ハイスクール・フリート

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ハイスクール・フリート
ジャンル 学園SF艦隊
アニメ
原作 AIS(OVA:AAS)
監督 信田ユウ
シリーズ構成 吉田玲子
脚本 吉田玲子
キャラクターデザイン あっと(原案)
中村直人(アニメーション)
音楽 小森茂生
アニメーション制作 プロダクションアイムズ
製作 海上安全整備局
放送局 BS11TOKYO MXほか
放送期間 2016年4月 - 6月
話数 全12話 + OVA2話
漫画:はいふり
原作・原案など AIS(原作)
作画 阿部かなり
出版社 KADOKAWA
掲載誌 月刊コミックアライブ
レーベル MFコミックス アライブシリーズ
発表号 2015年12月号 -
発表期間 2015年10月27日 -
巻数 既刊2巻(2017年2月現在)
漫画:ハイスクール・フリート ローレライの乙女たち
原作・原案など AIS(原作)
作画 槌居
出版社 KADOKAWA
掲載誌 月刊コミックアライブ
レーベル MFコミックス アライブシリーズ
発表号 2016年8月号 -
発表期間 2016年6月27日 -
巻数 既刊2巻(2017年2月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ漫画
ポータル アニメ漫画

ハイスクール・フリート』 (High School Fleet) [注 1]は、プロダクションアイムズ制作による日本テレビアニメ作品。2016年4月より6月までBS11TOKYO MXほかにて放送された[1]。略称と漫画版のタイトルおよび第1話終了まで公表されていた名称は「はいふり[2][注 2]

概要[編集]

飛行機が存在しない世界で[注 3]、日本の低地の大半が海中に沈んだパラレルワールドを舞台に[注 4]、海を守る職業であるブルーマーメイドになることを目指し、学校に入学した女子生徒たちの姿を描く。海が舞台ゆえに多数の船が登場するが、学生の練習用という設定で大日本帝国海軍時代に建造された艦船も登場する。

2015年8月27日発売の『月刊コミックアライブ』(KADOKAWA/メディアファクトリー刊)にて第一報が発表された[4]。以降、本放送開始当日までは作品タイトルを『はいふり』、ローマ字表記も「HAI FURI」とし、正式タイトルと、「はいふり」がその略称であることが一切伏せられたままプロモーションが展開された。

2016年2月には放送局や放送開始時期、オープニングテーマ担当が明らかになり、PV第1弾が公開された[5]

2016年4月1日には海上保安庁・横須賀海上保安部(第三管区海上保安本部所属)とのタイアップ[6]エイプリルフールにちなみ、同庁のTwitterで「横須賀海保、アニメ主人公に厳重注意?」というツイートが流された[7]

女子生徒たちの担当声優については、放送開始1か月前の2016年3月1日から同月31日まで毎日1人ずつ公開された。

横須賀が舞台と言うこともあり、東日本旅客鉄道(JR東日本)横浜支社とタイアップしたイベントが行われている[8]

2016年9月24日に行われたイベント「ハイスクール・フリート presents 横須賀赤道祭 2016」で新作OVAの製作が発表された。テレビアニメの後日談を描く内容となっており、2017年5月23日に発売。また、再放送・発売に合わせてOVAの前編を地上波放送及びネット配信で限定公開された。

2016年10月、OP曲「High Free Spirits」がNewtype×マチ★アソビ アニメアワード2016主題歌賞を受賞した。

2017年4月から5月にかけて「World of Warships」とコラボを企画。

あらすじ[編集]

今から100年ほど前、日露戦争の後、日本はプレートの歪みやメタンハイドレートの採掘などが原因でその国土の多くを海中に失った結果、海上都市が増え、それらを結ぶ海上交通などの増大に依り海運大国になった。その過程で軍艦は民間用に転用され、戦争に使わないという象徴として艦長は女性が務めた。これが「ブルーマーメイド」の始まりであり、女子学生の憧れの職業となっていった。また、かつての軍艦のなかにはブルーマーメイドを育てる教育用の船、教育艦として使用されるものもあった。

幼い頃、岬からブルーマーメイドの当時の旗艦・大和を見た岬明乃と彼女の幼馴染の知名もえかはお互いブルーマーメイドになろうと誓いを立てる。その後明乃は別地に転居。時は流れ、9年後。神奈川県横須賀市にあるブルーマーメイドを養成する学校「横須賀女子海洋学校」に明乃は入学。そこでもえかと再会する。その後、入学者たちは教育艦に配属され、明乃は晴風の艦長に、もえかは武蔵の艦長に任命される。

晴風に乗艦した明乃は海洋実習に参加すべく、艦を出港させる。だが、彼女たちを待ち受けていたのは明るく楽しい学校生活ではなく、様々な出来事に翻弄される運命であった。

登場人物[編集]

「晴風」クルー[編集]

艦橋要員[編集]

岬 明乃(みさき あけの)
- 夏川椎菜
航洋艦長・クラス委員長[9]。通称「ミケちゃん」。
物語の主人公で長野県出身。15歳。入学早々、陽炎型航洋直接教育艦「晴風」艦長(クラス委員長)に任命される。強運の持ち主。
幼い頃に海難事故で両親を失い、自身はブルーマーメイドに救助された過去を持つ。その記憶がきっかけで、幼い頃からもえかとも約束し、共にブルーマーメイドを目指す。海難事故が雷雨の中での出来事だったため、その時のトラウマが大の苦手。形見である懐中時計の表蓋には小学校時代にもえかとの写真を、裏蓋には幼児の頃に両親と一緒に撮った写真を入れている。
艦長に任命されたことに困惑するが、出港前の古庄との会話をきっかけに「船の仲間はみんな家族」という信念をもって艦長の任を全うすることを決意。その一環で乗員は全員あだ名を付けて呼び合っている。また、信念についてはもえかから影響を受けたことが後に明らかとなる。
当初艦長としていざという時の決断はできるものの、それ以外では未熟さが目立ち、特に人命が関わると周りを気にせず、職務より感情に走った行動をしていた。この行動についてましろから苦言を呈されており、自身も多少反省や葛藤するものの、その姿勢を見直すまでに至らず、その結果、ましろとの関係の一時悪化を招くという問題を引き起こした。だが、新橋商店街船の救助活動を通じて今までの自らの言動を見つめることとなり、ましろに謝罪の言葉を述べたことで問題は解決された。そして、比叡との戦闘ではこれらの経験を糧にした姿を見せるが、シュペーとの戦闘で交戦すれば負傷者が出るという現実を突き付けられ、艦長の重責に苦悩することとなり、武蔵を捕捉した際、遂にこれに押しつぶされ、一時は艦の指揮ができない状況まで追い詰められるが、麻侖の活躍やましろ以下乗員からの言葉と意思を知ったことで立ち直り、武蔵と対峙することを決意する。
宗谷 ましろ(むねたに ましろ)
声 - Lynn
副長・クラス副委員長[10]
ブルーマーメイドを輩出してきた名家宗谷家出身の少女で、二人の姉もブルーマーメイドに所属しているため自身もブルーマーメイドを目指す強い使命感を持つ。セーラー服金モールを装飾している[注 5]。通称「シロちゃん」。普段は凛とした態度で接するが可愛いもの好きな一面もある。が苦手であったが新橋商店街船での出来事を経て克服している。幼少の頃から不幸事が多くコンプレックスを抱いており、「ついてない」「不幸だ」が口癖。
かねてより明乃が艦長の役目を軽視するような行動を取ることに苦渋の色を浮かべていたが、明乃が武蔵と接触した際の決断に憤慨し彼女との関係が悪化。その影響で、しばらくの間、気まずい空気が漂うが、明乃からの謝罪を機にその空気は解消された。また、明乃から過去やもえかとの関係が語られたのをきっかけに、彼女に対する見方も変化しつつある。そのため、明乃が判断不能になった際、彼女に活を入れるなど、ましろ自身も成長した姿を見せる。また、幸子とヴィルヘルミーナが自室のテレビで一緒に映画を観ていた影響で呉方言を覚えてしまった。
立石 志摩(たていし しま)
声 - 古木のぞみ
砲術長[11]
無口で時々つたない会話をし、返事をする時はフランス語で「Oui」と返事する。頭の回転と弾道補正の計算が早く、時には明乃にアドバイスをする。カレーが大好き。芽依とは仲が良く、大抵一緒に行動する。通称「タマちゃん」。
第4話で海で拾われた謎の小動物(RATt)と戯れるうちに突然狂暴化して、晴風の補給に来た明石と間宮に銃撃を加えた。その行為に激怒したヴィルヘルミーナに海へ投げ落とされた後に正気を取り戻す。本人は「何故そんな行動に走ったのかは分からない」とのこと。
西崎 芽依(いりざき めい)
声 - 種﨑敦美
水雷長・水雷委員[12]猫耳の輪郭の形をしたリボンを付け、猫の顔を模したフードのパーカーを着用している。小柄ながら負けん気が強く好戦的。志摩とは仲が良く、大抵一緒に行動する。通称「メイちゃん」。
納沙 幸子(のさ こうこ)
声 - 黒瀬ゆうこ
記録員・書記[13]。セーラー帽とねずみ色のカーディガン、ウエストポーチが特徴。穏やかで丁寧な物腰だが、その一方、現実逃避をしがちで、一人芝居という形で自らの憶測や推論を披露する妄想癖があり、それを他のクルーから呆れられたりたしなめられたりしている。時折濃い一面も見せる[注 6]。通称「ココちゃん」。いつも携えているタブレットで情報収集や記録を行っている。ヴィルヘルミーナとは映画を通じて意気投合し親交を深め[注 7]、時折彼女と呉方言を用いた妙なやり取りをするようになる[注 8]。彼女が艦を降りてからは意気消沈していたが、ましろが呉方言で接したのをきっかけに彼女に懐くようになり、一方的な親友関係になる。
後日談を描いたOVAでは主人公格を務め、晴風クラスの解散阻止へ向け行動を起こす。
知床 鈴(しれとこ りん)
声 - 久保ユリカ
航海長・航海委員[14]。方向音痴。また小心者で、逃げるとなると途端にイキイキする。通称「リンちゃん」。操舵を主に担当している。実家は神社宮司を務めており、自身も巫女として手伝っている。
幼い頃より逃げてばかりの選択や生き方をしてきたため、大好きな海をきっかけにすれば自分を変えることができればという理由でブルーマーメイドを目指していた経緯がある。だが、晴風の出来事の関係で、結果的に逃げてばかりいる自分に落ち込んでいたが、明乃から励ましの言葉をもらったのをきっかけに立ち向かう勇気も持とうと努力している。

砲雷科[編集]

