生活の中心となり失望しかかっている時、朝陽に正体がばれてしまう。
朝陽たちと仲良くなってからは徐々に自分らしさを出すようになっていくが、自分の正体を知る人物以外と話す時は、牙が見えないよう手で口を隠して話している。食べ物に目がなく、しょっちゅう腹を鳴らしているなど、朝陽や友人たちからも「食いしん坊」であると認識されている。「クールビューティー」を自称し、たまに獅穂のアドバイスで色気を出そうとするものの、そちら方面には全く素養がない。
本人は恋愛には聡いと思っているようだが、朝陽の好意、および自分の真意に長らく気づかず、男女の間がらではなく、友情であると思っていたほど鈍感で、朝陽は渚に気があるものと勘違いをしていた。
人間とのハーフであるためか、一般的な吸血鬼のフィクションにおける弱点の内、十字架は「ちょっとイラっとくる」、ニンニクは「目がシパシパする」、流水は「ぶるっとくる」、招かれていない家に入る際は「すごい後ろめたい」程度と、見ても触っても極端な問題はない。太陽光を浴びても、すぐに日焼けするくらいで翌日には回復し、日焼け止めを使用することでその問題も解決している。
朱美 みかん(あけみ みかん)
声 - 上田麗奈[2]
朝陽の幼馴染で、新聞部員の眼鏡少女。人が困ったり嫌がる姿を見るのが大好きで、逆に喜ばれるとテンションが下がるという性格の持ち主で、ついた渾名が「外道クイーン」。
眼鏡は伊達で、幼い頃に朝陽からもらったオモチャの眼鏡である。外道な性格になるためのスイッチとなっており、かけていないと素直で良識的な面が目立つようになる。
凛が未来人であることと自分を「おばあちゃん」と呼ぶことが発覚した際、朝陽への好意を完全に自覚。朝陽が自分を異性として見ていることを知ると、「最終的に妻の座につければ途中経過はどうでも良い」「自分が正妻で葉子が愛人でも可」と改めて朝陽を自分のものにしようとあれこれと画策をするようになる。
ロシアンシュークリーム」と呼ばれる凶悪な味のお菓子を作るのが得意で、後に葉子と共に様々なロシアンシューを開発してゆくことになる。
2年生(コミックス1巻から10巻)は黒峰らとは異なるクラスであったが、3年生(コミックス11巻以降)では同じクラスとなった。
フクちゃん
声 - しもがまちあき
長年愛用されていたみかんの伊達眼鏡が付喪神と化した物で、自称「福の神見習い」。よかれと思って福の神の力を行使したことで、かえって面倒な事態を引き起こしたり、みかんを改心させるため秘密を暴露するなどの悪意の無い言動から、当のみかんからは疫病神扱いされている。
他にも「幸福請負人」フクの介先輩(サングラス)、「幸福百科辞典」フク太郎先輩(厚底メガネ)、「幸福大先生」フク蔵さんグルーチョ眼鏡)などの、眼鏡に宿っている福の神仲間がいる。
なお、凛のいた時代でも、紐を通して首から下げる形で引き続きみかんと一緒におり、凛も知っている模様。
藍澤 渚(あいざわ なぎさ)
声 - 水瀬いのり[2]
朝陽のクラスの委員長。実は地球を観察する目的でやって来た宇宙人。生真面目で融通の利かない性格をしており、生徒達からは「アイアンレディ」と呼ばれている。
人間大のボディは「外部ユニット」と呼ばれる精密なロボットであり、本体はそれをそのままスケールダウンしたような体長10センチメートル程度の小型の宇宙人で、頭部から触覚のようなものが生えている。
普段はロボットの後頭部にある髪飾りの様なネジ型のハッチから出入りしている。外部ユニットはロボットであるものの体温や柔らかな質感など、人間と大差がない。体内の蓄電池を動力源としており、携帯電話などと同様に定期的な充電が必要。外部ユニットと本人は感覚を共有しており、外部ユニットが疲労すると本体も疲労するし、酒を飲めば酔いもするし、ロシアンシューを外部ユニットが食した場合は本人にも影響が出る。
地球潜伏作戦第08小隊所属の軍人であり、故郷である母星では兄の涼と共に射撃やサバイバル技術などを鍛えられていた。地球に来てからも外部ユニットに入った状態ではあるが続けているが、渚が兄の本性に気付き始めたことが原因で、訓練上の立場が母星にいた時代とは逆転している。外部ユニットに乗っていない時は護身用にライフル型の銃を所持しているが、威力は非常に弱く人間の頭に命中しても、多少痛がる程度。喋り方はステレオタイプの軍人そのもの[注 1]
