コーエーテクモゲームス
![]() | |
![]() 本社が入るKTビル | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | コーエーテクモ、KTゲームス、KT |
本社所在地 |
![]() 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目3番6号 KTビル 北緯35度27分36.6秒 東経139度37分33.3秒 / 北緯35.460167度 東経139.625917度座標: 北緯35度27分36.6秒 東経139度37分33.3秒 / 北緯35.460167度 東経139.625917度 |
設立 |
1978年(昭和53年)7月25日 (株式会社光栄) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 |
1020001020127 ![]() |
事業内容 |
パーソナルコンピュータ・家庭用ビデオゲーム機用ソフトウェアの企画・開発・販売 書籍およびCDの企画・制作・販売 |
代表者 |
代表取締役会長(CEO兼COO) 襟川陽一 |
資本金 | 90億9000万円(2020年3月31日現在)[1] |
売上高 | 351億8300万円(2020年3月期)[1] |
営業利益 | 120億3600万円(2020年3月期)[1] |
経常利益 | 166億9600万円(2020年3月期)[1] |
純利益 | 123億1600万円(2020年3月期)[1] |
純資産 |
883億3500万円 (2020年3月31日現在)[1] |
総資産 |
1346億5500万円 (2020年3月31日現在)[1] |
従業員数 | 1,835名(連結、2020年3月31日現在)[2] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 株式会社コーエーテクモホールディングス 100% |
主要部門 |
エンタテインメント事業部 エンタテインメント制作本部 品質管理本部 マーケティング本部[3] |
主要子会社 |
KOEI TECMO SINGAPORE Pte. Ltd. 天津光栄特庫摩軟件有限公司 北京光栄特庫摩軟件有限公司 KOEI TECMO SOFTWARE VIETNAM CO., LTD. |
関係する人物 | 鯉沼久史(取締役社長) |
外部リンク |
www![]() |
株式会社コーエーテクモゲームス(英: KOEI TECMO GAMES CO., LTD.)は、コーエーテクモホールディングス傘下のパソコンおよび家庭用ゲーム機用のゲームソフト・オンラインゲーム・モバイルコンテンツの企画・開発を統括し、パブリッシャー機能、ゲームソフト開発における共通機能および関連書籍の出版事業を担当する企業。
開発子会社を中華人民共和国(天津・北京)、シンガポール、ベトナムに置く。
沿革・概要[編集]
2010年(平成22年)4月1日に株式会社コーエーとテクモ株式会社が合併して発足。合併に先立ち、ゲームソフト開発・コンテンツ運営を担当する子会社として(旧)コーエー、(旧)テクモより(新)株式会社コーエー、(新)テクモ株式会社(株式会社テーカンとして設立し、KTゲームス発足時にテクモに商号変更)がそれぞれ新設された[4]。
2011年(平成23年)4月1日に(新)コーエー、(新)テクモを吸収合併し、分離していた開発機能を統合した[5]。
2014年(平成26年)8月26日、戦国無双シリーズの一部の作品において、採用されているシステムが、カプコンのゲームソフトの特許権を侵害しているとして、カプコンがコーエーテクモゲームスに対し訴訟を提起[6]。
2014年(平成26年)10月1日、子会社である株式会社ガストを吸収合併し、ガスト長野開発部を設立[7]。
2016年(平成28年)放送の大河ドラマ『真田丸』の劇中の背景や大名の勢力図などに使用するCG技術をコーエーテクモゲームスが提供・監修を行う[8][9][10][11][12]。
同年4月1日、ソフトウェア事業部、ネットワーク事業部、メディア事業部をエンタテインメント事業部として統合し、「シブサワ・コウ」「ω-Force」「Team NINJA」「ガスト」「ルビーパーティー」の5つのブランドグループを設立[13]。