小笠原 光(おがさわら ひかり)
声 - 澤田美晴
砲術員[15]。趣味はダーツで好きな言葉は「一発必中」[注 9]。通称「ヒカリちゃん」。
武田 美千留(たけだ みちる)
声 - 菊地瞳
砲術員・主砲旋回担当[15]。好きな言葉は「百発百中」。趣味はビリヤード[注 10]。主砲を撃つのが好き[注 11]。通称「みっちん」。
日置 順子(へき じゅんこ)
声 - 田中美海
砲術員・主砲発射担当[15]
好きな言葉は「全弾命中」。輪投げが趣味[注 12]。「バキュンといくよ」が口癖。通称「じゅんちゃん」。
松永 理都子(まつなが りつこ)
声 - 丸山有香
水雷員・一番発射管担当[16]
好きな言葉は「人生は一度だけ」。ボウリングの達人である[注 13]。通称「りっちゃん」。
姫路 果代子(ひめじ かよこ)
声 - 田辺留依
水雷員・二番発射管担当[16]
好きな言葉は「常に先のことを考えよ」。ボウリングの名人である[注 14] 祖父母が好角家で、一緒にTVでの相撲番組を観ていた影響で相撲関係に詳しい。通称「かよちゃん」。ナスが好物であり、水ナスの漬物には目がない。[注 15]
万里小路 楓(まりこうじ かえで)
声 - 中村桜
水測員・ラッパ手[16]
水測員。鳶色のショールを纏っている。世界有数の企業「万里小路重工」の社長令嬢で、丁寧過ぎる口調で会話する[注 16]。楽器演奏が得意だが唯一管楽器は苦手で、ラッパの吹鳴は下手である[注 17]。音楽を聴くのも好きで、真空管アンプを愛用する。万里小路流薙刀術の使い手であり免許皆伝者[注 18]。通称「まりこうじさん」で、7話で砲雷科の同級生から「まりこー」とあだ名を付けられている。

航海科[編集]

勝田 聡子(かつだ さとこ)
声 - 五月ちさと
航海員[17]および予備操舵員。大きめのリングピアスが特徴。
愛媛県松山市出身なため時々伊予弁で会話し、語尾に「〇〇ぞな」を付ける[注 19]。好きな言葉は「約束は鉄のごとし」。両親が過去に海洋関係や貿易関係の仕事をしていた影響でロシア文化などに詳しい[注 20]。通称「サトちゃん」。
山下 秀子(やました ひでこ)
声 - 大地葉
左舷航海管制員[17]
聞き上手な子[注 21]。好きな言葉は「石橋を叩いて渡る」。通称「しゅうちゃん」。
内田 まゆみ(うちだ まゆみ)
声 - 宮島えみ
右舷航海管制員[17]
日焼け肌で、自身は航海前に日焼けしたことを後悔している。鈴とは幼馴染であり、地元では彼女の逃げ逃げ人生の巻き添えをちょくちょく食らっていることがある。柔道を特技とする。好きな言葉は「一攫千金」[注 22]。通称「まゆちゃん」。
八木 鶫(やぎ つぐみ)
声 - 山下七海
電信員[18]
好きな言葉は「間違った知識には注意せよ、それは無知よりも危険である。」。通称「つぐちゃん」。
実家は宗谷家も参拝に訪れる「諏訪神社」の宮司を務めており、自身も巫女として手伝っている。ダウジングが趣味[注 23]スマホの文章打ちがとてつもなく早い。
宇田 慧(うだ めぐみ)
声 - 藤田茜
電測員[18]
好きな言葉は「逆境もよし、順境もよし。」。祖父がアマチュア無線カメラを趣味にしていた影響で無線とカメラ関係に詳しい[注 24]。カレーが好きで、本格的なインドカレーにこだわりを持ち、自分でナンが作れないか色々試している。通称「めぐちゃん」。
野間 マチコ(のま まちこ)
声 - 小林ゆう
見張員[18]
遠視のため眼鏡を愛用している。長身と整った顔立ちに物静かな言動から、周囲からクールな印象を与えており、小さい頃より女性からモテているが、本人としては一人で静かに居るのが好きで、常に一人でマスト上の見張り台に立つほど見張員は天職だと思っている。通称「マッチ」。
群馬県吾妻郡の山間部出身で、小さい頃から野山を駆け巡って遊んでいたため身体能力も高く、見張り台周辺のマストを素早く自在に動く他、シュペー救出作戦時には突入班に参加し、海水入りの水鉄砲2丁でシュペーの乗員と渡り合っている。

機関科[編集]

柳原 麻侖(やなぎわら まろん)
声 - 高森奈津美
機関長・機関委員[19]
黒木とは幼馴染であり、彼女と一緒にいないとダダをこねる一面もある。千葉県出身だが心は江戸っ子で江戸弁で会話する[注 25]。通称「マロンちゃん」。第10話での赤道祭の時に着た半被を大層気に入り、以後も着ている。
幼い頃から祖父が所有していた漁船の修理を手伝っていたため機関関係の知識と技術は優秀で、一度見た図面を完全に覚えるほど記憶力が良く、トラブルの多い晴風の機関の整備をそつなくこなす[注 26]。また、自身の職務を「窯焚き」と称し誇りに思っており、大抵は機関室に居座っている。艦に乗ってから黒木がましろに関心を持ち続ける姿を見て、内心は落ち込んでいたが、赤道祭をきっかけに彼女の心情を理解することとなり、彼女のために一肌脱ぐことをしている。また、武蔵を捕捉した際、明乃が判断できず、ましろも言葉を見つけられない最中に駆けつけ、ましろに対し自らの信念を語ることで、二人を奮起させるきっかけとなった。
黒木 洋美(くろき ひろみ)
声 - 相川奈都姫
機関助手[19]
麻侖の幼馴染。通称「クロちゃん」。
アニメでは入学試験でましろと出会ったのをきっかけに憧れを抱いており[注 27]、一度なにかにハマるとやり込む一面もある[注 28]。試験での経緯を知っているものの、ましろが艦長になれなかったことに納得しておらず、時々私情に吞まれて職務を放棄する明乃に強い反感を抱いていた。だが、赤道祭で麻侖が不機嫌になった際の明乃の対応や麻侖の策略で明乃と相撲で対決したことでその態度が軟化し、武蔵を捕捉した際、明乃とましろを奮起させる一役を担うなど、当初とは異なる姿を見せている。
相撲が強く、多彩な技に巧みな業師であり、地元の女相撲大会で優勝したこともある。
若狭 麗緒(わかさ れお)
声 - 清水彩香
機関員[20]
ウワサ好き4人組の1人。通称「レオちゃん」。父親がヨットレースに参加していた影響で小さい頃は小型ヨットに乗っていたが、小型スキッパーの免許が欲しいものの両親に反対されたので、堂々と免許が取れる横須賀女子海洋学校に入学した経緯がある[注 29]。4人組内でのカード麻雀ではチーやポンなどの鳴きを多用する。
伊勢 桜良(いせ さくら)
声 - 福沙奈恵
機関員[20]
ウワサ好き4人組の1人。通称「サクラちゃん」。晴風乗員の中ではスタイルがよく、ヴィルヘルミーナの次に胸が大きい[注 30]。カード麻雀では手役作りに拘り過ぎる癖がある。
駿河 留奈(するが るな)
声 - 小澤亜李
機関員[20]
ウワサ好き4人組の1人。通称「ルナちゃん」。父親が機関関係で非常に優秀な技師で、物心ついた頃から父親の姿を見ていた影響で機関関係に詳しい[注 31]。しかし常に頭で考えて行動するため、人に説明することが苦手。カード麻雀は付き合いでやっているだけなのでよくチョンボをする。
広田 空(ひろた そら)
声 - 金子彩花
機関員[21]
ウワサ好き4人組の1人。通称「ソラちゃん」。実家の所有するクルーザーに父親とよく一緒に乗り、エンジン整備も父親と一緒にしている内に機関関係に興味を持ち、家の近くの沖をブルーマーメイド艦艇がよく通っていたのもあり、艦艇関係の職に就きたいと女子海洋学校に入学した経緯がある。カード麻雀では淡々と手を進めるため常に勝ち組。
和住 媛萌(わずみ ひめ)
声 - 新田ひより
応急長・美化委員長[21]
ジャージの上着にスパッツ姿が特徴。ボトルシップを含む模型製作を趣味としている。いつもダイエットをしている。百々とは仲が良く、大抵一緒にいる。通称「ひめちゃん」。
両親が神田出身であり、祭りとなると血がうずくらしく、第10話での赤道祭の際に神輿を自作した程である。
青木 百々(あおき もも)
声 - 大橋歩夕
応急員・美化委員[21]
常にベレー帽を被っており、風呂に入る時以外は滅多なことがない限り脱がない。漫画が好きで自身も漫画を描く。卵かけご飯も好き。語尾に「〇〇ッス」を付ける。媛萌とは仲が良く、大抵一緒にいる。通称「モモちゃん」。

主計科[編集]

等松 美海(とうまつ みみ)
声 - 大津愛理
主計長・会計[22]
東京都兜町金融船団出身でそのためか物流に精通している。妹が一人いる。入学試験でマチコに出会って以来彼女に夢中。珠算1級を保持している。物事を「〇倍」「〇%」と数字で例える癖がある。通称「ミミちゃん」。
伊良子 美甘(いらこ みかん)
声 - 麻倉もも
給養員・砲水雷運用員・炊事委員[23]
料理係3人組のリーダー格。こだわりすぎて調理時間が長い。テレビドラマが大好きである。通称「ミカンちゃん」。
杵崎 ほまれ(きねさき ほまれ)
声 - 伊藤かな恵
給養員・水雷運用員・炊事委員[23]
和菓子屋の娘。双子の姉。好きな言葉は「温故知新」。通称「ほっちゃん」。
菱餅型の髪飾りとエビのイラストが付いたピンク色のエプロンがトレードマーク。
杵崎 あかね(きねさき あかね)
声 - 伊藤かな恵
給養員・水雷運用員・炊事委員[23]
和菓子屋の娘。双子の妹。好きな言葉は「革命戦士」。通称「あっちゃん」。
三色団子型の髪飾りとイカのイラストが付いた水色のエプロンがトレードマーク。
鏑木 美波(かぶらぎ みなみ)
声 - 阿澄佳奈
衛生長・保健委員[22]
時々古語や、果ては詩人めいた台詞を言うことやマッドサイエンティストの気がある。ココアを愛飲する。乗員からは年上と思われていたが、後に晴風では最年少となる12歳であったことが判明する。海洋医大にて史上最年少で博士号を飛び級で取得した才女であり、この関係で海洋実習が未履修だったため、その履修のために晴風に乗船していた。そのためその分野における観察力などに長け、RATtが異常現象の原因であることを突き止め、自らの知識を活かしてウイルスワクチンの開発に成功する。
その飛び級による極端な学歴のために今まで同年齢の、そして長い時間の中での「友達」を持たない人生を送ってきたが、晴風乗員との様々な経験の中ではじめての友達を作ることが出来たと実感し、赤道祭では自身から「われは海の子」の合唱を希望するなど、友達を持つことへの大切さを実感している模様。通称「美波さん」。
養護教諭枠。

その他乗員[編集]