1年生の時点(物語の開始以前)に、朝陽から好意の視線を向けられたことがあったが、任務を優先させるという理由で「告白される前に」バッサリ断り、朝陽にトラウマを与えた(友人たち曰く「闇討ち」)。その経緯上、当初みかんからは「いけ好かない自意識過剰女」と毛嫌いされていた。
放課後に朝陽と葉子が(素の状態で)話している場面にたまたま出くわし、葉子の正体を知ってしまったが、その際、葉子を他の星の宇宙人と勘違いしたことで驚きのあまり頭部から飛び出してしまい、自らの正体をさらしてしまうことになった。以後は「お互い秘密を口外しないようにする」という約束を交わし、一応の友人として付き合いはじめる。
そのうち朝陽のことが気になっていく様子が描かれており、朝陽への好意を自覚したあとは、一度振ってしまっている負い目と友人である葉子への気遣いのために身を引くつもりでいたが、葉子に「気兼ねしなくていい」と言われたことで少し気が晴れ、以後は下の名前で呼び合う、親友と呼んでも差し支えない間柄となる。
料理の腕前が極めて高く、尊大な茜も彼女が作ったスイーツ類を食べた際は思わずプロポーズしつつ跪くほどだが、自身をひよっこの初心者と過剰な謙遜をしている。
紫々戸 獅穂(ししど しほ) / 獅狼(しろう)
声 - 内田彩[2]
葉子の幼馴染。実は狼男。ただし、主人格の獅穂は女性であり、月[注 2]を見る度に「狼男の獅狼」と意識・肉体がスイッチする。獅穂は、葉子の下着を盗んだり朝陽に体を押し付けたりなど、性的にかなりオープンな性格。というより自他ともに認める「痴女」である。後述の使命は獅狼が受けたものとして、自身は中立の立場を取る。下ネタ関係でボケることが多いが、痴女というキャラクターを除けば基本的には常識人で、他キャラの言動のせいでツッコミ側に回ることも多い。
凛に対してはほかの人物にはない妙に子供じみた対抗心をみせることがあり、みかんからはいい友人同士と評されている。料理は下手で、片付けも苦手。
恋愛面においては極めて敏感であり、葉子や渚の朝陽に対する好意も本人たちが自覚しないうちから彼女たちの態度や表情だけで全てを察することができるほどだが、自らけしかけるようなことはせずあくまで静観を貫いており、朝陽と葉子がいい雰囲気になるとそっと退散するなどの心遣いも見せている。下宿のマンションは渚と隣同士。
獅狼は狼男なのだが、外見でそれらしい点は牙のみであり、本人もコンプレックスがある。獅穂とは対照的に硬派な性格だが、料理をはじめとする家事全般も得意としている。葉子の父親・源二郎から現状確認の命を受けており、正体がバレているようなら連れ戻すため転校してきたが、その任務はうやむやになっており、源二郎をいらだたせている。
獅狼は、見た目も格好も喋り方もヤンキーそのもの。かつて伝説的な不良であった明里に憧れに近い感情を持っているが、恋愛感情は抱いておらず、それゆえに明里から手痛い仕打ちを喰らった。
黄龍院 凜(きりゅういん りん)
朝陽の1学年下に編入してきた少女。実は50年後の未来からやってきた、朝陽の孫。黄龍院は父親の姓。中二病的な物言いが多い。未来での通称は「閃光のボタン留め」で、腰に下げた剣を振るうことで、スタイリッシュに空いたボタンを閉じる(服装を正す)ことができる。
彼女にとって朝陽は同年代ながら祖父という印象のまま接しており、やたら柔らかいものを差し入れたり肩車をせがんだりしている。
未来世界では「カリスマ痴女II世」なる女性に世界をほぼ支配されており、凜はレジスタンス活動として歴史を変えるために過去にやってきた[注 3]。そのため獅穂に対し敵対心が強かったが、飄々とした態度で流されることが多く、奇妙な友情も生まれつつある。同時に社会勉強も兼ねているらしく、祖母に自炊するように言われている模様。
他の登場人物に漏れずに間抜けな点も多く、禁止されていること(未来の情報を過去の人間に伝える等)をうっかり口にしてしまっては、その都度未来に帰れるまでの期間が延長されており、目的を果たしたとしてもいつ帰れるか不明。
朱美みかんと関わりがあり、彼女をおばあちゃんと呼んでいるが[注 4]、朝陽とみかんの未来については明らかにされていない[注 5]。少なくとも、「未来にやってきたみかんが朝陽に告白して振られる」というところまでは既定事項。
タイムマシンは自律するドラゴン型住居であり、限られた人間しか見ることができないということだが、少なくとも家族である朝陽とみかん、および人外の面々は全員見えている。