2017年(平成29年)4月1日、スマートフォン向けゲームブランド「midas」を設立[14]。
同年12月14日、大阪地方裁判所は、戦国無双シリーズにおける特許権侵害訴訟において、カプコンの訴えを退ける判決を下した[15]。
2018年(平成30年)3月30日、知的財産高等裁判所は、カプコンに対してコーエーテクモゲームスが起こした特許無効審判請求においてコーエーテクモゲームスの訴えを退ける判決を下した[16]。
2020年(令和2年)3月、コーエーテクモホールディングスの現本社がある横浜市港北区箕輪町より、同市西区みなとみらいのKTビル内に本社を移転した(詳細は後節)。
本社[編集]
2016年(平成28年)10月、横浜みなとみらい地区(47街区)に新たに建設する複合ビル(15階建て、事業者:三菱地所)内に本社を移転する計画が発表された[17](同ビルの1階〜8階を当社がオフィスとして使用し、9階〜15階には東急REIホテルが入居[18][19])。その後、同ビルの名称は「KTビル」となり[20]、2020年(令和2年)1月に竣工、同年3月に本社の移転が実施された。また、低層部にはライブハウス型ホール「KT Zepp Yokohama」も併設、Zeppホールネットワークと業務提携を行い、当社のエンタテインメント事業でのノウハウを生かし共同展開していく方針である[21]。
なお、横浜市港北区の旧本社ビル(コーエーテクモホールディングスの現本社)の横には永井一正の手による太陽のイラストが描かれた通称『ジェミニビル』が建てられている。中庭にはタイルで描かれた織田信長の顔、応接室は源平合戦をイメージしたデザインとするなど、歴史ゲームに関連した装飾が施されている。また廊下には絵画が飾られているが、これはホールディングス代表取締役会長の襟川恵子が美大出身であるためだという[22]。
不祥事・問題[編集]
- PSP版『コーエーテクモ定番シリーズ 三國志VIII』のUMDに収録されている内容を誤って別製品(『三國志VII』)のまま販売してしまったことから、販売を一時停止し、製品の回収・交換が行われた[23]。
- 2018年2月 - 真・三國無双8のPC版(Steam)において、発売当時はレジストリの値を変更することでサポートされていなかった日本語と中国語が選択できることが判明した。これに対しコーエーは、アップデートで日本語と中国語を選択できないようジオブロッキング(おま国)を施した。この対応に対しプレイヤー側からは、これまで使えていた音声と字幕データを不具合とみなして後から削除することに怒りが爆発し、Steamのレビューでは9割弱が「おすすめしない」という結果になり炎上した[24]。
提供番組[編集]
ブランドグループ[編集]
ブランド名[25] | ブランド長[13] | 主なIP[13][25] |
---|---|---|
シブサワ・コウ | 竹田智一[26] | 三國志、信長の野望、ウイニングポスト、大航海時代 |
ω-Force | 小笠原賢一 | 無双(真・三國無双、戦国無双)、討鬼伝 |
Team NINJA | 早矢仕洋介 | NINJA GAIDEN、デッド オア アライブ、仁王 |
ガスト | 鯉沼久史 | アトリエ、サージュ・コンチェルト、よるのないくに |
ルビーパーティー | 襟川芽衣 | ネオロマンス(アンジェリーク、遙かなる時空の中で、金色のコルダ) |
midas | 藤田一已[14] |
ゲームタイトル[編集]
脚注[編集]
- ^ a b c d e f g “2020年3月期決算公告 (PDF)”. 株式会社コーエーテクモゲームス (2020年6月15日). 2020年7月21日閲覧。
- ^ “会社概要”. コーエーテクモホールディングス. 2020年7月21日閲覧。
- ^ “組織図”. コーエーテクモホールディングス. 2020年7月21日閲覧。
- ^ “グループ組織再編(会社分割並びに子会社の合併及び商号変更)のお知らせ (PDF)”. コーエーテクモホールディングス (2010年2月15日). 2018年1月17日閲覧。
- ^ “連結子会社間の組織再編(合併及び会社分割)についてのお知らせ (PDF)”. コーエーテクモホールディングス (2011年2月7日). 2018年1月17日閲覧。