ヴィルヘルミーナ・ブラウンシュヴァイク・インゲノール・フリーデブルク
声 - 五十嵐裕美
ドイツヴィルヘルムスハーフェン海軍基地所属[注 32]。アドミラル・グラフ・シュペー副艦長[24]。通称「ミーちゃん」。日本語は堪能で普段は標準語だが、気が高ぶると「ド○○」という表現を多用した呉方言になる。一人称は「わし」。航海経験は明乃たちよりも長く、時にはその経験を生かしてサポートする。
女子海洋学校との合同演習のために合流地点に向かう途中、突如乗員が命令無視をするという異常事態に陥り、共に正気を保っていた艦長・テアから近くにいた晴風へ避難するようにとの命令で艦長帽を託され脱出。必ずシュペーに戻ってテアに艦長帽を返すと心に誓い、晴風と行動を共にする。空き部屋がなかったため、ましろの部屋と同室することになる。副艦長という立場からましろの職責と苦悩を理解しており、ましろに関してあらぬ噂話を繰り広げていた機関員4人組を叱咤するなど、彼女に寄り添う姿勢を見せる一方、自分を救助した明乃には「命の恩人」として感謝の言葉を述べた。また幸子とも語学を学ぶために観た映画を通じて意気投合し、やがて親友関係となり、時折彼女と呉方言を用いた妙なやり取りをするようになる。
アドミラルティ諸島でシュペーを発見し、テアとシュペー乗員を救出することを決意。艦内案内人として突入班に参加。シュペーに乗り込み、テアとシュペー乗員の救出に成功し、救出後は約束であった艦長帽をテアに返上した。シュペーは事態の説明と補給・修理のために最寄のゼーアドラー基地へ帰港することとなり、自身は副長職に復帰するため、幸子と再会を約束し別れを告げるがその後武蔵救出戦にテアとともに支援に駆け付ける。
五十六(いそろく)
声 - 鶴岡聡
「晴風」大艦長[24]。明乃が埠頭で出会ったドラ猫。その後「晴風」の艦橋に入り込み、彼女たちと航海を共にすることとなる。後にRATtを捕まえて異常現象を解決するきっかけを発見したことにより大提督へ昇進した。名前の由来は昔、横須賀女子海洋学校で教鞭を揮っていた教師と風貌が似ていたので、いつしか誰かがそう呼ぶようになったとのこと[注 33]
多聞丸(たもんまる)
声 - 相川奈都姫
新橋商店街船の住民が飼っていた子猫。座礁事故の際に救助に来たましろと行動を共にする内に懐いてしまい、飼い主の好意で譲り受け、ましろが面倒を見ることとなる。

その他[編集]

知名 もえか(ちな もえか)
声 - 雨宮天
大型直接教育艦「武蔵」艦長[23]
明乃の幼馴染で、母親がブルーマーメイドに所属していたこともあり、自身も明乃と共にブルーマーメイドになろうと誓いを立てた仲。通称「もかちゃん」。二十一期生主席で、彼女とは別の船に乗ることになり、超大型直接教育艦「武蔵」艦長となる。
突如武蔵乗員が命令無視をする中で正気を保っており、第2話の終盤で晴風に救難通信を送った後は消息不明だったが、第5話で武蔵が東舞鶴男子海洋学校教員艦隊、そして晴風と交戦している中で明乃が武蔵に近付き窓越しに再会したが、再び離れ離れになる。また、この時は感染していない様子を見せる。
第11話にて感染していない理由が明らかになる。演習前日、艦内の生徒がウイルスに感染したと思われる時間帯に彼女は艦橋で当直を務めていたため、感染を免れた。異常を感じ取った彼女は無事だった乗員3名とともに艦橋にバリケードを築いて立てこもったため、感染を回避することに成功したからである。
古庄 薫(ふるしょう かおる)
声 - 豊口めぐみ
指導教官で宗谷真霜の先輩[注 34]。階級は二等保安監督。演習航海に遅刻した「晴風」に教官艦「猿島」から砲撃を加え、交戦の末に魚雷で足止めされる。その後、公安管理局に打電する。第1話の時点では打電後どうなったかは不明だったが、第5話で猿島沈没後、海上を漂流。時間軸でいうと第4話まで意識不明だったことが明らかとなる。その後病院で安全監督室から事情聴取を受け、晴風へ砲撃した時のことを終始覚えているものの何故あのような行動をとったのか自分でも分からないと困惑していたが、その理由はRATtが関わっていたことが明らかとなる。
その後回復し、猿島と同型艦である天神(てんじん)に乗艦して比叡、舞風、浜風、アドミラル・グラーフ・シュペーを率いて晴風の支援に駆け付ける。
宗谷 真雪(むねたに まゆき)
声 - 甲斐田裕子
海洋学校の校長でましろの母。彼女の曾祖母はブルーマーメイドの創設者であり、自身も元ブルーマーメイド所属で9年前は旗艦「大和」の艦長を務めていた。「晴風」の反乱騒動に対しては生徒を守ろうと海上安全整備局と対立しており、以後の異常事態に対しても生徒の保護や事態の収拾に奔走する。
15年前、領海内を荒らし回った武装船団を単艦で殲滅したことから「来島巴御前」と呼ばれ、第一線を退いた現在においてもブルーマーメイドはもちろん、海上安全整備局に対しても発言権および特別発動権限を持ち萎縮させるほど畏敬の存在とされている。
宗谷 真霜(むねたに ましも)
声 - 中原麻衣
宗谷家長女。安全監督室の室長であり一等保安監督官。ブルーマーメイドの現最高責任者。母・真雪の依頼を受け、晴風をはじめとする教育艦の発見・保護や、事態の調査等に奔走し、古庄の見舞いの時に偶然聴いた海洋研究機関員の会話を元に調査してRATtの存在や異常事態の原因を突き止め、真雪に報告した。後に武蔵を含める感染艦の大規模救出作戦「パーシアス作戦」を考案・実行することになる。
宗谷 真冬(むねたに まふゆ)
声 - 優希知冴
宗谷家次女。ブルーマーメイド所属でインディペンデンス級沿海域戦闘艦「弁天」の艦長を務めている。体育会系の気質で髪はショートにし、なぜかマントを羽織っている。本人は黒色を好むらしく、制服や帽子、マントなども黒色のものを着用している。
不明艦の捜索活動をしていた折にトラック諸島で比叡発見の報を聞き駆けつけましろと再会。比叡の確保および収拾後、再びトラック諸島北方で不明艦の発見の報を聞き、同じくアドミラルティ諸島で目撃された不明艦の調査を明乃とましろに依頼し、別れを告げて目撃地点へ舵を取った。その後、3隻の不明艦を鎮圧しそれらに乗っていた生徒たちを救出する。パーシアス作戦時において武蔵を除く残り4隻の不明艦を救出するも、その後武蔵の浦賀水域出没の報を聞き、可能な限り急行すると報告した。
教頭
声 - 鶴岡聡
横須賀海洋女学校教頭。本名不明。階級は二等保安監督監。髭面の中年の男。真雪に事態の結果などを逐一報告している。
杉本 珊瑚(すぎもと さんご)
声 - 福沙奈恵
横須賀女子海洋学校所属の工作艦「明石」艦長。小柄な体型[注 35]にサイズの大きいフード付きのミリタリーコートを着用し、靴もかかとを潰して履いている。自身の人生をマンボウに例え、「人生」と書かれたマンボウの絵を自身のトレードマークとしてコートの背部や私物にあしらっている。
真雪の依頼を受けて間宮やブルーマーメイドと共に室戸岬沖で晴風に合流し晴風の修理や改装を行い、後にシュペーとの戦闘で被弾した晴風の下へ再度合流し晴風の修理や改装を行った。機械いじりが好きでその小柄な体型を生かして自ら狭い場所での修理を買って出るほどで、癖のある晴風の機関のメンテをこなしている麻侖の腕を高く評価している。
藤田 優衣(ふじた ゆい)
声 - 清水彩香
横須賀女子海洋学校所属の補給艦「間宮」艦長。料理作りが好きで美食家でもあり、艦長職を務める傍ら、自ら料理人として調理場に立つほど[注 36]。彼女の作る料理は横須賀海洋女学校各艦の間でも好評で、特にカステラ作りが得意で、間宮内で作られる羊羹と合わせて作るシベリアは絶品[注 37]
真雪の依頼を受けて明石やブルーマーメイドと共に室戸岬沖で晴風に合流し晴風の補給を行い、後にシュペーとの戦闘で被弾した晴風の下へ再度合流し晴風の補給を行った。
平賀 倫子(ひらが ともこ)
声 - 野村真悠華
晴風の補給のために、接触してきた人物。安全監督室情報調査隊所属の二等監察官、役職は部長。武蔵救出作戦では福内の艦に乗艦していた。海洋スポーツ全般に長けており、特に得意であったスキッパーに関しては学生時代に国際スキッパーレースS-1カテゴリーでトップクラスだった。
福内 典子(ふくうち のりこ)
声 - 櫻庭有紗
安全監督室情報調査隊に所属する真霜の部下で平賀の同僚。熊の耳型のヘッドセットを付けているのが特徴。晴風が初めて明石・間宮の補給を受けた際、ウイルスに感染した志摩が明石・間宮を攻撃したため、志摩の尋問を実施した。
パーシアス作戦」でインディペンデンス級沿海域戦闘艦「御蔵」に平賀とも乗艦し、同型の三宅、神津、八丈と共に最低限備えとしての別動隊として九州に配置されていた。武蔵が日本近海に現れたため九州から急行し、ブルーマーメイド艦隊として武蔵と交戦し善戦するが御蔵以外を戦闘不能にされ、御蔵も航行に支障をきたすレベルのダメージを受けてしまった。
テア・クロイツェル
声 - 森永千才
ドイツのヴィルヘルムスハーフェン校からの留学生艦・アドミラル・グラーフ・シュペー艦長。ヴィルヘルミーナとは中学の頃からの親友の仲でもあり、公私共に尊敬もしている。海軍将校用マントを羽織っている。晴風に救出された後、感謝を込めて合同パーティーを開催して晴風乗員たちと親睦を深め、パーティーを終えると自国の基地に舵を取った。
その後武蔵救出戦で借りを返しに晴風の支援に駆け付ける。
RATt(ラット)
一連の事件の原因と見られるハムスターに似た小動物。遺伝子構造の異なる生物であることと、「RATtウィルス」[注 38]と呼ばれるウイルスを保菌・媒介しており、そのウイルスが原因で電子機器の不具合や、感染者の性格の狂暴化が認められると鏑木が発見した。後にワクチンや調査記録の書類と一緒にブルーマーメイドに手渡され、女子海洋学校へと搬送された。
その後、真霜の調査結果でこの生物が海上安全整備局内の海洋研究機関内で偶然誕生した生物であること、ウイルスの一次感染者が身体能力の向上と共に好戦的な性格になるほか、ウイルスが発する電磁波ハブとなって周囲の二次感染者の脳波に干渉することにより「生体電流ネットワーク」を構築させ、単一の意思に基づいて行動する「ひとつの群体」を形成しより強力になった電磁波によって感染を拡大すること、さらにこの電磁波によって電子機器の機能不全を引き起こすことが報告された。
鏑木の調査によると、感染後の経過時間が短ければ海水がウイルス(電磁波)に対し有効と推測されるが、時間経過と共にウイルスが全身に行き渡った場合抗体の投与のみが効果的であると推測されている。それを踏まえ、シュペー救出作戦時には海水の入った水鉄砲を装備してシュペー艦内に突入、海水を当てて気絶させている。
また、RATtに関連する「密閉環境における生命維持および低酸素環境に適応するための遺伝子導入実験」が、文部科学省海洋科学技術機構、海上安全整備局装備技術部、国立海洋医科大学先端医療研究所の三者共同で行われており、その実験の際にサルベージ不可能な水深1500mまで沈没した実験艦(潜水艦)が、海底火山活動による西之島新島の形成によって海上に露出。海洋実習で猿島および教育艦隊が西之島新島近海を第一次集合場所として集結する予定の情報をつかんだ研究機関が、関係者を猿島に乗船させ、それを回収させる手はずだったが、その際、猿島乗員がウイルスに感染し、その海域にいた人物にも感染が広がったことが、一連の事件の発端となった。また、機関部の故障で遅刻した晴風や別海域で合流予定だった明石と間宮およびその護衛教育艦は結果的に感染を免れることとなった。