高校の生徒・教師たち[編集]

紅本 茜(こうもと あかね)
声 - M・A・O[2]
朝陽や葉子の通う学校の校長。実は年齢数千歳の悪魔。外見は角が生えた小柄な女子生徒だが、幻覚・実体を伴う分身・千里眼念動力など極めて強い超常の力を持ち、角を他人の頭にくっつけることで支配下に置く[注 6]という能力も持っている。しかし、本来の年齢にそぐわない(むしろ外見通りかそれ以下の)精神年齢の持ち主なため、周囲には全く畏怖されておらず、初めの内は校長であることすらなかなか信じて貰えなかった。学力も高校の問題でさえ解けない程度である。色気も葉子に面と向かって馬鹿にされるレベル(葉子本人も同レベルだが)。なお、葉子・渚・獅穂・凛といった人外や戸籍不詳な人間が入学できているのは茜の工作によるもので、当然彼女たちの正体も把握している。
かつて葉子の両親が在籍していた頃は担任教師で、源二郎の額に十字傷をつけた張本人でもある。
無類のお菓子好き[注 7]で、お菓子の補充が途絶えるとお菓子を求めて凶暴化する。
子孫(玄孫)である明里に対しては、独身であることや過去をからかう言動も多いが調子に乗り過ぎては折檻や説教などをされている。
超常の力を悪用して極めて悪趣味な悪戯や覗きを繰り返す一方で、恋愛に疎い葉子や渚の心情を看破し、核心を突いて彼女たちに行動を奮い起こさせることもある。他にも何だかんだで年長らしい配慮を見せる時もある(結果が伴うかは別)。特に朝陽と葉子の動向には強い興味を抱いているようで、彼らが二人きりになっている時には必ずといっていいほど近くにいるか、千里眼で見張っている。
後述の華恋とはその関係上浅からぬ因縁を持つが、もっぱら茜が一方的にからかう状態。しかも、かなり都合よく利用しているなど酷い扱いが目立つ。しかし、7巻巻末のおまけにて、明里に「あのケチな校長が素直に奢る相手を他に知らない」と語られるなど、それなりに良好な関係ではある模様。
紅本 明里(こうもと あかり)
声 - 新田恵海[2]
朝陽のクラスの担任。茜が高祖母に当たる。悪魔の血統は薄く、基本的にただの人間。茜との関係性から、校内の人外たちのことは把握している。色々問題を巻き起こす朝陽たちや茜に頭を悩ませているが、葉子の正体がバレて不本意な退学をする事態は避けたいと思っており、生徒たちへ掛ける情は厚い。度々ビールを飲むなど酒好きで、酔い過ぎて問題を引き起こすこともある。
スタイルも人柄もいいものの、未だ独身(交際経験すらない)であることを非常に気にしており、年齢や独身などの禁句に触れれば、生徒にすら容赦しない。
茜を止められる唯一の人物であり、校長と一教師という立場上敬語で接しつつも、凄まじい威圧感や実力でおとなしくさせることができる。また、朝陽同様保護者兼ツッコミ役でもあるため、同時に突っ込むなど変な息の合い方をしている。
実は元ヤンで、「亞華里」と呼ばれる100もの伝説を残す不良だったが、本人にとっては黒歴史らしく、写真や当時の件を公開されるのを強く嫌っている。
銀 華恋(しろがね かれん)
朝陽の学校の生徒会長。実は天使だが、天使の輪を紛失[注 8]してしまっており、堕天使≒悪魔と名乗っている。悪魔である茜とは数百年に渡り、何度も殺し合った関係であるらしい。
他人のトラブルや不幸を見過ごせない作中屈指の善人。悪魔の角(偽物)を装着し、禍々しい雰囲気で迫りくるが、思いやりあふれる言動ですぐに本質を悟られてしまう。悪魔らしく契約のもとに願いを叶えようと唆すが、求める代償が「心からのお礼の言葉」なのでその度に「天使だ」と心の中で突っ込まれている。
源二郎の依頼で、葉子を実家へ連れ戻すために悪魔を名乗って登場。超常力と恐怖で朝陽もろとも支配する寸前までいくが、根っからの「天使」気質で情に絆され、悪魔ではないとバレてしまう。結果、朝陽達の協力者となった。
葉子同様に普段は天使の羽根を隠しているが、驚いたり動揺したりすると飛び出すのも同じである。彼女の天使の羽根の1枚1枚に暴食・色欲・強欲・憤怒・怠惰・傲慢・嫉妬の7つの力があり、標的に刺すことでその力を相手に宿すことができる。
学生の視点で学校を支えて欲しいという茜の依頼で、20年に渡り生徒会長を務めており[注 9]、毎年の卒業式では送辞と答辞を1人で読み上げている。この学校の卒業生である葉子の両親とも学生時代を共にしており、吸血鬼である源二郎と天使である華恋は、葉子・渚と全く同じパターンで人外であることを晒しあっていた。実は「幻の生徒会長」という七不思議の一つだったのだが、人外たちと茜(「謎の校長」・「神出鬼没の角女」の2枠)によって7枠全て埋められ、七不思議から外されてしまっている。
当初は朝陽たちの上級生であったが、卒業式とその後の始業式を経て、同じクラスとなった。
緑苑坂 弓(りょくえんざか ゆみ)
第92話から登場。黒峰たちのクラスの副担任。
長髪を一つに纏めたクールビューティーの和装美女だが、その正体は葉子の父・白神源二郎本人。獅狼(獅穂)、華恋と刺客を送り込んだものの埒が明かなかったため、本人が乗り込んできたが、他の登場人物の例に漏れず、早々に朝陽に正体がバレる。その後も、(茜に)頼まれた以上はと、1年間は副担任を続けるつもり。
女性への変身は茜の魔力によるもので、桐子には秘密ということになっている。
髪の色は名前に含まれる「緑」ではなく、緑は和装の布地の色となっている[3]