- ^ ゲームソフト:「戦国無双」特許侵害で提訴 - ウェイバックマシン(2014年8月26日アーカイブ分)
- ^ “ガスト長野開発部始動! 鯉沼P・菊地P・土屋D・岡村Dの豪華対談から探るガストブランドの未来!”. ファミ通.com (2014年11月1日). 2018年1月17日閲覧。
- ^ “コーエーテクモゲームス、代表のシブサワ・コウ氏が大河ドラマ「真田丸」への技術提供・監修を担当 フル3D全国一枚マップのCG技術をNHKに提供”. Social Game Info (2015年12月15日). 2018年1月17日閲覧。
- ^ “シブサワ・コウ氏、新大河ドラマ『真田丸』への技術提供が決定”. ファミ通.com (2015年12月14日). 2018年1月17日閲覧。
- ^ “『真田丸』に“俺たちのシブサワ・コウ”が映像提供!さらに『戦国立志伝』が「大河ドラマから、大阪城のCGを…」の超朗報!!”. おたぽる (2015年12月17日). 2018年1月17日閲覧。
- ^ “「信長の野望」3Dマップ技術、大河ドラマ「真田丸」に活用”. ITmedia NEWS (2015年12月14日). 2018年1月17日閲覧。
- ^ “コーエーテクモゲームスのシブサワ・コウ氏が大河ドラマ「真田丸」への技術提供・監修を行うことが明らかに”. 4Gamer.net (2015年12月14日). 2018年1月17日閲覧。
- ^ a b c “組織変更及び人事異動に関するお知らせ (PDF)”. コーエーテクモホールディングス (2016年2月18日). 2016年5月23日閲覧。
- ^ a b “スマートフォンアプリ市場でヒット作を見出す新ブランド「midas(ミダス)」創設のお知らせ”. コーエーテクモホールディングス (2017年3月30日). 2017年4月16日閲覧。
- ^ “特許侵害訴訟の一部勝訴判決に関するお知らせ (PDF)”. コーエーテクモゲームス (2017年12月14日). 2018年1月17日閲覧。
- ^ “カプコン、コーエーテクモから提訴されていた審決取消訴訟に勝訴”. gamebusiness (2018年3月30日). 2019年1月17日閲覧。
- ^ “横浜・みなとみらい21地区に本社オフィスとライブハウス型ホールを取得!”. コーエーテクモホールディングス (2016年10月27日). 2018年1月17日閲覧。
- ^ “コーエーテクモゲームス、MMに本社移転 15階建てビル建設”. 日本経済新聞 (2016年10月28日). 2018年1月17日閲覧。
- ^ “【ニュース】 東急ホテルズ、三菱地所がみなとみらい21地区で建設計画中のオフィスとライブハウス型ホールとの複合施設に「東急REIホテル」を出店、開業予定は2020年春 神奈川県横浜市”. 遊都総研 (2017年3月31日). 2018年1月17日閲覧。
- ^ みなとみらいデータベース:KTビル (47街区)(みなとみらいエリアマネジメント)
- ^ “コーエーテクモゲームス、横浜・みなとみらいの新ホール「Zepp」ブランドで共同展開 ホールは2020年春開業予定”. PR TIMES (2017年3月30日). 2018年1月17日閲覧。
- ^ 渡辺篤史さんのゲームオフィス探訪~コーエーテクモゲームス編~(1/2) - ファミ通.com (2017年2月15日)
- ^ “製品不具合のお詫び”. コーエーテクモゲームス (2012年7月12日). 2012年7月12日閲覧。
- ^ PC版「三國無双8」日本・中国語を選択できたことを“不具合”としてブロック レビューが赤壁炎上状態に
- ^ a b “エンタテインメントコンテンツ事業”. コーエーテクモホールディングス. 2016年5月23日閲覧。
- ^ “子会社の人事異動に関するお知らせ (PDF)”. コーエーテクモホールディングス (2017年4月3日). 2017年4月16日閲覧。
外部リンク[編集]
- GAMECITY(コーエーテクモゲームス)
- コーエーテクモ (@koeitecmogames) - Twitter
- コーエーテクモゲームス - Facebook
- コーエーテクモChannel - YouTubeチャンネル
- こーてくちゃんねる - ニコニコチャンネル
|