用語[編集]

ブルーマーメイド
劇中の日本における海の治安を守る女性の職業。女子学生にとっては花形の職業であり、劇中の根幹を成す存在。艦船のカラーリングは基本的に喫水線より上は黒地に水色の斜線がある。女子学生の間では「ブルマー」と省略で呼ばれている[注 39]
国際機関でもあり、日本では安全整備局内のいち組織として所属し、ブルーマーメイドを監督しているのは整備局内の「安全監督室」と呼ばれる部署である。日本の本拠地はで、中央管制機構として東京湾上にブルーマーメイド統合管制艦が在る。主に日本領域海の治安維持や救助活動などの活動をしている。現監督室長は宗谷真霜。
なお、同様に海の治安を守る男性の職業も存在し、そちらは『ホワイトドルフィン』と呼ばれている[注 40][25]
横須賀女子海洋学校
横須賀にある、ブルーマーメイドの養成学校。校舎は壁面にレンガを用いるなど、古式ゆかしい洋風建築となっている。制服はセーラー服だが、「晴風」のクルーの場合は役職によってさらに追加物がある(明乃なら艦長帽、美波なら白衣など)。明乃やもえかのような新入生は第二十一期生に当たる[注 41]。現校長は宗谷真雪。
本校所属の艦船は基本的にYから始まる艦番号ないし艦籍番号を持つ。また、艦船のカラーリングは基本的に喫水線より上は黒地に赤の斜線があり、艦首に艦番号、艦尾に艦名が白文字(後者はひらがな表記)で記載されている。喫水線より下は赤地である[注 42]
また本校を始め各校にある訓練艦は旧式化した艦艇が払い下げられて使用されている[注 43]
推進機関を有するメガフロート型の建造物であると同時に、非常事態の際には海上保安法第12条に基き、校長の指揮下で戦艦として運用することができる。
海上安全整備局
劇中の日本における海の治安を守る組織[注 44]。先述の横須賀女子海洋学校や安全監督室という部署はこの組織の傘下に位置する。国際機関として海上安全委員会という組織が存在するが作中ではあまり語られることはなかった。直属の艦隊を保有しており、普段は治安維持のために世界各地の海洋に展開している。
宗谷家
ましろの家系で、横須賀に居を置く女系家族の名門家。ましろの曾祖母がブルーマーメイドの初代艦長を務めて以来、代々ブルーマーメイド隊員を輩出しており、15年前の領海内での武装船団に対し、真雪が艦長を務めた艦一隻のみで殲滅し領海を守りぬいたこともあることから、ブルーマーメイドを目指す女子学生から羨望視されている。
東舞鶴男子海洋学校
ホワイトドルフィンの養成学校[26]であり、本校所属の艦船は基本的にHから始まる艦番号ないし艦籍番号を持つ。また、艦船のカラーリングは艦橋などの構造物の部分は白で、船体は灰色。黄色の斜線があり、艦首に艦番号が記載されている。
オーシャンモール四国沖店
ショッピングモールの拠点として建造されている商業施設で、四国沖店は四国地方南方の海域に位置している。規模は巨大なメガフロートで、ビルジェットコースターなども見られる。海上にあるため行き来は輸送ボートやスキッパーが主。作中では、トイレットペーパーが枯渇し周囲に何かないかと探したところ四国沖店の近くだったため、それ以外の物資補給も兼ねて岬明乃以下4名がスキッパーで来訪する。
仁義のない争い
1970年代に上映された40 - 50年代に呉で実際に勃発した海上暴力団同士の大抗争を題材にした任侠映画[注 45]。シリーズは全5作で、実在した暴力団を生々しくドキュメンタリータッチの斬新な映像と泥臭く足掻き、時には卑怯にも見て取れる男たちの群像劇に、当時洋映が多かった中でも異彩を放ち海外でも上映され、40年以上経った現在でも幅広い人気を集めている[27]。元ネタは仁義なき戦いである[要出典]

艦船[編集]

特記がない限り艦名リンク先がデザインモチーフ元となっている。

晴風(はれかぜ)
陽炎型航洋艦。全長118.5m。全幅10.8m。基準排水量2,033t。機関出力60,000馬力。速力37ノット。艦番号Y467。
横須賀女子海洋学校所属の航洋直接教育艦で、明乃達が運用している艦である。試験用の機材を搭載しているため同型艦よりも高速ではあるが、機関の高圧缶は故障も多く、その分安定性に欠ける。中型スキッパーを2隻搭載しており、搭乗員による高機動活動にも対応。また、人員や物資輸送のための大型ボートも設置されている。第3話までの戦闘で船体や砲塔を含む装備が損傷し、第4話で「明石」と合流した際、損傷箇所は修理された。その際、「明石」の乗組員の工作により損傷した砲塔も含め、主砲は長十糎高角砲に換装。第9話のシュペー救出戦で第3砲塔が全壊し、明石に修理を受ける共に主砲は5インチ単装砲に換装され射撃管制機器も新しいものに変更された。兵装類は主砲以外は本家の陽炎型に準じているが、電子装備は近代化され[注 46]、砲塔も旋回は手動だが、装填のほうは自動装填機構が備わっている。また、主砲の実弾は艦長と副長の両者が各自で持つ特殊な鍵で同時解錠しなければ発射出来ない。単装砲に換装時に明石から1発だけ噴進弾を渡されている。艦長は岬明乃で、副長は宗谷ましろ。
日本近海での武蔵救出戦にて各所に被害を受けつつ味方の支援を受け作戦を成功させるが、晴風クルーを横須賀まで送り届けた後、任務を全うしたことに満足したかのように静かに沈みだし、5月5日夕刻、晴風乗員の見守る中、横須賀埠頭の海底へ永い眠りに就いた。
その後万里小路重工により船体はサルベージされ使用可能な部品および改装時に取り外されてあった晴風の部品をもって艤装が済んでいなかった陽炎型航洋艦沖風(おきかぜ)に移植し艦番号Y469とはなったものの新生晴風として改めて就航をする。
武蔵(むさし)
横須賀女子海洋学校所属の超大型直接教育艦。艦番号はY118で、艦長は知名もえか、副長は村野憧子[注 47]。自動化されているため、「晴風」と同じ乗員数(生徒数)で運用される。成績上位の者が乗員に選ばれ、将来的にブルーマーメイドや海上安全委員会などの高官職をも約束されている。艦長は将校服を着用する[注 48]
圧倒的な火力と耐久性に加え、的確な命中精度と駆逐艦並みの旋回力を発揮していることにましろをはじめとする晴風乗員を驚愕させている。砲弾等は海上での補給が難しいため、陸上沿岸にある施設で大量に搭載することを前提に運用する。
明石(あかし)
横須賀女子海洋学校所属の工作支援教育艦。艦番号はY2302。海上安全整備局の平賀と補給艦「間宮」と共に「晴風」の下に現れ、砲塔や甲板等を修理を行う[注 49]。航行要員の生徒30人の他に工作活動要員の生徒も30人乗艦している。西之島新島沖の演習の後に「間宮」と共に艦隊に合流する予定だったため、感染を免れている。艦長は杉本珊瑚。
間宮(まみや)
横須賀女子海洋学校所属の補給支援教育艦。艦番号はY2201。海上案整備局の平賀と工作艦「明石」と共に晴風の下に現れ、トイレットペーパー等の足りない物資の補給を行う。航行要員の生徒30人の他に料理専属の生徒も30人乗艦している。西之島新島沖の演習の後に明石と共に艦隊に合流する予定だったため、感染を免れている。艦長は藤田優衣。
比叡(ひえい)
横須賀女子海洋学校所属の大型直接教育艦。艦番号はY102。行方不明になっていた教育艦のうちの一隻で、型は古いものの改装により新鋭艦にも劣らない。晴風がある海域で捕捉し追跡していたが、幸子の分析でトラック諸島という人口密集地に進路を向けていることが判明。感染拡大を阻止すべく、晴風は比叡と交戦を決意する。艦を座礁させる作戦を開始し、一度は窮地に追い込まれるものの、潮汐を利用したトラップにより浅瀬で座礁し機関を停止。増援に現れた宗谷 真冬が乗艦するブルーマーメイド艦に保護される。その後、武蔵救出戦にて晴風の支援に駆け付ける。
猿島(さるしま)
横須賀女子海洋学校所属の大型教員艦。全長127.4m、全幅31.6m、基準排水量2,176t。速力44ノット。インディペンデンス級沿海域戦闘艦をベースに凌波性や耐航性、航続距離を向上させた「改インディペンデンス型」で、速射砲・VLS飛行甲板を備える。艦番号Y083で艦長は古庄薫。
集合地点に遅刻して到着した晴風を突如速射砲で砲撃し、晴風からの反撃を受け沈没。その後の調査で猿島には「海洋生物の生態を研究」を名目として研究員のチームが派遣されていたが、その実、西之島新島に打ち上げられた沈んでいたはずの実験艦からRATtのデータを回収して自沈させようという準備であったが、猿島がウイルスに感染してしまい研究員のチームも意識不明となる。
猿島の同型艦は真冬が艦長を務める『弁天』の他、ブルーマーメイドの作戦艦艇および教員艦として世界各国に配備が進められている。
アドミラル・グラフ・シュペー[注 50]
ドイッチュラント級小型直接教育艦。全長186m、全幅21.6m、基準排水量12,100t。速力28.5ノット。主砲は最大射程36kmを誇る28センチ三連装砲、副砲として15センチ単装砲を装備する。艦番号W207。ヴィルヘルミーナが副長として乗艦。
ドイツのヴィルヘルムスハーフェン校からの留学生艦。ヴィルヘルミーナは横須賀女子海洋学校との合同演習に参加するために航行したと語っているが、海洋学校側のサプライズとして企画されていたため、明乃達はそのことについては全く聞かされていなかった。
アドミラルティ諸島で再び発見され、晴風との戦いの末、艦長のテアを始めシュペーの乗員はウイルスの感染から解放される。その後、補給と精密検査と報告のためゼーアドラー基地へ寄港することになる。その後武蔵救出戦にて、晴風の支援に駆け付けた。
伊201
東舞鶴男子海洋学校所属の潜水直接教育艦。全長79m、全幅5.8m、基準排水量1,070t。水中速力20ノット。艦番号はH6201。
夜間に晴風が探知した際、無線機が送信不能となっていたため交戦の意志がないことを伝える代替案としてソナーを使ったところ、案の定誤解されて撃沈してもかまわない命令を受けていた伊201から攻撃を受けることになる。
潜水艦かつ夜間戦闘で不慣れ、さらに装備も枯渇していたため苦戦を強いられたが、救出していたヴィルヘルミーナがアドバイスを送ったのと、掃海具を使用した戦法の果てに、爆雷を近距離圏で命中させ、伊201を浮上させる。その後伊201は救援を求める形で制止する。
本艦を含め、この世界において「潜水艦」に分類される艦艇は全て男性のみで運用されている。
スキッパー
劇中に登場する水上オートバイの名称。第1話冒頭で使用された小型のものから、安全装置やカバーを搭載した中型などが存在する。晴風に中型二隻積載している他、ブルーマーメイドも人命救助活動などに使用している(作中では飛行船から降下している)。最高時速はおおよそ100ノット。中学生から免許を取得することができ、最初は小型スキッパー免許を取得し、1年以上無違反でさらに技能試験に合格して中型スキッパー免許が取得できる。
新橋商店街船
晴風に救難信号を送った民間船。全長135m、総トン数14000。総乗員552人。船内には居住区画と商業区画が設置されており、船全体が街として機能している。座礁し、浸水による後部持ち上がりにより破断、沈没した[注 51]