朝陽の友人たち[編集]

あいつら」でまとめられる朝陽の友人たち。名前や外見が作者の前作『さくらDISCORD』の登場人物を彷彿とさせる。根は友達思いであるため、基本的に朝陽の人間関係を遠巻きに、かつ面白がりつつ応援している。

桜田
声 - 羽多野渉[4]
外見は『さくらDISCORD』の登場人物「作楽 康介」に近い。無精ひげや柄シャツなど、高校生に見えない男らしい外見にオネエ口調で話す。あだ名は「さくらさん」。実家は精肉店。
3人の中では一番温厚で落ち着いた性格、かつ作中屈指の常識人であり、朝陽の恋についても基本的に温かく見守っている。その性格ゆえ、周囲からは「仏の桜田」と呼ばれているが、中学時代は「東中の赤鬼」と同学年では知らぬ者はいないほどの凶暴性を持っており、今もなおその凶暴性は健在で、朝陽に嫉妬して根も葉もない噂を流した嶋田に強烈な殺意を剥き出しにしていた。過去に何らかの因縁で紅本明里にこっぴどくやられた経験があり、それが元で彼女を密かに慕っている。
岡田
声 - 平川大輔[4]
『さくらDISCORD』の登場人物「桜ケ丘 奏」に似た外見の眼鏡キャラ。しかし、面白半分にサポートもしくは傍観する性格は「芽吹 さくら」に近い。ブリックパック飲料をストローで飲んでいることが多い。あだ名は「岡」。
飄々とした性格の持ち主で朝陽やみかんとは中学からの付き合い。みかんの素の性格や普段の朝陽への振る舞いに隠れた気持ちなどを察している様子で、時折みかんに対してからかうような言動をするが、大抵その場でひどい仕返しを受ける。
嶋田
声 - 下野紘[4]
『さくらDISCORD』の登場人物「桜島 結太」に似た外見のキャラで、モップ頭などと呼ばれる。あだ名は「嶋公」。
女性に対して過剰にがっつく面があるためモテないらしくかなり僻みっぽい。後に涼(当然男であることを知らずに)に一目惚れしてデート[注 10]に誘い、無自覚にも涼にあらゆるトラウマを植え付け、逃げられてしまう。その後、涼にせまり、人格崩壊した涼とジャケットで顔を隠されパトカーに連行されていく嶋田の図が、オチのパターンの1つとなっている。後に緑苑坂に告白を敢行しようとする。
実は留年しているため、周りより年上である。