スタッフ[編集]

  • 原作 - AIS(OVAではAAS表記)
  • 原案 - 鈴木貴昭
  • 監督 - 信田ユウ
  • 監督補佐 - 橋本能理子(第2話 - )、小林公二(第4話 - )
  • シリーズ構成 - 吉田玲子
  • キャラクター原案 - あっとしのづかあつと(ミーナ、テアを除くシュペー乗員)[28]野上武志(もえか除く武蔵乗員)[29]
  • キャラクターデザイン - 中村直人
  • 世界観デザイン - 石津泰志
  • プロップデザイン - 宮本崇
  • 美術監督 - 佐藤正浩(第1 - 11話)、わたなべけいと(第4、6話)、松本克樹(第4、8、10 - 12話、OVA)
  • 美術設定 - 佐藤正浩、藤瀬智康(第4話 - )
  • 色彩設計 - 池田ひとみ
  • 撮影監督 - 林コージロー
  • 編集 - 吉武将人
  • 3DCGディレクター - 宮風慎一
  • 音響監督 - 森下広人
  • 音楽 - 小森茂生
  • 音楽プロデューサー - 山内真治
  • 音楽制作 - アニプレックス
  • プロデューサー - 柏田真一郎、神宮司学(OVA)、赤坂泰基、久保田淳一、大和田智之、大塚則和、村上弘明、黄樹弐悠
  • アニメーションプロデューサー - 加藤晋一朗・沼田広(TV)、青木零一(OVA)
  • アニメーション制作 - Production ims
  • 製作 - 海上安全整備局(アニプレックス、KADOKAWAアスミック・エースBS11コンテンツシード、クロメア)

主題歌[編集]

オープニングテーマ「High Free Spirits[5](第1話 - 第11話、OVA)
作詞・作曲 - 山崎佳祐 / 編曲 - 溝口雅大 / 歌 - TrySail ( アニプレックス )
第1話ではエンディングテーマとして、第12話では挿入歌として使用。
エンディングテーマ「Ripple Effect」(第2話 - 第12話、OVA)
作詞・作曲・編曲 - ZAQ / 歌 - 春奈るな ( SMEレコーズ )
挿入歌「わたしたち記念日」(OVA)
作詞 - 稲葉エミ / 作曲 - eba / 歌 - 岬明乃(夏川椎菜)、知名もえか(雨宮天

各話リスト[編集]