新1年生たち[編集]

第92話で入学してきた生徒たち。92話では背景や1コマに描かれている程度であり、活躍するのは後になる。

黒峰 鳴(くろみね めい)
朝陽の妹。1年2組。入学以前は#登場人物の家族たちを参照。
桃地 結香(ももち ゆか)
105話より本格的に登場。鳴のクラスメイト。
実はくの一で、背中の腰部に巨大な手裏剣を背負っており、くないまきびしも携帯している。運動能力は高く、住宅の屋根伝いに走って通学が可能。
異常に惚れっぽく、105話だけでも朝陽や岡田に一目惚れする。
また、凜と似たような髪飾りを身に付けているが、詳細は不明。
閃(せん)
姓はコミックス12巻時点では不明。鳴のクラスメイトの男子。105話で結香が通学途中で出会った「王子様(朝陽のこと)」についての相談相手として鳴と共に登場。
瓶底眼鏡で腰に日本刀(の形状をしたもの)を佩いている。

登場人物の家族たち[編集]

黒峰 鳴(くろみね めい)
朝陽の妹。22話で父母と共に存在が語られ、48話で名前と顔が初登場した。みかんやその弟たちと一緒に仲良く朝陽いじりを楽しむ。
第92話で、新一年生として入学してきた。入学以後は#新1年生たちを参照。
みかんの弟たち
姉のみかんや鳴とは仲が良く、一緒に朝陽いじりを楽しんでいる。顔つきなどは姉とよく似ている。
白神 源二郎(しらかみ げんじろう)
葉子の父であり、純血の吸血鬼。常人の数倍の体躯の持ち主[注 11]
娘にはかなり厳格な態度をとっているが、実際は溺愛している。その一方で妻の桐子には、まったく頭が上がらない
高校在校中に出会った桐子と恋仲になり、葉子たちと同じく吸血鬼の秘密を隠して生活していたが「失敗した」とされる。
朝陽らが3年に進級した際、緑苑坂弓(前述)として学校に乗り込んできた。
白神 桐子(しらがみ とうこ)
葉子の母。人間。温厚そうな外見に反して、強かで腹黒い一面を隠し持つ。
源二郎とは朝陽と葉子同様に高校で知り合い、葉子は聞かされた源二郎と桐子のエピソードに憧れて高校編入を決意した。
「カリスマ痴女」
獅穂/獅狼の母。その痴女っぷりは「痴女力」という言葉で表され、多くの男性を惹きつける。
外見が描かれたのは第77話で、それまではグラビアのようなポーズをとった長髪の女性シルエットの想像図や、周囲にできた男の人だかりからふきだしのみが描かれていた。
藍澤 涼(あいざわ りょう)
渚の兄で、地球の観察任務にあたっている妹の様子を見るためにやってきた。
外部ユニットは女性型であるため、正体を把握していないみかんなどには「渚の」として紹介されている。
渚とは異なり、ギャンブル好きでかなりルーズな性格で、外部ユニットを悪用することもある。後に外部ユニットの姿で嶋田に一目惚れされ、食事目当てでデートするも、男としてあらゆるトラウマ[注 12]を植え付けられてしまう[注 13]

単行本[編集]

テレビアニメ[編集]

2015年7月よりテレビ東京系列にて放送中。

スタッフ[編集]

  • 原作 - 増田英二秋田書店週刊少年チャンピオン」連載)
  • 監督 - 山本靖貴
  • シリーズ構成 - 山下憲一
  • キャラクターデザイン - 丸藤広貴
  • 美術監督 - 加藤靖忠
  • 色彩設計 - 山上愛子
  • 撮影監督 - 設楽希
  • 編集 - 坂本久美子
  • 音響監督 - たなかかずや
  • 音楽 - 松田彬人
  • 音楽プロデューサー - 松尾康治
  • 音楽制作 - トムスミュージック
  • プロデューサー - 久保雄輔、中島純、武川新吾、菅沢正浩、田中利明、清水美佳、佐藤至信、松村俊輔
  • アニメーションプロデューサー - 野崎康次
  • アニメーション制作 - トムス・エンタテインメント/3xCube
  • 製作 - じつわた製作委員会

主題歌[編集]

オープニングテーマ「ひみつをちょーだい」
作詞 - mitsuyuki miyake / 作曲 - mitsuyuki miyake、Hiroto Suzuki / 編曲 - Hiroto Suzuki / 歌 - アルスマグナ
エンディングテーマ「言えない 言えない
作詞 - TOC / 作曲 - TOC、DJ KATSU / 編曲 - DJ KATSU、Shintaro "Growth" Izutsu / 歌 - Hilcrhyme
挿入歌「ホログラム」(第1話、第3話)
作詞・作曲・歌 - MINMI / 編曲 - MINMI、Nameless a.k.a NL、Kenichi Kitsui

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督 次回予告
第1話 告白しよう! 山下憲一 山本靖貴 斉藤啓也 大沢美奈 丸藤広貴 白神葉子の実わたクイズ!
第2話 秘密を守ろう! 園田雅裕 斉藤和也、関口亮輔
津吹明日香、菅野智之
田中紀衣 藍澤渚の実わたクイズ!
第3話 幼馴染に気をつけよう! 井上美緒 平野俊貴 神原敏昭 池内直子、渡邉慶子 大沢美奈 朱美みかんの実わたクイズ!
第4話 委員長を助けよう! 山田隆司 佐山聖子 五月女有作 佐々木敏子、内野明雄 田中紀衣 嶋田の恋愛相性テスト
第5話 デート?しよう! 山下憲一 西森章 原田奈奈 菅野智之

放送局[編集]

テレビ東京系列 / 放送期間および放送時間[5]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [6] 備考
2015年7月7日 - 火曜 1:35 - 2:05(月曜深夜) テレビ東京 関東広域圏
テレビ大阪 大阪府
火曜 2:00 - 2:30(月曜深夜) TVQ九州放送 福岡県
2015年7月8日 - 水曜 1:35 - 2:05(火曜深夜) テレビ北海道 北海道
2015年7月10日 - 金曜 2:05 - 2:35(木曜深夜) テレビ愛知 愛知県
金曜 2:15 - 2:45(木曜深夜) テレビせとうち 岡山県・香川県
金曜 23:00 - 23:30 AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
日本国内 インターネット / 放送期間および放送時間
放送期間 放送時間 配信元 備考
2015年7月13日 - 月曜 12:00 更新 ニコニコチャンネル 第1話無料、第2話以降1週間無料
バンダイチャンネル 第1話無料、第2話以降1週間無料
有料会員は全話見放題
月曜 23:30 - 火曜 0:00 ニコニコ生放送
2015年7月20日 - 月曜 12:00 更新 GYAO! 第1話無料、第2話以降1週間無料
第1話・第2話同時配信開始

BD / DVD[編集]

発売日 収録話 規格品番
BD DVD
1 2015年9月16日予定 第1話 - 第2話 PCXG-50481 PCBG-52791
2 2015年10月21日予定 第3話 - 第4話 PCXG-50482 PCBG-52792
3 2015年11月18日予定 第5話 - 第6話 PCXG-50483 PCBG-52793
4 2015年12月16日予定 第7話 - 第8話 PCXG-50484 PCBG-52794
5 2016年1月20日予定 第9話 - 第10話 PCXG-50485 PCBG-52795
6 2016年2月17日予定 第11話 - 第13話 PCXG-50486 PCBG-52796

ラジオ[編集]

「実は私はらじお」
放送日時
ラジオ大阪:2015年7月3日より毎週金曜日 24:30 - 25:00 放送
HiBiKi Radio Station:2015年7月6日より毎週月曜日配信[7]
パーソナリティ
芹澤優(白神葉子 役)
M・A・O(紅本茜 役)