話数[注 52] サブタイトル[30] シナリオ 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
#1 初航海でピンチ! 吉田玲子 信田ユウ 山川宏治、滝川和男、垣野内成美、永野孝明
萩尾圭太、土屋浩章、藤田正幸
中村直人
奥田陽介
幼い頃、岬からブルーマーメイドの旗艦・大和を見た岬明乃と彼女の幼馴染の知名もえかはお互いブルーマーメイドになろうと誓いを立てる。その後明乃は別地に引っ越す。時は流れ、9年後。神奈川県横須賀市にあるブルーマーメイドを養成学校「横須賀女子海洋学校」に明乃は入学し、そこでもえかと再会。入学者たちは教育艦に配属され、明乃は晴風の艦長に、もえかは武蔵の艦長に任命された。 4月5日、初の海洋実習として、晴風を含む艦隊は集合地点の西之島新島沖へ向かう。だが、いくつかのトラブルにより、晴風は4時間遅刻して集合地点に到着する。そこで待っていたのは古庄教官が指揮する教官艦・猿島からの砲撃であった。打電や旗信号にも応じず撃沈させようとする猿島に対し、明乃は乗組員の生命を重視し、反撃を決意。模擬弾頭の魚雷を用いて、猿島の機関を損傷させ、海域を離脱する。その頃、猿島の司令室の中、古庄は公安管理局へ猿島は晴風から攻撃を受けたと打電していた。その打電により、晴風および乗艦者たちは反乱者として扱われ、彼女たちは追われる身となる。
#2 追撃されてピンチ! 吉田玲子 信田ユウ
笹嶋啓一
橋本能理子 サトウミチオ、小澤円、森前和也、小林真平
柏敦志、永野孝明、桑原良介
山田有慶
4月6日、事情を説明すべく艦隊の次の合流地点である鳥島沖へ向かっていた晴風。だが、海上ラジオの放送を聴き事態を把握した明乃らは、事態が複雑化していることを知る。そこで戦闘になる可能性を避けることや副艦長の宗谷ましろの進言もあり、横須賀への帰投に目標を変更する。 途中でドイツの留学生艦・アドミラル・シュペーと遭遇。敵対する意思がないことを示そうとするが、シュペーからは攻撃を受けてしまう。機関部の問題から船速を上げて振り切ることが難しいため交戦を決意。その最中、同艦から脱出するボートとその船がシュペーの攻撃で撃沈されるのを目撃する。明乃たちは、その人物の救出も決意。晴風は主砲でシュペーの機関部を損傷させ、ボートの少女を救出した後に海域を離脱する。その少女の安否を確認し、安堵のひと時を送った晴風の下に武蔵艦長のもえかより非常回線通知が入り、非常事態による救援要請が求められる。
#3 パジャマでピンチ! 鈴木貴昭 信田ユウ
笹嶋啓一
住吉嵐 芳賀亮、山根まさひろ、柏淳志、小野孝明
土屋浩章、栗原学、後藤依子、甲田正行
今井雅美、和合薫
中村直人、小林真平、山田有慶
4月8日、海洋学校校長の宗谷 真雪を含む教員らは海上安全整備局が学校所属の艦が多数行方不明になっていることを受けて強硬手段を準備していることに苦慮していた。同じ頃、明乃は救援要請を知りつつも、あくまで横須賀への帰投を優先しようする。だが、海上安全委員会が横須賀女子海洋学校所属艦の異常行動を受け、学校所属の艦は各地への寄港禁止と、晴風については撃沈を許可する通信を傍受。それを聴いた明乃は決断に迷いが生じるが、現在の晴風が置かれている状況やましろの主張を受け、苦渋の決断で断念。この状況の報告と自らの潔白を証明すべく、危険を承知の上で横須賀への帰投を急ぐ。 そんななか、晴風は東舞校・伊201と接触。伊201から魚雷攻撃を受けるが、ボートの少女、ヴィルヘルミーナの力も借りて、爆雷によって伊201に損傷を与えることに成功し、海域から離脱する。明乃はヴィルヘルミーナと情報交換し、シュペー内で突如異常事態が発生したことを知った最中、校長の宗谷が学校に所属する艦に対して横須賀へ帰投する命令を出す。横須賀への帰投が可能となり、安堵する乗員。晴風の反乱者扱いも一旦保留となる。
#4 乙女のピンチ! 吉田玲子 藤森カズマ 阿部達也 キム ゼヒョンほか 中村直人、奥田陽介、サトウミチオ
4月13日、学校からの命令を受け、帰投を急ぐ明乃達だったが物資不足が判明し、明乃達は物資の調達を行うために艦を離れる。そんな中、松永と姫路は漂流物を漁り、ある箱を拾い開けると、小動物が箱から飛び出し艦内に脱走する。明乃たちが物資の調達を終えて帰ろうとした所、ブルーマーメイドに追いかけられ拘束されてしまう。一方、晴風では、明乃達との合流の時間になり、周りを確認しているとブルーマーメイドの艦隊が現れ、包囲されてしまう。突然いつも無口でおとなしい志摩が好戦的な性格に変貌し、包囲した艦船に向かって発砲するが、ヴィルヘルミーナの活躍により事態は収束する。そこに明乃達が現れ、艦隊が味方であり補給艦であることを知らせる。 補給作業中に艦隊側の代表平賀と対面し、明乃は改めて猿島に対する攻撃は自衛目的であったことを報告。発砲した志摩については聴取を行うことで保留となり、小動物についてはひとまず鏑木が管理することになる。そして、補給が終了したという報告を受けた際、武蔵が行方不明になっていることを明乃は知る。
#5 武蔵でピンチ! 岡田邦彦 笹嶋啓一 越田知明 三島千枝、森下勇輝、一橋優一、岩田幸大
斉藤育実、阪本麻衣、森田和也、王國年
中村直人、山田有慶、小林真平
4月14日、明石、間宮と別れた晴風は一路帰港の途につくはずだったが、志摩の聴取を急ぎ行うこととなり、岩礁で停泊することになる。その頃、真霜は古庄のもとを訪れ、古庄から当時の状況を聴く。その最中、真霜は東舞校の艦隊が武蔵を発見したという連絡を受け取り、病院を後にする。同じ頃、東舞校の艦艇は武蔵との接触を試みるが、武蔵から攻撃を受け状況は一変。教員による連絡に応答せず、双方戦闘状態に突入する。 一方で晴風では志摩の取り調べが終わり、ヴィルヘルミーナの歓迎会が開かれ和やかなムードが漂っていた。そんな中、学校からの緊急連絡が入り、晴風は急ぎ該当海域へ向かい該当海域に到着する。乗員らは武蔵と東舞校の戦闘に恐怖を感じるなか、武蔵を視認した明乃は、もえかの救出に向かおうとする。ましろは思いとどまるよう明乃を説得するが、明乃はその制止を振り切り、スキッパ―で救出へ向かう。それを受け、ましろは明乃を支援すべくやむを得ず交戦を決意する。一方、武蔵に接近した明乃はもえかが無事なことを視認するが、漂流物に気づくのが遅れ海に投げ出される。
#6 機雷でピンチ! 鈴木貴昭 佐藤清光
藤森カズマ
佐藤清光 永野孝明、桑原良介、藤田正幸、栗原学
土屋浩章、森前和也、芳賀亮、ひのたかふみ
中村直人、奥田陽介
校長たちは東舞校の艦隊が武蔵によって行動不能となったこと、連絡が取れなくなった艦艇が増えたことの報告を受けていた。そして、武蔵をすぐに追跡できるのが晴風しかいないことが判明する。海上安全整備局もまた、事態の鎮圧に向け緊急会議を招集、特に武蔵に関しての会議を行う。その頃、明乃は武蔵の救援を断念し、失意のまま晴風に帰還する。海に転落した明乃は、入浴することになり、機関科の入浴に同席することとなった。一方、武蔵から距離を取った晴風だが、電子機器が謎の故障を起こしていた。原因は小動物であることが判明し、そこに鏑木から小動物に何らかのウイルスを保菌していること、一連の案件にこれが関わっていることが告げられる。 夜が明けると晴風は機雷に囲まれていることが判明する。安全と航路確保のため、スキッパ―を利用した掃海を実施。姫路と松永がスキッパ―に搭乗し掃海を行うが、機雷に接触してしまい二人は海に投げ出されたものの、明乃と鈴がすぐ救助に向かったため、事なきを得た。乗員が食事をとる最中、鏑木は自らを実験体にしてウイルスのワクチンを試すのであった。
#7 嵐でピンチ! 吉田玲子 笹嶋啓一 飯田薫久 飯田清貴、小澤円、王國年、相澤秀亮 中村直人、山田有慶、小林真平
4月22日、晴風は学校から武蔵の捜索を命令されたが、艦内の水不足を受け補給を優先事項とした。同月25日、航行していた晴風は霧が発生する海域を通過中降雨に遭遇。当直を務めていた明乃は落雷で恐怖にかられ、ましろの部屋に向かい交代を願い出る。そこで、明乃は雷のトラウマを部屋にいたましろとヴィルヘルミーナに告白した。 そこへ突然、商船からの救難信号を受信し、晴風はブルーマーメイド本部にその状況を報告し、現場へ急行する。現場に到着し、ましろとヴィルヘルミーナを中心とした臨時の救助隊を編成し、商船の救助活動を行う。救助活動を実施する最中、ましろが生存者でもある猫を発見し安堵するが、船体が遂に限界を迎え、前後2つに破断。ヴィルヘルミーナは何とか脱出するが、ましろは取り残されてしまう。その後、ブルーマーメイドの救助隊が到着し、ましろも無事救助された。鏑木がブルーマーメイドに小動物に関するレポートを渡すなどの報告を終える。そして、艦橋では明乃は自身の過去をヴィルヘルミーナは自らの思いを語るのであった。
#8 比叡でピンチ! 岡田邦彦 西島克彦 村田光
後藤礼雅
桜井正明、三井麻未、佐藤このみ、臼田義夫
宇良隆太、山田将司、今田茜、相澤秀亮
中村直人、奥田陽介
4月26日、濃霧を航行していた晴風は比叡に遭遇。対応を思案する最中、比叡が発砲。状況をブルーマーメイド本部に連絡し、派遣部隊が到着するまで距離を取って比叡を監視せよと命じられる。だが、幸子から比叡はトラック諸島に向かっており、派遣部隊が到着前にトラック諸島に到達すると報告される。小動物のウイルスによる感染拡大を防ぐため、明乃たちは比叡の航路を妨害することを決意。晴風は船速を活かして比叡の航路を妨害していたが、機関科から船速の維持ができないこと報告され、明乃たちは決断を迫られる。そこに猫たちのやり取りを見て明乃はある作戦を思いつく。 明乃は校長と通信を行い、現状の報告とその上で立案した作戦実行の許可を求め、校長は条件付で許可を出す。明乃は乗員たちに作戦内容の説明をし、作戦は実行された。最初の予定ポイントで座礁させることに失敗するが、明乃が考えていたもう一つのポイントで座礁させることに成功する。比叡の監視を兼ねて艦を停泊していた所へ派遣部隊が到着するのであった。
#9 ミーナでピンチ! 鈴木貴昭 祝浩司 安藤貴史
阿部雅司
棚澤香織、西田美弥子、芳賀亮
栗原学、土屋浩章、後藤依子
中村直人、小林真平
アドミラルティ諸島とトラック諸島の沖合に大型艦の目撃情報が報告され、晴風出航後、情報を分析した結果、アドミラルシュペーであることが判明。明乃は、乗員たちの意志とヴィルヘルミーナの思いを聞き、救出作戦実行を決意する。目的地に到着しシュペーを発見したが、当初の計画は頓挫してしまう。艦に直撃弾を受け、進退窮まるが、西崎がスキッパ―で接近しシュペーに乗り込む案を提案、明乃がそれを採用する。突入班を志願した明乃は艦の指揮をましろに任せ、スキッパ―でシュペーへ向かう。突入班を援護すべく晴風はシュペーを牽制するが、再び直撃弾を受け、牽制を中止。シュペーの射程範囲外への退避を決断する。 その頃、突入班はシュペーに到着。突入要員はシュペーに乗り込み、シュペー艦長テアの確保をもって艦の鎮圧は終結し、晴風に作戦成功の合図を送る。その後、シュペーの乗員と交流会が開かれるが、会を終えたらシュペーは自国の基地へ向かい、晴風は明石と合流する予定であった。そして、シュペーが出航し、幸子とヴィルヘルミーナは別れを惜しむのであった。その後、晴風は明石と合流する。
#10 赤道祭でハッピー! 吉田玲子 藤森カズマ たかたまさひろ 古矢好二、丸岡功治、植竹康彦
大西秀明、江間一隆、福地和浩
成松義人、相澤秀亮、王國年
中村直人、奥田陽介、山田有慶
柳原は赤道を越えていたことを受け、赤道祭英語版[注 53]の実施を提案する。明乃も修理中で動けないこともあり、実施を了承し、2日後に開くことが決定する。その頃、陸上では真霜を議長としたブルーマーメイドたちの会議が行われ、感染した艦の救出作戦である「パーシアス作戦」の実行が決定される。校長もまた、現状の報告を受け、陸上側は今後の方針が決定しつつあった。2日後、柳原は乗員らが祭りに関心がないことを知り、機関室に籠ってしまう。艦橋では学校からパーシアス作戦の詳細と参加要請の報告を受けていたところ、黒木から柳原が拗ねたことが伝えられるが、和住の機転によって柳原の機嫌は直り、一段落する。他の乗員らによって祭りの準備が完了したため、予定通り赤道祭が開催される。 祭りは滞りなく進み、柳原は自分のことを心配してくれた黒木に感謝の意と彼女が抱える不満を解消すべく、祭りの最後に相撲大会を開く。その後、鏑木が出し物として合唱を提案し、乗員らもそれに応じ、合唱の終わりを持って祭りは終了する。
#11 大艦巨砲でピンチ! 岡田邦彦 笹嶋啓一 村上勉 吉田巧介、飯飼一幸、大木比呂
齋藤温子、山田英子
中村直人、小林真平
サトウミチオ、栗原学
乗員が祭りの片付けをする中、声をかけてきたましろに対して明乃は胸の内を吐露する。5月5日、武蔵が伊豆半島の沖合で発見されたと報告され、位置的に武蔵と近い晴風には対象の捕捉が学校から命じられる。武蔵と先に接触したのは晴風だったが、幸いにも直後に平賀の部隊が到着し、部隊が交戦する間、晴風は回避行動に専念する。一方、ましろは明乃が判断を下せない姿を見て、幸子らに指揮を任せ、明乃を副長室に連れて行く。時はさかのぼり、4月6日。当直中のもえかは異変を感じ、異常行動をしていなかった乗員と共に艦橋に立てこもり、後に救援要請をしたのであった。 平賀隊は策を講じて武蔵の救出に挑むが、全て失敗し、部隊は窮地に陥る。その状況は晴風側も確認し、副長室にいた明乃とましろにも伝えられたが、明乃は決断を下すことが出来なくなっていた。そんな中、二人の会話を聞いた柳原が行動に出る。柳原の言葉を受けたましろは決意を固め、明乃に思いのたけをぶつける。それを聞いた乗員らも自らの思いを発露し、それを聞いた明乃は奮起し、武蔵との対決を決断。武蔵艦橋のもえか達へ発光信号を送るのであった。
#12 ラストバトルでピンチ! 吉田玲子 西島克彦
藤森カズマ
橋本能理子 芳賀亮、小澤円、佐々木貴弘、土屋浩章 中村直人、山田有慶、奥田陽介
武蔵が浦賀水道に入るまで残り20分となった頃、明乃は校長に対し作戦実行の許可を求め、了承される。晴風は交戦するが、武蔵の主砲により機関部の浸水などの多数の損害を受け、回避行動にも支障が生じつつあった。そのため、明乃は離艦命令を出そうとしていた。その時、別方向から武蔵に対して砲撃が行われる。それは比叡、アドミラルシュペー、舞風、浜風や教官艦などによるものだった。 明乃は増援に来た艦と協力し新たな作戦として、晴風以外の艦が武蔵に対し牽制を行う間、晴風が武蔵に接近接舷する作戦を実行する。武蔵に激突しながらも接舷した晴風は突入部隊が感染した武蔵生徒を制圧。明乃は一人艦橋へ向かい親友のもえかと再会し、喜びを分かち合った。晴風は武蔵らと共に横須賀へ帰港し、1ヶ月ぶりに陸に足を付ける。しかし、度重なる戦闘による損傷で晴風は沈没を始める。晴風乗員は晴風の沈没を悼み、明乃は晴風に敬礼し物語は幕を下ろす。
OVA
前編
納沙幸子がピンチ! 岡田邦彦 藤森カズマ
信田ユウ
阿部雅司 飯田清貴、棚澤香織、山根まさひろ、沼田広
藤田正幸、栗西祐輔、滝川和男
和合薫、倉谷亮多
OVA
後編
納沙幸子もピンチ!? 鈴木貴昭 しまづあきとし
信田ユウ
石倉礼 久松沙紀、棚澤香織、藤田正幸、今田茜
宇良隆太、山根まさひろ
和合薫、倉谷亮多

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [31] 備考
2016年4月10日 - 6月26日 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) BS11 日本全域 製作委員会参加 /BS放送
ANIME+』枠
TOKYO MX 東京都
とちぎテレビ 栃木県
群馬テレビ 群馬県
2016年4月12日 - 6月28日 火曜 1:35 - 2:05(月曜深夜) テレビ愛知 愛知県
2016年4月13日 - 6月29日 水曜 0:00 - 0:30(火曜深夜) KBS京都 京都府
水曜 0:30 - 1:00(火曜深夜) サンテレビ 兵庫県
水曜 2:05 - 2:35(火曜深夜) テレビ北海道 北海道
TVQ九州放送 福岡県
水曜 23:00 - 23:30 AT-X[32] 日本全域 CS放送 / リピート放送あり

2017年1月から3月までBS11にて「パッケージリマスター版」として再放送された。なお、番組タイトルについては1話から「ハイスクール・フリート」として放送。全12話終了の翌週(2017年3月31日)には、OVA前編「納沙幸子がピンチ!」が特別先行放送された[33]

作品の舞台とタイアップ企画[編集]

衣笠商店街に設置されたパネル

作品中で横須賀市が登場することから、横須賀市内でのタイアップ企画が行われている。

  • 横須賀市内を巡る旅行企画やスタンプラリーをJR東日本横浜支社が開催。
  • 横須賀市内の商店でアニメキャラクターの等身大パネルが設置や市内の一部商店で500円以上の買い物で非売品の缶バッジがもらえるキャンペーンの実施。
  • 横須賀中央の「さかくら総本家」では店内のスペースに等身大パネル34個を設置して展示。
  • 横須賀市内の対象店舗でオリジナルメニューを注文しキャラクタースタンプを集めると、オリジナルの景品がもらえるスタンプラリーを実施[34]
  • 2016年4月25日より、日本郵政南関東支社が神奈川県内の一部の郵便局(131局)と「郵便局のネットショップ」にて「はいふり」を題材としたオリジナルフレーム切手セットを限定(3000セット)販売した[35]
  • 2016年9月24日には横須賀芸術劇場にて、アニメ出演声優やアーティストが登壇したイベントが行われた。Lynn(宗谷ましろ役)や黒瀬ゆうこ(納沙幸子役)、TrySailなどが参加している[36]
  • 2016年5月14日より、「よこすか海軍カレー」の本作とのコラボレーション版が株式会社ヤチヨより発売されている[37]

関連商品[編集]

BD / DVD[編集]

発売日 収録話 規格品番
BD限定版 DVD限定版
1 2016年6月22日 第1話 - 第2話 ANZX-11921/2 ANZB-11921/2
2 2016年7月27日 第3話 - 第4話 ANZX-11923/4 ANZB-11923/4
3 2016年8月24日 第5話 - 第6話 ANZX-11925/6 ANZB-11925/6
4 2016年9月28日 第7話 - 第8話 ANZX-11927/8 ANZB-11927/8
5 2016年10月26日 第9話 - 第10話 ANZX-11929/30 ANZB-119229/30
6 2016年11月23日 第11話 - 第12話 ANZX-11931/2 ANZB-119231/2
OVA 2017年5月24日 前編 - 後編 ANZX-11933/4 ANZB-11933/4

CD[編集]

2016年4月6日に岬明乃(夏川椎菜)と知名もえか(雨宮天)によるキャラクターソング『わたしたち記念日』が発売された[38]

漫画[編集]

月刊コミックアライブ』(KADOKAWA/メディアファクトリー)の2015年12月号(10月27日発売)にて阿部かなりによる漫画『はいふり』が連載開始された[39][40]。内容はテレビアニメ本編の前日譚となっている。こちらはタイトルの変更はないが、単行本の表紙には「Peaceful Diary of HIGH SCHOOL FLEET」が表記されている。1巻発売後は、本編の舞台裏や幕間といった話に移っている。

また、『月刊コミックアライブ』の2016年8月号(6月27日発売)から槌居によるヴィルヘルミーナの過去を描くスピンオフ漫画『ハイスクール・フリート ローレライの乙女たち』が連載されている。

アンソロジー

KADOKAWAMFコミックスよりアンソロジーコミックが発売されている。

  1. 『ハイスクール・フリート アンソロジーコミック』2016年6月30日発行、ISBN 978-4-04-068243-3

小説[編集]

  • 姫ノ木あく(著)・桝石きのと(イラスト)・AIS(原作)『ハイスクール・フリート いんたーばるっ』、KADOKAWA〈MF文庫J〉
  1. 2016年6月30日発行(同月24日発売[45])、ISBN 978-4-04-068423-9
  2. 2016年12月25日発行(同月23日発売[46])、ISBN 978-4-04-068749-0

ファンブック[編集]

2016年12月7日発売[47]ISBN 978-4-04-068443-7

  • 『横須賀女子海洋学校 出席簿』 © AIS/海上安全整備局

2016年5月1日発行、表紙含めカラー44ページ、約140mm x 190mm

モバイル[編集]

いずれもスマートフォン端末向けのアプリケーション。

  • 「はいふり」公式アプリ(2016年3月26日配信開始) - 無料アプリ
  • 嫁コレ 岬明乃(2016年4月15日配信開始)
  • 嫁コレ 宗谷ましろ(2016年4月15日配信開始)

Webラジオ[編集]

明乃とましろのハイスクール・フリートラジオ 晴風艦内放送』のタイトルで、2016年4月9日から7月2日までニコニコ生放送にて毎週土曜日23時30分に配信されていた[48]。また、ニコニコ生放送の2日後、HiBiKi Radio Stationにて毎週月曜日に本放送のアーカイブ配信と「楽屋裏」が更新された。4月9日配信分は『明乃とましろのはいふりラジオ(仮)』第0回として配信された。パーソナリティは夏川椎菜(岬明乃 役)とLynn(宗谷ましろ 役)。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ ロゴには「BLUE MERMAID」も併記。
  2. ^ EPGでは「ハイスクール・フリート」に変更されたが、各局公表の番組表では「はいふり」のままである(ただし、各局のホームページの週間番組表やTOKYOMX、サンテレビ発行の5月・6月の月間番組表では「ハイスクール・フリート」となっている)
  3. ^ レシプロ機など揚力で飛ぶ飛行機は存在しないが、飛行船、ロケット推進のミサイル等は存在。
  4. ^ 西郷隆盛と、中岡慎太郎をはじめとする海援隊士たちにより坂本龍馬近江屋事件の危機を脱しており、後に五代才助や、明治政府内での政策の違いから下野した西郷と共に日本初の海運会社「坂本商会」を設立し、世界各国と貿易外交を展開して外交関係を深め、龍馬の尽力により世界大戦は最小限に抑えることができたことになっている。日露戦争後の講和条約により大陸への足掛かりを失い、後の日本の地盤沈下に伴う国土縮小や海洋国家の近代・拡大化などにより必然的に海軍に力を入れる結果となってしまい、陸軍は存在しない[3]
  5. ^ これは同校において、副長であることを示す装飾品ということになっている。
  6. ^ 自身の航海日誌を「裏航海日誌」として艦内ネットで配信しており、BD版ブックレット内の「納沙幸子の裏航海日誌(検閲済み)」ではその独特の濃すぎる文書で記載されている。
  7. ^ 特に「仁義のない戦い」シリーズはDVD-BOXを持参してくるほどであり、今回の航海を機に晴風乗員に普及させようと目論んでいた。
  8. ^ 特にBD4巻ブックレット内の裏航海日誌での4月15.19日においては検閲により一部削除、4月16.17.20日においては全文削除されており、彼女と何かしらで親睦が行われた模様。
  9. ^ ダーツで的の真ん中に当てることに快感を覚え、一発必中を極めるために、小学生の頃から兄の物理教科書を読んで勉強していたほど。
  10. ^ 花札も好きで、私物で持ち込んだ花札は砲術指揮所内で親しまれている。
  11. ^ 将来大型艦の主砲を撃つのが夢であり砲術長を目指していたが、中学の頃から視力が落ち始め、砲術長はあきらめても砲術関係の仕事に就こうと努力した経緯がある。
  12. ^ 弾道学を体感しようとはじめたものであり、その甲斐もあり物理学流体力学などを理解した。
  13. ^ 元プロボウラーの母親の影響。実家は内陸部である群馬県の 老舗旅館で将来的に女将になる予定だが、継ぐ前にせめて大海原で好きなことを一度だけしたいと海洋女学校に入学した経緯がある。旅館の経理の手伝いなどをしていたため計算能力に長けており、算盤も段持ちで暗算も得意。。
  14. ^ プロボウラーである父親の影響。母親は遠洋定期船の乗組員で、母親やブルーマーメイドの「海で働く女性」の姿に憧れて海洋女学校に入学した経緯がある。
  15. ^ 水ナスの漬物は入手困難であり、本人はいつもそれを嘆いている。
  16. ^ 幕末から明治まで造船と貿易で財を成した財閥であり、現在も東海地方を中心に居住用フロート船などの建造を受け持っている。彼女は個人用のフロート船を所有しており、その浮世離れしすぎた生活のためか金銭感覚と価値観が若干ズレている。
  17. ^ 本来艦橋要員がラッパ手を務めるが、彼女以外にラッパの吹鳴のできる人間がいなかったため代わりに担当し、本人も上手くなろうと最初は船底部で練習していたが怪談騒動になったため、以後は甲板上で練習するようになった。
  18. ^ 龍馬の実姉の坂本乙女の薙刀術と型が似ているが関連は不明。
  19. ^ 報告・連絡などに支障をきたすと努力して標準語に矯正したが、イントネーション的に若干不自然な発音になってしまい、どうしても「〜ぞな」だけは直せなかった。
  20. ^ 持ち船だった貨客船がスクラップとして家の近くに放置されており、小さい頃から遊び場としていたことが海洋学校を志すきっかけになった。
  21. ^ 実家はクリーニング屋で、ブルーマーメイドの制服や信号旗を見ている内にブルーマーメイドに興味を持ち、周囲からはマスコミ関係の職の方が相応しいと言われたがブルーマーメイドを目指した経緯がある。
  22. ^ 将来はブルーマーメイドになって寄港地の宝くじで一攫千金を狙ってみせると野望を抱いている。
  23. ^ 小学時代に学校の運動場で油田を発見したり、中学時代に学校の裏庭で温泉を掘り当てるなど、その界隈では有名であり、周防神社でこっそりダウジング占いを行っており、よく当たると一部で大変な人気。海洋女学校に入学したのもダウジング占いの結果という経緯を持つ。
  24. ^ 艦内の双眼鏡のメンテナンスも趣味と実績を兼ねてこっそり行っている。
  25. ^ 幼い頃より祖父と一緒に時代劇を観て、偶然にも江戸を舞台にした時代劇が多かったため、自然と江戸弁になった。
  26. ^ ただし忙しくなると記憶がおぼろげになり作業も大雑把になり、漫画版「はいふり」の入学試験での実習試験時もその大雑把さを出している。
  27. ^ 漫画「はいふり」ではブルーマーメイドのイベントに行った時にましろの姿を見て憧れを抱いたとなっている。漫画版では房総弁を直そうと努力している様子が描かれている。
  28. ^ 小学校の社会科見学で見た醤油醸造と、その工場に置いてあったディーゼル機関車を見て以来、麻侖を巻き込んで今でものめり込んでおり、麻侖と一緒の学校に行きたいのと、ディーゼル機関を勉強したいと海洋女学校に入学した経緯がある。
  29. ^ 視力がマチコの次に良かったため見張り員の打診を受けたが機関員志願だったため断っている。
  30. ^ そのプロポーションのためよくナンパされ、海水浴に行き辛いと悩んでいた所を祖父が知り合いの所有するプールを紹介し、偶然にもその知り合いがブルーマーメイドで機関長を務めていたことがあり、現在でもブルーマーメイドが訪れ色々と話を聞いている内に興味が湧き、知り合いと同じ機関関係に努めたいと女子海洋学校に入学した経緯がある。
  31. ^ 時々何気なく書く図面は、時には父親に強いインスピレーションを与えるほど天性の才があり、機関関係に強い興味を持ち、女子海洋学校で機関関係を勉強しようと入学した経緯がある。
  32. ^ ドイツは女性海洋活動組織化に至っては後進国であり、国際的に追いつくために他国との共同訓練を積極的に取り入れている。ヴィルヘルムスハーフェン校はキール校と同年に設立されたドイツでは最古の女子海洋学校である。
  33. ^ 物語の世界では世界大戦に日本は参戦しておらず、横須賀女子海洋学校設立時より在任しており、優れた指導力により幾多の優秀な船乗りを輩出している。幸子は五十六の事を「狸猫」と呼んでいる
  34. ^ 横須賀女子海洋学校卒業生であり、ブルーマーメイド時代は任務部門で数々の任務を達成し、その指導力の高さで救難支援部門に移動し養成学校の教官になった後、真雪に引き抜かれた経緯がある。
  35. ^ 艦橋に自分用の踏み台を持ち込んでいる。
  36. ^ 元々成績が良く、主計科以外への転属も打診されたが、間宮以外の艦は選べないと間宮乗艦を強く希望した経緯がある。
  37. ^ 実家が和菓子屋である杵崎姉妹も、その知識や経験を活用したいと間宮配属を打診されたが、直接教育艦に乗艦したいと断っている。
  38. ^ 日本語としての正しい表記は「ウイルス」だが、第8話作中の「密閉環境における生命維持および低酸素環境に適応するための遺伝子導入実験」報告書には「ウィルス」と表記されている。
  39. ^ 坂本龍馬が女性の私塾として設立した「女子海援隊」が前身であり、当時第一期生として入隊し、近江屋事件より龍馬に付き添っていた宗谷雪(愛称「お雪」)が国際的にも対応できるよう尽力して設立したのがはじまりであり、19世紀前半の世界動乱期において、太平洋上の船団護衛のために坂本商会がハワイ王国に働きかけて編成・駐留させた女子海援隊護衛部隊(名目上ではハワイ王国海軍所属)によるその献身的な活動は世界各国の女性から羨望視され、各国の女性海洋活動組織化を促進させる要因にもなっており、その名残で国際機関としての本部はハワイ王国のニイハウ島に置かれている。やがてその後、世界各国も女性の海洋活動組織化を採用し、その功績もあり政府より海上安全委員会初代委員長就任を依頼されたが、後進の育成に尽力すると断り、日本初の女子海洋学校「呉海洋女学校」の初代校長に就任した。
  40. ^ 潜水艦の登場に伴い潜水艦も配備することとなり、潜水艦の構造故に体力的にも衛生面でも女性より男性が適しているため男性のみの組織となった。
  41. ^ 第1話の入学式の看板より。
  42. ^ 他にもの青地や東舞鶴の黄色地、舞鶴佐世保など、各校によってカラーリングが分けられている。
  43. ^ 9年前、当時ブルーマーメイドの旗艦であった大和も除籍後は呉海洋女学校の超大型直接大型艦として就役している。
  44. ^ 世界的大企業として成功した坂本商会といえども女子海援隊を恒久的に運営維持ができるとは言い切れず、国家機関として運営した方が最良との判断で日本政府に譲渡したのがはじまり。
  45. ^ 20世紀にアフリカ諸国での内戦で日本人も出稼ぎとしてアフリカに渡って外国人傭兵として活動しており、40年代にアフリカ内戦の収束と同時に帰国した際に銃火器を持ち込む者や、武器商人とパイプを持った者がその後も取引をするなど、やがて海上暴力団体として活動することとなる。
  46. ^ 本家でもレーダーを装備した艦が存在する。
  47. ^ 第1話でもえかが持っていた書類より。
  48. ^ 他にも呉の大和をはじめ舞鶴の信濃、佐世保の紀伊など、各校に一隻ずつ配備されている。
  49. ^ かつては艦内に幾多の工作室があったが、時代の流れによる換装技術の発達とともに武器倉庫の拡張など大幅に改装されており、かつてあった機材などは姉妹艦である朝日などに配備された。
  50. ^ 劇中および公式サイト等では「アドミラルシュペー」という呼称で統一されている。ただし、『ファンブック』においては「アドミラル・グラフ・シュペー」となっているため、この表記とする。
  51. ^ 実際のリバティ船も船体折損事故(自然崩壊)が多発した経歴がある。
  52. ^ アニメ本編内での字幕表記は「第1話」「第2話」の形式、アニメ公式サイト内での表記は「#1」「#2」の形式になっている。
  53. ^ 一言でいえば「船舶が赤道を過ぎるときに船内で行われる祭り」である。