その他[編集]

  • 2013年7月に俳優のトム・クルーズが本人のツイッター上で本作に関するリツイートを行い、話題となった。当時、クルーズは自身の主演する映画『Edge of Tomorrow』の撮影中で、この映画の原作者である桜坂洋が勧めている漫画を紹介するつもりでリツイートしたとされる。この事態に便乗し、週刊少年チャンピオン編集部も公式ツイッターで「トムクルーズもお気に入り」などとツイートしている[8]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 友人全般をフルネームの呼び捨て(親友である葉子に対してだけはのちに「葉子君」に変化:後述)で呼び、教師は「○○教官」、自身が他人にものを教える立場になった時には相手を「○○訓練生」と呼ぶ。また行動開始時間をヒトロクマルマル(16:00)、行動を「作戦」、料理のレシピを「指示書」と言うなど。
  2. ^ 満月でなくても写真など直視でなくても可。
  3. ^ 女性に興味がないか主導権を握りたいタイプ以外の9割の男性は篭絡され、女性は痴女化している。
  4. ^ 当然ながらみかんはそう呼ばれるのを嫌がる。
  5. ^ みかんが凛の祖母であったとしても、祖母は父方・母方の2人がありうる。また、「おばあちゃん」を年嵩の女性の意味で呼んだ可能性もあり、みかんが朝陽と結ばれたと断定できないことがのちに指摘されている。
  6. ^ この能力で支配された人間は、その間の記憶が一切残らない。また、明里に角を片方へし折られた時は普段と全く異なり、生徒思いの礼儀正しい性格に変貌したことも。
  7. ^ 中でも藍沢の作ったお菓子が好物で、何らかの形で彼女に手作りお菓子を要求することもある。
  8. ^ 実は茜によって、天使の輪を生徒会室の蛍光灯として使われているものの、華恋本人はそれに気付いていない。
  9. ^ ただし茜の本音は学生相手なら給料を払わなくてもいいからである。
  10. ^ ただし涼本人には、カモとしか見られていなかった。
  11. ^ 高校時代は、人並みの体躯で爽やかな風貌だったが、高校3年時に2メートルも成長したとのこと。
  12. ^ ひとつのジュースを2人で一緒に飲んだり、抱き締められたり、キスを迫られる等。しかし、朝陽たちの修学旅行にこっそりついてきた際は遂にキスされてしまった。
  13. ^ その後も懲りずに嶋田の前に現れてしまい、上述のように涼は人格崩壊、嶋田が連行というのがパターンの1つとなっている。

出典[編集]

  1. ^ 増田英二「実は私は」TVアニメ化決定!チャンピオン発の人外ラブコメ(コミックナタリー、2015年1月29日)
  2. ^ a b c d e f “TVアニメ『実は私は』芹澤優さんら女性キャスト、スタッフ、メインビジュアル大発表!”. アニメイトTVニュース. (2015年3月21日). http://www.animate.tv/news/details.php?id=1426844274 2015年3月21日閲覧。 
  3. ^ コミックス12巻表紙より
  4. ^ a b c 『実は私は』追加キャスト発表! 下野紘&羽田野渉らが3バカトリオ演じる”. マイナビニュース. 2015年6月5日閲覧。
  5. ^ ON AIR”. TVアニメ「実は私は」公式サイト. 2015年5月22日閲覧。
  6. ^ テレビ放送対象地域の出典: 放送分野の動向及び規制・制度(資料2)”. 政府規制等と競争政策に関する研究会「通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方」. 公正取引員会. p. 2 (2009年10月9日). 2014年8月19日閲覧。 基幹放送普及計画”. 2014年8月19日閲覧。 地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会 (Dpa). 2014年8月19日閲覧。
  7. ^ 番組紹介:「実は私はらじお」”. HiBiKi Radio Station. 2015年6月16日閲覧。
  8. ^ トム・クルーズ、漫画「実は私は」を突然RT チャンピオン編集部「トムもお気に入り!」(J-CASTニュース)

外部リンク[編集]

テレビ東京 火曜 1:35(月曜深夜)枠
前番組 番組名 次番組
プレミアMelodiX!
【1時間15分繰り下げて継続】
実は私は
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