出典[編集]

  1. ^ 「のんのんびより」あっとキャラ原案の4月アニメ「はいふり」PVが公開”. ナタリー (2016年2月14日). 2016年2月17日閲覧。
  2. ^ スタートしたばかりのアニメ「はいふり」、1話放送後に「ハイスクール・フリート」にタイトル変更 ※ネタバレあり”. ねとらぼ (2016年4月10日). 2016年4月13日閲覧。
  3. ^ BD1巻限定版ブックレット「ハイスクール・フリートの背景 〜世界とブルーマーメイドの成り立ち〜」より。
  4. ^ 新アニメ企画『はいふり』が、本日発売の月刊コミックアライブ表紙に! キャラ原案は『のんのんびより』のあっと氏!”. アニメイトTV (2015年8月27日). 2016年2月19日閲覧。
  5. ^ a b 4月新番『はいふり』OPテーマは、人気女性声優ユニット「TrySail」が担当!? 気になる放送局、PV第1弾も公開に”. アニメイトTV (2016年2月15日). 2016年2月17日閲覧。
  6. ^ アニメ主人公に厳重注意?「はいふり」とタイアップ”. 横須賀海上保安部 (2016年4月1日). 2016年4月2日閲覧。
  7. ^ 横須賀海保「アニメに厳重注意?」 TV新作アニメ「はいふり」放送前にツイート”. 横須賀経済新聞 (2016年4月1日). 2016年4月2日閲覧。
  8. ^ 『ハイスクール・フリート × 黒船電車の旅』の旅行商品設定が決定! (PDF)”. 東日本旅客鉄道 (2016年4月28日). 2016年5月2日閲覧。
  9. ^ 月刊コミックアライブ、2016年6月号付録 4頁。
  10. ^ 月刊コミックアライブ、2016年6月号付録 5頁。
  11. ^ 月刊コミックアライブ、2016年6月号付録 8頁。
  12. ^ 月刊コミックアライブ、2016年6月号付録 9頁。
  13. ^ 月刊コミックアライブ、2016年6月号付録 6頁。
  14. ^ 月刊コミックアライブ、2016年6月号付録 7頁。
  15. ^ a b c 月刊コミックアライブ、2016年6月号付録 14頁。
  16. ^ a b c 月刊コミックアライブ、2016年6月号付録 15頁。
  17. ^ a b c 月刊コミックアライブ、2016年6月号付録 16頁。
  18. ^ a b c 月刊コミックアライブ、2016年6月号付録 17頁。
  19. ^ a b 月刊コミックアライブ、2016年6月号付録 11頁。
  20. ^ a b c 月刊コミックアライブ、2016年6月号付録 12頁。
  21. ^ a b c 月刊コミックアライブ、2016年6月号付録 13頁。
  22. ^ a b 月刊コミックアライブ、2016年6月号付録 19頁。
  23. ^ a b c d 月刊コミックアライブ、2016年6月号付録 18頁。
  24. ^ a b 月刊コミックアライブ、2016年6月号付録 10頁。
  25. ^ メガミマガジン』2016年6月号、2016年3月30日、 23頁、 JANコード 4910086430669、2016年4月30日閲覧。
  26. ^ ブルーマーメイドの脚注にある通り、こちらでは潜水艦運用に関する教育も行う。
  27. ^ BD4巻限定版ブックレット「仁義のない争い 〜その成立の背景〜」より。
  28. ^ https://twitter.com/sinozuka_atsuto/status/739117399417331714
  29. ^ 『ハイスクール・フリート ファンブック』P.148
  30. ^ STORY”. TVアニメ「はいふり」オフィシャルサイト. 2016年4月10日閲覧。
  31. ^ テレビ放送対象地域の出典: 放送分野の動向及び規制・制度(資料2)”. 政府規制等と競争政策に関する研究会通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2 (2009年10月9日). 2016年8月12日閲覧。 基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号 (1988年10月1日). 2016年8月12日閲覧。 地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2016年8月12日閲覧。
  32. ^ はいふり”. AT-X. 2016年3月10日閲覧。
  33. ^ ハイスクール・フリート公式ツイッター(2017年3月31日)
  34. ^ 『ガルパン』大洗町に続け! 『ハイスクールフリート』が横須賀の町おこしに効果をもたらす!? - 2016年08月25日 21時00分 おたぼる
  35. ^ テレビアニメ「はいふり」を題材としたオリジナルフレーム切手セットの販売開始 - 2016/3/25 日本郵便株式会社
  36. ^ 『はいふり』スペシャルイベント出演キャスト&アーティスト決定 - 2016/6/20 アニメイトタイムズ
  37. ^ ハイスクール・フリート×よこすか海軍カレー - 公式サイト(2017年5月28日閲覧)
  38. ^ きゃらそん”. TVアニメ「ハイスクール・フリート」オフィシャルサイト. 2016年2月7日閲覧。
  39. ^ あっとキャラ原案「はいふり」マンガ版など、アライブで新連載3本開始”. コミックナタリー (2015年10月27日). 2016年2月7日閲覧。
  40. ^ 月刊コミックアライブ 2015年12月号”. メディアファクトリー. 2016年4月10日閲覧。
  41. ^ はいふり 1”. 月刊コミックアライブ オフィシャルサイト. KADOKAWA・メディアファクトリー. 2016年4月23日閲覧。
  42. ^ はいふり 2”. 月刊コミックアライブ オフィシャルサイト. KADOKAWA・メディアファクトリー. 2017年2月23日閲覧。
  43. ^ ハイスクール・フリート ローレライの乙女たち 1”. 月刊コミックアライブ オフィシャルサイト. KADOKAWA・メディアファクトリー. 2016年10月22日閲覧。
  44. ^ ハイスクール・フリート ローレライの乙女たち 1”. 月刊コミックアライブ オフィシャルサイト. KADOKAWA・メディアファクトリー. 2017年2月23日閲覧。
  45. ^ ハイスクール・フリート いんたーばるっ”. MF文庫J オフィシャルサイト. 2016年6月24日閲覧。
  46. ^ ハイスクール・フリート いんたーばるっ 2”. MF文庫J オフィシャルサイト. 2016年12月23日閲覧。
  47. ^ ハイスクール・フリート ファンブック”. 株式会社KADOKAWA オフィシャルサイト. KADOKAWA・メディアファクトリー. 2016年12月8日閲覧。
  48. ^ WEBラジオ「明乃とましろのはいふりラジオ(仮)」配信決定!”. TVアニメ「ハイスクール・フリート」オフィシャルサイト (2016年3月26日). 2016年3月27日閲覧。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

BS11 ANIME+ / TOKYO MX 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜)
前番組 番組名 次番組
ハイスクール・フリート
(BS11製作委員会参加)